平成27年3月17日(火)午前10時00分開会

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板垣  致江子  委員長       山口  正雄  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(16名)
 1番 高橋  一司  委員        2番 高橋  一郎  委員
 3番 舩山  利美  委員        4番 山口  正雄  委員
 5番 白鳥  雅巳  委員        6番 片平  志朗  委員
 7番 吉田  美枝  委員        8番 梅川  信治  委員
  9番 川合   猛   委員       10番 髙橋   弘  委員
11番 板垣  致江子  委員   12番 髙橋   篤  委員
13番 田中  貞一  委員       15番 佐藤   明   委員
16番 伊藤  俊美  委員       17番 殿岡  和郎  委員
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長                             大沼 豊広 副市長
板垣 俊一 総務課長                       山口 広昭 企画財政課長
山田 俊彦 税務課長                   相澤 和吉 危機管理課長
安部 史生 文化会館整備課長          笹原 修一 市民課長
佐藤 賢一 福祉課長                       小野田 新一 保健課長
大友 直秀 農林課長                       髙梨 敏彦 商工観光ブランド課長
新野 甚吉 建設課長                鈴木 隆一 上下水道課長
濱田 俊明 会計管理者                    猪野   忠 教育長
吉田 正幸 管理課長                        堀   裕一 学校教育課長
田中 吉弘 社会教育課長                  江口 和浩 スポーツ文化課長
髙橋 清数 選挙管理委員会事務局長      土屋 雄治 農業委員会事務局長補佐
        (併)監査委員事務局長
                
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事務局職員出席者
大沼 豊広 事務局長              田中   聡 局長補佐
安部 真由美 庶務係長      小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 議第5号 平成27年度南陽市一般会計予算
 議第6号 平成27年度南陽市国民健康保険特別
      会計予算
 議第7号 平成27年度南陽市財産区特別会計予
      算
 議第8号 平成27年度南陽市小滝簡易水道事業
      特別会計予算
 議第9号 平成27年度南陽市育英事業特別会計
      予算
 議第10号 平成27年度南陽市介護保険特別会計
      予算
 議第11号 平成27年度南陽市後期高齢者医療特
      別会計予算
 議第12号 平成27年度南陽市水道事業会計予算
 議第13号 平成27年度南陽市下水道事業会計予
      算

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開      議
○委員長(板垣致江子委員)  御起立をお願いします。
  おはようございます。
  御着席をお願いいたします。
  13日に引き続き、これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は15名で定足数に達しております。
  なお、本日の会議に遅刻する旨、通告のあった委員は、伊藤俊美委員、1名であります。
  なお、当局よりの説明員、稲月一雄農業委員会事務局長は、都合により欠席する旨、通知がありましたので、かわりに土屋雄治農業委員会事務局長補佐が出席をしております。御報告いたします。

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議第5号 平成27年度南陽市一般会計予算
○委員長  13日に引き続き、議第5号 平成27年度南陽市一般会計予算、第6款農林水産業費の152ページから175ページまでについて質疑ございませんか。
  10番髙橋 弘委員。
○髙橋 弘委員  173ページ、6款2項2目林業費全般ですけれども、昨年の12月3日、水分の多い初雪で数多くの大杉、カラマツ、広葉樹が被害を受けました。これは単なる被害ではなくて、雪による災害だというふうに思っております。被害木の数は、はっきりした数はわかりませんけれども、恐らく数万本に上る数だというふうに思っております。これだけの被害木を個人で片づけるというのはなかなか難しく、到底無理なことだというふうに思います。速やかに被害を調査して、県、そしてまた国に働きをかけ、被害木を撤去すべきというふうに思います。
  市長も吉野方面に何度か行かれて、この被害の状況を見ておられるというふうに思いますので、このたびのこの雪の被害を市長はどのように見ておられるのか、お伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  今回の雪は大変降り始めが重く湿った雪だったということで、さまざまな被害を本市にもたらしたというふうに認識しております。その中でも山林における倒木、そういったことが今後さまざまなところに影響するのではないかというふうに懸念をしております。どういった被害があるか、なかなかこの雪が消えないと難しかったわけですけれども、しっかりと注視していかなければいけないというふうに思っております。
○委員長  10番髙橋 弘委員。
○髙橋 弘委員  私も、12月の議会が始まってからですけれども、産建の委員会の中でもそのことは言ってまいりました。そして、まず被害の調査をいち早くすべきだというふうにお話をしたんですけれども、なかなかその調査のほうが進んでいないようなんですけれども、そろそろ雪解けも進んできて山にも入れる、県道から見てもすぐわかる状況ですので、早目にやっぱり調査をして、その被害の状況を把握してもらいたいというふうに思います。
○委員長  要望でよろしいでしょうか。
○髙橋 弘委員  はい。
○委員長  ほかにございませんか。
  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  関連でありますけれども、予算上、昨年計上されていた森林整備地域活動支援対策事業費が160万円と、それから森林環境保全事業費の200万円というのも削除されておりまして、160万円のほうは昨年まであった県補助金がなくなったというようなこともあるかと思いますけれども、それにいたしましても森林の整備保全関連の予算が大分削減されているというふうに感じております。
  豪雨による山の土砂崩れとか、被害を大きくするような流木の流入というのは、森林荒廃が要因の一つとも言われておりまして、里山の荒廃については鳥獣害の被害も要因になっているというふうに言われております。
  森林の整備保全管理事業費を極端に削減するというのはいかがなものかと思いますが、市長の見解をお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  これにつきましては、極端に削減するというような認識ではありませんで、ほかのメニューを活用して必要な事業を行っていくという考えで、今回の予算は編成させていただいたところであります。
  詳しくは担当課長から申し上げます。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  山一般の予算の関係の御質問でございます。お答え申し上げます。
  委員御指摘の件につきましては、市長からもただいまございましたけれども、森林につきましても、ごらんのとおり補助メニュー等が相当にいろいろ準備されておりますので、こちらのほうを適宜活用いたしまして対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。
  なお、御指摘のように170ページの2目の金額のマイナスが非常に大きくございますのは、さきに説明がございましたけれども、文化会館の関係のプラス・マイナスがございますので、このような額になっているところでございます。個々の部分につきましては、御指摘の部分はありますけれども、全体ではございませんので、よろしく御了解いただきたいと存じます。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  昨年の予算書から見ても相当メニューが減っているというふうなことで、吉野川とか織機川で、今、河川の復旧工事が順次進められておりますけれども、当然河川の整備というのは災害防止の観点から不可欠でありますけれども、幾ら河川の整備をやったとしても、もととなる例えば山から土砂が押し寄せてくるとか、流木が流入してくるというようなことを防止しなければ、同じような状況になるのではないかなというふうに思うんですよ。
  そのためにも、森林の整備とか保全は少しでも保水力を高める努力をしなければならないというふうに感じているんですが、そういう森林対策というものを、先ほどメニューが減ったと申しましたけれども、どういうふうに考えているのか、農林課長にもう一度お聞きしたいと思います。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  御指摘の保水力というふうなことでございます。メニューについては特に数の上からはそんなに減ってはございませんけれども、いろいろ種々ございます。
  おっしゃるとおり、山の保水力というふうな観点もあろうかと思いますので、御指摘の川際の木というふうなことだと思いますけれども、そちらのほうには、先ほどと共通すると思いますけれども、調査等を行いながら適宜対応させていただきたいというふうに考えております。
  なお、河川際の樹木については、河川のほうである程度の範囲までは解決いただいていると思います。御指摘のとおり、それより少し奥の部分につきまして、必要な部分もあろうかと思いますので、調査を行いたいと思います。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  調査をするというようなことでありますけれども、森林というのはいろいろな役目を持っておりますし、整備とか環境保全はやっぱり長い目で根気よくすることが大事だというふうに思います。
  施政方針の中でも、教育のまちづくりで木育についても触れられております。いろいろな観点から森林の環境整備とか保全はしっかりお願いしたいというふうに思います。要望です。
○委員長  10番髙橋 弘委員。
○髙橋 弘委員  今、課長のほうからいろいろな森林の整備についてのメニューはあるというふうにお伺いしたんですけれども、昨年まで森林の整備といいますと、南陽市の目玉的な事業でありました森林サポート事業があったわけです。このたびこういう雪害になったわけですけれども、この事業があれば森林の整備も相当助かるというふうに思います。
  当初予算を見ますと、事業費はこのたびは計上されておりませんけれども、どのような経緯で当初予算から外れたのか、その辺を企画財政課長にお伺いしたいというふうに思います。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  髙橋委員の御質問にお答えしたいと思います。
  総じてでございますが、個別の事業について企画財政課長が答弁するということについては、これはなじまないものと考えますので、差し控えさせていただきます。
  内容等については総合的に勘案して財源を調整の上という予算編成の前提がございますので、御理解賜りたいと考えてございますが、先ほどの農林課長答弁のとおり、他事業に振りかえられるものがあるということもございましたし、さまざまなことがございますので、総合的な判断のもとということで、ぜひ御理解を賜りたいと考えてございます。
○委員長  10番髙橋 弘委員。
○髙橋 弘委員  課長からの答弁はちょっとなじまないというようなお話でございますけれども、この森林サポート事業については、雪害の被害木のこともありますので、いろいろこれからの補正予算とかそういう部分で復活するような考えというのはないんでしょうか。市長にお伺いしたいというふうに思います。
○委員長  市長。
○市長  ただいまのところは、現在提案させていただいているさまざまなメニューの中で対応したいと思っておりますが、適宜その時期に適切な判断を行ってまいりたいと思っております。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  175ページ、文化会館について、整備課長のほうにお伺いしたいと思います。
  まず、文化会館のいよいよ心臓部と言われる舞台装置関係に、平成27年度は発注するわけですけれども、舞台装置、音響、照明、これは心臓部と言われるところなんですが、いわゆるグレード、例えばどこかと比較してもいいんですけれども、どの程度だというふうなところをまずお伺いしたいと思います。
  それから、現在ある市民会館に備品等装置があるわけですけれども、それの活用などはできるのかできないのか、それも含めてお伺いしたいと思います。
  備品購入費に関して2,410万円ありますけれども、その辺についてもお伺いしたいと思います。
○委員長  安部文化会館整備課長。
○文化会館整備課長  グレードの関係と、それから市民会館の現在ある備品等についての活用という形で、高橋一郎委員の御質問にお答えをしたいと思います。
  グレードにつきましては、県内の類似施設、つい最近建った建物というと希望ホールがございますけれども、これに遜色がない程度にというような形で、今回予算のついている舞台の音響、それから照明関係及び大道具という形でここの中には予算化して入っておりますけれども、同規模のグレートという形で今設計を組んでいるというふうなところでございます。
  また、市民会館のほうにつきましても、やっぱりプロの方に現場を見ていただいた上で、使えるものは使いたいというふうに思っております。既に調査のほうは開始しております。
  ただ、今回、3月で市民会館が閉鎖されるということで、ちょっと時間的にも厳しいところがありましたけれども、既に調査中でございますので、こちらの関係につきましても、予算的なものも含めまして、使えるものは使っていきたいということで今進めておるところでございます。
  以上です。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  有名なミュージシャンが、ここですることがとてもいいというふうなことでの、いわゆるアドバイス等をいただいてきたと思うんですけれども、それは予算的にはやはりこれでしようがないというふうなことだと思うんですが、そこの要するに有名なアーティストの方々の要望に応えられる程度なんでしょうか。
○委員長  安部文化会館整備課長。
○文化会館整備課長  プロユースの使用でどうかということだと思いますが、こちらのほうにつきましても、当然ながらプロの方につきましては持ち込みの機材が相当ございます。ただ、当然ながらホールのほうにあるものについては使っていくというようなことでございますので、こちらのほうとしましてはやはり余計な経費はかけたくないという部分は当然ございますので、いわゆる基盤的な一次側の部分については十分な充実をさせたつもりでございます。
