令和8年3月9日(月)午前10時00分開議 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議事日程第2号 令和8年3月9日(月)午前10時開議 日程第 1 一般質問   散   会 ──────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  議事日程第2号に同じ   ──────────────────────────────────────────────────── 出 欠 席 議 員 氏 名 ◎出席議員(16名)   1番 髙岡 遼多  議員   2番 大友 太朗 議員   3番 茂出木 純也 議員   4番 佐藤 和広 議員   5番 中村 孝律  議員   6番 外山 弘樹 議員   7番 佐藤 信行  議員   8番 小松 武美 議員   9番 濱田 藤兵衛 議員  10番 伊藤 英司 議員  11番 須藤 清市  議員  12番 山口 裕昭 議員  13番 島津 善衞門 議員  14番 高橋 一郎 議員  15番 板垣 致江子 議員  16番 遠藤 榮吉 議員 ◎欠席議員(0名)   説明のため出席した者の職氏名 白岩 孝夫 市長            大沼 豊広 副市長 長沢 俊博 総務課長          穀野 純子 みらい戦略課長 小野 勝司 情報システム主幹      島貫 正行 財政課長 大沼 清隆 税務課長          川合 俊一 総合防災課長 竹田 啓子 市民課長          髙橋 直昭 福祉課長 佐藤 幸代 障がい支援主幹       嶋貫 憲仁 すこやか子育て課長 山口 広昭 農林課長          渡邊 正規 商工観光課長 嶋貫 幹子 観光振興主幹        加藤 善和 建設課長 遠藤 晃司 上下水道課長        髙橋 宏治 会計管理者 堀  裕一 教育長           鈴木 博明 管理課長 安達  心 学校教育課長        田中  聡 社会教育課長 角田 朋行 史跡文化主幹        吉田 茂樹 選挙管理委員会事務局長 佐野  毅 監査委員事務局長(併)DX普及主幹 山内 美穂 農業委員会事務局長 ──────────────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 太田  徹 事務局長  江口 美和 局長補佐 小阪 郁子 庶務係長  楠  賢史 書記 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開   議 ○議長(遠藤榮吉議員)  御一同様、御起立願います。   傍聴席の方もお願いいたします。   おはようございます。   御着席願います。   これより本日の会議を開きます。   ただいま出席されている議員は16名全員であります。   よって、直ちに会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第2号によって進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~   日程第1 一般質問 ○議長  日程第1 一般質問であります。   本定例会において一般質問の通告のあった議員は9名であります。   一般質問においては、発言される議員、答弁される執行部ともに簡明に行い、その成果が十分に得られるよう、そして市民の負託に応えられるよう、特段の御配慮をお願いいたします。   それでは、順序に従い一般質問に入ります。 ─────────────────── 山 口 裕 昭 議員 質 問 ○議長  最初に、12番山口裕昭議員。   〔12番 山口裕昭議員 登壇〕 ○山口裕昭議員  おはようございます。   12番、保守公明クラブの山口裕昭です。   あさって、3月11日で東日本大震災発生から15年目の節目となります。改めて被災なされた方々へ衷心よりお見舞いを申し上げます。   この場で何度か御紹介いたしましたが、私は震災当日に、大学受験のために仙台に向かった長男を探すために、震災の翌日に仙台に行ったことがあります。息子を探すために立ち寄った小学校の体育館で目にしたのは、お年寄りも子どもたちも、体を横たえることもできず、砂ぼこりの舞う中パイプ椅子に座り込む姿でした。   寒い中、毛布やタオルを体にかけて、うつろな目で天井を見上げ、疲れ果てて仮眠を取っている様子を見て、まるで戦場のようだと感じたものでした。   先月28日に、アメリカとイスラエルがイランで大規模な空爆を行い、現在、中東地域では多くの国々を巻き込んだ大規模紛争に発展しております。   今後、我が国においても、エネルギー供給が不安定になる可能性があることはもちろん、様々な影響が懸念されるところです。   また、2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、4年の歳月が経った今でも、全く終わりの見えない状況が続いており、今もなお多くの生命が毎日のように失われております。   二つの紛争については、相関関係が少なく、全く別のものではありますが、そこで犠牲になるのは、常に何の罪もない一般市民です。   1949年に採択されたジュネーブ条約は、戦争や武力紛争において一般市民を人道的に保護し、戦争の犠牲を最小限に抑えることを目的として、196か国以上が締結しており、実質的な世界共通のルールのはずですが、現状を鑑みれば、ほとんど機能していないと言えます。様々な考え方、思想があることは十分に承知しておりますが、私たちは今こそ、この国の国防について真剣に議論すべきときに来ているのではないかと思います。   特に、本市を含む北日本は、冬季間どうしても暖房のため、多くのエネルギーを必要としていますが、今起こっている紛争の地域は、エネルギーの安全保障上、非常に重要な地域となります。もしも、このたびの中東での紛争が年末に起こっていたら、年明けにかけてエネルギー価格が上昇し、大きな社会不安が広まったと考えます。大変不謹慎ではありますが、これから暖かくなる時期だったことは不幸中の幸いとも言えるのかもしれません。   今年は、2月半ばから気温の高い日が続き、この時期としては、目を疑うような春先の景色が市内各地で見られます。桜の開花は、2月1日以降の積算温度が600℃に達すると開花するという600℃の法則が目安として知られています。気象庁などによる開花予想を見ますと、本市の周辺の開花は、4月5日前後と、かなり早い予想となっております。   ここ数年は、市当局の対策が実を結び、ウソという鳥による桜の花芽の食害も以前よりかなり少なくなったように聞いております。桜の名所百選に選ばれている烏帽子山公園の千本桜も、今年は例年より早く見られるかと思いますので、子どもの頃から見てきた、故郷の原風景の美しい姿を今から楽しみにしております。   それでは、通告に従い、一般質問を行わせていただきます。   白岩市長が現職に就かれてからもうすぐ3期12年が経過しようとしています。   市長就任時に、50年に一度と言われながら、2年連続で発生した豪雨災害からの復旧復興事業への対応を行い、「3人っ子政策」では、人口減少への対策を、また「ラーメン課R&R事業」をはじめとする観光振興や「自分ごと化会議」での市民参加型の市政の推進など、この間、様々な施策に取り組んでこられました。   本年7月29日に、市長の任期が満了となり、残り任期が5か月を切った現在、これまでの市政についての総括と、既に一部報道で明らかになっているようですが、改選に当たって市長御自身の御意思を改めて確認するため、以下の質問を行います。   (1)3期12年の総括について、この間の市政について、率直な自己評価をお聞かせください。   ①これまでの御自身の市政運営について、評価する点。   次に、同様に反省点があれば、お聞かせください。   (2)7月の任期満了時の対応について、出馬の意思の有無を改めて率直にお聞かせください。   続いて、職員の技能継承について伺います。   先日、全国版のネットニュースで、本市が公開した生成AIプロンプト集748例についての記事を拝見いたしました。   本件は、全国に先駆けて開発された成果を評価された事例で、本市の職員の中に、このような高い知見と専門性を持つ方がいることは、非常に素晴らしく、誇らしいことであると考えますが、その多くがあと数年で役職定年を迎える年齢であります。   専門性の高い技能ほど、継承には多くの時間と手間がかかることは自明の理でありますが、その正しい継承ができなければ、今後、行政のパフォーマンス低下は避けられないことが非常に懸念されることから、以下の質問を行います。   来年度、役職定年を迎える職員が多数いると聞いていますが、具体的な人数を教えていただきたい。   (2)いっときに、多数の役職定年者が発生した場合、現場の混乱も予想されますが、対策は考えているのでしょうか。   (3)技術技能の継承について、どのような対応を考えているでしょうか。また、職員のOJTや職場内研修、外部講習などについて、計画的な運用はなされているのでしょうか。   最後に、有害鳥獣駆除における保険の在り方などについて伺います。   近年、有害鳥獣、特に熊やイノシシなどの大型の獣による住民被害が数多く報告されており、昨年には本市でも職員が職務中に大けがを負うような重大な事案が発生しています。   このような大型獣への対応には、猟友会会員により構成される有害駆除隊が当たることが一般的ですが、近年の全国的な有害鳥獣被害の拡大により、全国的に多くの事故が発生しています。   報道などによれば、そのような事案では、補償に伴い、有害駆除隊と自治体の間でトラブルになることも多いと聞くことから、以下の質問を行います。   猟友会会員が加入している狩猟事故共済保険では、有害鳥獣駆除に伴う事故に関して補償されないと聞いていますが、その点については確認しているでしょうか。   (2)通常有害鳥獣駆除を自治体が猟友会に依頼する場合、別途保険に加入する必要があるようですが、対応はされているでしょうか。   最後に、近年、ロシアのウクライナ侵攻などに伴い、弾薬の価格が高騰しており、実弾練習や駆除に当たる際の負担が重くなっております。今後、先ほど述べた中東での紛争に伴い、弾薬などのさらなる価格高騰も予想されるなど実情を踏まえ、適正な補助はなされているでしょうか。   以上、壇上からの質問とさせていただきます。御回答よろしくお願いいたします。 ○議長  答弁を求めます。   白岩市長。   〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  おはようございます。   12番山口裕昭議員の御質問にお答え申し上げます。   初めに、3期12年の総括についての1点目、これまでの市政運営について評価する点でございますが、これまでの市政運営は、議員各位、市民の皆様の御理解と御協力、また、職員の懸命な努力のたまもので遂行できていることを改めて深く感謝申し上げます。   評価につきましては、皆様にお任せしたいと存じます。   次に、反省点についてでございますが、まだ取組の途上でございますので、最終的な成果と反省を述べる段階には至っておりませんので、御理解賜りますようお願い申し上げます。   次に、任期満了による出馬の意思についてでございますが、御支援をいただいている皆さんの御意見を伺い、出馬しない意思を固めたところでございます。   残された任期につきましては、責任を持って全力で取り組んでまいりますので、皆様の御指導と御支援を賜りますようお願い申し上げます。   次に、職員の技能継承についての1点目、来年度役職定年を迎える職員の人数についてでございますが、来年度60歳を迎える職員14名のうち、管理職の役職定年となる職員は11名でございます。   次に、2点目、いっときに多数の役職定年が発生した場合の対応策についてでございますが、役職定年となる職員の意向を踏まえた柔軟な働き方に配慮するとともに、役職定年により専門員として後輩職員を指導し、さらに、これまでの経験や知識を次の世代へ継承していただき、現場が混乱しないよう、今後の人材育成及び適材適所の人員配置に努めたいと考えております。   次に、3点目、技術技能の継承についての対応と、職員のOJTや職場内研修、外部講習などについて計画的な研修の運用をされているかについてでございますが、令和7年4月に南陽市人材育成基本方針を策定し、求められる人材の育成と確保に向けた推進体制を構築し、職員一人一人の能力を発揮できるよう、役職や年齢に応じた研修の充実を図っております。   また、土木・建築技師等につきましては、山形県等が主催する各種研修会に参加し、自己のスキルアップと技術力の向上に努めております。   さらに、デジタル技術の活用を推進するため、若手職員の育成や専門的な知識・技能の習得に向けた職場内研修を民間企業からの人材も活用しながら、計画的に実施しております。   そして、技術技能の継承という部分では、組織全体で属人化を防ぎながら、計画的に若手職員の育成に取り組み、安定した技術力を維持できるよう努めてまいります。   次に、有害鳥獣駆除における保険の在り方についての1点目、猟友会会員が加入している狩猟事故共済保険では、有害鳥獣駆除に伴う事故に関しては、補償されないと聞くが確認しているか及び2点目、通常、有害鳥獣駆除を自治体が猟友会に依頼する場合、別途保険に加入する必要があるが対応はしているかについてでございますが、本市では、有害捕獲等を行う南陽市鳥獣被害対策実施隊を非常勤特別職の職員として委嘱しており、市内における有害鳥獣の捕獲等について、公務として従事いただいております。   議員が御指摘の狩猟事故共済保険は、補償の対象が狩猟を行う際の個人のみに限定され、実施隊の活動は補償対象とならないことから、本市では、市町村向け鳥獣被害対策総合補償制度及び緊急銃猟時補償費用保険に加入し、隊員の銃やわなの使用により、他者が傷病を負った、または死亡した場合や、隊員自らが傷病・死亡状態になった場合等、活動中に起こり得る事故に対して補償可能な体制を整えております。   次に、3点目、近年の弾薬価格が高騰する実情を踏まえ、適正な補助はされているかについてでございますが、県補助金を活用し、市から赤湯猟友会に対して弾薬購入経費の支援を継続しております。令和2年度には、1人当たり3,000円、令和3年度は1人当たり6,000円、令和7年度から1人当たり1万円と支援上限額を拡充してきた経過があり、今後ともさらなる拡充について県に要望の上、有害鳥獣の捕獲を担う赤湯猟友会への支援を継続してまいります。   以上でございます。 ○議長  再質問に入ります。   12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  最初に、今、市長から非常に重い御発言があったかと思うんですけれども、まず、最初の進退についてお聞きいたします。   これまでの市政について評価する点、反省点については、そう来たかというような感じなのではあるんですけども、私個人的には、腎臓透析専門病院の誘致でしたり、南陽病院の整備であったり、いろいろ功績はおありになるのかなと私は思っているんですけれども、その辺は、市長の奥ゆかしいところかなと多少は思っています。多少ですよ、多少。   反省点は、私が言うまでもなく、市民の方々が判断することだと思いますので、そこは私から言いませんけれども。   もう一つ、だとすれば、市長として、ここまでの時点でやり残したなと思うこととか、これはやったぞというようなことがあれば、ぜひお聞かせください。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  山口議員の御質問にお答え申し上げます。   やり残した点につきましては、ほかの議員の方からも質問がございますけれども、やり残したというよりは、行政は、どの時点においても、今やり残している事案はない、今、何の課題もないという状態はないわけです。常に複数の、しかもこれまで出たことのない課題が発生してきて、それに対応しなければいけないという状態です。   これまでも様々な機会でお話ししておりますけれども、特に現在については、小中学校の適正配置、適正規模について、最も大きな課題であるというふうに認識しております。これについては、現在、教育委員会で様々な検討を進めておりますけれども、これは数年、中期的にかかる事業でございますので、これが一つ。   それから、大きなものとしては、人口減少対策です。私が1期目に掲げた政策の中で、最も重要なものは人口減少対策というふうに位置づけておりますけれども、コロナ禍前までは、合計特殊出生率がちょっとずつではありましたけれども、上がるトレンドにありました。   これは一定の成果と見ることもできるかもしれませんが、コロナ禍で大きくそれが減少してしまっていると。それは本市だけではなくて、全国的、あるいは先進国共通の課題であるかもしれませんけれども、それをどう対処するか、それに対してどう合計特殊出生率を回復させていくかについては、まだ、これから、さらに力を入れていかなければいけない分野ですので、その辺があろうかというふうに存じます。   反省点については、日々9割9分は常に反省していることですので、全てが反省点というふうに考えております。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  日々反省という非常に謙虚なお言葉をいただいたわけなんですけれども、常にいろいろとやっぱりあったと思うんです。   ただ、私個人的には、その小中学校の適正配置ですとか、人口減少問題とか、まだまだ手をつけなくちゃいけない問題があった中で、今現在の状況で、家庭の事情等、いろいろとあるとは思うんですけれども、お辞めになるのは非常に残念かなと思っているところです。   ただ、一つ残念だったのは、一昨年6月に、ハイジアパークの問題があったときに、給与半額という話があって、それが議会から議決を得る前にプレスリリースされたことがありますよね。そのときに、議会軽視じゃないかという話がこちらのほうにあったわけですよ。   今回も、一般質問で通告書を出しているわけなんですけれども、それにもかかわらず、先に報道が出てしまったというのは、非常に残念だなと思うんですけれども、これこそ議会軽視じゃないかと思っているんですけれども、議会との関係については、どのようにお考えですか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  先日、御支援いただいている皆様の御意見をお聞きするための会合があった際に、報道機関の取材があって、その内容について、一部、報道機関から報道されたことだというふうに思っております。   それについては、報道機関の皆様とも、そのときにお話をしたんですけれども、ぜひ9日に一般質問がありますので、そちらで正式にお話をさせていただきますのでということも申し上げた上で、報道機関は報道機関の御判断があったのかなというふうに思っております。   議会との関係につきましては、そうした一般質問で正式にお話を申し上げるというふうに申し上げたとおり、議会と当局は議会の議決がなければ執行することはできないわけですので、常に議会の皆様の御意思を尊重しておりますけれども、それぞれの立場によって、それぞれのお考えがあるのかなというふうにも考えているところでございます。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  個人的に残念だなと思っただけなんですけれども。今回、お辞めになるというか、出馬されないということを表明されたわけですので、これ以上、これについて質問しても仕方ないことですので、この件については以上で終わりたいと思います。   続いてですけれども、技能の継承についてです。   来年度役職定年が多い原因なんですけれども、私が聞いている中では、平成2年前後の入庁者が特に多かったという話があると思うんです。このことを考えれば、それに対応するために、近年の採用人数を少しずつ増やすとか、そういう対策が必要だと思うんですけれども、近年の採用実績というのは、どのようになっているんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  お答え申し上げます。   過去5年の採用人数等でお示ししたいと思います。令和7年度の採用というのは、令和8年の4月1日採用予定でございますけれども、その人数が17名、同じように令和6年度が11名、令和5年度が5名、令和4年度が9名、令和3年度が8名でございました。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  今回の17名ということで、ここ2年ほどは二桁ということなんですけれども、一気に定年というか役職定年になるから、一気に採用するということでは、三十数年後にまた同じことが起きるわけですよね、当然。   何の進歩もないんじゃないかと私は思うんですけれども、普通に考えれば、もっと長期的な計画で山をなだらかにするような形で考えるべきじゃないかと思うんですけども、その辺はどうお考えですか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  お答え申し上げます。   実は、令和6年度は定年退職者がいない年なものですから、そういった中で、今回16名の退職者が出る予定でございます。   役職定年を迎える方は4名なんですけれども、近年、若い方の退職が増えておりまして、今回16名の退職、そしてそれを補完するための17名の採用となっているわけでございますけれども、先ほど山口議員のほうからございましたとおり、役職定年というのは人数が把握できるわけでございますので、そういった部分も含めて、採用を計画してまいりたいと考えてございます。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  今、若い方が大量退職されたという話もお聞きしましたけれども、その辺はよく分からないですけども、結構大変なことだなと思うんですね。それの原因については、ある程度、把握されているんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  お答え申し上げます。   若い方の退職でございますけれども、もともと南陽の方ではなくて、例えばほかの市に住んでいる方が南陽市役所に採用された方、その方が、実際に自分が住んでいる市町村のほうの試験のほうに合格されたので、そちらのほうに移られるというふうな方だったり、あとは学生時代、関東のほうで過ごされまして、同じように関東のほうの市のほうに採用が決まったので、行かれる方、または、御家庭の事情等でどうしても辞めなければならない、そういった方が多いというふうな認識でございます。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  家庭の事情でお辞めになるのは仕方ないと思うんですけども、それの前の二つの内容については、腰掛けと言われても仕方ないんじゃないかなと思うんですよね。それはちょっとどうかなと思うんですけど、その辺は、採用のときに確認することは難しいとは思うんですけれども、防ぐ手だてもないようにも思いますけれども、もうちょっと何とかならないのかなと。   職業選択の自由がありますから、入ってから何年間はいろというのも難しいとは思うんですけど、やっぱりその辺はちょっと何とか少し対策していただいて、市のほうに残っていただけるような方策を考えていただかないと、ずっとそれが続くんじゃないかなと思うんですけれども、例えば現在の職員の構成というのは、例えばどのようになっていますか。年代的に大きな偏りはないですか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  年代での偏りというのは、あまりないのかなと考えております。例えば、先ほど、来年度役職定年される方の人数を11名と申し上げましたけれども、その次の年は、現時点では1名、その次も3名、そういった、たまたま来年度が役職定年される人数がかなり多いというふうな状況でございまして、年代的に偏りというのはあまりないというふうに感じております。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  来年度の11名、総務課長も入っていたと思うんですけど、すごく優秀な方が大量に役職定年になるということで、非常に心配なんです。11人の大量の役職定年となれば、経験の浅い課長補佐職が課長になる状況もかなり増えると思うんです。そのときに、いろいろな精神的な苦痛じゃないですけども、難しい部分があるのかなと。しんどい部分があるのかなと思うんですけれども、それについてのメンタル的なケアなんかも重要だと思っているんですけども、それについて何か対策とかは考えていますか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  お答え申し上げます。   新たに昇格になる方への対応ということで、事前にこういうふうな対策を考えているというものはございませんけれども、役職定年されても、まだ調査は行ってございませんが、大部分の方が市役所のほうに残って働いていただけるものと感じておりますので、今後、役職定年が終わった後についても、新しく課長、または課長補佐になられた方のサポートをしっかりしていただきまして、対応していただければなというふうに感じております。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  一番心配なのは、ここの場所は結構緊張しますよね。私も最初にこの場で質問したときは、口が渇いて仕方がなかったです、本当にのどが渇いて。すごく緊張すると思うんです。ここで話すのは、独特の雰囲気もありますし、かなり緊張されると思いますので、それについてもいろいろ何かケアしてあげないと、なかなか大変なのかなと思います。   専門員として残っていらっしゃるということで、いろいろなサポートはしてもらえるとは思うんですけれども、その辺は頑張っていただいて、何とか少なくとも1年間は役職定年となった専門員の方にいろいろ寄り添っていただけるとか、そういう感じでサポートしていただければ、そのメンタル的な部分もつらくないのかなと思うので、その辺は少し優しい対応をしてあげていただきたいなと思います。   次に、講習の件なんですけども、外部講習等は年間どの程度、派遣を行っていますか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  お答え申し上げます。   外部の講習には、全国の市町村職員が対象となっております市町村アカデミー、さらには、山形県内の市町村職員が対象となります山形県職員研修所での研修、さらには置賜も同じようなレベルがあります。   年間ですと、大体40から50くらいの研修項目がございまして、総人数で言いますと、庁舎内の新規採用職員とか、そういった研修も含めてなんですけども、200名から250名派遣しているような状況でございます。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  ある程度、行かれているので非常にいいかとは思うんですけども、よそに行って講習をして、そこで経験を積んでくるというのも非常に大事じゃないのかなと私は思います。   庁内で職場研修というのも大事だと思いますけれども、外に行って、外の空気を吸って、外のほかの自治体の方とお話しすることも非常に大事なことだと思いますので、ぜひその辺についても拡充していっていただきたいなと思います。   あと、一つ、確認なんですけども、例えば庁内で職員の方が資格などを取った場合に、資格手当などの優遇措置というのは取られているんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  お答え申し上げます。   そのような手当等はございません。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  ありがとうございます。   そういうのはないということなんですけれども、民間にはよくあるんですよね。例えば資格難易度に応じた成果主義的な優遇措置があれば、取るほうもある程度モチベーションが上がるのかなと。   日常業務をやっている中で、そこでスキルアップのために勉強するというのはなかなか大変なんですよ。私も資格を取ったことがありますけれども、やっぱり目の前にニンジンがぶら下がっていないと、頑張って資格を取れば、この後、給料が上がるよとか、そういうのがあると何とか頑張れるんですけども、なかなかそうじゃないと、取るモチベーションが上がらないというのがありますので、ぜひその辺についても、対応できれば対応していただきたいなと、検討いただきたいなと思います。   