平成28年6月10日(金)午前10時00分開議

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議事日程第3号
平成28年6月10日(金)午前10時開議

 日程第 1 一般質問

   散   会
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本日の会議に付した事件
 議事日程第3号に同じ
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出 欠 席 議 員 氏 名

◎出席議員(17名)
 1番 山口  裕昭  議員      2番 島津 善衞門  議員
 3番 高橋  一郎  議員      6番 白鳥  雅巳  議員
 7番 片平  志朗  議員      8番 梅川  信治  議員
 9番 川合    猛  議員     10番 髙橋    弘  議員
11番 板垣  致江子  議員  12番 髙橋     篤  議員
13番 田中  貞一  議員     14番 遠藤  榮吉  議員
15番 佐藤    明  議員     16番 伊藤  俊美  議員
17番 殿岡  和郎  議員
◎欠席議員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
嵐田 淳一 総務課長            高梨 敏彦 みらい戦略課長
吉田 正幸 財政課長            相澤 和吉 税務課長
西牧 修二 総合防災課長         神棒 久志 市民課長
菊地   清 福祉課長               板垣 幸広 すこやか子育て課長
佐藤   浩 農林課長               粟野  清 商工観光課長
漆山 清美 建設課長            渡部 時裕 上下水道課長
大友 直秀 会計管理者           猪野   忠 教育長
安部 史生 管理課長            板垣   健 学校教育課長
佐藤 賢一 社会教育課長         江口 和浩 選挙管理委員会事務局長
田中 康美 監査委員事務局長      小関 宏司 農業委員会事務局長                                 

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事務局職員出席者
尾形 真人 事務局長               田中  聡 局長補佐
髙橋 京子 庶務係長      小野 勝司 書記



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開      議
○議長(田中貞一議員)  御一同様、御起立願います。
  傍聴者の方もお願いいたします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は全員でございます。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第3号によって進めます。

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日程第1 一般質問
○議長  日程第1、一般質問であります。
  昨日に引き続き、一般質問を始めます。
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白 鳥 雅 巳 議員 質 問
○議長  最初に、6番白鳥雅巳議員。
〔6番 白鳥雅巳議員 登壇〕
○白鳥雅巳議員  おはようございます。
  6番、保守公明クラブの白鳥雅巳です。
  初めに、3月に行われました改選におきまして、市民の皆様の御支援を賜り、3期目の当選をさせていただきましたことに感謝申し上げます。市民生活の安全・安心と市政発展のため、市民の負託に応えられるよう努力してまいります。今後とも皆様の御指導、御鞭撻よろしくお願い申し上げます。
  また、熊本地震について、4月14日からこれまで体に感じる有感地震が1,700回以上もあり、常に体が揺れている感覚に悩まされ、精神的苦痛を受けている方も多いと思います。
  災害は突然やってくることで甚大な被害をもたらし、人々の運命をも変えてしまいます。「備えあれば憂いなし」の言葉を意識し、災害対応・対策を市民全員で共有し、意識高揚に努めていくことが大事と思います。
  このたびの九州熊本、大分の震災に際し、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また一刻も早い復興を願っております。
  それでは、先に通告しておりました2項目について質問させていただきます。
  1つ目は、無料公衆無線LAN(Wi-Fi)を公共施設に整備する取り組みについてであります。
