平成27年9月定例会

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午前11時10分  再  開
○議長  再開いたします。
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髙 橋 一 司 議員 質 問
○議長  次に、1番髙橋一司議員。
〔1番 髙橋一司議員 登壇〕
○髙橋一司議員  おはようございます。
  1番、希望の髙橋一司でございます。
  今年の夏は非常に暑く、大変な思いをいたしましたが、ここ数日間は肌寒いような日が続いております。懸念された水害もなく安堵したところでございますが、全国各地の状況を見ますと、火山活動や台風、水害、地震と、挙げれば切りがないほど災害が続いております。当市もいつ見舞われるのか、予断を許さない状況だと思います。このような中、備えを十分にしていかなければならないと思います。
  さきに質問状を出しておりますので、次の質問をさせていただきます。
  このたび、南陽市消防団が9月1日付で防災功労者として内閣総理大臣表彰をいただくことができました。昨年度の消防庁長官表彰に続いての受賞となり、団員には大きな励みとなっております。これも、2年続きの吉野川及び織機川の氾濫により南陽市内は甚大な被害を受けましたが、一人の死傷者も出すこともなく、避難誘導、その後の復旧・復興に尽力した功績により受賞したものと思います。
  消防団員は生業の傍ら、地域防災のかなめとして、非常時に備え訓練を重ね、有事には昼夜を問わず危険な環境に出動し、活動しております。近年、消防団員の安全確保と待遇改善が言われております。このような中、頑張っておられる市の消防団員に対して、ハード、ソフト面での装備拡充に御配慮いただけるようお願いをいたします。
  1、消防団員の報酬、手当について。
  出動手当など、他市町村の消防団と違いがあるようです。次のことをお伺いいたします。
  ①市の消防団員の報酬、手当の状況はどうかお伺いいたします。
  ②出動手当は過去何年と変わっておりません。見直す必要があると思いますが、当局の考えをお伺いいたします。
  ③積載車と軽積載車の報酬に差があるので、特に見直すべきと思います。このことについてお伺いいたします。
  (2)消防団員の装備について。
  ①雨合羽の支給について、3カ年計画とお聞きいたしましたが、2カ年でできないものかお伺いいたします。
  ②副分団長に無線の送受信機の配備はなされたのかお聞きいたします。あわせて、車両無線についてもお聞きいたします。
  ③小型ポンプの更新時に軽量ポンプの導入をしたらどうか、また、自動車ポンプの更新もおくれているようですが、更新計画をお聞きいたします。
  ④軽トラックの配備はどうなっているかお聞きいたします。
  2番、文化会館に訪れる方の対応についてお聞きいたします。
  文化会館の建設に伴い、視察される方、講演者の方、観劇の方など、たくさんの方がいらっしゃいます。その方々に対してどのような受け入れ体制を考えておられるのかお伺いいたします。
  (1)赤湯温泉に宿泊の案内など、その対応についてお伺いいたします。
  ①チケットと温泉宿泊券を組み合わせられるような販売方式など、話し合いは持たれているのかお聞きいたします。
  ②昼食などの案内もなされていると思いますが、飲食マップは整備されているのかお伺いいたします。
  以上、壇上からの質問とさせていただきます。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  1番髙橋一司議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、消防団員の待遇改善についての1点目、消防団員の報酬、手当の状況についてでございますが、消防団員の報酬につきましては、南陽市特別職の職員の給与に関する条例において、非常勤特別職の報酬として定められており、報酬の額は年額で、団長が12万3,000円、副団長が8万2,000円、分団長が4万8,000円、副分団長が4万6,000円、自動車部部長が3万7,000円、自動車部班長が3万3,000円、自動車部団員が2万1,500円、自動車部運転手が4万3,000円、部長が3万3,000円、班長が2万1,500円、団員が1万6,500円となっております。
  また、出動手当につきましては、南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例において、災害出動手当として定められており、手当の額は年額で、自動車部の団員が4,000円、自動車部以外の団員が2,000円となっております。
  次に、2点目の出動手当の見直しについてでありますが、出動手当は、消防団員が出動した場合の費用弁償として支給されているものであり、その額については、近隣市町村の動向も見ながら、必要に応じて検討してまいりたいと考えております。
