平成28年4月20日(水)午前10時00分開会・開議

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議事日程第1号
平成28年4月20日(水)午前10時開議

 議会報告  議会運営委員長報告

 日程第 1 会議録署名議員の指名

 日程第 2 会期の決定

 日程第 3 諸般の報告

 日程第 4 報第 1号 平成27年度南陽市一般会計予算繰越明許費の繰越額報告について

 日程第 5 報第 2号 平成27年度南陽市水道事業会計予算建設改良費の繰越額報告について

 日程第 6 報第 3号 平成27年度南陽市下水道事業会計予算建設改良費の繰越額報告につい
             て

 日程第 7 議第 33号 南陽市税条例等の一部を改正する条例の設定について

 日程第 8 議第 34号 南陽市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 9 議第 35号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 10 議第 32号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第1号)

 日程第 11 予算特別委員会の設置について

 (予算特別委員長報告)
 日程第 12 議第 32号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第1号)

   閉   会
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本日の会議に付した事件
 議事日程第1号に同じ
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出 欠 席 議 員 氏 名

◎出席議員(17名)
 1番 山口  裕昭  議員      2番 島津  善衞門  議員
 3番 高橋  一郎  議員      4番 舩山  利美  議員
 5番 山口  正雄  議員      6番 白鳥  雅巳  議員
 7番 片平  志朗  議員      8番 梅川  信治  議員
 9番 川合    猛  議員     10番 髙橋    弘  議員
11番 板垣  致江子  議員  12番 髙橋     篤  議員
13番 田中  貞一  議員     14番 遠藤  榮吉  議員
15番 佐藤    明  議員     16番 伊藤  俊美  議員
17番 殿岡  和郎  議員
◎欠席議員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
嵐田 淳一 総務課長            高梨 敏彦 みらい戦略課長
吉田 正幸 財政課長            相澤 和吉 税務課長
西牧 修二 総合防災課長           神棒 久志 市民課長
菊地   清 福祉課長             板垣 幸広 すこやか子育て課長
佐藤   浩 農林課長             粟野   清 商工観光課長
漆山 清美 建設課長              渡部 時裕 上下水道課長
大友 直秀 会計管理者           安部 史生 管理課長
板垣  健 学校教育課長         佐藤 賢一 社会教育課長
江口 和浩 選挙管理委員会事務局長 青木   勲 代表監査委員
田中 康美 監査委員事務局長      小関 宏司 農業委員会事務局長
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事務局職員出席者
尾形 真人 事務局長               田中  聡 局長補佐
髙橋 京子 庶務係長        小野 勝司 書記



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開      会
○議長(田中貞一議員)  御一同様、御起立願います。
  傍聴席の方もお願いいたします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  去る4月13日告示になりました平成28年南陽市議会第2回臨時会を開会いたします。

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開      議
○議長  ただいま出席されている議員は17名全員でございます。
  よって、直ちに会議を開きます。
  なお、当局よりの説明員、猪野 忠教育長は都合により欠席する旨通知がありましたので、御報告いたします。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第1号によって進めます。

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議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本臨時会の運営等について、議会運営委員長より報告を願います。
  議会運営委員長 板垣致江子議員。
〔議会運営委員長 板垣致江子議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
  私から、議会運営委員会の報告を申し上げます。
  本日招集されました平成28年第2回臨時会の運営について、去る4月15日午前10時より議会運営委員会を開催し協議いたしましたので、その結果について御報告いたします。
  最初に、会期について申し上げます。
  本臨時会に提案されます議案は、報告3件、条例案3件、補正予算案1件の計7件であります。当局より総務課長及び財政課長の出席を求め、提出議案の説明を受け、協議いたしました結果、本臨時会の会期を本日1日とすることに決しました。
  次に、議案の審査について申し上げます。
  まず、報告3件については、1件ずつ説明を求め、質疑、了承の順に行うことといたしました。
  次に、条例案3件についてでありますが、一括議題とし、提案理由説明、総括質疑の後、総務常任委員会に付託し、本会議休憩中委員会を開催し、審査、審査終了後、委員長報告、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  最後に、補正予算案1件についてでありますが、提案理由説明、質疑省略、予算特別委員会設置、同委員会に付託し、本会議休憩中、委員会を開催し、審査、審査終了後、委員長報告、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  以上、本臨時会の運営について、議会運営委員会において協議、決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。

