平成29年9月14日(木)午前10時00分開会

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殿岡  和郎  委員長       舩山  利美  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(16名)
 1番 山口   裕昭  委員        2番 島津   善衞門  委員
 3番 高橋  一郎  委員        4番 舩山  利美  委員
 5番 山口  正雄  委員        6番 白鳥  雅巳  委員
 7番 片平  志朗  委員        8番 梅川  信治  委員
  9番 川合    猛   委員       10番 髙橋   弘  委員
11番 板垣  致江子  委員   12番 髙橋   篤  委員
14番 遠藤  榮吉  委員       15番 佐藤   明   委員
16番 伊藤  俊美  委員       17番 殿岡  和郎  委員
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
嵐田 淳一 総務課長            髙梨 敏彦 みらい戦略課長課長
吉田 正幸 財政課長            相澤 和吉 税務課長
西牧 修二 総合防災課長          神棒 久志 市民課長
菊地   清 福祉課長            板垣 幸広 すこやか子育て課長
佐藤   浩 農林課長            山口 広昭 地域産業振興主幹
粟野   清 商工観光課長         漆山 清美 建設課長
渡部 時裕 上下水道課長         土屋 雄治 会計管理者
猪野  忠 教育長              穀野 敏彦 管理課長
佐藤 政彦 学校教育課長         佐藤 賢一 社会教育課長
江口 和浩 選挙管理委員会事務局長 大室   拓 監査委員事務局長 
小関 宏司 農業委員会事務局長
                
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事務局職員出席者
尾形 真人 事務局長               田中   聡 局長補佐
髙橋 京子 庶務係長      小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 議第37号 平成29年度南陽市一般会計補正予算
      (第2号)
 議第38号 平成29年度南陽市国民健康保険特別
      会計補正予算(第1号)
 議第39号 平成29年度南陽市財産区特別会計補
      正予算(第1号)
 議第40号 平成29年度南陽市介護保険特別会計
      補正予算(第1号)
 議第41号 平成29年度南陽市後期高齢者医療特
      別会計補正予算(第1号)
 議第42号 平成29年度南陽市水道事業会計補正
      予算(第1号)
 議第43号 平成29年度南陽市下水道事業会計補
      正予算(第1号)

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開      会
○委員長(殿岡和郎委員)  御起立願います。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は16名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成29年度補正予算7件であります。

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議第37号 平成29年度南陽市一般会計補
      正予算(第2号)
○委員長  初めに、議第37号 平成29年度南陽市一般会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  吉田正幸財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成29年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第37号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  市長。
○市長  おはようございます。
  私から、今回の補正予算に係る事業の内容の補足説明をさせていただきます。この機会をいただきまして、委員長には感謝申し上げます。
  さて、その事業でありますけれども、ホストタウンの推進事業費、補正予算についてでございます。
  まず、簡単にホストタウンの申請の経過、皆さんも御承知のことでありますけれども、申し上げます。
  2020年の東京オリンピック・パラリンピックでのバルバドスを相手国とするホストタウンの取り組みにつきまして、まず、そのきっかけでございますけれども、5月19日の議員全員協議会で議員の皆様に御説明いたしておりますけれども、在バルバドス一等書記官、この方は山形県の村山市出身でございます。その書記官の方から南陽市の市民の方へ宛てられた、白鷹山の上杉鷹山の伝国の辞に関する1通の手紙をいただいたことからスタートいたしたものでございます。
  本市といたしましては、この市民の有志の方の地道な取り組みをもとにした貴重な御縁を、本市にとっても地域活性の千載一遇のチャンスと捉え、まずはホストタウンとしての取り組みをし、そして、将来の国際交流を目指して国の認定を受けるべく、登録申請をさせていただきました。
  その後、7月7日に内閣府から第4次ホストタウンの登録認定を受けまして、改めて市としましての決意と、それからホストタウンの役割について、7月21日の全員協議会の場で御報告をさせていただいたところでございます。
  次に、ホストタウンの推進に向けて申し上げます。
  本市がホストタウンの取り組みを進める上で重要なことは、南陽市を訪れる外国の方や選手の皆さんに喜んでいただくことはもちろんですが、一方で、この取り組みを通しまして、私たち市民の心と形に残るもの、いわゆるレガシーでございますが、それをしっかりとつくっていくことが大切なことと認識をしております。
  8月9日の小・中学生議会の折にも、小・中学生議員からの一般質問にもお答えをしましたけれども、このたびのバルバドスとのホストタウン登録認定は、市民の皆さんの国際理解と、将来の国際的な人材育成を加速させるものであると認識をしております。
  例えば、具体的な取り組みといたしまして、現時点で想定されることを申し上げますれば、第1に、スポーツを通した健康増進が挙げられます。
  ホストタウン事業を通じた2020オリパラへの一層の関心や機運を市民のスポーツ実施につなげ、大会後のスポーツ実施の継続を図ることは、市民の健康増進に大きく寄与するものでございます。そのためにも、スポーツ実施率と体力向上を図るための、青少年のみならず幅広い層の積極的なスポーツの参加と継続を促す施策として有効と捉えております。
  幸いにも、バルバドス国の選手のオリンピック参加種目は、前回までの大会を見ますと、陸上、柔道、テニスなどでありますが、例えばスポーツ教室の指導や市内スポーツ大会へのゲスト参加など、国内を含めたオリンピアンとのスポーツを通じた取り組みの効果に大きな期待を寄せているところでございます。
  第2に、事前キャンプ誘致による波及効果がございます。
  2020年の東京大会は、この島国である日本での開催でございます。移動距離等の選手負担を考えますれば、これまでの大会よりも日本国内で事前キャンプを実施する国、地域が断然増えると想定されますが、そこで重要なことは、本市としてのメリット、レガシーをスポーツ交流にプラスしてしっかりつくれることがポイントとなります。
  具体的には観光、物産、教育面でのメリットが考えられますが、本市の相手国でありますバルバドス国に関して申し上げますと、県内で認定を受けているほかの自治体との一番の違いは、ほかの自治体のほとんどが特定種目に限定特化した取り組みであるのに対しまして、本市はバルバドス丸ごと一国を相手とした取り組みであるという点でございます。
  バルバドス国の在京大使館がないために、毎回のやりとりが直接現地日本大使館とのやりとりになるということは、重要な打ち合わせをする場合、双方のどちらかが直接渡航するという必要があるという費用面での若干の負担増は否めませんけれども、一方では、世界的な知名度がない地方の小さな自治体であります我が市が、在外の高官と直接やりとりをすることができ、その都度、都度の直接のやりとりが、相手国現地に対してダイレクトに日本の南陽市という存在を印象づける効果は絶大であると感じております。
  この件に関しまして、早速12月12日に在バルバドス日本大使館で開催されます天皇誕生日レセプションで、南陽市のPRブースの許可をいただいて、設置していただくことになりまして、観光パンフレットや物産品等を送付いたしまして、南陽市の知名度アップにつなげていきたいと考えております。
  また、過去の事例を参考にしますと、平成14年の日韓サッカーワールドカップ開催時におきます参加各国の国内合宿におきまして、当時大人気でありましたベッカム率いるイングランドチームの合宿地よりも、むしろカメルーンを誘致した当時の大分県中津江村、現在は日田市になっておりますが、その取り組みは多くの人々の心と記憶に残るとともに、しっかりしたレガシーがつくられました。このことは、決して強豪国や人気アスリートを抱える国、地域だけではなく、参加経験や事前合宿予定地がない国との交流から成功につなげた好事例でございます。
  本市とバルバドス国の双方が知名度不足という、一般的に見ればマイナスと捉えられかねない要素を、それをチャンスに変えるような取り組みを本市挙げて進めていきたいと願っております。
  第3には、公共スポーツ施設の改修でございます。
  2020年東京大会の事前キャンプに活用する既存のスポーツ施設につきまして、各競技の国際競技連盟基準に適合させるために行う改修事業、これは既存の施設でありまして、新設は対象外でございますが、それにつきまして国の支援を受けることができますので、その支援といいますのは地域活性化事業債、充当率90%、交付税措置率30%という大変有利なものでございます。それを受けて、今後相手国関係者に本市の施設を見ていただきました上で、必要な施設につきましては、ホストタウンの取り組みを契機に、既存スポーツ施設の必要な改修を図ってまいりたいと考えております。
  最後に、2020年大会後の取り組みについて申し上げます。
  本市の未来を見据えましたときに、今回のホストタウンの取り組みを通じまして目指すべき最大のレガシーは人づくりと考えます。特に、次代を担う青少年や若者への影響を考慮した取り組みが必要でございます。そのためにも、教育委員会と連携したオリパラ教育の充実の必要性を感じております。
  2020年大会本番までの一過性の取り組みに終わることはなく、相互に理解を深めた双方の交流の深化、深めることを図ってまいりたいと考えております。
  あわせまして、相手国が英語圏であるということは、市民レベルでの交流を図る上で最大の障壁であります言葉の壁を下げますとともに、教育面では、今後ますます重要性が高まります英語教育への本市推進の大きな一助になるものと考えております。
  渡航には相当の時間と費用を要する相手国との取り組みを息の長いものに育てていくためには、例えば子供たちを現地に派遣するとすれば、人数も費用も限界がございます。過去に本市が青少年インターナショナルセミナーとしまして外国に少数の中学生を派遣した際の反省点としましては、実際に渡航した生徒は大きな効果を得られましたけれども、ほかのほとんどの中学生の波及につきましては、参加者の経験談を通じた伝習だけでは限界があったということでございます。
  そのような過去の取り組みの反省も踏まえながら、このたびのホストタウンの取り組みに関しまして、まずはインバウンドの機会を捉えました、できるだけ大勢の方が恩恵を受けられるような取り組みを大事にしていきたいと考えております。
  このたびのホストタウンの取り組みは、本市のスポーツの振興、教育文化の向上及び共生社会の実現を図るとともに、世界の南陽市を目指すための大きな機会と捉えておりますので、議員各位の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。
  以上でございます。ありがとうございます。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般、14ページから19ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。
  第1款議会費から第6款農林水産業費までの20ページから33ページまでについて質疑ございませんか。
  舩山委員。
○舩山利美委員  それでは、質問させていただきます。
  21ページ、ただいま市長が説明された総務管理費、ホストタウン事業費についてであります。
  ただいま市長から説明をされました。今までの間に説明されなかった。少し遅いのではないか。今ごろ説明されるというのは、この場に及んで説明されるというのはちょっと疑問なところがあります。
  これは7月の全員協議会の中で、オリンピック・パラリンピックのホストタウン登録をしたということで、中南米のバルバドスという話がありました。その後について、我々にはそれについての情報はほとんどありませんでした。突然今回の補正で出てきたわけですが、私はこれについては、790万円もの補正ですから、まだまだいろいろな説明が必要だと思うんです。
  何点か質問させていただきますが、先ほどはいきさつというか、経緯については説明がありました。それはわかりました。このホストタウン推進事業の具体的な事業費の、この21ページの中の具体的な詳細について、例えばバルバドスへ訪問するそうですが、何人で、旅費はどのくらいなのか。それから、この普通旅費というのは、この旅費の項目と違うのかとか、職員手当と、そういうこともろもろありますけれども、その辺を最初にお聞きしたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの舩山委員の質問にお答え申し上げます。
  790万4,000円の内訳の中での件でございますが、まず人数でございますけれども、市長、そして通訳以下総勢6名でございます。
  渡航の費用の部分でございますが、1人約60万円弱という計算に現在のところなってございます。
  あと、もう一点の内訳の中の職員の手当、保険料、嘱託職員賃金、普通旅費というところで別出しにさせていただいておりますが、これにつきましては、現在バルバドス人の職員を嘱託職員として予定をしているところです。その普通旅費の分の頭出しの分は通訳ということで、このたび渡航を予定している中で同行いただきたいという予定の金額です。
  なお、ここに先ほどの職員手当、社会保険料、嘱託職員普通旅費ということで別出しをさせていただいている項目につきましては、ホストタウン認定をした自治体においては国からの特別交付税の措置が受けられると、これが2分の1になりますが、そのところでの分けた形での出し方をさせていただいたという内容になっております。
  以上です。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  ただいま内訳について話をいただきました。
  渡航に関しては、合計しますと350万円ぐらいとなるかと思います。話し合いというか、そういうことで行かれるということでありますが、これ私は逆だと思うんです。向こうから来られて、南陽市の状況や環境を見て、それを持ち帰って検討するというのが一般的ではないかと。それに、最初は事務方同士が話をするというのが通例ではないかと思うんですが、いきなり市長が行かれるということをお聞きしまして、どういう目的でというか、先ほど少しあったんですが、どういうことをされてこられるのかと、5人で行かれて。
  例えば、私は市長が行かれるのであれば、市長と課長ぐらいでいいのかなというふうなイメージがあるんですが、その辺についてちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの渡航の内容と目的ということだと思いますが、まずは、今回バルバドス国とのホストタウンの認定を受けまして、その後に事前キャンプを行っていただくべく、その誘致活動を行うというのが一つございます。あわせて、ホストタウンの認定の中で計画をさせていただきました交流事業に関しての内容について、実務レベルの打ち合わせということで、あちらの国の要人、あわせて組織関係団体の関係者との協議などをしてまいる計画でございます。
