平成28年12月21日(水)午前10時00分開議

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議事日程第4号
平成28年12月21日(水)午前10時開議

 議会報告  議会運営委員長報告

(総務常任委員長報告)
 日程第 1 議第 51号 負担付寄附の採納について

 日程第 2 議第 52号 財産の無償貸付けについて

 日程第 3 議第 53号 南陽市議会議員及び南陽市長の選挙における選挙運動用自動車の使用
             等の公営に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 4 議第 54号 南陽市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の
             制定について

 日程第 5 議第 55号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 6 議第 56号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 7 議第 57号 南陽市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条
             例の一部を改正する条例の制定について

(文教厚生常任委員長報告)
 日程第 8 議第 59号 置賜広域病院組合規約の一部変更について

 日程第 9 議第 60号 南陽市健康長寿センター・デイサービスセンターの指定管理者の指定
             について

 日程第 10 議第 61号 南陽市老人いこいの家の指定管理者の指定について

 日程第 11 議第 62号 南陽市立漆山学童保育施設の指定管理者の指定について

(産業建設常任委員長報告)
 日程第 12 議第 58号 置賜広域行政事務組合規約の一部変更について

 日程第 13 議第 63号 南陽市勤労者総合福祉センターの指定管理者の指定について

 日程第 14 議第 64号 赤湯温泉観光センターの指定管理者の指定について

 日程第 15 議第 65号 ハイジアパーク南陽の指定管理者の指定について

 日程第 16 議第 66号 南陽スカイパークの指定管理者の指定について

 日程第 17 請願第3号 TPP協定を国会で批准しないことを求める請願

 日程第 18 請願第5号 「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める請願

(予算特別委員長報告)
 日程第 19 議第 47号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第4号)

 日程第 20 議第 48号 平成28年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)

 日程第 21 議第 49号 平成28年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)

 日程第 22 議第 50号 平成28年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)

(追加議案)
 日程第 23 議第 72号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定
             について

 日程第 24 議第 73号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定
             について

 日程第 25 議第 67号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第5号)

 日程第 26 議第 68号 平成28年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)

 日程第 27 議第 69号 平成28年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)

 日程第 28 議第 70号 平成28年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)

 日程第 29 議第 71号 平成28年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)

 日程第 30 発議第3号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出について

 日程第 31 発議第4号 「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める意見書の提出について

 日程第 32 発議第5号 TPP協定の国会批准をしないことを求める意見書の提出について

   閉   会
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本日の会議に付した事件
 議事日程第4号に同じ
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出 欠 席 議 員 氏 名

◎出席議員(17名)
 1番 山口  裕昭  議員      2番 島津 善衞門  議員
 3番 高橋  一郎  議員      6番 白鳥  雅巳  議員
 7番 片平  志朗  議員      8番 梅川  信治  議員
 9番 川合    猛  議員     10番 髙橋    弘  議員
11番 板垣  致江子  議員  12番 髙橋     篤  議員
13番 田中  貞一  議員     14番 遠藤  榮吉  議員
15番 佐藤    明  議員     16番 伊藤  俊美  議員
17番 殿岡  和郎  議員
◎欠席議員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
嵐田 淳一 総務課長            高梨 敏彦 みらい戦略課長
吉田 正幸 財政課長            相澤 和吉 税務課長
西牧 修二 総合防災課長         神棒 久志 市民課長
菊地   清 福祉課長               板垣 幸広 すこやか子育て課長
佐藤   浩 農林課長               粟野  清 商工観光課長
漆山 清美 建設課長            渡部 時裕 上下水道課長
大友 直秀 会計管理者           猪野   忠 教育長
安部 史生 管理課長            板垣   健 学校教育課長
佐藤 賢一 社会教育課長         江口 和浩 選挙管理委員会事務局長
青木   勲 代表監査委員         田中 康美 監査委員事務局長
小関 宏司 農業委員会事務局長                                 
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事務局職員出席者
尾形 真人 事務局長               田中  聡 局長補佐
髙橋 京子 庶務係長     小野 勝司 書記



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開      議
○議長(田中貞一議員)  御一同様、御起立願います。
  傍聴席の方もお願いいたします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は全員であります。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第4号によって進めます。

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議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本日の会議の運営等について議会運営委員長より報告を願います。
  議会運営委員長 板垣致江子議員。
〔議会運営委員長 板垣致江子議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
  12月定例会の最終日であります本日の議会運営について、先ほど議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果を御報告いたします。
  初めに、付託議案及び請願の審査の結果についてでありますが、各常任委員長報告、続いて予算特別委員長から報告を受け、それぞれ質疑、討論、表決を行うことにいたしました。
  次に、本日追加されます議案について申し上げます。
  追加議案は、条例案2件、補正予算案5件、発議案2件の計9件であります。
  条例案2件についてでありますが、一括議題とし、提案理由説明、総括質疑の後、総務常任委員会に付託し、本会議休憩中、委員会を開催し審査、審査終了後、委員長報告、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  補正予算案5件についてでありますが、一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、予算特別委員会に付託し、本会議休憩中、委員会を開催し審査、審査終了後、委員長報告、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  発議案2件については、1件ずつ議題とし、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うことといたしましたので、御了承くださるようお願いいたします。
  次に、本日の会議の日程でありますが、お手元に配付してあります議事日程第4号により行うことといたしました。
  以上、本定例会の最終日の運営につきまして、議会運営委員会において協議決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、報告といたします。

