平成29年6月19日(月)午前10時00分開議

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殿岡  和郎  委員長       舩山  利美  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(16名)
 1番 山口   裕昭  委員        2番 島津   善衞門  委員
 3番 高橋  一郎  委員        4番 舩山  利美  委員
 5番 山口  正雄  委員        6番 白鳥  雅巳  委員
 7番 片平  志朗  委員        8番 梅川  信治  委員
  9番 川合    猛   委員       10番 髙橋   弘  委員
11番 板垣  致江子  委員   12番 髙橋   篤  委員
14番 遠藤  榮吉  委員       15番 佐藤   明   委員
16番 伊藤  俊美  委員       17番 殿岡  和郎  委員
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
嵐田 淳一 総務課長            髙梨 敏彦 みらい戦略課長課長
吉田 正幸 財政課長            相澤 和吉 税務課長
西牧 修二 総合防災課長          神棒 久志 市民課長
菊地   清 福祉課長            板垣 幸広 すこやか子育て課長
佐藤   浩 農林課長            山口 広昭 地域産業振興主幹
粟野   清 商工観光課長         漆山 清美 建設課長
渡部 時裕 上下水道課長         土屋 雄治 会計管理者
猪野  忠 教育長              穀野 敏彦 管理課長
佐藤 政彦 学校教育課長         佐藤 賢一 社会教育課長
江口 和浩 選挙管理委員会事務局長 大室   拓 監査委員事務局長 
小関 宏司 農業委員会事務局長
                
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事務局職員出席者
尾形 真人 事務局長               田中   聡 局長補佐
髙橋 京子 庶務係長      小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 議第31号 平成29年度南陽市一般会計補正予算
      (第1号)
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開      会
○副委員長(舩山利美委員)  御起立願います。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は16名全員であります。
  ここで、片平志朗委員長の退席を願います。
(片平志朗委員長 退席)
○副委員長  片平委員長より、予算特別委員長の辞任願いが提出されましたので、暫時私が委員長の職務を代行いたします。

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委員長の辞任
○副委員長  初めに、委員長の辞任についてを議題といたします。
  お諮りいたします。片平予算特別委員長の辞任願いを許可することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○副委員長  異議なしと認めます。よって、片平志朗委員長の辞任を許可することに決しました。
  ここで、片平志朗委員の復席を求めます。
(片平志朗委員 復席)

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委員長の互選
○副委員長  次に、委員長が欠員となりましたので、委員長の互選を行います。
  お諮りいたします。委員長の選挙は指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○副委員長  御異議なしと認めます。よって、指名推選の方法により行うことに決しました。
  指名推選は私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○副委員長  異議なしと認めます。
  それでは、私から予算特別委員会の委員長を指名させていただきます。
  予算特別委員会委員長に殿岡和郎委員を指名いたします。
  ただいまの指名に対して御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○副委員長  御異議なしと認めます。よって、殿岡和郎委員が予算特別委員会委員長に当選されました。
  ただいま委員長に当選されました殿岡和郎委員長から、登壇の上、就任の御挨拶をお願いいたします。
  殿岡 和郎委員長。
○委員長(殿岡和郎委員) おはようございます。
  ただいま予算特別委員長に選任いただきました殿岡であります。議員各位に感謝を申し上げます。
  議員各位知っているとおり、予算の執行というのは非常に市民生活に大きな影響をもたらすというふうに感じております。この予算委員会、これからずっとあるわけですけれども、議員各位におかれましては、予算の状態を質問したりするものじゃなくて、いろいろな提言をしながら当局をただしていただきたい。そうすることによって初めて南陽市の発展があり、そして当局と議会とのいろいろな意見交換があると思います。
  当局におかれましても、市長初め各議員から出された提言などについては、十分耳を傾けて、それを実行していただきたい、こういうふうに思っております。
  多分そんなに長い委員長時期ではないと思いますから、これぐらいにいたしまして、よろしくお願いをしたいと思います。きょうは、ありがとうございました。
○副委員長  御協力いただき、まことにありがとうございました。
  ここで委員長と交代いたします。
○委員長  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成29年度補正予算1件であります。

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議第31号 平成29年度南陽市一般会計補      正予算(第1号)
○委員長  それでは、議第31号 平成29年度南陽市一般会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。吉田正幸財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成29年6月定例会 予算に関       する説明書により 議第31号に       ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般、12ページから15ページまでについて質疑ございませんか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  市長にお尋ねしたいんですが、先だって経済財政運営と改革の基本方針17、骨太の方針ということで、9日に閣議決定されましたね。それで、地方自治体に対して蓄えた基金、そういったものを削減するということまで含めて決定をされたと、こういうお話聞いているわけですね。
  自治体の基金というのは、15年度の段階で120兆円もあると。ですから、余りにも多過ぎるのではないのかと、こういうふうな内容で議論されたそうであります。
  したがって、余りにも多いから、やっぱり交付税措置をやめるべきだと、こういうお話もあったとお聞きしていますが、その辺の問題等について地方六公共団体の知事会を初め大反対をしている、とんでもない話だと、こういうことになっているわけですが、そのとおりでしょうか、どうでしょう。
○委員長  市長。
○市長  佐藤委員の御質問にお答えいたします。
  そのとおりでございます。先日行われました全国市長会におきましても、冒頭、新たに就任された全国市長会の会長から、来賓としてお越しであった安倍総理、そして高市総務大臣に向けまして、この基金について今示されている方針では不適切であると、この基金というのは、ただ単にたまっているというものではなくて、その自治体の財政運営の努力を示すものであって、また、危機管理上も災害等有事の際に欠くことのできないものであると、そういったことをよく考えてほしいという旨の発言がありまして、それには会場から拍手が起こっておりまして、私もその拍手をした一人でございます。
  そういった意味で、この骨太の方針に記載されているようなことを実施されるのは大変うまくないなというふうに思っておりまして、今後とも市長会等と歩調を合わせて、私も発言すべきところで発言してまいりたいというふうに思っております。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  おっしゃるとおりだと、問題ありと、こういう答弁だったと思います。
  それで、これ南陽市の積立基金が、財政調整基金から20項目近く前後して基金が広範に積み立てられていると、こういう状況があるかと思うんですが、こういった地方自治体の努力、貴重な財源を、災害やいろいろな問題点が出た場合、緊急の場合、使うお金であります。そういったお金さえ摘み取ろうとしている、地方交付税で減額しようとしていると。まさに今の政治はこれでいいのかと。
  ですから、市長会の総会等でもいろいろな問題点が指摘されて、アクションが起こったと思いますね。市長も拍手されたと、こういう答弁でありましたが、私も全くそのとおりだと思うんですね。
  ですから、こういったことのないように、ぜひ関係機関と力を合わせて対応していくということが大事でないのかなと思いますが、いかがですか。
○委員長  市長。
○市長  おっしゃるとおりでございまして、問題点のある政府の方針に対しては、市長会としても適切に提言をして、地方自治が阻害されないように、望ましい状態で発展していくように、発言をしてまいりたいと思っております。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  最後に、この交付税削減論に対して、知事会初め、さっき市長おっしゃったように、地方六公共団体がこぞって大変うまくない話だというふうなことであります。ですから、その辺しっかり、市民の声を代弁すべき市長が、その都度、その都度、向こうに行ったら声を大にして叫んでいただきたいものだと、このように一応要望しながら、指摘をしておきたいというふうに思います。
○委員長  要望ですね。
  そのほか、歳入についてどうですか。
(「なし」の声あり)
○委員長  ないようでありますから、次に、歳出全般及びその他附属資料16ページから33ページまでについて、質疑ございませんか。
  舩山委員。
○舩山利美委員  22ページの農林水産業費、農業振興費について2点ほどお伺いしたいと思います。
  まず、1点目でありますが、元気な農業による所得1.3倍プロジェクト事業費補助金についてであります。
  この補助金は、水田1ヘクタール未満の専業農家か第1種兼業農家で小規模稲作農家が対象ということで、勉強会で説明がありましたけれども、1ヘクタール未満の水田だけで専業とか第1種兼業というのは、市内の本市の中ではあり得ない面積だと思うんですね。本市で多いのは果樹や畑作が主で、プラス水田1ヘクタール未満の専業とか第1種兼業という方はおられると思いますけれども、そういう経営形態というのか、その辺の要件についてはどのようになっているんでしょうか。
○委員長  佐藤農林課長。
○農林課長  舩山委員の御質問にお答えをいたします。
  小規模稲作農家支援としての要件でございますが、支援対象者としては県の資料の中で言いますと、作付面積1ヘクタール未満の専業的稲作農家を想定というふうなことになっておるようでございます。的と言いますので、全くの専業でなくてもいいのかなというところはありますけれども、農業のほうが主だというふうな意味だと思われます。
  以上でございます。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  今の答弁ですと、何か水田だけが1ヘクタール未満というふうに聞こえたんですが、先ほどお尋ねした、例えば畑作とか果樹というふうなものがあってもいいということなんでしょうか。
○委員長  佐藤農林課長。
○農林課長  作付面積が1ヘクタールというふうなことでございますので、ほかのものもあってもいいというふうなことだと思われます。この事業でございますが、水稲のみから水稲プラス野菜とかというようなことで、直売所に販売したり、あるいは付加価値の高い有機栽培の園芸作物等に転換をする、あるいは水稲から水稲でもいいんですけれども、よりブランド化をした米をつくって高く売るというふうなものに対しても、こういった支援が受けられると、これで1.3倍、所得1.3倍を目指すというふうなものでございます。
  以上でございます。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  そういう畑作とか果樹プラスというようなこともいいというようなことですけれども、そういう経営形態の中で3年後までの計画となっておりますが、稲作部分に対してだけ所得が1.3倍というのか、農業経営、その方の農業経営全体で1.3倍にするというのか、その辺についてはどうでしょうか。
○委員長  佐藤課長。
○農林課長  農業全体ですか、稲作のみではやはり1.3倍というのはなかなか大変というようなことでございますので、稲作から園芸作物へある程度転換というふうなことも想定しているようでございます。
