平成28年9月5日(月)午前10時00分開議

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議事日程第2号
平成28年9月5日(月)午前10時開議

 日程第 1 一般質問

   散   会
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本日の会議に付した事件
 議事日程第2号に同じ
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出 欠 席 議 員 氏 名

◎出席議員(17名)
 1番 山口  裕昭  議員      2番 島津 善衞門  議員
 3番 高橋  一郎  議員      6番 白鳥  雅巳  議員
 7番 片平  志朗  議員      8番 梅川  信治  議員
 9番 川合    猛  議員     10番 髙橋    弘  議員
11番 板垣  致江子  議員  12番 髙橋     篤  議員
13番 田中  貞一  議員     14番 遠藤  榮吉  議員
15番 佐藤    明  議員     16番 伊藤  俊美  議員
17番 殿岡  和郎  議員
◎欠席議員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
嵐田 淳一 総務課長            高梨 敏彦 みらい戦略課長
吉田 正幸 財政課長            相澤 和吉 税務課長
西牧 修二 総合防災課長         神棒 久志 市民課長
菊地   清 福祉課長               板垣 幸広 すこやか子育て課長
佐藤   浩 農林課長               粟野  清 商工観光課長
漆山 清美 建設課長            渡部 時裕 上下水道課長
大友 直秀 会計管理者           猪野   忠 教育長
安部 史生 管理課長            板垣   健 学校教育課長
佐藤 賢一 社会教育課長         江口 和浩 選挙管理委員会事務局長
田中 康美 監査委員事務局長      小関 宏司 農業委員会事務局長                                 

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事務局職員出席者
尾形 真人 事務局長               田中  聡 局長補佐
小野 勝司 書記



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開      議
○議長(田中貞一議員)  御一同様、御起立願います。
  傍聴席の方もお願いいたします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は全員でございます。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第2号によって進めます。

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日程第1 一般質問
○議長  日程第1 一般質問でございます。
  本定例会において一般質問の通告のあった議員は9名でございます。
  一般質問においては、発言される議員、答弁される執行部とも簡明に行い、その成果が十分得られますよう、そして市民の負託に応えられますよう、特段の御配慮をお願い申し上げます。
  それでは、順序に従い一般質問に入ります。
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高 橋 一 郎 議員 質 問
○議長  最初に、3番高橋一郎議員。
〔3番 高橋一郎議員 登壇〕
○高橋一郎議員  おはようございます。3番、政風会の高橋一郎です。今回もトップバッターにさせていただきます。
  本日は何かとお忙しい中、傍聴に来ていただきましたたくさんの皆さん、大変ありがとうございます。また、傍聴には来られなくても、インターネット同時中継で見聞きしている方々にも感謝申し上げます。
  台風一過、暑い日が9月に入り続いています。迷走した大きな台風10号にははらはらさせられましたが、南陽市内は大きな被害もなく、ほっとしました。
  しかし、きょう現在、岩手県、北海道合わせて死者18名、行方不明者6名など、ゲリラ豪雨による河川の決壊で甚大な災害が発生しました。この場をおかりして、亡くなられた方々の御冥福と、被災者に心よりお見舞い申し上げますとともに、できる限りの援助をしなければならないと私は思っております。
  ペルー沖の海水温度が低くなると、日本近海の海水温度が上昇し、暑い夏を日本にもたらすいわゆるラニーニャ現象は、今後も大きな台風を発生させる可能性があります。台風12号もこちらに向かってくるかもしれません。今回は本当に、白鷹山に大雨が降らずにラッキーだと思うしかありません。
  防災の基本は自助、個人とはいえ、災害弱者と言われるお年寄りや障害者の方々の安全・安心を第一とする防災に、本市としても公助、共助の観点から引き続き取り組む必要があると実感しました。
  さて、7月10日の第24回参議院議員選挙結果は、参議院でも、いわゆる改憲勢力で2分の1を確保されてしまいました。アベノミクス道半ばと言って、憲法のことは得意の争点外しをして、勝てば憲法に手をつけるやり方は全くのごまかしであり、国民は今の与党に白紙委任はしていないと思います。私は平和憲法を守る人々とともに、毅然と行動していきたいと思います。
