令和元年9月2日(月)午前10時00分開会・開議

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議事日程第1号
令和元年9月2日(月)午前10時開議

 議会報告  議会運営委員長報告

 日程第 1 会議録署名議員の指名

 日程第 2 会期の決定

 日程第 3 諸般の報告

 日程第 4 報第 6号 平成30年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について

 日程第 5 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

 日程第 6 同意第8号 南陽市教育委員会委員の任命について

 日程第 7 議第 50号 南陽市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の設定について

 日程第 8 議第 51号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について

 日程第 9 議第 52号 南陽市赤湯財産区営公衆浴場条例等の一部を改正する条例の設定について

 日程第 10 議第 53号 南陽市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 11 議第 54号 南陽市法定外公共物の管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 12 議第 55号 南陽市赤湯財産区温泉条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 13 議第 56号 南陽市池黒財産区入山券の権利の取得及び喪失に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 14 議第 57号 南陽市池黒財産区山林使用条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 15 議第 58号 南陽市沖郷財産区入山券の権利の取得及び喪失に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 16 議第 59号 南陽市教育施設使用に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 17 議第 60号 漆山地区ふれあい交流センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 18 議第 61号 南陽市夕鶴の里設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 19 議第 62号 南陽市屋内体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 20 議第 63号 南陽市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 21 議第 64号 南陽市児童館条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 22 議第 65号 南陽市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 23 議第 66号 南陽市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 24 議第 67号 南陽市交流プラザ蔵楽設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 25 議第 68号 南陽市老人いこいの家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 26 議第 69号 南陽市勤労者総合福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 27 議第 70号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 28 議第 71号 南陽市文化会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 29 議第 72号 南陽市診療所使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 30 議第 73号 南陽東置賜休日診療所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 31 議第 74号 南陽市小滝多目的集会施設設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 32 議第 75号 南陽市中川地区構造改善センター設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 33 議第 76号 吉野森林交流センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 34 議第 77号 南陽市総合観光物産センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 35 議第 78号 赤湯温泉観光センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 36 議第 79号 南陽スカイパーク設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 37 議第 80号 南陽市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 38 議第 81号 南陽市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 39 議第 82号 南陽市水道給水条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 40 議第 83号 南陽市下水道条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 41 議第 84号 南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 42 議第 85号 南陽市防災センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 43 議第 86号 南陽市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 44 議第 87号 南陽市道路線の廃止について

 日程第 45 議第 88号 南陽市道路線の認定について

 日程第 46 議第 42号 令和元年度南陽市一般会計補正予算(第3号)

 日程第 47 議第 43号 令和元年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

 日程第 48 議第 44号 令和元年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)

 日程第 49 議第 45号 令和元年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)

 日程第 50 議第 46号 令和元年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)

 日程第 51 議第 47号 令和元年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

 日程第 52 議第 48号 令和元年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)

 日程第 53 議第 49号 令和元年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)

 日程第 54 予算特別委員会の設置について

 日程第 55 認第 1号 平成30年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 56 認第 2号 平成30年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 57 認第 3号 平成30年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 58 認第 4号 平成30年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 59 認第 5号 平成30年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 60 認第 6号 平成30年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 61 認第 7号 平成30年度南陽市水道事業会計決算の認定について

 日程第 62 認第 8号 平成30年度南陽市下水道事業会計決算の認定について

 日程第 63 決算特別委員会の設置について

   散   会
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本日の会議に付した事件
 議事日程第1号に同じ
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出 欠 席 議 員 氏 名

◎出席議員(16名)

  1番 山口 裕昭   議員     2番 島津 善衞門 議員
  4番 舩山 利美   議員     5番 山口 正雄   議員
  6番 白鳥 雅巳   議員     7番 片平 志朗   議員
  8番 梅川 信治   議員     9番 川合  猛   議員
 10番 髙橋  弘    議員    11番 板垣 致江子 議員
 12番 髙橋  篤    議員    13番 田中 貞一   議員
 14番 遠藤 榮吉   議員    15番 佐藤  明   議員
 16番 伊藤 俊美   議員    17番 殿岡 和郎   議員

