令和元年9月12日(木)午前10時00分開会・開議

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殿岡 和郎  委員長     板垣 致江子  副委員長

出 欠 席 委 員 氏 名

◎出席委員(15名)

 1番 山口 裕昭   委員     2番 島津 善衞門  委員
 4番 舩山 利美   委員     5番 山口 正雄   委員
 6番 白鳥 雅巳   委員     7番 片平 志朗   委員
 8番 梅川 信治   委員     9番 川合  猛    委員
11番 板垣 致江子  委員    12番 髙橋  篤    委員
13番 田中 貞一   委員    14番 遠藤 榮吉   委員
15番 佐藤  明    委員    16番 伊藤 俊美   委員
17番 殿岡 和郎   委員

◎欠席委員(0名)


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説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫   市長                 大沼 豊広   副市長
嵐田 淳一   総務課長              吉田 弘太郎 技術調整主幹
山口 広昭   みらい戦略課長          西牧 修二   財政課長
尾形 真人   税務課長              髙野 祐次   総合防災課長
安部 浩二   市民課長              佐藤 賢一   福祉課長
大沼 清隆   すこやか子育て課長       土屋 雄治   農林課長
寒河江 英明 農村森林整備主幹        長沢 俊博   商工観光課長
穀野 純子   観光振興主幹           粟野  清   建設課長
渡部 時裕   上下水道課長           尾形 久代   会計管理者
長濱 洋美   教育長                穀野 敏彦   管理課長
佐藤 政彦   学校教育課長           板垣 幸広   社会教育課長
江口 和浩   選挙管理委員会事務局長   安部 真由美 監査委員事務局長
大室  拓    農業委員会事務局長
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事務局職員出席者
髙梨 敏彦 事務局長     太田  徹  局長補佐
江口 美和 庶務係長     小野 勝司 書記
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本日の会議に付した事件
 議第42号 令和元年度南陽市一般会計補正予算(第3号)
 議第43号 令和元年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 議第44号 令和元年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)
 議第45号 令和元年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)
 議第46号 令和元年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)
 議第47号 令和元年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
 議第48号 令和元年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)
 議第49号 令和元年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)

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開      会
○委員長(殿岡和郎委員)  朝の挨拶をしますので、御起立願います。
  おはようございます。
  御着席ください。
  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は15名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、令和元年度補正予算8件であります。

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議第42号 令和元年度南陽市一般会計補正予算(第3号)
○委員長  初めに、議第42号 令和元年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔令和元年9月定例会 予算に関する説明書により 議第42号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般、10ページから15ページまでについて質疑ありませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  きのう、所管の常任委員会が開かれまして、このたびの消費税に伴って10%に上がるということで、消費税の使用料、あるいは手数料等々の問題について、関係課長にいろいろとお話をお聞きしました。しかし、答えられない部分も多々あるんで、責任者である白岩市長に消費税の問題について何点かお尋ねいたします。
  今回の提案では、使用料、あるいは手数料等に転嫁をするということで27件ほど、一般会計、あるいは特別会計、あるいは企業会計等々に転嫁をするということで上程されております。27件であります。
  今回の消費税転嫁によって、どの程度の消費税がかかるのかどうか、全体の前で、一般会計、あるいは企業会計、特別会計、その辺どのようになっているでしょうか、お聞きいたします。
○委員長  西牧財政課長。
○財政課長  質問にお答えいたします。
  消費税に係る歳出のほうについては、3月の定例会でも御説明しておりますけれども、予算の編成の段階での見込み額ですけれども、10月以降を10%で算出しまして、一般会計で4,300万円ほど、特別会計で490万円、上下水道、下水道を合わせて2,100万円ほどの消費税の負担が出るということで、歳出のほうにはそのように見込んでおります。
  以上でございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今の答弁ですと、一般会計では4,300万円ほどですね。あと、特別会計では約500万円というふうな答弁であったわけですけれども、いずれにしてもこれは大変な金額だというように思います。
  そこで市長にお尋ねしたいんですが、このいわゆる窓口で払う使用料、あるいは手数料、会場をお借りする場合、使用料ですか、こういうこともかかるわけですけれども、これに対して私思うんですけれども、これは前々から言ってきたわけですけれども、1989年に、最初は平成元年ですか、ちょうど30年ですね、3%、5%、8%、今回10%と、こういうふうにしてざっと上がってきたわけですけれども、上がるたびに私は、当局に対しましていろいろと意見を申し上げてまいりました。私は何も使用料、手数料等については納付義務がないわけであります。ですから、せめてこの問題についてやめるべきではないのかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  佐藤 明委員の御質問にお答えいたします。
  私の認識を申し上げますと、消費税法の規定では行政上、非課税となる取引、あるいはそもそも課税対象とならない取引を除いて、あまねく資産の譲渡、あるいは役務の提供に消費税がかかるというふうに消費税法で規定されているというふうに認識をしております。