  次に、3点目の積載車と軽積載車の報酬の見直しについてでございますが、現在、積載車は自動車部に区分されており、市内全域を出動範囲としております。一方、軽積載車は、各分団の地域を出動の範囲としており、運転手のみ自動車部運転手の報酬を適用しております。このような違いから、積載車と軽積載車の報酬に違いが生じているわけでございますが、今後、車両等の適正配置も含め検討を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。
  次に、消防団員の装備についての1点目、雨合羽の支給について、3カ年計画を2カ年でできないかとの御質問でございますが、消防団員の災害現場における安全確保と、2年連続の豪雨災害時における消防団員(水防団員)の活動経験などから、雨天時における活動条件の改善を図るため、雨合羽の支給が必要であると判断し、今年度、消防団装備整備事業で購入費を予算化し、発注いたしておりますが、ほかの必要装備も含め計画的に整備させていただきたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。
  次に、2点目の副分団長への無線の送受信機の配備及び車両無線の配備についてでございますが、消防無線のデジタル化への移行や消防団の情報伝達装備の充実・強化の必要性から、昨年度よりデジタル消防無線受令機とデジタル簡易無線機を導入しております。消防無線受令機については、正・副団長及び分団長と消防ポンプ自動車へ配備し、簡易無線機は、正・副団長及び分団長と消防ポンプ自動車及び一部積載車へ配備したところであります。
  副分団長に対しては、今年度予算で簡易無線機を配備いたしましたが、今後の配備計画につきましては、受令機、簡易無線機ともに、団員及び消防車両への必要範囲を検証し、導入を検討してまいりたいと考えております。
  次に、3点目の小型ポンプの更新時に軽量ポンプの導入をしたらどうか、また自動車ポンプの更新もおくれているがとの御質問でございますが、軽量ポンプ(軽量可搬ポンプC級)については、現在、消防団で使用している小型ポンプ(B級)と比較して放水能力は劣るものの、小型軽量化されて、女性や高齢者にも扱いやすく、機動力にすぐれていることなどから、女性消防隊や自主防災会を中心に積極的に導入されているようであります。
  本市消防団においては、定員となる891名の団員を確保しておりますが、全国的には、少子化による団員数の減少や団員の平均年齢の上昇が問題となっている一方、女性消防団員も増加傾向にあります。
  消防団の消防力を維持する上で、一定以上の性能を有する小型ポンプの導入が必要でありますが、今後、消防団員の確保に関する課題とともに、地域実情に合わせた消防団装備の充実・強化を検討する必要があると考えているところであり、この中で軽量ポンプの導入についても検討してまいりたいと思います。
  また、自動車ポンプについても、耐用年数を過ぎ、更新を必要とする車両がございますので、今後、年次計画に沿って更新を進めてまいりたいと考えております。
  次に、4点目の軽トラックの配備についてでありますが、火災時における可搬ポンプの運搬はもとより、水害時における土のう運搬等、消防団の活動に資機材運搬車が必要となっております。既に宮内地区の第3分団と赤湯地区の第7分団に資機材運搬用の軽トラックを配備し、今年度予算で漆山地区の第4分団への配備を進めているところであり、今後も計画的に各分団に配備してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。
  次に、文化会館に訪れる方への対応として、赤湯温泉への宿泊の案内などの対応についての1点目、チケットと温泉宿泊券の組み合わせについてでございますが、主催事業の興行等に限ってではありますが、アーティスト側やプロモーター側で許可がいただければ、組み合わせも可能と考えております。
  これまでも、出演者や興行スタッフの宿泊につきましては、主催事業、共催事業を含めまして、赤湯温泉を紹介しているとともに、食事時間帯の融通や部屋数の確保等、赤湯温泉旅館協同組合と協議を行い、実際に予約も入っております。視察者や観劇される方々につきましては、チケットを持参して赤湯温泉の旅館に宿泊されたお客様に対して、「南陽産グラスワイン」をサービスされると伺っております。
  9月から立ち上げます文化会館のホームページや赤湯温泉旅館協同組合のホームページ等を通して、利用者の特典を盛り込んだ宿泊商品をPRしていく予定であり、今後も受け入れ体制について検討してまいります。
  次に、2点目の昼食の案内と飲食マップの整備についてでございますが、文化会館施設への先進地視察として、これまで163団体、6,300名を超える視察者が訪れております。今後も視察の依頼が多くなると考えられることから、これを踏まえ、視察の問い合わせがあった場合は、昼食等を市内飲食店でおとりいただくようお勧めをしております。さらには、さくらんぼやぶどう狩り等、季節に合わせた観光情報も提供しております。