  できますれば、その中で、市長とあちらの関係者の中でのホストタウンに関しての基本合意の書面での締結を交わしてまいりたいということで、市長にあちらのほうに渡航いただいて、その国の公式の行事になろうかと思いますので、そういう意味での役割を担っていただくというものも含めさせていただいての計画でございます。
  以上です。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  事前キャンプの誘致活動などもあるということですが、ホストタウンになったらおのずとそういうふうになるのではないかというふうに私は考えるんですが、メリット、先ほどレガシーというふうな心の問題だと思うんですけれども、経済効果というのはどの程度試算されておられるのか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  これもあちらに行ってのお話とあわせて、相手国バルバドス国がこのたびの2020年のオリンピックにどのような種目で出場されるかということにも関係するかとは思いますけれども、前回のリオデジャネイロの例をとりますと、バルバドス国の出場された全種目の選手、またその大会役員、総勢大体30名規模だったそうでございます。その30名規模の方が、少なくても大会時の2020年には、バルバドス国の選手、役員一行という形で本市に宿泊されまして、コンディション等を整えながら大会に臨むということになりましょうから、その中で、その関係者や、またはバルバドス国の報道陣、そして一般観衆となる観客の方も含めて南陽市を来市、宿泊されるのではないかと思っています。その経済効果が見込まれるものと思っております。
  また、事前キャンプの誘致が合意になれば、東京オリパラ大会に向けた合宿、また国際大会出場に向けた合宿等で、選手を初めとする関係者の来市、そして宿泊も増えるものと思っております。
  以上です。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  心の問題はわかったんですが、私さっきから聞いているのは経済効果、どのぐらいを試算しているのか。それから、その30名ほどという、その30名の方が何泊ぐらい、例えばすれば少し出てくるわけだ、計算的には。
  それと、事前キャンプは、これは誘致しないと来ないんですか。だったらホストタウンの意味がないのではないかなと私は思うんですが、そういう誘致活動をするということは、どこかに行くという可能性もあるということですか。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの御質問ですが、必ずしもホストタウンイコール事前キャンプ地ということばかりではないというようなお話があるようでございます。
  例えば、あちらの国の関係者の方が施設等々を実際に見ていただいて、そこが要求しているものにそぐうものかどうかなど、またはあちらの相手国の事情等により、やはり当初に想定したものができなかったとか、そういうケースがあるやに国のほうからお聞きしておりますので、必ずしもホストタウンの認定登録を受けたところがそのままイコール事前キャンプ地として相手国が使用される、活用されるというものではないという認識を持っております。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  質問をしたのは、その事前キャンプを含めて、その総勢30名の方を含めて何泊されて、目に見える経済効果というものを試算されていますかということを聞いているんですが。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  現時点で何泊のこちらのほうに宿泊されて、本大会に向けてコンディションを整えるかというところについては、まだお話の段階には至っておりません。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  経済効果がわからないと。わからないけれども、心の裕福さを求めるというみたいなふうに聞けるんですが、このホストタウン登録から2カ月ほどたっております。2カ月以上ですか。2020年のオリンピック・パラリンピックまで約3年という中で、それまでのタイムスケジュールなども立てておられると思いますけれども、それまでにどの程度の財政負担があると見ておられるのか。
  今回はこういう補正で出てきましたけれども、来年度以降はもう当初予算からなる可能性があるわけですよね。そういう意味では、どの程度のものを見込んでいらっしゃるのかお聞きしたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  そのためにも、今回の補正で計上させていただいております渡航をさせていただいて、話を詰める協議をしてくるということになって計画をしております。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  大まかにもわからないというのは、何か解せないところがあるんですが、やはり大まかにどのぐらいかかりそうだと。今回補正でこのぐらいだから、来年は例えば1人とか2人また行かなければならないとか、再来年はそういうこともあるかもしれないとか、だったら、ぴたっと何円まで出せということは言いませんけれども、大まかなところでの数字というのは出していないんですか。
○委員長  市長。
○市長  これからの大まかなところということでありますけれども、今現在において、例えば先ほどの経済効果でありますとか大まかな事業費を算出することは難しい状況です。
  なぜならば、まだ相手国と接触していないという状況におきまして、例えば何らかの数字を申し上げることは非常に根拠が薄いことになりますので、今後の見込みを詰めていく上でも、直接向こうと協議をする場を設けて、今後の見通しを立てていくということは大変重要でございます。
  経済効果につきましては、例えば多ければこのくらい、少なければこのくらいということはあると思いますけれども、先ほど課長が申し上げましたとおり、事前合宿を我々は効果を高めるために誘致したいというふうに思っております。しかしながら、これは相手のあることでありますので、それはかなわないかもしれない。これは日本のどこのホストタウンでも同じでございます。そういった効果を高め、そして物心両面でレガシーをつくっていくためにも、相手国と顔を合わせてしっかり協議していくことが必要だというふうに考えております。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  どのくらいかかるかわからないと。これからどのくらいかかるかわからないということは、大変不安な、我々としても不安だなというふうに感じます。
  このホストタウンには何か先ほど補助があるというようなことで、私もお聞きしましたので調べてみたんですが、ホストタウンの取り組みに対する特別交付税措置というのがやはりあります。対象経費の一般財源合計額の2分の1というようなことでありますけれども、では2分の1補助があるのかなと思いましたら、ちょっとここにありますのは、一般職員の旅費など行政の内部管理経費は対象外というふうになっております。
  要するに、自治体がこれを口実に行ったり来たりすることは余り必要としていないということだと私は思うんです。一方で、市長は身の丈の市政の中で、常々言われていることに、財政出動は費用対効果をしっかりと精査をして投じなければならないというふうに言われますけれども、その費用対効果については、その辺はどのように考えておられますか。市長にお聞きしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  費用対効果でいいますと、私は、費用対効果はいい事業であるという判断のもとにこのホストタウン事業を推進していこうというふうに指示をして、今進んでいるところでございます。
  委員からは、幾らかかるかわからないというお話ありましたけれども、これが何十億円もかかるということはあり得ないです。大体皆さん考えられた金額というのはあると思いますけれども、その範囲で当然ながらおさまるものでございます。しかも、今回のオリンピック・パラリンピックに向けた国策でありますので、国の支援を受けてさまざまな事業をすることができるということは、本市が単独で今後の発展のためにいろいろな手を打っていく場合は、自分の自前で財源を調達しなければいけませんけれども、そこに国からの支援を受けて海外との交流の芽を育てていくことができるということは、非常に大きな効果があるだろうというふうに思っています。
  今回、総額で790万4,000円の予算でありますけれども、先ほど申し上げました経済の交流であったり、事前合宿であったり、あるいはそれに伴う必要な競技施設の改修であったり、そこに国の交付税措置が受けられる。これは、それを何もしないとすれば費用はゼロ円で済みますけれども、国の支援を受けて、有利な状況で本市が海外にPRすることができるということは、十分に費用対効果を得られるものと考えております。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  何十億円もかからないと。何十億円もかかったら南陽市潰れますよ。やはりそれなりの金額はかかるはずです。それほど南陽市の財政に余裕はあるのかというふうに私は思うんです。
  事業についてはいい事業だと。市長にとってはいい事業だと。では、市民の皆さん、どのように感じるかわかりませんけれども、では、いろいろな話をお聞きする中で、お茶飲み話の中でも、いい事業だということは、私は、私と話をする人だからかもしれませんけれども、というのは聞かないんです。
  オリンピックが終了した後の交流というのは、先ほど市長からも説明がありました。これはホストタウンのホームページから、2020年大会直後からというようなことで、スポーツ文化交流事業の中で、両国生徒間、民間等のスポーツ文化等交流、経済交流の中では関係者の相互往来というようなことが載っております。
  それでは、例えばどちらかの国で年1回のスポーツ交流を行うというとか、中南米といえば行くのにも2日もかかるという国ということですが、そういう現実的に考えて可能なのか。その辺をちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの御質問ですが、22年以降に、私どもとしてはこのような計画、先ほどの委員おっしゃったような計画を概要の交流会計画の中で上げさせていただいておりますが、まずはお話を聞く中で、バルバドス国のほうの高校生レベルの、学生レベルの方々を日本、こちらのほうに交流を考えたいという思いを持っているようであります。
  そういう意味も含めまして、先ほど市長が説明の中で触れられましたが、こちらから向かうということに関しては今後の検討が必要になろうかと思いますが、できれば、まずはそういう交流についてはバルバドス国のほうからお越しをいただいて、そして対象になる、例えば高校生であれば高校、中学生等との交流など、そういうものをしていただいて、次の世代が国際的視野を広める機会になるようなものを計画できればなという思いで現在はいるところであります。
○委員長  舩山委員。
○舩山利美委員  私としてみれば、渡航費用、そういうものを考えれば、頻繁に交流するというのは相当お互いに相当無理があるだろうなというふうには感じます。
  私個人としては、このホストタウンそのものには反対はしないつもりでいるんですけれども、中南米という途方もない遠い一国と、向こうは小さくても国ですから、オリンピックのための予算はあると思います。しかし、日本の小さな一自治体として考えた場合、これからもあるかもしれない相互訪問の莫大な旅費は、市民の理解が得られないと私は思います。
  例えば、東京に来ていただいて話をするとか、極力経費のかからない方法はないのかということ。これに関しては、個別にもっと議論する必要があるのではないかと私は思います。
  私からは以上とします。
○委員長  そのほかありませんか。
  高橋委員。
○高橋一郎委員  同じくこのホストタウンについてお伺いをしたいと思います。
  まず、市長に、このたびハリケーン・イルマがそこら辺大変な被害を受けました。バルバドスはどうだったんでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  大きな被害はなかったと聞いております。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  先ほど市長が説明の中で、ちょっと自画自賛的な話だというふうに私は思っていますけれども、いろいろ私なりにこのバルバドスのことを市民にお伺いしたところ、やはりぴんとこないんです、基本的に。
  市長として、先ほど話がありましたけれども、何かいろいろ教育の方とか一般市民の方とか話されて、その感触というのはどうだったでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  やはり委員と同じく、ぴんとこないという感触が多いのではないかなというふうに思います。
  私も今回のホストタウンをするに当たって、それまで大変不勉強ながら存じなかった国でありまして、そういった意味では市民の皆さんと同じような感覚を持っている部分もございます。そこは今後、向こうと協議をして、今後の交流を深める中で、いかに市民の皆さんの機運を高めて、関心を醸成して、中津江村のカメルーンのように盛り上がっていくかというのは、今後の我々の取り組みいかんかなというふうに思っているところでございます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  今はいわゆる日本大使館の方と通じていろいろ連絡調整をしているようですが、いわゆるホットラインですね、基本的に。例えば今ハリケーンどうだったとか、あるいは今度は台風どうだったのか、向こうからすれば南陽市、台風どうなのかとか、そういうふうなことがあると思うんです。
  したがって、例えばメールアドレスとかスカイプでもいいんでしょうけれども、ツイッターでもいいでしょうけれども、そういうふうな事前の策というんですか、行くまでの間にそういったことを私ぜひ必要だと思うんですが、いかがですか。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの委員の御指摘のとおりだと思います。ただし、あちらとの時差が、大体13時間ほどの時差があるということで、電話等のやりとりというのはなかなかやはり夜中となるので、メールのやりとりでというのが主になって、現在も大使館等のやりとりはメールのやりとりで情報をやりとりさせていただいているというのが状況でございます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  まず、このバルバドスに決めたいというふうに市長が思ったいきさつ、先ほど伝国の辞の話がありました。私も伝国の辞からこのバルバドスというのがどうもはっきりわからないんですが、いわゆる今回は第4次の中での決定だったというふうにお伺いしています。これは市長、ホストタウンを迎えたいというふうなことは最初から、当初からあったんでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  国を挙げて2020の東京オリパラに向けて準備を進める中で、さまざまな自治体がホストタウンに登録されていっている状況にございました。そういったことから、できればホストタウンやりたいという思いは当然ございました。しかしながら、具体的な他国とのつながりがどこにあるのかといったことが課題でございました。
  それについて、南陽市民の方にバルバドスの大使館の書記官の方から手紙をいただいて、バルバドスでも日本における合宿地を探しているという情報をいただきました。では、さまざまな情報をお伺いした上で、こちらからお声をかけてはどうかということで声をかけさせていただき、現在に至っているという状況でございます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  具体的なものはなかったというようなことですけれども、私は、このリオデジャネイロのオリンピックのときには、主にやはり陸上選手が多いようですね。ただ、スカイスポーツの種目でちょっとエントリーするようなことは考えられるんでしょうか。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  私も細かいところ、存じ上げている範囲が狭いのでございますが、スカイスポーツに関しては東京オリンピックまではなく、それ以降の中での大会の中での追加されるような競技であるやにお聞きはしておりますが、その辺についての確定されているのか、今どんな状況にあるのかはちょっと何とも申し上げられませんが、その辺も含めまして、不確定なところがあるというのが今の状況だろうと思っております。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  そうですね、2020年はスカイスポーツは当然種目になっていませんけれども、2020年以降も市長は交流を続けたいというふうなことですよね。ということであれば、やはり私はスカイスポーツのナショナルトレセン化というようなことを常々申し上げています。そういうようなものと例えば抱き合わせるとか、そういうようなものだったら一番いいなというふうに私は思っていたんです。だから、そういった意味で、バルバドスというのはちょっと意外だったなというふうに私は思います。
