平成27年6月12日(金)午前10時00分開会

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板垣  致江子  委員長       山口  正雄  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(16名)
 1番 高橋  一司  委員        2番 高橋  一郎  委員
 3番 舩山  利美  委員        4番 山口  正雄  委員
 5番 白鳥  雅巳  委員        6番 片平  志朗  委員
 7番 吉田  美枝  委員        8番 梅川  信治  委員
  9番 川合    猛   委員       10番 髙橋   弘  委員
11番 板垣  致江子  委員   12番 髙橋   篤  委員
13番 田中  貞一  委員       15番 佐藤   明   委員
16番 伊藤  俊美  委員       17番 殿岡  和郎  委員
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
板垣 俊一 総務課長            髙梨 敏彦 みらい戦略課長課長
安部 史生 文化会館主幹         吉田 正幸 財政課長
山田 俊彦 税務課長            西牧 修二 総合防災課長
田中 千鶴子 市民課長           相澤 和吉 福祉課長
江口 和浩 すこやか子育て課長     嵐田 淳一 農林課長
神棒 久志 商工観光課長         漆山 清美 建設課長
島貫   勉 上下水道課長         大友 直秀 会計管理者
猪野   忠 教育長              佐藤 賢一 管理課長
板垣   健 学校教育課長         田中 吉弘 社会教育課長
髙橋 清数 選挙管理委員会事務局長  小野田 新一 監査委員事務局長
稲月 一雄 農業委員会事務局長
                
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事務局職員出席者
尾形 真人 事務局長               田中   聡 局長補佐
安部 真由美 副主幹       小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 議第50号 平成27年度南陽市一般会計補正予算
      (第2号)
 議第51号 平成27年度南陽市介護保険特別会計
      補正予算(第1号)

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開      会
○委員長(板垣致江子委員)  御起立願います。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は16名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成27年度補正予算2件であります。

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議第50号 平成27年度南陽市一般会計補正予算(第2号)
○委員長  初めに、議第50号 平成27年度南陽市一般会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。吉田正幸財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成27年6月定例会 予算に関する説明書により 議第50号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁はページ数、款、項、目を明示し簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般、14ページから21ページまでについて質疑ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  全体的に財政の問題について質問するわけですけれども、最初に、財政力の問題ですけれども、南陽市の場合ですと、昨年の決算では指数が0.42と、それから経常収支比率が87.9%ということで、前年より若干よいというふうな決算報告が出ているわけですけれども、これからの推移というか、どうなっていくのかどうか。
  それと同時に、今、基金が二十数項目あるわけですけれども、特に財政調整基金がせんだっての大水害やあるいは新文化会館に対しての充当を初め、さまざまな形で使われているわけですけれども、この基金の運用あるいは今後の見通し、推移ですね、どう考えているか、まず最初にお聞きをしたいというふうに思います。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  佐藤委員の御質問にお答え申し上げます。
  財政力指数でございますが、0.42ということでございまして、南陽市においては、市制施行になってから4割を超える程度の財政力指数で推移しているものでございます。全国的に見れば、財政力は弱い自治体ということになろうかと思います。
  経常収支比率、改善したとはいいながら、87.9%ということでございまして、まだまだ改善する必要があるなと思っているところでございます。
  なお、今後につきましては、これまで整備してまいりました大型の学校でありますとか、また、今、整備終わっておりませんが、文化会館の整備とかの起債の償還も出てまいりますので、そういった今後の償還の状況を計画的に捉えながら、財政運営を図っていく必要があるなと思っているところでございます。
  なお、財政調整基金の関係でございますが、平成26年度末におきまして、残高が3億7,400万円ほどでございましたが、平成27年度当初予算で1億9,400万円ほど予算化してございます。さらに、今回2,800万円余、繰り入れを見込んだところでございまして、今のところの残高は1億5,000万円余というような残高の見込みでございます。
  なお、この後、これを幾らかでも積み増しをしていきたいと考えているところでございまして、当面、5億円までの積み立てをしていきたいと考えているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  財政力指数の問題でありますが、内容は0.4、0.5のペースでずっと何年か来たわけですね。一時0.5近くまでいった状況もあったわけですけれども、依然として下のほうで推移をしているという状況ですね。