  二次側の部分につきましては、当然ながらプロの持ってこられる方もおれば、場合によっては別途リースで借りてというようなことも方法論としてはあると思いますので、そういった仕様、それから、もう一つつけ加えさせていただきますと、今回、移動型の例えばスピーカーを初めとしてさまざまございます。これについては、場合によっては小ホール、マルチホールと言われているこちらのほうでも例えば使える、いわゆる大ホールでも使える、そういったフレキシブルといいますか、有効的ないろいろなもので活用できるというようなことで、余りほかのホールにはないようでございますけれども、そういった仕様で設計を組んでいる、ないしはこれから発注をしていきたいというふうに考えているところもございますので、御理解をいただければと思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  今は建物と、それから舞台装置関係だったんですけれども、そのほかのことでお伺いしたいと思います。
  以前、いわゆる環境整備というふうな形で、例えば庁舎というか、入り口の信号機等の時間の設定を調整しないと、なかなか出入りが大変じゃないかというふうなことをお話ししました。
  それから、ここで6款かどうかわかりませんけれども、市道南側の取りつけ道路の関係もお話ししてきました。そこについての現在の状況というのはどうなんでしょうか。
○委員長  安部文化会館整備課長。
○文化会館整備課長  文化会館の整備とあわせて、道路の関係についても、当然ながら観客が増えてくることによってどうなるかということは当然あろうと思います。
  こちらにつきましては、やはり文化会館が開館した後でないと、実際的な実績、いわゆる計画的な数値としては出てきますけれども、実績としてはなかなか見えてこない部分がありますので、そこら辺については信号機の時間といいますかタイムにつきましても、実際的なものについてはやってみないとわからない部分も多々ございますので、警察関係機関等につきましては相談をさせていただいておりますけれども、引き続き今後の対応という形でさせていただければと思っております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  やっぱりシミュレーションは必要だと思います。実績だと、もう実績があったときには渋滞しているわけですから、そんなようなことでシミュレーション、例えば1,300人ですから、500台入ってきた場合にはどうなるのかというようなシミュレーションをしっかりしていただいて、公安当局と打ち合わせを早急にしないと、10月開館に向けての準備ができないというふうなことだと思いますので、そこについては強く要望したいというふうに思います。
  あとは、市道南側の取りつけ道路関係はここでよろしいでしょうか、それとも8款の土木費でしょうか。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  アクセス道路の関係でございますけれども、25年6月の定例会におきまして、南側は市役所南線という形で市道認定をいただきまして、アクセス道路としての整備に取りかかってございます。
  それから、もう一つ、あわせて市役所北線というようなことで、これは水道庁舎の前のほうからこちらに至るというルート、この2路線を市道認定いただきまして、アクセス道路との整備をするということで進めてございます。
  既に見えるかもしれませんが、市役所南線については今年度をもって完成というふうなことになります。
  ただ、市役所北線でございますが、構内工事というようなことでございまして、なかなか一緒に全てをすることができませんでしたので、これは次年度以降、取り組みを進めてまいりたいというふうに思っております。ただ、設計のほうは既に済ませておりますので、工程等の調整を図ってまいりたいと、このように思っております。
  それから、市役所からさらに蒲生田本線に至る若狭郷屋2号線でございますが、これについても予定どおり26年度完成というようなことで、市民会館の供用にあわせてアクセス可能というような状況でございます。
  また、あわせて御報告でございますが、113号の舗道整備も国のほうに積極的にお取り組みいただいております。今年度から測量調査等に入っておりまして、次年度からは用地買収が先行になりますけれども、そのような形で平成30年をめどに進めていただくというふうなことで、今、取り組みを進めております。
  あわせて、高橋委員からもお話がありました蒲生田矢ノ目線、いわゆる都市計画の関口羽付線になりますが、これらについても、今申し上げた113号の舗道整備にあわせての右折レーン、こういったことの設計上の整合を図って、できるだけ早く市民文化会館のアクセス道路になるように整備を進めておるというふうな状況でございます。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費の174ページから185ページまでについて質疑ございませんか。
  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  商工費について、2点ほどちょっとお聞きをいたします。
  まず、1点目、175ページ、地域おこし協力隊についてお伺いをいたします。
  さきの一般質問で、市長は、今年度は町なかの再生に宮内のほうに1名を募集するというお話でございました。また、地域創生戦略の中では、小さな拠点づくりということで中山間地の文言も入っております。
  そういった中で、今後、その小さな拠点づくりにおいて何名募集をされるのか、また、ほかの自治体では4名、5名といった採用をされておりますけれども、そういったことで今後の見通し、計画、そこをお聞きをいたします。
  次に、177ページ、交流プラザの問題でございます。
  毎年、冬になりますと、そこでいろいろな行事があったりしますと暖房の問題でございます。そこは、もう何時間も前から暖房をかけていても、実際その時間になると全然暖かくない、一体どういうことなんだということで、いろいろな苦情が出ています。
  そういった中で、今後、冬期間における暖房についてどのような対応をされるのか、その2点お聞きをいたします。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  それでは、ただいま白鳥委員から御質問のありました点についての地域おこし協力隊については、所管の私どものところは前回の経過の中での内容のとおりでございますが、今後の分野については、窓口である企画財政課長のほうにということでお願いしたいと存じます。
  蔵楽の冬期間の関係でございますが、非常につくりの中で、開館来、そういうお話を頂戴しております。その中で暖房についての対応としてるるさせていただき、または利用のある場合には早目の準備をして暖めるということの対応、あわせて特に冬場については構造的なところも含めて、非常に暖かくなるまで時間を要するということから、御利用される申し出があったときに、その件を十分にお話をさせていただいた上で、お願いのお話をした上で御利用をいただいているというのが現在の状況でありまして、暖房の能力等々についての問題があるのかどうかも、ここ何年の中で調べたりもしましたが、なかなか構造的なところがあるようにお話を頂戴しておりますので、その辺のところは財政当局との今後の長期計画の中で、どのような対応ができるかを協議をさせていただき、御相談をさせていただいて、どのような対応が具体的にできるのかも再度調査をしてまいりたいと考えております。
  以上です。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  白鳥委員の御質問にお答えしたいと思います。
  地域おこし協力隊については、今年度、御提案として、27年度にまず1名配置してまいりたいというようなことで御提案させていただいているところでございますが、委員御指摘のとおり、その内容についてはやはり南陽市でも諸問題、中山間地、あるいは遊休農地、新規就農、こういったもので、構造的に抱える問題はあるんだろうということで、私も認識をしております。
  現在まで、過疎振興地域の部分でこの地域おこし協力隊という制度が発足した関係から、私どももちゅうちょしていた部分がございますが、地域創生の中で大きく取り上げられる存在になってまいりましたので、この点は前向きに考えてまいりたいと思っております。
  なお、このたび中心商店街というのが一つの受け皿のことがございまして、先行する形になりましたが、やはり1人では当然活動できません。地域の中で、あるいは農業者団体、あるいはさまざまな団体等において、この方を受け入れて一緒に活動していただける、そういう受け皿づくりも、まずは必要なことでございますので、その点を見きわめながら拡充に取り組んでまいりたいと考えてございます。
  以上でございます。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  地域おこし協力隊については、やはり今後の情勢を見ながら再度検討をさせていただきます。また、いろいろ見させていただきます。
  あと、蔵楽についてはやはり構造的な問題が結構あると思うんですね。やっぱり昔は倉庫だったということもあって、開放すると風がもう真っすぐ入ってくる、そういったことをやっぱり考えながら、幾ら暖房をかけてもそこで熱が逃げていくという構造的な問題があります。そこをやっぱり燃料費をかけないで、エネルギーを大切にして、そこの構造的なものを検討していっていただきたいなと思います。要望です。
○委員長  ほかにございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  商工観光課長にお尋ねしたいんですが、182ページの7款4目の観光施設に関連して、2点ほどお尋ねします。
  第1点目は、2月にハイジアパークが料金改定になりまして、大体1カ月になろうかと思います。その間、施設の努力によってさまざまあろうかと思うんですが、この1カ月間の中で、新料金になったということでどのような影響というか、出入りがあったのかお尋ねをしたいと。
  それから、もう一点は、せんだって北陸新幹線が開通になって、相当お客さんが北陸のほうに流れていく、そのことによって、こっちの観光客が東北のほうに余り来ないのではないかと、こういうふうな懸念もあるわけですが、今、南陽市も含めて置賜関係の観光キャンペーンの中で、誘客の運動をそれぞれの自治体が一緒になってやっているわけですけれども、そういう状況の中で影響はどういうふうに見ているのか、その辺のことについてお尋ねをしたいと思います。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  ただいま佐藤委員のほうからございました2点の御質問についてお答え申し上げます。
  まず、第1点のハイジアパーク南陽の現在の状況につきましてでございますが、2月21日からリニューアルオープンということで、料金を値上げさせていただいて営業をいただいておりますが、直近の2月21日から3月13日までの状況で御報告をさせていただきます。
  入館者の数でございますけれども、昨年度比でマイナス1,905名、対前年度比でいきますとマイナス17%ほど入館の方は減少してございますが、収入の入りのほうの形としましてはほぼ変わっていないという状況で、これについては値上げをした差額分でのところが影響しているものかとは思いますけれども、細かいところでは、3月の前半の宴会のほうも現時点では昨年比よりプラスになっているという状況でございまして、まだ1カ月間を通しての数字ではございませんし、これから年度末、そしてまた新年度の新しい時期の流れということもございますので、この辺の推移を見ながら状況を注視してまいりたいと思っております。
  次に、北陸新幹線の開業に関しての影響ということでございますが、これについては関係的なところでいきますと、人の流れが非常に北陸のほうに向かうということで、関東圏、あわせて西のほうからの人の流れも出てくるということで、新たな意味で一つの観光地の中での誘客の大きな目玉が出るんだろうなと思っております。
  その反面、私ども、この東北についてはその大きな影響ということからか、まずは相手方として非常に手ごわい相手が出てきたんだろうなと。逆に言いますと、この短時間の中で東京から半日で行けるという状況を考えますと、北の東北のほうにも、あちらの北陸から来ていただけるような環境ができ上がったというプラスの考え方もできますので、その辺については、今後、県がポストDCを6月にまた取り組むということで、その辺の対応等を含めまして、置賜としましては、続けておりますやまがた花回廊、この4月4日から7月まで、上山市を含めて取り組みますので、こういう年月を重ねたイベントを継続しながら、あわせて新たな観光誘客の素材を掘り起こしながら、これについては私ども南陽だけではなく広域、置賜、そして山形県、そして東北という形で、北陸の脅威に関しての対応というものが必要になろうかと考えているところでございます。
  その点については、今後、関係機関の中での話し合いが具体化されながら、それに基づいてのこちら南陽市としての対応を一緒にやってまいりたいと考えているところです。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  基本的にはそういうことだと思います。
  ハイジアについては、これはまだ1カ月足らずということで、入館者は減ったけれども、値上げによってとんとんだと。この辺は胸をちょっとなでおろせるのかなというふうに私は思います。やっぱり値上げして人が来ない、赤字続きだというと、これは議会で何を言うかわからないわけだから、そういう点ではこれからハイジアパークの方々を先頭に、関係者はやっぱり入れるために努力をしていると思うんですが、状況に応じながら対応していかないとうまくないんじゃないかということを申し上げたいと。
  それから、新幹線の問題ですけれども、課長はまず手ごわい相手とか何とかとおっしゃったんですけれども、せんだって開業のときに、私、テレビや新聞などを見ましたけれども、例えば今までだと大体長野あたりでとまっていると、今は2時間半弱で行くわけでしょう。こっちの東北も山形、おらほまでは大体似たような時間と。若干こっちが長いかもしれないけれども、そういう点では向こうはいろいろな施設や観光のいろいろな目玉があって、やっぱりそこにこぞって行くような、そういう仕掛けも今やっているわけで、そういう点では同じ時間でありながら、どっちに行ったらいいかということになれば、向こうに行ってしまうのではないかと。
  福井、石川、富山、新潟と、こういうふうに北陸関係はあるわけですけれども、こっちは残念ながら4年前の震災等によって、まだ復旧も復興もしていないので、やっぱり向こうに流れてしまうのが人間の本音かなと私は思うんですけれども、そのために、さっき課長がおっしゃったように、南陽市のただ一団体だけではなくて、一地方自治体だけではなくて、やっぱり近隣の置賜圏、あるいは東北と、こうなろうかと思うんですが、その辺をしっかり連携をしながら対応をしていくということが私は大事だと思います。
  4月から始まる花回廊の話も出されましたが、やっぱりしっかりその辺を頑張っていただきたいものだなと。だから、我々も含めて、この辺のことについて大いに議論しながら語り合うことが大事だろうと。
  ところで、市長はどういうふうにお考えでしょうか、今の問題について。
○委員長  市長。
○市長  委員が今おっしゃられたことと同様の感覚を持っております。やはり一自治体だけではなかなか大きく誘客することは難しいという認識でおります。
  そのためにも関係機関が手を取り合って、しっかりと話し合うところは話し合って、協調して進めていくことが大事だというふうに考えております。