  ただ、もう決まったことなんですね、これ。国とは決まったこと。したがって、その決まったことをないがしろにすることはできないというようなことは事実だと思います。ではどうしていくかというふうなことにしかならないと思うんですが、それについては、やはりもっと議論をするべきじゃないかなというふうに私は思っているんです。
  例えば、もっともっと状況を向こうから事前に、向こうに行かないとわからないということではなくて、もっと引っ張り出してやっていく必要があるのではないかというふうに思います。ということは、例えば最初に、いわゆる通訳の方を通していろいろ折衝していくというふうな中で、ある程度の見え方が出てきた段階で予算を計上してやっていくのはどうなのかと。
  11月4日から行くというようなことになっているんですが、そこは本当に決まっているのかどうか。私は、これは本当に大事なことですので、今後とも大事なことですので、決まったことをどういうふうにしていくか、それがより南陽市にとって、南陽市民にとってより効果の高いものに持っていくためにはどうするかということを考えた場合に、私はこの一般補正予算の中で抱き込んでの話ではなくて、一旦外して、そして新たに、臨時議会でもいいんですけれども、何かする必要があるんじゃないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  日程でございますが、直近でいただいている中での11月4日からの10日間ということでありますが、ほぼ在バルバドスの日本大使館の大使の方が動いていただいて、国の要人、そしてこちらでいえばオリンピック委員会というんですか、協会というんですか、JOCのようなところの組織の役の方との日程調整を詰められているということで、この日程の中での対応というのがほぼ確定に近いものと捉えて、情報としては持ってありましたので、捉えております。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  その日程は決まっているということですが、どうなんでしょう。そこらも含めて私は議論する必要もあるのかなというふうに思っているんですが、先ほど言ったとおり、これは国と市が決めたことだとすれば、これは変えられないというふうな認識でいくとすれば、方法どうするかというようなこと、予算も含めてというようなことだけだと思います。
  その点については市長、どうですか。
○委員長  市長。
○市長  ホストタウンの認定を受けて、そして現在補正予算を御提案申し上げるに至ったまでの間、議会の皆さんにもっと説明があったほうがよかったのではないかという御意見につきましては、真摯に受けとめさせていただき、今後、改善に努めてまいりたいというふうに思っているところでございます。
  このたびにつきましては、向こうの在バルバドス日本大使館、あるいは政府関係者、あるいはオリンピック関係者と日程を、先ほど課長が申し上げたとおり協議させていただいて、すり合わせをする中で、なかなかタイトなスケジュールでございますけれども、これを成功に向けて、お互いに関係者が頑張ろうという状況でございます。
  ということをぜひ御理解を賜りまして、今回の9月の定例会におきまして、この予算を議決いただきたいと思っているところでございます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  まず、何回も申し上げますが、何のために、誰のためにというふうなことがやはり一番大事なことだというふうに思います。市長は全部市民のためだと言いましたけれども、市民の受け方がかなり差があると。当然最初ですからそうなんだと思うんですが、そこを、例えば友好都市関係で結んでいるところもあります。友好都市では全くない。その伝国の杜のラブレターだけだというふうなことですよね。そこはちょっとかなり希薄じゃないかなというふうに思っているんです。
  だから、何か無理くり何か、例えばの話ですよ、わからないですけれども、例えばオリンピック委員会の中から、これちょっとバルバドスちょっとお願いだみたいな形で要請があったのかないのか、その辺はどうなんですか。
○委員長  市長。
○市長  そういった要請は全くございませんでした。南陽市でこういった機会を探している中で、このつながりを耳にしまして、現在に至っているところでございます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  台湾との交流、今回いろいろあったわけです。トップセールスも行った、こちらにも来たという、例えばそういうふうな中でつながりがなかったということは、台湾とかというようなところは、何かその中の種目をこちらに持ってくるとか、そういった発想はなかったんでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  委員も御存じのことと思いますけれども、台湾、あるいは日本と近しい、一般的に近しいという認識がある国については、非常に競争率が高いのが現状でございます。そういったことを考えますと、相当無理くりなさまざまな協議であったり渡航であったりを重ねて、近いところとやるというのはハードルが高いというふうに想定されます。
  そういった中では、今回のバルバドスの書記官の方との御縁は、大変こちらにとってもいい契機であるというふうに認識をしているところでございます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  市長にしては、今までどうしても身の丈、身の丈というふうに言われていたので、随分ののめり込みがあるなというふうに私は思っているんです、この件に関しては。
  いわゆる一般財源で出す部分が多いわけです。2分の1の対象補助はあるとはいうものの、今回は790万円の予算ですが、ざっと580万円はいわゆる市の市税でいくというふうなことです。
  そういうふうなことを考えて、やはり市民の感覚としては、いや、それだったらもうちょっとこちらのほうをやってもらいたいなとか、体育協会であれば、あそこのことをやってもらいたいなとかいろいろあると思うんです。そういうふうなやはり市民の考えというのは、身近なところでしか見えませんので、バルバドスのことよりも身近なことというふうな考えになってしまうんですよね。
  だから、そういうふうなことを市長は決めたわけですよね、まず。決めたわけですから当然責任があります。そこについてどのような、これからいきさつがあるかちょっとわからないですけれども、例えばバルバドスに行って、どうも向こうのバルバドスの考え方違うなとか、例えばこちらと合わないなというふうな場合は、そういった場合は決断を下すというか、そういう場面もあるのかなというふうに思うんですが、どうなんでしょうか。
  向こうの、当然施設を新築するというのはだめですよね、改築ですから。改築だけれども、それはちょっと予算的に無理だとか、そういうさまざまなことが出てくると思うんです。それだったらば、何か南陽市と違うななどと向こうから言われたような場合があるかもしれません。そういう場合はどういうふうになりますか。
○委員長  市長。
○市長  今委員おっしゃった可能性はもちろんございます。そのためにも、我々で今回行って南陽市の状況を説明するとともに、実際向こうの関係者を招聘しまして、南陽市を、施設を見てくださいということで、見ていただかなければならないなと思っています。その中で、向こうの希望する施設であったり環境であったりが南陽市とは合わないということも、これはないことではございません。
  そこは、まさしくこれからの協議でございまして、先ほど身の丈というところにちょっとそぐわないなという御指摘がございましたけれども、当然ながらそこは協議の中で、しっかりと状況を把握しつつ、市民の皆さんの税金を一円たりとも無駄にしない、そういった考えのもとで、しかしながら南陽市の発展の可能性を最少の経費で最大の効果を得られるように見据えて、さまざまなこれからの取り組みを行っていくというつもりでございます。
○委員長  ただいま質疑中でございますが、暫時休憩といたします。
  再開は11時15分とします。
午前11時01分  休  憩
───────────────────
午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  高橋委員。
○高橋一郎委員  先ほどの続きですけれども、私アスリートの端くれですが、その観点で申し上げたいと思います。
  バルバドスの、例えば選手として参加をする選手の立場になって考えてみた場合、例えば日本の南陽市というところがホストタウンだというようなことでいろいろ調べてくるとは思います。では、例えば陸上選手であれば、では400メートルのしっかりしたトラックがあるのかなと、あるんだろうなというふうに例えば思ってくると思うんです。私がバルバドスのアスリートだったらそう考えます。そのときにあって、本来は、ですからこの施設、南陽市内の施設を先に見て、そしてからの話じゃないのかなと、順序が逆じゃないのかなと私は思うんです。それでないと不安ですよね、向こうだって。どういうふうなものがあるんだ。
  じゃ、例えば隣の市の米沢市、あるいは山形市にそういった施設があるというふうなことでオーケーなのかどうか。その辺もわかりません。そういうふうなことを考えてみた場合にどうも無理があるのではないかと。順序が逆なんじゃないかということです。一点。
  それは、いわゆる内閣府とか何とかの話だと、11月にというようなスケジュールを言われたようですけれども、逆でないかということについてはどうなんでしょうか。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  まず、ただいま御質問されての最初の話は、多分事前キャンプの場所としてそういう施設がというところの話になるのではないかなと思います。
  最初にお話し申し上げましたように、ホストタウンになったということでの基本的な合意をまずしなければいけないということで、あちらのほうに赴き、市長が関係の方と国として代表しての取り決めをすると。その上で、そこの中でお話という中での詰めなければいけないこともお伺いしてというところの協議も入るわけでございますが、最初にお話を頂戴した中でのバルバドスの意向ということを、これも大使館を通してのお話だったわけですが、こちら、南陽市においては、そういう大きなスタジアムなり競技場なり、そういうものはございませんということと、あわせて、人口規模にもこのような3万2,000人くらいのお話のあるところなんですけれどもということも含めた上で、そういうところでの話を前提にした中での認定ということになったということを受けますと、それ相応の施設があれば、当然アスリートの方は申し分ないのではないかとは思いますけれども、この与えられた範囲の中での対応というものも既に視野に入った上でのお話等のやりとりを、事前の中ではあるのかなという思いは持ったところでありました。
  これも行って直接お話を聞く、そしてあちらの施設を見る、そういうものを含めて、こちらのほうに関係者が来ていただいて、最終判断をいただいての事前キャンプという流れになろうかと思いますけれども、そのような思いで現在はおるところであります。
  あと、あわせて、これはあくまでもホームページからのデータとあわせて、こちらにある会場等の想定される施設等のものはお送りをさせていただいて、ごらんいただいているものとも思っております。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  あくまでも向こうに行かないとだめだというふうなことの話ですが、ほかの、例えばこちらで受けたホストタウンの受け入れも全部そのような形なんですか。要するに向こうに行くと。受け入れ側のほうが行くというようなことでしょうか。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  全てを把握しているわけではございませんが、やはり最初にはお伺いして、基本的な合意のお話はさせているというようでございます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  私は、今までの舩山委員の質問と今答弁を受けた中で、総合的に考えて、やはりホストタウンの事業補助金というのは今回別にして、いわゆる通訳の方でもっとよく詰めていく必要があるんじゃないかなというふうに思うんです。でいいのではないかというふうに思いますので、その意見を申し上げて質問を終わります。
○委員長  そのほかございますか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  何点か市長にお尋ねしたいんですが、私、今までずっと、1時間ちょっとお聞きしていた。市長もあなた認めたように、非常に、5月、7月にいろいろ全協で説明したと言っているんだけれども、それにしても、やはりもっと議会の皆さんに理解を得るような説明責任というのはあるんじゃないですか、あなた。ところが、聞くところ、私もわからなかったんですが、きょう9時から会派で説明したそうですけれども、10時から会議だから非常に短いわけだ。だから、そういう点で、こういった大事なものについては、もっとわかりやすく事前に説明して理解をいただくということが非常に大事なことだと思うんです。
  そういう点では、これは今回の問題に限らず、いろいろな問題でそういうことが言えるのではないかと私思うんですが、いかがでしょうか。第1点目。
  それから、2つ目ですが、交付税措置があるんだと、こういうお話であります。交付税措置があるからいいんだというふうな受けとめ方があるわけですけれども、これは行ったり来たりするにはいろいろ金がかかるわけですから、そういったことも含めて、これは当然の話であって、お聞きしたいのは、向こうから来て、こちらの施設を見て、最終的に判断をするという話があったんですけれども、これ見て、どうもだめだといった場合は、あとは来ませんよというふうになるかもしれないと、こういうお話でありますが、だからこそ最初に向こうから来て、そしていろいろ調査しながら対応するというのが一般的ではないのかなというふうに思います。
  先ほど課長は、陸上と、それからテニスと柔道と、こういうようなお話をされたわけですが、こういった施設等について、南陽市で既存の施設あるわけですけれども、こういった施設に対していろいろ整備されるのかどうか、その辺、まずお尋ねをしたいというように思います。
○委員長  まず、市長、いろいろな今後の態度について。
  市長。
○市長  第1点目のもっと丁寧に説明すべきではないかという点については、この予算委員会において各委員から御質問をいただいているわけでありますけれども、それを考えましても、質問されたことにつきまして、議会の皆さんと認識をまだ共有できていなかったということについては、真摯に受けとめなければいけない現実だというふうに反省しております。
  そういったことで、今後、この事業に限らず、議会の皆さんにきちんと、市民の皆さんに説明できるような、そういった情報の提供を心がけるとともに、一体となって、両輪となって事業を推進していただけるような運営に努めてまいることを申し上げます。
  それから、2点目について、私からも若干お話しさせていただきます。
  先方から来たほうがいいのではないかということでありましたけれども、今回はホストタウンをするに当たって無理はしないと。できるところがあればやろうというのが基本姿勢でございました。そういった中で、市民の方の交流があるということを耳にしまして、さまざまな向こうの状況とこちらの状況をあわせて考えて、これなら南陽市は受け入れることができる、生かすことができるという判断で、こちらからホストタウンに南陽市は名乗りを上げますというお話をさせていただきました。
