令和元年9月20日(金)午前10時00分開議

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議事日程第3号
令和元年9月20日(金)午前10時開議

 議会報告  議会運営委員長報告

 日程第 1 議案の撤回について
       議第 52号 南陽市赤湯財産区営公衆浴場条例等の一部を改正する条例の設定について

 (総務常任委員長報告)
 日程第 2 議第 50号 南陽市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の設定について

 日程第 3 議第 51号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について

 日程第 4 議第 55号 南陽市赤湯財産区温泉条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 5 議第 56号 南陽市池黒財産区入山券の権利の取得及び喪失に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 6 議第 57号 南陽市池黒財産区山林使用条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 7 議第 58号 南陽市沖郷財産区入山券の権利の取得及び喪失に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 8 議第 70号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 9 議第 71号 南陽市文化会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 10 議第 84号 南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 11 議第 85号 南陽市防災センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 (文教厚生常任委員長報告)
 日程第 12 議第 53号 南陽市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 13 議第 59号 南陽市教育施設使用に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 14 議第 60号 漆山地区ふれあい交流センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 15 議第 61号 南陽市夕鶴の里設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 16 議第 62号 南陽市屋内体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 17 議第 63号 南陽市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 18 議第 64号 南陽市児童館条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 19 議第 65号 南陽市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 20 議第 66号 南陽市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 21 議第 68号 南陽市老人いこいの家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 22 議第 72号 南陽市診療所使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 23 議第 73号 南陽東置賜休日診療所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 24 議第 86号 南陽市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例の制定について

 (産業建設常任委員長報告)
 日程第 25 議第 54号 南陽市法定外公共物の管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 26 議第 67号 南陽市交流プラザ蔵楽設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 27 議第 69号 南陽市勤労者総合福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 28 議第 74号 南陽市小滝多目的集会施設設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 29 議第 75号 南陽市中川地区構造改善センター設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 30 議第 76号 吉野森林交流センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 31 議第 77号 南陽市総合観光物産センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 32 議第 78号 赤湯温泉観光センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 33 議第 79号 南陽スカイパーク設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 34 議第 80号 南陽市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 35 議第 81号 南陽市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 36 議第 82号 南陽市水道給水条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 37 議第 83号 南陽市下水道条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 38 議第 87号 南陽市道路線の廃止について

 日程第 39 議第 88号 南陽市道路線の認定について

 (予算特別委員長報告)
 日程第 40 議第 42号 令和元年度南陽市一般会計補正予算(第3号)

 日程第 41 議第 43号 令和元年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

 日程第 42 議第 44号 令和元年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)

 日程第 43 議第 45号 令和元年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)

 日程第 44 議第 46号 令和元年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)

 日程第 45 議第 47号 令和元年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

 日程第 46 議第 48号 令和元年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)

 日程第 47 議第 49号 令和元年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)

 (決算特別委員長報告)
 日程第 48 認第 1号 平成30年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 49 認第 2号 平成30年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 50 認第 3号 平成30年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 51 認第 4号 平成30年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 52 認第 5号 平成30年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 53 認第 6号 平成30年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 54 認第 7号 平成30年度南陽市水道事業会計決算の認定について

 日程第 55 認第 8号 平成30年度南陽市下水道事業会計決算の認定について

 (議会機能等検討特別委員長報告)
 日程第 56 議会機能等検討特別委員会報告

 (追加議案)
 日程第 57 議第 89号 南陽市立赤湯中学校屋外運動場施設整備工事請負契約の一部変更について

   閉   会
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本日の会議に付した事件
 議事日程第3号に同じ
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出 欠 席 議 員 氏 名

◎出席議員(16名)

 1番 山口 裕昭   議員    2番 島津 善衞門  議員
 4番 舩山 利美   議員    5番 山口 正雄   議員
 6番 白鳥 雅巳   議員    7番 片平 志朗   議員
 8番 梅川 信治   議員    9番 川合  猛    議員
10番 髙橋  弘    議員   11番 板垣 致江子  議員
12番 髙橋  篤    議員   13番 田中 貞一   議員
14番 遠藤 榮吉   議員   15番 佐藤  明    議員
16番 伊藤 俊美   議員   17番 殿岡 和郎   議員

◎欠席議員(0名)

説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫  市長                 大沼 豊広   副市長
嵐田 淳一  総務課長              吉田 弘太郎 技術調整主幹
山口 広昭  みらい戦略課長          西牧 修二   財政課長
尾形 真人  税務課長              髙野 祐次   総合防災課長
安部 浩二  市民課長              佐藤 賢一   福祉課長
大沼 清隆  すこやか子育て課長       土屋 雄治   農林課長
寒江 英明  農村森林整備主幹       長沢 俊博   商工観光課長
穀野 純子  観光振興主幹          粟野  清    建設課長
渡部 時裕  上下水道課長          尾形 久代   会計管理者
長濱 洋美  教育長               穀野 敏彦   管理課長
佐藤 政彦  学校教育課長          板垣 幸広   社会教育課長
江口 和浩  選挙管理委員会事務局長   安部 真由美  監査委員事務局長
大室  拓   農業委員会事務局長
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事務局職員出席者
髙梨 敏彦  事務局長    太田  徹   局長補佐
江口 美和  庶務係長    小野 勝司  書記


