平成28年12月19日(月)午前10時00分開議

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片平  志朗  委員長       舩山  利美  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(16名)
 1番 山口   裕昭  委員        2番 島津   善衞門  委員
 3番 高橋  一郎  委員        4番 舩山  利美  委員
 5番 山口  正雄  委員        6番 白鳥  雅巳  委員
 7番 片平  志朗  委員        8番 梅川  信治  委員
  9番 川合    猛   委員       10番 髙橋   弘  委員
11番 板垣  致江子  委員   12番 髙橋   篤  委員
14番 遠藤  榮吉  委員       15番 佐藤   明   委員
16番 伊藤  俊美  委員       17番 殿岡  和郎  委員
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
嵐田 淳一 総務課長            髙梨 敏彦 みらい戦略課長課長
吉田 正幸 財政課長            相澤 和吉 税務課長
西牧 修二 総合防災課長          神棒 久志 市民課長
菊地   清 福祉課長            板垣 幸広 すこやか子育て課長
佐藤   浩 農林課長            粟野   清 商工観光課長
漆山 清美 建設課長            渡部 時裕 上下水道課長
大友 直秀 会計管理者           猪野  忠 教育長
安部 史生 管理課長            板垣   健 学校教育課長
佐藤 賢一 社会教育課長         江口 和浩 選挙管理委員会事務局長 
田中 康美 監査委員事務局長      小関 宏司 農業委員会事務局長
                
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事務局職員出席者
尾形 真人 事務局長               田中   聡 局長補佐
髙橋 京子 庶務係長      小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 議第47号 平成28年度南陽市一般会計補正予算
      (第4号)
 議第48号 平成28年度南陽市国民健康保険特別
      会計補正予算(第3号)
 議第49号 平成28年度南陽市介護保険特別会計
      補正予算(第2号)
 議第50号 平成28年度南陽市後期高齢者医療特
      別会計補正予算(第2号)

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開      会
○委員長(片平志朗委員)  御起立願います。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は16名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成28年度補正予算4件であります。

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議第47号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第4号)

○委員長  初めに、議第47号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第4号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。吉田正幸財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成28年12月定例会 予算に関
        する説明書により 議第47号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁はページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願い申し上げます。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般、14ページから21ページまでについて、質疑ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  2点ほど市長にお尋ねしたいんですが、せんだっての一般質問の中で、地方交付税が、南陽市の場合ですと、来年度予算編成における関係で4.4%減になると、このように答弁をされました。さらに、せんだっての山新の報道によりますと、地方交付税の減額が大体5,000億円ぐらい削減されるだろうというふうな報道があったわけですけれども、4.4%に今度の減額の提案されている5,000億円の一部がプラスになるのか、その辺財政当局ではどのように見ているかお尋ねをしたい。
  それから、もう1点でありますが、20ページの置賜広域病院の精算還付金がここに記載されているように入っていると、こういうことでありますが、置賜病院の入院患者数、あるいは通院患者数が現在減っているのか、増えているのか、まず最初に、この2点だけお聞きをしたいというふうに思います。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  佐藤 明委員の御質問にお答え申し上げます。
  1点目の交付税の見通しでございますが、4.4%ということで、概算要求の時点での地方団体へ配る、出口ベースという言い方をしておりますが、それで4.4%の減というような見通しとなっておりました。今、国のほうでは予算がフレームとして固まりつつございまして、交付税につきましては、入り口ベースで16年度当初を上回る15兆6,000億円程度というような見通しとなっているようでございます。
  ただ、これが地方に配られる際にどの程度の減になるのか昨年度並みに維持されるのかどうかということにつきましては、今、総務省と財務省のほうで地方財政の折衝をやっているところでございまして22日ぐらいには固まって出てくるのかなというふうな見通しでございますが、それを見ませんと、今の段階では、どの程度になるかというのは言えないところでございます。
  以上でございます。
○委員長  答弁を求めます。
  すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  それでは、2点目の質問にお答え申し上げます。
  置賜病院組合の病院の患者数の増減でございますが、平成27年度の実績としまして、入院患者数が、総合病院、あと救命救急センター、さらには、サテライト医療施設、南陽病院、長井病院、全て合計しまして、1年間で20万5,309人でございました。前年度と比較しまして2,245人の減少となっております。外来患者数におきましては、合計しまして33万7,339人でございます。前年度と比較しまして576人の増加となっております。
  以上でございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  ただいまの財政課長の報告によりますと、状況、推移を見ながら、どうなるかというふうなお話でありましたが、いずれにしても、4.4%がベースとしては減らされると。これ、連続5年というふうになっているわけですけれども、新聞報道のように、5,000億円これにプラスされたら、全国的に大変なことになると思うので、これを減らさないように強く要望するべきではないのかなというふうに思いますけれども、その辺の考え方について市長にお尋ねしたいと思います。
  それから、病院の関係ですと、入院患者は二千二、三百人ほど減っているが、外来については五百数十人増えているというふうな報告でありますが、置賜病院は2市2町と県で運営していると、こういうふうになっているわけですけれども、例えば、構成市町の場合ですと、入院患者の割合は南陽市が一番多いわけです。27年度は26.9%、入院患者、さっき言ったのは延べ数ですね。実患者数も南陽市が一番多いと、こういうふうになっているわけですけれども、さらに、外来も南陽市が数字的に一番多いと、こういう結果が上がっているわけです。それと同時に、長井市も多い。20%台を推移していると、こういう状況です。
  それで、ほかの自治体を見ますと、県と2市2町で運営しているわけですが、例えば、米沢市、高畠町、白鷹町、小国町も、入院患者さん、あるいは外来で来ているわけですけれども、例えば米沢市ですと、入院患者さんは9.1%、高畠町は9.8%と、こういうふうに1割近くいるわけです。こういう自治体の対応について、管理者会議等で、ほかの自治体の負担金というか、そういったものについて出してくださいというのは内部で検討されたのかどうか、その辺、市長にお答え願いたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  ただいまの御質問にお答えします。
  まず最初に、地方交付税、あるいは地方財政計画全般についてでございますけれども、これは、山形県市長会、あるいは東北市長会、あるいは全国市長会等々でも、ことしの市長会でも、そのことに関する政府への要望については、やはりさまざまな段階で出まして、それを取りまとめて、国のほうに要望しているところでございます。本市としましても、今後、長期的に見れば人口の減少の影響は避けられないものとは思いますけれども、それにしても、地方において社会福祉の向上に支障が出ないように、政府にはしっかりとした対応を今後も要望してまいりたいというふうに思います。
  それから、置賜病院の件でありますけれども、これについては、2市2町と県で組合を構成しておりますが、他市町村からも来られる患者さんがいらっしゃるということはあります。それで、負担について、他市町に求めるべきではないかというようなことについては、今まで話し合いはなかったものというふうに認識をしております。こちらに来られる患者さんもおられる一方で、例えば、米沢市立病院に行かれる患者さんもおられるわけですので、負担金を求めるとなれば、向こうにも当然求められるということになりますので、よほどいびつな状況になれば、当然そういうお話にもなってくるかもしれませんけれども、状況を見ながら、適切に話し合いをしていきたいというふうに思います。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今の病院の問題ですけれども、お互いに行ったり来たりするのは患者さん個々人の自由な判断だから、患者さんは問題ないわけですけれども、自治体同士で、管理委員会の中でそういう議論をされたのかということで、さっき質問したわけですけれども、今の答弁では、議論はされてないと、こういう答弁ですね。
  それで、何ていうのかな、3割近い方々が他自治体から来ているわけです。特に、米沢市、高畠町関係は多いわけです。市長はお互いさまだというようなお話ですけれども、そうではなくて、自主的に、その辺、応分の負担というかね、それはあってもいいのではないかと思うんですが、どうでしょうか。
○委員長  大沼副市長。
○副市長  私からお答えいたします。
  そもそも論から言えば、負担を求める法的な根拠がありませんので、負担はまず求められないというのが一般的な原則論になると思います。
  実は、今現在、病院組合の基本方針が平成7年のときに策定されましたので、20年たったというふうなこともありまして、広域病院組合の医療機能のあり方検討会というようなことで、今病院組合のほうで検討しています。私も構成2市2町の副市町長というようなことで入らせていただいているんですけれども、このメンバーを見ますと、山形大学の根本病院長を始め、置賜の全ての医師会の会長、米沢市立病院の院長、小国町立病院の院長というようなことで、置賜保健所長、全ての置賜の医療関係者が集まった形で、この病院組合の医療機能のあり方を今検討します。
  つまり、平成12年にこの病院組合が発足しまして、長井市立病院、南陽市立病院、川西町立病院が再編をしたというふうなことだけではなくて、新たに公立置賜総合病院という急性期の中核病院ができた。この公立置賜総合病院そのものの位置づけというのが、置賜において従来と変わっている。つまり、簡単に言えば、置賜の急性期の中核病院でありますので、県立の救命救急センターを備えながら、置賜の急性期の医療を担っている。そのほか、がん拠点病院、いろいろな意味での置賜の中核病院であります。その流れからいえば、当然、米沢市とか高畠町とか、いわゆる構成団体以外からも患者さんが流れてくるというのは、当初から予定されていたというと語弊があるんですが、予想されていたことだとは思います。
  ただ、公立病院の実際の運用が、その発足当時と変わってきているというようなこともありまして、そのあり方検討委員会でいろいろ検討させていただいているんですけれども、恐らく、各構成団体以外の置賜の町で持っている病院のあり方が変わらない限りは、恐らく、この構成というのも変わらないだろうというふうに予想していまして、負担金をいただく、いただかない、そのものよりも、公立病院がかなり手詰まってきているというか、恐らくおわかりになっていると思うんですけれども、ほかの公立病院が、病院機能としてかなり低下しているというのが現実でありますので、公立置賜総合病院が置賜の中核として今後とも果たしていくというふうなことになりますので、委員おっしゃるとおり、ほかの構成団体から何で来るんだというようなこともあると思うんですが、発足そのものがそういう経過もございますし、県のほうで45%の運営費補助も出しておりますし、イニシアルコストでは80%を出しているということもありますので、構成団体の一員としての南陽市として、ほかにお金をくださいというようなことは、今のところ申し上げるつもりはありません。
  以上です。
○委員長  よろしいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  同じく、21ページの置病の精算還付金のことでお尋ねをしたいと思います。
