令和2年8月6日(木)午前10時55分開会

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殿岡 和郎  委員長      島津 善衞門  副委員長
出 欠 席 委 員 氏 名

◎出席委員(16名)
 1番 伊藤 英  司  委員    2番 小松 武美  委員
 3番 佐藤 憲  一  委員    4番 島津 善衞門 委員
 5番 髙岡 亮  一  委員    6番 高橋 一郎  委員
 7番 舩山 利  美  委員    8番 山口 正雄  委員
 9番 片平 志  朗  委員   10番 梅川 信治  委員
11番 川合   猛  委員    12番 髙橋  弘  委員
13番 板垣 致江子  委員   15番 遠藤 榮吉  委員
16番 佐藤   明  委員    17番 殿岡 和郎  委員
◎欠席委員(0名)




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説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫   市長                大沼 豊広   副市長
嵐田 淳一   総務課長             吉田 弘太郎 技術調整主幹
山口 広昭   みらい戦略課長         西牧 修二   財政課長
尾形 真人   税務課長             髙野 祐次   総合防災課長
安部 浩二   市民課長             尾形 久代   福祉課長
大沼 清隆   すこやか子育て課長      島貫 正行   農林課長
寒河江 英明 農村森林整備主幹       長沢 俊博   商工観光課長
穀野 純子   観光振興主幹          粟野  清   建設課長
佐藤 和宏   上下水道課長          佐藤 勝雄   会計管理者
長濱 洋美   教育長               穀野 敏彦   管理課長
佐藤 政彦   学校教育課長          板垣 幸広   社会教育課長
土屋 雄治   選挙管理委員会事務局長   安部 真由美 監査委員事務局長
大室 拓     農業委員会事務局長
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事務局職員出席者
髙梨 敏彦  事務局長    太田  徹  局長補佐
江口 美和  庶務係長    丸川 勝久  書記

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本日の会議に付した事件
 議第44号 令和2年度南陽市一般会計補正予算(第9号)
 議第45号 令和2年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)

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開      会
○委員長(殿岡和郎委員)  おはようございます。
  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は16名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、令和2年度補正予算2件であります。

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議第44号 令和2年度南陽市一般会計補正予算(第9号)
○委員長  初めに、議第44号 令和2年度南陽市一般会計補正予算(第9号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧修二財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔令和2年8月臨時会 予算に関する説明書により 議第44号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願いいたします。
  質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般、8ページから9ページまでについて質疑ございませんか。
  16番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  8ページの第15款県支出金について関連してちょっと質問いたします。
  県議会が、6月定例議会ですけれども、終わりまして、この県議会で県単独で保育関係、それから幼稚園、それから放課後児童クラブ、いわゆる学童保育と、こういった関係に対して1人5万円を支給するという補正予算を全会一致で採択されたと、こういうふうに報道あったわけですけれども、この県の支出に対しまして、南陽市独自の対策として何らかの方法というのは考えているのかどうかお聞きしたいと思います。
○委員長  白岩市長。
○市長  御質問にお答え申し上げます。