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開      議
○議長(髙橋 弘議員)  御一同様、御起立願います。傍聴席の方もお願いいたします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は16名全員であり、定足数に達しております。よって、直ちに会議を開きます。
  なお、当局よりの説明員、青木 勲代表監査委員は、都合により欠席する旨通告がありましたので、御報告いたします。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第3号によって進めます。

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議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本日の会議の運営等について、議会運営委員会委員長より報告を願います。
  議会運営委員長 舩山利美議員。
〔議会運営委員長 舩山利美議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
  9月定例会の最終日であります本日の議会運営について、先ほど議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果を御報告いたします。
  初めに、議案の撤回についてでありますが、撤回理由説明、質疑、承認の順に行うことといたしました。
  次に、付託議案の審査の結果についてでありますが、各常任委員長報告、続いて予算特別委員長及び決算特別委員長から報告を受け、それぞれ質疑、討論、表決を行うことにいたしました。
  次に、報告1件については、議会機能等検討特別委員会委員長より報告を行っていただくことといたしました。
  次に、本日追加されます議案について申し上げます。追加議案は、事件案1件であります。
  事件案1件については、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  次に、本日の会議の日程でありますが、お手元に配付してあります議事日程第3号により行うことといたしました。
  以上、本定例会の最終日の運営につきまして、議会運営委員会において協議・決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。

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日程第1 議案の撤回について
○議長  日程第1 議案の撤回についてを議題といたします。
  この際、議第52号 南陽市赤湯財産区営公衆浴場条例等の一部を改正する条例の設定について、市長に対し、撤回理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  おはようございます。
  議案の撤回請求について御説明申し上げます。
  本定例会におきまして御提案いたしました議第52号 南陽市赤湯財産区営公衆浴場条例等の一部を改正する条例の設定については、公衆浴場の運営に必要な経費を賄うため、入湯料などの改定を行うものでございますが、今後整備を予定している公衆浴場と老人いこいの家を統合した新温浴施設の整備や運営方法が未定であることや、統合を行わない公衆浴場のあり方についても検討を要することから、入湯料の改定については、公衆浴場全体の今後の運営方針と合わせた提案を行う必要があると判断し、南陽市議会会議規則第19条の規定により議案の撤回をいたすものでございます。
  御承認くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第52号の撤回については、これを承認することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第52号の撤回については、これを承認することに決しました。