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 (総務常任委員長報告)
日程第1 議第51号から
日程第7 議第57号まで計7件
○議長  日程第1 議第51号 負担付寄附の採納についてから日程第7 議第57号 南陽市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案7件について、総務常任委員長の報告を求めます。
  総務常任委員長 川合 猛議員。
〔総務常任委員長 川合 猛議員 登壇〕
○総務常任委員長  おはようございます。
  私から総務常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました議案7件について、日程に従い、去る12月13日午前10時から全員協議会室において、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、議第51号 負担付寄附の採納について及び議第52号 財産の無償貸付けについては関連がありますので一括して審査を行いました。
  議第51号は、フラワー長井線の存続・維持のため、山形鉄道株式会社が保有する鉄道用地について、負担付き寄附を受けるものであります。
  具体的には、山形鉄道株式会社の鉄道事業再構築事業の実施に当たり、同社が保有する鉄道用地607筆14万1,629.45平方メートルを、山形鉄道株式会社から南陽市に負担付き寄附の申し入れがあったため、これを受けるものであります。
  次に、議第52号については、議第51号に関連する議案で、山形鉄道株式会社から負担付き寄附を受けた財産について、同社に無償で貸し付けるものであります。
  なお、貸付期間は、締結の日から平成33年3月31日までとのことで、その事業目的は、安全な輸送サービスの確保と経営体制の強化を図るためのものとの説明がありました。
  委員からは、この事業により市の負担金が今後5年間は増額になるかわりに、安全な輸送サービスと経営体制の強化が図られるのなら納得はできる。しかし、もし、さらに負担金の増額や、目標としている平成33年までに経営改善計画で示したとおり当期純利益の黒字化が図られなければ、存続については諦めるべきとの意見が出されました。
  事業認可を受けた国の補助を受けられる5年間は理解できるが、それ以降については慎重に検討し判断するべきとし、審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第53号 南陽市議会議員及び南陽市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。
  本案は、公職選挙法施行令の一部改正により、国会議員の選挙公営に要する費用に係る限度額が引き上げられたことに伴い、所要の改正を行うものであります。
  具体的には、選挙運動用自動車の借り入れ日額を1万5,300円から1万5,800円に、燃料費日額を7,350円から7,560円にアップするものでございます。
  さらに、市長の選挙運動用ビラの作成単価を1枚当たり7円30銭から7円51銭に、選挙運動用ポスターの印刷単価を1枚当たり340円32銭から525円6銭に、その企画費を20万1,250円から31万500円に改正するものであります。
  委員からは、選挙運動用ポスターの企画費が大幅に増額された理由について質疑があり、当局からは、平成10年の公職選挙法施行令の改正による単価見直しの際に、国の3分の2の限度額で設定していたものを、このたび、国の単価に合わせために増額となったとの説明がありました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第54号 南陽市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。
  本案は、一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律が一部改正され、介護休暇の取得方法等の改正及び介護時間が新設されたことに伴い所要の改正を行うものであります。
  内容は、介護休暇を連続する6カ月以内で取得していたものを、通算して6カ月以内で3回まで分割取得可能とするものであります。また、介護時間を連続する3年以内に1日2時間以内で取得可能とするものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第55号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。
  本案は、所得税法等の一部改正に伴い、個人の市民税の課税の特例について所要の改正を行うものであります。
  具体的には、台湾企業等から特例適用利子等、または特例適用配当等を有する者に対し、当該特例適用利子等、または特例適用配当等の額に係る所得を分離課税する規定を追加するものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第56号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。
  本案も、所得税法の一部改正に伴い、国民健康保険税の課税の特例について所要の改正を行うものであります。
  具体的には、国民健康保険に加入する者が受け取った台湾企業等からの特例適用利子等及び特例適用配当等の所得を国民健康保険税算定に含める規定を追加するものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第57号 南陽市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。
  本案は、地域再生法の一部改正に伴い、引用条項のずれを修正するための改正であります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、総務常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの総務常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第51号 負担付寄附の採納についてから議第57号 南陽市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案7件について、総務常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第51号から議第57号までの議案7件は、総務常任委員長報告のとおり決しました。