  そうしたことがあって、行政としても、非課税、あるいは課税対象外のもの以外については消費税を上乗せするというふうに考えているところでございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  これは歴代市長もそうでしたけれども、この消費税の問題については、私は白岩市長に三度ほどいろいろ質問してきたわけですけれども、国が決めたから、あるいは県が決めたからやむを得ずやっているんですよと、こういうふうなことであったわけですけれども、つまり自治体で貸すこういった使用料等々については、さっきも言ったように納税義務がないわけであります。ですから、転嫁しないで市民の負担を軽減していくということが私は大事だと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  基本的な考えとしては、やはり消費税法に規定されている法令によるということが一つと、それから行政としてもさまざまな取引にコストがかかりまして、その中には当然ながら消費税も含まれていると、そういったことを考えましても、やむを得ざるものというふうに捉えているところでございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  私思うんですけれども、例えば今、南陽市の赤湯中学校のグラウンドの整備工事をやっているわけです。ちょっと若干おくれて11月過ぎごろですか、できると思うんですが、これは消費税払わなくてはならないわけですね。いわゆる会社に対して、請け負った業者に対して消費税を払うと。業者の方は国に納めると、こういう仕組みになっている。それは納めなければならないと思うんです。
  しかし、自治体の場合ですと、さっきも言ったように納税義務がないわけです。だから、その分をあえて転嫁するというのはおかしいんじゃないかな、一般的に誰が見ても。ですから、いろいろ市長は消費税法によるとか何とかと言っていますが、実態として義務のないものは納める必要がないものは、転嫁はおかしいのではないのかなと、常識的に考えても。業者に対しては当然納めなくちゃならないと、これこそ法律で決まっているというわけですから、どうですかその辺、もう一回。
○委員長  市長。
○市長  支払う歳出のほうには、やはり消費税負担しなければいけないということで、もし歳入のほうに消費税を転嫁せずにいる場合には、非常に歳入と歳出のバランスが欠けてしまうということもありますし、やはり消費税法にあまねく取引に消費税を付加するということになっている以上は、自治体としてもそこは消費税を転嫁しなければいけないと、やむを得ずそういうふうにしなければいけないというふうに認識しているところでございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  市長の言っていることは、それは私違うと思うんです。つまり、県内に35自治体あるわけです。その中で、前にも申し上げましたが、山形市を初め転嫁していない自治体もあると。これ前にも言ったんですけれども、ですから、そういう自治体もあるわけですから、やっぱり、せめて南陽市も含めて、そういう自治体にぜひしていただきたいものだなと。このことを指摘しておきたいと思います。
  それで、この消費税問題については、今回のあれは非常にさまざまな角度から見た場合、問題ありと。専門家も含めて言っているわけですけれども、これ10%になった場合、果たしてこれからどうなっていくのか、日本の経済。8%のときでさえも指摘されてきたわけです。ある業者の方にいろいろお聞きしたら、例えば車関係の方にお聞きしたら、普通、10%に10月からなった場合、8月、9月とか3カ月前ごろから予約をして新しい車を買ったりしたときが今まであったんですよと。ところが、最近、この自動車関係だけでなくて、家を建てたりしても同じですけれども、いわゆる高額な買い物については、今回についてもあることはあるんですけれども、今までよりずっと少ないと。こういうふうにお聞きしているんです。これ、実態としてはその辺、南陽市も含めてですけれども、その辺どういうふうに認識されておりますか。買い控えの問題です。
○委員長  長沢商工観光課長。
○商工観光課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  これまでの3%から5%、5%から8%、そしてこのたびの8%から10%なんですけれども、全国的に言われていることかもしれませんが、駆け込み需要といいますか、それはこれまでの消費税の引き上げのときよりはかなり少ないのかなというふうな認識はしております。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  そうなれば、買い控えというか、今課長がおっしゃったように、駆け込みというのは以前と比べて少ないと。これきょうの山新の中でも指摘されているんですけれども、当時金額の張る、さっき言った住宅とか、あるいは自動車等々、これ例えば500万円の車、10%でも50万円ですね。非常に高いと。そのほか諸経費いろいろかかるわけですから。こういう背景というのは、やっぱり所得が今ない、所得の問題も含めて、雇用の問題も含めて非常に問われている社会的な問題だと思うんです。ですから、その辺十分に見定めた上で対応しないと、これからの生活等について、あるいはさまざまな問題等が出てくるのではないのかなというふうに心配、懸念しているわけですけれども、市長はどういう見方をされておりますか。
○委員長  市長。
○市長  8%から10%の税率改定による経済的な落ち込みというのは、当然ながら各方面から懸念が示されている状態で、私もその点については心配しております。国においては、過去の税率改定時の反動での景気の落ち込みの経験から、今回はさまざまな手を打っているところで、その手の中には適切なのか、そうでないのかという議論もあるわけでありますけれども、今までにない増税による反動の景気の落ち込みを防ごうという取り組みがなされてもいるというふうに承知をしているところです。
  10月以降、実際に懸念はあるわけでありますけれども、そういった懸念が現実化しないように、国においてはしっかりと対応してほしいというふうに思っております。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  最後ですけれども、ちょっと紹介しておきます。山形県の商工会の連合会長さん、これ恐らく担当の課長は知っていると思うんですけれども、小野木さんという人、会長さん、知っていますか。この人は自民党の方なんですね、商工会の会長さんです、県の。この方は自民党だけれども消費税はだめと、絶対だめだと、絶対とはかかっていないけれどもだめですと、こういうふうに言っているわけです。ですから、今、考えた場合、先だっての一般新聞でも報道しているように、特に小さいその辺のまちの商店の方々、これ転嫁すればというか、消費税がアップすればいろいろな機械を導入しなければならないと。これ、先だってのテレビの報道でもまだ3分の1という話です。果たしてあと20日ぐらいしかないわけですから、実態で間に合うのかどうか、これまた心配なわけです。ただで貰えるわけではないので、自前で買わなくちゃならないわけですから、とんでもないと、こういうふうに言っているわけです。
  それで、市長にお尋ねしたいんですが、せめて使用料、手数料については一般会計からでも持ち出して、きのうの所管の委員会では使用料が100円なんていうのもあったわけです。これはどこのあれだか忘れましたけれども、500円とか、私もあららと思ったんですけれども、せめてこういうふうなのはやめていただきたいと。このことを申し上げておきたいと思います。
  最後の答弁お願いします。
○委員長  市長。
○市長  やはり、佐藤委員のおっしゃることは心情的には私も理解できますけれども、なかなか現実的に、自治体の財政上、そういった措置を講ずることは南陽市の財政においても非常に難しいということで、そこのところは御理解賜りたいというふうに思います。
○委員長  ほかにありませんか。
  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  歳入の2ページの10款地方交付税についてお尋ねしたいと思います。