  若者には欠かせなくなっているスマートフォンやタブレットなど、今や多くの利用者がおり、大型商業施設やファミリーレストランなどでは当たり前に整備されており、すなわちそこで利用してもらい、商品の売り込みや飲食などでのリラックス効果など多岐の利用に整備されております。しかし、情報収集や発信に便利なスマートフォンやタブレットですが、データ通信の容量で基本料金が異なってくるだけに、通信使用量の制限などの不便さを感じることもあるのではないでしょうか。
  そこで、1点目として、データ通信の容量、通信使用制限を気にせず利用できる無料公衆無線LAN(Wi-Fi)を公共施設に整備し、若者や機器使用者の利便性を図っていく必要があるのではないかと考えますが、見解を伺います。
  2点目として、市文化会館がオープンし、全国から注目されており、各種公演では市内外からのお客様が来場します。そのような状況がますます盛んになっていくことで、観光客や若者がWi-Fiを利用し、本市の情報を拡散できること。さらに訪日外国人の急増に伴い、宿泊施設のインバウンド対応など、受け入れ環境整備などに寄与できるなどのメリットがあると思いますが、市長の見解を伺います。
  2つ目は、東北中央自動車道開通などに伴う本市への誘客についてであります。
  1点目として、本市及び赤湯温泉街を確認できる目印(シンボル)をつくる考えや検討などされているのか伺うものであります。
  東北中央自動車道が平成30年度完成に向けて工事が進められております。また、113号線、梨郷道路などの道路網整備に伴い、大げさに申せば、ますます本市の存在感のありようを懸念してしまいます。以前にも本市をPRするべき案内塔・シンボルの設置について話をいたしました。
  本市は交通の要所であり、高速道路、13号線や113号、高規格道路などが交差する点から、県外からの車両が素通りしていく状況が予想されるわけですが、この点について市長の見解を伺います。
  2点目は、市文化会館において各種の催しや公演がされておりますが、県内外からの人的交流があることから、会館外部の支障のない範囲で地場産品である、例えばワインや地酒であったり、季節の果物であったり、会館外部での販売を可能とし、JAや商工会、また観光協会含めて検討し、広く本市をPRすべきと考えますし、戦力的な活用としての市長の見解を伺います。
  3点目は、高速道路の建設工事は現在、目に見える状態で進んでおりますが、河川(吉野川)等の護岸や橋梁工事は確かに行われているわけですが、目に見えての進捗状況が芳しくない状況と感じておりますし、それによりかえっておくれているように思います。原因としては、業者の数や作業員や技能職、専門職の不足、また土地の取得など要因はいろいろあるでしょうが、工事がおくれていくことで車両通行制限などの受ける影響を含め、本市を訪れる観光客のイメージダウンが予想されます。
  市長を中心に県や関係機関に早期完成を強く働きかけるべきと考えますが、市長の見解を伺います。
  以上の2項目について、当局の建設的な答弁を御期待し、壇上からの質問といたします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  おはようございます。
  6番白鳥雅巳議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、無料公衆無線LAN(Wi-Fi)を公共施設に整備することについての1点目、公共施設への無料公衆無線LANの設置についてでございますが、無線によるインターネット利用者の増加に伴い、携帯電話会社などが飲食店やコンビニエンスストアなどに電波の受発信器を設置し、会員登録することにより、高速でインターネットを利用できる公衆無線LANと呼ばれるサービスが展開され、Wi-Fiスポットとして提供されております。
  Wi-Fiスポットは、小型パソコンを持ち歩くビジネスマンや旅先でスマートフォンからフェイスブックなどに投稿する観光客などには便利な場所になることから、Wi-Fiスポットを設置する公共施設も増えているようであります。
  市といたしましては、フェイスブックを活用しての情報発信に積極的に取り組んでおり、その必要性は十分認識しており、今年度は赤湯駅に設置することとしております。
  一方、無線方式であることから、メールや個人情報を読み取られてしまう危険性があることや、児童・生徒がWi-Fiスポットで長時間過ごし、インターネットやゲームにのめり込むという問題も指摘されておりますので、先進自治体の取り組みの事例を調査研究してまいりたいと存じます。
  次に、2点目の文化会館への無料公衆無線LANの設置についてでございますが、文化会館は昨年10月の開館以来、有名アーティストによるコンサートを初め、開催したイベントには全国から多くの人が集い、御利用いただいております。また、文化活動に興じるたくさんの団体に日々活動を行っていただいております。
  「最大の木造コンサートホール」としてギネス世界記録の認定を受けた文化会館の情報発信力には大きな期待をしておりますが、Wi-Fiスポットの設置という面では、施設の運営上の課題があるものと認識しております。
