平成27年9月10日(木)午前10時00分開会

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板垣  致江子  委員長       山口  正雄  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(16名)
 1番 高橋  一司  委員        2番 高橋  一郎  委員
 3番 舩山  利美  委員        4番 山口  正雄  委員
 5番 白鳥  雅巳  委員        6番 片平  志朗  委員
 7番 吉田  美枝  委員        8番 梅川  信治  委員
  9番 川合    猛   委員       10番 髙橋   弘  委員
11番 板垣  致江子  委員   12番 髙橋   篤  委員
13番 田中  貞一  委員       15番 佐藤   明   委員
16番 伊藤  俊美  委員       17番 殿岡  和郎  委員
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
板垣 俊一 総務課長            髙梨 敏彦 みらい戦略課長課長
安部 史生 文化会館主幹         吉田 正幸 財政課長
山田 俊彦 税務課長            西牧 修二 総合防災課長
田中 千鶴子 市民課長           相澤 和吉 福祉課長
江口 和浩 すこやか子育て課長     嵐田 淳一 農林課長
神棒 久志 商工観光課長         漆山 清美 建設課長
島貫   勉 上下水道課長         大友 直秀 会計管理者
猪野   忠 教育長              佐藤 賢一 管理課長
板垣   健 学校教育課長         田中 吉弘 社会教育課長
髙橋 清数 選挙管理委員会事務局長  小野田 新一 監査委員事務局長
稲月 一雄 農業委員会事務局長
                
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事務局職員出席者
尾形 真人 事務局長               田中   聡 局長補佐
安部 真由美 副主幹       小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 議第57号 平成27年度南陽市一般会計補正予算
      (第4号)

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開      会
○委員長(板垣致江子委員)  御起立願います。
  おはようございます。
  御着席願います。
  ただいま出席されている委員は16名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成27年度補正予算6件であります。

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議第57号 平成27年度南陽市一般会計補
      正予算(第4号)
○委員長  初めに、議第57号 平成27年度南陽市一般会計補正予算(第4号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  吉田正幸財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成27年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第57号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁はページ数、款項目を明示し簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳入の順に行います。
  最初に、歳入全般、14ページから21ページまでについて質疑ございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  14、15ページの番号法導入事業補助金についてお伺いしたいと思います。
  その前に、議長、今この気象状況のことで、心配される面がありますので、最初に防災課長のほうに、きょう、あしたの見通しを若干御報告いただければと思いますが、よろしいでしょうか。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  それでは、2番高橋一郎委員の質問にお答えしたいと思います。
  今回の台風18号に関連して、直接は関係ないんですけれども、9月8日から雨が降り続いておりますけれども、この3日間で1時間最大については金山観測所で11ミリになっています。8日から本日までの総雨量ですけれども、金山観測所で50ミリも赤湯三間通の観測所で71ミリになっています。警報、注意報等については、大雨注意報が9月8日6時49分、洪水注意報が9月9日5時13分となります。
  現在のところ、被害情報についてはございません。市道の冠水情報、金山地内であったんですけれども、被害とはなっておりません。あと、赤湯地区の方から3件ほど土のうの依頼があったという情報が入っております。交通機関では、山形新幹線等が運休ということで聞いております。
  今後の見通しですけれども、山形地方気象台のほうでいただいた資料によりますと、きょう午前中が一つの降雨のピークということで、ただ、その後台風17号の影響で気圧の谷が東北地方に出るということで、あしたまで注意が必要だという情報はいただいております。
  なお、今後の降水量の予想ですけれども、1時間最大で40ミリ、24時間で120ミリ、場合によっては大雨警報を発表する、土砂災害に関してですけれども、あるという情報をいただいております。
  以上です。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  ありがとうございました。
  栃木とか、茨城では特別警報ということで、大変な状況だと思いますけれども、被害がないようなことを祈っていきたいと思います。
  それでは、先ほど申し上げた番号法導入事業補助金の1,125万9,000円を減額したというふうなことで、内示額に基づき精査をしたというふうなことがありました。国の内示があって減額されたということなんですが、減額に伴って、国の事業なんでしょうけれども、市町村が持ち出すようなことがないのかどうかお伺いしたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの高橋一郎委員の御質問にお答え申し上げます。
  国からの補助の減額ということで、内示をちょうだいしての結果で、このたび補正でここに記載の額を減額するものでございます。この分については、現時点で市の一般財源での対応ということになってございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  一般財源の対応ということですから、この時点ということだから、この先来るかどうかわからないというふうな意味合いだというふうに思いますけれども、全国的に一斉にやる事業ですので、当然全国的にこういった減額補正がされているというふうに思っておりますが、これについての現在わかる見通しというのは、今の話で言うとないということでしょうか。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  高橋委員の御質問にお答え申し上げます。
  当初、国のほうでの算定の考え方、各地方自治体のほうに当初にあった積み上げの数字の提出とあわせて、最終の段階での国のほうでの根拠になる数値のとり方が変わったということから、先ほどのような形での減額になったということでございます。
  これについての今後の対応についてということでございますが、当然先ほど高橋委員がおっしゃられたように、国が進める制度の中でのこの事業を各地方自治体も準備をするということになりますので、そういう意味での補助率に関しての要望は、全国のほうでも対応を各組織を通してあるわけでございますが、現時点ではこれが増額になるということの情報はちょうだいしておりません。
  また、この制度の運用に関してのシステム構築に関しても、今年度で終了するわけではございませんので、28年度も続くということから、この辺の来年度との兼ね合いもまだ不透明なところがございますので、その辺に関しては数字、そして方向性は申し上げることはできませんが、現時点では、先ほど申し上げましたように、市の一般財源での対応をするということになろうかと思っております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  市が悪いというようなことではなくて、制度の中でやっていく際に、負担が各地方自治体にかかってくるということはいかがなものかなというふうに私は思っています。その中で、要望をしていくというようなことですので、それは要望していっていただきたいと思いますが、一つ、取り扱い根拠の数値が変わったとは、具体的にどういうふうなことなんでしょうか、そこだけお伺いします。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの高橋一郎委員の御質問にお答え申し上げます。
  制度については同じでございますが、各自治体のシステムに関しての費用の増減は当然ございますので、大きい自治体においてはその分経費がかかるということで、経費の積み上げをしての申請はしたわけでございますが、それが国のほうでの一定の算出根拠の中で統一での算定を出されたというのが原因でございます。
○委員長  ほかに歳入全般、14ページから21ページまで、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。
  第1款議会費から第5款労働費までの22ページから37ページまでについて質疑ございませんか。
  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  25ページ、2款総務費、1項総務管理費のふるさと納税についてであります。
  これまでも何度か質問させていただきました。今年度当初から攻めの姿勢で取り組んでいるというふうな話でありまして、返礼品の目玉としているはえぬき20キロは大変好調だというふうに伺っております。
  残念なことに、途中アドレスに関するトラブルなんかもありましたけれども、その後の推移と申しますか、例えば納税額が極端にダウンしたとか、思ったより好調だというふうなことをお聞きしたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの舩山委員の御質問にお答え申し上げます。
  米の当初に準備しましたはえぬき20キロの数量に関しての一定程度の消費がなったという時点で、若干変動はございましたが、その後、秋に向けては、こちらのほうで準備いたしました内容の果物のほうに希望が推移しまして、サクランボ、そして、現在はブドウのほうに移行するという形で、一つ傾向が出てございました。
  また、オーダーメードの靴に関しても、10万円以上の寄附額でございましたが、これについても相当数の数が当初予定したよりも応募がございまして、数字的なところでございますと、8月31日現在で申し込みの件数でございますが、7,069件でございます。そして、寄附の申し込み額という位置づけでお願いいたしますが、1億1,461,463万4,101円ということで推移しております。
  確かに米のはえぬき20キロについてのインパクトはございまして、そこからの若干の落ち込みはございましたが、その後について、また持ち直しているということでございます。
  また、これからは、10月以降になりますけれども、新米に関しての新たな対応も準備させていただきたいと思っておりますので、この中でのまた上向きの申し込みがあるのではないかという期待もしているところでございます。
  以上です。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  そんなに大きな極端なダウンはなかったというふうなことでありますが、現在の市のホームページなどを見てみますと、当初のパンフレットと大分様相が変わってきたなというようなことでありまして、農産物なんかは季節がありますから、変わるのは当然だというふうに思いますけれども、この間お聞きしましたら、今が旬といわれる高級ブドウが品切れ状態だというようなことでありました。はえぬき20キロもそうでしたけれども、こういう状況が予測できない状態だったというようなこともありましたけれども、私以前にも申し上げたと思います。やはりいろいろなことを想定して準備をするべきではないのかなというふうに思ったところです。
  これから、先ほどもお話ありましたとおり、新米が出れば、もしかしたらもう一山二山あるんではないかと考えられますが、その辺に対して米を用意周到に準備しているのかどうか、その辺準備等は大丈夫なのか、お伺いしたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの舩山委員の御質問にお答え申し上げます。
  先般、農協さんとの打ち合わせをさせていただきまして、新米に関しても同じような取り組みでいくということと、あわせて逐次在庫状況を確認しながら情報交換し、そして、返礼品に関しての情報をふるさとチョイスを中心に発信していくということで、品切れの間近での情報を発するのではなく、一定程度の期間を設けながら推移を十分に、寄附をしていただく方に情報が伝わるような取り組みをして、改善をしてまいりたいということで確認をしたところでございます。
  また、あわせてはえぬき20キロを一つのメーンという形で捉えてはおりますが、それにプラスして、南陽市の中でいろいろな有機米等を含めての特色のあるお米をつくっているグループもございますので、そういう方々もこちらのほうにぜひ参加をしたいというお声もいただいております。そういうことでの今回の新米からの対応については、米についても一つのバリエーションだけではなくて、いろいろな種類のものを返礼品として提示しながら取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  はえぬき20キロ、この辺をメーンにしていくというようなことでありましたけれども、どこの自治体を見ても、農産物が主流になっておりまして、例えば雑誌等で紹介されたりしますと、申し込みが殺到するということもあると思います。これからもこういう攻めの取り組みで臨むということであれば、先ほど申し上げた高級ブドウも早々と品切れ状態になったというふうなことでは勝負にならないと思うんです。
  農産物に関しては、できふできというようなことがありまして、流動的な面があることもわかります。また、青果物に関しては、農協さんにお願いしている部分が大きいと思いますけれども、数量を確保するには、生産者と直接交渉というようなこともこれから必要になってくるのではないかなと私は考えるんですが、そういう対策などについては考えておられるのか、お聞きしたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  今年度市報等で、また、ホームページのほうでもでございますが、こちらの返礼品に関しましての出展を希望される方への公募という形で、これは常時でございますけれども、流させていただいております。
  品切れの話は先ほど舩山委員おっしゃられたとおり、季節の気候の問題でできふできが左右されますので、それとあわせて、南陽市がお墨をつけての特産品の返礼品という形でございますので、この辺のところは一定程度の責任がございます。そういうことから、逆に意欲のある方々に出ていただくという姿勢で私どもは待ちたいなと。あわせて、情報は公開します。また、御相談もお受けしながら、よりよい形での返礼品の対応ということも考えてまいりますので、その辺のスタンスで取り組んでまいりたいというのが現時点でございます。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  農産物の特産品なんかは南陽市のPRもあわせて、戦術としてぜひ考えていただくよう要望しておきたいと思います。
  終わります。
○委員長  ほかにございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  25ページ、2款の総務費の7目番号の導入の事業費ということで653万円ほど計上されておりますが、せんだって、7日の総務常任委員会で、私何点か質問したわけですけれども、相手が総務課長だったものですから、私の感じとしては、この際首長にお聞きして、どういうものかなと思って、今までずっと悶々としてきたわけですけれども、きょう何点か質問させていただきます。
