P1 つたわり、つながる、まちの総合情報誌 市報なんよう * Nanyo City Public Relations * 2020 1.1 No.1263 市報なんようは電子版でもご覧になれます。 P2-3 年頭の挨拶 令和の始まりに次の時代を見据えて 南陽市長 白岩孝夫 皆様には、輝かしい令和最初の新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 昨年中は、市政推進にあたり、多大なるご理解とご協力をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。 車椅子の視点で見た南陽市は 小学生のとき、ある日突然下半身が動かなくなり、20年以上車椅子に乗っている東京在住の中嶋涼子さんという方がいます。彼女が昨年の秋に南陽市を訪れて書き記したものを、許可をいただいて掲載します。 ◆◆◆ 山形県南陽市8日間の旅、最高すぎた。 一週間ぶりに東京に戻ってきた。 たった8日間山形県南陽市で時を過ごしただけで、新宿駅にいる自分から見える視点が8日前と全く違う。 人が多い、忙しない、着飾ってる、笑わない、必死。 南陽市の穏やかでゆったりとした人が、空が、街がすでに恋しい。 旅っていいね。見える世界が広がる。 トンボや虫が当たり前に近づいて来るのが嬉しく感じるようになって、今まで虫が近づいてきただけでわめいていた自分が恥ずかしくなったり。 私たちが旅をした山形県南陽市は、心も環境もバリアフリーな場所がたくさんありました。 そして、一般社団法人山形バリアフリー観光ツアーセンターの加藤健一さんと出会い、車椅子のままパラグライダーにも挑戦しました。 パラグライダーを飛ぶ前に、山頂からの広大な景色をみて、引きこもりだった自分がこんなに広い世界を見られる場所まで来る事ができるようになった。ここにくるまでは決して平坦ではなかったけれど、人の支えがあってここまで来れた。嫌なこともいっぱいあったけど、引きこもったまま諦めなくてよかった、という気持ちと、支えてくれた家族や友人、周りのたちのことが急に胸に刺さって、色々な事が走馬灯のように思い出されて、泣きそうになった。というかちょっと泣いた。いつも感謝の気持ちがおざなりになってしまって本当にごめんなさい。人の支えなしにはここまで(場所的な意味でも精神的な意味でも)くることはできない。一人では生きていけなかった。人って出会う人や考え方一つでどうにでも変われるんだな、心からそう感じた。 パラグライダーで空を飛んだ時に見えた地球は広大すぎて、自分の存在が本当に小さなものに思えて、そんな小さな自分の悩みなんて本当にバカらしいレベルの小ささで、どうでもよくなった。あの景色を一生忘れない。 山形の旅で得たこの気持ちを、一生忘れたくない。 全世界の人々に、南陽市の人々の優しさ、そして、障害があっても人生を楽しむ選択肢があることを知ってもらえると嬉しいです。 ◆◆◆ 中嶋さんの旅の様子は、NHKの「ジャーニーズ イン ジャパン」という海外の視聴者向けの英語版の番組で世界中に放送されました。 住んでいるとなかなか見えない南陽市の魅力を教えていただいたような気がしました。中嶋さん、ありがとうございます。 市民福祉向上の上でPR政策 昨年は全国規模の首長サミットやPTAの東北大会が本市を会場に開催されるなど、今までになく「南陽市」という市名を県外や全国に知ってもらえた年でした。 これまで長年に渡りPR不足が課題でしたが、これからもできるだけ最小の経費でトップセールスに努めてまいります。 その基礎となるのが、これまで進めてきた南陽病院の全面改築や高齢者等の福祉施設整備、小中学校エアコン設置、学童施設や保育施設の整備などの子育て支援、効率的な除雪の推進など、市民生活に密着する事業であり、それらを最優先とする本市の基本姿勢です。 そういった、いわば目立たないけれども日々の暮らしに関わる事業を重視し、推進してこそ、東京大学や日本体育大学との連携協定や「ラーメン大好き小泉さん」とのコラボなどの積極的な政策も活きてくると考えています。 次の10年、さらにその先も見据えて 平成25、26年の豪雨災害を受けての吉野川の5橋架け替えと1橋撤去という画期的な事業も、残すところ国道13号の大橋のみとなりました。吉野川の改修も進んでいます。 また、南陽市の玄関口である赤湯駅と山形県の縦の大動脈である国道13号を結ぶ県道赤湯停車場線の街路整備事業は、現在は花見橋前後の二色根工区が急ピッチで進んでおり、いよいよ駅前までの区間についてスタートする時期が間近に見えてきました。この機を逃さず、本市のポテンシャルを十分に発揮できるよう、都市計画マスタープランの見直しを昨年から本格的に稼働させました。 一般的に10年程度要する東北中央道開通に伴うスマートインターチェンジ設置事業も、将来を見据え着実に進めます。 今年度には沖郷地区に新たに0~2才児も通所できる保育施設がオープンします。 昨年10月から国の幼保無償化がスタートしましたが、南陽市は国の基準を超える子育て支援を行います。 医療的ケアを要する人を対象とした民間の多機能型重症児者通所施設を誘致する事業にもチャレンジします。県内初の施設であり、置賜において子どもから大人まで医療的ケアを切れ目なく行う拠点となることを期待しています。 そして、56年ぶりとなる東京オリンピックは、いよいよ7月です。南陽市では数十年後もレガシーとして残る大会となるよう、6月の聖火リレー、7月のバルバドス選手団の事前キャンプ、8月には市民が直接応援できる機会の創出を考えています。 令和2年度は第5次南陽市総合計画の10年目の最終年度であり、令和3年度からの10年間の第6次総合計画を策定する重要な年になります。 地球温暖化による気候変動の影響は、自然災害の頻発化、激甚化、広域化という形で顕在化しており、総合計画にはSDGs(持続可能な開発目標。持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、平成27年の国連サミットで採択された。)の考え方を取り入れ、ふるさとを次世代につなげる長期的な視点を持って公正で持続可能な政治を実現します。 結びに、本年が皆様にとりまして幸多き年になることを心から祈念すると共に、今年も全身全霊で本市の発展に尽くすことをお誓いし新年のご挨拶といたします。 背景:「パラグライダー専用車椅子とともに、十分一山から置賜盆地をのぞむ」 P4-7 市長とみらいトークを開催しましたー令和元年度報告ー 市民の皆さんの声をお聞きし、ともに今後のまちづくりを考える「市長とみらいトーク」が令和元年9月26日㈭から11月22日㈮まで、市内15か所で開かれ、約400人が参加しました。 トークでは、現在市で取り組んでいる施策の紹介や、地域が抱えるさまざまな課題について、参加者と白岩市長らとの間で意見が交わされました。そのうち各8地区から出された主な課題を取り上げ、市の対応策とあわせて紹介します。 9/26 吉野地区 ◇地区の森林整備について Q 吉野地区は山林が多いが、管理が難しくなっているのが現状。自分の山の境界がどこか、借りている土地がどこまでか、誰から借りているかもわからない。 以前は森林の下刈りなど管理にかかる補助があり管理ができたが、現在は無い。贈与や管理ができるように、市に取り組んでいただきたい。 A 今年度から林地台帳を整備して運用を開始した。所有者・地番などをパソコン上で確認できるようになったので利用してほしい。森林の管理については、森林環境譲与税が活用できるが配分は500万円程度で、できることは非常に限られている。このため森林面積が多い地方への増額について県市長会に提案し、東北市長会の要望事項として採択されている。 ◇市道の除草について Q 地区内の市道において、草刈りを市で行ったり、除草剤の助成ができないか。地区での草刈りは年々参加する人が減り、高齢化も進んでいる。除草剤散布は高い効果が得られるので、ぜひお願いしたい。 A 全ての市道を市で草刈りするのは困難で、地区の方のご協力をお願いしたい。除草剤の散布は、建設課でも今年度から試みており、ハイジアパーク南陽|新田間、長井|平間を実施し現地確認も行い、1回の散布で通行に支障のないことを確認し効果を実感したところ。その他の市道も、予算の状況を確認しながら対応したい。 9/30 梨郷地区 ◇若者の定住策 Q 派遣やアルバイトで将来を見通せない若者が増えている。