令和２年１２月２１日（月）午前10時31分開議

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

殿岡　和郎　委員長　　　島津　善衞門　副委員長

出　欠　席　委　員　氏　名

◎出席委員（１６名）
　１番　伊藤　英司　　委員　　２番　小松　武美　　委員
　３番　佐藤　憲一　　委員　　４番　島津　善衞門　委員
　５番　髙岡　亮一　　委員　　６番　高橋　一郎　　委員
　７番　舩山　利美　　委員　　８番　山口　正雄　　委員
　９番　片平　志朗　　委員　１０番　梅川　信治　　委員
１１番　川合　　猛　　委員　１２番　髙橋　　弘　　委員
１３番　板垣　致江子　委員　１５番　遠藤　榮吉　　委員
１６番　佐藤　　明　　委員　１７番　殿岡　和郎　　委員

◎欠席委員（０名）

───────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名

白岩　孝夫　市長　　　　　　　　　　　大沼　豊広　副市長
嵐田　淳一　総務課長　　　　　　　　　吉田　弘太郎　技術調整主幹
山口　広昭みらい戦略課長　　　　　　　西牧　修二　財政課長
尾形　真人　税務課長　　　　　　　　　髙野　祐次　総合防災課長
安部　浩二　市民課長　　　　　　　　　尾形　久代　福祉課長
大沼　清隆　すこやか子育て課長　　　　島貫　正行　農林課長
寒河江　英明　農村森林整備主幹　　　　長沢　俊博　商工観光課長
穀野　純子　観光振興主幹　　　　　　　粟野　　清　建設課長
佐藤　和宏　上下水道課長　　　　　　　佐藤　勝雄　会計管理者
長濱　洋美　教育長　　　　　　　　　　穀野　敏彦　管理課長
佐藤　政彦　学校教育課長　　　　　　　板垣　幸広　社会教育課長
土屋　雄治　選挙管理委員会事務局長　　安部　真由美　監査委員事務局長
大室　　拓　農業委員会事務局長
─────────────────────────────────────────────
事務局職員出席者
髙梨　敏彦　事務局長　　　太田　　徹　局長補佐
江口　美和　庶務係長　　　丸川　勝久　書記
───────────────────
本日の会議に付した事件
　議第85号　令和２年度南陽市一般会計補正予算（第14号）

～～～～～～～～～～～～～～～～～～

開　　　　　　議
○委員長（殿岡和郎委員）　　おはようございます。
　　これより予算特別委員会を開会いたします。
　　ただいま出席されている委員は16名全員であります。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～

