平成27年9月11日(金)午前10時00分開会

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板垣  致江子  委員長       山口  正雄  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(16名)
 1番 高橋  一司  委員        2番 高橋  一郎  委員
 3番 舩山  利美  委員        4番 山口  正雄  委員
 5番 白鳥  雅巳  委員        6番 片平  志朗  委員
 7番 吉田  美枝  委員        8番 梅川  信治  委員
  9番 川合    猛   委員       10番 髙橋   弘  委員
11番 板垣  致江子  委員   12番 髙橋   篤  委員
13番 田中  貞一  委員       15番 佐藤   明   委員
16番 伊藤  俊美  委員       17番 殿岡  和郎  委員
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
板垣 俊一 総務課長            髙梨 敏彦 みらい戦略課長課長
安部 史生 文化会館主幹         吉田 正幸 財政課長
山田 俊彦 税務課長            西牧 修二 総合防災課長
田中 千鶴子 市民課長           相澤 和吉 福祉課長
江口 和浩 すこやか子育て課長     嵐田 淳一 農林課長
神棒 久志 商工観光課長         漆山 清美 建設課長
島貫   勉 上下水道課長         大友 直秀 会計管理者
猪野   忠 教育長              佐藤 賢一 管理課長
板垣   健 学校教育課長         田中 吉弘 社会教育課長
髙橋 清数 選挙管理委員会事務局長  小野田 新一 監査委員事務局長
稲月 一雄 農業委員会事務局長
                
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事務局職員出席者
尾形 真人 事務局長               田中   聡 局長補佐
安部 真由美 副主幹       小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 議第57号 平成27年度南陽市一般会計補正予算
      (第4号)
 議第58号 平成27年度南陽市国民健康保険特別
      会計補正予算(第1号)
 議第59号 平成27年度南陽市財産区特別会計補
      正予算(第1号)
 議第60号 平成27年度南陽市介護保険特別会計
      補正予算(第2号)
 議第61号 平成27年度南陽市水道事業会計補正
      予算(第1号)
 議第62号 平成27年度南陽市下水道事業会計補
      正予算(第1号)

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開      会
○委員長(板垣致江子委員)  御起立願います。
  おはようございます。
  御着席願います。
  10日に引き続き、これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は16名全員であります。

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  議第57号 平成27年度南陽市一般会計補
        正予算(第4号)
○委員長  それでは、これより議第57号 平成27年度南陽市一般会計補正予算(第4号)について審査を行います。
  きのうに引き続き、第6款農林水産費から第12款公債費までの36ページから53ページまでについて質疑ございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  46、47ページ、災害対策費についてお伺いをしたいと思います。
  総合防災課長にお尋ねしたいんですけれども、今回の台風18号崩れと台風17号に挟まれて、本当に線状降雨帯というんですか、物すごいゲリラ豪雨で大変な被害になっております。
  幸い、本市の場合ですと、そこから外れたというふうなことで、こうしていられる、こうやって特別委員会も開催できるということで、本市にとっては、まずよかったなというふうに思っています。
  それで、ちょっと二、三点をお伺いしたいというふうに思います。
  きのうの夜中1時にエリアメールが鳴りました。エリアメールは内容は1時ちょうどですけれども、氾濫警戒情報、最上川中流では避難判断推移(レベル3)に到達、水位はさらに上昇、総合防災課(南陽市)というのが第1回にありました。
  いや、これは何だというふうに実は思ったんです。私はきのう、議員の中でもちょっとしゃべっていたんですけれども、今回の雨は白鷹山は南陽市のいわゆる吉野川が氾濫する原因ですけれども、いわゆる吾妻山系というんですか、そこが大雨の場合は、最上川本流の水かさが上がる。最上川本流の水かさが上がるということは、吉野川を逆流してくるというふうな可能性もあると。したがって、逆流すれば樋門をとめて、とめれば今度白竜湖からの水が流れなくなってくる、そうすると被害があるのではないかというふうな話を実はしていて、その中できょうはちょっと危ないのかなというふうに思いながら、実は家で待機をしていました。
  その中で、当然そういったメールが、吉野川は大丈夫だな、でも何か最上川が危ないなというふうに思っていたやさきに、こういうメールが鳴ったものですから、ちょっとびっくりして、でも避難でもないし、どうかなというふうに思っていて、次に2時22分に今度は取り消し、最上川中流氾濫警報情報、先ほど送信した以下の内容を取り消しますというメールがありました。
  きょう、ちょっと家に来た人からもきのうのメールは何だったんだべねというふうな話がありました。まず、1つにわからないのは最上川中流というところがどのぐらいのエリアなのかわからない。それから、こういった情報を流したということは、何かを求めたからだと思うんですけれども、でも避難準備でもないということは、どういうことなんだろうなという素朴な疑問がありました。
  したがって、そこについてどのようなことでこういうふうな地域メールが流れて、どういうふうにすればいいのか、そこについてお伺いしたいと思います。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  ただいまの高橋一郎委員の質問にお答えしたいと思います。
  初めに、このたびの大雨に関しまして、先ほど委員からありましたように、南陽市、大きな被害がなく済んだところでございます。大変御心配いただきましてありがとうございました。
  エリアメールの関係で御質問いただきましたけれども、経過につきましては、今ありましたように、本日1時8分に発しられたわけですけれども、南陽市にあるJアラートという全国瞬時警報システムを自動で受信しまして、南陽市にエリアメールが発信されたという経緯でございます。
  内容については、先ほど委員からありましたように午前1時、新庄河川事務所、山形気象台発表で、最上川の中流氾濫警戒情報ということで流れたものです。このエリアメールにつきましては、市役所の総合防災課のほうに発信するシステムがあるわけですけれども、Jアラート、これにつきましては、国または気象台から自動的に自然災害の警報情報を流すシステムがあるわけですけれども、それを受けて自動的にエリアメールで流すものと、あとうちのほうで入力した情報を流すという2系統ございます。今回については、Jアラートの情報を受けて発信したものですけれども、先ほど言われました最上川の中流については、おおむね最上地方、村山地方ということで、今回については大石田町の丹生川という川があるんですけれども、それが零時50分ごろに避難判断水位になったということで、そのJアラートで県内各地の自治体に流されたものでございます。