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 (文教厚生常任委員長報告)
日程第 8 議第59号から
日程第11 議第62号まで計4件
○議長  日程第8 議第59号 置賜広域病院組合規約の一部変更についてから日程第11 議第62号 南陽市立漆山学童保育施設の指定管理者の指定についてまでの議案4件について、文教厚生常任委員長の報告を求めます。
  文教厚生常任委員長 白鳥雅巳議員。
〔文教厚生常任委員長 白鳥雅巳議員 登壇〕
○文教厚生常任委員長  おはようございます。
  私から文教厚生常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました議案4件について、日程に従い、去る12月14日午前10時から、全員協議会室において、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、議第59号 置賜広域病院組合規約の一部変更について申し上げます。
  本案は、置賜広域病院組合において、平成29年4月から、病院事業に地方公営企業法の全部を適用するため、組合規約の一部を変更するものであります。
  当局より、病院組合から病院企業団に名称変更となり、組合管理者から企業長へ権限が移行することにより、重要事項の迅速な意思決定が可能となり、病院経営の強化が図られることになるとの説明がありました。
  委員からは、経営形態の見直しによる影響等について質疑がされましたが、条例や予算の審議など議会の役割は変わらないとの説明がありました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第60号、議第61号及び議第62号の3議案でありますが、いずれも南陽市公の施設に係る指定管理者の手続等に関する条例の規定により、指定管理者を指定するものであります。
  まず、議第60号 南陽市健康長寿センター・デイサービスセンターの指定管理者の指定についてでありますが、本案は、南陽市健康長寿センター・デイサービスセンターを引き続き、社会福祉法人南陽市社会福祉協議会に指定管理者の指定を行うものであります。
  当局より、これまでの実績を考慮した結果、公募によらない方法で選定し、指定の期間は平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間で、指定管理料については、今年度と同額を予定しているとの説明がありました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第61号 南陽市老人いこいの家の指定管理者の指定について申し上げます。
  本案も、南陽市老人いこいの家を引き続き、社会福祉法人南陽市社会福祉協議会に指定管理者の指定を行うものであります。
  当局より、これまでの実績を考慮した結果、公募によらない方法で選定し、指定の期間は、平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間で、指定管理料については、今年度と同額を予定しているとの説明がありました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第62号 南陽市立漆山学童保育施設の指定管理者の指定について申し上げます。
  本案は、南陽市立漆山学童保育施設を引き続き、社会福祉法人双葉会に指定管理者の指定を行うものであります。
  当局より、長年にわたる社会福祉事業者としての実績に培われたノウハウを生かして、今後とも安心で安全な学童保育施設の運営が期待できることから、公募によらない方法で選定し、指定の期間は、平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間とするものと説明がありました。
  委員からは、指定管理料についての質問があり、保育料と国庫補助金で運営されるため、指定管理料としての支出はないとの説明がありました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、文教厚生常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの文教厚生常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第59号 置賜広域病院組合規約の一部変更についてから議第62号 南陽市立漆山学童保育施設の指定管理者の指定についてまでの議案4件について、文教厚生常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第59号から議第62号までの議案4件は、文教厚生常任委員長報告のとおり決しました。