  南陽市としましては、今までそういった施設の消耗品等々で支援を申し上げてまいりました。今回は県議会においてはその1人5万円ということでございますけれども、それに類するものについては、市単独で考えているものは今のところございません。
○委員長  16番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  市では考えていないと、こういうお話でありましたが、私も今まで再三指摘をしてまいりましたが、南陽市では御承知のように子育て支援都市宣言を県内でいち早く立ち上げて、それなりの対応をしてきたと、こういうことであります。ですからそれにふさわしい対応をしていただくのが行政の在り方ではないのかなと思うわけでありますが、この辺も含めて、これからコロナはいろいろ続くでしょうけれども、何らかの方法で対応していただければなと、こういうことでありますが、どういうお考えですか。
○委員長  白岩市長。
○市長  現在までのところ、南陽市での感染者、陽性判明者が4名ということで、これに関しては保育施設あるいは介護施設や医療従事者、多くの方の御協力と御尽力のたまものというふうに思っております。
  その中で、特に重症化しやすい介護施設等につきましては協力金という形で御支援させていただきましたけれども、保育関係につきましては今後の感染状況の推移をしっかり注視しながらどういった対応が必要なのかを考えてまいりたいというふうに思います。
○委員長  16番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今、市長もおっしゃったように、保育関係者、それから学校関係者、それから介護施設の関係者、いろいろな関係者が気を遣って子供たちのためやお年寄りのために昼夜を問わず、非常に気を遣いながら頑張っていると。こういう方々がいらっしゃるからこそ止まっていると。山形県内はある程度止まっているんじゃないかと。このように考えている一人ではありますが、そういったことも踏まえながら対応するということが行政の在り方の一つとしてあるのではないのかなと私思っているんですが、今後の在り方として、そういうこともあり得るんだと、こういうニュアンスの方向ではないのかなと理解しているんですが、どうでしょう。
○委員長  白岩市長。
○市長  その時々の状況をしっかり見極めて、どういった対応が必要なのかは今までやっていなかったことも含めて今後考えていくということでございます。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
(発言する声なし)
○委員長  次に、歳出に入ります。
  第1款議会費から第6款農林水産業費までの、10ページから13ページまでについて質疑ございませんか。
  6番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  10ページ、11ページですけれども、Uターン等交流促進事業についてまずお伺いをしたいと思います。
  今回県も含めて市と抱き合わせでやるというふうなことでした。具体的なことを7月の定例会でも私こういったことが必要だというふうに申し上げたんですが、それが反映されて大変よかったなというふうに思っております。
  この中で県外学生、その学生というくくり、どういうふうな学生まで入れるのか、それからこれ難しいのかなというのは、経済的な影響を受けているかどうか、この辺の判断、私は一律のほうがこの場合はいいのかななんて思っているんですけれども。というのは、これを契機にいわゆるLINE等活用しながら、市と交流しながら市にUターンしてもらうというふうなことを含めてだとすれば、別に経済的云々関係なくやってもいいんじゃないかなというふうには思っているんですが、150名を想定しているというふうなことですけれども、この辺について、今の2点、どういうふうな、学生という定義はどうなのかということと、それから経済的な影響ということは取っ払ったほうがいいんじゃないかなという、その2点をお伺いしたいと思います。
○委員長  山口みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  ただいまの質問にお答え申し上げたいと思います。
  対象にしておりますのが大学生等ということでございまして、今のところでございますけれども県の要綱に合わせまして大学、それから大学院、短期大学、それから専門学校等というようなところで在学している皆さんを対象としていきたいと考えてございます。
  また、経済要件でございますけれども、先般様々な御意見を頂戴いたしましたけれども、コロナ禍において影響を受けている学生さん、それから私どもの意図としては、今後貴重な人材としてUターン等を促す関係性を構築する、そういった意味合いも持つものでございますので、経済的に云々というような、そういう要件は加えない、今のところ考えでございます。
○委員長  6番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  分かりました。