  情報としては誤りでなかったわけですけれども、南陽市に直接関係のない情報が流されたということで、市民の方からも3件ほどすぐ問い合わせがあったものですから、市のほうで自動入力のほうで、約1時間20分後に取り消しのエリアメールを発信させていただいたところでございます。このJアラートのシステム上、最上川と吉野川に関連する情報が全て南陽市のほうで受信して、全てエリアメールのほうに発する今現在設定になっているものですから、改めてちょっと見直しさせていただいて、本当に関係あるもののみを発するような形で、他の自治体の設定状況も確認しながら対応したいということで思っているところでございます。大変御心配をおかけして申しわけございませんでした。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  よくわかりました。
  ぜひそういった形で見直しを図っていただきたいというふうに思います。
  最上川中流というと、やっぱり確かに大石田というか、そこら辺かなというふうに思っていたんですが、そのようなところも上流付近も全部、上流のことについてはちょっと私たち関係あるんですけれども、中流とか下流については関係ないというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
  その中で今回、取り消しという表現がありました。情報として間違っていないのであれば、いつの時点であれば2時20分ごろに解除なのか、その辺についてはどうなんでしょうか。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  お答えいたします。
  その件についても、朝方、何件かやっぱり御指摘、問い合わせが来たところですけれども、とっさの判断で夜、職員が登庁して言ったということもありまして、そのような表現になってしまったということでありますので、その辺については、その表現が適切かどうかについては、今後検証してまいりますけれども、やはり不安を与えない意味で、まずその情報については南陽市に関係がないという表現で発したかったわけですけれども、そのような表現になってしまったということで御理解いただきたいと思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  夜中に来て作業して、その御苦労ぶりはわかります。ただ、やっぱり一般の市民の立場になると、要するにこういった情報というのは災害が起きているときに直接来るメールですので、いわゆるまたかと言われないように、ぜひお願いしたいんです。要するに、そのぐらいの信頼性のある情報が入ってくるというふうには思っていますので、そこについてはやはり例えば間違っていないんだけれども、南陽市に直接関係ありませんとか、そういうような一つだけ入っていれば、より安心をしたというふうに思いますので、真夜中ですし、ちょっと行動もできませんし、ぜひそういったことで先ほどに戻りますけれども、見直しについてよろしくお願いしたいと思います。
  もう1点ですけれども、いわゆる職員の行動マニュアルについて見直しをしたというふうなことでお話になっているようですが、それについて詳しいことがちょっと議員の中で、各常任委員会の中に話があったのかわかりませんが、ちょっと私は直接わかっていませんので、ぜひそこについてもどういうふうな形に変わったのか、議員に対する周知をぜひお願いしたいというふうに思うんですが、どうでしょうか。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  お答えいたします。
  職員行動マニュアル、職員の災害時の初動対応マニュアルということで、7月に出水期前にということでつくらせていただきましたけれども、内容について大変説明不足で申しわけございません。何らかの形で議員の皆様にも概要版になるかと思いますけれども、お知らせしたいと思います。
  なお、内容につきましては、災害発生時に職員の動員配備態勢、きのうも警報、午後3時に発せられたわけですけれども、警報の場合は警戒配備ということで、関係する課が待機になりますので、そのような対応をとらせていただきました。
  あとは、その各課の主な役割、初動時の対応の役割、あと災害対策本部の開設から運営の流れ、あと避難所の開設、運営の流れについて定めたものですので、後ほど何らかの形で配付させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  よろしくお願いします。
  その中でいわゆる議員の災害時の行動というようなものと指針がちょっと今のところないわけですけれども、そこについては当然、職員のということですから入っていないと思うんですが、議員については、今後、私もいろいろと話をしながら議員の中で出していくというふうになるのかどうかわかりませんが、そういったことも考えていきたいというふうに思いますので、そのためにもそこの職員の行動マニュアルがどうなっているかということがわからないと、私たちがどういうふうな立ち位置で、どういうふうに災害にかかわっていくのかというふうなことがわからないものですから、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
  もう1点ですけれども、今回の災害を見ても当然、雨の場合ですと時間がありますから、その中で避難準備から避難指示、勧告というような形になると思うんですけれども、吉野川、それから織機川については、そんな鬼怒川みたいな大きな川でないですので、決壊した場合についても、あのような大きな災害にはならないとは思うんですが、雨に関してだけ話をしますと、やはりその家、その家で、あるいはその地区、その地区でオーダーメード避難というのが必要になってくるのかなというふうに思っています。例えば夜、今みたいな形で本当に吉野川に雨が降って水かさが上がって、その場合に私だったら、私の家だったらこうするというふうなことを、やっぱり自主防災も含めて、そこをしていかなきゃならないのかなというふうに、今回も改めて思ったんですけれども、その辺についてはどういうふうにお考えでしょうか。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  お答えいたします。
  現在考えている避難所開設の流れですけれども、初めに避難準備情報を流させていただくということで、判断マニュアルもありますので、それに基づいて出させていただきます。それについては、避難所開設の準備をして何時何分、避難準備情報発令ということで、現在南陽市ではどこどこの避難所を準備していますということで、主に避難するために時間のかかる方等をまず安全に避難するということで、あとその他の方については準備してくださいという情報になります。
  あと、もう一つ勧告指示になりますと、すぐ逃げてくださいということで、それについても市内の避難所、どこを開設していますという情報を発する予定になっています。
  なお、今御指摘あったように、昨年も実際近くの集会所なり、神社とか寺に避難したということもお聞きしておりますので、今現在、各地区をお回りして、まず一時避難所ということで、近くの集会施設等に身の安全のために逃げてくださいということで、その際は災害対策本部のほうに何人避難しているか等の連絡をくださいということでの説明を各地区、地区長さん方に回ってお願いしているところでございます。
  あと、市報等でもやっていますけれども、今、県のほうでも言っていますが、夜間かえって避難する場合は、垂直避難ということで2階に逃げるということで、きのうもテレビ等で言っていましたけれども、そのような情報も流していきたいと思っています。