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 (産業建設常任委員長報告)
日程第12 議第58号から
日程第18 請願第5号まで計7件
○議長  日程第12 議第58号 置賜広域行政事務組合規約の一部変更についてから日程第18 請願第5号 「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める請願までの議案5件及び請願2件を議題といたします。
  ただいま議題となっております議案5件及び請願2件について、産業建設常任委員長の報告を求めます。
  産業建設常任委員長 高橋一郎議員。
〔産業建設常任委員長 高橋一郎議員 登壇〕
○産業建設常任委員長  おはようございます。
  私から産業建設常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において、当委員会に付託されました議案5件及び請願2件について、日程に従い、去る12月15日午前10時から、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査したしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
  初めに、議第58号 置賜広域行政事務組合規約の一部変更について申し上げます。
  本案は、置賜広域行政事務組合で運営している死亡獣畜保冷施設が、来年3月末日をもって廃止されるため、組合規約の一部を変更するものであります。
  当局より、廃止の理由としては、施設の老朽化に伴い、建てかえも検討しなければならない時期に入っていたところ、回収料金も安価な民間企業があらわれたことから、保冷施設の利用が減少してきた旨の説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第63号、議第64号、議第65号及び議第66号の4議案でありますが、いずれも、公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の規定により、指定管理者を指定するものであります。
  まず、議第63号 南陽市勤労者総合福祉センターの指定管理者の指定について申し上げます。
  本案は、南陽市勤労者総合福祉センターの指定管理者を、公募により選定された株式会社エービーエムに指定するもので、指定期間は平成29年4月1日から平成32年3月31日までとするものであります。
  当局より、指定に当たっての審査経過、指定管理料の見込み額等の説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第64号 赤湯温泉観光センターの指定管理者の指定について申し上げます。
  本案は、赤湯温泉観光センターの指定管理者を赤湯温泉旅館協同組合に引き続き指定するもので、指定期間は平成29年4月1日から平成32年3月31日までとするものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第65号 ハイジアパーク南陽の指定管理者の指定について申し上げます。
  本件は、ハイジアパーク南陽の指定管理者を株式会社ハイジアパーク南陽に引き続き指定するもので、指定期間は平成29年4月1日から平成32年3月31日までとするものであります。
  当局より、28年度の収支見込み額、過去3年間の入館者数及び指定管理料の見込み額についての説明を受けました。
  委員からは、年々入館者数が減少しており、セールスや顧客についてのデータ収集、分析などの企業努力を行うべき等の意見が出されました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第66号 南陽スカイパークの指定管理者の指定について申し上げます。
  本案は、南陽スカイパークの指定管理者を、南陽市スカイレジャー振興協議会に引き続き指定するもので、指定期間は平成29年4月1日から平成32年3月31日までとするものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第3号 TPP協定を国会で批准しないことを求める請願について申し上げます。
  本請願は、TPP協定の批准は行わないよう、政府及び関係機関に対し意見書の提出を求めるものであります。
  6月、9月の当委員会では、農業分野にどのような影響をもたらすのか不明瞭な状況であり、また、国会での対応も見えない中、さらなる調査が必要との意見が多く、継続審査となっておりました。
  委員より、批准までの今後のスケジュールについての質問がなされ、当局から、国会の承認を受けて、今後、閣議決定され批准となる旨の説明がありました。
  委員からは、国は農業へのさまざまな対策を検討、実施しており、請願に反対であるという意見や、国内農業者の減退、農産物の価格下落、食料自給率の低下等の不安が一向に解消されていないため、請願に賛成であるという意見などがありました。
  審査の結果、賛成少数により不採択と決した次第であります。
  次に、請願第5号 「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める請願について申し上げます。
  本請願は、稲作経営を下支えする農業者戸別所得補償制度を復活するよう、国に対し意見書の提出を求めるものであります。
  委員からは、継続して審査する旨の意見もありましたが、審査の結果、願意妥当により、全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。
  以上、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの産業建設常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  委員長に質問いたします。
  せんだっての9月議会でも、私は委員長報告に対しまして何点か質問をしたわけですが、今回は、最終的には常任委員会として採択とこういう今、報告あったわけですけれども、そこで何点かお尋ねをしたいと思います。
  最初に、せんだっての衆議院の本会議で、地元の鈴木代議士が本会議を途中退席して、法案の採決を棄権したとこういう地元の新聞は報道をされております。
  これは、この報道にもあるように、鈴木氏は、4年前ですね、初当選時にTPP交渉参加反対と。しかも、2区内にTPP断固反対、嘘つかいないとこういうことで公約を述べられました。2区内には、相当数のこういったポスターを張ったわけでありますが、こういった地元の代議士の動きに対しまして、常任委員会として議論されたのかどうかお尋ねをするものであります。
  それから、もう二点ありますが、2点目はISDS、いわゆる投資家対国家紛争解決条項でありますが、国が訴えられるだけでなくて、国を通して地方自治体に対しても、あるいは団体に対しても、いわゆる圧力をかける、訴えられるとこういう状況も懸念されておりますが、こういった問題も議論されたのかどうかお尋ねをします。
  それから、もう一点でありますが、南陽市での影響を、全国各地都道府県を見ますと、相当数の影響が出るだろうとこういう報道もされておったわけでありますが、県内の状況、あるいは南陽市の状況は、どのように議論されたのかお尋ねをいたします。
  以上です。
○議長  答弁を求めます。
  産業建設常任委員長 高橋一郎議員。
○産業建設常任委員長  それでは、お答え申し上げます。
  まず第1点目の地元代議士に関することについて、それに関しては、いわゆる議論にはならなかったというふうに報告します。
  第2点目、ISDS条項に関してですけれども、これに関しては、まず最初に、私、産業建設常任委員長ですけれども、私の意見を申し述べたいというふうなことで、委員長席からおりて委員として発言をしました。
  その中で、ISDSについての問題、それが非常に今、佐藤議員が申されたように、いわゆる多国籍企業等から国が訴訟、損害賠償請求等で訴えられる可能性がある、もしくは地方自治体もあるというふうな懸念についての発言をさせていただきました。
  それから第3点目、南陽市での影響ですけれども、これについてはその場では出ておりませんので、これに関しては私も資料を持ち合わせていませんので、議長から執行部からの答弁をお願い申し上げたいというふうに思います。
  まず、今回のTPPの請願に関しては、国会で批准をしないというふうなことの願意です。それについて冒頭、この時点で、国会が承認を12月9日になったというふうな中で、この請願の審査というものは妥当なのかどうかというようなことを最初に申し上げました。