  それでは、通告していることについて質問をします。
  私は、南陽市に住んでみたい、行ってみたいと思えるような誇りある南陽市を目指して、ロハスシティー南陽を唱え、一般質問を通し、政策的な提案をしております。
  次のことについて市長にお伺いします。
  第1点目は、スポーツの町NANYO構想についてです。
  スポーツは楽しく、人生を健康で豊かに過ごすために欠かせないものです。もちろんナンバーワンを目指す競技力の向上も大事ですが、青年からシニアまで、ほどよいスポーツをすることにより、ロコモティブ症候群の予防効果から健康寿命の延伸にもつながります。また、本市の国民健康保険、介護保険、後期高齢者の各特別会計支出の軽減にも貢献します。いわば一石三鳥、いいことずくめです。
  そこで、南陽市の地理的なメリットを生かしながら、置賜一のスポーツの町をつくることが南陽市を若返りさせ、活性化するよい方法と考えます。
  市長に次のことをお伺いいたします。
  (1)花公園一帯のスポーツエリア整備構想。
  ①多目的屋内スポーツ施設の建設、県事業の誘致。
  ②花公園スポーツエリアのグランドデザインと整備。
  基本的には、各種スポーツ施設において、正規の大会ができる基準を満たす施設をつくることを前提に作成する。
  ア、吉野川水辺の空間整備事業はグラウンドゴルフ場に。
  イ、既存のグラウンドゴルフ場等の活用は、totoを活用したサッカー場に。
  ウ、ペットも遊べるドッグランをつくる。
  ③花公園施設、体育館も含んでですが、とハイジアパーク、向山球場との連携策。
  (2)ソフト事業。
  ①「いきいき百歳体操」や「花の山形!しゃんしゃん体操」の普及。
  ②スポーツしてから温泉に入る効果の宣伝。
  第2点目は、地域医療構想と公立置賜南陽病院改築についてです。
  このことについては6月定例会でも質問しましたが、8月11日まで行われたパブリックコメントと市町村、関係機関の意見を経て、9月の医療審議会で確定し、その後、来年3月までに公立病院改革プランが策定されます。
  つきましては、以下のことについて市長のお考えをお伺いします。
  (1)公立置賜南陽病院改築計画について。
  ①地域医療構想への本市の意見は。
  ②モリノミクスの一環として木造建築は。
  ③本市の負担割合と負担方法は。
  ④建設場所と現病院の取り壊しは。
  以上、壇上からの質問といたします。市民の立場に立った議論を展開することを御期待申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  おはようございます。
  3番高橋一郎議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、スポーツの町NANYO構想についての、花公園一帯のスポーツエリア整備構想の1点目、多目的屋内スポーツ施設の建設、県事業の誘致についてでございますが、昨年12月議会でお答えいたしましたように、現在の県のスポーツ計画は、平成25年3月に策定されましたスポーツやまがたドリームプランでございますが、計画期間である平成30年度までには、多目的屋内スポーツ施設を含み、県が主体となります新たなスポーツ施設の整備構想はございません。
  したがいまして、新たな県施設の誘致ということになれば、本市だけでなく、広く置賜地域のスポーツ団体、スポーツ愛好者を初め、圏域住民の皆様の県民としてのスポーツ施設整備に対する機運の醸成が不可欠でありますが、事務レベルで意見交換したところ、残念ながらその機運が高まっている状況にはございません。
  今後は、新しい県のスポーツ計画に盛り込むことができないか、模索してまいりたいと考えております。
  次に、2点目の花公園スポーツエリアのグランドデザインと整備計画についてでございますが、現在進められております吉野川復緊事業の重点整備期間が平成29年度までであり、現段階では、親水護岸や都市機能の充実などの水辺空間整備事業は、平成30年度以降の計画となっております。
  県と調整、連携しながら、本市が主体となり、中央花公園とその北側に県で確保している吉野川復緊事業の掘削土の置き場との一体的な利活用計画を策定し、整備することによって、花公園機能だけでなく、水辺空間整備事業の効果の拡充が図られるものと考えております。
  その際、市民ニーズやスポーツ団体、利用者などの声や、今後の市の財政面などを考慮した上で、高橋議員から御提案ありましたグラウンドゴルフ場、既存のグラウンドゴルフ場はサッカー場に、ペットも遊べるドッグラン整備などについて御提言を参考にさせていただきたいと存じます。
  次に、3点目の花公園施設とハイジアパーク、向山球場との連携策についてでございますが、本市の地域資源である温泉とスポーツ、レクリエーションを連携させる取り組みは、まさに温泉地でしかできない取り組みであります。
  具体例といたしましては、さわやかマラソン大会において、参加者にハイジアパーク無料入浴券を配布し、疲れの癒しと観光振興の両立を図っております。
  先ほど答弁申し上げました花公園一帯のスポーツエリア整備構想とあわせ、ソフト面におきましてもどのような方策ができるのか、関係課で検討してまいりたいと存じますので、御理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