  また、飲食マップの整備につきましては、これまで市や観光協会、旅館組合などが観光目的やイベントごとに関係機関と調整を図りながら作成してまいりましたが、本市を訪れる観光客が飲食マップに対してどのようなニーズがあるのかを研究し、商工会や観光協会並びに掲載される店舗などと協議をしながら、どのようなものが望ましいか検討してまいりたいと考えております。
  なお、市内の飲食店全てが参加しているわけではございませんが、飲食店の特徴と場所の案内をスマートフォン用のアプリ「なんよう街歩きナビ」で配信しております。
  このように、インターネットを利用した案内方法が拡大していけば、より観光客のニーズに合致した飲食店の案内ができるのではと考えておりますので、内容の充実に努めてまいります。
  以上でございます。
○議長  再質問に入ります。
  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  丁寧な御答弁、本当にありがとうございました。
  消防団のことについて再質問いたしますが、前後するかもしれませんので、御容赦のほうを願いたいというふうに思います。
  報酬手当についてでありますけれども、南陽市の消防団のほうが町の消防団より若干安いというふうな認識を持っておりまして、ほかの地域から見ますと、当市は1万6,500円でございますが、ほかの市町村については約1,000円ほど高いというふうな状況下にあります。ぜひその辺のところの改善をなされるのか、これからどうかというふうなことを総合防災課長にお伺いをしたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  1番髙橋一司議員の質問にお答えいたします。
  南陽市の年額につきましては、先ほど市長の答弁であったとおりです。議員から御指摘ありましたけれども、置賜の5つの町と比べますと、南陽市については低い状況でございますけれども、なお、団長報酬で比較してみますと、県内の自治体35ありますけれども、南陽市より多い自治体については26団体、南陽市より低い団体が8団体になっております。また、県内の市だけ比較しますと、南陽市より多い団体が4団体、低いところが8市ありますので、南陽市についてはそれほど市の中では低い金額ではないということで認識しております。
  ただ、町と市でやっぱり消防の活動の内容とか支援の仕方も違いますので、今後については、報酬の額も含めて、支援の方法などについても検討していきたいということで考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  安心・安全をうたう南陽市でありますので、また災害も続けて起こっている市でありますので、ぜひこの点なるべく早く改善をお願いをしたいというふうに思います。
  次に、出動手当のことでございますが、南陽市だけが他の市町村から比べましても、年間何回出ても自動車部は4,000円、小型ポンプは2,000円というふうなことであります。ほかの地域のほうを見ますと、大体1回1,000円というふうな形が多いようでございます。その点に関して、これから見直すということについてお考えがあれば、ひとつよろしくお願いしたい。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  髙橋一司議員の質問にお答えします。
  手当に関してですけれども、他の自治体を見てみますと、年額のところも若干ありますが、やっぱり1回500円とか1回1,000円とかという金額の自治体が多いようでございます。
  南陽市の出動件数については、最近それほど特別多くなっている状況ではありませんけれども、毎年毎年やっぱり波があるという状況で、特に昨年、一昨年と、水害の実績でかなり出動件数が多くなっているという状況がございますし、あと昨年、一昨年については、出動の実績に合わせて別途報償費ということで支給したという実績もありますので、また、出動手当1回当たり幾らがいいか、年額がいいかという、それぞれ消防団員の方の中でもいろいろ議論はあるようですので、他の自治体の例を見ながら、あと先ほど言いましたように、特に多い場合は別途何らかの形で考えるとかということも含めて考えて検討してまいりたいと思っていますので、よろしくお願いします。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  火災についてはよろしいんですけれども、そのほか近年、警戒、また捜索といいますか、徘徊者等の山の方の捜索となりますと非常に時間もかかりますし、また団員一人一人が捜索者のほうの家族に弁当を出せなんて言うわけいきませんので、やっぱり消防団員が皆手弁当でというふうなことになって、3日もかかるというふうな状況下にあります。
