平成26年9月11日(木)午前10時00分開会

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板垣  致江子  委員長       山口  正雄  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(16名)
 1番 高橋  一司  委員        2番 高橋  一郎  委員
 3番 舩山  利美  委員        4番 山口  正雄  委員
 5番 白鳥  雅巳  委員        6番 片平  志朗  委員
 7番 吉田  美枝  委員        8番 梅川  信治  委員
  9番 川合   猛   委員       10番 髙橋   弘  委員
11番 板垣  致江子  委員   12番 髙橋   篤  委員
13番 田中  貞一  委員       15番 佐藤   明   委員
16番 伊藤  俊美  委員       17番 殿岡  和郎  委員
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長                            
板垣 俊一 総務課長                      山口 広昭 企画財政課長
山田 俊彦 税務課長                   相澤 和吉 危機管理課長
安部 史生 文化会館整備課長          尾形 真人 文化会館企画運営主幹
笹原 修一 市民課長                       佐藤 賢一 福祉課長
小野田 新一 保健課長                    大友 直秀 農林課長
髙梨 敏彦 商工観光ブランド課長      新野 甚吉 建設課長
鈴木 隆一 上下水道課長                 濱田 俊明 会計管理者
猪野   忠 教育長                         吉田 正幸 管理課長
堀   裕一 学校教育課長                 田中 吉弘 社会教育課長
江口 和浩 スポーツ文化課長            髙橋 清数 選挙管理委員会事務局長
稲月 一雄 農業委員会                                   (併)監査委員事務局長
                事務局長
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事務局職員出席者
大沼 豊広 事務局長              田中   聡 局長補佐
安部 真由美 庶務係長      小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 議第55号 平成26年度南陽市一般会計補正予算
      (第6号)
 議第56号 平成26年度南陽市国民健康保険特別
      会計補正予算(第1号)
 議第57号 平成26年度南陽市財産区特別会計補
      正予算(第2号)
 議第58号 平成26年度南陽市介護保険特別会計
      補正予算(第2号)
 議第59号 平成26年度南陽市水道事業会計補正
      予算(第1号)
 議第60号 平成26年度南陽市下水道事業会計補
      正予算(第2号)

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開      会
○委員長(板垣致江子委員)  御起立願います。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は16名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本会議に付託されました案件は、平成26年度補正予算6件であります。

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議第55号 平成26年度南陽市一般会計補
      正予算(第6号)
○委員長  初めに、議第55号 平成26年度南陽市一般会計補正予算(第6号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  山口広昭企画財政課長。
〔企画財政課長 山口広昭 登壇〕
○企画財政課長  〔平成26年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第55号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁はページ数、款項目を明示し簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  なお、災害に関する事項については、複数の課に関する質問もありますので、まとめて行います。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般について14ページから23ページまでについて質疑ございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  私から、2ページ、3ページの歳入の中で地方交付税関係です。
  今回、1億246万4,000円の減額というふうなことで、これは消費税の増税に伴ういわゆる消費税交付金の2,800万円が増えたというふうなこととの、ある程度の見合いの部分だというふうなお話がありました。
  ただ、いわゆる25年度に関して言えば、給与費削減の関係、地方交付税が減ってきたといううなことがあります。26年度に関しては、この給与費削減にかかわらず、いわゆる地方消費税の増税分の見合いというふうな関係での理解でよろしいのか。
  それと、来年度以降、この地方交付税の見積もり、それから地方消費税の見積もりというのは、やはり同じような形で26年度と踏襲するのか、その辺についてお伺いしたいと思います。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  高橋委員の御質問にお答え申し上げます。
  普通交付税の減額の補正というふうなことでございますが、普通交付税については、市政運営に係る経費、いわゆる単位費用でありますが、その積み上げを行いまして、その自主財源で賄い切れない部分を国が補?するという仕組みでございます。
  今年度につきましては、前年度比1億2,000万円ほどの減額補正ということになっておりますが、国ベースで平均1%、県13市においては平均1.2%ほどの減額になっているものでございます。これらについては、地方消費税増税分の地方消費税交付金が前年度比、予算ベースではなくて前年度比で申し上げますと6,000万円ほどの増額見込みとなるというふうなことがあり、国においてはこの部分を大きく考慮の上、算定したものと考えられるものでございます。
  以上のようなことによりまして、昨年度については職員のそういった部分というようなことも考慮に入れるという考え方でございましたが、今般の単位費用の考え方の中ではそういうものはございませんけれども、なお、消費税の部分については来年度さらに10%の予定もなされているというふうなこともございまして、不透明な部分もございます。現在のところについては国の情報収集を図りながら、適切に普通交付税を算定してまいりたいという回答にとどめさせていただきたいと存じます。
  よろしくお願いいたします。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  説明はわかりました。いわゆる単位費用の考え方はここで云々することもないんですけれども、いわゆる9月の補正で1億円の減になっていくというふうなことですね。ですから、例えば27年度の当初予算において、こういったことの見積もりは図っていくというふうなことで、特に減額の補正に関しては、歳入の減額に関してはやはり余り好ましくないんじゃないかなと私は思っております。
  したがって、27年度の当初の考え方ですね、それを今回のベースにして算定していくとすれば、過小の見積もりというふうなことになるのか、適正見積もりになるのかわかりませんけれども、その単位費用の考え方はいろいろあるものですから難しいかもしれませんけれども、極力いわゆる収入の減というふうなことは避けるというふうな観点から言えば、当初の見積もりに当たっての考え方をぜひお伺いしたいと思います。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  ただいまの質問にお答え申し上げたいと思います。
  高橋委員おっしゃるとおり、消費税の部分、こちらについて当初予算にきちんと反映させるべきであろうというお考えも理解するものであります。
  一方、これからの消費税の増税分については、まだ決定されてはおらないということもございますので、これからの当初予算編成の中においては国の動向、特に消費税が上がるのか、上がらないか、こういったものの動向も含めまして、その予算に間に合うかどうかという時期的な問題もございます。そのようなことを考えまして、十分に考慮に入れて予算編成に当たりたいと考えてございます。
  以上であります。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。私は、地方消費税に関して云々は言っていませんので、いわゆる交付税ですね。当然、地方消費税との見合いになるわけですから、お互いに一緒のことを言っているのかもしれませんが、私は消費税増税は反対ですので、その地方交付税の見積もりに当たっての話ということでお伺いしました。わかりました。
○委員長  ほかに、歳入についてございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。
  第1款議会費から第6款農林水産業費の24ページから43ページまでについて質疑ございませんか。
  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  25ページの2款総務費1項総務管理費7目企画管理費のふるさと納税事業費についてであります。
  ふるさと納税は、現在各自治体で重点的に推進されていると思います。本市でも、25年度は25%ほどアップしているようであります。県内の自治体の中には、前年度より数倍も金額が伸びているという自治体もあります。本市も報償費の補正をしておりますが、前年度でどの程度の伸びを見込んでいるのか最初にお聞きしたいと思います。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  舩山委員の御質問にお答えしたいと存じます。
  さきの総務常任委員会でも御説明申し上げましたが、現在のところ、昨年比の金額といたしましては約180%のふるさと納税については金額のお申し込みをいただいている状況でございます。
  また、ふるさと納税につきましては、昨年度から見ますと、同じ金額をいただいても1.5倍程度のお返しの品の金額をアップを図っているというようなこともございまして、このような金額をこのたび補正で計上させていただいたものであります。
  なお、今後につきましては、来年度に向けて国の菅官房長官も地域振興の一環としてふるさと納税を大いにPRしていきたいという考え方もございますので、そういった点も踏まえて検討してまいりたいと考えてございます。
  以上であります。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  全国では、市区町村あるわけですが、そのほとんどの自治体でふるさと納税を実施しているようであります。
  このふるさと納税の、さっきもおっしゃった魅力の一つにやはり納税者への特典がありますが、特典の全国人気ランキングというのがありまして、6月から8月までのいわゆる夏期間の全国50位までの人気ランキングというのがあって、山形県は5つの市町村が入っております。
  本市のランキングは載っておりませんでしたけれども、当然先ほど申し上げた数倍も伸びたと言われる自治体が入っておりまして、その5つの自治体のうち置賜では2つも入っております。ランクインしておりまして、長井市と飯豊町でありますが、特典の中身を比べてみても米、肉、果物、酒類などで大して大きな違いはないようであります。
  しかし、本市の場合は2万以上で5,000円相当の特産品1点と4万円以上で2点となっております。ランクインした市町を含めて上位人気の自治体、トップテンはほとんど全てですけれども、1万円以上で1万円から3万円というようなところですが、以上で5,000円相当のもの1点、3万円以上で2点となっております。南陽市より随分お得感があるというふうな特典であります。
  何もお返しの優遇合戦を求めているわけではありませんけれども、例えばそれで伸びるのであれば、ある程度他市町村を見習って工夫することも必要ではないかと思いますが、その辺どうでしょうか。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  お答えを申し上げたいと思います。
  今御提案の内容については、十分検討する必要があるだろうと。要するに南陽市についてもそういうある程度の魅力づくりを図りながら、ふるさと納税の金額アップに努めていくべきであろうというようなことがございますが、今年度については既にスタートしている事業でございまして、年度途中から変えますと、前の人と後の人という兼ね合いもございます。したがいまして、ぜひ来年度については前向きに検討してまいりたいと考えておりますので、御理解方よろしくお願いしたいと存じます。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  各自治体とも個人とのつながりも大事にしていると同時に、その町の自慢のPRもしているわけでありますから、本市も当初予算の何倍も超えるぐらいのうれしい補正をやれるように、知恵を絞ってアイデアを出していただきたい。要望であります。
○委員長  ほかにございませんか。
  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  質問をさせていただきます。
  24ページ、総務費、総務管理費全般についてちょっとお聞きをいたします。市長にお聞きをいたします。
  さきの一般質問でも質問をさせていただきましたけれども、循環バスについての質問でございます。
  主として西部バスの件で質問させていただきましたが、課長答弁では、その部落内、先般私間違えまして粡町のことを桐町と言ってしまいましたが、大変失礼をいたしましたけれども、粡町から中巻の部落内を走るバスについて、車両の大きさによってそういったクランクを曲がり切れないというような御答弁で今は無理だというお話でありました。
  そうであるのであれば、市長がおっしゃっているデマンドの早期実現、また田中委員も質問されておりましたけれども、そういったデマンドの変更ということを早期にされるべきではないのかと思いますが、再度お聞きをいたします。
○委員長  市長。
○市長  一般質問でも御質問いただきましたけれども、実際に通行が難しいということによって、利便性が今現在損なわれているということで、その利便性については、ぜひどういった手段があるのかこれから検討して、利便性の向上を図ってまいりたいと思っております。
  デマンド交通につきましては、庁内でも早速検討を始めていますので、この部分につきましてもどういった方法があるのか手段を探ってまいりたいと思っています。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  庁内でも調整をしているというお話でございました。
  高齢者福祉の立場から質問をさせていただきましたけれども、やはりドア・ツー・ドアというような観点で考えるのであれば、一つの方法としまして、市内に4つですかね、タクシー会社があるのかなと思いますが、他地区でちょっと耳に挟んだことでありますけれども、そのタクシー会社に例えば一月の交代というか回り順で委託をして、予約をとりながらドア・ツー・ドアでやっていくと、そういった方法もあるのではないのかなと、私は思いました。
  なるほど、やはり各タクシー業者さんにそういった今までバスの委託料を支払っていた分を経費の削減、またそういったメリットがあるとすれば、そういったタクシー会社の持ち回り制で検討されてもいいのかなと思いますが、そういった案につきまして、今後検討をしていただきたいなと思いますが、市長の御意見いただきたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  ただいま大変有益な御提言をいただきましてありがとうございます。そのことも加えまして検討してまいりたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  何点か質問をいたします。
  最初に、せんだって総務常任委員会で職員の問題についていろいろ御意見出されたわけですけれども、総務の関係でありますから、これは総務課長がいろいろ答弁されたわけですけれども、人事権のこともありますから、総務課長とはいえ中身まで発言はできないと思うんですよ。
  それで、市長にお尋ねしたいんですが、細かいところは総務課の課長さんで結構ですから答弁願いたいんですが、きのうは今回の災害、去年に引き続きあったわけですけれども、この問題について田中議員が発言されたわけですけれども、いわゆる職員の中に技術者というか、いわゆる災害に対する専門家の方々も結構いらっしゃるわけですけれども、そういったものも含めて、やはり採用するべきでないのかと。
  しかも、行革等によって、どんどん職員も減らされてきたと、こういう経過を総務課長からお聞きするわけですけれども、いわゆる適正な配置になっているのかどうか、条例の関係でね。その辺まずどうなっているのかお尋ねをしたいというふうに思います。
  それから、2点目でありますが、現在いらっしゃる職員で今全体を賄って、全てのことを行政が担って市民の負託に応えていると、こういうとことになっているわけですけれども、今の段階で人的にはちょうどいいものか、それとも足りないものか、あるいは増やされること、今度は新しい白岩市長になったわけですから、適材適所というふうなこともあるでしょうけれども、その辺の考え方についてお尋ねをしたいというふうに思います。
○委員長  市長。
○市長  私からは2番目の質問についてお答えさせていただきます。
  総人員がちょうどいいか、不足か、それとも多いかと、その辺の認識についてでありますが、今回の災害を受けましては、この災害に関連する部署、そして、技術者については、やはりこういった事態が起きますと足りないのではないかというふうに、今のところ思っております。
  そこについては、これから実際にどうであるか、今後の長期的な採用方針も含めて庁内で検討しなければいけないなというふうに思っています。
○委員長  板垣総務課長。
○総務課長  佐藤委員の御質問にお答え申し上げます。
  職員の適正な配置等につきましてでございますが、議員御承知のとおり、職員定数条例という条例がございます。その条例によりますと401名を上限として職員数を定めておりますが、しかしながら、現在の実際の職員数につきましては315人という形になってございまして、八十数名少ない現状になってございます。この条例の考え方でございますが、定数の上限を定めているという条例でございますので、条例との関連、現実の数値との関連では問題はないというふうに考えてございます。
  それから、委員御指摘のとおり、行革等で南陽市は職員数を減らしているというふうな御指摘ございました。全国の自治体もそうなんですが、平成6年をピークに、今年まで毎年職員数につきましては減り続けているという状況がございます。それで、平成6年と平成26年を比べましたときに、この数値には病院派遣の職員は含んでございませんが、294が現在、平成6年が394ですので、ちょうど100名減っているという形になります。
