平成27年12月定例会

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午後 1時00分  再  開
○議長  再開いたします。
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○議長  なお、当局より説明員の相澤福祉課長は、都合により欠席する旨通告がありましたので、かわりに菊地清福祉課長補佐が出席しておりますので、御報告いたします。
  それでは、引き続き一般質問に入ります。
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髙 橋 一 司 議員 質 問
○議長  次に、1番髙橋一司議員。
〔1番 髙橋一司議員 登壇〕
○髙橋一司議員  1番希望の髙橋一司でございます。
  11月の末に初雪となり、札幌市では62年ぶりの大雪に見舞われ、当市の昨年の大雪がよみがえります。今年も暖冬系で大雪が予想されておりますが、被害の少ないことをお祈りいたします。また、試験的に間口除雪も行われますが、市民の関心も高く、よい結果が出ることを御期待しております。
  さきに通告書を出しておりますので、それに従いお伺いいたします。
  1番.防災関連について。
  (1)市総合防災訓練についてお伺いいたします。
  ①今後、毎年避難訓練を実施したいとのことですが、その具体的な内容をお伺いいたします。
  (2)市の防災士の現状についてお伺いいたします。
  ①市で防災士資格を取得しておられる方の人数は何名か。
  ②また、資格取得後の定期的な訓練等はなされておるのか。
  ③その連絡協議会等の組織化は図られておるのか。
  ④市と防災士との連携はどうなっているのか(災害情報などは随時伝えておられるのか)。
  3番、ポンプ庫の移転先とその跡地について。
  第7分団5部1班のポンプ庫の移転先はどこか。みらいトークの中でも質問が出されましたその跡地については、どのようにお考えお伺いいたします。
  2番.公衆トイレ等の改修の計画について。
  (1)赤湯駅舎のトイレが老朽化しているが、改修する見通しは。
  (2)赤湯温泉のおみ坂下の公衆トイレが男女兼用であり、老朽化しており、早目の改修が必要でないかお伺いいたします。
  3番.文化会館について。
  (1)これまでいろいろな公演等が行われましたが、市内(赤湯温泉)の宿泊にどのぐらい結びついたのかお伺いいたします。
  ①宿泊利用者数はどのくらいか。
  ②イベント混雑時のトイレ等の対応はどうなされたのか。
  ③イベント時の売店及び食事の提供はどのように調整したのか、また、その経緯をお伺いいたします。
  (3)施設の課題等について。
  ①備品等の保管場所は十分なのか。
  ②夜間駐車場利用の際の安全対策はどうか。(照明が暗く、車のとめた場所がわからなくなった方がおりました。対策が必要ではないでしょうか。)
  ③イベント終了時の駐車場からの誘導をどうなされておるのか。(例えば南側の駐車場から国道に出る際、右折禁止にするなどが必要でないでしょうか。)
  以上、壇上からの質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長  それでは、答弁を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  1番髙橋一司議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、市総合防災訓練についての避難訓練の具体的内容についてでございますが、現在実施している総合防災訓練は、市民の防災意識の涵養に資することを目的に、各地区を巡回して行っており、市民の方にとっては、何年かに1度しか参加する機会がないものとなっております。
  一方、本市は2年連続の水害に見舞われ、災害時の対応を検証していく中で、市民への情報伝達や避難行動のあり方が大きな課題とされたことから、来年度の総合防災訓練では、市内各地区において、一斉に避難訓練を実施したいと考えております。
  訓練の内容につきましては、イベント的な訓練ではなく、水害を想定した全市民参加型の訓練とすることを基本に、災害時、市民や市職員、防災機関がどのような行動をとるのかを実践するための情報伝達訓練や自主防災組織による安否確認、また、避難施設への避難訓練、避難所開設、運営訓練などを検討しているところでございます。
  具体的な訓練内容やスケジュール等につきましては、今後、関係機関と協議してまいりたいと考えております。
  次に、市の防災士資格の現状についての1点目、市で防災士を取得している人数についてでございますが、平成27年11月30日現在で44名となっております。
  次に2点目、資格取得後の定期的な訓練等についてでございますが、防災士の資格を認証している特定非営利法人日本防災士機構においては、訓練を実施しておりませんが、防災士のスキルアップと地域防災力の向上を目的に設立された特定非営利法人日本防災士会では、登録した会員に対して、毎年スキルアップ研修を実施しているようであります。
  なお、防災士会への登録は、防災士の約1割と伺っております。