続いて、もう残り時間も少ないですので、猟友会の保険について確認しますけれども、今、市長のほうから、有害駆除隊のほうについては、公務として行っていただいてるということになっていますけれども、公務として行っているということは、例えば従事中に転倒してけがなどをされた場合などに労災なんかは出るんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   山口農林課長。 ○農林課長  山口議員の御質問にお答えいたします。   実施隊については非常勤の特別職と、ただいま市長が申し上げたとおりでございまして、基本的には、公務で負った部分であれば、市が補償するというようなことが前提になるわけでございますけれども、一般的には、それを民間のそういった有害駆除実施隊用の保険で賄わせていただくというようなことになろうかと思います。それで過不足が出る部分については、きちんと行政で手当をするというようなことになろうかと思います。   以上であります。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  全国的に猟友会はすごく高齢化が進んでいるんです。私もこの間、猟友会の総会に出席したんですけれども、70歳以上の方がほとんどで、もう本当におじいちゃんなんですよ。   当然、有害駆除へ行くときには、平らな場所だけじゃないので、いろんなところで転んだり、けがをしたり、本当に大変なんですね。足をくじくだけならいいんですけど、骨がもろくなっていますから、転んでそのまま骨折しちゃったりということもあり得るんですよ。   その辺も加味してあげないと、なかなかできないのかなと思います。今、ある程度カバーしていただけるということで安心しましたけれども、ぜひその辺についても、今後も駄目ですよと言わずに、面倒を見てあげていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。   ここから先はちょっと通告外になるかと思うので、要望になるかとは思うんですけれども、猟友会会員というのは、本当に全国的に高齢化が激しくて、全体の6割以上が65歳以上になっているんです。   また、そもそも猟友会という会自体が、自然の中で鳥や獣を狩るスポーツの愛好会みたいな、もともとはそういうものなんですね。本当にゴルフクラブとか、サッカークラブとか、そういうクラブと、もともとの考え方というのは変わりないんですよ。そういう同好の士が集まる趣味のサークルなんですよ、もともとは。   ただ、民間で銃を所持して、その扱いに慣れていて、獣に対して、狩りに対して、ある程度知見を持っているということで、行政から依頼されて駆除に当たっているわけです。   実際、私も含めてですけれども、猟友会の方というのはいろんな方がいますけど、私は特に鴨とかの鳥ぐらいしか撃ったことないんですよね。そういう方もいっぱいいらっしゃるんですよ。その中で、限られた会員の方が、本当に慣れている方が自分の危険を顧みずに、責任感のみのボランティアで大型獣の有害駆除に当たっているというのが実情だと思うんです。   本当はもっと若い方にたくさん会員になっていただいて、何とかしていただきたいというのが本音なんですけども、銃を保持して猟を行うには、銃の所持許可の講習を受けに、試験を合格する必要があるんです。これは私も議員になったときに試験を受けたんですけれども、合格者が受験者27名中5名だったんです。そのうち3名が高校のライフル部の部員さん、社会人は2人だけです。50歳以上は私しかいなかったです。結構、難しいんですよ。   その後に、所持許可を受けるために、公安の厳しい資格の審査と検査があるんですよね。やっとそれで銃所持が認められるんです。   確かに物が物だけに、基準を甘くし過ぎるとまずいというのは分かるんですけども、実際に、ある程度の年齢を過ぎたら、試験の審査を通過するのは本当に難しくなると思います。なので、本当に若いうちしか取れないんじゃないのかなと、私は思うんです。   また、狩猟税とかの支払いもなかなかのものなんですよ、実際のところ。金額はここでは言いませんけれども、なかなかです。猟友会の有害駆除になれば、公的な補助もあるんですけれども、ただ、それでも子育て世代の会社員などではなかなか支出がつらいくらいの金額にはなります。   今、市長のほうが答弁で、市のほうから弾薬の補助等もあるということを聞いていますけども、確かに頂いていますけども、それだけだと全然足りないので、実際はその部分に対しても支出になるんです。   そういうことを考えると、やっぱり職員が銃猟できるような資格を取得していただけるようなことを促していただいて、ガバメントハンター制を取って、猟友会と協力して有害駆除に当たっていただいてはどうかなというふうに要望したいなと思うんです。   熊の出没地があちこちにすごく増えていて、あちこちに熊が出没する中、猟友会の高齢化がこれまで以上に進んで、市民生活に影響が出る前に、ぜひ検討していただきたいなと思いますので、それを要望して、私の質問を終えたいと思います。   以上です。 ○議長  以上で、12番山口裕昭議員の一般質問は終了いたしました。御苦労さまでした。   ここで暫時休憩といたします。   再開は11時とします。     午前10時42分 休 憩 ───────────────────     午前11時00分 再 開 ○議長  再開いたします。   休憩前に引き続き一般質問を行います。 ─────────────────── 濱 田 藤兵衛 議員 質 問 ○議長  次に、9番濱田藤兵衛議員。   〔9番 濱田藤兵衛議員 登壇〕 ○濱田藤兵衛議員  9番、日本共産党所属、濱田藤兵衛です。どうぞよろしくお願いいたします。   南陽市の大学生等向け育英事業の改善を求めて、一般質問をしたいと思います。   南陽市の大学生等向け育英事業の改善を求めて、関連の質問を行いますが、育英事業の中の奨学金の改善を求めるのは、度々引用しております、2024年2月の日本共産党南陽市委員会の市民アンケートで、子育て支援の分野で、学校給食費の無償化と並んで返済不要の奨学金制度を望む声が多かったからであります。   (1)まず、南陽市の育英事業の実態についてお伺いします。   南陽市報令和8年1月1日号で、「令和8年度市育英事業奨学資金を貸与します」との見出しで、貸与制奨学金の案内がありました。大学生の場合、月額2万円、入学一時金30万円の貸与で無利子であるとの説明です。募集期間は1月19日から2月27日までであり、今日現在、募集は終了しております。   ①過去3年間、令和5年度から7年度までの奨学生は、高校生・大学生それぞれ何人ずつだったでしょうか。令和8年度の奨学生は高校生・大学生それぞれ何人の予定でしょうか。   また、創設当初の奨学生の人数(1980年頃)、20年後の2000年頃の奨学生の人数はどれほどだったでしょうか。   ②最近の南陽市育英事業の予算は、当初年間350万円程度と決算報告に書かれてありますが、調定額として300万円、年によっては1,000万円近い額を収入に加えて決算報告されています。   この残額決算額が年によっては600万円から900万円となっています。単年度の育英事業の予算に加えられている調定額とは、どのような性格のものか、お伺いいたします。   また、繰越金や返還金なのでしょうか。決算後の残金はどのように処理されているのでしょうか、お伺いします。   ③文教厚生常任委員会の場で、この奨学事業について積立基金があるとお聞きしましたが、存在するのか否か、存在するとしたら額は幾らなのか、お伺いいたします。   (2)最近、国立、私立を問わず、大学等の入学金・授業料が大幅に値上げされる事態が進み、大学生の中に大きな不安と混乱を呼び起こしています。   国立大学の授業料は、2004年の国立大学の独立法人化に伴い、文科省が授業料標準額を53万5,800円、入学金を28万円と定めましたが、安倍政権により、これを基準に120%の上限の範囲内で、各国立大学が授業料を独自に決定することが許可されました。これにより、大学授業料が値上げされ、現在、国立大学の多くが年63万円前後まで値上げされています。   この授業料と入学金がいかに多額であるかは、1972年まで入学金5,000円、授業料は年間1万2,000円だったことと比較すると、よくお分かりかと思います。   同様に、私立大学の授業料も値上げが続き、平均授業料は、2013年の86万円から2023年には約96万円に値上がりしております。   高等看護専門学校の授業料も、現在、年24万円から75万円ほどとなっております。   この値上がりの根本原因は、1970年代から受益者負担論と、80年代の臨調行革路線による教育費の削減が行われ、政府はこの20年で運営交付金を13%、1,631億円削減しました。この削減額は、学生・大学院生1人当たり年28万円にも上っています。   このことに起因する大学授業料の値上げにより、奨学金を借り、バイト漬けの学生が増え、卒業時には約半数の学生が奨学金返済という借金を平均300万円、大学院では500万円以上抱えることになります。その上、バイト漬けのため、成績が下降して奨学金の打切りが行われる学生は、2023年度末で1万9,000人、約7.6%にも上るといいます。   新聞報道による実例を紹介しますと、中国地方の国立大学4年生のKさんは、「現在、授業料は貸与型奨学金で払っています。卒業後100万円の借金になります。午後10時から午前6時までの深夜バイトを週5日行い、週40時間以上働いて生活費を賄います。バイト先は養護老人ホームとコンビニをかけもちし、どちらも時給1,150円です。」養護老人ホームとコンビニのかけもちというのは、深夜割増をもらうための策だと思われます。「1日4時間から5時間の睡眠です。ゼミの課題の準備が満足にできず、先輩に「ちゃんとやれよ」と言われました。大変な状況を分かってくれる人が誰もおらず、「やってられない」と退学が頭をよぎりました。」と述べています。   大学等に進学する前に諦めざるを得ない高校生もおり、地元の南陽高校のある卒業生は、理学療法士志望だったが、福祉施設で3年間、非正規雇用として働き、介護福祉士の資格を取り、資金をためて県内看護学校に進学しているといいます。   現在、在籍の南陽高校生の中にも、成績は優秀だが、家庭が豊かでないために就職(公務員)志望にせざるを得ない生徒がいるとお聞きしております。   大学生や青年の厳しい生活は深刻化し、近年奨学金返済を苦にして青年が自殺するという痛ましい事件が多発し、2024年には、20代、30代で18人の自殺という事態となったと報道されています。   このように、奨学金返済が深刻な社会問題となり始め、労働組合が社員の奨学金返済のための賃金引上げを要求し、企業側が奨学金返済手当を制度導入し、それを宣伝して社員を募集する企業、日本ロールという企業だそうですが、現れ始めております。   これらの一層深刻化する実態を踏まえ、青年・大学生・高校生を支援する体制を一刻も早く充実させる必要があると私は思いますが、いかがでしょうか。   ①南陽市育英事業奨学資金制度では、卒業後7年以内に1か月当たり1万1,500円の返済をすることになります。これに加えて、日本学生支援機構の自宅外貸与型無利子奨学金月額5万1,000円も併用している場合、返済期間を15年とした場合、最初の7年間の返済額は1か月当たりおおよそ幾らの返済額になるか、お伺いいたします。   ②貸与奨学金の額、月額2万円は現在の授業料や生活費の高騰化の中で適格な金額と考えられるかどうか。また、貸与か給付か、申込みの時期など、制度の見直しが必要との検討はしているかどうか、お伺いいたします。   ③南陽市奨学資金制度の市民からの評価はどのようでしょうか。南陽高校市役所部や、南陽みらい議会で、奨学金の充実を求める声はなかったのでしょうか。   (3)そもそも日本の国立大学の授業料への公的負担の割合は32%と、経済協力開発機構(OECD)加盟36か国中ワースト2位、G7ワースト1位であります。   日本政府は長年、受益者負担といって学生に負担を求める政策を進めてきましたが、この議論は誤りであり、学生の学びで利益を受けるのは社会であるとする認識が世界標準だそうです。だから、費用を社会が負担するのは当たり前だとして、ヨーロッパの国々では教育費が無償化されております。   残念ながら、憲法26条に掲げられた我が国の学ぶ権利の保障は劣悪で、当面は日本学生支援機構の奨学制度の改善拡充と、各県市町村の奨学金制度の改善充実を図ることが必要だと思われます。   ①全国の県市町村で実施している給付型・返還助成給付奨学金制度は、大学卒業後3年以上地元で働くことや、難関大学や医学部などの条件をつける自治体もありますが、中にはその市町村の住民である、日本学生支援機構の給付型奨学生であることだけを条件として、入学時に一括給付する制度のものもあります。   後者の自治体に倣い、南陽市育英事業奨学資金制度を貸与型だけでなく、給付型も取り入れる、貸与型を廃止し給付型だけにする、日本学生支援機構の給付型奨学生採用者を条件にする方向性は考えられないでしょうか。   学生の負担軽減はもちろん、返済事務、採用選考事務など、南陽市の事務的負担も少なくできるのもメリットではないかと思いますが、いかがでしょうか。   ②山形県村山市の村山市夢応援奨学金事業に倣って、入学時一時金40万円を給付する奨学生事業を検討してみてはいかがでしょうか。   以上、南陽市の奨学金制度が改善されれば、5年、10年と経過するうち、多くの南陽市在住の高校生が夢を諦めずに進学して学び暮らし、中にはふるさと南陽市で働き暮らしたいと、南陽市に戻ってくる若者が増えることが期待されます。   市長、教育長、関係部署の英断を期待いたします。御回答よろしくお願いいたします。 ○議長  答弁を求めます。   白岩市長。   〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  9番濱田藤兵衛議員の御質問にお答え申し上げます。   初めに、育英事業の実態についての1点目、過去3年間及び制度創設当初とその20年後の高校生及び大学生の奨学生の人数と令和8年度の奨学生の予定人数についてでございますが、直近3年間の状況は、令和5年度が大学生2名、令和6年度も大学生2名、令和7年度は大学生1名で、高校生の利用はない状況で推移しております。   令和8年度につきましては、高校生、大学生ともに応募がなかったため、育英事業利用者はいない状況でございます。   なお、昭和55年度の奨学生数は17名、平成12年度は29名であり、時代の変遷の中で、進学率や社会状況の変化に伴い、利用人数は推移してきている状況でございます。   次に、2点目、単年度の育英事業の予算に加えられている調定額とはどのような性格のものかについてでございますが、育英事業予算の調定額につきましては、主に過年度貸与分の返還金でございます。   本事業は貸与制であることから、卒業後に返還される資金を原資の一部として循環運用しております。そのため、返還金が歳入として計上される構造となっております。   年度により残額が生じるのは、返還状況や新規貸与人数の増減によるものであり、残額につきましては翌年度へ繰り越し、引き続き育英事業の財源として活用している状況でございます。   次に、3点目、育英事業の積立基金と積立額についてでございますが、市の育英事業につきましては、地方自治法の規定に基づき、定額の資金を運用するための基金が二つございます。   令和8年2月現在の基金残高は7,560万4,639円であり、将来にわたり安定的に制度を継続するための財源として、条例に基づき適切に管理しているところでございます。   次に、青年・大学生・高校生を支援する体制を一刻も早く充実させる必要があるの1点目、市の育英事業と日本学生支援機構を併用した場合、最初の7年間の1か月の返済額についてでございますが、御質問の条件で試算した場合、最初の7年間における月額返還額は2万5,100円となる試算でございます。   次に、2点目、貸与額は適格か、また、制度見直しの必要性について検討しているかについてでございますが、議員御指摘のとおり、近年の授業料や生活費の上昇については承知しておりますが、貸与額の引上げや給付型制度の導入を行う場合には、財源確保や制度の持続可能性、公平性の観点から総合的な検討が必要となります。   現段階で具体的な改正予定はございませんが、社会情勢や利用実態を踏まえ、今後の育英事業の在り方について研究を続けてまいります。   次に、3点目、育英事業制度の市民からの評価についてでございますが、育英事業は長年にわたり利用実績があり、一定の評価をいただいているものと認識しております。   また、南陽高校市役所部の部員や南陽みらい議会の議員などとの意見交換の場において、本事業の充実を求める具体的な要望が出されている状況にはございませんが、今後とも、利用状況や市民の声を踏まえながら、適切な制度運営に努めてまいります。   次に、日本学生支援機構の奨学制度の改善拡充と、各市町村の奨学金制度の改善充実についての1点目、市育英事業への給付型導入の可能性についてでございますが、若者の進学機会の確保は重要であり、令和6年6月議会の濱田議員の一般質問にお答え申し上げましたとおり、高等教育機会の均等を図る取組は必要であると認識しております。   現在、日本学生支援機構では、高等教育費の修学支援制度を拡充し、負担軽減のための奨学金制度の充実や、授業料や入学金の免除・減免等に加え、多子世帯を対象に所得制限なく授業料等の減免支援を実施し、学生だけでなく子育て世帯の経済的負担軽減を図る取組を進めております。   本市でも、県との協調によるやまがた就職促進奨学金返還支援事業を実施しており、実質的に給付型の性格を有する支援を行っていると捉えておりますので、引き続き、県との協調事業に取り組みながら、学生の負担軽減に努めてまいります。   次に、2点目、村山市夢応援奨学金事業と同様の事業を検討してはどうかについてでございますが、議員御提案の村山市の制度は、経済的理由により進学が困難な世帯を対象に、住民要件や非課税世帯要件等を定めた上で、進学時に一括給付を行うものであり、進学初期の負担軽減に資する取組であると認識しております。   一方、本市の育英事業は、貸与型として返還金を循環活用しながら、持続可能な制度運営を図ってきた経過がございます。   本市において同様の制度を導入する場合には、目的、財源規模、対象要件、効果検証の方法等を十分整理する必要がありますので、今後の参考事例として研究を行ってまいります。   以上でございます。 ○議長  再質問に入ります。   9番濱田藤兵衛議員。 ○濱田藤兵衛議員  御回答ありがとうございました。   それでは、再質問させていただきたいと思います。   この質問を用意するに当たりまして、南陽高校と高畠高校、3人の奨学金担当者、学年主任の方にお会いをして情報をいただいてまいりました。その際、要望されたことが3点ありましたので、まず、この点についてお伝えをし、御回答を得たいと思っております。   第1番目は、南陽市の奨学金制度の応募要項が学校に来ておらず、今回、この濱田の訪問で初めて知ったという方が全員でした。お三人とも南陽市在住ではありませんので、その点は触れておきたいと思います。   ぜひ南陽市報だけではなくて、学校にも案内をいただきたい、そういう要望がありましたので、まず、第1の質問とさせていただきます。   二つ目の質問、要望については、現在の毎年1月から2月の募集時期では、時期が遅過ぎて利用できない。募集時期をもっと早めてもらいたい。1月、2月では、もう3年生は受験場に行っている。それから、就職する生徒は学校には来ないで就職のための自動車学校に通っているとかというわけで、かなり実務的には不利な時期であります。もっと早い時期でお願いしたいという要望でありました。いかがでしょうか。   それから、第3点は、貸与制はもうやっておりますけれども、在学の高校生にも給付制の奨学金が欲しい、そういう要望がありました。   以上、3点について御回答いただきたいと思います。 ○議長  答弁を求めます。   鈴木管理課長。 ○管理課長  それでは、ただいまいただきました3点の御質問について、それぞれお答えを申し上げます。   まず、1点目でございますが、御質問にありましたとおり、現在の市の育英事業の周知については、市報と主にホームページのほうで広く市民の方に周知をしている状況でございますが、学校のほうにもというふうなことでございましたので、どこまでの範囲かは検討する必要があると思いますけれども、そちらについては検討をしてまいりたいというふうに思ったところでございます。   あと、2点目の募集の時期でございますけれども、これも、これまで1月から2月ということでしてきてはいるんですが、確かに御質問いただいたとおり、もう少し早くてもいいのかなというふうに受け止めましたので、この点については、次年度に向けて前向きに検討したいというふうに思ったところでございます。   3点目の高校生に対する給付型ということでございましたけれども、来年度から、高校のほうの授業料も無償化に向けて、私立高校の授業料の支援の金額も上がってくる、公立高校については実質無償化になっているという状況も踏まえまして、給付型の奨学金が必要なのかどうかについては、先進自治体などの事例も含めて少し研究を重ねたいと考えてございます。   以上でございます。 ○議長  9番濱田藤兵衛議員。 ○濱田藤兵衛議員  御回答ありがとうございました。   高校生への貸与型ではなくて給付型について、ぜひ御検討いただきたいと思います。   といいますのは、お父さん、お母さんの世代は、もう30年の日本の給料がどんどん減らされ、逆に物価がどんどん上がってきたという中で、非常に経済的に疲弊しております。   私が知っている限りでは、労働者の賃金の平均のピークは1996年で、今はそれから80万円、90万円下がっている。昔は年間の労働者の賃金平均は460万円、470万円だったんですが、今は年間390万円、380万円に下がっていると言われています。   したがいまして、今までとは違いますよということも、ぜひ加味していただきたいと思います。   次の質問ですが、市長にお伺いしたいと思います。   この奨学金問題は、2月になって急に注目が集まっています。2月15日付朝日新聞では、奨学金返済の利率が350倍になると報道されており、2月26日、国会では立憲民主党の斎藤嘉隆議員が奨学金返済減税を主張して、話題になっています。   そもそも、日本国憲法第26条第1項には、全て国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有するとあります。加えて、民主党政権時代の2012年、日本政府は国際人権規約の第13条2(c)項、これに定められました高等教育の漸進的無償化への留保を撤回し、大学などの授業料の無償化を進める義務と責任を受け入れています。   これらの条文と政府の政策判断によれば、日本でも誰もがお金の心配なく大学に通えることが当然の権利であると理解すべきではないでしょうか。   しかし、実態は、先ほどの質問で述べたとおり、授業料、入学金の値上げが続いております。この結果、山形県内でも若者の高等教育離れが進んでいることが明らかになりつつあります。   昨年12月28日TUYは、山形県による県民へのアンケートの結果を次のように報道しております。   山形県は、県民の意識や生活の実態を探る今年度の県政アンケートの結果をこのほど公表しました。調査からは、多くの県民が自然や食に満足している一方で、生活の利便性や子育て環境には課題を感じている実態が見えてきました。   今回の調査は、県内に住む18歳以上の男女、およそ1,400人から回答がありました。深刻なのは、子育て環境に対する考えです。理想とする子ども数は2人または3人がそれぞれ4割を超えていますが、実際には理想の人数を産めないという人が多く、その最大の理由は、子育てや教育にお金がかかり過ぎるという経済的な不安でした。   県の子育て環境に満足しているという人は、全体の25.9%にとどまっています。吉村美栄子知事がよく口にする、子育てするなら山形県とは程遠い実態です。   2025年3月に、山形県内の高校を卒業した生徒の進路状況を県が公表しました。県がまとめた学校基本調査の結果によりますと、今年3月の県内の高校卒業者数は8,390人で、前の年より154人増加しました。   進路状況は、大学への進学率は50.5%と、前の年より0.5ポイント低下しました。これは全国平均の62.6%を大きく下回る数値です。県内の大学への進学率も26.1%となり、僅かに減っています。   また、就職率は23.2%で、前の年を0.7ポイント上回りました。山形県の就職率は、全国平均が13%台で推移する中、依然として高い水準となっています。   少子化が進む中、進学、就職ともに、県内で学び県内で働くという選択をどう支えていくか、また、県外に流出した若者をどう呼び戻すのか、引き続き、県の抱える課題は多い現状です。これがニュースの中身です。   このような報道や一般質問で紹介した若者の自殺率の統計などについて、南陽市でも例外ではないと思われますが、今の若者の置かれた状況を市長はどのように受け止め、少子化対策をどのように進めるお考えなのか、お伺いしたいと思います。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  現在の若者が置かれている状況についての認識でございますけれども、高度経済成長期、先の見通しが非常に立ちやすい状況とは大きく異なり、世界的にどう変化していくか分からない、しかもそのスピードというのは非常に速いというふうに変わってきているというふうに認識しております。   そうした中で、将来への不安なく教育を受けたり、家庭を持ったり、働いたり、そうしたことができる環境づくりというのは大変重要なものという認識は濱田議員と一致しているのかなというふうに思っています。   高等教育機会の均等を図る取組が必要と、一昨年の議会でも申し上げましたけれども、そういう意味では、国の教育の機会均等を図る取組も大分進んできているのではないかというふうにも認識しております。   それが、時代の変化に追いついているのかどうかということについては議論があると思いますけれども、そうした流れというのは一定のコンセンサスがあると思いますので、ぜひ地域にかかわらず、国民の若者が等しく、自分の希望が叶う環境というのを進んでいけばいいなというふうに思っております。 ○議長  9番濱田藤兵衛議員。 ○濱田藤兵衛議員  御回答ありがとうございました。   経済的不安が進行しているという認識は一緒だというようなことで、全くその点は私も再度強調したいなと思います。   といいますのは、世論調査をしても59.6%の人が経済的な不安があると、そのように回答しているというふうに聞いております。   したがいまして、やはりかなり大きな経済的な不安というものが進行しているのだということも、ぜひ皆さんにも御承知いただきたいなというふうに思いました。   次に、高校生、大学生に対する具体的な支援策についてお聞きしたいと思います。   先ほど一定の御回答がありましたが、さらにという意味です。特に隣の高畠町等では、かなり進んだ取組をしているようですので、私が南陽市について十分に知っているというわけでもありませんけれども、例を挙げますので、ぜひ御回答いただきたいと思います。   大学生への支援について最も進んだ政策を行っているのは、北欧の国々だというふうに認識しています。例えばデンマークでは、日本の教育予算割合の3倍の割合を使って、大学までの授業料は無料、一人暮らしの学生の奨学金は月13万8,000円を給付し、在学中に結婚し子どもが生まれたら追加給付をするといいます。   これに対して、日本の場合、東京私立大学教職員組合の調査によれば、私立大学入学時に平均194万円の借金をしないと対応できないという実態だそうです。日本の高校生、大学生、若者は本当にかわいそうだという状況だと思っています。しかし、支援策としてはいろいろと考えられるのではないでしょうか。   隣町の高畠高校に伺ったときに、高畠高校生への高畠町の支援を教えられました。その後、自宅に帰ってホームページを開いて調べました。高畠町のホームページには、五つの支援策が並べられております。   その支援策とは、高畠町在住者の高校生に1人20万円を上限に、一つ目、就学支援金新入生、最大10万円、2年生、3年生、各3万円の給付。二つ目、高畠町内に就職する予定者対象に自動車運転免許取得費用の2分の1補助。