  それで、南陽市におきましては、定数の適正化計画というものを過去に作成をいたしまして、実施をいたしました。まず、平成14年から平成16年までに第1次定員適正化計画という計画をつくって、適正化に向けて努力をいたしました結果、29名減らしたという状況がございます。
  その次でございますが、次の年度の17年から21年まで第2次定員化適正化計画を作成いたしまして、そこの中では50名を減らしたということでございます。ここ5年ほどは横ばいという数字でございます。それで、この職員数の適正な配置、または数ということにつきましては、類似団体等の比較ももちろんございますが、あまり減らし過ぎますと市民サービスの低下につながるという懸念もございますので、その辺につきましては十分配慮しながら適正化に努めてまいりたいと思っております。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今課長がおっしゃったのは事務的なレベルでおっしゃったと思うんですけれども、第1次、第2次で相当減らしているという話であります。
  22年度以降は横ばいと、こういう状況があるわけですけれども、いずれにしても私は少ないのではないかなと、これは前から思っているんですけれども、今回あるいは去年のような大災害が起きれば、夜も寝ないで職員の方は役所に集まって、それで散るわけですけれども、いざというときはそうでしょうけれども、これは、しかも今日あたりも、全国各地で雨によって大変な被害が出ていると朝のテレビでも言っておったわけですから、いつどこで起きるかわからない情勢が、状況が、ここ数年続いているというふうなことが言えるわけですけれども。市長は今の答弁ですと、市長としては足りないというふうなお話あったけですけれども、今後、十分庁舎内でいろいろ議論をする中、本当に適材適所になっているかどうか再度検討しながら人的配置をしていただきたいと、こういうふうに私思うんですが、もう一度その考えについて、さっき足りないとおっしゃったわけですから、増やすということで理解していいのでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  足りないという部分につきましては、災害に実際に対応なさる技術職にある方が足りないのではないかなというふうに、去年、今年の災害で感じております。
  全体の数につきましては、この技術者の考え方とはまた別になりますけれども、今求められている災害への対応とか、そういった行政サービスについて、不足がないような体制をとっていかなければいけないのではないかと、そのために財政との兼ね合いもありますので、そこら辺もあわせて考えていきたいというふうに思っています。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  確かに技術者が少ないというのはそのとおりなんですよ。この間の常任委員会でもかなり議論になりましたけれども。つまり、さっき課長がおっしゃったように、つまり災害が起きれば外へ出ていくわけですから、そういう中でほかの課からも足りない部分について、そっちこっち行っているわけですから、いわゆるサービス低下になるわけですよ、いないわけですから。そういう立場からも検討すべきではないのかと。ほかの課も含めてですね、技術者だけでなくて。そういうことを指摘しておきたいというふうに思います。
  それから、34ページの、いいですか、続けて、委員長、いいですか。
○委員長  はい。
○佐藤 明委員  34ページの児童福祉の関係でお尋ねしたいんですが、せんだっての白鳥議員の、いわゆる今小学校6年生まで昨年の10月から医療費の無料化になっているわけですけれども、せんだっての質問の答弁の中で、なるべく早い時期にというようなお話あったわけですけれども、しかし、私、不思議に思うんですが、南陽市では子育て支援都市宣言をやっているわけですね。それはいつ宣言しましたか。これは担当課で結構です。
○委員長  佐藤福祉課長。
○福祉課長  平成19年6月に宣言をいたしました。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  平成19年6月4日と、こういうふうな4日までは言わなくても6月というふうなお話でありましたが、それから何年たったんでしょうね。随分たったわけですね。しかも、当時はまだ県内はそういう宣言をしたのは南陽市で初めてと、全国的にもまれだと、そういうふうに言われているわけですけれども、私もこの問題等について、荒井元市長からずっと質問してまいりました。これ、全然進まないんですね。
  荒井市長のときは幾らか進んでおったんですけれども、途中から腰折れしたみたいな状況になって、やっと南陽市でも去年の10月で実施をしたと。ところが今県内ではほとんどの自治体でもう中学3年までと、こういうふうな運びになっているわけですよ。今、県内の自治体の状況はどうですか。
○委員長  小野田保健課長。
○保健課長  佐藤議員の御質問にお答えいたします。
  県内の自治体で26年4月、今年の4月ですけれども、中学3年まで未実施の市町村が12市町村でございます。
  一応、来年の3月までですけれども、7月からは県で小学校3年まで拡大になりましたのを受けまして、来年の3月時点では未実施が5市町村になる状況でございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  私の調べによりますと、大体もう残っているのは米沢と南陽だけと。あとはもう公約しているわけですよ。というのは、私聞いているんですけれども、ちょっと課長の資料が古いのかなというふうに思っているんですけれども、余りにも遅すぎると、こういうふうに思うんですよ。都市宣言の意義づけがあるわけでしょう。なぜ、子育て支援都市宣言、それにもかかわらず遅々として進まないと。これ何で進まないのかと私不思議に思うんですが、どうでしょうね。なぜ進まないのか。
○委員長  小野田保健課長。
○保健課長  ようやくと去年の10月から小学校6年生まで無料化拡大させていただいたところでございます。今回の白鳥議員の一般質問の御質問にもお答えさせてもらったとおりでございます。
  市民の方からも根強い要望があるのは、事務局としても重々了承済みでございます。当然、中学3年までぜひ実施したいのは山々でございますけれども、10月から実施したばかりで、今、医療費の推移を検証中でございます。当然中学3年までですと多額の財政支出が必要となるところでございますので、本当になるべく早く実施したいと考えておるところでございます。
  以上でございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  市長にお尋ねしたいんですが、そういう8年前、6年前、7年前かな、宣言しておいて、南陽市は最後にしたというのは、笑われるよ、これ。看板外したほうがいいんじゃないの。本当よ。大体、そういうふうに言っておきながら進まないなんていうのは、しかも要望あるにもかかわらずしてこなかったというのは、まさにサービスの問題ばかりでなくて、市民不在と、こう言わざるを得ないわけですよ。だから、私ばかりが言っているのではなくて、みんな言っているわけだよ、これは。田中議員もそのとおりとおっしゃったけどね。
  金ない、金ないとあなた方言っているんですけれども、いいですか、それじゃ小学校まで幾らかかっているんですか、今。予算は何ぼとっているんですか、今。小学6年生まで。
○委員長  小野田保健課長。
○保健課長  小学校6年生まででしたら、1年から6年まで4,238万4,000円予算措置になっておるところでございます。
(「4,200万」の声あり)
○保健課長  はい、そうでございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  中学3年までですと、私2年前の試算を計算したことあるんですよ。当時、たしか聞いたような覚えあるんですけれども、中学3年までですと、当時で、2年半年前ですね、4,780万円でできるのよ。だから、上積みちょっとすればできるんじゃないですか、計算上。だから、そんなに莫大な金がかかるのでなくて、宣言して一番最後にしたなんていう笑われることだけはしないでくださいと言っているの。市長、どうでしょう。
○委員長  市長。
○市長  最後にならないようにしたいというふうには思っております。
  また、この子育て支援宣言、せっかくしているものでありますので、それにふさわしい南陽市政にしていきたいというふうに思っております。
  今までのところは、過去においてはさまざまな優先順位が恐らくあって、その中で今現在の状況に至っているんだろうというふうに思っておりますが、この宣言がありますので、これについてはやはり生かしていかなければいけないというふうに私も思っております。いつになるかということは、ここではっきり申し上げることはできませんが、この宣言にふさわしい南陽市にしていきたいと私も思っております。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  わかりました。ぜひ実現の方向に向けて、ぜひ前向きに検討していただきたいというふうに思います。
  あと、もう1点でありますが、商工観光課長にお尋ねしたいんですが。
○委員長  すみません、今は43ページまで行っておりますので。
○佐藤 明委員  43ページだべさ。
○委員長  第6款までです。7款が商工費です。
○佐藤 明委員  6款まで。
○委員長  はい。
○佐藤 明委員  わかりました。
  43ページまでというから43ページのことを言っているんだよ。
○委員長  失礼いたしました。第6款の43ページまででした。
  第6款まででほかにございませんか。
  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  6款農林水産業費の農地の中で、農林課長にお尋ねをいたします。
  この環境保全型農業直接支援対策事業費、約600万円近い金額を申請者確定につき減額したということですけれども、これらの中身について教えてください。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  お答えいたします。
  御説明申し上げたとおりなんでございますけれども、当初の申請よりも、このたびの事業進捗に従いまして申請が確定いたしましたので、その分をおろさせていただいたところでございます。具体的には、計画はあったのでございますけれども、具体的な数字に上がってこなかった部分がございましたので、その部分を減額させていただくというふうなことになったところでございます。
○委員長  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  それで金額はあったんですけれども、その数字が上がってこなかったということで、上がってきた数字、その中身について教えてください。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  具体的に額的なものでは、最終的な金額は596万円になるというふうな考え方でいるところでございます。
  内容的なものにつきましては、制度的に堆肥の活用、有機農業、それから冬期湛水、また簡易ビオトープ等がございますけれども、そういったものの事業の中で確定した数字が少なくなったというふうなことでございます。
○委員長  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  この環境保全型農業というのは、大分前からあったわけなんですけれども、非常に地球に優しい、環境にいいというふうなことで、行政が進めてきているわけでございます。
  その中で、やはり計画をつくりながら、その計画に対して約半分ぐらいが使い切らなかったということだと思うんですよね。そうしますと、やはり計画をつくる段階から、それらを農家の方々に広報してもらう、そして利活用してもらうという何か方式が私は足らないんじゃないかなと思うんですよ。だって、このぐらい、半分近くも残すということは、これは政策の実効性からいけば、私は失政に近いと思うんですよ。
  1割2割できなかったというならば、これはどこでも見込み違いがというのはあってしかるべきだなんだけれども、このぐらいの数字が出てきますれば、やはり何かかにか手立てが足らなかったんじゃないかと私は思うんですね。
  今現在でも、畜産農家の方々だっていろいろいい堆肥をつくりながら頑張っているわけですよね。そういったものに対して、果樹農家とか水田農家とかに、やはりこういったものをもっともっと宣伝して、南陽市の安全・安心な農作物づくりのほうにやはり結びつけていくという原点があってしかるべきだと思うんですよ。ですから、こういったことを、次年度も恐らくこういった事業があろうと思うんですけれども、ひとつ今後の取り組みの決意などを、課長の決意などを聞かせてください。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  御指摘ありがとうございます。おっしゃるとおりでございます。
  ちょっと私、言葉として正確でなかったかもしれませんが、一応農家さんのほうと御相談をした上で当初の金額を計上しておったところでございますが、何分にも農家組織さんのほうで取り組みをやめたというふうな場合もございました。そういったこともあったということでつけ加えさせていただきます。
  ただ、全体的として、委員御指摘のようなチェックの不十分、あるいは啓蒙の不十分もあったかというふうなこともございますので、これにつきましては、その制度の内容、趣旨等を十分説明申し上げまして、このような取り組みの拡大に努めてまいりたいと思います。
○委員長  よろしいでしょうか。
  ほかにございませんか。
  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  40ページの農業費、農業振興費に関係あるかどうかちょっとわかりませんけれども、課長に質問をさせていただきます。
  今現在、農業の後継者不足ということで、後継者になる人が、継ぐ人がいないという現状を踏まえまして質問をさせていただきます。
  新規就農者の受け入れについて若干お聞きをしたいと思いますが、今農業をしたいという若者が結構増えているというような、何かの報道とかドキュメント、そういったところでちょっと見る機会がございます。そんな中で、農業大学へ入って、自分のうちは農家ではないけれども、将来的には農業を目指して頑張っていきたいというような学生もいるやにお聞きをいたします。
  その中で、南陽市としてもまた休耕地、またそういった土地を利用して新規就農者の希望、またそういった夢をかなえていけるような手だて、取り組みをしてもらえるか、また、御検討をされているのか、まず最初にお聞きをしたいと思います。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  御質問にお答えいたします。
  南陽市におきましては、以前もお答えしたことがございますけれども、年間約5人程度新規の方がいらっしゃるというふうに把握してございます。この数字につきましては、県内でも率からいいますと比較的高い方ではないかなというふうに理解してございます。
  これらの受け入れにつきましては、御質問は市の単独というふうなお考えかもしれませんが、国のほうの制度といたしまして、新規の就農者に対しまして新規青年就農給付金等々の制度がございまして、いろいろ年齢でありますとか条件ございますけれども、新規の方につきましては5年間、1年150万円ずつ5年間を給付するというふうな制度がございまして、これらの制度の活用、啓蒙、御案内等を申し上げているところでございます。
  お話の中に1つ休耕地などというふうなことがございましたけれども、これは活用の仕方、何分にも休耕地でございますので、これをうまく新卒者の方に活用できるかというふうなことにつきましては、なかなか難しいものもあるんではないかなというふうには考えてございます。
  なお、そのような数が毎年ございますので、これからもなおその条件整備等を農家の方とお話を進めながら整備といいますか、いい雰囲気づくりをしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  国の制度もいろいろ制約等あるというお話でございました。
  例えば年間5名等々の新規就農者がいるというふうなところでお聞きをしたわけでございますけれども、例えば休耕地、いろんな所有者の方の承諾とか、そういったこともあるかと思いますが、例えば5人なら5人、例えば水田、畑、果樹、いろんなタイプの新規就農者がいるかと思うんですが、とりあえず農業団地、ちょっと極端に飛びますけれども農業団地としての例えば温室とかそういったハウスを何棟か建てて、そのところに新規就農者が入っていただいて、思い思いの作物をつくるというような環境整備も必要ではないのかなと。
  やはり1年とか2年とかという短期じゃなくて、長期に作物をつくって出荷できる、また南陽市に定着をしていただくような施策が必要と思うんですが、そういったことに関して、市としてそういうことをできないのか単純に思うわけでございますけれども、いかがでしょうか。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  御指摘いただきましたことにつきましては、お考えとしては承りまして、ただ何分新しい発想でもございますので、私どもも含めまして勉強をさせていただきたいというふうに思います。
  なお、先ほど5人と申し上げましたその中には、勉強を含めて親戚の方でありましたり、あとは特に血縁はないんですけれども、市内の農家の方に勉強に来ていただいて、その先ほどの5年間の期間はそこの中で研修をなさっているというふうな方もいらっしゃいます。
  つまり、市内の農家の方の中で新しい方を受け入れるために勉強をさせていただいているという仕組みといいますか、そういったことも実際に南陽市内の農家、そういう体制、体制といいますか、現実に二、三ございますので、議員御指摘の御案ございましたけれども、今私が御紹介申し上げたようなことも御提案の中の一つとして現実として進んでいるものもあるのかなというふうに思っております。
  そういった方の先例などもあわせて勉強させていただく中で考えてまいりたいというふうに思っております。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ありがとうございました。
  あと1点なんですが、これはちょっと商工観光とも若干かかわりがございまして、ちょっとこの場で言わせていただきますと、新しい農業のやり方ということで、土がなければ作物がつくれないということでも今はございません。
  土がなくても水耕栽培というような形でいろんな企業が参画して、トマトであれ、レタスであれ、そういったものを栽培をしている。企業として成り立っているところもあるわけでございますが、そういった農業団地ができないとするんであれば、例えば今NDソフトさんの脇に工業団地を造成しておりますが、そこに先日2社ほど予定があるという話をお聞きをいたしました。