  そういった行きがかり上、やはり南陽市からホストタウンとして手を挙げましたので、ぜひ事前合宿にお越しくださいと、そして、そのためのさまざまな基本協定を結びましょうというふうにお声をかけるべきだろうというふうに思っております。
  そのほかの面につきましては、課長から答弁いたさせます。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  私のほうからは、施設の整備に関して。
  これもあちらのほうにお伺いして後に、最終的には、先ほどの答弁と重なりますが、関係の方がおいでになって施設をごらんになって判断されるものと思いますが、その中で、こちらのほうでどの状態までができるのか、その辺も判断しなければいけないということになろうかと思います。
  そのときには、地方財政措置の中でのホストタウンの自治体が適用できます団体として、ホストタウンの登録された団体、そしてあわせて公共施設等の総合管理計画を策定した団体であれば地方財政措置としての、先ほど市長が御説明の中で触れました事業債起債を充当しての対応もできるということになっておりますので、ただし、それをそのまますぐ受けるということではなく、来ていただいて、お話を聞き、中身を見ていただいた上での協議の中での対応ということになろうかと思います。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  1点目の、つまり名乗りを上げてしまったと、市長は。ホストタウンの推進のための、南陽市ではいち早く手を挙げて名乗ってしまったから行かざるを得ないんだと、こういうことでしょう。違うときは違うと言ってください。
  それで、やはりそういうのでなくて、本当の意味で、事前に向こうから来て、やはりいろいろなさっき最終の協議のことを言いましたけれども、こういった施設を見ながら本来対応するというのが、相手国の本当のことでないのかなと私思うんです。
  我々だってスポーツする場合は、どういう場所でするのか、これ非常に大事なことですから、ここだめだなとか、こっちはいいなとかとあるわけですから、事前に調査をして対応するということが大事であって、しかもオリンピックなわけですから、世界中の方々が東京に集中するわけですから、その辺、相手国もちゃんとわかっていると思うんですけれども、名乗りを上げた以上やむを得ないということなわけですから、これは私はいかがなものかなと思うんです。そういう点でどうでしょう。
  それから、さっきの交付税措置の問題ですけれども、競技のことですけれども、さっき言った3つのことを対象にするということなのか、それとも別に種目あるのかどうか、その辺どうでしょう。
○委員長  市長。
○市長  ちょっと、名乗りを上げたのでやむを得ないという言い方になりますと、かなりちょっと語弊がありますので、そこについてはちょっと違う言い方をさせていただきたいと思います。
  今回の2020東京オリンピック・パラリンピックを契機に、南陽市としてもそれを生かして、国際交流であるとか、南陽市のPRであるとか、人材育成であるとか、そういったことができるのであればやったほうがいいと。そして、それは無理のない範囲で、例えばこれがアメリカ、例えばですけれども、アメリカでありますとか大変大きな選手団を抱える、しかもメダルを争う、そういったところでありますと、当方には受け入れ可能な施設はないということになりますけれども、今回の相手国に関しましては、南陽市の状況、こちらからお送りさせていただいた本市における施設の整備状況の資料を見ても、大丈夫だという了解のもとで、今話が進んでいるものでございまして、規模からも、そういった面からも、これならできるということで、こちらで、ホストタウンの制度は国に自治体が手を挙げる制度でございますので、そこについては、特殊な事情がない限りは自治体のほうから、日本の自治体が先に手を挙げるという制度でございます。そういったことで御理解を賜りたいというふうに思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  それでは、競技種目の件でございますけれども、前回のリオのオリンピックのときは陸上、競泳、テニス、トライアスロン、射撃ということでありまして、あわせて直近の情報では、柔道にも力を入れているやにお聞きしておりますが、これもオリンピックの基準をクリアした上で、出場される選手が出た上での本番にはなるわけですが、それに向けての競技という中での合宿とかになれば、その中での強く力を入れる、また可能性の高い種目の合宿が、現実的にはこちらのほうに要請が入るのではないかとは想定しております。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  よく私わかりませんが、今市長が説明した方向で、とにかく市長はしたいと、こういうことなわけですね。市長の政策的な観点でやりたいんだと、こういうことでしょう。それで、みずから足を運んで向こうの要人や関係者と話し合いをして、具体的に進めていくんだと、こういうことなわけでしょう。
  だったら逆の方法もあるわけですよね、本当は。先ほど言ったように、向こうの方々がまず来て施設を見ると。これ写真と実際見たというのは違うわけですから。だからどうなのかなというふうに非常に疑問に思うわけですよ。
  だから、向こうから一旦来てもらって、そしてこちらからまた行くとかというなら話はわかるんですが、これは今まで舩山委員も一郎委員も指摘したように、非常に疑問だと思っているわけですから、その辺の解明がまだまだ不十分ではないのかなと私思うんですが、どうでしょう。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  そもそもホストタウンに関しては、オリパラのときの本大会に向けてのそういう選手団の宿泊、一定程度滞在をして、そして本大会に臨むと、その年の、ということになるんですけれども、それとあわせて、やはり効果を高める上で、またいろいろな意味での交流を深める上で、事前キャンプの合宿地としての誘致を図って、そこが相手国から了となればその施設を利用して、先ほども若干触れましたが、当日に向けての練習なり、または国際大会がある場合の練習地として活用する機会を増やして、その相手国が日本、そして南陽市の中で交流を深めながらも、一つの競技の達成に向けて進めるということを一緒に活用するというような考え方でのホストタウンというのがございます。
  そのところの切り分けが若干難しいところがあって、ホストタウンがイコール事前キャンプ地ということで、イコールになっているところというのは、必ずしもそうではないよという国の考え方もありますし、また、現実的なところで、今の状況でいいますと、県内11余りの自治体でホストタウンの登録認定はいただきましたが、事前キャンプ地として了となって実際に動いたのは、御承知かとは存じますけれども、現状ではブルガリアの村山市がまず1つあるだけのようでございます。
  以上です。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  わかったんだかわからないんだかわかりませんけれども、最後に一点だけお聞きしたいんですが、当局の皆さん、委員の皆さん、どういう理解をしているかわかりませんが、2020年に東京で大会が開かれると。今2017年ね。あと約3年間あるわけです。さっき舩山委員が費用の問題、費用対効果の問題で質問しましたが、私思うんですが、この3年間、もし向こうから来た場合、ずっといると思うんですけれども、この費用等の問題について、先の先まではそんなことはわからないよというみたいな話なんです、あなた方の。試算もしていないと、こういうことでしょう、市長、そうでしょう。
  そうでなくて、せっかくの、やはり最初の段階で、大体おおむねというか、およそというか、こういったことを示して提案するというのが当局の仕事ではないのかなと私は思うんですが、その辺どうでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  全体像についてお示ししていない点についての御指摘でございますけれども、できれば我々としましては、事前合宿にできるだけ多い回数来ていただいて、市内に泊まっていただいて、交流を深めてもらって、泊まってもらって、経済効果も出していただくという願いがございます。
  そうした中で、何回の実際に行ったり来たりが必要であるかといった細かい点について、今非常に不確定でございますので、それを申し上げると、違うのではないかというような話になる危惧もございます。そうしたこともありまして、今現在においては、2020年までの、例えばこのくらいかかるのではないかというものはありませんけれども、向こうと実際に顔を突き合わせて協議をしていったりする中で、そういったものをできるだけ早くお示しするように努めてまいりたいと考えております。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  わからないと、こういうふうな話ですけれども、おおむねというか、大体こうですよ、ああですよと、概略でいいですから説明できるような、若干違うことは大いにあるわけですから、これは。それに対してどうのこうのでなくて、大体このぐらいかかるめどぐらい提案しながら進めていくということが、本来あっていいのかなと私は思うんです。
  ですから、わかりませんとかでなくて、当局というのは、あなたはよく50年先、100年先の話をするわけだ。3年先のことがわからない話ではないと思うんです。ですから、その辺しっかりわきまえて進めるべきではないのかなと。だから、50年先、100年先はまだまだ先の話だから、だから3年後のものもわからないで50年、100年なんて語れるのかなと、私非常にいかがなものかなと思います。どうですか。
○委員長  市長。
○市長  委員のおっしゃる点については、50年先、100年先といつも言っている趣旨と、この3年のところはまた違う話といいますか、そこのところはちょっと同列にしていただくのではなくて、当然ながら将来を見据えたということは必要なんですけれども、また一方で、金額の明示ということに関しましては、しっかりと実際にやはり会って、お示しできる段階になったら、これは即お示しさせていただきます。しかしながら、まだ顔を合わせた状況が一回もないということで、お示しできない点につきましては大変不本意に思っているところです。
  そういった意味も込めまして、話し合いを重ねて、議会の皆さんに我々が出せるものはできるだけ早く出していくと、お示しをさせていただくと、そして認識を共有していくという姿勢でやってまいる所存でございます。
○委員長  ほかにありませんか。
  山口委員。
○山口正雄委員  27ページの3款民生費、1項社会福祉費、4目老人福祉事業費の中のシニアカフェについてお聞きしたいと思いますが、まず、6月に提案させていただきまして、早速具現化していただいたことに対して、まず感謝申し上げたいと思います。ぜひ当初の目的を成功させていただいて、この事業が長く続くような形でやっていただければありがたいなというふうに思っております。
  そんな中で、この事業についてちょっとお聞きしたいと思いますが、この事業の参加者の対象者というのはどういうお考えでございましょうか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げたいというふうに思います。
  対象者につきましては、6カ月の試行というふうな意味も含めてでございますが、現在のところ、サロンの登録をされて、加入されて活動されている方、100カ所くらいございますが、その方と、19団体になりますが、老人クラブの会員として登録されている方というようなことで、人数にしますと、サロンのほうが約2,000名、あと老人クラブのほうが約600名というようなことで、2,600名というふうなことで想定をしてございます。
  以上です。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  約2,600名が対象だということですが、この運営主体というのはどこになるんでございましょうか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  基本的には市が実施するというふうな事業になりますが、実際の主幹といいますか、重立った運営の状況につきましては、ハイジアパークのほうに直接申し込んでいただくというふうなスタイルを想定してございますので、実際の利用の状況などもハイジアパークのほうで把握をしていただくというふうなことを考えてございますので、相当ウエート的には、ハイジアパークのほうのウエートが高まるのかなというふうに考えております。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  実際ここに、ハイジアパークのほうに申し込むというようなことのようでございますが、これの要するに運営のやり方ですけれども、PRから始まって募集、そして申し込みは今ハイジアパークでやるということなんですが、要するに、これの事業の中身も含めて、要するにPRから事業の中身まで、どんなふうな今のお考えなんでしょうか、中身。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  事業の中身につきましては、先ほども触れましたが、温泉施設というふうなところも踏まえて、ハイジアパークのほうを活用させていただくというふうな、そんな状況になりますが、具体的には、南陽座と和室1室あたりを予定してございます。
  期間につきましては10月以降、とりあえず3月までと、半年間というふうなことを考えてございますが、中身につきましてはシニアパックといいますか、サロン、今回の援助パックというふうなことで、2,000円というふうなパックを想定しまして、入館料、あと昼食代、あと送迎費、事務費等の部分を込みにさせていただきまして2,000円というふうな想定をさせていただいております。そのうち1,500円につきましては市のほうから補助をさせていただくというようなことで、自己負担につきましては500円というふうな中身を設定してございます。
  実際に昼食をはさんでというようなことでございますが、入浴、もしくは百歳体操、健康講座などを加味しまして、一日のスケジュールを少し吟味をしまして対応していきたいというふうに思いますが、そのアイデアといいますか状況につきましては、サロンも老人クラブも事務局が社会福祉協議会になってございますので、そちらのほうの勧奨などの案内も含めて対応していきたいというようなことで、社会福祉協議会とも調整をしているところでございます。
  以上です。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  そうすると、社会福祉協議会のほうで広報されると。そして、募集というかそういったことも広報の中で織り込むと。
  それで、今、送迎というお話もございましたけれども、南陽市全体の、要するに地域で申し込まれるということになるわけですね。そういう場合の送迎というのは、具体的などんなお考えになりますか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  現在の企画の段階でございますが、約半年間で40回ほど場所を確保したいというようなことを考えてございますが、曜日につきましては水曜日、木曜日というようなことで、比較的あきがある曜日といいますか、そこら辺を狙って確保したいというようなことで、主に40回というふうなことでございます。
  申し込みについては、それぞれの代表の方から直接ハイジアパークのほうにというようなことで考えておりますが、送迎の関係もございますので、できれば赤湯地区、宮内地区、方向的な部分についてはある程度調整がきくような、申し込みの段階で調整をさせていただいて、余りばらばらな送迎にならないような、効率化を図るような状況をハイジアパークのほうでも調整をかけるというようなことで話をさせていただいているところでございます。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  先ほどの話ですと、要するに40回開催されると。その中の40回が2,600名を対象として募集すると。40回全体がそうなりますよね。その中で、要するに宮内地区、赤湯地区という、例えば送迎の関係もあるというふうなお話でしたけれども、そういう意味では、2,600名全体、例えば今月いついつやりますよと、こういうときに、今回は宮内地区だけですよと、そういうふうなことをやるということですか。その辺ちょっと送迎の関係で、要するに、南陽市全体からいろいろ集まったときに、申し込みがあったときに、送迎どうなるのかなというのが心配するんです。