3点目、高畠駅利用の通学生対象にJR定期券購入費用の2分の1の補助。第4点目、高畠町内在住で半径2キロ以上の通学生対象に、スクールバス利用料の全額補助。5点目、高畠町在住の生徒対象に、立教大学入学金20万円給付するというものです。   若者への支援策として、高畠町や壇上から紹介した大学入学時に40万円を給付する村山市の高校生、大学生支援マインドに学びながら、南陽市はそれを超えた若者支援策をぜひ行ってほしい、そのように要望したいと思います。   市長の考え、具体策案をさらにお伺いしたいと思います。   なお、村山市については、貸与ではなくて入学時に40万円を給付するということについては、村山市の市議会でも問題になって、議員から質問があったそうです。村山市に帰ってきてから借りていたお金を返してやるというのはいけないのかという質問があったそうですが、それに対して、市長は村山市在住だった高校生、大学生がその後どこに行って暮らそうが、その40万円を充実した生活に使ってもらえれば、それでいいのではないかと、そのような答弁だったそうです。私はなかなか感心したいと思う答弁だったなというふうに思っております。付け加えております。   市長の考え、どうぞよろしくお願いします。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  今、近隣自治体の様々な制度について、御紹介いただきありがとうございます。  その目的は、様々にあろうかというふうに思います。また、その支援の在り方も様々にあろうかと思いますけれども、南陽高校に対して南陽市が行っている支援は、金銭的な支援よりも探究学習の支援を重視しているということが特徴であろうかというふうに思っております。その学習の充実自体が高校生の皆さんの未来を切り開いていく、生きる力を育む、そういった支援ではないかなというふうに思っているところです。   しかしながら、議員がおっしゃる金銭的な支援も支援の在り方としてあるのかなというふうに感じておりますので、どういった支援が高校生の未来にとって有効で必要なのか、様々な情報を収集しながら考えてまいりたいと思っております。 ○議長  9番濱田藤兵衛議員。 ○濱田藤兵衛議員  市長の最後の答弁、金銭的な助成も考えるという点について、ぜひ具体化していただきたいと思います。   以上をもって、私の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ○議長  以上で、9番濱田藤兵衛議員の一般質問は終了いたしました。御苦労さまでした。   ここで暫時休憩といたします。   再開は、午後1時といたします。     午前11時38分 休 憩 ───────────────────     午後 1時00分 再 開 ○議長  再開いたします。   休憩前に引き続き一般質問を行います。 ─────────────────── 外 山 弘 樹 議員 質 問 ○議長  次に、6番外山弘樹議員。   〔6番 外山弘樹議員 登壇〕 ○外山弘樹議員  6番、保守公明クラブ、外山弘樹です。よろしくお願いいたします。   明後日3月11日は、東日本大震災の発生から15年を迎えます。昨年のこの定例会でも触れさせていただきましたが、改めて震災で犠牲となられた多くの方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。   また、昨年2月に発生した岩手県大船渡市の山林火災についても触れさせていただきました。最終的には鎮火まで41日間を要し、焼失面積は約3,370ヘクタール、死者1名、建物被害は226棟にも及び、平成以降、日本最大規模の山林火災となりました。   さらに、その後の3月には、岡山市や愛媛県今治市でも、400ヘクタールを超える大規模な山林火災が発生したほか、全国各地で山林火災が頻発しました。   被害に遭われた皆様には、改めて心よりお見舞いを申し上げるとともに、被災された地域の一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。   本市においては、令和6年5月、秋葉山にて大規模な林野火災が発生しました。あれからもうすぐ2年を迎えようとしています。   現在は森林再生に向け、多くの関係機関や地域の皆様の多大な御尽力と御協力によりまして、着々と復興事業が進められております。改めて、関係された皆様に感謝の敬意を表するものであります。   これから春を迎え、より空気が乾燥し、火災が発生しやすい時期となります。市民の皆様におかれましては、火の取扱いには十分に御注意いただき、地域全体で火災予防の意識を高めていくことが非常に大事であると感じております。   それでは、さきに通告をしてあります質問をさせていただきます。   1、令和7年度の整理と今後につなぐ市政運営についてお聞きします。   本年度も最終盤を迎える中で、これまでの市政運営を振り返り、今後の市政にどのようにつなげていくのかということは、大変重要な視点であり、市民の皆さんにとっても関心の高いところであります。   その観点から、以下のことについてお伺いします。   (1)市政運営の基本的な考え方について。   ①これまでの市政運営を振り返る中で、本市としてこれからも大切にしなければならない市政運営の基本的な考え方について、市長はどのように考えられておられるでしょうか。   ②「市政の軸」として、今後も引き続き大切にしていかなければならないと考えていることは何でしょうか。   (2)主要施策の成果と課題の総括について。   ①本年度を振り返ったとき、主要な施策や各計画について、本市としてはどのような点を成果と捉えていて、また、どのような点を課題として整理されているでしょうか。   ②その課題解決に向け、次年度において具体的にどのような改善を図ろうとしているのか、特に大きな課題について市長の考えをお聞きします。   ③また、その課題のほかに、今後はさらに力を入れていく必要があると考えていることは何でしょうか。   (3)市政運営を支える行政体制についてお聞きします。   ①市政を継続して前進させていくためには、行政組織の方針を職員間で共有させ、併せて、その連携が重要であると考えます。本年度を振り返る中で、行政組織として、どのような点を重視して、今後どのような体制づくりを進めていく考えでしょうか。   ②今後さらに組織力を高めていくためには、どのようなことを意識して体制を整えていく考えでしょうか。   (4)市民への情報発信と説明責任について伺います。   ①本市の施策の進捗状況や成果・課題など、市政の取組を市民の皆さんに分かりやすく伝えていくことは、非常に大切であると考えます。本年度の取組を踏まえて、情報発信の面で工夫されたことや、今後さらに取り組んでいきたいことについて市長のお考えを伺います。   以上、壇上からの質問といたします。御回答をよろしくお願いいたします。 ○議長  答弁を求めます。   市長。   〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  6番外山弘樹議員の御質問にお答え申し上げます。   初めに、市政運営の基本的な考え方についての1点目、これからも大切にしなければならない市政運営の基本的な考え方及び2点目の市政の軸として今後も引き続き大切にしていかなければならないことについてでございますが、施政方針でも述べておりますとおり、将来にわたって持続可能で公正であるかを行政運営の基本とし、それを今後も引き続き大切にしてまいりたいと考えております。   次に、主要施策の成果と課題の総括についての1点目、主要な施策や各計画の成果と課題についてでございますが、令和7年度の主な施策を挙げますと、秋葉山の林野火災からの復興植樹、新宮内公民館の開館による地域のにぎわい創出、ふるさと納税額の過去最高額の更新、ラーメンカードラリーの参加者数増加による交流人口の増加、健幸ポイント事業の参加者数の増加による健幸のまちづくりの進展、ゆうぷらなんようの整備による引きこもりや不登校児童の支援などのほか、物価高対策といたしまして、全市民応援クーポンの配布や小・中学校や保育園等の給食費高騰支援、デジタルスタンプラリーによる夜間飲食店・宿泊業支援など、幅広く市民や事業者の生活を守る取組を行ってまいりました。   また、昨年実施いたしました市民意向調査では、南陽市第6次総合計画の基本目標7項目のうち、5項目で前回調査時以上の市民満足度となっており、総合計画としても成果があったものと捉えております。   一方で、課題として一つ挙げれば、出生数の減少がございます。   本市の出生数は、令和2年の197人以降、コロナ禍で急激に落ち込み、令和5年に129人となったものの、令和6年にやや上向き160人となりましたが、令和7年は再び減少に転じ140人となっております。   本市を取り巻く少子化の状況は非常に厳しいものと認識しており、今後より一層の対応が必要なものと考えております。   次に、2点目、課題解決に向けた具体的な改善についてでございますが、第6次南陽市総合計画後期基本計画におきまして、重点プロジェクトとして、地方創生2.0の実現を掲げております。   地方創生2.0は、地域の強みや魅力を活かして、人口減少や高齢化といった課題に対処し、持続可能な社会の実現を目指すものであり、本市といたしましては、少子化への対応を最重要課題の一つとして位置づけ、今後5年間で横断的に取り組んでまいります。   これまでも、多子世帯の支援や医療費の無償化、来年度の給食費の無償化をはじめ、0歳から2歳児保育施設の増設や、保育施設等の改修支援など、子育て世帯の経済的支援や子育て環境の改善を行ってまいりましたが、令和8年度は出生率の低下の一因となっている非婚率の増加に着目し、広域的な自治体同士のつながりを活かした結婚推進事業を進める予定でおります。   結婚を望む男女の出会いから、結婚、出産、子育てまで、切れ目のない支援を強力に推し進めることで、合計特殊出生率が人口置換水準の2.07に近づくよう、各種施策を展開してまいります。   次に、3点目、その課題のほか、今後は何に力を入れていく必要があると考えているかについてでございますが、令和7年1月に教育委員会から、小中学校の適正規模・適正配置の基本方針が示されたことから、将来の生徒数の推移及び施設の在り方について十分に検討し、最適な教育環境を構築していかなければならないと考えております。   また、シティプロモーションの強化による、さらなる本市の知名度向上が必要であると考えております。   これまで、出張先でのトップセールスや市外の催しへの出店、各種観光プロモーションや南陽市ラーメン課事業による発信、SNSによる広報戦略などの様々な取組のほか、市内事業者による各種物産展への出展や品評会での受賞など、官民連携で知名度向上、本市の魅力の発信、物産販売の強化等に取り組んでまいりました。   昨年、南陽市のラーメンがテレビの全国放送で何度も特集が組まれるなど、これまでの取組が身を結んできている部分はございますが、全国的に見れば、本市の知名度はまだまだ低いものと認識しておりますので、今後においても継続してシティプロモーションに取り組み、交流人口や関係人口の増加、ふるさと納税の推進、地域産業の活性化やにぎわいの創出、物産振興等につなげてまいりたいと考えております。   さらに、言うまでもなく、先ほども挙げましたが、人口減少は国難と言える重大な課題であり、長期的な取組が必要となります。   次に、行政運営を支える行政体制についての1点目、行政組織としてどのような点を重視して、今後どのような体制づくりを進めていくかについてでございますが、市政を継続して前進させていくために、職員との情報の共有は大変重要なことであると認識しております。   そのため、副市長、教育長との定期的な打合せ、また、副市長及び総務課長、みらい戦略課長、財政課長と月曜日に打合せするマンデーミーティング、さらに庁舎1階の課長または2階の課長と火曜日に打合せする部門別ミーティングを実施しており、全員が同じベクトルで進んでいけるような体制を整えております。   さらに、毎月開催しております定例課長会議におきましては、重要事業や各種計画の策定、市が主催するイベントなどを報告し合い、それを各職場で共有して、全職員が市の事業を把握するように努めております。   次に、2点目、今後さらに組織力を高めていくためには、どのようなことを意識して体制を整えていくかについてでございますが、社会課題は高度化・複雑化しており、現在の組織体制では対応できない課題も出てきております。専門職員の配置や課の枠組みを超えたプロジェクトチームやワーキンググループの設置など、職員の英知を集めて政策を進めていく必要があり、さらに、前例にとらわれず、課題を解決する柔軟な発想が組織力向上の基盤になってくるものと考えております。   一方で、既存の事業の見直しやDXの推進による業務改善などを進めることが増大する業務量への対応として必要であると考えております。   次に、市民への情報発信と説明責任についてでございますが、市報やホームページ、SNSなどで情報発信を行ってはおりますが、まだまだ改善の必要があるものと認識しております。   改善策の一つとして、令和8年度にホームページのリニューアルを予定しており、利用者が目的とするページに容易に到達できるよう整備するとともに、発信する情報については、常に内容を更新しながら、児童や生徒でも理解できるような、分かりやすく質の高い情報をお届けできるよう努めてまいります。   以上でございます。 ○議長  再質問に入ります。   6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  御答弁ありがとうございました。   今回ですけれども、令和7年度の市長がこれまで進められてきた市政運営について、現時点ではどのように整理されていらっしゃるのかお聞きしたくて、このような質問をさせていただきました。   これからお伺いする再質問についても、市長の考え方、そして方向性などについて確認の意味も踏まえて、またお聞かせいただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。   それでは、今日の午前中、山口議員の質問も含めて、中には同じような繰り返しの質問もあるかもしれませんので、率直なお考えをぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。   また、先ほど市長から、いっぱい具体的な施策をお聞きして、具体的に丁寧にお答えいただいたので、ちょっと時間が心配なので、できるだけ簡潔に、私のほうも質問を進めさせていただきたいというふうに思いますので、御答弁のほうもどうかよろしくお願いしたいというふうに思います。   それで、まず最初に、市政運営の基本的な考え方についてですけれども、先ほどの話では、行政の基本ということでお答えをいただいております。   そこで、市長に質問ですけれども、これまで市政を担ってこられた中で、今、市長が示されているいろいろな施策があるわけですけれども、その施策を達成するために、先ほど御答弁いただいたことを踏まえて、特に市長が意識されていることが何かあれば、お聞かせいただきたいです。よろしくお願いします。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  御質問にお答え申し上げます。   多くの施策が、それぞれ質や量が違うものが多数ございますけれども、どの事業においても意識するのは、職員の皆さんと目的を共有することでございます。何のためにその事業をやるのかというところが共有されないと、細部において、いろいろとそごが生じてくるということもございますし、大きな目標を共有することが成果を上げることにつながると思いますので、そういった点を意識しながら進めてまいりました。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  分かりました。目的を共有するということで、この後にもちょっと共有という言葉が出てきますけれども、非常に大切だと思いますので、また引き続きぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。   それから、次になりますけれども、主要施策の成果と課題の総括についてというお話をいただきました。   最初に、先ほど、成果について具体的にもお話をいただきました。   先ほどの7年度の主要な事業だけでも、あれだけのボリュームがあったわけで、市民の皆さんにも自然といろいろな情報が入ってくるとは思うんですけれども、成果についてはもっと広く分かりやすい形で市民の皆さんに知ってもらうということがとても大事だなというふうに私は思っているんです。   そのことについて、市長はどうというふうにお考えでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  私も、多分議員も同じだと思いますけれども、行政のやっていることが市民の皆さんにはほとんど知られていないということが往々にしてあるのかなというふうに思っています。   何のためにやっているのかという、先ほどの目的の共有もそうですけれども、市が行政として様々なことをやっていることが市民の皆様に伝わらなければ、やはり行政と市民の協働というところが弱くなると思いますので、そこについては、一番最後の御質問でもありましたとおり、情報発信が非常に重要だなと思っております。   そういう意味で、報道機関の皆様へのプレスリリースも分かりやすく伝わりやすくするように心がけておりますし、例えば、市報やホームページにおいても、適時分かりやすく発信していくことが必要だなというふうに思っております。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  ぜひそういったことを次につなげていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。   次に、課題の解決に向けた改善のほうで再質問させていただきます。   これまでもいろいろな課題を改善しながら、結果、大きな実績につながった事業というのはたくさんあると思います。   そして、これからも同じように取り組んでいく課題もたくさんあると思うんですが、そこでちょっと市長にお伺いしたいんですけれども、いろいろな施策があるわけですけれども、先ほどの話の繰り返しになりますが、それを達成させるために改善をしていくというほかに、どのようなことを意識して進められるのか。   特に重要視していかなければならないことについて、何か思うところがあれば、申し訳ありませんが、もう一度、市長のお考えをお聞かせいただけないでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  先ほどは目的の共有ということを申し上げましたけれども、もう一つ挙げるとすれば工夫することです。   様々な事業において、大体多額の予算を必要とするわけですけれども、できるだけ少ない費用で最大の効果を上げるということが法律にも明記されておりますが、現実的にはそれはなかなかうまくいかないなというのが実情であります。   しかしながら、今後の人口減少とかを踏まえますと、やはり多額の費用をかけて大きなものをやっていくというよりは、できるだけ少額でコンパクトで、それの維持管理も簡易で、多額の予算を必要としないようなことを踏まえながら、建設系の整備事業であっても、ハード事業であっても、ソフト事業であっても、そういった視点は欠かせないだろうというふうに思います。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  ありがとうございます。   やはりコストとやりたいことのマッチングがなかなか難しいというふうに思います。やっぱり市長がおっしゃるとおり、最低限のコストで最大限の実績を上げられるように、市長だけでなくて、やはりいろんな方々の知恵やアイデアを吸収、取り込んで進められればいいかなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。   次になりますが、課題のほかに、さらに力を入れていくこともたくさん、先ほど御説明いただきました。   先ほどは、その中で、やっぱり知名度アップが必要だというお話をお聞きしました。この知名度アップというのは、私にもすごく響いたんですけど、私もまさしくこの知名度アップというのはすごく大切だなというふうに思っています。   今、いろいろな情報を見ていますと、SNSで情報が発信されたことで話題になる。こちらから発信しなくても、その場所に行った人がSNSで発信してくれる。そして、それを見た人が行ってみたいと興味を示してくれる。結果、そういう人たちに広まって知名度がアップすると、こういう仕組みはもう既に皆さんが当たり前だというふうに思っているはずなんです。   そのようにやって、にぎわっているところが全国にも世界的にもたくさんあるわけです。   本当に小さなことでも、ちょっとしたきっかけでそのまちがにぎわうということがちょこちょこあるわけですけれども、これについての市長のお考えは何かございますでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  SNSにおいて、何がバズるかというのは、実際に単発でバズった事例なんかを見ますと、御本人は意識せずに投稿したことが思いがけずにバズった、多数のリツイートをされたというような例が多いなというふうに思っております。   一方で、持続的に多くの方から御覧になっていただくためには、熊野大社の取組は大変素晴らしいなというふうに思っています。地道に長期的に継続してこつこつと積み上げてきたものが、今、参拝者が多く訪れている現状につながっているというふうに感じておりまして、やはり、諦めずにこつこつと続けていくこと、それが大切かなというふうに思っています。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  そういったところでどんどん広がっていけばいいなというふうに思います。   もう一つ、市長のSNSでも、もう少しバズって盛り上がれば良かったかなというのも、ちょっと課題の一つではないかなというふうに私は思っているんですけれども、まだまだ発信していただければというふうに思います。   続いて、市政運営を支える行政体制についてということで、御答弁をいただいております。   いつも新聞等々で拝見するマンデーミーティングであったり、部門別のミーティングであったりということだと思うんですけれども、その中で、先ほど出た全職員の中で、課長同士と思うんですけれども、共有されているということで承知しました。それはお聞きしました。   そこで、また市長にお聞きしたいんですけれども、その市長の考えを、課長とか教育長とか副市長とかというだけじゃなくて、全職員にもっと浸透させるために、市長独自で何か特別に工夫されていること、もし何か具体的なことがあれば、お聞かせいただきたいんですが。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  独自にと言われますとちょっと難しいんですけれども、先ほどのSNSの件ですが、意識してバズろうとすると、大体事故に遭う可能性が高くなるので、それと賛否両論が巻き起こって難しい話になりますので、私はそこはあまり意識していないんですけれども、いろんなところで最先端の情報を私が得たり、民間の皆さんと意見交換させていただく機会があったり、国の中央省庁の皆さんのお話を聞く場とか、あるいは全国の市長が集まる場とかで見聞きした知見を共有したいと思って、SNSでは詳細に、その会議の内容について、ちょっと大丈夫かと心配されるほどの長文を載せたりします。   それというのは、読む皆さんにとっては苦痛かもしれないなと思いますけれども、ひょっとすると、そういった今後のあるべき方向性が一言でも響いたらいいなと思って、そうした情報の共有を、私だけが持っていても仕方がないので、皆に、見る意思がある方には見られるようにしているところでございます。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  ありがとうございます。   ミーティングの工夫というのは、いろいろとあると思うんです。私も、今まで、前の仕事なんかでもいろいろ経験してきているわけですけれども、例えば偉い人というか、社長とか、会長とか、そういった方とミーティングすると、やはり言いたいことも言えないということが、私だけかもしれないんですけど、よくあるのですよ。やはりリラックスした形でミーティングして、職員の方からも、ざっくばらんに上に上げていただくような、そういったミーティングをやっていただいているのかどうかということをちょっとお聞きしたかった部分がありました。   ちょっとそれはまた次回にしますけれども、ぜひそういったことで全職員のほうに共有できるような、そういったミーティングを心がけていただきたいなというふうに思っていますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。   それから、同じような話になりますけれども、組織力の強化、体制づくりについてもお話をいただきました。   先ほど、その中では、IT化が進む中であっても、社会課題が高度化して、業務内容が複雑化しているということで現状の話をお聞きしたところ、やはり喫緊の問題であって、早急に体制を整える必要があるんではないかなというふうにちょっと感じました。   それから、こういう状況の中で、日々頑張っていただいている職員の皆さんも、やはり不安な部分が出てくるんではないかなというふうに思います。   それで、市長にお聞きしたいんですが、現場で取り組んでいらっしゃる職員の皆さんが、安心して業務に当たれる職場の環境づくりという部分では、市長はどのようにお考えになっていますでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  どの部署においても、困難な課題を常に抱えており、また、突発的な、例えば昨年の熊出没に伴う様々な対応とか、そうしたアクシデント的な事態も起こってまいります。そうしたときに大切だと思って常に申しておりますのは、例えば、年度初めの訓示とか様々な機会でお話ししておりますが、常に支え合う、助け合うということであります。   その部署単独で解決できない課題が、これは肌感覚でありますけれども、どんどん増えてきているというふうに思っています。   そうした意味では、やはりチームとして、組織として助け合って補っていく。そういった土壌を今後もさらに強化していく必要があるなと考えております。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  ありがとうございます。   やはり職員の皆さん、日々本当に頑張っていらっしゃいます。やはり、日々心身ともに健康でなくてはいけないと。やっぱり市政にとっては大切な戦力というか、一人一人が本当に大事だというふうに思っています。   先ほどの改善にもつながるんですけれども、何で困っていらっしゃるのか、何で仕事が詰まっているのかということも、やっぱりそういった先ほどのミーティングの中でもしっかり捉えていただいて、そういったところも健全な職場づくりに努めていただければなというふうに思います。   次、行きます。市民への情報発信と説明責任についてお伺いしました。   まず、前から話お聞きしていますホームページのリニューアルを私はすごく楽しみにしています。関係される方、ぜひ頑張って取り組んでいただきたいというふうに思いますので……、間違っていますか、大丈夫ですか。ぜひよろしくお願いします。   そして、確認の意味も踏まえて、最後にもう一度お伺いしたいんです。   最初の質問と同じになるかもしれません。市長として、市政をこれまで担ってきた中で、市民への情報発信と説明責任というような部分について、SNSとかホームページ、それから市報、何でもいいんですけど、市民の皆さんに伝えるときに、やっぱり少しでも伝えたいと思うんですけれども、市長としても何か心がけていらっしゃるんだと思うんですが、その辺、御自身として、今どのように評価されているか、ちょっとお聞きしたいんですが、評価というか、どのように心がけてきたかをお聞きします。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  何かお話をするときに、えてして専門用語を使いたがる、あるいは片仮名言葉を使いたがる。そうすると、何か博識なように見える、高度なように見えるというふうに陥りがちだというふうに感じています。   