  今回は条例が出ているわけですけれども、これは上位法ということで、国が決めたからおまえたち地方自治体はやりなさいと、こういうことを言っているわけです。今、髙梨課長は、銭は出しますよというふうな答弁があったんですけれども、銭を出したからいいというものではなくて、中身の問題として問題があるのではないのかと私は思うんです。
  それで、12桁の番号ということで、赤ちゃんからお年寄りまで12桁ということでありますが、いろいろ問題点が出てくるのではないのかなと私は思うんです。
  今南陽市でどの程度進んでいるのか。新聞報道などを見てみると、中小零細企業、あるいは商店などもまだほとんど手つかずと、1割前後だとこのように言われているわけです。せんだって、ワトワに行ったら、行政書士さんかどうかわかりませんが、何人か来て勉強会をしておったわけですけれども、全体的にどの程度進んでいるのか。今々しなければならないわけですから。どうですか、説は事務方で結構ですけれども、進みぐあい。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  詳細を把握したわけではございませんけれども、全国のアンケートなど、新聞報道をされているかと思いますが、中小零細企業が、ただいま佐藤委員おっしゃったように、準備がおくれているという状況であるということは捉えております。
  なお、南陽市内においては、せんだって、商工会さんのほうで、勉強会もされたとお伺いしております。
  また、市内のロータリー関係のクラブの会のほうでも、番号法の勉強会を開催したいということで、私ども担当のほうが出向いて、概要の説明をしたという状況でございます。
  参考までにお伝えいたします。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  全体的に進んでいないというのが現状だと思うんです。商店だって、今度17年度からまだ消費税10%になるわけですね。また入れかえしなくてはならない、システムは。それに加えて今回の問題が出ていれば、相当金額がかさむというお話もあるわけです。そういった場合、個人負担になるのか、それとも国の負担になるのか、その辺の指導、援助というのはどういうふうになっているかわかりますか。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  先ほど高橋一郎委員の御質問の中でもお答えしましたが、行政におきましても、28年度までのシステムの改修の期間があるということで、それについても国のほうからの補助については、まだ不確定な要素があるという状況でございまして、それ以外のところでの民間の公営の国からのものがどうなのかということの情報も、まだ私どものほうでは把握していないし、また、現時点ではそういうお話はないと捉えております。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  だから、今、課長答弁あったように、不確定要素が多々ある。しかも、情報も入ってこないと、こういう状況の中で果たしてできるのかできないか。あるいは商店や中小零細企業の方々のそういったこともまだ1割前後なわけだ、進んでいるのは。こういった形でできるのかできないのか、非常に心配があるわけだ、不安要素が。これは市長できますか、国からあなたやりなさいと言われて、南陽市でやれますか。
○委員長  市長。
○市長  佐藤委員の御質問にお答え申し上げます。
  委員おっしゃられる不安要素、あるいは不確定要素というのは現実にあろうかというふうな認識は当局としても持っているところであります。
  ただ、一方で、10月に通知、1月に交付ということは決定しているわけで、できる限り円滑に問題なく進めるように庁内では取り組まなければいけないというふうな認識でいるところであります。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  10月1日はもう間もなくだ。きょうは10日、あと間もなくで10月になるわけです。それで、おくれているというのは問題ですけれども、中身の問題としてどうなのかと、見た場合。これは非常に問題があるわけです。年金、税金、さまざまな個人情報が入っているわけです。年金漏れなどがこの間あったわけですけれども、こういうふうな情報漏れがあると。この間常任委員会で言ったんですけれども、アメリカあたりは1,000万件も情報が漏れていると。しかも、預貯金などがいつの間にかなくなっていると、こういうことも国会で質問した人、生活の党の方だかちょっと忘れましたけれども、この方が参議院の委員会で話していたそうだけれども、こういうふうな情報が漏れた場合、誰が一体責任を持つのか。罰則を強化したそうですけれども、条例で今回罰則を強化したと、この間の総務委員会で、課長職からお話があったわけですけれども、そういった場合誰が責任を持つんですか。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの委員の御質問にお答え申し上げます。
  これは国の制度で動くものでございますので、基本は国になろうかと思っております。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  国で責任を持つと、この間も総務課長はそれを言われました。しかし、実態として、個々の自治体でそれぞれ管理しているわけだから、そこで漏れた場合、国の責任で持つと、国の政策として持つということなわけですね。自治体は関係ないというとになるわけですよね。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの委員の御質問にお答え申し上げます。
  委員御承知かと存じますが、システムについては、操作する者は、市民の方との中では当然市の職員がシステムの操作ということにございますので、その操作の過程なのかどうかということでも一概には言い切れない案件になろうかと捉えます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  それ以上言いませんが、例えばさっき申し上げたんですが、アメリカで流出した社会保険番号を悪用して他人が税の還付手続をするなどの被害が出ており、2006年から2年間で1,000万件程度、そういうふうなことがあったと。だから、あのアメリカでさえもこうなるというか、管理がきちっとしているところでさえもこうなっているわけですから、日本はもっと緻密にやっていくと思うんですけれども、もし万が一、そういうことがないわけではないわけですから、個々人のプライバシーの問題も、あるいはさまざまな個々人の財産も全部管理するわけですから、しっかりした対応をしないとうまくないと私思うんですが、最後に市長、あなたはどういうふうなお考えですか。
○委員長  市長。
○市長  年金機構における情報の管理の問題、あれはシステムに対するサイバー攻撃というものが行われたことが発端だったかというふうに思いますけれども、そういったものに対するしっかりとした対処は当然行わなければいけないし、また、運用面において、ヒューマンエラーで、人為的なミスで情報が漏えいしないようにということは、実際に行政としてそれを行う中でしっかりとした意識で防がなければいけないというふうに思っております。
  一方で、マイナンバー制度の国民の利便性の向上という面につきましては、そういった目的については共感するところですので、そういった目的がしっかりと図られるように、これからも国に必要な要望、あるいは提言は行っていきたいというふうに思います。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  最後の1点だけ指摘をしておきたいんですが、せんだっての常任委員会で、第65号の個人情報の保護法の条例が今回提案されたわけですけれども、私は賛成しました、第63号は反対したけれども。第65号の保護法の条例、市長が提案しているわけですけれども、これは3点について条例の制定を提案しているわけだ。市民の安全・安心を守るという立場から3点を提案していると思うんだ。だから、いかに今のマイナンバー制度がおかしいか。ここには矛盾があるわけです。問題なければこういう提案をする必要はないんです。問題なければ何ら保護条例の制定なんて提案する必要ないと思うんです。おかしいから、守れないということで提案していると思うので、どうもその辺の矛盾が私にとっては解せないなというふうに思います。
  最後にどうでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  一方で、番号法の導入によってさまざまな取り扱い情報が増える。そして、そのことに対応するために情報の保護についても力を入れなければいけないと。それぞれの面において対応する必要が生じるという点では、佐藤委員の御指摘は、御懸念される面もあろうかと思いますけれども、しっかりとした対応をいずれにしても地方自治体としてはしていかなければいけないということで、この対応について我々はしっかりとした意識を持っていく必要があると思っております。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  23ページの人事管理費になると思うんですが、非常勤職員、嘱託職員、あるいは臨時職員の待遇改善について、私一般質問をさせてもらいました。その中で、いろいろあるんですけれども、一時金については現在支給していません。過去に多分支給していた事例が南陽市としてあると思うんですけれども、そこについてお伺いしたいと思います。
○委員長  板垣総務課長。
○総務課長  高橋一郎委員の御質問につきましては、嘱託職員につきましては、現在一時金を支給していないが、過去にそういう事例があったかどうかというふうな御質問でございます。
  過去には確かにございまして、平成18年に廃止をしていたものでございます。経過措置はあったんですが、ありました。当時は1月分を支給していたというふうな内容であったと思います。
  以上です。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  一時金を支給していたということで、市長の答弁の中にも、ほかの近隣市町を見ながら研究していくというようなことがありました。ぜひ前向きにお願いしたいものだなというふうに思いますが、私が調べた限りでは、県内の中で5市町村はやっているかなというふうに思っています。近間では飯豊町、あとは自治体ではないですけれども、置広、それから、東根市、新庄市、三川町というふうにやっているようです。
  これについては研究していただいて、ぜひお願いしたいものだというふうに思いますが、一般質問の中でも話したとおり、条例改正をしないと現在の地方自治法、公務員法の中での取り扱いとしては、現在でもできるんですけれども、条例化することによってしっかりと支給ができるというふうに私は思っていますので、ぜひ条例化に向けた研究をお願いしたいものだというふうに思います。
  それについて、現在のところでわかる範囲で結構ですので、答弁をお願いします。
○委員長  板垣総務課長。
○総務課長  ただいまの高橋一郎委員のお話では、県内でも5市町については一時金を支給している事例があるというふうなお話でございます。それにつきまして、お聞きをしたり、または参考にしながら研究をしてまいると、この前の一般質問の中でも申し上げたと思いますが、しばし時間をいただいて、研究をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  非常勤嘱託職員だけでなくて、臨時職員についても最低賃金が2年続けて上がっているということもあって、検討していくというふうな答弁もありました。そこについても、ぜひ前向きにお願いしたいというふうに思います。
  そこで、例えば時間外勤務手当なんかもその辺も含めて研究検討をしていただきたいというふうに思います。要望です。
○委員長  ほかにございませんか。
  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  3款民生費、2項児童福祉費の中の児童福祉施設費のほうをお願いします。
  学童保育の件でございますけれども、現在沖郷地内の学童保育、3カ所で実施をいたしております。1カ所目はわくわくセンター、2カ所がこばと保育園の部屋を借りてしている。そして、それでも足らなくて島貫公民館をお借りして第3学童というふうなことで実施しているわけです。当初、島貫公民館との約束で、今年あたりがその約束の期限だったはずなんですけれども、その辺は今どういう状況になっているか。
  そして、学童保育の需要というものがまだまだ増えるものということが安易に予想できるわけですけれども、当局の対応として学童保育の施設、いつまでも借りていていいものかどうかも含めて、今後の計画などあったら教えていただきたい。
○委員長  江口すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  田中委員の御質問にお答え申し上げます。
  まず初めに、島貫の公民館をお借りしての第3学童でありますが、借用期間は28年度までになってございます。委員御指摘のとおり、沖郷地区での入所数が非常に多いわけでございますが、今のところ、施設の面積も含めて何とかお預かりできるというふうな状況にはございますが、将来的にはお借りしている施設もございますし、また、そこの施設は2階での保育もいたしておりますし、安全面も考慮しながら、年度内になるのか、年度初めになるのかですが、ある一定の方向性はお示しして、御相談をさせていただきたいと考えております。
  以上です。
○委員長  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  昨年度も私この件で質問を申し上げたんですけれども、28年度までの約束でございますから、今年あたりから計画をしっかりしていかないと、建設するにしても間に合わなくなるのではないかなと、私は心配するんですけれども、担当課長としてその辺どうですか。
○委員長  江口すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  お答えを申し上げます。
  委員おっしゃるとおりであります。前に前にと進めていく必要があると思いますので、そのように努力をしたいと思います。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  33ページ、児童福祉のことです。
  育児休業中の保育についてです。育児休業中の保育に関しては、保育に欠けるというふうなことではないということで、保育園については新たに下の子供を認めないと、法律的にそうなっています。それはわかるんですけれども、子育て支援法の例えば、国が改正をする、具体的に言いますと、4人とか、5人とか、そういう子供さんがいらっしゃる場合に、下の子2人、ゼロ歳児と年少の子供を保育をしなければならない。その場合に第3子、第4子について同じ保育園に入りたいというふうな要望があった場合、現在の法律ではできませんので、幼稚園に行ってもらうとかというふうになるわけですけれども、現実問題として何か対応ができないのかどうか、法律の改正の見込みはないのかどうか、あるいは市として何かできないのかどうかお伺いしたいと思います。
○委員長  江口すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  高橋一郎委員の御質問にお答え申し上げます。
  委員おっしゃるとおり、現在の制度上では保育ができないということになっておりますし、南陽市に限らず、そのような問題点や課題点もあろうかと思いますので、その辺は他市町との情報交換、担当者の研修会などもありますし、今後も情報を共有しながら、制度の改められるべきところはそのような声も出していって、全体としての取り組みをしていければというふうには思っております。現制度の中では非常に厳しいということだけは御理解いただきたいと思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  この件については要望にしかならないと思うんですが、10月から保育所への入所の希望が始まるわけです。したがって、現実問題としては、確かに育児というのは子供を親が見るというのが一番私はいいと思っています。ただ、現実の中でなかなか大変だというふうなこともあると思うんです。
  国会の審議の中で、私ちょっと見たときに、そういった質問をしていた国会議員もいたようです。したがって、そこらも何か情報を仕入れていただくとか、いろいろな意味でそういったことに、できないからできないということではなくて、要望もあって大変だというふうなことを理解していただきながら、ぜひ前向きに情報収集と要望等をお願いしたいというふうに思います。
○委員長  ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は11時15分といたします。
午前11時00分  休  憩
