令和2年6月定例会

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午後 1時00分  再  開
○議長  再開いたします。
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小 松 武 美 議員 質 問
○議長  次に、2番小松武美議員。
〔2番 小松武美議員 登壇〕
○小松武美議員  2番小松です。初めて一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
  初めに、今、新型コロナ禍で景気の低迷と、そして見えないものへの恐怖で差別や偏見が起こっております。冷静な行動と、1日も早い収束を願うところであります。
  また、新型コロナでお亡くなりになられた方々の御冥福と、今治療を行っている方々の御回復を心よりお祈り申し上げるとともに、この間、医療に携わっておられる方々、福祉関係の方々、そして自治体の職員の方々に対して感謝と敬意を表したいと思います。
  さて、私からは、このように今新型コロナウイルスに目が奪われているわけでありますけれども、その中にあって心原性心停止で亡くなられる方もいらっしゃいます。そうした心停止で亡くなる方を少しでも減らすことを目的に、AEDを24時間使用可能にするためにということで質問させていただきます。
  総務省消防庁の報告によりますと、2018年に目撃された心原性心停止、心臓突然死の総数は2万5,766件で、そのうちAEDが使用されたのは1,254件と僅か4.9%と言われています。なぜ残りの95.1%にAEDを使用されなかったのでしょうか。幾つかの原因があると思いますけれども、AEDが現場付近にあったが使用までは至らなかったという、そういった場合のほかに、1つとして地域におけるAEDの設置が不十分であり、効果的な場所に設置されていないということと、2つ目に、市民がAEDの設置場所を把握していない。そして、施設の広さに見合った必要台数が確保されていない、そういった問題があったと言われています。
  心停止または心肺停止状態からの生存率は、1分以内で除細動を使用すれば97%の生存率。そして、2分では90%、3分では75%、4分では50%、5分では25%、そして残念ながら10分過ぎてしまうとゼロというようになっているようであります。そしてまた、3分から5分経過すると脳の機能が停止すると言われています。社会復帰が難しい状態になるといえます。このことから、1秒でも早く蘇生措置を施すのが生存の鍵を握っているといえます。
  AEDは、南陽市内にも市役所をはじめとして主な公共施設の公民館や学校関係施設には設置していると思いますが、使用することができるのはその施設が開いているときに限られるわけです。夜中や朝早い時間に心停止をした人を目撃したとしても、AEDを使用し尊い命を助けようとしてもできませんし、また使い方が分からなければ、同じように助けることができません。
  以上のことからお伺いいたします。
  1番目に、24時間使用可能にするために、24時間営業のコンビニや旅館などの宿泊施設、深夜営業の飲食店などに市の予算でAEDを購入し、設置をお願いするお考えはあるでしょうか。
  2番目に、AED設置施設の責任者及び従業員等と一般市民に対する使い方の講習会の周知はどのように行っているでしょうか。
  3番目に、一般市民に対する設置場所の周知はどのように行っているでしょうか。
  4番目ですが、一般財団法人日本救急医療財団のガイドラインでは、AEDの施設内での設置は心停止から5分以内に除細動が可能な配置となっており、現場から片道1分以内での密度で配置することを奨励していますが、そのことを市として指導するお考えはあるでしょうか。
  以上のことを伺いたいと思いますので、誠意のある回答をよろしくお願いいたします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  2番小松武美議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、「AED(自動体外式除細動器)を24時間使用可能にするために」の1点目、24時間使用可能にするために、施設に市費でAEDを購入し、設置する考えについてでございますが、平成16年に医療従事者以外の一般市民がAEDの使用を認められてから、AEDは全国で急速に普及し、平成28年度には約59万台が設置されております。
  県内では、平成31年4月の時点で、医療機関を除く公共施設に1,657台、当市の公共施設には27台のAEDが設置されており、民間事業所を加えると相当数のAEDが設置されているものと思われます。
  また、置賜広域行政事務組合消防本部管内では、令和元年に一般市民が目撃した心肺停止状態の傷病者34名のうち、一般市民が心肺蘇生を実施した傷病者は18名で、AEDが使用されたものはありませんでした。
  市としましては、このように公共施設や民間施設にAEDが設置されていることを踏まえ、まずは救命講習会などによるAEDの使用も含めた心肺蘇生の研修の周知・啓発に努めてまいりたいと考えておりますので、現時点では市でAEDを購入して民間施設に設置するまでは考えておりません。御理解賜りたいと存じます。