  これは指数というのは、いろいろ事業をしたり、あるいは大型公共事業ですか、例えば文化会館をつくったり、学校の整備をしたりすれば、当然指数は上がったり下がったりすると。これは誰でもわかるわけですけれども、全体的にはそういった推移で動くということだと思うんですが、文化会館は一区切りついたと。これから新たな償還が始まるわけですけれども、そういう状況の中で、これからもこういった形で、0.4のこの方法で推移していくのかどうか、その辺の考え方、お聞きしたいと。
  それから、基金の問題ですが、当面、5億円をめどに基金を積み立てたいと、こういうお話でありますが、今の状況では、1億数千万円しかないというような状況でありますが、今年度、どうされるのか。それはちょっと政策的な課題もありますから、市長、どうですか。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  それでは最初に、財政力指数の関係について申し上げます。
  財政力指数につきましては、交付税算定上の基準財政需要額と基準財政収入額との割合でございますけれども、需要については、上がることはあっても下がることはないというようなことで推移するんだろうなと思っております。
  あと、収入額でございますけれども、税等の収入が、今後人口が減少していく中で、どうしても収入のほうは伸び悩んでいくんではないだろうかというようなことは容易に推察されるわけでございまして、財政力指数につきましても、今後大幅に伸びていくというようなことにはならないで、むしろ下向していくような局面、どの自治体でも同様でございますけれども、そのような状況にあるものと思っているところであります。
  以上です。
○委員長  市長。
○市長  財政調整基金等のことでございますけれども、やはり、昨年、一昨年の災害を受けて、いつそういった万が一の事態がまた起こるとも限らないということを鑑みれば、5億円はやはり少なくとも積んでおきたいというふうに思っております。
  これについては、決算の剰余等の状況を見ながら、できる限り積んでまいりたいというふうに思っております。
  長期的には、この5億円で足りるかと言われれば、恐らく足りないだろうというふうに私は思っております。やはり標準財政規模の1割くらいを長期的には目指すべきだというふうに考えております。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  それと同時に、やっぱり収入がないと、なかなかうまくいかないと思うんですが、税収がどうなってくるかということもあると思うんですよ、税収の問題。
  それで、今、出納閉鎖が5月末に終わって、新たに6月からいろいろな税が、市民の皆さんのところにそれぞれ徴収にいくわけですね。そういう状況の中で、税収の見通しは、南陽市の場合、いろいろあろうかと思うんですが、全体的な見方として基本的にどう考えているのか。
  せんだっての一般質問の中で、私、国保の問題を取り上げてやったわけですけれども、関係課の努力によって収納率がかなり上がったと。そういうふうな経過があるわけですけれども、せんだっても申し上げましたが、22年の段階で92%台だったわけですね。ところが、大体のことを課長、26年度のことかな、おっしゃったのは。97%に近いと、こういうふうな答弁があったわけですけれども、こういうふうにして努力をしているわけですけれども、これからの税収の見方として、課長としてどう見ておられるのか、お願いしたいと思います。
○委員長  山田税務課長。
○税務課長  それでは、佐藤委員からございました今後の税収の見通しと。今年だけではないかと思いますけれども、今年、調定というふうなことで、特に私たち直接のものが市県民税ございます。市民税の部分でございますが、大体私ども、当初予算を組んだ数字と同じぐらいの調定になりました。
  そうしますと、私どもの見方としては、横ばいだろうなというふうな予算の見方をしたところです。それが、今後どういうふうになっていくのかといいますと、市民税については、余り変わらないだろうというふうに見ていけるかと思います。ただ、法人市民税でございますが、今は大変いい状態でございます。決算でも出てくるわけでございますけれども、予算よりも大幅に法人市民税をいただいたところでございます。
  ただ、法人のほうも下げてまいりますので、法人税に対して14.7%を法人市民税としていただいておるわけですが、今度これが12.1%というふうになって下がってまいります。そういった中では、法人も余り無理をした見方はできないというふうに見ているところです。
  やはり、固定資産税、一番大きなところでございますけれども、それが、正直なところ下げどまりを期待をしております。東京のほうですとか、あと御承知のように仙台とか、そちらのほうは逆に上がってきているというふうな部分がございますけれども、まだ地方のほうはちょっととまらないというふうな状況になっています。ここがとまってもらいますと、大体横ばいで、あとは景気に左右されていくのかなとは期待したいところですけれども、総じて横ばいでいければいいのかなというふうに考えているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  そういう状況だと、今の現状では。
  そこでちょっとお聞きしたいんですが、せんだってのテレビでも報道しておったわけですけれども、全国的に見れば、4,000億円前後の未収金、未納額があると、こういうふうに報じられていたわけですけれども、南陽市も関係者の努力によってかなり克服はしてきたものの、依然として残っている状況があるわけですね。そういう方々に対して、どういう対応をしているかというのは、せんだって副市長が答弁されたわけですけれども、そうでしたね。
  お聞きはしませんが、大体基本的なことはそういう形だと思いますが、いずれにしても、今、税務課長がおっしゃったように、法人の方々は若干上向き傾向にあると。あとは大体横ばい状況だろうというふうな推移をお話しされたわけですけれども、そういう状況で当分行くと思うんですよ。
  それはやむを得ない事情だと思うんですが、どこの自治体もそういう形で推移すると思うんですけれども、何かやり方として、もっといい手はないのかなと私思うんですが、その辺の考え方について、市長はどういうふうに考えておりますか、お尋ねしたいと思います。
  それから、先ほど5億円ほどで何とか確保したいというような、財政調整基金のついでで話をされたわけですけれども、それは当局の考えですから、どうのこうのは申しませんが、今、市民の方々は、まだ雨雲が、あっちの沖縄だとか九州のほうで相当被害が出ていると。また南陽も3年連続来るんでないかというような心配もしているわけです。ですから、そういう形で、まず対応しなければならないと思うんですが、そのこともあわせて答弁していただきたい。
