平成27年12月8日(火)午前10時00分開議

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議事日程第2号
平成27年12月8日(火)午前10時開議

 日程第 1 一般質問

   散   会
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本日の会議に付した事件
 議事日程第2号に同じ
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出 欠 席 議 員 氏 名

◎出席議員(17名)
 1番 髙橋  一司  議員      2番 高橋  一郎  議員
 3番 舩山  利美  議員      4番 山口  正雄  議員
 5番 白鳥  雅巳  議員      6番 片平  志朗  議員
 7番 吉田  美枝  議員      8番 梅川  信治  議員
 9番 川合    猛  議員     10番 髙橋    弘  議員
11番 板垣  致江子  議員  12番 髙橋     篤  議員
13番 田中  貞一  議員     14番 遠藤  榮吉  議員
15番 佐藤    明  議員     16番 伊藤  俊美  議員
17番 殿岡  和郎  議員
◎欠席議員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
板垣 俊一 総務課長            髙梨 敏彦 みらい戦略課長課長
安部 史生 文化会館主幹         吉田 正幸 財政課長
山田 俊彦 税務課長            西牧 修二 総合防災課長
田中 千鶴子 市民課長           相澤 和吉 福祉課長
菊地   清 福祉課長補佐
江口 和浩 すこやか子育て課長     嵐田 淳一 農林課長
神棒 久志 商工観光課長         漆山 清美 建設課長
島貫   勉 上下水道課長         大友 直秀 会計管理者
猪野   忠 教育長              佐藤 賢一 管理課長
板垣   健 学校教育課長         田中 吉弘 社会教育課長
髙橋 清数 選挙管理委員会事務局長  小野田 新一 監査委員事務局長
稲月 一雄 農業委員会事務局長
                
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事務局職員出席者
尾形 真人 事務局長               田中  聡 局長補佐
安部 真由美 副主幹        小野 勝司 書記


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開      議
○議長(遠藤榮吉議員)  御一同様、御起立願います。傍聴席の方もお願いいたします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は全員であります。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第2号によって進めます。

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日程第1 一般質問
○議長  日程第1 一般質問であります。
  本定例会において一般質問の通告のあった議員は7名であります
  一般質問においては、発言される議員、答弁される執行部とも簡明に行い、その成果が十分得られるよう、そして市民の負託に応えられるよう特段の御配慮をお願いいたします。
  それでは、順に従い一般質問に入ります。
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高 橋 一 郎 議員 質 問
○議長  初めに、2番高橋一郎議員。
〔2番 高橋一郎議員 登壇〕
○高橋一郎議員  おはようございます。2番政風会の高橋一郎です。
  師走に入り、お忙しい中、傍聴に来ていただき大変ありがとうございます。特に、私が福祉やスポーツの一般質問をすることを知り、関心を持っていらっしゃった方々に感謝を申し上げるとともに、大きなパワーをいただきます。また、インターネット同時中継を見聞きしている方々にも御礼を申し上げます。
  さて、今年も早いもので、あと23日で2016年、平成28年、ひのえさるの年を迎えます。今年の天候を振り返りますと、9月10日の関東・東北豪雨は記録的な大雨で、鬼怒川や、お隣宮城県大崎市、富谷町など、そして本県では最上町の河川が氾濫し、大きな災害がありました。改めてお見舞い申し上げますとともに、一日でも早い復旧復興をお祈りいたします。
  本市は幸いにも、大雨の被害もなく、7月から8月初めは35度を超える暑い夏が続きましたが、お盆過ぎてから急に涼しくなりました。
  また、文化会館もオープンして山下達郎、宝塚歌劇団宙組公演など、人気を博しています。本市にとっては、歴史的なスタートであり、農作物を含め、実りのある秋だったと思います。