  以上です。よろしくお願いします。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  最後にありました垂直避難、今回の災害、激甚災害指定になると思うんですけれども、そのような中でよく報道、いわゆるマスコミですね、テレビでは垂直避難について話をしていました。やはり例えば赤湯ですと、表町についてはもう垂直避難だと、あっても1階ぐらいだと大丈夫だというふうに思っているんです。それはそれで私はいいと思うんですけれども、そういったことできめ細かに、いわゆる必ず避難しなければならないというようなことではなくて、いかに安全な方策は何なのかというふうなことを知っていかなければならないというふうに思いますので、それは市民の私たちが判断をしなきゃならないですが、その啓蒙として、いわゆる垂直避難も含めてぜひお願いしたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○委員長  ほかにございませんか。
  9番川合 猛委員。
○川合 猛委員  大変な豪雨被害となりました。心からお見舞いを申し上げたいと思います。
  私の家の前の前川ですけれども、氾濫いたしまして、稲穂の首のところまで水が上がっております。ただ、雨が上がったので、これ以上増えないので稲穂はそのまま大丈夫かなと思っております。
  それでは、2点ほど質問をさせていただきます。
  44ページ、8款土木費、4項3目公園費でございますが、烏帽子山公園内の道路アスファルトが大変傷んでいると、早急に補修をお願いしたいと要望いただきました。いかがでしょうか。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  お答えを申し上げます。
  現地を確認いたしました。幅が3メートル、延長が200メートルくらいあります。面積は大体600平方メートルぐらいになりますので、補修で対応というレベルではなくて、工事での対応が必要となります。今年度の工事の対応はちょっと難しい状態でございますので、応急処置をさせていただきまして、来年度予算での対応と、まず検討をさせていただきたいと思っております。
  以上でございます。
○委員長  9番川合 猛委員。
○川合 猛委員  秋になりまして桜の落ち葉、それを小学生のボランティア等々が集まりまして掃き集めて、本来であれば桜の木の下に肥料として使いたい等とあるんですけれども、そのアスファルトの小石のくず等々があって、それに使えないということですので、ぜひ早目に実施するようにお願いをいたします。
  続きまして、2番目、42ページ、8款土木費、3項河川費になります。吉野川にかかる妹背橋、今回の災害復旧工事で撤去と聞いております。これは確定だと思います。いつごろ撤去となりますか、お伺いいたします。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  時期については現在のところ示されておりません。妹背橋がなくなりますと、通学路にもなっておりますし、堤防を拡幅して市道として認定して通れるようにして、さらに湯河原橋の歩道も広くするというようなことで要望させていただいて、通行に支障のないようにして撤去するという予定でございました。
  でも、地元のほうで早く撤去してほしいというような声もございます。いろいろ意見がございまして、撤去してほしいという人と、そういうふうに通行できるようになってから撤去してほしいというような2つの意見がございますので、県のほうと相談して、まずそこだけ撤去ということにはならないと思います。協議してまいりたいと思います。
○委員長  9番川合 猛委員。
○川合 猛委員  よく地元の人と話し合っていただきたいと思います。
  実は、赤湯温泉のおかめ会のおかみさんより、橋の撤去については仕方のないことですと。撤去後に、そこに妹背橋があったという何かモニュメント等々なものをつくってほしい。なぜかと申しますと、昔、赤湯温泉、華やかしいころ多くの芸者衆がおり、お座敷で三味線に合わせて歌って踊った「えいとう節」というのがあったそうです。時がたち芸者衆がいなくなり、着物でお酌をしていたお酌さんがいなくなり、時代の流れですけれども、現在はコンパニオンの時代となってしまって情緒も何もなくなった。そこで「えいとう節」があったということに着目をいたしまして、赤湯温泉のおもてなしの一つとして、旅館のおかみさんが立ち上がり、3年前、花柳衛優先生ですか、指導のもと復活をさせて、桜まつり等々イベントのたびに歌って踊っております。それではその歌詞を紹介をさせていただきます。
  今宵一夜で名残惜し、あすのお立を延ばさんせ、送りましょうか送らりょか、せめて妹背の橋までも。ちょっとやわらかい話で申しわけないんですけれども、こういう歌が残っております。ぜひ3年前に復活して歌って踊っているのに、今度は妹背橋がなくなってしまうと。そんなことから歌は残るわけでございます。せめてここに妹背橋があったんだということを後世に伝えたいということで、何とかならないかという要望ですが、いかがでしょうか。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  地元の方の思い出のある橋ということでございます。橋がなくなったところにモニュメントを建ててほしいという御要望でございます。まずは県のほうと相談いたしまして、ぜひ建ててほしいというような方向で、まずお願いをしてみたいと思います。
○委員長  9番川合 猛委員。
○川合 猛委員  とにかく県に頑張ってもらって、もし県でだめなら市で何とかしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○委員長  要望とさせていただきます。
  ほかにございませんか。
  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  やわらかい話の後で恐縮ですが、46の災害対策でちょっとお聞きをいたします。
  今回の台風によります堤防決壊で、宮城のほうも災害をこうむったということで、南陽市ではそういうことは今回余りなかったので安心をいたしましたが、その中であの状態でありますと、自主防災等はほとんど役に立たないという状況に感じました。そんな中で常任委員会で輪島のほうに視察に行ったときに、輪島の能登震災があった経験上、やはり自主防災の強化と防災士の育成ということで力を入れたという研修でございました。
  その中で輪島では中学生から防災士の免許を取れると。そして、その費用も市で負担をするということで、数百名の防災士が誕生をいたしました。今回、ちょっとお聞きをいたしますが、防災士につきましては、勉強会で4名という話がございました。その4名ということで延べ何人かということでありましたけれども、今回のやっぱり災害等を見ますと、各地区に防災士は必要なんじゃないかなと思います。そういった観点から、今回4名という話ではありますけれども、それは各地区に置いていかれるのか、また、そういった人数、また年齢制限がかかってくるのか、そこらをまず1点目、お聞きをいたします。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  白鳥委員の質問にお答えいたします。
  今回補正でお願いしている補助金4名分については、県で行われます防災士養成事業という研修会、講座ありますけれども、それに対する個人負担金1万1,000円の4名分になっております。南陽市に割り当てきているのが4名ですので、その枠でお願いしているという状況になっています。
  なお、南陽市、現在38名ほど防災士がおりますけれども、数年前、何年か前に市で補助金を出して、純粋にこれを取るために6万円ほど講座がかかるわけですけれども、今回は県で講座を開設する関係で、個人負担1万1,000円となっているんですが、以前は6万円補助の要綱をつくりましてした経過がありますけれども、実質それで3名ほど受けていただいた経過がございます。
  あともう一つ、企業のほうでも最近、防災士の参加もありますので、その辺についてもお願いをしています。