◎欠席議員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

 白岩 孝夫   市長                大沼 豊広   副市長
 嵐田 淳一   総務課長             吉田 弘太郎 技術調整主幹
 山口 広昭   みらい戦略課長         西牧 修二   財政課長
 尾形 真人   税務課長             髙野 祐次   総合防災課長
 安部 浩二   市民課長             佐藤 賢一   福祉課長
 大沼 清隆   すこやか子育て課長      土屋 雄治   農林課長
 寒河江 英明 農村森林整備主幹       長沢 俊博   商工観光課長
 穀野 純子   観光振興主幹          粟野  清   建設課長
 渡部 時裕   上下水道課長          尾形 久代   会計管理者
 長濱 洋美   教育長              穀野 敏彦   管理課長
 佐藤 政彦   学校教育課長          板垣 幸広   社会教育課長
 江口 和浩   選挙管理委員会事務局長  青木  勲   代表監査委員
 安部 真由美 監査委員事務局長       大室  拓   農業委員会事務局長
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事務局職員出席者
髙梨 敏彦  事務局長   太田  徹   局長補佐
江口 美和  庶務係長   小野 勝司  書記

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開      会
○議長(髙橋 弘議員)  御一同様、御起立願います。
  傍聴席の方もお願いします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  7月1日付で人事異動がありましたので、ここで大沼副市長より、執行部側の御紹介をいただきます。
○副市長  おはようございます。
  7月1日付で職員の人事異動を発令いたしましたので、私から異動の課長級職員を紹介させていただきます。
  技術調整主幹、吉田弘太郎。
○技術調整主幹  よろしくお願いします。
○副市長  どうぞ御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
  以上です。
○議長  それでは、去る8月26日告示になりました令和元年南陽市議会9月定例会を開会いたします。

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開      議
○議長  ただいま出席されている議員は16名全員であり、定足数に達しております。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第1号によって進めます。

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議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本定例会の運営等について、議会運営委員長より御報告を願います。
  議会運営委員長 舩山利美議員。
〔議会運営委員長 舩山利美議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
  私から、議会運営委員会の報告を申し上げます。
  本日招集されました令和元年9月定例会の運営について、去る8月30日午前10時より議会運営委員会を開催し協議いたしましたので、その結果について御報告いたします。
  本定例会に提案されます議案は、報告1件、諮問案1件、同意案1件、条例、その他議案39件、補正予算案8件、決算案8件の計58件であります。当局より総務課長及び財政課長の出席を求め、提出議案の説明を受け、議案数及び一般質問の通告を考慮し、協議いたしました結果、本定例会の会期を本日から20日までの19日間と決した次第であります。この19日間の会期において、お手元に配付してあります日程表に従い、本会議、各常任委員会及び各特別委員会を開催し、御審査くださるようお願い申し上げます。
  次に、議案の審査について申し上げます。
  まず、報告1件につきましては、説明を求め、質疑、了承の順で行うことといたしました。
  次に、諮問案1件につきましては、提案理由説明、委員会付託省略、質疑の後、討論省略、表決の順で行うことといたしました。
  次に、同意案1件につきましては、提案理由説明、委員会付託省略、質疑の後、討論省略、表決の順で行うことといたしました。
  次に、条例、その他議案39件につきましては、一括議題とし、提案理由説明、総括質疑の後、所管の各常任委員会に付託といたしました。
  次に、予算案8件につきましては、一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、予算特別委員会設置、同委員会に付託の上、それぞれ審査していただくことにいたしました。
  次に、決算案8件につきましては、一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、決算特別委員会設置、同委員会に付託の上、それぞれ審査していただくことにいたしました。
  最後に、一般質問でありますが、通告議員は4名でありますので、御報告いたします。
  以上、本定例会の運営について議会運営委員会において協議決定いたしましたので、各議員の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。

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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長が指名いたします。
  会議録署名議員は、5番山口正雄議員、17番殿岡和郎議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

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日程第2 会期の決定
○議長  日程第2 会期の決定を議題といたします。
  お諮りいたします。本定例会の会期については、先ほどの議会運営委員長報告のとおり、本日より20日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日より20日までの19日間と決しました。