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午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  休憩前に引き続き審査を行います。
  第1款議会費から第5款労働費までの22ページから37ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第6款農林水産業費から第12款公債費までの36ページから53ページまでについて質疑ございませんか。
  12番髙橋 篤委員。
○髙橋 篤委員  44ページの8款土木費の公園費の説明の中で、公園等設備事業費213万3,000円の補正がありますけれども、この事業についてお伺いをします。
  この事業費は、烏帽子山公園内の整備にも使われるのか、お伺いします。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  髙橋 篤委員の御質問にお答え申し上げます。
  公園の施設整備工事と環境保全の業務委託料でございますけれども、確かに烏帽子山公園の施設にも充当されるものでございます。
○委員長  12番髙橋 篤委員。
○髙橋 篤委員  それでは、それに関連してお話しさせていただきますけれども、先日、議会が主催をし市民の皆様の声をお聞きするということで、議員としゃべっぺを開催した中で、市民の皆さんのほうから、一番大きな問題として出たことは、皆さんも御承知のとおりに、ここ数年、烏帽子山の桜が本当は100%咲いてはいただきたいんですけれども、いろいろな被害がございまして、咲いたり咲かなかったりしているわけですけれども、本来あの桜は市民、また、観光客の皆さんに楽しんでもらえるものだと私は思っております。私もここいらっしゃる田中議員も同じ中学校卒業で、小学1年生の遠足であそこの階段の前で写真を撮ったり、また、公園で昼食をしてきた思い出がすごくあるんです。1年生のときの写真もあります。
  それで、関係する課長にお伺いしたいと思いますが、市ではいろいろと花を咲かせるために手を尽くされていると思いますけれども、年間どれくらいの経費をかけていらっしゃるのか、それをまずお伺いします。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  現在市でやっておりますことでございますが、千本桜さんと市内建設業者さん、そして、建設課の三者によりまして、ボランティアで施肥作業を実施しております。ほかに、JCと小学生による施肥作業も実施しているところでございます。施肥の量につきましては、樹木医さんの指導を受けて決定をしているところでございます。
  春先の施肥の使用料でございますけれども、6月18日に総勢36名で窒素硫酸カリウムを含む粒状の肥料、そして、固形の肥料、土壌改良剤という施肥を行ったわけでございます。施肥の袋数につきましては、粒状のものが26袋、固形のものにつきまして10袋、土壌改良剤が30袋使用しております。この経費につきましては、9万円程度でございます。あと、作業はボランティア。
○委員長  12番髙橋 篤委員。
○髙橋 篤委員  建設課長のほうから肥料、また、木の整備等にもボランティア等で行っているということをお聞きしましたけれども、あの面積で9万円の肥料なのか。例えば私の家でも農家ですので、面積的にはサクランボ40アールくらいのところに大体20万円から30万円くらい入れています。隣にいる田中議員も農家ですので、恐らくうちの倍以上入っているのではないですか。
  だから、花を咲かせるんだったら本気になって、ある程度の経費は私は必要だと思っているんです。それをけちってと言うと言葉はおかしくなるけれども、恐らく課長は抑えろ抑えろと言われているからできないんだと思うんだ。でも、誰しもがあの烏帽子の公園というのは南陽市の桜の名所だと。ほかに双松公園、また、殿岡議員の吉野の荻小学校の前とか、吉野の公園とか、恐らく向こうのほうでも地元でそれくらいは経費を使っているのではないかなと私は思うんですけれども。
  そこで、市長にお伺いしたいんですけれども、市長はちょうど家の北側、市長の家では斜傾になりますよね。そこで、例えば市長が見て、去年は満開だった、今年はほとんど咲かない。原因はウソの被害とか、気候の問題とか、私はいろいろあると思うんですけれども、市長が今お考えのその桜が咲いたときと咲かないときの心境というのをちょっと教えていただきたい。
○委員長  市長。
○市長  桜が咲いたときと咲かなかったときの心境という御質問でございますけれども、25年が大変咲かなかった年でした。昨年は大変よく咲いて、ああよかったなと思ったところでありますが、今年は思うようには、期待するほどは咲かなかったということで、大変残念な気持ちであるとともに、どうしたらあそこが毎年咲いて、そして、市民、あるいは観光客の皆さんに喜んでいただける場所になるのか、真剣に検討し、対策をとらねばならないなという気持ちでおります。
○委員長  12番髙橋 篤委員。
○髙橋 篤委員  市長の心境をお聞きして安心しました。どうでもいいというような考えの市長だったら、私は要らないと思うんです。
  そこで、いろいろお話させていただきましたけれども、農林課長にお伺いをしたいんですけれども、南陽市内にサクランボ、リンゴ、桃の農家の方がいらっしゃると思うんですけれども、また、ラ・フランス、梨関係もいいですけれども、45歳くらいまでの後継者の方というか、就農者というか、その辺どれくらいの方々がいらっしゃるのかお伺いしたいと思います。わかる範囲でいいです。
○委員長  嵐田農林課長。
○農林課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。
  5年ごとに農林業センサスということで調査をしております。今年2月にも調査があったんですけれども、その調査結果はまだ出でおりませんので、5年前の数字になりますが、農業従事者数が2,049名でございます。そのうち49歳までの方240名というふうになってございます。南陽市内ですと、販売農家の方の大体7割については果樹をつくっていらっしゃるということでございますので、単純に240名の7割ということにしますと、170名くらいというふうになろうかと思います。
  以上でございます。
○委員長  12番髙橋 篤委員。
○髙橋 篤委員  ただいま農林課長のほうから49歳までの農家、そして、果樹農家の方がいらっしゃるというようなお話でありました。恐らく45歳までになれば150名弱だと思います。
  そこで、私は提案を申し上げますけれども、ある桜の名所の場所で、これはテレビでごらんになった方いらっしゃるか、私もわかりませんけれども、あの桜の木をボランティアでその農家の従事者の方に切っていただいて、桜をきれいに咲かせているというテレビ報道を私は見ました。私はそうだと思うんです。桜は木、花を見るもの、例えばサクランボであれば、花を見ながら、そして、それに実をつけさせて実を商品にして出すと。桜もサクランボも、また桃等も私は同じような気がするんです。
  それで、関係課長になると思うんですけれども、例えば建設課長、あと農林課長、商工観光課長、その課でちょっと話を煮詰めていただいて、何とか南陽市の烏帽子山公園の花を咲かせるために協力していただけないかとか、そういう動きを私はしていただきたいんです。私も後継者もいます。田中議員も後継者もいます。そういう方にお声かけも私はする気でいますので、もうしっかりと3つの課、また、南陽市全部で私はぜひ考えていただきたいと思うんですけれども、これはまず要望として、もうきょう私の話を聞いたからあとはいいということではなくて、これからも継続して私はやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長  要望でよろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
○委員長  ほかにありませんか。
  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  40ページの7款商工費の中の4目観光施設費に関連してですけれども、この点も8月19日の議員としゃべっぺで出た市民の要望というか、声でありますので、それに関連して何点かありますので、まとめて質問させていただきます。
  まず、今文化会館の稼働に向けて、各関係課一生懸命取り組まれているわけですけれども、10月4日の記念祝賀会を皮切りに、年度内の大型イベントもめじろ押しということでございます。そして、まず、ほとんど会館に来られる方は交通の手段としては車が多かろうと思いますけれども、それ以外の方は何といっても赤湯駅を使って多分あそこにおりると。そこから文化会館に来るということでございましょうけれども、駅からの文化会館への案内板がまだございません。そして、そのアプローチの取り組みが遅過ぎるのではないかと。イベントのほうはそれなりにさまざま基本されていますけれども、その辺どのようにお考えなのか、関係課長にお伺いしたいと思います。
○委員長  安部文化会館主幹。
○文化会館主幹  片平委員の御質問にお答えしたいと思います。
  これまでの視察者という方については、主に新幹線等でおいでになった方については、タクシーを利用されて往復をされているようでございますけれども、今後電車を初めとしまして、お客様等につきましては、新幹線等でおいでになるお客様については、ホームページ等も含めまして、徒歩で15分、タクシーで4分、長井線を使えば3分ですよというふうな形で御案内をさせていただいているところでございます。
  なお、間もなく文化会館のホームページ等ができ上がりますので、直接ホームページでそういった形でアクセスについての御案内も差し上げたいというふうに思っております。
  それから、今現在赤湯の駅、ないしは駅前、駅そのもの自体に、観光看板を初めとしまして案内看板がございますけれども、こちらのほうについては、開館前にそちらのほうにロゴといいますか、南陽市文化会館は市役所南側にありますよというような表示をしたいなというふうに思っております。
  また、道路標識については、さまざま全体のサイン計画があると思いますので、なかなか手をつけられないところがございますけれども、駅構内にあります観光協会等につきましては、口頭だけでなくて、チラシみたいなものをつくりまして、文化会館へのルートといいますか、そういったものを御紹介したいというような形で、今手はずを進めておるところでございます。
  以上でございます。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  いろいろ考えていらっしゃるということはわかるんですけれども、あれだけの設備投資をして、あれだけの立派な全国でも初めての木造耐火建築物ですから、恐らくいろいろな方がイベントに参加しないまでも来られるかと思うんです。やはりそれだけのものに対する意識というかいざない、道路標識でも看板でもちゃんとあってしかるべきではないかというふうに私は思うんです。
  例えば熊野神社とかと、南陽市でも有名なところを道路標識としてきちんとしていますよね。今すぐでなくても、そういうおいでなる方に対するおもてなしの心くらいは看板として見ないと、何もないただ案内看板、こんな小さいものに行き先が書かれていたって、恐らく目につかないのではないかなというふうに思うんです。これはそういう整備を含めて要望をお願いしたいというふうに思います。
  もう1点は、このあといっぱい議員の方が関連で質問なさるので、まとめて質問させていただきたいんですけれども、2点目は、赤湯駅前に関する観光施策についてですけれども、南陽市というのはいろいろな果樹がありますけれども、赤湯駅前におりて、南陽市はこういう果樹がすばらしいんですよということをPRすることが必要ではないかということで、そういう意味で駅前に、これは例ですけれども、ブドウ棚をつくったらいいのではないかというふうなご意見もございました。今何となく歩道のところに藤棚があるんですけれども、あんな感じでつくれないでしょうか。そして、南陽市の果樹を赤湯駅におり立った人にPRしてはいかがでしょうかということですけれども、これは観光関係ですから、その点お伺いします。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、ただいま片平委員から御質問あった件なんですけれども、駅前の工事関係は建設のほうでしておりますので、建設課長のほうからよろしくお願いします。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  片平志朗委員の御質問にお答えいたします。
  御提案をいただきましたブドウ棚の件でございますけれども、苗木1本当たり10メートル四方の面積が必要だそうでございまして、また、ブドウには病気が多くつくことから、各種類の農薬が必要ということもございます。さらには、植えつけ、肥料、房づくり、摘花、粒をとると、袋かけ、収穫、選定と大変時間と手間をかけなくては育たないという専門家の御意見がございます。現在赤湯駅前の限られたスペースでは栽培が困難というふうな考えでございます。
  現在憩いの場の確保ということで、緑陰やバーゴラ、ベンチなどを整備いたしまして、藤棚につきましても、夏季の日影づくり、藤の花による初夏の美観などを考慮いたしまして、植栽をしているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  確かに手間暇かかるし、面積もそれなりに必要だということでございますけれども、棚ですから、藤棚と同じで、地面は占領しないわけですよね。上のほうに棚をつくるわけですから。だから、夏になったらそれを日陰にして憩いの場所にもなるでしょうし、また、考え方として、待っているのではなくて大いに南陽市の特産品というか果樹を攻めの姿勢でPRしてほしいという気持ちで、この方は言われたのではないかというふうに思います。
  ですから、それも一つの方法だということで、これからの観光として頭に入れていただきたいなと思います。これも要望です。
  もう1点ですけれども、これも赤湯駅に関してですけれども、特に朝あそこの赤湯駅前の広場に通勤の方、通学の送迎の方、それから、あそこの売店に物品を納入する業者、朝の時間帯ですけれども、すごく混み合うんです。物品を納入している業者の方は大変混み合うので、何とか解消してもらえないかという意見がございました。その辺の現状の認識と方策について、各関係課にお尋ねしたいです。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、私のほうからお答えしたいと思います。
  まず、通勤通学の時間帯につきましては、その時間帯は専用で交通安全誘導員も立って、交通の誘導を行っています。また、新幹線等での時間帯は混み合いますので、その時間帯、例えば物品納入業者さんにつきましては、外していただきたく、今後駅のほうの売店のほうにも観光協会も含めまして、要望してお話していきたいと思っていますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  可能ならば時間帯をずらして納入してもらうという方法も考えられるでしょうけれども、必要なときに納入業者だって朝一番に納入しないと、売り上げが落ちるとか、さまざま絡んでくるわけです。そこの辺を納入業者さんが納得いくような方向で解決していただきたいというふうに思います。
  それから、関連してですけれども、あそこのイベント広場がございます。これの有効活用というか、混むんだったらば、あそこイベント広場がありますよね、北側のほうに。たまにイベントで使う切りで、あとは冬になったらば雪捨て場になっているようなところですけれども、例えば、送迎の方はあそこに車を乗り入れして、だから、表現はおかしいですけれども、広場の前、あのイベント広場の有効活用をやっていただきたいなと思うんですが、そうすれば、多少そういった混み合う時間帯の解消にもなるのではないかなと。または、タクシーの待機所として、今、広場の前にどんと縦列して待っているわけですけれども、そこのところもあわせて考えていただきたいなと思うんですが、どうでしょうか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、私のほうは、ただいまの御質問のうち、駅前のタクシーの関係だと思いますけれども、それについてお答え申し上げたいと思います。
  確かに混み合う時間がございますけれども、タクシーにつきましては、現在4台が常時待機しています。ただし、一番混み合います朝の7時の米沢行の普通列車の時間帯、その時間につきましては、タクシーは入らず、一般の家庭からの送迎ということで、現在対応しているようでございますので、これにつきましても、タクシーの業者会のほうもありますので、協議してまいりたいと思います。