○委員長  市長。
○市長  まず、1点目のいいやり方はないのかなという点でありますが、これは恐らく特効薬はないものというふうに基本的に思っております。一歩一歩市内の企業の収入が上向くように、そしてあるいは交流人口が増えていくように、定住人口が増えていくように、一つずつ着実に手を打っていくことが、迂遠なようでも確実な道かなというふうに思っております。
  これは、すぐにどうこうできる問題ではありませんので、全庁挙げて知恵を絞って対応していきたいというふうに思っております。
  また、この災害への対応と、それに絡んで財政調整基金の考え方でありますが、昨年は8月に臨時会を開いていただきまして、10億円ほどの補正予算、そしてそのうちの市の持ち出しがたしか4億7,000万円ほどでありました。そういったことを考えれば、やはり5億円くらいは必要だろうというふうに思っておりますが、ちょっとこれが夏前にできるかどうかというのは、この決算の状況を見ながら、最終日あたりに提案させていただいて、積み増しをしていきたいなと思っておりますが、そこのところは、できる限り市民の皆さんに安心していただけるように積んでいきたいというふうに思っております。
  九州のほうでは、本当に大変な被害が生じているわけですけれども、そこも含めて、南陽市でも、1年限りの対応であれば5億円ということでありますが、これが何回来るかわからないという意味で、5億円では足りないだろうと。やはり、標準財政規模の1割程度、8億円以上くらいを長期的には私は目指すべきではないかというふうに思っております。
○委員長  よろしいでしょうか。
  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  19ページ、20ページの20款1項4目消防債についてお伺いしたいと思います。
  この防災基盤整備事業債が60万円増えまして、地震対策緊急整備事業債として480万円の減ということで、合わせて420万円の減というふうな補正の項目なわけですけれども、特に、地震対策の緊急整備事業債が減った理由、この補正の理由ですね、もう少し詳しく説明をお願いします。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  高橋委員の御質問にお答え申し上げます。
  防災基盤整備事業債60万円の増に対して、地震対策緊急整備事業債480万円の減でございますけれども、これにつきましては、耐震性の防火貯水槽2基の整備を当初予算で予算化いたしましたが、その際に、その事業費の補助金の裏の負担部分について、起債をほぼ全額入れるような形で財源構成を見込んだところでございますが、このたび県との地方債協議の中で、その起債につきましては、補助裏部分にのみ当たるというふうなことで指導がございましたので、そのようなことで、今回当初予算で見込んでおりました部分を、一部補助裏の部分のみに充てるようなことで減額させていただいたものでございます。
  以上です。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  説明はわかったんですけれども、補助裏の対応というふうなことでしたけれども、結局この420万円が下がったことによって、歳出面で何かその分、歳出減となるような要素になるのかどうかお伺いします。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  この減額につきましては、財源の内訳の変更でございますので、歳出に影響を与えるものではないというふうに考えております。
○委員長  よろしいでしょうか。
  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。
  第2款総務費から第4款衛生費までの22ページから29ページまでについて質疑ございませんか。
  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  23ページのふるさと納税についてであります。2款総務費の総務管理費であります。
  先日の一般質問のときに、ふるさと納税のエールを送るつもりで準備をしたんですけれども、ああいうふうになってしまいまして、急遽変更したわけですけれども、変更した発言になってしまいましたけれども、その後、アドレス誤送信に関しての問題などの発生はしているのかということと、それから、新聞報道で市は内容を十分把握した上で担当職員らの処分を判断するということでありました。何らかの判断などはなされたのかというようなことを最初にお聞きしたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの舩山委員の御質問にお答え申し上げます。
  29日にあの事件が発生しまして、当日、返信等対応をさせていただいた後、土日を挟みまして、翌月曜日ですが、6月1日に再度対応の連絡を頂戴した、メールでの頂戴した件数が十数件でございました。そちらの皆様には、改めて文書等での経過とおわびと、そして全体の513件の皆様のほうに再度文書でメールのアドレスあるいはメーラーによっては、文書自体そのものを削除しないと全てが消えないということでございます。そういう状況もございますので、その文書等の削除をおわびとあわせてお願いする文書を送付させて対応いたしました。
  以上でございます。
○委員長  板垣総務課長。
○総務課長  私のほうからは職員の処分ということについて申し上げますが、事故報告書が出ておりますので、現在その内容を確認してございまして、現在処分については精査中という内容でございます。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  わかりました。
  6月1日からクレジット決済というようなことを開始したということですが、ああいうことになったわけですけれども、件数的にはどうなっているのか、伸びているのか、その辺お聞きしたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  その後も申し込み等は頂戴しておりますが、お米のところでの時期的なところもありまして、件数は果物のほうに推移しているように受け取っております。