  次に、ソフト事業についての1点目、いきいき百歳体操、花の山形!しゃんしゃん体操の普及についてでございますが、いきいき百歳体操につきましては、平成14年に高知市で開発された介護予防のためのパワーリハビリテーションで、継続的に行うことにより、高齢者の筋力向上の効果が高い体操であり、置賜管内でも米沢市、飯豊町等でサロンを中心に実施されているようですが、南陽市においては現在のところ取り組みはございません。
  次に、花の山形!しゃんしゃん体操につきましては、市内に平成27年度末で3名のインストラクターが登録されており、今年度は1名増え、計4名の方が普及に努めております。
  本市では健康教室で指導を行っており、27年度は4会場で約100名に普及を図ったほか、認知症予防教室での体操の一つとして、高齢者のサロン等で実施しています。
  山形県民であれば誰でも体が自然に動く花笠音頭に合わせた体操でございますので、高齢者には大変好評のようです。継続的な実施とまでは至っておりませんが、介護予防、ロコモ予防にとても効果の高い体操でございますので、今後も関係機関とともに普及に努めてまいります。
  次に、2点目の、スポーツしてから温泉に入る効果の宣伝についてでございますが、スポーツ後の温泉利用は、一般的には疲労回復効果,心身のリフレッシュ効果が期待できると思われます。
  市民体育館や中央花公園でさまざまスポーツを楽しむ方が多くいらっしゃいますし、これから開催されますさわやかマラソン後の利用にもつながるよう、関係課と宣伝方法について検討してまいりたいと存じます。
  次に、地域医療構想と公立置賜南陽病院改築についての、公立置賜南陽病院改築計画についての1点目、地域医療構想への本市の意見についてでございますが、県からは照会という形で、構想案に対し意見がある場合は提出してくださいという文書が届いたところでございます。
  本構想につきましては、いわゆる団塊の世代が後期高齢者となる2025年を見据え、県内4つの二次医療圏ごとに目指すべき医療体制と、それを実現させるための施策を内容とするものでございますが、県全体の構想に対し、置賜地区の構想は妥当なものであると判断したところでございます。
  次に、モリノミクスの一環としての木造建築についてでございますが、御承知のとおり、南陽市文化会館につきましては、世界最大の木造コンサートホールとしてギネス世界記録に認定され、好評を博しているところですが、南陽病院の改築に当たりましては、病院としての機能性、コスト等を総合的に判断し、置賜広域病院組合と協議を進めてまいりたいと考えております。
  次に、本市の負担割合と負担方法についてでございますが、負担割合につきましては、サテライト医療施設の精神病床施設を除く建設整備費については、所在市町で100%負担することとなっております。
  また、負担方法につきましては、置賜広域病院組合に、南陽市は負担金として建設整備費や起債等の償還を負担していくこととなります。
  次に、建設場所と現病院の取り壊しについてでございますが、建設場所につきましては、現在の南陽病院の敷地内に建設することを想定しており、新病院の完成後に現病院を取り壊すこととなりますので、できる限り診療に影響が出ないよう要望してまいります。
  以上でございます。
○議長  再質問に入ります。
  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  ありがとうございました。
  まず、スポーツの町NANYO構想について、まず、基本的に、私が本市の各特別会計の支出の軽減にもなるというところを、ちょっと具体的な数字をちょっと拾ってきましたので、それについて、まず最初に冒頭お話ししたいと思います。
  まず、平成27年度の国民健康保険の支出済額については41億7,500万円、一般会計繰入額が1億2,900万円、介護保険に関しては、27年度、同じく支出済額が30億7,500万円、一般会計が9,580万円、後期高齢者に関しては3億1,000万円の、一般会計が1,980万円というふうなことになっているようです。
  私は2つの観点から、まずスポーツと、そのいわゆるスポーツをすることによって、スポーツだけというふうなわけではないですけれども、することによって、やはりこういったそれぞれの医療会計が軽減されていくというふうなところが、私は非常に大きなメリットがあるんだろうというふうに思います。しかも、やはり市の財政はもちろんですけれども、自分たちが掛ける、あるいは払う税金、あるいはその負担金についても、やはりこれは軽減する、市がその負担金を決めることができるわけですので、それが、そのことについてもやはり大事なことかなというふうに思います。
  3つの特別会計の27年度の一般会計の繰出額は、合計で2億4,460万円です。つまり、この2億4,460万円をいかにして、これから当然増えていくわけです。
  ちなみに、国民健康保険では、27年度、今年は先ほど言いました41億7,500万円。24年度、3年前は34億8,300万円。つまり3年間で6億9,200万円の事業費が増えています。ただ、一般会計の繰入額はそんなに変わりないんです。
  ですが、介護保険でいいますと、いわゆる1号被保険者、負担のほうですね、市民の負担のほうは、65歳以上、現年分、それは収入済額は6億2,200万円、24年度は5億900万円ですので、1億1,300万円、いわゆる簡単に言いますと、年金の天引きの額が増えているわけです。