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(総務常任委員長報告)
日程第 2 議第50号から日程第11 議第85号の計10件
○議長  日程第2 議第50号 南陽市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の設定についてから日程第11 議第85号 南陽市防災センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案10件を、議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております議案10件について、総務常任委員長の報告を求めます。
  総務常任委員長 山口正雄議員。
〔総務常任委員長 山口正雄議員 登壇〕
○総務常任委員長  おはようございます。
  私から、総務常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました議案10件について、日程に従い、去る9月9日午前10時から議員全員協議会室において、関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、議第50号 南陽市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の設定についてを申し上げます。
  本案は、地方自治法及び地方公務員法の改正に伴い、会計年度任用職員制度を令和2年4月から導入するために、新たに条例を制定するものであります。
  当局からは、これまでの非常勤嘱託職員及び日々雇用職員の雇用については、法の改正により会計年度任用職員制度に統一されることから条例を制定するもので、大きな変更は、現在の月額報酬のみの支出に加え、期末手当の支給が可能となるとの説明を受けました。
  委員からは、期末手当の支給額及び現在の非常勤嘱託職員・臨時職員の人数についての質疑等があり、南陽市では、再任用職員の期末手当の1.4月に合わせていきたいと考えていること、また今現在の人数は、おおむね120人であるとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第51号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の設定についてを申し上げます。
  本案は、会計年度任用職員制度を導入するために、既存の関係11条例の整備を図るものであります。
  当局からは、南陽市職員定数条例においては、会計年度任用職員に関する改正のほかに、定数から除外する職員について、これまでの休職中の職員に、広域的法人等への派遣職員及び育児休業している職員を加える改正も行うものとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第70号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。
  本案は、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正に伴い、条例の改正を行うものであります。
  当局からは、災害援助資金貸付金の貸し付け要件の緩和等や支給審査委員会の設置に係る事項を定めるために改正を行うものとの説明を受けました。
  委員からは、支給審査委員会の人数は決まっているのかの質疑等があり、具体的な委員会の内容等については今後の検討とし、大規模災害発生時に、本条例に基づき、速やかに委員会を設置するため準備するものとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第84号 南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。
  本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が公布されたことにより、欠格事項を見直すため、条例の改正を行うものであります。
  当局からは、具体的には条例で定めている欠格条項の「成年被後見人又は被保佐人」を削除するなど、所要の改正を行うものとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  最後に、議第55号 南陽市赤湯財産区温泉条例の一部を改正する条例の制定について、議第56号 南陽市池黒財産区入山券の権利の取得及び喪失に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第57号 南陽市池黒財産区山林使用条例の一部を改正する条例の制定について、議第58号 南陽市沖郷財産区入山券の権利の取得及び喪失に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第71号 南陽市文化会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議第85号 南陽市防災センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についての議案6件について申し上げます。
  いずれの議案も、10月からの消費税率の引き上げに伴い、使用料等を改正するため、条例の一部を改正するものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、総務常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの総務常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。
  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  総務常任委員長の報告がございました。議第55号、議第56号、議第57号、議第58号、議第71号、議第85号の6件は、10月からの消費税の増税に伴う使用料等の引き上げと、こういうことであります。
  今、委員長の報告を聞いていますと、どのぐらいの議論をされたのか、非常にわからなかったわけですが、10月からの消費税の増税について、常任委員会としてどのように議論をされたのかお尋ねをいたします。
○議長  答弁を求めます。
  山口正雄総務常任委員長。
○総務常任委員長  申し上げます。
  この消費税率引き上げに関する6件の条例については、各委員からは質疑がございませんでした。
  以上です。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  質疑はなかった、議論はなかったと、こういうような今のお話でした。
  今回は1989年から消費税が導入されて、ちょうど30年たつわけでありますが、今回は特に非常にわかりづらく、専門家でさえもわからない、そういう部分もあると、こういうことであります。しかも、私はこの30年間、一貫して消費税に対しまして反対をしてまいりました。
  今回は討論いたしませんが、この消費税は、御承知のように低所得者層ほど重い負担になっております。しかも、南陽市では小さい商店が数多くあるわけでありますが、おじいちゃん、おばあちゃんがやっているお店もたくさんあるわけですけれども、こういった方々に対しても、非常に過大な負担になることは明らかだと思います。
  そういう点からも、議論もしなかった、これでは、言論の府である議会は、本来もっと議論をして、市民の立場に立って議論をすると。これが大事ではないのかと私は思っておりますが、その辺、委員長としてどのようにお考えでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  総務常任委員長 山口正雄議員。
○総務常任委員長  確かに低所得者に関する負担の増加というものは、当然考えられますが、国の法律の改正に伴う案件でございますので、今回は質疑はなかったと、そういうことでございます。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  最後に、委員長から議長に申し上げて、市長に1点だけお尋ねしたいと思います。いいですか。
  今回、残念ながら総務常任委員会では議論もなかったと。委員長も認めていらっしゃるわけですけれども、私は消費税が、使用料、手数料、これ納税義務ない者でありますから、なぜ転嫁するのかと、今まで再三、市長に問いました。しかし、残念ながら市長の答弁は、国会が決めたから、あるいは県が決めたからと称して、やるんだと、転嫁するんだと、こういうお話でありました。
  私は、県内でも消費税を転嫁していない、こういう自治体もあるわけですから、せめて市民の皆さんに負担がかからないような、そういう政治姿勢を貫いてほしいものだと、このように思うわけであります。
  地方自治法の精神は、地域住民の福祉や暮らし、安全・安心、これをうたっているわけであります。そういう立場からも、市長の重ねての答弁を求めるものであります。
  私は、この消費税の転嫁は反対でありますので、皆さんの御同意をお願いしたいと、このように申し上げたいと思います。
  以上です。
○議長  答弁を求めます。
  総務常任委員長 山口正雄議員。
○総務常任委員長  ただいま佐藤 明議員から市長に答弁を求めたいという要請がございましたので、議長を通じてお求めいただきますようお願いします。
○議長  では、今の委員長の件を認めます。
  答弁を求めます。
  市長。
○市長  以前の議会におきましても、同様の御意見を賜っております。今回は国の消費税法が改正されることから、やむを得ず料金の改定をするものでございますけれども、大事な点は、所得の低い皆さんが、できるだけ影響をこうむらないように、そういった対策をしっかりしていただくこと、あるいは零細・中小企業の皆さんが、その経営にできるだけ影響を及ぼさないように、そういった配慮をしていくことだというふうに思っておりますので、その点については、市としても、しっかりと国の対応を求めてまいりたいというふうに考えております。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第50号、議第51号、議第55号、議第56号、議第57号、議第58号、議第70号、議第71号、議第84号及び議第85号の議案10件については、総務常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  今申し上げましたが、議第55号、議第56号、議第57号、議第58号、議第71号、議第85号の6件について、使用料、手数料等々に消費税を転嫁すると、こういったことに対して、私は反対を表明するものであります。
  以上です。
○議長  ただいまの総務常任委員長報告のうち、議第50号、議第51号、議第70号及び議第84号を除く議案6件に対し、15番佐藤 明議員より反対の意思表明がありましたので、分割して採決を行います。
  まず初めに、議第55号、議第56号、議第57号、議第58号、議第71号及び議第85号の議案6件について、一括して採決を行います。
  お諮りいたします。ただいま申し上げた議案6件の採決は、起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  議第55号、議第56号、議第57号、議第58号、議第71号及び議第85号の議案6件については、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長  御着席願います。
  起立多数であります。よって、議第55号、議第56号、議第57号、議第58号、議第71号及び議第85号の議案6件については、原案のとおり決しました。
  次にお諮りいたします。議第50号、議第51号、議第70号及び議第84号の議案4件については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第50号、議第51号、議第70号及び議第84号の議案4件は原案のとおり決しました。