その解消のために地元に優良企業を誘致してほしい。そして地元で結婚する若者が増えることを願う。国、県から補助金を得るなどできないか。 A 結婚できる若者が増えてほしいという考えは同感である。優良企業を南陽市に誘致するのは重要であり、最大限の努力をしていく。また、市内の大きな企業でも人材確保が課題となっており、ある企業は南陽高校からも求人したいと言っている。南陽市の企業全体が人材不足の中、企業と求職者を結ぶ仕組みづくりを商工観光課で検討している。 ◇梨郷児童館の保育時間延長について Q 保護者は保育時間の延長を求めている。他の施設を利用している方も延長されれば梨郷児童館を利用したいと言っている。地元で子ども達を育てたいという気持ちを汲んでほしい。 A 児童館の保育時間延長については令和2年度からなんらかの延長ができるようにしていきたい。、有償か無償か、保育する人が確保できるのか、など課題はあるが改善できるように今年度から検討を進める。ただ、100パーセント満足いただくのは難しい。努力するのでお待ちいただきたい。 10/1 沖郷地区 ◇高齢者の在宅介護、施設入所待機者について Q 高齢者が介護施設等に入所できなくて困っている。在宅介護を余儀なくされている働き手の方が安心して働けるために何とか窓口を広げ、極力待機者を少なくしてもらいたい。 A 介護のために離職せざるを得ない状況は社会問題であるし、実際に介護している方の話を聞いても大変ご苦労されていると思っている。老人ホーム・グループホームを増やし、(白岩市長)就任以来定員は95床増えている。計画的に施設整備に取り組んでいるが、介護保険料に影響するので慎重に行っている。在宅での介護者を支援するため介護者に手当てを支給する取り組みを県内で唯一実施している。また、施設入所待機者が増えないよう、介護予防と健康寿命を延ばす取り組みも行っている。ただ、今すぐは、待機者がすべて解消するうまい手立てがないのが実状。サービスの充実と介護保険料のバランスを考慮しつつ年をとっても安心して暮らせるまちづくりを進めていく。 ◇ビジネスホテルの建設について Q 県外の友人に赤湯温泉を紹介したが、一人一部屋がなく宿泊を断念したことがある。ニーズにあった、ビジネスホテルを建設してはどうか? A ビジネスホテルの必要性は感じている。今年の3月議会でビジネスホテル誘致条例をつくり、誘致活動を行っている。現在のところ、問い合わせが数件ある。 10/7 金山地区 ◇ 結婚対策について Q 結婚適齢期を過ぎた世代が経済的理由から安心して結婚ができないのではないか。結婚しなくても自活できるかもしれないが、人口減少する中、若い人には結婚して欲しいし、結婚したら子どもをもうけてほしいと思う。 A 何とか南陽市の中で結婚する人が増え、希望するお子さんの数を産んでいただけるようにと思って3人目以降のお子さんを中心に様々な支援を行ってきた。昨年10月より国が保育料を無償化したが副食費(おかず代)は保護者が負担しなければならない課題があって、市では財政が許す限り、3人目以降の副食費を独自で助成するようにした。 結婚対策は県内でも先駆けてさまざまな取り組みを行っている。今年は新たな事業を若い方々に企画していただき「HOBO30」という第2の成人式のようなものを来月やる予定。(令和元年11月23日㈯実施)参加対象は25歳から35歳。まずはそのようなイベントを仕掛けて、出会いの場を増やし、結婚に至ればと思っている。 また、何とか高校生や大学生に地元で就職し、戻ってもらう取り組みをしなければいけないと思っている。市内にすばらしい企業があると知らずに、都会の企業を選ぶ方もいると思う。毎年3人、5人と市内企業に就職する方が増えていくことで、将来人口が減っていくスピードが遅くなる、そのような取り組みを行って、人口減少を緩やかにしようと思っている。 ◇有害鳥獣対策 Q イノシシ対策について、、宮城県七ヶ宿町や高畠町二井宿地区では電気柵で囲われていたが、金山地区も同じようなことはできないか?また、対策と同時に数を減らすのも大事。狩猟免許をとっていだだく施策も実施していただきたい。 A イノシシの被害は他地区のみらいトークでも話題になった。来年に向けて、国の交付金を活用できないか検討している。事業実施は地域の皆さんとなるが、取り組む方々の離農や高齢化のため囲った中で耕作放棄地が発生し、その耕作放棄地に有害鳥獣が住み着くことで、囲った中でも被害が発生するといった例もあるようだ。 広域的に広げるとなると、環境整備として草刈りや、果樹関係ではもぎ残しをしないとか様々なことがでてくると思う。地区全体で行いたいとか、複数の地区で行いたいときは相談してほしい。狩猟免許については、新規と免許更新の費用の一部を助成している。年間55万円の予算化をしているので、銃や罠の免許を新規で取りたい方は相談してほしい。 ▽イノシシの被害を食い止めるための電気柵 10/8 赤湯地区 ◇公共交通について Q 沖郷地区の「おきタク」のような公共交通を赤湯の中川バスの通らない地域に広げられないか。近所の人も高齢で免許を返納したいが通院など生活のためにできない、妻も運転できないため、仕方なく自分が車を運転している、なんとかならないかという切実な話も聞く。 A おきタクに関しては、平成29年に沖郷の地区役員の方々が立ち上がり、勉強会、実証実験、検討会等を経て2年がかりでようやく実現できた。沖郷地区は、以前にも地区主導で地区単独の市民バスを実施したが、乗客数が集まらず継続ができなかった背景がある。そこで沖郷地区の人が利用しやすいものを作らなければということで3年前に勉強会を立ち上げ、全戸から負担金を、利用者からは利用料(500円)をいただき、残りを市が補助する形で、自分たちが一番使いやすい交通を考えてくれた。地区毎に課題は違うので、赤湯地区でも勉強会を立ち上げていただければ。 △令和元年10月1日にスタートした沖郷地区の地域公共交通「おきタク」 ◇地域のコミュニティーづくりについて Q 地域のつながりの希薄化が進み、顔見知りが少なくなった。人口は減少し世帯数も増え、高齢者世帯も増えている。小中学生議会で宮内中の生徒さんの提案にもあったが空き家を生かしたコミュニティーを作ってはいかがか。 A 宮内中の意見は新しいコミュニティーの場所として空き家にご高齢の方が集ってお茶を飲んだりする懇談の場を設けてはどうかというもの。現在、赤湯・宮内・沖郷地区に一か所ずつあるが、沖郷地区では空き家にしておくのはもったいないという人のご厚意で提供していただき、市からは一定の補助を出している。今後もコミュニティーづくりを充実させるとともに、空き家の利活用を検討していく。 10/18 漆山地区 ◇ハイジアパーク南陽 Q 議会だよりにも載っていたがハイジアパーク南陽は、これからどうなるのか。同じような施設でうまくやっているところもあるようだ。せっかくの高台にあるすばらしい施設なので、前向きな検討をしてほしい。 A 議会からもご意見をいただき、外部からの意見を取り入れた形で、有識者会議を開催しており、12月中旬に答申をいただく予定。また、国の機関の方に経営状況を分析していただいている。老朽化した設備の更新などにどれくらいのコストがかかるかを明らかにし、それをもとに考えていく。 △ハイジアパークは露天風呂からの眺望が人気 ◇赤湯の新公衆浴場 Q 赤湯の新公衆浴場の構想についてお聞きしたい。 A 旧市民会館の跡地については、公衆浴場の利用者数と老朽化が問題となっているため、新しい公衆浴場の建設を計画している。公衆浴場の年間の利用者数は赤湯元湯が開業した10年前と比較すると約10万人減少している。9月の議会で基本的な設計の委託料を予算化した。赤湯財産区と委託先のデザイナー、設計事務所と話し合いながら進め、温泉文化を守っていく。 ▽新しい公衆浴場建設予定地の市民会館跡地 10/23 中川避難所 ◇指定避難所の選定について Q 中川地区は災害時の指定避難所が中川公民館であるが、水害の際は前川の水かさが増え、氾濫の心配があり近づけない。なぜ避難所と指定しているのか。また地区で独自に設置している避難所の備品が乏しいので毛布などの配布をできないか。 A 避難所の指定については担当課に確認し、選定経緯などを踏まえ、適切な設置場所となるように検討したい。