  具体的には、文化会館大ホールについては、音響機器等の操作を無線で管理しており、Wi-Fiの電波の影響について調査する必要があるなど、今後の会館利用者の推移を見ながら、セキュリティーを確保しつつ、青少年の健全育成にも配慮した形でのWi-Fiスポットの設置について、検討してまいりたいと考えております。
  次に、東北中央自動車道などの開通に伴う本市への誘客についての1点目、本市及び赤湯温泉街を確認できる目印(シンボル)の設置についてでございますが、東北中央自動車道については、平成30年度開通予定となっており、開通後は隣県や首都圏から多くの車の乗り入れが予想されます。この機会を観光交流拡大の大きなチャンスと捉え、誘客施策を進めていくことが重要と考えております。
  議員御指摘のシンボルの設置につきましては、観光客の利便性を促進し、観光PRとしても必要であると考えております。シンボルの設置につきましては、設置場所や本市の魅力がアピールできる内容となるように、今後も関係団体と具体的な協議を行い、市制施行50周年を迎える平成29年度に設置できるよう進めてまいりたいと存じます。
  次に、2点目の文化会館でのイベント時における地場産品の販売についてでございますが、文化会館がギネスブックに認定され、これまで以上に注目度と価値が高まっていることは、まさに本市の宝であります。
  この機会を最大限に利用するため、南陽市商工会が中心となって市内の商店など25事業者で組織する「文化会館出店利用者協議会」が今年4月に設立され、文化会館での大きなイベントの際に出店いただきました。
  文化会館での地場産品等のPRにつきましては、当協議会が特産品や軽食の販売を行うことにより、情報発信の一翼を担っていただきたいと考えております。
  さらに、南陽市観光協会や山形おきたま農業協同組合にも催事情報を随時提供し、御協力をお願いしているところでございます。
  次に、3点目の河川(吉野川)の護岸、橋梁工事の進捗状況についてでございますが、東北中央自動車道の南陽高畠から山形上山間の事業は、平成30年度供用予定で順調に進んでいるとお聞きしております。
  また、議員御指摘の吉野川の復旧事業ですが、山形県置賜総合支庁河川砂防課で発行しております「復興だより」の5月1日号にも掲載されておりますが、復緊事業による重点整備期間最終年の平成29年度末までに、平成26年7月と同程度の雨が降っても洪水が起こらない流下能力を確保するとしております。あわせて、かけかえ予定の橋梁につきましても、平成29年度末までに仮橋による迂回路を確保しながら、洪水被害の要因となった橋梁の撤去を完了し、全てのかけかえが完成するのは平成32年度末を予定しております。
  この予定は事業用地の確保等が円滑に進んだ場合の見通しですので、市といたしましても順調に事業が進捗するよう、関係各課と連携しながら協力体制をとってまいりますので、御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。
  以上でございます。
○議長  再質問に入ります。
  6番白鳥雅巳議員。
○白鳥雅巳議員  ありがとうございました。
  項目に従って質問をさせていただきます。
  私はスマートフォンは使っておらなくて、ガラケーなわけですが、なかなかこういったのはなかなかなじめないといいますか、うちの孫がいろいろ使ってゲームしたり、ユーチューブ見たり4歳の孫がやっているというのを横目で見ているわけですが、この質問を機会に私もちょっとこちらのほうにスマートフォンにかえていこうかなという気はちょっとしているんです。
  そんな中でこちらなんですけれども、市長にちょっとボイスアクションということで、公明党の青年部局で、全国で若者へのアンケートを調査いたしました。山形県でも行い、置賜でも長井、南陽、高畠、米沢、各地で行いまして、協力していただいた方が1,000万人以上の若者から調査を、アンケート結果、調査をしていただきました。
  その中の5つのポイントで調査をさせていただきましたけれども、1点目は非正規雇用の待遇改善や最低賃金の問題、2つ目は無料で使える無料公衆LANの充実、3つは不妊治療の公費助成や幼児教育の無償化、4つ目は結婚や新婚世帯の支援、5つ目は月曜日午前半休の促進、働き方、休み方改革の推進の5項目でアンケート調査をさせていただきました。
  その中で公衆無線LANの比率が全体の22%を占めた状況でございます。それだけあってくれたらいいなと思っている若者が多いと言えると思います。ちなみに比率の高かったアンケート調査によりますと、非正規雇用の待遇改善と不妊治療の公費助成、幼児教育の無償化のそれぞれ25%となっており、市長、22%希望する無線LANについて、この結果について改めてどう思われたか、今、それをちょっとお聞きしたいなと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  私はスマートフォンは2年ほど前から使っておりまして、さまざまなにネット等で利用させていただいておりますけれども、実はWi-Fi機能というのは使ったことがないものですから、ニュース等で拝見すると、やはり外国人観光客等に大変利用されている重要なツールだなという認識はしております。