特に行政の用語というのは非常に専門的で、日常で使わないような言葉も多数ございますので、それをそのまま市報とかSNSとかホームページに載せますと、伝わらないし、読みたくもならないということになってしまいます。   ですので、意識しておりますのは、専門用語はできるだけ日常的な言葉に置き換える。そのときに、どういった方を想定するかというと、希望は小学3年生くらいの方にも分かってもらえるようにしたいなと。現実がどうなっているかはまた別として、大体その辺りにターゲットを置けば、多くの市民の皆様に分かっていただけるような、胸落ちするような言葉になるのではないかなというふうに思っているところです。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  今、市長からお話しいただいた、ないかなということでしたけれども、実際はどうでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  自分の評価としては、実際はほとんどできていないんじゃないかなというふうに思います。   ただ、これから卒業、入学のシーズンがあって、よく春の香り薫るとか、そういうものがありますけれども、そういった言葉を排して、伝えたいターゲットは誰なのか、そのターゲットに必要な言葉というものはどうというものかと、やっぱり何のためにお話をするのか、あるいは情報を発信するのかと、そういうところは常に踏まえないと迷走するだろうなと思いまして、できるだけ気をつけているところでございます。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  ありがとうございます。   これもまた次につなげていただければなというふうに思います。   今日は午前中にちょっといろいろとありまして、なかなか難しい、やりにくい質問だったんですけれども、私も準備した質問もちょっとしどろもどろになりまして、大変聞きづらくて申し訳ありませんでした。   でも、市長にはまだ任期も残されていますので、ぜひ引き続き御尽力いただいて、また、市政の安定に向けて頑張っていただければなというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いしたいというふうに思います。   以上で、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長  以上で、6番外山弘樹議員の一般質問は終了いたしました。御苦労さまでした。   ここで暫時休憩といたします。   再開は、午後2時といたします。     午後 1時40分 休 憩 ───────────────────     午後 2時00分 再 開 ○議長  再開いたします。   休憩前に引き続き一般質問を行います。   本日の中村孝律議員の一般質問において、映像を使って説明したい旨の申出があり、これを許可します。 ─────────────────── 中 村 孝 律 議員 質 問 ○議長  それでは、5番中村孝律議員。   〔5番 中村孝律議員 登壇〕 ○中村孝律議員  5番、保守公明クラブ、中村孝律です。   本日最後の一般質問となります。お疲れのこととは思いますが、最後までお付き合いくださいますよう、心よりお願い申し上げます。   質問前に、3月末をもちまして、一つの区切りを迎えます職員の皆様には、長きにわたり南陽市政発展のために御尽力いただきましたことに、心より感謝を申し上げます。   私とは2年間という短い期間でしたが、大変お世話になりました。誠にありがとうございました。   これからは肩のお力を少し抜いていただき、健康に十分御留意され、次のステージにおいても御活躍されますことを御祈念申し上げます。   また、今後も引き続きお仕事をされます職員の方には、今日まで培ってきた経験を活かしていただき、新たな立場での御活躍を心より御祈念申し上げます。   それでは、議長より質問の許可をいただきましたので、通告に従い質問をさせていただきます。   初めに、街路樹の現状、課題についてお伺いいたします。   12月の一般質問に次いで、街路樹に関する質問でございます。   本市にも多くの街路樹が植えられております。街路樹はグリーンインフラとして様々な機能が期待されております。   彩りをもたらし、季節の変化を告げ、心に安らぎや憩いを与えるといった景観の形成や、日差しを遮り、騒音を和らげるなど、休息のための快適な空間を提供する生活環境の保全、昆虫や動物に生活環境を提供するといった自然環境・生物多様性の保全、また、車と歩行者を分離し、ヘッドライトのまぶしさを低減、並木がカーブなどの道路の形状を把握させやすくするなど、安全な運転を促すといった交通安全維持にも役立っております。また、火災の広がりを防ぐなど、防災対策などが挙げられます。   その一方、問題も多く発生しているのも事実でございます。   街路樹の倒木、枝折れによる事故、損害が全国で発生しております。倒木による死亡事故をきっかけに、街路樹の維持管理が社会問題になっております。   国土交通省の調査では、年間5,200本もの倒木が発生しており、1日平均で14本の倒木が発生しているとの調査報告がされました。   そのため、全国で緊急予防的に伐採、あるいは極端な剪定が行われる事例が急増しているようです。   ほかにも、根上がりによる歩道のアスファルト・縁石の破損、伐採した後の植樹ますの放置や舗装した後の維持管理がなされず、つなぎ目から雑草が生えるなど、景観の悪化や落ち葉問題など様々な問題があるようです。   そのようなことから、以下の質問をさせていただきます。   (1)街路樹の維持管理について伺います。   ①本市の市道だけでも街路樹がある路線は7路線あり、約9種類の街路樹が植樹されております。その総本数は905本ということですが、点検はどのような方法で行っているのでしょうか。   ②剪定、伐採の判断はどのように決めておりますか。   ③植樹帯の除草、清掃の回数を教えていただきたいと思います。   ④毛虫などの病害虫などへの対応はどのように行われているのでしょうか。   ⑤市民、通行者からの苦情件数は、その苦情内容はどのようなものなのでしょうか。   ⑥街路樹の維持管理費は、ここ数年で幾らかかっているのでしょうか。   ⑦市道の街路樹伐採後に、放置状態となっている植樹ますが171か所あるとお聞きしましたが、更新をされるのか、舗装をして道路緑化のない歩道に変えるのかをお聞きいたします。   ⑧本市においても、街路樹維持管理基本方針、街路樹マネジメント方針など、街路樹の在り方、維持管理マニュアルといった管理計画を策定する必要があると考えますが、いかがでしょうか。   次に、雪捨て場の維持管理について質問いたします。   ①本市には雪捨て場が2か所ございますが、どのように管理されているのでしょうか。現場へのパトロール、現地調査は行っているのでしょうか。   ②民間や個人の利用者への雪捨て場利用マニュアルなどといったルールなどはあるのでしょうか。   ③気温の上昇などで雪面が柔らかくなり、雪捨て場の通行が困難になって動けなくなる車両が出ているようですが、その対応と対策はどのような方法で行っているのでしょうか。   最後に、庁舎内談話ホールの利活用について質問いたします。   ①談話ホールの利用状況はどのように把握されておりますか。   ②ショーケースに企業の紹介、展示がされておりますが、選定基準などはあるのでしょうか。   ③ショーケース内の展示品の更新時期はどのように決めているのでしょうか。   以上、御答弁をお願いしまして、壇上からの質問を終わります。 ○議長  それでは、御答弁を求めます。   市長。   〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  5番中村孝律議員の御質問にお答え申し上げます。   初めに、街路樹の維持管理についての1点目、市道の街路樹の点検は、どのような方法で行っているのかについてでございますが、日常的な道路パトロールと、毎年1回秋に行われる国に報告する街路樹の調査の際に、建設課職員が本数の確認と点検を行っております。   次に、2点目、剪定、伐採の判断はどのように決めるのかについてでございますが、道路パトロールや街路樹の調査の際に、歩行者や車両通行の妨げとなっていないか、接触するおそれがないか、倒木の危険性がないかなどを確認し、剪定、伐採の判断をしております。   また、近隣住民や通行人からの情報提供があった際にも現場確認を行い、必要に応じて剪定、伐採を実施しております。   次に、3点目、植樹帯の除草清掃の回数についてでございますが、各地区の御厚意でボランティア除草作業の御協力をいただいております。   また、職員での除草、清掃作業も実施しており、年間で2回から3回ほど実施しております。   次に、4点目、毛虫などの病害虫などへの対応についてでございますが、病害虫などの対応につきましては、市道維持補修業務委託にて、消毒作業を適時実施しております。   次に、5点目、市民通行者からの苦情件数と、その苦情内容についてでございますが、街路樹に関する苦情の件数については、例年、1から2件程度となりますが、主な内容として、車両の運転で安全確認をする際に、街路樹の枝が支障となるというもの、また、街路樹に虫がついており、宅地内の植樹への影響を心配する苦情などを受付しております。   次に、6点目、街路樹の維持管理費は、ここ数年で幾らかかっているかについてでございますが、赤湯駅西につきましては、緑地も含めた道路の街路樹の剪定や消毒を含めた維持管理を年間401万5,000円で委託しております。そのほかの市道街路樹の植樹ますの草刈り、清掃、枝払い等を含む維持管理につきましては、可能な範囲で職員にて対応しております。   次に、7点目、市道の街路樹伐採後に、放置状態となっているますを更新するのか、舗装をして道路緑化のない歩道にするのかについてでございますが、最近では、維持管理を考慮し、更新することはしておりません。伐採後の植樹ますについては、安全性に配慮した管理を継続しながら、経済性、維持管理に優れた方法について研究してまいります。   次に、8点目、本市においても街路樹維持管理基本方針、街路樹マネジメント方針など、街路樹の在り方、維持管理マニュアルといった管理計画を策定する必要があるのではについてでございますが、まずは安全を優先した管理を実施しながら、近隣市町村の策定状況なども調査し、研究してまいります。   次に、雪捨て場の維持、管理についての1点目、本市には雪捨て場が2か所あるが、どのような管理か、現場パトロール、現地調査を行っているかについてでございますが、市道除雪業務につきましては、例年、南陽市除雪組合と契約を締結して実施しており、雪捨て場の管理につきましても、その中で午前8時から午後5時15分まで常駐管理を行っております。   現場パトロールや現地確認を随時行い、融雪出水時における洪水等の被害を未然に防止するため、河川断面を規定どおり確保するよう努めております。   次に、2点目、民間、個人への利用者への雪捨て場利用のマニュアルなどはあるかについてでございますが、現地での声がけは行っておりますが、個人利用者向けのマニュアルは作成しておりません。   次に、3点目、気温の上昇などで雪面が柔らかくなり、雪捨て場の通行が困難になって動けなくなる車両が出ているが、その対応と対策についてでございますが、常駐している除雪機械にて、搬入通路の雪を押し固めて、なるべくぬかるみにならないよう、雪面の管理を行っております。   また、融雪剤を散布している道路の排雪により、局所的に融雪が進むことを防ぐため、雪捨て場の中で搬入するエリアを分けるなど対策を行っております。   次に、庁舎内談話ホールの利活用についての1点目、談話ホールの利用状況についてでございますが、現在、テーブルや椅子、テレビを設置して、来庁者の休憩スペースとして活用しております。   なお、自由に利用していただけるスペースであるため、利用者数は集計してございませんが、来庁者が座って談笑している様子は拝見しております。   また、市内企業や特産品を紹介する展示コーナーを設けて情報の発信を行っております。   次に、2点目、ショーケースに企業の紹介、展示がされているが、選定基準はについてでございますが、展示場所を「産業技術」・「職人技」・「んまいもの」に分類し、展示に御理解をいただいた企業様から展示品をお借りし、展示しておりますが、選定基準はございません。   なお、通路側には、市役所陸上部の活動についても紹介しております。   次に、3点目、ショーケース内の展示品の更新時期についてでございますが、更新時期については定めておりませんが、商品の更新や掲示内容の変更などがあった際は入れ替えを行っております。   以上でございます。 ○議長  再質問に入ります。   5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  御答弁ありがとうございます。   まず初めに、街路樹について再質問させていただきます。   1年間で点検できる本数はおよそ何本くらいかとお聞きしたいんですけれども、ほかの自治体を確認しますと、1年間で、まずこれだけの数を確認しているようなところは正直少ないんですけれども、本市においては905本を1年間でどのくらいで点検なされているのでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。   市長答弁にもありましたけれども、秋口に街路樹の本数を国交省のほうに報告する調査が毎年ございます。それに向けまして、短期間じゃなくて余裕を持ったパトロールを実施しまして、一応905本については目視により全本数を確認している状況でございます。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  なかなか厳しいのかなと。1年間で目視だけでの確認というのは、非常に大変なことだと、一応私なりには今感じました。   例えば、今多分南陽市、本市のほうは、専門の業者の方に見てもらっているなと思いますけども、ほかの自治体を確認しますと、年に1回とか、何年かに1回は専門の樹木医さんに診てもらって、診断してもらうということもあるようですが、本市においては樹木医さんからの受診というんですかね、そういったことは行っているんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。   当市におきましては、樹木医による診断は行ってございません。   ただ、専門的な知見が必要だということで、ちょっと枯れかかっているような街路樹等につきましては、造園業者さんから維持管理についてのアドバイスを受けて、剪定なり、伐採なりということで判断しております。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  私もいろいろと自分なりで調べたところ、造園業者さんも確かに専門的なところはあるんですけれども、やはり樹木医さんとかだと、やはり本当の意味での専門で、害虫の入り具合だったり、皮の表面の状況に応じて、どういった病気にかかっているかというところまで詳しく答えていただけるということを考えますと、造園さんも頑張っていらっしゃると思うんですけれども、やはり本市の先ほどの答弁や質問の中でもありましたとおり、専門の方が定年なさって、新しい方に更新となったときに、当然技術が引き継いでいかれればいいんですけれども、その辺が不安定なところもあるということもありまして、やはり専門の方に見てもらうということが多いのかなと。やはり倒れてけがをされたとか、最悪のことが起きてしまってからでは大変ですので、場所によってはそういったことも必要なのかなと感じたところであります。   続きまして、私、昨年に12月に一般質問させてもらって、現場をいろいろ回ったわけであります。非常に雑草がひどく生えている状況で、昨年も赤湯中学校の前の通りで赤湯地区担当の議員の方、あとは担当の職員の方々、あと市長も含め、草むしりをしたわけです。あのときもちょっと草が結構ひどくて、その後、秋には、やはり中学校の通りも含め、背丈的には小学生くらいまで伸びるような草も非常に生えていた状況であります。   その辺、市長、どう思いましたかね。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  やはり雑草が生い茂っている状況というのは、景観上好ましくないなというふうに思います。   議員がおっしゃっている、先ほどから問題提起されていることというのは、街路樹がそもそも必要なのかどうかということもありますし、その管理を誰が担うべきかということをはらんでいるというふうに思っております。   全ての街路樹や植樹ますを行政で賄っていくというか、管理していくことは、現実的には難しいと。そういう意味では、職員の皆さんや議員の皆さんがそうしたボランティア活動をしていただけるのは本当にありがたい、有意義なことだなというふうに思っております。   そして、また、地区の皆さんも日々の管理などでお力をお借りしながら、必要な景観をできるだけ保っていくということが大事かなというふうに感じております。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ありがとうございます。   次の質問にも今の答えが少し関連すると思うんですが、ちょっと改めてお聞きします。   人口減少に伴い、やはり予算の確保が今後、ますます難しくなることが予想されるわけです。街路樹は、場所によっては必要だと私も認識しております。また、シンボル的な街路樹、例えば南陽高校前の通りですと、高校生が見ていますから、桜というのは印象に残っているのかとは思いますけれども、様々にそういった通りもあると思います。   しかし、大木化したり、また、老木化したり、育成不良、育成不良の木もかなりあるんですよ。皆さんも見て通ったときに分かると思いますが、もう全然太くなれずに、枝が途中、途中で枯れていたり、これはどう見てももうかわいそうだなというような育成不良の樹木の本数が本当に多いです。   それに関しては、地域住民の方と協議を行っていただきまして、本市の財政状況、これからの予測も踏まえて、更新するのか、伐採するのか、または地域の方に花壇として利用してもらうとか、そういった協議をしていただきたいと思うんですが、そのような協議を今まで行ったときはあるんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。   老朽化して倒れそうな街路樹につきましては、道路管理者の判断で、伐採させていただいております。植樹ますが残るんですけれども、その植樹ますに花壇としての整備というのも、地区のほうの方々とお話しした事例は、かなり数年前ですけれども、ありますけれども、やはりなかなか地区での花壇の管理というのが難しくて、植樹ますがあるんですけれども、議員の御指摘のとおり、草がぼうぼうで景観上よろしくないということがありますので、基本的には、伐採して、ただ、抜根まで、根っこまで取りますと、大がかりな掘削になりまして、ちょっと費用もかかりますので、まず、伐採して歩道と平らなような土を盛ったり、本来は舗装できればいいんですけれども、そういうふうな対応を取っています。   ただ、そこの舗装をかけたところでも、目地のところから草が生えているという、12月の議員の答弁の中にもありましたので、そういうところについては、除草剤散布だったり、適正な維持管理をしていきたいなと考えております。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ありがとうございます。   基本的には、協議がなされていないということでよろしいですね。   先ほど、抜根の話、太くなって根が大きくなるという話が出ましたけれども、地下埋設物に影響を及ぼす事例も多分発生したときにあるのかなと想像します。   そういった事例が実際に起きていたのかどうか、年間どのくらいあるかだけ教えてください。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答えいたします。   埋設物に関しましては、道路に埋設物を埋める際は、ある程度の深さの基準等がありますので、あまり埋設物に関して影響があるという事例はほとんどございません。   ただ、昨年ですけれども、ちょうど議員御指摘の南陽高校の通りの桜の街路樹のところで、下水道の取付管が街路樹の根っこに圧迫されて、変形して下水道の流れが悪かったという事例が1件ございました。   これの対応につきましては、埋設物の管理者である上下水道課と、あと道路管理者、建設課で協議の上、支障となる根の除去、あと根を大きく切ったときのバランス等もございますので、枝の剪定も行いました。その際は、造園業者さんのアドバイスを受けて実施したところでございます   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ありがとうございます。   多分1か所、そういうような影響が出たということは、間違いなく周りのほうでも起きると思いますから、今後も十分注意して見守りしていただきたいと思っております。   続きまして、更新するか、舗装していくかということに関しての再質問になると思いますけれども、やはり今後、ますます高齢化が進んで、歩道の整備というのは大変重要になってくると思います。車椅子や電動三輪車、シニアカーなど、移動を支援する乗り物が増加する傾向になると思われます。   場所によっては、やはり擦れ違うための歩道の幅の確保というのが重要になってくるかと考えられますので、放置状態の植樹ますに関しては、早急にアスファルトなどで整備し、そういった歩道の確保に努めていただきたいと思いますが、その点については、どうでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答えいたします。   自転車歩道等の幅員等でございますけれども、歩道の幅員を設計する段階で、植樹ますの幅員等を除いて、歩行者だったり自転車が通る幅が確保できるように設計ではなってございます。   ただ、議員御指摘のとおり、これから新設する道路等については、やっぱりできるだけ歩行空間を確保したいということで、植樹ますの新設はしてございません。   もう木がなくなった植樹ますについては、やっぱり歩行空間の確保のために、今後、舗装化を進めていきたいと考えてございます。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ありがとうございます。   その辺で幅を確保しているというのは私も承知しております。   ただ、自転車と歩行者とはまた違って、電動三輪車とかシニアカーとなってきますと、幅がちょっと広くなってきますから、何分やはり運転技術的なことも考えますと、街路樹がない植樹ますに関しては、早急にそういった障害にならないようにしっかり対応していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。   続きまして、街路樹のマネジメント基本方針について、ちょっと再質問させてもらいます。   国土交通省は、道路を管理する自治体に、点検を効率的に進めるためのガイドラインを今月3月までに取りまとめると公表いたしました。   ガイドラインの内容を踏まえ、本市が抱える課題を整理して可視化することが大変重要かと思っております。   基本方針を定め、適正な維持管理を行い、街路樹の量ではなくて、質の向上を図るべきだと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。   国土交通省で、樹木等の管理のガイドラインの策定を進めているという情報はお聞きしてございますが、まだ詳細については、年度末まで策定がかかるということで、こちら市町村まで落ちてきていない状況でございます。   やっぱり何かしらの指針がなければ、適正な維持管理ができないと思いますので、国交省さんのガイドラインができたら、そちらを情報収集しまして、自治体規模、あと街路樹の本数等にもよると思うんですけれども、南陽市で一番適切な管理ができるよう、国交省のガイドライン等ができましたら、調査研究していきたいと思います。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ぜひ国交省のガイドラインができましたら、それをまず見ていただきまして、やはり本市の街路樹問題、これはずっと続くと思います。やはり南陽市本市として、基本的なマニュアルというのを作ることによって、職員の方への負担だったり、予算が今後、どういった形でというのも見やすくなると思いますから、私はぜひ作っていただきたいと思っております。これは要望になります。   あとこれは1点、ちょっと御紹介といいますか、御存じだと思うんですけれども、今やっぱり街路樹の維持管理が非常に大変だと、目視だけではなかなか判断できない。   今朝のニュースで、街路樹ではありませんが、東京の公園で2日続けて樹木が倒れまして、2日目のときは、1人の方がけがをされたという報道があります。   これも今後、ますますやっぱりいろいろなところで出てくるのかなと。これからやはり街路樹に葉をつけて、花をつければ、枝も重くなりますし、風が当たる面積というのは増えます。当然倒れるリスクというのが大きくなるわけです。   そういったところ、今テクノロジーを利用しまして、診断するシステムというのも開発されてきております。樹木の写真をアップロードすると、樹皮や枝の状態、葉のつけ具合、そういったものに対してAIが即座に診断して、異常を知らせるという仕組みがあるようです。   専門家の手を借りずに、多くの樹木を短時間で診断できるというシステムですので、そういったことも今後、研究していただきまして、職員の業務の負担軽減につながったり、あとは目視だけではなかなか分からないと思います。専門ではありませんので、カビとか、コケの生え具合だったり、そういったことも含めてシステムで管理できるというものでありますし、多分できたばかりで、どこまでの性能かはまだ分かりませんが、これからますますもっと発展というか、進展していくと思います。   そういったことで、デジタルを利用して、管理していくということが今後必要かと思いますが、それについては、どうお考えでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの議員の御質問にお答え申し上げます。   東京都世田谷区の砧公園で、週末に10メーター以上の桜の木が倒れて、女性のけがだったり、あと車の損壊だったりということで、全国ニュースになりました。   そこら辺、やっぱり緊張感を持って、街路樹ではないですけれども、公園の桜の木ということでございますので、南陽市も同様な事例がありますので、注意していきたいなと思います。   議員からありましたAIを使った診断システムについては、ちょっと承知してございません。ただ、今、橋梁の点検診断等、インフラでもそうですけれども、維持管理点検分野で様々なAIを活用したシステムが出てきております。   議員さんが承知しているそのシステムについても情報収集しながら、情報をいただきながら、今後より良い維持管理ができるよう、あと職員の負担軽減ができるよう、調査研究していきたいと思いますので、御指導をお願いしたいと思います。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ありがとうございます。   ぜひそういったことをちょっと研究していただきまして、本当にこれから職員の方も次の方へとどんどん変わっていくときに、スムーズに更新されて、同じ方法で安全に点検等ができるような仕組みというのをつくっていただければ、かなり精神的にも違うのかなと思いますので、前向きに御検討していただきたいと思います。   続きまして、雪捨場の維持管理について再質問させていただきます。   現地調査は、常駐確認されていると、市長の答弁がございました。   私、今年現地に赴きまして、4日間現地におりました。実際に除雪管理している業者の方と話をして、私が除雪機の助手席にも乗りまして、実際に押している状況、あとは次々に排雪へ来られる大型ダンプ、2トン、1トンダンプを含め、あとは民間個人の軽トラックの排雪というか、作業を見ておりました。   私、1日だいたい2時間いて4日間続けたんですけれども、その段階だけで、5台動けなくなった車がございました。次々に排雪車が来るものですから、なかなか手伝って押すというのがやっぱりなかなかないんですね。見ていると、長い人で、1時間以上1人で、まず荷台から雪を下ろして軽くして、パレットを下に敷いたり、押したり、苦労されて、何とか出た人もいました。