議第８５号　令和２年度南陽市一般会計補正予算（第１４号）
○委員長　　これより予算の審査に入ります。
　　本定例会最終日において、本委員会に付託されました案件は、議第85号　令和２年度南陽市一般会計補正予算（第14号）１件であります。
　　当局の説明を求めます。西牧修二財政課長。
〔財政課長　西牧修二　登壇〕
○財政課長　　〔令和２年12月定例会　予算に関する説明書により　議第85号について説明〕省略別冊参照。
○委員長　　この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
　　質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
　　これより質疑に入ります。
　　補正予算書の予算に関する説明書により行います。
　　最初に、歳入全般、８ページについて質疑ありませんか。
（「なし」の声あり）
○委員長　　次に、歳出全般及びその他・附属資料９ページから13ページまでについて質疑ございませんか。
　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　それでは、９ページの衛生費についてお伺いをしたいと思います。
　　まず、ワクチン接種についてなんですけれども、国県の支出金が入っているということで、国からの通知があったと思うんですけれども、それはいつ来て、どのようなスケジュールで市民、国民が接種するような形になるのか。券を配るというふうなことですけれども。
　　それから、何点か質問したいんですけれども、いわゆる住民台帳の基準日はいつになるのか。そして、乳幼児なんかはどういうふうにするのか。その辺の通知の中身をお聞かせいただきたいと思います。
○委員長　　大沼すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長　　それでは、ただいまの御質問にお答え申し上げます。
　　初めに、予防接種に関する通知の件でございますけれども、こちらにつきましては日付のほうが令和２年12月17日ということで、県知事向けに発出されまして、それがそのまま市のほうに来ているというふうな状況になっております。
　　今後の予防接種等のスケジュールについてでございますけれども、まだまだはっきりしないところ正直言ってございますが、今のところ、国のほうである程度のアウトラインとして示されておりますといいますか、こちらの事業の目途といたしまして、年度内にこちらの準備事業を進めていくというふうなことが打ち出されているところでございます。早ければ来年度早々にもワクチンが入る可能性もあるということがございますので、そういうところに向けての準備というふうになってくるものでございます。
　　あと、幼児に関する接種という部分につきましてですが、こちらにつきまして、このワクチン接種というものが臨時接種というところで、一応努力義務というふうにはなっているわけでございますけれども、まず、そちらに関しまして、あくまでも保護者の御判断ということになろうかと思いますけれども、そちらを基に接種を希望される方に接種していくということになろうかと思っております。
　　まず、優先的に接種されるのが65歳以上の高齢者のところからということで、乳幼児のほうの接種というのは大分後のほうになってからということは想定されるわけでございますけれども、現状といたしましてそのような状況ということで考えているところでございます。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　内容が分かりました。
　　そうすると、いわゆる新聞報道等で話がある優先順位ですね、医療従事者であったり、それから65歳以上の高齢者というふうな表現ですけれども、その通知に関してもそういうふうにして分けて通知をするのか。あるいは、券というふうなことだと思うんですけれども、無料券だと思うんですけれども、その無料券を郵送するという、普通郵便なのか簡易書留なのか分かりませんけれども、どういうふうな想定をされているんでしょうか。
○委員長　　大沼すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長　　ただいまの御質問にお答え申し上げます。
　　接種対象者への通知ということに関しまして、その優先順位ということがございますので、まず、段階的にやはり分けての通知ということになろうかと思っております。
　　一番最初は、医療従事者の方は県等でまとめてされると思うんですけれども、特に市民の方で65歳以上の方というところの部分について、まず最初にそちらの無料券、クーポン券というところで発送させていただくというようなことを考えているところでございます。これによって順次、ワクチンの接種期間という問題もありまして、複数回ワクチン接種しなくてはいけないということもございますので、そちらのほうがまず、高齢者のほうが終わって、順次、次の段階へと移っていくというふうなことを現在では想定しているところでございます。
　　以上です。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　分かりました。
　　そうすると、いわゆるその券が来て、受けたいという方は医療機関、お医者さんに行くというふうなイメージなんですけれども、そのようなことでよろしいんでしょうか。例えば、いや、市内の医者でなくて別な市外の医者に通っているとか、そういうふうな場合でもいいのでしょうか。
　　あともう一つ、その医療機関についてのいろんな補助、あるいは体制強化、あるいは体制をつくるといったことについては県がやるんでしょうか。
○委員長　　大沼すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長　　ただいまの御質問にお答え申し上げます。