  次に3点目、連絡協議会等の組織化は図られているかについてでございますが、特定非営利法人日本防災士会において、都道府県ごとの支部や支部連絡協議会の設置を認めており、山形県支部、東北6県による東北支部連絡協議会が設置されているようでございます。
  次に4点目、市と防災士との連携についてでございますが、防災士の方に対し、随時災害情報をお伝えするなどの連携は特に行っておりません。
  なお、毎年開催しております総合防災訓練や土砂災害ハザードマップの作成の打ち合わせ等に御出席をいただき、御意見をいただいております。
  また、今年度から県において、防災士研修講座を開催し、防災士の養成に取り組んでいるところであり、本市においても、受講者に対し補助金を交付し、その後押しをしております。
  今後は、防災士の皆さんとの連携を図るとともに、自主防災組織の訓練指導や地域住民への防災知識の普及啓発活動を担っていただき、災害時には率先して地域の応急対策活動に当たっていただきたいと考えているところであります。
  次に、ポンプ庫の移転先とその跡地についての消防団第7分団第5部第1班のポンプ庫の移転先とその跡地についてでございますが、県が進めております都市計画道路赤湯停車場線街路整備事業による道路拡幅に伴い、花見町古堤北側にあります消防団第7分団第5部第1班のポンプ庫を移転する必要がございます。
  平成26年度に用地調査が実施され、土地の境界確認をいたしましたが、今後の事業計画や移転時期等については、まだ明らかとなっておりません。
  本市といたしましては、地域からの要望や消防団の意向も踏まえながら、ポンプ庫の移転先の選定や跡地の利用について検討を進めてまいりたいと考えております。
  次に、公衆トイレ等の改修の計画についての1点目、赤湯駅舎のトイレについてでございますが、改修の必要性は認識しておりますので、今後検討してまいります。
  次に2点目、赤湯温泉のおみ坂下の公衆トイレについてでございますが、議員御指摘のとおり、男女兼用で、築43年の老朽化したものでございます。また、現在の場所は表町駐車場の一角にあり、赤湯温泉ふるさと祭りのときには、祭りのフィナーレを飾る獅子のおみ坂のぼりが繰り広げられる場所でございます。
  今後新たに公衆トイレを建築するには、男女を分け、さらに、体の不自由な方や高齢者にも配慮した構造にしなければならないことから、ある程度のスペースが必要と考えられます。
  今後、表町駐車場の利用状況、赤湯温泉ふるさと祭り時の安全性等も考慮しながら、現在の場所が適地かどうかも含め検討してまいりたいと考えております。
  次に、文化会館についてのいろいろな公演等が行われ、赤湯温泉の宿泊にどのくらい結びついたのかの1点目、赤湯温泉の宿泊利用者数についてでございますが、コンサート等にお越しになる出演者、スタッフ側の宿泊につきましては、赤湯温泉への宿泊の御案内をしておりますが、シングルの客室希望が多く、周辺のビジネスホテルに滞在する場合が多い現状でございます。
  しかしながら、山下達郎さんの公演につきましては、御本人も含め、スタッフの方々も赤湯温泉へお泊まりいただき、温泉街での打ち上げも行っていただきました。また、NHK「ごきげん歌謡笑劇団」公開収録では、準備から4日間、そしてクラシックわいわいコンサートにつきましても、4日間にわたり、出演者及びスタッフの皆様から宿泊をしていただきました。
  お客様につきましても、人数は確定できませんが、赤湯温泉の各旅館にお泊まりをいただいていると赤湯温泉旅館協同組合からの報告もございます。
  今後とも交流人口の増加、そして地域経済の活性化に努めてまいりますので、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
  次に2点目、イベント混雑時のトイレ等の対応についてでございますが、混雑する場合の対応といたしましては、開場前にお待ちいただく方々のために、状況によりましては、市役所1階のトイレ及びロビーを開放しております。また、開場後も全体的に女性トイレの待ち時間が長くなることを配慮し、必要に応じて男性用トイレを女性用にするなどの対策をとっています。
  具体的には、宝塚歌劇団宙組全国ツアー南陽公演時には、来場者の約9割が女性客となることから、事前に大ホール側の男性用トイレを全て女性用トイレとして臨時的に使用し、事務室側トイレを男性用にするなどの対応を行い、行列の緩和を図ったところでございます。
  次に3点目、売店及び食事の提供の調整及び経緯についてでございますが、貸し館時の主催者側で、来場者に食事を提供する場合につきましては、事前に把握し、主催者側で臨時飲食店の営業許可をとり、提供していただくように指導しております。来場者の利便性を考え、自主事業も含めまして、今後とも状況に応じ対応してまいりたいと考えております。
  また、出演者及びスタッフの食事につきましては、共催等の貸し館興行の場合は、市内の業者を紹介し、利用いただいております。また、自主事業の場合は、商工会や観光協会等とタイアップをし、商工会女性部が考案しました「宝箱弁当」や会員の飲食店等より発注を行っております。