  以上でございます。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  私も何か稲作だけで所得が1.3倍というのは、来年以降の米価が全く不透明な状況の中で、米価が1.3倍上がれば簡単なんですけれども、相当厳しいんではないかなというふうに思うんですね。どういう計画にすればいいのかというようなことで少し想定しにくいところがありますけれども、具体的にどういうものに対しての補助ということになるんでしょうか。
○委員長  佐藤農林課長。
○農林課長  お答えをいたします。
  こちらにつきましては、土地の購入あるいは人件費を除く直接的に必要となる事業、ハード、ソフト全てというふうなものでございます。
  したがいまして、どのようなものにというと、機械を購入するというのもありますし、例として挙がってございますけれども、パッケージ開発の経費、これはソフト面でございますが、あるいは、ハードですとビニールハウス、小型の播種機、耕運機、ラベル印刷機等々についても対象になるというふうなものでございます。
  また、野菜関係ですと、野菜用の結束機、あるいは宅配ボックス等も大丈夫ですし、ソフトですと、ホームページの開設経費等についても対象になるというふうなものでございます。
  以上でございます。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  これは何か100%県の補助事業ということでありますので、何かせっかく補助が使えなくて余したなんていうことがないように、1.3倍というのは相当何か厳しいハードルだなというふうに思っております。その辺は要件の説明とか指導について、しっかりお願いしたいと思います。要望いたします。
  もう一点についてでありますが、これも農業振興費の関連で、学校給食の関連でもあります。
  産地パワーアップ事業などで施設整備を図りながら良質な農産物が生産されるわけでありますけれども、そういう農産物を農業振興費の中で地産地消推進事業費として学校給食にも提供されております。
  一方で、これから、もう3年後に迫りました2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、世界基準の農業生産工程管理と言われる、いわゆるGAPの取り組みが注目されておりまして、今後そういう食の安全基準の認識が広がってくると思うんですね。
  学校給食では、御飯を食べる回数が一番多いわけでありますが、この米については今年度から地元で生産された有機米の米が年1回提供されるというふうに聞いておりまして、タイムリーな取り組みだなと私は思っております。
  そういうことから、予算の関係もあるかもしれませんけれども、せっかく安全な有機米の御飯が給食に出るわけでありますから、例えば月1回、それが少し無理ということであれば、せめて2カ月に1回程度実施するというようなことはできないものでしょうか。
○委員長  佐藤農林課長。
○農林課長  お答えをいたします。
  当初予算で有機米の年に1回の米の単価差でございますが、4万5,000円を計上してございます。年に1回ですから、月1回にするとこの12倍、ですから50万ぐらいはかかるというふうなことになりますけれども、予算の関係もございますので、今後検討させていただきたいというふうに思っております。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  これはさまざまな安全・安心というのは予算が伴うわけでありますけれども、本市においては年間を通していろんな野菜とか果物が給食に使われておりまして、地元の旬の農産物が味わえるというようなことについては、大変すばらしいことだと感じております。施政方針でも食の教育の充実を図ると述べておられますけれども、子育て支援の一環として御検討をお願いしたいと思います。要望いたします。
○委員長  その他、質疑。
  川合委員。
○川合 猛委員  16ページ、2款総務費、1項総務管理費、ラーメン課R&Rプロジェクト推進事業費についてお伺いいたします。
  せんだって、ラーメンマップをいただきました。初版は芸工大へお任せして1,000部、山形の業者がつくったということですが、本当でしょうか。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの川合委員の御質問にお答え申し上げます。
  こちらのほうの最初の初版につきましては、芸工大の学生さんの企画、そして先生が加わっての監修ということでの作成で、1,000部ということでございました。全て芸工大の先生のほうにお任せしての印刷だったということでございます。山形の印刷業者のほうが印刷されたと伺っております。
○委員長  川合委員。
○川合 猛委員  今回、450万予算に上がっておりますが、これはラーメンマップの増刷分だと思います。何部製作する予定で、どこの業者へ、どのように発注なされるか、お伺いいたします。
○委員長  髙梨課長。
○みらい戦略課長  ただいまの御質問でございますが、全協の中で配付をさせていただき、委員の方よりありがたいお話を頂戴しまして、1,000部プラス今回は9,000ということで、全体で1万部を準備するということでの増刷で予算を計上させていただきました。
  印刷業者につきましてはこれからになりますが、市内の業者も含めましての検討をさせていただきたいと思っております。
○委員長  川合委員。
○川合 猛委員  私、市内の業者を最優先すべきだと思うんですよ。あんまり仕事もなくて苦労しているんですね。ですから、ぜひ市内業者を最優先として実施をしていただきたいと思います。
  それから、印刷物に関してもう一点なんですが、よろしいでしょうか、委員長。
○委員長  どうぞ。
○川合 猛委員  バラまつりのポスターなんですが、高畠の業者の制作と聞いております。それに間違いないでしょうか。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  バラまつりの関係につきましては、市の観光協会が担当しておりまして、観光協会の中で南陽市も含めた置賜の印刷業者の中からコンペで採用されたというふうに聞いております。
○委員長  川合委員。
○川合 猛委員  そのコンペはわかるんですけれども、市内の業者が高畠のほうのそういうのには全く呼ばれてないと、全く門を閉ざされていると、何で高畠のが入ってくるんだというふうに聞きました。その辺、検討していただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
○委員長  粟野課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  私どもが担当する、直接担当する、例えば菊まつりでございますけれども、菊まつりのポスターについては市内業者のみというふうなことでお願いを申し上げておりまして、市内業者のほうからただいま作成しているというふうなことでございまして、川合委員おっしゃる部分も理解できますので、今後観光協会と打ち合わせする中で、そういった市内業者の育成あるいは採用というふうな部分についてはお話を申し上げたいというふうに思っております。
  以上です。
○委員長  川合委員。
○川合 猛委員  小さな事業費でも市内の業者に少しでも回るよう、上手にお金を使ってほしいと思います。
  終わります。
○委員長  その他、質疑ございませんか。
  7番片平委員。
○片平志朗委員  20ページ、21ページの民生費、2項児童福祉費の21ページの説明欄の学童保育事業費の放課後児童クラブ利用料金の件ですけれども、放課後児童クラブは文科省とそれから厚労省の両省で事業一般ということで進めておりますけれども、これと相まって、放課後子ども教室というのを本市でも去年から進めているというふうに思いますが、その辺の進捗状況をお聞かせいただきたいと思います。
○委員長  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  片平議員の質問にお答えいたします。放課後子ども教室は文科省所管の事業ということでございますので、私のほうから答弁をさせていただきたいと思います。
  今年度から始まりました放課後子ども教室ですが、現在の状況は、平日毎日型、毎日開催型としまして沖郷小学校で行っております。
  また、イベント型、月に1回ないし2回程度の子ども教室でございますが、現在のところ赤湯小学校と沖郷小学校を除く小学校でやっております。
  なお、中川小学校は今年度からスタートしたというようなことでございます。
  以上でございます。
○委員長  片平委員。
○片平志朗委員  赤湯小学校だけを除いて全て事業スタートしているということでございますけれども、まず、放課後子ども教室は文科省で、放課後児童クラブは厚労省の管轄って非常に、目的は多分同じだと思うんですよね。同じだと思うんですけれども、非常にややこしくなっているわけですけれども。
  それで、全国ではこの放課後児童クラブの実施数というのは66%なんですね。片方、児童クラブについてはほとんど九十何%ですか、正確には忘れましたけれども、南陽市は本当に全国的から見れば早い取り組みをされて、それはそれで大変結構だなというふうに思いますけれども。
  将来これを市の考え方ですけれども、子供たちの数が減少していく中で、この両クラブ、両事業を一体として展開していく、そういう考え方はないのか。実際は、全国的に半分以上は一体型として、一体型というか共通のプログラムメニューで取り組んでいる市町村が多いわけです。その辺の考え方をお聞かせいただきたいと思います。
○委員長  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  お答えいたします。
  一体型の放課後子ども総合プランについてのお尋ねというふうなことでございますが、一体型という定義が小学校の中、あるいは小学校と隣接する放課後児童クラブ、いわゆる学童保育所と放課後子ども教室が一緒になってやる、そういった放課後子ども総合プランを一体型というふうに言っております。
  今現在、一体型で行っている教室もあります。宮内小学校、宮内小学校と小学校の前の公徳会でやっている学童保育が一体的になっているということで、一体型としてやっているというようなことでございます。
  あと、今年今建設中の沖郷小学校の前の学童クラブも来年から開設する予定でございますので、そうなれば平成30年度から沖郷学童の一部になりますが、そこと沖郷小学校の放課後子ども教室が一体的にやるというようなことでございます。
  以上でございます。
○委員長  片平委員。
○片平志朗委員  一体型とする場合の、一体型は部分的にやっておられるということなんですけれども、そういう面ではその場所の設備の不十分、また、外部講師の人材の確保、そんな課題、問題点はないのか、お聞かせいただきたいと思います。
○委員長  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  学童保育のほうの人材の件については、子育て課長のほうから御答弁いただきたいと思いますが、放課後子ども教室の件に関して申し上げますと、放課後子ども教室自体が、いわゆる無料で全ての子どもたちを対象とした事業というようなことから、その事業の性質上、基本的にはそういった指導する指導員についてはボランティアがベースになっているというようなことでございます。
  今それぞれの学校に放課後子ども教室のコーディネーター、これも基本的にはボランティアでお願いしているわけですが、そのコーディネーターの先生方を中心に、各地域の方々であったり、あるいは直接社会教育課の職員であったり、そういった協力をいただきながらやっているということで、特に毎日開催している沖郷小学校の放課後教室については、現在約20名まではいきませんけれども、それに近い方が登録をいただいて、そこをコーディネートしながら毎日実施をしているというような状況になってございます。
  学童のほうについては、すこやか子育て課長のほうより御答弁をお願いしたいと思います。
○委員長  すこやか子育て課長、板垣課長。
○すこやか子育て課長  それでは、ただいまの委員の質問にお答え申し上げます。
  学童保育事業につきましては、放課後の児童の生活の場という位置づけもあるわけでございまして、一つの支援体ごとに指導員の先生方の配置基準もございますので、それにのっとって実施しているところでございます。
  以上であります。
○委員長  片平委員。
○片平志朗委員  最後ですけれども、南陽市は比較的全国から見れば積極的にこの両事業について取り組んでいるほうだと私は評価していますけれども、やっぱりここの少ない予算でいかに子供たちに、親が共稼ぎで家へ行っても誰もいないと、安心・安全の場と、それから将来的な人材育成のためのいろんな外部講師を招いてのいろんな体験あるいはお話、これは非常にある意味では大切なことだと思うんですね。
  ですから、今後、できれば全校対象になるような形で、一体型として積極的に進めていただきたいというふうに思います。
  以上です。
○委員長  要望ですね。
  その他ありますか。
  白鳥委員。
○白鳥雅巳委員  それでは、22ページ、農林水産業費、農業振興費の獣害防止対策事業費について2点ほどお聞きをいたします。
  秋田県仙北市で、山菜採り行って鈴をつけていたにもかかわらず熊に襲われたと。4名の方が亡くなられたというような報道がございました。
  山菜採りはまだまだこちらのほうでも盛んかなと思いますが、そういった熊の出没、また、そういった被害に遭わないための対策として、どういうふうな取り組みをされているのか、まず1点お聞きをしたいと思います。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  人的被害に遭わないための対策という観点で、私のほうからお答えさせていただきます。