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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長が指名いたします。
  会議録署名議員は、4番舩山利美議員、14番遠藤榮吉議員、両議員に指名をいたします。
  よろしくお願い申し上げます。

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日程第2 会期の決定
○議長  日程第2 会期の決定を議題といたします。
  お諮りいたします。本臨時会の会期については、先ほどの議会運営委員長報告のとおり、本日1日としたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決しました。

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日程第3 諸般の報告
○議長  日程第3 諸般の報告であります。
  本臨時会に説明のため出席を求めた者の職、氏名、議員派遣の報告は別紙のとおりでございますので、御了承願います。

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日程第4 報第1号 平成27年度南陽市一
     般会計予算繰越明許費の繰越額報
     告について
○議長  日程第4 報第1号 平成27年度南陽市一般会計予算繰越明許費の繰越額報告についてであります。
  この際、市長より説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  おはようございます。
  ただいま上程されました報第1号 平成27年度南陽市一般会計予算繰越明許費の繰越額報告について、提案理由を申し上げます。
  本案は、平成27年度予算に計上いたしました平成26年度発生の災害復旧事業費を初めとする各種事業、平成28年3月定例会で追加提案いたしました国の平成27年度補正予算(第1号)に係る各種事業などであり、年度内に事業完了が困難であることから、繰越明許費として平成28年度に繰り越したため、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、御報告いたすものでございます。
  繰越額につきましては、繰越計算書を御高覧いただきたいと存じます。
  以上、御報告でございます。
○議長  ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。報第1号は、これを了承いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、報第1号は了承することに決しました。

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日程第5 報第2号 平成27年度南陽市水
     道事業会計予算建設改良費の繰越
     額報告について
○議長  日程第5 報第2号 平成27年度南陽市水道事業会計予算建設改良費の繰越額報告についてであります。
  この際、市長より説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました報第2号 平成27年度南陽市水道事業会計予算建設改良費の繰越額報告について提案理由を申し上げます。
  本案は、平成27年度に予算計上した事業のうち、東北中央自動車道建設工事に伴う配水管仮設工事が、東北中央自動車道施行者であるNEXCO東日本との工期の調整の結果、年度内に事業完了することが困難であることから、建設改良費繰越額として地方公営企業法第26条第3項の規定により、報告いたすものでございます。
  繰越額につきましては、繰越計算書を御高覧いただきたいと存じます。
  以上、御報告でございます。
○議長  ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。報第2号は、これを了承したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、報第2号は了承することに決しました。

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日程第6 報第3号 平成27年度南陽市下
     水道事業会計予算建設改良費の繰
     越額報告について
○議長  日程第6 報第3号 平成27年度南陽市下水道事業会計予算建設改良費の繰越額報告についてでございます。
  この際、市長より説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました報第3号 平成27年度南陽市下水道事業会計予算建設改良費の繰越額報告について、提案理由を申し上げます。
  本案は、平成27年度に予算計上した事業のうち、国の平成27年度補正予算が成立したことに伴い採択を受けました社会資本整備交付金事業であります雨水第5幹線函渠工事(第1工区)が、年度内に事業完了することが困難であることから、建設改良費繰越額として地方公営企業法第26条第3項の規定により、報告いたすものでございます。
  繰越額につきましては、繰越計算書を御高覧いただきたいと存じます。
  以上、御報告でございます。
○議長  ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。報第3号は、これを了承したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、報第3号は了承することに決しました。