備品については非常時の物品として、市でも準備をしているものがあるが、一時避難の際には、水や毛布など必要と思われるものを可能な限り各自で準備いただくなど協力してほしい。 11/7 宮内地区 ◇宮内公民館の改築について Q 宮内公民館は築60年で設備の劣化も激しく、建て替えが喫緊の課題。地区の中でも議論をしているが、現公民館の場所を重視する人もいれば、宮内の中心に持っていくべきだという人もいる。南陽市全体の課題と捉え、早急な対応をお願いする。 A 検討の視点として3つ述べられているが、①次世代を担うにふさわしい施設②地域の元気を支える交流人口の増加に寄与する③人口減少の影響を計り社会的資産の効率的な運用に挑戦するなど、どれも大切な視点だと感じている。第3者の視点も入れて、結論をだしていくための仕組みを来年度から進めたい。その時に大事だなと思っているのは、南陽高校との関係。県立高校の再編については、南陽高校の存続が危ぶまれているが、絶対に南陽高校を無くしてはいけないと思っている。その件を考え合わせてこれからの宮内をどうしていくか都市計画マスタープランの見直しを含めて考えていきたい。まずは、来年度の予算編成に盛り込む。 ◇宮町通りの街路灯と敷石 Q 宮町の通りは整備した後、街路灯の色は景観や暖かさを考慮し電球色にこだわってつくったはず。ところが最近、白い電灯がふえてきた。当初の姿勢を貫いていかないといけないと思う。できれば電球色に戻して欲しい。 また敷石について、大型バスなど重量車両の通行や時速30キロの速度制限が守られていない。新町通りの交差点は壊れた所がアスファルト補修になっている。大型車の一方通行や、時速30キロの速度制限、駐車場を別の場所につくるなど、検討していただきたい。 A 街路灯については、調査した後、対応を考えさせていただきたい。  敷石は壊れたら、アスファルトに置き換えるのでなく、しっかり景観が守られるように対応していきたい。その上で、どういった工夫ができるかは、ご意見をいただきながら対応させていただきたい。 △景観維持が話題となった宮内門前通り このほか、各地区集会所(郡山東・冨貴田、若葉町、大橋、吉野町下、関根、桜木町)で開催されました。 掲載できなかったご意見や、各地区の集会所で出されたご意見は、集約後に各地区公民館へ配布します。ぜひご覧ください。 多くの方のご参加と、数々の貴重なご意見をありがとうございました。 P8-9 まちのアルバム Topics 12/1 2020東京五輪への想いとホストタウン事業の可能性 バレーボール元日本代表木村沙織さんトークショー 市民の五輪への関心を高めようと、バレーボール元日本代表の木村沙織さんを招いたトークショーをシェルターなんようホールで開催しました。トークショーには市民をはじめ県内外から650人が参加。参加者を前に木村さんは、「大きくても小さくてもいいから、目標を持って取り組むことが大事。常に目標を持って取り組むことで、違った自分が見えてくる」と話されました。 また、ポケットから2012年ロンドン五輪で獲得した銅メダルを取り出し、子ども達に実際に触れさせると会場は大いに盛り上がりました。 トーク後は小中学生と実際にプレーし、交流を深めました。 △子どもたちとプレーを楽しみました △気さくに銅メダルを披露する木村さん △司会を務めたTBSの初田アナウンサーと木村沙織さん 南陽この人 vol.9 -アートの普及とアーティスト支援による地域活性化に貢献- Be Here Now企画 代表 菊地 純さん(赤湯) 地域活性化に励む若者として今年度県「輝けやまがた若者大賞」を受賞した団体「Be Here Now企画」の代表でイラストレーターの菊地さん。地域のアーティストを結びつけ、アートを楽しみながら置賜地域をめぐるスタンプラリーなどを実施する「ARTS SEED」というイベントを実施しています。このイベントは昨年4回目を数え、市内でも赤湯や宮内など8か所がラリーポイントとなりたくさんの方が作品を目当てに訪れています。そして作品をご覧いただいた後はその場所でお買い物や食事も楽しみました。 アーティストの募集、アーティストとお店等との様々な調整、予算繰りなどご苦労も多そうですが、「イベント中は夢中です。作品をご覧いただいて、買ってもらえることはもちろん、協力してくださるお店の方々が積極的に関わりイベントを楽しんでくれたり、イベント後に活動の広がりを垣間見たときにジワーっと達成感を肌で感じる」とイベントのやりがいを話します。 そして、「イベントを通してアーティストがマーケット(市場)とつながるような関係性を築きたい。そうなればアーティストが元気になり、アーティストが元気な地域は、きっと豊かで元気な地域になるのでは」と今後の展望を話してくださいました。 "ARTS SEED OKITAMA 2020"は既に準備がスタートしています。次回はぜひ参加してみてはいかがでしょう。 △お人柄同様、菊地さんの作品はやさしさや温もりを感じさせます。 菊地さんの活動はこちらからご覧になれます▶http://junkikuchi.com 11/26 「南陽の菊まつり」市菊花大会表彰式 南陽市役所 今回は579点の菊花が出品。内閣総理大臣賞に輝いた岡崎國博さん(写真)ら上位入賞者が表彰を受けました。 11/29 市と日本体育大学が体育・スポーツ振興に関する協定を締結 白岩市長が日体大の松浪健四郎理事長と協定書を取り交わしました。今後は、体育・スポーツに関する様々な取り組みを通して、互いの振興を図ります。 12/4 市雇用創造協議会成果品発表会 ハイジアパーク南陽 市内事業所を中心に約50人が参加。市雇用創造協議会の開発した滞在型ツアーやワイン・日本酒に合う新グルメ商品の発表・試食が行われました。 12/6 「DAWNのバルバドス講座」開始 シェルターなんよう ホールホストタウン相手国のバルバドスを、同国出身のドーン国際交流員が紹介。全3回行われ、参加者はバルバドスの地理・歴史、教育、文化を学びました。 12/7 夕鶴の里入館者40万人達成 夕鶴の里 平成5年の開館以来、26年目で達成。40万人目となった新潟県立歴史博物館友の会の代表者に、花束や民話集・CDが贈呈されました。 12/7 第35回市民なわとび大会 市民体育館 延べ約1300人が参加し、記録更新に向けて一心不乱にジャンプ!個人種目で4つ、団体種目で1つ新記録が出るハイレベルな大会となりました。 12/10 「伊達直人」さんからの贈り物10年連続届く 南陽市役所 漫画タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る人物から、ランドセル6個と中学校入学祝金の封筒6封が届きました。心温まる贈り物感謝いたします。 12/10 地元産ラ・フランスを給食で提供 市内保育施設・小中学校 市地産地消事業の一環として10日㈫から12日㈭まで実施。子どもたちはあま~くとろける食感を楽しみました。 12/16 南陽高等学校生徒会からの寄付金贈呈式  南陽市役所 高橋悠飛会長(中央)らが訪れ、文化祭の売上金の一部を寄付いただきました。福祉振興に大切に使わせていただきます。 P10-11 子育て応援!すこやか情報局 インフルエンザ対策を忘れずに! ◆すこやか子育て課けん診係(☎㊵-1693) その症状、インフルエンザかも? インフルエンザの症状は、突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等の全身の症状が特徴です。のどの痛み、鼻汁、咳なども見られます。 普段のちょっとした心がけで予防しましょう ▷流行前のワクチン接種 重症化を防ぎます。 ▷マスク 主な感染経路は、咳やくしゃみによる飛沫感染です。咳エチケットを普段から意識し、人の多い場所に行く場合はマスクをしましょう。 ▷手洗い 外出後は、流水・石けん・アルコール製剤で手を消毒しましょう。 ▷湿度管理 適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。乾燥すると感染しやすくなります。 かかってしまったら ▷体調が悪い場合は早めに医療機関を受診してください。受診の際はマスクを忘れずに着用しましょう。 ▷栄養、睡眠、水分を十分に取り、安静にしましょう。 ▷感染が疑われる場合、無理をして職場や学校に行かず、医療機関を受診して医師の指示を受けましょう。 