  なお、先ほど言いました38名のうちほとんど消防関係者、消防士の署員の方、団のOBの方が取っているという状況ですので、今回も各自主防災会の地区のほうにお願いして要請しているところですけれども、今後防災士の御理解をいただいてふやしていきたいということで考えているところです。
  以上です。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  こういう県の補助をいただいてというようなことで1人1万1,000円だということでございます。また、個人で取る場合は6万円かかると。消防士の方ですと割安で取れるのかなと私は思いますけれども、やはり県から補助が出るということじゃなくて、やっぱり市独自に考えていくべきではないのかなと思います。
  38名の消防士、OBの方も含めているのかなと思いますけれども、やっぱり一般市民の方からそういった要望というか、取りたいと思っている人も確かにいると思うんです。そういった中で6万円という負担はかなり大きいんで、取りたくても金額がネックになって取れないということもございます。やっぱりそこは市で助成をすると。1万1,000円なら1万1,000円ぐらいまで、もっと安ければただでというようなことで、幾らでもやっぱりふやしていただいて、南陽市の災害対策に少しでも協力していただくと。年齢が20歳以上とか制限を設けるかわかりませんけれども、そういった中で輪島のほうでは中学生から取れるという話でありますので、そういったことを市としてもやっていくべきじゃないかなと私は思います。いつ、どこで、どういうふうな災害があって、私の住んでいる三間通のほうも吉野川を挟んである。北と南に分かれているわけで、やっぱりそういった中で地区に1人がいてもちょっと役に立たないかなと思います。そういった地区に何人いてもおかしくもないので、そこは充実した安全対策といいますか、そういったことはしていただけたほうが私はいいと思います。
  そういったことで、もう一遍、市長にお聞きをいたしますが、それと防災士の育成については自主防災とあわせてどういうふうな方法で、今回4名ということでありますが、どういった方向で持っていく所存なのか、また、私の意見に対してどういう感想を持っておられるかお聞きをいたします。
○委員長  市長。
○市長  白鳥委員の御質問にお答えいたします。
  ただいまの防災士につきましては、やはり本市の状況を考えますと、できるだけ多くいていただいたほうがいいというふうに私も思っております。また、自主防災に関しては、今八十数%の市内で組織率でありますが、100%を目指して担当課、そして地区の皆さんと頑張ってまいりたいというふうに思っているところであります。そういった意味でも、この防災士が果たすべき役割を近隣市町の実績等を研究させていただきながら、増える方向で市としても考えてまいりたいと思っております。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ありがとうございます。前向きに捉えたいと思います。
  私も以前、防災士につきまして一般質問で質問をさせていただきました。そういった中で、やっぱり必要なんだろうなと私は思います。その自主防災組織を100%にするといった中で、防災士の役割というのはかなりウエートを占めてくると。そういった防災に関して知らない人、余り内容を知らない、やっぱりそういった防災士の方の知識というか、そういうのを生かすべきだなと私は思います。ぜひ増えるような方向でよろしくお願いをしたいと思います。
  あと、もう1点ですが、自主防災組織の事業での補助金についての内容、中身について詳しくちょっと具体的に教えていただきたいと思います。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  お答えいたします。
  今回、25万円自主防災組織推進事業費ということで、各自主防災会が訓練等する場合に補助する補助金でございます。25万円のうち県が半分、12万5,000円、市が12万5,000円ということで、基準額が5万円ですので5団体で25万円という内容になっています。
  これにつきましては制限がありまして、既存の自主防災組織が初めて行う訓練、あと未組織の自主防災会が設立に向けて行う訓練という県の制限がございますので、それに合致した形で進めていきたいと思いますけれども、先ほど市長からもありましたように、現在85%の組織率になっていますが、地区によってもばらつきがありますので、組織率の低い地区を中心に声がけをしながら進めていきたいと思っているところでございます。
  以上です。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ありがとうございます。
  やはり訓練というのは何事にかけても必要だと思います。そういった自主防災組織100%をつくる上でも、未結成のところを重点にやっていく、そういったことも必要なんだろうなと思います。ぜひ、そのような対応でよろしくお願いをいたします。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  48、49ページの10款教育費、3項中学校費、教育振興費の中学生地域交流セミナー実行委員会補助金についてお伺いしたいと思います。
  まず、これは遠藤議長を初め議会のいろんな交流の中で生まれた大変すばらしい、前向きないい事業だなというふうに思っています。その中で1つ、目的がちょっと分校の委員会の中で説明がありました。その中でその目的に、いわゆる平和という文字がなかったんです。それはなぜなのかなというふうに私はちょっと意見をしたんですけれども、でお尋ねしたいんですけれども、双方で、要するに認め合って交流するということですので、双方ということは当然糸満市も南陽市は何のために来るんだろうというふうに思うわけです。そのときに、その目的に平和というものがないと、不自然かなというふうに私は思うんですけれども、その辺についてお伺いをしたいと思います。
○委員長  板垣学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  まず、繰り返しにはなりますけれども、このセミナー、事業の大きな目的について再度御説明をさせていただきます。
  今、地方創生というふうなことで、どの地方もいわゆる人口減少に歯どめをかけていくというところが非常に大きな視点になっているかなというふうに思っています。これを受けまして、教育委員会としましては、第5次南陽市教育振興計画、ここに取り組んでおります愛郷心の醸成、あるいは本市の未来を担う自立した人材の育成、こういったところと非常に結びつきがあるかなというふうに感じておりました。
  そこで、第1点目としては、やはり中心の目的として、愛郷心の醸成と本市の未来を担う自立した人材の育成、このためにまず資していきたいというのが1点目であります。
  さらに、公職選挙法が改正されました。小・中学生議会におきましても、子供たちが南陽市についてさまざま深く考える機会を今回も設けさせていただいたところであります。
  中学生といえども南陽市民の一人であるというふうな自覚のもとに、南陽市の発展のために主体的に考えて行動する態度を育てていく。小・中学生議会や地域参画活動と関連させた中で、本事業を行ってまいりたいというのが2つ目です。
  そして、3つ目ですが、今、委員御指摘のとおり、糸満市でありますけれども、市政の基本理念に祈りのまちづくりというのが掲げられておりました。平和に関する施設が多く、平和を願う思いが集結をされ、世界に向けて恒久的な平和の祈りを発信し続けているということ、私も事前に勉強させていただいたところであります。
  こうした糸満市の特徴に触れる中で、当然、平和と共生の精神を学ぶことになるかというふうには思っております。今年度、赤湯小学校、赤湯中学校が人権教育の研究指定を受けております。そういった意味でも郷土愛に加えて平和や人権尊重の精神の涵養も図ってまいりたいというふうに思っております。