  数字的なところで、現時点の直近を持っておりませんが、5月末までのあのくらいの月平均での伸びというのは落ち着いてきているなという今の捉え方でございます。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  米の伸びは落ちてきているというようなことでありますけれども、インターネットの専門サイトで、米のお得感ランキングと申しますか、全国ベスト3というのをやっておりますけれども、リピーターというか、リピーター率というか、そういうのはわかる範囲で結構ですけれども、あるものでしょうか、お伺いいたします。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  一応私どものほうでの専門サイトからの申し込みに関しての同じ形でのものの申請というか、返戻金の希望というものは、基本、受け付けないというスタンスを今年度はとらせていただいておりますので、そのところでの集計というのは、数字的には把握しておりません。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  わかりました。
  要望にもなりますけれども、ほかの自治体もそうですけれども、返礼品というのは、南陽市のブランドのPRというようなことにもなるわけですから、南陽産というネーミングにこだわっていただきたいということと、やっぱりクレームは命取りになりますので、その辺を細心の注意を払っていただきまして、ほかの自治体とか、億を集める自治体では、リピーターも大分あるというふうに聞いておりますので、そのリピーターを増やすためにも、品質の管理というようなことも十分行っていただきますようお願いしたいと思います。要望です。
○委員長  ほかにございませんか。
  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  2款総務費、1項総務管理費、7目企画費の中で、フラワー長井線の関連でお伺いしますが、最近、ある方からこんなお話を頂戴いたしました。御自分は平日の余り混まない時間帯、置賜総合病院に診療で行っていられると。それは、フラワー長井線を利用していると。そこで、こちらから行けば、西大塚駅でおりられるわけでありますが、タクシーを使うとお金がかかる、あるいは歩いていくととても大変だというようなことがございまして、自転車をフラワー長井線の中に乗せられるようにしていただきたいというようなお話を頂戴いたしました。
  その方は御高齢なわけですから、平日、若い方、自分の御家族から送迎いただけるというような状況にはないわけです。だから、自分でフラワー長井線に乗ってそういうふうに診療に出かけているということがございまして、やっぱり足となるものが、自転車ならば比較的そんなに疲れないというか、簡単に行けるというようなこともございまして、そんな自転車を乗せられるような方法、何とか考えていただきたいというふうなお話がございました。
  今まで山形鉄道として、そのような御検討がなされたことがあるのかどうか、お伺いをしたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの山口委員の御質問にお答え申し上げます。
  従前、キャンペーンというイメージだったんでしょうか、サイクルトレインという形で期間を定めて行ったという経過はあったようでございます。その期間中の利用者の方は、20名ほどだったということを山鉄さんのほうからお聞きした状況でございます。
  なお、今の山鉄さんの考え方でございますけれども、山形鉄道さんもJRさんと同じように、鉄道事業法で定める鉄道を運営しているという会社でございまして、いろいろな意味での安全上の基準等々、また制約を受けるものがそれに伴ってはございます。
  現在の考え方としましては、自転車が折りたためるのか、または分解ができるのか、そのようなものが可能である状態のものとして袋等に詰め込んでいただいて持ち込んでの乗車は可能ですと。これは安全上の問題があるということから、そのような形では対応させていただいているということでございます。
  以前にもそのような御質問、照会等があって、そのような対応ですという回答で現在も運行をしているそうです。
  なお、現在の山鉄フラワー長井線の駅、そして車両においての課題もございまして、駅舎についてはホームが全て1番線ホームだけじゃないというところもございます。あわせて階段での移動になるということもございますので、自転車自体をそのままお持ち込みになるには、非常に苦労を伴う今の構造上になっている。あわせて車両のほうでございますが、今の車両は両側、両開きの車両でございませんので、幅が非常に狭い御存じのとおりの車両の出入りドアになりますので、自転車自体の出し入れに非常に時間を要す、困難を要すような状況になっているというのも構造上の課題としてあるということでお聞きしているところでございます。
  以上です。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  前にそういうサイクルトレインの試みをして20人の方が利用されていると。
  1つは、なぜそれがやめられたのかということが1つ。
  それから、今、折り畳み式であるとか、袋に入れてというふうなお話がございましたが、やっぱり高齢者にしてみれば、自転車を持って、袋を持ってというのは、それはちょっと現実的でないのかなというふうに思います。
  それともう一つは、安全ということについて、確かに階段を上るというのは、駅によってはあるかもしれませんが、例えば赤湯駅あるいは西大塚駅だったらそんなことはないということになるわけです。
  その安全という意味では、例えばホームと列車の乗りおりするところの間ですね。あれが離れ過ぎていて下に落ちるとか、そういうふうな間隔が広過ぎるという場合は、確かに不安全ですね。それから、今おっしゃったように、自転車を持ち込むには、入り口がちょっと狭過ぎるというようなお話がございましたが、ただ前はそういうふうなことをやられているというふうなこともあるとすれば、それもちょっとどうかなと。
  それから、時間が長過ぎる、時間がかかるという話でしたが、停車時間を少し長めにするということは可能なのかどうか。その辺についてもちょっとお伺いをいたします。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの山口委員の御質問にお答え申し上げます。
  質問で回答が抜けるようなことがございましたら、再度お願い申し上げます。
  まず1つ目のなぜやめたのか。当時お聞きしたところでは、キャンペーン期間中ということでの短期間での対応の中で20人だったということで、それについては、やはり今御質問いただいている御高齢の方の利用ではなかったということがあったようでございますが、20人という中での今後のところでは、まずはそこで終了ということの判断になったんではないものかと思っております。
  あと、現実的でない話は、そこは安全上の問題ですので、どうなのかなと私も思います。運営する側では、やはり安全というのは常に問われるものですから、そこは会社側の判断としてあるのだろうと思っております。