  今年度に入って目撃とか出没情報で入った件数については9件、4月から9件入っています。対象地区はいろいろなんですけれども、まず、現地のほうを確認させていただいて、周辺の学校施設とか公民館、地区長さんのほうに状況をお知らせして、注意喚起をしているということです。あと、1件、続いたときありましたので、防災行政無線でも5日間だったんですけれども、注意喚起の周知をしているという状況になっています。
  以上です。
○委員長  白鳥委員。
○白鳥雅巳委員  公民館とか防災無線と、そういったことで注意喚起をしているということでありますが、小学生や児童がやはり下校時、そういった状況に遭わないために、熊が夜だけ動くということではなくて、やはり昼間も出没するというようなことが結構出てきていますので、そういったことに対しまして、いろんな方の協力をいただいてパトロールとかそういったことをやっていただきたいなと思います。出る場所についても、やっぱり市街地でも出てきますので、そういったことも注意喚起として何らかの方法でお知らせをしていただきたいなと思います。
  あと2点目ですが、最近イノシシが出ているということをお聞きいたしました。農作物が荒らされているということでございます。そういった最近イノシシとかそういったことが出てきているので、猟友会、現猟友会長もいらっしゃいますが、そういった獣害の捕獲とか駆除について、どのような対策をしているのかなと、イノシシに対して、また熊に対して、そういった対応をどのようにしているのかということを、ちょっとお聞きをいたします。
○委員長  佐藤農林課長。
○農林課長  白鳥委員の御質問にお答えをいたします。
  近年、イノシシ、熊等の被害が多く報告されておりまして、この対策には苦慮しているところでございます。市といたしましても、昨年度と比較して予算を増額、倍増して対応しておりますけれども、1つは電気柵の設置への補助でございます。こちらにつきましては、農家の皆様が自分の農地の周りに電気柵、あるいは普通の柵でもいいんですけれども、そういったものをして守ろうとした場合は、3分の1を市のほうで補助をさせていただくというふうなものでございます。
  それから、おりの購入、設置あるいはくくりわな、これは昨年から始めましたけれども、こちらの設置につきまして2分の1の補助の要件がございます。こちら電気柵とわな、おり等で、合わせて70万円ほどの補助金の予算がございます。
  続きまして、猟友会の皆様関係なんでございますけれども、狩猟免許の取得あるいは更新等につきましては、100%補助をさせていただいてございます。
  それから、猿の被害、特に猿の被害に限りますけれども、南奥羽鳥獣害防止対策協議会のほうで行うというふうなもので、こちらに負担金を南陽市でお支払いして、実際にそちらのほうから追い払い用の花火でありますとか、そういったものを整備するというふうなことになっておりますけれども、こちらについては110万円、普通の年は50万円程度で追い払い用花火だけでありますが、今年度はトランシーバー10台を要望いたしておりまして、猟友会の皆様に連絡をとりやすいようにと、あっちへ逃げた、こっちへ行ったというふうなところを効率よくやっていただけるようにというふうなことで考えてございます。
  それから、生産安定(産地形成)補助金というのがございますが、こちらのほうは農協さんへの補助金でございまして、主には果樹関係で鳥の駆除を行うというふうなものに使われているものでございます。全体的には90万円でございますが、おおむね80万円ほどがその中から使われているというふうなことでございます。
  それから、最後になりますけれども、本年度、今回の補正予算にものってございますが、イノシシ、熊、猿に限りまして1頭当たり8,000円の補助がございます。国庫補助としては30頭分がございます。これに県と市で上積みして、10頭分だけは上積みして、その10頭については1万6,000円になるようにというふうなところが今回の補正でございますので、よろしくお願いいたします。
○委員長  白鳥委員。
○白鳥雅巳委員  ありがとうございます。
  補助とそういうことで電気柵、また、おりの購入、また、くくりわなということで補助が出ているということでございます。
  1頭当たり8,000円というようなことでもあるかなと。この件、ちょっと私もわからないんですが、例えば駆除する頭数の制限とか、そういったことがあるのでしょうかね、熊とかそういったことについて。年間どのぐらい捕獲とか、そういうのあるか、ちょっとわからないので、ちょっとお聞きをいたします。
○委員長  佐藤農林課長。
○農林課長  お答えをいたします。
  まず、駆除するには、まず県の許可が必要でございますので、その際に県の許可を受けながら駆除しているというふうな状況でございます。そのうち補助が出るのは、先ほど申し上げた頭数というふうなことになります。
○委員長  白鳥委員。
○白鳥雅巳委員  わかりました。県の許可が要るということで、了解であります。
  そういったことで、農作物に被害が及んでいるというような方もございますので、そういったイノシシやそういったことにつきまして、県の許可、頭数、いろいろあるかと思いますが、積極的に猟友会と連携をとっていただきながら、そういった被害に遭わないように努力していただきたいなと思います。要望です。
○委員長  その他。
  山口正雄委員。
○山口正雄委員  23ページ、7款商工費、1項商工費、4目観光施設費のハイジアパークの経営に関してお聞きいたしたいと思います。
  1つは、3月でもお聞きして、要するに指定管理料の計上の仕方、これが毎月均等ではなくて、要するに期末に大部分を計上するんだと。その理由は、社員に危機感を持ってもらうためだというふうな答弁がございました。私はそうではないんじゃないかという考えを持っておりまして、今期29年度の決算、月次決算において、この指定管理料の処理の仕方についてどういうふうになるのか、まずお聞きしたいと思います。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  山口正雄委員の御質問にお答え申し上げます。
  月次計上の関係については、今回4月、5月終了したわけでございますけれども、これについては従来、昨年と同じような形で処理されていたというふうに思っております。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  処理されていたという、何か言葉尻をつかんで申しわけないんですが、要するに市としての意向が全然入ってないのかなというふうに思うんですが、社長としてその辺どうお考えですか。
○委員長  市長。
○市長  山口委員に御指摘いただいた点も、もちろん一理あるというふうに思います。
  しかしながら、経理上、昨年と比較しやすいようにという意味もあって、恐らく昨年同様の経理がなされているというふうに私は、ここのところははっきり確認したわけではないんですけれども、そのように捉えているところでございます。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  どちらがいいのかということだと思うんですけれども、私はこの前の要するに危機感を持たせるためというようなお話がございました。要するに、毎月毎月頑張っても頑張っても赤字だという状況に今までありました。そういう中で、最後に逆転して黒字になると、そういうやり方ではうまくないんではないかと、私は思います。まして、いろんなサービスというか、いろんな意味で社員の教育ということが問題になっております。そういう中で、社員の教育もちゃんと徹底されていない中で、社員に責任を押しつけるだけということになっていませんか。
○委員長  市長。
○市長  社員の皆さんにのみ経営の責任があるなどという考えは、当然ながら毛頭ございません。最終的な責任は社長にあるわけでありまして、そこについて社員の皆さんに協力をお願いして、一致団結して頑張っていこうということでございますので、そういった考えで責任については捉えているところでございます。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  ぜひ、今までのやり方が本当にいいのかどうか、比較できないからという意味でいい方法を採用しないということもある意味では問題なのかなと思いますので、本当にどの方法がいいのかどうか、その辺もぜひ検討していただいて、改善をしていただければありがたいと思います。それがまず1点です。
  それから、29年度の事業計画がここに示されております。今までは損益計算書も添付になっておりましたが、今回はそういうものがございません。その中で黒字経営を目標に売上高は前年比約1,000万増の約1億6,200万円を見込むというような計画になっております。そこで、利益目標というものは、どの程度に考えておられますか。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  利益目標の関係でございますけれども、ちょっとハイジアのほうから提出いただいた資料、手元にございませんので、お答えできませんので、申しわけございません、よろしくお願いします。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  後でお伺いしたいと思います。
  やっぱり私、この事業計画というのは、より具体的な意味でやっぱり社員にも示すべきだと思うし、役割分担も当然あるわけですから、要するに目標を持ってそれぞれが動けるという、そういうことがぜひ必要だと思いますので、その辺にも御配慮いただけたらありがたいと思います。
  そういう意味で、売り上げを増やさなくちゃいけないというふうに書いてございます。特に入湯売り上げ、料飲売り上げが結構な割合を示すということで、その両面を伸ばすんだというふうなことを書いてございます。そういう売上高を伸ばす、増やすという意味からしても、やっぱり施設、それから料理、それからサービス、この3つがやっぱりうまくいかないと、やっぱりなかなかお客さんにも入っていただけないんじゃないかというようなことがあると思うんですね。
  そういう意味で、その売上高を伸ばすというか一つの提案なんですが、例えばふるさと納税、昨年5億500万円ございました。この中で返礼品の品数が3万6,000品ぐらいあります。この中で例えば約半分ぐらいを返礼品とすれば2億5,000万円ぐらいは、農業あるいは商工業者の売り上げに増えているという格好になるわけですね。そういう中でハイジアパークの扱っている品物、そういうものがふるさと納税に使われているということはございますか。もしあるとすれば、どの程度あって、売り上げにどの程度貢献されているのか、お聞きいたします。
○委員長  ただいま審査中でありますけれども、この問題は長期化するやに思われ、ましてや、先ほどこれからハイジアの資料をという課長の答弁もありましたので、ここで暫時休憩といたします。
  11時15分に再開いたしますので、おいでください。
午前11時01分  休  憩
───────────────────
午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  休憩前に山口委員からハイジア関連について質疑が出されました。商工観光課長がその答弁をやりたいということでございますので、そこから始めたいと思います。
  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  山口委員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、ふるさと納税で扱っているハイジアの関係でございますけれども、桃源郷ワイン4本セットの1品のみ扱っておりまして、28年度の実績につきましては、591件の申し込みがございました。
  それから、さきにありました経営の目標の関係でございますけれども、今回提示いたしました事業報告書の12ページでございます。あくまでも年間売上高1億6,200万というふうなことでございまして、利益についてはできるだけ多く目指していきたいと、こういうふうな状況でございますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  その利益目標についてなんですけれども、売り上げを昨年より1,000万ほど余計に売り上げると。そういう中で利益ができるだけいっぱいと、それは気持ちとしてわかりますけれども、その辺もしっかりとした数字をつくっていかないと、どういうふうに頑張ったらいいかわからないんじゃないですか。社員あるいはそこに働いている方々、あるいは経営陣もそうだと思います。どういう目標で仕事を進めていくのか、何を目標にするのか、売り上げだけ目標にするということなのか、その辺が非常に曖昧だと思うんですが、社長、いかがですか。
○委員長  市長。
○市長  大きな目標は年間売上高の増加なんですけれども、利益としましては、経営目標に記載されておりますとおり単年度収支の黒字経営を目標とするということを掲げさせていただいております。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  確かに黒字目標となっていますが、決算のバランスシートを見る限りにおいても、非常に資金繰りが苦しいという状況だと思います。そういう中で売り上げは伸ばす、でも利益が小さければ資金は出てきますよね。そういう意味からしても、そういう経営としてそういう利益目標も何も出さないという、その辺は非常におかしいんじゃないかと思うんですが、いかがですか。
○委員長  市長。