  そして、このアンケートで22%というのは、先ほどのほかの2つの25%と遜色がないニーズがあるんだなということでちょっと驚きました。国内の若い方がそれだけWi-Fiを使いたいと、利用しているということですので、私もさらに勉強しなければいけないなと感じたところでございます。
○議長  6番白鳥雅巳議員。
○白鳥雅巳議員  ありがとうございました。
  結果がそういった結果になっておりまして、やはり全国的にもやっぱり公共施設、若者に限らず利用している方が多いのかな、またそういった施設があるといいのかなと思っている方が多いということでございます。
  私もフェイスブックというのはなかなかそういうところにもなじみはないんですが、ちょこちょことさせてはいただいておりますけれども、そんな中でやはり情報発信ということが求められていて、ふるさと納税にしてもいろんなものが南陽市にはあるんだというPRをますますこれからしていかなきゃいけないのかなと思っております。
  そんな中で気軽に無料で使えるWi-Fiの設備があるところでは、そういったことも利便性としてはいいのかなと思って、ただ先ほど市長の答弁にもありましたけれども、たむろする、そういった若い人たちが、そこで無料だからということで時間帯も関係なく使っているということは、やっぱりどうかなと私も思います。そういった対策については、やはり何時から何時までとか、例えばこの場所では使用禁止ですよとか、そういった表示はやっぱり確かに必要かなと思います。
  そんな中で、やっぱりどこでも使える無線LANをある程度少しずつ進めていっていただければいいのかなと。今回、赤湯駅に設置するということでございますので、それがだんだん広がっていけばいいのかなと。
  個々の旅館、やっぱり宿泊施設についても、これからは必要になってくるんじゃないかなと思いますね。外国人の観光客の方がやっぱり利用する、そういったときに何かしらの情報を得るためにはやはりそういった努力も必要なのかなと思っております。
  そんな中で、そういった利用量の制限をまずかけないで、気軽にできる無線LANを設置していただければ、徐々に設置していただければ、例えば防災センターにしかり、からころ館にしたり、そういった主要施設、中央公民館も含めてその部分に特定、ある程度準備をしていければいいのかなと私思っております。
  それを少しずつでも早目にやっていただければありがたいのかなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいなと思います。
  そして、ちょっと話はずれるというかあれなんですが、無線LAN機能つきの自動販売機があるんです。それが、その無線LANで使える自動販売機のベンダーと通信業者が開発したWi-Fiつきの自動販売機を導入することで、ちょっと調べたんですけれども、施設側はイニシャルコストを負担せずに導入できる。また、その自動販売機に防災用品が収納できる格納版、格納されており、災害時対応もそこから出して対応できるというものなんですが、そういった自動販売機をそろえるのも一つの防災というか、話しちょっとずれますけれども、そういった方向になるのかなと思います。
  市民会館のほうには防災対応何たらという機械が1つあるんですが、そこの中にはこの防災に必要なものが入っているとか、そういったことではないので、そういった自販機を設置するのも一つの防災意識のそういった高まりになるのかなと思っております。ぜひ検討をしていただきたいなと思います。
  今、そういった防災の自動販売機があるということを今話ししましたけれども、市長はそういったことは御存じなかったでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  大変恐縮ですが存じ上げておりませんでした。
  ただ、Wi-Fiつきで、しかも防災用品も入れられるということについては、すばらしい機能だと思いますので、その活用事例なども研究させていただいて、これから考えていきたいなというふうに思ったところです。
○議長  6番白鳥雅巳議員。
○白鳥雅巳議員  ありがとうございます。
  私もちょっといろいろ調べて初めてわかったので、市長と同じです。私もね。
  そんなのがあればいいかなということでちょっと質問させていただき、お聞きしたところでございます。
  そういった中で、若い人がやっぱりフェイスブックだツイッターだLINEだと、そういった形でやっているのを、よく見かけるわけですけれども、喫茶店でカップル同士が相席で向かい合って、無言のままでこうやっているという姿をいかがなものかと私も思いますけれども、そういった状況にならないような、まあ、ならないというのはちょっとおかしいですけれども、個人の自由ですからそれは、それで意思が通じているんであればいいのかなと私は思いますけれども、何かちょっと無機質な、何かちょっと不自然だなという印象も受けますし、それが進んでいって本当にいいのか私もわかりませんけれども、今はそういった時代なのかなと思って、割り切れないものがありながら納得をするというような状況でおるわけでございます。