  今回の定例会の中で、公営企業体の全部適用の議論がされております。仮に、29年度4月からなった場合、いわゆる29年度予算について、こういった精算還付金方式というふうなものが今までどおりになるのかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  高橋一郎委員の御質問にお答え申し上げます。
  置賜病院組合負担金精算還付金ということで今回計上させていただいてございます。これにつきましては、主な内容が、サテライト病院に係る平成27年度の収支に基づく精算還付金でございまして、平成26年度までにつきましては、基幹病院についても、決算を結んだ後に、減価償却費までのところで全額構成団体に返すというような負担金の精算のルールになってございましたが、このたびの負担金から、基幹病院については、繰り出し基準に基づいて当初見込んだ金額を繰り出しするというようなことで、精算にはならないというようなことで、平成27年度からは、サテライトの部分だけで精算になるというようなことで、今進んでいるものでありまして、そこについては全適になりましても変わってはまいりませんので、そのように御理解いただければと思います。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  27年度決算が今回載っているということですから、当然、28年度決算は、来年の今ごろに、同じように、いわゆるサテライトとしての南陽病院についても、金額は別にしても、経営上なる見込みだというふうなことです。
  そうすると、例えば、29年度、30年度以降ですかね、南陽病院の診療科目等も変わってきて、いわゆる腎患者というか、そこがほかのほうに移るとかという話もお聞きしていますが、そのようなことも含めて、スキームとしては同じだけれども、還付の額についてはいろいろと状況が変わるというふうな理解でよろしいでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  大沼副市長。
○副市長  私よりお答えします。
  還付金の話と全適の話は、実はちょっと違いますので、全適を実施したから還付金がないということではございません。あくまでも、繰り出し基準を変えない限りは還付金はありますが、今のところ、先ほどの答弁のとおり、サテライトについては精算方式、いわゆる、3月31日で、現金ベースでゼロになるように還付をしましょうというようなイメージなんです。
  今、実は、分科会の中で、各サテライトの副市町長が集まって、いわゆる繰り出し基準を各サテライトまでやりましょうかというような議論はしております。ただ、その議論を今しているというふうな段階なので、基本的には、委員おっしゃるとおり、来年度以降も、サテライト分の精算金が入ってくるというふうなことになりますが、それも、どのようになるのかは、やはり、全適をやってみないと各経営状況がわからないので、むしろ、繰り出し基準のとおりにしか出さないというほうが、もしかすると、一般財源では消耗しないというふうなことになりかねないので、その辺は、これから少し議論したいというふうに思っています。
  以上です。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  これから議論するということですから、そのようなことになると思うんですが、結局、全部適用、今までは会計方式ですね。財政関係については一部適用しているわけです。したがって、その延長、範疇からいえば、そういった精算方式も変わらないというふうに思っていたんですけれども、全適になった場合、いわゆる企業長というんですか、結構権限があって、いろいろ変わってくるのかどうか。例えば、管理運営委員会等も出てくるというふうなことですので、そこの見方もありますから、今ここでどうのこうのと言ってもしようがないと思うんですけれども、ぜひ、各構成市町が不利にならないような形での、管理運営委員会等での議論をよろしくお願いしたいと思います。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。
  第2款総務費から第6款農林水産業費までの22ページから33ページまでについて、質疑ございませんか。
  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  22ページ、総務管理費、7目の企画費についてでございます。
  ふるさと納税事業について伺います。
  年々寄附金が増えているということで、市としては喜ばしい限りではありますけれども、今年度は4億円の寄附が見込めるというようなことでございました。改めてお聞きをいたすところでございますけれども、この寄附金の利活用です。そういったことはどうなっているのか。また、今後の返礼品の拡大、また、サービス面の企画等を考えていらっしゃるのか、その点をお聞きをいたします。
○委員長  答弁を求めます。
  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  それでは、ただいまの白鳥委員の御質問の寄附金の利用について、私のほうからお答え申し上げます。
  28年度分につきましては、寄附金については、次年度に基金として積みまして、27年度で入ったものについて、これから基金を有効に活用して、次年度の予算の中で、子育て支援等を中心に予算を充当させていただくということで、ルールをつくりながら対応をしてまいりたいと、今、予算編成の中で検討しているところでございます。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  ふるさと納税のお礼品の発掘、掘り起こしでございますけれども、現在、市のホームページでもふるさと納税のお礼品の募集というふうなことで募ってございますので、今後とも、特産品の掘り起こしについては、市の物産PRというふうな観点も含めまして、取り組んでまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  基金として、子育て支援のほうに利用すると。詳しい内容をお聞きをしたい。子育て支援といってもいろいろな分野があるので、それにどういうふうに重点を置いていくか、それが1つ。
  あと、返礼品については、物産品も含めて、また、それ以外に、例えば、体験型とか、パラグライダーでの体験、そういったこともあるようでありますけれども、そのほかいろいろな、例えば、地域を見たときに、先日、雪も突然30センチぐらい降ったということで、雪を利用した体験型とか、また、農業体験とか、そういったことも含めて、体験型のサービスとか、そういったことを考えていらっしゃるか、再度お聞きをいたします。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ふるさと納税の寄附をいただくに当たりまして、寄附をいただいた方から、アンケートの中で、どのような事業へということでいただいている項目がございます。その中の項目にのっとりながら、子育て支援という項目のほか、るるございますが、そちらのほうへの充当を中心にさせていただくということでの現在の進め方でございます。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答えいたします。
  今御指摘ありましたとおり、返礼品に、体験飛行というふうなことで、パラグライダーの飛行がございますけれども、その他、今白鳥委員さんからございました農業体験、あるいは観光体験、そういったものについても、いろいろ情報を得ながら、参考にさせていただきたいというふうに思っているところでございます。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ありがとうございます。
  子育て家庭、そういったアンケートにのっとった、ニーズに合った利用をしていくということで、理解をいたしました。また、体験型も、いろいろ幅広く検討していただきながら、南陽市をPRしていっていただきたいと思います。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  26ページの第3款民生費の9目の高齢者の問題でありますが、ここ数年来、高齢者の交通事故が相次いで起きているわけでありますが、そういった状況の中で、通学路に突っ込んだり、病院に突っ込んだり、死亡事故が相次いで起きていると、こういう状況が続いているわけでありますが、そういう点では、非常に痛ましい事故が相次いでいると、このように言わざるを得ないわけであります。
  そこで市長にお尋ねしたいんですが、このことによって、高齢者が免許証の自主返還などをして、もう運転はしないと、こういうふうに言っておられる方も大分おられるわけですけれども、南陽市の管轄の中で、どの程度の返納者がおられるのか、まずお尋ねをしたい。
  それから、そういった状況の中で、返納者に対する支援策も年々各自治体で増えていると、こういうふうにお聞きをしております。そういった状況の中で、南陽市としてどういった支援策を考えておられるのか、お尋ねをしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  神棒市民課長。
○市民課長  それでは、私のほうから返納者の数についてお答えさせていただきたいと思います。
  返納者の数につきましては、南陽市の方では、27年度は68名となってございます。28年度につきましては、11月30日までの統計ですけれども、73名となってございます。
  以上です。
○委員長  市長。
○市長  高齢者の免許返納についてでございますけれども、全国的に痛ましい事故が起こっているという報道がたびたびなされておりまして、これについては、社会全体の課題だというふうに思っているところでございます。ただ、一方で、地方においては足が必要だということで、なかなか返納が進まないという現実もありまして、南陽市におきましては、3路線のバスがあるわけでありますけれども、公共交通がない地域もございます。そういったところについて、今考えていることといたしましては、来年度、そういった地域における地域の皆さんの協議会のようなものをつくる中で、その地域に合った交通のあり方を検討していこうというふうな流れで、今、地域の方々とも話をしているところでございます。
  一方で、返納の自治体による支援につきましては今後の研究課題ということで、南陽市においては、まずは、高齢者の皆さんに運転に注意していただくこと、それから、免許の返納について、周知、広報を頑張っていくということを、警察の方と一緒に取り組んでいこうと考えているところでございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  市長も知っておると思うんですけれども、運転免許自主返納サポートということで、今、全国はもとより、県内各自治体で返納者に対するさまざまな支援策を講じている。
  せんだっての新聞報道を見ますと、例えば、天童市では、65歳以上の自主返納者に対してタクシーや予約制乗り合いタクシーの利用券2万円を交付すると。あるいは、上山市の温泉組合では、自主返納者に対して温泉旅館1泊に対しまして1,000円を補助していると、こういう新聞報道があったわけですけれども、そのほかにも、県内の自治体では、バス、あるいはタクシー利用券、村山市では3万円とか、そういうふうにさまざまな支援策を講じている。お隣の高畠町でも、これはデマンドタクシーということで利用割引等をやっている。こういうふうにして、相次いで、各自治体で支援策をとっていると。
  こういうことでやっているわけですけれども、やはり、警察署は同じ所管ですから、隣の高畠町でやっていて南陽市だけやってないなんて。しかも、さっき、市民課長の答弁ですと、70何名かの方々が自主返納していると。しかも、市長がおっしゃったように、路線バスもない、そういう地域もあるわけですから、そういった意味では、やはり、デマンドタクシーとか、そういったものを設置して、そして、お年寄りの足の確保をしていくということが大事ではないのかなと思いますが、いかがでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  やはり、地域において車がないということが、さまざまな生活の面で支障が出ることを思えば、公共交通について、デマンド等については南陽市においても課題であるというふうに認識をしておりますので、地域の皆さんと地域に合ったあり方を考えていこうというふうに思っているわけでございます。
  高畠町で取り組んでいるということについては、同じ管内で、南陽市でやっていないのはうまくないというお話でありましたけれども、これにつきましては、できれば、自主的に返納していただければ、やはり一番いいのかなというふうにも思っておりますが、事故が増加していることもありますので、今後、さまざまな情報収集と、それから、検討課題としたいというふうに思います。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  先ほどの市長の答弁ですと、今、協議会等も検討していると、こういう答弁だったわけですけれども、そういった状況の中で、やはり、南陽市においても、そういった返納者に対する支援策と同時に、やはり、地域の足を確保するという立場からも、せめて、デマンド方式のそういったやり方も、この置賜地域管轄では、南陽市と長井市を除いてみんなやっているわけですよ。ですから、この辺の考え方をしっかり踏まえた上で、ぜひ支援策を考えていただきたいものだなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  周辺自治体の状況も注意深く見ながら、今後の支援のあり方、そして、公共交通のあり方をしっかりと検討してまいりたいというふうに思います。
○委員長  よろしいですか。
  ほかにございませんか。
  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  高齢者の支援体制についてですが、やはり、協議会の話し合いを持って、これからデマンドなんかをやるというところは本当に必要だと思うわけですが、緊急性をもって考えていただきたいと思います。やはり、ほかの地域でやっているタクシー券にするとか、そういうのを緊急にやらなければ、危険を感じて返納した人たちは、本当に困っている方たちもいると思います。しようがない、もう危険なことをしていられないから返したんだけど、本当に足がない。タクシーを月何回も使わなければいけない。そういう方たちの支援を急がなければならないと思うんです。