　　まず、医療体制の強化という点のほうなんですけれども、そちらに関してまだ情報がないのではっきりとしたことは申し上げられませんが、基本的な考え方としまして、一番大本のところで、国のほうの日本医師会のところと全国知事会のほうで全体的な包括的な契約をいたしまして、それが各地区医師会のほうに落ちてくるという形になっておりますので、そういう中でワクチン接種が行われるということで、基本的にはかかりつけ医での接種というのをまずは想定しているわけでございますけれども、例えばそういう方がいらっしゃらない方、あるいは仕事のといいますか、どちらかというと単身赴任などでよそのところでお勤めになっておられる方とか、そういうケースも考えられますので、そういう方についてはそちらのほうで予防接種等していただいて、そちらの精算等は代行機関ということで、そちらのほうで予防接種費を負担するというふうな形で今のところは考えられているということになっております。
　　ただ、かかりつけ医だけで果たしてその人数が対応できるかというところは大きな問題になってきますので、そちらにつきまして、例えば集団接種であるとか、そういう方法も考えていかなくてはならないというふうに今のところ、まだはっきりそこは申し上げられないところはあるんですけれども、そこら辺も想定しながらやっていかなくてはいけないと考えているところでございます。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　いずれにしても非常に大変なことだなと、御苦労なことだなというふうに思います。
　　例えば、健診一つ見ていても、これもまた大変なんですが、全市民が受けるというようなこと、しかも複数回というと、考えただけでもかなり大変なことだな、しかも全国でやるわけですからね。ただ、今のところではまだ情報がいろいろないと思いますので、今日はあと質問しませんけれども、まず体制について十分にやっていただければありがたいなというふうに思います。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
　　５番髙岡亮一委員。
○髙岡亮一委員　　商工費に関して、オンライン化促進支援事業補助金というのを詳しく説明をお願いします。
○委員長　　長沢商工観光課長。
○商工観光課長　　お答え申し上げます。
　　８月６日の臨時会のときに最初提案させていただいた事業でございまして、この新型コロナウイルス感染症の拡大防止及び緊急時の事業継続対策といたしまして、在宅勤務だったり、あとはテレワーク等ですね、その環境の整備等に対し補助金を交付しているものでございまして、山形県との協調事業でございます。それで、山形県が３分の１、市が３分の１、事業者の負担が３分の１というふうな事業でございまして、県と市合わせた補助金の上限額は100万円となっている事業でございます。
　　以上でございます。
○委員長　　５番髙岡亮一委員。
○髙岡亮一委員　　いまいち見えないんで具体的に、例えばこういう事業所で、こういうふうな場合ということで説明していただけますか。
○委員長　　長沢商工観光課長。
○商工観光課長　　例えば、テレワーク環境の整備等に対する機器等の購入だったり、ソフトウエアの購入だったり、あとはいろんな委託費とか、そういった経費が対象となる事業でございます。
○委員長　　５番髙岡亮一委員。
○髙岡亮一委員　　今、現実にそういうニーズというか、こういうところへ欲しいというふうな何か具体的なところはありますか。
○委員長　　長沢商工観光課長。
○商工観光課長　　お答え申し上げます。
　　８月の臨時会の段階で予算額として300万円を御可決いただきました経過がございます。12月17日現在で９事業所の方が御利用されてございまして、ほぼ300万円というふうなことになってございますが、山形県のほうに相談いたしまして、何とかもう少し枠をいただけないかというふうな部分で、山形県のほうの補助金としてプラス50万円というふうな枠をいただきました。ということで、今回、歳出のほうの100万円というふうなことでございますが、既に１事業所の方から相談を受けている状況でございまして、今現在は受付のほうはもう終了しているところでございます。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　10ページの飲食店経営支援給付金についてお伺いします。
　　山形県の飲食業等緊急支援給付金というのも発令されまして、21日、今日から県の総合支庁で受付を開始したというふうなことです。本市、南陽市の場合のこの20万円については50％以上と、10月から12月のいずれかの月というふうなことだと思うんですが、これは要するに県も市も両方受けられるというふうな事業所があるという理解でよろしいんですか。
○委員長　　長沢商工観光課長。
○商工観光課長　　お答え申し上げます。
　　高橋委員おっしゃるとおり、県も市も両方受けられる事業所があるというふうに認識してございます。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　分かりました。
　　県の場合は郵送という形にしているようですけれども、本市の場合、今までいろいろ第７弾までやってきた中で、例えばＬＩＮＥとかなんかでやっていくとかいろいろあったと思うんです。要するに、直接こちらに、市のほうに来ていただくというようなことはコロナの関係でなかなか難しいので、例えば郵送にするとか、そういうようなことに、うまく手続の関係ですね、あると思うんですが、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。
○委員長　　長沢商工観光課長。
○商工観光課長　　お答え申し上げます。
　　今回は、具体的に申し上げますと明日から、明日と明後日、文化会館のほうを会場に受付を予定してございます。