  ただ、残念なことが一つあります。多くの国民が反対する中で、いわゆる戦争できる法案が9月19日未明の参議院で強行採決されました。歴代自民党内閣も憲法違反だとした憲法9条の解釈を変え、集団的自衛権の行使、つまり他国防衛をするために自衛隊を動員するのです。アメリカなどの他国の戦争に加担することができるようになってしまいました。為政者の暴走を縛る日本国憲法が、一内閣の閣議決定でないがしろにされてしまいました。これは、立憲主義と民主主義の否定であり、許せない暴挙です。
  そして、最も怖いのは、与党の自民党や公明党の国会議員の皆さんにも反対する意見がないことです。この法律に賛成する方々は声高にこう言います。反対している人はもっと勉強してもらいたい、この法律は日本が戦争しないための日米の抑止力だから安全だと。でも、本当にそうでしょうか。相手にとっては軍備を拡大する絶好の口実にあるとともに、日本の自衛隊はアメリカの傘下となり、兵たんと言われる後方支援活動、つまり軍事作戦に巻き込まれます。そうすれば、相手にとって日本は完全な敵になり、テロの標的になります。
  戦後70年間、自衛隊員も日本人も戦火から逃れ、1人も殺さず、1人も殺されなかったのは、日本国憲法第9条が抑止力になっていたからです。
  私は、法律の廃止に向けて思いをともにする市民、国民とともに行動します。
  それでは、通告していることについて質問しますので、市民目線での真摯な議論を求めます。
  第1点の題目は、障がい者の夢かなう南陽市に向けてです。
  今年10月、南陽スカイパークで身体障がいの方がパラグライダーの2人乗りタンデムフライトに成功しました。ニュースにもなり、南陽スカイパークは障がい者でも飛べる日本一の場所であることを世界に向けて発信されました。これは、障がい者だけでなく、スカイパーク事業や南陽市の観光、そして障がい者受け入れ先進地としての南陽市を謳うことでも朗報です。
  そこで、本市の持続的な成長を図る上で、私の持論でありますロハスなまち南陽の観点からも、市を挙げての以下の取り組みを提案します。市長のお考えをお伺いします。
  (1)障がい者受け入れ先進地としての南陽市。
  障害者差別解消法が平成28年、来年4月施行になります。その対策の具体の一環、そして2020オリンピック・パラリンピックの選手受け入れをも視野に入れて、次の取り組みはどうでしょうか。
  ①フライト用車椅子購入の支援。
  ②車椅子用補助ツールを宿泊施設に備える、借りるなどの支援。
  ③市民のおもてなしや心のバリアフリー、ボランティアの醸成。
  ④車椅子で楽しく走り温泉に浸るイベントの開催。
  (2)バリアフリーツアーセンター設立に向けた支援。
  (1)を実現するために、障がい者とサービス提供者の架け橋になり、事業を推進していく民間団体に対して、設立や運営に支援をする。
  第2点目は、介護予防、生活支援策についてです。いわゆる持続可能なロハスの視点から、次のことについて市長のお考えをお伺いします。
  (1)介護保険の担い手の育成・支援。
  平成27年4月より介護保険法に規定する介護予防・日常生活支援総合事業は市町村が行うことになり、平成29年4月までの間は、条例により市長の定める日まで猶予され、本市は来年10月から移行すると聞いておりますが、ボランティア及び町内会などの地縁組織等の活用やその方策はどのように考えているのでしょうか。
  (2)福祉バンク制度(仮称)。
  ボランティアをポイント制にして、ポイント分は将来にわたり物やサービスを受け取ることのできる福祉バンク制度(仮称)の創設はいかがでしょうか。
  第3点目は、スポーツ振興策のハードとソフトについてです。
  スポーツ振興は、言うまでもなく、健康増進と向上心を育み、市政を活性化します。次のことについて、市長のお考えをお伺いします。
  (1)置賜地区初の全天候型多目的スポーツ施設を県の事業として花公園エリアに建設を誘致すること。
  (2)さわやかマラソン大会の位置づけ。
  県内でも、多くの市町村がマラソン大会を開催しており、それぞれの存在意義が問われています。次のことはいかにお考えでしょうか。
  ①ネーミング、実施時期、コースの検討。
  ②コースは交通規制を行い、車を排除した完全マラソンコースとする。特に、ハーフマラソンコースを復活させる。
  ③1の(1)④の協議を本大会の種目に取り入れる。
  (3)南陽市役所陸上部の今後について、市長の方針はいかがでしょうか。
  以上、壇上からの質問といたします。
  市民の立場に立った議論を展開することを御期待申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  おはようございます。
  2番高橋一郎議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、障がい者受け入れ先進地としての南陽市についての1点目、フライト用車椅子購入の支援についてでございますが、議員からもございましたが、今年10月に障がい者の方がフライトされました際のフライト用の車椅子については、他県から借りてのものでございました。スカイスポーツのすそ野拡大の好機でもありますので、本市でも購入をする方向で検討しております。
  あわせまして、2020年の東京オリンピック・パラリンピックもございますので、障がい者スポーツ、スカイスポーツの推進に努めてまいりたいと思います。
  次に、2点目、車椅子用補助ツールについての設置等についてでございますが、12月補正予算で要求させていただいております地方創生の上乗せ交付金では牽引式車椅子補助装置等を購入予定であります。
