令和2年9月1日(火)午前10時00分開会・開議

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議事日程第1号
令和2年9月1日(火)午前10時開議

 議会報告  議会運営委員長報告

 日程第 1 会議録署名議員の指名

 日程第 2 会期の決定

 日程第 3 諸般の報告

 日程第 4 承第 6号 令和2年度南陽市一般会計補正予算(第10号)についての専決処分の承認を求めることについて

 日程第 5 報第 5号 令和元年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について

 日程第 6 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

 日程第 7 議第 55号 財産の取得について

 日程第 8 議第 56号 南陽市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 9 議第 57号 南陽市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 10 議第 58号 南陽市乳牛貸付条例及び南陽市和牛繁殖雌牛導入事業貸付条例の一部を改正する条例の設定について

 日程第 11 議第 59号 南陽市道路線の認定について

 日程第 12 議第 47号 令和2年度南陽市一般会計補正予算(第11号)

 日程第 13 議第 48号 令和2年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

 日程第 14 議第 49号 令和2年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)

 日程第 15 議第 50号 令和2年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)

 日程第 16 議第 51号 令和2年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)

 日程第 17 議第 52号 令和2年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

 日程第 18 議第 53号 令和2年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)

 日程第 19 議第 54号 令和2年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)

 日程第 20 予算特別委員会の設置について

 日程第 21 認第 1号 令和元年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 22 認第 2号 令和元年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 23 認第 3号 令和元年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 24 認第 4号 令和元年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 25 認第 5号 令和元年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 26 認第 6号 令和元年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 27 認第 7号 令和元年度南陽市水道事業会計決算の認定について

 日程第 28 認第 8号 令和元年度南陽市下水道事業会計決算の認定について

 日程第 29 決算特別委員会の設置について

   散   会
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本日の会議に付した事件
 議事日程第1号に同じ
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出 欠 席 議 員 氏 名

◎出席議員(17名)
 1番 伊藤 英司  議員    2番 小松 武美  議員
 3番 佐藤 憲一  議員    4番 島津 善衞門 議員
 5番 髙岡 亮一  議員    6番 高橋 一郎  議員
 7番 舩山 利美  議員    8番 山口 正雄  議員
 9番 片平 志朗  議員   10番 梅川 信治  議員
11番 川合  猛  議員   12番 髙橋  弘  議員
13番 板垣 致江子 議員   14番 髙橋  篤  議員
15番 遠藤 榮吉  議員   16番 佐藤  明  議員
17番 殿岡 和郎  議員
◎欠席議員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫   市長                 大沼 豊広   副市長
嵐田 淳一   総務課長              吉田 弘太郎 技術調整主幹
山口 広昭   みらい戦略課長          西牧 修二   財政課長
尾形 真人   税務課長              髙野 祐次   総合防災課長
安部 浩二   市民課長              尾形 久代   福祉課長
大沼 清隆   すこやか子育て課長       島貫 正行   農林課長
寒河江 英明 農村森林整備主幹        長沢 俊博   商工観光課長
穀野 純子   観光振興主幹           粟野  清    建設課長
佐藤 和宏   上下水道課長           佐藤 勝雄   会計管理者
長濱 洋美   教育長                穀野 敏彦   管理課長
佐藤 政彦   学校教育課長           板垣 幸広   社会教育課長
土屋 雄治   選挙管理委員会事務局長    青木  勲   代表監査委員
安部 真由美 監査委員事務局長         大室  拓   農業委員会事務局長
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事務局職員出席者
髙梨 敏彦   事務局長     太田  徹   局長補佐
江口 美和   庶務係長     丸川 勝久   書記


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開      会
○議長(髙橋 篤議員)  御一同様、御起立願います。
  傍聴席の方もお願いいたします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  去る8月25日に告示になりました令和2年南陽市議会9月定例会を開会いたします。

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開      議
○議長  ただいま出席されている議員は全員であります。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第1号によって進めます。