○委員長  ほかに商工費ありませんか。
  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  今のハイジアパークについて関連してお伺いいたしますが、今のお話では入館者数が1,905名減というでありました。これの数字というのは、ハイジアパークに要するに宴会等も含めて入館された数というふうに理解してよろしいでしょうか、お風呂に入った数というふうに理解してよろしいですか、どちらでしょうか。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  ただいまの山口委員の御質問にお答え申し上げます。
  入館された方という解釈でお願いいたします。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  ということは、宴会等も含めた、あるいはレストラン等も含めた、要するにお風呂に入られたお客さんだけではないというふうに理解してよろしいですね。
○商工観光ブランド課長  はい。
○山口正雄委員  料金改定前にかなり旧の回数券が売れたというようなお話もお聞きをしておりますが、要するにそういうふうな前払いをもうしているわけですので、そういうふうなものでお風呂に入られた方は売り上げには上がっていないということになりますよね。
  そういう意味で、実際、お風呂に新料金で入館された方というのは、昨年と比較してどういうふうな状況になっているかというのはおわかりですか。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  現時点で、まだ2月の締めの数字がこちらのほうでは、会社側での収支がまだ上がっていませんので、そこの数字というのは頂戴していませんので、先ほど佐藤委員の御質問にありました数字についても、入館の入りということでとっている数字の集計の対前年度比をお示しさせていただいたという内容でございます。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  大人の方は310円から540円、約70%の値上げになっているという状況です。今、人数的には17%減と、そういう意味では、これが全部お風呂の人であれば逆にもっと数字は上がっているということになるわけなんですけれども、そういう数字ではないと。
  それで、レストランの要するにサービス提供というものも新たにやられておるわけですけれども、レストランの利用状況というのは数字的におわかりでしょうか。まだ、それもおわかりではないですか。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  ただいまの山口委員の御質問で、料金が上がって以降の数字について、ちょっと今集計をとっていなかったんですけれども、3月だけの13日までの状況でいきますと、昨年比でマイナス6万6,000円ほどになっているというのが状況でございます。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  まだ日にちもたっていませんので、これをもとにして考えるということはなかなかできにくいわけでございますが、やっぱり今回の料金改定については黒字化を目指す、あるいは経営安定化を目指すという意味でやられておるわけですので、料金改定による効果というのにとどまらず、やっぱり経営努力をそのほかされて、それ以上の経営的にプラスになるような努力をぜひ続けていただきたいというふうに要望をいたして終わります。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  ハイジアパークに関して御質問したいと思います。
  指定管理料の中で用地借上料320万円という計上が毎年あるわけですけれども、あそこの用地からポンプアップして、あそこの用地を借り上げているところで何度ぐらいの温度があって、そしてポンプアップしてハイジアに行ったときに何度ぐらいに下がって、それを加温するわけですよね、加温してやるわけですけれども、その加温にかかる暖房代というのがあると思うんですが、そこについてちょっと御説明いただきたいと思うんですが。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  ただいまの高橋委員の御質問でございますが、温度の数字についてただいま持ち合わせておりませんが、開業当初からしますと、温度のほうと、あわせて湯量についても、温度は下がってまいりまして、また湯量についても落ちてきているというのが状況でございます。ちょっと資料の中でハイジアに関しては46度が源泉の温度ということで、毎分400リットルということでの内容でございました。
  あそこからキロ数でいくと大体1キロちょいですか、それによってのポンプアップによって、確かにそこからタンクのほうに一度ためましてお湯を使用するわけですが、そのときに加温というものが生じるということで、これに関してどのくらいの燃料費代が出るのかということについては、あちらに関してはポンプの部分と、また全館の冷暖房に関しても一括での仕組みになっておりますので、お湯のところだけの加温についての細かい数字というところまでは把握ができないというのが今の状況になってございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  ただ、私がちょっと言いたいのは、これは市長にお尋ねしたいと思うんですが、基本的にずっと320万円をお借りしていく、それから加温していって例えば600万円ぐらいかかると、年間1,000万円ぐらいかかるんだというふうなことであれば、10年間で1億円かかるわけですね。その部分について、例えば新たなハイジアの源泉ということで、直接その土地に掘っていくといったほうがむしろいいのではないかと。前にも質問したときがあるんですけれども、なかなかそれは温泉が出ないんじゃないかというふうな心配もあるとかと言われたんですけれども、その辺について将来的なことですので、これについて市長はどのように考えているのか、あるいは見積もりなんかはとったときがあるのかどうか、お伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  この源泉については、ただいま課長からも答弁がありましたとおり、温度が下がり、また湯量も下がっているということで、継続的にハイジアパークを運営していくためには、そこのところも課題だというふうな認識をしております。
  ただ、これについては源泉を貸していただいている相手方もあります。また、管理をしている赤湯財産区、そこの皆さんともきちんと相談の上、進めていかなければならない、将来に向けての構想を立てていかなければならないというふうに思っております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  市長が答えられたそのとおりだと思うんですが、例えばどのくらいの費用がかかって、例えば掘削する費用ですね、その辺の見積もりの金額等もわかっていないと話が進まないのではないかというふうに私は思います。
  業者がその見積もりを出すかどうかは別にして、やっぱりそういった具体的な数字での比較ということも必要なのではないかと、それが南陽市にとって、あるいは財産区にとって、あるいは利用する人にとってよいということであれば一番よいというふうに思いますので、そこについてはこれは要望ですけれども、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長  ほかに商工費ありませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  同じく183ページ、今度はスカイパーク、ハイジアパーク、パークがつくんですけれども、スカイパークで今回トイレの改修工事ということで117万円を計上して、これはよかったなというふうに思うんですけれども、スカイパークの構想を、やはり今のハイジアパークとも将来についてで同じなんですが、スカイパークのいわゆる水ですね、これは何回も申し上げているんですが、水道利用についての考え方はどのように思っているのかなというふうにお聞きしたいと思います。
  というのは、スカイパークに非常に多くの県外の若者が来ています。それは市長も御存じだと思うんですが、それをする際に非常にいい交流の場だというふうに私は思っているんです。
  そこで、ただ、水を下から一回一回くんでいかなければならない。当然それは経費がかかるというようなこともあるんでしょうけれども、看板施設として持っていく場合に、やはり水は必要でしょうと。あるいは電気もそうですけれども、そこについてのこれも将来の見通し、あるいは近い将来の見通しなのかわかりませんが、これについてもやはり議論をする際に、どの程度のお金がかかるのか、見積もり等も必要だと思うんですね。その辺について、これも市長にお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  スカイパークにつきましては、私も昨年、市長就任後、タンデムフライトを体験させていただき、また、さまざまなイベントで県外からの方とも交流をさせていただきました。南陽市にとっての大変重要な観光の目玉の一つというふうに思っております。
  この水につきましては確かに課題でありますので、今後の検討課題とさせていただきたいというふうに思っております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  今どうのこうのということにはならないと思うんですが、やはり本当にかけがえのない南陽の一つのブランドだということで私も何回も言っていますけれども、思っています。
  そこについては、今、市長から検討していくというようなことがあったんですけれども、本当に前向きにぜひよろしくお願いしたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  7款4目、先ほど佐藤委員が北陸新幹線の開通に合わせての本県に対する入り込み客数の減少が心配だというふうなことでございましたけれども、あと4年後には高速道路が全線開通いたします。そんな中で、市長も選挙のときに一つ南陽高畠インター付近にいろいろなことをやっていきたいというふうな話でございました。
  それで、やっぱり素通りされたのでは大変困るわけなんでして、その辺、市長の現在の進捗とか考えとかを教えてください。
○委員長  市長。
○市長  南陽高畠インターのところに、ぜひそういった物産販売の拠点をというふうなことを従来から申し上げてまいりましたが、今申し上げられることとしては、先月、その核となる施設について高畠町長さんと、まず第一歩のお話しに東京に伺ったということがあります。そういったところの感触を見きわめながら、その施設について考えていきたいというふうな状況でございます。
○委員長  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  非常に大事なことだと私は思います。
  それで、南陽高畠のインターチェンジになるわけですけれども、それのみならず、この新潟線のバイパスの関連の市町などとも一体感を持ってやっぱり集客に、西置賜のほうにも誘客が入られるように、東置賜のほうにも入られるようにというようなことで、連携を持ってひとつ取り組んでいただきたいというふうにお願いいたします。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第8款土木費の184ページから199ページまでについて質疑ございませんか。
  7番吉田美枝委員。
○吉田美枝委員  197ページ、これまで幾度となく市営住宅、関口住宅の問題が取り上げられてきましたけれども、またここでちょっとお聞かせいただきたいと思います。
  本当に関口住宅は老朽化が進んで、もう住環境としては最悪です。昨年の豪雨災害でも床下浸水でトイレのくみ取り口ですか、かさ上げ工事をしたわけですけれども、今後、関口住宅をどのようにしていくおつもりなのか、その辺、対応をお聞かせいただきたいと思います。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  関口住宅につきましては、非常に委員には御心配をおかけしております。私も建設課長を拝命した折に最重要課題だと、ここで申し上げたような記憶がございまして、非常に気がかりでございますが、実は御存じのとおり、関口住宅の建てかえ用地については開発公社が先行取得をしてございます。
  ただ、御存じのとおり、ちょうど南陽病院の西側、旧田島木材さんの工場跡地というようなことで取得をしているわけでありますけれども、さまざまその後、土地の清浄、整備の手法等を考えますと、あの場所が適切なのかというようなことも含めて、再度検討する必要があるのかなというふうな実は捉え方もしてございます。
  なお、委員御指摘のとおり、老朽化が進んでございますので、昨年26年3月に南陽市公営住宅の長寿命化計画、これを策定してございますが、ところは関口住宅と桜木住宅、この2つを管理しておるわけでありますけれども、いずれも長寿命化を図る必要があるというような捉え方をしてございます。その計画の中において、関口住宅については改めて改築で臨むというようなことで位置づけをしております。
  なお、現在の南陽市公営住宅長寿命化計画でございますが、期間については平成35年を目途としてございますので、この中で今後よりよい方法を探ってまいりたいと、このように思っておるところでございますので、御理解いただきたいと思います。
○委員長  7番吉田美枝委員。
○吉田美枝委員  平成27年度の予算の概要のほうを見ましたら、今年度、国の補助を受けて桜木町のほうの住宅の長寿命化ですか、そちらのほうは予算がついているわけですけれども、関口住宅というのは修繕費も本当に増大していって、新規入居は見合わせて桜木住宅のほうへというような、高齢者の単体世帯ですか、それが桜木住宅のほうへというような移行措置をとっていらっしゃるわけですけれども、いつまでこういう状態が続くのかなというような懸念はありました。
  財政難の折にと言ったらあれなんですけれども、雇用促進住宅、東日本大震災からの避難者の方は雇用促進住宅のほうへの入居は進んでいるわけですけれども、以前から雇用促進に入っていらっしゃる方もあわせて、今どのくらい入居されているのか。そして、その促進住宅のほうの買い上げ等についてはどういうふうに考えておられるのか、その辺あわせてお伺いしたいと思います。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  ただいま吉田委員からございました雇用促進住宅についての現況について申し上げます。
  現在、避難者ということで、福島のほうからの避難者世帯ということになりますが、現在14戸、55名の方が入居されております。また、震災以前からの一般の方という位置づけになるんですが、1世帯4名の方が入居されている状況にございます。
  この避難者に関しては、27年3月までということでの特例のお話があったんですが、28年3月末までということで、避難者の雇用促進住宅への入居に関しての延長という通知が県のほうに届いているということで情報を頂戴しております。
  現在の管理については、国の財団のほうから、独立行政法人なんですけれども、高齢・障害・求職者雇用支援機構というものが現在所管しておりますが、そちらのほうからの委託を受けた協会、一般財団法人のSK総合住宅サービス協会の米沢住宅管理事務所が所管しているという状況になってございます。
  状況は以上でございます。