  先ほど地区ごとにというふうなお話もございましたので、その辺具体的にどうなんですか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  細部につきましては今後詰めていきたいというふうに思っておりますが、その申し込みの段階で、一定程度地区のほうの状況を調整させていただきまして、そこの調整の部分につきましては、事務局を担う社会福祉協議会のほうで、事前に一定程度アナウンスをさせていただくというふうなことをある程度させていただいて、赤湯地区については何曜日の何日というようなところを、何日のうちに、3日間のうちとか5日間のうちで調整いただきたいみたいなところの、ざくっとしたそんな感じの申し込み時点で調整をさせていただくというふうなことを想定はしてございます。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  申し込み段階での調整というのはなかなか難しいんじゃないでしょうか。やはり自分はいついつ可能だから行きたいという申し込むわけですよね。それを、要するにいろいろなところがあるもので、あなたはいつにしてくださいということを調整するということですか。そういう意味ですか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  基本的には、サロンも老人クラブもそれぞれ組織をして、団体で活動されておりますので、そこで事務的なものを担う方とか代表の方がいらっしゃいますので、その方に事前に社会福祉協議会のほうから、こういうふうな事業をやります。回数的にはこんなことを想定していますので、ぜひ検討していただきたいというふうなことを事前に話をさせていただきますので、その時点で、一定程度地区の割り振りなども含めて調整をさせていただくというようなことを、細部はちょっと決めておりませんが、やっていきたいなというふうに思っているところでございます。
  以上です。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  そうすると、募集をする段階で地域間の調整を図ると、こういう理解でよろしいですね。わかりました。
  それから、中身についてなんですが、要するに、健康体操とか百歳体操とかというふうにおっしゃいましたけれども、要するに時間的には何時から何時くらいまでの間を想定されていますか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  時間帯につきましては、午前10時から3時というふうなことを想定しております。ただ、送迎については、10時以前に入らなくてはならないというようなことになりますので、場所によっては9時過ぎくらいというようなことになるかと思いますが。
  基本的に、昼食については時間帯が12時というようなことになるかとは思うんですが、その前後のどういう過ごし方をするのかというようなことにつきましては、それぞれのサロンのやり方というようなところ、老人クラブのあり方というようなこともあるかと思いますが、一定程度合同でやるというふうなことを想定していますので、5つの団体とか7つの団体一緒にというようなことの状況をできればやっていきたいなというようなことで、入浴については、それぞれ一定のフリーの時間帯というようなことになると思いますが、そんなことを想定してございます。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  そういう体操をやる、あるいは健康講座を開催するという場合の取り仕切る方というのがどういう方なんですか。福祉課のほうで行ってやるのかどうかわからないけれども、要するに、ハイジアパークの中で取り仕切るというのはどなたがされることになりますか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  実際の時間の過ごし方、事業の中身につきましては、当初につきましては、社会福祉協議会がハイジアパークのほうに出向いて、実際に一緒にやるというふうなことを想定してございますが、何回かやるうちに、ハイジアパークのほうで担当の方が決まるかというように思いますので、その方がやれるといいますか、専門職でないとやれないというふうな中身にはならないというふうに考えておりますので、十分ハイジアパークのほうでも対応していただけるというふうなことで、何回か実際やってみてというようなところ以降は、ハイジアパークのほうにお任せをしたいというふうに思っております。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  ハイジアパークのほうにお任せしたいというようなお話でございました。
  もっと基本的なことを、ではお聞きしますが、この事業をどういうふうにしたいというふうに思っておられますか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  目的といいますか、考え方というふうなことになるかと思いますが、閉じこもり防止とか相互交流、温泉の施設の活用というようなところを踏まえて、介護予防、健康増進を図っていくと。あわせて、老人クラブとか地域サロンの組織の活性化も同時に行いたいというふうなことを考えておりますので、事業の中身につきましては、少し経過を見させていただいて、評価とか分析とかというようなことは必要なのかもしれませんが、介護予防等の事業、もしくは施設の利活用というふうな部分でも、両方効果があるというふうに考えますので、来年以降も評価をしながら実施をしていきたいというふうに思っております。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  来年以降も継続したいというふうにおっしゃいますけれども、私はこの継続する、継続できる、継続してお客様が来ておられるというのは、やはり事業そのものがおもしろい、楽しい、あるいは役に立つとか、そういういろいろなことがあると思うんです。参加して、今ハイジアパークにお任せだというふうなお話ありましたけれども、そうであれば私は長続きしないんじゃないかなと思います。
  だから、この事業そのものの企画をどうするかというのが非常に大事だと思うんです。それがハイジアパークのリピーターになったり、いろいろすると思うんです。ただ単にやればいいというものではないと私は思います。
  そういう意味で、市長、どうですか。やはり企画が私は大事だと思います。
○委員長  市長。
○市長  委員のおっしゃるとおりだというふうに思います。
  今回は初めてハイジアパークを利活用して、老人クラブ、そしてサロンの皆さんに事業の参加を呼びかけて行うわけでありまして、課長も申し上げましたけれども、やっていく中で精査して、磨き上げて、喜ばれるものにしていかなければいけないというふうに思います。
  ただ、今健康体操、健康寿命の延伸、高齢化に伴って非常に重要な課題でありまして、それをいかに具現化していくかというのは、各自治体で非常に悩みどころでございます。先進事例なども参考にしながら、南陽市で行えるやり方を探っていきたいと思っています。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  ぜひやはり、また来たいというふうに言っていただけるような企画を考えて、そして実施をしていただきたいというふうに要望いたします。
  それと、ここに会場の借り上げ料588万円というのがありますが、これはどういうことですか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  ハイジアパークのほうの使用規定につきましては条例で定まってございますが、先ほど触れましたように、40回等を想定してございますが、そこにつきましては、当然申し込みの段階で会場を確保しておくというふうなことが条件になりますので、通常のハイジアパークとしての営業といいますか、そこについては相当制限を受けるというふうなことが当然出てきますので、会場費につきましては、そういう形で営業が制限を受けるというようなことを踏まえて対応させていただくというようなことでございます。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  これの588万円の算出根拠はどうなんですか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  条例化の部分の使用料の金額につきましては、南陽座につきましては4時間で12万円、和室につきましては2時間9,000円というふうなことで、2万7,000円というふうなことになりますので、合計で14万7,000円というふうなことで、掛ける40回というふうなことで予算上は想定をしてございます。
○委員長  今、質疑中でございますが、暫時休憩といたします。
  再開を午後1時とします。
午後 0時00分  休  憩
───────────────────
午後 1時00分  再  開
○委員長  再開いたします。
  午前中に引き続き、款項目でお願いをいたします。
  山口委員。
○山口正雄委員  午前中の最後に、会場借り上げ料の算出根拠を明示いただきました。
  それで、南陽座が4時間12万円、それから和室が9,000円というふうに回答いただきましたけれども、このハイジアパークの営業用のパンフレット、ここを見ますと、南陽座で全室をお借りして10万8,000円なんです、4時間で。それから、和室で全室で8,200円、2時間単位でというようになっています。それがなぜ12万円と9,000円ということなのか、お伺いいたします。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  条例のほうでは、以内というふうなことで設定をするというふうな運用がされているようでございますので、実際的には、今委員がおっしゃった金額で運用されているというふうなことでございますが、条例上は上限が12万円、9,000円というふうな数字でございます。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  条例上はそうなっているのかもしれませんが、営業しているほうがこれで売っているんです。それ以上に払う必要はどこにあるんですか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  今回の部分につきましては、来年度以降の継承するというようなことも含めてでございますが、条例どおり12万円、もしくは9,000円というふうな部分で設定するのが、お支払いするのが妥当かなというふうなことで、先ほど、通常の制限を受けるというふうな部分を含めて対応させていただいたところでございます。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  何かちょっと理解できません。
  それで、以前私が公民館で仕事をさせていただいた当時、高齢者のいろいろな事業ありまして、講演会であるとか、あるいは手品をしていただいたとか、そういったことで、そしてお風呂に入って食事をするという一つの事業がありまして、これも何回かやった経緯があります。そういうときに、この借り上げ料を払ったという記憶はございません。きのうも各公民館のほうを聞いてみたんですが、そういう事業の際に借り上げ料は払っていないという状況なんです。同じような事業の中身はそうなんですね。
  そういう中で、市が主催する事業でなぜこれが発生するんですか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  実際の運用につきましては、宴会等飲食を伴う部分につきまして、別個使用料といいますか、借り上げ料というようなところの対応の運用はされていないというふうなところについては、おっしゃるとおりというふうに理解をしてございますが、今回の事業につきましては、長期間にわたって一定程度会場を確保するというふうな趣旨がございますので、その間の利用について、ハイジアパークのほうの通常の営業活動というようなところは難しいというふうなことでございますので、そういう対応をさせていただいたというふうなものでございます。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  この会場借り上げ料が発生するという条件というか、予約はどういう場合に借り上げ料が発生するんですか。商工観光課長、お願いします。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  どういう場合に利用料金が発生するかというふうなことでございますけれども、飲食を伴わないで、研修会とか、あるいは会議とか、そういう場合についてはきっちりこの料金どおりいただくというふうなことにしておりますけれども、そういったことは余り事例はないというふうなことでございます。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  お答えいただきましたが、要するに、飲食を伴う場合には発生しないというようなことですね。なぜ、今回この事業が飲食を伴うはずなんです。なぜここに出ているのか、何かとりようによっては、ハイジアパーク支援ありきというようなとられかねないものではないんですか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  午前中も若干説明させていただきましたが、基本的に高齢者の健康増進、閉じこもり防止というふうに寄与するというふうに考えてございますし、同時にハイジアパークにつきましても有効な利活用ができるというふうな、そういう視点で考えてございますので、そういう視点で今後検証していきたいというようなことで、現状ではこういうふうなつくりにさせていただいたところでございます。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  余り回答になっていないと思いますが、私は全然理解できません。今、商工観光課長が、借上料は飲食を伴う場合には発生しないというような説明がございました。ハイジアパークの社長として、市が払うと言うのだからもらうということですか、その辺どうですか。
○委員長  市長。
○市長  ここで社長の立場で申し上げるのは不適切だと思いますので、市長の立場で申し上げますれば、一般的に、会場を占有させていただくことについて対価をお支払いする、これは当然のことであるというふうに思います。
○委員長  山口委員
○山口正雄委員  占有すると料金がかかる、それはそうなんです。要するに、発生する条件というのは、飲食を伴えば発生しないとさっきお答えいただきました。そういうことからすれば、発生しないのではありませんか。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  先ほど菊地福祉課長からもあったとおり、今回、10月から3月までというふうなことで、ずっと占有するわけでございまして、そうしますと、ハイジアの営業がその部分できなくなると、水曜日、木曜日、ずっと入りますので、当然、ハイジアパークとしての管理運営という部分では、穴があくという部分では、そうはいきませんので、そこについては、ハイジアパーク側としてもきちんと料金をいただきたいというふうなことでございます。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  やはり、ハイジアパークは市ありきというような感じは拭えません。
  588万円を払うのだったら、例えば、公民館を利用して、健康体操であるとか、健康講話であるとか、そういうものはそれでもできるんです。そして、お風呂と食事はハイジアパークに送迎してもらう、そういうことも考えられるのではありませんか。
○委員長  市長。