  これも結局は、医療費がかかることによってそういうふうに増えていくというふうな傾向があるわけですので、ここをいかにして抑えるのかということが、本当に私も今回だけじゃなくて前からそれは提起をしていますけれども、改めてこういった数字を拾うと、この取り組み、スポーツとかレクリエーションとか、さまざまな健康になるための、特にスポーツについて条件整備、環境整備をやっぱりする必要があるんじゃないかなというふうに思っています。
  今さまざまな3特別会計のことをお話ししました。それを受けて、市長、ちょっとどういうふうな形で受けとめられるのか、まずはお伺いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  議員の御質問にお答え申し上げます。
  改めまして、今高橋議員から27年度と24年度の比較の数字をお示しいただきまして、今後の医療に係る国民、市民の負担というのはますます大きくなってくるというふうに実感をさせていただいたところであります。
  したがいまして、議員のおっしゃっているスポーツの医療費抑制に係る効用、これについても私ども同様に思っているところでありますので、そこを有効に医療費の抑制、そして個人負担の抑制、そして健康寿命の増進につなげる施策を考えていかなければいけないと、改めて感じたところでございます。
○議長  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  同じ方向を目指しているというふうなことでは理解しました。
  その中で、まず第1点目の、いわゆる多目的屋内スポーツ施設、これは先ほど県の私、事業の誘致というふうに話をしています。やっぱり市でいくというのは、これはなかなか難しいだろうと、正直私は思っています。
  というのは、やっぱり文化会館のこともありますし、それについての償還、それから維持管理費等々がかかりますので、なかなかその中でやっていくというのは難しいだろうと。
  したがって、やっぱり県で誘致するという方向性をつけていく。先ほどお話、答弁の中で、平成30年度まではいわゆるドリームプラン、25年度に策定しましたドリームプランで5年間いきますよということです。その後については、やはり白紙なわけですので、そこはぜひいろいろな団体等々と組んで、頭出しをして、要望していかなければならないと私は思っていますので、ぜひそこについてはよろしくお願いします。
  私から、いわゆる県の施設にすることによってのメリットなんていうのは、私から言うまでもないんですけれども、やはり交流人口の拡大と、スポーツを観光に結びつけていくという起爆剤になると私は思っています。
  文化会館が文化、芸術等を通じて本市の観光資源、あるいは交流資源になっていると同時に、やはりスポーツを通すということは非常に大事だと思いますし、やはり南陽市というのは本当に置賜の中、西置賜、それから東置賜も含めて、やっぱり核になるところだと思っています。
  そういうふうな中で、例えば米沢に人工芝が大変立派なのがありますけれども、やはりじゃ、小国から来るというのはなかなか大変ですよね。ところが、やっぱり南陽だといいわけですよ。そういった地理的なメリットが必要だと思いますし、ぜひ県に要望するときも、そういうふうな地理的なメリットということを考えてぜひお願いしたいと思います。
  やっぱり2020年の東京オリンピック・パラリンピック等もあります。そうすると、今の高校生世代がメーンになっていくというようなこともありますので、ぜひここらも含めて、しかも生涯スポーツのできるような施設というふうなことで訴えていただければなというふうに思っています。
  その②のグランドデザインについては、特に吉野川の復緊事業で29年度までなので、いわゆる30年度以降だというふうな話がありました。私はそれは承知しております。
  その中で、これはその中で、例えばグラウンドゴルフ場にするとか、例えばいろいろなドッグランであるとか、既存のグラウンドゴルフをどうするかというふうなことはそこで話をするということで、私はそれでいいと思います。
  ただ、これ私がなぜそのような形でスポーツ公園エリアのグランドデザインについて、よく何回も言っているかというと、これも数字があります。1つは、先ほどは健康寿命延伸についての3特別会計の数字ですけれども、今回は、いわゆる勤労市民への見返りというんですか、そこについてちょっと焦点を当てて考えてみたいと思います。
  つまり、勤労市民、健康で働いている方に、いわゆるインセンティブというんですか、報償というか、何かそういったものを一つの環境面で与える必要があるんじゃないかなというふうに思っています。
  実は、南陽市の市税の個人分、法人分は除いて市税の個人分は、27年度は12億1,900万円です。構成比、いわゆる市税の構成比は34.5%。24年度は11億4,300万円、構成比は32.3%です。そうすると、7,600万円ほど3年間で増えているんです。人口が減少している中で、市税の個人負担分は増えているということ。
  それからもう一つ、近隣の市町村ともちょっとだけ比較をしてしまいました。上山市の人口は3万1,529人です。南陽市は3万2,284人ですか。そうすると、単純に言うと800人ぐらい南陽市が多いわけですけれども、その中で、上山市の27年度の市税の個人分、これは10億9,700万円です。構成比は30.6%です。これは私も驚きました。つまり、南陽市の市民税の個人、いわゆる、言ってみればサラリーマン中心の、そこの市民税の分が近隣の上山市さんよりも1億2,200万円多いんですよ。ということは、いかにこの勤労市民が多いかというふうな証明でもあるわけです。