  その中で、批准というのは国会承認イコールではない。つまり、国会承認と同時に批准となるのではありません。新たに内閣の閣議決定をした上で、その上で取りまとめ役のニュージーランドに通知をすると。そこでもって批准が成立するというふうなことというふうに解しましたので、この請願の審査は妥当であるというようなことで入ったわけです。
  そのようなことをまず最初に申し上げて、審査の前提を確認して、皆さんと協議をしていきたいというふうに思います。
  私からは以上です。
○議長  ほかにございませんか。
(「当局は」の声あり)
○議長  それでは、ただいまの委員長の報告の中で、当局ということがございましたので、当局の答弁を求めます。
  佐藤農林課長。
○農林課長  それでは、私のほうから3番目の南陽市における影響額について申し上げます。
  今年の2月に、山形県では影響額を試算しないというふうなことがございました。南陽市といたしましては、もし影響額が試算されるのであれば、その数値をもとに、南陽市としても影響額を算出しようというふうなことで考えておりましたが、県のほうがいまだに試算をしておりませんので、南陽市でも影響額については試算をしていないというふうな状況でございます。
  以上でございます。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  農林課長のお話ですと、県がしていないから南陽市もしてないとこういうふうな今、答弁あったわけでありますが、私、思うんですが、当局として、たとえこの問題は大きな問題ですから、確かに賛否あるわけですけれども、やっぱりある一定の試算をして、最大と最小とあるわけですけれども、最小ではこのぐらいになると、最大ではこのぐらいあるというぐらいの試算もすべきではないのかなと私、思うんですが、これ、市長、どうだろうなと私は思っています。市長に答弁願いたい、いいですか。
  それから、はっきりした額まではいいですから、大体の線ぐらいは胸にあると思うんです。ですから、その辺のことを答弁していただければなというように思います。
  それから、さっき冒頭申しましたんですけれども、南陽市議会でも農協、あるいは農民連の団体から、何回となく今までこういった問題等について請願が出されてきました。それで再三、南陽市議会も当時、遠藤議長の名のもとに、関係省庁にこのTPP問題等々について意見書を上げてあったとこういう経過あるわけです。ですから、これは当然生きているわけであります。
  ですからこういった、しかも全会一致というように意見書を提出してきたとこういう経過があるわけです。非常に重いものだと私は思っております。しかも約束であります。信義であります。これを信義を通すということは、私は当然議会人として当たり前のことではないのかなとこのように思いますが、どのようにその辺思っているかお答えいただきたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  産業建設常任委員長 高橋一郎議員。
○産業建設常任委員長  ただいま佐藤議員のほうからありましたTPPに関して、これまでの議会での全会一致で採択をしてきたという経過がございます。
  それについては先ほど私、申し上げました委員長の立場からは意見申し上げられませんので、委員長の座をおりて申し上げたことが3つございます。
  1つは、今の佐藤議員が言われましたこと。いわゆる議会の継続性の原則が大事なのではないかということ。それから、それは22年の12月議会から7件ほどTPPに関しては請願がありました。その7件の中で、全部全会一致で賛成をしてきた。で、意見書を国に出してきたということがございます。ただ、去年は同数になりまして、本会議で同数で、議長の裁決で不採択というふうになったということです。
  もう一点は、いわゆる国会決議というのがありまして、農林水産分野の重要5品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は脱退も辞さないというふうな国会決議に違反するのではないかということも申し上げました。
  それからもう一つは、いわゆる自由貿易の恩恵に浴するというんですけれども、これは本当に農家とか中小企業にとって本当にそうなのかと。多国籍企業等が潤うだけではないかというふうな意見を申し上げました。
  そのようなことを話ししましたけれども、先ほど私が登壇した上で報告したとおり、国会で承認され、そして、TPPに関する補正予算等もあるというようなことで、その対策は十分なのでこれは賛成、いわゆる請願には反対だというふうな意見もあったというふうなことです。
  先ほど市長はどういうふうなお考えだというようなことに関しては、私の範疇を超えていますので、議長から市長にお願いをしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  南陽市での影響について、当局の考えはどうかということでありますけれども、課長が申し上げましたとおり、前提となるきちんとしたデータが必要だというふうに思っております。そのデータを収集するためには県の調査が必要なわけでありまして、市独自でするということは困難かなというふうに思っております。
  今、議員からありました件については、そういった要望があるということで、県と話ししていきたいというふうに思っております。
(「影響はあるか」の声あり)
○議長  市長。
○市長  影響があるかないかという点については、軽々に申し上げることができないなというふうに思っています。
  やはり、しっかりしたデータが必要だというふうに思っております。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  軽々に言えないとこういう話ですが、それは先ほど言ったように、最小と最高というのがあるわけですけれども、そのぐらいのことは、ある一定の試算は事務方では私していると思うんです、市長は知らないだけで、それは結構ですけれども。それはわかりました。
  私は、このたびの請願ですね、2回も継続してきた経過あるわけですけれども、やっぱり今の行政の中でこのTPP問題は、まず農業だけでなくて、食の安全、それから医療制度、それから薬価の問題、金融保険、公共事業など、ありとあらゆる分野で非課税商品を廃棄するものだと、こう言わざるを得ないわけであります。さらに多国籍企業の利益のために、国民生活と国の主権を犠牲にするものだと、こう言わざるを得ません。
  さらに、国会決議でも明らかなように、国会で決議をしているわけです、全会一致で。南陽市もさっき言ったように全会一致で、遠藤榮吉議長の名のもとに、再三再四意見書を上げているとこういうことであります。ですから、ISDS条項への不安もこれまたあると、こう言わざるを得ません。しかも国会の中でも疑問に答えないと、答弁しないとこういうこともあるわけであります。
  それから、もう一点でありますが、アメリカの新大統領が、TPP協定から撤退を表明しているとこういう状況もあるわけです。やっぱり先走って批准するということは、これから新たな2国間交渉が始まった場合、さまざまな問題が出てくるのではないかとこのように懸念をされております。
  したがって、この請願第3号は不採択でなく、これ、しっかり採択をすると。そして意見書を上げてやると、これが南陽市議会の信義ではないでしょうか。
  以上、申し上げましたが、意見質疑といたします。終わります。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  ただいまの産業建設常任委員長報告に対し、15番佐藤 明議員より、請願第3号について、委員長報告に対して反対の意思表明がありましたので分割して採決を行います。
  まず初めに、請願第3号についての採決を行います。
  お諮りいたします。請願第3号の採決は起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  採決いたします。請願第3号 TPP協定を国会で批准しないことを求める請願は委員長報告では不採択でありましたが、採択とするに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長  もう一度申し上げます。請願第3号について、採択とすることに賛成の議員の御起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長  御着席願います。
  可否同数であります。よって、地方自治法第116条の規定により、議長において本件に対する可否を採決いたします。
  請願第3号については、議長は採択といたします。よって、請願第3号は採択とすることに決しました。
  次に、お諮りいたします。請願第3号を除く議案5件及び請願1件について、先ほどの産業建設常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  請願第3号を除く議案5件及び請願1件は、産業建設常任委員長報告のとおり決しました。