  次に、施設の課題についての1点目、備品の保管場所は十分かについてでございますが、開館前、開館後と真に必要とするものを吟味し、備品整備を行っておりますが、多目的利用のため、移動式も備品も多く、また、ほかの団体等からの要望等による備品等も保管している状況でございます。現在も他団体からの保管の要望もあるところですが、対応を検討しているところでございます。
  次に、2点目の夜間の駐車場利用の安全対策についてでございますが、現在、駐車場の照明については、庁舎側の北側街灯と東側の緑地帯に太陽光発電による屋外灯2基と文化会館の外壁の照明のみとなっており、冬期間の除雪や駐車時の衝突を考慮し、設置を見送った経過がございます。
  しかし、これまでの公演時の状況を見てみますと、議員御指摘のとおり、対策も必要と思われますので、各事業の集客数量を見ながら、今後安全対策について検討してまいります。
  次に3点目、イベント終了時の駐車場からの誘導についてでございますが、10月に開館以来、各種イベント興行を開催しておりますが、400台の駐車に対し、当初は1時間以上かかった帰宅車両も、30分を切る状態になってきております。自主事業の場合は、基本的にイベント終了後の車両誘導に係る人員配置は実施しておりません。
  なお、交通安全上、信号機のある交差点から出ていただくよう御協力をお願いしているところでございます。
  以上でございます。
○議長  再質問に入ります。
  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  大変丁寧にありがとうございました。
  まず初めに、防災訓練でございますが、今の段階で防災訓練を実施するというふうなことになりますと、10月末の防災訓練ではちょっと遅過ぎるのではないかというふうな御指摘をいただきました。というのは、消防団のほうの幹部との打ち合わせ会の中で、7月の水防訓練のときに、その1週間後に河川の愛護デーで河川の清掃がございます。それとあわせてやったらどうでしょうかという案が出されました。その中で、避難する際の無線の訓練も、サイレン等も鳴らしながら人を集められるのではないでしょうかというふうな御指摘もあり、その段階で避難訓練も重ねて、それでその後、消防団とあわせながら避難訓練を重ねたほうがよろしいというふうなお話がございました。
  ただ、水防訓練と1週間しか違わなくなってきますので、恐らく市の水防訓練をそれに準じてやったほうがよろしいのではないかというふうな案も出ておりますので、その辺も消防団との協議が必要だというふうに思いますが、それについて総合防災課長からでもよろしくお願いします。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  髙橋議員の質問にお答えいたします。
  来年度の総合防災訓練については、ただいま市長から答弁があったように、市民型の避難訓練を中心にということで考えておりますけれども、いろいろ検討する中で、今ありました水防訓練時に避難訓練を実施する案、あとは平日できるだけ職員とか学校、生徒も含めて参加できるようにということで、平日開催とかということをいろいろ検討してまいりましたけれども、最終的に準備期間等も考慮しながら、やはり10月、今現在、第3週の日曜日で実施しておりますので、その周辺で避難訓練を実施したいということで、今現在では考えているところでございます。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  水防訓練のときに早くしたいというのが最初の前提にあるんです。なぜかというと、やっぱり水害というのを、水害のための避難訓練だというふうな位置づけをしているんですね。ですから、秋の防災訓練ではちょっと遅いというふうな認識であります。また、市内の方を巻き込んで避難訓練をするのであれば、ましてや防災無線を使って市内全域に、サイレンが鳴らせるかどうかはわかりませんけれども、避難してくださいというふうなことで流せば、もう少し効果が上がるのではないでしょうかというふうなお話でありましたので、その点について、もう一度お願いをしたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  議員、今お話になったことはもっともなことだというふうに思っております。ただ、来年度は、今年度と大幅に体制が変わる中で、準備期間がどうしても必要だということで、従来どおりの10月ということでございますが、再来年度以降、消防団、関係機関と協議を重ねて、やはり水害の対応であれば、それに見合った時期にしていきたいという考えを持っているところでございます。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  それについてもう一点でありますけれども、ぜひ学校の避難訓練も一緒に重ね合わせていただけたらなというふうに思います。というのは、県の防災訓練などでは、高校であり、小学校であり、中学校であり、日曜ではありますけれども、そのときに避難訓練も一緒にしている状況がありますので、ぜひ危機管理というような部分であれば、なおよろしいかというふうに思いますので、その点も要望しておきます。