  デマンド、そちらの方向に行ったりというのは大切だと思うんですが、やはり、タクシー券を出したりとか、バスの券を出したりとか、そういうのはすぐにでも対応していただきたいと思うんですが、市長、いかがでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  その件につきましては、佐藤委員にお答え申し上げましたとおり、周囲の自治体の状況をしっかりと注視しながら、今後の対応についてしっかり検討させていただきたいというふうに思います。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  29年度からそういうことができるように、市長として頑張っていただきたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番島津善衞門委員。
○島津善衞門委員  関連で質問させていただきますが、免許を返納するといった場合に、人って、どういう条件で返納しなければならないと気づくんだろうといったときに、認知症であったり、ストレスにより車の運転ができなくなったり、いろいろなことが想定されると思います。
  今、日本の中で、あなたは認知症ですよというふうに確定できるお医者さんの数は、免許を持っている方と比較した場合、圧倒的に少ないです。たしか、75歳以上で200万人以上の方が全国で免許を持っていると思いますが、この人が認知症かどうかという判断を、今のお医者さんでは対応し切れないというふうなことが現状のようです。
  自分が、いつでも、おれは認知症でないべかなと気づけるような簡単なアンケートというのがあるらしいです。そういうものをぜひ市役所あたりに常備しておいて、自分から気づいて、自主返納したいなというふうになれるような方向もちょっと加えていただきたい。それはあるはずですので、ぜひ調べていただきたいと思います。というふうなことも設置をお願いしたいのですが、いかがでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  神棒市民課長。
○市民課長  アンケートにつきまして、警察署のほうにお聞きしながら、そこら辺も検討してまいりたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長  島津委員、よろしいですか。
○島津善衞門委員  警察のほうでもある程度できるかと思うんですが、市民の足としては、やはり、市役所のほうに足を運ぶのがかなり多いと思います。高齢者であればあるほど、やはり、市役所の保健担当課だったり、いろいろなところに来ている回数が多いというふうなことなので、ぜひ、そういう場を捉えて確認できるような体制をとっていただきたいということを要望して、終わります。
○委員長  ほかにございませんか。
  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  民生費の社会福祉の関係でお聞きしたいのですけれども、今回、一般質問の内容でバリアフリーの件があったものですから、あちこちの施設を見ました。今回、老人いこいの家の件で聞きたいのですけれども、確認したところ、老人いこい家のほう、かなり老朽化が進んでおりまして、大変なことになっているような状況です。こちらは確認されているのでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げたいというふうに思います。
  基本的には、大規模的な修繕につきましては、なかなか難しい状況がございます。危険箇所の改修とか、使い勝手のよさというふうな部分では、可能な限り対応しているところでございますので、御理解いただきたいと思います。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  一応、とりあえずは、見てはいただいているわけです。私が見て驚いたのが、外壁が崩れている部分があるんです。鉄筋がさびている。あとは、窓枠ごとモルタルが外れていて崩れそうだとか、利用者の方が非常に危険なのではないかと思うんです。先月の福島の地震でも、かなり亀裂のほうが進んでいるという状況もお聞きしています。また大きな地震があったときに、例えば、入浴されている方とかがいれば、非常に危険ではないかと。その危険なところだけでも、早目に修繕するべきではないかと。
  例えば、今回、議案の中にも社会福祉協議会のほうに委託管理ということになっているとは思うんですけれども、協議会のほうからいろいろ話は出ているのか、出ていないのか、それについて対応する考えはあるのかどうか、まずお聞かせください。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答え申し上げたいというふうに思います。
  浴槽等の上部のほうに亀裂が出ているというようなことについては、私のほうも確認をさせていただいておりますし、社会福祉協議会のほうからも、報告書をもって連絡をいただいているところでございます。その部分については、早急に見積もり等をとって対応していただくというふうな旨の状況に、現在しているところでございます。御理解いただきたいと思います。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  確認はされているということですけれども、それ以外にも、脱衣所のスイッチが配線がむき出しになっているですとか、漏電の危険性とかあるわけですよね。そうすると人命にも影響がある可能性もあるわけですので、ぜひ確認していただきたいと思います。
  市長にお聞きしたいのですけれども、今後、この施設については、存続も含めてどういう見通しで考えられているのかお聞かせください。
○委員長  市長。
○市長  老人いこいの家が老朽化しているということについても、本市における公共施設の課題だというふうに認識をしております。今年度、公共施設等総合管理計画策定中でありますけれども、来年度におきましては、より細かな中身を詰めてまいることになりますので、その中で、長期的なあり方について検討していきたいと考えております。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  全体の中で考えていくということだと思うんですけれども、こちらのほう、調べてみたところ、月の利用者が大体425人ぐらい、年間で、平成26年度で4,190人、27年度で4,786人と、5,000人近い方が利用されている。平成26年度が少なかったのは、豪雨災害で避難された方がいらっしゃったということで少なかったらしいですけれども、そういう形で、結構人数が多いんです。結構ニーズがある施設だと思いますので、ぜひ何とかしていただきたいなと。
  今、市長の答弁のほうでは、存続についてはどうこうという話はなかったと思うんですけれども、まず、続けていくのであれば、大規模改修なり、建てかえなり、いろいろ考えることもあると思うんですけれども、続けていく考えがあるのかどうか、まずお聞かせください。
○委員長  市長。
○市長  先ほど委員がおっしゃっておられたいこいの家の利用状況、ニーズ等を市民の皆さんによくお尋ねをした上で、今後の長期的な方針を決めていかなければいけないというふうに思っております。
  ただ、私が今考えていることといたしましては、いこいの家の果たしている機能については、一定の役割があるのではないかなということで、これについて保持をしていきたいというふうに考えておりますが、個別の施設としてどうするかということについては、来年度以降の、総合的な全体の中での検討ということになります。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  予算の枠もありまして、なかなか難しいのだとは思いますけれども、二代、三代にわたって利用されている方も結構多いんです。この間まで自分のところのばあちゃんが来ていたのが、今度は私が来たのよと、そういう方もやはりいらっしゃるみたいで、長年にわたって利用者に愛されている施設ですので、ぜひ、なくさないように。
  今まで市を支えていただいた高齢者の方が施設のほうに来て利用されているわけですので、ぜひ、不具合のほうもなるべく直していただいて、建て直しとかができれば一番いいのでしょうけれども、まず、目先の手当てのほうだけでも何とかしていただきたいと。まず、専門家に見てもらって、危ないところだけでも何とかしてもらったほうがいいのではないかと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  その件については、先ほど担当課長から申し上げましたように、現状をしっかりと把握しながら、危険のないように対応してまいりたいと考えております。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  ぜひ、危険がないように。せっかく皆さんが安らぎを求めてお風呂に来て、けがをして帰ったのでは本当に大変なので、そういうことのないように、ぜひ、施設のほうを確認していただいて、そういう問題が起きないようにしていただきたいと思いますので、ぜひとも御検討のほうをお願いします。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  今のに関連したいというふうに思います。
  ただ、老人いこいの家ではなくて、赤湯財産区に関するものです。いわゆる公衆浴場についてお願いしたいと思います。
  今の老人いこいの家だけではなくて、当然、かなり古くなっているというところがあります。したがって、市長も、考えの中に、多分全体計画で盛っていかないとだめなのかなと。例えば、赤湯地区で言えば、旧市民会館等の活用の仕方もあります。さまざまな問題がある中で、老朽化している施設を総合的に考えていくというふうな、まさしくその時期なんだろうなというふうに思っていますので、ここで議論はしませんけれども、そこについて市長が今現在どういうふうに考えておられるか、まずお聞きしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  赤湯財産区において管理していただいている公衆浴場について、今、さまざまに老朽化しているということについては、私も、財産区の皆さんとの話し合いの中で十分に認識させていただいているつもりでおります。それもありますので、老人いこいの家の問題も含めて、公共施設の今後のあり方を総合的な見地から、やはり、しっかりと考えていくべき時期だなというふうに思っております。来年度以降の公共施設総合管理計画の中で、その辺についてはきっちりと、皆さんとよく意見の交換をしながら考えてまいります。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  それについては、よろしくお願いしたいと思います。
  もう1点、湯河原源泉が引かれて、烏帽子湯と元湯に通湯しているわけです。大変喜ばれているわけですけれども、烏帽子湯の余り湯というんですか、結構あるんですよね。それの利用の仕方について、庁内で検討されているのかどうか。
  というのは、例えば、雪ですと、きのう、烏帽子湯の駐車場に、簡易なものでパイプを通して、そして、穴をあけてそこからお湯が出る仕組みで融雪をしていました。大変いい考えだなというふうに思っています。例えば、そういう余ったお湯を使って。使ったお湯ではなくて、余っているんです。お風呂に入れた以外にも余っているという事実がありますので、そこをどういうふうに利用するのか、それについて検討しているのかどうかです。例えば、小野川でいえば、ラジウム卵とか何かをつくっている、モヤシをつくっている、さまざまあります。そういった利用の仕方がいろいろあると思うのですが、そのようなことを検討なさっているかどうかお伺いしたいと思います。
○委員長  ただいま、審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は、11時15分といたします。
午前11時01分  休  憩
───────────────────
午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  休憩前に引き続き審査を行います。
  3番高橋一郎委員の温泉の廃湯の利活用について、当局の答弁を求めます。
  吉田財政課長。
○財政課長  高橋一郎委員の御質問にお答え申し上げます。
  委員からお話がございましたように、烏帽子の湯におきまして、供給用としている湯とタンクにためている湯の流れの関係でオーバーフロー分というものがございますが、その分を融雪に活用できないかということで、調査的にやっているようなところでございます。本格的に、お湯の利活用についての検討ということについては、今後いろいろ、財産区全体の収支の改善を図るための温泉の活用ということで検討していきたいということでは考えておるところでございますが、今現在やっておりますのは、オーバーフロー分を調査的に融雪に使っているというような状況でございます。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  要するに、余っている、先ほど委員長は廃湯と言ったが、廃湯ではなくて、まだ生きている湯です。したがって、廃湯も当然あるとは思うんですけれども、廃湯の問題はまた別にして、そういったことで、ぜひ検討して、大きな財産ですので、これはなかなかかわれるものではありませんし、有効利用について、ぜひ検討していただきたいというふうに思います。
  なお、蛇足ながら、今般、いわゆる足湯、それから飲泉所の使い方で、非常に迷惑をしているというふうなことで、張り紙をされて、使えない状態になっています。これは、私も使っている者としては大変残念ですけれども、例えば、あそこで歯磨きをしたり、洗い物をしたり、そんなことをやっている心ない方がいるというようなことで、大変残念ですけれども、そんなことも含めて、共通の大変大事な宝の温泉を、うまく利活用していくということが大事なことだと思いますので、ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長  いいですか。