  国では、森林環境譲与税ということで新たに創設しまして、1人1,000円徴収して、その財源を森林の整備、林業の活性化のために地方に配分するということを言われていますけれども、まだ税金の税の徴収はされていないのですが、前倒しで総務省の発表ですと、今年の9月と3月に約160億円ですか、それを配分すると言われていますけれども、ここの10項目の補正額の中に入っているのかということと、それから入っていなければ、南陽市においてその配分額というのはどのようになっているのか、そこをお尋ねしたいと思います。
○委員長  西牧財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  このたびの補正につきましては、地方交付税の普通交付税の分が、額が確定したことによりまして収入補正させていただいたものでございます。森林環境譲与税については含まれておりません。
  なお、通知についてもまだ来ていないと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長  寒河江農村森林整備主幹。
○農村森林整備主幹  私は追加で御説明をさせていただきます。
  森林環境譲与税につきましては、試算額ということで、昨年度550万円程度ということで見込まれておりまして、それにつきましては平成31年度の当初予算のほうに森林環境譲与税ということで計上させていただいております。
  以上です。
○委員長  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  中身を見てみますと、その配分する算定基準というんですか、あるようですけれども、1つは私有林の森林の面積が5割、50%ですか、それから人口割が30%、それから林業の従事者数、あと、そのほかに何かちょっと難しい係数があるようですけれども、これが例えば私有林が、どこだったか、ちょっと資料を持ってくるのを忘れましたので、多分大阪だと思うんですが、私有林の面積がゼロでも1億円もらえるんです。本来の税の目的からすると何かばらつきがあるということで、ちょっと問題になっている点もありますけれども、その辺の捉え方はどのように捉えているのでしょうか。南陽市では550万円で十分かというふうに捉えているのか、お聞きしたいと思います。
○委員長  寒河江農村森林整備主幹。
○農村森林整備主幹  お答えいたします。
  この森林環境譲与税につきましては、1つとして、市町村におきましては間伐や人材育成、あと担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等及び森林整備等々ということでなってございます。
  先ほど委員からありました、人口の多いところにつきましては、森林面積に比して人口割で多くいくということも確認をしておりますが、この制度は始まったばかりで、まだまだこれからどういうふうに運用していくかということもございますので、その中で課題等がまた全国的に出てくるんではないかと思っております。
  以上です。
○委員長  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  ちょっと市長にお尋ねしますけれども、全国市長会等で、やっぱりこういう問題は本当に必要なところに適正に配られているのかという観点で、例えば1人1,000円ですから、大ざっぱにいうと南陽市で3万人ですから3,000万円集まるわけです。それに対して550万円が相当なのか、南陽市は特に森林の面積が多うございますので、そこをしっかり主張していただきたいなと思っていますけれども、市長の見解をお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  先日の山形県市長会におきまして南陽市から提案しましたのが、この森林環境譲与税の配分の見直しといいますか、適切に配分されたいということでありまして、その件は県市長会で採択されまして、今度東北市長会が来月ございますけれども、その場において私のほうから提案申し上げ、もし採択されれば全国市長会として採択するかどうかという状況になっております。南陽市以外の全国の自治体からも、この森林環境譲与税の配分の適正化というのはさまざまな声が上がっておりまして、やはり、我々としましては森づくりのほうにぜひ使わせていただきたいと、そのためには550万円では到底足りないという気持ちでございます。
  一方で、国においては森林を整備するためには、その川下である木材の利用促進も図らなければいけないと、そっちのほうにもこの税を活用してもらいたいと。そしてまた、南陽市においては3,000万円と計算されますけれども、例えば人口が400万人も500万人もあるような市においてはさらに桁違いの税の徴収がなされて、それに対する配分というのはそれよりもはるかに少ないと、1億円を超えるとしてもという現実もあって、非常に難しい問題をはらんでいるなというのが実感でございます。
  いずれにしましても、しっかりとこの目的に沿ってこの税が使用されるように、そういう制度になるようにということを期待して、必要な提言を行ってまいります。
○委員長  そのほかございますか。
(発言する声なし)
○委員長  次に、歳出に入ります。
  第1款議会費から第6款農林水産業費までの16ページから29ページまでについて質疑ございませんか。
  2番島津善衞門委員。
○島津善衞門委員  17ページですか、2款総務費、1項総務管理費、6目の財産管理費で、今回新温浴施設整備事業費というふうなことで補正が組まれておりますが、この策定の業務委託、それから設備設計業務の委託の内容というのはどのような委託をしているものなのか、まず教えてください。
○委員長  西牧財政課長。
○財政課長  御質問にお答えいたします。
  新温浴施設整備事業費695万2,000円のうち195万2,000円につきましては、基本構想策定委託料ということで、これまで議会等でも旧市民会館の跡地の基本的な考え方につきましてはお示ししているとおりですけれども、その検討を進める中で、やはり基本的な考え方、議会等でもアンケートをしたらいいのではないかとか、あと、答弁の中でも赤湯財産区と協議を進めていくという答弁をさせていただきましたけれども、全体的に市のほうとしても、老人いこいの家の機能移転等も含まれておりますので、全体的な考え方、構想ということで、あくまでも実施設計ではないんですけれども、設計屋さんに頼むんじゃないんですけれども、基本構想を策定していくということで、情報収集であったり、アンケート調査を行ったり、そういった形で進めていこうと思います。
  もう一点の設備設計業務委託料ということで、500万円になりますけれども、こちらのほうにつきましては、想定される利用者数とか、また温泉の源泉にあわせて効率的な施設運営、また今後の維持管理も、メンテナンス等もできるだけ費用がかからないように、どういった規模がいいかとか、具体的に専門家から設備関係の設計の業務をお願いするものでございまして、実施設計等ではございませんので、そこだけは御理解いただきたいと思います。
○委員長  2番島津善衞門委員。
○島津善衞門委員  わかりました。
  それで、私9月7日の山形新聞さんの置賜版で詳細を拝見しました。この新聞記事によりますと、その目的の中に福祉避難所的な性格を持たせながらバリアフリー浴室整備を視野に入れ、公共駐車スペースも設ける予定というふうな利用目的というふうなことで書いてあります。
  今、課長の答弁にもありました利用人数というふうなことにもかかわってくると思うのですが、今現在南陽市にハイジアパークという温浴施設があります。これが、今単独で採算がとれるかどうか、非常に厳しい局面を迎えている。そうした中で、どうしてもハイジアパークとこの新温浴施設を一緒に考えないと難しいのではないかと。ハイジアパークではシニアカフェ事業をやっています。この健康増進というのは非常に大事なことなんです。万が一ハイジアパークが今後どうなるか、老朽化によって運営できない、もしくはシニアカフェ事業ができないといった場合に、新温浴設備に頼る必要があるのではないかと思うのですが、その辺の、この新聞記事によりますと、ハイジアパークの機能というふうなことには触れていないんですが、市長としてはどのようにお考えなのか、お尋ねいたします。