  こういった大きな3つの狙いをもって取り組んでまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  私が質問したのは、目的に平和という二文字がないということはどうなんでしょうかというふうなことです。端的に答えていただきたいと思います。
○委員長  板垣学校教育課長。
○学校教育課長  私たち教育委員会として取り組む事業でありますので、そこは第5次南陽市教育振興計画の重点にのっとった、そういった形で取り組みたいと。その中の重点で目的を考えたところであります。
  以上です。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  かみ合わないんですね。というのは、私はいいものだというふうに言っているんです。南陽市の説明はわかりました。私が最初に言ったのは、相手があるんでしょうと、相手があるときにそういうふうな目的でいいんですかというふうに私は言っているんです。それに対していろいろと説明をしましたけれども、むしろ不自然ではないんですか、その糸満市と交流するということは。教育長、お願いします。
○委員長  猪野教育長。
○教育長  平和の概念は非常に難しいと私は思います。戦争と平和、同罪するものであります。平和だけが輝かしく要求されるものではありません。やはり平和を得るためには、国民、住民の限りない歴史の中で戦いがあったし、今も平和を希求する上で、国民としてきちっとした義務感、責任感を持って、それを勝ち取るようなことをしないと、平和は形だけになってしまう。そんなことで平和ということについては、沖縄に行って、先ほど戦争と平和は同罪性のものだと申し上げましたけれども、沖縄の悲惨な戦争をその戦場を体験し、語り部の方からいろいろ生々しいことをお聞きして、子供たちがじわじわと平和をつかみ取っていくということを願っています。
  ですから、最初から平和ありきではなく、個々の中学生間の交流や戦場の跡や戦争体験者の話を聞きながら平和を醸成していくということが人権教育の中で大事なのかなと、こう思いました。ですから、この目的については委員からの御提言がございましたので、再度、3つの目標から4つの目標に膨らませるとか、5つにするとかということで、大事な市の補助金をいただいておりますので、膨らませながら再度校長会と諮って対応をしていきたいと、このように思いますので、御理解いただきたいと思います。決して平和を否定するものではございません。
  以上でございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  平和を否定するものではない、それは当たり前の話で、公人としてもし平和を否定するならば、即刻やっぱりそこはおかしいんだろうというふうに思います。
  私が言いたいのは、最初から言っていますけれども、対等なんですよ、基本的に。当然、その中学生の交流もありますし、これから市としての交流ということで、物の交流も出てくると思います。その前提としてなる一つの大きなかけ橋なわけですね。そのかけ橋の中で3つの目標、4つの目標、5つの目標ってこういうふうに何というんですか、一生懸命南陽市の教育のものを詰め込んでいくというようなことは、立場としてはそうなんでしょうけれども、そうじゃないんでしょうと、私は単純なものだと思うんです。そんな構えて行くものでもなくて、戦争をわかってもらってから平和をわかるなんて、そういうふうな発想はいかがなものかなと私は思います。ここは単純に考えていただきたいなというふうなことでお願いしたいと思います。
  これは大きな教育長だけじゃなくて、市としても交流を続けていくと思いますので、それについて市長の考え方をお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  このたびのこの事業につきましては、議会の皆様の御努力の中からきっかけをいただいて、市としても教育委員会に御協力をいただいてさせていただこうという事業でございます。議会の皆様も恐らくこのきっかけが生まれるに当たっては、そんなに難しいことをお考えになったから生まれたということではないんだというふうに思います。
  南陽市としては、まずやはり日本にとって大事な場所である、ここに中学生に行っていただいて、何を感じるかということをやってみたいということで御協力をいただくわけでございますので、ここについては率直にまず中学生に行っていただくと。そこも単純に簡単に考えていただきまして御理解を賜りたいというふうに思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。後は言いませんけれども、相手の立場になって物事を進めていただきたいと思います。
○委員長  ほかにありませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  私から52ページ、53ページのさわやかマラソン大会補助金のことです。これに関しては、私は20万円で合わせて100万円というようなことでもとに戻ったというふうなことなんでしょうけれども、15回はちょっと記念というふうなことで少し予算をつけてもらう。私は予算に対してどうのこうの言うんじゃないんです。この南陽さわやかマラソンの位置づけというものをやっぱり本当に考えていかなければならないのかなというふうに思っています。
  というのは、来週9月20日に高畠、まほろばマラソンがあります。これは何かぶどうマラソンにするとかという話もあるんですけれども、その次に10月4日に山形市の山形まるごとマラソンがあります。そして、南陽さわやかマラソンが10月12日にあります。翌週に10月18日、おしょうしなマラソン、改めて上杉城下町マラソンというふうになりましたけれども、そういうふうに立て続けにあるわけです。その中で南陽さわやかマラソンの意義、意味、それからそれをどういうふうにしていくのかということを、私は考えていく必要があるというふうに思います。つまり埋没してくるわけです、正直言って山形と米沢に挟まれる。特徴は、例えば山形マラソン大会はもちろんハーフもありますけれども、特徴は沿道の応援とかおもてなしとか、御家族連れで楽しめるというふうなコンセプトというか、そういうふうな特徴があります。それから、おしょうしなマラソン改め米沢上杉城下町マラソン、これは町中を小野川温泉、上杉神社、歴史をめぐりテーマにしたマラソンだというふうに位置づけをしています。それから、高畠のロードレース、これは66回、それからまほろばマラソンでは36回という非常に歴史の深い県内最古のロードレースマラソンです。
  いわゆる奥羽横断駅伝大会の競技の代表選手選考会も兼ねるというふうなことで、いわゆる競技に主眼を置いたものになっていますけれども、その中でもやはりまほろばマラソンからぶどうマラソンにすると。9月20日ですから、ちょうどいいくらいかなというふうに思うんですけれども、そういうふうにしてそれぞれに位置づけを考えています。南陽さわやかマラソンはどうなんだというふうになるんですね。
  そもそもさわやかマラソンは市民のマラソンの、市民が要するに参加をして一緒に楽しく走ろうやと。それがやっぱり市民のスポーツの1人1スポーツ、そして向上していく、そして健康になっていこうというふうなものからスタートしたというふうに思います。それがやっぱりだんだん大きくなって、10キロマラソンなんかは高校生の一つの競争の場というふうになってもいます。そういうふうなさまざまな南陽のさわやかマラソンの歴史をひも解いてみると、そういったこともありますので、ただ、南陽市も含めて全部主催は南陽市、それから教育委員会で、共催が体育協会になっています。でも、事実を見ると、やっぱり体育協会に要するに丸投げというふうな形だと思っているんです。