  ほかに質疑ございませんか。
  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  社会福祉費の26ページの身体障害者福祉費についてお聞きをいたします。
  身体障害者なり、介護を必要とする方の在宅での治療、例えば、お医者さんの訪問しての治療とか、歯医者さんなり、看護師さんなりが来て治療すると。今、南陽市において、そういったことの現状といいますか、そういった在宅での訪問治療にかかわっている状況を聞きたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  現在、障害者のほうの給付につきましては、障害者総合支援法の中で、介護の給付、医療費の助成、その他、施設入所などのさまざまなサービスを実施しているところでございます。御指摘の部分につきましても、障害によっては、身体から精神というさまざまな部分がございますが、それぞれ状況に合った中で対応されているというふうに捉えているところでございます。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  支給とか、金銭的なものはさておき、在宅で歯の治療とか、例えば、健康状態の確認とか、お医者様の派遣とか、そういった状況についてお聞きをしたいところであります。
  米沢市の状況をお聞きをいたしますと、そういった、在宅で、いろいろな動けない方が必要とする部分がある状況で、多岐にわたる支援策がとられている状況を、資料をいただきながら見させていただきました。そういった中で、南陽市のそういった方々の支援体制といいますか、例えば、髪の毛が伸びた女性であれば、パーマをかけたいとか、髪を切りたいとか、そういった訪問しての支援に対する施策といいますか、そういったことは本市ではあるのかどうか。それを、まずお聞きをしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  菊地福祉課長。
○福祉課長  現在のところ、障害を持っている方の機能訓練、PTの方等の訪問しての訓練などは実施してございますが、今お話しいただきました、高齢者も含めてでありますが、訪問の理美容、あと床屋さんというようなところについての事業については、現在、南陽市については、実施している状況ではございません。
  以上でございます。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  私が何でこういうことを聞いたかといいますと、理容師さん、または美容師さんの方から相談を受けまして、いろいろなそういった動けない方の理髪に行っていると。それに対して、例えば、髪を切るのはボランティアでもいいと。ただ、そういった出張費、車代、ガソリン代、そんなにはかからないんだということの相談を受けまして、何で南陽市にそういうことができないのかと。
  やはり、要求される方、お年寄りとか、そういった動けない方が、外に出ていけない。そういったときに、パーマ屋さんや理容師さんに電話をかけて、訪問して髪を切ってもらう、整えてもらう。それに対して、市として何らかの助成といいますか、何千円もかかるわけではないので、切るのはボランティアでやっていると。そういったことに多少なりの補助とか、そういったことを全面的に施策として出していただけないのかといった相談がございました。そういったことで、今質問をしておるわけでございますけれども、やはり、そういった困った方に手を差し伸べようとしている方々に、何らかの助成といいますか、施策がないのかなと思って質問をさせていただきました。市長として、こういった人に対する要望について、どうお考えであるかお聞きをしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  ただいまの件につきましては、南陽市ではまだ手がつけられていないということでありますので、今後、どういったニーズがあるかについて、利用者の皆さんの声を伺いながら、どういった施策が必要なのか研究させていただきたいというふうに思います。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ぜひ、そういった困った人の声に耳を傾けていただきまして、何らかの手を差し伸べていただきたいと思います。要望です。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  30ページ、農林水産業費の農業振興費。元気な6次産業化応援プロジェクトということで補助金が出まして、ワインの新規就農ということでこのたび取り組まれておりますが、6次産業化が叫ばれて、いろいろな状況で、南陽市も勉強会などをしながら6次産業に携わってきた人たちがたくさんいると思うんですが、その方たちも、何年かたった状況で、まだ支援が必要な方、それから、別な意味での相談をしたい方、そういう方たちが出てきているんではないかと思うんですが、その辺の対策というのは、農林課、南陽市としてどのように行っているのでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤農林課長。
○農林課長  さきの一般質問の折もなんでございますが、6次化につきましては、6次化のネットワークのほうを今現在行っております。この中で、さまざまな事業といいますか、どういった方に支援ができるのかというふうなことを検討させていただきまして、できる方につきましては、実際には、今回の元気な6次産業化応援プロジェクトもそうでございますが、県のほうの予算の中で、そちらのほうを使えるように働きかけをして、実際、今回の6次産業化応援プロジェクトのほうの事業がなっているというふうなことでございます。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  新規に対してはいろいろな補助金とか支援があると思いますが、今現在、個人でやっていたり、また、市の支援をいただいたり、自己資金でやったりしている方がたくさんいると思うんです。そういう方たちが、ここ何年かたってきて、自分たちの状況が変わってきたというときに、やはり、せっかく6次産業化を立ち上げて、自分たちで頑張ってきた。南陽市の特産品を開発してきた。そのようなところは非常に大事なところだと思うんです。
  それで、先日の物産販売の拠点整備に対しては、市長のほうから、具体的な進展とまではいっていないというお話だったんですが、これからそういう方向性がきちんとしたときに、せっかく6次産業で製品を開発してきたものをそういう場所できちんと出せるような状況、体制をとっておかなければ、これは宝の持ち腐れになると思うんです。その辺で、ぜひ、農林課、また商工観光課が協力して、そういう人たちを助けていただきたいなと思うんですが、その辺の状況を、わかりましたら、商工観光課長も含めてお聞きしたいと思います。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  商工観光課のほうでは、現在、事業者向けのワンストップ相談窓口というふうなことで開設をしてございます。これはホームページのほうにもアップしておりますけれども、市役所内で解決できることは市役所で直ちに調整いたしますし、御相談に応じて解決できる支援機関を御紹介するというふうなことで、商工会、あるいは県の中小企業総合相談窓口、あるいはよろず支援拠点と、そういった部分との連携を図りながら、創業支援、あるいは事業者の支援というふうなことで対応しているところでございますので、その活用について、今後PRも含めて図ってまいりたいと思っております。
  以上です。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  相談体制がきちんとなっているということで、なかなかわからない方たちもいらっしゃるのか。個人で少しだけやっているみたいなところも。でも、私たちは、これは南陽の特産品として本当に大事にしていかなければならないというところもたくさんありますので、その辺は、農林課、また商工観光課、ぜひ協力し合って皆さんを支えていただきたいと思います。要望になります。
○委員長  ほかにございませんか。
  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  27ページの介護ロボット導入支援補助金92万7,000円ということですけれども、新聞等で、介護ロボットの導入についてというようなことの流れといいますか、今回補助金ということですので、事業主体がどこで、どういうふうなところにやっているのか、まずお伺いしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  市内の介護・医療に携わっている法人で申請されたものでございますが、中身につきましては、センサータイプのものでありまして、御本人の状態等が、別のスタッフのところで状況を把握できるというふうなものの中身でございます。
  以上でございます。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  そうすると、ロボットというよりも、センサーによる状況を確認できるシステムというようなことですかね。それも含めてロボットという表現で言っているのでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  今回の補正の部分については先ほど申し上げた中身でございますが、メニューといいますか、中身につきましては、本来ロボットというふうに言われるようなものの部分に近いメニューについてもございますが、今回は、市内の方で希望された法人はございませんでした。
  以上です。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  国庫支出金ですので、そのままそういった表現になっているということですが、結構広い範囲での活用だということですね。そうすると、それは、要するに、手を挙げたところに関しては、国庫支出金ですからその範囲の中で決めていくというふうなことで、今後とも、そういったものが、かなり需要としては出てくるのかなというふうに思っているんですが、今後ともそういったスタンスでいくということでしょうか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  そのとおりというふうに理解してございます。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費から第14款予備費までの32ページから39ページまでについて、質疑ございませんか。
  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  32ページの7款商工費、4目の観光施設費の関連でお伺いしたいと思います。
  ハイジアパークの関連と菊まつりの関連で、2つお聞きしたいと思います。
  最初に、ハイジアパークの件ですが、6月の議会のときに、子供のポイントカードについて、発行していないということで、発行したらいいのではないかという御提案を申し上げました。9月のときに、値上げをしていないということで、対象外だというお話がございましたけれども、前向きに検討したいという御答弁がございました。その後、この件についての検討結果はどうなっておるのかお伺いしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答えいたします。
  お話いただいておりましたポイントの関係でございますけれども、このたび、12月10日から入館回数券を発行しておりまして、その回数券の発行に合わせて、12月15日から子供ポイントも実施しているというふうに報告を受けております。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  ありがとうございます。
  子供ポイントはこれから実施するということでございますが、今お話がございました、12月の初めに、隣組回覧ということで、今のハイジアパーク南陽の入館回数券の感謝セールというチラシが出ました。これを見ますと、通常の回数券に2枚の招待券がプラスされるということでの販売になっています。そのことで、子供回数券は今回のみだという記入がなされています。なぜ子供回数券だけが今回のみなのか、その辺の事情をお聞かせいただきたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  今御質問ありました子供回数券の発行の関係で、今回のみの表記というふうな部分でございますけれども、これまでの経過については詳しくはわかりませんけれども、余りニーズがないというふうなこともあって今回のみの表記をしたものと思いますけれども、今回の販売の実績状況を見ながら、今後どうしていくのか、上司の指示を受けて判断されるものというふうに思われます。
  以上です。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  要するに、回数券の発行というものの目的がどうだかというあたりになってくるのではないかと思うんです。その辺、回数券を発行する目的は、どんな目的があるんでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  今回ハイジアパークのほうで実施しております入館回数券につきましては、年末の感謝セールというふうな意味を込めて発行したというふうにお聞きしております。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  感謝セールもそうなんですが、大人の回数券だけは発行されているわけです。要するに、回数券を発行しているという、そのものの目的は何なのか、その辺をお伺いしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  目的と申しますか、私のほうの考えとしては、あくまでも、市民の健康増進施設というふうなことで建設された経緯もございますし、そういった意味では、多くの市民の皆さんから御利用していただくというふうなことで、入館回数券の発行というふうなことで、特別に今回実施されたものというふうに思います。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  私は、今の利用促進という観点と、それと販売促進という両面があるのではないかと思います。今回全協で、ハイジアパークの業績、4月から9月までの報告がございました。それを見ますと、要するに、各、入泉もそう、料飲もそう、あるいは売店も、その他売り上げも、全て減収になっているという状況にあります。そういう意味で、販売促進のために、この回数券を発行しているというのが正しいのではないかと思うんです。