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議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本定例会の運営等について、議会運営委員委員長より報告を願います。
  議会運営委員長 山口正雄議員。
〔議会運営委員長 山口正雄議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
  私から、議会運営委員会の報告を申し上げます。
  本日招集されました令和2年9月定例会の運営について、去る8月28日午前10時より議会運営委員会を開催し協議をいたしましたので、その結果について御報告いたします。
  本定例会に提案されます議案は、承認案1件、報告1件、諮問案1件、条例その他議案5件、補正予算案8件、決算案8件の計24件であります。当局より総務課長及び財政課長の出席を求め、提出議案の説明を受け、議案数及び一般質問の通告を考慮し、協議いたしました結果、本定例会の会期を本日から18日までの18日間と決した次第であります。この18日間の会期において、お手元に配付してあります日程表に従い、本会議、各常任委員会及び各特別委員会を開催し、御審査くださるようお願いを申し上げます。
  次に、議案の審査について申し上げます。
  まず、承認案1件につきましては、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  次に、報告1件につきましては、説明を求め、質疑、了承の順で行うことといたしました。
  次に、諮問案1件につきましては、提案理由説明、委員会付託省略、質疑の後、討論省略、表決の順で行うことといたしました。
  次に、条例案その他議案でありますが、そのうち財産の取得についての議案1件については、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うこととし、ほか議案4件につきましては、一括議題とし、提案理由説明、総括質疑の後、所管の各常任委員会に付託といたしました。
  次に、補正予算案8件につきましては、一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、予算特別委員会設置、同委員会に付託の上、それぞれ審査していただくことにいたしました。
  次に、決算案8件につきましては、一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、決算特別委員会設置、同委員会に付託の上、それぞれ審査していただくことにいたしました。
  最後に、一般質問でありますが、通告議員は8名でありますので、御報告いたします。
  以上、本定例会の運営について議会運営委員会において協議、決定いたしましたので、各議員の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。

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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長が指名いたします。
  会議録署名議員は、3番佐藤憲一議員、9番片平志朗議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

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日程第2 会期の決定
○議長  日程第2 会期の決定を議題といたします。
  お諮りいたします。本定例会の会期については、先ほどの議会運営委員長報告のとおり、本日より18日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日より18日までの18日間と決しました。

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日程第3 諸般の報告
○議長  日程第3 諸般の報告であります。
  本定例会に説明のため出席を求めた者の職、氏名、議員派遣の報告、議会庶務報告、定例監査報告については、別冊諸般の報告のとおりでございますので、御了承願います。

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日程第4 承第6号 令和2年度南陽市一般会計補正予算(第10号)についての専決処分の承認を求めることについて
○議長  日程第4 承第6号 令和2年度南陽市一般会計補正予算(第10号)についての専決処分の承認を求めることについてであります。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  おはようございます。
  ただいま上程されました承第6号 令和2年度南陽市一般会計補正予算(第10号)についての専決処分の承認を求めることについての承認案1件につきまして、提案理由を申し上げます。
  補正の内容は、7月に発生した豪雨災害により必要となった災害救助費、災害復旧費等を増額するものであり、財源につきましては、基金繰入金及び地方債で措置いたすものでございます。
  以上、承認案1件につきまして、提案理由の説明を申し上げましたが、御審議の上、御承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております承第6号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、承第6号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。承第6号 令和2年度南陽市一般会計補正予算(第10号)についての専決処分の承認を求めることについては、これを承認いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、承第6号は承認することに決しました。

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日程第5 報第5号 令和元年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について
○議長  日程第5 報第5号 令和元年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてであります。
  この際、市長に対し説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました報第5号 令和元年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について申し上げます。
  本案は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、監査委員の審査に付し、その意見をつけて御報告いたすものでございます。
  健全化判断比率につきましては、実質赤字比率及び連結実質赤字比率が、各会計とも黒字でありますので、比率算定の対象外となり、実質公債費比率は11.9%、将来負担比率は146.2%となりました。
  資金不足比率につきましては、各会計とも資金不足額がございませんので、比率算定の対象外となったものであります。
  以上、健全化判断比率及び資金不足比率の報告といたします。
○議長  ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  本件は、報告事項でありますので、御了承お願いいたします。

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日程第6 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
○議長  日程第6 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて提案理由を申し上げます。
  本委員のうち1名が令和2年12月31日をもって任期満了となりますので、議案書記載のとおり、新任1名を適任と認め、法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものでございます。
  御審議の上、御同意いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第2号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。諮問第2号は討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は討論を省略することに決しました。
  お諮りいたします。諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、これを同意いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は同意することに決しました。

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日程第7 議第55号 財産の取得について
○議長  日程第7 議第55号 財産の取得についてを議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第55号 財産の取得について提案理由を申し上げます。
  本案は、火災時の消火活動だけでなく、地震等の災害現場において、人命救助活動の強化、多様な災害現場における消防団の活動の充実のため、救助資機材搭載型消防ポンプ自動車を購入するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により提案するものでございます。
  御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第55号は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第55号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第55号 財産の取得については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第55号は原案のとおり決しました。