  そういうことから、1回幾らというふうなことではなくても南陽市の場合はいいと思いますけれども、やっぱり幾らかかの増額をして、それで対応していただけるほうがよろしいんではないかというふうに思いますが、その点もよろしくお願いします。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  ただいま捜索の関係で御質問ありましたけれども、今年度、消防団の出動件数につきましては12件ございます。そのうち火災については9件ありまして、捜索活動についてが、不明者の捜索についてが1件、1分団でありました。
  なお、分団ごとによって出動件数のバランスも違ってきますし、そういったことも含めて、やはり警察等のほうからも捜索活動につきましては協力いただきたいという要請等もございますので、なおその辺も含めて検討していきたいと思っているところです。よろしくお願いします。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  警察のほうからも、昨年からですけれども、捜索者について早くから今度協力してほしいというふうな申し入れがなされました。それで、今までですと、警察さんで一日、二日たって捜して、捜し切れないと言ったら失礼ですけれども、捜し切れなくなった状況で、消防団のほうに捜してくれというふうなで大体夜の7時ぐらいに申し入れがあって、それから体制を立てて次の日にというふうなことになるわけでありますので、それではちょっと間に合わないというふうなことから、警察も人手不足というふうなことで、あと消防団のほうの車両の見回りで何とか対応してほしいというようなこともございますので、その点もひとつよろしくお願いをしたいというふうに思います。その点はそれでよろしいです。
  次に、車両の積載車から軽積載車にするためのことでありますけれども、車両の購入費を当時安くするというか、幾らでも安くするような状況の中から、積載車がたしか850万円程度だったというふうに思います。
  それで、軽積載車が350万円から300万円ぐらいの程度でございましたので、できれば積載車を減らしていって、軽積載車にしたらどうかというふうな案で、当時了解をして進んではきたわけでございますが、積載車から軽積載車に下げた部分の班については、自動車の手当そのままでございましたが、そのほかに今度、小型ポンプの部から軽積載車に格上げした班については、小型ポンプの今までと同じというふうな状況下の手当にしておりましたので、その点、大分差額が出てきたのかなというふうに思いますので、金額をちょっと言わせていただきますけれども、自動車部と自動車部でない差額でございますが、部長で4,000円の差額、班長で1万1,500円、班員で5,000円の差が出てきているというふうなことでございますので、運転手につきましては全部一緒でございますが、その点の改善もひとつお願いをしたいというふうに思います。課長よろしくお願いします。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  髙橋一司議員の質問にお答えいたします。
  先ほど市長の答弁でもあったように、積載車については自動車と同じく市内一円に対応する、軽積載車については分団の内の出動に限るということでありますけれども、なお南陽市消防計画というものがありまして、平成17年更新になりましたけれども、その中でいろんな消防団のポンプの出動区分がありますけれども、それが最近実態に合っていないという、さっき御指摘いただいたように、積載車が軽積載車になったりということで実態と合っていない部分もありますので、その見直しをする中でその報酬についても検討していきたいということで、以前から消防団の方からも御指摘がありましたので、その辺について、その計画とあわせて検討していきたいということで考えているところでございます。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  やっぱりこの間も春先でありましたけれども、十分一山で山火事があって、それでちょうど春の演習中だったと思いますが、そのときにほかの分団で、7分団でというか地元の分団で対応できなくて、それでほかの分団に頼み、特に5分団に出動依頼をして、そのときに軽積載車が出動したんですね。
  ですから、今までですと分団内だけで終わしていたものが、そうではなくて、南陽市全域に今度走らなきゃならないというふうな状況から、やっぱり車両は同じであるべきだというふうな話が出てきておりますので、その点も配慮のほうお願いをしたいと思います。ひとつよろしくお願いします。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  質問にお答えいたします。