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(文教厚生常任委員長報告)
日程第12 議第53号から日程第24 議第86号の計13件
○議長  日程第12 議第53号 南陽市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第24 議第86号 南陽市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案13件を、議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております議案13件について、文教厚生常任委員長の報告を求めます。
  文教厚生常任委員長 片平志朗議員。
〔文教厚生常任委員長 片平志朗議員 登壇〕
○文教厚生常任委員長  おはようございます。
  私から、文教厚生常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました議案13件について、日程に従い、去る9月10日午前10時から全員協議会室において、関係課長の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、議第53号 南陽市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、住民基本台帳法施行令等の一部改正に伴い、印鑑登録にも旧氏を用いることができるよう印鑑条例を改正するものであります。
  当局より、女性活躍推進の観点から、さまざまな活動の場で旧姓を使用しやすくなるようにとの閣議決定を踏まえ、印鑑登録にも旧氏が用いられることになることから、国の印鑑登録証明事務処理要綱の一部改正が行われ、本市においても可能となるよう、条例の改正を行うものであるとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第62号 南陽市屋内体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、消費税率の引き上げに伴い、赤湯市民体育館・武道館・沖郷体育館の3施設の利用料金を改正するものでありますが、これにあわせ、現在の利用時間区分が半日、1日、夜間の3区分であったものを、利用者の利便性を鑑み、1時間単位に改正するものであるとの説明を受けました。
  委員より、これまでの利用料金と今回算定された1時間当たりの単価との整合性について質問がなされ、当局より、これまで4時間で設定している料金をもとに1時間当たりの単価を設定し、端数切り捨ての処理を行ったものであるとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第63号 南陽市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、文化財保護法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が今年4月1日に施行されたことに伴い、本条例の改正及び内容の見直しを行うものであります。
  当局より、法改正により文化財の保存及びその活用に関する総合的な計画である文化財保存活用地域計画を、市町村において作成することが制度化されたことに伴い、法律の規定と整合性を図り、また不足条文の整理を行うことにより、今後の計画策定に備えるものであるとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第64号 南陽市児童館条例の一部を改正する条例の制定について、議第65号 南陽市保育施設設置条例の一部を改正する条例の制定について、議第66号 南陽市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について及び議第86号 南陽市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  これらの条例案については、10月1日からの幼児教育・保育の無償化にあわせて、南陽市立児童館3館、南陽市立こばと保育園、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業所及び南陽市赤湯幼稚園の使用料を無料とするため、条例の一部を改正するものであります。
  委員より、この無償化に係る利用者への周知経緯について質問がなされ、当局より、各施設での周知の経緯と、必要に応じて担当者同席の周知が行われたとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  最後に、議第59号 南陽市教育施設使用に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第60号 漆山地区ふれあい交流センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第61号 南陽市夕鶴の里設置条例の一部を改正する条例の制定について、議第68号 南陽市老人いこいの家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第72号 南陽市診療所使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について及び議第73号 南陽東置賜休日診療所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についての議案6件について申し上げます。
  いずれの議案も、10月からの消費税率の引き上げに伴い、使用料等を改正するため、条例の一部を改正するものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、文教厚生常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの文教厚生常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。
  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  ただいまの文教厚生常任委員長の報告に対しまして、先ほど総務常任委員長の報告のあった消費税の転嫁の問題でありますが、私は議第59号、議第60号、議第61号、議第62号、議第68号、議第72号、議第73号の7件に対しまして、総務常任委員長に質問したと同じように、常任委員会でどのように議論をされたのか委員長にお尋ねをいたします。
○議長  答弁を求めます。
  文教厚生常任委員長 片平志朗議員。
○文教厚生常任委員長  ただいまの佐藤委員からの質問にお答えします。
  消費税の増税に関する条例の改正についての議論は出ませんでした。
  以上です。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  議論がなかったと、こういう答弁でございましたが、先ほど申しましたように、やっぱり今回の消費税の10%問題ですが、先ほど言ったように、大変なことになるのではないかと。いろいろな方々が立場を超えて、この消費税問題について危惧をしております。
  そういった意味におきまして、もっと市民の立場で議論をしてほしかったものだなと、このように思っております。その辺、委員長として、どのようにお考えでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  文教厚生常任委員長 片平志朗議員。
○文教厚生常任委員長  この条例案が各委員会に付託されて、委員会を通ったということは、それぞれの委員から何も出なかったということは、そもそも消費税に対する多少の不具合とか疑問を持っていても、反対する立場でなかったものから、議論もなされず、こういうふうに条例案が通ったものと推察しております。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  今の答弁をお聞きして、非常に残念だなと、このように私は思います。先ほど私も総務常任委員長に申し上げましたが、この7件については、使用料・手数料の転嫁等は、ぜひやめていただきたいものだなと、このように申し上げたいと思います。
  以上でございます。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第53号、議第59号、議第60号、議第61号、議第62号、議第63号、議第64号、議第65号、議第66号、議第68号、議第72号、議第73号及び議第86号の議案13件については、文教厚生常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  先ほど申しましたように、文教厚生常任委員長報告の議第59号、議第60号、議第61号、議第62号、議第68号、議第72号、議第73号、これ消費税の転嫁の条例の提案であります。
  この消費税について、私は先ほど来申し上げているとおり反対の立場を表明するものであります。
  以上でございます。
○議長  ただいまの文教厚生常任委員長報告のうち議第53号、議第63号、議第64号、議第65号、議第66号及び議第86号を除く議案7件に対し、15番佐藤 明議員より反対の意思表明がありましたので、分割して採決を行います。
  まず初めに、議第59号、議第60号、議第61号、議第62号、議第68号、議第72号及び議第73号の議案7件について、一括して採決を行います。
  お諮りいたします。ただいま申し上げた議案7件の採決は、起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  議第59号、議第60号、議第61号、議第62号、議第68号、議第72号及び議第73号の議案7件について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長  御着席願います。
  起立多数であります。よって、議第59号、議第60号、議第61号、議第62号、議第68号、議第72号及び議第73号の議案7件については、原案のとおり決しました。
  次にお諮りいたします。議第53号、議第63号、議第64号、議第65号、議第66号及び議第86号の議案6件については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第53号、議第63号、議第64号、議第65号、議第66号及び議第86号の議案6件は原案のとおり決しました。