  次に、防災士についてでございますけれども、南陽市でたしか、先ほどの市長の答弁では44名の方がいらっしゃるというふうなことで、たしか市のほうで予算をなされて助成金を出されているというふうに思いますが、その点、金額についてはわかれば教えていただきたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  お答えいたします。
  防災士の養成事業については、今年9月の補正予算で、1人1万1,000円の4名分ということで4万4,000円、助成の補助金を認めていただいております。
  なお、過去ですけれども、平成18年度から補助金1人6万円で、当時は5年間で15名の防災士を養成するという事業の取り組みを行いまして、その際は残念ながら応募者が少ないということで、3名の方について1人6万円の助成をしているところでございます。
  以上でございます。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  1人6万円で、たしか個人負担が1万円と前に聞いておりましたけれども、それの段階でお金がかけられているわけでありますので、なぜこの話をしたかというと、26年の水害の折に防災士の方から、災害でばたばたしているときに、私たちがすることはないんでしょうかというふうな連絡を受けたんです。それで、そのときにこちらのほうでもばたばたしておりましたので、何ら頼むことがなく、それで、地元の避難訓練を手伝ってくださいというふうなお話をしたんでしたけれども、その後、今年になってからまた同じ話をその方から出されて、せっかく勉強したのに何も役に立たないというのは心苦しいというふうなお話もございましたので、その点についてお話をさせていただきたいというふうに思っております。
  それで、この資格取得されている方の定期的な訓練はないというふうなことでありますけれども、ぜひ市のほうで対応できることはないのか、総合防災課のほうでないのかお伺いをしたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  お答えいたします。
  防災士の方については、先ほど市長答弁でもありましたように、現在は総合防災訓練に御案内をして参加していただいているということと、あと、ハザードマップ等、そういった会議等について参加していただいていること、あともう一つ、梨郷地区ですけれども、自主防災連絡協議会という組織がありますので、その中で防災士の方に入っていただいております。また今年、4名受講されたわけですけれども、資格を取っていただいたわけですけれども、その方の2人については、自主防災会の会長さん、赤湯地区でありますけれども、会長さんでありますので、そういった方についてはできるだけ、防災士の方については、地区の自主防災組織の中で活躍していただきたいということで取り組んでいるところでございます。
  あともう一点、先ほど言いました山形県の防災士会という組織がありますけれども、現在、組織率が約1割ということで、県の防災士会では昨年の、26年の水害時にも10名ほどボランティアで防災士の方に来ていただいて、ボランティアという立場ですけれども、活動していただきました。そういったことも含めて、県の防災士会でいろいろな研修とか訓練も参加していますので、そちらのほうにできるだけ入っていただくような取り組みも今後していきたいと思っているところです。
  以上です。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  この防災士の方は、恐らく市内全域にまたがっていると思うんですね。それで、ぜひ連絡協議会をつくっていただいて、恐らく私が記憶している限りでは、トップの方は総務課長さんだった方もいらっしゃいますし、消防団の分団長の方もいらっしゃいます。それぞれに知識のすごく高い人たちでありますので、ぜひそのほうの防災のほうに役立っていただくようにお願いをしたらどうかというふうに思いますので、その点も御考慮お願いをしたいというふうに思います。
  次に、ポンプ庫の移転先とその跡地についてでございますけれども、7分団5部1班のポンプ庫の移転先がまだ決まっていないというふうなことでありましたけれども、花見町のみらいトークの中で、跡地についてというふうなことでお話が出ました。その中で、ちょうど赤湯駅から赤湯温泉までに行く間で、大体2キロぐらいで、ちょうど花見橋からあのあたりで大体1キロぐらいで、ちょうど歩きですと15分ぐらいなんですね。ちょうど堤があって、休憩場所、またトイレ等というふうなことでもお話が出ておりましたので、そのことについてトイレなど、東屋的なものができないものかお伺いをしたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、ポンプ庫の跡地について、御質問にお答えします。
  跡地の活用につきましては、赤湯停車場線二色根工区の工事内容が確定しなければ、土地の形状、面積等が不明ですので、工事の進捗状況に合わせまして検討してまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。