  続いて、2点目のAEDの講習会の周知についてでございますが、実施機関となる置賜広域行政事務組合消防本部のホームページで講習会の受講案内並びに申請書類が掲載されているほか、9月1日号の市報で、9月9日の救急の日に合わせ、普通救命講習会について周知を行っております。
  なお、令和元年度、南陽消防署では普通救命講習会及び一般救命講習会を合わせて37回開催し、593名の方が受講されております。
  次に、3点目の一般市民に対する設置場所の周知についてでございますが、市のホームページにAEDが設置されている公共施設を掲載し周知しているほか、県のホームページに県及び市町村のAED設置場所が掲載されています。また、一般財団法人日本救急医療財団のホームページでは、AED設置者及び施設管理者から設置登録情報の公開に同意を得たものを全国AEDマップに登録し、一般に公表しております。
  次に、4点目のAEDの施設内での配置についてでございますが、一般財団法人日本救急医療財団が公表しているAEDの適正配置に関するガイドラインは、AEDの設置場所や配置に関して具体的で根拠ある指標を示すために作成されたもので、一般の方々がAEDを使用することを目的としたAEDの設置場所を提示し、AEDの効率的で円滑な利用を促進し、心停止の救命を促進することを目的としております。
  厚生労働省では、都道府県、市町村やAED製造販売者等に対しAEDの適切な管理等の実施を指導しているところであり、市といたしましても一般財団法人日本救急医療財団とリンクしながら、公共施設などの設置に関する情報の公表を図り、AEDの適正管理について周知してまいります。
  また、AED製造販売会社においても厚生労働省の指導に基づき、AEDの取扱説明書はもとより、自社のホームページにおいてガイドラインに沿ったAEDの配置や管理に関する情報を設置者をはじめ一般の方々に公開しております。
  以上でございます。
○議長  再質問に入ります。
  2番小松武美議員。
○小松武美議員  ありがとうございました。
  最初の項目は、今のところ設置する市の予算ではないというふうな回答でありました。
  このAED、今、市長がおっしゃられたとおり、だんだん普及はしてきております。そしてまた義務というわけではありませんので、大体250人が集まるところに1台や2台、複数台を設置するというような奨励というようなことでガイドラインにあるというふうに思いますけれども、こういった義務でないというものについては、やはりそこの施設の責任者、管理者、また企業でいいますと経営者の考え、いかに会社でいえば従業員の命を守るといった部分の考え方、認識という、そういった部分に大きく左右されるのかなというふうに思います。そうした中で、やっぱり市民の命を守るという観点からいけば、市費で設置をするということも少しは考える必要があるのかなというふうに思っております。
  AEDも三十数万円するようですので、そんなに安いものではないということで、なかなか1企業、大きい企業ですと南陽市内でも設置しているところはあるわけでありますけれども、やはり24時間使えるということを考えると、コンビニ24時間開いているというところもありますし、そして市民から見るとコンビニにあるんだなという、そういった目印的なものにもなるわけでありますので、コンビニにあると使いやすいのかな。市民がもしそういった心停止になった方を目撃したときに、あそこに行けばあるという、そういった認識を持って行動ができるのかなというふうに思っております。
  そういった点で、やはり少しでも増やしていく。まだまだ足りないという部分、そしてまた、ガイドラインに先ほどあったとおり、片道1分、そして5分以内でできるという、そういった密度でというふうなこともありますので、ぜひ市民が分かりやすいところに設置をしてほしいなというところでありますので、これは今、南陽市でもコロナ禍ということで、経済対策で予算をそっちのほうにシフトしているわけでありますので、なかなかAEDまでは予算がいかないのかなというところでありますが、市民の命を守るということで、この点について将来のことではありますけれども、もう一度お考えをお聞きさせていただければというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  AEDについては、次第に市民の皆様にもだんだんと理解が進んできているとは認識しておりますけれども、それでもなかなか身近に目撃したり、あるいは使ったことがないということがあろうかというふうに思います。市といたしましては、まずは公共施設について適正な配置に努めてまいりますとともに、その使い方ですね。そこのところの講習や周知などに努めてまいりたいというふうに思っているところです。
  またあわせて、これは本市だけでなく全国的な取組みも必要というふうに思いますので、例えば国におけるそういった取組みの推進であるとか、先ほどコンビニエンスストアのお話がありましたけれども、コンビニエンスストアの業界の方にそういったお話を差し上げるとか、そういったことも必要なのではないかなというふうに感じたところです。