  商工観光ブランド課長にちょっとお聞きをしますが、突然ですみませんが、その企業というのはもう来るというのは決定をしているのでしょうか。ちょっとお伺いをいたします。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  前回の答弁の中でも若干触れたかと存じますけれども、農工計画を策定して現在調整をお願いしているところでございます。そこでは2区画2社ということで、お話を申し上げる中での計画の承認ということでございまして、現時点で2社ということで変更はございません。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  2社ということで、どこが来るかちょっとわからないというようなことでございますが、企業として新しい農業のあり方として、そういった企業の誘致に関して、農業の新規参入というか、例えば工場内で野菜をつくるだとかをよくテレビで見ますけれども、そういった感じの企業の誘致というのも考えてもいいのではないかなと思いますが、そういった方向でいろんなタイプ、いろんな企業がございますけれども、農業に結びつける企業もあってもいいのではないかと思いますが、農林課長、また商工観光ブランド課長にそれぞれ見解をちょっと伺いたいと思いますが。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  これも、おっしゃるような水耕栽培等につきましてもいろいろと勉強させていただきたいと思います。
  農家の方が、特にこれから生産終わってから冬場などにおきまして、従来も研修の季節と申しますか、先進事例などのところに行って勉強していただいております。中にはそういったものを含んで見ていただいておりますけれども、私どもとしても紹介はさせていただいているのでございますけれども、具体的に農家さんの中でそういった動きに至っているものは少ないと思います。
  水耕ではないんですけれども、水耕に近いような新しい工夫の栽培は、実際に行っていらっしゃる方もございます。
  今後とも私どもも勉強をさせていただきますけれども、市が中心になってその事業を行っていくというふうなことにつきましては、今のところちょっと考えておりませんでした。今後勉強させていただきたいと思います。
  以上でございます。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  国の規制緩和等で企業の農業分野への参入というものが当然出ておりますし、都会というか大企業を中心にそういう分野への進出というものも情報等では承知しているところでございます。
  この辺について南陽市においてどうなのかということで、具体的な案件等々私どもまだ頂戴した経緯がございませんので、その辺も含めて今後の研究、そして検討の具体的なものを頂戴する中で検討をさせていただければと思っております。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ありがとうございました。突然の質問で申しわけございません。
  また、そういった計画を広く県内外からの情報を収集していただいて、南陽市に合った農業のあり方、また企業誘致のあり方を私たちも勉強しますけれども、そういった方向でぜひよろしくお願いをしたいと思います。
  以上です。
○委員長  ただいま、審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は11時15分といたします。
午前11時05分  休  憩
───────────────────
午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  休憩前に引き続き審査を行います。
  第1款議会費から第6款農林水産業費の24ページから43ページまでについて、ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費から第12款公債費の42ページから55ページまでについて質疑に入りますが、まず、第9款消防費に関連しまして、災害に関する事項について、先に質疑を行いたいと思いますので、これについての質疑を先に行いたいと思います。
  9番川合 猛委員。
○川合 猛委員  土木関連になろうかとは思いますけれども、防災座談会で出てまいりました3点について質問をさせていただきます。
  まず、1点ずつお伺いをいたします。
  これは宮内地区で出た話でございます。市民でできることはやりたいということで、側溝の泥上げを実施しようとしたが、ふたが開かなかった。道具はないのかという問いに対して1丁か2丁しかない。申し出があれば貸し出すという返答でした。それではとても足りないわけで、市内8地区、特に宮内、赤湯、沖郷2丁ずつぐらい、ほか5地区に1丁ずつぐらい早急に買っていただき、各地区に預けておくということはできないのか、お伺いをいたします。
  また、1丁のお値段はどれぐらいするのかお伺いいたします。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  このたびの災害におきましては、市民の皆様から自主的に側溝の泥上げ等対応いただきましたこと、本当に改めて御礼を申し上げたいというふうに思います。
  今、議員から御質問いただきました側溝のふたを簡易に上げられる機械と、道具ということになりますが、当課で管理しているのは5台ございます。うち2台につきましては、このたびの災害に即して新たに購入したものでございます。
  内訳については、人力で1人であけられる車輪がついたものが2台でございます。それから、2人で相互にてこを利用して上げるというタイプのやつが3台というような今保有状況です。
  昨年の場合ですと、実は貸し出しの事例はございませんでした。専ら私どもの通常の維持管理上に使うというようなことで、今申し上げたような3台を保有をしておったところでありますが、今年については、このたびの災害で9件の貸し出しの申し出を受けました。
  今、議員から御指摘ございましたように、当然そういった場合に十分かと言われますと、ちょっと考えなきゃならないなというふうに思っております。
  今現在5基でありますので、これを倍くらいにどうかとはちょっと今考えて検討しているところでございますが、ただ、管理の問題につきましては、あくまでも道路維持をする際の道具というようなことで、あくまでも建設課のほうで管理をし、貸し出しをするというのが一番望ましいのかなと。公民館に各配置するというようなことでは、なかなか十分な管理がなされないというようなことがございますので、建設課のほうでサブセンターあたりにしっかり保管をして貸し出しをするということも、地区の皆さんにお知らせをし利用いただくと、こんなことで周知をしていければなと、このように思っておりますので、今後検討させていただきます。
○委員長  9番川合 猛委員。
○川合 猛委員  市民の方は行政ばかりに任せるというのではなくて、近くにあればすぐにでも対応できると、またすぐ土砂が流出してU字溝が埋まってしまうという状態にあるので、できればそばに置いていてほしいというのが、市民の皆様方の要望でした。その辺は一応お話し合いをしていただいて、いい方法をとっていただきたいと思います。
  続きまして2点目に入ります。
  これも宮内地区でございますけれども、宮内地区の市営住宅ですが、東側の部分が床下浸水となりまして、トイレがくみ取り式であり、くみ取り口から水が入りあふれてしまい、周りに出てしまった。衛生的にも大変問題で、近くに側溝があり、流れが悪く、すぐあふれてしまう。その側溝の改修、また、くみ取り口に水が入らないようにくみ取り口部分の改修等をお願いできないかという要望ですが、いかがでしょうか。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  議員からございますように、今般の出水によりまして、関口住宅において10戸の方にそういった被害が発生したというようなことで承知をしてございます。
  2日にわたってちょっとトイレが使えなかったというような状況でございましたが、近くに公民館もございまして、そちらの公民館を使わせていただいて、仮設トイレの設置までは至らなかったというふうなことでございます。
  状況を見ますと、御指摘の水路が、農業用水路でございますけれども、やはり豪雨の際については異常な出水もあって、断面の不足もあるように思いますけれども、通常時には問題がないというふうな状況であります。
  ただ、一旦そういう場合に、常に水が入ってしまうというようなことのないように、直ちにこの10戸、あるいはその周辺を改めて検討いたしますが、今お話にあったようなかさ上げをする、浸水を防ぐと、こういった施設対応を直ちに取り組みたいというふうに考えております。
○委員長  9番川合 猛委員。
○川合 猛委員  どこの側溝も通常時は問題ないわけでございますので、ぜひ早急に改修をお願いしたいと思います。
  もう1点ですが、中川地区の前川の改修の問題なんですが、先日の豪雨によりまして前川が氾濫、大洞地区、これは私のところなんですが孤立をいたしました。また、水田が2日間にわたり水没をしました。ここ十数年、梅雨の時期、また秋の台風時、年に二、三回、この状態の繰り返しでございます。
  私、気が小さいので余り言えなかったんですけれども、過去何回となく国会議員等に見ていただいた経緯がございます。ただし、口頭の申し入れで文書が残っていないということで、尻切れとんぼの状態のまま現在に至っております。
  県管理の河川ということで、市では何もできないということですが、今回、一級河川最上川水系前川河川改修促進期成同盟会を立ち上げるべく、設立準備委員の選考等に動き出したところですが、何分にも初めてのことなので大変苦労しております。そこで、建設課、農林課の皆様にぜひお力添えをいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  今般の豪雨に際しては、新幹線が止まるというふうな事態も出ていまして、この事態については、県のほうにも状況についてはお知らせをいたしております。
  ただ、河川、議員お話しのとおりでございまして、河川自体については被災カ所がないんですね。要するに両側が山になってございまして、前川にそれぞれに自然に出水して、それが抜けないというような地形的な要因があるわけでございまして、1つには河川の縦断が非常に緩いと、県内でも極めて珍しい河川らしいんですけれども、そのほかに山地が深いものですから一気に水が来ると、こういう状況があるようです。
  さらに前川については、当該箇所については農業用水路として利用されておりまして、それぞれ農業施設もあるという、ちょっと複雑な河川状況にあるのかなと思っています。
  根本的にそういう冠水、溢水を防ぐということになりますと、山地排水、それから農業サイドの用排水の問題、それから道路排水、こういったことを含めて総合的に河川のあり方というのを検討すべきだろうと、そういう時期に来たのかなというふうに思いますので、地元の皆さんで期成同盟会を立ち上げられて、それらを中心に検討をいただけるということであれば、建設課のほうでも全面的に、ともに前進が図られるように取り組んでまいりたいと、このように思っております。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  ただいま建設課長のほうからお話あったとおりでございますが、御指摘のとおり、付近の水田につきましては冠水が非常に数多い、回数も多いことも私ども理解してございますので、その辺を含めまして、各課と歩調を合わせまして皆さんと協力してまいりたいというふうに考えているところでございます。
○委員長  9番川合 猛委員。
○川合 猛委員  もう最後のチャンスかなと思っておりまして、今立ち上げないと永久にならないのではないかと、私も生きているうちに何とかしたいと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。
  私からは以上でございます。ありがとうございました。
○委員長  ほかにございませんか。
  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  私も災害対策特別委員でありまして、現在、各地でお話を伺っているところであります。
  私からは金山地区に関して2点ほどあります。
  最初は、農地についてであります。これは建設課とも関係してきますけれども、金山地区の吉野川沿いにある水田、大量の土砂が流入したというようなことで、それから川沿いの地形が変わって、河川との境界がなくなってしまったというようなことでありました。
  今年の収穫は諦めざるを得ないなというふうなことでありますが、来年何とか作付をしたいということで、個人ででもいいから土砂を撤去して早期に復旧したいのだが、まずは、その土砂の捨て場をどうしたらよいのかと。カドミ問題もあって、地区外に出せないしというようなことでありました。
  現在、県では小滝地区、それから荻地区に用地買収をして河川の土砂置き場を確保しておりますが、個人の農地の土砂捨て場というのはどのようになるのか、お聞きしたいと思います。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  個人の部分の土砂の捨て場ということにつきましては、個別に御相談をいただいて、御相談にこちらのほうで乗りたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  金山地区のときには、金山にも土砂捨て場を確保するというような話もあったんですが、その辺はどうでしょうか。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  金山の土砂置き場というような御質問でございますが、これにつきましては、あくまでもさきにお知らせしております吉野川の災害関連、金山地区の1.8キロ区間の残土置き場というようなことで確保されているものであります。河川改修の際に出土する不要となる土砂を置くための土砂置き場、こういうことになります。
  これは金山と、それから吉野のほうも今交渉を進めているというような状況であります。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  この土砂というのは河川の土砂で、個人で勝手に処分できないというようなこともありますし、それから農家の方は生活もかかっているわけであります、来年度の作付について。境界も含めて早急に県への強い要請をお願いしたいと思います。
  あともう1点でありますが、防災関係についてであります。
  これは金山だけに限ったものではなくて、これは市内全域の問題でもありますけれども、防災時に高齢者世帯に情報がないということでありました。
  特に町から少し離れた山沿い、川沿い、それからひとり暮らし、ふたり暮らしの高齢世帯では避難情報などもわからないと、どうしたらいいのか不安だというようなことであります。そのときにはケーブルテレビを何とかというようなことも話もありましたけれども、これは民間企業の放送でありますから、行政が何とかできるというものではないということで、やはりそういう環境の高齢世帯では、情報を得るためには防災ラジオなんかが必要ではないのかなというふうに思いますが、ほかの方法とか、そういうものを考えておられることがあるのか、どのように考えているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長  相澤危機管理課長。
○危機管理課長  3番舩山委員の御質問にお答えします。
  まず、最初に防災ラジオの件でありますが、今年度防災ラジオを購入すべく予算をとっていただきました。こちらのほうについては、さきにもお話ししたように、放送していただける放送会社との施設の管理運営について、なかなかちょっとお互いに合意点を見出せないような状況で今あって導入がおくれている状況であります。大変申しわけなく思っております。
  また、ほかにないのかということでありますが、あわせて同報系の無線ということで、よく海岸沿いでラッパ型のスピーカーから一斉に放送されるということで、そういうシステムも導入の検討をしていかなければならないのかなと。特に河川の氾濫がなると、一気に広範囲に行ってしまうので、やはり人的な連絡体制だけでは賄えない部分も確かにあるということは認識しております。
  あわせて、先ほど御指摘のように高齢者世帯へということで、同報系無線については個別受信機というか端末機もありますので、ただ、こちらのほうは費用が大分かかるということもありますが、そういうことも含めて、総合的に防災ラジオも含めて検討していきたいと思っております。
  以上です。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  その同報系無線とは、例えばサイレンみたいな形で呼びかけるというふうなことかと思いますけれども、情報が欲しいというようなことでありますので、例えば早い情報というのが不安解消とか、それから命を守るというようなことになりますので、いろんな方法あると思います。その辺を検討していただいて、対策を練っていただきたいというふうに思います。
  私からは以上であります。
○委員長  ほかにございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今回、このたびの災害の状況、一番新しい状況が、せんだって8月25日に危機管理課で作成されて、我々にいただいたんですけれども、この中で書かれていないんですけれども、このたびの災害時の被害の総額、これは幾らなのか。その中で、国、県から来た交付金、あるいは補助金、援助金、これは幾らなのか。あと市の持ち出しは、どの程度持ち出したのかお尋ねしたいと。
  2点目、この水害によって財政調整基金が専決で相当出したわけですけれども、5億円ちょっとかな、出されたわけですけれども、今後、このたび財調が2億8,600万円を新たに積み込むというふうな状況ありますが、この財調のこれからの流れですね、どうなるのか。
  それで、あともう1点ですが、水害によって相当予算持ち出しがあったと思うんですけれども、このことによって、ほかの事業が手薄になるとか、あるいは後回しにするとか、こういうことがないのかどうか。その辺、3点まず最初にお聞きをしたいと思います。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  佐藤委員の御質問にお答えしたいと思います。
  なお、災害の実額につきましては担当課よりの御答弁とさせていただきたいと存じます。
  ただいまの災害関係の予算の内訳というようなことになりますが、全体的に7月付の専決、それから臨時会での補正というようなことを含めまして、約10億1,600万円ほどの予算総額になってございます。
  そのうちの補助と言われる部分ではございますが、これは単純に予算額上の補助が来るだろうという試算でございます。と申しますのも、この10億円の中身については、およそお幾らということで工事費、農林水産、あるいは公共土木費のほうで宛てがっておりますので、これは発注してみないと金額がわかりませんので、それに伴う精算も当然後からでないとわかりませんが、今現在の予算の当て込みとしては、国県補助金を2億4,900万円ほど見ております。それから地方債、こちらについては2億6,700万円ほど見ております。それから、幾ばくかのその他財源もございまして、一般財源としてただいま計上しておるものが4億7,600万円ほどというような形になり、合計いたしますと10億円超というような予算の枠組みになっているものでございます。
  なお、ほか事業への影響がどうなんだというようなただいまの御質問を受けたところでございますが、現在、この地方債を満額、こちらを例えば将来負担として返済していくということにはならないと思います。と申しますのが、現実的にはこの中で発注してみたところを、基本的には差額が出るというようなことが通常ではございますので、これを全部ということではないんですが、仮にこの全額を将来にわたって返済していくというものについては、およそ元利も含めて1年間の負担額は1,000万円程度というようなことも考えてございますので、将来の普通交付税のバックもございますので、実額としては元利で1,000万円程度と試算はしているところでございます。
  したがいまして、影響がないという数字ではございませんが、影響は将来にわたっては軽微であるというふうなことで考えてございます。なお、実額は担当課よりよろしくお願いいたします。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  建設関係の被害額については、さきに常任委員会等でお知らせをしておりますとおりでございまして、7億円を超える数字というふうなことになろうかと思います。