  じゃ、それに対して、どういうふうな市として、見返りというのでは変ですけれども、取り組んでいるのかということが、やはり大事な視点かなというふうに私は思います。
  そういったことを考えていった場合に、その勤労市民がスポーツをするというのは基本的に土日です。あるいは朝早くか夜です。そういった設備をしっかりやっていますかというと、ちょっと疑問に思っていますね。
  そういうことを、年間ですよ、年間で1億円ぐらい増えている、あるわけですから、単純にこれはいかないかもしれません。例えば固定資産税なんかは上山市は多いですので、そういったことで単純に比較はならないかもしれませんが、いわゆる働く人の所得がその市税に対する貢献というのは多い。その貢献したものを、貢献というか納めたものを、それに対して還元をしていくというふうな姿勢が私は必要じゃないかなというふうに思うんですが、そこの辺についてはどういうふうにお考えでしょうか。市長にお伺いします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  これもまた上山市との比較において、市税の個人負担分、個人分の数字を今御説明いただきまして、ちょっとびっくりしたところでございます。
  税負担に対する行政からの、いかに市民サービスを充実させるかという視点だと思いますけれども、例えば文化会館についてもそういった機能があるのかなと、文化面において。さまざまな機能があると思いますけれども、市民の皆さんのこの文化水準の向上とともに、あらゆる文化に触れる機会が触れやすくなるという意味では、市民サービスの向上につながるものというふうに思います。
  スポーツの面におきましても、そういった視点というのは行政運営で大事だなというふうに思っております。
  これについては、歳出の構成割合、さまざまな構成割合が各市町村によって違うと思いますけれども、できる限り住みやすい市をつくっていくという視点では、そういった考えも取り入れながら、市民サービス、いかに施設面、ハード面、ソフト面について考えていくかということを大事な視点として、今後も運営してまいりたいと思っております。
○議長  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  そういうふうな市長のお考えの中で、やはり花公園スポーツエリアのグランドデザインも考えていくというふうなことでお願いしたいと。
  これについては、今具体的に話をすることではないと思いますし、そういったフレームとして、大きくそういったものを持っていただければいいのかなというふうに思います。
  ドッグランについてなんですけれども、これ何か唐突とドッグランという話が出て申しわけないと思ったんですが、私の頭の中では、いわゆるスポーツをするというふうなことを、しっかりとスポーツをするためには、ドッグランのグラウンドとしてしっかりと別にあったほうがいいと、分けようというふうな考え方です。
  いろいろ花公園については、当然ペットの散歩していられる方もいらっしゃいますし、きちんとエチケットを守ってやる方もいらっしゃいますし、そうでない方もいらっしゃいます。そうすると、やっぱりそのドッグランというようなものがあって、スポーツに、例えばグラウンドゴルフならグラウンドゴルフ、何でもそうですけれども、打ち込めるんじゃないかというふうなことで、スポーツの反対の立場から、反対というか、そのために出した見出しですので、その辺は御理解いただきたいと思います。
  それから、③の花公園施設とハイジアパーク、向山球場との連携策についてです。
  これは本当に、花公園といわゆるハイジアパーク南陽の距離感が非常に微妙でして、歩いていくにはちょっと遠いし、でも車で行ってもなというふうなところで、どういうふうにするのかなというふうに思ってはいるんですが、先ほど答弁の中で、さわやかマラソンのときに無料入湯券を出していますよというふうなことがありました。
  私は、(2)のソフト事業の②とも重なりますけれども、やはり1つは、ソフト的なことから言えば、無料とは言わなくても、スポーツ割引券というものをやはり発行して、どちらでするのか、体育館でするのか、あるいは各主催者団体の、例えば何か今回こういったことに参加しますということがわかれば、例えば200円にするとか、そんなことにしてもいいとは思いますし、余り手間をかけないような形で、そういったスポーツ割引というのかな、できないものなのか。そこを、いろいろな形でソフト面でも検討するというお話でしたので、そこも含めて検討をしていただけないでしょうか。まず、お願いしたいと思いますが。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  ただいまのスポーツ割引ということでありますけれども、新しいアイデアだなというふうに思ったところです。
  さわやかマラソンのときの無料入浴券につきましては、マラソンの参加者の皆さんから御好評をいただいておりまして、マラソン大会への参加のインセンティブにもなって、そしてハイジアパークの振興にもつながっているという意味で、有効な施策かなというふうに思っています。そういった意味でも、そのスポーツ割引もそれにつながるものがあると今感じたところです。