  そういった中で、若い人、利用している人には便利かなと思いますので、ひとつ御検討よろしくお願いします。
  続きまして、東北中央自動車道開通などに伴う本市の誘客についての観光面ということからちょっと質問をさせていただきます。
  先ほども道路網の話を壇上でさせていただきました。
  本当に前から危惧をしているわけですけれども、やはり交通網が発達していきますとどうしても見落としがち、もう素通りしていくというパターンが、やっぱり我々も東北道路、また高速道路を走っていても、ここは何々だなと標識を見ながら、ここはどこどこだなというだけの通過していくような状況になりますけれども、そこでうん?と思わせるような、やはりここは何だろうねと気づかせるようなものがあってもいいのかなと。
  市長については29年度ですか、検討するというようなお話でございましたけれども、やはりインパクトを与えるような、そういったほかにないようなというとちょっと大げさになりますけれども、ドライバーの目を引くような仕掛けといいますか、そういったことがあっていいのかな、ありきたりのものじゃなくて、おっと気づかせるような。市長はそういうのが得意かなと私思いますけれども、そういった方向であればいいのかなと。やはり気づかないで通り過ぎるということがままあると思います。
  そういった中で、先ほども設置云々という話しありましたけれども、そういったことも検討していただいて、いろんな課の中でもそういったいろんな関係の方からも一応相談をいただいて検討していただきたいなと思いますが、29年度ということで中身についてはどういうふうに考えているかわかりませんが、ちょっとそこら辺もう一度答弁お願いします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  29年度市制施行50周年の節目にそういった看板、シンボルを設置するということで庁内では検討を進めている状況であります。
  先ほどのドライバーの目を引くようなと、本当にただ設置すればいいということではなくて、いかに高速道路をおりていただいて、市内に入っていただくかということが目的ですので、その目的にかなうようなものというのが一番の課題です。
  中にはそういったサインを設置されているけれども、見ないでくださいと、こちらを見ないでくださいと逆に書いてあるようなのも見つけたりして、ああ、いろいろ工夫しているところがあるなというふうに思っているところです。白鳥議員からもナイスアイデアがあれば御享受賜りたいというふうに思います。
○議長  6番白鳥雅巳議員。
○白鳥雅巳議員  ありがとうございます。
  やはり本来の目的は素通りをしてもらうんじゃなくて、南陽市、また赤湯温泉、そちらのほうにおりていただくと、そして赤湯の、南陽市のよさを知っていただくというような目的でございまして、やはりそういった仕掛けが必要かなと思っております。アイデアをと思いまして私もちょっと頭の中じゃどういうのが出てくるかちょっと想像もできませんけれども、そういったものがぴっとひらめいたときには一応御報告なり、こんなもの出たんですけれどもというようなことはお知らせをしたいと思います。
  そんな中でやはり道路網が発達していきますと、どうしても先ほども申しましたけれども、やっぱり見落としがちになりますので、高速道路で鬼平犯科帳の何かありますよね、サービスエリア、あそこが本当やっぱりインパクトが強くて、あそこに結構おりるドライバーが結構あって、その建物をカメラにおさめていくと、そういったことがかなりありまして、私も二、三回通ったときに必ず寄って写真を何枚か撮ってくるという、そういったやっぱり行って楽しいようなものがあればいいのかな、それは建物でありますけれども、そういったインパクトのある塔などを考えていただければいいなと思います。
  続いて、文化会館の催し物についてですけれども、私いつも思うんですが、有名なアーティストやいろんな著名な方が市民会館、文化会館に来て講演とかコンサートをしていただいております。見に来ている方、県内外、市内を含めて、ただこう会場に来て、そこで感激して喜んで終わりました、さあ帰ろうと散り散りになると、そういったの本当に残念でもったいないなと思っております。
  先ほど25店舗の方が出品していただくという計画をいろいろしているということでございますけれども、せっかくそういった著名な方、またアーティストが来るわけですから、やはり何らかのお土産を持っていっていただきたいものだなと思っております。
  やはり1回来て、いや、この市文化会館すごいなと、すごい建物だなと思っていくのは大変結構でありますけれども、そこからやっぱり何かをそこから来た人が持っていく、地方に持っていく、いろんなところに持っていく、そういった仕掛けが私は必要ではないのかなと思っております。
  せっかくギネス認定の立派な市民会館でもありますし、そんな中でも本当に本市のPR、それだけでもPRにはなるわけでありますけれども、そこに何らかの付加価値的なものをつけるべきではないのかなと思っております。その前にそういったPRが必要ではないのかなということで、市長のちょっと見解をお聞きしたいなと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  議員おっしゃるとおりだと思います。