○委員長  市長。
○市長  委員のおっしゃった点は非常に大事な点だというふうに思っております。この旧市民会館跡地への新温浴施設の整備というのは、ただ単にこの公衆浴場のことだけでなく、やはり市内の入浴施設全体のことをあわせ考えながら行っていくべきだろうということは認識しております。
  この予算の中でそれをするかどうかというのはまた別なんですけれども、いずれにしましても、委員の御指摘のとおり、全体のとこを見据えながら今後のあり方を考えていきたいというふうに思っております。
○委員長  2番島津善衞門委員。
○島津善衞門委員  ありがとうございます。そのようにぜひお願いしたいと思います。
  そのようにする場合に、もう一点だけ確認なんですが、今現在の温泉施設というのは赤湯財産区さんが管理なさっています。これは営利団体じゃないんです。ただ、今後全体的な施設のあり方を考えた場合には、営利ということを十分に、採算分岐を含めて営利を考えなくちゃいけない。その場合に、財産区というふうな制度の団体にそこを求めるのは非常に酷なのではないかと。やはり、それを考えた場合には、別個に採算ベースに乗せられるだけの企画力、経営力のある団体が必要になってくるのではないか。もしくは市が直接携わるとか、そういうふうな経営上の問題が出てくると思うんです。その辺をよく考えて、その運営母体、そこもあわせて今後検討していただきたいということを要望して終わります。
○委員長  そのほかございますか。
  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  16ページ、2款総務費の総務管理費関連についてなんですが、総務費だけでなく、各課の人件費の補正について、各項目にも関連するんですけれどもよろしいでしょうか。
○委員長  どうぞ。
○舩山利美委員  人件費の補正は今年度の人事に伴う補正だということを、先ほど説明がありましたけれども、これ総額で1,888万5,000円の減になっているんです。職員も1名減というようなことで、給与費明細書の総括を見ますと、再雇用、短時間勤務職員が1名減っておりますけれども、この1,800万円ほどの減少というのは少し額が大きいのかなと思うんですが、これはどういう理由なのか。また、内訳の中で時間外勤務手当の額が増加しておりますが、これは1名減の分、例えば増えたということなのか、まずその辺について財政課長にちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長  嵐田総務課長。
○総務課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。
  まず、人件費の考え方につきましては、当初予算の際には令和元年度予算策定というふうに申し上げますと、昨年度の10月の段階の人員をベースに作成をしております。そこから例えば、定期昇給があるとかという部分について見越して、その人数でまず予算を立てさせていただいております。それは次年度の人事異動の中でどのぐらいの人員が減るのか、増えるのか、もしくは課の中でも人員の組織の見直しがあるのかどうかもわからないので、その形で各項目ごとに分けさせていただいておりまして、今回の9月の補正につきましては、4月の段階で人数が確定するわけですので、それにあわせてプラスマイナスをしていくということになりますが、金額につきましては、先ほど申し上げたように10月のベースでつくっているということで、その方が定期昇給をした場合というふうな状況でありますから、もし人員が減らないとしても、退職、採用、その差で基本的には減っていくということになります。
  あと、時間外の関係につきましては、今回見直しをさせていただいておりますけれども、それも今回については昨年度の実績ベースを加味させていただいたことと、今年消費税の増税の関係もございまして、プレミアム商品券から保育の無償化等々の関係もございまして、時間外そのものも増えているということ。あともう一つは、働き方改革の一環としまして、これまで振替休日が大分多い状況がございまして、その反動として年休等が増えていかないということもございましたので、その振替休日を抑えるということも考えておりまして、若干増加をしているということであります。
  ただ、今年全体で6,000万円ぐらいになっていますけれども、今年選挙が3本ございまして、その分で例年よりも膨らんでいるという事情もございますので、よろしくお願いします。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  例えば昨年は管理職クラスの高給の方の退職が多かったし、新たな方が入ったということも一つの原因だというようなことなんでしょうか。
  きのうの山形新聞に、近隣自治体職員の過労自殺の記事がありました。因果関係は確定していないということなんですが、長時間労働があったということは間違いないということで、これ上司から残業するなと言われるが、仕事をかわりにやってもらえるわけでもなくて隠れて仕事をやっていたという記事だったんです。ということは、これサービス残業のようにもとれるわけですが、通常勤務の2倍の時間をかけても終わらない量の仕事を与えるのはおかしいというふうに遺族の方も言っておられますけれども、私もたまに、夜、この市役所の前の国道を通ったりしますと、明かりがついていたりすることがあるんです。そういうことについてはしっかり把握されているのか。
  それと、人件費として時間外勤務手当は正当に支給されているのか、その辺についてちょっと、総務課長にもう一度聞かせていただきたいと思います。
○委員長  嵐田総務課長。
○総務課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。
  時間外勤務につきましては、基本的には命令行為ということになりますので、命令を受けて時間外をするということになろうかというふうに思います。私どもとしては、時間外の部分について命令簿をそれぞれ各課から徴収をして時間外を支払っておりますが、その中では、命令をした部分について全て支払っているというふうに理解をしております。
  今回、時間がすごい、川西町の場合だと多い状況、月間183時間というふうに書いてありましたけれども、昨年度の実績で申し上げますと、月で一番多かった者の時間が92時間でございます。過労死ラインとかいうふうに言われておりますが、働き方改革の中で基本的には月45時間、年間360時間という目安がございますので、その中で何とかできるようにというふうに考えておりますけれども、やはり季節的なものとか、締切がいつまでというものがあって、どうしてもその月の時間が増えてしまうということもあるわけですが、できるだけそのようなことのないように周知をしてまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  本市では90数時間、100時間以内はセーフというようなことだと思いますけれども、この記事については大都会の出来事ではなくて、もう近隣の自治体ということで大変ショッキングな出来事だったんですけれども、その原因もまだはっきりしていないということでありますが、そういう仕事の過労で20代の若い命がみずから命を断つなんていうことは絶対にあってはならないと思うんです。