  以上です。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  たしか半分ほどかかっていたような記憶がしたんですけれども、あそこに上水道と下水道も完備しておりますので、どのくらい取られるかわかりませんけれども、もしできるならば、あそこにつくっていただければありがたいかなというふうに思いますので、ひとつその点もよろしくお願いをしたいというふうに思います。
  次に、公衆トイレの改修計画について、同じトイレのことになりますけれども、赤湯駅舎のトイレが非常に老朽化をしておりまして、私どもも何遍か出張の折に回ったり何だりするんですけれども、ちょうど継ぎ目のあたりとか、相当ひどく感じられますし、中の便器と言ったらいいんでしょうか、小さいやつがついていて、どうも使い勝手が悪いという等がございます。それで、全国いろいろなところを見て回りますと、トイレだけは非常にすばらしいトイレができてきておりますので、ぜひ赤湯温泉も含めて、文化会館も新しくなりましたし、顔でありますので、ぜひ改修していただけるように、その点、市長、いかがでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  改修の必要性につきましては、壇上での御答弁申し上げたとおり、私も認識しているところであります。どういった改修が適切かということも含めて、今後庁内で検討してまいりたいというふうに思っております。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  ぜひきれいにしていただいて、トイレのためだけにお客さんが来るようになれば、なおいいかなというふうに思いますので、その点もよろしくお願いをしたいというふうに思います。
  次に、(2)の赤湯温泉のおみ坂下の公衆トイレでございますけれども、あそこも築43年というのは私はわかりませんでしたけれども、そんなに古いんでしたねというふうなことでありますが、入り口一つで中が男女兼用で、あまり田舎に行ってもないようなトイレだなというふうに思うぐらいでありまして、今年の秋祭りのときに、観光客でゆかた着た方が、女性客ですけれども、いらして、トイレというふうなので、ここですよと言ったら、こんなところに入られないと言われまして、ちょうどえくぼプラザのほうが空いておりましたので案内したんですけれども、今度、階段がきつくてひどいというふうなことを指摘されましたので、できればあそこのトイレをきれいにしていただければなというふうに思いますので、その点、御見解のほどよろしくお願いいたします。
○議長  答弁を求めます。
  田中市民課長。
○市民課長  ただいまの髙橋議員の御質問にお答えします。
  市長答弁にもありましたが、公衆トイレを新しくする場合には、今の広さでは十分ではありません。男女別、さらに体の不自由な方や高齢者にも配慮したトイレにするためには、ある程度のスペースが必要になってまいりますので、安全性、さらに立地も考えながら、これから検討していきたいと思います。
  よろしくお願いします。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  文化会館の、ちょうど落成式のときに、国のほうで林野庁の課長がいらして、そのときお話をさせていただいたら、ちょうど林野庁のほうでも、トイレでも木造のトイレ、あとはベンチなども、いろいろ窓口があるんですよと、それは市長からでも言ってもらえれば、いろいろありますので、ぜひ使ってくださいというふうなお話をされましたので、その点についてわかる方いらっしゃいましたら、よろしくお願いしたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  今のお話は、私、そういった制度があるということは、不勉強にして知りませんで、木製トイレというものもあるんだなと今、驚いたところであります。
  今後、林野庁を訪問した際にでもそのお話もちょっと詳しく聞いて、どういった制度なのか、活用できるのか検討してまいりたいと思います。
  ただ、あそこのトイレは43年前に建てられたと。43年前というと、恐らくあのあたりにはあまり建物、トイレとして使える公共施設等はなかったのかなというふうに思います。そこからして見ると、今現在、大幅に状況は変わっているということも鑑みながら、適切な対応を検討してまいりたいと思います。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  ぜひよろしくお願いをしたいというふうに思います。
  結構、観光客の方もたくさんいらっしゃいますし、赤湯の駅からどういうわけか、都会の方というのは歩くんですよね、赤湯の町まで。キャリーバッグを引きながら歩いてこられると、ちょうどトイレもそういうところで欲しくなるのかなというふうなことでもありますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。
  次に、3番の文化会館について御質問いたします。