  いわゆる今後、どういうふうにしていくかですけれども、ことしは当然すぐに始まりますので、それはいいんですけれども、来年以降、どのような形にしたのが本市にとって一番いいのか。これは考えていく必要があるのかなというふうに思っているところなんですけれども、それについて、まずちょっと市長にお伺いをしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  さわやかマラソンにつきましては、昨年は15回記念大会ということで、大変多額の予算を投じて行われたわけでありますけれども、今回は昨年のいいところ、あるいは反省点などを考えつつ、今後どうしていくかの分岐点といいますか、ちょうど位置づけを考え直す、そういったタイミングかなというふうに委員と同じように思っているところであります。
  そして、昨年の大会を見て思いますのは、昨年、入賞者の方に本市特産のブドウ、そして芋煮の提供がありました。これについては大変すばらしいアイデアだなというふうに感じたところであります。そういった意味で何かほかの大会と違う特色を出して、このさわやかマラソンに参加する人が、参加していただく人が増えるような、そういったことを考えていかなければならないなというふうに思っているところであります。
  これについては、当然、共催していただく体育協会の皆さん、そして、参加するランナーの皆さん、そういった方々の御意見を頂戴しながら、ぜひよりよい大会にこの大会、南陽市のさわやかマラソンに出たいんだというような大会になるようにしていきたいなというふうに思っているところでございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  その大会のあり方、それから運営の仕方、それからコンセプトですね、何を売りに出していくかといったことをやっぱりしっかりと考えていかなければならないなというふうに思います。
  今回のコースに関しては、赤湯地区に行ってまた戻って来て宮内から大曲を真っすぐ行って、また体育館のほうに戻って来るというようなコースが10キロです。3キロ、5キロについてもそのような形で行って戻って来るというような形になっています。
  赤湯地区に走って行くわけですので、ここについて沿道の例えば応援とかそういったことについては、どのような手配をなされているのか、お伺いをしたいと思います。
○委員長  田中社会教育課長。
○社会教育課長  今ありました質問にお答えいします。
  沿道についての応援等々などについてですが、地域にお願いするとか、特に重立ったものはこちらのほうからは手配等はしておりませんが、各学校や地域の方々へのPR、市報やフェイスブック等々などによってのPRはしておりますので、その辺ごらんいただいた方とか、そういった面での応援体制が見込まれるのではないかと判断しているところです。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  私はマラソンは苦手で余り走ってはいないんですが、球技でボールが前にあると走れるんですけれども、ただ走るのはなかなか難しいんです。それはちょっと余談にして、やはり例えば山形はおもてなしだと、米沢も同じだというふうな中で大会をやっていくんだったらば、今のような話では全然だめだと思うんです、私は。そこはどういう本当にマラソンのランナーだけが楽しむんだけじゃなくて、私も競技員として立っていて頑張れとかなんかって言います。ただ、それは沿道の応援ということで面的なものではないんです。そこはやっぱり俺、ものすごく大事なことだというふうに思いますので、まだ、これからでも時間がありますし、そこについてはぜひ積極的に声をかけてもらうことによって、せっかく赤湯温泉に来て、また戻って行くわけですから、宮内ももちろんありますので、その沿道の応援というものをやはり大事していかなければならないのかなと、少なくとも私は思うんですが、どうでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  委員のおっしゃる旨につきましては、私も大変もっともなお話だというふうに思っております。この大会の準備の段階から、体育協会の方にもできるだけ沿道でにぎやかに、市民の方が自主的にボランティアとしてにぎわいをつくっていただければ参加するランナーも喜んでいただけるのではないかというお話もさせていただいております。それについてはなかなか今の段階では難しい状況にあるかもしれませんけれども、今後とも引き続きできる限りの市民の皆さんの参加を呼びかけていくようにお話をさせていただきたいというふうに思います。
  また、実際に若い方から何かお手伝いできることがあればというようなお声も頂戴いたしまして、そのことも体育協会のほうにも伝えているところでありますので、そういったことも大事にしながら、いい大会になるようにできる限り頑張ってまいりたいと思っております。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  そこで体育協会が出てきますけれども、体育協会でそこまでするのは無理ですと私は思います。むしろ、やっぱり市のほうで、これは社会教育課なんでしょうね。音頭をとっていただいて声をかけていかないと、その運営、実際にそこ誰々が張りついて、どういうふうに競技役員がどうのこうのというようなことも含めて体育協会でやっていますよ、そこで精いっぱいなわけです。だから、そういったことは当然、南陽市が主催、教育委員会が主催ですので、そこをやっぱりしていただかないと、任せ切りになってくると、もう本当にそこでパンクしてしまうというようなこともありますので、そこはぜひ体育協会に丸投げじゃなくてお願いしたいものだと。当然、体育協会はもちろん一生懸命やっていますけれども、その沿道の応援に関しては、ぜひそうでなくお願いしたいと思うんですが、もう一度市長にお願いします。
○委員長  市長。
○市長  市とそれから教育委員会とが主催でありますので、教育委員会としっかりと協議をさせていただきながら、できることを考えて対応してまいりたいと思っております。御理解賜りたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他・附属資料54ページから57ページについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第57号 平成27年度南陽市一般会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第57号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は11時15分といたします。
午前10時55分  休 憩
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午前11時15分  再 開
○委員長  再開いたします。
  休憩前に引き続き審査を行います。