  具体的にどういったスポーツ等、どういった場面でそれを、無料券を発行できるかというのはこれからの検討課題だと思いますけれども、一つの有効な案として検討させていただきたいと思います。
○議長  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  よろしくお願いしたいと思います。
  ちょっと余談になりますけれども、例えば温泉施設、ハイジアパーク南陽で今500円、1日500円ですね、1時間入ろうが1日いようが540円、すみません、ですね。子供は210円ですかね。1日いても1時間でもそうですね。
  他県の例で、それを時間制にするところがありますね。例えば時間制というふうなことでするというふうなこともあるのかなというふうに思いますし、スポーツ割引というのは、そういった時間制度、要するに2時間も入っていないと思いますので、そういったことから含めても、そういった、その時間制度に関しては今回は通告していませんので話はしませんけれども、そういった方法もあるというふうに思っています。
  それでは、次に、ソフト事業のいわゆる百歳体操とか山形しゃんしゃん体操、これについても、先ほどスポーツの施設面、ハード面で話をしましたが、ソフト面も非常に重要だと思います。
  これについては本当にお金がかからないと思いますので、ぜひ前向きにこれをお願いしたいというふうに思いますが、もうちょっと前向きに、普及に努めるとは言っていますけれども、例えば百歳体操の普及は何もしていないというふうなことでした。これについてどういうふうに考えをお持ちなのかお伺いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  菊地福祉課長。
○福祉課長  それでは、お答え申し上げます。
  現在のところ、市長の答弁にもございましたが、南陽市のほうでは百歳体操については実施をしてございません。現在のところ、米沢の栄養大学のほうで加藤准教授がいらっしゃいますが、そちらのほうのタンタンタッチ体操などを取り入れながら実施をしているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。
○議長  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  私は、百歳体操ですが、そういったことで、いわゆるロコモティブの解消という形でやるという部分に関しては、南陽体操でもいいと思いますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。
  これは小・中学生議会でも出ましたよね。市長は答弁なさって、いや、そういう体操は考えているんだけれども、なかなか見つからないんだというような話でしたが、実はあるんです。そういったことをやっぱり利用して、前向きにすることによって、さっき言った2億2,000万円ですかね、その2億4,400万円、このいわゆる3特別会計の市負担分、市の繰出金、それをいかにして減らしていくかということにもなると思いますので、ぜひ積極的にこれはお願いしたいというふうに思います。
  それでは、2番目の地域医療構想についてお伺いをしたいと思います。
  ①の本市への意見に関してですが、県全体の本構想に関して、置賜地区については妥当だというふうなお話がありました。これはやっぱり専門性がありますので、いかに、じゃ病床数をするとか、私は、例えば介護と医療の問題もあります。さまざまなことを含んでおりますので、一概に私はこれに対してコメントすることもできませんし、なかなか難しいと思います。
  具体的な答弁の中で二、三お伺いをしたいと思います。
  1つは、②の木造建築に関してですね。これは答弁としては、病院としての機能とコストを重視しながら病院組合と協議をしていくというふうなことがありました。
  したがって、病院組合の事業主体ですので、なかなかここでは市が、例えば文化会館を建設というふうな意味でもないと思いますので、なかなか難しさがあるとは思いますが、やはり南陽に建設している部分というふうなことで、できる限り、例えば木造じゃなくても、木を使っていくというふうなことが、そういったことでの病院組合に対する要望ですね、そういったことを、ただ単に、今はコンクリートだけじゃなくて、中は、内装関係は当然木をふんだんにということにはなると思うんですが、そこも含めて要望していただきたいというふうに思いますが、その点はどうでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  大沼副市長。
○副市長  お答えいたします。
  先ほど市長が答弁したとおり、あくまでもイニシャルコスト、ランニングコストを考えながら、木造が可能であればもちろん木造という選択もあるかと思いますが、例えば、病院でありますので、耐火構造というふうなことになりますから、文化会館と同じように、かなり丈夫というとおかしいな、かなり構造上大変だと思います。
  あと、もう一つは、CTとかレントゲンとかありますので、遮蔽をしなければなりませんので、完全木造というのは恐らく困難だろうとは思いますが、先ほど議員さんおっしゃったとおり、木の空間とか、暖かみ、そういったものについては、今後設計の中で組合のほうと協議させていただきたいというふうに思っています。
  以上です。
○議長  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  はい、わかりました。ぜひお願いしたいと思います。