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日程第7 議第33号から
日程第9 議第35号まで計3件
○議長  日程第7 議第33号 南陽市税条例等の一部を改正する条例の設定についてから日程第9 議第35号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案3件を議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し、提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第33号 南陽市税条例等の一部を改正する条例の設定についてから議第35号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてまでの条例案3件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第33号 南陽市税条例等の一部を改正する条例の設定について申し上げます。
  本案は、地方税法等の一部改正に伴い、市民税及び軽自動車税に係る所要の改正を図るため、条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第34号 南陽市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、地方税法等の一部改正に伴い、都市計画税に係る課税特例の整理を図るため、条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第35号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、地方税法等の一部改正に伴い、課税限度額の見直し及び低所得者に係る軽減措置の拡充を図るため、条例の一部を改正するものでございます。
  以上、条例案3件につきまして、一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいま議題となっております議案3件につきまして、総括して質疑ございませんか。
  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  ただいま上程されました議第33号並びに35号について、質問いたします。
  最初に33号でありますが、税率の改正ということでありますが、これは法人税の引き下げとなるわけでありますが、対象者はどのぐらいおられるか、また金額はどの程度になるのか、市としての影響はどのようになるのかお尋ねをしたいというふうに思います。
  それから、議第35号の国保の改正問題であります。
  この国保の条例の制定は限度額の引き上げと、こういうふうなことであります。これ、昨年の臨時議会でも27年度は「51万円」から「52万円」、今度の改正では「54万円」になると。
  さらに、後期高齢者の場合ですと、昨年は「16万円」から「17万円」、今年度は「19万円」になると。こういうふうになるわけであります。
  介護保険も昨年は「14万円」から「16万円」になったと。今回は据え置きになるとこういうことでありますが、このことによって相当影響が出てくると。
  しかも、私、心配しているんですが、関係課の努力によって税収の向上が、ここ数年来上がってきていると、こういう状況があったわけですけれども、こういうふうに引き続き値上げになると非常に大変になってくるのではないかというふうに懸念されるわけですが、その辺の見通しについて、どういうふうに考えておられるか、お尋ねをしたいと。
  それから、もう一点でありますが、昨年全国知事会、あるいは市町会、そして町村会で、この国保の問題について財政運営を都道府県にすると。2018年ですか。そのことと相まって、国は地方団体、さっき言った3団体と合意をして、公平拡充等による財政基金の強化として3,400億円ほど配分したわけですけれども、これは全部なったわけではないですけれども、このことによって南陽市における配分はどうなったのか、その辺をお尋ねしたいと。
  それから、もう一点でありますが、これ私、再三指摘しているんですけれども、法定外の支援ということで、最上のほうは広域連合で相当出しているわけですけれども、32自治体、あるいは広域連合の中で8つの自治体が法定外の繰り入れしていないと、こういうふうになっているわけですけれども、これ再三指摘をしたわけですけれども、南陽市ではどういう考えでいるのかお尋ねをしたいと。
  それから、もう一点でありますが、先ほど申しました都道府県化の問題ですが、どの程度進んでいるのか、あわせてお尋ねしたい。
  以上です。
○議長  答弁を求めます。
  相澤税務課長。
○税務課長  まず1点目の法人市民税の税率の改正でございますが、議員御質問の対象法人という部分については、ちょっと把握をしておりませんので、ただ対象額、減額になる部分については、大体2,800万円くらいの減収になるのではないかとは思っております。