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(産業建設常任委員長報告)
日程第25 議第54号から日程第39 議第88号の計15件
○議長  日程第25 議第54号 南陽市法定外公共物の管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第39 議第88号 南陽市道路線の認定についてまでの議案15件を、議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております議案15件について、産業建設常任委員長の報告を求めます。
  産業建設常任委員長 白鳥雅巳議員。
〔産業建設常任委員長 白鳥雅巳議員 登壇〕
○産業建設常任委員長  おはようございます。
  私から、産業建設常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において、当委員会に付託されました議案15件について、日程に従い、去る9月11日午前10時から全員協議会室において、関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、議第54号 南陽市法定外公共物の管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第67号 南陽市交流プラザ蔵楽設置条例の一部を改正する条例の制定について、議第69号 南陽市勤労者総合福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第74号 南陽市小滝多目的集会施設設置条例の一部を改正する条例の制定について、議第75号 南陽市中川地区構造改善センター設置条例の一部を改正する条例の制定について、議第76号 吉野森林交流センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第77号 南陽市総合観光物産センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第78号 赤湯温泉観光センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第80号 南陽市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について及び議第81号 南陽市都市公園条例の一部を改正する条例の設定についての議案10件について申し上げます。
  いずれの議案も、10月からの消費税率の引き上げに伴い、使用料等を改正するため条例の一部を改正するものであります。
  委員から、使用料等に対しては、消費税を転嫁しなくてもいいのではないかという反対意見があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第79号 南陽スカイパーク設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、施設の管理維持に必要な資機材の整備費用の高騰により、テイクオフエリアとランディングエリアの利用料金の見直しを図るとともに、消費税率の引き上げに伴い、利用料金を改正するものとの説明を受けました。
  次に、議第82号 南陽市水道給水条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、水道法の改正に伴い、指定給水工事業者の更新手数料等を改正するもの、また消費税法の改正に伴い、水道料金等の消費税率を改正するものです。
  次に、議第83号 南陽市下水道条例の一部を改正する条例の設定について申し上げます。
  本案は、成年後見制度の改正に伴い、指定工事店の資格要件を改正するもの、また消費税法の改正に伴い、使用料の消費税率を改正するものです。
  委員から、使用料等に対しては、消費税を転嫁しなくてもいいのではないかという反対意見があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第87号 南陽市道路線の廃止について及び議第88号 南陽市道路線の認定について申し上げます。
  両議案は関連がありますので、一括して審査を行いました。
  議第87号は市道3路線の廃止でありますが、諏訪西線は終点を、吉野橋三間通線は始点を変更して再認定するため、当該路線を一旦廃止するものであります。諏訪線は、一般県道赤湯宮内線の付け替えにより、旧道移管により諏訪線に組み入れるため、現市道を一旦廃止するものであります。
  次に、議第88号は市道3路線の認定でありますが、諏訪西線は、一般県道赤湯宮内線の整備事業により、終点を変更し再認定するもの、また吉野橋三間通線は、一般県道赤湯宮内線の整備事業により、始点を変更し再認定するもの、さらに諏訪線は、一般県道赤湯宮内線が付け替えになることから、旧道移管により諏訪線に組み入れ、当該路線を延長する形で新たに市道認定するものであります。
  議第87号 廃止3路線、議第88号 認定3路線について、現地調査を行い、慎重に審査した結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの産業建設常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第54号、議第67号、議第69号、議第74号、議第75号、議第76号、議第77号、議第78号、議第79号、議第80号、議第81号、議第82号、議第83号、議第87号及び議......
(発言する声あり)
○議長  何でしょうか。
  暫時休憩いたします。
午前10時55分  休  憩
───────────────────
午前11時15分  再  開
○議長  再開いたします。
  局長、説明願います。
○事務局長  議事日程第3号に記載の日程第27 議第69号につきましては、記載誤りがございました。申しわけございません。おわび申し上げます。
○議長  お諮りいたします。議第54号、議第67号、議第69号、議第74号、議第75号、議第76号、議第77号、議第78号、議第79号、議第80号、議第81号、議第82号、議第83号、議第87号及び議第88号の議案15件については、産業建設常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第54号、議第67号、議第69号、議第74号、議第75号、議第76号、議第77号、議第78号、議第79号、議第80号、議第81号、議第82号、議第83号、議第87号及び議第88号の議案15件については、産業建設常任委員長の報告のとおり決しました。

