平成27年6月19日(金)午前10時00分開会

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板垣  致江子  委員長       山口  正雄  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(16名)
 1番 高橋  一司  委員        2番 高橋  一郎  委員
 3番 舩山  利美  委員        4番 山口  正雄  委員
 5番 白鳥  雅巳  委員        6番 片平  志朗  委員
 7番 吉田  美枝  委員        8番 梅川  信治  委員
  9番 川合    猛   委員       10番 髙橋   弘  委員
11番 板垣  致江子  委員   12番 髙橋   篤  委員
13番 田中  貞一  委員       15番 佐藤   明   委員
16番 伊藤  俊美  委員       17番 殿岡  和郎  委員
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
板垣 俊一 総務課長            髙梨 敏彦 みらい戦略課長課長
安部 史生 文化会館主幹         吉田 正幸 財政課長
山田 俊彦 税務課長            西牧 修二 総合防災課長
田中 千鶴子 市民課長           相澤 和吉 福祉課長
江口 和浩 すこやか子育て課長     嵐田 淳一 農林課長
神棒 久志 商工観光課長         漆山 清美 建設課長
島貫   勉 上下水道課長         大友 直秀 会計管理者
猪野   忠 教育長              佐藤 賢一 管理課長
板垣   健 学校教育課長         田中 吉弘 社会教育課長
髙橋 清数 選挙管理委員会事務局長  小野田 新一 監査委員事務局長
稲月 一雄 農業委員会事務局長
                
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事務局職員出席者
尾形 真人 事務局長               田中   聡 局長補佐
安部 真由美 副主幹       小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 議第54号 平成27年度南陽市一般会計補正予算
      (第3号)

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開      会
○委員長(板垣致江子委員)  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は16名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成27年度補正予算1件であります。