○委員長  7番吉田美枝委員。
○吉田美枝委員  その能力開発機構さんのほうへの打診というか、市営住宅として雇用促進住宅を使うかというような検討はなされていないのでしょうかという、その辺についてもう一度お願いしたいと思います。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  吉田委員の御質問にお答えしたいと思います。
  旧雇用促進住宅については時限立法で震災前については時限が定められておりましたので、その時点においては打診がございました。金額的にも大分お高いものでございましたが、この震災を踏まえまして、そのお話については一旦フリーズしているものというような考え方でございます。これはやむを得ない、今の福島の被災者の受け入れという問題があります。
  これからどうするかにつきましては、これは物件の交渉事でございますので、この場で申し上げると、さまざまな誤解やらさまざまなお話になるとうまくありませんので、差し控えさせていただきますが、それも選択肢の一つであろうというような状況でございます。
○委員長  ただいま吉田委員の質問のさなかではございますが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は11時15分といたします。
午前11時01分  休  憩
───────────────────
午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  第8款土木費について、質疑ほかにございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  ただいまの7番の吉田美枝委員が住宅問題について質問したわけですけれども、私も新野課長さんに何点かお尋ねしたいと思います。
  1つは、私もこの問題等については一般質問、あるいは予算委員会等々で何回となく質問してまいりました。ところが、残念ながら遅々として進まない、こういうのが今までの経過だったのかなと、このように思っております。
  新野課長は3月で退職されるわけですけれども、やっぱり住宅の問題についてちょっとあなたは担当だったんですけれども、具体的に本当に今住んでいる方々のことを思えば、やっぱり早急に建てて安心させるべきかなと、このように思っているんですが、まず、その辺の考え方についてもう一回お尋ねします。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  お答えをいたします。
  所管の課長としては、速やかに著しい老朽化の進んだ環境の悪化が見られる住居については早目に建てかえをし、よりよい住環境を提供すべきだと、このように思っております。
  既に先ほども申し上げましたけれども、旧田島木工さんの跡地、これも確保して新たな建設というようなことの計画も一時は立てましたが、委員御指摘のとおり、予算的な措置ですね、長期計画の中での順位、こういったことでまだ日の目を見ていないというようなことでございます。
  また、吉田委員からもございました雇用促進のお話もいただきましたが、これらの活用というようなことも当然所管課としてはいろいろ検討もしておりますが、先ほど企画財政課長から説明がありましたように、なかなかタイミングがかみ合わないという状況もございます。非常に歯がゆい思いをしてございますけれども、そういった状況でございますので、改めて公営住宅の長寿命化計画、35年までの計画を策定しておるわけでありますが、この35年までに対応を行うというふうな、市としての基本的な姿勢を示させていただいているところでございますので、これで御理解をいただければというふうに思っているところです。
  なお、このたびの7月の豪雨の際の便槽へ水が入ったというようなことについては速やかに対応し、防水対策も行っておりますし、環境の美化というようなことも、担当者も直接それぞれ居住者の皆さんと一緒になって草取り、あるいはごみの清掃、こういったことも地道に取り組んでいるところでございますので、よりよいタイミングが一刻も早く来ることを実は私も望んでいるところでもありますので、引き続きよりよい方向を御指導いただければと思います。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  私が何でこう言うかというと、課長も知っているとおり、これは荒井市政のときに、荒井市政は住宅を建てると、こういう経過でずっと来たわけですよ。そういう中でやっぱり金の問題、あるいは土地の問題、いろいろな問題があってできなかったと、そういう経過もあるわけですね。課長が今おっしゃったように、タイミングの問題もあったと、あるいは土地も開発公社で買い上げて準備もしていたと、つまり金の問題でできないと、簡単に言うとそういうことだと思うんですよ。
  ですから、やっぱりある程度のめどというか、今、平成35年度までに何とかめどをつけたいと、これは完成ではなくて、35年度までに何とかめどをつけたいという意味であって、完成ではないわけですね。
  ですから、時期としてはそうかもしれませんが、今の住宅をあのまま、35年ですから、あと8年後に着手するとなれば、もうずっと長引いちゃうと、こういうふうになると思うんですよ。
  ですから、その辺の考え方というか、やっぱり改めて、もっと早くに着手をするということが私は大事ではないのかなと思うんですが、もう一回その辺の考え方についてお願いします。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  35年の件でございますが、これは事業の終期でございます。35年までに完了すると、建てかえをするというような計画をつくっておるところでございます。35年から始めるというのではなくて、終わりということで御理解をいただきたいと思います。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  わかりました。そうすると、7年間の空白があるということですね。その間、今住んでいる住宅等についてはいろいろな、課長もわかるとおりに、シロアリとかさまざまな部分が傷んできて、せんだってもいろいろ声を聞いてきたわけですけれども、やっぱり早急に建てかえをしてもらいたいものだというふうな声はそちこちから聞こえてくるわけですよ。
  ですから、金の問題もあるかもしれませんが、ひとつ一日も早く完成させていただきたいと、こういうことを要望しておきます。
○委員長  ほかにございませんか。
  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  187ページの市道除雪に関連してお伺いをしたいと思います。
  市民の中で、外の構築物等が除雪によって破損されたという場合、これから雪が消えて、そういうものも出てくる場合ももちろんあるわけですが、そういう場合の手続というか、どこに申し上げればいいのか、その辺についてお伺いをいたします。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  お答えをいたします。
  除雪作業において物損事故を起こしたというものについては、それぞれ車両保険に加入をさせておりますので、そちらの対応というようなことになります。業者さんに直接お話しいただいても結構でございますが、建設課、除雪センターのほうに御連絡をいただいて、そういうものの調整をとらせていただきますので、御連絡をいただきたいと思います。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  実際、市民はそういう場合にどこに連絡したらいいのかというのがわからない方もいらっしゃると思いますので、やっぱりその辺を一つ周知していただければありがたいなというふうに思います。
  それと、もう一つ、今回の除雪費1億5,000万円予算化されておりますが、企画財政課長のお話では、昨年の当初予算から比較すれば確かに増額になっています。しかし、26年度の場合には9月の定例会で人件費、あるいは燃料費等の高騰等によって2,440万円の補正になっているわけです。要するに雪が降る前に1億5,000万円、今の今回の予算と同額になっているという状況がございます。したがって、昨年と全く同じという見方ができると思うんです。
  市長は、来年度から高齢者に優しい除雪をしたいというような意味合いも込めておられますので、本来ならばこの1億5,000万円ではなくて、もっと増額した予算を市政としては見せるべきではないのかなと私は思うんですが、その辺どうお考えなのかお伺いします。
○委員長  市長。
○市長  当初予算においては、昨年は約1億2,500万円でスタートしたところから比較すれば、今年度は当初から1億5,000万円ということでつけたのは一歩前進だったのかなというふうに思っておりますが、山口委員御指摘のとおり、もうちょっと力を入れるべきではないかということについては、私もぜひそのようにしたいと思っております。
  ただ、今年度、ほかのさまざまな要因との総合的な勘案の中でこういった予算づけになった点については御理解を賜りたいというふうに思っております。
  今後については、ぜひ除雪にももっと力を入れていけるような財政の状況づくりに努力してまいりたいというふうに思います。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  確かに財政が厳しいという状況もわかりますので、ぜひ来年度の除雪については質の高い、高齢者に優しい除雪をお願いを申し上げます。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第9款消防費の198ページから205ページまでについて質疑ございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  203ページですが、土砂災害警戒区域のことでお伺いしたいと思います。
  昨年の3月定例会で、いわゆる峰岸の池黒7組防災工事等に関する請願が採択されました。その防災事業のその後の進捗状況についてお伺いしたいんですけれども、その前にいろいろパトロール等も含めて、非常に危機管理課の皆さんには大変御心配になって、その後に災害等もなかったということで大変安心をしておりますけれども、去年の採択のときに、防災・減災のために工事をするために、いわゆるその手だてとして警戒区域のまず指定、採択というようなことが必要だというふうなことがあります。その辺の見通し、状況について危機管理課長にお伺いします。
○委員長  相澤危機管理課長。
○危機管理課長  2番高橋一郎委員の御質問にお答えをいたします。
  203ページの急傾斜地崩壊防止事業負担金、ここに1,800万円計上されております。対象地域については、池黒1、先ほどお話のあった請願の上がっているところ、あと漆山の珍蔵寺、金山黒在家と宮内足軽町で、今現在施工しているところは4カ所でございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  27年度の負担金というようなことですから、当然そこに県の事業ですので、負担金という形で予算をつけて、これは採択に向けてというふうな考えでよろしいのか、もう一回お聞きしたいと思います。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  県の河川砂防課所管の事業でありますので、私からお答えいたします。
  先ほど危機管理課長から説明がありましたが、池黒1については県の砂防単独事業、急傾斜地事業というようなことで予算化をされる見込みでございます。当面、27年度においては測量設計というような形になるようでございまして、その間に委員お話しの区域の指定やら権利関係の調整、こういった取り組みがなされるものと理解をしております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  県内で非常に数ある中でそのようなことで進んでいるということで、まず感謝を申し上げたいというふうに思います。
  ぜひ今後ともよろしくお願いします。
○委員長  ほかにございませんか。
  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  この急傾斜の件でございますけれども、過日、総務常任委員会で会計課長の送別会をしました。そのときに、ある旅館で行ったわけですけれども、宴会が始まってから、おかみさんが挨拶に来られまして、その旅館の宴会場が急傾斜の雪が崩れてきてえらく被害を受けたというような話でございまして、非常に宴会の盛り上がりが欠けるような話でございました。
  何ともひどいものだなと思ったんですけれども、当時は総務ですから、当然、危機管理の課長もいらっしゃったわけで聞いておられるわけですけれども、烏帽子山公園が急傾斜になっていると思うんですけれども、その辺の管理というのはどうなっていますか。
○委員長  相澤危機管理課長。
○危機管理課長  お答え申し上げます。
  急傾斜の擁壁をつくって、危ないがゆえに擁壁をつくって対応しているということであります。これについては県のほうで、先ほど言ったような事業としてやってきたと。
  あと、手だてをした後については、当然危険なところにいらっしゃる方も含めて、常日頃の管理、または情報提供をさせていただきながら、落ちてくるまで待っているということではなくて、当然、県のほうでも今後パトロールを進めてまいりますということでありますけれども、そういう部分の情報提供をいただきながら、隣接して住んでいらっしゃる方も含めて、お互いに協働でやらないと、これはなかなか進まないのかなと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  202ページの消防費の防災施設に関してですけれども、ちょっとはっきり思い出せないんですけれども、多分、会派の行政視察で四国の四万十市に行ったときに、溢水した場合は地区で的確に土のう積み作業の対処ができるように、要所要所に土のうを積むための砂場を各地区に設置になっておったんです。
  消防団にお願いして来てもらうのも、それはその一つで当然必要なんですけれども、やっぱりいち早く対応するには、ある程度地区で対応してもらわなくてはいけない緊急の場合もあると思うんですよね。
  今、そういった土のうが例えば町内で欲しいという場合はどういうふうにすればできるんですか、そのことをちょっとお聞きしたい。
○委員長  相澤危機管理課長。
○危機管理課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  昨年、災害があった後、消防団と自治会、地区長さん等を含めて、希望する地区については土のう作成をして、その後の水害、内水氾濫等に対応できるように地区の集会所なりに保管をされている地区もございます。
  今後、御要望があれば、私のほうで砂を準備しておりますし、土のう袋、フルコンというやつですが、それも準備しておりますから、一緒に地域の方々に協働していただいて作成していただければ結構かと思います。
  あと、当面、内水氾濫で必要だという場合には水防庫のほうにも準備をしておりますし、昨年建設をしていただいた梨郷地区、梨郷公民館の脇、あと漆山公民館の脇にも防災倉庫的なものがありますので、そちらのほうにも置かせていただいている、もしくは消防団のポンプ庫のほうにも置かれている部分もありますので、御希望があれば、いつでも私たちのほうでは御協力申し上げますので、よろしくお願いします。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  ある程度は各地区に配備されているということなんですけれども、これから改めて各地区に土のうを積むための砂場を配置するというのはお金もかかるわけですから、各地区に児童公園とか砂場がありますよね。ああいったところも、緊急時には砂場の砂を使うという方法もいいんじゃないかなと思います。