○市長  事業報告書の中で来期の目標において計画を示させていただいておるわけでございまして、利益については、この事業計画、事業報告の報告内容ではないということで、ここには記載していないということでございます。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  ここに記載されていないということだけで、実際は利益目標はあるということですか。
○委員長  市長。
○市長  単年度収支の黒字経営を目標としております。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  何か水かけ論みたいなことで進展しません。ぜひこれは、具体的に利益を幾らというものをもって経営に当たるべきだと思いますので、その辺をぜひよろしくお願いしたいと思います。
  それから、ふるさと納税の関係ですが、591件あったと。それ相当の売り上げもあるんだろうと思いますが、新たにふるさと納税を対象とした商品開発、あるいは今ハイジアパークで扱っている、売店で扱っているもののふるさと納税の商品化というものも含めて考えられるとは思いますが、その辺どうですか。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  昨年度ふるさと納税の関係でハイジアパークで取り組める内容というふうな部分につきましては、ハイジアパークの会社のほうと詰めた経過がございまして、ただ、商品化には至らなかったというふうなことで、例えば米沢牛の料理と入浴券のセット、そういった部分とか、いろいろ考えた経過がございますので、なお今後引き続き検討してまいりたいと思っています。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  ぜひ追加して、お酒なんかも扱えるんじゃないかと思うんですが、ぜひそういったものをお考えいただければありがたいと、そういうことで売り上げも伸ばせるんじゃないかなというふうに思います。
  それから、次に、29年度この事業計画の中で、お客様が満足感を得られるサービスを行うというふうなことを書いてございます。私も以前からさまざまな機会に、サービスの件については情報提供とともに発言をさせていただいたりしておりますが、一向に改善されないというような声がございます。
  それで、最近、いつも利用されている方から生の声を書面でいただいております。この中には、提案も苦情も含めて記されておりますが、そういう中でそれに沿ってちょっとお聞きしますが。
  1つは、いつも来られるお客様の中で、地元南陽の方も当然いらっしゃいます。そのほかに、上山、白鷹、長井、川西、高畠、米沢方面からも入浴に来られています。そういう中で、そのお客様同士が、さまざまいつもお話になっていると。その声として、1つは露天風呂、サウナ、あるいは風景、これはすばらしいと、非常にいい、最高だというふうにお褒めの言葉がございます。しかしながら、一様に皆さん感じているのは、社員の挨拶、態度、言葉遣い、全然なってないということなんです。だから、ほかの施設に行ってでも研修したらどうかというような声がございます。そういう現状なんですね。
  例えば、ほんの一例として申し上げますと、フロントにはフロントの人がおりますけれども、インフォメーションという格好でなっています。でも、そこに何かを聞いたところ、わかりませんという答え。わからなかったら、聞いて、お知らせするのが当然。わかりませんの一言。そんなフロントないですよね。それではやっぱりお客様は嫌になっちゃうということもございます。それは、ほんの一例です。
  そういうふうな現状をどのように捉えておられるのか。
  また、社員研修あるいは教育ということが、この計画書では載っておりません。その辺をどういうふうにお考えになっているのか、お聞きします。
○委員長  市長。
○市長  委員のところに来られた利用者の方の声には、真摯に受けとめなければいけないなというふうに感じているところでございます。
  今般、社員の方の定年等に伴って入れかわるところもございます。また、支配人も新たに3月にかわったところでございまして、新たな支配人に対しましては、ぜひこの社員研修を今年度必ずやってもらえるように申し伝えているところでございます。そういった研修、接待、接遇の大切さというのは、私も一消費者としても、社長としても、大変重々大切だと認識しておりますので、今後もできる限り改善を図ってまいりたいというふうに思っております。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  ぜひ強力に徹底して行っていただきたいと思います。お客様で、要するに苦情を言う方、言わない方、これには2種類あるわけですけれども、苦情を言われる方というのは、やっぱりよくなってもらいたいという意思があるんですね。言わない人は、あと終わり来ませんと決まっているんです。言う方が多いです。だから、やっぱりその生の声にぜひ耳を傾けていただいて、改善を図っていただきたいと思います。
  それから、この書面の中の2番目、高齢者の方あるいは障害者の方に対する特典というものは、何もない。あそこはもともと保養所という建物であったわけでありますが、それにしても、そういう建物なのに何もないんじゃないか。施政方針では、年をとっても安心して暮らせるまちを目指す、あるいは高齢者や障害者が住みなれた地域で安心して生活し続けていくための計画をこれからつくるというふうにうたっております。やっぱり高齢者を大切にする、あるいは障害者に思いやりのある南陽市として、今やっぱり高齢者あるいは障害者の方々に少しでもあそこに足を向けていただけるような施策が必要なんではないかというふうに思います。
  そういう中で、その方は、要するにおじいちゃん、おばあちゃんが孫と一緒に風呂の中で話し合いたいよ、そういう機会もつくりたいんだと、日中はほとんど話できない、だから孫と一緒に行ったとき、例えば料金を下げるとか、そういう対策ないのかと、これが1つ。
  それから、曜日あるいは時間の設定もちろんあるでしょうけれども、そういうこともぜひ考えていただけないかなという声がございます。
  それから、障害者手帳をお持ちの方、これは一切、乗り物であるとか自動車税なんかも免除されているということもございますが、そういう障害者手帳をお持ちの方が入浴に行かれたときに、何らかの特典というものはやっぱりあってほしいなという声がございます。
  その辺について、2つについて、どんなふうにお考えですか。
○委員長  市長。
○市長  お答え申し上げます。
  高齢者の方あるいは障害者の方への特典というお話でございますけれども、さまざまな方法で多くの方に利用していただければ、これは当然望ましいことでありまして、今までにない、やっていなかったサービスであったとしても、費用対効果、あるいは料金を下げるということは当然売り上げの減少につながるわけでありますから、売り上げの減少分とそれから入館者の増加分等々を見込んでの新たな商品の造成というものは努力していかなければいけないというふうに思っています。
  その中で今御指摘があった、特に高齢者、そして障害者の皆さんについても、ぜひ利用していただきたいというふうに思っておりますので、何らかの方法で御利用いただける、喜ばれる方策がないかについては、山口委員の御提案等も勘案させていただきながら、現場と考えてまいりたいというふうに思っております。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  ぜひその辺、よろしくどうぞ、お願いをしたいと思います。
  それから、もう一点の提案なんですが、今高齢者のサロンというのが各地区でございます。私、26年4月現在のものしか持っておりませんが、その段階ですと90団体、南陽市内に90団体のサロンがございます。会員登録が約2,200名ございます。そういう高齢者の要するにサロンが、社会福祉協議会からの補助金をいただいてやっているわけですが、年間五、六回事業をやっております。
  そういう中で、年に1回でもハイジアパークを利用していただけるような営業というものは実際やっておられるのかどうか、その辺どうですか。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  サロン関係の営業というふうな部分でございますけれども、営業関係につきましては、具体的にどこどこというふうな部分については、こちらのほうでは把握しておりませんので、申しわけございませんが、よろしくお願いします。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  ぜひこの辺も、半分まで、3回いかなくても、例えば年1回、各サロン年1回ぐらいハイジアパークを使っていただけるような企画、営業というものがあれば、もっと売り上げは増すんではないかというふうに私は思っております。
  それで、ハイジアパークの今シルバーパークというものがあります。これは、60歳以上のお客様限定ということ、平日特別企画。4名様以上でのお申し込みなんですが、2,000円なんですね。入浴あるいは昼食つきで2,000円。私、これはこれでよろしいと思うんですが、お昼、昼食に2,000円を使うというのは、ちょっと高いのではないかなと、自分の感覚としてはそんなふうな思いがございます。
  そういう意味で、例えばサロンの方が来られたときに、入浴料、例えば300円にすると。例えば全部。100円はハイジアパークで割引、1人当たり140円は市が助成する、例えば。そして、あとの700円で弁当つくる。そういう提供をしたらどうかというふうに、私はそんなイメージがあるんですけれども、2,000円ではちょっと行けるかなというような感じがします。その辺について、ぜひ御検討いただければありがたいんですが、社長どうですか。
○委員長  市長。
○市長  随分と具体的に御提案いただきまして、ありがとうございます。検討させていただきます。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  それから、先ほども申し上げましたが、ハイジアパークはもともと保養施設として建設されたということで、第5次総合計画の健康のまちづくりの中で、温泉を生かした健康増進プログラムの温泉による健康保養基地として、1つは温泉を生かした市民の健康づくりを促進するというものがございます。もう一つは、保養型温泉として、健康保養機能の強化を検討すると、2つがございます。
  その施策の主な事業として、ハイジアパークの利用促進事業が計画されております。これは後期計画に載っています、その前段の計画にも載っている、それから、あそこのあれを見ると、23年からずっと引き続いて、この事業が載っているんですね。このハイジアパークの利用促進事業というものは、市でどんなことをやっておられるのか、お聞きします。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  ハイジアパークの利用促進事業の関係でございますけれども、ハイジアパークの施設の位置づけが市民の健康増進、そして地域の活性化を図るというふうな目的で設置されたわけでございまして、その目的を達成するために指定管理者の株式会社ハイジアパーク南陽と連携をしながら、この間、イベント関係、あるいはサービス内容の検討などを行ってきたところでございます。
  そうして、市民の皆様が利用しやすいようにというふうなことで取り組んできたということでございまして、具体的にここ最近の部分で申し上げますと、一昨年平成27年度でございますけれども、地方創生交付金を活用して子育て入館券、これなども配布させていただきました。その後、遊具の整備、そして遊具の無料開放というふうなことで取り組んできたところでございまして、今後も議員の皆様あるいは市民の皆様の声を拝聴しながら、利用促進に向けて取り組んでまいりたいというふうに思っています。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  それなりにやっているというふうなお話でございましたが、私はもっと今の業績、あるいは資金繰りというものから考えれば、もっと市として具体的に人があそこに足が向けられる、そういったことをもっと強力に進めるべきではないかというふうに思いますが、社長、どうですか。
○委員長  市長。
○市長  市としてというところが、果たしてちょっと山口委員の御指摘が具体的にどのような内容を指すのかわからないのでちょっとお答えが難しいんですが、いずれにしましても、5次総にもありますとおり、利用促進していくと、健康づくりに資していくというところがございますので、どういうやり方がいいかはともかくとして、市としてぜひ、ハイジアを利用したさまざまな市民の皆様のためになることを考えていきたいというふうに思っております。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  やっぱり保養施設というような観点からすれば、高齢者の方々に行っていただけるようなことをここでは言っているんではないかなと、私はそう思っているんです。だから、それをターゲットにした具体的なやり方を進めていただければありがたいというふうに思います。
  最後ですが、前から議会でも出されておりますが、ハイジアで温泉を掘削した場合の試算というものはなされておりますか。
○委員長  大沼副市長。
○副市長  お答えいたします。