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議第54号 平成27年度南陽市一般会計補正予算(第3号)
○委員長  議第54号 平成27年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。吉田正幸財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成27年6月定例会 予算に関する説明書により 議第54号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁はページ数、款、項、目を明示し簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により行います。
  歳入歳出全般、10ページから13ページまでについて質疑ございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  13ページの文化会館の整備事業費の中の備品購入費のことです。9,200万円というふうな予算計上でありますが、この9,200万円の内訳ですね。例えば移動観覧席、一般備品と分かれているわけですけれども、その内訳をお伺いしたいということと、この9,200万円の予算をもって、総事業費が幾らになって、あと追加の予算計上はないのかどうか、その2点をお伺いしたいと思います。
○委員長  大沼豊広副市長。
○副市長  お答えいたします。
  先日開催いたしました特別委員会でも申し上げましたが、一般管理備品が4,000万円、移動観覧席が5,200万円で、合わせて9,200万円というふうな内訳になっております。
  なお、総事業費につきましては、そのとき申し上げましたが、66億8,639万5,000円というふうなことで最終的に提示いたしましたので、一応ここで終わりにしたいというか、ここで最後にしたいというふうに考えております。
  以上です。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  はい、わかりました。
  これからいろいろ入札とかあると思いますので、ぜひよろしく執行をお願いしたいと思います。
  それから、事業費の総額がそのようなことでおさまるというふうなことでした。施設整備費に関してはそういうふうなことになるんでしょうけれども、例えば外構工事とかについて、まだ不備だとか、そういうふうなことは考えていないのかどうか、お伺いしたいと思います。
○委員長  安部史生文化会館主幹。
○文化会館主幹  高橋委員の御質問にお答えしたいと思います。
  外構工事につきましては、今年度の予算についても、外構工事3という形で発注しております。
  その整備につきましては、周辺のまだ舗装されていない部分、それから側溝の部分、そういったものについて整備をするということで、それでほぼ開館までについては、外構工事については一通り完成という形で今進んでおるところでございます。
  以上でございます。
○委員長  よろしいでしょうか。
  ほかにございませんか。
  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  関連して12ページ、13ページですけれども、外構の整備のことなんですけれども、かなりの広大な駐車場が整備になっているわけですけれども、文化会館の建屋から西側に緩い勾配がついて、そっちのほうに水が流れるんだろうというふうに解釈していますけれども、あれだけの舗装の面積で、中間に側溝の雨水排水の処理を考えなかったのは予算の関係なのか、どういう事情かちょっとお聞かせしていただきたいと思います。
○委員長  安部史生文化会館主幹。
○文化会館主幹  片平委員の御質問にお答えしたいと思います。
  面積が400台の駐車場ということで、確かに面積的には広うございますけれども、側溝を設けなかったことについては、冬場、除雪のときに中央部分のほうに側溝があることによって、ふたとか、それからへりの部分についてどうしてもひっかけてしまう、そういったおそれがあるというふうに判断したところで、側溝については勾配で対応するということで設計を組み、施工したところでございます。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  今、温暖化になっていまして、今年は今のところ、梅雨に入ってそんなに大雨は降っていないんですけれども、2年続きの豪雨災害を見ますと、恐らくああいった状況で雨が降ると、あそこの舗装が恐らく川になるんじゃないかなと思うわけです。
  確かに除雪の問題もありますけれども、今の土木の技術で、それに対応できるような雨水側溝ですか、排水処理というのはあるわけですから、グレードの高い文化会館をつくっておきながら、変なところをけちっているなというふうに私たちは思うんです。
  ですから、そこは今後、どういう状況になるかわかりませんけれども、場合によっては、ちょっと様子を見て、その雨水、どうしてもあれで対応できなかった場合は、今後の課題として考えていただきたいというふうに思います。
  要望です。
○委員長  よろしいでしょうか。
  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  財政調整基金積立金についてお伺いしたいと思います。
  今回3億5,000万円と、私、意外にびっくりしました。いや、随分と計上、うまくというか、よくカットしたのかなというふうには思うんですけれども、市長は前回の予算特別委員会でも、標準財政規模の10%が目標だというふうなお話をされました。
  ということは、80億円に対して10%、8億円というふうなことが目安というふうなことだと思うんですが、つまり、現在累積が5億円ということですから、あと3億円を積んでいきたいというふうなことだと思うんですが、まずそれをお伺いしたいというふうに思います。
  それからもう一つ、5億円の積み立てについての管理運用ですけれども、どのような管理運用をなさるのかお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  財政調整規模の約1割で8億円という件でございますけれども、やはり予算特別委員会でもお答えしたとおり、1年で必要な額では足りないだろうというふうに考えまして、少なくとも複数年にわたって対応できる金額が財政調整基金として確保されるのが望ましいというふうに考えまして、まずは8億円というふうに申し上げたところであります。
  ただ、その8億円で十分かということもあろうかと思いますので、そこについては、地方債、そして基金、それぞれのバランスを考えながら、より安心できるような積み立てを行っていきたいと考えております。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  高橋委員の基金の管理運用の御質問にお答え申し上げます。
  基金の管理運用につきましては、基本的には会計管理者のところで行っていただくということになりますが、積み立ての時期等について、会計管理者の資金収支の状況等をいろいろ御相談させていただきながら積み立てをさせていただいて、その後の基金の具体的な利子の運用等につきましては、会計管理者で運用されるということになります。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  まず1点目の基金の積み立ての市の考え方はわかりました。ただ、やはり文化会館の維持管理費にもかかっていくというふうな部分があります。また見えない部分もあります。
  したがって、そこに固執するわけじゃないんでしょうけれども、そこだけを見ると、どうしても一般会計が窮屈になっていくというふうなこともあると思います。そこはバランスを見て、ぜひお願いしたいものだというふうに思っています。
  予算執行よりも予算計上に当たっては、必要なものをカットしないような形で、その中でもやっぱり積み立てに回すお金が出てくるというふうな認識でお願いしたいなというふうに思います。
  それから、積み立ての基金管理ですけれども、これは市内の金融機関に預けるというふうな認識でよろしいでしょうか。
○委員長  大友会計管理者。
○会計管理者  お答えいたします。
  御指摘のとおりでございまして、私ども基金の口座を持ってございまして、この中から適宜定期預金等も活用いたしまして、市内の金融機関さんにお願いをいたしまして、管理運用をしているところでございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  それに当たっては、例えば執行に当たっては、最終執行に当たっては入札という方法があります。例えば利率の関係で、入札をしてするというふうなことはあるんでしょうか。
○委員長  大友会計管理者。
○会計管理者  お答えいたします。
  正式におっしゃるような入札というふうな形はとってございませんけれども、1年に1度、入札に準ずる形で見積もりというんでしょうか、それぞれの金融機関さんのもとのいただける利率の表みたいなものを頂戴いたしまして判断をさせていただいているところでございます。
○委員長  よろしいでしょうか。
  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第54号 平成27年度南陽市一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第54号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました補正予算1件の審査は終了いたしました。
  慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  どうも御苦労さまでした。
午前10時56分  閉  会

       予算特別委員長 板 垣 致江子