○市長  6月の定例会におきまして、山口委員から、ハイジアパークにおいて健康増進の何らかの事業が必要ではないかという御提案を受けまして、我々のほうで案を練って、今回の御提案をさせていただいたところでございまして、そういった趣旨から、当然ながら、継続的に使わせていただければ、対価を支払うというのはごく自然なことだというふうに思います。あわせて、お年寄りの健康増進ということも一緒にできるという趣旨では、山口委員の御提案に沿った内容ではないかというふうに思っておりますけれども、今後とも、この事業については、どういう姿で運営していったらいいかということについては、事業を実施する中でいろいろと考えていくべきだろうというふうに思っております。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  条例では、市長が認めた場合には減免できるという項目があるというふうに聞いていますけれども、文化会館などは当然そうなっています。ハイジアパークの場合には、業績が大変だ、資金繰りが大変だということから減免できないということですか。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  減免の関係については、ハイジアパークについては、基本的にありません。ただ、去年1件ございまして、塩竈との被災地交流ということで、梨郷地区と塩竈との交流でハイジアを使わせていただきたいという部分で減免した部分がございますので、その1件というふうに認識しております。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  私は、390万円の助成については異論ございません。ただ、この借上料については、一方的に感じるものあるという部分があります。幾ら言っても平行線をたどっている感じでございますが、この辺の見直しも必要なのではないかと。さっきの質問の中でも、市長は、市民に説明できるようにというようなお話もございました。そういう意味からすれば、この借上料というのは、市民に説明して納得できるものだろうかというふうに思うところがございますので、何て言っていいかわかりませんけれども、ちょっと疑問です。
  そういうことではございますが、この事業そのものが、先ほど言いましたように、企画そのものがしっかりしないと、継続もできないし、あるいは、ハイジアパークの役にも立たないという結果になると思います。そういう意味では、企画そのものをしっかりして、継続できて、いっぱい参加してもらえるようなことを、ぜひ考えていただきたいと思います。
  以上です。
○委員長  ほかにありませんか。
  高橋委員。
○高橋一郎委員  ただいまのに補足をさせていただきたいと思います。
  濡れ手に粟という言葉がありますが、例えば、水曜日と木曜日、利用が少ない曜日を貸し出すんだと。つまり、10時から15時までの間、平日、水曜日、木曜日、南陽座を借りるという実績はあるのでしょうか。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答えいたします。
  借用の実績でございますけれども、昨年度の実績でいいますと、10時から15時までの間でございますけれども、約120日の実績でございました。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  要するに、先ほど山口委員からあったように、飲食を伴うものについてはもらっていないと。したがって、お金を出したものはないということですよね。その中で、この事業だけが、しかもすいているところに宛てがって使用料を出すということは、どうも納得いかないというか、理論的に間違っているのではないかと思うんですが、どうでしょうか。使用料の減免はないということだったんですけれども、まさしく、ここは減免をするべきではないでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  やはり、あれだけの施設でございますので、ここは正当な対価のやりとりがしっかりとあって、経済的な合理性もあった上での事業であったほうが、むしろ妥当なのではないかというふうに思います。これが、例えば、市の事業なのでゼロ円にしますということになりますと、株式会社ハイジアパークはハイジアパークで経営上の利益を確保しなければいけないということも、私が人ごとのように言うのはおかしいわけでありますけれども、一般的に、営利法人である以上は、そういったこともあるだろうというふうに思います。経済的に、そうするのが妥当ではないかというふうに思っているところです。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  シニアカフェ支援事業の目的は、先ほど福祉課長が言われたとおり、閉じこもりを防ぐとか、高齢者の福祉増進だというふうなことです。そのためにどうするかということでの問題の中で、この使用料の発生の問題が出てきました。その目的とすれば、例えば、山口委員が言ったように、企画の中で、やはり笑いというものも必要だから寄席をしようかとか、そういうものをやりながら、そういうことにお金を突っ込むのはわかるんです。だけど、毎日のように、例えば、南陽座がその時間が埋まっているのであればわかります。だけど、そうではなくて、暇な曜日を宛てがっておいて、何でマックスの使用料を取るのかということがわからないんです。その意味わからないでしょうか。先ほど山口委員が言いました、少なくとも、プログラムに書かれている金額ではだめなのでしょうか。あるいは、減免ということではだめなのでしょうか。マックスで取る必要はないと思うのですが。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  先ほど、福祉課長が積算の根拠として、条例の金額で算定したというふうなことでございますけれども、ハイジアパークとしては、実施をした実績に応じて1週間ごとに精算をさせていただいて、先ほどお示しいただきました利用料金で請求をさせていただくと、こういうふうな話でございました。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  つまり、これはマックスであって、利用料金として、実際の実績は違うというふうな解釈でいいわけですね。わかりました。
  いずれにせよ、このシニアカフェ支援事業はいいことだと思うんです。ただ、その中身が、企画、立案に関して、笑いというものが必要だと、行ってただしゃべっているだけなのも楽しいかもしれませんが、その中に一つのメーンとして、笑いというものがあったほうがいいと思いますので、そこは、これからいろいろ試行錯誤するというお話でありますので、ぜひ取り入れていただきたいというふうに思います。
○委員長  そのほかございますか。
  高橋委員。
○高橋一郎委員  21ページの総務管理費の企画費についてお伺いしたいと思います。
  ラーメン課のR&Rプロジェクトに関してです。これは、いろいろなラーメンを南陽市として売り出すという企画ですけれども、発信するために、例えば、ラーメン大使とか、顧問とか、そういった役職を宛てがってやっているように聞いておりますが、そのメンバーはどのようになっているのかお伺いしたいと思います。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  今手元に資料がございませんが、ラーメン大使につきましては、芸能人でいいますと、パンチ佐藤さんを初め、芸能界で活躍の若手の女性の方、最近ですと、渡辺えりさんなどを大使に委嘱をさせていただきまして、こちらのほうでラーメン大使用の名刺を手づくりで作成しまして、その名刺を、行く先々なり、そういう場面の中でPRをしていただくというご活用いただく、また、職業柄のいろいろな場面の中で、南陽市のラーメンをPRしながら南陽市を発信していただくというようなことをお願いしながら、委嘱をしているというのが現状でございます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  ラーメン大使というふうなことだけでしょうか。例えば、顧問とか何とか、発信部隊としてはラーメン大使というものだけですか。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  職業柄、外に発信できるような力を持っている方々を大使ということで位置づけておりますが、ラーメン課会議の中での会員ということで、全国から募集をかけている皆様がおります。これは一般の皆様です。そういう方々から情報を発信していただくということで、SNSを使ったり、または口伝えなり、そういう活動を願っている状況でございます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  具体的にお伺いしますが、国会議員の山形県選出とか、いろいろな方がいらっしゃいますけれども、それはどのような形になっているんでしょうか。
○委員長  髙梨みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  山形県選出の国会議員の中では、大沼先生に顧問という位置づけでお願いした経過がございます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  顧問というようなことで、当然、国会議員の扱いですので、いろいろな接触する場面があると思うんです。それは、例えば、山形県選出の国会議員の皆さんにお願いするという考え方はないのでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  国会議員の立場の皆さんには、こちらからお願いするというような形ではなくて、先方からお話がありまして、ではお願いしますというような形でさせていただいているところでございます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  ぜひ、片手落ちのないようにお願いしたいと思っているんです。やはり、ラーメンの好きな国会議員の方はもっといらっしゃいますし。ただ、手を挙げないとわからないということ自体もわからない。今の話ですと、顧問になった方は、私は顧問になったというふうな話で一生懸命やっているのかもしれませんが、その中で、何でよといったふうになった場合に不公平感があるのかなと。基本的に、国会議員のとしてのあれだとすればそうなのかなと思うんです。そこらは、不公平感のないような形で進めていくということはどうなのでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  例えば、市で主催する行事であって、国会議員の皆さんを来賓としてお招きする際などには、不公平感のないようにということでありますけれども、このラーメン課については、プロジェクトとして行っているものでございまして、国会議員、あるいはさまざまな立場の方がおられると思います。そういった方々にも、私も活動に参加したいというように言っていただきますれば、こちらとしてはそれに対して門戸を閉ざすということはございませんので、そういったことで公平な対応をさせていただきたいというふうに思います。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  門戸を閉ざさないということですね。意思表示があれば、それは受け入れる。そうだと思うんです。やはり、広範囲の方に広めてもらうというのが筋だろうと思いますので、ぜひそのような形でお願いしたいと思います。
  例えば、大沼議員は、国会議員としてではなくて、ほかの特別な役職があって、そこに対してやっているということではないんですよね。手を挙げたからということですよね。だとすれば、手を挙げた場合には、そのような形で対応してもらったほうがお互いによいと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長  そのほかありますか。
  高橋委員。
○高橋一郎委員  ホストタウンのことで、市長にお聞きしたいと思います。
  午前中のやりとりの中でさまざまなことがありました。その中で市長は、とにかく精査をしながらこの事業を進めていきたいと、1円たりとも無駄な使い方はしないというふうなことをおっしゃいました。
  ついては、先ほど、私は修正案も考えていますと。というのは、ホストタウン推進事業費525万円に関しては、なかなかわからないところがある。例えば、渡航費用、渡航の人数、あるいは渡航の日数、これらが本当に妥当なものかというのは、私はわかりません。
  したがって、市長がこれからいろいろな形で事前に、例えば、メールとか、通訳を介してとか、調印式というんですか、そこに向けてのさまざまなやりとりをある程度やった場合は、そういったものも経費として、日数も少なくなる、それから、人数も必要ではないとか、そのようなことを精査をしてやっていくという考えはおありでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  ただいまの御質問にお答えいたします。
  今回の9月定例会に提案させていただきましたホストタウン関係の予算については、無駄なものはないという基本的な考えではございます。しかしながら、委員の御質疑等を受けまして、できる限り、もう一度こちら側も精査をさせていただいて、予算上はこの予算でありますけれども、執行において、精査をして減らせるものは減らしていく。日数については、相手国との日程の調整とかがございますので、ここについてはちょっと難しいかなというふうに思いますけれども、減らせるところは減らして、精査をして、最小限の費用で実施してまいりたいというふうに思います。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  そのようなことで言質をいただきましたので、本当に基本的なことに関して言えば、もっともっと議論をして、本来ならば、別にして議論をして深めていった中での決定であれば一番いいと思うんですが、先方もある、それから、基本的な合意もしていると、国との約束でもあるというようなことをお聞きしました。だから、そこについては、こっちが何と言ってもわからないかもしれません。ただ、今市長が言われたように、ぜひ精査をしてもらって、そして、何回も申し上げますが、事前にできるものについては事前にやってもらって、そして、最小限のコストでやっていくという姿勢をこの事業におきましても見せていただきたいというふうに思いますので、すみませんがもう一度お願いします。
○委員長  市長。
○市長  あらゆる事業に関してそうでありますけれども、この事業に関しましても、できる限り少ない費用で、そして多くの効果が得られるようにという姿勢で、具体的なことはこの場では申し上げられませんが、誠意を持って、お話しした趣旨に沿うような形で対応させていただきます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  修正案に関しては、まだ出していませんけれども、修正案の提出はしないような形で、ぜひ、市長の今の答弁を実現していただきたいというふうに思います。
○委員長  ほかにありますか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費から第10款教育費までの34ページから45ページまでについて、質疑ございませんか。
  山口委員。
○山口正雄委員  7款商工費の1項商工費、4目観光施設費のハイジアパークの関連でお伺いいたしますが、先ほど、シニアカフェの件で、年度内に40回開催されるということがございました。この事業に対して、ハイジアの社長としてどのようにお考えなのかお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  この場においては、社長という立場で答えるのは余り適切ではないかなというふうに思いますけれども、一般的に、営利企業の代表取締役であれば、当然ながら、自分のところがそういった形で有効に活用してもらうということは、望ましいことではないかというふうに思っております。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  今回のカフェについては、対象が2,600人というふうなことで、非常に多い対象になっているわけですが、要するに、ハイジアパークとしては、この中から新たなリピーターをどれほど確保できるかというのが非常に大きな課題ではないかと思っております。そういう意味で、今後の経営にプラスの効果が生まれるようなハイジアとしての対応が必要になってくるのではないかというふうに思うんです。
  先ほど、私は事業の企画というものを申し上げました。企画がよくても、ハイジアパークとしてのサービスというものが悪ければ、全てが悪くなってくるというふうにつながっていくと思います。そういう意味で、9月2日に社員研修をなさったというふうにお聞きをしておりますが、きのうの産建の協議会でも、ハイジアパークのサービスについての苦情がございました。私も、ある女性の方からハイジアパークの苦情についての書類をいただいていますが、さまざまございます。ここでは一々申し上げませんが、後で商工観光課長にもお話ししたいと思っています。
  今まで何回となくハイジアパークのサービスという件についてお話しさせていただきました。しかし、一向によくならないという体質があるのではないかと。市長は、これはどこに問題があるとお考えですか。
○委員長  市長。