○議長  2番小松武美議員。
○小松武美議員  やはり、コンビニというとみんなが認識しているところでありますので、ぜひ市費で設置をお願いするという形になると思いますけれども、コンビニで独自で設置してもらえば、それは助かるわけでありますけれども、そういったところに補助金とか、そういったことも考えていただければますます増えるのかなということを考えているところであります。
  そしてまた、講習会の周知もしているというところでありますけれども、市役所の中にも設置されているというふうに思います。いざ心停止になった方、職員もあるでしょうし、そしてまたお客様が来庁したときにたまたまそういった現場、そういった症状になるということもあるというふうに思いますけれども、いざ使うときに、誰が行うんだと。蘇生、除細動を誰がやるんだという、そういったところをやはり、主任といいますかね、選定するということも必要だというふうに思いますが、市役所に300人ほど職員はいるというふうに思いますが、全員が使えるわけでもないし、そしてまた特に若い人が一番最初に目撃したとしても躊躇してしまう。
  私が言いたいというところは、やはり職場を統括するといいますか、係長クラス、そして補佐クラス、課長ですといいと思いますけれども、そういったクラスの職員がAEDの責任者というようなことで何人か任命すると、そういったことが必要だと思いますが、そのことについて市の考えはいかがでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  嵐田総務課長。
○総務課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  議員おっしゃるとおり、誰かというふうなこともあろうかと思いますけれども、基本的には全員が使えるようになるのが一番いいだろうというふうに考えてございます。全職員対象にした普通救命研修数年前に実施をしておりますし、毎年のことでありますと、新規採用職員の研修の中で普通救命研修を行っておりますので、全員ができるような体制をとりたいというふうに考えているところでございます。
○議長  2番小松武美議員。
○小松武美議員  新人の研修を行っているということであります。あと、研修も行っているということですが、いっぱい講習を受けて免許証というのかちょっと分かりませんが、そういった使えますよと証明するものがあったり、持っていたとしても、やっぱり職場の中でちょっと地位のある人でないと、いざ使うことになると若い人は躊躇するのかなということで、ぜひ市役所が率先してAEDの責任者という部分、これ民間ではどうなのか分かりませんけれども、設置するだけで誰が使うんだという、そういった躊躇している時間が本当にもったいないわけでありますので、そういった責任者ということを選任するという、そういった考えはおありでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  嵐田総務課長。
○総務課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。
  議員おっしゃることも分かりますけれども、選任をした場合、その職員がいないと動けないということも想定をされますので、できれば誰でも使えるような形にするのが一番いいというふうに思っております。
  ただ、議員おっしゃるとおり、使ったことがないといざその場になったときに使えないということ、躊躇してしまうということもあろうかと思いますので、1回研修して終わりというようなことではなくて、そういう機会を何回かと設けていきたいなというふうに思っております。
○議長  2番小松武美議員。
○小松武美議員  繰り返しになって申し訳ないですが、いっぱい使える人がいるというのは、それは理想ですし、それは可能ですよね。全員が定期的に講習を受ける。組織の中でいうと、やっぱり係長クラス、補佐クラスの人が、課とか係に数名、その人がいなければというとそれは問題ですし、数名配置するというふうなこと。心の準備があると思うので、みんなも、あの人主任ですよとなれば、お願いだと、みんなは手伝うというふうになると思うんですが、率先してAEDを使うという、そういった部分、それ課の中で複数名を選任するということが効率的なAEDの使用につながるのかなというふうに思いますので、そのことを私はちょっと言いたいので、もう一度、そういう全員というのは理想ですけれども、その中でも責任者ということを明確に選定することが重要だというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○議長  小松議員、答弁は。
○小松武美議員  答弁お願いします。
○議長  答弁を求めます。
  嵐田総務課長。
○総務課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  考え方としては全員が使えるというのが一番望ましいというふうに思いますけれども、議員おっしゃるような考え方もあると思いますので、どういう形がいいのかという部分についても先進事例等を調査しながら進めてまいりたいと思います。