  なお、ロータリーにつきましては、建設課のほうが管理していますので、建設課から。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  片平志朗委員の御質問にお答えいたします。
  ロータリーの広場につきましては、周辺商店街の活性化対策などを含めて、四季ふれあい広場としての位置づけで設置されているものでございます。市のイベントのPRのための展示など、観光協会さんなどを中心に御活用をぜひお願いしたいと思っているところでございます。使用する場合につきましては、建設課管理でございますので、使用届等を建設課のほうに提出をいただくことになります。よろしくお願いいたします。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  駅前の道路整備にかかわるわけですけれども、あそこの道路から今一方通行になっているとはいえ、非常に入りづらいんです。L字型になってすぐに駅のほうに入らなければいけない。ですから、普通駅前のロータリーだったら真ん中にサークルがあって、そこを一方通行で回るという感じですよね。それがあのL字型の道路があるために阻害されて、非常に危険でもあるし入りづらい。その辺もあわせて、今後駅前広場のつくり方を十分に検討していただきたいというふうに要望します。
○委員長  ほかにございませんか。
  1番髙橋一司委員。
○髙橋一司委員  関連でございますけれども、同じ商工費でございます。議員としゃべっぺ産業建設常任委員会から8月21日に出ました。観光協会のほうから町なか見歩き点検、ワークショップ報告というのがございました。その中で何点か要望、改善が出されておりますので、質問いたします。
  報告の中から、7月12日に開催され、参加協力者は、えくぼの里の案内人、南陽高校の先生、生徒さん、地元商店街の方々、観光協会の役員、赤湯駅長さん、市役所職員の方総勢30名、4チームに分かれて行われたというふうなことでございます。想定があり、観光客、外国人観光客、体が不自由な観光客、乳幼児のいる観光客など、赤湯駅から町歩きをしながら、旅館までの距離を観光客目線でさまざまなことを見ていくというふうなことで、それぞれのチェックポイントがございます。
  いっぱいあったんですけれども、とりあえず総合して12項目をさきに挙げさせていただきます。
  赤湯のシンボル駅前の活用、道路の点字ブロックの整備、町なかの街路樹、駅から文化会館への案内、文化会館付近の案内表示、古堤の整備、113号線沿いの案内表示、外国語表示看板、シャッター商店街の対応、国際共通のサイン、マークの表示、トイレの増設整備、車社会の問題で、その中から赤湯駅につきましては、片平委員さんのほうからあったとおりでございますが、歩道のことでございますが、展示ブロックがぼろぼろだ。表町に向かって点字ブロックがない。側溝にふたがなくて危険である。歩道が歩きにくい。街路樹がなく日影がないので、大変だ。
  特に多かったものにつきましては、案内表示板、駅から温泉までの距離の表示、徒歩何分かなどの表示がない、外国語表示が少ない、温泉及び宿泊所の案内板がない、えくぼプラザの表示がない、結城記念館への表示がない。烏帽子山及び御神坂への案内がない、トイレのマークがない、道路標示が車目線である、病院への案内表示がない、旅館の入り場所や入り方がわからない。
  ないものばかりでございまして、それで、次に、町なかでございますけれども、花見橋付近に温泉の案内がない、これも同じく点字ブロックがない、歩道の整備がされていない、今度は古堤付近に来まして、トイレ、足湯、休み所、喫煙所案内板があればいいと。
  今度は113号線のほうからの目線ですけれども、赤湯温泉への表示がない。これも同じく点字ブロックがない。駅に向かう看板がない。沿線の標示板が老朽化している。烏帽子山公園への案内表示がない。
  その他でございますけれども、市民会館が古いままの表示になっている。温泉街の花の手入れが悪い。
  逆にいいというところもありました。
  シャッター商店のシャッターが閉まっているところが多い。点在する歴史的建造物の説明表示がほしい。どこからの場所かはわかりませんけれども、赤湯駅への方向が違うというのも一つ出ておりました。
  また、点字が住居の表示がほしいなど、数々ございましたけれども、それぞれの私のところだなと思う課長さんがいらっしゃいましたら、わかる範囲内で結構でございますので、お答え願いたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
○委員長  すみません、今いっぱい並べていただきましたが、課長さんたちも答えにくいと思いますので、具体的に1つずつ言っていただいてお答えしていただきたいと思います。
  1番髙橋一司委員。
○髙橋一司委員  それでは、案内表示板が特に多かったわけでございますので、案内表示板について質問をいたします。
  今あったとおりでございますが、それぞれの観光施設、また、文化会館は先ほど出ましたけれども、病院など、そういうところの案内表示板は、建設課でしょうか。
  案内表示板はどちらでされているのかお伺いいたします。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、案内表示板についてお答え申し上げたいと思います。
  案内表示板につきましては、今後観光協会及び旅館組合とも協議しながら、ただ、道路等の管理者等の許可も必要となりますけれども、協議しながら年次計画となると思いますけれども、検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
○委員長  1番髙橋一司委員。
○髙橋一司委員  それでは、よろしくお願いをしたいというように思います。
  次に、歩道でございますけれども、点字ブロックがぼろぼろだというふうなことと、側溝にふたがなく危険、また、歩道が歩きにくいなど、道路の歩道の問題が挙げられておりますので、その点につきましてもお願いをいたします。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  髙橋一司委員の御質問にお答えいたします。
  点字ブロックがぼろぼろだということでございますが、さらには、側溝にふたがかかっていないということでございますので、まず、現地のほうを再度十分に確認をさせていただきたいというふうに考えております。さらに、点字ブロックにつきましては、駅構内については設置されておるわけでございますけれども、郊外の部分、これがまだ設置されていないと。あの区間につきましては、赤停線の計画区間、現在二色根工区、事業認可をされまして、国道113号線までの間、事業を順次進められているわけでございますが、その継続区間といたしまして赤湯駅まで、これは当然要望していかなくてはならないものでございますし、その部分でまず県のほうに要望してまいりたいというふうに考えているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  質問の款項目を一応提示していただければと思います。
  1番髙橋一司委員。
○髙橋一司委員  古堤付近のトイレの設置というふうなことでお伺いをしたいというふうに思いますが、よろしくお願いします。
○委員長  ページ数はわかりますか。
○髙橋一司委員  関連ですけれども、違いますか。
○委員長  暫時休憩といたします。
  ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は1時といたします。
午前11時55分  休  憩
───────────────────
午後 1時00分  再  開
○委員長  再開いたします。
  審査の前に、髙橋委員の質疑の途中ではありますが、建設課長より発言を求められておりますので、許可いたします。
  漆山建設課長。
○建設課長  午前中ですけれども、髙橋 篤委員の烏帽子山公園にどのくらいの予算をかけているかという御質問に対しまして、肥料の部分しか申し上げませんでしたので、答弁の訂正をさせていただきたいと思います。
  肥料の経費のほかに土壌改良、桜の枝の選定などの作業を業務委託で実施しておりまして、肥料の経費のほかに300万円ほどの業務委託料がございますので、御報告いたします。
  なお、このたびの補正予算で、烏帽子山公園の部分はございませんので、よろしくお願いいたします。
  以上でございます。
○委員長  それでは、休憩前に引き続き審査を行います。
  再度申し上げます。質疑はページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  1番髙橋一司委員。
○髙橋一司委員  それでは、40ページ、7款商工費、4目観光施設費でございます。
  町なかの古堤付近にトイレ、足湯や休憩所、喫煙所、また案内板がほしい旨がございましたが、その点につきまして、観光課長のほうからお願いをします。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、私のほうから御回答させていただきたいと思います。
  まず、最初のトイレにつきましては、用地等の確保もあり、維持管理もありますので、現時点では困難と存じております。
  続きまして、休むところのベンチなんですけれども、これにつきましては、古堤のわきにベンチ等はあると思いますので、そこで休んでいただいて結構だと思います。
  また、足湯につきましては、維持管理、また、工事費等もありまして、困難かと存じておりますので、御理解賜りたいと思います。
○委員長  1番髙橋一司委員。
○髙橋一司委員  よろしくお願いします。
  さまざま申し上げましたけれども、市民からの要望ではなく、観光客目線でというふうなことでございますので、改めて申し上げたいというふうに思います。
  同じく40ページの7款商工費の3目観光費の中から、観光協会のほうから要望が出ておりますので、これも出させていただきます。
  観光協会のほうから5カ年計画がございまして、1番、北陸新幹線の開業、2番、北海道新幹線の開業、3番、東北自動車道の開通(福島東根間)、4番、東京オリンピックの開催、そのほか基本方針として、1番、縁結びの里の形成、2番、体験型観光、3番、新コンベンション観光の形成、文化会館の活用を図る案、また、議員のほうから、旅館の従業員関係者に外国語の勉強をしていただいたらどうか。また、観光全般でデータを先に集めるのが先ではないでしょうかというふうなことで、サクランボ狩りのお客様はどこからいらしたのか、また、ブドウがりのお客もしかり、熊野様、八幡宮など、どこから客が多いのか、乗り物は何でいらしたのか、目的は何か、この後どこに行くのかなど、データ次第でどこにお金をかけ、また、プレゼンをする県なり市なりがわかってくるのではないでしょうかというふうなことで、このことに関して、観光全般についてこの後どのような方向に向かっていかれるのか、市長、また、観光課長にお伺いをしたいというふうに思います。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、髙橋委員の御質問にお答えしたいと思います。
  まず、最初に、北陸北海道新幹線ですけれども、北陸新幹線が今年3月に開通し、北海道新幹線が来年3月の開通となってございます。これにつきましては、観光協会はもとより、JRさん、また、旅館組合さんと協議しながら、誘客を図ってまいりたいと思ってございます。
  ただ、北陸新幹線ができてそんなに誘客は落ちていないかなということでは考えてございます。
  続きまして、オリンピックにつきましては、観光協会のほうも、私どもも5年後のオリンピックは大事だと思いますので、協議しながら誘客に努めてまいりたいと存じておりますので、御理解賜りたいと思います。
  続きまして、実態調査なんですけれども、これにつきましては、熊野神社等、皆さんが自由に行くことは困難な部分がございます。また、観光果樹園につきましても、どうしても農家の方は忙しい部分についてはそこまで手が回らないかと思いますので、まずとりあえずは、例えば旅館とか、そういうところであれば調査は可能だと思いますので、できるところからさせていただきたいと存じますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
○委員長  1番髙橋一司委員。
○髙橋一司委員  同じ質問でございますけれども、市長のほうのお考えがあれば、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  担当課長からさまざまにありましたけれども、そのほかに、田中議員の一般質問でも取り上げていただいたインターネットの活用もございますし、それから、地方創生におきましては、この地方の活性化のための一つの大事な視点が観光だということもございますので、さまざまな機関と連携を密にして、観光の振興というのは本市にとっても大事なものだという認識で図っていかなければならないなと思っております。
○委員長  1番髙橋一司委員。
○髙橋一司委員  赤湯温泉というのは非常に大事だと私どもは思っておりますので、一生懸命頑張っていかなければならないというふうに思うところでありますので、ぜひ観光全般にも市の御協力をお願いをしたいと思います。
  終わります。
○委員長  ほかにございませんか。
  10番髙橋 弘委員。
○髙橋 弘委員  46ページ、9款1項4目災害対策費でございますけれども、きょうの予算委員会の冒頭に、高橋一郎議員のほうから、きょう現在の栃木、茨城の災害のことに関連して、南陽市はどうだというような話がございました。その中で、総合防災課長のほうから、金山の観測所という話が3回ほどありました。私は金山の雨量計のことについては承知しておりますけれども、南陽市は昨年、一昨年と2年続きの災害があったわけです。それで、議会のほうでも災害特別委員会を立ち上げていろいろ検討したという経緯があるわけですけれども、その中で、雨量計について、金山の片岡にしかないわけですけれども、ぜひ小滝地区というか、吉野地区に雨量計をというような要望が特別委員会のほうからもあったと思います。そして、最終的な話の中で、雨量計はちょっと無理だと。水位計は小滝、荻には用意するというような話であったわけですけれども、その雨量計について、R348に雨量計があるわけですけれども、その雨量計を活用させてもらうというような最終報告でございました。
  きょう防災課長のほうから、そのR348での雨量、このたびは幸い吉野のほうは余り雨は多くなかったんですけれども、そこのデータなんかも出してもらえるかなというふうに思ったわけですけれども、国交省の雨量計についての活用、どのように活用していくのか、課長のほうからちょっと答弁をお願いしたいというふうに思います。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  10番髙橋 弘委員の質問にお答えいたします。
  今ありましたように、雨量計につきましては、現在金山と赤湯、三間通にあるわけですけれども、今ありました小滝の348のところにも雨量計はあるんですが、それがつながって見られないということで、それを来年4月からインターネット回線等でつないで見られるようにするということで今進んでいるところです。
  なお、あわせて水位計につきましては、吉野公民館の入り口のところに水位計をつけていただいて、あわせてそれも来年4月から運用する方向で国・県と調整しているところです。
  もう一点、県のほうからのアドバイスがあったんですけれども、白鷹の貝生という雨量観測所があるんですけれども、そこの観測値がある程度小滝、吉野地区方面の雨量と似ているということで、それも一つの判断材料になるということで、アドバイスは受けているところです。
  以上です。
○委員長  10番髙橋 弘委員。
○髙橋 弘委員  課長の交渉というか、そういうふうなことはわかりましたけれども、昨年、特別検討委員会で、最終答申がもう出たわけですから、来年ということではなくて、もっと早くにその辺の対策はとっておいてもらわないと、今年はたまたま4月に大した雨は降らなかったんですけれども、7月は前からですけれども、私も前市長のときに、特異日というのはわかりますかというふうな質問をしましたけれども、前市長と年の差があるものだから、その辺わからないというような答弁だったんですけれども、7月は集中豪雨の特異日なんです。特に17日、18日、その辺がそうなんですけれども、そういうふうに特別委員会のほうから答申があったとすれば、速やかにその辺の交渉はやっていただきたいと。今年はたまたまなかったからですけれども、今年も7月にそういうことがあれば、何だというようなお叱りも出ると思いますので、ぜひその辺は速やかに進めてもらいたいと、要望でございます。
○委員長  ほかにございませんか。
  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  38ページの6款農林水産業費の2目林業振興費の関連でお伺いしたいんですが、6月の補正で、災害防止倒木処理及び雪害不良木等の伐採事業400万円の補正がなったわけですが、その件についての利用状況はどうだったのか、お伺いしたいと思います。