○市長  その件につきましては、その苦情をまだ拝見しておりませんので、この場で何とも申し上げようがないのでありますけれども、一般的に、サービスが向上しないということの問題点としては、取締役でありますとか、そういった管理する立場の指導、それから、社員の皆さんのお気持ちもございますし、それから、施設全体の整備といったさまざまな問題点があろうかというふうに思います。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  いろいろなサービスについて苦情がある。苦情があるうちはいいと思うんです。直せます。でも、苦情がなくなったら、後、そのお客様は来ません。やはり、お客様というのはそういうものだと思うんです。ですから、今回のカフェの事業の企画がよくても、サービスが悪ければゼロになるということです。要するに、この事業は後に続かない。
  そういうことですから、通常お客様があそこをお使いになる。その使っていただくお客様が来たときに、その企画した事業がよりよくなるようなサービスをしてあげなくてはいけないと思うんです。それでこそサービス業だというふうに思うんです。ですから、やはり、企画と同時に、ハイジアパークそのものがそれをサポートしてあげられるような体制を、ぜひつくっていただきたいと思いますが、いかがですか。
○委員長  市長。
○市長  昨年来、委員から御指摘がございました研修会については、何としてもやるんだということで、このたびの実施に至ったわけでありますけれども、これ1回でよしとするということではなく、当然ながら、継続的にサービスの向上に努めていかなければならないというふうに思っております。このことについては、担当課とともに、支配人、あるいは社員の皆さんと、そういった方向で進んでいこうというふうなお話をしながら進めてまいりたいというふうに思います。
○委員長  山口委員。
○山口正雄委員  やはり、支配人以下、全社員が共通の目標に立って、一つの方向にみんなで一緒にやろうと協力する。それは、お客様が居心地がいいということ。やはり、お客様にとってのサービスでありますから、一律ではないです。その人その人によって違うのかもしれません。ですから、そういうふうなことができる社員教育というものをぜひやっていただいて、この事業そのものが長続きするような、ひいては、健康寿命が延伸になって、国保税も支出が少なくなるということにぜひ結びつけていただければありがたいというふうに思いますので、ぜひ、サービスという点について万全を期していただきたいと思います。
○委員長  ほかにありますか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  34ページの第7款の商工費に関連して、二、三質問したいと思います。
  2017年度版の中小企業白書が発表されました。それによりますと、規模の小さいほど状況は非常に厳しいものになっていると、こういう統計が出されておりますが、南陽市内の状況はどうなっているのか、まず最初にお尋ねをしたいと思います。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  南陽市内の企業の動向調査というふうなことで、7月の調査がございます。その結果でございますけれども、全体的に、4月の段階と比べますと、正社員の雇用状況以外、いわゆる売上高、あるいは収益、さらには、アルバイト・パートの雇用関係については若干落ちているというふうなことでございますけれども、正社員の雇用状況の関係については上がってきているというふうな捉え方をしてございます。
  なお、サービス業、建設業の関係でございますけれども、これについては堅調な状況でございまして、売上高、収益についても上がってきていると、こんな景況でございます。あと、製造業関係につきましては、収益面で改善の兆しはありますけれども、やや難調ぎみという捉え方でございます。
  それから、人材確保の動きがございまして、正職員、臨時職員の部分でもプラスというふうなことで推移をしていると、こんな動向の調査を持っているところでございます。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  最近は雇用情勢も上向きになっていると、そういう状況の中で正社員等については上向きだと、どこでもこのように言えるのかなというふうに思っております。しかし、南陽市には大企業というのはないわけですけれども、中小零細企業、あるいは店舗等々については、やはり、消費の拡大ができない影響もあって、低迷している状況もあるというふうなことも聞いております。課長の場合ですと、いろいろな情報元があってそういうふうに言われているわけですけれども、零細企業というのは、親会社があり、そういう影響で、非常に楽ではない状況もあると、このように聞いているわけですが、さっき言った南陽市の状況は、そういうことだろうと思いますが、一方ではそういうこともあると言えると思いますが、どうですか。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  先日市長も一般質問の答弁の中でありましたように、全体として、仕事、売り上げはあるんですけれども、収益につながらない、あるいは、人材、労働者不足というふうな部分で、なかなか設備投資に踏み切れないというふうな部分が言われておりますが、一方では、そういった部分も反映してかですけれども、ベースアップとか、あるいは採用の関係については、かなり上がってきていると申しますか、数値が高くなってきていると、こんなふうに捉えているところでございます。
  以上です。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  感覚的に言うと、私も何十社も回ったわけではありませんが、今までずっと経過を見てくると、やはり、流れがあって、沈んだり浮かんだりを繰り返しながら、厳しい状況の中では、店を、あるいは企業を畳む状況もあり得ることが、今までの歴史を見るとあるわけですけれども、南陽市全体を見た場合、企業の倒産、あるいは店舗の閉鎖というふうな状況はどう捉えてやるのか。同時に、こういった方々に対して国・県の支援策がいろいろあろうかと思うのですが、どういう対応をされているのか、あわせて答弁願います。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  企業の倒産の関係については、昨年度1件だったかというふうに思います。あと、商店街の関係については、以前申し上げたとおり、統計の関係を見ますと結構減少しております。そういった意味では、商店街の現状、あるいは、商店街が今何を望んでいるのか、そういう部分については、今年度については、春先から、いろいろ商店街の方とお話をしながら、担当課としての支援のあり方について現在模索をしているところでございます。
  あと、国・県の助成制度もかなりございますので、商工会などと連携しながら、そういったお話しなどいただければ御紹介申し上げるというふうなことで、ホームページにもワンストップ窓口サービスいうふうなことで、それらの相談窓口も設けておりますので、随時対応していきたいというふうに思っております。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  具体的に、支援策として南陽市では進んでいると、こういう理解でいいですか。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  政策というか、現状をまずきちんと捉えながら、そして、商店街の皆様方が何を考え、何を支援してほしいのかというようなことをきちんと把握しながら、政策に反映していくというふうな段階だと思っております。
○委員長  ほかにありますか。
  山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  先ほどの山口正雄議員に対する質問の関連になりますけれども、ハイジアパークの先日説明いただいた資料では、結構な赤字が出ています。また、毎月の入場者減のほうも深刻な状況だとは思っているんですけれども、支配人さんがことし4月から変わったわけなんですけれども、それに対する改善案とか、そういうものは出ているのでしょうか。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  支配人の方が4月から新しくなりまして、精力的に動いていただいております。そんな状況でありますので、御理解賜りたいと思います。
○委員長  山口委員。
○山口裕昭委員  では、ある程度、こういう形でという改善はしているということですね。
  先日、一般質問でもちょっとお話しさせてもらったんですけれども、ちゃんとマーケティングをして、ある程度モニタリングをしていただいて、その中でのマネジメントではないと、なかなかうまくいかないと思うんです。その辺も商工観光課のほうから助言していただいて、ぜひ改善していただくようにお願いしたいと思います。
  もう1点、7款商工費の関連なんですけれども、けさの新聞で、11月4日に東北中央道が開通になるという記事がありました。多分、米沢市のほうでは大々的なセレモニー等があると思うんですけれども、11月4日に向けて、あわせて本市のほうでも何かセレモニーとか、そういうことは考えていらっしゃるんでしょうか。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  ことし中には開通するということでお聞きはしておりました。いつになるかというのが突然わかったところです。それで、祝賀会のほうも、福島側でするのか、米沢側でするのかというのがまだ決まっていないと思います。そちらのほうの話もなかなか進んでおりません。来年度南陽高畠から山形上山インターチェンジ間が開通いたしますので、そのときの祝賀会もありますので、ぜひ、その情報を得まして、祝賀会のお手伝いをしていきたいというふうに考えているところです。具体的なものがまだ出ていないので、わからない状態でございます。
  以上でございます。
○委員長  山口委員。
○山口裕昭委員  今のところ詳しくわからないということだと思うんですけれども、ただ、今回開通するのが福島から米沢北までということで、そのまま南陽までつながるわけです。来年度に上山インターまでつながって、そのまま向こうまで行ってしまうという状況です。11月4日の段階ですけれども、福島から南陽までは来られると。ただ、ここから先は行けない。来年になってしまうとその先へつながってしまうとすると、今の段階である程度のことをやっておかないと、来年度に上山につながってしまえば、南陽インターを通過されてしまう可能性があるわけです。とすれば、今は間違いなくとまってしまう。11月4日を過ぎれば、車で来た人は南陽市でおりないとそこから先は行けないわけですから、今の段階である程度のことをしておかないと次につながらないのではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  お答えを申し上げます。
  NEXCOさんのほうから話がありまして、中央道の利活用ということで、今から準備して、検討会をしてやっていかなくてはならないのではないかということで、今、商工観光課で準備を進めていただいております。打ち合わせ、協議会を結成して、旅館の女将さんなどに集まっていただいて話し合いをするというような準備を進めていただいているところでございます。
○委員長  山口委員。
○山口裕昭委員  その辺の観光に関することは建設課ではなかなか難しいと思うので、ぜひ、市長なり商工観光課の課長なりにお願いしたいと思います。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  大笹生インターチェンジから米沢北、11月4日、東北中央自動車道が開通というふうなことで、無料区間でございますので、本当に交通の流れが大きく変わるんだろうというふうに捉えております。
  観光的には、まず、道の駅米沢が来年オープンするというふうなことで、道の駅米沢に総合観光案内所が設置される予定でございます。置賜観光協議会という3市5町で組織されている協議会がございまして、そこでは、県と置賜の管内市町による連携した多言語サイト、置賜観光ポータル、あるいは多言語広域パンフレットを作成しておりまして、これらを活用しながら、観光案内所からの情報発信というふうなことで、置賜各地の周遊と南陽の観光情報のPRを図っていくというふうなことで考えているところでございます。
  また、関東圏の交通もさることながら、仙台圏からの交通、時間的にも短縮になって、そういうふうなコースも想定されるということでございますので、仙台の県人会との交流というふうなことも昨年度から行ってきておりますので、それらとあわせながら、サービスエリアでのキャラバンなど、観光協会と連携しながら取り組みを図ってまいりたいというようなことで、今打ち合わせをしているところでございます。
○委員長  山口委員。
○山口裕昭委員  話し方が悪かったのかと思うんですけれども、いまいち伝わっていないような気がするんです。私が言いたかったのは、11月4日に福島から米沢北までつながると、そのまま南陽市まで来ると。来年になってしまうと、そこから先へつながってしまう。だったら、今、車が南陽市までしか来られない段階で、来年以降上山までつながってしまっても、南陽市でとまっていただけるような方策はないのかということでお聞きしました。今のままだと、来年上山インターまでつながってしまうと、南陽市が通過されてしまうのではないかという心配をしているんです。
  置賜全域での話はわかるんですけれども、南陽市独自で何かやる予定はないのかなと思ったものですから、その予定があるのかないのか、その辺をどうお考えになっているのかお聞きしたかったんですけれども、お願いします。
○委員長  市長。
○市長  例えば、祝賀会のようなものであれば、その予定はございません。
  通過されないようにというのは、前々からの東北中央道沿線自治体の課題でございますので、それについてはしっかりと考えていく必要がありますけれども、関係機関に今一番申し上げていることは、スマートインターを整備する。これを南陽市がぜひやりたいので、御協力をお願いしたいということを言っております。できるだけ早く完成の日を迎え、早くしていただくことによって効果も先取りできるだろうというふうに思っておりますので、そのあたりをしっかりと進めてまいりたいと思っております。
○委員長  山口委員。
○山口裕昭委員  その辺ぜひお願いしたいんですけれども、もう一回言いたいんですけれども、私が言いたいのは、今年の11月4日に南陽まで開通すれば、そこで来た車はとまるでしょうと。来年以降は、つながってしまうと向こうに行ってしまう。だったら、11月4日からインターがつながる1年間の間に何やかにやすれば、今後通過されることも少なくなるのではないか、何かないのかなという話なんですけれども。
○委員長  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  山口委員がおっしゃるのは、南陽市を通過されないための具体的方策は何かというふうなことではないんですか。
○委員長  暫時休憩します。
  再開は2時10分といたします。
午後 1時57分  休  憩
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午後 2時10分  再  開
○委員長  再開いたします。
  粟野商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  先ほどは理解不足で申しわけございませんでした。
  山口委員おっしゃる部分については、現在市のほうでは考えてございません。
  以上です。
○委員長  山口委員。
○山口裕昭委員  わかりました。
  説明がうまくできなくて申しわけなかったと思います。できれば、絶好の機会と捉えて、何か考えていただきたいと思いますので、ぜひ検討をお願いします。
  以上です。
○委員長  その他ありますか。
  高橋委員。
○高橋一郎委員  37ページのスマートインターチェンジの業務委託についてお伺いをしたいと思います。
  これは、十分一山を超えて、スマートインターチェンジをつくるべきだというふうなことがあっての委託料ということだと思います。国道13号、それから、JRをまたぐというふうなこともありますし、非常に難しさがあるというふうに思っているんですけれども、その中で、例えば、十分一山のほうに戻るような格好で、そこに据えつけるというふうな方法もあるのかなというふうに思っています。委託をする際に、そのようなことも含めての仕様書の提示ということは考えているのかお伺いしたいと思います。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  お答えを申し上げます。