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日程第3 諸般の報告
○議長  日程第3 諸般の報告であります。
  本定例会に説明のため出席を求めた者の職、氏名、議員派遣の報告、議会庶務報告、定例監査報告について、別冊諸般の報告のとおりでございますので、御了承願います。

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日程第4 報第6号 平成30年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について
○議長  日程第4 報第6号 平成30年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてであります。
  この際、市長に対し説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  おはようございます。
  ただいま上程されました、報第6号 平成30年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について申し上げます。
  本案は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、監査委員の審査に付し、その意見をつけて御報告いたすものでございます。
  健全化判断比率のうち、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、各会計とも黒字でありますので、比率算定の対象外となり、実質公債費比率は11.8%、将来負担比率は128.0%となりました。
  資金不足比率につきましては、各会計とも資金不足額がございませんので、比率算定の対象外となったものであります。
  以上、健全化判断比率及び資金不足比率の報告といたします。
○議長  ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
  本件は報告事項でありますので、御了承お願いいたします。

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日程第5 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
○議長  日程第5 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、提案理由を申し上げます。
  本委員の伊藤豊一氏が、令和元年12月31日をもって任期満了となりますので、同氏を適任と認め、法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものでございます。
  御審議の上、御同意いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第2号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。諮問第2号は討論を省略いたしたいと思います。
  これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は討論を省略することに決しました。
  お諮りいたします。諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、これを同意したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は同意することに決しました。

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日程第6 同意第8号 南陽市教育委員会委員の任命について
○議長  日程第6 同意第8号 南陽市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました同意第8号 南陽市教育委員会委員の任命について、提案理由を申し上げます。
  本委員の山岸俊道氏が、本年9月30日をもって任期満了となりますので、同氏を適任と認め、再任いたしたいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により御提案申し上げるものでございます。
  御審議の上、御同意いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第8号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、同意第8号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。同意第8号は討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、同意第8号は討論を省略することに決しました。
  お諮りいたします。同意第8号 南陽市教育委員会委員の任命については、これを同意したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、同意第8号は同意することに決しました。