  先ほども申したように、出動体制の区分、やはり変わってきている部分がありますし、あと先ほどあった資材運搬車、軽トラックについても、やはり山林火災等でも活躍したり、水害等でもいろんなところに出動するというところもございますので、そういった出動の区分等も、先ほどと繰り返しになりますけれども、見直しの中で報酬についても検討していきたいということで考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  よろしくお願いをしたいというふうに思います。
  次に、雨合羽でございますけれども、議長の骨折りによりまして、雨合羽を購入できるようになりました。本当にありがとうございます。
  それで、一括で本当はというふうな話でございましたんですが、なかなかそうはいかないというようなことで、3カ年の配備というようなことになったわけでありますが、できればやっぱり分けて出すのがなかなか難しいというふうな状況でありまして、今年度は各分団のほうにそれぞれ300着を渡したようでございますけれども、できる早くしていただかないと、今度、捜索や何かでも相当使うというふうなことでございますので、ひとつその点よろしくお願いをしたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  質問にお答えいたします。
  雨合羽につきましては、3年間で901着整備する予定で、今年度300、来年度298、最終年度303ということで計画しております。
  なお、雨合羽だけでなくて、ほかの例えば今年は救命胴衣等も整備しましたけれども、それらのほかに整備する装備等もございますので、年度予算の平準化をしなければならないということもありますので、その辺も含めてこういった形になったものですから、御理解いただきたいと思います。
  なお、各分団に配置する際については、各分団の例えばコミュニティセンターのポンプ庫に一括して置いて、それぞれのサイズを聞きながら配分はしたわけですけれども、お互い出動の際は融通がきくような形で一元管理しながらお互いに使っていくということで、その辺も配慮していきたいと思っていますので、御理解いただきたいと思います。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  よろしくお願いをしたいというふうに思います。
  雨合羽ばかりでなくて、普通の装備品につきましても、今、活動服というふうのが皆渡されているわけでありますけれども、これも国の基準が変わりまして、今度新しくしなさいというふうなことが出てきております。それも総合防災課長、御存じでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  このたび平成25年というか、消防団の装備の基準が改正されたということで、それについては理解しております。特に東日本大震災でやっぱり消防団の方が犠牲になったということを踏まえて、安全確保のために装備を充実する必要があるということで大きく改正されたということで、大きく安全確保のための装備、双方向の情報伝達が可能な装備、あと救助活動用資機材の具体的な必要配備数ということで改正されたということで理解しているところです。
  以上です。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  ぜひ年次計画に入れていただいて、やっぱり一括で買うとなると、どんどん大変になってくると思いますので、その都度やっぱり計画なされて購入すべきだというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。
  次に、副分団長に対しての無線機というふうなことを上げておりますが、災害時において、火災等も含めてでございますけれども、副分団長が指令塔になりますので、副分団長からの命令で各部、班も動いてくるということになりますと、今の状況下ですと、ちゃんとした命令が下せないというふうな状況下にあるというふうに聞いております。ぜひ副分団長のほうにも配備をお願いをしたいというふうに思います。
  また、車両無線につきましても、先ほど申しましたけれども、5分団のほうの軽積載車が春火災に出動した折に、無線受信機がついておらないために、現場がどこだかわからない。山道に入ったのはいいんだけれども、どこだかわからない、後退もできないというふうな状況下に陥り、今度、山ですので携帯電話も通じないというふうな最悪の状態に陥ったというふうなことで、2次災害、3次災害を引き起こす可能性も出てきますので、ぜひ車両については受信機だけでも一応早く装備したらいかがかというように思いますが、その点どうでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  質問にお答えいたします。
  今年度、副分団長につきましては、デジタル無線のほうを8台準備して、無線については配備しているところです。