  働き方改革の取り組みなどがあります。近隣自治体ということで、これ他人事というようなことでも感じられないんですが、職員の労働管理の最高責任者である市長の見解もちょっとお聞きしてみたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  この新聞記事が出たときに、私も本市の状況がどうなのかということをすぐ総務課長に確認しまして、先ほどの答弁のような状況だということの報告を受けました。当然ながら、この過大なストレスを抱えて、そういった悲しい事態になることは誰も望んでいないわけでありまして、いろんな課題はあると思いますけれども、そういった課題を一つ一つクリアしながら適切な職場の環境をつくり上げていきたいというふうに思っております。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  そういう環境をつくると、市長も身の丈と言っているわけですけれども、そういうわけで、人件費の削減もときには必要かなというふうには思いますけれども、悲劇などが起こらないように、仕事の負担が偏らないという配分も必要かなと思いますので、管理職の方には特に配慮をお願いしたいなということで、私の質問を終わりたいと思います。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  先ほどの島津委員の関連でお伺いしたいと思います。
  この前の山形新聞の記事で見ますと、とわの湯さん、あずま湯さん、いこいの家さんの機能をあわせ持つ施設ということで書いてありました。
  今現在、市民会館の跡地というのは温浴施設と駐車場という利用になりますか。
○委員長  財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  これまでも議会答弁でしていますように、公衆浴場の再編整備の考え方とあわせて老人いこいの家の機能も移転するということと、不足している駐車場の拡充ということで検討を進めております。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  新たな温浴施設の中の機能として、今のとわの湯さん、あずま湯さん、いこいの家さんの機能ということでありますが、新たな機能というのは何か考えておられますか。
○委員長  財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  これまで市と赤湯財産区関係機関との検討を進めている中で、バリアフリー機能もあわせて持たせるということで、当然、老人いこいの家の機能も附属しますので、バリアフリー機能で、できればあわせて福祉避難所的な施設の機能も持たせてはどうかということで、今出ているところでございます。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  基本的に基本構想を委託しているということでございますが、基本構想をお願いする段階で市の考え方というのは、今おっしゃったような形で基本構想をお願いしているという内容でございますか。
○委員長  西牧財政課長。
○財政課長  お答えします。
  基本的にはそのような形になります。あわせて、これまでもいろいろ議論になっていますけれども、公衆浴場の利用者が減っておりますので、今後まだ減るということも想定しておりますので、できるだけ新しい利用者を増やしたい、そのためにはどのような内容にするか、コンセプトを持って進めるかということもあわせてお願いしたいと思っているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  わかりました。
  今まで、とわの湯さんとかあずま湯さんは財産区所有というか、そういう形になっているというふうにお聞きしておりますが、今回の温浴施設は市で建設するということになるわけですね。そういう場合に、トータルとしての事業費というか、その辺はどの程度まで想定されておりますか。
○委員長  西牧財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  運営につきましてはまだはっきりしていないんですけれども、赤湯元湯の例を見ますと、建設は市のほうでやって、土地が赤湯財産区なものですから、それを相殺する形で、今、赤湯財産区で運営をしているという形になっています。今回、いこいの家の機能も附属するということ、あと、今現在は旧市民会館の跡地の活用ということで進めているので、今回も一般会計で予算を組ませていただきましたけれども、今後につきましては赤湯財産区とも協議しながら、その経営の、先ほど島津委員さんからも民間的な発想も含めてということもありましたけれども、それも含めて、今後具体的には詰めていく予定になっております。
  規模感ですけれども、赤湯元湯で言いますと、平成20年に建設されたわけですけれども、約2億1,400万円ほど、公衆浴場のほうの部分でかかっております。今回は老人いこいの家の機能を含めるということで、和室とか、先ほど言ったバリアフリーの関係も想定されておりますので、それよりは膨らむかなということで、規模感については今後、基本構想なり基本的な設備の委託業務をしておりますので、それを受けて全体的な金額については出てくるかと思っております。
  以上です。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  わかりました。
  先ほど島津委員からもありましたように、新しい温浴施設になりますと、今までの料金というわけには当然いかなくなるわけであります。そういう意味からして、ハイジアパークとの関連もやっぱり経営的に出てくるのかなと、そんな思いもありますので、どちらも成り立つような方法を検討していただきたいということと、あわせて赤湯温泉の魅力を発信できるような施設にしていただきますよう要望して、質問を終わります。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  関連でお願いしたいと思います。
  今、内部の構造について、また料金とか管理について話がございましたけれども、今の段階では基本構想だということであって、実質の実施設計について、それをもとにして建物を建てるという形になっていくかと思いますが、その建物の、例えば形態、構造は別にしても形態、建物の形、そういったものについて市のほうから要望とか、そういったものはないんですか、ちょっと確認をします。
○委員長  西牧財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  具体的にこういう形とか、設計については、今現在ありませんけれども、基本的な考え方については、規模とか機能については将来の維持管理の負担がかからないような構造なり設計ということを考えております。あと、でき上がった基本構想については、まだ具体的に今後実施設計のスケジュールとか方法については定まっておりませんけれども、一つの案として、プロポーザル方式による設計と施工一体型の形にできないかなということも、今検討しているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  例えばコンクリートの建物だとか、例えば文化会館のように木材を使用した建物にするとか、例えば今山口委員がおっしゃったように魅力のある建物、例えば道後温泉とまでは言いませんが、そういった何か引きつけるような構造、できれば。そういった、南陽市にはこういった浴場施設があるというPRができるようなものであってほしいなと私は思っています。
  そんな中で、予算も限られてはいるわけでありますけれども、プロポーザルについても、そういった要望を一応入れていただきながら、魅力ある施設にしていただきたいという要望でございますが、そういった考えがあれば、ぜひそのように魅力を出していただきたいなと思います。要望です。
  すみません、ちょっとそういった考えをもとに市長のお考えをお聞きしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  できるだけ多くの方に利用していただきたいですし、特に毎日利用される市民の皆さんには愛される施設にしていきたいという思いがございますので、魅力的な施設にというのは私も切実に思っているところでありまして、基本コンセプトや、あるいは設計のときにはぜひそういうふうにしてほしいというふうに強く申し上げたいというふうに思います。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  おっという、びっくりするような、驚くようなアイデアを出していただきたいなと思います。