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(予算特別委員長報告)
日程第40 議第42号から日程第47 議第49号の計8件
○議長  日程第40 議第42号 令和元年度南陽市一般会計補正予算(第3号)から日程第47 議第49号 令和元年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)までの補正予算案8件を、議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております補正予算案8件について、予算特別委員長の報告を求めます。
  予算特別委員長 殿岡和郎議員。
〔予算特別委員長 殿岡和郎議員 登壇〕
○予算特別委員長  おはようございます。
  私から、予算特別委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました案件は、令和元年度、各会計補正予算8件であります。
  これを審査するため、去る9月12日に委員会を開催し、審査を行いました。
  当委員会は、議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを報告させていただきます。
  初めに、議第42号 令和元年度南陽市一般会計補正予算(第3号)でありますが、本案件につきましては反対の意思表示がありましたので、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
  次に、議第43号 令和元年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議第44号 令和元年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)、議第45号 令和元年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)、議第46号 令和元年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議第47号 令和元年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議第48号 令和元年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)、議第49号 令和元年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)、以上、補正予算7件は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、予算特別委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの予算特別委員長報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第42号 令和元年度南陽市一般会計補正予算(第3号)から議第49号 令和元年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)までの補正予算案8件は、予算特別委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第42号から議第49号までの補正予算議案8件は、予算特別委員長報告のとおり決しました。

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(決算特別委員長報告)
日程第48 認第1号から日程第55 認第8号の計8件
○議長  日程第48 認第1号 平成30年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第55 認第8号 平成30年度南陽市下水道事業会計決算の認定までの決算議案8件を、議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております決算議案8件について、決算特別委員長の報告を求めます。
  決算特別委員長 白鳥雅巳議員。
〔決算特別委員長 白鳥雅巳議員 登壇〕
○決算特別委員長  私から、決算特別委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました案件は、決算認定議案8件であります。
  これを審査するため、去る9月17日、委員会を開催し、審査を行いました。
  当委員会は、議長及び議会選出監査委員を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを報告させていただきます。
  認第1号 平成30年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について、認第2号 平成30年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認第3号 平成30年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について、認第4号 平成30年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認第5号 平成30年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認第6号 平成30年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認第7号 平成30年度南陽市水道事業会計決算の認定について、認第8号 平成30年度南陽市下水道事業会計決算の認定について、以上、決算認定議案8件は、いずれも原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。
  以上、決算特別委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの決算特別委員長報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第1号 平成30年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認第8号 平成30年度南陽市下水道事業会計決算の認定についてまでの決算議案8件は、決算特別委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、認第1号から認第8号までの決算認定議案8件については、決算特別委員長報告のとおり決しました。