  ただ、今企画財政課長から話ありましたように、復旧費用で実際に工事費の支出が伴う額というのは、また積算をし、いろんな過程を経てこれから工事請負という形で最終になるわけでありますけれども、現時点では27カ所について国の補助を受けるべく今査定を受けているという状況でございます。
  おおよそ、そのほうではまだ6次査定で予定しております橋関係の落橋をした橋の復元方法、これについては河川の改修とリンクしますので、河川改修の、河川が広がるということになればうちのほうの橋も広がる、あるいは河川改修の中で一体で整備していただけると、こういうことになりますと、うちのほうが負担をせずに済むというふうな状況にございまして、支出されると、なるだろうという明確な数字は、まだつかんでございません。ただ、被災した額については、お示しをしている額と見込んでいるところでございます。
  以上です。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  全体的に申し上げます。私も農林課でございますので、農作物等生産施設を最初に申し上げますと、金額につきましては約3億9,600万円、4億円弱かというふうに見込んでございます。ただ、これは最初から申し上げておりますが、水稲の冠水等の当初の見込み等とか、ブドウの水の過剰摂取による実割れ被害等々を見込んでございまして、米の収穫、完全に終わってございません。状況ですと、それほどでもないというふうなこともございまして、実額にはこれにならないかもしれませんけれども、現在のところ下方の修正はしておりませんで、今申し上げたような状況でございます。
  これに対する対応でございますけれども、大きなところだけ申し上げますと、県で申請設定しました災害に関する防除のための農薬の購入、それから肥料の購入、またパイプハウスの壊れた部分の復旧支援等が、事業費の県が3分の1、市が上乗せの6分の1で設定しておりますけれども、農薬購入、肥料購入、パイプハウス合計いたしまして今のところ53件、補助金の額にいたしまして300万円程度申請をいただいているところでございます。
  それから、農業関連、林道関係ちょっと申し上げますと、農業の施設関係でございますが、農道とか農地とか堰とかそういったものでございます。これは大体被害の総額が2億2,000万円というふうに見込んでございます。個々の対応につきましては、1つは国の公共災害の認定を受けて、させていただくものでございますが、これも建設課長と同じように、査定まだ未定でございますので、件数だけ申し上げますと、13件国のベースに乗せていただくつもりでございます。
  また、これに対する市の補助でございますが、堰の関係につきましては、公共的なものでございますので、農業公共的なものだという意味で補助率4分の3で設定してございます。現在のところ12件の申請をいただいております。そのほか、農地、農道につきましては、市のほうで2分の1の補助を準備してございますが、これは18件ほど申請をいただいているところでございます。
  そのほか、林道につきましては、総額で3億6,000万円弱の被害と考えてございます。こちらのほうも国の査定が未確定でございます。4路線6カ所を国のほうの災害査定、その他41カ所につきましては県事業の災害関連緊急治山事業等で対応する考えでいるところでございます。
  以上でございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  わかりました。
  それぞれの過程、まだわからない部分もあるんですけれども、相当の金額になると、こういうお話でありました。
  それで、企画財政課長は、今回の被害によって若干、軽微であるが影響はないとは言えないと、こういうお話でありました。それもそうでしょう。しかし、これはサービス低下はあってはならないというふうに私は思います。
  それで、予算的に見れば、全体として専決、あるいは補正等で約10億2,000万円弱というようなお話でありますが、今後増えていくのか、試算中でありましょうけれども、両方の課長からまだわからない部分も若干あると、こういうお話でありますが、見通しとして若干増えるのか、現状でこのまま推移するのか、その辺の見方はどういうふうに見ていらっしゃいますか。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  御質問にお答えしたいと思います。
  先ほど私申し上げましたとおり、全体的におきましては、さきの専決、それから臨時の補正におきまして、議員の皆様方の御理解を大変頂戴いたしまして、大変多額ではございましたが、大きな支出ではございますけれども、予算額は一定程度確保させていただいたものと考えてございます。
  その点から含めれば、先ほど建設課長、それから農林課長のほうからもお話あったとおり、そういった部分については、入札執行、こういったものについては縮減できるものというふうなことは一応考えてございますが、1点ではございますが、さきの新聞報道でもなされておったと思いますが、土砂の件でございます。土砂の処分費用について、これが今後多額に上る予定があるというようなことで、この点については我々も心配をしているところでございまして、現在、市長ともども、あるいは議長にも御賛同いただきながら県知事への要望もさせていただいたところでございますので、まずその土砂の件については、県の対応の推移を見きわめて再度御相談させていただきたいと考えてございます。
  以上であります。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  やはり災害は市民の安全・安心を守るために、当然金を出して守っていくというのが基本であると思うんですね。ですから、出すなと言っているのではなくて、その辺の見通しも含めて聞いているのであって、今後、これからどうなっていくのかという、市民の皆さんも含めて見ているわけです、心配しながら。だからあえて申し上げたというふうに理解をしていただきたいと。私から理解をしていただきたいと言うのはちょっとおかしいですけれども、そういうことです。
  わかりました。
○委員長  ほかにございませんか。
  7番吉田美枝委員。
○吉田美枝委員  私も災害対策の委員をしておりまして、このたびの豪雨によって、本当に山腹の崩壊とか、川岸が浸食されて大量の立木が根こそぎ河川内に取り入れられて、それが流木群となって流下、橋梁とか本当に河川流域の建造物に甚大な被害を与えているわけですけれども、これまで、きのうの中川地区を含め5地区で防災座談会、終了したわけですけれども、なかなか行政側で把握できないところといいますか、本当にまだまだ手つかずの状態で、根こそぎ倒木しているとか、流木が本当におびただしい数があるとかという、本当に地元密着の細かい情報が提供されましたけれども、そういった地元でなければわからないというか、そういう情報に対して行政はどう対処されていくおつもりなのか、その辺お聞きしたいと思います。
○委員長  相澤危機管理課長。
○危機管理課長  7番吉田委員の質問にお答えしたいと思います。
  災害の状況については、人家の被害については各地区長さんにお願いをしながら、地区内の床上浸水、床下浸水等について御照会をして把握をしたところであります。
  御質問の山奥の林道とか、あと市道、農地、そういう被害の部分については、どう対応するかという部分についてはそれぞれ担当の課長さんのほうからお答えしていただくのがいいのかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  御質問の趣旨でございますが、その流木の原因のところの被害というふうなことなんでしょうか。確認をさせていただいて、お答えしたいと思うんですけれども。
○委員長  吉田委員、もう一度。
○吉田美枝委員  流木については本当に吉野川、織機川ともに本流については早急な流木の処置をしていただいたわけですけれども、防災座談会で聞きましたところ、本当に流木がいっぱい残っているんだと、地元の細かい箇所には。そこはどうするんだというような御意見がありましたので、その辺を、何かどういうふうに私も表現がなかなか難しくて、どう表現したらいいのかあれなんですけれども、立ち木とか本当に流木の処理について、これは一級河川というか県でやるべきなんでしょうけれども、県に強く申し入れすると同時に、市で対応できるところは市で何とか対応してほしいというような思いでこの質問をさせていただきましたけれども、その辺の考え方、もう一度すみません、お願いいたします。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  十分に意に沿ってお答えできるかわかりませんけれども、今全てが県の管理やにちょっと御発言いただきましたが、河川の区域は定まってございまして、それにかかわる部分はあくまでも河川管理者、うちの場合、吉野川であれば県、織機川であれば県と、こういうことで仕切りをいただきたいと思います。
  それから、地すべり、それから急傾斜、こういった事業を管理するのも県であります。危険区域の指定とか何かについても県でありまして、そういった事業にかかわる部分も議員御指摘のとおり県になると、このようになるかと思います。
  そういう山地のほうについても、そういう地すべり、あるいは急傾斜の中であれば、県のほうと検討すべき事項も出てくるかなと思いますが、恐らく議員さんの御発言を聞いてみますと、そこに市道があると、余り通らないんだけれども山中に市道があると、その脇に木が倒れてきていて、市道なんだからぜひ市で片づけてくれと、こういう御要請が地元からあったんだろうというふうに推察をいたしましたが、そういったことであれば、可能な限り私どもも市道の通行を確保するという観点では最善の努力をしたいなと、こういうふうには思っております。
  ただ、原則的には、その山林の所有者が本来は撤去すべき私物であり、財産物でありますから、本来は市民の所有者の方々がそれぞれ対応いただくというのが望ましい形であろうというふうに思っています。
  ということで1つなんですが、実は、市道を管理をする側としても、実は非常に困っている状況もございます。先ほど予算的なお話もいただきましたが、佐藤議員さんからもいただきましたが、市道の中でも今お話出ましたように、山地の道路ですよね。ほとんどどなたも通らない、使わない、たまたま林地の伐採のときしか使わないというようなものも、実は市道になっているわけです。これを今回の豪雨で、非常にもう道路も跡形もないといような箇所もあります。こういった路線は果たして元のとおりに戻す必要があるのかと、こういった議論も必要なのかなと。当然高額な費用がかかるわけですよね。当然一方通行ですから、下のほうから順次直していかなきゃならないと、こういう状況にあります。倒木もあります。このような中で、これらのことを全て元どおりに果たしてする必要があるのかと、こんなことも少し私は心配をしています。
  ですから、復旧の方法については、先ほどの倒木も含めてでありますけれども、ぜひ地元の皆さんとちょっと御相談をして、今後の維持管理の有り様もついて、それから倒木の処理の方法も含めて、よく相談をしていきたいなというふうに今思っているところでありますので、今後その対応もさせていただきたいなと思っているところであります。
○委員長  7番吉田美枝委員。
○吉田美枝委員  ありがとうございます。
  県に強く申し入れできるところは申し入れて、やはり地元の住民の方は本当に困っていらっしゃいますので、その辺、地元情報が入ってきましたら、対応を温かくといいますか、現場確認をするなり何なりして、やはり自分たちで本当はすべきところとはいえ、そういうお話を聞いていただいて、適切な処置をしていただければ納得いくところもあるんじゃないかなと思いますので、その辺の対応をよろしくお願いしたいと思います。
  続いて、もう1点よろしいでしょうか。
  この間の一般質問でも私申し上げましたけれども、吉野川上流への雨量計の設置についてでありますけれども、本当に必要不可欠なのではないかなという思いで質問しましたけれども、防災座談会でも、やはりその雨量計の設置の必要性というか、力説されました。
  今朝のニュースでもありましたけれども、1時間当たり、石巻とか北海道とか、九十何ミリとか百何ミリとかという、本当にそんな猛烈な雨が来たら、それこそまたまた3度目が起きると、3度目の本当に被害が起きると思いますので、やはり吉野地区からこれは出されたんですけれども、私も申しましたけれども、吉野、小滝のほうで雨が降れば、本当に30分後には金山、そして1時間後には赤湯のほうに水が来るというのは明らかでありますので、この前一般質問等で県のほうにも申し入れされていらっしゃるということでありましたけれども、自信を持って100%設置は大丈夫だと確信して大丈夫でしょうか。
○委員長  相澤危機管理課長。
○危機管理課長  お答え申し上げます。
  要望はさせていただいておりますが、確実になるかというと、それはなかなか相手のあることで、ほかに今現在把握できない状況であります。前向きに検討していただいているという姿勢はうかがえるところでありますが、今の段階では何とも言えないと。
  委員御指摘のように、今々災害が起きることを想定すると、何年後になるかわからないようなことで要望しているというのでいいのかと言われると、なかなかそれも待っていることができないと思います。
  雨量計そのものは20万円前後の金額でありますが、要するに、例えばですけれども、吉野公民館に雨量計を置いたとすると、日中は吉野公民館の職員から連絡をもらえると思いますが、最近の雨の降り方を見ると、夜間、職員がいなくなってから一気に降るというような状況を考えますと、やはり情報がインターネットとかいろいろな電話回線を使ってこちらのほうに収集できるようなシステムをつくるということになると、桁がどんと上がって1,000万円単位になるということなものですから、そういうことも含めながら、あと要望している期間の状況も見ながら、この先をどうすればいいのかも検討したいと思っております。よろしくお願いします。
○委員長  7番吉田美枝委員。
○吉田美枝委員  前向きにと言われれば、もうそれ以上はないんでしょうけれども、本当に2年続けての災害が起きたと、3度目は決してあってはならないのだ。雨量計があることによって本当に河川が氾濫に備えて堤防決壊前に土のうを積むとか何とかと、下流域のほうではそういう準備もできますので、その辺、もっと県のほうに力説して99.9%、100%大丈夫だと言われるように、もっともっと強く要望していただきたいと思います。お願いいたします。
○委員長  ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は1時といたします。
午後 0時00分  休  憩
───────────────────
午後 1時00分  再  開
○委員長  再開いたします。
  休憩前に引き続き審査を行います。
  第9款消防費に関連しまして、災害に関する事項についてほかにございませんか。
  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  8日の総務常任委員会でもるる申し上げました。きょうはそれとはまた別に、これからの市内を走っている県管理の河川の改修について、私なりの要望、質問をさせていただきます。
  現在、県のほうでも測量からいろんなものをやっているわけだと思うんですけれども、あの河川、織機川、吉野川、根本的に将来にわたって南陽市に水害が起こらないようにするには、織機川を含めて吉野川の上流部に砂防ダム建設を要望していくべきだろうと私は思います。
  なぜならば、吉野川を車に乗って県道をずっと上っていきましても、両サイドの沢という沢がほとんど崩れて倒木になっております。あの沢がまた樹木が生えて昔どおりの丈夫な沢になるには数十年かかると思います。
  その間、集中豪雨が降るたびに土砂が本流に流れ落ちます。流入します。そうしますと、本流がとにかく川底が浅くなるというのが、もう目に見えてわかるわけです。そんな中で、吉野川、それから織機川には砂防ダム、これを要望していくべきだと私は思っています。
  私は、最上川の淵近く合流地点、吉野川、和田川、屋代川含めての合流地点をいろんな、仕事上、趣味上で騒いでいるんですけれども、今まで農業用水のために淞郷堰で最上川の流れを堰き止めまして、ポンプアップをして農業用水に向けていたと。これが5日の日で淞郷堰のほうの今年の役目が終わりまして、閉め切っていたゲートを開いて今現在あります。今の川底がものすごく浅くなっている。
  当然、松川と吉野川の合流地点、あの辺から含めて、ものすごく浅くなっています。そして、その砂の質が非常に細かい砂も結構増えてきたというのが、私見ています。それをさかのぼって簗場橋から上流、下流を見ましても、ほとんど川底が見え見えです。川底が見え見え。一回見てください。当局の方は一回見てください。これは相当川底が浅くなってきたという証です。
  それで、建設課長にそのことでお尋ねしますけれども、一級河川、国のJRの鉄橋まで、最上川の、吉野川の、そこまでの川ざらいをされるというふうに以前聞いたことあるんですけれども、今その情報というのはどうなっていますか、教えてください。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  吉野川の国直轄区間の関係でありますが、延長はおおよそ2キロ、1.9キロぐらいなのかと思いますが、この間については、県がこのたび上流側で市街地部については現在の計画では7.1キロですか、その上流部、金山地区で1.8キロというのは現在の計画でありますが、それぞれ復緊事業、それから災害関連事業と、これで一定の改修を行うということになります。
  当然、川底の整正も当然しますから、堆積土砂も撤去するというようなことになります。したがって、下流側に流量がいち早く到達をするというようなことになりますから、国においてもこれに見合う河道の整備が必要だという判断はいただいています。
  既に御存じのことと思いますが、今年度から国においては今申し上げました約2キロ区間、直轄区間の河道掘削を行うと、こういうことで今現地の調査を進めておりますし、いち早く残土捨て場、掘削する約20万立米に及ぶと、こういうことにちょっと聞いておりますけれども、その土砂を置く場所、これについても確保すべく地元のほうと話し合いを進めているという状況にあるということでお聞きをしております。
○委員長  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  ありがとうございます。
  国のほうでも着々そうして進めているということでございました。やはり川底を払うにしても、川下から払っていきませんと、途中ばかり払っていて話にならないわけでして、ひとつ市当局のほうも強く、早くなるように要望をお願いしたいと思います。
  ところで、私申し上げました、この砂防ダムの件、市長はどう考えますか。
○委員長  市長。
○市長  この砂防ダムによる土砂流出を抑えるこの有効性については、そういった方法がどの程度効果があるのかしっかりと検証して、いい方法をこれからとっていかなければいけないなというふうに思っています。
○委員長  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  それでは、宮内の菖蒲沢、上っていきますと、菖蒲沢の川あるわけですけれども、ここのお宮に行く手前、堤防が決壊して、ラ・フランスかな、根元まで民地の土砂がもう崩れてきているわけですね。その辺の予算もあるような気がするんですけれども、河川改修工事費、菖蒲沢とかと言っていることですけれども、あそこに橋が確かあったような気がしたんですけれども、あの橋というのは市の橋じゃなくて民間の橋だったんでしょうか。ちょっとわかる人いませんか。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  委員のおっしゃっているラ・フランス畑というのは、長谷観音の手前のところですよね。あの河川、普通河川というようなことで、市が管理するということでしてございまして、今御指摘ありました畑の部分、これについては公共災害でこのたび復旧をするということで計画をしております。