  なお、受令機、消防の活動、消防署に本部を置くわけですけれども、そこからの指令等を聞く受令機、消防無線の受令機については、まだ装備になっていませんので、やっぱり安全な消防団活動をする上で受令機が必要だということは認識しておりますので、全体計画の中で、2点目の軽積載車、積載車への配備とあわせて、台数等も多くなるものですから、年次計画の中で、全体計画の中でその辺については検討していきたいということで考えているところです。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  よろしくお願いをしたいというふうに思います。
  それで、今度、消防署が防災センターのほうに移転するというふうなことになりまして、それで無線機のアンテナがここにありますけれども、今度、防災センターのほうに行くと、どうも高さ制限があって同じものが立てられないというふうな話を聞いております。そうしますと、今まで配備している無線に今度連絡が届かないというふうな支障も来すんではないかというふうに思われますが、その点いかがでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  平成29年から新しい消防庁舎に移るわけですけれども、消防団の無線については、基本的に新しい庁舎のほうの訓練棟、予定されておりますので、そちらを利用しながらしていきたいということで考えているところです。
  やっぱりあそこは防災ヘリの基地に、ヘリポートにもなっておりますので、その辺もあわせて高さ制限もありますので、先日、伝搬調査ということで電波の調査について消防団のほうでもしたところですけれども、それも含めて消防本部のほうと調整しながら、基本的にはあちらのほうに移すということで考えていきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  同じく無線機のことですけれども、今度、同報系の無線がどんどん立ってくるわけでありますけれども、例えばそこから避難誘導なり何なりはどこから出るのか、消防署から出るのか、そこら辺もお聞きしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  現在、御可決をいただきまして防災無線を整備しておりますけれども、基本的には操作卓については総合防災課の中に置くという形になっております。
  ただ、休日とか夜間については当然職員行かないということで、緊急時にはすぐ出動して対応するわけですけれども、今、消防のほうに置くと、そういった夜間とか休日でも対応できるという利点もありますので、そういったことも検討しますけれども、ただ、南陽消防ですと、今10人体制で、3隊が出てしまうと1人しか残らないという状況もありますので、今現在、テレホンサービスもやっている状況ですけれども、そういったことで本当に体制的にできるのかも含めて、あと操作卓がどのように使うかも含めて、ちょっと消防のほうと今検討を進めているところです。
  以上です。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  ぜひきちっと使われるようにお願いをしたいというふうに思います。
  また、消防団の施設にその同報系の無線を立てているというふうなことでございますけれども、ホース乾燥棟等のあわせて使えるような状況になっているのかどうかお伺いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  質問にお答えします。
  これまで緊急伝達システムという形で、ホース乾燥機能をつけた消防団の伝達で鉄塔が今立っているわけですけれども、新しい防災行政無線については、1つがそれを活用できないかということと、あと今御意見いただきましたホース乾燥機能をつけた場合の強度、本当にその重さに耐えるかということで、今、強度の調査を検討をしているところでございます。それがクリアになったら、できるだけ消防団の活動に支障のないように進めていきたいということで考えていますので、御理解いただきたいと思います。
  全てに対してホース乾燥機能をつけられるかというと、今の段階ではちょっと難しいところはありますけれども、できるだけ御希望に沿えるようにということで考えているところです。
  以上です。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  よろしくお願いします。今までの緊急伝達システムもあるわけでございますので、その辺の絡みも含めながら、ひとつよろしくお願いをしたいというふうに思います。