  この部分については平成29年4月1日以降の施行になりますので、減収分についてはもう報道でも御存じのとおり法人市民税の、法人地方税の所得割の減税分については、県税も含めて法人地方税の税率をアップして、交付税の不交付団体の部分を財源の格差是正ということで配分をしていくというふうにお聞きしておりますので、単純に減収が100%自治体のほうにかぶるというものではないかと思っておりますが、一応2,800万円程度の減収になるのではないかと思っております。
  あと2点目の、国保税の引き上げの件にかかわる部分でありますけれども、ちょっと御質問の趣旨についてもう一度お聞きしてよろしいでしょうか。
  申しわけございません。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  第1点目は、いわゆる地方自治体の県、市、それから町村というふうな3団体あるわけですけれども、昨年の3月だか2月に、政府と合意したわけですよね。つまり、都道府県化すると。これ、第1点ね。
  そのかわり、見返りとして3,400億円ほど補?をすると、いわゆる交付税措置するということで、それぞれ配分をしたわけですよね。それで、たしか私の覚えでは2回ほどにわたって配分するというふうにお聞きしているんですけれども、大体配分終わったと思うんですよ、3月いっぱいで。南陽市にはどの程度の配分になっているのかというのをお聞きしているわけです。いいですか。
  それから、法定外繰り入れと都道府県化の問題というふうになっております。
○議長  答弁を求めます。
  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  まず1点目の、昨年国と全国自治会及び市町村会で合意しました低所得者が多い国保保険者の財政基盤を強化するため、平成27年度から保険者支援制度に1,700億円の公費拡充を実施すると。
  これに加えて、平成29年度からさらに1,700億円を公費投入し、合わせて3,400億円の公費を投入するという予定になっているということでございますが、南陽市におきましては一般会計の繰入金の中に保険基盤安定繰入金がございまして、その中に保険者支援分というのがございます。そちらの分が26年度と比べまして、27年度、まだ決算結ぶ前の段階でありますが、おおよそ4,000万円ほど増加しているのではということで今のところ考えております。
  2点目の、法定外支出の件でございますが、国保財政の安定化に向けまして一般会計から繰り入れしている部分につきましては、いわゆる法定の中になりますが、例えば人件費ですとか、出産育児の一時金ですとか、事務費繰入金、あとは財政安定化の支援の繰入金等々がございます。
  こちらについては、法廷内ということで繰り入れしておりますが、先ほど32県内の団体で、8団体が法定外繰り入れしていないということでございますが、南陽市を含めまして13市の中で、4団体が繰り入れしていないということで把握しておりますが、こちら繰り入れしている団体につきましては、例えば地方単独事業による国庫補助の減額等々の調整に充てる等々の理由により、補?しているものと思われます。
  南陽市におきましては、関係市町の動向を見ながら、今後検討させていただきたいということで考えておりますので、これはそのようなことでよろしくお願いしたいと思います。
  以上であります。
○議長  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  都道府県の移管についてでございますが、国保事業につきましては、平成30年度に全国一律に都道府県に移管されるということでございますが、現在の進捗状況につきましては、これは広域化推進を目的として国保の法律が改正されたことによって、山形県市町村国民健康保険広域化等支援方針というものが策定されておりまして、それにのっとって現在作業を進めておりますが、諸準備につきましてはいまだ詳細は決定していない状況でございます。
  なお、市町村間の平準化を図る目的として、保険料のほうもこれから検討になるものと思われますが、今年度としましては都道府県で稼働予定の国保保険者の標準事務処理システムというのがございます。そちらに対応するためのプログラムの開始を予定しておりまして、年度中にそのプログラムの配布が予定されているような状況でございます。
  以上であります。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  さっき、冒頭申し上げたんですが、この35号の国保の限度額の引き上げね、どういう影響があるのかというのには答弁なかったわけですけれども、何人いるかわかりませんが、まずその辺の答弁をひとついただきたいと。
  それから私、さっき法定外の問題お話したんですが、これ平成25年度の決算ですから、ちょっと若干古いと。さっき課長は南陽市を含め4団体だと、県内でね。4つだけ残っているわけ。あとほかは、みなしているわけだね、法定外の繰り入れ。それであとは単独では、その辺の答弁しか私はないと思うよ。