  やっぱり一々どこそこに土のうを運ぶために軽トラックで走り回らなければいけないという、なかなか非常事態には混乱してままならないんじゃないかなと思いますけれども、そういう考えはないですか。
○委員長  相澤危機管理課長。
○危機管理課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  遊園地等の砂場ということで、使ってもいいのではないかということでありますが、やはり常に管理されているところであれば、どの程度の量があるかもわかっているわけですけれども、遊んでいる砂場から砂を掘り上げて土のう袋をつくるということになりますと、消防団員の負荷が非常に大きくなるということが考えられますので、あらかじめ土のう用の土については現在も防災センターのほうに準備をしておりますけれども、そちらのほうを使って、あと必要な分は事前に配布しておくということで、できるだけ急遽動かなければならないようなことのないように段取りをしていくのが、これからの私たちの役割かなと思っております。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第10款教育費の204ページから255ページまでについて質疑ございませんか。
  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  教育費全般について伺います。また、その後1点、合わせて2点お聞きをいたします。
  まず、第1点目は、通学路についてお聞きをいたします。
  4月より、小学校、中学校も含めて新入生が入るわけでございます。以前、警察、または学校、教育、行政といった中で通学路の安全点検をしていただきました。また、除雪についていろいろな作業をやって破損した箇所、または道路のでこぼこや側溝関係、危険な箇所が出ているかと思います。
  そういった観点から、今後、これから学校を含めてそういった点検をされるのか、まず1点お聞きをしたいと思います。
○委員長  堀学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまの白鳥委員の御質問にお答え申し上げます。
  通学路の安全点検につきましては、毎年、各学校単位で行っており、それを学校教育課のほうで集約、そして今年度、平成26年度の7月に南陽市通学路安全推進会議というものを立ち上げて、市だけではなくて当然国、それから県のほうとも連携をとりまして、子供たちの通学時の安全に万全を期していこうという確認をしているところでございます。
  以上です。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ありがとうございます。
  毎年、やはり悲惨な交通事故等がございますので、そこは連絡等々、協議を重ねていただいて安全に努めていただきたいなと思います。
  あと、もう一点でありますけれども、ちょっと漠然としてあれなんですが、209ページの特色ある学校経営事業補助金ということで上がっておるわけですが、この特色ある学校経営というのはちょっと漠然としていまして、内容的なことはどういったことを指しているのか教えていただきたいなと思います。
○委員長  堀学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまの御質問でございますけれども、各学校の運営において、それぞれの学校の地域の特性に応じて、さまざまな子供たちの教育のための活動に使っていただこうというふうなお金、それから、学校評議員という制度がございますけれども、これは各学校にいるわけですが、その学校評議員の方々の謝礼の部分もここに含まれております。
  以上です。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ある程度はばっと理解をするわけでございますけれども、この内容については、各学校が一応自由に使えるということでいいですね。
○委員長  堀学校教育課長。
○学校教育課長  全く自由にというわけではありませんけれども、あくまでも教育のために子供たちのためにというふうなことでございます。
○委員長  ほかにございませんか。
  9番川合 猛委員。
○川合 猛委員  251ページ、10款教育費、6項保健体育費の中の県縦断駅伝競走に関連して、市役所陸上部について質問させていただきます。
  3月13日の新聞に市内の企業が陸上部をつくるとの記事が載っておりました。市役所陸上部からも複数が入部の予定と、名前が載ったのがジョセフ・オンサリゴ氏、また監督の高嶋 哲氏、ほかに数名の主力選手が入部とありました。私は大変憤りを感じたんですけれども、こんなことがあっていいのかなと思っております。
  1月に退職したとございました。1月25日、中川地区でスポーツ振興懇談会がございました。そのときの講師の先生が、市役所陸上部総監督の鈴木氏でした。スポ少の子供たち、また陸上部の中学生、地域の方が集まり講演を聞きました。昨年末、テレビ放送された番組、またニューイヤー駅伝等、頑張った選手の紹介など、子供たちも目を輝かせて見ておりました。しかし、そのときには既にその話は進行していたわけですね。
  そのとき、私は子供たちの前の挨拶で、市役所チームの選手は日中は役所の仕事をこなし、早朝の練習、仕事が終わってからの夜の練習と、頑張って手に入れたニューイヤー駅伝、一生懸命頑張れば夢は必ずかなうという話をしました。また、スポ少の結団式等々、子供たちにいつもその話をしてまいりました。でも、もうその話はできなくなりました。みんながなぜと思っています。お金で動くのか、日中練習したいから移籍するのか、そう言われております。
  市役所の陸上を見て、夢を膨らませて頑張った子供たちを裏切ったことにはならないでしょうか。市長はどう思われますか、お願いします。
○委員長  市長。
○市長  先日の報道については、私も報道で見て驚いた部分もございました。また、このお話がいつから進行していたかということについては、ちょっと私も存じ上げないところでございます。
  ただ、この子供たちに向けて、夢はかなう、あるいは希望と勇気を与えてくれる、そういったところについては、市役所に今現在も所属して在籍しておられる職員の皆さんには、今後とも業務時間外の活動になって大変なわけではありますが、皆さんにぜひ頑張っていただいて、そういった部分について子供たちにいい影響、子供たちのみならず、本市の皆さんに元気を与えていただけるような活動については頑張っていただければ大変ありがたいなというふうに思っております。
  移籍なさるという職員の方については、これはちょっと個人のお考えもあると思いますので、そこについては私は尊重しなければいけないというふうに思っております。
○委員長  9番川合 猛委員。
○川合 猛委員  私個人では廃部もやむなしかなとは思っているんですけれども、陸上を続けたい人はその会社へ何とか入れさせていただき、陸上はしない、南陽市のために恩返しも含めて働きたいと思う人がいたのであれば、いるかどうかはわかりません、もともと身体能力は大変すぐれているわけですから、建設課で除雪のオペレーターですとか危機管理課ですとか、適材適所で頑張っていただくためのフォローをして育てていく、私はそういう考えがいいのかなと思っていますけれども、市長はどう考えられますか。
○委員長  市長。
○市長  それぞれの皆さんは職員として在籍しているわけで、さまざまな業務においてそれぞれの特性を生かしてその業務に当たり、公共の福祉の向上に増進に力を尽くしていただきたいと思っております。
  その際には個人の特性とかもありますので、そういったところが生かせるような環境をつくるのに努めていくことはしていかなければいけないというふうに思っております。
○委員長  9番川合 猛委員。
○川合 猛委員  市長はなかなか答えづらい部分があると思いますので、以上で終わります。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  今のスポーツの陸上部に関してですけれども、本当に新しい局面に入ってきたんだなというふうに私は認識しています。
  新しい局面というのは、やっぱり新しいことをしなければならないというふうに思いますし、現在ですと、南陽市の陸上部、それから某企業の陸上部というふうなことで、2つが一緒に走っているわけですね。
  そのような状況の中で質問したいのは、この新聞報道によりますと、とにかく地域のために走るんだと、しかも南陽市、あるいは山形県のPRもかねてというふうな意欲で編成なさっているようです。とすれば、当然県外から人が入ってくる、そうすると人口が増えるわけですね。そして、ある意味、地域協力隊ではありませんけれども、本当に県外の新しい発想の方が入ってくる、南陽市にですよ。今の陸上部もそうなんですけれども、そういった方をやっぱり生かしていくというふうな発想をしないと、やはりせっかくの財産がなくなっていくのかなと、私は思っています。
  したがって、人も増える、それからPRにもなる、それから小・中学生にとっても非常にいい循環で今現在は指導というんですか、走るためのいろいろなことをやっています。そういったことをどういうふうに市長は考えていくのか、あるいはおられるのかお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  これまで行っていただいた活動においては、ただいま高橋委員がおっしゃったとおり、さまざまにいい循環があったものというふうに思っております。
  また、これからの新しい局面において、今までと違う環境になって、それを今後はいかに市と、それから民間の方と連携して、この市のために市民のために活動していただけるのか、それを考えていかなければならないというふうに思っております。
  民間でできること、民間の方が得意とする分野、そして行政が得意とする分野、それぞれ考えながら力を合わせて進めていければ大変いいのかなというふうに思っております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  そういう考えであれば、当然その会社とも本当にしっかりと連携して話し合いをして、特に子供たちにとって、今までのコーチがそのまま継続するのか、その辺がやっぱり一番の問題なのかなというふうに思いますし、継続性というようなことも考えていかなければならないと思いますし、あるいは先ほど川合委員がおっしゃられました、いわゆる子供にとってちょっと裏切られたなというようなことがないように、指導の現場についてはやっぱり継続するような形も必要だと思うんです。
  そういったことも含めてやはり連携をしていって、ぜひ小・中学生を育てていただきたいというふうに思います。
  それについてはちょっと教育の関係もありますので、教育長にお伺いもしたいと思います。
○委員長  教育長。
○教育長  先ほど川合委員さんから質問がございました。全く私も同じ考えでおりました。ただ、教育的な側面から、これからやっぱり子供たちにとって一番教育成果の上がる方法を考えていかなければいけないのではないかなと思っております。
  大きい流れとしては、官から民というのは一つの今の地方自治体の中では民に任せる、民に支えられるという部分も大事なのかなということで、民のほうでやっていただけるということについては真摯に捉えておきたい。
  ただ、公務員ランナーだからこそ、教育として意義があることがたくさん出てくると思うんですよ。勤務時間外に公共の福祉のために全力を挙げる、そして余暇を利用して子供たちに教える、これは企業のアスリートでは子供たちが共感できない部分だと思うんですね。一生懸命働いたほかに、スポーツの推進、自分の目標達成のために頑張っているということは、間違いなく子供たちに共感や感動を与えるし、大きな生き方の中での示唆を与えると思っています。
  ですから、私たちは残ってくださる方はある程度市長部局から聞いて、私も承知しております。過日、選手と話し合いを持ちました。そういう中で、特に公務員ランナーとして、これからの南陽市の青少年のスポーツ振興に大きく貢献していただきたい旨もお話ししました。こういう議会の中ですから、生々しい話はできないんですけれども、教育委員会として責任を持って子供たちの育成のために、彼らの力もかりながら、また多くの市民の力をかりながら推進してまいりたいと思いますので、御理解のほどお願い申し上げます。
  以上です。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  スポーツ振興、それからスポーツで人を育てるというふうなことについて、私も非常に大事だというふうに思っています。
  とにかく両チームで走ることになるわけですから、現実問題としては東日本、あるいは全日本のライバルになるのか、そうではなくなるのかわかりませんけれども、そういう現実もあります。
  だから、そういった中で、まず最低限、子供たちが走ること、それから、今、教育長が言われたような教育的なこと、そういったことも含めてやはりいい循環でするというようなことは、ぜひ環境として市長には考えてもらいたいと思います。
  例えば宮崎県小林市なんかは非常に高校が強いわけですけれども、そこは中学生も強いんです。もちろん小学生も強いです。その方々が市職員になっているんですよ。だから、そういう生え抜きの育て方ということも非常に大事だというふうに私は思いますし、南陽高校も含めてどういうふうにしていくのか。ここはやっぱり、今、本当に新しい展開ですので、ぜひこれを起点に考えていっていただきたいというふうに思います。要望です。
○委員長  ほかにございませんか。
  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  215ページの小学校費、施設修繕についてでありますけれども、先日、梨郷小学校の校長から、5年生の教室付近から雨漏りがあって、何か雨漏りだけ修繕したという話を聞きました。まだまだそんなに老朽化した施設ではないんですが、屋根がさびているというのも事実でありまして、雨漏りが拡大するという懸念もあるというようなことでした。
  小学校にこれは限らないんですが、管理課として市内の教育施設と申しますか、修繕の必要なところをしっかり把握しておられるのか、お伺いしたいと思います。
○委員長  吉田管理課長。
○管理課長  ただいまの舩山委員の御質問にお答えいたします。
  ただいま御指摘がございました施設の雨漏りについては承知してございまして、屋根の塗装の部分と、あと煙突のような形状のものがございますが、そのすき間のところからちょっと雨漏りが発生したというようなことでございまして、そこのところは応急的に対応させていただいたところでございます。
  ただ、抜本的には屋根全体を整備する必要があると考えてございまして、新たに新年度、そのやり方等も含めて検討させていただきたいというふうに考えてございます。
  あと、各学校の施設についてでございますが、5月上旬に毎年各学校の現況調査を実施いたしまして、施設の早急な改善が必要なところを各学校から聞き取りをして対応しているというような状況でございます。