  もう一つ、先ほどの駅の構造、電車の構造の中でちょっと一つ取り落としたものがございますが、今の列車とホームのところの段差というよりも、ちょっと差があるというところは、そこも心配されているようでございました。
  あと停車時間の変更等に関しては、これは多分鉄道の基本だと思いますが、大量輸送の中での定時走行というのが基本として鉄道に求められているものだと思いますので、その定時制というところでどうなのかというのはあるのだろうと。その辺は会社とまた運行上の基準を示し、許可をしている国交省さんとの話があるのかとは思いますが、私はそのように感じます。
  以上です。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  キャンペーン期間中で高齢の方でない方が乗りおりしたというふうなことだと思うんですが、ただ、その方は日中の乗車は二、三人しかいないというんですね。それで、同じ入り口から乗る人なのかどうかはわかりませんけれども、その人だけだったら、1台を乗せるという、少し時間がかかっても大丈夫だと思うんですよね。
  だから、安全という意味では、確かにそれは万全を期さなければいけないわけですが、その辺について、もう一回、山形鉄道さんのほうにお話をしていただいて、そういう検討をぜひしていただきたいと。それで、もしそれがやっぱり難しいと、困難だということであれば、例えば今泉駅まで来られる人、あるいは西大塚まで来られる人も多いと思うんですね、そういう意味では。そういう方にただ1台とか2台とか、自転車、古い自転車でもいいわけですから、例えば置いて差し上げると、そういうフラワー長井線ならではのサービスをやるべきじゃないのかと、今、経営的に困っているわけですから、そういう意味では、そういうサービスもぜひ考えていただきたいというふうにお願い申し上げます。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  5番白鳥委員。
○白鳥雅巳委員  28、29ページ、4款衛生費、保健衛生費の件でお聞きをいたします。
  環境衛生への問題からお聞きをいたします。
  以前、一般質問等でも各議員さんから質問あったと思いますが、向山の公衆トイレの設置についてであります。
  向山グラウンドBコート側にはトイレはないということで、利用される方がほとんどぐるっと回って既設のトイレに行くと。前回、ソフトボールの親善試合でもそういう状況でございましたけれども、その公衆トイレの設置を検討されておられるのか、また、予定しているのか、まずお聞きをいたします。
○委員長  田中社会教育課長。
○社会教育課長  ただいま白鳥委員からありました向山ソフトボールのトイレの整備の関係ですけれども、平成29年にもインターハイ等々計画され、今進められているところですが、その辺も含めながら検討していきたいと考えております。
  以上です。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  検討すると、そういった方向でやるという御返答でございました。やはりグラウンドを利用する方が1回、1回向こうのほうに回っていくというのは、かなり不便であって、男性であればそこら辺で用は足せるというようなこともあるのかなと、常識ではちょっとそれはまずいなとは思いますけれども、やはりそういったことを考慮して、設置の方向でいっていただきたいと思います。要望です。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  ちょっとページわからないんですが、文化会館の整備に関連してお伺いしたいと思います。
  ピアノなんですけれども、ピアノは2台を確保するというふうなことでありました。1台は寄附になるというふうなことをお聞きしていますけれども、2台というふうなことで措置するというふうなところでよろしいのでしょうか。
○委員長  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  高橋一郎委員の質問にお答えをしたいと思います。
  ピアノ庫については、2台が収納できるようにということで大きさを決めさせていただいたところでございます。
  委員おっしゃられたとおり、ただいま寄附の形でピアノ1台については手続を今させていただいているところでございますし、あと1台につきましては、御存じかとは思いますけれども、5月3日、成人式を行った際にもピアノの伴奏で校歌を歌われたようでございますけれども、旧市民会館のほうのグランドピアノを1台、ピアノ庫のほうには収納させていただいているということで、今の状況ではそれで2台というような形で進めさせていただいているところでございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  2台のうち1台は寄附をいただいて、もう1台は現在の市民会館の1台を使うということですね。
  いわゆるこの文化会館のグレードというようなことをたびたび私も質問しているわけですけれども、そのような中で、大変すばらしい演奏をするためには、私は今の旧市民会館のピアノではもたないのではないかというふうに思うんですが、その辺、率直なところどうなんでしょうか。
○委員長  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  質問にお答えしたいと思います。
  市民会館から移動させていただいたピアノにつきましても、今回の5月3日使わせていただいたものについては、十分なリフレッシュといいますかをやって使えるということで、ピアノの場合については、やっぱりメンテをよくすることによって、十分30年でも40年でも使えるというようなピアノになろうかと思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  リフレッシュをして使っていくというふうなことなんですけれども、私の質問は、いわゆるグレードの高いものを呼ぶときに、それで本当に大丈夫なんですかとお聞きしたんです。
○委員長  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  アーティストによっては、どのメーカーかという形でピアノを選ばれる方もいらっしゃるかもしれませんけれども、今回御寄附をいただくピアノにつきましては、フルコンサートのときの最高級品ということでございますので、それで十分かと思っております。
  以上でございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。そういうふうな認識ですね。