  これまでいろいろな公演が行われたわけでございますけれども、赤湯温泉との宿泊に大分結びついたというようなことでございますけれども、協議というのはなされておるのかどうか、その点お伺いをしたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  髙橋一司議員の御質問にお答えしたいと思います。
  改めて協議会ということは特に設けておりませんで、各イベントごとにさまざまなものがございますので、また、興行の場合については、アーティストそのもの自体が日帰りといいますか、東京から午前中に来て、その日のうちに次の場所に移動するというふうなこともございますので、もしお泊まりいただけるのであればということで、個々の形で御紹介をさせていただいているというところでございます。
  宿泊等につきましては、事前にインターネット等でどこの旅館がいいのかというようなことについては、それぞれの興行主のほうが十分な情報を持って把握しております。その中でシングルユース、ないしはそうでない方法でというような形での条件がいろいろ出てきますので、そういったものについて、ここだったらこちらのほうでも推薦できますよというような形で御相談をさせていただいております。また、自主事業等については、できるだけというような形で、こちらから幅広い形での御紹介をさせていただいているというようなところでございます。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  いっぱいお客様が来るようになりました。そのことについて、いろいろ条件もあるというふうなことでございますけれども、ぜひ旅館組合で協議を重ねていただいて、こちら側のほうの条件、いろいろ主催者側の条件もあると思います。そういうふうな条件等も教えていただいて、それで対応していただかないと、旅館組合のほうでは、自分のところのシステムで、例えば1泊1万3,000円とか1万3,500円とかというのでしか出してこないと思いますので、その点も情報交換できるだけしていただければありがたいなというふうに思いますので、その点、もう一回お願いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  宿泊のサービスですとか、それから金額等についても、その中でこちらからの御紹介をさせていただいているというようなところでございます。旅館のほうでサービスできるところについてはサービスをお願いしたいという形でお願いをしております。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  よろしくお願いをいたします。
  次に、文化会館のイベントの混雑時ということで、さきの市長のお話にもありましたけれども、女性トイレが異常に込みまして、そのときに入り口側の男性だけのトイレにしたんですけれども、その男性のほうのトイレも異常に込みまして、あと、別なときに市役所のトイレを開放していたんですけれども、どうも通知不足か何かで、よくわからなかったというふうなこともありました。そのことについて、例えば館内の放送をなさるとか、入り口側にとか広報のためのチラシなど張られていたのかどうなのかお伺いをしたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  お答え申し上げます。
  こちら側のスタッフとしましても、これだけの人数が出入りするということについては、やはり準備不足だったということは、これまではあったというふうに思います。また、御案内につきましては、ドアマンの方々を張りつけておりますので、その方々に口頭で誘導してもらうのが一番適切ではないかと思います。どうしても張り紙等をしてあっても、上を見られていればわかるのかもしれませんけれども、なかなかそこまで目が行かないというのがお客様の目線かなというふうに思っておりますので、やはり口頭で細かい部分について誘導していくというのが必要ではないかと思っております。
  今回、市長答弁にもありましたけれども、市役所のほうについても有効に使えるということにつきましては、やはり放送等もこれからやっていきたいというふうに思います。
  以上でございます。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  よろしくお願いをしたいというふうに思います。
  次に、同じくイベント時の食事というか、売店をちょっと、食堂を出されておったと思うんですけれども、それが市長のお話の中では、その都度許可をとって出させているんだというふうなお話を伺いましたけれども、それは毎回そのような状況になるのか、例えば大きなものについては個々に許可を出されてくるのか、商工会を通してというふうなことになってくるのか、その辺の指針といいますか、方法といいますか、それを教えていただければありがたいかと思います。
○議長  答弁を求めます。
  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  お答え申し上げます。