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 (予算特別委員長報告)
日程第19 議第47号から
日程第22 議第50号まで計4件
○議長  日程第19 議第47号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第4号)から日程第22 議第50号 平成28年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の補正予算案4件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております補正予算案4件について、予算特別委員長の報告を求めます。
  予算特別委員長 片平志朗議員。
〔予算特別委員長 片平志朗議員 登壇〕
○予算特別委員長  おはようございます。
  私から予算特別委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました案件は、平成28年度各会計補正予算4件であります。
  これを審査するため、去る12月19日委員会を開催し、審査を行いました。
  当委員会は、議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などを省略し、結果のみを御報告させていただきます。
  議第47号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第4号)
  議第48号 平成28年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
  議第49号 平成28年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)
  議第50号 平成28年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
  以上、補正予算4件は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、予算特別委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの予算特別委員長報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第47号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第4号)から議第50号 平成28年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)までの補正予算案4件は、予算特別委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第47号から議第50号までの補正予算案4件は予算特別委員長報告のとおり決しました。





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 (追加議案)
日程第23 議第72号及び
日程第24 議第73号の計2件
○議長  次に、日程第23 議第72号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び日程第24 議第73号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての議案2件を議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  おはようございます。
  ただいま上程されました議第72号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議第73号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第72号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、人事院勧告及び県人事委員会勧告を勘案し、期末手当の支給月数を引き上げること、また、非常勤特別職の報酬の規定の一部を見直すことから所要の改正を行うものでございます。
  次に、議第73号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、人事院勧告及び県人事委員会勧告に基づき、給料表を改正するとともに、勤勉手当の支給月数を引き上げること、また、扶養手当に係る所要の改正等を行うことから御提案申し上げるものでございます。
  以上、条例案2件につきまして、一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  ただいま議題となっております2議案について、総括して質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  ただいま議題となっております議案2件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり総務常任委員会に付託いたします。


○議長  なお、本議案の審査は、この後の休憩中に総務常任委員会を開催し、審査願います。
  ここで暫時休憩いたします。
  再開は予鈴にてお知らせいたします。
午前10時59分  休  憩
───────────────────
午前11時30分  再  開
○議長  再開いたします。

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 (総務常任委員長報告)
日程第23 議第72号及び
日程第24 議第73号の計2件
○議長  ただいま議題となっております議第72号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議第73号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての議案2件について、総務常任委員長の報告を求めます。
  総務常任委員長 川合 猛議員。
〔総務常任委員長 川合 猛議員 登壇〕
○総務常任委員長  私から総務常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会最終日において、当委員会に付託されました議案2件について、本会議休憩中に第2委員会室において、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、議第72号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。
  本案は、平成28年8月の人事院勧告及び10月の山形県人事委員会勧告に基づき、所要の改正を行うものであります。
  具体的には、期末手当支給月数の改定であります。支給月数を0.05月分引き上げ、現行の3.1月から3.15月に改定するものであります。あわせて行政不服審査会委員の報酬額を日額4,600円に規定したものであります。
  また、非常任特別職の年額を持って定める者の報酬額を85万円以内から120万円以内に引き上げるものであります。これは地区長の報酬を想定しているものであり、所帯数の増加に対応するためとのことでした。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第73号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。
  本案は、平成28年8月の人事院勧告及び10月の山形県人事委員会勧告に基づき、所要の改正を行うものであります。
  内容は、1点目は給料表の改定であります。世代間の給与範囲分の観点から、特に若年層に重点を置きながら、給料表の水準を平均0.1%引き上げるものであります。
  2点目は勤勉手当支給月数の改定であります。支給月数を0.1月分引き上げ、現行の1.55月から1.65月に改定するものであります。
  3点目は扶養手当の見直しであります。配偶者に係る扶養手当の額を段階的に引き下げ、他の扶養親族と同額の6,500円とする一方、子にかかわる手当額を段階的に引き上げ、平成30年度以降は1万円とするものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、総務常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの総務常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第72号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議第73号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての議案2件について、総務常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第72号及び議第73号の議案2件は、総務常任委員長報告のとおり決しました。