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日程第 8 議第56号から日程第11 議第59号まで計4件
○議長  次に、日程第8 議第56号 南陽市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第11 議第59号 南陽市道路線の認定についてまでの議案4件を議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第56号 南陽市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてから議第59号 南陽市道路線の認定についてまでの議案4件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第56号 南陽市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、市民の行政サービスの向上を図るため、個人番号カードを利用し、印鑑登録証明書の交付を申請できるよう条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第57号 南陽市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。
  本案は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、引用する法律の題名等を改正するものでございます。
  次に、議第58号 南陽市乳牛貸付条例及び南陽市和牛繁殖雌牛導入事業貸付条例の一部を改正する条例の設定について提案理由を申し上げます。
  本案は、農業災害補償法の一部改正に伴い、引用する法律の題名等を改正するものでございます。
  次に、議第59号 南陽市道路線の認定について申し上げます。
  本案は、東北中央自動車道の整備に伴い、側道が市に移管されることにより、市道2路線を認定するものでございます。
  なお、認定路線名等は議案書記載のとおりでございます。
  以上、議案4件につきまして、一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  ただいま議題となっております議案4件について、総括して質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  ただいま議題となっております議案4件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり、それぞれ所管常任委員会に付託いたします。

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日程第12 議第47号から日程第19 議第54号まで計8件
○議長  日程第12 議第47号 令和2年度南陽市一般会計補正予算(第11号)から日程第19 議第54号 令和2年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)までの補正予算議案8件を議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第47号 令和2年度南陽市一般会計補正予算(第11号)から議第54号 令和2年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)までの補正予算案8件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第47号 令和2年度南陽市一般会計補正予算(第11号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、人事異動等に伴う職員人件費及び特別会計への人件費繰出金の整理、令和2年度の普通交付税の決定に伴う歳入の補正、令和元年度決算に伴う繰越金の確定と、それに伴う地方財政法第7条に基づく財政調整基金積立金の補正、その他国県補助事業の採択、県総合交付金の確定、事業の進捗に伴い必要となった事業費の補正などであり、財源につきましては、国県支出金、繰越金等で措置いたすものでございます。
  また、債務負担行為の追加、地方債の変更をいたすものでございます。
  次に、議第48号 令和2年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の内容は、事業勘定におきまして、人事異動等に伴う職員人件費の補正のほか、決算確定に伴う財政調整基金積立金及び償還金の補正を行うものであります。財源につきましては、繰越金で措置いたすものでございます。
  次に、議第49号 令和2年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の内容は、歳入歳出予算の総額に、それぞれ増減なく歳入予算の組替えを行うものであります。
  次に、議第50号 令和2年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、決算確定に伴う一般会計繰出金の補正を行うものであります。財源につきましては、繰越金で措置いたすものでございます。
  次に、議第51号 令和2年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、人事異動等に伴う職員人件費の補正、決算確定に伴う償還金及び基金積立金の補正を行うものであります。財源につきましては、繰越金及び諸収入で措置いたすものでございます。
  次に、議第52号 令和2年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、決算確定に伴う予備費の補正を行うものであります。財源につきましては、繰越金で措置いたすものでございます。
  次に、議第53号 令和2年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、収益的収支、資本的収支ともに収入の増減はなく、支出については、人事異動等に伴う人件費の補正を行うものでございます。
  次に、議第54号 令和2年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、収益的収支、資本的収支ともに収入の増減はなく、支出については、人事異動等に伴う人件費の補正を行うものでございます。
  以上、補正予算案8件につきまして、一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。質疑は予算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第20 予算特別委員会の設置について
○議長  日程第20 予算特別委員会の設置を議題といたします。
  お諮りいたします。議第47号から議第54号までの補正予算議案8件を審査するため、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置することに決しました。
  議第47号から議第54号までの補正予算議案8件は、ただいま設置いたしました予算特別委員会に付託いたします。
  なお、予算特別委員会は日程に従い委員会を開催し、審査願います。