  以前、ハイジアの付近というか周りで、そういった源泉が掘れないかというふうなことでお話があって、そういう業者に一応コンサルティングというか相談しましたが、結論から申し上げると、適当でないというか、いわゆる源泉として適当ではないと、要するに掘っても出てこないではないけれども、あんまりそんなに成功しないんじゃないかいという報告書でした。つまり、簡単に言うと、源泉というか、地下を掘れば100メートルで1度地下水は上がっていきますが、地下水の水位等の調査があって、あそこの地質を全部調査した結果、周りに適当なところがないというのがその報告書でしたので、一応検討は今もしております。ただ、適当なところがないというのが、今のところの結論です。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  それは初めて聞きましたけれども、感覚的に考えれば、今の電力量とか重油とか、そういったもので約3,000万年間かかっているんですね。10年間で3億かかるということから考えれば、本当に効果がどの程度あるのかということも含めて試算をしておいて、もし可能なところがあれば、それをやると、やったほうがいいというような判断もつくかと思いますので、その辺の試算をぜひ進めていただいて、いつ何時ゴーということもあるかもしれません。その辺、ぜひ試算をいただければありがたいというふうに思います。
  そういう中で、やっぱり今いろいろお聞きしましたけれども、やっぱり売り上げを伸ばす、利益を上げる、そのためには多くの人に来ていただかなくちゃいけない。そのためには、サービス、料理、施設そのものを、完璧まではいかなくても、できるだけお客様に沿う、満足が与えられる環境を整えなければいけない、そんなふうなことをぜひ取り組んでいただいて、ハイジアパークがいい方向に進むように、ぜひ社長にお願いしたいと思います。最後に、その辺について社長の決意をお願いします。
○委員長  市長。
○市長  山口委員おっしゃるとおりでございまして、私もそのような方向で経営の改善と、それから利用者の皆さんに喜んでいただけるように、できる限り取り組んでまいります。
○委員長  その他質疑ございませんか。
  山口正雄委員。
○山口正雄委員  29ページの10款教育費、6項の保健体育費、2目体育施設費でちょっとお伺いしますが、インターハイが間近に迫ってまいりました。今回、向山公園あるいは総合公園のトイレの洋式化が補正予算に上がっておりますが、7月にはプレ大会が開催されるということで、現状の中で、要するにインターハイを迎えるに当たっての問題点とか課題とか、そういったものはもう既に解消されているという段階でよろしいんですか。
○委員長  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  山口正雄議員の御質問にお答えいたします。
  インターハイ、8月、男子ソフトボールは4日の開会式から8月8日の閉会式まで行われるということで、それに向けた準備状況、そして課題はないのかというふうなことでございますが、今現在、鋭意準備をしているというふうな中で、今現在は、1つ事務局の中で話題に上がっているのが、あと一歩、まだ広がりに欠けるというふうなこともありまして、何とかもう少し市民の方に周知を図っていく、あるいは実際に45年ぶりの開催となるインターハイ、これを盛り上げていきたいというふうなことがございまして、そこで、21日の全協でもお願いする予定ですが、のぼりを作製したり、あるいは独自にポロシャツをつくったりというふうなことで、何とかそういった啓発グッズを活用して盛り上がりをつくっていきたいというのが、まず当面のものです。
  あと、ハードにつきましては、今月の23日、建設課の所管ですけれども、完成するというふうに聞いていまして、我々事務局のほうでも視察をしたところ、大変すばらしい球場状況になっていたというようなことです。
  あと、もう一つは、今回補正で出させていただいておりますが、いわゆる既存のトイレの洋式化というふうなことで、この辺についても議決後に本番大会に間に合うように改修を図っていきたいというようなことでございます。
  以上でございます。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  私一つだけ、きのうもちょっとお話しした、ある方とお話ししたんですが、D球場のバックアウトの件ですね。要するに、非常に小さいということがございます。
  それと、鉄パイプというか、あれを組んだ形でのつくりになってございます。非常にみすぼらしいという状況にあります。その辺をもう一度チェックしていただいて、これからダックアウトをつくるということはなかなか難しいわけでございますので、ああいうつくりでもちょっと見栄えのいい、ちょっと広い、そういったところがつくれるようなことも含めて、ちょっと一度ごらんいただいて、検討していただければありがたいと思います。
  それから、もう一点ですが、隣の野球場の件です。今回の公共施設等総合管理計画が作成されまして、要するにこれから財政が大変になるという中で財政負担の軽減も図っていかなくちゃいけない、平準化も図っていかなくちゃいけないということであるわけでございますが、野球場の照明灯の鉄塔が赤くなってまいりました。さびでございます。
  それと、野球場のバックスクリーン、これも緑じゃなくなってきています、赤くなりかけております。そういったことを、これ以上赤くなったら、本当に修復するにお金がかえってかかるんじゃないかというふうに思われます。この計画の中でも、要するにひどくならないうちに修復したほうがいいということも書いてございます。
  その辺、ごらんいただいていますか、野球場など。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  お答えを申し上げます。
  実際に現地のほう、はっきりは確認をしておりません。こちらのほうでちょっと細かく調査をいたしまして、対応したいと思っております。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  やっぱりせっかくこの管理計画出されておりますので、そういった点検をちゃんとしっかりやって、金のかからないうちに長もちさせるような方向で検討いただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。
○委員長  その他、質疑はございませんか。
  山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  総務費、一般管理費のほうから1つですけれども、先日、総務の視察で消防署のほうへ行ったんですけれども、消防署のほうの車両にはドライブレコーダー、全てついていたようです。市の公用車のほうには、ドライブレコーダーはどのぐらいついているんでしょうか。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  ただいまの山口委員の御質問にお答え申し上げます。
  台数についてちょっと用意ございませんが、毎年度、市の公用車の更新を行っておりますが、更新の車両については、近年全てドライブレコーダーを設置するようにいたしているところでございます。
○委員長  山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  更新しているものについてはつけているということですけれども、先日ちょっと課長さんのほうにお願いしたときに、防犯カメラのほう何とかならないかとお話ししたんですけれども、なかなか防犯カメラのほうはプライバシーの問題とか、いろいろ設置場所の問題があって、できないという話がありました。
  ただ、ドライブレコーダー、例えば公用車のほうにドライブレコーダーをつけまして走る分には、ある程度犯罪の抑止ですとか、その辺の効果も見込めると思います。ぜひ既存のものについても検討のほうをお願いしたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  新たなものにつきましては、先ほど申し上げましたように全て設置しておりますが、既存のものについての設置につきましても、ちょっといろいろ試算した上で検討させていただきたいと思います。
○委員長  山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  予算のほうは、いろいろあると思いますけれども、今いろんなものが出ていると思います。簡易型のやつで、そんなに値段的にも高くないものもあると思いますので、更新の場合には、ぜひいいものをつけていただいて、既存のものについては、多少安くてもいいですので、まず何とか早目につけていただくような方向で、ぜひ考えていただきたいと思います。
  あともう一点、別な件ですけれども、同じように総務費のほうで諸費のほうで、先日、市報が配られたときに、ミサイルに関してJアラートですとか、その辺のプリントのほうがついていました。非常にいいなと思ったんですけれども、こちら、市のほうで、例えば市役所のほうですとか市の文化会館、こちらのほうでも何かあったときには同じような対応が必要かと思うんですけれども、その辺のマニュアルというのは、市の庁舎関係、あとは文化会館、あと公民館ですとか、その辺の設備についてマニュアルのほうはできているんでしょうか。
○委員長  嵐田総務課長。
○総務課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。
  庁舎関係につきましては、避難誘導員等もそれぞれ決めておりまして、年1回避難訓練等も実施をしておりますが、有事という部分については、基本的に火災等を対象として今までしてまいりましたので、今回のミサイル関係の部分について対応が異なっている部分もあると思いますので、手落ちがないように検討してまいりたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  文化会館につきましてもマニュアルはございますが、その有事に関しての分は、総務課長おっしゃられたような内容で同じように検討を加えていきたいと思っております。
○委員長  山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  だんだん有事の際というのも、あながちないわけでもないような状況になってきていますので、ぜひ早目に、何かがあってからでは遅いですので、ぜひ早目に御検討のほうをお願いしたいと思います。
  以上です。
○委員長  その他、質疑ございませんか。
  板垣委員。
○板垣致江子委員  26ページの10款教育費の社会教育費についてお伺いいたします。
  南陽市に市役所陸上部ができましたときに、部員の活動のためにということで、一般市民の方からバスの寄贈がありました。そのバス、陸上部がなくなってからどのように活用されておるのか、まずお聞きしたいと思います。
○委員長  大沼副市長。
○副市長  私からお答えいたします。
  今年の4月3日でありますが、社会教育課から商工観光課に所有の管理区分を変更しております。これは、ハイジアのマイクロバスが老朽化して使えなくなったものですから、社会教育課の駅伝で使用するバスを使用させていただくというようなことで、駅伝の活動に支障がないというふうなことで条件をつけて、ハイジアのほうに貸しています。これは、あくまでも公の施設であるハイジアパーク内用の利便性を図るというようなことで、第三セクターのほうにお貸しをしているというふうなことです。
  これについては、先ほどおっしゃったように、寄贈されているというふうな経過がございますので、寄贈された方というか、お二人には、私から連絡をして、御了解をいただいております。あくまでも駅伝に支障がない限り使用するというふうなことで、今使用しております。
  以上です。
○委員長  板垣委員。
○板垣致江子委員  ハイジアのほうの利便性を考えてお借りしているということでしたが、教育委員会のほうでの所有でしたが、その辺では全然利用は、駅伝以外の利用は使ってなかったのでしょうか。
○委員長  大沼副市長。
○副市長  そもそも駅伝の利用というふうなことでいただいた車でありますので、駅伝の使用に支障がないというふうなことであれば使うというふうなことにしております。御存じのとおり、マイクロバスについては、市のバスが1台、あと議会のバスが1台ございますので、市の行事等についてはそこを使用するというふうなことで考えております。
  以上です。
○委員長  板垣委員。
○板垣致江子委員  駅伝以外に社会教育課のほうで子供たちの行事とかスポーツとか、そちらのほうである程度使っているということはあったと思うんですが、その辺の影響はないということでしょうか。
○委員長  ちょっと板垣委員、マイク、そのためにあるんだから、口に近づけてお願いします。
  副市長。
○副市長  あくまでも、先ほど申し上げたとおり駅伝のためにいただいたので駅伝に使用しているというふうなことで、駅伝に使用していない限り商工観光で今使わせていただいておりますが、一般に市の行事については、先ほど申し上げたとおり、市のほうのマイクロバスがありますので、そのマイクロバスを利用するというのが今の考え方です。
  以上です。
○委員長  板垣委員。
○板垣致江子委員  確かに駅伝のためというのがあるんですが、これは社会教育課のほうでの所有という管理部分ということで、もっと子供たちのためにとか、いろいろ使える部分があったり、また、市のバスとか議会のバスとか、いろいろ使われているときに、社会教育関係のところで使うというときに必要になる部分では、どういうふうにお考えなのでしょうか。
○委員長  大沼副市長。
○副市長  例えば子供たちというふうな限定であれば、福祉課にも行事用のバスありますので、それを御利用いただければ、あいていればそれを御利用いただくことは可能だと思います。そこも含めて、中で協議すればいいのではないかというふうに思っています。その行事に合わせて、すればいいのかなというふうに思っています。
  以上です。
○委員長  板垣委員。