  6月の定例会のときに、私一般質問をした中で、診療科については現在のことを維持したいというような話がありましたし、50床についても、人工透析者の受け入れ数も増やしながら50床を確保したいというようなことがありました。これについて、現在ではどういうふうになっているのかお願いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  大沼副市長。
○副市長  お答えします。
  あくまでも50床を確保したいというようなことで病院組合と今協議をしているというふうなことでありまして、50床が決まったかどうかというのはまだ別な問題だというふうに考えています。
  ここの地域医療構想の中でも書いてありますとおり、回復期の病床が不足するというようなことで、一般病床から回復期に転換をして50床を確保するというようなイメージになるかと思いますが、以前申し上げたとおり、地域医療構想の中で、置賜地域で大体700床ぐらい減らさなければならないという現実的な問題もありますので、最終的には、県とか病院組合とか、いろいろなところと協議をしながら、最終案を詰めたいというふうには考えています。
  以上です。
○議長  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  そういうふうなことなんでしょうけれども、③の負担割合と負担方法、いわゆる100%負担ですよと、精神科に関しては除きますというふうな話がありました。
  これは、前回お聞きしたときには、2017年度に向けて建築をしたいというようなことがあった、建築のスケジュールとしては考えたいというようなことがあったんですけれども、その辺について、わかる範囲でどのようになっているかお伺いをしたいと思いますし、大体どのぐらいの規模なのかというようなこともお伺いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  大沼副市長。
○副市長  お答えいたします。
  病院の、最終的には今のスケジュールでいくと、地域医療構想がまとまるのが、先ほどおっしゃったように9月で、そこから恐らく各保健所単位でその検討会が開かれるのではないかというふうにうちでは推測をしています。その中で、最終的にどういうふうに各病院をするのか。置賜には公立病院だけでなくて民間の病院もありますので、その辺である程度協議なされるのではないかというふうには推測しています。
  ただ、私どもとしては、病院組合と県に要望しながら、早期の着工をとにかく目指すというスタンスは変わっておりませんので、今後とも御協力をお願いしたいというふうに思っています。
  以上です。
  事業費については、すみません、事業費については今のところ推計なので、あの数値から全然変わっておりません。
○議長  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  医療機能のあり方検討会というようなことがあって、その中で、病院としての必要病床数でありますとか、総合病院サテライトの医療提供内容の検討というようなことをなされていると思うんですが、そのメンバーとしては、本市からは副市長ということでしょうか。あとは、病院組合では事務局長とか、それぞれの専門部長というようなことなんでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  大沼副市長。
○副市長  病院のあり方検討会は、あくまでも病院組合のあり方というふうなことで検討しておりますので、ただ、メンバーはおっしゃるとおり、例えば米沢市の市立病院の院長先生とか小国町の院長先生とか、米沢市、長井市、南陽市、東置賜の医師会の会長、あと専門の山形大学の先生入れて、これから病院組合としてはどういうふうな動きをすればいいのかというようなことを検討しているというのが、病院のあり方検討会です。
  最終的には、そこの中で、先ほど申し上げたとおり、ある程度病院組合の中でベッドを調整した上で、南陽病院に50を割り振るというと語弊があるんですが、50確保したいというのが今のもくろみです。
  最終的には、恐らく10月ごろになるかとは思いますが、まだちょっとその辺の動きも県のほうとの調整もあるかと思いますので、十分注視していきたいというふうには思っています。
  以上です。
○議長  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  本市の市民の方でも、やはり、病院改築する、どういうふうになるのかなということでやっぱり興味を持っていらっしゃる方がいますので、病院組合での議論だけでなくて、やはり市議会としても、やはりある程度わかるというか、こちらで答弁される範囲でやはり知らせていく必要があるのかなというふうに思っています。
  それで、先ほど数字、概算でどのぐらいだったのかということを、ちょっと先ほど私あれだったんですが、前回は20億円とかというふうに思っていたんですが、どうでしょうかね。
○議長  答弁を求めます。
  副市長。
○副市長  以前素案として御提出させていただきました建築の概要につきましては、いわゆる医療機器、あと解体工事を含めて21億9,600万円の、今のところ概算というふうなことではじいております。
  以上です。
○議長  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  最後の④の建設場所と現病院の取り壊しに関してです。