  今のところ何もないような状況でございまして、これから業務委託をして、地形を見ながらルートなども検討してまいりたいと。まずは、スマートインターチェンジ設置位置、必要性、概略設計ということで、図面、事業費、計画の交通量とかも考えているところですけれども、そういうルートの点も十分検討してまいりたいと思っております。
  以上です。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  以前川合議員のほうで、そこからハイジア、それから熊野大社等をめぐるルートを開発するのが一番いいのではないかと。それが南陽市に来る一つの大きな道になるというふうな話をしたと思います。私もその意見に賛成なんですが、ただ、どうしても、国道13号、それからJRをまたぐとなってくると、非常に困難をきわめるのかなというふうにも思っています。したがって、今白紙だということでしたので、そういったことも含めて、ぜひ検討をしてもらいたいというふうに思いますが、どうでしょうか。
○委員長  漆山建設課長。
○建設課長  軟弱地盤というところがありますので、軟弱地盤を改良したほうが安いのか、さらには、地盤のいいところを通っていったほうがいいのかということもありますので、十分に検討してまいりたいと思っております。
○委員長  その他ありますか。
(「なし」の声あり)
○委員長  その他・附属資料46ページから49ページについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございますか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第37号 平成29年度南陽市一般会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議37号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第38号 平成29年度南陽市国民健康保
      険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第38号 平成29年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。吉田財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成29年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第38号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  事業勘定の歳入歳出全般及びその他の附属資料60ページから66ページについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第38号 平成29年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第38号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第39号 平成29年度南陽市財産区特別
      会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第39号 平成29年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。吉田財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成29年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第39号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般76ページから79ページまでについて、質疑ございませんか。
  高橋委員。
○高橋一郎委員  赤湯財産費の土地売払収入に伴う工事請負費についてお伺いをしたいと思います。
  372万9,000円は、いわゆる吉野川の集水施設の土地を県が買い上げてくれるというふうなことだと思うんですが、それに伴う部分を全部工事請負費ということで372万9,000円を費用として掲げておりますが、この工事の中身について、例えばどのようなことがあるのかお伺いしたいと思います。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  源泉の管理費と浴場管理費に、それぞれ200万円と172万9,000円、財産収入の金額に見合う分を割り振ったところでございます。今のところ予定してございますのが、当初予算の段階で歳入と歳出の全体の関係で、工事費がなかなか計上できなかったということがございまして、一般管理費の森の山源泉のほうでは、源泉の非常通報装置更新工事など、あと、公衆浴場ではあづま湯の内装の修繕工事などを考えているものでございます。その他、もろもろほかにもございます。
  以上でございます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  公衆浴場とか赤湯財産区の温泉事務所のほうから、いろいろな意味で、ここをこういうふうにしてもらいたい、改善してもらいたいというふうな要望がリストとしてあるわけです。その優先順位に基づいて工事を宛てがっていくというふうなことで考えているということですか。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  お答え申し上げます。
  委員おっしゃいましたように、温泉事務所のほうでいろいろと改修すべき箇所についてストックがございまして、その中で優先すべきものを行っていくというようなことで対応してまいりたいと考えております。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  工事請負費がなかなかつけられないということで、備品関係についてはある程度充足しているというふうな認識でしょうか。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  備品につきましても、必ずしも充足がかなっているということではございませんが、ポンプとか金額も大きくなりますので、そういったものについては、年次計画で整備してまいりたいと考えているものでございます。
○委員長  高橋委員。
○高橋一郎委員  ぜひ、現場の要望に沿った事態でよろしくお願いしたいと思います。
  この集水施設の補償工事で行うというふうに聞いているんですが、それについてはどのような形で行うのか、日程等を教えてもらいたいと思います。
○委員長  吉田財政課長。
○財政課長  お答え申し上げます。
  湯河原橋のところに集水施設がございます。吉野川の伏流水を取って、そこでろ過をして、源泉のところに注水をして源泉の涵養を図っているというものでございますが、その施設が、このたびの復旧事業におきまして補償の対象になるということで、土地については、今回計上いたしました土地の売り払い費としていただくことになりました。
  あと、施設そのものにつきましては、現地での復旧ということも考えたんですが、いろいろと検討した結果、赤湯小学校のグラウンドの新源泉の用地の隣に集水施設を補償工事としてつくっていただけるというようなことになりまして、河川の伏流水を取る施設についても、あわせて整備いただくというようなことになったものであります。なお、集水施設から、さらにもとの源泉に入れるまでのルートについても確保していただけるというようなことで、これから進んでいくものでございます。
  日程につきましてはこれからになりますが、来年度いっぱいぐらいかかるのではないかと思っております。
○委員長  そのほかありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第39号 平成29年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第39号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第40号 平成29年度南陽市介護保険特
      別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第40号 平成29年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。吉田財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成29年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第40号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般及びその他・附属資料90ページから100ページについて、質疑ございませんか。
  島津委員。
○島津善衞門委員  通常、介護保険は年金天引きという形になっているわけですけれども、中には自主納付というふうな方がいらっしゃいますよね。そういう方々の納付率が非常によくないというデータがあるようなんですが、南陽市における介護保険の滞納者というのはいかほどいらっしゃるのか、わかったら教えていただきたいと思います。
  あわせて、強制的に資産の差し押さえというふうな処分をなさっていることがあるのかどうか、それを教えていただきたい。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  最初の部分につきましては、後ほど税務課長になるかと思いますが、後段の滞納者の扱いということでございますが、介護保険の給付制限につきましては私のほうが担当してございますので、実態を申し上げたいというふうに思います。
  基本的に、納期がおくれている方、もしくは滞納が相当たまっているというような方はいらっしゃるわけでありますが、私のほうとしては、税務課なりで、納付相談、もしくは一括納付というふうな対応をされておりますので、滞納というふうな一時的な状況をもって、給付制限については行っていないというのが実態でございますが、債権が既に消滅した方、時効を迎えて不納欠損等をされた方については、それ以上納めることができない状況でございますので、その部分については、国のほうで一定程度の計算式をもって制限をかけるというようなことを示されてございますので、そこはせざるを得ないというふうなことで、件数につきましては余りないのでありますが、数年に1回ぐらい生じるというふうな、そんな状況でございます。
○委員長  相澤税務課長。
○税務課長  ただいまの御質問にお答えをいたします。
  介護保険料の部分については、特別徴収が一番先に始まった制度でありますが、介護保険に初めて該当する方、あと、年金が少額で保険料を天引きできない、もしくは、年金を担保に融資を受けていて特別徴収できないというような方が普通徴収になります。そういう方についての滞納件数でありますが、平成28年度現年度分で86件、滞納繰越分で157件、合計で243件ございます。
  先ほどお話しになった、そのうち滞納処分がどれぐらいあるのかということでありますが、私のほうでは国民健康保険税も含めた市税、あと介護保険料、後期高齢者医療保険料を全て扱っていて、現実的にあるかないかということになれば、あります。差し押さえるものは、預金、生命保険料の積み立て分と不動産。不動産は換価するのがなかなか難しいので、基本的には、換価しやすい金融債券なり、生命保険、あと各種手当、報酬を押さえさせていただいております。
  あと、収入の状況でございますが、平成28年度の介護保険料の現年度分の収納率については、99.54%でございます。
  以上です。
○委員長  島津委員。
○島津善衞門委員  今お聞きしたのは、先日、一般質問で佐藤 明議員から第7期の介護保険料がどうなるんだというふうな質問がありましたが、これは当然上がるだろうというふうに推測されるわけですが、この5,000円が一定の基準だろうと、これ以上は非常に重いというのが、当初、介護保険ができたときの基準のはずです。それが、国の試算だと、今後7年ぐらいで8,000円程度まで行くのではないかというぐらい内容が厳しくなっているという状況なので、低所得者の方々に対しては、非常に負担が大きくなるというふうに感じるわけです。その辺が市として今後も大事だなという感じがしましたので、第7期の策定に当たって、十二分に留意していただきたいということで質問させていただきました。
  終わります。
○委員長  その他ありますか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第40号 平成29年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第40号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第41号 平成29年度南陽市後期高齢者
      医療特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第41号 平成29年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。吉田財政課長。
〔財政課長 吉田正幸 登壇〕
○財政課長  〔平成29年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第41号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般110ページから113ページまでについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第41号 平成29年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第41号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第42号 平成29年度南陽市水道事業会
      計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第42号 平成29年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。渡部時裕上下水道課長。
〔上下水道課長 渡部時裕 登壇〕
○上下水道課長  〔平成29年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第42号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、また、附属資料118ページから127ページまでについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第42号 平成29年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第42号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第43号 平成29年度南陽市下水道事業
      会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第43号 平成29年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。渡部上下水道課長。
〔上下水道課長 渡部時裕 登壇〕
○上下水道課長  〔平成29年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第43号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、その他・附属資料132ページから141ページについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第43号 平成29年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で、本委員会に付託されました補正予算7件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。御苦労さまでした。
午後 2時49分  閉  会

予算特別委員長 殿 岡 和 郎