○委員長  嵐田農林課長。
○農林課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。
  6月議会で可決いただきました両事業でございますが、まず初めに、倒木の処理につきましては、予算額の関係もございましたので、金山地区の3カ所を先行して実施をさせていただきました。7月の雨が心配だということで、7月10日までにまず終わらせたいということで、先行して県のほうと協力をしながら実施をし、7月10日に3カ所については完成をしております。
  県のほうと協力をさせていただいたおかげもありまして、若干まだ予算が残っておりますので、あと2カ所今見積もりを取っているところでございます。
  もう一つ、雪害木につきましては、6月議会の場でも申し上げたんですが、1,200円の単価ということでしたいというふうに考えておりまして、できるだけ多い面積を一緒にしないと、なかなか安くならないということもございますので、森林組合さんのほうにお願いをしながら所有者を調べながら見積もりをとっているところでございます。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  そうすると、倒木関係は川沿いのはほとんどかなりきれいになっているという状況もありますが、それとこれはちょっと違うんですよね。
  それで、今の倒木関係はこれから進めるものも含めて5カ所で、大体予算が全部使い切るという状況だそうですが、雪害木のほうはまだ全然進んでいないと、こういう状況ですか。
  私も、吉野のほうにずっと行っても、枝折れとかそういったものはほとんどまだ何も手がつけられていないなという感じで見ておりましたが、これからどのような形で進められますか。
○委員長  嵐田農林課長。
○農林課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。
  今申し上げましたように、できるだけ大きいロットで実施をしたいということで単価を下げていかないと、多くの木を切れないということでございますので、森林組合のほうにまとめていただいて、実施をしようというふうに考えてございます。
  以上でございます。
○委員長  ほかにございませんか。
  9番川合 猛委員。
○川合 猛委員  42ページ、8款土木費、3項河川費について関連質問をさせていただきます。
  昨年7月の豪雨被害以来、災害復旧に頑張っていただきました担当課を初め当局の皆様方に、この場をお借りいたしまして心から感謝を申し上げます。
  改修工事も順調に進んでいると思います。さっきも話がございましたが、今後大雨等が降らないことを祈るばかりでございます。
  そんな中、吉野川の河川改修において、取水口が二色根公民館にかかると聞いておりますが、どの程度かかり、何日間くらい使用できなくなるのか。また、移転等になった場合、補償等はどうなるのかお伺いをいたします。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  川合 猛委員の御質問にお答え申し上げます。
  取水口については、県のほうで現在どの位置にするのかということで検討中でございます。二色根公民館につきましては、復緊事業によりまして、建物の後ろ側半分くらいがかかります。これから調査測量に入る予定になっております。詳しくは9月16日と18日に説明会がえくぼプラザのほうで県のほうが行う予定になっておりますが、この地区につきましては9月18日に開催する説明会のほうで説明されます。ぜひお聞きになっていただきたいと考えているところでございます。
○委員長  9番川合 猛委員。
○川合 猛委員  説明会は結構なんですけれども、その前にわかることであれば、ぜひ二色根の区長さんのほうに連絡をしていただきたい。というのは、どういうふうにしていいのか今非常に困っていると。日程が立たないと。いろいろな行事で使いたいけれども、どうなるんだと大変困っているということでございますので、ぜひ早目に教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○委員長  ほかにございませんか。
  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  発言される委員が多くて、先ほど関連のことで発言したかったんですが、後になってしまいました。
  40ページ、7款の4目観光施設費になると思いますが、先ほど片平委員の質問の中で、駅前のブドウ棚というようなことがありました。南陽市は菊とぶどうといで湯の里というようなことから、こういうキャッチフレーズで、駅前のイメージというのはすごく大事だと思うんです。
  先ほど髙橋 篤委員と田中委員が農家でサクランボをつくっていると。私もうちが農家でブドウをつくっております。果樹の管理というのは大変難しい、これは確かにわかりますけれども、雨よけの施設とか、そういう施設をしてしまいますと、すごく楽になるんです。防除の回数だとかそういうふうなことで、雨よけの施設をつくってやればできると。それも、先ほど髙橋 篤委員からありましたけれども、こういうものこそボランティアでもできるのではないかと。手間の問題ですけれども、面積もあれしかないと、そういうふうなことから、ボランティアでできるのではないかなということ、それから、肥料、防除に関しては、そんなに面積はありませんので、大した金額ではないというふうなことから、できるのではないかなと私は考えたところであります。
  そういう提案が出ておりますので、その辺は早速着手をできないものかというようなことを一つ聞きたいと思います。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  舩山利美委員の御質問にお答えいたします。
  建設課といたしましては、まず管理の部分ということで、ハードの部分を対応しているわけでございます。このような施設にしてほしいということであれば、こちらのほうで計画をして、検討していくということになるかと思います。計画の部分、ソフトの部分につきましては、委員の皆様、市民の皆様から意見をちょうだいいたしまして、検討していかなくてはならないと思いますので、実際駅前広場のロータリーの部分もありますが、あの部分につきましては、そういうPRの部分でお貸しもできるということでございますので、市としても検討していかなくてはならない部分ではないかなと思っているところでございます。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  赤湯駅というのは南陽市の玄関というようなことで、すごくイメージ的に、先ほど申しましたとおり大事だと思います。建設課だけではできるものではない、肥培管理みたいなものがありますので、農林課と協力して、横のつながりをもって着手をしていただきたいと要望いたします。
○委員長  ほかにありませんか。
  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  40ページの7款商工費、4目の観光施設費に関連して、ハイジアパークの業績関係についてお聞きしたいと思います。
  先月の全員協議会で、4月から6月までの業績の結果について報告いただきました。その中では、宴会部門で128万円、売店で50万円の売り上げが減少したことが結果的に昨年を上回る大きな赤字になったというふうな御報告をいただきました。
  私はもちろんこの売り上げの下がったことも要因にあるんですが、売り上げは全体的にトータルでは58万円下がっているんです。ただ、粗利益の段階で見ると、86万7,000円ほど逆にプラスになっている。要するに、売り上げの減った分を逆に吸収しているような格好なんです。これは入泉の売り上げがその分伸びているという状況なんです。そこからすると、販売費及び一般管理費が250万円ほど大きくなっている。これがどうしてかというふうなことなんですが、一つは、サービス負担費というのが一番大きく、100万円以上増えているんですが、これはどのような性格の費用なんですか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、私のほうから山口委員の御質問にお答えさせていただきます。
  これにつきまして、今年2月からハイジアパークの料金を上げることに伴いまして、540円で入泉された方につきまして、タオルの無料サービス及び回数券等も行っておりまして、その部分は販売費から出しているという格好になっておりますので、増えているということで御理解いただきたいと思います。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  そういうことがサービス負担費だと。それはリネン費とは全く違うんですか。リネン費ではないですか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、お答えします。
  リネン費はあくまでもマットとかそういうもののですけれども、これにつきましては、料金を上げたことに関連しておりますので、サービスのほうから支出しているという格好になってございます。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  はい、わかりました。
  そういう意味では、売り上げが減った以上のマイナス要因がここにあるのではないかと、私はそんなふうな見方をしました。これからもその辺について費用の管理を徹底していただきたいなというふうなことが一つ。
  それから、先日お伺いしましたら、宴会のお客様に対して、入泉券をお配りしているというようなことでございましたが、それをもう少し具体的に教えていただけますか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、お答えしたいと思います。
  これにつきましては、ハイジアパーク南陽で宴会のときの入浴料金が入っているということで、ハイジアパークの経営を改善する意味で、平成25年秋より実施しているものですので、御理解を賜りたいと思います。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  それは、例えば宴会のお客様が3,000円の料理をお願いしましたとかとします。そうしたときに、入泉券は無料でお配りするんですか、有償ですか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  これにつきましては、料金の中に含まれているということで御理解いただきたい。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  だとすれば、例えば3,000円の料理を発注しましたと。そうしたときに、540円は料理から除かれると。こういう意味ですか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げたいと思います。
  そのようになってございます。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  お客様からすると、要するに3,000円の原価率が30%とします。料理長さんは900円の原価で折りをつくると。しかし、540円が3,000円から差し引かれれば、七百幾らですよね。それはお客様に対して、好むと好まざるとにかかわらず、押し売りしていると、入泉券を。料理のほうに悪影響を及ぼしていますね。品質が低下すると、そういうふうになりませんか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、お答え申し上げたいと思います。
  これにつきましては、現在営業の段階でもお話ししておりますし、お客様、宴会を行う方からは現時点で苦情等は来ておりません。
  以上です。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  それは代表者の方とそうなっているのかもしれませんけれども、そこに集まる人はわからないです。要するに、料理は悪いと。そういう結果が宴会が減っているという原因になっていませんか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げたいと思います。
  質が落ちているということで減っているということでは理解はしておりません。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  実際3,000円の料理で原価900円、七百幾らのものを実際つくってもらって、食べてみたらいかがですか。そういう経験はございますか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げたいと思います。
  前のものは食べて、今のものも食べておりますけれども、その間物価等の動きもありますので、現時点においては食べてはございません。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  私は、要するにお客様がどう感じるかだと思うんです。宴会に3,000円でお願いして、出席をして、どう感じるかだと思うんです。それは私はおかしいのではないかと思う。だって、頼んでもいないのに540円入泉券でもらえるんです。料理の質がその分悪くなるんです。それを期待していますか、宴会に来る人は。なぜそうなんですか。なぜそうなったんですか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、お答え申し上げます。
  先ほど申し上げましたように、25年秋の段階でハイジアパークの経営は芳しくなかった時代がございます。その段階におきまして判断したものでございますので、御理解賜りたい。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  それは入浴者をもっと増やしたいと、こういうことでやられたという理解ですか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、お答え申し上げたいと思います。
  入浴者も増やしたいということもございます。また、昔ですと、サービスしていた時代もございますので、はっきりさせる意味でも行ったということで御理解いただきたい。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  私は入浴者がそれで増えるとはなかなか思えないです。むしろ宴会のほうの利用が逆に少なくなるのではないかというふうな不安感を覚えます。
  料理長さんだって、私は3,000円の需給を受けて少ない原価率でうまいものをつくってくれと言われたって大変です。
  営業の方だってそうです。その値段を期待して来るのに、逆に原価が安くなっている。営業も大変です。その辺をお客様感覚で捉えなくてはいけないのではないですか、市長どうですか。
○委員長  市長。
○市長  ハイジアパークの利用料につきましては、入館料ということで設定させていただいておりますので、25年のときまでは違ったということでありますけれども、そのことがどういう影響をハイジアパークの経営に与えてきたのかどうか、25年からの推移をもうちょっときちんと精査して、今後検討させていただきたいというふうに思います。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  そうすると、入館料という基本的な考え方、これはどうなのか。例えば、レストランに入るお客様は入館料は取りませんよね。宴会に来るお客様は入館料は必要ですか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  お答えしたいと思います。
  1階のレストランを御利用される方には、入館料はいただいておりません。それで、宴会を御利用される方、2階等の南陽座等で宴会を御利用されるお客さんにつきましては、入浴セットということでしておりますので、いただいている次第でございますので、御理解賜りたいと思います。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  入浴セット、宴会に来られる方には必ずしもセットでなくてもいいのではありませんか。宴会する前に入るなんていう人も中にはいらっしゃるかもしれませんが、宴会してからあそこに入ってくるなんていう人はほとんどいないと思います。そういう意味では、そこをちゃんとしっかり改めるというほうが私はお客様のためにはいいのではないかというふうに思いますので、ぜひ検討していただいて、悪ければ是正をしていただきたいと、そういうふうにお願いします。
○委員長  ほかにございませんか。
  10番髙橋 弘委員。