  以上です。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  私は梨郷に住んでおりまして、梨郷の施設が特に見えるわけでありますけれども、これは小学校だけではなくて児童館も相当さびております。実は市内の公共施設は全て管理は管理課が担当するものだというような勘違いをしておりまして、児童館のほうは本当は民生費のほうからだったと思うんですが、できませんでしたので、施設として一括になってしまうかもしれませんけれども、児童館もそうなんですが、小学校の屋根も塗装すれば十分まだまだもつというか大丈夫なんですが、このまま放置すれば、近い将来トタンごと交換というようなことになる事態になって、そうなれば数倍とか数十倍というふうな費用がかかると思うんですよ。その辺のところをどのように考えておられるのか、管理課長。
○委員長  吉田管理課長。
○管理課長  各学校の施設管理については私どもで担当してございます。
  それぞれの屋根の塗りかえ等が必要な施設が増えてきている現状にもございますので、その辺は3カ年の計画の中に位置づけて要求しながら対応してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解いただきたいと存じます。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  厳しい財政というようなことでありますけれども、教育施設というものは大事なものでありますので、ぜひ調査・点検をしていただいて対処をお願いしたいというふうに思います。要望です。
○委員長  ほかにございませんか。
  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  232ページの公民館費の関連で、社会教育課長にお伺いしたいんですが、今の公民館の事業の中で小学生を対象にした事業もございまして、その際に保護者が参加できない、あるいはバスも利用できないということで、公民館の職員の車で児童を乗せる場合がございます。学校教育課のほうでは、先生は一切生徒を車に乗せないということは聞いておるんですが、社会教育課としてその辺どうなのか、乗せてもいいのか、乗せないということに決めているのか、その辺をまずお聞きしたいと思います。
○委員長  田中社会教育課長。
○社会教育課長  今、山口委員から御質問のありました件についてですが、やはり公民館事業の中でも子供たちが参加する事業は多々あります。大人数の場合はマイクロバスなどを使って、運転手つきのバスで送迎をしたりする場合があります。
  なお、公民館に配車している公用車に向けての同乗といいますか、乗せての事業参加ということもやはり中にはあります。そういった点も踏まえまして、公用車の取り扱いの補償の関係ですが、市で加入している自動車の損害共済保険、それも同乗者の補償というものが対象になっております。
  また、公民館の補償の制度、公民館の事業でけがをしたりとか、そういった場合の補償制度も別にありますので、補償的には問題はないかなとは思っていますが、実際、嘱託職員が運転して子供たちを乗せていくというのはやはり考えものかなとは考えております。
  そういった面も踏まえまして、各地区公民館長へもそういった点を周知しながら、事業等を進めていきたいなと考えているところです。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  今の公民館に配車されている軽自動車、あれはほとんど狭くて乗せることはできません、実態として。それで、今私が申し上げたのは、職員の個人の車で乗せるという場合があるんです。そういう意味では、今、乗せてはいけないというふうに理解するわけですが、それでいいですね。
○委員長  田中社会教育課長。
○社会教育課長  職員の車に乗せてというのは、やはりまかりならないと考えております。
  その辺は周知徹底していきたいと思います。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  個人の車はわかります。それは周知徹底していただきたいと思います。
  それで、市役所の車をお借りして、例えばハイエースなどをお借りして乗せるという場合はどういうふうに考えたらよろしいですか。
○委員長  田中社会教育課長。
○社会教育課長  市役所なりの公用車につけて事業への参加者、子供たちなどを乗せるというのは問題はないかなとは考えているところです。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  さっき嘱託職員が乗せるというのはちょっと問題なのかなという発言があったんですが、ちょっともう一回正式にお答えいただきたいと思います。
○委員長  田中社会教育課長。
○社会教育課長  やはり嘱託職員という件もあって、公民館事業でする規模的なものも、そう大きな事業も、大人数を含めての事業などもそうはないとは判断しているところですけれども、大原則としては、公用車へ乗せることは問題はないかとは思いますが、各地区公民館においての公用車なりの、先ほどもお話があったように、手狭で軽貨物というか荷物運び用の公用車の配置ということなども考えておりますので、原則、公民館で対応している事業というのは、公民館で配属している公用車への同乗というのは控えるようには進めていきたいなと思っているところです。
○委員長  ただいま山口委員の質問のさなかでありますが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は1時といたします。
午後 0時02分  休  憩
───────────────────
午後 1時00分  再  開
○委員長  再開いたします。
  田中社会教育課長より答弁を求めます。
○社会教育課長  先ほど山口委員からありました公用車の参加者の同乗の関係でありますけれども、やはり公用車へ乗せての参加というか、移動はしないようにさせて、マイクロバスなどの対応をするなど、事業計画をする際に当たって十分な計画を立てるような、乗り切れないとかそういった面も踏まえて十分徹底していきたいと思います。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  公用車には乗せてはいけないということですね。そうすると、マイクロバスを手配すると、この予算というのはどういうふうになるんでしょうか。
○委員長  田中社会教育課長。
○社会教育課長  マイクロバス利用の際の予算といいますか、市のマイクロバスですので、例えばまたスクールバスなども教育委員会の中にはありますので、その辺は問題はないかと思っております。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  マイクロバスで行けるところ、あるいは行けないところも場合によってはあるかもしれません。今、ケースとしてあるのは、学校林の除間伐とかそういう事業で山に行く場合を想定した場合です。
  実際、今までもそういう事業をやっておりまして、要するに車で乗せて実際に行っている場合があるんですが、先ほど申請書というか事前の許可書、それをお出しすれば大丈夫というようなお話もあったんですが、その辺についてはどうなんでしょうか。
○委員長  教育長。
○教育長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  社会教育の事業に関してはあくまでも保護者のほうで送迎をお願いしたいと。これは学校教育と同じように、送迎については保護者に第一義の責任がございますのでお願いしたい。
  しかしながら、やむを得ない事態がございます。たくさんあります。ですから、そういう場合にはマイクロバス、市のスクールバス等を使って、責任を持って子供たちを送迎したいと思っています。
  それも不可能な事態も想定されます。そのときには当然各単位公民館のほうで教育委員会のほうに、あらかじめ公用車での送迎の許可願を出していただいて、状況を見て判断させていただくという三段構えで考えておりますので、何とぞ御理解をお願いしたいと、このように思います。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  わかりました。
  もう一つ確認させていただきたいのは、この許可願という要するに3段目まで行ったときの、公民館の職員についてはわかりました、例えば館長さんの場合、非常勤職員になっておられるわけでございますが、その場合も嘱託職員と同じというふうに考えてよろしいですか。
○委員長  教育長。
○教育長  お答え申し上げます。
  これは学校等も同じですけれども、非常勤嘱託職員であっても館長という一番重責の職務でございます。ですから、館長さんの送迎は控えさせていただくと。どうしても、ここが許可願をあらかじめ出していただきたいのは、場合によっては教育委員会の職員が送迎するという形で対応してまいりたいと思います。
  市の音楽教室、その他でも過去にもそういう実績がございますので、責任を持ってその場合は教育委員会で子供たちの活動を守ってやりたい、推進していきたいということでございますので、御理解をお願いします。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  そういう意味では、第一義的には保護者が送迎する。2番目としては、マイクロバスをチャーターする。3番目に、教育委員会のほうに事前に許可願を出して、職員が対応するか教育委員会のほうで対応するかと、わかりました。
  なお、そういうことについて、各公民館はどういう事情なのかわかりませんけれども、私の場合は今、吉野公民館の例をとってお話し申し上げましたが、各公民館に対して徹底して周知をお願いいたします。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  公民館費の関連事項でありますけれども、今回、赤湯、宮内、沖郷の3つの公民館から職員を引き上げて、嘱託職員を配置するということですけれども、以前にこの3つの公民館に職員を配属するときに、理由として職員にまちづくりを体験させ、職員としてのスキルアップ、能力向上を図るというようなことでありました。今回、この職員を引き上げるに当たっても、大義名分と申しますか、正当な理由があればどういう理由なのかというようなことをお聞きしたいと思います。
○委員長  板垣総務課長。
○総務課長  ただいま舩山委員からの御質問で、現在、公民館長の代理ということで、3つの館に配置をしている職員を引き上げるというふうなことの理由ということでございますが、実は職員の全体調整のやりくりの中で引き上げさせていただいたという事情がございます。
  実は数年前にさかのぼりますが、文化会館整備課を設置をした際に、いろいろな課から職員を引き上げてその課をつくったわけでございますが、現在、減らしたままで我慢をいただいている課もございます。
  それらは2年後、文化会館完成後にはもとに戻せるというような実は腹づもりをしてございましたが、今回の御事情をお察しのとおり、文化会館についてはまたそのまま引き続きというようなことでございますので、全体調整の中で一旦引き上げさせていただいて対応させていただいたというのが理由でございます。
  以上です。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  職員の全体調整はわかりましたけれども、先日ちょっと社会教育課のほうに参って話を聞きましたけれども、課長の意向としては、この3つの大きな公民館に新しい館長代理はちょっと荷が重すぎるので、ほかの公民館から経験者を配置したいというふうなことでありました。これは、あくまでも課長の個人的な見解だったようですけれども、そうすると、ほとんどの公民館が何か館長代理がかわって入れかえになってしまうというようなことになってしまうと思うんですよ。
  私は、ちょっとそれは違うのではないかというふうに考えるんですが、もう少し地域事情というものを理解していただいて考慮するべきだというふうに思うんですよ。
  例えば新たな事業の取り組みの途中とか、それから館長もかわったりというふうなこともあると思います。そうすると、つくってもちょっと混乱したりとか、困るというようなことも出てくると思うんですが、そこのところはどういうふうに考えるか、総務課長にちょっとお聞きいたします。
○委員長  板垣総務課長。
○総務課長  それぞれの館にそれぞれ事情があって、引き上げないほうがいいところもあるというふうなお話でございますが、おっしゃるとおりだと思います。
  ただ、やっぱり全体調整の中での話でございますので、そこにつきましては教育委員会とも十分やりとりをさせていただいて、そういう御意見も全くなかったわけではございませんが、そのようなことで全体調整の中でお願いをしたという経過がございます。
  以上です。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  これは、例えばまちづくりというようなことを考えたときに、担当職員が短期間でころころかわるというようになってしまうと、まちづくりというよりも行事の消化だけに終わってしまうというようなことにもなりかねないと思うんですよ。やっぱりこっちの都合だけで動かすというのはいかがなものかなと私は思うんです。
  やっぱり地域の事情というものを十分酌み取っていただいて、人事異動というか、異動するなとか何かという問題ではないんですが、そういう地域事情というものを酌み取っていただきたいと。ということは、本気でやっぱり地域の生涯教育とかまちづくりを考えているという姿勢を見せていただきたいなということをお願いいたしまして終わります。
○委員長  ほかにございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  教育委員会にお尋ねしたいんですが、せんだっての12日、テレビ、ラジオ、それから翌朝の新聞等で報道があったわけですけれども、学校の教職員に対して全国45の都道府県の2,000名の教職員に脅迫状が送られて、300万円出せと、こういうふうなことがあったようであります。非常に問題であろうというふうに思います。
  そこで、県内では85人というふうな新聞報道があったわけでありますが、南陽市ではあったのかなかったのか、最初にお尋ねをいたします。
○委員長  堀学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまの佐藤 明委員の御質問にお答えいたします。
  南陽市では、その件について最初に情報をつかんだのが11日であります。11日に、ある市内の校長から本校の職員がということで報告を受けまして、現在までに9名、そのような手紙が届いたという報告を受けているところでございます。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  県内で85名ですから、単純に言うと1割以上もいると、こういうふうな話でありますが、しかも内容が内容だけに非常に学校での不安や、あるいは動揺がないとは限らないわけですよ。
  それで、教育委員会としてどのような対応をして、どのように指導されたのかお尋ねしたいと思います。
○委員長  猪野教育長。
○教育長  ただいまの御質問にお答えします。
  11日の段階で、直ちに所属長である校長と、その脅迫文というか恐喝文が届いた職員を呼びまして、私、学校教育課長、指導係長で、その恐喝した文章を見ました。これはおかしいということで、すぐに南陽警察署に本人と校長を行かせまして、11日の段階でまだ公表にならないうちに、私の名前で市内各小・中学校長、そして赤湯幼稚園長のほうに通知文を出しました。その時点では、南陽市のその1人と村山地区の1人、県内では2名にしかまだ脅迫文が届いていないと。これは、留守を預かっている年寄りの方が職員がうちに戻る前に出てきたので、ですから、南陽市は11日の段階で振り込み詐欺(脅迫)の被害防止等についての通知を出していますので、先生方は非常に平常心で対応ができたのかなと思っております。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今の教育長の答弁ですと、11日の段階で早目の対応で、関係の機関にそれなりの善後策をしたと、こういうお話でありました。しかも、職場等では不安もなく、冷静に対応したというふうな今報告があったわけですけれども、私は、それにしても全国45都道府県と広範囲にわたっているわけですね。まさに、この新聞等を見ますと、しかも300万円送れとかよこせとかという非常に汚い恫喝というか、おどしすかし、こういったものは毅然として教育委員会としても対応していただきたい、このことを要望しておきます。