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日程第 7 議第50号から
日程第45 議第88号まで計39件
○議長  次に、日程第7 議第50号 南陽市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の設定についてから日程第45 議第88号 南陽市道路線の認定についてまでの議案39件を、議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第50号 南陽市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の設定についてから議第88号 南陽市道路線の認定についてまでの議案39件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第50号 南陽市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の設定について申し上げます。
  本案は、地方自治法及び地方公務員法の改正に伴い、会計年度任用職員制度を導入するため、当該職員に係る新たな条例を制定するものでございます。
  次に、議第51号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について申し上げます。
  本案は、会計年度任用職員制度の導入に伴い、関係条例の整備を図るため、条例を制定するものでございます。
  次に、議第52号 南陽市赤湯財産区営公衆浴場条例等の一部を改正する条例の設定について申し上げます。
  本案は、消費税率の引き上げに伴い、暖房料及び広告料を改正するとともに、広告料に係る規格と入湯料の改正を行うため、条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第53号 南陽市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、住民基本台帳法施行令等の一部改正に伴い、氏に変更があった者は、住民基本台帳への旧氏の記載が可能となったことから、印鑑登録にも旧氏を用いることができるよう、条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第54号 南陽市法定外公共物の管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから議第61号 南陽市夕鶴の里設置条例の一部を改正する条例の制定についてまでの条例案8件でございますが、消費税の引き上げに伴い、使用料等を改正するため各条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第62号 南陽市屋内体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、消費税率の引き上げに伴い、赤湯市民体育館、武道館及び沖郷体育館の利用料を改正するとともに、利用時間区分の見直しを行うため、条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第63号 南陽市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、文化財保護法の改正に伴い、文化財を適切に管理するため、不足条文等の整備など所要の改正が必要であることから、条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第64号 南陽市児童館条例の一部を改正する条例の制定についてから議第66号 南陽市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてまでの条例案3件でございますが、10月1日からの幼児教育・保育における利用者負担額の無償化にあわせて、所要の改正を行うものでございます。
  次に、議第67号 南陽市交流プラザ蔵楽設置条例の一部を改正する条例の制定についてから議第69号 南陽市勤労者総合福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの条例案3件でございますが、消費税の引き上げに伴い、使用料等を改正するため、各条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第70号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、災害弔慰金の支給等に関する法律が一部改正されたことに伴い、災害援護資金に係る要件の緩和のほか、支給審査委員会の設置に係る事項を定めるなど、所要の整理を図るため、条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第71号 南陽市文化会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから議第78号 赤湯温泉観光センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの条例案8件でございますが、消費税の引き上げに伴い、使用料等を改正するため、各条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第79号 南陽スカイパーク設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、南陽スカイパークの維持管理に必要な資器材及び整備費用の高騰により、施設利用料金の見直しを図るとともに、消費税の引き上げに伴い、使用料等を改正するため、条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第80号 南陽市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について及び議第81号 南陽市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本条例案2件につきましては、消費税の引き上げに伴い、使用料等を改正するため、条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第82号 南陽市水道給水条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、消費税率の引き上げ等に伴い、水道料金等を改正するとともに、水道法の改正により、これまで指定の有効期間がなかった指定給水工事事業者に、5年間の更新制が導入されたことから、所要の改正を行うものでございます。
  次に、議第83号 南陽市下水道条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、消費税率の引き上げ等に伴い、使用料を改正するとともに、成年被後見人制度の改正に伴い、欠格条項その他の権利の制限に対し適正化を図るため、所要の改正を行うものでございます。
  次に、議第84号 南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、成年被後見人制度の改正に伴い、南陽市消防団員の欠格条項について適正化を図るため、所要の改正を行うものでございます。