　　それで、以前ＬＩＮＥでの申請、郵送での申請も行った経過がございますけれども、まず、ＬＩＮＥについてなんですけれども、例えば必要な書類について写真で撮って送っていただくというふうなことをやったんですけれども、非常に分かりにくい、確認ができないところがございまして、２回も３回もやりとりしてやっと決まったというようなことで、普通に窓口受付よりも給付のほうが遅れたというふうな経過もございました。あと、郵送についても、必要書類が確認できなかった、入っていなかったというふうな部分がございましたので、今回は、まずは窓口受付のみというふうな対応とさせていただくことになりました。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　分かりました。
　　年末年始、特に年を越す段階で本当に大変な事業者の話を聞いております。そういった人に年内中に支給してもらうためには、やはりそういうふうなことで早めにという形になっていると思うんですが、通知についてはもう行っているというふうなことですね。
　　それから、もう一つ、この事業所についてなんですけれども、飲食店を営む事業者とありますけれども、飲食店というようなこと限定ですが、例えば、県の場合ですと代行業者なんかも入っていると、運転代行業者も入っている。あとは、要望あったのが旅館のほうがないというようなことで、その辺について、今回はないのか、それともまだ全然考えていないのか、そこについてお伺いしたいと思います。
○委員長　　長沢商工観光課長。
○商工観光課長　　お答え申し上げます。
　　南陽市のほうでも今、飲食店だけでなくて様々な業種の方々が大変な状況でございます。それで、飲食店に絞るのかどうかというふうな部分で、いろいろ山形県なんかとも情報交換をしながら策定した経過がございますけれども、山形県のほうでも飲食店のほうプラス運転代行、さらには、11月20日にはタクシーに対しても山形県独自で１台当たり５万円というふうな支援をしているような状況がございましたので、今回については、まず飲食店、そして、特に厳しく、売上が50％以上減少しているところというふうなことで対象を絞って今回は設定させていただいた経過がございます。
　　なお、旅館についても、ＧｏＴｏトラベル等でかなり売上等を伸ばしている旅館等もございますが、ＧｏＴｏトラベルがあったとしても、なかなか売上までには至らない旅館等もございます。10月の段階ではかなり旅館等もよかったんですが、今、ＧｏＴｏトラベルの停止の関係もございまして、ちょっと10月の状況とはまた、今キャンセル等もございますし、さらには忘年会、新年会の日帰りのお客様もなかなか入らないというふうな状況で、大変な状況ではあるんですけれども、旅館については緊急経済対策の第４弾でしたでしょうか、４月の段階である程度の支援をさせていただいておりまして、あとＧｏＴｏトラベルもある、さらには旅館のほうの宿泊の場合についての上限5,000円の助成なんかも今実施してございますので、まずは今回は本当に厳しい飲食店ということで設定のほうをさせていただきました。
　　今後の状況については、やはり旅館、お話あった運転代行だけではなくて、そのほかの業種の方々も大変厳しい状況だと思いますので、その辺をみながら、もしさらに経済対策を打てるような状況であれば検討してまいりたいというふうに考えております。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　では、最後に市長にお伺いしたいと思いますが、新型コロナウイルス関連で様々、南陽市としては手だてをして、第８弾まで来ているわけですね。それでよい、全てというようなことではないと思うんですけれども、現在、今のことも含めて市長はこれから何か新型コロナウイルス関連でこんなことをやっていきたいというふうな思いがあるのかどうかお伺いをしたいと思います。
○委員長　　白岩市長。
○市長　　今、商工観光課長から今後の考え方についての概要の話がありましたけれども、まさしく私と担当課で打ち合わせた内容を今申し上げたところです。
　　特に、この年末に関しては飲食店の厳しさというのは他の業種の比ではないものがあるということで、早く手を打たなければいけないということでしたけれども、ＧｏＴｏの停止というのが先般出されましたが、そういった状況をみながらできるだけ対応したいというふうに思います。
　　ただ、今回の財源については、既存の事業の組み替えによって、予算の執行がされていない部分を有効に活用しようということでありまして、財源はもうないのが実情であります。国において第３次補正予算で臨時交付金がさらに地方に来ることを期待しておりまして、そういった状況をみながら、例えば他業種でありますとか、特に医療機関については国の支援の拡充を非常に切実に求めているところでありまして、そういったところも考えていかなければいけないと思っております。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
（発言する声なし）
○委員長　　質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
　　これより討論に入ります。
　　討論の希望ありませんか。
（「なし」の声あり）
○委員長　　討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
　　お諮りいたします。議第85号　令和２年度南陽市一般会計補正予算（第14号）は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
（「異議なし」の声あり）
○委員長　　異議なしと認めます。よって、議第85号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
　　以上で、本定例会最終日において本委員会に付託されました令和２年度補正予算１件の審査は終了いたしました。
　　慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

───────────────────

閉　　　　　　会
○委員長　　これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
　　どうも御苦労さまでした。

午前１０時５７分　　閉　　会

予算特別委員長　殿　岡　和　郎