  そうすれば私と同じ考えだなというふうに思うんですけれども、ただ県の補助もあるというふうなことですので、そこについては別にいいんですか。例えば外してもそこの部分は市の単独でやっていくとか、そういうようなことなのか。それとも県の要綱の中でも割とそこは厳しく見ないというか、そういうようなことで考えているのか、その辺についてはどうですか。
○委員長  山口みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  お答え申し上げます。
  県の要綱におきましても、具体的にコロナ禍の影響をどう判断するかというような項目はございませんので、全般的にコロナの影響を受けている学生さんを地元として支援したいという意気込みで考えてございます。
○委員長  6番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  分かりました。
  大変いいなというふうに思います。
  市内外の特産物については何かどのようなものを考えて、いつこれは実施するのかについてお伺いしたいと思います。
○委員長  山口みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  お答え申し上げます。
  現在のところ、こちら事務局、当局の案でございますけれども、お米、いわゆるはえぬきでございますね、こちらを一つの案として、さらには南陽産のジュースでありますとか、あるいはサラミでありますとかラーメンでありますとか、そういった単品というよりは、むしろカタログ方式で学生さんから選んでいただける、そういった内容のものにしたいと考えてございまして、この予算案を可決いただきましたならば速やかに募集を開始いたしまして、告知してまいりたいと思ってございますし、9月中には希望者には行き渡るように、随時発送させていただきます。随時発送させていただきますが、9月20日頃を目途に最終の集約とさせていただいて、9月中までには希望する学生さんに、おおむね夏休み期間中となるかもしれませんが、希望する学生さんに届けたいと。申請以後についてはなるべく早く、随時お送りするというようなスタンスで臨みたいと思ってございます。
○委員長  6番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  分かりました。
  前回の定例会でも話をしたんですが、いわゆる周知の仕方、それから前回の回答だと手挙げ方式にしかならないんじゃないかという、所在の確認なんかは難しいだろうというふうなことがありました。そこについてはどういうふうに考えているんでしょうか。
  あと、最後に市長にお伺いしたいんですが、これはいわゆるUターンの、南陽市に戻ってきてもらいたいという非常にそこが意図的にある事業ですので、いわゆる単品にならないというか、持続するというふうな方法なんかを考えているのかどうか、就活も含めて、そこに結びつくというのが一番いい方法だと思うので、そこについては市長にお尋ねしたいと思います。
○委員長  山口みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  第1点目のほうにお答えしたいと思います。
  申請でありますが、現在大学生がほとんど、ほぼ100%使っておられると思いますが、SNSによる申請にしたいと。具体的に、例えば来ていただいて紙に書くとかそういうことではございませんで、SNSによる申請を考えてございます。
  また、そういった確認の内容でございますけれども、確認につきましてはその添付物といたしまして、在学しております学生証とかそういったところで県外の住所といいますか居どころといいますか、そういったところきちんと確認させていただいて、オンラインでのSNSでの申請というようなところで利便を図ってまいりたいというふうに考えておるものでございます。
  私からは以上です。
○委員長  白岩市長。
○市長  今後もこういった学生の皆さんとのつながりを図っていくようなことを考えているかどうかという御質問だと思いますけれども、今回はコロナの影響は全ての学生の皆さんが受けているということで、広く呼びかけて、想定された人数はありますけれども呼びかけに応じて登録していただいた皆さんに、具体的に言うとSNSは最も使われているLINEを使ってやるわけでありますが、せっかくそういう事業が今回生まれますので、これはピンチをチャンスにという気持ちで、そういったLINE等のSNSを生かして来年以降も南陽市とのつながりを生かしていけるような方法、同じ方法ではないかもしれませんけれども考えてまいりたいというふうに思います。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  8番山口正雄委員。
○山口正雄委員  ただいまの件にちょっと関連でお聞きしたいと思いますが、申請の仕方は分かりましたが、学生さんがどのくらいいらっしゃるか分かりませんけれども、そういう方たちに周知をするという方法はどのように行われるんですか。
○委員長  山口みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  質問にお答えいたします。