  髙橋議員のおっしゃっているのは、多分、一番大きいことにつきましては、芸術文化協会のほうで主催した芸術祭のときに、キッチンスタジオを利用して昼食といいますか、軽食を出していたものについてなのかなと思います。そのほかのものにつきましては、外部のほうでの販売ですとか、それから内部のほうについては、でき上がったものの販売というふうな形でやっておりましたので、それにつきましても、当然ながら臨時の飲食店の許可が、臨時営業の許可が必要ということになりますけれども、そちらについては、許可については保健所のほうでとっていただいた上で提供をお願いしますという形でお願いをしておるところでございます。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  そうしますと、一番奥の調理室でしたか、あそこはお貸しできるということなんでしょうか、その都度。
○議長  答弁を求めます。
  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  キッチンスタジオにつきましては、そういう使い方も想定した上であの場所を整備をしたということでございますので、今回みたいに、昼食を挟んだような長い公演の場合ですとか、それから夜間であっても来場者が遠方からおいでになる、または2時間も待ってというふうなことがあるような場合については、やはりそういった配慮もする必要があるのかなというふうな考えでございます。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  やっぱり1,000人ものお客様が入れば、大変なのかなというふうに思いますけれども、ちょうど市役所のトイレを開放したんですよね、そのときにたしか。別なときに。そのときに、ちょうどここの中に食堂が入っていますけれども、いちょうの家の所長さんといろいろお話しする機会がございまして、こういうふうなので大変だったんだよというふうなお話をしたら、条件によっては、市役所内の食堂もあけてもいいですよみたいなお話がございましたので、その点も後ほどでもいいですから御確認いただければよろしいかなというふうに思いますので、その点ひとつよろしくお願いします。
○議長  答弁を求めます。
  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  10月4日ですか、この日につきましては、商工祭り、そういったものもございました。そういったときについては、当然ながらトイレも含めまして、市役所のほうのロビー等についてもというふうな形の中で、昼食時の弁当といいますか、そういったものを出していただけないかというような実例も既につくってございますので、場合によってということになろうかと思いますけれども、声がけをさせていただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  よろしくお願いをしたいというふうに思います。
  次に、施設の問題についてお伺いをいたします。
  備品がどんどん増えてきておりまして、減るということはないというふうに思いますので、過日にも暴れ獅子太鼓という太鼓の会がございまして、その折に太鼓を置いてほしいというふうなことで、文化会館のほうに伺いましていろいろお話をさせていただきましたところ、置く場所がないというふうなことでございましたので、その点について、今後、例えば備品庫などはつくる予定はあるのかどうなのか教えていただければありがたいというふうに思いますが、よろしくお願いします。
○議長  答弁を求めます。
  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  お答え申し上げます。
  先ほど市長の答弁にもありましたとおり、やはり対応については検討していかなければというふうに思っております。また、備品関係につきましては、やはり文化会館内で使うもの、文化会館で本当に使うものというのが最優先だと思いますし、使う頻度も高うございます。そういった意味では、まずこれまで最小限という形で備品のほうを購入させていただきましたけれども、それで倉庫が6つほどエリア的にはございますけれども、それでもやはり十分かどうかというような範囲になってきております。改めて先ほどお話しいただいた太鼓の話ですとか、それから芸術文化協会のほうでもお使いになるさまざまな舞台での道具だとか、そういったものについても要望がございますので、数量的なものも十分把握した中で、実際的におさめられるスペースとしてどのぐらい必要かという部分も含めて検討をさせていただければなというふうに思っております。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  ぜひ早急にお願いをしたいというふうなのと、まだすぐではないというふうに思いますけれども、市民会館がこれから解体されれば、そこの中にまた備品があるわけでございます。そういうふうなものもどんどん増えてくるわけだというふうに思いますので、ぜひ対応をよろしくお願いしたいというふうに思います。