  以上です。
○委員長  第6款までについてどうですか。
  佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  22ページの第3款4目老人福祉の関連でありますけれども、やすらぎ荘の問題ですけれども、今回、2,000万円ほど予算化されているわけですけれども、この問題等について、私も何年か前に一般質問したわけですけれども、大分おくれているのではないのかなと、かなり老朽化しているというようで、そろそろというようなのがあるわけですけれども、具体的にはどのようになるんでしょうか。
○委員長  佐藤福祉課長。
○福祉課長  お答えいたします。
  養護老人ホームやすらぎ荘の整備について、おくれているんではないかというような御質問ですが、スケジュールからいけば計画どおり、来年から令和4年度まで整備をして、令和4年度から新しい施設に移るというふうなことは計画どおりですが、その方法については、昨年末に若干、これまでの民設民営から公設民営に転換をしたというふうなこともあって、一時計画については若干停滞的な、そういった見方もされましたけれども、現在は公設民営に転換してから公募をかけて、公募に応じた法人も出ましたし、指定管理を議決も置広でいただいたということです。そして、10月から半年間かけて引き継ぎを行うという、当初の予定どおりに現在なってございます。
○委員長  佐藤委員、いいですか。
○佐藤 明委員  はい。
○委員長  それでは、ただいま審査の途中でありますけれども、ここで暫時休憩といたします。
  再開は11時15分といたします。

午前11時00分  休  憩
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午前11時15分  再  開

○委員長  再開いたします。
  休憩前に引き続き審査を行います。
  先ほど申し上げましたとおり、29ページまでの第6款農林水産業費までについてありませんか。
  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  17ページの総務費、7番の企画費のUターン等交流促進事業についてお伺いしたいと思います。
  これは地方のほうにUターンしていただきたいというイベントを行うのだと思いますが、どのようなイベントで、どのような対象者を目的に計画されているのでしょうか、お聞きいたします。
○委員長  山口みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの質問にお答えいたします。
  こちらのUターン等交流促進事業費につきましては、かねてより議員の皆様方からもふるさと回帰センター、こちらを利用して首都圏のほうから有為な人材をぜひ南陽市のほうに迎え入れてはどうかという御案内も多々いただいたところでございまして、そういった観点から移住定住の促進並びに今般欠員となっております地域おこし協力隊、こういったさまざまな部分について、ふるさと回帰センターと情報をともにしながら、あるいはイベントをともにしながら勧誘に当たってまいりたいということでございまして、その経費を計上させていただきました。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  今までのUターン者という人数をちょっと教えていただければ。
○委員長  山口みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  お答え申し上げます。
  Uターン者の定義というものは、実は今まで厳密に国でもございませんでした。国・県とも資料がございませんで、と申しますのは、例えば市民課の窓口にいらっしゃったときに、例えば何でいらっしゃったんですかという聞き方は、やっぱり転入なさったときには聞かないわけです。こういったことから、今までそういった移住の統計という厳密な定義に基づいた統計というものは、公表された数字はございません。
  なお、私どものほうで、昨年から支給させていただいておりますUターン、あるいはそういった移住者について、米、みそ、しょうゆ、こういったものをおくるという制度を昨年からさせていただいて、そういった該当者を網ですくい上げるような形をとらせていただきましたけれども、昨年は5件の転入を確認して、地域の中で頑張っていただいているものと思ってございます。
  以上です。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  やはり、今までとちょっと違った形で地方に来ていただきたいということでイベントを催すと思いますが、やはり私達親は子供たちに戻ってきてほしいと思う部分がかなりあるわけです。そういうことを考えると、もっともっとやっぱり、南陽市としても帰りたくなる南陽市ということをPRしていただかなければなかなか進まないのかなというところもありますので、その辺のところも、またUターンした人たちの意見などもぜひ、南陽市は本当に帰ってきてよかったみたいな、そういうこともPRの一環として入れていただきたいし、頑張ってこれから取り組む新温泉施設、そういうものもこのように取り組んでおりますとか、そういうこともぜひ啓蒙活動、PRの中で頑張っていただきたいと思います。要望とさせていただきます。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
(発言する声なし)
○委員長  次に、第7款商工費から第10款教育費までの29ページから37ページまでについて質疑ございませんか。
  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  30ページの土木費、2項道路橋りょう費、2目の道路維持費で車両購入が上がっておりますけれども、これは説明会で2トンダンプというようなことだったんですが、先ほどの説明では除雪に利用するというふうな説明だったわけですけれども、夏の維持関係というのには利用しないのか、ちょっとその辺お聞きしたいと思います。
○委員長  粟野建設課長。
○建設課長  お答えいたします。
  2トンダンプの使用の用途でございますけれども、11月の末から3月の末までについては除雪組合のほうに貸与すると。そして除排雪の関係で使用するというふうなことでございまして、あとは、4月から11月までについては、通常の市道の維持修繕用の資材をつけたり、維持管理の用途として使用いたします。
  以上です。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  夏場の維持関係にも利用するということですけれども、それで運転手については土木で、今おられないというふうなことをお聞きしているんですが、例えば生活関連道路関係の砂利敷きとか、そういうのはどなたがどういう形でするんでしょうか。
○委員長  粟野建設課長。
○建設課長  お答えいたします。
  通常、2トン車、4トン車で今修繕をいたしているところでございますけれども、普通免許で運転できるというふうな部分もございますし、あと、維持の担当の部分については、特殊免許、大型特殊、あるいは車両系の作業主任者の免許等も取得いたしておりますので、維持関係の業務には適切に対応しているというふうなところでございます。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  以前、私もお世話になったことがあるんですが、専任の運転手というのが必要ではないかと。さっきおっしゃったとおり、大型とか大型特殊とかというものを扱うという形では、建設課の範囲内、機械というか、そういうものを操作するには資格も要るというようなことで、専任の運転手が必要ではないかなと思うんですが、市長、その辺はどうでしょうか。
○委員長  嵐田総務課長。