  今お話ありました橋については、河川の橋という捉え方をしておりません。個人が作業用にかけられている橋だろうというふうに思います。現地には、今回現地見ましたがなかったように思いますけれども、以前から橋については市のほうの管理はいたしておりません。
○委員長  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  橋は、じゃ個人でつくられた橋だったんですね。跡形もなく、もう流れていたような気がしたんで、以前上ったときは、ここに橋あるなというような気がしていていたんですけれども、わかりました。
  とにかく、この水害を事前に防ぐという方法、やはり砂防ダムなら砂防ダムを強く要求して、1年や2年でできないわけですから、やはり根本的な治水というものを、市長には頑張ってやっていただきたいと要望して終わります。
○委員長  ほかにございませんか。
  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  私のほうからもこの今回の災害について並びに復旧について3点ほど御質問させていただきたいと思います。
  まず、今田中委員のほうからもお話ありました菖蒲沢の河川改修について、今回、河川改修工事として700万円ほど予算ついておりますけれども、せんだっての9月9日に防災座談会、宮内地区のですね、私も出席しましたけれども、その中で菖蒲沢の住民の方が、言葉はやわらかかったんですけれども、悲痛な、私には叫びのように聞こえたんですが、というのは去年の7月18日ですね、1年もたたないうちに7月9日、その間に今年の3月だか、雪解け水と雨が重なってちょっと、床上まではいかなかったんだけれども床下浸水したところがあったと。1年に3回も災害に遭っていると。
  その人いわくですよ、見ていると、まず川の断面が、今の雨の降り方によっては川の断面が絶対的に少ないと。それから、流木が流れてきていろんなところに引っかかって、ダムのようになってしまうと。それから鋭角に曲がっているようなところが多々あると。それを何とかしてほしいという痛切な叫びだったんですね。
  それに対して、建設課長さんはほかの公務があって来られないということで、課長補佐さんのほうから、今回の改修については川の断面の拡幅ではなくて、壊れたところの改修だけだというふうにお話しされたんですが、そのとおりの計画ですか。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  御指摘いただいている箇所については、今議員のお話を賜りますと、旧吉野石膏の社長さんの脇の部分を指していらっしゃるんでしょうか。
(「それは菖蒲沢が入った河川計画」の声あり)
○建設課長  そのような御指摘の部分もございまして、特に須藤邸、これについてはもう御指摘のとおり3回くらい浸水をしているという状況で確認をさせていただいております。
  そのようなことから、今回8款の土木費3項2目の河川維持費になりますが、この中で河川改修工事費ということで計上をさせていただいております。これはいわゆる菖蒲沢川の護岸整備でありますけれども、議員御指摘の菖蒲沢川の狭隘部分、この部分の改修であります。
  先ほど、公共サイドも取り組むと長谷観音のほうのことを申し上げましたが、これについても護岸を復旧しますので、それらが整備になってまいりますので、下流側についても一定の整備をしないとできないと。
  ただ、この箇所は狭いんですけれども、御指摘のとおり急曲もしておりますし、障害物もあったんです。ですけれども、被災はしないんですね。護岸がしっかりしているというわけでもないんですけれども、植生がありましてなかなか護岸そのものは守られていると。崩れないと。ですけれども、狭いがゆえにどうしても民地に入ってしまうと、こういう地形帯にありますので、今回9月補正において、この区間については改めて改修をすると。すると上下流がスムーズに流れるというようなことでの改修を予定しているところであります。
  以上です。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  ですから、その被災に遭った住民の人の声というか、あくまでも河川の断面改修ではなくて、護岸改修という捉え方でよろしいんですね。もう一度お伺いします。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  説明がちょっと悪かったかもしれませんが、須藤邸の部分については、被災はしておりませんけれども、断面が議員御指摘のとおり少ない、こういった状況にありますので、これを一定の拡幅をして上下流スムーズに流れるような構造体に改めるということでありますので、改修ということで取り組むということで受けとめていただきたいと思います。
  災害復旧でなくて、改修ということにこの区間については考えているということです。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  それでは、1つ聞きますけれども、その断面も含む改修ということで捉えていいんですか。
  だから、この間の課長補佐の説明とは全然話違うからはっきりしておかないと。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  当日、課長補佐から説明申し上げたのは、その長谷観音の付近のこのたび公共災害で対応する部分、これを指して御説明をさせていただいたと思います。
  ですけれども、その下流側で狭隘部分については改めて幅を確保すると、これを別途9月の補正でお願いをしていると、こういうことであります。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  わかりました。
  あそこの住民の人は、じゃ少し安心するんだろうなというふうに捉えていますけれども、従来の考え方ですと、壊れたところを元どおり復旧するということでは十分対応できたんでしょうけれども、とにかく今の気象情報というのは、異常が異常でないですよね。
  今日だって北海道でもう80万人近い避難勧告を受けているような状況ですから、やはりそういうふうな中には、従来どおりの壊れたところを単に直すというよりも、すっかり先を見通した今の状況に応じた対応、せっかくやるんですから、またお金をかけて壊されるというのは今年で終わりにしていただきたいというような思いでお聞きしました。
  2つ目ですけれども、これは農林課管轄だと思うんですけれども、市内に農業用水路というのは結構走っていると思うんですけれども、それで、前はその周りが田んぼで農業用のゲートを閉めて、そこで分岐してこっちの田んぼ、こっちの田んぼと水を供給していたんでしょうけれども、結構そういった要らなくなっているというか、形だけゲート、仕切り弁があるんだけれども、要らなくなっているという箇所が結構あるんじゃないかなと思うんです。
  それがまた、町の中ですと、溢水の原因にもなっている。そこにいろんな流木まではいかないんですけれども、いろんな木端が引っかかって溢水してしまうというような状況だと思うんですけれども、その辺はどの辺まで、何カ所はということは答えていただかなくてもいいんですけれども、そういった要らなくなっている用水路にかかるゲートがあるのか、ないのか。私は結構あるんじゃないかなと思っていますけれども、課長の知っている範囲内でお答えください。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  委員の御質問にお答えしたいと思います。
  おっしゃられるとおり、ちょっと私も数はわかりませんけれども、数の中にはあるんだろうと思っております。ただ、要らなくなっているといいますか、施設がある限り、その関係の水利組合の方でありますとか、それから、場合によっては地域の住民の方でありますとか、何らかの方に管理をお願いしているというふうなことになっているかと思います。
  全く誰も手をつけずに放置されているというか、何も使い手がないというふうな意味の仕切りというのは、ちょっと具体的には私は思いつきませんけれども、おっしゃるような状況に少し近くなっているようなものは確かにあろうかと思っております。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  今現在、私が錦町の区長になっている関係で、この件で錦町の西側ですか、ちょうど元住電とのグラウンドの脇を走っています上無川ってあるんですけれども、そこにやはり古いゲートがあったんですね。それがあるためにいろんなものが引っかかって、すぐにその水路の脇にある道路に溢水してしまうと。二、三年前ですか、それを撤去していただいたんです。それで、今回はそれほどでもなかったんですね、あの大雨にもかかわらず。
  そういったところが市内にも存在しているのではないかなというふうに思います。もちろん撤去していただいて、大いに助かっていますから感謝申し上げたいと思いますけれども、そういった市内の現状を把握していただきたいなという要望です。
  あと、もう1点、去年の確か9月議会でも織機川のかかる、あれは豪雨災害があってからかな、9月だから。倒木はあれでいいんですか、また大雨が降ったら大変なことになるじゃないの、橋に引っ掛かったりね。結果的にそうなりましたけれども、あのときの洪水で河川に倒れた倒木の処理、その後、冬を越しているわけですから、また今度は雪で倒れた倒木、それらを放置していたんじゃないかなと私は思います。
  何でかというと、私は1週間に一遍、伊佐沢のほうにある学校のほうに行かなきゃいけないんですね。しょっちゅうあそこを通るものですから、まだ撤去していないな、どうしてなんだべな、市のほうで県のほうに言うと言っていたけれども、言ってきたんだべなと思っていたんですけれども、ほとんど、少しはひどいところはやったかもしれませんけれども、私の目から見れば、自分でチェーンソーを持っていって切ってくるかなと思ったぐらいで、県のほうはいわゆる放置していたんですよね。たまたま、県の河川課のほうでジープに乗って若い衆が見回りに来ていましたけれども、何のための見回りかなと思っているんです。
  これから、流木を出さない方法を考えなければいけないと思うんですね。流木を出さない方法。自然だから、自然に木が倒れてきて、崩れて、川に流れてくるのは当たり前だべという発想では、これはいつまでたったって流木は流れてくると。
  考え方によっては例えば河川から何メーターのところは木は皆伐採するとか、山に間伐材を放置しないと、放置した人は罰金もらうとか、それは極端ですけれども、そういうふうな何か総合的な対策を打っていかないと、なかなかこれは対処できない問題じゃないかなと思います。
  事後対策に流れてきたものをどうするかという、その処理も考えなきゃいけないんですけれども、その前に流木を出さない方法を行政で、私たちも考えますけれども、提案しますけれども、考えていただきたいというふうに思いますが、これは担当課の課長さんの見解をお伺いします。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  議員御指摘の河川への流木については県のほうで順次撤去いただいて、河川断面を阻害することのないように対応いただいていると、これは吉野川のほうの対応を見ていただきますと、そのような対応で進んでいるということで御理解をいただけるかと思います。
  あと、ちょっと農林課にもわたりますから私からはどうかとは思いますけれども、その河川周辺の流木、これが河川に倒れ込まないようにするべきだと、こういう御指摘はそのとおりだと思いますけれども、ここは個人地、民地に立っている個人の所有物であるというふうなこともありまして、なかなか議員お話しのように、すぐに速やかにこれを解決するということにはならないのかもしれませんし、もう少しお時間をいただかなきゃならないと思います。
  当然、こういった事案は全国的にも当然見られるわけでありますから、今後国としても何らかの方針を示していただけるものかというふうに期待をしているところであります。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  河川内の立木、流木の処理についてもう少しお尋ねしたいと思うんですが、今の建設課長の答弁で、順次県のほうで河川内の立木については処分をしているというふうなことですけれども、これは織機川、それから吉野川双方だと思うんですが、特に織機川はかなりのボリュームがあるというふうに思います。それから、吉野川についても、本線は両方とも片づいてきたと思うんですけれども、支線の部分も含めてですとどうなのかなというふうに思っています。
  やはりこれは来年と言わずに、本当に災害はもう秋にも来るかもしれないと、非常に切羽詰まったところがあって、非常に悩ましい、かつ、だけれども、しなければならないというところで大変なことだと思います。
  ですが、その状況を来年度以降もまたかかってくると、その河川内の立木の処分について、来年にもまたがるというふうなことになるのか、その辺の見通しについて、県の事業といえば県の事業ですけれども、見通しがわかればお伺いしたいと思います。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  吉野川の支線、県管理の河川の支線というお話でありますから、当然いわゆる市が管理する法定外の用地というようなことになろうかと思います。この部分についての撤去というのは、午前中、吉田議員からも御質問いただいたところでありますけれども、非常に大きな課題だなというふうに思っています。
  当然、市が管理すべき河川、いわゆる普通河川、あるいは準用河川というのが市のほうで管理する川でありますけれども、それに見合わない箇所にも倒れている。これをどう扱うかという御質問かと思いますけれども、容易に今即答できるような状況ではないと思います。
  これは農林課にも及ぶ話でありますから、実態を調査をして、どの程度危険な箇所にそういった実態が何カ所あるのかと、こういったことも少し調査をしてみる必要があるんだろうと思います。その上で対策を立て検討していくというふうなことになろうかと思います。
  小河川、小さな沢への倒木という実態については、実はそこまでの把握は今しておりませんので、今後その調査をしてどの程度の数量かというところを見きわめてのこれからの検討とさせていただきたいと思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  その中でやはりそのボリュームと時間の問題で大変だと思うんです。ただ、田中貞一議員のほうからも話があったと思うんですが、立木の処分の中で、いわゆる裁断をしていくというふうな部分でもいいのかなというふうに思っています。そういったことで総合的に考えていかなければならない、やはり時間との勝負だと思うので、その裁断についてはどういうふうにお考えでしょうか。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  なかなかこれは即答ということはできかねますが、これは先ほどの繰り返しになりますけれども、所管する農林課、それから私ども、それから県の林務あるいは砂防関係の皆さんからも知恵を借りて、その対策については検討する必要があるだろうと思います。
  ただ、議員御提案されました切断をして、流れてきた際に、橋の橋脚とか横に引っ掛からないようにするような対策というようなことも非常にいいお考えなのかなということで承りましたので、なお、これから関係機関からも御指導をいただきながら検討させていただきます。
○委員長  よろしいでしょうか。
  ほかに災害に関する事項に質疑ございませんか。
  12番髙橋 篤委員。
○髙橋 篤委員  私から、今回の防災の座談会の中で、私なりに感じたことをちょっと申し上げたいと思います。
  今回の防災座談会、きのうで5カ所終了したわけでありますけれども、昨年もこの災害はあったわけですけれども、市民の方々からの批判の声というんですか、それが私は少ないような感じを持っています。というのは、この座談会の中でも、ある地区ではございましたけれども、ほとんど前向きに何とかしていただけないかというような御意見が多かったと思っております。
  そこで、その中で私は災害のことに関してでなく、この役所の対応についてお伺いをしたいと思います。
  これは恐らく4カ所ぐらいの場所であったと思うんですけれども、例えば被害を受けたと、そして市のほうに連絡をしたと、ところが市民の方々というのは、例えば道路と農地とつながっている場所の被害を受けた場合、農林課なのか建設課なのか、また一番の被害は危機管理課なのか、これが本当に判断をしかねているというのが、私は一般の皆様方のお考えだと思います。
  我々、議員は、ああ、このことであれば、例えば農林関係の件であれば、例えば総務課長あたりに行って、こういうのはどこでしょうかとか、あと我々の事務局長のほうに話をして、そうして都合はつくことができるんですけれども、一般市民の方というのは、どこに行っていいかわからないということも一つあると思うんです。
  そこで、こういう災害のときというのは、普通の平時の場合であれば、私は我慢できるものは我慢ということもあると思うんですけれども、やはり2年続けての、本当にこれから何十億かかるか私にはわかりません。恐らく県の予算から全部入れたら、恐らく吉野川、織機川、この南陽市全部で100億円は私は超えるんでないかなと思っています、完全に直すまで。
  そういうときこそ、やはり行政が一つになって進んでいかなければ、いいものはできないと私は思うんですけれども、その辺、今回、企画財政課長も危機管理課長も総務課長も全部出席なさっておりますので、その辺どのように考えていらっしゃるか、三方からお願いしたいと思います。
○委員長  板垣総務課長。
○総務課長  今、髙橋委員のほうからあった御質問につきましては、いわゆる被害箇所等の連絡を市役所に市民の方がなさる場合に、どこの部署に連絡していいのかわからないので、行政が一つになって受ける体制をつくらなければならないのではないかというふうな御質問だと思います。
  まさにおっしゃるとおりだと思います。それで、先般の状況を申し上げますと、市民の方から連絡が入る云々につきましては、管理人室に普通は連絡が入って、そこから担当部署のほうに回るわけなんですが、あの時点では災害対策本部を立ち上げておりましたので、危機管理課の職員、または我々総務課等の職員が直に電話を受けて対応を、お聞きをしたというふうなことだものですから、そういう意味では、その場での細かい混乱はありますが、大きな混乱はなかったというふうに感じております。
  しかしながら、やはりそういう混乱は全くないわけではございませんので、それらの調整についてはこれから十分検討をして、速やかな対応をしてまいりたいと思っております。
  以上です。
○委員長  相澤危機管理課長。
○危機管理課長  今総務課長のほうから御答弁されたとおりであります。
  危機管理課においても、一番先にほとんどの方がお見えになりますので、関係する部署のほうには極力御案内をさせていただいて、調整をさせていただいているつもりでありますが、いろいろお話をお聞きすると、途中で終わっているというような実例もあったようでありますので、今総務課長がおっしゃったように、そういうことのないように、体制づくりをしていきたいと思います。
○委員長  よろしいですか。
  12番髙橋 篤委員。