咳エチケット、大事です 咳やくしゃみをする時、どうしていますか? ×何もせずに咳やくしゃみをする ×咳やくしゃみを手でおさえる 咳やくしゃみをするとき、しぶきが2mほど飛びます。しぶきには病原体が含まれている可能性があります。 手でおさえると、その手にウイルスが付着し、ドアノブ等を介して他の人に病気をうつす可能性があります。 他人への感染を防ぐ3つの咳エチケット マスクを着用し、口・鼻を覆いましょう 鼻から顎までを覆い、隙間がないようにつけましょう。 マスクがない時はティッシュ・ハンカチで口・鼻を覆いましょう 使ったティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、ハンカチはなるべく早く洗いましょう。 とっさの時は袖や上着の内側で口・鼻を覆いましょう 職場や学校、電車内など人が集まるところでは特に咳エチケットを守りましょう むしばゼロ! 11月の3歳児健診でむし歯がなかったおともだち あべりのはちゃん いしぐろのあちゃん いちかわひなちゃん えだまつさきちゃん えんどうさくらちゃん おおぬまゆうごくん かわさきひいろちゃん きふしえいたくん ささきいっせいくん ささきたけるくん しまつあんちゃん しまぬきそらくん すがいあいるくん すとうかいちくん たかいしひびきくん たかはしかなたくん たかはしりんたくん わたなべこはる ちゃん 南陽東置賜休日診療所 ☎㊵-3456 ■2月の診療日 2㈰、9㈰、11㈫、16㈰、23㈰、24㈪ ■受付時間 8時45分~11時45分、13時~16時30分 ■診療科目 主に内科・小児科 ■持ち物 保険証 ※外科希望の方、小学生未満の方は事前にお電話ください。 ※当番医師の判断で公立置賜総合病院等へ案内する場合もあります。 ※担当医師などはHPをご覧ください。 両親学級~もしもし赤ちゃんコース~ ■期日 2月6日㈭ ■受付時間 13時~13時10分 ■場所 シェルターなんようホール ■内容 ▽妊娠中から始める子育て準備▽栄養と試食▽情報交換▽赤ちゃんへのメッセージカード作り ■対象 妊娠届出後の妊婦とその夫 ■持ち物 母子健康手帳と副読本、筆記用具、エプロン ■参加料 100円 ■申込締切 1月31日㈮ ママとベビーの体操教室 ■期日 2月14日㈮ ■受付時間 9時40分~9時55分 ■場所 健康長寿センター ■内容 ▽ママの体操▽てあそび▽ベビーマッサージ ■対象 令和元年5・6・7月生の子どもとその親 ■持ち物 母子健康手帳、バスタオル、水分補給用の飲み物 ※一緒に体操できる動きやすい服装でお越しください。 ■申込締切 2月12日㈬ ごっくんくらぶ(離乳食実習) ■期日 2月27日㈭ ■受付時間 9時40分~9時55分 ■場所 健康長寿センター ■内容 ▽お話▽調理実習 ■対象 ▽離乳期の子どもをもつ保護者▽希望する方 ■持ち物 母子健康手帳、筆記用具、バスタオル、エプロン、記名したガーゼ、三角巾、おしぼり、お子さん用スプーン ■料金 100円(調理実習代) ■申込締切 2月21日㈮ 乳幼児健診 対象者には別途案内を送付します。 前回受診しなかった方も対象です。 すこやか子育て課すこやか係(☎㊵-1691) ※時間は受付時間。 3~4か月児健康診査 健康長寿センター 2/7㈮ 13:10~13:30/令和元年 10月生 1歳児健康相談 シェルターなんようホール2/4㈫ 9:15~10:00/平成31年 1月生 10:00~10:45/平成31年 2月生 1歳6か月児健康診査 シェルターなんようホール 2/13㈭ 13:20~13:40/平成30年 7月生 2歳児歯っぴー教室 シェルターなんようホール 2/18㈫ 9:15~ 9:30/平成29年 7月生 10:00~10:15 / 平成30年 1月生 3歳児健康診査 シェルターなんようホール 2/19㈬ 13:00~13:20/平成28年 7月生 相談 乳幼児健康相談 2/25㈫10:00~11:00 すこやか(宮内乳幼児保育センター内) おひさま広場 2/21㈮13:30~15:30 ハイジアパーク南陽 2月の予防接種開始対象者 ※誕生日以降に接種してください。 ■持ち物 予診票、母子健康手帳 ひょうはじめ 予防接種 対象者 接種期間 B型肝炎 令和元年11月生 満2か月~9か月未満 Hib 令和元年11月生 満2か月~5歳未満 小児用肺炎球菌 令和元年11月生 満2か月~5歳未満 四種混合 令和元年10月生 満3か月~7歳6か月未満 BCG 令和元年8月生 満5か月~8か月未満 麻しん風しん第1期 平成30年12月生 満1歳~2歳未満 水痘 平成31年1月生 満1歳~3歳未満 日本脳炎第1期 平成29年1月生 満3歳~7歳6か月未満 ひょうおわり P12-13 きっと役立つ。くらしの情報局 ◆=問合せ・申込先。 ※掲載事項について、詳しくは各担当に問い合わせください。 市民の健康づくりを応援する「健康なんよう21(第2次)」から 健康づくり発信局 ◆すこやか子育て課すこやか係(☎㊵-1691) 健(検)診、受げさ行ぐべ! ご存知ですか?南陽市民は高血圧が多い。 「みんな血圧の薬飲んでだもな~。」と薄々お気づきの方もいるかと思いますが、特定健診の結果を見ると、南陽市は特に男性の血圧が高い方が多い状況です。受診率も高く、一人当たりの医療費も、がんに次いで2番目に高額となっています。  ×健康に自信があるから、健(検)診は受けなくて大丈夫 糖尿病や高血圧、がんなどの生活習慣病は自覚症状がないまま進行していきます。 特定保健指導って、なんのこと? メタボリックシンドロームやその予備軍と判定された方を対象に保健師や管理栄養士が面接や電話などで生活習慣改善のための支援を行います。 市の特定保健指導に該当した方には、専門機関で通常1~2万円かかる保健指導を無料で受けられます。 まだ間に合います!追加健(検)診 ◆人間ドック/南陽検診センター(☎㊸-6303) ◆その他/すこやか子育て課けん診係(☎㊵-1693) B型・C型肝炎ウイルス検査を受けましょう 日本では25~75万人が感染に気づかず治療に至っていません。肝炎ウイルスに感染すると肝硬変・肝がんに進行する恐れがあります。1人でも多くの命を守るため、一生に1回は肝炎ウイルス検査を受けましょう。 ×忙しくて時間がない、費用がもったいない 健(検)診は年1回、半日程度です。特定健診と他のがん検診は同じ日に受けることができます。 時間と費用を惜しんでいると、後から何倍もの時間とお金を失ってしまうかもしれません。また、すべての健(検)診費用には助成があります。 通常料金と比べてこんなにおトクです ひょうはじめ 健(検)診 通常料金 助成後の料金 特定健診 8,000円 2,000円 人間ドック 20,000~30,000円 男性9,000円女性12,000円 胃がん 5,000円 1,700円 肺がん 1,000円 500円 大腸がん 1,700円 500円 子宮頸がん  4,000円 1,400円 乳がん 5,000~7,000円 1,600円 血液サラサラ健康教室~血糖コース~(無料) ◆すこやか子育て課すこやか係(☎㊵ー1691) ■日時 2月7日㈮9時30分~正午(受付は9時10分から) ■場所 シェルターなんようホール(市文化会館) ■対象 74歳までの方 ■定員 先着25人程度 ■内容 血管年齢の測定、運動と食事の話(試食あり)、1日の推定塩分摂取量の測定 ※事前に尿検査があります。申し込み受付の後、容器を郵送します。  ■申込期間 1月7日㈫~1月24日㈮ ご用心!暮らしのトラブル かしこい消費者 注文していない商品の「送りつけ商法」にご注意! 毎年この時期は、「送り付け商法」の相談が多くなります。注文していない商品を一方的に送りつけられた場合、代金の支払い義務はなく、受け取る必要もありません。業者の連絡先が分からないことも多く、商品を受け取ってしまうと代金を取り戻すことが難しくなります。安易に受け取らないようにしましょう。 電話がかかってきても、申し込んだ覚えがなく、購入する意思もなければきっぱりと断りましょう。送り主の連絡先等が分かる場合はメモしたうえで受け取りを拒否しましょう。 少しでも「おかしいな」と感じたらご相談ください ▽消費者ホットライン(☎188(いやや!)) ▽市民課生活係(市役所1階②窓口) ▽置賜消費生活センター(☎㉔-0999) 南陽市消費者の会◆市民課生活係(☎㊵-8255) ◆=問合せ・申込先。 ※掲載事項について、詳しくは各担当に問い合わせください。 けん診 検診世帯調査票の提出を忘れずに!1/16㈭まで すこやか子育て課けん診係(☎㊵ー1693) 今回の市報と一緒にお配りまたは郵送した「検診世帯調査票」は、皆さんの令和2年度の各種検診の希望を調査するものです。この調査をもとに検診の通知を行いますので、忘れずに提出してください。 年に一度は検診を受けましょう。早期発見、早期治療が第一です。 ※調査票には各種検診の対象となる年齢以上の方のみ記載されています。(男性40歳以上、女性20歳以上) ※「対象外」と記載されている検診は年齢や性別、加入医療保険が対象外のため申し込みできません。 「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」が同封されていた方へ 第8期介護保険事業計画(令和3年度~5年度)の作成のため、高齢者の皆さんの生活実態とニーズ調査を行います。調査結果は今後の介護サービス等を検討するための重要な資料となりますので、ご理解とご協力をお願いします。 ■対象(無作為抽出) ▷介護認定を受けていない65歳以上の方900人▷介護認定を受け在宅で生活している方100人 ■提出方法 検診世帯調査票と一緒の封筒に入れ1月16日㈭まで提出 ◆福祉課介護管理係(☎㊵-1645) 献血(400mlのみ) ■日時 1月11日㈯10時~正午、13時30分~16時 ■場所 マックスバリュ南陽店 ■対象 男性は17~69歳、女性は18~69歳の、体重50㎏以上の方(65~69歳の方は60~64歳のときに献血したことがある方) ■持ち物 身分証明書(免許証等)、献血カード(お持ちの方) ◆すこやか子育て課けん診係(☎㊵ー1693) 介護予防のための通いの場への移動を無料でお手伝いします ◆地域包括支援センター(☎㊵-1646) 65歳以上で1人で外出が難しい方を対象に、介護予防のための通いの場への移動を無料でお手伝いします。利用には、事前に会員登録が必要です。 ■対象 要支援1・2またはケアチェック該当者で、日中運転ができる家族がいない方 ■支援先 介護予防教室、通所型サービスB(ひなたぼっこ・たばこやさん・げんき本舗)など ■利用回数 週1回(月4回まで) 専門スタッフがお答えします もの忘れ相談 地域包括支援センター(☎㊵-1646) ■日時 1月23日㈭9時30分~13時 ■場所 市役所201会議室 65歳以上対象 地域包括支援センター 2月の介護予防教室 はつらつくらぶ ◆社会福祉協議会(☎㊸-5888) ゆったりくらぶ 2/12㈬・19㈬ 10時~15時30分 老人いこいの家 やじろべえ(予防体操) 2/3㈪ 12時40分~14時 健康長寿センター やじろべえ(予防体操) 2/20㈭ 12時40分~14時 沖郷公民館(防災センター) てんとうむし 2/27㈭ 10時~15時30分 老人いこいの家 健康ヨーガ教室 毎週火曜日 9時30分~10時30分、11時~正午 沖郷公民館(防災センター) ■参加料 1,000円/月 趣味のいきがい教室 ◆太陽の里ふたば(☎59-4333) 前日まで電話予約してください。 介護予防体操 2/5㈬9時30分~11時 元気運動 2/18㈫13時~14時 ■持ち物 水分補給用の飲み物 フラワーデザイン 2/26㈬10時~正午 ■持ち物 花切りはさみ わくわく健康教室 ◆接骨師会健康サポート事業所(☎㊵-2776) 漆山公民館 2/17㈪13時~14時 るーむ花(祝日休み)◆花工房(☎㊸-3364) ■料金 実費材料代 小物づくり教室 毎週水曜日 10時~正午 趣味のソーイング教室 毎週木曜日 10時~正午 P14-17 Information 南陽市役所代表 ☎0238-㊵-3211 ■開庁時間 平日8時30分~17時15分 ◆=問合せ・申込先。 ※料金記載の無いものは無料、申込締切の無いものは申込不要です。 ※掲載事項について、詳しくは各担当に問い合わせください。 冬の事故を防ぐために 例年、市内では雪による被害が多数発生しています。 雪による被害を防止するために、次のことに気を付けましょう。 皆さんのご協力をお願いします。  ◆総合防災課消防防災係(☎㊵-0267) 除雪中の事故に注意! 雪による事故の原因で最も多いのは、屋根の雪下ろし中の事故です。次のことに注意し、安全な作業を心掛けましょう。 安全な雪下ろしのポイント ▶2人以上で作業する ▶安全な服装で作業する(右図) ▶はしごをしっかり固定する ▶命綱を使用する ▶使いやすい除雪道具を使用する ▶屋根の雪のゆるみに注意する ▶足場は常に注意する ▶無理な作業はしない 安全な除雪機の使い方 ▶作業中は、絶対に周りに人を近づかせない ▶雪詰まりを取り除くときは必ずエンジンを止め、雪かき棒を使う ▶後進するときは、足下や後方の障害物に気を付ける ▶作業時以外は必ずエンジンを止める 除雪をする方へ ▶道路や歩道への雪出しは絶対にしない。子どもの通学や歩行者の妨げとなり、交通事故を招きます ▶危険な場所に子どもが近づかないよう、大人が声を掛ける ▶除雪機械やスノーダンプ等で大量の雪を側溝に入れない。水がせき止められ、住宅の浸水被害が起きます ▶側溝がせき止められないように、流れにくい雪や氷の塊は投げ込まない 建物の所有者の方へ ▶灯油やガスの配管を点検する。落雪や雪の重みで管が破損し、油やガスが漏れる事故が起きています ▶屋根の雪下ろしを早めに行う等、管理を徹底する。(万が一落雪などで被害が発生した場合は、使用しているかどうかに関わらず、建物の所有者の方が賠償責任を負うことになります) 雪崩や落雪に注意 ▶急な坂や雪庇が張り出している場所には近づかない。やむを得ず通行する場合は十分注意する ▶軒下では、屋根からの落雪に注意する 農業者の方へ ▶ビニールハウス等の施設が倒壊しないよう、早めに除雪する ▶果樹の枝折れ防止対策を行う 踏切事故を防ぐために 冬期間は凍った路面で滑らないよう、踏切手前で十分に減速しましょう。また、積雪などで誤って線路に入らないよう、しっかり確認しましょう。 踏切の中に閉じ込められたら ゆっくり車を前進させる。 遮断棒は、車で押せば跳ね上がります。 踏切内で動けなくなった場合(脱輪等) ▶非常ボタンをカバーの上から強く押して列車に異常を知らせる(ボタンがない時は、大きく手を振る、発炎筒などで列車に知らせる) ▶付近の人の協力を得て脱出し、最寄の駅に連絡する。 ◆県踏切道事故防止対策委員会事務局(☎023-630-2196) 令和元年度環境ポスターコンクール入選作品 ◆市民課環境係(☎㊵-8256) えくぼプラザ市民ギャラリーに応募された全作品を展示します ■開館時間 9時~21時 ■期間 1月20日㈪正午~24日㈮15時 小学生の部 特選 佐藤 真汎さん(赤湯小4年) 金賞 小関 友那さん(赤湯小6年) 銀賞 竹田 恋菜さん(赤湯小5年)銅賞 駒木根 栞南さん(沖郷小6年) 佳作 ▷武田 昌子さん(沖郷小4年)▷菅野 萌優さん(沖郷小4年)▷小村 一生さん(沖郷小5年)▷石崎 奏音さん(赤湯小5年)▷安藤 颯介さん(赤湯小5年) 中学生の部 特選 川﨑 愛良さん(赤湯中3年) 金賞 細谷 宝さん(沖郷中3年)銀賞 袴田 か葉さん(沖郷中2年)銅賞 門眞 りかさん(赤湯中2年) 佳作 ▷岡﨑 あんなさん(赤湯中2年)▷須藤 菜々さん(沖郷中2年)▷須貝 凛さん(沖郷中2年)▷島貫 巧海さん(赤湯中3年)▷手塚 徳幸さん(宮内中3年) 第13回「社会を明るくする運動」市作文コンテスト入賞者 ◆福祉課地域福祉係(☎㊵-1639) 第13回「社会を明るくする運動」市作文コンテストが行われ、次の方が入賞しました。 ▲令和元年12月9日㈪、表彰式が行われました。 ■小学生の部 ひょうはじめ 賞 氏名 学校名・学年 題名 最優秀 山岸詩和さん 宮内小6年 障がい者を受け入れる心 優秀 舩山大輝さん 梨郷小5年 あいさつってすごい 優秀 奥田美佳さん 宮内小6年 安心できるみんなの居場所 入選 漆山千愛さん 宮内小6年 あこがれの存在 入選 齋藤大雅さん 荻小6年 これ以上犠牲者を出さないために ■中学生の部 ※最優秀賞は該当なし 賞 氏名 学校名・学年 題名 優秀 川﨑愛良さん 赤湯中3年 子供の笑顔あふれる社会に 優秀 古川みつきさん 赤湯中2年 心で受けとる言葉 優秀 平彩乃さん 宮内中2年 人々が幸せになるためのサイクル 入選 長嶋洸司郎さん 赤湯中3年 あいさつ 入選 廣谷凛音さん 沖郷中2年 明るい社会を実現するために ひょうおわり 令和2・3年度(定期)競争入札参加資格審査申請 ◆建設課管理係(☎㊵-8392)  令和2・3年度に南陽市が発注する建設工事、測量・建設コンサルタント等の競争入札(随意契約を含む)に参加を希望する方は、次の要領で資格審査の申請をしてください。 ■受付期間 2月3日㈪~28日㈮(平日のみ) ※郵送の場合は2月14日㈮まで(当日消印有効)。 ■受付時間 9時~正午、13時~16時 ■受付場所 建設課管理係(郵送可) ■登録期間 令和2・3年度(2年間) ■申請方法 申請書類は、A4ファイル(金具留具不可)に右表の書類順につづり、表紙と背表紙に「『令和2・3年度(定期)建設工事(または、測量・建設コンサルタント等)競争入札参加資格審査申請』登録事業所名」と記入のうえ提出 ■提出書類 右表のとおり ■その他 ▷登録事項に変更があった場合は、変更届を提出してください(郵送可)。登録後の業種の追加はできません。 ▷「経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書」(写)は毎年更新して提出してください。 ▷窓口の混雑が予想されます。あらかじめご了承ください。 ▷共同企業体等は、様式および提出書類が異なります。 様式や要領は市HPからダウンロードできます▶ 提出書類(◎=必ず提出、○=該当する場合提出) ひょうはじめ 建設工事 競争入札参加資格審査申請書 ◎ 経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書(写) ◎ 工事経歴書 ◎ 営業所一覧表 ◎ 技術職員名簿 ◎ 納税証明書(※1) 【市内個人】固定資産税および都市計画税・市県民税・国民健康保険税・所得税・消費税 【市内法人(※2)】固定資産税および都市計画税・法人市民税・法人税・消費税 【市外個人】 所得税・消費税 【市外法人】 法人税・消費税 ◎ 印鑑証明書(原本) ◎ 委任状 ○ 使用印鑑届 ○ 暴力団排除に関する誓約書 ◎ 発注者別評価点シート(市内業者のみ) ○ ひょうおわり ひょうはじめ 測量・建設コンサルタント等 競争入札参加資格審査申請書 ◎ 登録証明書(写) ○ 測量実績調書 ◎ 営業所一覧表 ◎ 技術者経歴書 ◎ 有資格技術職員調書 ◎ 【法人】登記事項証明書 (全部事項証明書)(写) 【個人】身分証明書(写) ◎ 財務諸表 ◎ 納税証明書 建設工事と同じ ◎ 印鑑証明書(原本) ◎ 委任状 ○ 使用印鑑届 ○ 暴力団排除に関する誓約書 ◎ ひょうおわり (※1)所得税、法人税、消費税および地方消費税の納税証明は未納税額のない証明 (その3の2、その3の3)を提出ください。 (※2)市内法人とは、南陽市内に本店、支店、営業所のある法人です。 令和2・3年度指名競争入札参加登録申請(物品購入・役務の提供) ◆ 財政課管財係(☎㊵-0254) 令和2・3年度に南陽市が行う物品購入等の指名競争入札(随意契約を含む)に参加を希望する方は、「指名競争入札参加登録申請(物品購入・役務の提供)」をしてください。 ■受付期間 2月3日㈪~28日㈮(平日のみ) ※郵送の場合は2月28日㈮まで(当日消印有効)。 ■受付場所 財政課管財係 ■登録期間 令和2・3年度(2年間) 申請書は財政課に備え付けのほか、市HPからもダウンロードできます▶ 置賜広域行政事務組合指名競争入札参加登録申請 ◆置賜広域行政事務組合事務局施設課施設係(☎㉖-7488) 令和2年度に行う▷①建設工事▷②測量・建設コンサルタント業務等の追加登録申請、▷③令和2・3・4年度に行う物品納入・役務提供の定期登録申請を受け付けます。 ■受付期間 ▷①②2月3日㈪~20日㈭▷ ③1月15日㈬~2月5日㈬ ※郵送の場合は当日消印有効。 申請書類など詳しくは同組合HPをご覧ください▶   市議会議員選挙 あなたの1票で未来をつくろう ■告示日 3月15日㈰ ■投票日 3月22日㈰ 立候補予定者および出納責任者説明会 ■日時 2月5日㈬9時30分~正午 ■場所 シェルターなんようホール(文化会館) ■出席人数 立候補予定者1人につき3人以内 郵便で投票することができます 身体障害者手帳や介護保険被保険者証を持ち、下表に該当する方は、 自宅で郵便を使った不在者投票をすることができます。 事前に手続きが必要ですので、詳しくは早めに問い合わせください。 ひょうはじめ 手帳等の種類 障がいの種類 等級 身体障害者手帳 両下肢、体幹、移動機能の障がい 1級・2級 身体障害者手帳 心臓、じん臓、呼吸器、ぼうこう、直腸、小腸の障がい 1級・3級 身体障害者手帳 免疫、肝臓の障がい 1級~3級 戦傷病者手帳 両下肢、体幹の障がい 特別項症~第2項症 戦傷病者手帳 心臓、じん臓、呼吸器、ぼうこう、直腸、小腸、肝臓の障がい 特別項症~第3項症 介護保険被保険者証 要介護5 ◆選挙管理委員会事務局(☎㊵ー8536) お知らせ 家畜等の飼養頭羽数報告をお願いします 家畜の所有者は、2月1日現在の飼養頭羽数や畜舎の状況を提出してください。毎年県に報告することが義務付けられています。 前年に報告した方は 1月末に報告用紙が郵送されます。 新たに家畜を飼養した方、飼養しているのに報告用紙が届かない方 必ず問い合わせください。 ■提出先 農林課農業振興係 ■対象 牛、水牛、鹿、馬(ポニー含む)、豚(ミニブタ含む)、イノシシ、綿羊、山羊、鶏(烏骨鶏、チャボ含む)、ウズラ、アヒル、キジ、ダチョウ、ホロホロ鳥、七面鳥 ■報告締切 2月7日㈮ ※1頭・1羽でも飼っていれば報告対象です。ペットや学校、公園等での飼育も含みます。 ◆置賜家畜保健衛生所(☎㊸-3217) やまがた緑環境税を活用して地域の森づくり活動をしてみませんか みどり豊かな森林環境づくり推進事業による森づくり活動を募集します。 ■支援する活動内容(令和2年度中に行う次の取り組み) ▷豊かな森づくり活動▷自然環境保全活動▷森や自然とのふれあい活動▷木に親しむ環境づくり ■募集期間 1月6日㈪~2月6日㈭ ※事業の実施は令和2年度予算の成立が前提となります。 ◆農林課林務係(☎㊵-8320) 講座・催し 県宅地建物取引業協会不動産無料相談会(予約制) ■期日 1月15日㈬、2月19日㈬ ■時間 13時~15時 ◆場所 県宅地建物取引業協会南陽地区事務所(☎㊵-3880) 応急手当普及員再講習会 今年度から新規講習は隔年開催になり、今年度は再講習のみの開催です。 ■日時 2月2日㈰9時~正午 ■場所 南陽消防署 ■対象 平成29年に新規講習、再講習を受けた方 ■申込締切 1月19日㈰ ◆南陽消防署救急係(☎㊸-3500) 体力作りにどうぞ 冬のスポーツイベント ジュニアスキー教室「蔵王」 ■日時 2月2日㈰ ■場所 蔵王スキー場(7時45分南陽市役所集合) ■参加料 4,000円(申込時に支払) ■対象 プルークボーゲン以上ができる市内小学3~6年生 ■定員 先着45人 ■申込締切 1月24日㈮ ■申込先 社会教育課社会体育係(☎㊵-8990)  市民カローリング大会(無料) ■日時 2月9日㈰8時45分 ■場所 市民体育館 ■対象 市内在住・在学・在勤の方 ■定員 先着40組(3人1組) ■申込締切 1月31日㈮ ■申込先 社会教育課、市民体育館、各地区公民館 暮らしにアートを1月のギャラリー 宮内公民館「サロン銀杏」 「宮内公民館書道教室新年試筆展」 ◆宮内公民館(☎㊼-3112) 公立置賜南陽病院「病院ギャラリー」 「絵手紙サークル土筆の会・ ほほえみの会合同展」 「後藤洋子アメリカンフラワー作品展」 ◆公立置賜南陽病院(☎㊼ー3000)  えくぼプラザ市民ギャラリー ■開館時間 9時~21時 「令和元年度環境ポスター作品展」 ■期間 20日㈪正午~24日㈮15時 「日本教育書道会 書道展」 ■期間 26日㈰11時~2月9日㈰14時 ◆赤湯公民館(☎㊸ー3466) P18-19 第32回(平成30年度) 須藤克三賞 最優秀作品紹介 [詩の部]最優秀作品 【小学校低学年の部】 みんなとぎゅう 宮内小1年(現2年) 渡部澪理さん ただいまー ひさしぶりのおかえりだ おとうさんのぎゅう かけっこ がんばったね うんどうかい がんばったね