○総務課長  ただいまの御質問にお答えをいたします。
  建設課長からございましたように、通常の業務の中では今の職員で対応できているというふうに思いますし、冬季につきましては除雪組合のほうに委託をしておりますので、今の段階では専任の運転手という考えはございません。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  これは要望ですけれども、やっぱり、先ほど申し上げたとおり、特殊な機械を操作するわけですから専任の方が必要だと思いますし、運転手さんもいらっしゃいますけれども、ほかの課に移っているというふうなことでありますので、その辺迅速に対応できる形で専任の運転手さんも必要かなと思いますので、その辺要望しておきたいと思います。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  10款教育費、33ページ、34ページ。全般についてお聞きをいたしたいと思います。
  夏休みも終わり、2学期が始まってしばらくたつわけでありますが、いつも新聞等で出てくる問題があります。学校に行きたくないと、登校したくないといったような問題が多々出てきます。そういった現状は、今、当市ではそういった問題が出ているか、ちょっと確認をさせていただきます。
○委員長  佐藤学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。
  まず、不登校でございますけれども、30日以上の欠席のあるお子さんにつきまして、こちらは1学期末現在の数字になりますけれども、小・中学校合わせて15名というふうなことで報告をいただいております。
  また、2学期始まってしばらくたつわけでございますけれども、何名か体調がすぐれない等々の理由で欠席のあったお子さんはいるというふうなことの報告を受けておりますけれども、その後、断続してというふうなことで新聞記事になるような、社会的問題につながる、そういった形で欠席が続いているお子さんはいないと捉えているところでございます。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  1学期では15名という御報告でありました。なぜこういったことを聞くかというと、9月において自殺するお子さんが多いというふうな報道がございました。1学期でいじめを受けたり、また勉強が嫌になったり、そういったことで不幸な事故が起きていると、そういったことが新聞に出ると本当に悲しくなるわけでありますが、やっぱりそういったことの気づきを各担任なり、そういった先生方が気づいていただきながら子供の命を守っていただきたいなということを込めて質問をしているわけでありますが、現場教育の中で、子供さんのそういった不安、またそういった日ごろ見られない行動とか、そういったことを把握していただきたいなと思っております。
  そういった中で、先生方にどういった指導をされているのか、するのか、それを少し確認をしたいと思います。
○委員長  佐藤学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  今、委員から御指摘いただいたこと、本当に大事なことであるなと。そして、これからの将来を担う子供たちが、本当に勉強だけでなく、いろんな面で活躍できるような大人になってほしいと、そういう願いは教育委員会としても強く思っているところであります。
  そこで、毎月定例の校長会議もございます。学期の初めには招集校長会議もございます。そういった折に市内の、先ほど申し上げたような子供たちの実態等についても確認をしながら、そして子供たちを担任、あるいは教科担任だけでなくて学校全体で見る。そして、心配なことがあれば組織で対応する、こういったことについては折に触れて指導しているところでございます。
  また、子供たちだけでなく、家庭的に支援を要する御家庭も増えているというふうに捉えておりますので、家庭との連携も密に図りながら、何かあればすぐ耳を傾ける、そういった姿勢をこれからも大事にしていくように指導してまいりたいと考えているところでございます。
  以上です。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ぜひ、そういった子供を守っていくという立場で考えて行動していただきたいなと思います。よろしくお願いします。
  以上です。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  31ページの8款土木費、3項河川費に関連してですけれども、6月議会でしたか、上無川のほうの、6月下旬か、そうするともっと前なんですけれども、上無川のほうの支障木のほうを取り除いていただきたいということでお話しさせていただきまして、市長のほうから県のほうに要望していただけるということで御答弁をいただいたわけですけれども、先日見たところ、余りきれいになっていないような状況があるように感じました。これのほうの御要望をさせていただいた実態と、今の所の進捗についてわかれば教えてください。
○委員長  粟野建設課長。
○建設課長  お答えいたします。
  前回の質問の中でありました、関根、宮崎地区の上無川の支障木の撤去の関係でございますけれども、春先、市長の指示もありまして、春先の県の市長会総会に提出議案というふうなことで、河川内の支障木の撤去、さらには堆積土砂の撤去について本格的な梅雨前の、出水期前に対応くださるようにというふうな議題について提案をさせていただきまして、それが採択されたというような状況がございます。
  それで、御質問の上無川につきましては、実際まだ実施はされておりません。ただ、同じく県管理の織機川でございますけれども、砂塚地内の県道梨郷赤湯停車場線の延命橋から下流側、砂塚橋までの大体700メートル区間でございますけれども、それについては梅雨に入る前に支障木の伐採をしていただいたところでございまして、今後も引き続き要望しているところでございますので、県のほうに河川の流下能力の向上が図られるように引き続き対応してまいりたいというふうに思っております。
  以上です。
○委員長  いいですか。
  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  要望していただいたということなんですけれども、要望していただいた中でも梅雨の時期までにしていただけなかったというのは非常に残念だなと私も思うところなんですけれども、今後、台風等の季節もこれから来ますし、非常に危険な状況が来る可能性もあります。ぜひ要望のほうを粘り強く続けていただいて、支障木の除去、先ほど建設課長が言われたような堆積土砂の状況のほうについても進めていただきたいなと思います。
  これ、なかなか市で単独でできるわけじゃないので難しい部分があると思うんですけれども、何とか進めるために、市長のほうで何か考えられていることはありますか。特別ないですか。
○委員長  市長。
○市長  県管理河川については、市ができることは本当になかなかないわけでございまして、地域の実情をより細やかに県担当者に伝えていくということになろうかというふうに思います。その努力はしっかりさせていただきたいというふうに思います。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  ぜひ、せっかく織機川のほうもしていただいたということで、上無川のほうも同じ県の管理の河川ですのできれいにしていただいて、安全・安心な暮らしができるように、市長のほうのリーダーシップでぜひ要望のほうもお願いしたいと思います。要望です。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
(発言する声なし)
○委員長  次に、その他・附属資料38ページから41ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第42号 令和元年度南陽市一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議あり」の声あり)