  当然市のSNS等を使ってPRはしてまいりたい、一生懸命にPRはしてまいりたいと考えてございますけれども、可決いただきましたならばでありますけれども、8月16日号の市報にも掲示いたしまして、親御さんのほうにこういったことをしているのでちゃんと登録しろよと、南陽市の情報を自分として受け取れるように、今後の関係性を築くようにというようなことで、親御さんのほうからもアプローチをしていただくような考えでいるところであります。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  2番小松武美委員。
○小松武美委員  2番小松です。
  私のほうから10ページの2款総務費の人事管理費についてお尋ねしたいと思います。
  来年度の市職員の採用の方針についてであります。
  近年、採用を見ると再任用制度というものがありまして、退職者よりも若干下回っているようなそういった採用状況になっていて、以前ですと2人とか3人というような採用だったのですが、最近ですと7人とか8人とか、そういった平準化しているなというようなことを感じております。
  そして、また今年もですけれども先月もありました自然災害、日本各地毎年のように起こっていますけれども、最上川の氾濫もありましたし南陽市でも22か所での緊急避難所が開設、そして1次避難所も4か所ということで、市民の方353名の方が避難したという報告がありました。この避難所の開設にあたった職員の皆さんに対して感謝と敬意を表したいというふうに思います。
  そのように、避難所の開設となると正規の職員が行うわけであります。今回も相当な職員の方が開設に出て、その分、中のほうの業務が滞ったという、がらがらになったというふうな、そういった話を聞いております。そして、また、各地で被災しておりますのでそこに応援というような形で職員が行くと。今回も上下水道課の職員が尾花沢のほうに給水活動に行ったということを聞いております。
  そして職員が交代で応援に行くわけでありますが、そういったことは重要なことだというふうに思います。そして、行った職員が空いた穴、周りの職員がカバーをするというようなことで、このことが長くなれば自分の業務、そして課の業務にも支障を来すということになると思います。
  そして、また、全体的にそういった公務員の数が減っているというようなことで、そういった応援体制もなかなか難しいということも聞いております。そうしたことから市民の安心・安全、そして、生命と生活を守るためにも、これ以上職員を減らすことはもうできないということを思いますし、むしろ増やす方向に行かなければならないと思っているところであります。
  そして、また、今年4月でありますけれども、残念なことに現職の現業の職員が亡くなられました。その後の対応が民間での対応というふうに聞いているわけでありますが、民間の社員というふうになると契約以上の業務はできないわけでありますので、災害時や緊急時、それには対応はできないというふうに思っております。
  現業職員については全国的、そして、県内でも徐々に採用が増えている傾向にありますので、ぜひ南陽市においても現業職員の採用をお願いしたいというふうに思います。そして、また、学校がそういった避難施設になるわけでありますので、正規での採用が重要かというふうに思います。
  以上のことから、来年度の市の職員の採用の方針についてお聞かせ願えればというふうに思います。よろしくお願いします。
○委員長  嵐田総務課長。
○総務課長  ただいまの御質問にお答えをいたします。
  例年採用試験、上級、初級等実施をしながら採用活動を行っております。本年につきましても既に上級職の申込みを終わっておりまして、今年はコロナ禍ということもございますので、例年6月に採用試験を実施しておりましたけれども、集まって試験をするというのが難しいという判断から、インターネットを使った民間試験を採用して8月11日から28日までの間で実施をするという予定でございます。
  全国各地で採用試験を受けることができる、PCがあればどこでもできるという状況にありますので、実は昨年の上級試験の申込者56名でありましたが、今年は121名ということで非常に多くの方に申し込んでいただいております。
  また、初級職の試験につきましても、9月20日に実施をすべく今考えてございますし、今回御提案をさせていただいておりますが、この採用試験の委託料という部分につきましても、氷河期時代ということで、就職氷河期の時代、もしくは今回のコロナで失業なさった方という方もいらっしゃるかもしれません。多くの方に門戸を広げたいということで、同じようにインターネットを使って実施をしたいというのが1つと、できれば年齢の範囲も広げて実施をしたいなというふうに考えてございます。
  採用の来年度の方針等につきましては、各管理職の聞き取りを今実施しておりますので、様々状況判断をしながら煮詰めていきたいと思っております。
  以上でございます。
○委員長  2番小松武美委員。