  次に、夜間駐車場の際の安全対策はというふうなことで、ちょうど薄暗い時期に年配の方が自分のとめた場所がわからなくてうろうろされていて、ようやく車を見つけたんでありましたけれども、ちょうど真ん中に水銀灯か何か立っておりますよね。あの水銀灯に、例えば東西南北とかABCとかというふうな、何か方向をわかるようなものがあれば、もう少しわかりやすいのかなというふうに思いますし、あわせて、照明も、南側については暗過ぎるのかなというふうに思われますので、その点についてもいま一度お伺いをしたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  お答え申し上げます。
  議員がおっしゃる水銀灯というのは、いわゆるフラワー長井線のほうについている太陽光のことをおっしゃっているんだと思うんですが、東西南北ですとか、それから場所的なものについて表示ということについては、すぐにでも検討させていただきたいと思います。
  それから、駐車場の街灯といいますか、照明につきましては、こちらのほうとしても、やはり南側の部分の市道側のほうについては、当然ながら真っ暗な状態だというふうなことでこちらのほうでも認識しておりますので、何らかの方法で考える必要があるのかなというふうに思っています。具体的な部分については、検討をまだしておらないというところでございます。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  駐車場のほうの地面のほうに書くという方法もあるとは思うんですけれども、ただ、雪が降ってくると、今度は見えなくなりますので、何かもう少し年配者のほうに立ったわかりやすい方法というか、そういうふうなものもちょっと考慮していただければなというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。
  次に、イベントが終わってから、今度、駐車場からの誘導についてというふうなことでお伺いしますけれども、たまたま私たちも見に来ていたんですけれども、南側から出ようとしたんですけれども、車が全然動かなくて、ちょうどこっち側の信号のほうから出ていったんですけれども、私の場合は左折だったんですが、なんで込んでいたのかなというふうなのでちょっと見たら、南側の駐車場から出る方の一番先頭に右折のサインを出していたんです、一番最初の方が。それで、誰も誘導する人がいないので、右折ではあそこはちょっと無理かなというふうに思って見てきたんですけれども、あそこの段階で、その後、駐車場をまた別の機会に見に行ったら、やっぱり右折も左折も何も標識は出ていないわけですので、その点、込む場合だけということになってくるのかどうかわかりませんけれども、右折についての禁止とはいかないかどうかわかりませんけれども、その辺についての見解があれば教えていただきたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  お答え申し上げます。
  市役所の信号機が赤の場合については、当然ながら、北進する車については渋滞があると。そういった場合については、当然ながら道路側から右折することが不可能になるというような状態だと思います。文化会館側としましても、右折については、決して安全ではないというふうには思っておりますが、なお警察のほうといいますか、公安のほうと1度は協議をさせていただければなというふうに思いますし、こちらのほうでまだ主体的に規制をかけるというのは、なかなか難しいというような状況にあるところでございます。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  入ってくるときはばらばらに入ってくるわけでありますので、さほど混雑はしないと思うんですけれども、終わった段階で一概にどっと出てくるわけですから、誘導なさる方がいれば、なおありがたいのかなというふうに思いますので、その点もひとつよろしくお願いをしたいと思います。副市長、何かございますか。
○議長  答弁を求めます。
  大沼副市長。
○副市長  恐らくおっしゃっているのは、レンタカー屋さんのところが出るところで、一番前が右折になってしまうと、後ろがずっと詰まってしまうというので、一番前に誘導員をつけてほしいということですよね。
  自主事業のときは、ある程度その辺も考慮できるかと思いますし、興行主、プロモーターのほうにも、そのようにできればしてくださいというふうなことでお願いはできると思うので。あそこは周りを整備しないと、あそこだけ出ようとか、どこそこから出ようとすると、変な話ですけれども、駐車場をずっと回っていって、水道庁舎のほうから出ることも恐らく可能だと思うんですけれども、前にも、以前議論になったんですけれども、周りの道路整備については、今後の課題というふうなことで捉えておりますので、よろしくお願いします。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  いろいろ丁寧に御答弁ありがとうございました。これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。
○議長  以上で1番髙橋一司議員の一般質問は終了いたしました。
  御苦労さまでございました。
  ここで暫時休憩といたします。
  再開は2時といたします。

午後 1時50分  休  憩
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