○議長  2番小松武美議員。
○小松武美議員  ありがとうございます。ぜひ前向きに検討していただくということと、そういったことを各設置している施設にも周知をする必要があるというふうに思います。例えば公民館ですと、職員は2人、3人ということで、その中で全員が使えるかどうかちょっと分かりませんけれども、講習を受けて使えるような形。そして、民間企業に対してもやっぱり先ほど言ったとおり設置義務じゃないんですけれども、実際に誰が使うんだと。同じことになりますが、責任者といいますか、主任を設置するというようなことでの市としての指導、そういったことは今までないというふうに思いますけれども、そういったことをお願いするというふうなことで、奨励するというような形での取組ということについて、お考えをお聞かせください。
○議長  答弁を求めます。
  髙野総合防災課長。
○総合防災課長  ただいまの質問にお答えします。
  AEDが各施設に設置をされ、あるいは民間施設に設置をされておりますけれども、そういった設置をされる中で、その民間等の企業に求められていることが2つほどございます。1つは、そのAEDをきちんと管理をすること、それからもう一点は、そのAEDを設置しているという情報をできるだけその部分を公にして、そのものが市民の方に使っていただけること、そういった部分2つほど要請をされているというふうなことでございます。議員御指摘のとおり、この部分につきましてはいわゆる責任、必ずしなければならないというふうなことではございませんけれども、そういったことを求められているというふうなことでございます。
  私ども市のほうは、先ほど市長の答弁にありましたとおり、そういった国、あるいは一般の市民から求められているものを整理をして、それをきちっと公開をする、あるいはそういった場面で要請といいますか、広報していくというふうなことが責務だと考えておりますので、これからもそういった部分について努力してまいりたいと思います。
  以上です。
○議長  2番小松武美議員。
○小松武美議員  前向きにほかの事例というふうなことで、ということですので、よろしくお願いしたいというふうに思います。
  あと、設置している場所の周知でありますが、ホームページにあるということで、あとマップですね。ネットで全国の設置箇所のマップもネットを通じていますけれども、こういったパソコンとかね、ネット環境にない市民にはどうするんだということがあるというふうに思いますが、ハザードマップのように地図でペーパーで全戸配布、そしてまたは市報の中に配布とかすれば全市民の目に触れるのかなといったところでありますが、ぜひそういった考えについて伺いたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  髙野総合防災課長。
○総合防災課長  ただいまの質問にお答えをいたします。
  議員からお話のありましたAEDマップにつきましては、先ほどの質問及び答弁の中に出てきました日本救急医療財団が公開をしているものでございます。そちらについては、先ほどの答弁でも申し上げましたが、一般の設置者も含めまして、その設置に関する情報を開示するということを了承した上でこの財団に登録をし、公開しているというふうなものでございます。現在、市及び県のほうでも施設についての公開、自らの公共施設については公開をしておりますが、あくまでも原則はその設置をしている責任者、いわゆる事業所がその公開を了としたものを公開していくというふうな立場に立ってまいりますので、そういった部分について気をつけて運営をしていきたいというふうに思います。
  なお、設置場所については、今ネット、私どものほうも自分のところは自分の部分の情報は出しておりますが、そのほかについては先ほど申し上げた財団のほうとリンクをし、そちらのほうに誘導する形をとっております。今後そういった設置場所について、必要な情報、介するもの、先ほど議員から御指摘があった部分を含めて検討してまいりたいと思います。
○議長  2番小松武美議員。
○小松武美議員  ネット環境にないところも、これから検討するということでよろしいでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  髙野総合防災課長。
○総合防災課長  どのような形ですと皆さんのほうに御周知できるかということを検討してまいりたいというふうに思っております。
  以上です。
○議長  2番小松武美議員。
○小松武美議員  やっぱり簡単なのはハザードマップのような1枚のペーパー、市報ということですので、ぜひそのことを検討いただいて周知を図るということが一番早いのかなというふうに私は思うわけでありますので、ぜひそのことを検討していただければというふうに思います。
  あと、これも4番目になるんですが、1施設に1台というわけではなくて、やはり複数台の設置を奨励しているとガイドラインにあるんですけれども、市役所には何台設置しているでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  嵐田総務課長。