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議第58号 平成27年度南陽市国民健康保      険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第58号 平成27年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  吉田財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成27年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第58号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  事業勘定の歳入歳出全般、68ページから72ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第58号 平成27年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第58号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第59号 平成27年度南陽市財産区特別      会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第59号 平成27年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  吉田財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成27年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第58号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入・歳出全般82ページから85ページまでについて質疑ございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  85ページの赤湯財産区事業費、一般管理費、温泉管新設工事についてお伺いしたいと思います。
  3点ほどお伺いしたいと思います。
  1つは、この湯河原源泉を余り泉量がないわけですけれども、烏帽子湯まで配管をして、最終的には元湯というふうなことでよろしいのか、それが第1点。
  2点目は、そのPRの仕方です。いわゆる赤湯温泉は単純泉塩化物泉で、非常にあったまりの湯というふうに言われていますし、ただ、この湯河原源泉はもうちょっと違う滑らかさがあるとかというふうにも聞いています。その辺をどのような形でPRしていくのか、浴場の中でとかいろんなことがあると思います。
  もう1つは、工期、これは予算が通ったときにどのような日程で考えているのか、この3点お伺いしたいと思います。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  温泉水圧送計画の事業に関してでございますが、まず1点目、源泉から烏帽子湯までをつなぎまして、あと烏帽子湯から森の山源泉と、あと元湯までの送湯管が既に整備されてございます。
  もともと烏帽子湯につきましては、そこに烏帽子源泉がございまして使っておったものでございますけれども、それが出なくなって今は中止している状況でございます。森の山源泉からの温泉水を使っている状況でございますけれども、このたびこの工事が完成するということになりますと、新源泉を烏帽子湯で使い、あとさらにもともと元湯につきましては、赤湯の森の山源泉と烏帽子源泉の2つの泉質の違う温泉水を使うというようなことを売りにしておったわけでございますので、烏帽子源泉と泉質が新源泉は大変似てございます。元湯のほうにも送って、その2つの源泉を堪能いただくというようなことで考えているものでございます。
  2番目のPRの仕方ということでございますけれども、弱アルカリの単純泉ということでございまして、美肌の湯というようなことになろうかと思います。あとは一般的な効能がございますが、その温泉の効能につきまして、できる限り機会を利用してPRしてまいりたいというふうに考えてございます。
  工期につきましては、議決いただいた後に直ちに発注して、年度内のできるだけ早い期間で完成をさせたいと考えているものでございます。
  以上でございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。ただ、湯量ですね、その2つの源泉に持っていくほどの湯量があるのかどうかということなんですけれども、いわゆる毎分270リットルぐらい出なかったですか。そうするとその2つの源泉に持っていけるようなものなのかということのもう一回確認をしたいというふうに思います。
  それから、2番目のそのPRの中で、湯河原源泉が出たときに、いわゆる美肌の湯とか美人の湯じゃないかとかというふうな話がありました。そこを本当にうそではないというふうな、成分的に泉質的にはうそではないわけですから、ぜひそこを積極的にPRしてもらいたいと。浴場であれ何であれ、市報でもいいですし、そういった形でお願いしたいものだと思います。
  その湯量と源泉の配管の関係でお願いします。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  御質問にお答えを申し上げます。
  この新源泉につきましては、毎分266リッター揚湯が可能だというようなことでございまして、烏帽子湯、あと元湯につきましても毎分五、六十リットルで間に合っているというような状況でございますので、十分この新源泉の湯量で間に合うものと考えているところでございます。
  また、PRにつきましても、委員おっしゃいましたように、できる限りの機会を利用して源泉のお湯のよさについてPRしてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○委員長  よろしいでしょうか。
  ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第59号 平成27年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第59号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第60号 平成27年度南陽市介護保険特      別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第60号 平成27年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  吉田財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成27年9月定例会 予算に関       
        する説明書により 議第58号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入・歳出全般、96ページから100ページまでについて質疑ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  ただいま上程されております介護保険について質問を何点かいたします。
  ここ何日かテレビ、新聞で川崎市の老人ホームで痛ましい事故があったと、虐待だというふうな新聞、テレビ報道があったわけですけれども、南陽市ではないと私は思っておりますが、しかし、全国的には隠れた部分が相当あるだろうというような報道もあったわけであります。
  そこで、何点かお尋ねしたいんですが、私は3月のたしか議会でも質問したわけですけれども、2.27%の介護報酬の引き下げがあって、南陽市内にある特老、あるいは老健施設、その他の大小の施設が相当影響があると、こういうふうに報道されたわけですけれども、大きい施設では1,000万円以上というふうに言われておるわけですが、もしそのわかる範囲で結構ですけれども、施設のその報酬の引き下げによってどういう影響があったのかどうか、まず第1点お尋ねをしたい。
  それから、8月1日より利用料が改定され引き上げになったわけですけれども、この影響はどの程度あるのかどうか、また、対象者は何人いるのかお尋ねをしたいというふうに思います。
  それから、もう1点でありますが、全国的には職員の不足が言われております。しかも待遇改善もなかなか進まないと、こういう状況があるわけですが、南陽市の実態はどうなっているのか、あわせてお尋ねをしたいというふうに思います。
  以上です。
○委員長  相澤福祉課長。
○福祉課長  佐藤委員の御質問にお答えいたします。
  まず、介護保険の介護報酬の引き下げに伴う影響が各施設で具体的にどのようになっているのかという部分につきましては、大変申しわけございませんけれども、現在のところ各施設のほうから詳細については伺っておりません。厳しいという話はお伺いしております。