  そういう意味で、なぜ子供が販売促進の、あるいは利用促進の対象にならないのか、その辺について不思議だなと。市長は、今まで、子ども・子育て支援というものに本当に一生懸命取り組んでおられる。ただ、このハイジアパークの件については、子供がないがしろになっているのではないかと、そんなふうに思われますが、いかがでございますか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  今まで大人の回数券だけが発行されていて、子供のが発行されていなかったということで、今回発行したわけでありますけれども、やはり、当然ながら、企画をした現場のほうでは、大人のみならず、せっかく子供の遊具もあることですから、子供さんにも来ていただいて、あわせて大人にも来ていただこうというような気持ちがあったものというふうに思います。
  今後、子供の回数券については、今回の販売や入館状況など、さまざまに見ながら考えてまいることになりますけれども、今後とも、利用の拡大について、現場と一緒に、できる限り利用していただけるように考えていただきたいというふうに思います。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  その辺よろしくお願いしたいと思います。
  今回のポイントカードは、子供が利用した場合も、子供にも発行するということでございますので、やはり、回数券についても、ぜひ、子供の分も発行していただきたいというふうに思います。
  それから、今回の隣組回覧のチラシを見て、もう一つ感じることがございました。それは、裏が白紙なんです。要するに、今売り上げが下がっているという状況の中で、ホームページを見ますと、例えば、忘新年会の特別パックプランというのがあります。これはすばらしいものだと思いますが、こういう営業上のチラシをこの中に載せるということが、恐らく、市外の方で、料飲関係でハイジアパークを利用されるというのは意外と少ないと思います。恐らく、市内の方だと思うんです。そういう意味からすると、市内全域にこのチラシがまかれている。そういう意味では、なぜ、ここにPRをしないのか。ある意味で、機会喪失ではないのかと考えますが、その辺はいかがでございますか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  委員の御指摘については、もったいないという側面があるなと私も感じました。両面刷りによる費用対効果もあわせて考えながら、今後の効果的なPRについては、一生懸命に取り組んでいきたいというふうに思います。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  ハイジアパークの業績改善のために、ぜひ、よろしくお願いをしたいと思います。
  それから、菊まつりについてでございますが、ことしの菊まつりは、無料にしたこと、あるいは、土日の天候に恵まれたこと、そういったことが、花公園の遊具広場と相乗効果があって、約4万5,000人のお客様が入場されたと。そういう意味では、非常に喜ばしいことだなというふうに思います。
  今回の一般質問の中でも、高橋一郎委員、あるいは川合 猛委員から取り上げられました。その中で、来年の内容、あるいは場所というのが、1月の実行委員会で検討され、方向性を出していただくと。開催場所については、総合的に検討していくという答弁がありました。その中で、高橋一郎委員の熊野大社と連携してはどうかという提案がございました。私も同じことを考えておりました。これを実施するには、さまざまなクリアしなければならないことが、すごく多い問題があると思います。ただ、私は、今後1月に検討される実行委員会での選択肢の一つとして、熊野大社と石畳の参道を活用した菊まつりをやったかどうかというふうに思っています。
  その理由は、1つは、菊まつり単体で集客するというのは非常に難しいのではないかというふうに思っています。そういう意味から、要するに、集客力のあるところとの連携というのは絶対必要なのではないかと。この南陽市の統計という中でも、観光客数の調査をしたものがございます。平成22年から載っておりますが、いずれも、市内で最も観光客が多いのは、熊野大社と双松公園のあわせたものであります。27年度で約38万8,000人。ここには双松公園のバラ園の入場者も含まれていると思うんですが、それを除いても、平均月3万人以上のお客様が来られるというふうなことだと思います。それが第1点。そういうところと、相乗効果を得るための場所というのは、やはり選ばなくてはいけないのかなと、そういう一つがあります。
  それともう一つは、経済効果がより発揮できるところ。今の花公園での経済効果というのは、どういうふうにお考えなのか。まず、その辺をお聞きしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  現在の花公園での開催での経済効果でありますけれども、具体的なところは把握していないというのが現状であります。当然ながら、多くのお客さんに来ていただければ、市内での消費も、正比例するかどうかはさておいて、上向くことは間違いないだろうというふうに思っておりますが、具体的なところは把握していないというのが現状でございます。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  通常、観光に来られる人は、市内の人とは違って、お土産を買ったり、食べ物を食べたり、そういうことにお金を使うという前提で来るわけでございます。そういう意味では、石畳を歩いていただく、あるいは商店街を歩いていただく、そういう企画というものが、やはり必要なのではないかという感じがしております。要するに、そういう中で、昼食というものの需要が出るかもしれません。今、昼食会場、大型バスが1台来たときに、それを受け入れるというところがなかなかないのではないかというふうにも思います。そういうときに、ハイジアパークというものがどう営業に入っていくかというものもあると思うんです。
  それと、もう一つは、菊まつり期間中のなのじょ鍋、それから、菊と市民のカーニバルがございます。これを今2つ実施されておるわけですが、菊まつりとの連携をほとんど感じません。そういう意味で、なんじょ鍋の参加団体、これも苦慮していると聞いております。それから、カーニバルの参加団体も年々減少傾向にございます。そういう中で、我々も過去22回も出ておりますが、やはり、見ている人が少ない、あるいは、菊まつりとの関連が全くないという中では、出ている人そのものもやりがいを感じないというところがございます。やはり、やりがいを感じて、プラス思考でだんだんとよくなっていくという、そういうものもあると思いますので、菊まつり期間のイベントとして関連づけた中でそれを催すことは、経済効果が大きくなるということにもつながっていくのではないかと思っております。
  それで、熊野大社と石畳の参道を活用した菊まつりというものを提案したいと思うんですが、これは、あくまでも選択肢の一つとして考えられるのかどうか、それも含めて市長の見解をお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  今、今年度の総括と来年度に向けての話し合いを実行委員会のほうでしていただいているわけで、その経過について注視している状況であります。その中には、そういった連携についての御意見もあったというふうに聞いております。連携できれば、大変望ましいというふうに思っておりますし、既存の、今個別に開催されているものが、ことし、少し連携の芽ができてきたのかなというところもちらほら見聞きされますので、今後、その効果的な連携のあり方を探っていく状況にあるのかなというふうに思います。
  効果的に連携するということが、具体的にどうすればいいのかというのが難しいわけでありまして、これについては、市役所、そして実行委員会、地域の皆さん、みんなで知恵を絞らなければいけないというふうに思っています。ぜひ、委員におかれましても、お知恵をいただければ、大変ありがたいというふうに思います。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  そういうことで、具体的に、私のイメージとしてのものをお話しさせていただきたいと思うんですが、観光バスでいらっしゃるお客様、これは、鳥居の場ってございますよね。あそこの西側の広場でお客様におりていただく。そして、バスは田町を通って蔵楽の駐車場に駐車する。そして、鳥居の場から上の参道を、例えば、前にも提案したことがあるんですが、これは鹿児島市の島津藩の別邸である仙巌園で飾られているものでございます。こういうものを、南陽市にちなんだものをつくって、菊を着せて飾るとか、あるいは、小さい築山をつくって、通路のところどころに住民の方が支障にならないような形でそれを飾るとか。あそこの通路を楽しく歩いていただけるような方法がないのかどうか。これが1点です。
  それから、菊を飾るという、それは、宮内小学校の駐車場。今、なんじょ鍋の会場になっておりますが、そこを何とか活用する方法はないのか。
  それと、今、いちょうカフェがあります。あそこの正面から人形の場面展開をすると。上の境内にも人形の場面を飾る。ずっと参拝するコースがありますが、そのところにはスペースが余りございません。そのところには人形単体を意味のあるような形で配置するという、そういうものができないのかどうか。そうすると、意外と楽しくずっと見られるのではないかと思っているんです。
  そして、帰りもあの通路を歩いていただいて、要するに、商店街を歩く。新丁から真っすぐ行くとすぐ蔵楽がございます。そういうコースのものをつくれないのかどうかということを御提案申し上げたいと思います。
  それと同時に、なんじょ鍋の会場がなくなります。雨天の場合は小学校のピロティでもやれるわけですが、天気のいいとき、しんまち商店街を歩行者天国にして、ある時間帯をそこでやるという方法。
  それと、菊と市民のカーニバル、このときにも蔵楽は使えなくなります。そのときのバスの駐車場は、例えば、南陽高校の駐車場をお借りするとか、あるいは、ソフトボールの駐車場、あそこにとめてもらうとか、そういう方法も結構あるのではないかと思います。そんなことをやって、とにかく全体でのイベントを盛り上げていく、そういう菊まつりのつくり方を提案申し上げたいんですが、その辺いかがでございますか。
○委員長  市長。
○市長  具体的なお話をと申し上げたら、かなり具体的なお話を話していただきまして、大変ありがとうございます。また、具体的、かつ壮大なお話だなというふうにも感じたところでございます。ぜひ、それについて、関係の町内の皆様とか、さまざまな意見調整であったり、あるいは、予算がどのくらいかかるのかという積算であったり、そういったところも大変参考になる御意見でございましたので、委員の御意見を今後の菊まつり、菊を起爆剤にした市の振興に生かしていきたいというふうに思ってきたところでございます。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  もう一つ、以前、私の小さいころに、人形の場面に、協賛者、何々会社提供みたいな、1つの場面をするときがあったんです。今回約400万円近い協賛金が集まったというお話でしたが、例えば、そういうもので協賛者提供みたいな格好で1場面をつくるとか、そういう活用の仕方もあるのかなというもの。
  それから、赤湯駅に菊しか飾らないということになっていますが、赤湯駅にも、人形1体ぐらいで結構ですので、やはり、あそこにも飾るべきではないかというふうに思いますので、その辺もぜひ参考にしていただきながら、御検討いただければありがたいと思います。
  以上でございます。
○委員長  よろしいですか。
  ここで委員長から申し上げます。質問並びに答弁は簡明にやっていただくように、議事進行に特段の御協力をお願い申し上げたいと思います。
  ほかにございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  32ページの商工関係の第7款2目、3目、商工振興費並びに観光の問題について質問をいたします。
  今、山口正雄委員から今後の観光の施策について御提案があったわけであります。私からは、予算の関係も含めて、平成28年度も3カ月余りを残すことになったわけですけれども、実に早いものです。それで、3月に市長の施政方針、ことしは市議選の関係上、たしか2月だったわけですね。新年度の施政方針を何度も読み返しました。特に、商店街の振興、あるいは観光、こういった問題について言いたいんですが、なぜかと申しますと、1年近くなるわけですけれども、やはり、こういった方針、3カ年計画を総括しながら来年度の予算に生かしていくと、こういうことが大事だと思うんです。そういう立場から申し上げたい。
  1点目ですけれども、振興策でございますが、来年度、福島から米沢の北インターまで高速道路ができるわけですけれども、そして、次年度には南陽から上山が開業すると、こういうわけですけれども、こういった状況の中で、観光振興面でも、置き去りにならないような施策を考えない限り、みなどっかさ行っちまうと、こういうことを懸念しているわけです。心配なんですよ。ですから、もう遅いかもしれませんが、やはり、いろいろな施策を講じない限り、これは逃げていってしまうと、こういうことが予定されているのではないかなと心配しているんですよ。その考え方として、観光面、商店街の振興策、こういったことを総括しながら、これからのあり方についてどのように思いますか。