  そこで市長にお尋ねしたいんですが、私はこの問題について再三指摘をしてきました。それで私、心配するのは、半年間払わないと短期証明、1年以上払わないと資格証明発行と。ひどくなると差し押さえと、こうなるわけですよね、順序として。そうならないためにも、やはりほかの自治体はほとんどが法定外の繰り入れしているとき、南陽も含めて4団体というのはまさに情けない話ではないかなと、私思うんですよ。
  ですから、そろそろこの辺で矛をおさめるということが非常に重要だと私思うんですが、その辺の考え方についてひとつ御答弁をいただきたいと。
  それから、都道府県については、私は基本的には反対なのよ。なぜかと申しますと、さっきちらっと言ったんですけれども、最上地区の広域連合では単独で2億円も出しているんですよ、法定外資産を。そして、低く抑えていると、13年度の決算の状況では。
  ですから、ちょっと資料古いんですけれども、あの小さな自治体でそういうふうな形で努力して頑張っているわけですよ。ですから、せめてそういう方向性をぜひつくっていただきたいものだなと、このことを指摘しておきたいと思います。
  市長どうですか、答弁。
○議長  答弁を求めます。
  それでは、相澤税務課長。
○税務課長  今の収納の件についてお答えする前に、ちょっと先ほどの法人市民税の影響額ということで、大変緊張して数字を間違えましたので、御訂正させていただきます。
  今年度の予算ベースで、歳入ベースで12.1%、課税標準に割り返しまして新税率にしますと約4,000万円から4,800万円程度の減収になるのではないかという想定をしております。
  ただ、これについてはあくまでも法人税額の変動によりますので、実際に法人税額の申告額が多くなれば影響額は少なくなりますけれども、少なくなれば減額などの分の、さらにダメージが大きくなるというふうなことで考えております。
  あと、国民健康保険税についてでございますが、今回引き上げをした場合にどの程度の方が影響を受けるかということで、平成27年度の当初の賦課状況を考慮に参考にして試算をしたところ、医療分というか基本的な課税、医療分についてでございますが、こちらのほうについては約2%の方が4,355世帯とした場合に、大体90世帯弱、89くらいなんですけれども、2%程度の方が影響を受けると。
  あと、後期支援分については大体58世帯の方が影響を受けるということで、1.3%の方が今回の改定によって、限度額に該当する方でないかなということで、こちらのほうも28年度のまだ課税計算は行っておりませんので、あくまでも27年度ベースで考えた場合のことでありますので、収納については議員御心配のとおり、今収納部隊のほうで、担当のほうで一生懸命納税相談を行いながら、収納率の向上に努めているわけでございますが、今回の改定については上限額を上げさせていただかないと、どうしても中間層のほうに影響が出てくるということで、議員御指摘の対象が増えてくるような要素はあるかとは思いますけれども、今回改定させていただく部分については、大変所得のある方には申しわけないんでありますけれども、そこは上げさせていただきながら、全体の中でバランスをとらせていただくということで、収納率のほうにはできるだけ影響が少ないような形になるのではないかなという考えではおります。
  以上でございます。
○議長  次、答弁を求めます。
  市長。
○市長  法定外繰り入れの市の考え方でありますけれども、先ほどすこやか子育て課長から4団体という話がありましたけれども、これは13市の中で限っていうと4団体ということで、32団体の中で見れば8団体というのが正しいのかなというふうに思っております。
  これについては、ここ数年来、税率改定を何とかせずに維持しているということで、広域化の動向を見きわめながら、またこの税率改定が必要な状況がくるようであれば、これは対応が必要かというふうに思っておりまして、今のところはその状況を見きわめさせていただきたいという考え方でございます。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  さっき課長は4,000万円ほど余計に来たというような話あるわけですよね、4,000万円ほど。これ、来ているんですね、ちゃんと。ですから、こういったものを利活用するとか、そういう方法はあってしかるべきではないのかなと、私思うんですよ。
  そういうふうな考えが、あるのかないのか、どうでしょうか。これ最後になりますけれども。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  そこにつきましては、詳細をしっかり情報収集して担当課と検討してまいりたいというふうに思います。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  ただいま議題となっております条例案3件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり、所管の総務常任委員会に付託いたします。