  それで、今回、文化会館の総事業費、今67億弱というふうなことで確定したというふうなことだと思うんですが、そういった意味で、備品関係ですね、ピアノ以外にでもそれで全部終わりというふうな認識でよろしいのかお伺いします。
○委員長  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  高橋委員の御質問にお答えしたいと思います。
  現在、66億円程度の金額になっていると思いますけれども、今議会の中で、まだ未整備になっております移動観覧席及び備品の追加分については、最終日に補正をいただけるというようなことで、今お願いをしているところでございます。
  以上です。
○委員長  ほかにありませんか。よろしいでしょうか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  全般ですよね。
  27ページの3款2項2目、あと3目にもかかると思うんですが、特別保育事業補助金が延長保育に対応しているもの、それが減額になりましたと。あと民間保育所運営助成費も1,513万円ほど減額になったと。歳入が減額ですので、歳出も減額になっているというふうなことなんですが、例えば保育士等処遇運営改善補助金が1,413万円減額になっているというふうなところは、これは先ほどの説明ですと、法定価格というふうなところでの見直しだというふうなことだったんですが、それだけなんでしょうか。
  というのは、現場の保育士の処遇等について、交代するとか、回らなくなるとか、そういうふうなところがないのかどうかお伺いします。
○委員長  江口すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  高橋一郎委員の御質問にお答え申し上げます。
  新制度移行に伴いまして、公定価格に算入されたということはそのとおりでございます。それよって、処遇改善が図られるものと理解しております。
  以上です。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  要するに、減額をしても現場では問題ないというふうなところだというふうな今のお話だと思うんですけれども、これは、実態というふうなことを把握して、その法定価格のみで算定をしたというふうなことであれば、現場としては、例えばもっと延長保育に対応しなければならないんだけれども、補助金が来ないからできないよというようなことはないのかどうか、もう一度お伺いします。
○委員長  江口すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  毎月施設のほうから保育給付等の請求書が参りますが、その中に詳細、全てを網羅した形で算定の基礎が記されておりますので、それによって原価としては確認もできますし、それで処遇の改善が図られているものであれば確認できますし、指導もすべき点はしなくてはならないというふうに考えております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  市長にお伺いしたいんですが、市長は子育てについては非常に肝を入れてやっておられます。特に、子育てに関しては当然環境もよくないとだめだと。当然職員の処遇改善も必要だというふうに私は思っているんですが、そこについて、市長はどのようにお考えでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  この児童措置費の中の減額されている部分、これはいわゆる公立ではなく、民間の保育所に係る部分ですので、この職員の皆さんの処遇については、その運営をなされている社会福祉法人の皆さんともしっかりと協議をしながら、適切に確保してまいりたいというふうに思っております。
○委員長  よろしいでしょうか。
  ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。再開は11時15分といたします。
午前11時01分  休  憩
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午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  休憩前に引き続き審査を行います。
  第2款総務費から第4款衛生費までの22ページから29ページまでについて、ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第6款農林水産業費から第11款災害復旧費まで、30ページから41ページまでについて質疑ございませんか。
  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  32ページの第9款消防設備費について何点かお伺いします。
  消火栓については、水道事業会計のほうに繰り出して、ちゃんと維持管理をしているというふうに、これは理解できますけれども、市内にある有害、無害にかかわらず、消火水槽の維持管理についてどこが管理しているのか、また点検しているのか、しているとすれば、年何回ほどしているのか、関係課にお尋ねしたいと思います。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  片平委員の質問にお答えいたします。
  防火貯水槽につきましては、総合防災課、あと消防署のほうと一緒に管理している状況ですけれども、点検につきましては、春と秋2回、消防団の各分団のほうで点検をしております。
  また、その都度、各地区長さんなり、消防団のほうで見回りして、異常があった場合については、こちらのほうに御連絡をいただいて、修繕とかそういった対応もしているところでございます。
  以上です。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  年2回、春と秋に点検されているということで一安心しましたけれども、せんだって、5月7日に錦町町内で火災があったわけですけれども、そのときに、これは置広の広域消防と絡んできますので、市の行政でわかる範囲内でお答えしていただきたいんですけれども、1点は、通報してからなかなか火災現場に到着する時間が遅かったんではないかという、それを見守っていた市民の方の考え方です。
  もう1点は、近くの消火水槽から消防ポンプ車が放水するときに、うまく放水することができなかった。この原因は何なのか、その2点についてお伺いしたいと思います。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  お答えいたします。