○委員長  ただいま、審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は13時0分といたします。
午前11時58分  休  憩
───────────────────
午後 1時00分  再  開
○委員長  再開いたします。
  休憩前に引き続き、第7款商工費から第14款予備費までの32ページから39ページまでについて質疑を行います。
  15番佐藤 明委員の質疑に対する当局の答弁を求めます。
  市長。
○市長  佐藤 明委員から、高速道路が開通の折には、通過されないようにという点と、商店街などの振興について御質問がございましたけれども、みらいトークでも、市民の皆さんから御要望、御提言がありました。赤湯温泉などへの誘客のための大型の看板を設置してはどうかという御提言もありまして、来年度、その設置に向けて、今庁内で検討しているところでございます。
  また、市内の商店街や観光の誘客につきましては、やはり、本市のさまざまな、多く存在している観光資源を磨き上げて、いかに発信していくかということであろうかというふうに思います。それについては、市民の皆さんや多くの方からアドバイスもいただきながら、ユニークな、できる限り関心を持っていただけるような方法で発信してまいりたいというふうに思います。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  これは市長もわかると思うんですけれども、一番の問題点は、前々から私が言っているように、高齢化による後継者問題、これは農業にも相通ずる問題があるんですけれども、こういう状況の中で、昨年、中小企業庁が発表した2015年度商店街実態調査によると、さっき言ったように、高齢化して後継者が育たないということが指摘されていると。これは全国各地の統計をとったわけですから、実態として明らかだと思うんです。
  南陽市の統計資料を見ますと、商店数が平成9年度には642件あったわけですけれども、一昨年の26年度には385店舗に減ったと。ですから、260件ぐらい減っているわけです。相当な数ですよ。しかも、従業員の方々も大幅に減っている、当然売り上げも減っていると、こういうことが言われるわけですけれども、その背景には、南陽市では大型店舗が相次いで誕生したと、そういう経過があるわけですけれども、いずれにしても、そういう実態だということが明らかになっていると思うんです。
  それで、さっき山口正雄委員も観光面でいろいろおっしゃったわけですけれども、観光客数も横ばいないし減っていると、そういう傾向が見られるわけです。ですから、こういったものを総合的に企画というか、考える必要があると思うんです。つまり、今後何年間の活動を総括して、新たな方針を展開して、今南陽市に何が必要なのか、これが大事ではないのかと。
  この3カ年計画の実施計画を見ると、まず、教育のまちづくり、産業のまちづくり、健康のまちづくりということで、いろいろ目標を立ててやっているわけですけれども、目標ではなくて、やはり、実施する、文字どおり実践するという立場でないと、できないと思うんです。ですから、今、南陽市では何が必要か、やはり、目玉的な施策を講じない限りほかに流れてしまうと、こういうことが言えるのかと思うんですが、そういうことで、市長にもう一回考えをお聞きしたい。
○委員長  市長。
○市長  時代の流れとともに、今までの問題が、また新たな問題に質が変化してきて、今の状況で必要な対応というのは、しばらく前の対応とは異なる。そういった意味で、今までの対応の総括というのは、これは時々刻々と変化する状況に応じて必要だというふうに思います。そして、その上で、今までの対応でよかった部分と、それから、足りなかった部分があると思います。今行っている、例えば、ラーメンン課であったり、ワイン特区であったり、そういったものにつきましては、せっかくの素材でありましたけれども、それについて、もう少し発信できるのではないかということもあり、また、農業の後継者問題、さまざま絡んだ中での対応なわけであります。
  そういった意味では、例えば、商工観光課、あるいは農林課、それから企画関係、そういった担当ごとに縦割りで考えるのではなくて、これからは、より総合的な判断が求められるというふうにも考えております。今後、そういった総合的な判断をできる体制を庁内でも、どういった体制がいいかというのはこれからでありますけれども、つくり上げていき、今後の南陽市は何を目玉としてやっていくのかということを考えてまいりたいというふうに思います。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  商工費についてお伺いしたいと思います。
  ハイジアパークのことです。先ほど山口正雄委員からも話がありました。市長にお尋ねをしたいというふうに思います。
  ハイジアパークの根本的な運営、これは、一般質問でも、それから、9月定例会でも申し上げました。料金改定によって人数が減っているけれども、損益分岐点では何とかなるというようなことなのかもしれませんが、本当にこのままですと大変なことになっていくのかという認識をしています。多分市長もそうだと思いますけれども。あえて、市長と言わずに社長というふうなところで御質問をしたいと思います。
  というのは、産業建設常任委員会でもいろいろな議論があって、やはり、社員に対してではなくて、営業努力、トップも含めたセールスがないのではないかとか、そういう議論がありました。抜本的な対策ということを考えていくことが一番大事なんだろうというふうに思うんです。いろいろな取締役会等でも話をしているとは思うんですが、どのような形でもっているのか。例えば、子供の遊び場についてはどういうふうな分析をしているのか、あるいは、私が提案した縁結びの湯というふうにして、インバウンドのところでも話をしましたけれども、そういうふうにして、何かとっかかりをつくっていったほうがいいのではないか、仕掛けをつくっていったほうがいいのではないかというふうなことを申し上げました。
  そのことも含めて、どのような、要するに、私たちが言いっ放しでは、これは何の解決策にもならないので、それはいいとか悪いとか、これからどうするかというふうなことを真剣になって考えていかなければならないと思うんです。今回、指定管理者の指定の期間の延長に関してでも、各常任委員会で審議がありまして、常任委員会としては通る。白岩社長として、当然これから3年間持っていかなければならない。そのときにどういうふうな策を練っていくのか、この辺について、まず市長の考え方をお伺いしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  ハイジアパークについては、料金改定やさまざまな取り組みをしているものの、なかなか経営的には安心な状況ではないわけですし、それから、設備の問題につきましても、設置から長期間経過しておりまして、今後の更新に関しては多額の予算が必要ということも考えれば、やはり、ここで、今後長期的にどうするかということを考える時期に来ているという、従来からの高橋一郎委員の御指摘については、私もそのとおりだというふうに思います。
  そうした中ではありますけれども、そうした長期的な方向も考えつつ、先ほど山口正雄委員からいただきましたような、例えば、子育て支援の機能をもっと強化してはどうかというようなアイデアも取り入れながら、経営の改善を常に図っていかなければならないというふうに思っております。なかなかこれという効果的な対策は見当たらないわけでありますけれども、今あるハイジアパークの設備やサービスを、これもまた磨き上げたり、あるいは、多額の予算を支出することなくできることもあるのではないかというふうに思います。これは、まさに、ないものねだりではなくて、あるものの中で経営の努力を図っていくということで、全員で知恵を絞っていかなければいけないというふうに思っております。厳しい状況ではありますけれども、そのようにして市民の健康増進施設として役割を果たせるようにしてまいりたいというふうに思っております。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  私も、そういうふうな、いわゆるソフトのことを、まずやれるものをやっていくというふうなことで、いろいろと提案をさせてもらっています。例えば、スポーツ割引券とか、名称のこととか、そういうことを一つ一つ、やっていかれるものについては、やはりやっていく必要があるのではないかというふうに思いますので、ぜひ、そこは前向きにお願いしたいというふうに思います。
  ただ、経営努力の中で1つだけ御指摘したいのは、職員が一生懸命やっているんですけれども、やめている事実があります。これは、社長として、役員として、どのような原因なのかというのは当然わかると思うんですが、やはり、責任が社員にかぶさるということでは、これは大変なことだと思いますし、売り上げが悪いから社員も給料を安くしてとなってくると、ますます逃げていくという部分がありますし、ここは、赤字の転嫁を職員にしないというふうなことも含めてしていかないと、やはり、ますますアリ地獄状態になっていくのかなというふうに思いますので、そこは1つ御指摘をしていきたいというふうに思います。
  それから、もう一つ、ハイジアパークの活用の中で、例えば、新たに南陽市民として転入をされた方がいると思うんです。その転入した方について、どのような形で、例えば、ウエルカムドリンクではないですけれども、ウエルカム何とかというふうな形で、例えば、転入したときに、南陽市民になって、いいなというふうなものが欲しいなというふうに思っているんです。例えば、ハイジアパークの券をやるとか、そのようなことを、もっと市民として共感をしていくということも必要なのではないかと。ただ指をくわえて見ているだけではなくて、そういうふうなものをするとか、本当にお金のかからない中で、市民があまり利用していないところにもちょっと目を向けていくとか、そういうことも必要なのではないかなと思うんですが、どうでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  ただいまのアイデアについては、これもまた、ユニークなものだなというふうに思いました。そういったさまざまなアイデアを参考にさせていただきながら、利用者の拡大に努めてまいりたいというふうに思います。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  全てが、いわゆるハイジアパークということだけ単品で考えるのではなくて、農林水産分を含めて、6次産業も含めてハイジアパークを考えていく、あるいは菊まつりと一緒に考えていく、そういった総合的な視野でもって考えていってもらいたいなというふうに思います。これは、この間、6次産業のアドバイザーである高木響正先生の研修の中で私も学ばせてもらいましたけれども、非常に幅広い中で考えていくということが重要だと思いますので、これは本当に差し迫ったことだと思っていますので、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  7款商工費の第1項商工費のほうから、南陽市インバウンド推進事業費の件で、前回の議会の予算委員会でも、インバウンドのほうで赤湯駅に英語、中国語、韓国語の看板の設置ということで話があったとは思うんですけれども、看板ではなく、例えば、南陽市観光協会ですとか、南陽市職員の方で、英語、中国語、韓国語が話せる方というのは、実際いらっしゃるんでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答えいたします。
  今の御質問でございますけれども、私が知っている限り、そのような方はいらっしゃらないというふうに思っております。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  いらっしゃらないということなんですけれども、いろいろ調べてみると、外国人の観光客の方が日本に来て一番思うのが、外人だとわかると店の人が逃げていく、あと、非常に困った顔をするということがあるんだそうです。やはり、言葉の壁というのは非常に高いわけです。その辺のところも何とかしていかなくてはいけないのかなとは思うんですけれども、例えば、観光協会の職員のほうに、ある程度そういう語学ができる方を嘱託なり何なりでお願いするなり、例えば、南陽市の市役所の中でTOEICを受けていただいて、どれくらいの実力があるのかと把握するとか、そのような考え方というのはないのでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  嵐田総務課長。
○総務課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。
  職員研修の中で語学に特化をしたというものはございませんので、こちらのほうで誰がどういうことをお話しできるかということについてはつかんでおりませんが、中国の方がいらしたときに、語学の補助というか、研修をしているときの講師となっている方もいらっしゃいますし、アメリカにいたことがある人もいらっしゃいますので、何人かは発掘できるのかなというふうには思っております。自己研さんの中で進めてもらうしかないのかと、今は思っているところでございます。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  その辺のところは、職員の方の努力の問題もあるとは思うんですけれども、ぜひ推進していただいて、これからそういう海外の方がいらっしゃって、市の当局のほうに来る場合もあると思いますし、観光の面で来られる方も結構いらっしゃると思います。今総務課長のほうからもありましたけれども、やはり、私も、外国から来られてこちらのほうに住んでいらっしゃる方がいらっしゃるとかという話も結構聞きます。その辺の方も、ある程度、利用ではないですけれども、教えていただいて、もしも利用ができるのであればいいと思いますので、ぜひその辺を考えていただきたいと。