○髙橋 篤委員  恐らく、企画財政課長も同じようなお考えだと思います。
  私は土地改良区の理事長もやっています。それで去年、総代会、8月の末にあったんですけれども、総代会の中で50年に一度の被害だとお話をしました。そして、今年もまた、総代会が終了しましたけれども、運が悪く50年に2度になってしまったと、これが来年どうなるかもわかりませんと、総代会では申し上げました。
  本当に、私はわからないと思うんですよね。もうさっき話が出たんですけれども、今日は北海道、あと東京、千葉、あの辺ですごい豪雨になって、これは恐らく赤道直下あたりのスコール的な雨降りでないかなと私は思っております。
  だから、決してこれがあと来年も来ないとか、再来年も来ないというような、もうことわざ的な言葉は私は出ないような気がしますので、どうか、さっき総務課長、また危機管理課長のほうからもいろいろお話あったわけですけれども、ぜひこういうときこそ、この南陽市が行政、議会、あと市民が一丸となって、こういうものをよくなるように向かっていくように、私も住民にはお願いします。どうか職員の方にも、そのような考えで進んでいただきたいということをお願いして終わります。
○委員長  ほかに災害に関する事項、ありませんでしょうか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  2年続けてというのは、当然市民の被災なされた方もそうなんですが、行政の対応も本当に大変だなというふうに私、思っております。
  その中で、ちょっと大きくて4点ほどになるんですけれども、まず第1点なんですが、危機管理課の体制ですね。やはり拡充というかそういったことが必要なんじゃないかというふうに私は思っています。
  災害時はもちろんですが、今いろいろと今回の検証の中で出ている問題を解決していくためには、やはり人的な配置が必要なんだろうというふうに思っております。これは私から言うまでもなく、市長を含め庁内で考えていくことだとは思うんですけれども、やはりかなりオーバーワークになっているんじゃないかなというふうに思います。
  総務課と連携を組むことはもちろんですけれども、私からの1つの御提案ですけれども、先ほど佐藤 明委員のほうから、例えば災害に関する専門家というか、技術者の採用というふうな話もありました。私はその採用までいかなくても、例えば県、国、市の災害を担当した退職者の方、そういう方等を把握して、災害に関する知識を得ることはもちろん、嘱託とか、そういった採用形態はいろいろあると思うんですが、そういったことで確保していくと、それで体制を強化していくということが必要だと考えます。それはいろんな方法があると思うんですけれども、そのような姿勢を持っていらっしゃるかどうか、まず市長にお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  国、県、市の職員の方の退職者の方の力をおかりしてはどうかということにつきましては、今回の災害の対応の中でも我々も考えていたところであります。
  今後におきましても、そういった力を必要なときに活用できるような体制があれば、現在の職員の方に対する負担が減らせるのではないかなというふうにも思っています。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  ぜひ積極的にお願いしたいなというふうに思います。
  やはり危機管理課の担当、課長も含め、やはりかなり私は大変だというふうに思いますし、いろんな形でマニュアル化されれば、誰が課長に来てもいいような形になれば一番いいわけですが、そのためにも今のような体制づくりというか、そういったものをお願いしたいものだというふうに思います。
  それから、次は、いわゆる防災座談会等々で出てきたことの中で申し上げたいと思います。これは私、一般質問でしているところとかぶりますけれども、まず一つは避難勧告のあり方についてです。これもやはり各5カ所の中で結構出ました。
  その中で、やはり人命を守るために避難勧告をするわけですので、人命を守るために、あるいは、そのためにでもけがをしては困るというふうなことで、きめ細かな勧告のあり方というのが必要だというふうに思っています。
  それに関しまして危機管理課長も答弁をされていますけれども、例えば避難勧告自体が目的とならないように、災害の種類にもよります、程度にもよります、時間帯にもよりますが、例えば垂直避難がベターであるというふうな周知報告も含めて、きめ細かく必要だと思います。
  特にお年寄りや障害者、幼児などの災害弱者に関しては、どのような避難がベストなのか、今回の雨量の場合は、今回の雨量ですよ、今回の雨量の場合は垂直避難でも大丈夫だったという地区もありますので、それを土砂災害危険区域については垂直避難はちょっと危険ですけれども、地区ごとにやはり検証していくことも必要なんだろうというふうに思います。
  今回の雨量程度であれば、避難勧告をせずに2階のある人は2階に上がってくださいという、そういうふうな判断もあってもよかったのかなというふうに思っていますので、検証していく、ここの地区はこうだというふうな形にしていくのが1つではないかなというふうに思いますが、あともう一つは、豪雨災害の場合は当然時間がある程度あるわけですね、地震と違って時間があると。時間がある中での避難準備発令についても大変有効だと思いますので、そこも含めてお尋ねしたいと思います。
○委員長  相澤危機管理課長。
○危機管理課長  2番高橋委員の御質問にお答えしたいと思います。
  まず、避難勧告のあり方でありますが、さきの一般質問の中でもちょっとお話をしましたが、避難勧告の発令基準というものを数値化をして出せるように、今回、災害後整備をしております。最終的にちょっと疑問、土砂災害の部分もあったものですから、気象台と最終調整をしてようやく原稿というか、決定できるかなと、もう一度市長のほうに上げて修正をしたいと思っております。
  地区ごとのそれぞれの避難のあり方があっていいのではないかという御質問については、まさにそういうきめ細かな対応が望まれているということは存じ上げておりますが、現在の状況、体制の中で、そこまできめ細かにできるデータ、また対応能力ということを考えますと、非常に難しい部分もあるのかなと思います。
  ただ、そうなければならないという要望が当然ありますので、そういう方向に向けて、今回の災害を検証しながら各地区座談会の中で御意見をいただいておりますので、そのようなことでしたいと。
  ただ、今回の災害で避難勧告、避難準備情報もそうなんですが、早くしてもらっていれば、広域にしてもらっていれば、1階から家財道具を上げることができたのにと、人の垂直避難だけじゃないという御批判も受けております。そういうこともあって、一概に人命ということだけでなくて、どうやって災害が起こり得るという情報を広く知らしめて、その中で住民の方が選択をできるということも1つは必要なのかなということもありますので、そういうところも含めて今後検討していきたいなと思っています。
  避難準備情報については、御指摘のとおり早目に広く出しながら注意喚起をしていくということは必要でありますので、今後その部分については大切にしていきたいなと思っております。
  以上です。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  ありがとうございます。
  やはり選択をできるというふうなことは重要なことかなというふうに思っています。やはり勧告、あるいは指示になってくると行政命令的なところがありますので、それに対して従わなかった場合はということもあります。
  ただ、勧告の段階ではやはり自分の自由意思、あるいは隣組、あるいは地区の中でこういうふうに決めているという、例えば市長のお膝元の本町あたりはもう垂直避難だというふうに決めているというようなこともあります。だから、そういうようなことは、やはり自主防災組織の中での判断というような形になってもいいのかなとも思いますし、その選択肢を与えるというようなことの判断をよろしくお願いしたいと思います。
  次に、避難所指定の見直しも出ました。要するにパーフェクトというのは難しいと思うんですね。何がよりベターかという判断しかないというふうに思います。
  その中で、各地区長さんと話し合い、協議をしながら、例えばよく出たのが、各地区公民館で豪雨にも耐えられるような場所、建物であれば、そこを一時避難所にしていくと。そして、周知をしていくと。
  当然ハザードマップのできていないところについて、あるいはできたところでも、一時避難所はここだよと、やはり川を渡っていかなきゃならないところ、あるいは川そばにあるところの避難所では危ないというふうなことが今回明確にわかったわけですから、そこを踏まえていけば、やはりこの避難所の指定のあり方、これは大変重要だと思いますし、ハザードマップをつくっていく地区、赤湯地区、中川地区とあるものですから、そのハザードマップのできる前にもその周知をしていく必要があるんだろうというふうに思います。その辺についてお伺いしたいと思います。
○委員長  相澤危機管理課長。
○危機管理課長  お答えします。
  委員御指摘のとおり、各地区で高齢者の避難を考えた際に、指定避難所まではとても距離が長くて行けないということも御意見として賜っております。
  避難所の選定については、避難所として堪え得るべき条件がございますので、それに基づいて指定をさせていただきますが、きのうの中川の座談会の席上でも、金山でもお話をさせていただきましたけれども、やはり安全な集会所、地区の施設であれば、そこにまずとりあえず一時避難をしていただいて、役所のほうに御連絡をいただきながら、何人避難していると、毛布、水が必要だというふうなことがあれば持っていくと。もしくは、長期的になるようであれば、一時避難所から指定避難所のほうに移送ということも手段としては今後考えてかなければならないと思います。
  それに当たっても、その地域の安全な集会所等を地区の方々と今後話をさせていただきながら、災害があった場合に使わせていただくというようなことで、地区との協定を結ぶような形で進めたいと思っております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  よろしくお願いしたいと思います。
  勧告の場合、特に今豪雨災害、大雨についてのみ頭があるわけですけれども、例えば大きな地震の場合は、避難もできないという場合が出てきます。逆に、その安否がどうだかというような場合の確認が出てきます。いわゆる市民サイドから市のほうに私は生きているというふうなことを逆情報で伝えなければならないというふうに思っています。
  その場合に、私はちょっとわからないんですけれども、例えば市役所に連絡してくださいというふうに言った場合、40-3211にかけますと。日中であればそうなんでしょうけれども、平日とか、そういう場合はですよ。災害時については電話をかけるという場合に、この40-3211ですか、そこにかければつながるようになるんでしょうか。
○委員長  相澤危機管理課長。
○危機管理課長  お答えいたします。
  基本的にはつながるようになっております。ただ、夜間でありますと守衛のほうに回って、そこから災害対策本部が設置されていれば、当然災害対策本部のほうに回りますし、設置前であれば危機管理課、もしくは道路が壊れているということであれば建設課、そういうところに警戒態勢をとっていれば回る形になります。
  守衛室のほうでは、どこにどの職員が入退庁簿を記録しておりますので出勤しているかというのはわかりますから、電話をいただければつながるようにはなっています。
  ただ、災害時に電話が多く入れば当然パンクをするのでつながりにくくなるということは御了承いただきたいと思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  例えば災害時に1つの電話から、例えば建設課、あるいは危機管理課に回すというふうなことでなくて、その回線を何本か知るというようなことではないんですか。
○委員長  板垣総務課長。
○総務課長  40-3211でございますが、数回線持ってございますので、1つ話し中でも別な回線を通してつながるということになります。ただ、大規模地震のように電話線そのものが断線していればもちろんつながらないというケースもありますので、よろしくお願いします。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。私がちょっと言いたかったのは、いわゆる災害の種類が地震という場合も想定しなきゃならないという場合に、そういった緊急に連絡を入れる場合、いわゆる無線で消防団からの連絡はあるとは思うんですけれども、そういったことも含めて、一回原点に帰って見直す必要があるのかなというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
  最後に、先ほども話はありましたけれども、山林の再生についてです。これも金山地区から出ました。やはり山が守れなくなったというふうな、端的な御指摘です。
  経済活動として持続可能なものにしていく、いわゆるバイオマスの利用なんていうようなことも、私一般質問で申し上げましたけれども、南陽方式とでもいうんですか、そういったことで本当に積極的に山林の再生も含めて治山、治水を考えていく、そういうことが今まさに必要なのかなというふうに思っています。
  いろんな例えば組織をつくっていくのか、どういうふうにするのかというのは、これからの検討課題になっていくと思うんですけれども、先ほどありました新規の就農者だけでなくて、新規就林者というんですか、そういったことも含め田舎暮らしの魅力を持っている方もいらっしゃいます。そういったことにも魅力ある、いわゆる例えば雇用というかお金も入りながら、山の荒廃にも手助けされるような、要するに間伐なり何かをしていくというふうないわゆる林業に結びつくような形でのことも必要なのかなというふうに思っています。
  そういった前向きな積極的な考え方についてどのようにお考えか、これは市長にお願いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  金山地区の防災座談会でもその話ございました。それについてはやはり発言なさった方のおっしゃるとおりで、経済性がなければ山林の管理も進んでいかない、やっていけないだろうということは、本当にそのとおりだと思います。
  そういった意味で、どういった方法が山林の管理、経済的な合理性を持った管理に有効なのかは、これから行政として検討していかなければいけない課題だろうなというふうに思っています。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  ぜひ積極的によろしくお願いしたいと思います。
  あと、最後に河川の、先ほどは田中委員のほうからもありましたけれども、吉野川の下流、そして最上川の合流地点のことですけれども、今回の大雨で、これは検証に入ってくると思うんですが、国管理直轄のところについては、いわゆる簡単に言えば飲めたか飲めないという話ですけれども、今回の雨量に関していえば、あの断面で国の直轄に関しては飲めたというふうに見ているのかどうか、わかればお願いしたいと思います。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  その件については国交省のほうからも資料をいただいておりますが、ちょっと今ここでどこと言うわけにはいきませんけれども、堤防からの越水というようなことはなかったということであります。ただ、計画している断面には不安があると、こういう事実もあったようでありますので、今回の対応をいただいているということになっております。
  もし、数字的なものが必要であれば、後ほど提供させていただきます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  後ほどよろしくお願いしたいと思います。
  要するに、河川の最終の最上川との合流のところでどうなるかという問題が、去年は吾妻山系はそんな降らなかったものですから、簡単に飲めていったと思うんですけれども、今回は吾妻山系も降ってきた。当然、最上川の水位も上がってきたというふうな中でどうだったのかという、その場合、例えば飲めなかったとすれば当然逆流してきます。そのようなことがあったとすれば、今回の雨量に耐えられるものというふうになってくると、国の直轄の断面もやはり改修していかなければならないというふうに思ったものですから、話しました。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  つけ加えさせていただきますが、県の直轄のほうの吉野川管理区間1.8キロ、2キロに及ぼうと思いますが、この区間については、将来計画でもう完全に整備になっております。ただ、河道の堆積土砂がまだあるというようなことで、そこまでの掘り込みは今後県の事業とあわせながら掘り込みを進めるというようなことですので、既に堤防については将来計画に基づいて、整備計画に基づいて整備されているということで承知をしております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  その場合のいわゆる堆積したものを掘削していったその処理ですね、その捨て場の問題があるというふうなことですけれども、それについての状況はおわかりでしょうか。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  直轄区間については、先ほど田中委員からも御質問ありましたが、それについては国のほうで去る8月20日に、ちょうど赤湯の座談会の日だったんですが、この日に関係地権者、それから周辺の地区長さんからお集まりをいただいて、それから土地改良区の皆さんもお集まりをいただきました。これには、国交省の山形工事事務所の担当課長さん、それから県の河川課の担当の方々、こういった方々から出席をいただいて、この事業の必要性、それとあわせて行われる県の事業計画、こういったことを説明をさせていただいて、残土の捨て場の位置について決定を、国の案ですね、これに至った経緯等も説明をさせていただいて、おおむね御理解をいただいて、現在用地の交渉も一部進めているという状況にございます。
  以上です。
○委員長  ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は2時15分といたします。
午後 2時00分  休  憩
───────────────────
午後 2時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  休憩前に引き続き審査を行います。
  災害に関する事項について、ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費から第12款公債費の42ページから55ページまでについて、その他の事項について、質疑ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  2点ほど質問いたします。
  最初に、第7款の商工費に関連いたしまして質問をいたします。