○板垣致江子委員  その辺のところは、いろいろと使う目的もあると思いますが、そうしますと、ハイジアのほうでの利便性を考えてお借りしているということで、これは、例えば今後ハイジアでバスをどのようにするから、期間的にどの程度お借りしたいとかそういうことじゃなくて、今後ずっと借りたいというふうな方向なんでしょうか。
○委員長  大沼副市長。
○副市長  先ほどの山口委員の質問とも関連するんですが、あくまでも借りれば使用料が必要になりますし、購入すれば、その購入代金も必要になるというふうなことですので、前は、先ほど申し上げたとおりハイジアで所有していた、マイクロバスを所有していたんですが、それが故障してしまって使用不能に陥ったというふうなことなので、一応お貸しをしているというふうな状況ですが、これが未来永劫なのかどうかというのは、先ほど板垣委員のおっしゃるとおり、少し検討したいと思っています。
  ただ、あくまでも駅伝に使っていない時点でのいわゆる利用ですので、利用を促進させるという意味でも、別に使わないでそのままほうっておくよりは、そのまま使わせていただいたほうがいいのではないかというふうには思います。ただ、それが未来永劫なのかどうかというのは、結局マイクロバスを借りるお金を生み出す、もしくはマイクロバスを買うお金を生み出すということが先決になりますので、そこも含めて検討させていただきたいと思っています。
  ただ、今のところは期限を切って、例えばいつまで貸すというふうなことではなくて、そのままにしています。
  以上です。
○委員長  板垣委員。
○板垣致江子委員  やはり陸上部ができたときに、駅伝関係で使ってほしいということでバスを寄贈されたということで、やはりその思いはスポーツ関係とか社会教育関係の思いがあった方が寄附してくださったと思うんですね。
  ただ、それがやはりハイジアパークという、株式会社ハイジアパーク、第三セクターではありますが、そこで市に寄附されたからということでいっているということで、ちょっと私は違うのかなというふうに、それは私自身が感じたことですのであれなんですが、社会教育的に、例えば体育館関係でもっと利用できないかとか、社会教育のほうでもっと利用できないかとか、そちらのほうもあると思いますので、ぜひハイジアのほうは早急に対策を立てていただくのが本筋ではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長  大沼副市長。
○副市長  先ほど申し上げたとおり、ハイジアのほうで検討することについてはそのとおりやりますけれども、そもそも論で言うと、このバスは駅伝のためというふうなことでもらっているので、駅伝以外は使用していないと思います。
  ただ、社会教育課の所有というようなことで、社会教育課でする事業に関してやるということはあると思いますが、基本的には市のバスがあるので、市のバスをまず使っていただくというのが、市の事業の場合はそれを優先したいというふうには思っています。それができない場合、例えば先ほどおっしゃったように、ハイジアでも使っていない、駅伝でも使っていないので使ったらどうだということについては、今後連携の中でできるかどうかについては検討したいと思っています。
  以上です。
○委員長  板垣委員。
○板垣致江子委員  ハイジアのみでなくて、ぜひ連携の中で社会教育関係、また体育館関係、いろんなところで活用していただければ、寄附していただいた方の思いはいいのかなと思いますが、ハイジアのほうでのやはり検討を早目にきちんとしていただくべきだと思いますので、そこは要望とさせていただきます。
○委員長  審査中でございますけれども、お昼の時間になりましたので、暫時休憩といたします。
  再開を午後1時といたします。
  よろしくお願いします。
午前11時58分  休  憩
───────────────────
午後 1時00分  再  開
○委員長  再開いたします。
  午前中に引き続き予算特別委員会をするわけですが、一言委員長からお話をしたいと思います。
  午前中、私冒頭、南陽市の発展のためには一生懸命いろいろな意見を出していただいて、質問だけでなくて、提言も含めてというお話ししました。それによって、ほとんどの議員がたくさん意見を出していただきました。これについては感謝申し上げます。
  ただし、一部、何を聞きたいのかと、それから何を言いたいのかということが、私がわからないわけではなくて、ほかの当局もやっぱり思っているという方もいらっしゃいましたので、私を含めて、せっかくのチャンスでございますから、何を聞きたいのか、何を言いたいのか、そして南陽市のために何をこの場で言いたいのかということを、やっぱりせめてメモをしておくなり、信念を決めてから挙手をお願いしたいものだというふうにお願いをいたします。
  それでは、午前中に引き続き質疑を行います。質疑ございませんか。
  山口正雄委員。
○山口正雄委員  ハイジアパークのお客様の声の中でちょっと漏れたところがございました。もう一度発言させていただきたいと思います。
  1つは、市長は子供の遊び場、特にゴーカートの件のところなんですが、好評と説明されていると、だけど、俺らは全然好評と思わないという意見がございます。要するに、今子供さんが来られるときに、あめとかお菓子とかも配っておられるようですけれども、それもほとんど子供は喜んでないというような見方をされているようです。
  そういうことで、要するにあの大きなスペースというものが、経営資源として本当に有効に生かされているんだろうかという疑問を持っておられる声が多いです。その件について、今までも議会で何回となくこの問題は出ておりますが、そういう意味で、あそこをもっと経営資源として、経営として有効な方法足り得るにどうするかというあたりについて、社長としての御意見をお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  あそこの部屋のところについては、従来から御意見を頂戴しているところでございまして、確かに利用が少ないのではないかと、こういう声も聞かれます。一方で、大変ゴーカートを楽しみに孫を連れてきているという声も私伺っているところでございまして、どういった方法が一番いいのかということについては、いつにおいても真剣に考えていかなければいけないというふうに思っております。そうした中で、利用状況や御意見等を鑑みながら、今後も模索してまいりたいと思っております。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  ぜひ子供の状況、実態を把握していただいて、今後前向きに取り組んでいただければありがたいというふうに思います。
  それから、もう一点なんですが、これも利用者の声なんですが、1階のトイレ、要するにフロントの南側にございますが、あそこのトイレは洋式化なっていると。しかし、2階のトイレ、要するにお客様が主に使われるトイレは、まだ洋式化なってないという状況がございます。その辺について、逆なんではないかという声がございます。要するに、1階のトイレというのは主に職員の方がお使いになるところじゃないの、2階はほとんどお客様が使うんじゃないのと、そういう意味からすると、何で1階だけ洋式化なって、2階なってないのと、こういうことなんですね。その辺についてどう考えるか、お伺いいたしたいと思います。
○委員長  商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  トイレの洋式化の関係でございますけれども、当初設計どういった設計の思想があって、そういうふうなことにしたのかというふうな部分については定かではございませんけれども、昨今の状況を考えますと洋式化というふうな部分もございますので、なお利用者の意見なども聞きながら、今後いろいろ検討してまいりたいというふうに思っております。
○委員長  山口正雄委員。
○山口正雄委員  やっぱり高齢者が大部分、高齢者があそこを利用するという方たちになるわけでございますので、ぜひやっぱり洋式化というものを促進していただきますように、御検討をお願いしたいと思います。
○委員長  その他、質疑ありませんか。
  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  17ページの防犯活動推進事業費のところです。午前中、山口裕昭委員から防犯灯云々のところが若干ありましたけれども、駅前に設置されている防犯カメラですね、防犯カメラについてのいわゆる使い方、利用についてよくわからないので教えてもらいたいと思います。
  防犯カメラの管理ですね、管理はどなたがなさっておって、どのようなことで利用なっているのか、どのぐらいの時間を例えば撮影して保存しておくのかとか、そういったことについて、まずお伺いしたいと思います。
○委員長  神棒市民課長。
○市民課長  ただいまの御質問にお答えしたいと思います。
  防犯カメラにつきましては、観光協会の事務室のほうにマスターの機械がございまして、そこで録画しております。それで、防犯カメラにつきましては、警察のほうから提出の要請が正式にございましたら、提出等して防犯活動に寄与しているところでございます。
  なお、時間等につきましては、資料等ございませんので、後ほど御回答したいと思います。
  以上です。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  観光協会で管理をして、警察の要請があれば見るというふうなことですね。通常はそうすると何も、いわゆる抑止、犯罪の抑止のために使われているというふうなことだけでよろしいですか。
○委員長  神棒課長。
○市民課長  それでは、お答えしたいと思います。
  ただいまの委員の御質問のとおりだと思います。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  設置するものについては、当然議会で賛成をしました。ただ、内容についてどのように管理がなっているかということの視点がちょっとなかったものですから、お伺いしました。今の答弁ですと、いわゆる犯罪等に、もしそういった要請があればということですので、そのような形では、逆に言えばプライバシーに関することでもありますので、そこについては十分な取り計らいをお願いしたいと思います。
  以上です。
○委員長  その他、質疑ございませんか。
  髙橋委員。
○髙橋 弘委員  24ページ、消防費、防災施設費のことでございます。
  27年に南陽市の目玉施策ということで、防災無線が設置になりました。いろいろ試験放送などやって、その防災無線の利用方法、いろいろやっているようでございますけれども、これに対しての運用マニュアル、そういったものがあるのかどうか、お伺いしたいと思います。
○委員長  西牧防災課長。
○総合防災課長  お答えいたします。
  防災無線の使い方につきましては、運用規程定まっておりますけれども、具体的な運用方法については、前段で議会の中でもお知らせしていますし、地区のほうでも説明会を開いて行っているんですけれども、放送する情報としては、防災関連情報、有事関連情報、安全・安心にかかわる情報、あと各種訓練、あと定時放送ということで、今現在、中川地区で行っておりますけれども定時放送、その他、市民への伝達が必要と判断した情報という項目になっております。
○委員長  髙橋委員。
○髙橋 弘委員  必要な情報を防災無線で連絡をするという説明でございますけれども、4月30日日曜日でしたけれども、吉野地区の赤山という地域で山火事が発生いたしました。そのときに、当然、防災無線で地区の方々に赤山地区で山火事が発生しましたよという放送があるものというふうに地区の方々も思っておりましたし、消防団員の方々もそういうふうに思っていたと思います。ところが、実際、防災無線では一切そういう連絡といいますか、放送はなかったと。防災無線なのに、実際の火事が発生したときに何で防災無線活用しないのか、こういう住民のたくさんの声が出ました。その辺のことについて、防災課長、少し説明をお願いしたいというふうに思います。
○委員長  西牧総合防災課長。
○総合防災課長  7月30日、吉野地区の赤山地内で林野火災が起こったわけですけれども、今現在、先ほど言いました放送する情報の中で火災情報につきましては、防災関連情報、あと安全・安心にかかわる情報で、火災情報についても流すということになっております。
  その流す方法ですけれども、1つが延焼、周辺に延焼のおそれがあって、住民の方に注意喚起しなければならない場合ということで、消防署のほうにも遠隔装置を置きながら、そちらで鳴らす方法。あとは、消防団の方が招集するために鳴らす場合。あとは、地区の方にも鍵を、鳴らすための箱の鍵を渡していますので、そちらのほうで鳴らす方法があるかと考えています。
  ただ、吉野地区の場合、まず1点が、周辺住民への影響が、避難してもらうとかそういったことがなかったということと、あと、消火優先で当初初動が動いたという反省がありまして、その後、防災無線が鳴らなかったということで、いろんな方から御指摘を受けていたところでした。
  その後、消防署のほうとも協議させていただいて、どのような形が一番適切に対応できるかということで、一番心配なのが誤報があったり、あと初期消火でもう、通報はあったけれども消えたという場合どの時点で鳴らすかとか、あと、団員招集については、今メールで班長以上行っているということもありますので、その辺も加味しながら、ちょっと消防署のほうで今後適切な運用を考えていきたいと思っています。
  あわせて、置賜広域になってから災害情報のテレフォンサービスがあるんですけれども、その周知がまだまだ徹底してないということで、その番号についても今後周知していきたいということで考えているところです。
  以上です。
○委員長  髙橋 弘委員。