  さまざまな著名なアーティストの方が来ていただけることで、それを見に来られる観客の方が市外から、県外からも大勢いらっしゃって、せっかくのそういった機会を見過ごす手はないというふうに私も思っております。
  本市の魅力、食べ物にしても、歴史、伝統についてもさまざま、自然もあるわけでありますので、そういったものに押しつけがましくなることなく自然に触れていただけるように、そしてまた来たいなと思ってもらえるように工夫をしていくことが大切だというふうに思っております。
  今、先ほどの答弁で申し上げました25の事業者の方で組織する出店利用者協議会のほうから、さまざまそういったイベントの際の南陽市のおいしいもの、お土産品などについて提供して販売していただいているわけでありますけれども、今後の見通しについては、担当課長のほうから答弁いたさせたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  それでは、具体的なところでのお話をさせていただきますが、文化会館の出店利用者協議会という組織を商工会の中で4月に設立をさせていただきました。
  この組織を中心に文化会館でのイベント等に関しての相談をしながら出店をいただける皆様を、中では状況によって、またはコンサートの中身とかイベントの中身によって出店される方、あと日時よって出店される方を協議会の中で話し合いをして決めて出店に取り組まれるということで、今後進めていくということになってございます。登録が25業者ということになってございます。現時点では、館内での出店というのが今のところ主でなってございます。
  外の出店に関しては、コンサートを行うプロモーターの方、またはアーティストの意向、あわせて来場規模によっての自動車の出入り等々の関係を加味しながら、可能な場合は外の場所も考慮しながら対応を今後していくということで、話し合いをさせていただいております。その仲介役は文化会館のほうでさせていただくということで今後進める予定になってございます。
  以上です。
○議長  6番白鳥雅巳議員。
○白鳥雅巳議員  ありがとうございます。
  4月から、4月に設立をして25店舗、その内容によってやると、館内での催しも含めてやると。会館外での出店については、駐車場の関係、人の動き、そういったことも含めて検討するということでございますが、文化会館の中で私ちょっと思っていたのが、文化会館での販売とか、そういった多分展示というのは余りちょっとうまくないのかなと私思っていたんですね。前回の小ホールでお店を出してやった経緯があるわけですけれども、文化施設でああいうのというのはちょっとどうなのかなと思っておりまして、中での販売とか、例えばそういったプロモーターが来て、アーティストが来て、そこで例えばCDとか何か売るとか、そういったものについてはとやかく言いませんけれども、商売でその中でやるというのは、私は文化施設の中でやるのはいかがなものかなと、私思っております。
  そうであるんであれば、やっぱり会館の外、邪魔にならないスペースを確保すると、そういったところで夜間は無理かもしれませんけれども、日中そこで何らかの物産品をPRして販売すると、そういった仕掛けが必要なのかなと私思っておりまして、やはり文化施設の中というのはちょっとまずいなと思っております。
  そんな中で、せっかく例えばその25店舗の方、いろんなさまざまな商店があるわけでしょうけれども、例えば有名なアーティストが来たときに、例えばワインであれば、ワインであったり、地酒であったり、そうしたときに限定として、限定として例えばいろんなアーティストの顔写真であるとか、例えば市民会館の全景の写真だとか、イラストだとか、それをラベル化してボトルに張ってもらう。ボトルとか、例えば梱包している箱だとかシールでもいいです。そういったものを限定として、本日限りみたいな、本日のために300とか用意しましたよと。そういった仕掛けを、買っていく人はそれは記念に多分残るんでしょう。例えばワインであったり、4カ所ワイナリーあるわけですから誰々さんのコンサートにここ、まあそれは決められませんけれども、4本なら4本、そういったことをセットにして出せば、何らかのPRになるんじゃないかなと私思っていますよね。
  そういった戦略的な工夫というか付加価値をつけるような工夫、そういったことを例えば観光協会や商工会含めて、JAも含めてそういった検討をしていただければ、ただ持ってきて、ただ売りますでは広がらないと思うんですよ。
  だから、それをやはり来たときに限定品としてアーティストの写真とかそういったことが、二千何年の何月何日の誰々さんといったことで、本日限定でこうですよといったことをやれば、それまとめて今度はふるさと納税につながっていくんじゃないかなと私思うんです、限定品といったことで。