おかあさんのぎゅう こんどは ぼくも ほいくえんにしゅっぱつするよ きょうはなかなかったね えらいぞ じゅんなにぎゅう みんなとぎゅう こころが ぽかぽかあったかだ 【小学校高学年の部】 秋のパレット 赤湯小5年(現6年) 髙橋美晴さん 山に落ちていく真っ赤な夕日に照らされ あざやかな秋の景色が広がっている 思色や京緋色にそまったもみじ 不言色のいちょうに ひょっこりかくれた黄緑色のぎんなん 金茶に輝くいねの先で 羽根を休める紅色のとんぼ 枯茶色のじゅうたんを サクッサクッと 軽快な音を鳴らしながら走る マラソン選手の輝く藤黄色の汗 このすてきな風景を 少し絵に描いてみようかな 【中学校の部】 出逢い          赤湯中2年(現3年) 佐藤瑞姫さん 新学期 新しいクラスで中二の生活が始まる日 中国人の転校生が紹介された 「うまく話せるだろうか」 「仲良くなれるだろうか」 大きな不安が渦巻いた 彼女の席は私の後ろ 「話しかけなければ何も始まらない」 勇気を出して話しかけた 「ザイジェン」という言葉を教わった 「さようなら」という意味らしい 新緑の頃 彼女と話さない日が続いた それまでは毎日話しかけていたのに 「何を話せばいいのだろうか」 「なぜ他の人のように話せないのだろうか」 私は言葉の壁に戸惑いも覚えた 中国語講座をラジオで聞いてみた 「私が少しでも中国語を話せたら」 難しすぎて三日で聞くのをやめた 異国語を話すためには どれだけの努力が必要なのかを知った 衣替えの季節 夏服で登校した私 他の人たちは冬服のままだ 「どうしよう どうしよう」 「衣替えの日を間違えたんだ」 恥ずかしさに逃げ出したい衝動に駆られた 彼女が制服の上着を脱いだ 「ありがとう いいの?」 彼女は笑顔を返してくれた 彼女の優しさが心にしみた 友達になれたことを誇らしく思った 彼女と出逢い たくさんのことを学んだ お互いの心に壁をつくってはならないこと 人種や国による差別や偏見は捨てること 世界にはいろんな人がいる だから社会が成り立つ これからどんなことがあっても 私は強く生きてみせる 彼女のように すぐ暗くなる秋の夕暮れ 部活動が終わり校門を出るとき 「ザイジェン」 「ザイジェン」 私と彼女は笑顔で交わす 今日も明るく一日を終えた 「また明日は彼女とどんな話をしようか」 胸を弾ませ 私は待とう 彼女と出逢えたことに感謝しながら ※今回で第32回須藤克三賞受賞作品の紹介を終了します。 南陽想い出グラフィティ vol.8 南陽の歴史を市報から振り返ります なわとびを通した健康づくりに長い歴史あり ▲”だれでも、どこでも、いつでもできる”「なわとび」の普及が進められました。 赤湯地区では当時、県の社会体育振興地区の指定を受け「なわとび」の普及が進められました。老人クラブ、婦人会、青年団、子供会といろいろな団体で取り組まれた他、小中学校でも教科の一部に取り入れられました。そしてその取り組みの様子はNHK「明るい農村」という番組で放送され全国に紹介されたそうです。 昨年12月7日㈯に開催された市民なわとび大会は35回目。昭和、平成、令和と「なわとび」が冬の市民の健康づくりに生かされています。 (市報なんようNo.15 昭和42年12月15日号) 図書館にようこそ  南陽市立図書館(☎㊸-2219) ■開館時間 火~金曜 10時~18時 土・日曜、13日㈪ 10時~17時 ■休館日  1日㈬~3日㈮、6日㈪、14日㈫、20日㈪、27日㈪ おススメの一冊「えくぼの本棚」 『山の上のランチタイム』 髙森 美由紀/著 中央公論新社/ 出版 のどかな町にある、創作料理店の『葵レストラン』。イケメンシェフや美少年のお手伝い、そして従業員の美玖が極上のメニューをお届けします。おいしくてあたたかいお料理小説です。 新着図書紹介 一般書 ■グッドバイ/朝井まかて ■星と龍/葉室麟 ■地形図でたどる日本の風景/今尾恵介 児童書 ■希望の図書館/リサ・クライン・ランサム ■さいた さいた ゆきのはな/鈴木真実 ■はじめての三国志/渡邉義浩 ※貸出袋や大型絵本袋の返却を忘れていませんか?お心当たりの方は図書館までお持ちください。 おはなし会(読み聞かせ室) ■どんぐりおはなし会(どんぐりお話会) 1/11㈯11時 ■しんちゃんおはなし会(しんちゃんおはなし会)1/25㈯11時 ■おばあちゃんのおはなし会(更生保護女性会) 2/1㈯11時 市立図書館おたのしみ会 1/18㈯11時 アロマでハンドメイド蜜ろうクリームづくり ミツバチが作る巣から採れる天然ワックスを使って、自分だけのクリームを手作りしてみませんか。申し込みが必要です。 ■期日 1月12日㈰、26日㈰ ■時間 10時30分~ ■場所 市立図書館 ■定員 各回10人 ■参加料(材料代) 1,000円 おうちで簡単クッキング じゃこと長芋、水菜の酢の物 今月は沖郷地区食改メニューです 材料(4人分) ちりめんじゃこ 30g 長芋 200g 切り水菜 8本 酢 大さじ2 作り方 ①じゃこは分量の酢につけておく。 ②水菜はさっと塩ゆでし、2~3㎝の長さに切る。長芋は皮をむきポリ袋に入れて麺棒などで粗くたたく。 ③①と②を合わせて混ぜる。 沖郷食改からのワンポイント ▷食べる直前に混ぜ合わせるとおいしくいただけます。 ▷冷蔵庫で冷やして食べるとおいしいです。 ◆市食生活改善(母子保健)推進員連絡協議会 事務局・すこやか子育て課すこやか係(☎㊵-1691) P20-23 農業委員会広報 台風被害を越えて南陽市の農業を考える 南陽市農業委員会 会長 髙橋 善一 明けましておめでとうございます。謹んで新年のお慶びを申し上げます。 昨年は、過去に例を見ない台風による風害・水害で全国的に未曾有の被害を経験いたしました。想定外の災害が発生する時代とはいえ、改めて天災の恐ろしさを痛感させられた一年でした。今年こそは穏やかで実り多い年でありますように、心よりご祈念申し上げます。 さて、昨年5月に農地中間管理機構を見直す改正農地バンク法が成立し、人・農地プランの実質化が図られることとなりました。農業委員会としても、各関係機関と協力して、担い手への農地集積・集約化を目指し、より積極的に行動していく所存です。 昨今の農業は、対外的にはTPPイレブン・日米貿易協定等が妥結し、国内では農業基本計画の見直しを始め、農業者の高齢化・後継者不足・有害鳥獣被害の増大への対策・耕作放棄地対策等々の課題が山積みとなっております。情勢は日々変化していく訳ですが、南陽市の環境に合った農業ができるよう、私たち農業委員会一丸となって、日々勉強・努力していく覚悟であります。 今後とも、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 【令和元年度 県農業委員会大会 参加報告 】 令和元年度山形県農業委員会大会が11月8日㈮、村山市民会館を会場に開催されました。 議事に先立ち、全国農業会議所の黒谷事業本部長より農業委員会組織をめぐる情勢と課題について、基調報告がなされました。また会議では、農政に対する政策提案をはじめ、4件の議案が可決承認されました。 いずれも、農家と農地を守り、質の高い農業と生活を目指す上で、大きな指針となる議案でした。 優良農地を守り、効率の良い利用を推進することは、農業の継続と発展の大前提です。農業委員会の果たすべき役割の重さに、身の引き締まる思いで参加して参りました。(後藤 和義) △県農業委員会大会が盛大に開催されました。 Fight! 頑張っています!新規就農者・新規農業法人 Iターン就農者  辻 直人 さん (梨郷地区) Q1 いつ就農して、何年になりますか? 平成24年に就農し、現在は8年目になります。 Q2 なにを作っていますか?また、現在の作付面積を教えてください。 桃と加工用キャベツを作っています。作付面積は桃が35アール、加工用キャベツが85アールです。その他に、叔父と共同で水稲、桜桃、西洋梨などを生産しています。 Q3 就農後意識して取り組んだことや、今後の目標を教えてください。 県外から移住してきた私にとって、「知り合いが少ない」というのは非常にハンデに感じていました。そこで、就農直後は講習会や若手生産者の組織に積極的に参加し、生産者などの農業関係者に顔と名前を覚えてもらうことを意識して行動していました。技術を学べるとともに、顔を覚えてもらうことができ、非常に有益でした。 