あとは同じ仲間の方が、後から来た方がワイヤーで引っ張ったり、あとはもう大きいものですと、ローダーで、バケットで後ろを軽く押すようなことをやったりしているのが現状でありました。非常に安全面でも、かなり大変だなと、危険も伴うなというふうに見たところであります。   現地調査を行っているということですが、その辺の情報というのは入っているんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答えいたします。   雪捨て場の管理につきましては、先ほどの市長答弁のとおり、南陽市除雪組合さんのほうの委託契約の中で常駐管理をお願いしている状況でございます。   ただ、議員御指摘のとおり、中村議員が現場を確認したときに、2時間で4日間、5台スタックということで今お聞きしましたので、建設課でも除雪組合さん任せにならないように、パトロールを行いまして、雪捨て場の担当の業者さんに聞き取りして、どういった解決策が一番いいのかということで模索していきたいと思います。   どうもありがとうございました。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  そうですね。ちょっと私もいる間だけで、どなたか現場へ見に来られたかというと、正直どなたも来ておりません。   その管理する業者のほうで、いろいろと話を聞いたときに、やはりちょっと個人の方も、初めて来られる方、あとは冬場の雪捨てだけで来られる方、そういう方が多いんですね。大型ダンプですと、皆さん、運転に慣れているもんですから、先ほど市長が言われたとおり、融雪剤が混ざった雪に関しては、できるだけ奥へと、固まりづらくなりますから、そういった方法はできているんですね。   ただ、やはり民間の方、個人の方はそういったルールといいますか、分かっていなくて、非常に危うい状況だったり、クラクションを鳴らされたり、そういった状況もありましたので、ちょっとルールですか、声がけというのは、オペレーターは常に乗って作業していますから、そこから降りて入る方それぞれに声がけというのはなかなか難しいですので、その辺、もうちょっと仕組みを検討していただければ安全につながるのかなと思いました。   あと、雪が解けて、車がはまっちゃって動けなくなるということに関して、私の提案といいますか、要望なんですけれども、応急処置としまして、雪面硬化剤というのを散布するという方法がございます。融雪促進剤とも言われますけれども、硫酸アンモニウムという薬品、肥料ですね。農業の現場では、安価で即効性の期待できる窒素肥料として使用を多くされております。   スキー場では、ゲレンデにまいて、ゲレンデの雪、コースが溶けないよう、スキー利用客が安心して乗れるように、もう何十年も前から使用しているものでございます。   そのような方法で、雪捨て場を管理する方法というのは御存じでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答えいたします。   硫酸アンモニウムにつきましては、ネット上とかでは、やっぱりスキー場の雪面管理に使っているということは承知していたんですけれども、近隣自治体とかで使っているということまでは、ちょっと把握してございませんでした。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  私は、例えば南陽市だと建設課さんに当たりますけれども、県内35市町村のうち31市町村に直接電話して確認を取らせていただきました。雪面硬化剤、硫アンを知っていたのは、31市町村中六つの市町村だけでした。   そして、実際に使用しているのは四つの市町村だけでありました。   スキー場で昭和時代からずっと使用されているものですけれども、やはり肥料ということで、土壌に与える影響はどうなんだろうということで、これもいろいろと調べたところ、過去に大学のほうで2回ほど、場所は違って、大学も違うんですが、スキー場の地質調査を行った研究報告がされております。大量に散布しなければ、水質、人体に悪影響はなく、基準値を超えるデータも出ていないという調査結果であります。   しかし、スキー場では、少なからず植物や小動物などに影響は出ているのではないかということで、今後も調査を継続するという報告でありました。   やはりスキー場に行くと、春なんかに行くと、やけにゲレンデのところの草が緑色に見えると思うんですが、あれは肥料をまいてあるということで、そのゲレンデ上はとにかく緑がきれいだというような状況なんだと思います。   スキー場と雪捨て場はちょっと違いまして、面積も狭くて、全面に散布するということではないんですね。あくまでも気温が上がって、車両がちょっと通行しづらくなる、一般的に言うと、雪がざけてきたというような場所、または、部分的な場所で穴が空いてきたりするんですね、見ていると。   できれば、そこにぜひ来年度散布のテスト、実験をしていただいて、どのようになっていくのか。   実際に使用している自治体さんに確認したところ、てきめんに効くんだそうです。夕方まいてから帰って、次の日にはもう固まっていると。そうすると、非常に車が安心して通行できますと。   ほかの自治体さんで、雪捨て場に行っているトラックの業者の運転手さんに確認したところ、あるところは、とんでもなくひどくて、もう車が壊れるくらいの勢いで、もうすごいんだそうです。あれでは、本当にもう危ないというような話がありまして、何とかできないかというようなことがあって、今回、いろいろと調べたんですけれども、部分的な場所、それも使う期間は短いですから、ぜひ利用してみて、それで安全が確保できるようであれば、車の破損が防げるようであれば、よろしいかと思いますので、ぜひ本市でも研究していただきたいと思います。要望です。   続きまして、談話ホールについて質問させていただきます。   談話ホールの現状は、先ほど市長からもありました。   ただ、私は、議員になる前からいろいろ仕事でも庁舎のほうに来る機会があったわけですけれども、正直、あまりあそこを一般の方が、いい意味で利用しているという印象はなかったんですよ。   あくまでも業者の方とか営業の方が、アポイントの合間にあそこで座っている、話をしているというのが多くて、また、テーブル、椅子もなかなかの歴史があって、レトロで、私は大好きなのですけれども、非常に座りづらい。一旦座るとなかなか足腰の弱い方は、立ち上がるのに苦労するような深さなんですね。非常に大きくて高級感はありますけれども、やっぱりあそこは、まだまだちょっといろいろと改善の余地があるのではないかなと思っております。   ショーケースを見ても、今はちょっと変わりましたけれども、その前はほとんど変わり映えがなくて、ショーケースの中に虫が結構入っていたり、今は、ショーケースが変わって、中も入れ替わりましたけれども、多分やはり、次に更新するまでに時間がかかるのかなと思って見ております。   そこで、私、提案なんですが、本市には、元酒蔵をリノベーションして、賞をいただいた企業もありますし、革製品で素晴らしいものを作っている企業もあります。   あとは伝統工芸ですとか、あとは先ほど出ました菊まつりとか、イベントでそういうアートを手がけるお店なんかもございます。   できれば、あの談話スペースをもっと有効活用してはどうかなという思いで、今回、質問させてもらったわけです。   例えば市民からアンケートとか提案、デザインなんかを募集するとか、もしくは南陽高校市役所部などにも協力をお願いして、どういったアイデアがあるかとか、やはりケーキとか食べ物を作ったりというのも南陽高校市役所部がやったことは分かっております。ただ、形に残らないと、なかなかいいことはやったというイベント感はあるんだと思いますが、逆に形として残るようなものを提案して、それが実際に実現したときの喜びというのは、多分それは一般市民の方であり、南陽高校生の市役所部の方であり、私たちの提案したものが形になったというのは、ずっと残ると思うんですよ。それが仕事への喜びにつながって、南陽市に戻ってきたい、南陽市で仕事をしたいというのにもつながるのかなと思っております。   先ほど市長も言いましたが、予算をかければ幾らでもできます。ただ、あそこをフリースペースといいますか、開放して、そういった企業の方に自分のPRをしてもらうために、そこの工事はその企業さんにお願いするとか、そこのスペースを分けて、いろんな企業の方とか、展示したい方にお貸しする。それが、無償でいいと思うんですが、決まった業者ではなくて、様々な方が定期的に自主的に管理してもらうと。職員の方が管理するんではなくて、展示している業者さんが自ら管理して、季節ごとに入れ替えるとか、様々なことだって可能だと思うんですよ。   そうしたほうがいろんな意味で市役所に来る楽しみが増えたり、それを目的に来る方、市役所に来た方がそこで休憩したりできるんではないかなと思っておりますが、その辺の考え方について、市長、どう思いますか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  今、全国で様々な自治体の庁舎が老朽化して改築されているところを実際に行って拝見しますと、市民の方の憩いの場を整備している自治体庁舎が多いなということを感じております。   これまでは、議員のおっしゃるとおり、用があった方がちょっと時間を過ごすという目的が、そうなっていたので、それに沿った状況になっていたと思いますけれども、今後、用がなくても市役所に来ていただいて、憩いの場にしていただくというような、これまでとは違った目的を付加するのかどうか、そこら辺も含めて、今後のあるべき庁舎の在り方については議員とも意見交換をしながら、考えていく必要があろうというふうに思っております。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ありがとうございます。   やはり公民館とか、いろんなイベント会場では、様々なイベントがされます。ただ、やっぱりそこに来られる方というのが正直限定されていたりとかはあると思うんですね。   市役所に関しては、多くの方が、そういったものに関係なく、いろんな方がいろんな理由で来られます。その方にぜひ見ていただける機会の場といいますか、そういったことがあると、全く興味がない人が来ても、いろいろなものがあれば、当然そこで新しい興味を持つということもありますから、地元の木材とか間伐材とか、様々に利用した家具、テーブル、椅子などを作っていただく、そういったことで、ぜひ南陽市が開かれた市になって、市民が来たときに、入ったときに明るいイメージになれるような、そんな雰囲気になっていただければと思っております。   ぜひその辺を今後検討していただいて、スペースの有効利用、入ったときに南陽市はいいよねと、明るいよねと思ってもらえるような庁舎になってもらうことを要望しまして、私の一般質問を終了させていただきます。 ○議長  映像は使われなかったのか。 ○中村孝律議員  すみません。   (映像表示)   これ、国交省の公園の倒木の図でございます。   これが南陽高校のところの、根上がりによるアスファルトがめくり上がってきたところですね。   これも、同じです。多分この辺りは、全部下水の問題になったところだと思いますけれども。 ○議長  以上で、5番中村孝律議員の一般質問は終了いたしました。大変御苦労さまでございました。   ただいま一般質問中ではありますが、本日はこれまでとし、日程に従い、明日に引き続きたいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 散   会 ○議長 本日は、これにて散会いたします。   御一同様、御起立願います。   御苦労さまでした。     午後 2時50分 散 会 令和8年3月9日(月)午前10時00分開議 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議事日程第2号 令和8年3月9日(月)午前10時開議 日程第 1 一般質問   散   会 ──────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  議事日程第2号に同じ   ──────────────────────────────────────────────────── 出 欠 席 議 員 氏 名 ◎出席議員(16名)   1番   髙  岡  遼  多  議員   2番   大  友  太  朗  議員   3番   茂 出 木  純  也  議員   4番   佐  藤  和  広  議員   5番   中  村  孝  律  議員   6番   外  山  弘  樹  議員   7番   佐  藤  信  行  議員   8番   小  松  武  美  議員   9番   濱  田  藤 兵 衛  議員  10番   伊  藤  英  司  議員  11番   須  藤  清  市  議員  12番   山  口  裕  昭  議員  13番   島  津  善 衞 門  議員  14番   高  橋  一  郎  議員  15番   板  垣  致 江 子  議員  16番   遠  藤  榮  吉  議員 ◎欠席議員(0名)   説明のため出席した者の職氏名 白 岩 孝 夫 市長 大 沼 豊 広 副市長 長 沢 俊 博 総務課長 穀 野 純 子 みらい戦略課長 小 野 勝 司 情報システム 主幹 島 貫 正 行 財政課長 大 沼 清 隆 税務課長 川 合 俊 一 総合防災課長 竹 田 啓 子 市民課長 髙 橋 直 昭 福祉課長 佐 藤 幸 代 障がい支援主幹 嶋 貫 憲 仁 すこやか子育て 課長 山 口 広 昭 農林課長 渡 邊 正 規 商工観光課長 嶋 貫 幹 子 観光振興主幹 加 藤 善 和 建設課長 遠 藤 晃 司 上下水道課長 髙 橋 宏 治 会計管理者 堀   裕 一 教育長 鈴 木 博 明 管理課長 安 達   心 学校教育課長 田 中   聡 社会教育課長 角 田 朋 行 史跡文化主幹 吉 田 茂 樹 選挙管理委員会 事務局長 佐 野   毅 監査委員事務局長 (併)DX普及主幹 山 内 美 穂 農業委員会 事務局長 ──────────────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 太 田   徹 事務局長 江 口 美 和 局長補佐 小 阪 郁 子 庶務係長 楠   賢 史 書記 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開   議 ○議長(遠藤榮吉議員)  御一同様、御起立願います。   傍聴席の方もお願いいたします。   おはようございます。   御着席願います。   これより本日の会議を開きます。   ただいま出席されている議員は16名全員であります。   よって、直ちに会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第2号によって進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~   日程第1 一般質問 ○議長  日程第1 一般質問であります。   本定例会において一般質問の通告のあった議員は9名であります。   一般質問においては、発言される議員、答弁される執行部ともに簡明に行い、その成果が十分に得られるよう、そして市民の負託に応えられるよう、特段の御配慮をお願いいたします。   それでは、順序に従い一般質問に入ります。 ─────────────────── 山 口 裕 昭 議員 質 問 ○議長  最初に、12番山口裕昭議員。   〔12番 山口裕昭議員 登壇〕 ○山口裕昭議員  おはようございます。   12番、保守公明クラブの山口裕昭です。   あさって、3月11日で東日本大震災発生から15年目の節目となります。改めて被災なされた方々へ衷心よりお見舞いを申し上げます。   この場で何度か御紹介いたしましたが、私は震災当日に、大学受験のために仙台に向かった長男を探すために、震災の翌日に仙台に行ったことがあります。息子を探すために立ち寄った小学校の体育館で目にしたのは、お年寄りも子どもたちも、体を横たえることもできず、砂ぼこりの舞う中パイプ椅子に座り込む姿でした。   寒い中、毛布やタオルを体にかけて、うつろな目で天井を見上げ、疲れ果てて仮眠を取っている様子を見て、まるで戦場のようだと感じたものでした。   先月28日に、アメリカとイスラエルがイランで大規模な空爆を行い、現在、中東地域では多くの国々を巻き込んだ大規模紛争に発展しております。   今後、我が国においても、エネルギー供給が不安定になる可能性があることはもちろん、様々な影響が懸念されるところです。   また、2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、4年の歳月が経った今でも、全く終わりの見えない状況が続いており、今もなお多くの生命が毎日のように失われております。   二つの紛争については、相関関係が少なく、全く別のものではありますが、そこで犠牲になるのは、常に何の罪もない一般市民です。   1949年に採択されたジュネーブ条約は、戦争や武力紛争において一般市民を人道的に保護し、戦争の犠牲を最小限に抑えることを目的として、196か国以上が締結しており、実質的な世界共通のルールのはずですが、現状を鑑みれば、ほとんど機能していないと言えます。様々な考え方、思想があることは十分に承知しておりますが、私たちは今こそ、この国の国防について真剣に議論すべきときに来ているのではないかと思います。   特に、本市を含む北日本は、冬季間どうしても暖房のため、多くのエネルギーを必要としていますが、今起こっている紛争の地域は、エネルギーの安全保障上、非常に重要な地域となります。もしも、このたびの中東での紛争が年末に起こっていたら、年明けにかけてエネルギー価格が上昇し、大きな社会不安が広まったと考えます。大変不謹慎ではありますが、これから暖かくなる時期だったことは不幸中の幸いとも言えるのかもしれません。   今年は、2月半ばから気温の高い日が続き、この時期としては、目を疑うような春先の景色が市内各地で見られます。桜の開花は、2月1日以降の積算温度が600℃に達すると開花するという600℃の法則が目安として知られています。気象庁などによる開花予想を見ますと、本市の周辺の開花は、4月5日前後と、かなり早い予想となっております。   ここ数年は、市当局の対策が実を結び、ウソという鳥による桜の花芽の食害も以前よりかなり少なくなったように聞いております。桜の名所百選に選ばれている烏帽子山公園の千本桜も、今年は例年より早く見られるかと思いますので、子どもの頃から見てきた、故郷の原風景の美しい姿を今から楽しみにしております。   それでは、通告に従い、一般質問を行わせていただきます。   白岩市長が現職に就かれてからもうすぐ3期12年が経過しようとしています。   市長就任時に、50年に一度と言われながら、2年連続で発生した豪雨災害からの復旧復興事業への対応を行い、「3人っ子政策」では、人口減少への対策を、また「ラーメン課R&R事業」をはじめとする観光振興や「自分ごと化会議」での市民参加型の市政の推進など、この間、様々な施策に取り組んでこられました。   本年7月29日に、市長の任期が満了となり、残り任期が5か月を切った現在、これまでの市政についての総括と、既に一部報道で明らかになっているようですが、改選に当たって市長御自身の御意思を改めて確認するため、以下の質問を行います。   (1)3期12年の総括について、この間の市政について、率直な自己評価をお聞かせください。   ①これまでの御自身の市政運営について、評価する点。   次に、同様に反省点があれば、お聞かせください。   (2)7月の任期満了時の対応について、出馬の意思の有無を改めて率直にお聞かせください。   続いて、職員の技能継承について伺います。   先日、全国版のネットニュースで、本市が公開した生成AIプロンプト集748例についての記事を拝見いたしました。   本件は、全国に先駆けて開発された成果を評価された事例で、本市の職員の中に、このような高い知見と専門性を持つ方がいることは、非常に素晴らしく、誇らしいことであると考えますが、その多くがあと数年で役職定年を迎える年齢であります。   専門性の高い技能ほど、継承には多くの時間と手間がかかることは自明の理でありますが、その正しい継承ができなければ、今後、行政のパフォーマンス低下は避けられないことが非常に懸念されることから、以下の質問を行います。   来年度、役職定年を迎える職員が多数いると聞いていますが、具体的な人数を教えていただきたい。   (2)いっときに、多数の役職定年者が発生した場合、現場の混乱も予想されますが、対策は考えているのでしょうか。   (3)技術技能の継承について、どのような対応を考えているでしょうか。また、職員のOJTや職場内研修、外部講習などについて、計画的な運用はなされているのでしょうか。   最後に、有害鳥獣駆除における保険の在り方などについて伺います。   近年、有害鳥獣、特に熊やイノシシなどの大型の獣による住民被害が数多く報告されており、昨年には本市でも職員が職務中に大けがを負うような重大な事案が発生しています。   このような大型獣への対応には、猟友会会員により構成される有害駆除隊が当たることが一般的ですが、近年の全国的な有害鳥獣被害の拡大により、全国的に多くの事故が発生しています。   報道などによれば、そのような事案では、補償に伴い、有害駆除隊と自治体の間でトラブルになることも多いと聞くことから、以下の質問を行います。   猟友会会員が加入している狩猟事故共済保険では、有害鳥獣駆除に伴う事故に関して補償されないと聞いていますが、その点については確認しているでしょうか。   (2)通常有害鳥獣駆除を自治体が猟友会に依頼する場合、別途保険に加入する必要があるようですが、対応はされているでしょうか。   最後に、近年、ロシアのウクライナ侵攻などに伴い、弾薬の価格が高騰しており、実弾練習や駆除に当たる際の負担が重くなっております。今後、先ほど述べた中東での紛争に伴い、弾薬などのさらなる価格高騰も予想されるなど実情を踏まえ、適正な補助はなされているでしょうか。   以上、壇上からの質問とさせていただきます。御回答よろしくお願いいたします。 ○議長  答弁を求めます。   白岩市長。   〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  おはようございます。   12番山口裕昭議員の御質問にお答え申し上げます。   初めに、3期12年の総括についての1点目、これまでの市政運営について評価する点でございますが、これまでの市政運営は、議員各位、市民の皆様の御理解と御協力、また、職員の懸命な努力のたまもので遂行できていることを改めて深く感謝申し上げます。   評価につきましては、皆様にお任せしたいと存じます。   次に、反省点についてでございますが、まだ取組の途上でございますので、最終的な成果と反省を述べる段階には至っておりませんので、御理解賜りますようお願い申し上げます。   次に、任期満了による出馬の意思についてでございますが、御支援をいただいている皆さんの御意見を伺い、出馬しない意思を固めたところでございます。   残された任期につきましては、責任を持って全力で取り組んでまいりますので、皆様の御指導と御支援を賜りますようお願い申し上げます。   次に、職員の技能継承についての1点目、来年度役職定年を迎える職員の人数についてでございますが、来年度60歳を迎える職員14名のうち、管理職の役職定年となる職員は11名でございます。   次に、2点目、いっときに多数の役職定年が発生した場合の対応策についてでございますが、役職定年となる職員の意向を踏まえた柔軟な働き方に配慮するとともに、役職定年により専門員として後輩職員を指導し、さらに、これまでの経験や知識を次の世代へ継承していただき、現場が混乱しないよう、今後の人材育成及び適材適所の人員配置に努めたいと考えております。   次に、3点目、技術技能の継承についての対応と、職員のOJTや職場内研修、外部講習などについて計画的な研修の運用をされているかについてでございますが、令和7年4月に南陽市人材育成基本方針を策定し、求められる人材の育成と確保に向けた推進体制を構築し、職員一人一人の能力を発揮できるよう、役職や年齢に応じた研修の充実を図っております。   また、土木・建築技師等につきましては、山形県等が主催する各種研修会に参加し、自己のスキルアップと技術力の向上に努めております。   さらに、デジタル技術の活用を推進するため、若手職員の育成や専門的な知識・技能の習得に向けた職場内研修を民間企業からの人材も活用しながら、計画的に実施しております。   そして、技術技能の継承という部分では、組織全体で属人化を防ぎながら、計画的に若手職員の育成に取り組み、安定した技術力を維持できるよう努めてまいります。   次に、有害鳥獣駆除における保険の在り方についての1点目、猟友会会員が加入している狩猟事故共済保険では、有害鳥獣駆除に伴う事故に関しては、補償されないと聞くが確認しているか及び2点目、通常、有害鳥獣駆除を自治体が猟友会に依頼する場合、別途保険に加入する必要があるが対応はしているかについてでございますが、本市では、有害捕獲等を行う南陽市鳥獣被害対策実施隊を非常勤特別職の職員として委嘱しており、市内における有害鳥獣の捕獲等について、公務として従事いただいております。   議員が御指摘の狩猟事故共済保険は、補償の対象が狩猟を行う際の個人のみに限定され、実施隊の活動は補償対象とならないことから、本市では、市町村向け鳥獣被害対策総合補償制度及び緊急銃猟時補償費用保険に加入し、隊員の銃やわなの使用により、他者が傷病を負った、または死亡した場合や、隊員自らが傷病・死亡状態になった場合等、活動中に起こり得る事故に対して補償可能な体制を整えております。   次に、3点目、近年の弾薬価格が高騰する実情を踏まえ、適正な補助はされているかについてでございますが、県補助金を活用し、市から赤湯猟友会に対して弾薬購入経費の支援を継続しております。令和2年度には、1人当たり3,000円、令和3年度は1人当たり6,000円、令和7年度から1人当たり1万円と支援上限額を拡充してきた経過があり、今後ともさらなる拡充について県に要望の上、有害鳥獣の捕獲を担う赤湯猟友会への支援を継続してまいります。   以上でございます。 ○議長  再質問に入ります。   12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  最初に、今、市長から非常に重い御発言があったかと思うんですけれども、まず、最初の進退についてお聞きいたします。   これまでの市政について評価する点、反省点については、そう来たかというような感じなのではあるんですけども、私個人的には、腎臓透析専門病院の誘致でしたり、南陽病院の整備であったり、いろいろ功績はおありになるのかなと私は思っているんですけれども、その辺は、市長の奥ゆかしいところかなと多少は思っています。多少ですよ、多少。   反省点は、私が言うまでもなく、市民の方々が判断することだと思いますので、そこは私から言いませんけれども。   もう一つ、だとすれば、市長として、ここまでの時点でやり残したなと思うこととか、これはやったぞというようなことがあれば、ぜひお聞かせください。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  山口議員の御質問にお答え申し上げます。   やり残した点につきましては、ほかの議員の方からも質問がございますけれども、やり残したというよりは、行政は、どの時点においても、今やり残している事案はない、今、何の課題もないという状態はないわけです。常に複数の、しかもこれまで出たことのない課題が発生してきて、それに対応しなければいけないという状態です。   これまでも様々な機会でお話ししておりますけれども、特に現在については、小中学校の適正配置、適正規模について、最も大きな課題であるというふうに認識しております。これについては、現在、教育委員会で様々な検討を進めておりますけれども、これは数年、中期的にかかる事業でございますので、これが一つ。   それから、大きなものとしては、人口減少対策です。私が1期目に掲げた政策の中で、最も重要なものは人口減少対策というふうに位置づけておりますけれども、コロナ禍前までは、合計特殊出生率がちょっとずつではありましたけれども、上がるトレンドにありました。   