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(議会機能等検討特別委員長報告)
議会機能等検討特別委員会報告
○議長  日程第56 議会機能等検討特別委員会報告についてであります。
  議会機能等検討特別委員会に付託されております諸調査事項について、特別委員長の報告を求めます。
  委員長 伊藤俊美議員。
〔議会機能等検討特別委員長 伊藤俊美議員 登壇〕
○議会機能等検討特別委員長  私から、議会機能等検討特別委員会の経過と結果について報告いたします。
  令和元年第2回臨時議会におきまして、本市議会の議員定数、議員報酬及び地域の声を反映できる体制といった議会機能等に関する調査研究を行うため、委員6人で構成する議会機能等検討特別委員会が設置され、これまで8回の委員会を開催し、慎重に検討を重ね、審査を行ってまいりました。その経過の概要については、報告書に記載しているところであります。
  当市議会では、平成9年、平成11年、平成15年、平成18年、平成22年に特別委員会を設置し、議員定数及び議会機能等に関し調査、検討を行い、結果、定数を現在の17名とし、常任委員会の数、構成人数を変更するなどの取り組みを行ってきました。
  また、この間、研修の機会を設け、日ごろより研究を重ねてきたところでありますが、人口減少社会を迎え、増大する諸課題に民主的に合意形成を進める上で、議会の役割は、ますます重要となってきております。
  こうした情勢等も踏まえ、議会活動を通して市民の負託に応えるべく、4カ月にわたる調査期間を定め、検討を行ったところであります。
  さて、審査の経過と結果でありますが、そもそも地方議会は、住民の直接選挙で選出された議員が、地方公共団体の意思を決定する機能、つまり条例、予算等を議決する機能と執行機関を監視する機能を担っております。
  そして、同じく選出された首長と互いに牽制をしながら地方自治を運営するという二元代表制により、よいよい地域づくりをしていくこととされております。
  住民の代表として、民主的・公正に選出された議員で構成される議会が適切に機能しなければ、住民に義務を課し、権利を制限する条例の制定や、住民生活に直結する予算を始めとする各種議案を十分に審議することができず、また行政を監視することにも支障を来し、住民生活に多大な影響を及ぼすものであるということを踏まえて、調査と議論を重ね、以下のとおりの結論となったところであります。
  まず、調査項目の第1点目、議員定数については、当面、現在の定数17名を維持するべきものと考えるものであります。
  当市議会では、市当局の事務分掌をもとに3つの常任委員会を設置して、所管の議案、請願を審査しておりますが、近年、地方分権改革の進展と、複雑・多様化する社会情勢を反映して、議案の内容も複雑化・専門化しております。
  そうした議案の審査に当たっては、さまざまな市民の意見が十分に反映されなければならないものであり、少人数での委員会構成では、それが期待できなくなると考えられます。
  有識者の見解によりますと、物事を議論して決定できることと、その地域の多様性ある意見を必要十分に反映できることの条件を満たすには、1委員会当たりの人数は、7人から11人が妥当とされております。また全国的に見ても、5万人未満の市の1常任委員会あたりの平均人数は、7人となっているところであります。
  このことから、1常任委員会の構成人数は7人が妥当であり、3つの常任委員会を設置している場合、最低でも21人の議員が必要と考えられるものであります。
  国勢調査や住民基本台帳法に基づく調査で本市の人口の推移を見ると、人口は減少しているものの、世帯数が増加しているという傾向が見られております。このことは、議会に反映させるための意見の数も増えているということを意味しておりまして、それに伴う議員活動も増加するものであると考えられます。
  しかしながら、本市の人口減少の傾向は依然として続いていることから、世帯数がこのまま増加するとは考えられず、また全国の人口類似都市と近隣市町の議員定数を比較しても、現在の定数は妥当であるとの結論になったものであります。
  なお、議論を進める中で、各会派からの意見を聴取した際、「人口減少の程度を勘案して、適当な時期に再度検討すべき」、「定数を1名減」、「多様な職種の意見反映が必要なため、定数を増やすべき」との少数意見があったので、あわせて報告するものであります。
  次に、調査項目の第2点目、議員報酬についてでありますが、現時点で報酬改定が必要とは考えないものの、適正な水準については、今後の検討とするとの結論となったものであります。
  議員報酬は、議員活動の対価であり、一定時間拘束されて行う労務の対価とは性質が異なるものであります。議員活動は、議会本会議、委員会活動等のほかに議会選出の公職としての活動や公的行事、地域行事等への来賓としての出席等多岐にわたり、対応しなければならない時間もまちまちであります。また議案審議や一般質問に係る調査、派遣出張なども同様に、一定時間拘束された中で行えるものではありません。
  議員報酬算定の考え方の一つである、「長給与額基準方式」を用いて、市長と平均的な議員の活動日数と報酬を比較した場合、ほぼ同じ割合となっておりまして、全国の人口類似都市及び近隣市町と比較しても、本市の議員報酬額は、ほぼ同程度の水準でありますので、現時点で改定が必要とは考えられないものであります。
  なお、今後、市長報酬見直し時期等に、南陽市特別職報酬等審議会への意見反映を求めていくことが必要と考えられます。
  次に、調査項目の第3点目、地域の声を反映できる体制に関することについてでありますが、これまでの各議員の活動を支持するとともに、各地区の要請に対応すべく、議会報告や意見交換会等の開催は、今後の検討とするものであります。
  議員は、一般的には、それぞれの支持者に対する責任を負って活動しており、その活動の範囲は、居住地域のみにとらわれず、居住地域を超えた活動を展開しているものであります。
  また、各地区においては、さまざまな形で地域内議員、または議員団との意見交換が実施されております。
  地区住民の意見、要望等を処理することは、地区長の職務の一つとして南陽市地区長設置規則に規定されておりまして、各地区長は、毎年の地区長委嘱状交付式において、地区要望の取りまとめと所管課への相談、連絡調整を市当局から依頼されております。
  地区の要望を処理する第一段階としては、地区長が要望を集約して市当局に提出し、要望に対する市当局からの回答内容によっては、次の段階として、地区長と議員、または議員団が意見交換を行い、政策提言や予算審議に反映できる場合もあるのではないかと考えられるものであります。
  まずは、こうした既存の制度をしっかり活用すべきであり、議員定数削減を前提として、地区要望処理のために議員との意見交換を行う組織を新たに設置することは、地方自治法上も難しいものと考えられます。
  ただし、さきに述べたように、地方公共団体の意思決定に当たっては、さまざまな市民の意見が十分に反映されなければならないものであり、議員、または議員団との意見交換の場がない地域については、今後そうした場の設置を検討していく必要があると考えられます。
  以上、調査項目の3点について報告するものでありますが、このたびの特別委員会については、設置から調査期限までわずか4カ月という短い期間であり、上記3項目に限定した調査検討を行ってまいりました。
  しかし、この間行ってきた研修等において、議会活動に対する市民の理解と納得が得られるような議会活性化については、継続した検討が必要であること、また議会機能、議会活性化については、国、総務省「地方議会・議員のあり方に関する研究会」等の動向も踏まえながら、ほかにも検討すべき課題があると認識したところであります。
  加えて、住民への議会の情報発信の一つである議会報のさらなる工夫も重要であり、こうした課題については、改選後の議会の中で検討を継続していくべきという結論となったことを付記いたします。
  最後に、各委員の御労苦に感謝と敬意を申し上げますとともに、議員各位の御理解と御協力のほどをお願い申し上げ、特別委員会の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。
○議長  議会機能等検討特別委員会の報告が終わりました。報告でありますので、御了承をお願いいたしたいと思います。