  次に、議第85号 南陽市防災センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案件につきましては、消費税の引き上げに伴い、使用料等を改正するため、条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第86号 南陽市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、10月1日からの幼児教育・保育における利用者負担額の無償化にあわせて、所要の改正を行うものでございます。
  次に、議第87号 南陽市道路線の廃止について申し上げます。
  本案は、市道3路線を廃止するものですが、いずれも一般県道赤湯宮内線の整備事業に伴い、市道の起点、終点が変更になることから、一旦廃止するものでございます。
  次に、議第88号 南陽市道路線の認定について申し上げます。
  本案は、市道3路線を認定するものでございますが、一般県道赤湯宮内線整備事業により、諏訪西線は終点を、吉野橋三間通線は起点の位置を変更するものでございます。
  また、諏訪線につきましては、一般県道赤湯宮内線がつけかえとなったことから、旧道移管により市道に認定するもので、諏訪線を延長する形で終点を変更し、再認定するものでございます。
  なお、廃止、認定路線名等は議案書記載のとおりでございます。
  以上、議案39件につきまして、一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  ただいま議題となっております39議案について、総括して質疑ございませんか。
  2番島津善衞門議員。
○島津善衞門議員  議案第52号についてお尋ねしたいと思います。
  今回、消費税率の引き上げに伴い、入湯料の改正を行うものというふうなことがあります。この中で、入湯料、とわの湯等について100円から170円にするということで、非常に高額な増加になるなと思うのですが、その背景についてちょっと御説明をお願いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  西牧財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  今回の消費税の引き上げ分等含めまして、入湯料の料金そのものを改定ということで御提案させていただいておりますけれども、これまで至った経緯につきましては、とわの湯、烏帽子の湯、あずま湯の入湯料については、平成7年から100円で料金を据え置きしていたということで、赤湯元湯については平成20年開業ですので、そのときから200円ということでしております。
  この間、各種経費等もかさんでおりまして、平成27年ころからですけれども、公衆浴場の経営については、公衆浴場の収支差だけでいうと赤字という状況が続いておりました。
  数年前から料金の改定についていろいろ議論を重ねておりまして、今後、修繕も含めてどのくらいかかるかという試算も含めて計算した結果、今回、100円の3つの浴場については170円、赤湯元湯については200円から270円ということで御提案させていただいたものでございます。
○議長  2番島津善衞門議員。
○島津善衞門議員  消費税の改定に伴って、入湯料、赤湯元湯については、ある程度設備がしっかりしているということで、消費税の改定に伴って値上げするということはある程度はわかるのですが、今、お話しになりました、とわの湯、あずま湯、烏帽子湯、この3点については、70円というのは、一般市民が常に利用している施設だと思うのですが、そこをこの170円まで値上げしなければならない財政状況なのかどうかを、もう一度確認させてください。
○議長  答弁を求めます。
  西牧財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  実際の収支差でいうと、全体としては平成30年度決算で赤湯財産区としては1,100万円ほど赤字になっております。
  現在、入湯者についても年々1.5%から2%減っている状況、あわせていろいろ議会の中でも御要望ありますけれども、公衆浴場そのものにつきましては設備が古くなっておりまして、あと、修繕の必要もありますし、また、シャワーの数が少ないとか、利用者に不便を来している部分もありますので、そういった将来見通しを計算しながら、70円を設定したところでございます。
  赤湯財産区の管理会の中でもいろいろありましたけれども、県内の公衆浴場の料金を見ても、200円、上山さんは150円プラス洗髪料の100円とありますけれども、そういった状況からしても、170円については県内では安い料金ですし、その範囲内で、やはりしっかりした今後、公衆浴場を維持管理していかなければならないということがありますので、ほかの自治体では休んだりやめたりしている自治体が多い中で、しっかりと低料金で地元の人が入れる浴場をつくっていくには、この経費が必要だということで、170円で提案させていただいているところです。
  以上です。
○議長  2番島津善衞門議員。
○島津善衞門議員  市長にお尋ねします。
  今現在100円で、非常に収支採算ベースに合わないということで、一律上げようということのようですが、必ずしも施設が全て新しくならなければならないというものが、公衆浴場の意義ではないのでないか。古びた公衆浴場ってとても趣があっていいよねという方もたくさんいらっしゃいます。そういうところを探している方もいらっしゃいます。
  そういう中で、100円というのは今、財政課長が話ししたように県内にない、そうすると非常にPRのポイントなのでないかと、これを1つ消してしまうことになるということに私は危機感を持っています。
  赤湯温泉イコール南陽市には100円の公衆浴場がある、行ってみようか、そういう観光の面でも大きなところがあるのでないかなと。だから、財産区だけの運営の問題だけじゃない。例えば、この公衆浴場の1つを財産区から市が借り上げて、100円で運営するという方法はできないものなんでしょうか。この辺の手法について、市長の考え方をちょっとお尋ねしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  島津議員の御質問にお答え申し上げます。
  新しいものばかりでなくて、古い歴史のある公衆浴場にも魅力があるという点について同感でございます。それから、この値段についても70円アップというのは非常に心苦しい、苦渋の気持ちでございます。
  一方で、公衆浴場を運営されている赤湯財産区からは、私、市長に就任してから毎年毎年、この利用料金の改定については、非常に強く要望いただいておった事項でございました。という意味で、今回この消費税率の改定ということもあり、料金の見直しというのは、どうしても御提案申し上げなければいけないということで、提案しております。
  しかしながら、70円アップということの、利用者に対する負担感の大きさというものも十分に理解できるものでございますので、ふだん利用していただいている方には、回数券等によって、より割安に利用していただけるような、そういった運用の仕方を財産区とともに市では考えております。
  また、その運営方法について、一部の公衆浴場を財産区から市が借り上げてということについては、これは今まで検討したことがございませんので、今までのスキームの中では検討対象外でございますが、そういったことができるかできないかということについては、ちょっと研究させていただきたいと思います。
  以上でございます。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  ただいま議題となっております議案39件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり、それぞれ所管常任委員会に付託いたします。