○髙橋 弘委員  実際放送鳴らなかったということでございますので、これから、これは吉野地区に限ったことではないというふうに思います。市内全域70カ所に防災無線が設置になっているわけでございますので、そういった火災なり地震、いろんなやっぱり災害が想定されると思いますので、そういったマニュアルというものをしっかりつくっていただいて、地域住民の方がすぐそれを運用できるというか、消防署のほうからの放送ということになると思いますけれども、的確にそういう情報を発信されるように、ひとつよろしくお願いしたいというふうに思います。要望します。
○委員長  その他、質疑ございませんか。
  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  それでは、23ページの観光費、みちのくおとぎ街道インバウンド推進事業費についてお尋ねします。
  先ほどの説明で、これは東北復興支援、観光、復興というふうなことでの位置づけの交付金だというふうな話がありました。みちのくおとぎ街道というのは、いわゆる白石から南陽までですね、非常におとぎ話の街道ということで、非常にロマンのあるおもしろいアイデアだというふうに思っています。インバウンドと関連づける、これについてはどのような具体的なもの、いわゆる積算、749万9,000円というのが、何に、どのように使われるのか、まずお伺いをしたいと思います。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  高橋一郎委員の御質問にお答え申し上げます。
  インバウンドの事業内容でございますけれども、1つは、インバウンドプロモーション事業と現地の調査事業というふうなことでございまして、台湾で開催されます旅行展への出展、みちのくおとぎ街道の観光を発信していくというふうな部分と、現地旅行業者及びメディアへの情報提供、マーケット情報の収集というふうなことで、昨年度から実施しておりますけれども、引き続き継続的なセールスを行っていくというふうなことで、380万ほどの予算でございます。
  そのほか、インバウンド受け入れ環境整備事業というふうなことでございまして、これについては、訪日外国人旅行者の移動、買い物を円滑にするためのツール作成あるいは接遇セミナーの開催というふうなことで、70万ほどの予算でございます。
  あと、インバウンドツアー事業というふうなことで、現地の旅行社あるいはインフルエンサーの招聘というふうなことで、実際こちらのほうに来ていただきまして、私どものほうの情報発信あるいは旅行商品の造成につなげていくというふうなことで、これについて約300万ほどの、3つの構成立てで進めるものでございます。
  以上です。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  おおよそわかったんですが、私インバウンドというのは主に台湾とか中国とか、そういうふうなお客さんが多いのかなというふうに思うんですけれども、一番最初にインバウンドの外国人のお客さんがどのような形で南陽市に来られるのか。例えばJRなのか、大型バスなのか、あるいは空港経由で来るのか、その辺の把握はどのように思っていらっしゃるでしょうか。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  主にこのみちのくおとぎ街道のターゲットについては、台湾を想定しておりまして、大体6割か7割以上が個人客、それ以外は団体客というふうなことで調査しておりまして、団体客につきましては、仙台空港からいわゆる大型バスで周遊するというふうなパターン、個人旅行客の部分については、いわゆる2次交通が必要になってきますので、仙台空港からいわゆるタクシー業者との契約などを行いながら回っていただくというふうなことで想定しております。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  まず、仙台圏から来るというふうに私は思います。そうすると、いわゆるおとぎ街道というのはルート113、国道113号です。そこの道を通ってきてもらうということになるわけですね。
  一方で、いわゆる東北自動車道が開通を、例えば今年、今年度中に開通になれば、福島、米沢間が20分で来ると。
  したがって、仙台から福島を越えて南陽に入ってきたほうが近くなる、時間的には。そのような状態になるのかなと私は思っています。
  ただ、ルート113のおとぎ街道ですから、当然そこを通過、往来してもらって、そこについてのいわゆるおとぎ話といったものを情報提供していくというようなことなんでしょうけれども、そこについて、例えば現地、今、台湾というようなことでしたけれども、台湾語でしっかりとそこについてみちのくのおとぎ街道についての説明、そういったことがしっかりできるのかどうか、お伺いをしたいと思います。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  例えば仙台空港からタクシーと契約いたしまして、タクシーで例えば白石のキツネ村を回って、七ヶ宿、南陽というふうな場合ですけれども、何かあったときにいわゆるこちらのほうで台湾の人と話ができる方を1名ないし2名いわゆるストックというか配置いたしまして、何かあった場合はその方と緊急に連絡をとっていただくというふうな形で対応をしていきたいというふうなことで考えております。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  まあ、それはわかりました。
  私、いわゆる例えばプロモーションビデオのような、例えば、今ですとタクシーに乗ります、それから大型バスに乗ります、そうしたときに、例えばDVDみたいな形でぽんと入れて、それで例えばキツネ村とか、こっちで言うと3羽のうさぎであるとか、白竜の話であるとか、そういうふうなものが出てくるようなプロモーションビデオというのはつくらないんでしょうか。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  恐らくというか、ちょっとまだこれから実施の段階でございますので、現段階ではそのようなビデオはなかったというふうに記憶しています。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  なかなかやっぱり1台1台のバスあるいはタクシーにそういったもの、プロモーションビデオ的なものがないと、バスガイド、それからタクシーのドライバーに関してもなかなか大変なのかなというふうに私は思うんですね。そこの要するに移動する時間が1時間半ぐらいありますので、その中でやはりしっかりとビデオを活用していくというのが、私はいい方法かなというふうに思います。
  したがって、そこについて、市長もいろいろと白石市等に行って話をしているとは思うんですが、その辺については話はなかったんでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  先般、4月でしたっけ、5月でしたっけ、5月だったかと思いますけれども、このみちのくおとぎ街道促進協議会、観光促進協議会の総会がございまして、今年度の事業について話し合って、決定させていただいたところでありますけれども、その中においては、そういった話についてはまだございませんでした。
  今年とあと去年と事務局を担っておられるのが高畠町ということで、高畠町において主要な事業を企画して、立案して、実施されるということで、2市2町で構成しておりますけれども、できる限りみんなで一致協力してやっていこうという話し合いがなされたところでございます。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  まだ不確定なところもあるというふうなことですので、ぜひいろんな意味でプロモーションビデオというものをつくっていくと、このおとぎ街道だけでなくて、南陽市のPRになると思いますので、そこは市長としてどのようにそういったことで向かっていくという姿勢があるかどうか、そこだけお願いします。
○委員長  市長。
○市長  委員から提案いただきましたので、私それをこのおとぎ街道の協議会の中で、私といいますか、事務局の商工観光課といいますか、からお話をさせていただきたいというふうに思いました。
○委員長  その他、質疑ございませんか。
  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  それでは、29ページの保健体育の関係で、さわやかマラソン大会補助金についてです。
  45万4,000円という金額が上程になっております。これはいろんな補助金、これ実はさわやかワインが抜けているのかなというふうに思っているんですけれども、市長の心入りでワインマラソンとわざわざつけたというふうなことですから、そこについてのことなのか、まず、お伺いしたいと思います。
○委員長  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  申しわけございませんでした。さわやかワインマラソン大会の補助金でございます。
  御質問の意図が、私なりに、何でここで補助金が出たかというようなことだろうと、当初予算にもありながら、何でここで出たかというふうなことかというふうに解釈したわけなんですが、実は当初予算の段階では、まださわやかマラソンという、そういう段階での当初予算の査定というふうなことで、今年の2月から3月にかけて予算編成が終わった後にいわゆる名称の変更というふうなことが出てきまして、それに伴って、例えばスタート地点の横断幕であるとか、いわゆるさわやかワインというものを挿入した、そういった必要物品、こういったものが必要になってきましたので、このたびの補正にかけさせていただいたということでございます。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  ワインというのが抜けていたというのは、これは単純なミスだというふうに思いますが、ここまあ大事なところですので、ここはやっぱりワインマラソンというふうなことで、ワインについてハーフマラソン者に配っていくとかいろいろありますね。そういったところを大事にしてもらいたいなというふうに思います。
  市長にお尋ねしたいのは1点です。いわゆる市民を挙げてのにぎわい創造だというふうなことでの位置づけをしているというふうなことですので、その方策についてどのように具体的にお持ちなのか、お伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  具体的な内容につきましては、さまざま今実行委員会の中で話し合いが行われておりますけれども、ワインにちなんで、ワインもそうですし、それからノンアルコールワインといいますかブドウジュースといいますか、そういったものもそうですし、ワインにまつわる原料であるブドウとか、さまざまな関連するものを用いて、参加者の皆さん、そして応援する皆さん、皆さんが喜んでいただけるものにというふうに企画がなされていると思いますけれども、詳細について必要でございましたら、社会教育課長のほうから答弁をいたさせます。
○委員長  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  それでは、補足というようなことでお答えをしたいというふうに思います。
  今市長からありましたほかに、にぎわいづくりということで、今年どの規模になるかは別にしまして観光物産展、こういったものを会場内に設置をしたいというふうに考えてございます。
  あと、これはにぎわいづくりの大きな目玉としてスポーツ観光の一環としまして、参加料つきの赤湯温泉の宿泊パック、低料金で御利用いただけるものでございますが、これを設定、このたび限定の人数ではございますが、初めてそれに取り組んでいるというふうなところもございます。
  そのようなことでございます。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  さわやかワインマラソンということで、初めて実施されるわけです。50周年記念にも重なったということですね。盛大にやるというふうな考え方だと思います。体育協会も含めて、主催、所管としては当然取り組むわけですが、やはり市民を挙げてというふうなことになってくると、例えば沿道で応援してもらうとか、そういったことがやっぱりランナーの非常に励みになるというふうなこと、一番の励みだというようなことがありますので、そこについての対策についてはどうでしょうか。
○委員長  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  市民の皆さんのいわゆる参加というふうなことで、まず1つ、地区町会連絡協議会の方に、このたび副実行委員長と実行委員というふうなことで入っていただいて、会議等にも参加いただいて、特にコースに関連する地区を中心にPRに努めているところでございますし、また、これからも各町内にそういったチラシ啓発をして、沿道で応援の体制をつくっていきたいというふうに思います。
  また、各公民館に配置されています体育推進員、そういった方々からも御協力いただいていきたいというふうに思っていますし、あと、中学生、高校生のボランティアを募って、会場内あるいは必要な箇所でそういった応援体制をつくっていきたいというふうに考えてございます。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。きめ細かな、いわゆるオール南陽ですね、言わば、そのような形で、ぜひ成功に向けて頑張っていただきたいと思いますし、私自身もそれに対して協力していきたいというふうに思います。
○委員長  その他、質疑ございませんか。
  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  すみません、21ページの保健衛生総務管理費の医療施設の業務委託料についてお伺いをしたいと思います。