今後の目標としては、「生産技術・知識を高め、教え導ける農家になる」ことです。農業の根っこは生産です。その生産において、自分が求めるものを狙ったとおりに作れなければ、売ることには繋がりません。自分自身が望むもの、お客様が望むものを作るために、技術を高めたいです。そして10年後、20年後、私がしていただいたように、若手農家に指導できるようになりたいです。それが、県外から来た私に惜しげもなく技術・知識を教えてくださった先輩方への、私なりの恩返しだと思っています。 農事組合法人 NEXT4(沖郷地区)沼部敏弘さん、 田中勝さん、鈴木光隆さん、濱田重幸さん  Q1 いつ法人化して、何年になりますか? 平成30年に法人を設立し、まだ2年目になります。 Q2 法人の役員数、経営内容などを教えてください。 当法人の役員数は4人です。今現在の経営内容としては、水稲が中心となっています。 Q3 法人化後意識して取り組んだことや、今後の目標を教えてください。 法人を設立してから、作業効率の向上のため、当たり前である基本的な作業計画を、もう一度考える必要がありました。現場では、その日の状況に応じて一番ベストな策を練り、作業能率の向上を意識して取り組みました。しかし、まだまだ改善点や意思疎通の取れた連携などを大切にしていかなければなりません。 今後は、経営面積の拡大や作業受託などを増やして利益向上を図り、果樹などの作物を増やして複合経営とし、雇用の確保などにも頑張っていきたいと思います。 農業委員全員研修会参加報告 ー福井県・石川県ー 令和元年10月30日㈬から11月1日㈮にかけての3日間、北陸方面に視察研修に行ってまいりました。 ○株式会社 田川農産(福井県あわら市) 平成11年にお父さんのけがを機にサラリーマンをやめ就農し、平成20年に法人化。現在は水稲48ヘクタールを中心に100ヘクタールを経営。奥さんや娘さんも一緒に農業に従事されていますが、「世襲にこだわることなく非農家の若手を育成していくことに力を注ぎたい」とおっしゃっていました。 ○農事組合法人 イーノなかのはま100(福井県あわら市) 小規模経営者が多く、将来の担い手や営農方針に不安があった中野浜地区。所得安定対策を契機に話し合いを重ね、1集落の農地丸々100ヘクタールと全農地所有者が1つの法人として営農することを決定したそうです。地区内の人たちが計画に基づき班組織を中心に作業し、賃金を受け取るという特徴的な経営をされていました。 ○羽咋市農林水産課(石川県羽咋市) 中山間地の多い羽咋市は、①農薬を使わない、②除草剤を使わない、③肥料をやらない、を定義とする自然栽培米の普及に力を入れているということでした。助成や直売所の建設など、行政やJAがバックアップをしながら、新規就農者の受け入れなども含め、生産者と農地の拡大を目指しているとのことでした。 ○合同会社 のとしし団(石川県羽咋市) 近年イノシシの農業被害が全国的に急激に増えてきています。のとしし団は、有害駆除されたイノシシを食肉や加工品にして活用している団体です。地域おこし協力隊の卒業生を中心に食肉加工場を運営しており、その取り組みが様々な分野の受賞をされるなど、高い評価を受けていました。 先進的な取り組みをされている方々のお話をお聞きしたり施設を見学したりすることができ、大変勉強になりました。これからの南陽市の農業に生かしていきたいと思います。      (渡沢 寿) 農業者年金に加入しませんか 老後生活への備えは十分ですか?年金は家族一人ひとりについて準備することが大切です。 保険料の全額が社会保険料控除となる税制優遇措置もありますので、ぜひ加入しましょう。 3つの加入要件 20歳以上60歳未満 国民年金第1号被保険者(保険料納付免除者を除く) 年間60日以上農業に従事 ☆”保険料の負担が大きい・・・”という若い農業者の方! 政策支援加入で、保険料の国庫補助が受けられます ○39歳までに加入し、農業所得900万円以下の方は、下表の要件に応じて最長20年間保険料の国庫補助が受けられます。 ○月額保険料は、本人負担分と国庫補助分とあわせて2万円となります。 ひょうはじめ 区分 対象 国庫補助額 35歳未満 35歳以上 1 認定農業者で青色申告者 10,000円(5割補助) 6,000円(3割補助) 2 認定就農者で青色申告者 3 区分1または区分2の者と家族経営協定を締結し、経営に参画している配偶者または後継者 4 認定農業者または青色申告者のいずれか一方を満たす者で、3年以内に両方を満たすことを約束した者 6,000円(3割補助)4,000円(2割補助) 5 35歳までに(25歳未満の場合は10年以内)区分1になることを約束した後継者 ひょうおわり ☆”40歳を超えていて、政策支援を受けられない・・・”という農業者の方! 加入期間が短くても、保険料を増やすことで老後の備えは間に合います ○保険料の金額は1,000円単位で自由に選択できます。(※月額20,000円から67,000円まで) ○保険料の金額はいつでも見直しができます。 ○加入期間が短くても、保険料を増やすことで豊かな老後に備えることができます。 information ロータリー等を装着したトラクターの公道走行が可能となりました 一定の条件があります ◇農作業機を装着しても、灯火器類(方向指示器など)が他の交通から確認できる。 ◇作業機を装着した状態で、車両の幅が1.7mを超えていない。(1.7mを超えている場合はサイドミラーを設置する。) ◇時速15㎞以下で走行すること ◇作業機を装着した状態で、車両の幅が1.7mを超える場合は、大型特殊免許が必要 →詳しくは農林水産省ホームページをご確認ください。 ◇編集後記◇ 令和になり初めての正月、どんな新年をお迎えでしょうか。 農業委員会も改元と同じくして改選となり、髙橋善一会長以下農業委員13名、最適化推進委員12名の新体制で活動してまいりました。本年も昨年以上に頑張ってまいります。 昨年も全国で自然災害が多発し、特に台風15号・19号では農業関係にも甚大な被害がでました。今の気象災害は以前では考えられない被害が出ており、人間の力の限界を知らされた一年でした。 本年は平穏な年でありますように。(髙橋 茂) 【広報専門委員会】 ▽委員長 安達芳紀 ▽副委員長 髙橋茂 ▽委員 渡部基司 ▽委員 小野博 ▽委員 渡沢寿 ▽委員 竹田壮芳 ▽委員 青木憲一 ▽委員 後藤和義 P24 花見橋が開通 防災対策さらに前進 令和元年11月30日㈯、花見橋(赤湯地内)の開通式が行われました。 平成25・26年の豪雨災害を受けて改修された花見橋は、川の流れを阻害することのないよう橋脚の無い橋として建設され、これまでの花見橋と同様に擬宝珠(ぎぼし)と赤い欄干が特徴です。 式には関係者等約60人が出席。白岩市長はあいさつで「花見橋の完成で、災害復興がさらに進みました。引き続き災害に強い街づくりに努めます」と述べました。 テープカットの後は、式の参加者や地域住民等が渡り初めをし、待ち望んでいた橋の開通を祝いました。 この度の花見橋の開通で、吉野川に架かる5橋の架け替えのうち4橋が完成し防災対策がさらに進みました。 ➊擬宝珠と赤い欄干が特徴の新しい花見橋➋テープカットで完成を祝う関係者➌渡り初めを行う地域住民等➍4か所の橋名板の文字は赤湯小6年生による 賑やかに金山公民館門松づくり教室  令和元年12月15日㈰に金山公民館の恒例行事「門松づくり教室」が開催されました。 リピーターも含め地区内外から約30人が参加しました。 参加者は、金山門松保存会(会長 菊地克美氏)の皆さんが地区内で収集した竹や赤松、ゆずり葉などの材料を使い、保存会員の手ほどきを受けながら楽しく制作しました。 出来栄えはいずれもすばらしく、令和初のお正月が待ち遠しく感じられました。 ➊➋保存会員が制作のお手伝い➌ミニ門松づくりも同時に開催 △制作した大きな門松はトラックでそれぞれの家庭へ ■ 市報なんよう №1263 令和2年1月1日号 ■ 発行 南陽市 ■ 編集 みらい戦略課広報広聴係 〒999-2292 山形県南陽市三間通436の1 ☎0238(40)3211(内線440) ■ホームページ http://www.city.nanyo.yamagata.jp/ ■フェイスブック https://www.facebook.com/city.nanyo/ ※市報なんようは市ホームページからもご覧いただけます。