○議長  なお、本議案の審査は、この後の休憩中に総務常任委員会を開催し、審査願います。
  ここで暫時休憩いたします。
  再開は予鈴にてお知らせいたします。
午前10時36分  休  憩
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午前11時33分  再  開
○議長  再開いたします。

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 (総務常任委員長報告)
日程第7 議第33号から
日程第9 議第35号まで計3件
○議長  ただいま議題となっております議第33号 南陽市税条例等の一部を改正する条例の設定についてから議第35号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案3件について、総務常任委員長の報告を求めます。
  総務常任委員長 川合 猛議員。
〔総務常任委員長 川合 猛議員 登壇〕
○総務常任委員長  おはようございます。
  私から総務常任委員会の報告を申し上げます。
  本臨時会において、当委員会に付託されました議案3件について、先ほど第2委員会室において、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、議第33号 南陽市税条例等の一部を改正する条例の設定について申し上げます。
  本案は、地方税法等の一部を改正する法律等の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。
  当局から、主な改正内容3点について説明を受けました。
  まず1点目は、法人市民税の税率改正であります。現行の法人市民税法人税割を「12.1%」から「8.4%」に引き下げるものであります。
  背景には、地域間の税源の偏在性を是正し、財政力格差の縮小を図るため、法人県民税法人税割の引き下げを含めた法人住民税の引き下げ分を国税である法人地方税の税率を「4.4%」から「10.3%」に引き上げ、それを地方交付税の原資として再配分するものであります。
  2点目は、個人市民税の所得控除に医療費控除の特例としてスイッチOTC薬控除を創設するものであります。スイッチOTC薬とは医療用医薬品の有効成分が転用されたもので、医療用としての使用実績を踏まえ承認されたものであります。これらの特定一般用医薬品の購入費を支払った場合の医療費控除の特例が受けられるものであります。
  なお、本特例は従来の医療費控除との選択制として適用するものであります。
  3点目は、軽自動車税についてであります。平成29年4月の消費税率10%引き上げ時に自動車取得税を廃止し、自動車税及び軽自動車税に環境性能割を創設すること及び現行の軽自動車税を種別割と改正することに伴う所要の改正を行うものであります。
  なお、施行は平成29年4月1日との説明がありました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第34号 南陽市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、地方税法等の一部を改正する法律等の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。
  内容は上位法である地方税法の改正にあわせ、都市計画税課税標準の特例措置等の整理、改正を行うものであります。
  適用は平成28年4月1日からとのことであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第35号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、地方税法の一部を改正する法律等の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。
  1点目は、国民健康保険税の課税限度額の引き上げであります。基礎課税額「52万円」を「54万円」に、後期高齢者支援金等課税額「17万円」を「19万円」に引き上げるもので、合計で「85万円」から「89万円」に改正するものであります。
  2点目は、低所得者に対する保険料軽減措置の拡充であります。現行の5割軽減では、基準額の改正により、「26万円」から「26万5,000円」の控除額となること、また2割軽減では、基準額「47万円」から「48万円」の控除額となり、どちらも改正によって軽減が図られるものとの説明がありました。
  基準額の改正は、一昨年、昨年に続いての改正であり、どちらも平成28年4月1日適用となるとのことであります。
  委員からは、国民健康保険税の課税限度額の引き上げと、低所得者に対する軽減措置による影響等について質疑があり、影響額は差し引き約240万円の増額になるとの答弁がありました。
  また、3年続けての限度額の引き上げについても、実質所得が増加していないのに負担増となることなどの意見はありましたが、審査の結果当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、総務常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの総務常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第33号 南陽市税条例等の一部を改正する条例の設定についてから議第35号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案3件については、総務常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」「議長」の声あり)
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  私は、今委員長報告があったように、議第35号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてに対しまして、3年連続の限度額の引き上げと、こういう報告でありましたが、私は反対の立場を表明するものであります。
  以上です。
○議長  ただいまの総務常任委員長報告に対し、15番佐藤 明議員より議第35号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について異議がありましたので、分割して採決を行います。
  まず初めに、議第35号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての採決を行います。
  お諮りいたします。議第35号の採決は起立採決により行いたいと思いますが、これに異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  議第35号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について総務常任委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長  起立多数であります。
  よって、議第35号は総務常任委員長報告のとおり決しました。
  次に、お諮りいたします。議第35号を除く議案2件について、総務常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  議第35号を除く議案2件について、総務常任委員長報告のとおり決しました。