  今後、ほかの車椅子用補助ツールにつきましても、施策を進めていく中で、赤湯温泉旅館協同組合等とも意見交換しながら進めてまいりたいと存じます。
  次に、3点目、市民のおもてなしや心のバリアフリー、ボランティアの醸成についてでございますが、過日策定いたしました南陽市総合戦略の中にも、心のバリアフリーの推進を掲げております。地域で活躍されている団体等もございますので、御意見をお聞きしながら、地域の皆様の御協力を賜り、進めてまいりたいと考えております。
  次に、4点目、車椅子で楽しく走り温泉に浸るイベントの開催についてでございますが、赤湯温泉旅館協同組合や関係団体の御意見をお聞きしながら検討させていただきたいと存じます。
  次に、バリアフリーツアーセンター設立に向けた支援についてでございますが、東北地方では、福島市に同センターが設置されております。本市の規模で単独設立は難しいと考えておりますが、現在、山形県内にはそのようなセンターはございませんので、できれば南陽市にセンターを置いていただけるように、国や県などの関係機関に働きかけを行ってまいりたいと考えております。
  次に、介護予防、生活支援策についての1点目、介護保険の担い手の育成、支援についてでございますが、平成27年4月の介護保険制度改正において創設された介護予防・日常生活支援総合事業により、要支援1・2の方の訪問介護、通所介護の2つのサービスが介護予防給付から地域支援事業に移行し、各自治体が地域の実情に応じたサービスを実施することになりました。
  具体的には、NPO、民間事業者等による掃除や洗濯等の家事支援、住民ボランティアによるごみ出し等の生活支援、住民主体のサロンの開催、栄養・口腔ケア教室などが考えられます。
  本市においては、平成28年10月に介護予防・日常生活支援総合事業の開始を予定しておりますが、要支援1・2の方の訪問介護、通所介護は現状維持し、サービスの低下にならないよう努めてまいります。
  また、(仮称)「南陽市生活支援協議体」の設置に向けて準備を進めており、市が中心になって地域の生活支援、介護予防サービス等を担う事業主体と連携しながら、担い手の育成や支援組織体制の充実、強化を図ってまいりたいと考えております。あわせまして、生活支援サービス体制の整備や運営の中心となる「生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)」の配置を予定しております。
  本市では、約3人に1人が高齢者となり、まさに高齢者が高齢者を支える時代となりました。ボランティア団体や地縁団体のみならず、元気な高齢者が支え手側に回ることも考えられます。高齢者の介護予防が求められる中、社会参加、社会的役割を持つことが、生きがいや介護予防につながるとも言われており、要支援者を支える担い手として、元気な高齢者の方々にも期待しているところでございます。
  次に、2点目、(仮称)福祉バンク制度の創設についてでございますが、介護支援にかかわるボランティア活動にポイントを付与する制度について、介護保険制度に基づき、地域支援事業交付金を財源として実施することが可能となっております。一般的な運用としては、高齢者施設等での清掃や職員の補助的活動に対してポイントを付与し、自治体施設の利用料や介護保険料の軽減に利用できるものが多いようです。事業効果としては、ボランティア活動への機会づくり、元気な高齢者の社会参加や介護予防にもつながると考えられております。
  一方、活動内容や活動時間を適切に把握する必要があり、どうしても福祉施設での活動が多くなる点や介護保険料の軽減分がそれ以外の被保険者の増額になるとの指摘もございます。また、管理面や事務経費等を含め、ボランティアセンターの整備、充実が必要となってまいります。
  現在のところ、全国的にも実施例は少なく、県内での取り組みも見受けられません。本市においても、現時点では具体化するまでの状況にないと考えておりますが、地域包括ケアシステムを推進する中で、先進事例等の状況を踏まえながら、関係機関、団体とも協議してまいりたいと考えております。
  次に、スポーツ振興策のハードとソフトについての1点目、全天候型多目的スポーツ施設の誘致についてでございますが、県の総合運動公園には、フロア面積3,022.5平方メートル、テニス、ゲートボール、ミニサッカーができる屋内多目的コートがあり、県に確認したところ、現在新たな施設整備計画はないとのことであります。ただし、同施設は天童市にございますので、地理的に置賜地域の方々にはなかなか利用しにくいということがあるかと思われます。
  新たな県施設を誘致していくとすれば、置賜地域全体で足並みをそろえて、広域的観点からその必要性を訴えていかなければならないと考えておりますので、まずは置賜地域内で意見交換を行い、検討してまいりたいと考えております。
  次に、さわやかマラソン大会の位置づけについての1点目、ネーミング、実施時期、コースの検討についてでございますが、議員御指摘のとおり、山形市の山形まるごとマラソンを初め、県内各地でさまざまな趣向を凝らした大会が開催されており、さわやかマラソン大会において、どのような特色を出して参加者を増やしていくかが課題となっております。