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日程第21 認第1号から日程第28 認第8号まで計8件
○議長  日程第21 認第1号 令和元年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第28 認第8号 令和元年度南陽市下水道事業会計決算の認定についてまでの決算認定議案8件を、議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました認第1号 令和元年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認第8号 令和元年度南陽市下水道事業会計決算の認定についてまでの8会計につきまして、地方自治法第233条第3項及び地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の審査をいただいて、御提案を申し上げるものでございます。
  第5次南陽市総合計画に掲げた目標の実現に向け、子育て支援、防災対策、産業振興など、スピード感を持って諸課題に対応することに重点を置いて事業を実施するとともに、財政秩序の維持に努めてまいった結果、一般会計の実質収支は9億4,076万4,000円、また、特別会計の実質収支合計は3億449万円の黒字決算を結ぶことができました。
  また、水道事業会計及び下水道事業会計の損益計算におきましては、それぞれ6,228万円、970万7,000円の純利益を計上しております。
  改めまして、議会はじめ関係各位に深く感謝を申し上げる次第であります。
  財政指標では、法人市民税をはじめとする市税、沖郷地区新保育施設整備事業などの国庫補助金、ふるさと納税寄附金がそれぞれ増加したことにより、歳入総額は前年比で3.7%の増となっており、歳出については、小中学校の冷房設備工事などの終了により普通建設事業費が減少したものの、置賜広域病院企業団負担金やプレミアム付き商品券事業などの補助費等が増加し、また、扶助費をはじめとする義務的経費も増加したことから、前年比で4.4%の増となりました。経常収支比率については、物件費及び補助費等の経常事業費が増加したため、93.7%と、前年度より1.6ポイント上昇しました。
  地方公共団体財政健全化法における健全化判断比率は、さきに御報告を申し上げましたとおり、実質公債費比率については11.9%、将来負担比率については、146.2%と、実質公債費比率は前年と比較して0.1ポイント増加、将来負担比率については、公立置賜南陽病院の改築に伴う病院企業団負担金見込額の増加などにより、前年比で18.2ポイント増加しました。
  両数値とも早期健全化判断基準を大きく下回っておりますが、引き続き歳入の確保、歳出の削減に努めながら、将来に向けて安定した財政状況を実現するため、長期的な視点を持って財政基盤の強化を図ってまいる所存でございます。
  なお、令和元年度における主要な施策につきましては、決算附属資料として別冊を配付させていただいておりますので、御高覧をいただきたいと存じます。
  以上、決算の概要を申し上げましたが、御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  ここで、監査委員から決算の審査結果について報告を願います。
  青木 勲代表監査委員。
〔青木 勲代表監査委員 登壇〕
○代表監査委員  おはようございます。
  私から、令和元年度各会計の決算審査意見を申し上げます。
  審査の対象は、一般会計、特別会計5件、財産に関する調書、基金の運用状況、企業会計2件、健全化判断比率及び資金不足比率でございます。
  審査の結果につきましては、各会計の決算及び基金の運用状況を示す書類の計数は正確であり、また、予算執行及び会計処理等は、全般的に適正と認められました。
  なお、詳細につきましては意見書に記載のとおりでありますが、概要について申し上げます。
  初めに、一般会計についてでございますが、歳入歳出決算額は、歳入が160億5,617万5,000円、歳出が150億9,306万6,000円で、前年度に比べ、歳入で5億7,267万6,000円、歳出で6億3,445万3,000円増加となっております。
  歳入決算額から歳出決算額を差し引いた剰余金から、繰越明許費として翌年度に繰越すべき一般財源を差し引いた実質収支は、9億4,076万4,000円の黒字となり、前年度の実質収支を差し引いた単年度収支額は、1,947万3,000円の黒字となっております。
  一般会計の歳入について、財源別では、自主財源が全体の44%、依存財源が56%となっております。
  自主財源では、寄附金が4億5,864万6,000円と大きく増加し、また、自主財源の根幹をなす市税も37億3,040万9,000円で、前年度に比べ1億3,580万9,000円増加となっております。
  次に、市税における不納欠損処分の額は、2,126万9,000円になっております。
  不納欠損処分については、諸般の事情はあるとしても、税負担の公平性及び歳入確保の面での影響が大きいため、慎重かつ厳正な取扱いが求められるもので、より積極的に債権の確保に努めることは当然でありますが、最大限の徴収努力の結果として不納欠損処分をせざるを得ない場合には、不納欠損処分制度の趣旨を適正に理解し、活用することを妨げるものでないことを申し添えます。
  一方、収入未済額は前年度より1,567万円減少の9,566万円で、現年度課税分の収納率99.5%と高水準で推移しております。