  これも北側なのか、北側だと思うんですが、あそこで建ててから取り壊す、取り壊すにしても結構費用がかかると思うんです。それについても当然、どうなんですかね、起債か何かでというようなことになるのか、その辺についてはどうなんでしょうか。取り壊しの費用等の関係ですね。
○議長  答弁を求めます。
  大沼副市長。
○副市長  一応素案のとおり、解体工事1億8,000万円を見込んで、一応先ほど申し上げた21億9,600万円というふうな数字になっています。
  答弁のとおり、患者さんがいらっしゃいますので、今の病院についてはそのままにして、北側に建てて、患者さんを移動して、今の病院を取り壊すというようなイメージになりますので、御存じのとおり、北側は恐らくちょっと狭いというふうに恐らくお感じだと思うんですが、若干不足する部分については、用地購入も今検討しています。
  一応設計がまだ固まっていないので、設計が固まれば、病院組合との話の中で、議会のほうにもこういう形で南陽病院の建てかえを検討していますというようなことについては情報提供できますので、そのときになれば提出したいというふうには思っています。
  以上です。
○議長  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  効率的な予算執行という面から見て、こういった、例えば病院というのは特殊なものですので、いわゆる建築の設計から建設に至るまで、これは一貫して関係があるというふうに思います。そうすると、プロポーザルになるんですかね、その中でも一体的にするというような考え方をこの間の定例会の中でもお話があったんですが、それについては同じように考えているんでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  大沼副市長。
○副市長  基本設計については、何とか今年度できないかというようなことで、今やっていますが、先ほどおっしゃるとおり、いわゆる実施設計と建築を一緒にして、何かオリンピックのときの何か議論があったんですけれども、工期を短縮することと費用を安くするために、設計と施工を一緒の業者でやってしまうという案については、検討はしたいと思っています。
  ただ、できるかどうかちょっとまだよくわからないというのが正直なところで、一応それも検討課題に中には入っています。
  以上です。
○議長  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  わかった段階で議会に対する情報提供をよろしくお願いをしたいというふうに思います。
  先ほどの中でちょっと1つだけ、私見落としたというかあれですが、花公園とハイジアパーク、向山球場との連携策の中で、ハードのことでちょっと建設課長にお伺いしたいというふうに思いますが、こちらのほうから、例えば花公園からハイジアパークに行く、あるいはハイジアパークから花公園に来る際に、市民、地元民はわかるんですけれども、なかなか目の前に見えても、なかなか道路がわからないんですよ。そういった看板についてどういうふうに考えていらっしゃるのか、お伺いをしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  漆山建設課長。
○建設課長  お答えを申し上げます。
  確かに、花公園からハイジアパークの部分について、看板が現在ないようでございまして、この看板につきましても、スポーツエリアの整備構想とあわせまして、このハード面につきましても検討してまいりたいと考えております。
○議長  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  ぜひよろしくお願いしたいと思います。
  例えば、私も実際に県外の方から言われたことなんですが、ハイジアパークから1本どーんとおりていく道がなくて、右に行くか左に行くかしかないんですよね。ところが、それ看板がないんですよ。どういうふうにするかわからないんです。でも、体育館は見えるんです。逆に言えば、体育館からハイジアパーク見えるんだけれども、どうやって行くのかというのがわからないんですよ、実は。
  そういった、本当に基本的に私たちが知っていても、何げなく思っていても、県外の方、初めて来られる方についてはわからないという部分もありますので、ぜひそこについても、構想の中でというよりも、できるだけ早く、それはやってもらったほうがいいのかなというふうに思うんですが、これについて最後、市長、どうでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  県外の方や、地理勘のない方が、ハイジアパークや体育館に行きやすい情報を、考えさせていただきたいというふうに思います。
○議長  3番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  以上、私の質問とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長  御苦労さまでした。
  以上で3番高橋一郎議員の一般質問が終了いたしました。
  ここで、暫時休憩といたします。
  再開は11時5分としたいと思います。
午前10時51分  休  憩

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