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日程第25 議第67号から
日程第29 議第71号まで計5件
○議長  日程第25 議第67号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第5号)から日程第29 議第71号 平成28年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)までの補正予算案5件を議事の都合により一括議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第67号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第5号)から議第71号 平成28年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)までの補正予算案5件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第67号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、給与条例の改正に伴う特別職、職員人件費及び特別会計への人件費繰出金の増、低所得世帯等への灯油購入助成事業費の追加であり、財源につきましては、県支出金、基金繰入金で措置いたすものでございます。
  次に、議第68号 平成28年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。
  補正の内容は、事業勘定におきまして、給与条例の改正に伴う職員人件費の補正を行うものであります。
  財源につきましては、一般会計繰入金で措置いたすものでございます。
  次に、議第69号 平成28年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。
  補正の内容は、給与条例の改正に伴う職員人件費の補正を行うものであります。
  財源につきましては、一般会計繰入金で措置いたすものでございます。
  次に、議第70号 平成28年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)及び議第第71号 平成28年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の内容は、両会計ともに収益的及び資本的収支の支出について、給与改正に伴う人件費の補正を行うものでございます。
  以上、補正予算案5件につきまして、一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。質疑は予算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。
  ただいま議題となっております補正予算案は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり予算特別委員会に付託いたします。


○議長  それでは、予算特別委員会を休憩中に開催し、審査願います。
  ここで暫時休憩といたします。
  再開は予鈴をもってお知らせいたします。
午前11時40分  休  憩
───────────────────
午後 1時00分  再  開
○議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。

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 (予算特別委員長報告)
日程第25 議第67号から
日程第29 議第71号まで計5件
○議長  ただいま議題となっております議第67号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第5号)から議第71号 平成28年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)までの補正予算案5件について、予算特別委員長の報告を求めます。
  予算特別委員長 片平志朗議員。
〔予算特別委員長 片平志朗議員 登壇〕
○予算特別委員長  私から予算特別委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において、当委員会に最終日に付託されました案件は補正予算5件であります。これを審査するため、休憩中に委員会を開催し、審査を行いました。
  当委員会は、議長を除く全員で構成されていますので、審査経過などは省略し、結果のみを報告させていただきます。
  議第67号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第5号)
  議第68号 平成28年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
  議第69号 平成28年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)
  議第70号 平成28年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)
  議第71号 平成28年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)
  以上、補正予算5件は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、予算特別委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの予算特別委員長報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第67号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第5号)から議第71号 平成28年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)までの補正予算案5件は、予算特別委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第67号から議第71号までの補正予算案5件は、予算特別委員長報告のとおり決しました。

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日程第30 発議第3号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出について
○議長  日程第30 発議第3号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出についてを議題といたします。
  ここで、提案理由の説明を求めます。
  11番板垣致江子議員。
〔11番 板垣致江子議員 登壇〕
○板垣致江子議員  私から発議第3号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出について提案理由を申し上げます。
  本市議会としましては、住民の幅広い層からの政治参加や地方議会における人材確保の観点から、地方議会議員の厚生年金加入のための法整備を早急に実現するよう、別紙意見書を政府及び関係機関に提出するものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第3号は、会派会長会全員の賛成を得て提案されたものであります。
  よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第3号は、委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第3号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出について、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第3号は原案のとおり可決いたしました。