  課長にお尋ねしたいんですが、去る6月議会でもたしか質問したと思うんですが、当時議会中であったわけですけれども、小規模企業振興基本法、いわゆる小規模基本法ということなんですけれども、これが国会で成立をして、今度の今月の中旬に閣議決定されると、こういう予定で進んでいると、こういうふうにお話を伺っているんですが、前にも申し上げましたとおり、1990年のときに中小企業の法案が改定されまして今日に至ったわけですけれども、やはり問題があったために、いわゆる中小零細企業に対して余りにも問題点があったと、そのための改定ではないのかなと、こう私は思うんですが、あれから大分たって、大体骨子が出てきていると、こう思うわけでありますが、その全体像についてどういう法律なのか、まず最初にお聞きをしたいと思います。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  ただいまの佐藤委員の御質問でございますが、6月の議会だったと思いますけれども、そのさなかでの内容でしたので、その経過、これまでの経過について確認させていただきましたところ、小規模企業振興基本法、小規模基本法と通称呼ばれておるものでございますが、こちらの改正については、この6月27日に施行を見たということになってございますが、あわせて、同時に改正が進められております商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律の一部を改正する法律、これが通称小規模支援法と呼ばれるものだそうでございます。
  この法につきましては、公布の日、同じく6月27日でございましたが、ここから3カ月以内の政令で定める日ということになって、現在まだその施行というところには至っていないというのが実情のようでございます。
  それで、この小規模基本法に関しましては、国が基本計画というものを策定しまして、国会に報告をし、公表すると、それによって具体的な計画が示され、それに基づき施策が講じられていくものと思われますけれども、現在の状況は、この8月いっぱいに各ブロックごとの地区だと思いますが、そちらのほうでの意見交換会、あわせてその前段での基本計画、素案と呼ばれるのか原案と呼ばれるものか、どちらをどう呼ぶのかでございますけれども、それに関してのパブリックコメントが求められていたはずでございます。
  それを受けまして、今後その計画が公表された後に、具体的な施策が講じられてくるものと捉えているところでございます。
  なお、先ほど佐藤委員のほうの冒頭でのお話のあった、そういうものの考え方に基づいての改正であると捉えているところでございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  ただいま課長がおっしゃることだろうと思いますね。
  それで、私も6月の議会当時言ったような気がするんですが、つまり日本経済を支えるというのは、根幹を支えているというのは中小零細企業と、ほとんどの9割方占めていると、こう言わざるを得ないわけでありますが、その中でも特に零細企業と言われている従業員5名以下の零細企業の持続的発展というか、維持をしていくために明確に位置づけた法だと、このように指摘もされているわけです。したがって、そういう点では、地方自治体の責任というのはかなり重いのではないのかなと、このように思っております。
  今回、課長もおっしゃったように、基本計画ですね、地域経済に波及効果があると、そのための事業の推進ということで何点か重点施策が掲げられていると、このように言われております。そういう点では、国もなかなかこういったものをそっちこっちでアドバルーンを上げるんだけれども、必ずこの責任は地方自治体へお任せですよと、こういう形で押しつけてくるということが、今までの経過の中でこれはっきりしているんだと思うんですよ。
  それで、この法律は、私は6月にも確か言った覚えがあるんですけれども、きちっと位置づけをして、地方自治体も位置づけして、しっかり対応していくというところが非常に大事なのかなというふうに思っておりますが、その辺の考え方について問いたいと思います。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  ただいまの佐藤委員の御質問にお答え申し上げますが、先ほど述べました小規模支援法のほうでございますけれども、この9月に施行、公布という予定になっているものが、具体的なところでの行政のあり方というか立ち位置が示されております。
  これについては、商工会、商工会議所さんのほうで関係の計画を策定しまして、それに基づいての対応をする中での経営発達支援事業計画というんだそうでございますけれども、その中で関係の自治体、これは県も含まれるわけでございますが、連携を図りながらということになってございます。そのところが我々のほう、市のこの小規模事業者と言ったほうが正しいのかわかりませんけれども、への支援としてのこの事業の支援あり方というか、立ち位置というか、考え方としてまず基本に据えるべきではないのかなと捉えているところでございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  課長もう御承知だと思うですが、この南陽市の市勢要覧、統計資料を見ますと、南陽市の商店の関係ですが、ここ何年かの資料があるんですけれども、これ平成13年度が719店舗あったわけですね。そして、平成11年度には675店舗あったと。しかし、これ19年までしか出ていないんですけれども、19年度で524店舗、だからたった8年で151店舗も減っているんですよ。たった8年間でですよ。今これは19年度の資料でありますから、あれから7年ぐらいたっているのかな、これはもっと減っていると思うんですよ。
  これでは、本当に地元の経済を支えてきた商店街がこういう形でどんどん減っていくと、非常に情けない話だと思うんですよ。そればかりでなくて、観光客数やさまざまな指標が出ているわけですけれども、残念ながら軒並み減っているのが現状なのかなと、こういうふうに思っているんですけれども、こういう実態というのは課長さんが一番知っているわけで、やはり中小零細企業を守っていく立場は我々も変わりないので、この辺はやはり一緒に明らかにしながらやっていくべきではないのかなと、このように思っておりますが、白岩市長にお尋ねしたいんですが、私らもそっちこっちに視察に行くと、非常ににぎわっている地域もあるし、あるいはぺそっとしていると、しーんと静まり返っているという地域もあるわけですよ。
  せんだって、倫政会と無会派の殿岡先輩と5人で高山の方面、あるいは下呂の方面に行ってきたわけです。非常にあそこでもお客さんが減っているというふうな状況の中で、しかし頑張っているわけですね。私は決して高山、下呂などと一緒にして比べているんではないですよ。そういうところもあると。あと長野のある町なんていうのは、もうかなりにぎわいがあったわけですけれども、だからそういう点では何で何を売り出すかということもあると思うんですけれども、その考え方について白岩市長にお伺いしたいんですが、市長としてどのようにお考えでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  やはり小規模あるいは零細な企業が減っている、商店が少なくなっているということは、日本全国で問題だというふうに思っています。
  これについては、さまざまな地域が、委員お話しのとおり頑張っているところもあると。やはりこれはだめだ、だめだと思っていては、これはしようがないので、やはりやりようがあるのではないかと。
  その地域の特性、あるものを生かす、そういった基本的なスタンスのもとに、こういった支援法や基本法の法の趣旨に則って、行政とそれから民間が手を携えて、やはり自分たちのまちを元気にしていくんだというふうな姿勢が必要だというふうに思っています。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  それは当然だと私は思います。そのとおりだと思います。
  しかし、そういうことをずっと今までやってきたのよ。私らも隣の伊藤さんなんかは、前にそういった問題を取り上げて随分やってきた覚えあるんですけれども、いろいろ対策を講じてきたわけだ。それにもかかわらず、残念ながらこういうふうな状況になっているわけで、私はいろいろな問題がここにあると思うんですよ。
  だから、安倍内閣になってからいろいろ段取りして、アベノミクスとか何とかと言われてきているけれども、そのうち地方もよくなるだとかと言っているけれども、一向にならないわけだ。間もなく暮れで2年になろうとしているわけですけれども、このたびの改造によって、いいんだか悪いんだかわからないんですけれども、一見いいように見えても、実際のところ地方はまだまだ大変さはむしろ増しているんじゃないかと。
  だから、せんだって8月の中旬に内閣府でGDPですか、これを発表したんですけれども、3カ月で6.何%、がたっと減っていると。1、2、3はよかったんですよ。プラスだったわけです。ところが消費税が施行されてから4、5、6月で、がくっときたと。冷え切っているわけです、ますます。
  だから、その辺のことも含めて見ていかないと大変だなというふうに思っておるんですが、いずれにしても、中小零細企業を守るこの基本法をやはり十分活用して対応していただきたいものだなと、このように思いますが、いかがでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  おっしゃるとおり、この法を活用して対応しなければいけないというふうに私も思っております。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  まず、そのとおり、ひとつお互いに議論しながら、この問題をしっかり活用していくということも答弁されたわけですけれども、そういう点では私も含めて頑張っていきたいというふうに思っております。
  それで、第8款の46ページの5項の住宅費の問題についてお聞きしたいんですが、市営住宅の建設の問題ですけれども、私ずっと前からこの問題を取り上げてきたわけですけれども、たしか荒井市長のときの何とか検討して、そういう方向性でやっていくというふうな話が一時あったんですけれども、その後、何をしているのか、一体諦めたのか。土地は買ったという話は聞いたんですけれども、その辺の計画ですか、その辺は今はどういう状況ですか。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  御指摘の市営住宅、関口住宅の件でありますが、確かに予定用地、住宅建設予定用地については、開発公社のほうで先行取得という形で今保有をさせていただいておりますが、基本的には政策空き家というような捉え方もしながら、これ以上入居を増やさないという状況のままで現在おります。
  昨年、市営住宅の長寿命化計画も作成してございますが、長寿命化計画の中でも関口住宅については建て替えという方向で、明らかに県の、市の考え方を示してございまして、今後適当な財源の確保がなれば、当然予定用地もあるわけでありますが、これらを含めて検討してまいる必要があるだろうというふうには思っておりますが、直ちに事業化というのは、まださまざまな問題がございまして、煮詰まっていないという状況でございます。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  私思うんですが、その関口住宅なんですけれども、前にもお話ししたと思うんですが、シロアリ、それから雨漏り、こういったいろいろな問題点がかつてあったわけですね。それで何とかしなければならない、そういう方向で何とかしなければと当局にも大分言ってきたわけですよ。
  ところが、いつの間にか脇のほうに置かれてしまったと。今、課長の答弁ですと、建て替えの方向で検討しているというふうなお話でありますが、めど的にはどういうふうな状況でしょうか。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  ここでいつかということはちょっと申しかねますが、近々に建て替えを必要とする施設にはなっていると、こういう認識でおります。先ほど、今回の豪雨災害で便槽のほうにも浸水が起きたというふうな状況もございますから、一刻も早くというふうには思ってございますので、今後そういった方向で検討させていただきたいと思います。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  言葉というのは、なかなか、重宝だなというか、そういう話は私前にも何かお聞きしたような気がするんですけれども、やはり確かに今水害で大変な金も要ると、いろいろ要るというふうなお話でありますが、しなければならないことがいっぱいあり過ぎて、非常に当局も大変なわけですけれども、しかも今回、白岩市長は初議会で、一般質問を聞いていると、あるいは予算委員会を聞いていると、いろいろ要望、要求を出されて検討したい、前向きにとか何とかといろいろ言われるんだけれども、大分約束したなと思って聞いていたんですけれども、この住宅というのは、あそこの場合ですとかなり古くなって、課長おっしゃるとおりだと思うんですけれども、ひとつ一日も早く計画に沿って、そういう方向で進めていただきたいと、強く御要望申し上げたいというように思います。
  終わります。
○委員長  ほかにございませんか。
  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  2年続きで今回水害に遭われた方のお話をいただいて、7月の全員協議会でもお話し申し上げたんですが、そこで市長にお伺いしたいんですが、結局これは、その人は長年ずっとそこに住んでいたと。代々住んでいたわけですが、それで、今回2年続きで被害に遭ったと。地域のつながりなんかもちろんあるわけなので、できるならここに住んでいたい。しかしながら、この危険とか不安とかという、雨が降れば不安になるという、そういうものには耐えられないと。したがって、市内のどこかに移りたいと、こういうお話をいただきました。
  そのときにお話しいただいたのは、1つは住宅ローンをお借りするときに、借りやすいように斡旋いただけないかというようなことが1点、それから、そのときに負担をできるだけ軽減できるような内容にならないだろうかということの2つをいただきました。
  負担の軽減という意味では、例えば金利の問題だと思うんですけれども、住宅ローンになると20年、30年という長期にわたることになります。したがって、利子補給というのは適当でないというふうに私も思います。そういう意味では、補助金というものがあればいいなと。
  今現在、建設課のほうで持ち家住宅建設助成金と子育て応援定住交付金があるわけですが、子育てのほうとはまた別な意味合いになるわけなので、ただ、この持ち家住宅の建設助成金では最大20万円ですか、こういう状況になるわけですが、今回のこういうお話の場合には、計画的でも何でもない、ただ、ここには住めないというような感情、お考えを持っておられると。そういう中で準備も何もない段階での移転と、こういうことになるわけですので、もっと手厚い助成制度というものをつくっていただけないのかどうか、その辺について市長のお考えをお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  7月のときの全員協議会のお話の状況がどうだったのか、存じ上げないところではありますけれども、手厚い助成ができないかどうかということについては、ちょっとできるかできないかも含めて考えなければいけない、今回の災害を受けて、そういったことも必要性も含めて考えなければいけないのかなと思いますけれども、ちょっと今の段階でできるかできないかということについては、お答えすることは難しいかなというふうに思っています。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  今現在なかなか難しい、判断するのが難しいということだと思うんですが、ぜひ、財政的な問題も当然あろうかと思いますが、前向きに御検討をいただきたいというふうに思います。
  それでは、もう1点なんですが、52ページの10款教育費、6項の保健体育費の関連でお伺いしたいんですが、市の陸上部の関連でお伺いしたいと思います。
  今まで陸上部の皆さんは、南陽市の広告塔という役割、あるいはそれと同時に競技を通して子供あるいは市民の人に夢や希望、あるいは感動を与えると、そんな役目を負ってこられたんだろうというふうに思いますし、その役割も一定程度は達成できたのかなと、そんなふうに思うわけでありますが、先日の一般質問で市長は現有勢力で頑張っていただきたいと、こういうふうなお話がございました。
  それで、今後、これから陸上部が大会に参加されるという予定はございますか、今年。
○委員長  江口スポーツ文化課長。
○スポーツ文化課長  山口委員の御質問にお答えいたします。
  今後の試合の予定ということでよろしいでしょうか。今月の21日になりますが、しらかわ駅伝に出場する予定でおります。それから、11月3日の東日本実業団対抗駅伝大会に予定しております。
  以上です。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  そういう大会に出られるということで、今までだと合宿とかそういう練習であったりするわけですが、要するに大会に参加するとしても、今までだと寄附金であるとか協賛金であるとか、そういうもので対応してきたというふうに聞いているわけです。市としての予算措置はゼロだったと、こういうふうにも聞いております。
  それで、今後、この寄附金であるとか協賛金であるとかというものはどの程度集まっているかは全然わからないわけですが、今後もこの協賛金、寄附金が本当に集まるだろうかという心配ももちろんあるわけです。その辺についての見通しなどはどうお考えでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  現時点では、寄附、協賛いただける企業の今後の動向については、見通しという具体的に申し上げられるものは立っておりませんが、できるだけ、やはり今いる陸上部員の方のせっかくの能力発揮の場であり、市の南陽ブランドというものを上げる機会でもありますので、そういった機会を持てるように、企業の皆さん、民間の皆さんにはぜひ応援していただきたいなというふうな思いを持っております。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  そういうことをぜひお願いしたいわけでありますが、ただそれでもなかなか思うように集まらないというときには、やはり選手の皆さんに負担を強いるということはなかなか難しいのではないだろうかというふうに私は思います。
  そういう意味では、必要な予算というものは、市でもやはり不足分については措置をしなくてはいけないのではないかというふうに、私個人的には思うわけでありますが、もし協賛金とか寄附金が予定どおり集まらなかった場合の対応について、市の予算措置ですね、それについてはどういうふうにお考えですか。
○委員長  市長。
○市長  集まらなかった場合のことは現段階ではまだ対応をどうするかということは決めておりません。
  また、そうした場合には、ほかのさまざまな公共機関、公共団体で陸上をなさっているところの事例などを参考にさせていただいて、対応に当たってまいりたいというふうに思っています。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  やはり、選手たちが安心してクラブ活動あるいは大会に参加できると、こういう環境づくりはやはり必要なんだろうと思います。それはやはり第一に予算ということが、全て何をするにもお金ということがつき回るわけでございますので、その辺については十分御配慮をいただければありがたいと要望申し上げて終わります。
○委員長  ほかにございませんか。
  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  私からは2項目、教育費と、あと商工費について質問をさせていただきます。
  まず、最初の商工費の観光費ということでお伺いをいたします。それは南陽の菊まつりについて質問をさせていただきます。
  今現在、大のぼりが立って着々と準備が進んでおります。また、会場の設営もされている状況でございまして、またそういった中で今回の菊まつりに対してのPRの仕方、まず1点をお聞きをいたします。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  白鳥委員の御質問にお答え申し上げます。