  次に、軽トラックのことでございますけれども、現在、南陽市に2台、赤湯と宮内に班に入っております。また、今年、4分団のほうに入れる予定だというふうなことでございますけれども、長井市でありますけれども、消防団のほうで減災事業債というのを使って30台一気に入れるというふうな話をお聞きいたしました。これも最初に南陽市でやったのを見て、ああ、これは使えるというふうなことで乗ってきたというような話でございますので、ぜひ、もとは南陽市でありますので、できるだけ早目に各分団のほうに配備もお願いをしたいというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。この点についてひとつ。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  質問にお答えいたします。
  今ありましたように、長井市のほうで緊急防災・減災事業債で軽トラック30台ということでお聞きしておりまして、この間、消防協会の東南置賜支部があった際に、その話題が出まして、置賜地区内の各消防団、消防の担当者のほうでも必要性についてやっぱり理解しているということで、進めなければならないということで確認をしているところです。
  ただ、その他の車両等の更新等もありますので、やはり優先順位などもありますので、その辺勘案しながら、年次計画の中で進めていきたいということで考えているところです。
  以上です。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  よろしくお願いをしたいと思います。
  これに関連して、消防自動車の更新が1分団1部1班吉野地区と7分団の1部1班の赤湯地区に自動車がありますけれども、それの更新が来ておりまして、特に1分団1部1班のほうは何か下のほうが腐れてきているというふうなで危ないんだというような話を聞いておりますので、ぜひ早目の更新をお願いしたいというふうに思います。
  また、自動車ポンプの運転手のことでありますけれども、オートマチック車でないと運転できないという人が出てきたんですね、最近。これもちょっといろいろ考えになってきておりまして、またその後、今度2年後ですか、中型の免許でないと自動車ポンプは運転できませんよというふうな何か法律が変わるというふうなことで、その辺の対応はなされているのかお伺いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  お答えいたします。
  自動車のポンプ車については、現在10台ありますけれども、1分団1部1班については平成4年に購入、7分団1部1班については平成3年度に購入ということで古くなっておりますので、台数そのものについては、近隣の市町を見ても、米沢市7台、高畠町6台、川西町3台ですので、ポンプ車の数については多いほうでありますけれども、更新については年次の中でやはりやっていかなければならないということで、これについても計画的に進めていくということで考えているところです。
  なお、先ほどの免許の関係についても、先日の消防団幹部会の中で、来年度の団員勧誘も含めて話題になったわけですけれども、その免許の変わった点、制度が変わった点とオートマ車について話になりまして、一応その団の入団書類を出す際にその辺書いてもらいながら対応していくということで、制度の変更点については理解して進めているところでございます。
  以上です。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  ぜひ消防団員が減ることなく進んでいけるように、指導のほうをよろしくお願いをしたいというふうに思います。
  次に、文化会館の対応についてお伺いをいたします。
  宿泊の案内はというふうなことで、最近、私どもいろいろなところに視察研修に行くことが多いわけでございますが、その行く先々で非常に強気だというんですか、泊まらなければ視察は受けませんよというふうな地域があったり、また、少なくても食事をとらなかったら受けられませんよというぐらい強烈なことを言われるわけでありますけれども、当市についてはどこまではっきりおっしゃっているのか、その点をお伺いをしたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  1番髙橋一司議員の御質問にお答えしたいと思います。
  視察者につきましては、建設当時から、現場の見学ないしは視察というような形でおいでいただいております。今回の事業につきましては特段、林野庁からの補助をもらっているという関係等もございまして、また、文化会館につきましては文化会館としての以上に、いわゆるその波及効果といいますか相乗効果を狙ってというようなこともありまして、こちらのほうで例えば視察料金を取るという以上に、そちらのほうの例えばお土産を買っていただいたり、それから宿に泊まっていただいたりというような効果のほうが高いんではないかというような形で、これまでも進めてきたところでございます。