  現在、事務局では今回の大会の課題の洗い出しを行いながら、来年の大会に向けた検討を行っておりますが、本市の特産である菊、ブドウ、温泉のおもてなしを充実させ、また、関係団体、市民の皆様の御協力をいただきながら、人が集い賑わうイベントを巻き込んだ祭典をイメージした大会をつくっていきたいと考えております。
  なお、詳細につきましては、今後実行委員会で検討してまいりますので、皆様からの御協力をお願い申し上げます。
  次に2点目、コースの交通規制とハーフマラソンコースの復活についてでございますが、平成24年の第13回大会から昨年までハーフマラソンを実施しており、また、今年はファミリーの部以外の種目をハイジアフルーツラインから県道に移して実施いたしました。街中でコースを設定する場合、車両を通行止めにしないと、参加者の安全確保が非常に難しい状況であります。また、車両を通行止めにするには、迂回路が必要不可欠であります。国道、鉄道を始め、本市の主要幹線道路が市街地を縦横に走っている状況では、コース設定が非常に難しく、関係機関と時間をかけて調整を重ね、参加する人も、応援に来てくれる方も安全に楽しめるようなコースを検討してまいりたいと考えております。
  次に3点目、車椅子で参加できる種目の検討についてでございますが、スポーツ基本法の基本理念に掲げられているように、障害者が自主的、積極的に参加できるよう環境整備を推進していかなければならないものでありますので、関係団体からも御意見をお聞きしながら、ニーズやその体制づくりを検討してまいります。
  次に、市役所陸上部の今後についてでございますが、こまれで市役所陸上部はさまざまな大会に出場し、南陽市を全国にPRする一つの手段として活躍いただいております。
  今回は、残念ながらニューイヤー駅伝出場には至りませんでしたが、昨年、一昨年と出場し、全国的に注目を集めたことは、御周知のとおりでございます。
  私は、これまでどおり応援していく気持ちに変わりはございませんし、皆様からも引き続き御支援、御声援をお願い申し上げる次第でございます。
  職員が通常業務以外に地域に飛び出してボランティア等さまざまな活動を行うことは、地域との信頼や絆の醸成、自身の資質向上を図る上で大変有意義であり、そのような活動をプラスワン活動と称されております。
  陸上部は、その模範的な活動を行っており、敬意を持っております。そして、陸上部に所属する職員には、これまでどおり地方公務員として職務に専念していただき、その中で練習時間を確保しながら頑張っていただきたいと考えております。
  以上でございます。
○議長  再質問に入ります。
  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  それでは、再質問をさせていただきます。
  まず、いわゆる大きく言って第1点目ですね、障がい者の夢かなう町南陽に向けてというふうなことで、今、市長から非常に積極的な回答がございました。これに対して、私は評価したいというふうに思います。ぜひよろしくお願いしたいと思います。
  特に、フライト用車椅子についてですが、調べていただいたとおり、全国に1台というか、飛べるためには、軽くて、そしてがっちりとしたハーネス等も必要だというふうなことで、どうしても量産化はできないということで、その1つだというふうなことですね。そうすると、それを1回1回借りてくるというようなことでは、やはり大変だというか、民間のやられていることではちょっと限界だというふうに思いますし、今、市長が答弁なされたような形で、購入というんですか、できれば南陽市の一つのメード・イン南陽みたいな形でなれば、あるいはメード・イン山形でもいいですけれども、そのような形でなればもっとよろしいのかなというふうに私は思っています。
  私も1回目に乗ったKさん、それから2回目に乗った、これは岩手盛岡のSさんですけれども、その方が乗った後に非常に、いわゆるフェイスブック等々で発信した結果、現在は20名以上の方が本当に飛びたいというふうに来ているそうです。したがって、単発ではなくて、そのような形で購入支援をしていく、あるいはつくることも含めて、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
  それから②の、いわゆる車椅子用補助ツール、これは障害者差別解消法を言うまでもなく、私もこれは実は初めて知ったんですが、ここに書いてある入浴用ホイールチェアだけではなくて、人力車みたいな形で、普通の車椅子にアタッチメントをつけて引くような形、それが非常にいいなというふうに私は思っています。それは現在ある車椅子に取りつけるだけで、引く、それから前輪を浮かせることで、いわゆる整っていない不整地とか雪の上での移動、坂道、それから階段も割と軽くできるというふうなすぐれものだというふうに私は思います。どうしても施設を改良して、改善するというのは大きなお金がかかるんですけれども、これは人がいれば、人と気持ちがあればいいなと。しかも、いわゆる障がい者の方にお伺いしたところ、前で引っ張っているものですから、安心感があるようです。私たちも健常者ですから、よくわからないんですけれども、後ろから押されるというのは、非常に不安なんだそうですね。いろいろな意味で不安なんだそうです。いつ失敗するかわからない、あるいは故意にされるかもしれないという不安がある。前にあるということは非常に安全だというふうなこともありまして、これは障がい者だけでなくて、高齢者の方、観光に訪れる高齢者の方、それから災害時でも活用できると思います。したがって、公共施設に置くということはもちろんですが、例えば大きく言って公民館とか、あるいは宿泊施設に1つあれば、まずは4万円ぐらいですので、これはそんなにお金はかからないというふうに思います。