  以上です。
○委員長  ほかにありませんか。
  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  10款5項2目についてお伺いいたします。
  結婚推進事業費とございます。昨年と同じ170万円の予算がついてございます。つい最近の新聞報道で、国のほうも日本国民の人口が減っているということに歯どめをしたいという人口対策を政策として打ち出されたようでございます。
  その中で、白岩市長の肝いりの3人っ子政策、3人目のサポートなども出ているんですけれども、この切れ目のない子育て支援を含めて、人口減少対策ということになるわけですけれども、3人っ子にサポートする、それも白岩市長からです。ただ、切れ目のない、そういった施策をつくるに当たって、その大もとになるにはやっぱり結婚というのが大前提になるわけですよね。普通は結婚しなければ子供は生まれないということになるわけですけれども、その出会いの場として、こういった事業を補助金として一生懸命になっておられる方々に補助金を支出されております。
  それで、国のほうもこういったものに一生懸命力を入れていくぞというふうに、新聞紙上に出てきたわけでございますけれども、このやり方を含めて結婚対策員の方々もおられるわけですが、そういったものも含めまして、白岩市長がこういった若い人の結婚の件にどのように感じておられるか、まず最初にお尋ねします。
○委員長  市長。
○市長  田中委員おっしゃるように、この少子化対策には、子育て以外にもさまざまに要素があるわけでございます。その最初のスタートとして、この結婚がなければやはり少子化に歯どめはかからないという意味で、結婚の推進については大変重要な少子化対策の一部分であるという認識でおります。
  また、この事業の中身につきましては、金額的には去年と同じということでありますが、この中身については担当課でこれからもいろいろと考えて、より効果的な事業になるように考えてまいりたいというふうに思っております。
○委員長  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  それで、結婚をしてもらうには、出会いがなければなかなか結婚できないということなわけですね。それで、いろいろな若い人なんかも出会いの場がなくてというような、何でまだかかあもらわないでと言うと、なかなか出会いの場がなくてという若い人がいらっしゃいます。
  それで、その行政主体で出会いの場のセッティングなどをするような係をつくりながら、結婚相談員の方々にも御協力をいただきながら、そういった場所というものをウエブサイトなども使いながら、広範囲にある程度広く構築していったらどうかなと思うんですけれども、副市長の答弁をお願いします。
○委員長  大沼副市長。
○副市長  この前の一般質問でもお答えしたんですが、結婚対策は今現在、社会教育課のほうで対応しております。前にも申し上げたとおり、南陽市そのものは県下でも結構進んでいる、実績が上がっているんですが、私が市民生活課長のときにも、実は前は市民生活課に結婚対策があったんですが、そのときも結婚相談員の方がやっぱり言っていたんですけれども、特に若い人、特に男性がなかなか話ができないというようなことで、話が進まないというようなこともあって、そういういわゆる訓練というとおかしいのか、シミュレーションというのか何だかよくわからないんですが、そういう教育も含めて、今、実は若い人といろいろしゃべりながら、そういった機会をつくってやっていきたいというふうに考えています。
  いろいろな行事をすると、女性の参加が非常に少ないので、今現在やっぱり女性の参加を促す策がなかなかこれといったうまい方法が実は見当たらなくて、担当はなかなか苦労しているというふうにお聞きをしております。
  今後ともこの結婚相談というのは、この前申し上げたとおり、やっぱり人の生き方にかかわることなので、結婚を希望する方についてはそういった出会いを行政側としても提供していきたいというふうに考えております。
  以上です。
○委員長  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  やっぱり今この時代になりまして、インターネットが結構普及しておりますし、そういったところからの幅広い呼びかけなどをして、事業を起こすその内容などを詳細にわたって知ってもらって、そして女性の方々にも幅広く呼びかけていくというような方法も一つあるでしょうし、そして、私が消防のころも合コンをやったことがございます。なかなか女性の方々と話をするのが得意でないような男の人が多かったんですけれども、それでも同じ職業、例えば農業なら農業の後継者なら後継者とかとなってくると、女性のグループと農家の数人の複数の男の人たちが割合に話がうまく進むという、共通の話題のようなもので女性方が話に巻き込まれるというようなこともあるという状況もございました。
  そんなことでやっぱりいろいろな、対策員の方にだけにそれを任せるのではなくて、やはり行政ももう少し積極的にかかわって、そういった今の時代の新たな方法での合コン対策みたいなものも必要なのではないかなと私は思うんですけれども、どうでしょうか。
○委員長  大沼副市長。
○副市長  お答えいたします。
  いろいろなITツールを使って、これからもフェイスブックも利用しながらいろいろなやっぱり幅広い人を集めて、先ほどおっしゃったように、相性の合う方を見つけていただくというふうなことについては、今後とも努力したいというふうに考えております。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第11款災害復旧費から第14款予備費までの254ページから261ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料の262ページから280ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第5号 平成27年度南陽市一般会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  ただいま提案されております平成27年度の一般会計当初予算に対しまして、私は反対の立場をとらせていただきます。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  ただいま15番佐藤 明委員より、反対の意思表示がありましたので、採決は起立により行います。
  お諮りいたします。議第5号 平成27年度南陽市一般会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長  起立多数であります。よって、議第5号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第6号 平成27年度南陽市国民健康保険
     特別会計予算
○委員長  次に、特別会計予算の審査に入ります。
  議第6号 平成27年度南陽市国民健康保険特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。山口企画財政課長。
〔企画財政課長 山口広昭 登壇〕
○企画財政課長  〔平成27年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第6号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般、296ページから345ページまでについて質疑ございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  全般についてお伺いしたいと思います。
  まず、第1点目ですが、国民健康保険税が7,000万円ほど下がっていると、これについての理由ですね。
  それから、共同事業交付金が4億9,347万6,000円ということで、前年度と比較して増えている。今ほどの説明ですと、医療費の支出の高騰によるというふうな御説明でした。拠出金所要額が増えたということなんでしょうけれども、それについてもう少し具体的にお知らせしていただきたいと思います。
  それから、繰入金の3,363万9,000円、これが一般会計から繰り入れされるというふうなことですけれども、このような傾向、いわゆる一般会計から繰り出して、そしてこの国民健康保険会計を何とかもたせているというのが実態だと思うんですけれども、今の3つの科目についての説明をまずお伺いしたいと思います。
○委員長  最初に、山田税務課長。
○税務課長  今、高橋委員からございました、税収が下がっているのではないかというふうな予算はどういうことだと、これについては被保険者数と言われる、当然世帯があり被保険者がおるわけでございますけれども、そちらも減少しているというふうなものが、まず1点ございます。
  あと、予算でのちょっとこれは比較になっておるわけでございますけれども、26年度については非常に辛目といいますか、上がる計算で進めてきた傾向がございます。そういった中で、26年度は終わってございませんけれども、税収の確保は大変厳しいのかなというふうに見ております。
  そういった中で、今回はそのぎりぎりの部分を少し幅を持たせたというふうな考え方でございますので、その辺御理解をいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
○委員長  小野田保健課長。
○保健課長  それでは、高橋一郎委員の2点目の共同事業交付金、302ページでございます。
  昨年までは高額医療費が発生した場合ということで、県の国保連合会からレセプトということで診療報酬明細書になりますけれども、1件30万円以上でないと交付にならなかったんですけれども、大幅に国のほうでも改正になりまして、今度はレセプト1件1円以上、かなりハードルが下がりまして1円以上ということで、それに該当するということで、南陽市が4億9,442万7,000円の増という形になるものでございます。
  それから、繰入金でございますけれども、国保会計の厳しさは、毎回、議会等で御報告させていただいているとおりでございまして、南陽市も一般会計のほうから繰り入れ、このたび27年度はしていただき、国保会計に少なからずといってはちょっと申しわけないんですけれども、何とか潤いをさせていただくという形でなったものでございます。
  以上でございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  今の話は大体わかったんですが、これからの推移、例えば保険税に関していえば、26年度よりも27年度は少し幅を持たせたというふうなこと。26年度は少し厳しくしたというようなこともありました。28年度以降はどのような見通しを持っておられるのか。
  それから、共同事業交付金に関してはレセプトの関係で変更があったというようなことでしたけれども、いずれ医療費が増えているということは間違いないと思うんです。したがって、繰入金も出していくというふうなことがあります。
  そうすると、やはり病気にかかったものはどうにもならないわけですけれども、予防していくということが一番重要なんだろうというふうに思います。
  非常にこれは全国的な、しかも全市町村的な課題ですので、一概には言えないかもしれませんけれども、そこについてぜひ見通しと、それから予防に関しての施策についてお伺いしたいと思います。
○委員長  山田税務課長。
○税務課長  それでは、お答えを申し上げます。
  先ほど7,000万円ほど下がっているというふうな部分で、もう一点ございました。といいますのは、昨年の税制改正がございまして、2割、5割の方についての軽減が拡大になったというふうなことがございます。
  そういった中で、1,500万円ぐらいでしたか、下がるというふうなことがございましたので、その分もこの部分の中としては下がっていくというふうに見ていただいていいのかと思っております。
  あと、今後の部分でございますが、今年、これからの提案になります国会のほうがまだ終わっておりませんので、その中身からしますと、2割、5割、もう少し幅を持ちましょう、軽減者を増やしましょうとなっております。あと、限度額を少し上げさせていただきましょうというふうになっております。
  ただ、それを試算いたしますとそんなに減額はならない、金額的には合わせますと数十万かというふうな試算をさせていただいておりますので、大幅にまた国保税の改正がなければ、ただ、被保険者数は減るというふうなことは私としてはやむを得ないのかなというふうには見ておりますけれども、それで結局、国保というものは、出るものがあって税で確保というシステムになってございますので、それがなかなか厳しいというふうになれば、税を上げさせていただかなければならないというふうなこともあり得るかと思っております。
  以上でございます。
○委員長  小野田保健課長。
○保健課長  私のほうからは医療費のほうの抑制策、あと健康を保つ方法をということでございますけれども、まず、国保のほうは県内で本当にいろいろな形で市町村のランキングで示されます。1人当たりの医療費ということで、南陽市は35万5,446円ということで、これは10割分になりますけれども、県で13市の中では1番です。市町村を含めますと3番目なんですけれども、この医療費を何とか抑制しようということで、特定健診並びに各種がん検診、あとは各市民の皆様の、一般質問の中でもちょっとお話しさせていただきました、例えばたばこによります病気という問題もございます。今、年間24億円支出されていますけれども、たばこの害によると思われるものが、そのうち3割から4割、例えば心筋梗塞とか脳梗塞とか、やっぱり各種がん関係もございますので、市民の方のその辺の御努力等も含めて働きかけをしていきたいと思います。
  以上でございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  今後とも医療費抑制についての努力をしていただきたいと思いますが、今、たばこの話が出たものですから、足元のところは一般質問等があったので触れませんけれども、いわゆる例えば飲食店等でまだ喫煙をさせているところがありますよね。例えば極端に言えば、具体的に言うとラーメン屋さんとかいろいろありますよね。それについての指導というのは、県のほうで保健所のほうでやっているのか、市とタイアップしてやっているのかわかりませんけれども、そういうのはどうでしょうか。
○委員長  小野田保健課長。
○保健課長  県のほうでも2月に受動喫煙の宣言をなされまして、県のほうの課題としても、やっぱり飲食店も含めてそこの課題が大きいということで、県のほうでも言っていらっしゃいますので、その辺は県と一緒になって働きかけをしていきたいと考えておるところでございます。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第6号 平成27年度南陽市国民健康保険特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第7号 平成27年度南陽市財産区特別会