  5月7日の錦町の火災について、その後何回かそういった出動のおくれの指摘とか、先日、総務常任委員会でも、防火貯水槽に水がなかったのではないかという山口委員からの御質問もいただきましたけれども、当時の状況につきましては、消防各地が9時46分に置賜の消防本部のほうで通報を受けまして、48分に司令、出動については50分、現地到着で放水が54分ということで、通常の出動とは変わらなかったということで確認をしているところです。
  なお、当日、消防が行った際には、もうかなり火災が回っていたということで、周辺の人は騒いでいたんですけれども、通報が多分遅くなったんではないかということでの消防本部のほうでも見方をしています。
  なお、当日、固定電話から8件、携帯電話から4件の通報があったということで、いずれも消防各地の一報目、隣の方からの通報だったわけですけれども、その後にはどんどん入ってきたという状況のようでした。
  最初の消火がおくれということで、水がなかなか上がらなかったという御指摘もいただいているんですが、その辺についても、通常とは変わらないということで確認をしていますけれども、ただ、先ほど言いましたように、通報がおくれたために、周りの方がかなり集まっていて、その中で消防活動が始まったものですから、やっぱり見ている人にとっては遅かったという感じ方をしたのではないかと思っているところです。
  以上です。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  通報があってから消火活動に至るまで8分ほどですから、これは誰が考えても、これが倍近くかかっていれば遅いというふうに考えざるを得ませんけれども、それを見守っている市民の思いというか、それがあったために遅く感じられたということですね。
  もう一つは、関連してですけれども、消火体制には不備がなかったというふうに捉えさせていただきますけれども、再度私のほうに市民から問い合わせがあった場合は、そういうふうにお答えします。御安心いただきたいと思いますけれども。
  残った跡地ですね。それを、今、特定空き家ということで市のほうで作業を急いでいると思いますけれども、今、ほとんど2階が丸焼けで、それがそのまま1階に落ちて残った残骸がありますけれども、あれこそ市民から見れば、いつ自分のところにトタンとか残ったものが飛んでくるかわからないということで、かなり周りの近隣の住民が心配しておられます。
  市のほうではそこの処分については、どういうふうに考えていらっしゃるでしょうか。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  お答えいたします。
  錦町の火災の跡地については、うちのほうでも見ているところですけれども、基本的には所有者というか、火災の発生した方の責任になるわけですけれども、その方が入院しているという状況もあるようですので、その辺、地域の方からもいろいろ御相談を受けておりますので、対応したいと思いますけれども、基本的には所有者の方で撤去なり処分していただくということで、罹災証明をとっていただけると、減免等の対応もできますので、その辺も使いながらお願いしたいということで、今は対応しているところです。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  焼けた後であっても、これは所有者がいるわけでありますけれども、やっぱり所有者がそれに素直に迅速に応じて、応じてというか、焼けてからもう1カ月以上たっていますけれども、応じてくだされば、またそれなりの能力がある所有者であるならば、それはスムーズにいくかもしれませんけれども、今後ああいう状態でずっと放置されているとすれば、全く特定空き家どころではないと思うんです。
  ですから、市のほうで地権者とよく相談して、また地区長さんあたりと相談していただいて、一刻も早くああいう状況をないように努力していただきたいと思います。要望です。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ページ36から37、教育費であります。中学校費の件でお聞きをいたします。
  赤湯中学校のグラウンドの件でございます。2年続きの災害で、グラウンドに土砂が堆積をして改良したと。子供たちが使えるようになったということでありますけれども、雨が降ったときの排水について、いろいろ苦情が来ております。
  土砂が堆積したことで、中に入っている暗渠が目詰まりをしているせいか雨水が抜けていかないと。やはり、グラウンドを使用する生徒がかわいそうだという相談を受けました。
  そういった中で、その現状を把握しておられるか。また、その対策等についてお聞きをいたします。
○委員長  佐藤管理課長。
○管理課長  赤湯中学校のグラウンドの排水が悪いというような件でございますけれども、何人かの方からそのような御指摘をいただいておりまして、先日の雨の際も現地確認をしましたけれども、先日の雨程度では何ら問題なかったわけですが、今後、梅雨なんかに入ったときに、その状況を再度確認したいというふうに思いますが、今ございましたとおり、原因をいろいろと調査をしたところ、目詰まりというようなことも一方ではありますが、暗渠排水等の整備のピッチが多小粗いというふうなこともございます。
  そういった意味から、もし改修というようなことになれば、大規模改修というふうなことになりますので、これについては、年次計画的なものにきちっと市の中に位置づけしていただくように、財政当局のほうに要望していきたいというふうに現在考えてございます。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  やはり、子供たちが部活で使うわけですから、これから梅雨にかけて結構雨が降るかと思います。そういった中で、排水等がしっかりとられていれば、そういった部活も楽しくできるのかなと思いますので、子供たちのことを考えて、早急に対応を検討していただきたいと思います。要望です。
○委員長  ほかにございませんか。
  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  30、31ページの6款農林水産業費、2目林業振興費の関連でお伺いいたしますが、市長に確認の意味でお伺いします。
  先日の一般質問で、私、森林サポート事業補助金について、非常に効果のある使い勝手のいい補助金だということで、ぜひ復活してほしいという要望をいたしました。