  ぜひそういったことで、先ほどは補正予算ですか、牽引式補助装置を導入するように予算措置をするということですので、ぜひこれは、いわゆる公共施設にというふうなことだと思うので、例えば旅館組合等でそういったことを、障害者サービス解消法も含めて周知をする際に、ぜひ1つ購入してみたらというふうな形で、その辺の支援もお願いしたいと思うんですが、この2点について、まず市長からもう一度お願いします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  高橋議員の御質問にお答えいたします。
  議員、今、お話しいただいたように、この車椅子補助ツール、これを生かして、さまざまな活動をなさりたいという御希望をお持ちの車椅子ユーザーの方々が多くいらっしゃるということは、私も伺っております。そういった方々が外に出たいと、さまざまな活動をしたいという希望をかなえられるような住みやすい南陽市にしていきたいという思いから、このフライト用車椅子についても、それから、そのほかの牽引式の補助ツールについても前向きに、ぜひ実現したいというふうに思っております。
  そして、設置場所については、旅館、公共施設、さまざまあろうかと思いますけれども、また、駅もひとつ大事なところかなというふうに思っております。そのあたりはユーザーの皆さんとどこがいいか、どういった形式がいいか話し合いをさせていただいて、一番いい方向に進めていきたいというふうに思っております。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  ぜひそういうことでよろしくお願いしたいと思います。
  それは、今のお話は③の市民のおもてなしや心のバリアフリー、ボランティアの醸成についても言えるというふうなことと思います。やはり設備面だけでなくて、一番大事なのは、心のバリアフリーといいますか、私たちがそのボランティアの意識を持って接していく、そういうふうな南陽市にしていく、ウエルフェア、ウエルカム南陽というんですか、そのような中身で南陽市を非常にいい、障がい者から見ても、あるいは高齢者から見ても、ぜひ南陽に行ってみたいというふうな、そういったものをつくっていくというところが大事だと思いますので、ぜひ今の市長の考えのような形でお願いをしたいというふうに思います。
  次に、④の車椅子で楽しく走り、温泉に浸るイベントの開催については、関係団体等と検討するというふうなことがありました。これについても、今回初めて出したのかなと、提案しているのかなというふうに思います。
  私もこの一般質問の勉強のために、さまざま障がい者の方とお話をしました。そしたら、やはり車椅子でマラソンとかハーフマラソンというと大変なんですが、公道を走っていくというふうな、非常に夢ですね、言ってみれば。できないことですから。それを例えば2キロでも、3キロでも、5キロでもいいんです。そういうような形でやっていくことによって、できるというふうなことが楽しめれば、障がい者で車椅子で生活をしている人が200万人もいらっしゃるような話ですけれども、そのような方々の一つの楽しみになっていくというふうに思いますので、ここもぜひ前向きにお願いしたいというふうに思います。
  それから、(2)のバリアフリーツアーセンターの設立支援ですけれども、市長がおっしゃられるように、広域的なことだと私も思います。そこで、先ほどの答弁にもありましたように、南陽市にセンターを置くというふうなことで、これは宣伝をつけてもらいたいというふうに思います。その調整も含めて、支援をお願いしたいなというふうに思います。
  御存じのとおり、日本バリアフリー観光推進機構というのがございます。その中で、いわゆる旅のカルテとか全国バリアフリー旅行情報とか、そういうふうなものがあって、そこに訪れる障がい者の方が結構いらっしゃいますし、そういったものを立ち上げることで、山形に行きたいんだけれどもというふうになったときに、そのバリアフリーセンターに1本電話なりメールなりすることによって、私はこういう障害があって、でも、こういうふうなことをやりたいんです。例えばスカイパークで飛びたいんですと。あるいは障がい者用の競技に出たいんですとか、あるいは山寺に行きたいんですとか、そういうふうなことが、じゃ、この障害の程度で車椅子とかだったらば、こういうことが必要ですねということを、本当に身近に、しかも丁寧に架け橋になってもらえるというふうなことがバリアフリーセンターですので、ぜひその辺についても、先ほどの答弁のとおり、調整も含めて設立に向けてぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。
  次に、介護予防、生活支援策のことです。
  これについてですが、これも来年の28年10月から移行するというふうなことです、南陽市はそのようなことだと思いますが、最終的には現在の要支援の1・2の通所訪問は現在どおりだと、それにコーディネーターとか支え合いの推進員も含めてやっていくんだという話でした。これは私もそのような形かなと思います。