  あと、TOEICの件については、なかなか難しいかとは思うんですけれども、その費用の助成ですとかしていただいて、ぜひ、市の職員の方にも頑張ってやっていただきたいなと思うんですけれども、どうでしょうか、市長。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  正直なところ、それはちょっとどうかなというふうに思うんですが、外国語の能力が高いということについては、そういった職員の方がいらっしゃれば、当然望ましいわけでありまして、先ほど総務課長からありましたような、自己を磨く取り組みについて、頑張れよというふうに声をかけさせていただいて、推奨させていただきたいというふうに思います。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  わかりました。
  今、民間の会社でも、自己啓発の部分でそういうものを推奨されている会社は結構多いです。補助ですとか、その辺になってくるとなかなか難しいとは思うんですけれども、ぜひ、その辺を前向きに取り組んでいただけるように、訓示でも何でもいいですから、やっていただきたいと思います。
  さっきも言いましたけれども、言葉の壁というのは非常に高いです。実際、先ほども言ったように、顔を見て逃げるとか、嫌な顔をするというのは、おもてなしをする心の中で非常にだめなことだと思いますので、そういうことがないように、できるだけ語学ができる方が前に出られるような形で施策のほうを進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  私からは、34ページの土木費に関して質問させていただきます。内容的には、除雪に関してでございます。
  昨年度は、高齢者にやさしい除雪というスローガンを掲げて当たるというようなことでありましたけれども、幸いにも雪が少なかったと、検証もできなかったということでございます。ことしはどうなのかなと危惧しているわけでございますけれども、今回、スローガン的には、きめ細やかな除雪というようなことで挙げているということであります。
  私が一番危惧しているところは、業者の負担がどれだけあるのかということでございます。状況を、ここに書いてあるのは、間口に残った塊を極力潰していく、こういったことをお願いしているんだということが載ってございますが、この前雪が降ったときは、そのまま、いつもどおりの除雪ということでございました。また、Aクラス、Bクラス、Cクラスと、いろいろな業者さんが入っていますが、Aクラスは別としても、やはり、B、C、Dあたりになってきますと、社長みずから、ブルドーザーなり、そういったことを運転をしながら除雪をすると。そして、日中は自分の会社の仕事をする。また、民間の雪おろし、そういった除雪作業をすると。そういった時間がとられて、実際に、このスローガン的なことができるのかという疑問が湧いてくるわけでございます。
  実際の建設業といいますと、年々衰退化していきまして、従事する人も少なくなっている。そういった中で、新しい住宅地ができて、新しい市道認定がなって、距離だけが延びていく。こういった問題に対して、市として今後どういうふうな考えがあるのか。私も一般質問で何度か質問させていただいてはいるんですが、そういったことについて、展望について、1点目にお聞きをしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  漆山建設課長。
○建設課長  御質問にお答えを申し上げたいと思います。
  間口除雪ときめ細やかな除雪ということで、昨年度、漆山地区と宮内地区を実施しましたけれども、ちょっと雪が少なくて、効果が余りわからなかったと。間口除雪でございますけれども、市道と民地の境界付近には、水道の弁とか、下水道のプラスチックの雨水ますとか、塀の基礎など、さまざまな構造物がありまして、排土板を入れると、ぱきんと壊すおそれが十分あって、かなり危険だと思っております。また、現地を見ますと、一般的に、高齢者のひとり暮らしの間口というのは、幅も狭く、奥行きも余りないというところで、スノーダンプとかスコップとかで二、三回掻くと取れるというような状況のところがほとんどかなと思っているところです。
  今年度ですけれども、市道除雪でできることということで、極力、間口付近へ押し雪をやらない、軽減する。そしてまた、極力間口には大きな雪の塊を置かない、置いてしまったら潰すという方向でいきたいと考えております。業者さんには、既に、高齢者のひとり暮らしのお宅というのは、図面に記しまして配布いたしております。特に注意をしてくださいということでしております。
  今年度、待機料のほうを5時間ほどですけれども上げさせていただいて、さらには、単価のほうもちょっとアップさせていただいております。この辺で何とかお願いできないでしょうかということで交渉いたしまして、お願いをしているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  5時間ほど増やしたということで、業者さんにお願いをしたということでありますが、業者さんは、内心「うーん」という感じでいると思うんです。その中には、毎回路線が決まっている、雪を押す場所も決まっているけれども、新しい住宅が建った。そうすると、今度は除雪の押してやる場所がない。そうなってくると、やはり、いつものとおり、押し場所がないから、適当にではないですけれども、あいているところに置いていくと。それが多分通常になってくるのかなと思います。業者としては精いっぱいやろうとはしているのかもしれませんけれども、今後やるのかもしれませんが、失礼かもしれませんが、3人、4人ぐらいの業者さんが、果たしてそれを丁寧にできるのかなと疑問があるわけです。やはり、やる気になれば時間もかかりますし、稼働する機械、いろいろ燃料系もかかります。そういった中で、どの程度きれいにできるのか、その方針にのっとってやれるのか。
  そこはこれからの検証かもしれませんけれども、それにつけても、やはり、市道が延びていく、業者の体制が弱体化していく、機械も老朽化していく。そんな中で、今後どういうふうになっていくのか、ちょっと展望がわからない。まして、予算的にどのぐらいつけられるのかもわからない。毎年毎年決まった予算でやるということに対して、果たして、業者さんがこれからも同じにやるかという気持ちになるのかどうなのか、それが疑問かなと。それを言っていけば切りがございませんが、やはり、そこら辺を配慮していただきながら、業者さんが本当にやりがいのあるというか、これだけ自分の市内の市道関係をきれいにできればいいなと、スキルアップもそうですけれども、市のほうでどれぐらい出せるのか、力を注いでくれるのか、それを多分業者さんは期待をしていると思うんです。毎回毎回同じような単価でやるとなれば、実際に、雪の多さにもかかわらず同じことをやると、そういった状況になってくると思うんです。
  そういった中で、これからの除雪の体制については、ただ押すだけではなくて、やはり、排雪を重視していかなければならないんではないかと思います。まして、宮内地区でもそうですけれども、物すごく道路が狭い。1回押しただけでいっぱいになってしまって、自分の車も出せない状況になる場所が結構あります。宮内地区に限らず、赤湯地区でもそうですけれども、やはり、どうしても押す場所がなければ排雪するしかないと。そういった排雪のほうに力を入れていっていただきたいと思っているんです。そういった中で、押すだけではなくて排雪をする。そうすれば、ある程度苦情は来ないと思います。そういった排雪について今後どういうふうにお考えがあるのか、お聞きをしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  漆山建設課長。
○建設課長  お答えを申し上げます。
  排雪については、通行に支障になる場合、さらには、次の除雪に支障となる場合に実施するということでございまして、今年度につきましては、日中の除雪ということでやっていきたいというふうに考えております。しかしながら、雪の押し場所がどうしてもないというところが結構あります。その部分については、排雪のほうも、適宜、状況を見ながら実施していきたいと考えております。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ありがとうございます。
  やはり、排雪が一番大事だなと思います。そんな中で、地区によっては雪押し場が確保できないこともあります。そういった、捨てる場所、押す場所が確保できていれば問題はないでしょうけれども、やはり、押す場所がない、確保できないという地域があって、畑とか田んぼを借りて、ブルーシートを敷いてそこに行って石を拾う、そうせざるを得ない地区も多々あると思います。
  それについても、やはり、地区の方、また市民の方から苦情等が、こういったことをしてほしいといったことに対しては、区長さんなりから言って、そこからというような段取りになっているわけですが、言っても何もならないということを過去にたびたび聞くわけです。区長さんが動いているかどうかわかりませんけれども、では、誰に言えばいいんだというようなことを言われる方がいらっしゃいます。そういった対応について、必ず地区長を通して申し入れることとお願いをしているわけですが、それが通らない。そういった場合はどうしたらいいんだという疑問があるわけです。話にならない苦情も多分あると思うのですが、そういったときに、やはり、区長を通して言ってくださいと言っている限りは、どうあれ、対応はするべきだと思うんです。そこを今後どういうふうにしていくのか、そういったことに対してこれからどう対応をされていくのかお聞きしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  漆山建設課長。
○建設課長  お答えを申し上げます。
  苦情の種類もさまざまございまして、現実的に、現場のほうで対応できないというような苦情もございます。しかしながら、できるだけ御期待にお応えしたいということで考えていきたいと思っております。
  区長さんを通してということでございますけれども、それぞれ要望を電話、窓口等に来ていただいて言われますと混乱してしまいますので、区長さんが取りまとめをしていただいて、センター、もしくは建設課のほうに御連絡くださいと申し上げております。
  何もならないということでございましたけれども、例えば、私道の除雪などにつきましては、排雪はしないというようなことを言っているわけでございまして、排雪してくださいという場合は、それは対応できないというようなことにもなるかと思います。要望の内容がどういうものなのかわからないので、何ともわからないのですけれども、区長さんに言ってもならなければ、まず、センターのほうに直接電話をいただいてもいいのかなと思っております。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ありがとうございます。
  私道と市道ではまた対応が違うと思うので、そこは理解できるところです。市民の方は、市道であれ、私道であれ、言いたい人は言うと。それを全て聞いてるのでは何ともならないということでありますが、市道、または、高齢者、障害者をお持ちの家庭のところでは、そういった丁寧な除雪を心がけていっていただきたい。また、業者についても、いろいろな指導、また、そういったお願い等を、ぜひしていただきたいと思います。雪が消えれば何もならないですが、あるうちは経費もかかるし、そういった労力もかかるということで、大変だと思いますが、この冬のシーズン、何ていいますか、気持ちよく過ごせるようなまちになっていただきたいと思います。
  以上です。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  今の除雪の関連で1つお聞きいたしますが、先ほどから高齢者の車の事故というふうなお話がございましたが、除雪車の運転手で、定年が70歳というふうにお聞きしておりますが、実際、運用はなされているのかどうかお聞きいたします。
○委員長  答弁を求めます。
  漆山建設課長。
○建設課長  お答えを申し上げます。
  現在、除雪組合の登録人数、オペレーターですけれども、126名おります。一斉除雪で出動する人数は73名でございまして、平均年齢が47.4歳となっております。組合の規約がございまして、オペレーターの年齢を満70歳までと規定しております。定年でオペレーターが減少しても、今のところ登録人数が多いので、特に問題は生じていない状況でございます。70歳になりましたらば、一応退職ということでさせていただいております。今後も、必要に応じて、登録人数は増員してまいりたいと考えているところです。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  人数からして問題ないというようなお話でしたが、例えば、個人事業主でやられている方が70歳になれば、ことしいっぱいで定年になるとすれば、実際、台数が1台減るという形になりますよね。そういった場合は、建設業者のほうでその分を補充するとか、そういう形で大丈夫ということでよろしいですか。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  その路線を掃いている業者さんで、特にその業者さんでないとできないという場合には考えなくてはならないのですけれども、ほとんど別の業者さんをそこに当て込むことはできるかと思いますので、そういう形で実施していきたいというふうに考えております。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  その人でなければならないということではなくて、ある場合には、要するに、台数を別の業者で1台増やすという形になるわけですね。機械的なものも、人員的なものも大丈夫ということでよろしいですか。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  台数を増やすという場合もありますし、ほかの業者さんで半分ずつ、もしくは3分の1ずつ持ってもらうということも考えられますので、その辺は柔軟に対応してまいりたいと思っております。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  知っている方で、実際、ことしで定年だというふうな方がおられまして、そういうときにどうなるんだろうなと。要するに、市のほうでやらなくてはいけないのかなと思ったりしておりまして、そうではないということもわかりましたから安心しましたけれども、いずれにしても、きめ細やかな除雪という、要するに、質的に後退しないように、あるいは、除雪体制というものを充実させたものにしていただいて、除雪そのものもよりいい方向になるように、ぜひお願いします。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  35ページの消防団装備整備事業費についてお伺いします。これは総合防災課長にお願いしたいと思います。