  まず、510万円というふうな業務委託料ですが、これまず人工透析の専門病院のところだというふうなことですが、平米数にしてどのぐらいになるのか。
  それから、あそこの土地、あそこら付近の土地は、いわゆる遺跡が出るというふうなところもございますので、その遺跡に関しての調査というのはどうなのか、お伺いしたいと思います。
○委員長  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。
  平米数についてでございますが、建物の面積としまして約1,000平米強を予定してございます。ただいまの建物の面積につきましては、1階部分の面積ということで予定してございます。
  遺跡調査につきましては、その敷地の建物の部分が中心になるものと想定されますが、おおむねその設計等々で決まってきましたら、そこを中心にスケジュール等々の関係で9月以降の実施を予定しております。
  以上であります。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  そうすると、いろいろとこの場所の問題でさまざま地域の方々といろいろ相談とかあったと思うんですが、この平米数というのは建物の平米数でしたけれども、いわゆる土地の平米というんですか、場所については、あそこのいわゆる消防署の北側というふうなことでよろしいんでしょうか。
○委員長  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  それでは、お答え申し上げます。
  場所につきましては、消防署並びに沖郷公民館、防災センターあるわけでございますが、その北側の市有地を予定してございます。
  平米数については、現在協議中ということで、まだはっきりした面積は決まっておりません。
  以上です。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  この地質調査業務委託料の510万円というのは、当然そうすると建物だけのものなんですか。いわゆる平米数決まってないものに金額というのはなかなか出ないと思うんですけれども、そこはどうなんでしょうか。
  それから、もう一つ、今先ほどの遺跡調査は9月の補正予算だというようなことでしたが、それで、もう一度、いいんでしょうか。
○委員長  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  それでは、お答え申し上げます。
  地質調査につきましては、ボーリング調査になるわけでございますが、建物を建てるに当たり今回の補正予算では4本を掘ると、4カ所を掘るということですね、予定してございます。
  あと、遺跡調査につきましては、社会教育課のほうで実施予定でありますが、こちらについては補正が必要であるか等々、9月までに検討していただくことになると思います。
  以上でございます。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  先ほどスケジュールの関係でというふうなのがありました。そうすると、いわゆる平成30年度にいわゆる建物を建てて、平成31年4月開院というふうな、もう大ざっぱにそのようなスケジュールなのか、お伺いします。
○委員長  大沼副市長。
○副市長  おっしゃるとおり、こちらでお願いしているのは平成31年4月というふうなことなんですが、それは病院との関係がありますので、そこをちょっと調整させていただいて、もしかすると少しずれるかもしれないんですが、患者さんに御迷惑がかからないように、その辺はやりたいと思っています。
  以上です。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  私は、そのいわゆる人工透析患者が本当にないと困る施設ですので、それについては、大変いろんな形で努力していただいたこと対しては評価を申し上げたいというふうに思います。
  ただ、やっぱりあそこの場所について、消防署も入ってきている、公民館、いわゆる防災施設もあるというふうなところで、なかなか人の出入りの関係、動線の関係とか、それから、例えば雪が降った場合の除雪がどういうふうに、消防署も含めてどういうふうになるのかとか、ちょっと研究する課題もあるのかなというふうに思います。
  ついては、これからこの業務委託料の調査のボーリング調査でどのぐらいのものに耐えられるか、建物が耐えられるかというような調査だと思いますが、その辺もぜひ検討の対象に加えていただきたいものだと思いますが、いかがでしょうか。
○委員長  大沼副市長。
○副市長  基本的には除雪も、1次除雪は私どものほうでするというふうなことで考えておりますので、委員おっしゃるとおり、事業者というか、診療所の事業者のほうと調整させていただいて、不都合のないようにしたいと思っています。
  以上です。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  よろしくお願いしたいと思います。
  それで、ただ、今話したとおり、消防署が出る、それから沖郷公民館、いわゆる防災センターがある、今度病院ができるというふうになってくると、いろんな意味で、例えば防災センターの駐車場の除雪とか、そういうのも全部ひっくるまってくると思うんですね。そこら辺についても含めて、どうぞ検討をよろしくお願いします。
○委員長  要望ですね。
  その他、質疑ございませんか。
  高橋委員。
○高橋一郎委員  17ページお願いします。
  委員長、今まとめてというふうな話がありましたけれども、最初、予算特別委員長は何ページを指定してくださいというような話でした。したがって、私はページごとにしゃべっているんですが、どのような形でよろしいんですか。いいですか。
○委員長  はい、どうぞ。
○高橋一郎委員  じゃ、お願いします。
  17ページの財産管理の市有財産のことです。
  まず、1つは、不動産鑑定委託料について90万円、それから解体委託費は350万というふうな形になっていますけれども、あともう一つ、境界確定測量ですね、それが190万円。ちょっと私わからないのは、まず、この境界確定測量委託料について、どこの境界なのかということと、委託料、不動産鑑定委託料がなぜ必要なのか、この2点お伺いしたいと思います。
○委員長  財政課長。
○財政課長  ただいまの高橋一郎委員の御質問にお答えいたします。
  最初に、市有財産の境界確定の測量委託料でございますが、旧市民会館の跡地と、あと囲んでおります道路敷ございますが、それらを合わせて測量して、敷地を確定するというものでございます。
○委員長  大沼副市長。
○副市長  なぜ不動産鑑定の評価委託料が必要なのかということなんですが、一般質問でもお答えしましたが、処分もあり得るので、今回評価したいというふうなことです。
  以上です。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  まず、その境界確定測量の委託についてですけれども、これはそうすると今まではっきりしていなかったということなんでしょうか。
○委員長  財政課長。
○財政課長  敷地の境界につきましては、官民との間での確定した合意といいますか、そういったものを今までまとまってとっているものはないというようなことで、今回改めて測量して、正確なもので残すということでございます。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  そうすると、東西南北ぐるっと境界がはっきりわからないということですか。どこの部分がはっきりわからないということなんでしょうか、全部含めてなんでしょうか。
○委員長  財政課長。
○財政課長  このたび官民境界を確定させて、それを図面に落として、皆さんから承諾をいただくというような作業でございます。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  私が聞きたいのは、要するに境界確定していなかったからするということですね。ということだとすれば、なぜだったのかと言ってもしようがないですし、わかりました。
  あともう一つ、先ほど副市長が答弁、処分もあり得るというふうなことの話がありました。私はここの土地というのは、一般質問でも申し上げましたが、市長が言われる、今度市長にちょっとお伺いしますが、いわゆる産業のまちづくり、健康のまちづくり、それから教育のまちづくりというふうな3本柱を掲げて政策の施政方針に立てていますね。その中で、それを全部ひっくるめたような要するに場所じゃないのかなというふうに私は思っています。
  したがって、非常にシンボリックな大事な場所だというふうに思いますし、それが今の副市長ですと処分もあり得ると、つまり市の財産として市の例えば建物を建てるということであれば、全然そんな不動産鑑定出す必要はないわけですね。それもあり得るということだとすると、これはやはり最初からそういうふうなプランがあるとすれば、正々堂々とそれを訴えていただいてやってもらいたいというふうに思うんですが、その辺についてはどうでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  市民会館跡地につきましては、これというふうに決まったプランというのはまだございません。
  しかしながら、あそこの場所を最大限有効活用する方策を探るためには、不動産鑑定もそうですし、解体工事費もそうだということで、必要な資料をそろえるということを主眼として今回の予算を提案させていただいたものでございます。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  必要なものをそろえるというふうなことは、当然売却もあり得るというふうにしか私聞こえませんので。要するに市長の考え方というのは、政策の一環として要するに温泉のまちづくりというふうなものについて考えた場合には、やはり処分ということであれば、何かいいものがあれば売りますよというふうなことですから、その何かいいものがあるというふうなことについては今現在は白紙で、何かあったらば、ああいいなというふうな形で売るというふうなことでしょうか、再度お伺いします。
○委員長  市長。
○市長  あそこについては、今現在市が所有者になっておりますけれども、あそこ現在市が所有者であるということで、必ず市があそこに建物を建てて活用するというふうに決めてかかっている状態ではないということでございます。市が活用する、あるいは民間が活用する、さまざま方策はあるかなというふうに思っておりまして、それを今後あらゆる可能性を含めて考えていきたいというところでございます。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  私は一般質問の中で、温泉施設というのがいいんじゃないかというふうに話をしました。そこについては、きょう今議論はしませんけれども、その今市長がお考えの話とすれば、あそこの要するに土地は寄附行為で多分なったと思うんですが、その成り立ちというんですかね、当然あそこ区画整理をしたときに、いろんな形で共同減歩をしたり寄附をして集まった土地だと思います。その辺の思い、それから赤湯温泉のまちづくりといったものを考えているのかどうか、市長の当然お膝元ですので、どのように考えているか、非常にこれ大事な話だと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長  大沼副市長。
○副市長  あの土地は、昭和42年、区画整理が実施されまして、いわゆる換地処分の保留地として赤湯第一土地区画整理組合が所有していたのを、赤湯町に売買、寄附ではなくてあくまでも売買でしたものですので、その処分については市のほうが受け継ぐことになりますので、そのように考えております。
  以上です。
○委員長  高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  失礼しました。売買というふうなことですが、周り、やはりあそこの土地についての活用は、非常に市民の注目する場所だと思いますし、これから南陽市の行き方について、あり方について、非常に大事な様相を呈するものだというふうに思います。
  したがって、私は今この不動産鑑定委託料というのは、処分もあり得るということであれば、私は反対をしたいというふうに思います。ただ、何せ解体工事設計委託料、これは当然必要なことだというふうに思いますし、確定測量なんかも必要だというふうに思います。ただ、不動産鑑定だけは反対しますということで、表明をさせていただきます。
○委員長  そのほか質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望ないようでございますので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第31号 平成29年度南陽市一般会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第31号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で、本委員会に付託されました補正予算1件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

───────────────────

閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  皆さん、御起立ください。
  どうも御苦労さまでした。
午後 1時48分  閉  会

       予算特別委員長 殿 岡 和 郎