  ただ一つ、特に生活支援、例えば買い物とか除雪とかごみ出しなどの生活支援は、やはり第一義的に町内会等の支援組織がやっていくのが自然だなというふうに私は思っています。
  ぜひその活用とか支援策に、応分の報酬なども必要だと思いますので、そういった意味での提案をお願いしたいなというふうに思います。
  その際、付随して改正していただきたいことがあります。例えば何とか区で各町内会のようなものがありますけれども、その区にはいろいろな、例えば議会だよりであるとか、あるいは市報であるとか、さまざまなものを広報のことでそれぞれ区民というか、市民に渡していただいています。そういった手間も含めて、手当というんですか、報酬を出されています。それをこの生活支援の中で、例えば何とか区というところが請け負ったというふうな場合は、やはり区に対してお金が行くというふうな形になると思いますので、ぜひ区への報酬は属人としての区長に今、お支払いになっていますけれども、そうではなくて、区に対して支出するような、そういったものに改正をお願いしたいものだと、これは要望ですけれども、それも含めて、ちょっとそこについて市長にお答えいただきたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  相澤福祉課長。
○福祉課長  高橋一郎議員の御質問にお答えをいたします。
  生活支援の部分については、議員御指摘のとおり、来年10月から移行すると。当面は訪問介護、訪問予防介護、通所予防介護、そのまま移行するような形で考えておりますし、実質的な日常生活の支援については、29年4月から行えるように準備段階を進めていきたいと、来年4月からコーディネーターを配置しながら、それぞれの地域に合ったやり方をしていきたいと考えております。
  なお、区長さんへの報酬という部分のことでありますけれども、まず地域地縁団体に支援事業をしていただく際には、体制づくりと必要経費については、当然補助という形で行うことになろうかと考えておりますが、それに対する報酬という形は、どういう形でしていくかも含めて、報酬なのか、運営していくための事業費を補助して、それでかえていくのかという部分については、今後検討させていただきたいと思っておりますので、御理解賜りたいと思います。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  私、報酬と言ってしまったんですが、今現在が区長に対する報酬なものですから、結局は区の運営費ですよね。そういうような形で、ぜひ検討をしていただければなというふうに思います。今回はそのようなことでとめておきたいと思います。
  それから、(2)の福祉バンク制度(仮称)について。
  これについては、改正介護保険法の中でもメニューとしてはあるというふうなことでした。なかなか先ほどあったように、活動時間とか内容を把握していく、そのために逆に不利になる人もいるのではないかというふうな話もありました。それはそれだと思うんですけれども、ぜひ、ちょっとアンテナを張っていただいて、ぜひこれについても前向きにアンテナを張っていただいて、情報収集等をお願いしたいものだというふうに思います。
  次に、第3点目のスポーツ振興策についてです。
  第1点目の、置賜地区に全天候型多目的スポーツ施設の話ですけれども、答弁にあった広域でしようという話は、私も全く同感です。やはり大きな公共施設を建設する場合は、文化施設でもスポーツ施設でもそうですけれども、あるいは企業誘致の工業団地とか、そういったものも含めてですが、一つの市町村では耐え切れない、そういったところだというふうに私は思っています。
  したがって、当然運営維持も一つの市町村ではもち切れないというふうなこともあります。したがって、これからの時代は、やはりシェアの時代だと思いますので、先ほど市長が答弁なさったように、置賜地区全体で、ぜひ意見交換を行っていただきたいと。その意見交換というのは、初めての言い出しっぺですから、南陽市は非常に場所的、地理的に一番集まりやすい、いろいろ勧誘するにしてもそうですけれども、そういった地の利を生かして、ぜひ南陽にしてもらいたいんだというふうなことで、一朝一夕にはならないと思いますけれども、ぜひリーダーシップを発揮していただければなというふうに思います。その点で、これは一つの出だしとしてお願いしたいというふうに思います。
  それから、(2)のさわやかマラソン大会の位置づけのことです。
  ①のネーミングとかコースの検討については、市長は先ほど、祭典をイメージする、人が集い、にぎやかさを出す祭典をイメージとするというふうなことでお話がありました。それで関係団体と今、点検、課題の洗い出しもしているので、それで検討していくというふうなことでした。
  私は、そのような時期だというふうに思っています。さわやかマラソンを主催はするのは、まさしく市です。走ることだけが目的ではなくて、県外の方、あるいは市外の方が広く集まってもらう、それは南陽市のさわやかマラソンだけではないんですけれども、その大きな意義があるというんですか、南陽市に来ていただいて飲食や入浴、あるいは宿泊してもらうことは、やはりオール南陽で取り組むべきだというふうに思います。