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日程第10 議第32号 平成28年度南陽
      市一般会計補正予算(第1号)
○議長  日程第10 議第32号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第32号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第1号)の補正予算案につきまして、提案理由を申し上げます。
  補正の主な内容は、平成28年度の国の当初予算に計上されました平成28年度分の臨時福祉給付金の給付費、事務費の新規追加、平成28年3月定例会で追加提案いたしました平成27年度分の臨時福祉給付金の対象者精査による給付金の追加、赤湯ふたば保育園の増築に伴う整備事業費補助金の新規追加であり、財源につきましては国庫支出金で措置いたすものでございます。
  以上、提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。質疑は予算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略したいと思いますがこれに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第11 予算特別委員会の設置について
○議長  日程第11 予算特別委員会の設置を議題といたします。
  お諮りいたします。議第32号の補正予算議案を審査するため、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置したいと思います。
  これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置することに決しました。
  議第32号の補正予算議案は、ただいま設置いたしました予算特別委員会に付託いたします。
  なお、先ほどの議会運営委員長報告のとおり、この後の本会議休憩中に予算特別委員会を開催し、審査願います。


○議長  ここで暫時休憩いたします。
  再開は予鈴をもってお知らせいたします。
午前11時49分  休  憩
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午後 0時15分  再  開
○議長  再開いたします。
  休憩前に引き続き会議を開きます。

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 (予算特別委員長報告)
日程第12 議第32号 平成28年年度南
      陽市特別会計補正予算(第1
      号)
○議長  日程第12 議第32号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第1号)について、予算特別委員長の報告を求めます。
  予算特別委員長 片平志朗議員。
〔予算特別委員長 片平志朗議員 登壇〕
○予算特別委員長  私から予算特別委員会の御報告を申し上げます。
  本臨時会において、当委員会に付託されました案件は、平成28年度一般会計補正予算1件であります。
  これを審査するため、先ほど委員会を開催し、審査を行いました。
  当委員会は議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを御報告させていただきます。
  議第32号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第1号)は、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、予算特別委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの予算特別委員長報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第32号 平成28年度南陽市一般会計補正予算(第1号)は、予算特別委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第32号は、予算特別委員長報告のとおり決しました。
  最後にお諮りいたします。本臨時会において議決されました議案の中で、整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。
  以上をもって本臨時会に提案されました議案の審査は全て終了いたしました。

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市 長 挨 拶
○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  平成28年第2回臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
  本臨時会におきましては、御提案申し上げました議案につきまして、慎重に御審議を賜り全議案とも原案のとおり御了承、御可決をいただきましたことに厚く御礼を申し上げます。
  初めに、4月14日以降、熊本県を中心に相次ぎ発生しました地震は、建物の倒壊やライフラインが寸断されるなど甚大な被害が発生しており、現在も10万人を超える方々が避難生活を余儀なくされております。
  お亡くなりになられました方々にお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われました方々に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を復興を願う次第でございます。
  さて、平成28年度がスタートいたしましたが、今年度は第5次総合計画後期基本計画のスタートの年でもあります。「子どもを産み育てやすいまち」、「年をとっても安心して暮らせるまち」、「人が集まり賑わうまち」を目指し、諸施策に取り組んでまいる所存であります。
  現代の行政課題は複雑かつ重層的なものとなっておりますが、しっかりと責任感を持ち、積極的な事業展開ができるよう、職員とともに立ち向かってまいりたいと思っておりますので、今後ともなお一層の御指導と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
  また、今年は暖かな春を迎えており、烏帽子山公園の桜も例年より1週間以上早い4月9日に開花いたしましたが、今年は昨年とは異なり見事に咲き誇っております。15日に開会いたしました「赤湯温泉桜まつり」も期間中は多彩なイベントが予定されているようでございますので、多くの皆様に御覧いただければと思っております。
  また、29日は第61回山形県縦断駅伝競走大会の最終日となり、ランナーが南陽市を通過いたします。市役所陸上部を初めとする出場選手は総合5連覇を目指し頑張っておりますので、ぜひ沿道での御声援をお願い申し上げる次第でございます。
  結びになりますが、議員各位におかれましては、時節柄、御自愛をいただきまして、各般にわたり御健勝にて御活躍されますよう心から御祈念申し上げまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。
  まことにありがとうございました。

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閉      会
○議長  これをもちまして平成28年南陽市議会第2回臨時会を閉会いたします。
  御一同様、御起立願います。
  御苦労さまでした。
午後 0時22分  閉  会

南陽市議会議長 田 中 貞 一
会議録署名議員 舩 山 利 美
同       遠 藤 榮 吉