  あと、2点目の利用者負担の改定がなされて、どのくらいの対象者がいるかということでありますが、今年8月から委員御指摘のとおり、65歳以上で本人の合計所得が160万円以上、かつ年金収入とその他の合計所得金額が単身で280万円以上、同一世帯に1号被保険者が2人以上いる場合は、346万円以上の方については1割負担から2割負担になりました。これらの方については、8月末現在でありますが、77名の方がいらっしゃいます。
  あわせて、もう一つの委員御指摘の部分でありますが、同じく8月から介護老人保健施設及び介護老人福祉施設、介護療養施設やショートステイを利用する食費、部屋代については、本来は御本人が負担するものということで原則的にはなっているわけでありますが、低所得の方については、負担軽減を行ってきたという経緯がございます。今年8月から本人が住民税非課税であっても、配偶者の方が課税されている場合、または本人の預貯金が1,000万円を超える場合、または配偶者がいる場合は、お二人で2,000万円を超える場合については軽減対象から外れるということで、それぞれの基準額というか施設で定めた食費、部屋代をお支払いいただくことになります。この方については、資産要件で4件、配偶者要件で4件ということで8人の方が対象外とされております。
  あと、職員の賃金が向上された件で、職員の雇用の関係はどうなのかということでありますが、非常に厳しい状況にあるということは委員御指摘のとおりでありますし、なかなか資格を持った方々を採用するには、条件を相当上げないと集まらないというような状態が実態のようであります。
  南陽市の社会福祉協議会のほうでもケアマネジャーの募集をしておりますが、なかなか来ていただけないというのも現状でありますし、ハローワークのほうに行ってお伺いしますと、やはり条件のいいところに皆さん、それぞれ渡られているような傾向があるということでありますので非常に厳しい状況にあります。なおかつ、南陽市においても、地域包括支援センターのほうで嘱託雇用のケアマネジャーを募集しておりますが、何ら反応はございません。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  なかなか実態はリアルだね。やっぱり今そういう施設に対して待遇改善がなされていないという問題点が、これは前々から指摘されているわけです。国も力を入れますよと言っておきながらしてこなかったと、こういう経過もあるわけです。ですから、これはもともと国で本来始めた仕事であります。しかし、当初はあめをなめさせて、あとで補助金を減らすとか、そういうようにやってきた経過があるんです。これからは年次ごとに給食費の負担も増えてくると、こうなってくるわけです。ですから、私は介護保険が施行されてから、この介護保険の問題点を随分長い間やってまいりました。私も指摘したとおりになってきているのかなというふうに思います。
  それで、市長にお尋ねしたい。さっき課長から3点ほど答弁あったわけですが、処遇改善、待遇改善、今お年寄りの皆さんが増えて、そういう施設を利用するという方々がどんどん増えてきていると。せんだっての一般質問でも田中議員が待機者が何人いると聞いたら、180人ちょっといると、これは増えているわけです、南陽市は増えているわけです。前には120人前後いたったわけですけれども、ここさ来てぐっと増えていると、そういう状況があるわけですね。ですから、やっぱりこれからも各施設において職員も補充するなり、あるいはふやさなければならない状況だと思うんです。
  ですから、こういった状況を考えた場合、市としての支援援助をしていくということが首長の責任でもあるのかなと私は思うんですが、その辺の考え方はいかがでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  佐藤委員御指摘のとおりの事件や、あるいはニーズの増加というのは全国的な傾向であります。そういった意味からも国にはしっかりと地方の実態を見て、適切な措置をしてほしいと思うとともに、市としましても、どういったことが必要なのかということを含めて情報収入に努めてまいりたいというふうに思います。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  南陽市では、これから29床の特別養護老人ホームもつくると。さらには、認知症の受け入れ体制も2カ所つくると、こういう計画をやるわけですけれども、いずれにしても、まだ不十分だということがあるんです。待機者がどんどん増えると、そういう可能性もこれ今後あるわけですから、その辺、見きわめた上でしっかり対応しない限り、まだまだかけ離れてくるんではないかと、こういう心配、懸念もされるわけです。ですから、私、こういうことを余り言いたくないんだけれども、言わざるを得ないと、こういうことなんです。ですから、しっかりした対応をやっていただきたいと、あえてこのことを申し上げたいというふうに思います。
  以上です。
○委員長  ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第60号 平成27年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第60号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第61号 平成27年度南陽市水道事業会
      計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第61号 平成27年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  島貫 勉上下水道課長。
〔上下水道課長 島貫 勉 登壇〕
○上下水道課長  〔平成27年9月定例会 予算 
          に関する説明書により 議
          第61号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、104ページから112ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第61号 平成27年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第61号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第62号 平成27年度南陽市下水道事業      会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第62号 平成27年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  島貫 勉上下水道課長。
〔上下水道課長 島貫 勉 登壇〕
○上下水道課長  〔平成27年9月定例会 予算 
          に関する説明書により 議
          第62号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、116ページから125ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第62号 平成27年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第62号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で、本委員会に付託されました補正予算6件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。どうも御苦労さまでした。
午前11時53分  閉  会

       予算特別委員長 板 垣 致江子