これは一定の成果と見ることもできるかもしれませんが、コロナ禍で大きくそれが減少してしまっていると。それは本市だけではなくて、全国的、あるいは先進国共通の課題であるかもしれませんけれども、それをどう対処するか、それに対してどう合計特殊出生率を回復させていくかについては、まだ、これから、さらに力を入れていかなければいけない分野ですので、その辺があろうかというふうに存じます。   反省点については、日々9割9分は常に反省していることですので、全てが反省点というふうに考えております。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  日々反省という非常に謙虚なお言葉をいただいたわけなんですけれども、常にいろいろとやっぱりあったと思うんです。   ただ、私個人的には、その小中学校の適正配置ですとか、人口減少問題とか、まだまだ手をつけなくちゃいけない問題があった中で、今現在の状況で、家庭の事情等、いろいろとあるとは思うんですけれども、お辞めになるのは非常に残念かなと思っているところです。   ただ、一つ残念だったのは、一昨年6月に、ハイジアパークの問題があったときに、給与半額という話があって、それが議会から議決を得る前にプレスリリースされたことがありますよね。そのときに、議会軽視じゃないかという話がこちらのほうにあったわけですよ。   今回も、一般質問で通告書を出しているわけなんですけれども、それにもかかわらず、先に報道が出てしまったというのは、非常に残念だなと思うんですけれども、これこそ議会軽視じゃないかと思っているんですけれども、議会との関係については、どのようにお考えですか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  先日、御支援いただいている皆様の御意見をお聞きするための会合があった際に、報道機関の取材があって、その内容について、一部、報道機関から報道されたことだというふうに思っております。   それについては、報道機関の皆様とも、そのときにお話をしたんですけれども、ぜひ9日に一般質問がありますので、そちらで正式にお話をさせていただきますのでということも申し上げた上で、報道機関は報道機関の御判断があったのかなというふうに思っております。   議会との関係につきましては、そうした一般質問で正式にお話を申し上げるというふうに申し上げたとおり、議会と当局は議会の議決がなければ執行することはできないわけですので、常に議会の皆様の御意思を尊重しておりますけれども、それぞれの立場によって、それぞれのお考えがあるのかなというふうにも考えているところでございます。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  個人的に残念だなと思っただけなんですけれども。今回、お辞めになるというか、出馬されないということを表明されたわけですので、これ以上、これについて質問しても仕方ないことですので、この件については以上で終わりたいと思います。   続いてですけれども、技能の継承についてです。   来年度役職定年が多い原因なんですけれども、私が聞いている中では、平成2年前後の入庁者が特に多かったという話があると思うんです。このことを考えれば、それに対応するために、近年の採用人数を少しずつ増やすとか、そういう対策が必要だと思うんですけれども、近年の採用実績というのは、どのようになっているんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  お答え申し上げます。   過去5年の採用人数等でお示ししたいと思います。令和7年度の採用というのは、令和8年の4月1日採用予定でございますけれども、その人数が17名、同じように令和6年度が11名、令和5年度が5名、令和4年度が9名、令和3年度が8名でございました。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  今回の17名ということで、ここ2年ほどは二桁ということなんですけれども、一気に定年というか役職定年になるから、一気に採用するということでは、三十数年後にまた同じことが起きるわけですよね、当然。   何の進歩もないんじゃないかと私は思うんですけれども、普通に考えれば、もっと長期的な計画で山をなだらかにするような形で考えるべきじゃないかと思うんですけども、その辺はどうお考えですか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  お答え申し上げます。   実は、令和6年度は定年退職者がいない年なものですから、そういった中で、今回16名の退職者が出る予定でございます。   役職定年を迎える方は4名なんですけれども、近年、若い方の退職が増えておりまして、今回16名の退職、そしてそれを補完するための17名の採用となっているわけでございますけれども、先ほど山口議員のほうからございましたとおり、役職定年というのは人数が把握できるわけでございますので、そういった部分も含めて、採用を計画してまいりたいと考えてございます。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  今、若い方が大量退職されたという話もお聞きしましたけれども、その辺はよく分からないですけども、結構大変なことだなと思うんですね。それの原因については、ある程度、把握されているんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  お答え申し上げます。   若い方の退職でございますけれども、もともと南陽の方ではなくて、例えばほかの市に住んでいる方が南陽市役所に採用された方、その方が、実際に自分が住んでいる市町村のほうの試験のほうに合格されたので、そちらのほうに移られるというふうな方だったり、あとは学生時代、関東のほうで過ごされまして、同じように関東のほうの市のほうに採用が決まったので、行かれる方、または、御家庭の事情等でどうしても辞めなければならない、そういった方が多いというふうな認識でございます。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  家庭の事情でお辞めになるのは仕方ないと思うんですけども、それの前の二つの内容については、腰掛けと言われても仕方ないんじゃないかなと思うんですよね。それはちょっとどうかなと思うんですけど、その辺は、採用のときに確認することは難しいとは思うんですけれども、防ぐ手だてもないようにも思いますけれども、もうちょっと何とかならないのかなと。   職業選択の自由がありますから、入ってから何年間はいろというのも難しいとは思うんですけど、やっぱりその辺はちょっと何とか少し対策していただいて、市のほうに残っていただけるような方策を考えていただかないと、ずっとそれが続くんじゃないかなと思うんですけれども、例えば現在の職員の構成というのは、例えばどのようになっていますか。年代的に大きな偏りはないですか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  年代での偏りというのは、あまりないのかなと考えております。例えば、先ほど、来年度役職定年される方の人数を11名と申し上げましたけれども、その次の年は、現時点では1名、その次も3名、そういった、たまたま来年度が役職定年される人数がかなり多いというふうな状況でございまして、年代的に偏りというのはあまりないというふうに感じております。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  来年度の11名、総務課長も入っていたと思うんですけど、すごく優秀な方が大量に役職定年になるということで、非常に心配なんです。11人の大量の役職定年となれば、経験の浅い課長補佐職が課長になる状況もかなり増えると思うんです。そのときに、いろいろな精神的な苦痛じゃないですけども、難しい部分があるのかなと。しんどい部分があるのかなと思うんですけれども、それについてのメンタル的なケアなんかも重要だと思っているんですけども、それについて何か対策とかは考えていますか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  お答え申し上げます。   新たに昇格になる方への対応ということで、事前にこういうふうな対策を考えているというものはございませんけれども、役職定年されても、まだ調査は行ってございませんが、大部分の方が市役所のほうに残って働いていただけるものと感じておりますので、今後、役職定年が終わった後についても、新しく課長、または課長補佐になられた方のサポートをしっかりしていただきまして、対応していただければなというふうに感じております。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  一番心配なのは、ここの場所は結構緊張しますよね。私も最初にこの場で質問したときは、口が渇いて仕方がなかったです、本当にのどが渇いて。すごく緊張すると思うんです。ここで話すのは、独特の雰囲気もありますし、かなり緊張されると思いますので、それについてもいろいろ何かケアしてあげないと、なかなか大変なのかなと思います。   専門員として残っていらっしゃるということで、いろいろなサポートはしてもらえるとは思うんですけれども、その辺は頑張っていただいて、何とか少なくとも1年間は役職定年となった専門員の方にいろいろ寄り添っていただけるとか、そういう感じでサポートしていただければ、そのメンタル的な部分もつらくないのかなと思うので、その辺は少し優しい対応をしてあげていただきたいなと思います。   次に、講習の件なんですけども、外部講習等は年間どの程度、派遣を行っていますか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  お答え申し上げます。   外部の講習には、全国の市町村職員が対象となっております市町村アカデミー、さらには、山形県内の市町村職員が対象となります山形県職員研修所での研修、さらには置賜も同じようなレベルがあります。   年間ですと、大体40から50くらいの研修項目がございまして、総人数で言いますと、庁舎内の新規採用職員とか、そういった研修も含めてなんですけども、200名から250名派遣しているような状況でございます。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  ある程度、行かれているので非常にいいかとは思うんですけども、よそに行って講習をして、そこで経験を積んでくるというのも非常に大事じゃないのかなと私は思います。   庁内で職場研修というのも大事だと思いますけれども、外に行って、外の空気を吸って、外のほかの自治体の方とお話しすることも非常に大事なことだと思いますので、ぜひその辺についても拡充していっていただきたいなと思います。   あと、一つ、確認なんですけども、例えば庁内で職員の方が資格などを取った場合に、資格手当などの優遇措置というのは取られているんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   長沢総務課長。 ○総務課長  お答え申し上げます。   そのような手当等はございません。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  ありがとうございます。   そういうのはないということなんですけれども、民間にはよくあるんですよね。例えば資格難易度に応じた成果主義的な優遇措置があれば、取るほうもある程度モチベーションが上がるのかなと。   日常業務をやっている中で、そこでスキルアップのために勉強するというのはなかなか大変なんですよ。私も資格を取ったことがありますけれども、やっぱり目の前にニンジンがぶら下がっていないと、頑張って資格を取れば、この後、給料が上がるよとか、そういうのがあると何とか頑張れるんですけども、なかなかそうじゃないと、取るモチベーションが上がらないというのがありますので、ぜひその辺についても、対応できれば対応していただきたいなと、検討いただきたいなと思います。   続いて、もう残り時間も少ないですので、猟友会の保険について確認しますけれども、今、市長のほうから、有害駆除隊のほうについては、公務として行っていただいてるということになっていますけれども、公務として行っているということは、例えば従事中に転倒してけがなどをされた場合などに労災なんかは出るんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   山口農林課長。 ○農林課長  山口議員の御質問にお答えいたします。   実施隊については非常勤の特別職と、ただいま市長が申し上げたとおりでございまして、基本的には、公務で負った部分であれば、市が補償するというようなことが前提になるわけでございますけれども、一般的には、それを民間のそういった有害駆除実施隊用の保険で賄わせていただくというようなことになろうかと思います。それで過不足が出る部分については、きちんと行政で手当をするというようなことになろうかと思います。   以上であります。 ○議長  12番山口裕昭議員。 ○山口裕昭議員  全国的に猟友会はすごく高齢化が進んでいるんです。私もこの間、猟友会の総会に出席したんですけれども、70歳以上の方がほとんどで、もう本当におじいちゃんなんですよ。   当然、有害駆除へ行くときには、平らな場所だけじゃないので、いろんなところで転んだり、けがをしたり、本当に大変なんですね。足をくじくだけならいいんですけど、骨がもろくなっていますから、転んでそのまま骨折しちゃったりということもあり得るんですよ。   その辺も加味してあげないと、なかなかできないのかなと思います。今、ある程度カバーしていただけるということで安心しましたけれども、ぜひその辺についても、今後も駄目ですよと言わずに、面倒を見てあげていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。   ここから先はちょっと通告外になるかと思うので、要望になるかとは思うんですけれども、猟友会会員というのは、本当に全国的に高齢化が激しくて、全体の6割以上が65歳以上になっているんです。   また、そもそも猟友会という会自体が、自然の中で鳥や獣を狩るスポーツの愛好会みたいな、もともとはそういうものなんですね。本当にゴルフクラブとか、サッカークラブとか、そういうクラブと、もともとの考え方というのは変わりないんですよ。そういう同好の士が集まる趣味のサークルなんですよ、もともとは。   ただ、民間で銃を所持して、その扱いに慣れていて、獣に対して、狩りに対して、ある程度知見を持っているということで、行政から依頼されて駆除に当たっているわけです。   実際、私も含めてですけれども、猟友会の方というのはいろんな方がいますけど、私は特に鴨とかの鳥ぐらいしか撃ったことないんですよね。そういう方もいっぱいいらっしゃるんですよ。その中で、限られた会員の方が、本当に慣れている方が自分の危険を顧みずに、責任感のみのボランティアで大型獣の有害駆除に当たっているというのが実情だと思うんです。   本当はもっと若い方にたくさん会員になっていただいて、何とかしていただきたいというのが本音なんですけども、銃を保持して猟を行うには、銃の所持許可の講習を受けに、試験を合格する必要があるんです。これは私も議員になったときに試験を受けたんですけれども、合格者が受験者27名中5名だったんです。そのうち3名が高校のライフル部の部員さん、社会人は2人だけです。50歳以上は私しかいなかったです。結構、難しいんですよ。   その後に、所持許可を受けるために、公安の厳しい資格の審査と検査があるんですよね。やっとそれで銃所持が認められるんです。   確かに物が物だけに、基準を甘くし過ぎるとまずいというのは分かるんですけども、実際に、ある程度の年齢を過ぎたら、試験の審査を通過するのは本当に難しくなると思います。なので、本当に若いうちしか取れないんじゃないのかなと、私は思うんです。   また、狩猟税とかの支払いもなかなかのものなんですよ、実際のところ。金額はここでは言いませんけれども、なかなかです。猟友会の有害駆除になれば、公的な補助もあるんですけれども、ただ、それでも子育て世代の会社員などではなかなか支出がつらいくらいの金額にはなります。   今、市長のほうが答弁で、市のほうから弾薬の補助等もあるということを聞いていますけども、確かに頂いていますけども、それだけだと全然足りないので、実際はその部分に対しても支出になるんです。   そういうことを考えると、やっぱり職員が銃猟できるような資格を取得していただけるようなことを促していただいて、ガバメントハンター制を取って、猟友会と協力して有害駆除に当たっていただいてはどうかなというふうに要望したいなと思うんです。   熊の出没地があちこちにすごく増えていて、あちこちに熊が出没する中、猟友会の高齢化がこれまで以上に進んで、市民生活に影響が出る前に、ぜひ検討していただきたいなと思いますので、それを要望して、私の質問を終えたいと思います。   以上です。 ○議長  以上で、12番山口裕昭議員の一般質問は終了いたしました。御苦労さまでした。   ここで暫時休憩といたします。   再開は11時とします。     午前10時42分 休 憩 ───────────────────     午前11時00分 再 開 ○議長  再開いたします。   休憩前に引き続き一般質問を行います。 ─────────────────── 濱 田 藤兵衛 議員 質 問 ○議長  次に、9番濱田藤兵衛議員。   〔9番 濱田藤兵衛議員 登壇〕 ○濱田藤兵衛議員  9番、日本共産党所属、濱田藤兵衛です。どうぞよろしくお願いいたします。   南陽市の大学生等向け育英事業の改善を求めて、一般質問をしたいと思います。   南陽市の大学生等向け育英事業の改善を求めて、関連の質問を行いますが、育英事業の中の奨学金の改善を求めるのは、度々引用しております、2024年2月の日本共産党南陽市委員会の市民アンケートで、子育て支援の分野で、学校給食費の無償化と並んで返済不要の奨学金制度を望む声が多かったからであります。   (1)まず、南陽市の育英事業の実態についてお伺いします。   南陽市報令和8年1月1日号で、「令和8年度市育英事業奨学資金を貸与します」との見出しで、貸与制奨学金の案内がありました。大学生の場合、月額2万円、入学一時金30万円の貸与で無利子であるとの説明です。募集期間は1月19日から2月27日までであり、今日現在、募集は終了しております。   ①過去3年間、令和5年度から7年度までの奨学生は、高校生・大学生それぞれ何人ずつだったでしょうか。令和8年度の奨学生は高校生・大学生それぞれ何人の予定でしょうか。   また、創設当初の奨学生の人数(1980年頃)、20年後の2000年頃の奨学生の人数はどれほどだったでしょうか。   ②最近の南陽市育英事業の予算は、当初年間350万円程度と決算報告に書かれてありますが、調定額として300万円、年によっては1,000万円近い額を収入に加えて決算報告されています。   この残額決算額が年によっては600万円から900万円となっています。単年度の育英事業の予算に加えられている調定額とは、どのような性格のものか、お伺いいたします。   また、繰越金や返還金なのでしょうか。決算後の残金はどのように処理されているのでしょうか、お伺いします。   ③文教厚生常任委員会の場で、この奨学事業について積立基金があるとお聞きしましたが、存在するのか否か、存在するとしたら額は幾らなのか、お伺いいたします。   (2)最近、国立、私立を問わず、大学等の入学金・授業料が大幅に値上げされる事態が進み、大学生の中に大きな不安と混乱を呼び起こしています。   国立大学の授業料は、2004年の国立大学の独立法人化に伴い、文科省が授業料標準額を53万5,800円、入学金を28万円と定めましたが、安倍政権により、これを基準に120%の上限の範囲内で、各国立大学が授業料を独自に決定することが許可されました。これにより、大学授業料が値上げされ、現在、国立大学の多くが年63万円前後まで値上げされています。   この授業料と入学金がいかに多額であるかは、1972年まで入学金5,000円、授業料は年間1万2,000円だったことと比較すると、よくお分かりかと思います。   同様に、私立大学の授業料も値上げが続き、平均授業料は、2013年の86万円から2023年には約96万円に値上がりしております。   高等看護専門学校の授業料も、現在、年24万円から75万円ほどとなっております。   この値上がりの根本原因は、1970年代から受益者負担論と、80年代の臨調行革路線による教育費の削減が行われ、政府はこの20年で運営交付金を13%、1,631億円削減しました。この削減額は、学生・大学院生1人当たり年28万円にも上っています。   このことに起因する大学授業料の値上げにより、奨学金を借り、バイト漬けの学生が増え、卒業時には約半数の学生が奨学金返済という借金を平均300万円、大学院では500万円以上抱えることになります。その上、バイト漬けのため、成績が下降して奨学金の打切りが行われる学生は、2023年度末で1万9,000人、約7.6%にも上るといいます。   新聞報道による実例を紹介しますと、中国地方の国立大学4年生のKさんは、「現在、授業料は貸与型奨学金で払っています。卒業後100万円の借金になります。午後10時から午前6時までの深夜バイトを週5日行い、週40時間以上働いて生活費を賄います。バイト先は養護老人ホームとコンビニをかけもちし、どちらも時給1,150円です。」養護老人ホームとコンビニのかけもちというのは、深夜割増をもらうための策だと思われます。「1日4時間から5時間の睡眠です。ゼミの課題の準備が満足にできず、先輩に「ちゃんとやれよ」と言われました。大変な状況を分かってくれる人が誰もおらず、「やってられない」と退学が頭をよぎりました。」と述べています。   大学等に進学する前に諦めざるを得ない高校生もおり、地元の南陽高校のある卒業生は、理学療法士志望だったが、福祉施設で3年間、非正規雇用として働き、介護福祉士の資格を取り、資金をためて県内看護学校に進学しているといいます。   現在、在籍の南陽高校生の中にも、成績は優秀だが、家庭が豊かでないために就職(公務員)志望にせざるを得ない生徒がいるとお聞きしております。   大学生や青年の厳しい生活は深刻化し、近年奨学金返済を苦にして青年が自殺するという痛ましい事件が多発し、2024年には、20代、30代で18人の自殺という事態となったと報道されています。   このように、奨学金返済が深刻な社会問題となり始め、労働組合が社員の奨学金返済のための賃金引上げを要求し、企業側が奨学金返済手当を制度導入し、それを宣伝して社員を募集する企業、日本ロールという企業だそうですが、現れ始めております。   これらの一層深刻化する実態を踏まえ、青年・大学生・高校生を支援する体制を一刻も早く充実させる必要があると私は思いますが、いかがでしょうか。   ①南陽市育英事業奨学資金制度では、卒業後7年以内に1か月当たり1万1,500円の返済をすることになります。これに加えて、日本学生支援機構の自宅外貸与型無利子奨学金月額5万1,000円も併用している場合、返済期間を15年とした場合、最初の7年間の返済額は1か月当たりおおよそ幾らの返済額になるか、お伺いいたします。   ②貸与奨学金の額、月額2万円は現在の授業料や生活費の高騰化の中で適格な金額と考えられるかどうか。また、貸与か給付か、申込みの時期など、制度の見直しが必要との検討はしているかどうか、お伺いいたします。   ③南陽市奨学資金制度の市民からの評価はどのようでしょうか。南陽高校市役所部や、南陽みらい議会で、奨学金の充実を求める声はなかったのでしょうか。   (3)そもそも日本の国立大学の授業料への公的負担の割合は32%と、経済協力開発機構(OECD)加盟36か国中ワースト2位、G7ワースト1位であります。   日本政府は長年、受益者負担といって学生に負担を求める政策を進めてきましたが、この議論は誤りであり、学生の学びで利益を受けるのは社会であるとする認識が世界標準だそうです。だから、費用を社会が負担するのは当たり前だとして、ヨーロッパの国々では教育費が無償化されております。   残念ながら、憲法26条に掲げられた我が国の学ぶ権利の保障は劣悪で、当面は日本学生支援機構の奨学制度の改善拡充と、各県市町村の奨学金制度の改善充実を図ることが必要だと思われます。   ①全国の県市町村で実施している給付型・返還助成給付奨学金制度は、大学卒業後3年以上地元で働くことや、難関大学や医学部などの条件をつける自治体もありますが、中にはその市町村の住民である、日本学生支援機構の給付型奨学生であることだけを条件として、入学時に一括給付する制度のものもあります。   後者の自治体に倣い、南陽市育英事業奨学資金制度を貸与型だけでなく、給付型も取り入れる、貸与型を廃止し給付型だけにする、日本学生支援機構の給付型奨学生採用者を条件にする方向性は考えられないでしょうか。   学生の負担軽減はもちろん、返済事務、採用選考事務など、南陽市の事務的負担も少なくできるのもメリットではないかと思いますが、いかがでしょうか。   ②山形県村山市の村山市夢応援奨学金事業に倣って、入学時一時金40万円を給付する奨学生事業を検討してみてはいかがでしょうか。   以上、南陽市の奨学金制度が改善されれば、5年、10年と経過するうち、多くの南陽市在住の高校生が夢を諦めずに進学して学び暮らし、中にはふるさと南陽市で働き暮らしたいと、南陽市に戻ってくる若者が増えることが期待されます。   市長、教育長、関係部署の英断を期待いたします。御回答よろしくお願いいたします。 ○議長  答弁を求めます。   白岩市長。   〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  9番濱田藤兵衛議員の御質問にお答え申し上げます。   初めに、育英事業の実態についての1点目、過去3年間及び制度創設当初とその20年後の高校生及び大学生の奨学生の人数と令和8年度の奨学生の予定人数についてでございますが、直近3年間の状況は、令和5年度が大学生2名、令和6年度も大学生2名、令和7年度は大学生1名で、高校生の利用はない状況で推移しております。   令和8年度につきましては、高校生、大学生ともに応募がなかったため、育英事業利用者はいない状況でございます。   なお、昭和55年度の奨学生数は17名、平成12年度は29名であり、時代の変遷の中で、進学率や社会状況の変化に伴い、利用人数は推移してきている状況でございます。   次に、2点目、単年度の育英事業の予算に加えられている調定額とはどのような性格のものかについてでございますが、育英事業予算の調定額につきましては、主に過年度貸与分の返還金でございます。   本事業は貸与制であることから、卒業後に返還される資金を原資の一部として循環運用しております。そのため、返還金が歳入として計上される構造となっております。   年度により残額が生じるのは、返還状況や新規貸与人数の増減によるものであり、残額につきましては翌年度へ繰り越し、引き続き育英事業の財源として活用している状況でございます。   次に、3点目、育英事業の積立基金と積立額についてでございますが、市の育英事業につきましては、地方自治法の規定に基づき、定額の資金を運用するための基金が二つございます。   令和8年2月現在の基金残高は7,560万4,639円であり、将来にわたり安定的に制度を継続するための財源として、条例に基づき適切に管理しているところでございます。   次に、青年・大学生・高校生を支援する体制を一刻も早く充実させる必要があるの1点目、市の育英事業と日本学生支援機構を併用した場合、最初の7年間の1か月の返済額についてでございますが、御質問の条件で試算した場合、最初の7年間における月額返還額は2万5,100円となる試算でございます。   次に、2点目、貸与額は適格か、また、制度見直しの必要性について検討しているかについてでございますが、議員御指摘のとおり、近年の授業料や生活費の上昇については承知しておりますが、貸与額の引上げや給付型制度の導入を行う場合には、財源確保や制度の持続可能性、公平性の観点から総合的な検討が必要となります。   現段階で具体的な改正予定はございませんが、社会情勢や利用実態を踏まえ、今後の育英事業の在り方について研究を続けてまいります。   次に、3点目、育英事業制度の市民からの評価についてでございますが、育英事業は長年にわたり利用実績があり、一定の評価をいただいているものと認識しております。   