  先ほどありました菊とブドウといで湯を売り出したいのであったら、ブドウの時期にネーミングも、ブドウにかかわる名前にするとか、ブドウうまいものマラソンとか何とかいろいろ、そんな形でやっていくというふうなことでいいのかなと。当然そうすれば、コースも考えていかなければならないというふうに思います。
  それで、まず一つは、市長に考え方の基本ですね、さわやかマラソンをどういうふうにしていくのか。先ほどは祭典ということでイメージをしているというふうなことでした。当然、祭典となりますと、いろいろな形でいろいろな方がかかわっていくことになりますし、当然それなりの予算がかかるのかなというふうに思っていますので、その辺についてもう一度、市長にお尋ねしたいと思います。
○議長  市長。
○市長  さわやかマラソンに関する基本的な考え方という御質問でございます。
  さわやかマラソンについては、私、去年、そして今年と2回、主催する者としてかかわらせていただいて、やはり参加する人が喜んで参加していただけるものにしたいというふうに思っております。その参加する方は、さわやかマラソンの特徴としては、市内の市民の皆さんはもちろんでありますけれども、小・中学生も大変多く参加していただいているという特徴があるというふうに思っております。そういった市外の方や小・中学生、そして市民の方、全ての方々が喜んでいただけるような、多くのにぎわいのある大会にしていきたいというふうに基本的に思っているところであります。
  それについては、さまざまな市民の皆さんの御協力、盛り上げへの御支援等が不可欠だというふうに思っております。市を挙げて歓迎のムードをつくり出して、市外からも喜んで来ていただけるような、多くの参加者が来ていただける大会にしていきたいというふうな思いが基本にございます。
  以上です。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  そういった考え方だとすれば、やはり予算的にも、それから組織というものも、体育協会だけでは絶対できない話だと思いますし、体育協会に丸投げでもだめだというふうに思いますし、そこを実行委員会という形ですか、プロジェクトチームというんですか、そういったもので全庁挙げて取り組むべきだと思いますし、現在は10月の体育の日にしていますけれども、それをずらしていくということになってくると、例えば来年からそれをやっていくということになれば、本当に年度当初からスタートダッシュをしないと間に合わないというふうな形になろうかと思います。
  したがって、その実施時期については、例えば現状のまま行くのかというふうなこともありますけれども、私は例えばばっちりとした体制でもってやるとすれば、南陽市の市制50周年に合わせて平成29年にやってもいいのかなというふうには私は思います。その間、例えば来年はチェンジの年だというふうなことで考えていくのか、そういった、確かに市長がおっしゃるのはいいことずくめなんですけれども、それには予算とあれが非常にかかると思うんです。したがって、それを有効的なものとするためには、そういったことも考えていく必要があるのかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  議員御指摘のとおりだというふうに私も思います。今の予算、そして組織立て、あるいは体制でいいのかどうかと。いいのかどうかというか、そういった面もPDCAでチェックして検証、そしてアクションにつなげるというようなことを行いながら、これは当たり前のことですけれども、少しずつ改善すべきものは改善していくと、そういうふうなことが必要なんだというふうに思っております。
  50周年に合わせて大きくということは、今、議員御指摘があって、なるほどというふうに思ったところでありました。
  ですので、来年度はその基礎づくりというような位置づけも一つのお考えとして大変有用なものかというふうにも思いました。
  ただ、私が思うのは、莫大な予算を投入するということは、なかなかこれは難しいところであります。ぜひ市民の皆さんの御協力をいただきながら、行政としては最少の経費で最大の効果が得られるような、そういった体制をつくっていくことが、長い目で見れば、このさわやかマラソンの成熟、そして喜ばれる大会につながっていくものというふうに思っております。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  予算がしっかり確保しなければならない、体制もしっかりしなければならないということは同じだと思いますので、ぜひ積極的にお願いしたいと思いますが、ひとつ、コースについて、いわゆる車を排除した完全なマラソンコースということをしないと、最低でも来年度は。そこはお願いしたいものだというふうに思います。私も大会の交通誘導なんかを担当して実際やってみると、マラソンの常連者ほど真ん中を走ってくるんですね、堂々と。それは、こっちを走ってくださいと言っても、全然だめです。もうそれが楽しみでしようがないんですね。そういった方々もいらっしゃいますので、交通規制がないと、その後ろにずっと車がついてくる、あるいは対向車が来るという、そういうふうな状態でした。これについては、やはり交通規制がなく、車の往来する道路では大変危険なことですので、車は完全排除するべきだということで、いろいろな方に、例えば県の公安委員会所属ですので、それは公安委員会ということであれば、県議会の議員の方とか国会議員の方とか、さまざまなルートを通して、やはりそこは2時間くらいの交通規制はやってもらいたいなというふうに思っています。