  これからにつきましても、市長答弁のとおり、視察、それから見学者については、まだまだたくさんの全国からの方がいらっしゃるのかなというふうに思っておりますけれども、これまで同様、引き続きやはり南陽市のPRを行うということを重点に置いて、見学者、視察者については受け入れをさせていただきたいなと思っております。
  なお、これまでの過程の中で宿泊を伴ってのパックというのも考えたところでございますけれども、なかなかそれに合致するといいますか、そちらを希望される方については、やはりどうしてもそういった県とか国とか、ないしはこれまでに御協力をいただいた団体等の方を介してということが多くございまして、なかなかそういった形での申し込みもなかったというようなこと等も結果としてあったということで御報告をさせていただきたいと思います。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  よろしくお願いをしたいというふうに思います。
  赤湯温泉の大体宿泊料金というのは、平均で1万3,000円ぐらいだと思うんですね、今言っておらっしゃるのは。それで、議員さん方の視察研修ですと、たしか1万500円だか800円だかというのがあって、そういうふうなところというのは多分、旅館組合さんとか話し合いとかというのはなされているのかどうか、その辺をお聞きしたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  宿泊の料金については、私のほうで全てを把握しているわけではございませんけれども、状況によって、お客様の中にはどうしてもやっぱりシングルだとかというような方も中にはおいでになります。そういったことについて、臨機応変の形で旅館組合のほうには便宜を図っていただくなり、対応をお願いするというような形でこれまでもやっているところでございます。ちょっと金額のところについては全て把握しておりませんので、申しわけございません。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  お願いします。
  それで、お聞きしたところによりますと、アーティストといいますか、その方々は、ビジネスホテルで何か1人部屋でないと泊まらないんだというようなお話を聞いております。それで、当市にはそういうのが施設がないわけでありますけれども、その対応と、あと建設の予定というか、そういうふうな案はあるんでしょうか、お聞かせ願いたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、私のほうからお答え申し上げたいと思います。
  アーティストさんにつきましても、先ほど議員御指摘のように、どうしても個室等の要望が高いというのもございますので、そこにつきましてはあくまでもお願いということになりますけれども、できれば当市、赤湯温泉が一番ですので、赤湯温泉に泊まっていただきたいということでお願いするしかないと存じております。
  また、ビジネスホテル等の建設なんですけれども、現在において、私のほうではそういう情報はいただいておりませんので、御回答したいと思います。
  以上です。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  せっかく南陽市に来るお客さんでありますから、一人も逃すことなく、満遍なくとっていただけるようにお願いをしたいというふうに思います。
  また、昼食の案内もされているというようなことでありますけれども、何か昼食マップのほうがちょっと若干弱いかなというふうに思われますので、その点について商工観光課長、お願いします。
○議長  答弁を求めます。
  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、私のほうからお答えを申し上げます。
  先ほど市長答弁にもありましたように、市内全部を網羅した昼食の地図というのは、数年前に策定したものがあるだけでございます。これにつきましても、議員御指摘のように、必要性を感じておりますので、商工会、また観光協会、また利益を受ける店舗さんもございますので、作成に向けて協議してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
○議長  1番髙橋一司議員。
○髙橋一司議員  夜のまちのマップはあるようでございますので、できるだけ昼のほうのこともよろしくお願いをしたいというように思います。
  いろいろ出しましたけれども、丁寧な答弁をいただきました。
  これで私の質問等、終わらさせていただきます。ありがとうございます。
○議長  御苦労さまです。
  以上で1番髙橋一司議員の一般質問は終了いたしました。
  大変御苦労さまでございます。
  ここで暫時休憩といたします。
  再開は1時といたします。
午後 0時00分  休  憩
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