また、南陽高校市役所部の部員や南陽みらい議会の議員などとの意見交換の場において、本事業の充実を求める具体的な要望が出されている状況にはございませんが、今後とも、利用状況や市民の声を踏まえながら、適切な制度運営に努めてまいります。   次に、日本学生支援機構の奨学制度の改善拡充と、各市町村の奨学金制度の改善充実についての1点目、市育英事業への給付型導入の可能性についてでございますが、若者の進学機会の確保は重要であり、令和6年6月議会の濱田議員の一般質問にお答え申し上げましたとおり、高等教育機会の均等を図る取組は必要であると認識しております。   現在、日本学生支援機構では、高等教育費の修学支援制度を拡充し、負担軽減のための奨学金制度の充実や、授業料や入学金の免除・減免等に加え、多子世帯を対象に所得制限なく授業料等の減免支援を実施し、学生だけでなく子育て世帯の経済的負担軽減を図る取組を進めております。   本市でも、県との協調によるやまがた就職促進奨学金返還支援事業を実施しており、実質的に給付型の性格を有する支援を行っていると捉えておりますので、引き続き、県との協調事業に取り組みながら、学生の負担軽減に努めてまいります。   次に、2点目、村山市夢応援奨学金事業と同様の事業を検討してはどうかについてでございますが、議員御提案の村山市の制度は、経済的理由により進学が困難な世帯を対象に、住民要件や非課税世帯要件等を定めた上で、進学時に一括給付を行うものであり、進学初期の負担軽減に資する取組であると認識しております。   一方、本市の育英事業は、貸与型として返還金を循環活用しながら、持続可能な制度運営を図ってきた経過がございます。   本市において同様の制度を導入する場合には、目的、財源規模、対象要件、効果検証の方法等を十分整理する必要がありますので、今後の参考事例として研究を行ってまいります。   以上でございます。 ○議長  再質問に入ります。   9番濱田藤兵衛議員。 ○濱田藤兵衛議員  御回答ありがとうございました。   それでは、再質問させていただきたいと思います。   この質問を用意するに当たりまして、南陽高校と高畠高校、3人の奨学金担当者、学年主任の方にお会いをして情報をいただいてまいりました。その際、要望されたことが3点ありましたので、まず、この点についてお伝えをし、御回答を得たいと思っております。   第1番目は、南陽市の奨学金制度の応募要項が学校に来ておらず、今回、この濱田の訪問で初めて知ったという方が全員でした。お三人とも南陽市在住ではありませんので、その点は触れておきたいと思います。   ぜひ南陽市報だけではなくて、学校にも案内をいただきたい、そういう要望がありましたので、まず、第1の質問とさせていただきます。   二つ目の質問、要望については、現在の毎年1月から2月の募集時期では、時期が遅過ぎて利用できない。募集時期をもっと早めてもらいたい。1月、2月では、もう3年生は受験場に行っている。それから、就職する生徒は学校には来ないで就職のための自動車学校に通っているとかというわけで、かなり実務的には不利な時期であります。もっと早い時期でお願いしたいという要望でありました。いかがでしょうか。   それから、第3点は、貸与制はもうやっておりますけれども、在学の高校生にも給付制の奨学金が欲しい、そういう要望がありました。   以上、3点について御回答いただきたいと思います。 ○議長  答弁を求めます。   鈴木管理課長。 ○管理課長  それでは、ただいまいただきました3点の御質問について、それぞれお答えを申し上げます。   まず、1点目でございますが、御質問にありましたとおり、現在の市の育英事業の周知については、市報と主にホームページのほうで広く市民の方に周知をしている状況でございますが、学校のほうにもというふうなことでございましたので、どこまでの範囲かは検討する必要があると思いますけれども、そちらについては検討をしてまいりたいというふうに思ったところでございます。   あと、2点目の募集の時期でございますけれども、これも、これまで1月から2月ということでしてきてはいるんですが、確かに御質問いただいたとおり、もう少し早くてもいいのかなというふうに受け止めましたので、この点については、次年度に向けて前向きに検討したいというふうに思ったところでございます。   3点目の高校生に対する給付型ということでございましたけれども、来年度から、高校のほうの授業料も無償化に向けて、私立高校の授業料の支援の金額も上がってくる、公立高校については実質無償化になっているという状況も踏まえまして、給付型の奨学金が必要なのかどうかについては、先進自治体などの事例も含めて少し研究を重ねたいと考えてございます。   以上でございます。 ○議長  9番濱田藤兵衛議員。 ○濱田藤兵衛議員  御回答ありがとうございました。   高校生への貸与型ではなくて給付型について、ぜひ御検討いただきたいと思います。   といいますのは、お父さん、お母さんの世代は、もう30年の日本の給料がどんどん減らされ、逆に物価がどんどん上がってきたという中で、非常に経済的に疲弊しております。   私が知っている限りでは、労働者の賃金の平均のピークは1996年で、今はそれから80万円、90万円下がっている。昔は年間の労働者の賃金平均は460万円、470万円だったんですが、今は年間390万円、380万円に下がっていると言われています。   したがいまして、今までとは違いますよということも、ぜひ加味していただきたいと思います。   次の質問ですが、市長にお伺いしたいと思います。   この奨学金問題は、2月になって急に注目が集まっています。2月15日付朝日新聞では、奨学金返済の利率が350倍になると報道されており、2月26日、国会では立憲民主党の斎藤嘉隆議員が奨学金返済減税を主張して、話題になっています。   そもそも、日本国憲法第26条第1項には、全て国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有するとあります。加えて、民主党政権時代の2012年、日本政府は国際人権規約の第13条2(c)項、これに定められました高等教育の漸進的無償化への留保を撤回し、大学などの授業料の無償化を進める義務と責任を受け入れています。   これらの条文と政府の政策判断によれば、日本でも誰もがお金の心配なく大学に通えることが当然の権利であると理解すべきではないでしょうか。   しかし、実態は、先ほどの質問で述べたとおり、授業料、入学金の値上げが続いております。この結果、山形県内でも若者の高等教育離れが進んでいることが明らかになりつつあります。   昨年12月28日TUYは、山形県による県民へのアンケートの結果を次のように報道しております。   山形県は、県民の意識や生活の実態を探る今年度の県政アンケートの結果をこのほど公表しました。調査からは、多くの県民が自然や食に満足している一方で、生活の利便性や子育て環境には課題を感じている実態が見えてきました。   今回の調査は、県内に住む18歳以上の男女、およそ1,400人から回答がありました。深刻なのは、子育て環境に対する考えです。理想とする子ども数は2人または3人がそれぞれ4割を超えていますが、実際には理想の人数を産めないという人が多く、その最大の理由は、子育てや教育にお金がかかり過ぎるという経済的な不安でした。   県の子育て環境に満足しているという人は、全体の25.9%にとどまっています。吉村美栄子知事がよく口にする、子育てするなら山形県とは程遠い実態です。   2025年3月に、山形県内の高校を卒業した生徒の進路状況を県が公表しました。県がまとめた学校基本調査の結果によりますと、今年3月の県内の高校卒業者数は8,390人で、前の年より154人増加しました。   進路状況は、大学への進学率は50.5%と、前の年より0.5ポイント低下しました。これは全国平均の62.6%を大きく下回る数値です。県内の大学への進学率も26.1%となり、僅かに減っています。   また、就職率は23.2%で、前の年を0.7ポイント上回りました。山形県の就職率は、全国平均が13%台で推移する中、依然として高い水準となっています。   少子化が進む中、進学、就職ともに、県内で学び県内で働くという選択をどう支えていくか、また、県外に流出した若者をどう呼び戻すのか、引き続き、県の抱える課題は多い現状です。これがニュースの中身です。   このような報道や一般質問で紹介した若者の自殺率の統計などについて、南陽市でも例外ではないと思われますが、今の若者の置かれた状況を市長はどのように受け止め、少子化対策をどのように進めるお考えなのか、お伺いしたいと思います。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  現在の若者が置かれている状況についての認識でございますけれども、高度経済成長期、先の見通しが非常に立ちやすい状況とは大きく異なり、世界的にどう変化していくか分からない、しかもそのスピードというのは非常に速いというふうに変わってきているというふうに認識しております。   そうした中で、将来への不安なく教育を受けたり、家庭を持ったり、働いたり、そうしたことができる環境づくりというのは大変重要なものという認識は濱田議員と一致しているのかなというふうに思っています。   高等教育機会の均等を図る取組が必要と、一昨年の議会でも申し上げましたけれども、そういう意味では、国の教育の機会均等を図る取組も大分進んできているのではないかというふうにも認識しております。   それが、時代の変化に追いついているのかどうかということについては議論があると思いますけれども、そうした流れというのは一定のコンセンサスがあると思いますので、ぜひ地域にかかわらず、国民の若者が等しく、自分の希望が叶う環境というのを進んでいけばいいなというふうに思っております。 ○議長  9番濱田藤兵衛議員。 ○濱田藤兵衛議員  御回答ありがとうございました。   経済的不安が進行しているという認識は一緒だというようなことで、全くその点は私も再度強調したいなと思います。   といいますのは、世論調査をしても59.6%の人が経済的な不安があると、そのように回答しているというふうに聞いております。   したがいまして、やはりかなり大きな経済的な不安というものが進行しているのだということも、ぜひ皆さんにも御承知いただきたいなというふうに思いました。   次に、高校生、大学生に対する具体的な支援策についてお聞きしたいと思います。   先ほど一定の御回答がありましたが、さらにという意味です。特に隣の高畠町等では、かなり進んだ取組をしているようですので、私が南陽市について十分に知っているというわけでもありませんけれども、例を挙げますので、ぜひ御回答いただきたいと思います。   大学生への支援について最も進んだ政策を行っているのは、北欧の国々だというふうに認識しています。例えばデンマークでは、日本の教育予算割合の3倍の割合を使って、大学までの授業料は無料、一人暮らしの学生の奨学金は月13万8,000円を給付し、在学中に結婚し子どもが生まれたら追加給付をするといいます。   これに対して、日本の場合、東京私立大学教職員組合の調査によれば、私立大学入学時に平均194万円の借金をしないと対応できないという実態だそうです。日本の高校生、大学生、若者は本当にかわいそうだという状況だと思っています。しかし、支援策としてはいろいろと考えられるのではないでしょうか。   隣町の高畠高校に伺ったときに、高畠高校生への高畠町の支援を教えられました。その後、自宅に帰ってホームページを開いて調べました。高畠町のホームページには、五つの支援策が並べられております。   その支援策とは、高畠町在住者の高校生に1人20万円を上限に、一つ目、就学支援金新入生、最大10万円、2年生、3年生、各3万円の給付。二つ目、高畠町内に就職する予定者対象に自動車運転免許取得費用の2分の1補助。3点目、高畠駅利用の通学生対象にJR定期券購入費用の2分の1の補助。第4点目、高畠町内在住で半径2キロ以上の通学生対象に、スクールバス利用料の全額補助。5点目、高畠町在住の生徒対象に、立教大学入学金20万円給付するというものです。   若者への支援策として、高畠町や壇上から紹介した大学入学時に40万円を給付する村山市の高校生、大学生支援マインドに学びながら、南陽市はそれを超えた若者支援策をぜひ行ってほしい、そのように要望したいと思います。   市長の考え、具体策案をさらにお伺いしたいと思います。   なお、村山市については、貸与ではなくて入学時に40万円を給付するということについては、村山市の市議会でも問題になって、議員から質問があったそうです。村山市に帰ってきてから借りていたお金を返してやるというのはいけないのかという質問があったそうですが、それに対して、市長は村山市在住だった高校生、大学生がその後どこに行って暮らそうが、その40万円を充実した生活に使ってもらえれば、それでいいのではないかと、そのような答弁だったそうです。私はなかなか感心したいと思う答弁だったなというふうに思っております。付け加えております。   市長の考え、どうぞよろしくお願いします。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  今、近隣自治体の様々な制度について、御紹介いただきありがとうございます。  その目的は、様々にあろうかというふうに思います。また、その支援の在り方も様々にあろうかと思いますけれども、南陽高校に対して南陽市が行っている支援は、金銭的な支援よりも探究学習の支援を重視しているということが特徴であろうかというふうに思っております。その学習の充実自体が高校生の皆さんの未来を切り開いていく、生きる力を育む、そういった支援ではないかなというふうに思っているところです。   しかしながら、議員がおっしゃる金銭的な支援も支援の在り方としてあるのかなというふうに感じておりますので、どういった支援が高校生の未来にとって有効で必要なのか、様々な情報を収集しながら考えてまいりたいと思っております。 ○議長  9番濱田藤兵衛議員。 ○濱田藤兵衛議員  市長の最後の答弁、金銭的な助成も考えるという点について、ぜひ具体化していただきたいと思います。   以上をもって、私の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ○議長  以上で、9番濱田藤兵衛議員の一般質問は終了いたしました。御苦労さまでした。   ここで暫時休憩といたします。   再開は、午後1時といたします。     午前11時38分 休 憩 ───────────────────     午後 1時00分 再 開 ○議長  再開いたします。   休憩前に引き続き一般質問を行います。 ─────────────────── 外 山 弘 樹 議員 質 問 ○議長  次に、6番外山弘樹議員。   〔6番 外山弘樹議員 登壇〕 ○外山弘樹議員  6番、保守公明クラブ、外山弘樹です。よろしくお願いいたします。   明後日3月11日は、東日本大震災の発生から15年を迎えます。昨年のこの定例会でも触れさせていただきましたが、改めて震災で犠牲となられた多くの方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。   また、昨年2月に発生した岩手県大船渡市の山林火災についても触れさせていただきました。最終的には鎮火まで41日間を要し、焼失面積は約3,370ヘクタール、死者1名、建物被害は226棟にも及び、平成以降、日本最大規模の山林火災となりました。   さらに、その後の3月には、岡山市や愛媛県今治市でも、400ヘクタールを超える大規模な山林火災が発生したほか、全国各地で山林火災が頻発しました。   被害に遭われた皆様には、改めて心よりお見舞いを申し上げるとともに、被災された地域の一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。   本市においては、令和6年5月、秋葉山にて大規模な林野火災が発生しました。あれからもうすぐ2年を迎えようとしています。   現在は森林再生に向け、多くの関係機関や地域の皆様の多大な御尽力と御協力によりまして、着々と復興事業が進められております。改めて、関係された皆様に感謝の敬意を表するものであります。   これから春を迎え、より空気が乾燥し、火災が発生しやすい時期となります。市民の皆様におかれましては、火の取扱いには十分に御注意いただき、地域全体で火災予防の意識を高めていくことが非常に大事であると感じております。   それでは、さきに通告をしてあります質問をさせていただきます。   1、令和7年度の整理と今後につなぐ市政運営についてお聞きします。   本年度も最終盤を迎える中で、これまでの市政運営を振り返り、今後の市政にどのようにつなげていくのかということは、大変重要な視点であり、市民の皆さんにとっても関心の高いところであります。   その観点から、以下のことについてお伺いします。   (1)市政運営の基本的な考え方について。   ①これまでの市政運営を振り返る中で、本市としてこれからも大切にしなければならない市政運営の基本的な考え方について、市長はどのように考えられておられるでしょうか。   ②「市政の軸」として、今後も引き続き大切にしていかなければならないと考えていることは何でしょうか。   (2)主要施策の成果と課題の総括について。   ①本年度を振り返ったとき、主要な施策や各計画について、本市としてはどのような点を成果と捉えていて、また、どのような点を課題として整理されているでしょうか。   ②その課題解決に向け、次年度において具体的にどのような改善を図ろうとしているのか、特に大きな課題について市長の考えをお聞きします。   ③また、その課題のほかに、今後はさらに力を入れていく必要があると考えていることは何でしょうか。   (3)市政運営を支える行政体制についてお聞きします。   ①市政を継続して前進させていくためには、行政組織の方針を職員間で共有させ、併せて、その連携が重要であると考えます。本年度を振り返る中で、行政組織として、どのような点を重視して、今後どのような体制づくりを進めていく考えでしょうか。   ②今後さらに組織力を高めていくためには、どのようなことを意識して体制を整えていく考えでしょうか。   (4)市民への情報発信と説明責任について伺います。   ①本市の施策の進捗状況や成果・課題など、市政の取組を市民の皆さんに分かりやすく伝えていくことは、非常に大切であると考えます。本年度の取組を踏まえて、情報発信の面で工夫されたことや、今後さらに取り組んでいきたいことについて市長のお考えを伺います。   以上、壇上からの質問といたします。御回答をよろしくお願いいたします。 ○議長  答弁を求めます。   市長。   〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  6番外山弘樹議員の御質問にお答え申し上げます。   初めに、市政運営の基本的な考え方についての1点目、これからも大切にしなければならない市政運営の基本的な考え方及び2点目の市政の軸として今後も引き続き大切にしていかなければならないことについてでございますが、施政方針でも述べておりますとおり、将来にわたって持続可能で公正であるかを行政運営の基本とし、それを今後も引き続き大切にしてまいりたいと考えております。   次に、主要施策の成果と課題の総括についての1点目、主要な施策や各計画の成果と課題についてでございますが、令和7年度の主な施策を挙げますと、秋葉山の林野火災からの復興植樹、新宮内公民館の開館による地域のにぎわい創出、ふるさと納税額の過去最高額の更新、ラーメンカードラリーの参加者数増加による交流人口の増加、健幸ポイント事業の参加者数の増加による健幸のまちづくりの進展、ゆうぷらなんようの整備による引きこもりや不登校児童の支援などのほか、物価高対策といたしまして、全市民応援クーポンの配布や小・中学校や保育園等の給食費高騰支援、デジタルスタンプラリーによる夜間飲食店・宿泊業支援など、幅広く市民や事業者の生活を守る取組を行ってまいりました。   また、昨年実施いたしました市民意向調査では、南陽市第6次総合計画の基本目標7項目のうち、5項目で前回調査時以上の市民満足度となっており、総合計画としても成果があったものと捉えております。   一方で、課題として一つ挙げれば、出生数の減少がございます。   本市の出生数は、令和2年の197人以降、コロナ禍で急激に落ち込み、令和5年に129人となったものの、令和6年にやや上向き160人となりましたが、令和7年は再び減少に転じ140人となっております。   本市を取り巻く少子化の状況は非常に厳しいものと認識しており、今後より一層の対応が必要なものと考えております。   次に、2点目、課題解決に向けた具体的な改善についてでございますが、第6次南陽市総合計画後期基本計画におきまして、重点プロジェクトとして、地方創生2.0の実現を掲げております。   地方創生2.0は、地域の強みや魅力を活かして、人口減少や高齢化といった課題に対処し、持続可能な社会の実現を目指すものであり、本市といたしましては、少子化への対応を最重要課題の一つとして位置づけ、今後5年間で横断的に取り組んでまいります。   これまでも、多子世帯の支援や医療費の無償化、来年度の給食費の無償化をはじめ、0歳から2歳児保育施設の増設や、保育施設等の改修支援など、子育て世帯の経済的支援や子育て環境の改善を行ってまいりましたが、令和8年度は出生率の低下の一因となっている非婚率の増加に着目し、広域的な自治体同士のつながりを活かした結婚推進事業を進める予定でおります。   結婚を望む男女の出会いから、結婚、出産、子育てまで、切れ目のない支援を強力に推し進めることで、合計特殊出生率が人口置換水準の2.07に近づくよう、各種施策を展開してまいります。   次に、3点目、その課題のほか、今後は何に力を入れていく必要があると考えているかについてでございますが、令和7年1月に教育委員会から、小中学校の適正規模・適正配置の基本方針が示されたことから、将来の生徒数の推移及び施設の在り方について十分に検討し、最適な教育環境を構築していかなければならないと考えております。   また、シティプロモーションの強化による、さらなる本市の知名度向上が必要であると考えております。   これまで、出張先でのトップセールスや市外の催しへの出店、各種観光プロモーションや南陽市ラーメン課事業による発信、SNSによる広報戦略などの様々な取組のほか、市内事業者による各種物産展への出展や品評会での受賞など、官民連携で知名度向上、本市の魅力の発信、物産販売の強化等に取り組んでまいりました。   昨年、南陽市のラーメンがテレビの全国放送で何度も特集が組まれるなど、これまでの取組が身を結んできている部分はございますが、全国的に見れば、本市の知名度はまだまだ低いものと認識しておりますので、今後においても継続してシティプロモーションに取り組み、交流人口や関係人口の増加、ふるさと納税の推進、地域産業の活性化やにぎわいの創出、物産振興等につなげてまいりたいと考えております。   さらに、言うまでもなく、先ほども挙げましたが、人口減少は国難と言える重大な課題であり、長期的な取組が必要となります。   次に、行政運営を支える行政体制についての1点目、行政組織としてどのような点を重視して、今後どのような体制づくりを進めていくかについてでございますが、市政を継続して前進させていくために、職員との情報の共有は大変重要なことであると認識しております。   そのため、副市長、教育長との定期的な打合せ、また、副市長及び総務課長、みらい戦略課長、財政課長と月曜日に打合せするマンデーミーティング、さらに庁舎1階の課長または2階の課長と火曜日に打合せする部門別ミーティングを実施しており、全員が同じベクトルで進んでいけるような体制を整えております。   さらに、毎月開催しております定例課長会議におきましては、重要事業や各種計画の策定、市が主催するイベントなどを報告し合い、それを各職場で共有して、全職員が市の事業を把握するように努めております。   次に、2点目、今後さらに組織力を高めていくためには、どのようなことを意識して体制を整えていくかについてでございますが、社会課題は高度化・複雑化しており、現在の組織体制では対応できない課題も出てきております。専門職員の配置や課の枠組みを超えたプロジェクトチームやワーキンググループの設置など、職員の英知を集めて政策を進めていく必要があり、さらに、前例にとらわれず、課題を解決する柔軟な発想が組織力向上の基盤になってくるものと考えております。   一方で、既存の事業の見直しやDXの推進による業務改善などを進めることが増大する業務量への対応として必要であると考えております。   次に、市民への情報発信と説明責任についてでございますが、市報やホームページ、SNSなどで情報発信を行ってはおりますが、まだまだ改善の必要があるものと認識しております。   改善策の一つとして、令和8年度にホームページのリニューアルを予定しており、利用者が目的とするページに容易に到達できるよう整備するとともに、発信する情報については、常に内容を更新しながら、児童や生徒でも理解できるような、分かりやすく質の高い情報をお届けできるよう努めてまいります。   以上でございます。 ○議長  再質問に入ります。   6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  御答弁ありがとうございました。   今回ですけれども、令和7年度の市長がこれまで進められてきた市政運営について、現時点ではどのように整理されていらっしゃるのかお聞きしたくて、このような質問をさせていただきました。   これからお伺いする再質問についても、市長の考え方、そして方向性などについて確認の意味も踏まえて、またお聞かせいただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。   それでは、今日の午前中、山口議員の質問も含めて、中には同じような繰り返しの質問もあるかもしれませんので、率直なお考えをぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。   また、先ほど市長から、いっぱい具体的な施策をお聞きして、具体的に丁寧にお答えいただいたので、ちょっと時間が心配なので、できるだけ簡潔に、私のほうも質問を進めさせていただきたいというふうに思いますので、御答弁のほうもどうかよろしくお願いしたいというふうに思います。   それで、まず最初に、市政運営の基本的な考え方についてですけれども、先ほどの話では、行政の基本ということでお答えをいただいております。   そこで、市長に質問ですけれども、これまで市政を担ってこられた中で、今、市長が示されているいろいろな施策があるわけですけれども、その施策を達成するために、先ほど御答弁いただいたことを踏まえて、特に市長が意識されていることが何かあれば、お聞かせいただきたいです。よろしくお願いします。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  御質問にお答え申し上げます。   多くの施策が、それぞれ質や量が違うものが多数ございますけれども、どの事業においても意識するのは、職員の皆さんと目的を共有することでございます。何のためにその事業をやるのかというところが共有されないと、細部において、いろいろとそごが生じてくるということもございますし、大きな目標を共有することが成果を上げることにつながると思いますので、そういった点を意識しながら進めてまいりました。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  分かりました。目的を共有するということで、この後にもちょっと共有という言葉が出てきますけれども、非常に大切だと思いますので、また引き続きぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。   それから、次になりますけれども、主要施策の成果と課題の総括についてというお話をいただきました。   最初に、先ほど、成果について具体的にもお話をいただきました。   先ほどの7年度の主要な事業だけでも、あれだけのボリュームがあったわけで、市民の皆さんにも自然といろいろな情報が入ってくるとは思うんですけれども、成果についてはもっと広く分かりやすい形で市民の皆さんに知ってもらうということがとても大事だなというふうに私は思っているんです。   