     計予算
○委員長  次に、議第7号 平成27年度南陽市財産区特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。山口企画財政課長。
〔企画財政課長 山口広昭 登壇〕
○企画財政課長  〔平成27年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第7号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、358ページから398ページまでについて質疑ございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  359ページの赤湯財産区の収入に関してお伺いしたいと思います。
  昨年度と比較して大体2割近く低い見積もりになっていますけれども、その理由についてお伺いしたいと思います。
  一般質問等でハイジアが高くなったから赤湯に入る人もいるんじゃないかなという話もあったんですけれども、ここでは27年度については減っている計上です。それについての御説明をお願いします。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  高橋委員の御質問にお答えしたいと思います。
  先日の一般質問の際については、これからの希望的なお話というようなことで捉えさせていただいておりますが、内容といたしましては、現在の12月までの統計をとりましたところ、微減という流れでございましたので、その予算の入り込みの反映を受けて予算をつくらせていただいたものですから、このような予算書の計上になったものでございます。御理解をお願いいたします。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  ただ、例えばあずま湯の2階の休憩室の利用等も減っているような話ですけれども、もうちょっとPRしてもいいのかなというふうに思っています。
  体育館に例えば送りに来た、ちょろっとこの間話があったんですが、お孫さんに休むところはハイジアとか、あるいはあずま湯の2階を借りて休んで、あと終わるころに迎えに来ると、そういうふうな方の利用もあるそうです。いわゆる県外の方がイベントに合わせて来て休んでいくというふうなこともあるようですので、例えばえくぼプラザとかそういうところにもっと、要するに浴場だけじゃなくて、そのほかの公共施設にそういったPRをしてもいいのかなというふうに思っています。
  それはあずま湯だけではなくてハイジアなんかも、市民体育館のほうにハイジアの温泉の利用についての例えばチラシを置くとか、そういうふうなことも必要なんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  御質問にお答えしたいと思います。
  現在のところ、4浴場を赤湯財産区のほうでは運営してございますけれども、前年対比で上向きというところについては、今のところは元湯1件のみでございまして、烏帽子の湯、とわの湯、あずま湯、いずれも前年よりも若干でありますが、減少している状況でございます。
  それを踏まえまして、このたびの市報等においても「あったまる赤湯温泉にござっとごえ」という特別記事を出させていただきましたが、今後とも御提案の内容については有効かと存じますので、心がけてまいりたいと考えてございます。
  以上であります。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第7号 平成27年度南陽市財産区特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第7号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  ただいま審査の途中ですが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は2時15分といたします。
午後 2時00分  休  憩
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午後 2時15分  再  開
○委員長  再開いたします。

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議第8号 平成27年度南陽市小滝簡易水道
     事業特別会計予算
○委員長  次に、議第8号 平成27年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。山口企画財政課長。
〔企画財政課長 山口広昭 登壇〕
○企画財政課長  〔平成27年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第8号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、408ページから417ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第8号 平成27年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第8号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第9号 平成27年度南陽市育英事業特別
     会計予算
○委員長  次に、議第9号 平成27年度南陽市育英事業特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。山口企画財政課長。
〔企画財政課長 山口広昭 登壇〕
○企画財政課長  〔平成27年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第9号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、428ページから435ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第9号 平成27年度南陽市育英事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第9号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第10号 平成27年度南陽市介護保険特
      別会計予算
○委員長  次に、議第10号 平成27年度南陽市介護保険特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。山口企画財政課長。
〔企画財政課長 山口広昭 登壇〕
○企画財政課長  〔平成27年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第10号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、448ページから484ページについて質疑ございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  全般的にお伺いしたいと思います。
  1つは、介護サービス、461ページですか、居宅介護サービス給付費が9億8,651万4,000円ということで、8,612万円ほど増えています。介護については、先ほどの国保のときにもお話ししたんですが、増えていくというふうなことは、これは状況として高齢社会になっていくということで、これはしようがないというふうに思っています。私のうちでも、うちの母親がいろいろデイサービスとかショートステイとか大変お世話になっております。
  その中で、そういった給付を受けているというふうな中でですが、適正な給付というか、それは簡単に言えば、過剰な給付ということを例えばチェックするというか、そういうふうなシステムというのはあるんでしょうか、お伺いしたいと思います。
○委員長  佐藤福祉課長。
○福祉課長  いわゆる介護給付費の適正化というふうなことなわけなんですが、やはり介護給付の一番基本となるのは、ケアマネジャーが作成するケアプラン、いわゆる居宅介護サービス利用計画書になるわけなんですが、そちらのほうのチェック、こちらのほうは毎年やっているというふうなことでございますが、なお、第6期計画作成の段階でも、やはり4,700円から5,400円というようなことで、いわゆる保険料も上がっていると、そういうときに計画作成委員の先生のほうから、やはり介護給付費の適正化を通じて、1円でもやはり納税者というか利用者のほうの負託に応えるようにというようなことを言われておりますので、第6期計画においてもさらにこの適正化に努めてまいりたいというふうに考えております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  そのようなことで今後とも取り組んでいただきたいと思うんですが、その適正化のチェックのシステムというのは例えばどんなものなんでしょうか。
○委員長  佐藤福祉課長。
○福祉課長  具体的には、いわゆるケアマネジャーさんの会議の中で、お互いのケアプランをモデル的に検証し合うというような方法でございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。引き続きそのようなことで適正化をしていくということが、過剰な給付というのはやっぱり一番に抑えていくというようなことが大切だと思うし、南陽市ではそんなことはないとは思うんですけれども、今後とも十分留意していただきたいというふうに思います。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  1点だけお聞きしたいんですけれども、475ページの中段、3款地域支援事業費の節の説明欄の中に005成年後見制度利用支援事業費ということでありますけれども、報償費も見られているようですけれども、自分で自分の財産、金銭を含めて管理できなかった場合、いろいろあると思いますけれども、これは具体的には社協さんあたりにお願いしてやっているのか、個々に対応されているのか、その辺の現状をお聞きしたいと思います。
○委員長  佐藤福祉課長。
○福祉課長  社会福祉協議会において権利擁護事業としまして、認知症とか障害がある方、自分の財産とかそういったことについてなかなか管理ができないという方に対して、権利擁護事業としていろいろな金銭管理をやるという事業もありますが、ここの成年後見制度利用支援事業については、報償費がありますとおり、いわゆるリーガルの専門家さんのほうにお願いをしまして、法的な手続で後見人を立てるという、そういった事業でございます。
○委員長  よろしいでしょうか。
  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  ちょっと聞き取れなかったんですけれども、何の専門家にお願いすると言われたんですか。
○委員長  佐藤福祉課長。
○福祉課長  横文字ですけれども、法的な専門家、いわゆる司法書士さんとか、限度に応じて必要に応じて弁護士さんというようなことですけれども、当面は司法書士さんあたりに具体的にはお頼みするケースが多いです。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第10号 平成27年度南陽市介護保険特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第10号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第11号 平成27年度南陽市後期高齢者
      医療特別会計予算
○委員長  次に、議第11号 平成27年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。山口企画財政課長。
〔企画財政課長 山口広昭 登壇〕
○企画財政課長  〔平成27年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第11号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、494ページから505ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第11号 平成27年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第11号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第12号 平成27年度南陽市水道事業会
      計予算
○委員長  次に、議第12号 平成27年度南陽市水道事業会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。鈴木隆一上下水道課長。
〔上下水道課長 鈴木隆一 登壇〕
○上下水道課長  〔平成27年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第12号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、510ページから529ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第12号 平成27年度南陽市水道事業会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第12号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第13号 平成27年度南陽市下水道事業
      会計予算
○委員長  次に、議第13号 平成27年度南陽市下水道事業会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。鈴木上下水道課長。
〔上下水道課長 鈴木隆一 登壇〕
○上下水道課長  〔平成27年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第13号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、536ページから564ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第13号 平成27年度南陽市下水道事業会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第13号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました本日予定の予算の審査は終了いたしました。慎重な御審査を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。
  なお、この際、当局にお願い申し上げます。
  本委員会において、各会計とも原案のとおり可決すべきものと決したところでございますが、これまでの審査の過程で貴重な御意見も数多くありました。市長を初め当局におかれましては、行政の執行に当たり、本委員会における議論や意見を十分酌み取られ、適切に対処されますことを強く望むものであります。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。御苦労さまでした。
午後 3時03分  閉  会

       予算特別委員長 板 垣 致江子