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(追加議案)
日程第57 議第89号 南陽市立赤湯中学校屋外運動場施設整備工事請負契約の一部変更について
○議長  日程第57 議第89号 南陽市立赤湯中学校屋外運動場施設整備工事請負契約の一部変更についてを議題といたします。
  この際、市長に対し、提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第89号 南陽市立赤湯中学校屋外運動場施設整備工事請負契約の一部変更について、提案理由を申し上げます。
  本案は、赤湯中学校屋外運動場施設整備工事につきまして、工期の延長及び請負金額を変更するもので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により御提案申し上げるものでございます。
  本案件につきましては、行政の基本である届け出等の問題で再度御提案することとなり、グラウンドの完成を心待ちにしていた中学生や関係各位に多大な御迷惑をおかけし、まことに申しわけなく、深くおわび申し上げます。
  また、議員各位にも再度御審議を賜ることとなり、重ねておわびを申し上げます。
  なお、変更工期及び変更請負金額は、議案書記載のとおりでございますので、御審議の上、御可決くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
  以上でございます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第89号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第89号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第89号 南陽市立赤湯中学校屋外運動場施設整備工事請負契約の一部変更については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第89号は原案のとおり決しました。
  最後にお諮りいたします。本定例会において議決されました議案の中で整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。
  以上をもって、本定例会に提案されました議案の審査は全て終了いたしました。

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市 長 挨 拶
○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  9月定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
  本定例会に提案いたしました議案につきまして、慎重に御審議を賜り、御承認、御同意、御認定、そして御可決いただきましたことに厚く御礼を申し上げます。
  また、このたびは議案の撤回や追加議案の件で議員各位に多大な御心配と御迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。今後このようなことがないよう、御提案に当たっては、議案内容を十分精査するとともに、手続等についても遺漏がないよう、十分注意して進めてまいりますので、議員各位の御理解を賜りますようお願いを申し上げます。
  なお、定例会の中で各議員からいただきました御提言等につきましては、可能なものから、その実現に向け努力をしてまいりますので、今後とも御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げます。
  さて、8月末に発生いたしました九州北部の大雨や9月9日に上陸し、千葉県を中心に甚大な被害をもたらした台風15号により被害に遭われた皆様方に、心からお見舞いを申し上げます。お亡くなりになられた方の御冥福をお祈りするとともに、停電もまだ続いておりますが、被害が最小限となりますよう、心からお祈り申し上げます。
  昨年は記録的な猛暑や水不足などがあったものの、幸い今年の夏は本市では大きな災害もなく、ほっとしているところでございますが、災害はいつどこで起こるかわかりません。平時からできる限り備えてまいりたいと考えておりますので、議員各位の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
  さて、来る23日は、議員各位にも御参加をいただきます第33回ふるさと南陽のつどいが東京都内で盛大に開催され、また来月には、第20回さわやかワインマラソン大会や、第107回目を迎えます南陽の菊まつりが開催されるなど、秋のイベントがめじろ押しとなっております。
  本格的な秋の行楽シーズンを迎え、県内外から一人でも多くの方々に本市にお越しいただき、来てよかった、また来たいと思っていただけるよう取り組んでまいりますので、議員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。
  結びになりますが、議員の皆様におかれましては、時節柄御自愛をいただきながら、各般にわたりさらなる御活躍を御祈念申し上げ、9月定例会の閉会に臨み、御礼の御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。

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閉      会
○議長  これをもちまして令和元年南陽市議会9月定例会を閉会いたします。
  御一同様、御起立願います。傍聴席の方もお願いします。
  どうも御苦労さまでした。
午前11時52分  閉  会

南陽市議会議長 髙 橋   弘
会議録署名議員 山 口 正 雄
   同       殿 岡 和 郎