  まず、ただいま御質問の中でもございましたが、にぎやかしという言葉が正しいのかどうかでございますけれども、会場周辺への大のぼり、今週設置をさせていただいたところでございます。
  なお、プラスしまして赤湯温泉の各旅館のほうに、今回全部で14軒ございますが、むつみ荘に限っては今回改修工事に秋のさなかずっと入るということで、そこを除いての13軒に中のぼり、大体3メーターほどになりますけれども、3メーターの、中のぼりを3本、全旅館のほうに配布を予定しております。
  あわせて大のぼり、会場周辺と同じ大のぼりでございますが、各旅館の立地状況、そして周りの環境等もございまして、最終的に御相談を申し上げて、結果頂戴がされたところが2つの旅館でございました。そちらのほうに2本を配布させていただき、準備をいただくことになってございます。
  あわせて、玄関口のにぎやかしということで、これについても機材の関係等々で来週の予定になりますけれども、あちらの駅前のロータリーという位置づけになるんでしょうか、タクシープールのところになりますけれども、あちらのところの植栽を除くところに数カ所大のぼりを設置、そして中のぼりも設置ということで、雰囲気づくり、そして、菊まつりに関しての早目の周知ということとあわせて準備を計画しているところでございます。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  前回と違いまして、いろんな方に、また旅館等々にも協力をいただきまして、また駅前にそういったのぼりを立てる。本当に駅舎におりてきた方々が、ああ何かやっているんだなということが一目でわかるという状況は大変よかったなと私は思っております。
  そして、次にですが、昨年と一昨年にわたって、入場者の減少がございました。天候不順というようなことで雨が続いて、入場者がなかなか入ってこれなかった状況でございました。また、それと同時に、マスコミ関係の問題もあるのかなと私は思っているんですよ。菊まつりが開催されまして、いち早くカメラが中に入っていって、その展示物を収録をし、その期間中に放映をしてしまうと、やはりテレビを見た方は何だ、こういった展示物はこうなんだねと、もうそこで把握をしてしまって入場をしなくなるという現状が多分あるのかなと私は思っております。
  そんな中で、今回についてマスコミ対策、またカメラの規制、そういったことについてどう考えていらっしゃるのかお聞きをいたします。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  ただいまの白鳥委員の御質問にお答え申し上げます。
  昨年の対応の中でも非常にちょっとまずかったなという反省もございまして、今回についてのマスコミ取材への対応としては、一場面のみの取材、放映を条件にお願いしようということで、所管、関係の者での確認をとらせていただいております。
  多分に開園式、あともう一つが大きい山場になりますのが、菊花大会の審査日、10月30日、今年度は予定になりますけれども、そのところでのマスコミさんの中に入っての取材がピークだと思っておりますので、そのところを十分注意をする形で、ぜひ入りたいと、そして、ぜひ菊まつりに来てみたいというような形でのマスコミの放映のあり方についてもお願いをしてまいりたいと考えているところでございます。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ぜひ菊まつりの盛り上がりに欠けるような行動といいますか、そういった状況にならないようにぜひお願いをしたいと、していただきたいと思います。
  あと、駐車場に関してですが、今回、河川敷には駐車場は設けないということをお聞きをいたしました。ただ、高齢者また障害者用につきましては、新生橋を渡ってすぐ入るようなスペースとかそんな駐車場は用意するというようなことをお聞きをいたしましたが、その駐車場から出るときに、新生橋からハイジアパークのほうに抜ける街道、あそこが一番ネックになっていまして、いつも思うんですが、かなり見通しが悪い。やはり事故のおそれがあるというようなことで、私も誘導したときがあるんですが、ちょっとやばいなというような、危ないなという危険を感じたところでございますが、そういった危険回避のための迂回路に臨時的なカーブミラーの設置等々の考えはというか、そういったことはできるのかできないのか、まずこれをちょっとお聞きをいたします。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  ただいまの白鳥委員の御質問にお答え申し上げますが、多分にカーブミラー、あちらは道路でございますので、所管が公安委員会のほうになろうかと思いますので、その辺はちょっと私のほうでは判断しかねますが、今回の計画の中で、昨年まで第2駐車場という位置づけで河川敷を御利用させていただいての駐車場を確保しましたが、先ほど御質問の中でもございましたように、今回は水害の対応優先ということになろうであろうということから、実行委員会の中で、あの第2駐車場は使用しないということで確認をとりました。
  そういうこともございますので、新生橋から入っての一時的な、昨年イベントをやった駐車場ございますけれども、あちらに関しては大型バス等々の乗降の発着場、あわせて障害の方等々が利用される車の駐車場という位置づけで運用してまいりたいと現在考えているところでございます。
  その関係で出入り等に関しての誘導員を増員しての対応をしなければいけないであろうということを、現在実行委員会の中では話し合っているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  カーブミラーについては公安の管轄だということでわかりました。
  あと、やはり事故の危険性がありますので、やはり誘導員の増員、また安全管理には気配りをしていただきまして、事故等ないようにお願いをしたいと思います。
  また、雨が降らないように願うばかりでございますが、成功してもらいたいなと思います。
  続きまして、教育費について、体育施設のほうになるのかな、大体52ページになりますが、私からは、さわやかマラソンについて、ちょっと質問をさせていただきます。
  毎年、参加者が増えていまして、恒例の秋のスポーツの代表的な催し物かなと私は思うんですが、そのさわやかマラソンに参加する方は、やはり児童から一般まで含めて2,000人以上が参加をされる状況になっております。
  そんな中で、私いつも思うんですが、トイレの関係が一番重要だなと私はいつも思うんですね。まず公園内には2カ所、あとは体育館というようなところで3カ所かなと私は思うんですが、男子トイレについては案外スムーズにいくんですが、やはり女子トイレがかなり少ないんじゃないかなと、行列をつくって順番待ちをしている状況が多々見られるんですね。
  そういった中で、やはり2,000人さきも集まる状況の中でありますので、仮設トイレを、やはり臨時的な仮設トイレを数基設けるべきだなと私は思うんですが、その点についてスポーツ文化課長にお尋ねをいたしますが。
○委員長  江口スポーツ文化課長。
○スポーツ文化課長  白鳥委員の御質問にお答えいたします。
  委員御指摘のとおりでございまして、今年、招集場所近くに仮設トイレを設置する予定でおります。女性用が3基、男子用が1基、これにあわせて既設のトイレを御利用いただくような予定でおります。
  以上でございます。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ありがとうございます。やはりそういった状況を感じてはおったのかなと、私は思っております。
  また、次の1点ですが、毎回さわやかマラソンには招待選手またゲストが招かれてございます。また今回、そういった招待するゲストについては、もう決定されているのかお伺いをいたします。
○委員長  江口スポーツ文化課長。
○スポーツ文化課長  このたびの第15回記念さわやかマラソン大会になりますので、ゲストランナー2名を招聘いたしましております。
  その1名につきましては、渋井陽子さん、三井住友海上のランナーでございます。渋井さんにつきましては、現在も女子1万メートルの日本記録保持者でありますので、また2008年に北京オリンピックの代表でもございます。
  もう一人ですが、諏訪利成さんです。日清食品グループに所属しております。2004年のアテネオリンピックにマラソン代表として出場しておりまして、6位入賞を果たした選手でございます。
  このたびは、この2名のゲストランナーをお迎えして、大会に花を添えていただけるものと思っております。
  以上でございます。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  わかりました。かなり有名な方で私も安心をいたしました。また、参加されるランナーもやはり期待を込めてお待ちしているのかなと私は思います。
  最後の質問になりますけれども、今回のバスケットボールのリングといいますか、プロ仕様のリングを設置をすると、そういった準備をされているかと思いますが、そのプロバスケットボールの準備ができた後、そういった試合が組まれているのか、山形にもプロバスケットチームができたということもございまして、そういった予定が組まれているのかお尋ねをいたします。
○委員長  江口スポーツ文化課長。
○スポーツ文化課長  御質問にお答え申し上げます。
  さきの6月定例会でバスケットゴールの補正予算を御可決いただきまして、現在、購入、納品に向けて進めているところであります。
  委員からもございましたように、パスラボ山形ワイヴァンズというチームが山形県をホームとして設立されまして、もう既に試合も行われておりますが、ホームゲーム、県内で開催される18試合が予定されておりますが、そのうち2試合を南陽市民体育館で開催をする予定でございます。
  期日につきましては、12月6日と7日の予定でございます。
  以上でございます。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ありがとうございました。
  バスケットのやはりファンも多いかとは思いますが、そういった催しで12月6日、7日、予定されているということでございますので、ぜひそういった中で、やはりスポーツ振興のいろいろなスポーツがあるわけですけれども、そういった一環としての発展、また集客に向けて頑張っていただきたいと思います。
  私からは以上でございます。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  8款土木費の45ページの市の除雪委託料に関してです。
  今回、2,440万円の補正を上程していますが、合わせて1億8,900万円くらいの道路維持費の中でのになると思うんですが、除雪に関しては大体1億5,000万円、あとは3,900万円が道路関係の維持修理というふうに理解していますけれども、この市道の除雪委託料、今年が大雪にならないことを祈っていますけれども、燃料代もアップしたというようなこともあって、その件での単価アップなのか、あるいは市長が言われているお年寄りにやさしい除雪というふうなことも含めているのかお伺いしたいと思います。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  このたび補正で御提案させていただいておりますのは、いわゆる借り上げ機械の単価見直しでございます。
  これまで、3年前に稼働時間の最低時間ですかね、これを70時間から80時間に変えて1回アップさせていただいた経緯がございますが、今回は物価スライドに合わせた一定基準を定めた歩掛かりに基づいて適正価格を算定して、これに見合う賃金体制をつくるということで、このたび委託料の変更ということにさせていただいております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  積算単価アップということにすれば、いわゆる量的には増えていないということになると思うんです。
  もう一つは、市長にお伺いしたいんですが、いわゆる何というんですか、ダンコロを置いていくというか、雪の塊を置いていくというふうになってくると非常に困るということがあって、それはやさしい除雪に、米沢市なんかも何かやっているようですけれども、そういったことが、この予算では私はちょっとできないのかなというふうには思っているんですけれども、その方法についてはまだこれからなんでしょうけれども、そのことの考え方も含めてお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  なかなかそういった雪の塊を置いていくことを修正できるような、そういった除雪については、方法的にはいろいろ検討しなければいけませんが、まずは、金額的にはやはり何らかの対策は必要だろうなと、予算上で対策は必要だろうなというふうに思っています。
  今年度はできるかどうかわかりませんけれども、できるだけ早い時期にこの除雪の精度を上げていくために必要な予算というものは確保しなければいけないというふうに私も思っております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  今年度のまた補正になるのか、その対応、雪の降り方にもよりますし、さまざまあると思うんですが、ぜひそういったことで対応していただければというふうに思います。
  終わります。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料56ページから61ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第55号 平成26年度南陽市一般会計補正予算(第6号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第55号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第56号 平成26年度南陽市国民健康保
      険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第56号 平成26年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  山口企画財政課長。
〔企画財政課長 山口広昭 登壇〕
○企画財政課長  〔平成26年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第56号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  事業勘定の歳入歳出全般、72ページから82ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第56号 平成26年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第56号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第57号 平成26年度南陽市財産区特別      会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第57号 平成26年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  山口企画財政課長。
〔企画財政課長 山口広昭 登壇〕
○企画財政課長  〔平成26年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第57号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、92ページから95ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第57号 平成26年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第57号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第58号 平成26年度南陽市介護保険特
      別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第58号 平成26年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  山口企画財政課長。
〔企画財政課長 山口広昭 登壇〕
○企画財政課長  〔平成26年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第58号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、106ページから110ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第58号 平成26年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第58号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第59号 平成26年度南陽市水道事業会
      計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第59号 平成26年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  鈴木隆一上下水道課長。
〔上下水道課長 鈴木隆一 登壇〕
○上下水道課長  〔平成26年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第59号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、114ページから122ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第59号 平成26年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第59号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第60号 平成26年度南陽市下水道事業     会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第60号 平成26年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  鈴木上下水道課長。
〔上下水道課長 鈴木隆一 登壇〕
○上下水道課長  〔平成26年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第60号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、126ページから135ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第60号 平成26年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第60号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で、本委員会に付託されました補正予算6件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして、予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。どうも御苦労さまでした。
午後 3時24分  閉  会

       予算特別委員長 板 垣 致江子