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日程第46 議第42号から
日程第53 議第49号まで計8件
○議長  日程第46 議第42号 令和元年度南陽市一般会計補正予算(第3号)から日程第53 議第49号 令和元年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)までの補正予算議案8件を、議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第42号 令和元年度南陽市一般会計補正予算(第3号)から議第49号 令和元年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)までの補正予算案8件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第42号 令和元年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、人事異動等に伴う職員人件費及び特別会計への人件費繰出金の整理、令和元年度の普通交付税の決定による歳入の補正、平成30年度決算に伴う繰越金の確定とそれに伴う地方財政法第7条に基づく財政調整基金積立金の補正及び公共施設維持管理基金積立金の補正、その他、国庫補助事業の採択、県総合交付金の確定、事業の進捗に伴い必要となった事業費の補正などであり、財源につきましては、国県支出金、繰越金等で措置いたすものでございます。
  また、債務負担行為の追加、地方債の追加及び変更をいたすものでございます。
  次に、議第43号 令和元年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、事業勘定におきまして、人事異動等に伴う職員人件費の補正のほか、決算確定に伴う財政調整基金積立金の補正を行うものであります。財源につきましては、繰越金などで措置いたすものでございます。
  次に、議第44号 令和元年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、決算確定に伴う財政調整基金の補正及び一般管理費の補正を行うものであります。財源につきましては、繰越金で措置いたすものでございます。
  次に、議第45号 令和元年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、決算確定に伴う一般会計繰出金の補正を行うものであります。財源につきましては、繰越金で措置いたすものでございます。
  次に、議第46号 令和元年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、人事異動等に伴う職員人件費の補正、訪問型サービス事業費のほか、決算確定に伴う基金積立金などの補正を行うものであります。財源につきましては、国県支出金、繰入金、繰越金などで措置いたすものでございます。
  次に、議第47号 令和元年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、決算確定に伴う予備費の補正を行うものであります。財源につきましては、繰越金で措置いたすものでございます。
  次に、議第48号 令和元年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、収益的収支、資本的収支ともに収入の増減はなく、支出については人事異動等に伴う人件費の補正を行うものでございます。
  次に、議第49号 令和元年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、収益的収支、資本的収支ともに収入の増減はなく、支出については、人事異動等に伴う人件費の補正を行うものでございます。
  以上、補正予算案8件につきまして、一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。質疑は予算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第54 予算特別委員会の設置について
○議長  日程第54 予算特別委員会の設置を議題といたします。
  お諮りいたします。議第42号から議第49号までの補正予算議案8件を審査するため、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置することに決しました。
  議第42号から議第49号までの補正予算議案8件は、ただいま設置いたしました予算特別委員会に付託いたします。
  なお、予算特別委員会は日程に従い委員会を開催し、審査願います。