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日程第31 発議第4号 「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める意見書の提出について
○議長  日程第31 発議第4号 「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める意見書の提出についてを議題といたします。
  ここで、提案理由の説明を求めます。
  3番高橋一郎議員。
〔3番 高橋一郎議員 登壇〕
○高橋一郎議員  私から発議第4号 「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める意見書の提出について提案理由を申し上げます。
  本市議会としましては、先ほど採択された請願第5号の趣旨に鑑み、国民の食糧と地域経済、環境と国土を守るため、生産費を補う農業者戸別所得補償制度を復活させることを求め、別紙意見書を国に提出するものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第4号は、所管の産業建設常任委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第4号は、委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第4号 「農業者戸別所得補償制度」の復活を求める意見書の提出について、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第4号は原案のとおり可決いたしました。
  ここで暫時休憩いたします。
  なお、再開につきましては、予鈴にて御連絡いたします。
午後 1時10分  休  憩
───────────────────
午後 1時20分  再  開
○議長  再開いたします。
  休憩中に議会運営委員会を開催されましたので、議会運営委員長より報告を求めます。
  議会運営委員長 板垣致江子議員。
〔議会運営委員長 板垣致江子議員 登壇〕
○議会運営委員長  休憩中に発議案1件が提出され、この件について議会運営委員会を開催し協議いたしましたので、その結果を御報告いたします。
  審査の方法でありますが、提案理由説明、委員会付託を省略し、質疑の後、討論、表決の順で行うことといたしましたので、御了承くださるようお願いいたします。
  以上、議会運営委員会において協議、決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、報告といたします。
○議長  ただいま議会運営委員長より報告がありました発議案1件は、地方地自法第112条及び会議規則第14条第1項の規定により提出されたものであります。
  この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第5号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

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日程第32 発議第5号 TPP協定の国会批准をしないことを求める意見書の提出について
○議長  日程第32 発議第5号 TPP協定の国会批准をしないことを求める意見書の提出についてを議題といたします。
  ここで、提案理由の説明を求めます。
  5番山口正雄議員。
〔5番 山口正雄議員 登壇〕
○山口正雄議員  私から発議第5号 TPP協定の国会批准をしないことを求める意見書の提出について提案理由を申し上げます。
  本市議会としましては、先ほど採択された請願第3号の趣旨に鑑み、農林水産分野の重要5品目の聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退を辞さないとするものとすることとした国会決議を、政府は遵守すべきであります。
  よって、最後の意思決定の場としての閣議決定前に、別紙意見書を内閣総理大臣に提出するものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第5号は、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第5号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第5号 TPP協定の国会批准をしないことを求める意見書の提出について、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第5号は原案のとおり可決いたしました。
  最後にお諮りいたします。本例会において議決されました議案の中で、整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。
  以上をもって、本定例会に提案されました議案並びに請願などの審査は全て終了いたしました。

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市  長  挨  拶
○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  12月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
  本定例会におきましては、提案いたしました議案につきまして慎重に御審議を賜り、原案のとおり御同意、御可決をいただきましたことに厚く御礼を申し上げます。
  定例会の中で各議員からいただきました御提言等につきましては、可能なものからその実現に向け、努力をしてまいる所存でございますので、今後とも御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げます。
  さて、早いもので、今年も残すところ、あとわずかとなりました。昨年は積雪がございませんでしたが、今年も今のところは穏やかな年の瀬を迎えようとしております。冬は始まったばかりでございますので、庁内の連絡体制を強化し、今後とも雪害の未然防止に努めてまいります。
  さて、今年を振り返りますと、1月に南陽市文化会館が最大の木造コンサートホールのギネス世界記録認定を受け、また4月には、山形県縦断駅伝競走大会で南陽・東置賜チームが、3日間完全優勝で総合5連覇を果たすなど、さい先のよいスタートとなりました。
  烏帽子山公園の桜は今年は見事に咲き誇り、赤湯温泉桜まつりも多くの観光客に訪れていただきました。また、10月には第104回目を数える南陽の菊まつりが開催され、期間中は多くのイベントが開催され、昨年をはるかに上回る多くの方々にごらんいただくなど、本市を県内外にPRすることができました。
  南陽市役所ラーメン課R&Rプロジェクトが7月にキックオフされ、8月には南陽スカイパークにおいて、空のバリアフリー宣言を行いました。また、放課後子ども教室の実施やワイン特区の認定など、さまざまな事業に取り組んでまいりました。
  一方、国内では、4月に発生した熊本地震、8月に観測史上初めて東北地方に上陸した台風10号、10月に発生した鳥取地震など自然災害が多く発生し、多大な被害をもたらしました。幸いにも本市では被害は発生しませんでしたが、防災対策の基本は自助であり、10月の総合防災訓練では、県内初、市内全域を対象とした避難訓練を実施し、多くの市民に参加をいただきました。
  災害はいつ起こるかわかりません。引き続き、災害に強いまちづくりを目指してまいりますので、議員皆様の御指導、御協力を今後ともよろしくお願い申し上げます。
  結びになりますが、年の瀬を迎え、これからは寒さも一段と厳しさが増す時期でございます。議員の皆様におかれましては、時節柄御自愛をいただきまして、各般にわたり御健勝にて御活躍されますとともに、よいお年を迎えられますことを心から御祈念申し上げまして、12月定例会の閉会に臨み、御礼の挨拶とさせていただきます。
  まことにありがとうございました。

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閉      会
○議長  これをもちまして平成28年南陽市議会12月定例会を閉会いたします。
  御一同様、御起立願います。
  御苦労さまでした。
午後 1時30分  閉  会

南陽市議会議長 田 中 貞 一
会議録署名議員 片 平 志 朗
同       殿 岡 和 郎