○小松武美委員  広く公募ということで121名の応募があったということで、なかなか公務員の人気が最近なくなってきているなという、そういった傾向が見られるわけですが、まずは応募があってよかったなというふうに思っているところでありますが、昨年の退職者が11名、今年4月が7名ということで4名減というような形で、この数字だけを見ると少なくなっているなということで、その分再任用があったり、あとは会計年度任用職員というようなことでの対応ということだと思いますが、先ほど来私が言っているように災害のときの対応となりますと、やはり正規職員に限られてくるというふうに思いますので、このことについて少し退職者数と同じくらいの採用、そしてまた上回るような形での採用をお願いしたいというふうに思います。
  以上です。
○委員長  ほかに質疑はありませんか。
  6番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  11ページの社会保障・税番号、いわゆるマイナンバーカードのことですが、ちょっと見通しについてお伺いをしたいと思うんですけれども、今回マイナンバーカードによる、これはどこを想定しているんですか、想定というか自宅にいながらパソコンでやれるというふうなことなんでしょうけれども、今回、例えば自宅で前の給付金のときにはカードリーダーみたいなのが必要だったりしたんですけれども、そういうふうな備品関係というのはまず必要なのかどうか、それから今回マイナンバーカードなんですけれども、将来的にはマイナンバーカードでなくて、例えばそれ以外の方もできるような、そういうふうな見通しになっていくのかどうか、マイナンバー限定なのか、その辺をお伺いしたいと思います。
○委員長  安部市民課長。
○市民課長  ただいまの御質問にお答えいたします。
  このたびの予算におきましては、あくまでもマイナンバーカードを所有している人が市役所に来なくても家にいながらスマートフォンの操作で住民票、印鑑証明のオンライン申請を可能にするものでございます。
  申請者本人の認証にはマイナンバーカードをアプリで読み取る電子署名方式でございまして、その後申請されたデータは、市役所専用パソコンで職員が朝確認しまして、申請のあったそういった証明書を印刷し、申請者に郵送で届けるものでございます。
  それで、専用の器具になりますけれども、既存の器具で十分可能でございます。
  あと、将来のマイナンバーカードに代わるようなシステムでありますけれども、それは自治体としましては国の制度に基づいて補助金を頂きながら実施しているような状況でございますので、それが将来どうなるかということについては一担当課としては承知しておりません。
  以上です。
○委員長  白岩市長。
○市長  マイナンバーカードを持っておられる方以外の方ができるようになるかどうかということについて、ちょっと補足をさせていただきます。
  今回はコロナということもあって、できるだけ接触をせずに住民票や印鑑証明といった頻繁に必要となるものについてオンラインで申請取得できるようにするというものです。コロナ対策という意味以外にも、複数回市役所に足を運んでいただいて、時間も必要としていたそういった取得の際の手間暇をできるだけ軽減したいということもあってこれを導入するものです。
  しかしながら、一番問題点は、本人確認をどうするのかというのが難しいということです。今のところマイナンバーカードを活用するのが最も問題がない方法だということで、技術の進展によってはほかの方法が出るかもしれませんけれども、今のところはそういう方法によるという考えでございます。
○委員長  6番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  分かりました。そういう状態だと思うんです。ただ、例えば使用料金、使用料金というか発行する際にかかる手数料、それについてはどうなるのか。ここで初期設定委託料やサービス使用料などというようなことは外部に委託する際のものだと思うんですが、一市民が利用する際にはどういうふうになっていくのかお伺いします。
○委員長  安部市民課長。
○市民課長  御質問にお答えします。
  証明書等の手数料支払い方法は、申請の際にクレジット決済となります。それで、市への手数料の支払いについては、ソフト提供事業者から毎月1回一括して市の口座に納付されるものでございます。
  手数料料金につきましては変わりはございません。
  以上です。
○委員長  ほかに質疑はありませんか。
(発言する声なし)
○委員長  次に、第7款商工費から第14款予備費までの、13ページから17ページまでについて質疑ございませんか。
  6番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  14ページの消防費、災害対策費です。今回7月の豪雨災害で避難所を設置早くしていただいて、先ほど小松委員からあったように避難された方三百数十名おられるというふうなことで、私も避難所を回って、赤湯地区ですけれども回りました。