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日程第55 認第1号から
日程第62 認第8号まで計8件
○議長  日程第55 認第1号 平成30年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第62 認第8号 平成30年度南陽市下水道事業会計決算の認定についてまで、決算認定議案8件を、議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました認第1号 平成30年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認第8号 平成30年度南陽市下水道事業会計決算の認定についてまでの8会計につきまして、地方自治法第233条第3項及び地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の審査に付し、その意見をつけて御提案を申し上げるものでございます。
  第5次南陽市総合計画に掲げた目標の実現に向け、子育て支援、防災対策、産業振興など、市民生活に密接にかかわる施策に重点を置いて事業を実施するとともに、財政秩序の維持に努めてまいった結果、一般会計の実質収支は9億2,129万1,000円、また、特別会計の実質収支合計は4億1,041万7,000円の黒字決算を結ぶことができました。
  また、水道事業会計及び下水道事業会計の損益計算におきましては、それぞれ9,125万2,000円、2,245万6,000円の純利益を計上しております。
  改めまして、議会初め関係各位に深く感謝を申し上げる次第であります。
  財政指標では、福祉、農林関連の補助事業の終了により県支出金が減少しましたが、財政調整基金繰入金を初めとする繰入金を増額し、調整を図ったことにより、歳入総額は前年比で0.3%の増となっており、歳出については、小・中学校の冷房設備工事などの普通建設事業費が増加したものの、農林関連の大型補助事業の終了により、補助費等が大きく減少し、また、人件費を初めとする義務的経費もわずかに減少したことから、歳出総額は前年比で0.03%の減となりました。また、経常収支比率については、物件費の増などにより、92.1%と前年度より1.0ポイント上昇いたしました。
  地方公共団体財政健全化法における健全化判断比率は、さきに御報告を申し上げましたとおり、実質公債費比率については11.8%、将来負担比率については128.0%と、実質公債費比率は前年と比較して0.2ポイント改善、将来負担比率については、公立置賜南陽病院の改築に伴う病院企業団負担金の増加などにより、前年比で5.4ポイント悪化する結果となりました。
  両数値とも早期健全化判断基準を大きく下回っておりますが、国の地方財政計画によっては厳しい水準となる可能性もあるため、引き続き歳入の確保、歳出の削減を緩めることなく、さらに市債残高の減少を図るために、市債発行額の抑制などに取り組み、財政基盤の強化を図ってまいる所存でございます。
  なお、平成30年度における主要な施策につきましては、決算附属資料として別冊を配付させていただいておりますので、御高覧をいただきたいと存じます。
  以上、決算の概要を申し上げましたが、御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  ここで、監査委員から決算の審査結果について報告を願います。
  青木 勲代表監査委員。
〔青木 勲代表監査委員 登壇〕
○代表監査委員  おはようございます。
  私から、平成30年度各会計の決算審査意見を申し上げます。
  審査の対象は、一般会計、特別会計5件、財産に関する調書、基金の運用状況、企業会計2件、健全化判断比率及び資金不足比率でございます。
  審査の結果につきましては、各会計の決算及び基金の運用状況を示す書類の計数は正確であり、また、予算執行及び会計処理等は、全般的に適正と認められました。
  なお、詳細につきましては意見書に記載のとおりでありますが、概要について申し上げます。
  初めに、一般会計についてでございますが、歳入歳出決算額は、歳入が154億8,349万9,000円、歳出が144億5,861万3,000円で、前年に比べ歳入で5,220万2,000円増加し、歳出で491万9,000円減少となっております。
  歳入決算額から歳出決算額を差し引いた剰余金は10億2,488万7,000円、明許繰越に係る翌年度への繰り越すべき財源1億359万6,000円を差し引いた実質収支は9億2,129万1,000円の黒字となり、前年度の実質収支額9億3,571万2,000円を差し引いた単年度収支額は1,442万1,000円の赤字となっております。
  一般会計の歳入については、財源別では、自主財源が42.8%、依存財源が57.2%となっております。
  自主財源では、財政調整基金繰入金を始めとした繰入金が前年度より4億3,256万4,000円増加し、10億9,510万3,000円となり、自主財源の根幹をなす市税は、前年度より533万2,000円減少し、35億9,460万円となっております。
  なお、市税については、個人市民税が2,063万9,000円、固定資産税が1,551万円増加したものの、法人の収益減少が影響し、法人市民税が3,695万2,000円減少、また、健康志向の高まりから、たばこ税が772万7,000円減少しております。
  一方、依存財源は、市債が3億1,360万円増加、県支出金が6億695万3,000円減少したことにより、全体で3億3,152万9,000円減少しております。
  市税における不納欠損処分の額は、前年度に比べ424万円減少し、195万1,000円でございます。
  また、収入未済額は前年度より1,032万6,000円減少の1億1,133万1,000円で、現年度課税分の収納率は99.4%となっております。
  不納欠損処分については、諸般の事情はあるとしても、税負担の公平性及び歳入確保の面での影響が大きいため、慎重かつ厳正な取り扱いを求められるものでありますが、必要な手続をとり、合理的な調査を行った上で、欠損処分に至るまでにいかに徴収努力がなされていたかが総合的に評価されるべきものであり、不納欠損処分の制度の有効活用を妨げるものでないことを申し添えます。