○髙橋 弘委員  40ページ、7款1項2目商工振興費でございますけれども、ここにすばらしい文化会館が建ったわけでございます。これからこの文化会館を大いに活用して、南陽市の活性化を図るということでございますけれども、ここに見に来られるお客さん、この方の宿泊のことですけれども、私も企業誘致委員でございますので、委員会の中でこのことはお話をいたました。ただ、赤湯温泉があるということなので、なかなかそれは無理だというような話でございました。
  というのは、企業誘致、いろいろ耕作する、つくる、そういう企業ばかりではなくて、ビジネスホテルとか、そういったホテル関係も一応企業だと私は思っております。そこがちょっと当局のほうと私との考えの差というか、かみ合わなかったということでございますけれども、今後この文化会館を活用して南陽市の活性化を図るということになれば、そういったことも考えていかなくてはならないのではないかというふうに思います。
  そこで、市長にその件についてお伺いしたいというふうに思います。
○委員長  市長。
○市長  宿泊の施設の誘致ということでありますけれども、確かに髙橋 弘委員御指摘のとおり、泊まりに来られる方のニーズはあろうかというふうに思います。また、一方で、温泉をそういった方のニーズに合わせて運用していただくことについても、旅館組合の皆さんともいろいろさまざまに話し合いをさせていただいております。
  今後、そういった文化会館の活用も含めて、どういった環境を整備できれば一番いいのかということについては、関係者の皆さんと話し合いをさせていただいて、よりよい方向を探っていきたいというふうに思っております。
○委員長  10番髙橋 弘委員。
○髙橋 弘委員  考え的には市長と同じだと思いますけれども、温泉に入るお客さんとビジネスホテルを利用されるお客さん、これはやはり違うと思うんです。あくまでも温泉に来るお客さんはそういう団体というか、温泉につかってゆっくりするという楽しみで来られると。
  ただ、ビジネスホテルなんかを使うお客さんについては、個室でないとだめだというような、お客さんのニーズというのは違うと思うので、ここに建てたから、では赤湯温泉のほうのお客さんが減るかというと、そうではないというふうに私は思っておりますので、ぜひホテルの誘致というものについては、前向きに検討していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○委員長  ほかにございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  最初に、42ページの第8款の土木費の道路関係について質問をしたいと思います。
  それから、46ページ、第10款の教育費について、2点ほど質問させていただきます。
  最初に、第8款の土木費の道路新設でありますが、今、髙橋委員のほうからもお話あったように、新文化会館が完成をして、10月オープンと。その後、いろいろなメニューが開催されるということで、市民の期待も大分高まってきているのかなというふうに思っております、そういう立場から、建物の周辺、あるいは庁舎の北側の道路網の整備等々が課題として残っているわけですけれども、特に会館が満杯になって、出入り口が限られていると、そういう状況があるわけですけれども、当初から計画として北側の道路網の整備があったわけですけれども、今具体的にどのような状況になっているのか、まず最初にお聞きをしたいというふうに思います。
  それから、2点目でありますが、一つは就学援助の問題でありますが、現在の状況等について、どういう状況になっているのか、まず最初にお尋ねをしたいと。
  それから、もう一点でありますが、ここずっと言われておりますが、子供の貧困の問題であります。県のほうも昨年1月の子供貧困対策推進法が施行されまして、それに基づいて、各都道府県、あるいは自治体でいろいろ計画作成されているかと思うんでありますが、どういう状況になっているのか、あわせてお尋ねをしたいというふうに思います。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  佐藤 明委員の御質問にお答えいたします。
  文化会館整備に伴う周辺の道路整備ということでございます。市道若狭郷屋2号線、そして、市役所南線に関しましては、平成26年度で完成をしております。予定しておりました市道市役所北線の部分につきましては、平成25年6月に一部市道認定をした部分でございます。
  延長については162.4メートルということでございまして、ちょうど電話ボックスのあたりからラーメン屋さんのところまで抜ける通りでございます。
  工事の内容でございますが、現在の通路の極小解消による暫定の整備というようなことでございまして、特に車庫を動かしたりというような工事ではございません。現在通れる状態でございまして、まず、今年の整備からは外れてしまったんですけれども、来年整備する予定でおりますので、御理解を賜りたいと思います。
○委員長  板垣学校教育課長。
○学校教育課長  それでは、佐藤委員の御質問にお答えをいたします。
  就学援助の現在の状況についてでありますけれども、8月末現在でありますが、要保護が2名、準要保護が114名ということで、合わせまして116名に認定をして支援をしてまいっているところでございます。
  また、子供の貧困というふうな問題があります。教育委員会としましては、南陽市児童生徒就学援助要綱を策定をしておりまして、これに基づいて援助をしているわけでありますが、以前生活補助の基準の見直し等もありましたが、教育委員会としては子供たちの教育の機会均等、あるいは質の保障等、教育基本法に規定された義務教育の大事な根幹であるところをぜひ死守していきたいというふうに思いますので、今後も経済的理由によって不利益が生じることのないように努めてまいりたいと考えております。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今、建設課長から北側等の道路整備については市の認定も受けているということで、来年度事業着手すると、それで来年度完成するというふうな運びだと、こういうことですね。わかりました。
  教育課長からもお話あったわけでありますが、就学援助等について、南陽市でも具体的に基準に基づいてやっていると、こういうふうなお話であります。
  それで、お尋ねしたいんですが、今修学援助をもらっている場合、就学前に給付するのか、それとも入学してから出すのか、その辺時期的にはいつごろ出してくるんですか。
○委員長  板垣学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  認定作業につきましては、まず3月に書類を調えていただきまして、4月に認定作業を行います。したがいまして、子供たちが就学をしてからの援助、支払いというふうになっています。新入学用品のみにつきましては5月に、できるだけ早目にということで、そこのところは対応をさせていただいております。
  前期分は10月、後期分は2月、そして、修学旅行に行った学年の子供たちには12月に支払いをしているという状況にあります。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  そこが私は問題だと思うんです。出すのは結構ですけれども、何でかというと、つまり子供たちが学校に入る、あるいは2年から3年になると。進級するわけですけれども、1年生の場合だと、5月と今言いましたけれども、就学前に出すということが大事なのではないのかなと私は思うんです。なぜならば、課長も、教育長もわかると思うんですが、学校に入る前にランドセルや学用品やいろいろな物を買うわけですから、就学前にそういう給付をやるべきではないのかなと私は思うんですが、その辺の考え方についていかがでしょうか。
○委員長  板垣学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  保護者の立場に立って、今現状を私たちのほうもその声については把握を十分にしておらない状況でありますので、さまざま実態を考慮しながら、今、委員の御指摘あったようなことも総合的に考えて進めてまいりたいと思っております。ありがとうございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今の答弁では前向きに検討したいという意味だと思うんですが、例えばほかの自治体でも、名前はいろいろあるんですけれども、入学準備金貸付制度という形で、全国でも調べるとわかるんですが、あるんです。というのは、さっき私が言ったように、就学前に、学校に入る前に金がかかると。そこできちっといろいろ段取りして、新しく学校に入る、あるいは進学するということが親にとって大事になる。いずれ就学して出すわけですから、何とかその前にそういう制度をつくってやるべきではないのかなと。重ねて教育長さんに答弁を求めたいというように思います。
  それから、もう一点は、さっき言いました子供の貧困の問題でありますが、県内でもようやく国の方針に基づいて各都道府県、あるいは自治体でいろいろ計画づくりをやろうとしております。南陽市の場合ですと、年間の総収入が非常に低いというふうに聞いているわけです。しかも、母子家庭、あるいは父子家庭がずっと増えつつあるというふうな状況があるわけですから、その辺のことも含めて、いろいろ段取り、計画をしていただきたいものだなというふうに思います。
  その辺の考え方ももう一回お聞きをしたいというふうに思います。
○委員長  教育長。
○教育長  佐藤 明委員の御質問にお答え申し上げます。
  高等学校、あるいは専門学校、大学に南陽市民が入る場合に、準備金制度は、育成事業をもって行っております。ただ、義務教育過程で準備金的に、確かに家庭によっては大変な状況があると、先にお支払いするというようなことを制度化していくことは、ひとえに教育界だけでは考えられないと。
  例えば、前払い制度で雇用している企業がありますけれども、いろいろな面で労働基準法違反だとか、さまざまな問題が出ております。我々が青年時代から、前払いの労働についての問題も出ております。年金も後払いになっております。
  ですから、それには実態を的確につかんで、本当に大変な御家庭を救済するというような形でないと、いろいろな問題が出てくると。現に関西では、そういうことで非常に大変な不正受給その他の問題もございますし、ですから、全てのことを勘案しながらやっていかないといけないのではないかなとは思っています。
  ただ、できるだけ先に準備するような方法が子供たちを救うということにつながりますので、その辺のところは教育委員会としても真剣に前向きに考えていかなければいけないと、個人的には思っています。ただ、これを制度化する場合には、多くの識者、市全体の財政状況を鑑みて決定していくことになりますので、この場で即答は控えさせていただきたいと思います。
  2つ目の貧困にかかわっての件だと思いますけれども、学校の教師にとって一番つらいのは、教育の機会均等を打ち上げながらも物すごい個人差が出ております。格差はどんどん広がっています。ですから、例えば本市だけではなくて、全国的に見て、夏期休業中に子供たちが健康を害するなんていう実例がさまざま起きております。いじめの根源の中にも、区別が差別につながるような事例もございます。ですから、そういう意味で、教育の機会均等を図るためにも、全ての子供にスポットを当てるような条件整備がこれからますます大事になってくるかと、このように思っています。
  各学校では、子供たちの人権の問題も多くかかわってきますので、そういうめぐまれない家庭の子供については特段指導を貫徹しているというような報告はいただいておりますので、さらに努力してまいりたいというように感じております。
  以上でございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  教育長は公的な教育長だから、私的でないんだから、私的にというふうな話はしないで、私、公的な教育長に聞いているわけで、私的にはというのではなくて、そういうふうなことで言ってください。
  それで、重ねてお聞きするんですが。簡潔に言っていただきたい。私は就学前、あるいは入学前にやったほうが、先ほど何遍も言うようですが、準備する側にとっても、これは労働者と全く違うわけですから、前金払いとかなんとかではなくて、いわゆる就学援助制度の関係ですから、そのことを私言っているんですけれども、いろいろ全国各地でそういう制度でやっている自治体もあるわけで、大変喜ばれているというふうなお話も聞いているので、さっき前向きにとかと、私的に前向きになんて言ったようですけれども、私的でなくて、公人としてぜひ発言していただきたい。
○委員長  猪野教育長。
○教育長  では申し上げます。
  公的には、現在の制度の中で、佐藤委員の意向も考慮しながら、前向きに行っていきます。
  以上でございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  わかりました。ありがとうございます。
  それで、市長にお尋ねしたいんですが、商工観光の関係ですけれども、さっきからいろいろ出ているわけですけれども、南陽市の目玉というのは一体何なのかというのは私思うんです。我々議員は、全国各地に出向いて行政視察をしているわけです。いろいろな角度から、いろいろな立場から発言をして、いろいろ吸収をしているんですけれども、私行くたびに思うんですけれども、南陽市というのは一体何が目玉で何を売りにするのか、その辺パターンが崩れてきている状況があるのではないのかなと私は思うんです。
  というのは、亡くなられた大竹市長さんは、5万人都市構想と、こういうふうな構想を打ち出して、何とか南陽市の人口を5万人にしたいと、こういうのでぶち上げたわけです。そのために今問題になっているハイジアパーク、あるいは駅舎の改築、それから漆山の夕鶴の里、それから、今の体育館等々、あの当時の金額で大体百二、三十億円ぐらいの地方債を利用して公共物を建てたというふうな経過があるわけですけれども、建てた当時は、夕鶴の里とか、あるいはハイジアパークとか、相当なお客さんが来たわけですけれども、年を追うごとにだんだんお客さんが減って、あるいは観光客が減って、そういう経過があったと。現実に今までもあるわけです。総体的に見るならば、観光客は減っていると思うんです。旅館にしかり、名所にしかり。だから、この辺で何か手を打たないと、アウトになってしまうのではないかなと私は思うんです。
  さっき髙橋 弘議員がおっしゃったんですけれども、今我々視察に行くと、ほとんどビジネスホテルクラスで泊まって、安いホテルに泊まって、あとは外へ行って地域の名所や食べ物を食べて、まずなるほどとか、いろいろ言うわけですけれども、やはり何か目玉がないとうまくないのではないかなと私は思うんです。
  それで、私思うんですが、ビジネスホテルというか、300人規模のホテルを、市で建てるわけにはいかないから、旅館協同組合とか、あるいは関係者が出資するとか、そういう形でできないものかなと思うんだ。それと同時に、白竜湖を何とか目玉の一つにしていくとか、去年の11月だか、忘れていましたけれども、温泉神社のお祭りがあるわけです。市長も参加されるわけですけれども、昼食を一緒に皆さんととったりして、いろいろ懇談するんですけれども、ある赤湯温泉のおかみさんが、佐藤さん、昔、朝早く起きて白竜湖に釣りに来て、朝は弁当を持っていくと、何日も泊まっていくと、釣りの好きな人は。当時白竜湖というのはヘラブナのメッカといわれていて、釣り愛好家の中で会をつくって、北町の加藤さんなんかもボートを浮かべて釣り餌やなんか売って、あるいは茶菓子などを売っておったわけですけれども、あるいは若い方々がボートに乗ったり、そういうので一大観光施設があったわけです。そして、釣り雑誌などにも紹介されました。あそこで釣りすると、湖面にブドウ畑のハウスが写って非常にきれいなんだ。私も昔ヘラ釣りの名人までいかなくても、そこそこやっておったわけです。
  だから、そういうのでは、何か南陽の目玉として強い力が我々も含めて出して、この辺で何とかぶち上げないと、大変になるのかなと私は思うわけです。その辺の考え方について、基本的な見解を賜りたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  佐藤委員から今お話がありましたとおり、4年前には東日本大震災があり、昨年、一昨年は豪雨災害がありといった状況の中で、今何か手を打たなければいけないのではないかという危機感については、私も同じ思いを持っているところでございます。
  そこで、今ありましたような白竜湖につきましては、私も昔、小学生のときには、朝や休みの日に家族と一緒にヘラブナ釣りに行った記憶もございますし、何とかあの風景を我々南陽市民の心の原風景として残したいという思いでございます。
  ただ、白竜湖については、さまざまに課題がありますけれども、これを何とか残し、さらに観光の誘客につなげたいという思いは一緒なのかなというふうに思って今伺ったところでございました。