  今後とも、滞納者の実態に即した適切な措置を講じ、未収金の解消に、なお一層の努力を望むものであります。
  次に、令和元年度末の一般会計市債残高は154億75万8,000円と、前年度に比べ1億5,232万5,000円減少しております。
  しかしながら、市債発行は累積により財政の硬直化が一層進むおそれがあることから、将来における償還能力等を考慮しつつ、その適切な運用に努めていただきたいと考えます。
  次に、歳出についてでございますが、目的別で見ると、構成比の高い科目は、民生費が33.9%、総務費が20.0%、土木費と教育費が11.1%となっております。
  性質別に見ると、義務的経費が全体の43.7%、任意的経費が56.3%となっており、義務的経費のうち公債費は、前年度より1,782万5,000円減少し、13億6,411万9,000円となっております。
  また、任意的経費については、置広事務負担金などが増加した補助費が増加しております。
  次に、特別会計でございますが、特別会計は5会計で、うち国民健康保険特別会計が2勘定となっております。特別会計全体で、歳入決算総額が76億3,930万5,000円、歳出決算総額が73億3,481万4,000円で、前年度に比べ、歳入で9,788万6,000円増加し、歳出では2億381万2,000円増加しております。
  また、5会計全体の実質収支は、3億449万円の黒字となり、前年度実質収支額4億1,041万7,000円を差し引いた単年度収支額は、1億592万7,000円の赤字となっております。
  特別会計の不納欠損額は4,109万4,000円となっており、前年度と比較して3,836万8,000円と大きく増加しておりますが、これは、市税の不納欠損処分と同じく平成28年度に執行停止とし、3年間継続したことにより、地方税法の取扱い基準に基づき、今回処理したことなどによるものでございます。
  収入未済額は、前年度より3,681万円減の1億2,985万6,000円となっております。今後とも納付指導等を通じて収納率向上を図り、保険事業の健全化に努めていただきたいと思います。
  次に、公営企業会計に係る水道事業会計と下水道事業会計でございますが、審査に付された決算報告書及び財務諸表は、地方公営企業法、その他関係法令に準拠して作成されたもので、経営成績及び財務状態を適正に表示しており、決算の計数については適正なものと認められました。
  初めに、水道事業の決算状況は、事業収益は7億7,532万9,000円、事業費用は7億1,305万円で、差引き6,228万円の純利益を計上しております。
  水道料金の現年度分収納率は97.2%で、前年度より0.1ポイント、過年度分収納率も31.0%で、5.9ポイント下降しております。今後、さらなる一層の収納対策強化を要望するものであります。
  有収率は、平成28年度、平成29年度と低下していましたが、平成30年度から漏水調査等により上昇し、令和元年度は80.8%と前年度より2.2ポイント上昇しております。今後とも有収率の向上を願うものであります。
  また、給水件数は123件増加した反面、給水人口は341人減少しており、今後の人口減少に加え、節水型社会の進行などにより、水需要については厳しい状況が続くものと思慮されますが、安全で安心な水の安定供給を事業の柱に据えて、よりよいサービスの提供に努められますよう望むものであります。
  次に、下水道事業でありますが、事業収益は10億1,053万6,000円で、事業費用は10億83万円となり、970万7,000円の純利益を計上しております。処理区域内の人口は減少しておりますが、水洗化率は毎年上昇し、85.1%となっております。
  今後とも、居住環境の改善や公衆衛生の向上を図り、快適な生活環境の確保に努めていただきたいと存じます。
  最後に、財政指標・健全化判断比率についてでございますが、実質公債費比率は前年度より0.1ポイント上昇し、11.9%、将来負担比率は前年度より18.2ポイント上昇し、146.2%となっております。今後は、さらなる指標改善に向け努力していただきたいと存じます。
  以上、決算審査意見といたします。
○議長  青木 勲代表監査委員の報告が終わりました。
  お諮りいたします。決算についての質疑は決算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第29 決算特別委員会の設置について
○議長  日程第29 決算特別委員会の設置を議題といたします。
  お諮りいたします。認第1号から認第8号までの決算認定議案8件を審査するため、議長及び議会選出監査委員を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議長及び議会選出監査委員を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。
  認第1号から認第8号までの決算認定議案8件は、ただいま設置いたしました決算特別委員会に付託いたします。
  なお、決算特別委員会は日程に従い委員会を開催し、審査願います。

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散      会
○議長  以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。
  御一同様、御起立願います。
  傍聴席の方もお願いいたします。
  どうも御苦労さまでございました。

午前10時46分  散  会