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  ただいまの令和元年9月定例会に提案されております一般会計の補正予算、第42号ですね、私は先ほど来、今までもずっとこの消費税の負担の問題、いろいろと議論をしてまいりました。したがって、この一般会計の補正予算については反対の立場を表明させていただきます。
  以上です。
○委員長  ただいま佐藤 明委員より反対の意見がありましたので、採決は起立によって行います。
  議第42号 令和元年度南陽市一般会計補正予算(第3号)については、原案のとおり決するに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長  起立多数であります。よって、議第42号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第43号 令和元年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第43号 令和元年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔令和元年9月定例会 予算に関する説明書により 議第43号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  事業勘定の歳入歳出全般及びその他・附属資料50ページから52ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありませんか。
(発言する声なし)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第43号 令和元年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第44号 令和元年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第44号 令和元年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔令和元年9月定例会 予算に関する説明書により 議第44号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、60ページから61ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありませんか。
(発言する声なし)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第44号 令和元年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第45号 令和元年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第45号 令和元年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔令和元年9月定例会 予算に関する説明書により 議第45号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、70ページから71ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第45号 令和元年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第45号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第46号 令和元年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第46号 令和元年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔令和元年9月定例会 予算に関する説明書により 議第46号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般及びその他・附属資料80ページから85ページまでについて質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第46号 令和元年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第46号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第47号 令和元年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第47号 令和元年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔令和元年9月定例会 予算に関する説明書により 議第47号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、94ページから95ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第47号 令和元年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第47号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第48号 令和元年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第48号 令和元年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。渡部上下水道課長。
〔上下水道課長 渡部時裕 登壇〕
○上下水道課長  〔令和元年9月定例会 予算に関する説明書により 議第48号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、その他・附属資料4ページから13ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第48号 令和元年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第48号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第49号 令和元年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第49号 令和元年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。渡部上下水道課長。
〔上下水道課長 渡部時裕 登壇〕
○上下水道課長  〔令和元年9月定例会 予算に関する説明書により 議第49号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、その他・附属資料18ページから27ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第49号 令和元年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第49号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で、本委員会に付託されました補正予算8件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございます。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。
  どうも御苦労さまでした。
午前11時57分  閉  会

       予算特別委員長 殿 岡 和 郎