  そのほかにつきましても、南陽市は、菊とぶどうといで湯の里というキャッチフレーズがございます。ぜひそういったところも基軸にしながら、これからの観光、地方創生とあわせて議会の皆さん、あるいは関係団体の皆さんとしっかりと一緒に知恵を絞ってやっていかなければいけないと思っております。
○委員長  ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は2時15分といたします。
午後 2時03分  休  憩
───────────────────
午後 2時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  休憩前に引き続き審査を行います。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  観光問題等々についてお話ししたわけですけれども、どうも一般的なことでなくて、例えば赤湯旅館組合、観光協会とか、今の状況ではそんなこと言うと、ごしゃがれるかもしれないけれども、私らも赤湯地区の議員と財産区とかといろいろ年に話し合ったり、協議したりするんですけれども、どうも言ったって動こうとしないみたいなところがあるわけだ。そうでなくて、もっと意見は意見として前向きに検討して、誰かが立ち上がってアクションを起こさなければできないと思うんだ。だから、その辺、市長の力というのは私大きいと思うんです。だから、腹を据えてそういった関係者の皆さんとひざを交えて話し合うということが大事ではないのかなと思うんです。
  それで、いろいろな人のとんでもないようなお話も聞いたりするんですけれども、例えば今ハンググライダーをやっているところにホテルを建てるとか、何かたまげて聞いているようですけれども、そうでなくて、例えばの話。だから、何かアクションを起こさないと、このままでは一体南陽は、さっき市長がおっしゃったように、菊とぶどうといで湯の里とかというので、ここでずっと何十年も目玉ということでやってきたんですけれども、そろそろではないかなと私は思うんです。その辺の考え方をもう一回お願いします。
○委員長  市長。
○市長  市制施行以来、間もなく50周年を迎えるこの時期に当たって、従来の環境と今の環境というのは当然変わってきているわけで、現在の環境に合った必要な施設、あるいは環境、そういったものについて関係者の皆さんと、こういったものも必要な声があるというようなことは直接私もお話をさせていただきたいというふうに思います。そういった中で、よりよい方向性を見つけていきたいなというふうに思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  2点ほどお伺いいたします。
  44ページの8款土木費の3目公園費、先ほどソフトボール球場のベンチ修理をされるという御説明がありましたけれども、具体的にどこをどういうふうに直すのかお伺いしたいと思います。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  御質問にお答えを申し上げます。
  向山公園のベンチの補修でございますけれども、現在東側にベンチがございます。階段状のベンチでございますが、そのベンチの座る部分が壊れておりますので、それを補修するという予算でございます。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  そうすると、ソフトボール球場、A球場の3塁側、1塁側のところですね。わかりました。
  それから、もう一点ですが、52ページの10款教育費、1目保健体育総務費に当たるのかどうかですが、来年、再来年南東北インターハイが開かれるわけで、当市もソフトボールの担当をされると。そういうことで、山形県でもインターハイを準備するに当たって、担当の設置をされるような話もお伺いをしておりますが、当南陽市の場合に、ソフトボールの球場を運営されるのかどうかですが、さまざまな準備がおありだと思います。そういう中で、本市でもインターハイに向けての準備担当といいますか、そういうものは準備されるのかどうかお伺いをしたいと思います。
○委員長  田中社会教育課長。
○社会教育課長  ただいまありました山口委員からの御質問にお答えします。
  インターハイに向けての準備ということですけれども、来年度28年度には実行委員会を立ち上げて、県からの職員派遣等なども含めての実行委員が立ち上がる準備をしているところです。それに基づいてインターハイに向けての準備、式典とか、運営についての対応ということで、来年度に向けて進めていきたいということで進まっているところです。
○委員長  ほかにございませんか。
  10番髙橋 弘委員。
○髙橋 弘委員  48ページ、10款2項1目学校管理費でございます。
  このたびの補正で、中学校の施設整備ということで、沖郷中学校、赤湯中学校、宮内中学校の整備がいろいろ予算化になっているわけですけれども、実は赤湯中学校のグラウンドの件でございます。
  きょう、赤湯の中学校、沖郷中学校、宮内中学校、各グラウンドを見て回りました。全部雨の水たまりが光って同じ状態でした。でも、これからこの雨がおさまって水が引くような状態になれば、歴然とその差が出てくると思います。というのは、赤湯中学校のグラウンドが非常に水はけが悪くなったということです。
  昨年、一昨年と赤湯中学校についてはそこに吉野川の濁流が上がったということで、非常な被害が出たわけですけれども、その後の工事等で暗渠の設備が壊れているのではないかということで、地元の人たちも中学校のグラウンドが悪くて子供たちも非常に苦労しているというようなお話でございます。そういうようなことで、あそこのグラウンド、今後暗渠の整備を考えておられるのかどうか、お伺いしたいと思います。
○委員長  佐藤管理課長。
○管理課長  6月の定例会での補正予算審議で、白鳥議員のほうからも御質問あったわけなんですが、今おっしゃられましたように、赤湯中学校のグラウンドの水はけは確かに悪く、その原因については、暗渠ピッチが荒いというふうなことと、目詰まりを起こしているというふうなことが考えられます。したがって、改良するためには抜本的な対策が必要というふうなことで、これについては多額の費用が必要というふうなことになりますので、前回もお答え申し上げましたように、3カ年計画の中で位置づけて、計画的な整備に努めてまいりたいというふうに思います。
  なお、吉野川の河川改修の関係で、あそこの赤湯中学校の部分の橋がかけかえになるというふうな計画でございますので、具体的な整備年次については、その橋の仮橋が設置されて、それが撤去されて橋の完成後になろうかというふうに考えております。
  以上でございます。
○委員長  10番髙橋 弘委員。
○髙橋 弘委員  橋のかけかえが終わってから、その後の整備ということになるんだと思いますけれども、毎日使うグラウンドですので、そこはなるべく早くお願いをしたいと思います。
  また、関連なんですけれども、課長のほうから話があった橋のかけかえ、また、あそこの護岸の改修も予定されていると思います。それで、先ほど来、髙橋 篤委員からも話がありましたけれども、桜のことでございます。
  烏帽子山が1年おきの桜の花というようなことで、非常に皆さん心配をしているわけですけれども、あの中学校の桜については、どういうことなのかわかりませんけれども、毎年きれいに咲くというようなことで、計画ですと、あの桜の木、全部倒木するというような話も聞いております。地元の要望もあると思うんですけれども、ぜひあの桜を何とか保存してもらいたいというような声があるんですけれども、その辺の考え、これは県も絡まってくるので、いろいろ大変だと思いますけれども、どうなんでしょうか。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  髙橋 弘委員の御質問にお答え申し上げます。
  赤湯中学校堤防部の桜についてでございますけれども、復緊事業でなくなるのかということでございますが、当初の設計ではかかる、なくなる予定でございました。御相談させていただきまして、堤防の桜については湯河原橋から南へ15メートル程度、これは仮橋が設置になりますので、なくなります。恐らく1本くらいだと思いますけれども、なくなる予定でございます。その南側の桜の木につきましては、法線を東のほうに振っていただきましたので、なくなりません。残ることになりました。反対側はちょっとかかります。保育園側の10本くらいはかかる予定になっています。しかし、その分につきましては、県のほうで再度植え直しをしていただくと。新しいものを植えていただくことをお願いしておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
○委員長  10番髙橋 弘委員。
○髙橋 弘委員  中学校側の桜については1本だけ倒木になるというような話で、本当によかったなというふうに思います。こちらが立てばこちらが立たずというようなことだと思いますけれども、保育園側のほうは、どういう桜の苗を植えるかわかりませんけれども、ある程度大きいものを植えてもらって、すぐ花見ができるようなそういう木をお願いしたいというふうに思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  44ページ、土木費、3目の公園費、それから、44ページ、9款の消防費の施設費の中で質問させていただきます。
  最初に、公園費の中で、公園施設整備工事として100万円の金額が上がってございます。これは沖郷地区内の有志の方からの寄附金が収入のほうに出ておりますけれども、このお金をここに出すということだと思うんですけれども、そういうふうに理解してよろしいでしょうか。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  田中貞一委員の御質問にお答えいたします。
  委員おっしゃるとおり、寄附でいただいた100万円でございまして、この100万円を工事費に充てたいというふうに考えております。工事につきましては、沿路、堤の周りに歩く道路をつくるというようなことで進めてまいりたい。これからふるさとづくり協議会さんのほうと協議を進めてまいりますけれども、そのような考えでおります。
  以上です。
○委員長  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  沿路の工事のほうに充てたいということでございます。それで、14日に沖郷ふるさとづくり協議会の会議が開かれる予定でございますが、その中でもこのお金の使い方なども詳しく審議しようというようなことでなっているようですけれども、今まであの丸堤の景観事業に沖郷地内の2名の方から去年300万円、300万円の600万円をいただいて、それであそこを工業団地の残土で埋め立てまして、ハナミズキなどの植栽したわけでございますが、その600万円のほかに幾らか市でも出ているはずだと思うんですけれども、その辺の金額、それから、この計画をこうして工事に使うということですけれども、基本的に丸堤周辺の環境を当局としてどのように将来もっていこうとしているのか、その基本的な考え方をお尋ねいたします。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  御質問にお答えいたします。
  丸堤整備につきましては、平成19年度より水辺環境を守る会ということで、堤の環境美化の取り組みを始めました。22年ずっと計画を進めてまいったところでございます。当初都市公園整備事業というようなことで、国庫補助を受けまして、整備をしましょうということで始めたんですけれども、事業費の要件及び整備水準要件の兼ね合いで補助金が利用できないことが判明いたしまして、また、旧まちづくり交付金、社会資本整備総合交付金についても単体では利用できないというようなことがございまして、整備手法を県と再度検討しなければならないということで進めてきたところでございます。
  昨年、2名の篤志家の方から御寄附をいただきまして、300万円、300万円で合わせて600万円の御寄附をいただきました。平場の造成1万平米、円周約580メートルほどでございますけれども、あと導水路の整備、ハナミズキを植えたり、仮の柵を設置したり、導入路口も設置したところでございます。
  市のほうのお金は幾ら出ているのかということでございますが、市のほうのお金というのはほとんど工事費には充当しておりませんで、1万3,440円程度でございました。
  以上でございます。
○委員長  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  市長に基本的な考えをお尋ねいたします。
  丸堤は、以前は国の換地でありました。それを数年前にその換地が市町村に移管になったということで、市が現在その管理をしているわけでございます。そんな中で、篤志家の方3名があの周辺の環境整備に合わせて700万円という大きなお金を寄附されているわけです。それに対して、ただいま建設課長言われましたように、1万3,440円くらいの出資しかないというようなことで、私これは行政としては非常によろしくないんだろうと思うんです。
  やはり駅西のいろいろな議員の方からもお話がありましたけれども、観光だなんだかんだで要望があって、そして、これからどんどんそういったことがいい方向につながってくると思います。そんな中で駅西のあのポイントのところに、やはり環境整備というものをしっかり政策の中につくるべきだと私は思います。
  そして、それを沖郷のふるさとづくり研究会という古民家を主体にして区長さん方を主体にした組織があるんですけれども、その人たちの中と行政が一体化になって協議を続け、水辺の空間、環境づくり、そういったものをどのように将来していくのかということを深く議論して、政策として取り上げていただきたいと私は思うんですけれども、市長の基本的な考えをお聞きします。
○委員長  市長。
○市長  丸堤周辺の環境につきましてなんですけれども、基本的に大変篤志家の方から多額の金員を御寄附いただいたということについては、あの周辺にお住まいの方々のお気持ちのあらわれだろうというふうに感じているところであります。
  そしてまた、ふるさとづくり協議会というところで、さまざまに関係者の皆さんが御協議をいただいているということでありますが、まずはその協議会の皆さんのお気持ちが第一だろうというふうに考えております。
  そのお気持ちというのは、あそこをできるだけ周辺住民の皆さんで生かせるような環境にしていきたいというふうなことだと思っておりますが、環境整備に当たりましては、ぜひ協議会の皆さんに主体的にいろいろお考えを市のほうでもいただきまして、そして、そのお手伝いを市でさせていただくというようなことで、取り組んでいこうというふうに考えているところでございます。
○委員長  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  ただいま市長の基本的な考えをお聞きしました。14日にこの協議会の会議がございますので、市長のお話をそのままお伝えしたいというふうに思います。
  それから、次に、9款消防費の中の消防施設費のほうでお尋ねをいたします。
  一般質問の冒頭の中で、私、県の消防防災ヘリの2号機が入ったというようなお話をしました。この大型ヘリ、輸送人員も倍近くなるということで、風圧が非常に大きくなるというようなことから、砕石舗装ではとてもではないが巻き上がって、ローターなどを傷めたり、周りの建物や車などに飛散させて、二次災害が出るというようなことで、アスファルト舗装はまず絶対の条件になるというふうに思います。
  そして、ヘリポート、現在南陽市では2カ所あるわけでございます。花公園と防災センター前と。そのヘリポートの広さも広くなる必要があるだろうと思うんです。それは航空隊のほうと現場を見てもらって、協議をしての話だと思うんですけれども、そこで、南陽市に2つあるヘリポートの中で、どっちか片方だけでも専用のヘリポートが私は必要だと思うんです。必要なときに車をとめて、非常のときにそれをどけてもらうというのではなくて、常にその部分はあけておくと。万が一に備えてあけておく。その専用のヘリポートは1つは必要だろう。
  でないと、万が一災害が起きて、ヘリを要請して神町からここまで10分足らずで来て、そして、後方支援の燃料車やいろいろな食料品などが入ってくるわけですけれども、それがとまるところがないからといって、今年春のように米沢まで行かれたというのでは、一自治体として非常に恥ずかしい話だと私は思います。実際それが起こっているわけですから、ですから、南陽市では必ず専用のヘリポートが1カ所は必要であると私は思います。
  そんなことで、その辺の状況などを危機管理課長にまずお尋ねをいたします。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  13番田中委員の質問にお答えいたします。