  その中で市長は縦に首を振ったものですから、私、それ以上言わなかったんですが、言葉でぜひ復活するということを、ぜひお聞かせいただきたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  その事業について、昨年までの効果、そして今後の必要性、そういったものをしっかりと検討して、来年度に向けて考えてまいります。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  予算をとっていただいて、元気な山を復活させてほしいと思います。よろしくお願いします。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  36、37の先ほど白鳥委員がお話しありました学校管理費についてですけれども、考え方を管理課長にお伺いしたいというふうに思います。
  年次計画で学校の施設の整備については当然なっていると思うんですけれども、その中で、例えば今年度の当初予算で小学校の施設整備が250万円でした。中学校の施設整備は75万円ということで、大規模改修以外の、いわゆる通年ベースの予算というのはこんなものなのかなというふうにちょっと不思議に思っているんですけれども、今回、小学校費では345万6,000円ということで、これは水道管破裂等の緊急的なこともあったということなんですけれども、年次計画を立てているとすれば、当初予算にしかるべき数字が出てくるのではないかというふう思っているんですけれども、その年次計画と当初予算の組み方ですね、それから補正の組み方、それについてお伺いします。
○委員長  佐藤管理課長。
○管理課長  当初予算に計上しております経費については、経常的な営繕の経費というふうなことでございますが、やはり先ほどの赤中のようなグラウンドの大規模改修については、当然国庫補助事業というふうなもの、補助事業が出てくるわけです。
  したがって、補助の要望あるいは県との調整、そういったものを経なければいけませんので、財政の一般財源の負担も必要ですが、そういった周りとの調整を経て位置づけていく必要がございますので、それが当初予算にきちっと間に合えば、当然のせさせていただくというようなことにもなりますし、間に合わなければ、その調整がついた段階で補正予算というようなものになります。
  ただ、いずれにしても、いろいろな大規模改修が必要な箇所については、まず基本的には3カ年実施計画の中で今後の予定として位置づけていただけるような、そういった要望をしてまいりたいというふうなことでございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  今、答弁の中に、まさしく私がお聞きしたいところがあったんですけれども、というのは、今回の345万6,000円という金額ですが、これは全部一般財源ですね。これについて、市債であるとか、補助とかというのが受けられなかったからこういうふうになっていると思うんですけれども、その辺、できれば補助事業なり、市債で賄っていけるものは賄っていくというふうな、そういった見通しを持っていかないと、私は一般財源の市負担が多くて、まさしく経常的な修繕だと思いますので、そこについては、やはり当初予定を組んで、できるだけ補助、それから市債をもらうというようなことだと思うんですけれども、そこについて、もう一回お願いします。
○委員長  佐藤管理課長。
○管理課長  この小学校整備事業費に上げました345万6,000円については、先ほど説明のとおり、沖郷小学校の冬期間の漏水事故による緊急的なもので、こういったものについては、当然起債とか国庫補助対象外のものです。しかも、当初予算の編成時期に、事故が起きたのが1月末というようなことで間に合わなかったというようなことから、この時期の補正というようなことになりましたけれども、当然ながら、年次計画的に裏のほうが必要なものは、先ほど申し上げたとおり、補助要望あるいは3カ年実施計画に位置づけていきますけれども、やはり突発的に起きた事故、そういったものについては、当然補助対象外というふうな経費になりますので、必要な段階でこのような形で補正要求をさせていただくと、今後もそういったことになろうかと思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  例えば水道管破裂等については、保険適用とか、そういったものがならないのかどうかということがまず1点。
  それから、中学校施設整備工事の42万7,000円についてお伺いしたいと思います。中身ですね。
○委員長  佐藤管理課長。
○管理課長  最初の保険適用の件は、調査をした結果、摘要にならないというようなことでございました。
  次の中学校整備事業のこの件ですが、これは、現在、赤湯中学校のサッカー部が使用している旧赤湯小学校用地のネットの撤去事業の経費でございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  基本的には、補正ですので、突発的なものだというふうには思いますけれども、ぜひその年度計画の中にしっかりともう一回精査をしていただきまして、できるだけ補助あるいは起債でオーケーなものというふうなことでお願いしたと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、附属資料42ページから47ページについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第50号 平成27年度南陽市一般会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第51号 平成27年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第51号 平成27年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。吉田財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成27年6月定例会 予算に関する説明書により 議第51号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、58ページから62ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第51号 平成27年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第51号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました補正予算2件の審査は終了いたしました。
  慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。どうも御苦労さまでした。
午前11時38分  閉  会

       予算特別委員長 板 垣 致江子