  その中でちょっと気づいた点が1つありまして、特に赤湯小学校の体育館に来られた方がそうなんですが、いわゆる段ボール製の簡易ベッドというんですか、それが必要かなというふうに思ったんです。今回の予算については避難所に出す衛生消耗品というふうなことだったんですけれども、その現在のストックしているものがどのぐらいあるのか、それから、これから購入する予定なのか。というのは、高齢者の方が来て、今回は時間的に6時ぐらいで収まったものですから割と夕刻というか夜には帰られた方がいらっしゃるわけですけれども、4時から4時間でもやっぱり高齢の方、その方は90を過ぎた方でしたので、ちょっと座っているの大変だというふうなことで、そのときにたまたま保健室のベッドをお借りして対応はされたんですけれども、そのほかにもやっぱり欲しい方がいらっしゃったようです。
  したがって、そういった対策はやっぱり必ず必要かなというふうに思いますので、その辺についてお伺いします。
○委員長  髙野総合防災課長。
○総合防災課長  ただいまの質問にお答えいたします。
  今回の補正のほうでこの段ボールベッドについての購入も予定をしておるところでございますが、今回の災害に備えまして事前に段ボールベッド10セットほど準備をしておりました。赤湯小学校に関しましては床というふうなことがございましたので、当初からではございませんが途中その段ボールベッドを8セットほど持ち込みまして、そちらのほうを避難者の方にお使いをいただいたというふうなことでございます。
  以上です。
○委員長  6番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  分かりました。ちょっと時間差があったんですね。私が行ったときにはなかったものですから失礼しました。
  そういった形で対応してもらえればありがたいなというふうに思います。その件については分かりました。
  それから、これちょっと委員長にちょっとお伺いというかお願いというか、どういうふうにするかなんですけれども、災害対策、今回の豪雨災害の7月豪雨災害についての当然予算については入っていない。新型コロナの関係ですので、それはいいんです。それで議論はなかなかできないわけです、こちらとしては。予算項目に従っては。したがって、緊急性を要するような、例えば河川の、大変なところについて緊急性をどういうふうに今なっているんだとか、そういったことについての議論、あるいは要望、そういったものはどういう場でやればいいのか、ちょっとお伺いしたいなというふうに思っているんです。
  要するに、今度9月の定例会までですと、ちょっとそこまでは時間がありますので、なかなかタイムリーな発言なり意見ができないというような部分がありますので、それはこれでなくて全員協議会の中でするとかそういうふうになるのでしょうか。
  ちょっとそこをお伺いしたいと思います。
○委員長  白岩市長。
○市長  ただいまの御質問ですけれども、災害の対応、一刻も早くしなければいけないというのは議員各位と当局、同じ思いだというふうに思っております。そのこともありまして、この臨時議会終了後の全員協議会におきまして、現在の被災状況、対応などの今分かっている時点での状況の報告をさせていただきますし、その場で御質問や御意見等ございましたら伺いたいというふうに思っております。
  それから、どうしてもこれ緊急に必要性のある道路関係でありますとか、すぐ対応しなければならないものにつきましては近日中にその予算について、専決処分をさせていただければというふうに考えております。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料、18ページについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第44号 令和2年度南陽市一般会計補正予算(第9号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第45号 令和2年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第45号 令和2年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔令和2年8月臨時会 予算に関する説明書により 議第45号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入、歳出全般、26ページから27ページまでについて質疑ございませんか。
(発言する声なし)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第45号 令和2年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第45号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で、本委員会に付託されました令和2年度補正予算2件の審査は終了いたしました。慎重な御審査を賜り、誠にありがとうございます。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御苦労さまでございました。

午前11時43分  閉  会

       予算特別委員長 殿 岡 和 郎