  104万8,000円の消耗品、先ほどの財政課長の話ですと、活動費というふうな形で聞き取れたんですけれども、この消耗品費の104万8,000円でどのようなものがどの程度入っていくのかお尋ねします。
○委員長  答弁を求めます。
  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  お答えいたします。
  104万8,000円の内訳ですけれども、基本的に、新入団員の方に配布するヘルメット、はっぴ、活動服等の50着分になっております。これまで、新年度の当初予算で買っていて、3月議決後に入札を行って、任命式まで間に合わせていたんですけれども、時間がありませんので、御相談させていただいて、今年度から、今年度で来年度の50人分を買うという内容になっています。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  当初ではなくて、新年度の前倒しだということですね。大変いいことだというふうに思います。
  それで、いわゆる消防団の活動の中で、新聞情報の中で、インセンティブとして、例えば、消防団員証があればいろいろなサービスを受けられるような、県の消防団のほうでもやっているようですけれども、そういう商店街等と連携をして支援していくというふうなことは、本市の場合は考えているでしょうか。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  お答えします。
  やまがた消防団応援事業所ということで、県のほうで県内一斉に取り組んでいる事業でございまして、11月から団員のほうに順次団員証を配って、それを持っていくといろいろなサービスを受けられるというものでございます。ただ、南陽市内で今登録されている業者が1社だけですので、今後、商工会さんとか、いろいろな団体等を通じまして、協力していただける事業所のほうの募集をこれからかけていくところでございます。
  以上です。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  子育てもそうですけれども、消防団活動もそうです。そういった、いわゆるサービスを受けられる場所が多ければ多いほど、消防団にとっての、何ていうんでしょうか、一つのボランティア的にやっているわけですので、その中で、やりがいというとあれですけれども、そういったものも増えるのかなというふうに思いますので、ぜひ、本市としても取り組んでいただきたいと思います。要望です。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  私から2点、中学校費と社会教育費についてお伺いをしたいと思います。
  37ページです。第1点は、中学校の施設整備事業費、中学校施設整備工事91万8,000円とあります。いわゆる中学校に限らず、いろいろな公共の、中学校、あるいは小学校の体育施設・設備についての老朽化に伴って、いろいろな修繕をしなければならないというふうに思うんです。
  例えば、赤湯中学校の体育館の床です。非常に老朽化していまして、ワックスを塗ってもなかなか効かないという状況です。旧中川中学校の体育館を社会教育活動の中でもお借りしてやっていますけれども、そちらのほうがまだいいという。赤湯中学校は昭和60年ですから、31年ほどたっている。その中で、ワックスをかけたり、いろいろ細かい修繕等はやってきたと思うんですけれども、例えば、そういったものを大規模修繕的なことで年次計画として考えておられるのかどうか、まずお伺いをしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  安部管理課長。
○管理課長  高橋一郎委員の御質問にお答えしたいと思います。
  今回の中学校の整備等につきましては、暖房費という形で予算を計上させていただいたところでございます。
  それから、赤湯中学校の体育館のほうにつきましては、床が滑りやすいですとか、一部剥がれがあるですとか、そういったことについては、こちらのほうでも情報といいますか、現場を見て把握をしております。
  赤湯中学校の場合については、中学生のほかにも、社会体育というものでも大分使われているというようなことがあって、非常に使用頻度が高いと。そういうこともあって、年数の経過とあわせまして、老朽化がなっているんだというふうに認識しております。そういったことにつきまして、実際的に、体育館全面となりますと面積も広うございまして、数百万円単位の金額がかかるという試算をこちらのほうでしております。それらについては、年次計画のほうでこれから進めていきたいというふうに考えてございます。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  年次計画でということで、そのとおり、赤湯中学校も小学校も、社会教育の、いわゆるスポ少であるとか、一般のチームの活用が毎日ですので、やはり消耗するんだろうというふうに思います。消耗したものについては、やはり直していくというようなことですので、ぜひ、そこは年次計画でしっかりとやっていただきたいと思います。特に、バスケットボールのリング下あたりは、本当に剥げているというか、白っぽくなってきています。使用頻度が高いということでしょうから、今見ていらっしゃるということですので、その辺はわかっていると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
  それから、第2点目ですけれども、社会教育費になるわけですが、これは市長にお伺いしたいと思うんですが、NDソフトウエアのアスリートクラブが新年のニューイヤー駅伝に出ます。それについては、まさしく南陽市を宣伝してくれるというふうに、NDソフトウエアですが、南陽市に所在があるというふうなことで、前は南陽市役所でしたけれども、走る広告塔とも言われるもので、何かしら活動に、何ていうんですか、激励みたいなものというんですか、南陽市を宣伝してくれるというようなことも含めて、何かそういった考えをお持ちなのかどうかお伺いしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  市長でしたけれども、今、既存の制度の中での支援策についてまずお答えして、それ以外の部分についてはお答えできませんが。
  今現在、これはどんなスポーツ団体もそうですが、東北大会、あるいは全国大会に出場した際に、基金を活用して支援をしています。そういうことから、8,000円掛ける人数分、10人が上限ですが、それで、今回もNDさんのほうに出場に対する支援を行う予定になっております。
○委員長  市長。
○市長  NDソフトアスリートクラブの皆さんがニューイヤー駅伝に出場できることになったことについては、そのお話を伺ったすぐ後だったと思いますけれども、NDソフトウエアの社長とお話する機会もありまして、祝意を申し上げたところでございます。南陽市としましても、南陽市を代表してそういった場に出て、そして、小学生や中学生の目標にもなるということは、大変ありがたいというふうにも申し上げました。ぜひ頑張っていただきたいというふうに激励もさせていただいたところでございます。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  激励というのは、祝意を伝えるということは当たり前だと思いますが、支援という形で何かないのかなというふうなところが、もう一歩進んだものがないのかなというふうに思ったんです。例えば、スポーツ基金から出している8,000円掛ける10人を上限だということがありました。人数的にはもっと行くはずです。そういったものを、本当に頑張ってもらっているなというようなことで、ちょっと規定を変えてやっていくとか、そういうふうなものがあってもいいのかなというふうに思っているんですけれども、どうでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  今後の支援のあり方につきましては、関係者の皆さんの御意見を伺いながら考えさせていただきたいというふうに思います。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  スポーツ基金とか、そういった基金の使い方についてですけれども、生きた使い方をしてもらったほうがいいというふうに思っているんです。したがって、今みたいな形で、本当に大変な御努力のもとにニューイヤー駅伝に出るというふうなことです。そこは、本当に誇りを持って、南陽市民として、すごいことだというふうに思っていますし、それについて、やはり、何か形のあるもので応援をするというふうな姿勢で、市長はそういうようなことで考えていくというようなことですから、それ以上にないわけですけれども、ぜひ、そういった形のあるものでよろしくお願いをしたいというふうに思います。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料、40ページから43ページについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第47号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第47号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第48号 平成28年度南陽市国民健康保
      険特別会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第48号 平成28年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。吉田財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成28年12月定例会 予算に関
        する説明書により 議第48号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  事業勘定の歳入歳出全般、54ページから61ページまでについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  議第48号 平成28年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第48号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  ただいま、審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は14時10分といたします。
午後 1時56分  休  憩
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午後 2時10分  再  開
○委員長  休憩前に引き続き審査を再開いたします。

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議第49号 平成28年度南陽市介護保険特
      別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第49号 平成28年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。吉田財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成28年12月定例会 予算に関
        する説明書により 議第49号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、72ページから77ページまでについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第49号 平成28年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第49号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第50号 平成28年度南陽市後期高齢者
      医療特別会計補正予算(第2号)

○委員長  次に、議第50号 平成28年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。吉田財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成28年12月定例会 予算に関
        する説明書により 議第50号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、88ページから91ページまでについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第50号 平成28年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で、本委員会に付託されました補正予算4件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝を申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。どうも御苦労さまでした。
午後 2時16分  閉  会

       予算特別委員長 片 平 志 朗