  だから、そういったことを本来であれば、例えばそういった業者とか、製造メーカーとか、そういった発想がちょっと今後あれば、いろんな広がりが出てくるのかなと、こっちで押しつけてこうしてくださいというんじゃなくて、そっちのほうからこういったことしたいんだということを出していただけるような、何かそういった仕組みづくりといいますか、そういったことをしていただければ、ますます南陽市というのは魅力が出てくるのではないのかなと、そう思っております。
  ちょっとしたきっかけで本当に購入した方が本当に記念として持っていけるような状況、環境整備をしていただければ、本当に南陽市をもっと知っていただけるんじゃないかなと思います。
  山形市でも今度大きな会館が建設するということでありますし、そういったお客様がそっちのほうに流れていくということを少しでも食いとめるためには、そういった仕掛けというのが必要ではないのかなと私思っておりますので、ぜひ検討をしていただきたいなと思います。
  続いて3点目として、高速道路についてちょっとお聞きをいたします。
  先ほど市長からの答弁でそういった随時進んでいますよと、やっていますよと、それはわかります。そんな中で、南陽市の魅力といいますか、そういった例えば桜まつりであったり、例えば菊まつりであったり、バラまつりであったり、さまざまな年中行事があるわけですよね。
  そんな中で、今、いまだにやっぱり河川の改修ですとあの黒いトンパック、土のうが積まれている状況、そういった方々が例えば観光客が赤湯駅におりてきて、赤湯温泉のほうに向かってくるときに、河川を見たときに黒いトンパックがずっと並んでいる状況を見たときに、何かがあったんだろうと、そのためにこんなふうにしているんだろうと。でもやっぱりイメージ的には余り芳しくないですよね、見た目が。
  だから、そういったことをやっぱり観光客の方というのは敏感ですから、何かやっぱり景観も必要なのかなと思いますけれども、実際県の担当として、県の考えとして、例えば今回の堤防を広げる、護岸工事をする、橋梁をつくると、そんな中で堤防に関して何らかの対策といいますか、いろんな話ちょっと聞くんですが、例えば白石の白川のところに桜並木をどっとつけてね、何十年かにすごい景観になりましたね。そういった計画とかはないのかな、ちょっとふと思ったので、建設課長にちょっとお聞きをしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  漆山建設課長。
○建設課長  現在ですが、復緊事業が行われておりますけれども、単なる災害復旧ではなく、景観にも配慮した、例えば堤防に桜を植えたり、何らかの用途に活用できる広場をつくったりできないかということで、山形県のほうから指導をいただきまして、水辺空間整備事業というのを現在計画を進めております。
  復緊事業が完了してからの施工になるかと思いますけれども、市民の皆様の意見もお聞きしながら、河川区域の環境整備にも力を入れてまいりたいと思いますので御理解を賜りたいと思います。
○議長  6番白鳥雅巳議員。
○白鳥雅巳議員  ありがとうございます。
  やはりせっかく河川を整備していくと景観というのはやっぱり必要な大事なことだなと、私思います。やっぱりコンクリートで固めた護岸というのは何げなく味気のないと言いますか、そこに何らかのやっぱり土、土手であったり、桜であったり、柳であったり、いろんなことが出てきますけれども、そういったことをひとつ進めていっていただきたいなと思います。
  やっぱり観光面を南陽市は水害があって、そこでこういうふうに変わったんだということを、今まではこうだったけれども、やっぱりそういった観光整備をして、こういうふうになったんだということをやっぱり内外に知らせていくことは必要なのかなと思います。
  そんな中で、やはり今、河川工事、橋梁関係、今進めているわけですが、そんな中で学校、生徒にも不便をかけているという部分も確かにあるわけでありますので、やはり早急に完成を目指すような国への働きかけを市長を中心に率先してやっていただきたいなと思います。
  その中でよりよい南陽市がこれからつくっていけるような施策、そういったことを私たちも考えていきますし、やっぱり当局のほうでもぜひいろんなアイデアを出していただきながら、今後の南陽市というのはこうあるべきだということをやっぱり考えながらやっていっていただきたいなと思います。
  いろいろ横道もちょっとそれたりもしましたけれども、ひとついろんなことを含めてやっていただければ、皆さん市民のためにやっていただければありがたいなと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。
  私の質問はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長  以上で、6番白鳥雅巳議員の一般質問は終了いたしました。
  ここで、暫時休憩といたします。
  11時再開といたします。
午前10時43分  休  憩
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