○総務課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。
  市役所内には2台ございます。
○議長  2番小松武美議員。
○小松武美議員  2台あるということで、この施設、適正かどうか私の判断はできないんですけれども、複数台あるということで。
  ちょっと私も勉強不足で申し訳ないですが、どことどこに設置されているでしょうか、お願いします。
○議長  答弁を求めます。
  嵐田総務課長。
○総務課長  お答えいたします。
  2台とも1階になるんですけれども、福祉課前の柱に1台設置をしておりまして、あとはすこやか子育て課内に設置をしております。
  以上でございます。
○議長  2番小松武美議員。
○小松武美議員  2台とも1階にあるというふうなことですので、片道1分以内ですので、4階でもし何かがあったらば、階段をおりてきて、足の早い人だと1分はかからないかなということでありますが、やっぱりもうちょっと目立つところに設置をして、例えば階段のところかな。あとエレベーターとか、そういったところ、目立つところに設置と、階数ごとに設置あればいいのかなというふうにも思いますが、予算的なものもあって。そういったことを考えると、4階から1階というのはちょっと時間かかるかなというふうに私思うんですけれども、ぜひ階数ごととは言いませんので、そういった1階と2階に分けるとか、1階と4階に分けるとか、そういったことの検討をぜひお願いしたいというふうに思います。
  また、そういったところ、やっぱりこれも奨励ですので、従業員の規模とか、そういったものを勘案して、また会社のそういった面積なども勘案すると、1台じゃ足りないじゃないんですかという形になるんですけれども、市のほうでの指導ということも必要なのかなというふうに思いますけれども、その点についてお伺いします。
○議長  答弁を求めます。
  髙野総合防災課長。
○総合防災課長  それでは、ただいまの質問にお答えをいたします。
  今あったいわゆる適正な配置に関しては、その適切な配置を具体的に指標として示すためにガイドラインが示されているというふうなことでございます。
  それから、各施設の配置の仕方、いわゆる緊急時にということについては、今議員から御指摘のあったとおりではございますけれども、その部分について、例えばその建物の中でも人がより多く集う、それから学校関係でいうとスポーツをする体育館、あるいはグラウンド等、そういった疾患が出やすい場所、そういった部分に配置するなど、様々な考え方があるようでございます。そういった部分で各大きな工場等についても配置をされているものと認識をしているところでございます。
  以上です。
○議長  2番小松武美議員。
○小松武美議員  やはり施設、そしてまたイベントという話もありましたけれども、マラソン大会とかそういった、あとは野球の試合とか、そういった野球場とか、体育館にはあるというふうに思いますが、サッカー練習場とかね、距離とか面積があるので、そういったところにまた近いところに設置する、そういった必要があるのかなというふうにも思いますけれども、そういったイベントごとにAEDを設置するといいますかね、そういったことは今までなさっているでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  板垣社会教育課長。
○社会教育課長  お答え申し上げます。
  本市におきまして、さわやかワインマラソンを毎年実施しておりますが、その際には救護車の中に携帯用のポータブルのAEDを積みまして、医師の先生と一緒にいわゆる選手の安全の配慮ということで実施しております。
  以上であります。
○議長  2番小松武美議員。
○小松武美議員  ありがとうございました。
  私もワインマラソン参加していないので、なかなか分からなかったんですけれども、そういったイベントごとに救護施設に設置するというようなことで、そういった本当に取組みに対しては敬意を表したいと思います。
  私のほうからは、最後になりますけれども、最初に申し上げたとおり、義務でないという部分ですので、繰り返しになりますけれども、その管理者の責任者の考え1つだということでありますので、管理者の考え1つだというふうに思いますので、ぜひ市長からは市民の命を守るという立場で前向きにこの予算措置を今後考えていただければというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げまして、私からの質問を終わりたいというふうに思います。ありがとうございました。
○議長  以上で2番小松武美議員の一般質問は終了いたしました。
  ただいま一般質問中でありますが、本日はこれまでとし、日程に従い、明日に引き続き行いたいと思います。

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散      会
○議長  本日はこれにて散会いたします。
  御一同様、御起立願います。
  傍聴席の方もお願いいたします。
  どうも御苦労さまでした。

午後 1時37分  散  会