  今後とも、滞納者の実態に即した適切な措置を講じ、未収金の解消に向け、なお一層の努力を望むものであります。
  次に、平成30年度末の一般会計市債残高は155億5,308万3,000円となり、前年度に比べ8,931万1,000円減少しております。
  市債発行は、累積による財政の硬直化が一層進むおそれがあることから、将来における償還能力等を考慮しつつ、その適切な運用に努めていただきたいと考えます。
  次に、歳出についてでございますが、目的別で見ると、構成比の高い科目は、民生費が34.3%、総務費が17.8%、教育費が11.7%、土木費が11.1%、公債費が9.5%となっております。
  性質別に見ると、義務的経費が45.1%、任意的経費が54.9%となっており、義務的経費のうち、公債費は前年度より893万4,000円減少し、13億8,194万4,000円となっております。また、任意的経費については、補助費等が大きく減少しておりますが、小・中学校冷房設備工事などの投資的経費が増加し、全体では前年度より249万9,000円減少の79億3,551万5,000円となっております。
  次に、特別会計でございますが、特別会計は5会計で、うち国民健康保険特別会計が2勘定となっております。特別会計全体で歳入決算総額が75億4,141万9,000円、歳出決算総額が71億3,100万2,000円で、前年度に比べ歳入で3億7,934万4,000円減少し、歳出では3億9,240万6,000円減少しております。また、5会計全体の実質収支は4億1,041万7,000円の黒字となり、前年度実質収支額3億9,735万5,000円を差し引いた単年度収支額は、1,306万2,000円の黒字となっております。
  特別会計の不納欠損額は272万6,000円となっており、前年度と比較して1,081万円減少しております。これは、介護保険特別会計が25万1,000円増加したものの、国民健康保険特別会計で1,100万8,000円、後期高齢者医療特別会計で5万3,000円減少したことによるものです。
  特別会計の収入未済額は、前年度より58万2,000円増の1億6,666万6,000円となっております。しかしながら、特別会計における保険税、保険料においては、国民健康保険税の収入未済額が8万9,000円、介護保険料が131万1,000円、後期高齢者医療保険で21万円減少しております。今後とも南陽市市税等収納対策本部による課題の共有や滞納処分の強化に取り組み、納付指導等を通じて保険税、保険料の収納率向上を図り、保険事業の健全化に努めていただきたいと存じます。
  次に、公営企業会計に係る水道事業会計と下水道事業会計でございますが、審査に付された決算報告書及び財務諸表は、地方公営企業法、その他関係法令に準拠して作成されたもので、経営成績及び財務状態を適正に表示しており、決算の計数については適正なものと認められました。
  水道事業の決算状況は、事業収益は7億8,308万4,000円、事業費用は6億9,183万2,000円で、差し引き9,125万2,000円の純利益を計上しています。これは、特別損失の旧最上川浄水場解体・撤去工事に係る諸費用が、平成29年度で終了したことによるものです。
  水道事業の営業未収金については、前年度より963万5,000円減少し、6,455万8,000円となっています。
  水道料金の現年度分収納率は97.3%で、前年度より0.9ポイント上昇し、過年度分収納率も36.9%で、0.3ポイント上昇しております。引き続き収納対策を強化するよう要望するものです。
  有収率は、28年、29年度と低下していましたが、30年度は78.6%と前年度より1.5ポイント上昇しており、さらなる漏水調査等の努力を願うものであります。
  また、給水件数は88件減少、給水人口も238人減少しており、今後の少子高齢化による人口減少に加え、節水型社会の進行などにより、水需要については厳しい状況が続くものと思慮されますが、安全で安心な水の安定供給を事業の柱に据えて、よりよいサービスの提供につなげるよう望むものであります。
  次に、下水道事業については、事業収益は9億9,333万1,000円、事業費用は9億7,087万4,000円で、差し引き2,245万6,000円の純利益を計上しております。
  公共下水道事業の処理区域内人口は、前年度より45人減少の2万610人となっておりますが、水洗化人口は159人増加の1万7,358人で、水洗化率は0.9ポイント上昇し、84.2%となっています。
  今後とも居住環境の改善や公衆衛生の向上を図り、快適な生活環境の確保に努めていただきたいと存じます。
  最後に、財政指標・健全化判断比率についてでございますが、実質公債費比率は前年度より0.2ポイント改善し、11.8%となっておりますが、将来負担比率は前年度より5.4ポイント上昇し、128%となっております。今後ともさらなる指標改善に向け努力いただきたいと存じます。
  以上、決算審査意見といたします。
○議長  青木 勲代表監査委員の報告が終わりました。
  お諮りいたします。決算についての質疑は決算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第63 決算特別委員会の設置について
○議長  日程第63 決算特別委員会の設置を議題といたします。
  お諮りいたします。認第1号から認第8号まで決算認定議案8件を審査するため、議長及び議会選出監査委員を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議長及び議会選出監査委員を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。
  認第1号から認第8号まで決算認定議案8件は、ただいま設置いたしました決算特別委員会に付託いたします。
  なお、決算特別委員会は日程に従い委員会を開催し、審査願います。


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散      会
○議長  以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。
  御一同様、御起立願います。
  傍聴席の方もお願いいたします。
  どうも御苦労さまでした。
午前11時00分  散  会