  現在地域防災計画の中では、常設ヘリポートとして防災センター、臨時ヘリポートの場所として中央花公園、宮内小学校、総合公園、沖郷中学校、市役所前広場、小滝小学校が位置づけられております。
  委員からありましたように、4月26日の十分一山火災の際に、防災ヘリを要請したわけですけれども、うちのほうとしては、防災センターと花公園、市役所前広場を、とりあえず日曜日だったものですから、関係する車両を急遽動かしていただくような手配をさせていただいて、最終的には花公園体育館もあけていただいて、防災センターもあけたんですが、パイロットさんからすれば、着陸する部分があっても周辺に乗用車がとまっていると、そちらのほうを傷つける可能性があるということ等がありまして、最終的に八幡原のほうにとまって、バケットとか給油の際にそちらを使ったという経過がございます。
  現在委員御指摘のように、9月から2台目の最上が運航して、今現在は29日までは運航休止ということで、更新時期で休止になっているんですけれども、10月からは動くということで、南陽消防署のほうを通じまして、どのくらいのスペースで、防災センターの場合、周辺の電線とか、建物等もあってという話もお聞きしていますので、その辺の状況をお聞きしながら、来年度に向けて、場所については検討していきたいということで考えているところです。
  以上です。
○委員長  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  来年度へ向けてその航空隊のほうと相談しながら決めていきたいということでございます。ぜひとも駐車場兼用ではなくて、ヘリポート専用のスペースを1カ所は置くべきだと私は思います。市長、その件どうですか。
○委員長  市長。
○市長  せっかく防災ヘリの性能が上がったということで、それを生かせないということについては、大変もったいないというふうに私も思っております。どういった環境が整備できるかについては、担当課長からありましたように、今後関係者の皆さんといろいろとお話をさせていただいて、考えてまいりたいというふうに思います。
○委員長  ほかにありませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  40ページ、41ページの7款商工費、全般になると思います。いろいろとお金のかかる話があるわけですけれども、これからしゃべるのはお金がかからない話ですので、ぜひ市長にお伺いしたいというふうに思います。
  一般質問の中で、菊とぶどうといで湯の里というふうなネーミングにサブネームというんですか、キャッチフレーズとして、例えば平和と愛との祭典みたいな形の話をしました。そのようなことを、先ほど佐藤委員からもありましたように、目玉は何なんだというふうなところでいった場合に、私は前からまるごと内容を売り込むというふうな形の中で、次のことを提案をしたいと思いますので、市長はどういうふうな考えをもたれるのかお伺いしたいと思います。
  例えば新町宮内町通りというふうに言いますよね。赤湯表町通りというふうに普通一般に私たちは言っています。そのネーミングを、例えば菊と平和の通り、あるいは温泉については、ワインと愛の通りとか、あるいはふるさと通りとか、そういうふうなものに変えていくことによって、非常に親近感が湧くのではないかと。これは愛称でもいいと思うんですが、そんなことでもっていくことが活性化の一つになるのかなというふうに私は思っています。
  あと、通りだけではなくて、橋については、梨郷に幸来橋という幸が来る橋です。これはすばらしいネーミングだなと私は思っています。幸来橋を来て長井の人は南陽市へ入ってくるわけですから、そういった意味から見ると、何か幸せが来るのかなというふうなことをもっとアピールしていく。
  今回、吉野川の河川改修、それから織機川の改修で橋がかけかえられます。その橋がかけかえられるときに、これは今までの歴史がありますので、そのまま使ってもいいとは思うんですけれども、何かちょっと頭をひねって名称をつけていくというふうなことも一つの手かなというふうに思っているんですが、そのようなソフトのこと、そこについて市長の考え方、今ぼいっと話をしたんですけれども、どのように思われているかお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  通りの名前や橋に愛称をつけるというアイデアをいただきましたけれども、先ほどのキャッチフレーズと同様に、私の頭では思い浮かばない大変ユニークな御提案だなというふうに思って感じて、今拝聴したところであります。
  ただ、新町通りであれば、新町の方の御意見というのが大変重要になってくると思いますし、そこら辺のことは実際に住んでおられる方々にも十分にお話をして、さまざまに、ああそれはいいなということであれば、それもぐっと進んでいくのかなというふうな気がしたところであります。
  そして、お金を使わずに頭をひねってというところについては、私も大変重要だなと。今後そういったことが求められるなというふうに思っております。
  しかし、難しいところはその頭をひねっていいものがなかなか出てこないというところですので、これについては、高橋委員を初めさまざまな皆さんの意見をぜひちょうだいしたいなと思っているところであります。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  私と同じ考えですので、当然地元の方が一番大事だと思います。今一つのアイデアで私は申し上げたのですけれども、その愛称というと、非常にいいんですよね。例えば花公園の人工芝の多目的利用というふうに言っていますけれども、そういうふうに言っても何かぴんとこないものですから、愛称として南陽グリーンピッチというふうにしたところ、非常にわかりやすいというふうになります。そういうふうなことが必要なのかなというふうに思いますので、これは提案ということでお願いしたいと思います。
  それから、同じく商工費の中の4の観光施設、目観光施設費で、ハイジアパークの児童遊具についてお伺いしたいと思います。
  これは、まず最初に市長にお伺いしたいというふうに思いますが、1,800万円ほどかけてあの遊具を設置したわけです。私も非常に期待をしていたんですが、実は思ったよりそうでないなというふうに、私だけではなくて子供もそういうふうに言ってくるのが割と大半なんです。
  それで、市長に、どのように評価なされているのか、まず最初にお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  ハイジアパークに設置した遊具に関する評価ということでございますけれども、私も完全に思い描いたとおりというような整備状況とはやや違うかなというところもございます。ただ、さまざまな制約の中で、既存の建物につくらなければいけなかったと、そして、予算の制約もあるという中で、関係者の皆さんに頑張っていただいて、あの施設、あの設備ということの現状でございます。
  これについては、できれば今後もあれに終わることなく、もう一段階のバージョンアップを図れればなという気持ちでいるところでございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  この児童遊具に関しては、お金のかかる話でして、評価としては思ったほどぱっとしないというのが正直なところだと思います。1回行くとあきてきてわからないというような話なんです。
  ここで一つ、担当課長にお伺いしたいんですけれども、この入札というか、随契というんですか、非常にオリジナルというようなことを出していくために随契になったとは思うんですけれども、この際に、どうしても随契1社という場合の危険性も、できたらそこで終わりだと、言い値も含めてなってくるのかなというふうに思っています。これはでき上がったときの状況を見て、変更なんていうふうな条項はなかったんでしょうか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、私のほうから高橋一郎委員の御質問にお答えしたいと思います。
  変更ということにつきましては、今回初めての導入することであり、また、業者の方につきましても、子供さんがどういうものを好むかということもわからないということもございましたので、変更の条約にありませんけれども、例えば子供さんに余りにも人気がないと、そういう場合は無償で交代、交換していただくということは社長さんとはお話ししております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  少し安心をしました。
  というのは、そういったリアクションを見ていく必要があると思うんです。一つの仕様書があって、こういった機械ですよというようなことではなくて全くわからない、そして、子供たちが喜ぶかどうかもわからないと。後はもう一つは年齢的な問題もあると。例えば3歳児未満にいいのか、あるいは7歳児未満にいいのか、さまざまな用途があると思います。
  そういった中で、変更というか、余り人気のないもの、ゴーカートはどうなんでしょう。狭いところなものですから、なかなか難しいのかなというふうに思いますけれども、そういったところで、例えば検証をして、ぜひそこはお願いしたいなというふうに思いますけれども、その中で、ただ単に児童遊具というふうなことだけでなくて、コンセプトというんですが、概念としてどのようなものを描いているのかというのがよくわからないんです。立体を利用するということもあるし、動きを楽しむというのもあります。
  でも、例えばその中に、この文化会館にある木育みたいな形でありますけれども、もっと木の感覚を使うとか、そういったことができないのかどうか、コンセプトがどうもはっきりしないのではないかなというふうに思うんですけれども、その点についてはいかがですか。
○委員長  市長。
○市長  あそこに設置したいなと思った遊具のコンセプトですけれども、できるだけ体を動かせるものにしたいというのが基本的な考えでありました。そういった中で、座って遊ぶものではなく、体をできる限り動かすものということで、さまざまな業者の方々から御提案をいただいて、ゴーカートとか、さまざま設置したところであります。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  動きのあるものと、室内遊具ですから、当然そういったことになるんだとは思うんですけれども、場所の制限というんですか、ここは大きな制限がある。市長が最初に室内遊具をつくるんだというときには、何かイメージとしてどんなのですかと言ったら、いわゆる1階から2階までのなんていうふうなことも、いわゆる立体的なこともちょっと最初言われました。イメージとしては。そうすると大変いいのかなとは思ったんですけれども、そうでなく、壁のクライミングというふうなことはありますけれども、どうも子供にとって楽しみがないというか、子供があとやらなくていいなというふうなことでは困ると思うので、そこを先ほど神棒課長が答弁されました、何か検証して、ぜひもう少しいいものになるようにお願いしたいというふうに思います。
  それから、その関連ですけれども、あそこのハイジアの中で、乳児の方も連れて来られる。お母さんはもちろんですけれども、お父さんとかおじいちゃんがいます。そうすると、おむつをかえるところがどこなんだろうというふうに言われたんですけれども、これは女子更衣室だけにそのおむつ交換の場所があるんでしょうか。
○委員長  神棒商工観光課長。
○商工観光課長  それでは、私のほうから高橋一郎委員の御質問にお答えします。
  女子の方につきましては、女子更衣室にあります。それで、男子の方につきましては、以前ベビーベッドを置いておいた経過もあるんですけれども、そのときにつきまして、子供さんが上で遊んで壊したとかということがありまして、今は撤去していますので、女子更衣室のほうにございます。
  以上です。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  それでちょっと苦情が出たんです。イクメンではないんですけれども、子育てのお父さんも行くわけです。そのときに女子更衣室に入れません。ということで、そこはどのくらいの頻度があるかわかりませんが、ただ用意は必要だと思うんです。おむつ交換をするベビーベッドというんですか、そこは実際にそういった要望がありましたので、御検討ください。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  43ページ、8款土木費の2項2目道路維持費でありますけれども、道路維持管理費委託料というようなことで、追加分というふうなことだったんですが、1,000万円ほど追加されております。これについて、目的がある追加分なのか。例えば決まった必要な工事があるというふうな部分なのかお聞きしたいと思います。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  舩山利美委員の質問にお答えいたします。
  現在の道路維持補修費の予算執行の進捗状況ですけれども、大体88.6%の予算の執行がなっております。このたびの補修の目的でございますが、高齢者にやさしい除雪のために実施するということで、側溝ふた、段差すりつけ、マンホール周りの補修等々を考えております。
  以上でございます。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  これはやさしい除雪のためのというか、その準備という話があったんですが、市道の舗装がもう相当破損しているところが市内各地であると、つぎはぎがいっぱいあるというふうなことがあります。さっき言われたとおり、場所によって舗装が悪いので、側溝をひっかけてしまう、側溝を壊してしまう。またその側溝を直しても、またその舗装が悪いので側溝を壊してしまう。そういうふうなことが見受けられるところがあります。どの程度維持管理費で直せるのか。例えば何メートルくらい舗装できるか、維持管理費だから別工事でやるのかというふうなこととあわせて、今の市内の道路状況等を把握しておられるのか、お聞きしたいと思います。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  具体的に何カ所ということでは把握はしてございません。全体的に除雪、降雪前に1,000万円程度、ほかの維持補修もございますので、全てが除雪のためではございませんけれども、とりあえずは全般的に側溝ふたが壊れていたり、段差があったり、マンホールの周りが落ち込んでいたりする部分は結構ございますので、あと舗装補修の部分も含めまして1,000万円必要であるということで積算をいたしまして、計上したところでございます。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  これは市民生活に直結することだと思います。例えばつまづいて転んだとか、そういうこともありますので、パトロール等しっかりしていただきたい。何か余り最近パトロールをしているところが見受けられないというようなことがありますので、そういうことをしっかりかんでお願いしたいと、要望したいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  関連で一つお願いというか、要望したいんですが、側溝のグレーチングが、結局1枚のふたがグレーチングが大き過ぎて高齢者がふたを持ち上げられない。そのために雪を中に入れられないという事態があります。それを前に県道のグレーチングを要望されたときもあるんですが、当然県道ではなくて、市道の分もそういうことがあると思います。そういうところも見直ししていただいて、例えばグレーチングを半分から切っていただいて、あけられると、そういう形の配慮も必要ではないかなと思うんですが、いかがでございましょうか。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  山口正雄委員の御質問にお答え申し上げます。
  グレーチングにつきましては、切ることが可能でございます。委員おっしゃるように、切ってあけやすいようにすることは可能でございます。場所にもよりますけれども、雪が捨てられる場所、捨てると詰まったりする場所と、いろいろなことがございますので、現地のほうを確認させていただきながら、余り小さく切ってしまいますと、車が通ってはじけてあいてしまったというようなこともございますので、具体的な場所を教えていただいて、現地確認をさせていただきたいと思います。
  以上です。

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散      会
○委員長  ただいま審査の途中でありますが、本日はこれにて散会といたします。
  この後の審査は、あす11日午前10時より行いますので、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
  御起立願います。御苦労さまでした。
午後 3時00分  散  会