  これはここで答弁という形にはなかなかならないと思いますので、ぜひそのようなことで、いろいろなルートを通じてお願いしたいものだと思います。
  完全な車を排除したというようなことに関してだけ、ちょっと市長、答弁をお願いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  私も参加した方から、何人かの方からお話を伺っておりまして、安全性というのは、やはり第一義に優先すべきであるというふうにお聞きをして、私も同感のところでございます。
  そういった意味で、完全に通行止めにしてというのは、私たちかかわる者全ての希望だというふうにも思っております。
  そういったことで、警察等を始め、関係機関にはこちらの強い希望ということを申し上げてまいりたいというふうに思います。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  ぜひよろしくお願いします。
  それから最後になりますが、陸上部の今後について、市長は前回の答弁と同じようなことでお話がありました。いわゆる市職員として、公務員ランナーとして、仕事に専念しながらプラスワンというふうな話でした。もっともだとは思うんですけれども、ただ、いろいろな意味で、体育会ということに出ていった場合、経費等がかかっていくわけですね。そういったのもを、じゃ、頑張れと言っただけで、言葉だけで、声だけで済むものでもないと思いますし、そこはちょっと予算的なこと、例えばどこかに行くときの旅費とか、自前でやっている部分について何ぼか、頑張ってこいという部分の激励をするというようなことはなさっているんでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  板垣総務課長。
○総務課長  現在、予算の中からそのような対応はしてございません。
  以上です。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  予算の中からということは、そこに対して支援をする人からというようなことにしかならないというようなことなんでしょうけれども、やはり頑張ってこいというふうなことであれば、そういったことも考えていただければなというふうに思います。
  ちょっと時間もないので、そこについてはそれ以上は言いませんけれども、何か頑張ってこいというだけで、言葉だけではなかなか難しいのかなと私は思っています。
  それから、例えば今、陸上部に関しては、市役所陸上部がそもそも南陽市を全国に売り出すための広告塔であったはずです。それが市長がかわっていますからあれですけれども、このまま人を補充しないというふうなことであれば、どうしてもニューイヤー駅伝の出場は期待できないのかなと、正直思っているところですけれども、その目的が南陽市の走る広告塔というようなことで、まだ市長は考えているでしょうか。そこをお伺いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  目的については、何のためにという面では、私が一番に考えているのは、先ほども申し上げました職員としてのプラスワン、そういったことが一番重要になってくるのかなというふうに思います。職務のほかに何かその能力を生かして努力していただいて、それが地域に還元される、その一つとして、南陽市が全国にPRされる、それがあれば大変喜ばしい、望ましいことでありますが、まずは職務以外にもう一つという、これは自分の時間を使ってのことでありますので、これを無理に求めることはできません。そういった中で、陸上部の皆さんが自分の時間を使って努力して、いろいろ結果を出しておられるということについて、ほかの職員の模範となるというふうなものでありますので、そういった意味でも、ほかの職員の皆さんにも陸上以外にも能力を生かしたプラスワン活動が広まっていって、結果的にこの市政の発展につながっていくことが望ましいというふうに思っております。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  ちょっとそこは私とかみ合わないんですけれども、市長が考えている、いわゆる身の丈の政治とよく言われますが、そういったことも今の考え方の中にあるのかなというふうなことがあります。
  ただ、市長は風船を膨らませることが大事なのかなというふうに私は思います。カット、カットというふうな形でいくと、どうしても希望がないような、つまらないような形になりますので、首長として、ぜひそこは少し光のあるような政策ビジョンもお示しいただければというふうに思います。
  これで質問を終わります。ありがとうございました。
○議長  以上で2番高橋一郎議員の一般質問は終了いたしました。
  大変御苦労さまでございました。
  ここで暫時休憩といたします。
  再開は11時10分といたします。

午前10時52分  休  憩
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