P4-5 防犯協会会報 安全で安心なまちを目指して 南陽市防犯協会 副会長 古山重雄  地域の皆さんには、日ごろから南陽市防犯協会の活動にご理解とご協力をいただき厚く感謝申し上げます。  さて、平成14年以降、刑法犯の認知件数は減少を続けていますが、高齢者を狙った特殊詐欺や、子どもの連れ去りなど凶悪な犯罪が全国で発生しており、早急な対策が課題となっています。   昨年の5月には、新潟県の女子児童が下校中に連れ去られ、殺害されるという大変痛ましい事件が発生しました。  この事件を受け、南陽市では教育委員会が主催となり「南陽市通学路の防犯対策連絡協議会」が組織されました。  平成30年9月には通学路の防犯対策についての会議を行い、終了後に市内全小学校の通学路の安全点検を実施し、安全対策について協議を行いました。  各団体が連携しながら、防犯活動の強化に取り組んでいますが、1番の防犯は地域に住んでいる皆さんの見守りです。散歩の時間を下校時間帯にする、子どもたちに挨拶や声掛けをするなど、ちょっとした防犯活動を心掛けていただければと思います。  地域の安全は地域で守ることが大切です。市防犯協会としても、地域の皆さんが安心感を抱いていただけるよう積極的な活動を実施していきます。多くの方々が南陽市を選んで住んでいただけるような安全で安心なまちを目指していきますので、なお一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。 大相撲南陽場所での青パト広報  平成30年8月11日㈯に南陽市民体育館で大相撲南陽場所が開催されました。当日はおうのまつのおうのしょう関に一日警察署長を務めていただき、交通安全と防犯の出発式を実施しました。  出発式には、防犯・交通安全関係者約40人が参加しました。阿武咲関の合図でパトカーと青パトが出発し、市内のパトロールを実施しまし ▲パトカーと青パトに出発の合図を送る阿武咲関。 支部の活動紹介(宮内)  宮内支部は、他支部の組織と違い、地区長会での互選で8人が理事の選任を受けて活動をしています。地区長の在任期間だけの活動なので素人の集団ですが、宮内公民館長、公民館スタッフの絶大な協力をいただき年間活動を実施しています。  春・秋は防犯診断を実施し、夏・冬には青パトによる地区内パトロールや熊野大社夏祭り、盆踊りなどでの非行防止パトロールを実施し、子どもたちへの声掛けを行っています。  今後も少ない人数ではありますが、安全で安心なまちを目指し、地域の皆さんのご協力をいただきながら頑張っていきますのでよろしくお願いします。 支部の活動紹介(沖郷)  沖郷支部では、5月から11月まで月2回、女性部の青パトによる防犯パトロールを実施して、夕暮れ時に下校する子どもたちが安全に帰宅できるよう巡回しています。  また、年末には地区内のスーパーマーケットで年末防犯パトロールを実施し、万引き防止などの啓発に努めています。  そのほか、沖郷安全見守り隊と共同で小学生の登下校時の見守り活動、沖郷地区三大事業の見回り活動などを行っています。  沖郷支部は19地区の男女の代表者が集まって構成されています。各地区において安全・安心なまちづくりを目指して日々の防犯活動を実施していきますので皆さんのご協力をお願いします。 古山重雄さんが防犯功労者表彰を受賞  南陽地区防犯協会連合会の副会長である古山重雄さんが、東北防犯協会連絡協議会長と東北管区警察局長連名による防犯功労者の表彰を受賞されました。   平成30年9月15日㈯に開催された、安全で安心なうるおいのあるまち南陽市民大会において、陽地区防犯協会連合会会長である白岩南陽市長から表彰状の伝達を行っていただき、古山副会長の長年の功績を称えました。   古山副会長は平成3年に防犯協会赤湯支部の理事に就任し、平成13年からは副会長、平成21〜23年までは会長として赤湯地区の防犯活動にご尽力いただきました。そして平成24年からは南陽地区防犯協会連合会の副会長としてご活躍されています。 防犯協会活動内容 ▽青色防犯パトロール講習会 ▽明るいやまがた夏の安全県民運動 ▽少年犯罪を考える2018 ▽安全で安心なうるおいのあるまち南陽市民大会 ▽南陽・高畠地区少年の主張大会(写真①) ▽全国地域安全運動出発式 ▽防犯作品コンクール表彰式(写真②) ▽年末地域安全運動出発式 ▽防犯協会研修会 ① ② 防犯協会役員 ▽会長 南陽市長 白岩孝夫 ▽副会長 古山重雄 ▽赤湯支部長 鈴木潤一郎 ▽中川支部長 冨樫健 ▽宮内支部長 川合廣男 ▽漆山支部長 伊藤茂美 ▽吉野支部長 川井榮助 ▽金山支部長 髙橋修一 ▽沖郷支部長 星正 ▽梨郷支部長 小関和芳 防犯協会研修会を開催します問市民課生活係(☎40-8255)  市防犯協会では、毎年研修を実施し、防犯対策や犯罪抑止に関する知識を深めています。  近年、子どもの連れ去り事件など全国で凶悪な犯罪が発生しています。地域の子どもたちを犯罪から守るためにどうすればいいか一緒に考えてみませんか。 ◆日時 2月9日㈯ 午後4時 ◆場所 沖郷公民館(防災センター)  ◆演題 「少年非行防止と子どもの不審者被害防止」 ◆講師 安達美由紀(南陽警察署生活安全課上席少年補導専門官) ◆参加料 無料 ◆対象 どなたでも ※事前申込は不要です。