そのことについて、市長はどうというふうにお考えでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  私も、多分議員も同じだと思いますけれども、行政のやっていることが市民の皆さんにはほとんど知られていないということが往々にしてあるのかなというふうに思っています。   何のためにやっているのかという、先ほどの目的の共有もそうですけれども、市が行政として様々なことをやっていることが市民の皆様に伝わらなければ、やはり行政と市民の協働というところが弱くなると思いますので、そこについては、一番最後の御質問でもありましたとおり、情報発信が非常に重要だなと思っております。   そういう意味で、報道機関の皆様へのプレスリリースも分かりやすく伝わりやすくするように心がけておりますし、例えば、市報やホームページにおいても、適時分かりやすく発信していくことが必要だなというふうに思っております。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  ぜひそういったことを次につなげていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。   次に、課題の解決に向けた改善のほうで再質問させていただきます。   これまでもいろいろな課題を改善しながら、結果、大きな実績につながった事業というのはたくさんあると思います。   そして、これからも同じように取り組んでいく課題もたくさんあると思うんですが、そこでちょっと市長にお伺いしたいんですけれども、いろいろな施策があるわけですけれども、先ほどの話の繰り返しになりますが、それを達成させるために改善をしていくというほかに、どのようなことを意識して進められるのか。   特に重要視していかなければならないことについて、何か思うところがあれば、申し訳ありませんが、もう一度、市長のお考えをお聞かせいただけないでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  先ほどは目的の共有ということを申し上げましたけれども、もう一つ挙げるとすれば工夫することです。   様々な事業において、大体多額の予算を必要とするわけですけれども、できるだけ少ない費用で最大の効果を上げるということが法律にも明記されておりますが、現実的にはそれはなかなかうまくいかないなというのが実情であります。   しかしながら、今後の人口減少とかを踏まえますと、やはり多額の費用をかけて大きなものをやっていくというよりは、できるだけ少額でコンパクトで、それの維持管理も簡易で、多額の予算を必要としないようなことを踏まえながら、建設系の整備事業であっても、ハード事業であっても、ソフト事業であっても、そういった視点は欠かせないだろうというふうに思います。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  ありがとうございます。   やはりコストとやりたいことのマッチングがなかなか難しいというふうに思います。やっぱり市長がおっしゃるとおり、最低限のコストで最大限の実績を上げられるように、市長だけでなくて、やはりいろんな方々の知恵やアイデアを吸収、取り込んで進められればいいかなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。   次になりますが、課題のほかに、さらに力を入れていくこともたくさん、先ほど御説明いただきました。   先ほどは、その中で、やっぱり知名度アップが必要だというお話をお聞きしました。この知名度アップというのは、私にもすごく響いたんですけど、私もまさしくこの知名度アップというのはすごく大切だなというふうに思っています。   今、いろいろな情報を見ていますと、SNSで情報が発信されたことで話題になる。こちらから発信しなくても、その場所に行った人がSNSで発信してくれる。そして、それを見た人が行ってみたいと興味を示してくれる。結果、そういう人たちに広まって知名度がアップすると、こういう仕組みはもう既に皆さんが当たり前だというふうに思っているはずなんです。   そのようにやって、にぎわっているところが全国にも世界的にもたくさんあるわけです。   本当に小さなことでも、ちょっとしたきっかけでそのまちがにぎわうということがちょこちょこあるわけですけれども、これについての市長のお考えは何かございますでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  SNSにおいて、何がバズるかというのは、実際に単発でバズった事例なんかを見ますと、御本人は意識せずに投稿したことが思いがけずにバズった、多数のリツイートをされたというような例が多いなというふうに思っております。   一方で、持続的に多くの方から御覧になっていただくためには、熊野大社の取組は大変素晴らしいなというふうに思っています。地道に長期的に継続してこつこつと積み上げてきたものが、今、参拝者が多く訪れている現状につながっているというふうに感じておりまして、やはり、諦めずにこつこつと続けていくこと、それが大切かなというふうに思っています。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  そういったところでどんどん広がっていけばいいなというふうに思います。   もう一つ、市長のSNSでも、もう少しバズって盛り上がれば良かったかなというのも、ちょっと課題の一つではないかなというふうに私は思っているんですけれども、まだまだ発信していただければというふうに思います。   続いて、市政運営を支える行政体制についてということで、御答弁をいただいております。   いつも新聞等々で拝見するマンデーミーティングであったり、部門別のミーティングであったりということだと思うんですけれども、その中で、先ほど出た全職員の中で、課長同士と思うんですけれども、共有されているということで承知しました。それはお聞きしました。   そこで、また市長にお聞きしたいんですけれども、その市長の考えを、課長とか教育長とか副市長とかというだけじゃなくて、全職員にもっと浸透させるために、市長独自で何か特別に工夫されていること、もし何か具体的なことがあれば、お聞かせいただきたいんですが。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  独自にと言われますとちょっと難しいんですけれども、先ほどのSNSの件ですが、意識してバズろうとすると、大体事故に遭う可能性が高くなるので、それと賛否両論が巻き起こって難しい話になりますので、私はそこはあまり意識していないんですけれども、いろんなところで最先端の情報を私が得たり、民間の皆さんと意見交換させていただく機会があったり、国の中央省庁の皆さんのお話を聞く場とか、あるいは全国の市長が集まる場とかで見聞きした知見を共有したいと思って、SNSでは詳細に、その会議の内容について、ちょっと大丈夫かと心配されるほどの長文を載せたりします。   それというのは、読む皆さんにとっては苦痛かもしれないなと思いますけれども、ひょっとすると、そういった今後のあるべき方向性が一言でも響いたらいいなと思って、そうした情報の共有を、私だけが持っていても仕方がないので、皆に、見る意思がある方には見られるようにしているところでございます。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  ありがとうございます。   ミーティングの工夫というのは、いろいろとあると思うんです。私も、今まで、前の仕事なんかでもいろいろ経験してきているわけですけれども、例えば偉い人というか、社長とか、会長とか、そういった方とミーティングすると、やはり言いたいことも言えないということが、私だけかもしれないんですけど、よくあるのですよ。やはりリラックスした形でミーティングして、職員の方からも、ざっくばらんに上に上げていただくような、そういったミーティングをやっていただいているのかどうかということをちょっとお聞きしたかった部分がありました。   ちょっとそれはまた次回にしますけれども、ぜひそういったことで全職員のほうに共有できるような、そういったミーティングを心がけていただきたいなというふうに思っていますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。   それから、同じような話になりますけれども、組織力の強化、体制づくりについてもお話をいただきました。   先ほど、その中では、IT化が進む中であっても、社会課題が高度化して、業務内容が複雑化しているということで現状の話をお聞きしたところ、やはり喫緊の問題であって、早急に体制を整える必要があるんではないかなというふうにちょっと感じました。   それから、こういう状況の中で、日々頑張っていただいている職員の皆さんも、やはり不安な部分が出てくるんではないかなというふうに思います。   それで、市長にお聞きしたいんですが、現場で取り組んでいらっしゃる職員の皆さんが、安心して業務に当たれる職場の環境づくりという部分では、市長はどのようにお考えになっていますでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  どの部署においても、困難な課題を常に抱えており、また、突発的な、例えば昨年の熊出没に伴う様々な対応とか、そうしたアクシデント的な事態も起こってまいります。そうしたときに大切だと思って常に申しておりますのは、例えば、年度初めの訓示とか様々な機会でお話ししておりますが、常に支え合う、助け合うということであります。   その部署単独で解決できない課題が、これは肌感覚でありますけれども、どんどん増えてきているというふうに思っています。   そうした意味では、やはりチームとして、組織として助け合って補っていく。そういった土壌を今後もさらに強化していく必要があるなと考えております。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  ありがとうございます。   やはり職員の皆さん、日々本当に頑張っていらっしゃいます。やはり、日々心身ともに健康でなくてはいけないと。やっぱり市政にとっては大切な戦力というか、一人一人が本当に大事だというふうに思っています。   先ほどの改善にもつながるんですけれども、何で困っていらっしゃるのか、何で仕事が詰まっているのかということも、やっぱりそういった先ほどのミーティングの中でもしっかり捉えていただいて、そういったところも健全な職場づくりに努めていただければなというふうに思います。   次、行きます。市民への情報発信と説明責任についてお伺いしました。   まず、前から話お聞きしていますホームページのリニューアルを私はすごく楽しみにしています。関係される方、ぜひ頑張って取り組んでいただきたいというふうに思いますので……、間違っていますか、大丈夫ですか。ぜひよろしくお願いします。   そして、確認の意味も踏まえて、最後にもう一度お伺いしたいんです。   最初の質問と同じになるかもしれません。市長として、市政をこれまで担ってきた中で、市民への情報発信と説明責任というような部分について、SNSとかホームページ、それから市報、何でもいいんですけど、市民の皆さんに伝えるときに、やっぱり少しでも伝えたいと思うんですけれども、市長としても何か心がけていらっしゃるんだと思うんですが、その辺、御自身として、今どのように評価されているか、ちょっとお聞きしたいんですが、評価というか、どのように心がけてきたかをお聞きします。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  何かお話をするときに、えてして専門用語を使いたがる、あるいは片仮名言葉を使いたがる。そうすると、何か博識なように見える、高度なように見えるというふうに陥りがちだというふうに感じています。   特に行政の用語というのは非常に専門的で、日常で使わないような言葉も多数ございますので、それをそのまま市報とかSNSとかホームページに載せますと、伝わらないし、読みたくもならないということになってしまいます。   ですので、意識しておりますのは、専門用語はできるだけ日常的な言葉に置き換える。そのときに、どういった方を想定するかというと、希望は小学3年生くらいの方にも分かってもらえるようにしたいなと。現実がどうなっているかはまた別として、大体その辺りにターゲットを置けば、多くの市民の皆様に分かっていただけるような、胸落ちするような言葉になるのではないかなというふうに思っているところです。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  今、市長からお話しいただいた、ないかなということでしたけれども、実際はどうでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  自分の評価としては、実際はほとんどできていないんじゃないかなというふうに思います。   ただ、これから卒業、入学のシーズンがあって、よく春の香り薫るとか、そういうものがありますけれども、そういった言葉を排して、伝えたいターゲットは誰なのか、そのターゲットに必要な言葉というものはどうというものかと、やっぱり何のためにお話をするのか、あるいは情報を発信するのかと、そういうところは常に踏まえないと迷走するだろうなと思いまして、できるだけ気をつけているところでございます。 ○議長  6番外山弘樹議員。 ○外山弘樹議員  ありがとうございます。   これもまた次につなげていただければなというふうに思います。   今日は午前中にちょっといろいろとありまして、なかなか難しい、やりにくい質問だったんですけれども、私も準備した質問もちょっとしどろもどろになりまして、大変聞きづらくて申し訳ありませんでした。   でも、市長にはまだ任期も残されていますので、ぜひ引き続き御尽力いただいて、また、市政の安定に向けて頑張っていただければなというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いしたいというふうに思います。   以上で、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長  以上で、6番外山弘樹議員の一般質問は終了いたしました。御苦労さまでした。   ここで暫時休憩といたします。   再開は、午後2時といたします。     午後 1時40分 休 憩 ───────────────────     午後 2時00分 再 開 ○議長  再開いたします。   休憩前に引き続き一般質問を行います。   本日の中村孝律議員の一般質問において、映像を使って説明したい旨の申出があり、これを許可します。 ─────────────────── 中 村 孝 律 議員 質 問 ○議長  それでは、5番中村孝律議員。   〔5番 中村孝律議員 登壇〕 ○中村孝律議員  5番、保守公明クラブ、中村孝律です。   本日最後の一般質問となります。お疲れのこととは思いますが、最後までお付き合いくださいますよう、心よりお願い申し上げます。   質問前に、3月末をもちまして、一つの区切りを迎えます職員の皆様には、長きにわたり南陽市政発展のために御尽力いただきましたことに、心より感謝を申し上げます。   私とは2年間という短い期間でしたが、大変お世話になりました。誠にありがとうございました。   これからは肩のお力を少し抜いていただき、健康に十分御留意され、次のステージにおいても御活躍されますことを御祈念申し上げます。   また、今後も引き続きお仕事をされます職員の方には、今日まで培ってきた経験を活かしていただき、新たな立場での御活躍を心より御祈念申し上げます。   それでは、議長より質問の許可をいただきましたので、通告に従い質問をさせていただきます。   初めに、街路樹の現状、課題についてお伺いいたします。   12月の一般質問に次いで、街路樹に関する質問でございます。   本市にも多くの街路樹が植えられております。街路樹はグリーンインフラとして様々な機能が期待されております。   彩りをもたらし、季節の変化を告げ、心に安らぎや憩いを与えるといった景観の形成や、日差しを遮り、騒音を和らげるなど、休息のための快適な空間を提供する生活環境の保全、昆虫や動物に生活環境を提供するといった自然環境・生物多様性の保全、また、車と歩行者を分離し、ヘッドライトのまぶしさを低減、並木がカーブなどの道路の形状を把握させやすくするなど、安全な運転を促すといった交通安全維持にも役立っております。また、火災の広がりを防ぐなど、防災対策などが挙げられます。   その一方、問題も多く発生しているのも事実でございます。   街路樹の倒木、枝折れによる事故、損害が全国で発生しております。倒木による死亡事故をきっかけに、街路樹の維持管理が社会問題になっております。   国土交通省の調査では、年間5,200本もの倒木が発生しており、1日平均で14本の倒木が発生しているとの調査報告がされました。   そのため、全国で緊急予防的に伐採、あるいは極端な剪定が行われる事例が急増しているようです。   ほかにも、根上がりによる歩道のアスファルト・縁石の破損、伐採した後の植樹ますの放置や舗装した後の維持管理がなされず、つなぎ目から雑草が生えるなど、景観の悪化や落ち葉問題など様々な問題があるようです。   そのようなことから、以下の質問をさせていただきます。   (1)街路樹の維持管理について伺います。   ①本市の市道だけでも街路樹がある路線は7路線あり、約9種類の街路樹が植樹されております。その総本数は905本ということですが、点検はどのような方法で行っているのでしょうか。   ②剪定、伐採の判断はどのように決めておりますか。   ③植樹帯の除草、清掃の回数を教えていただきたいと思います。   ④毛虫などの病害虫などへの対応はどのように行われているのでしょうか。   ⑤市民、通行者からの苦情件数は、その苦情内容はどのようなものなのでしょうか。   ⑥街路樹の維持管理費は、ここ数年で幾らかかっているのでしょうか。   ⑦市道の街路樹伐採後に、放置状態となっている植樹ますが171か所あるとお聞きしましたが、更新をされるのか、舗装をして道路緑化のない歩道に変えるのかをお聞きいたします。   ⑧本市においても、街路樹維持管理基本方針、街路樹マネジメント方針など、街路樹の在り方、維持管理マニュアルといった管理計画を策定する必要があると考えますが、いかがでしょうか。   次に、雪捨て場の維持管理について質問いたします。   ①本市には雪捨て場が2か所ございますが、どのように管理されているのでしょうか。現場へのパトロール、現地調査は行っているのでしょうか。   ②民間や個人の利用者への雪捨て場利用マニュアルなどといったルールなどはあるのでしょうか。   ③気温の上昇などで雪面が柔らかくなり、雪捨て場の通行が困難になって動けなくなる車両が出ているようですが、その対応と対策はどのような方法で行っているのでしょうか。   最後に、庁舎内談話ホールの利活用について質問いたします。   ①談話ホールの利用状況はどのように把握されておりますか。   ②ショーケースに企業の紹介、展示がされておりますが、選定基準などはあるのでしょうか。   ③ショーケース内の展示品の更新時期はどのように決めているのでしょうか。   以上、御答弁をお願いしまして、壇上からの質問を終わります。 ○議長  それでは、御答弁を求めます。   市長。   〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  5番中村孝律議員の御質問にお答え申し上げます。   初めに、街路樹の維持管理についての1点目、市道の街路樹の点検は、どのような方法で行っているのかについてでございますが、日常的な道路パトロールと、毎年1回秋に行われる国に報告する街路樹の調査の際に、建設課職員が本数の確認と点検を行っております。   次に、2点目、剪定、伐採の判断はどのように決めるのかについてでございますが、道路パトロールや街路樹の調査の際に、歩行者や車両通行の妨げとなっていないか、接触するおそれがないか、倒木の危険性がないかなどを確認し、剪定、伐採の判断をしております。   また、近隣住民や通行人からの情報提供があった際にも現場確認を行い、必要に応じて剪定、伐採を実施しております。   次に、3点目、植樹帯の除草清掃の回数についてでございますが、各地区の御厚意でボランティア除草作業の御協力をいただいております。   また、職員での除草、清掃作業も実施しており、年間で2回から3回ほど実施しております。   次に、4点目、毛虫などの病害虫などへの対応についてでございますが、病害虫などの対応につきましては、市道維持補修業務委託にて、消毒作業を適時実施しております。   次に、5点目、市民通行者からの苦情件数と、その苦情内容についてでございますが、街路樹に関する苦情の件数については、例年、1から2件程度となりますが、主な内容として、車両の運転で安全確認をする際に、街路樹の枝が支障となるというもの、また、街路樹に虫がついており、宅地内の植樹への影響を心配する苦情などを受付しております。   次に、6点目、街路樹の維持管理費は、ここ数年で幾らかかっているかについてでございますが、赤湯駅西につきましては、緑地も含めた道路の街路樹の剪定や消毒を含めた維持管理を年間401万5,000円で委託しております。そのほかの市道街路樹の植樹ますの草刈り、清掃、枝払い等を含む維持管理につきましては、可能な範囲で職員にて対応しております。   次に、7点目、市道の街路樹伐採後に、放置状態となっているますを更新するのか、舗装をして道路緑化のない歩道にするのかについてでございますが、最近では、維持管理を考慮し、更新することはしておりません。伐採後の植樹ますについては、安全性に配慮した管理を継続しながら、経済性、維持管理に優れた方法について研究してまいります。   次に、8点目、本市においても街路樹維持管理基本方針、街路樹マネジメント方針など、街路樹の在り方、維持管理マニュアルといった管理計画を策定する必要があるのではについてでございますが、まずは安全を優先した管理を実施しながら、近隣市町村の策定状況なども調査し、研究してまいります。   次に、雪捨て場の維持、管理についての1点目、本市には雪捨て場が2か所あるが、どのような管理か、現場パトロール、現地調査を行っているかについてでございますが、市道除雪業務につきましては、例年、南陽市除雪組合と契約を締結して実施しており、雪捨て場の管理につきましても、その中で午前8時から午後5時15分まで常駐管理を行っております。   現場パトロールや現地確認を随時行い、融雪出水時における洪水等の被害を未然に防止するため、河川断面を規定どおり確保するよう努めております。   次に、2点目、民間、個人への利用者への雪捨て場利用のマニュアルなどはあるかについてでございますが、現地での声がけは行っておりますが、個人利用者向けのマニュアルは作成しておりません。   次に、3点目、気温の上昇などで雪面が柔らかくなり、雪捨て場の通行が困難になって動けなくなる車両が出ているが、その対応と対策についてでございますが、常駐している除雪機械にて、搬入通路の雪を押し固めて、なるべくぬかるみにならないよう、雪面の管理を行っております。   また、融雪剤を散布している道路の排雪により、局所的に融雪が進むことを防ぐため、雪捨て場の中で搬入するエリアを分けるなど対策を行っております。   次に、庁舎内談話ホールの利活用についての1点目、談話ホールの利用状況についてでございますが、現在、テーブルや椅子、テレビを設置して、来庁者の休憩スペースとして活用しております。   なお、自由に利用していただけるスペースであるため、利用者数は集計してございませんが、来庁者が座って談笑している様子は拝見しております。   また、市内企業や特産品を紹介する展示コーナーを設けて情報の発信を行っております。   次に、2点目、ショーケースに企業の紹介、展示がされているが、選定基準はについてでございますが、展示場所を「産業技術」・「職人技」・「んまいもの」に分類し、展示に御理解をいただいた企業様から展示品をお借りし、展示しておりますが、選定基準はございません。   なお、通路側には、市役所陸上部の活動についても紹介しております。   次に、3点目、ショーケース内の展示品の更新時期についてでございますが、更新時期については定めておりませんが、商品の更新や掲示内容の変更などがあった際は入れ替えを行っております。   以上でございます。 ○議長  再質問に入ります。   5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  御答弁ありがとうございます。   まず初めに、街路樹について再質問させていただきます。   1年間で点検できる本数はおよそ何本くらいかとお聞きしたいんですけれども、ほかの自治体を確認しますと、1年間で、まずこれだけの数を確認しているようなところは正直少ないんですけれども、本市においては905本を1年間でどのくらいで点検なされているのでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。   市長答弁にもありましたけれども、秋口に街路樹の本数を国交省のほうに報告する調査が毎年ございます。それに向けまして、短期間じゃなくて余裕を持ったパトロールを実施しまして、一応905本については目視により全本数を確認している状況でございます。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  なかなか厳しいのかなと。1年間で目視だけでの確認というのは、非常に大変なことだと、一応私なりには今感じました。   例えば、今多分南陽市、本市のほうは、専門の業者の方に見てもらっているなと思いますけども、ほかの自治体を確認しますと、年に1回とか、何年かに1回は専門の樹木医さんに診てもらって、診断してもらうということもあるようですが、本市においては樹木医さんからの受診というんですかね、そういったことは行っているんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。   当市におきましては、樹木医による診断は行ってございません。   ただ、専門的な知見が必要だということで、ちょっと枯れかかっているような街路樹等につきましては、造園業者さんから維持管理についてのアドバイスを受けて、剪定なり、伐採なりということで判断しております。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  私もいろいろと自分なりで調べたところ、造園業者さんも確かに専門的なところはあるんですけれども、やはり樹木医さんとかだと、やはり本当の意味での専門で、害虫の入り具合だったり、皮の表面の状況に応じて、どういった病気にかかっているかというところまで詳しく答えていただけるということを考えますと、造園さんも頑張っていらっしゃると思うんですけれども、やはり本市の先ほどの答弁や質問の中でもありましたとおり、専門の方が定年なさって、新しい方に更新となったときに、当然技術が引き継いでいかれればいいんですけれども、その辺が不安定なところもあるということもありまして、やはり専門の方に見てもらうということが多いのかなと。やはり倒れてけがをされたとか、最悪のことが起きてしまってからでは大変ですので、場所によってはそういったことも必要なのかなと感じたところであります。   続きまして、私、昨年に12月に一般質問させてもらって、現場をいろいろ回ったわけであります。非常に雑草がひどく生えている状況で、昨年も赤湯中学校の前の通りで赤湯地区担当の議員の方、あとは担当の職員の方々、あと市長も含め、草むしりをしたわけです。あのときもちょっと草が結構ひどくて、その後、秋には、やはり中学校の通りも含め、背丈的には小学生くらいまで伸びるような草も非常に生えていた状況であります。   その辺、市長、どう思いましたかね。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  やはり雑草が生い茂っている状況というのは、景観上好ましくないなというふうに思います。   議員がおっしゃっている、先ほどから問題提起されていることというのは、街路樹がそもそも必要なのかどうかということもありますし、その管理を誰が担うべきかということをはらんでいるというふうに思っております。   全ての街路樹や植樹ますを行政で賄っていくというか、管理していくことは、現実的には難しいと。そういう意味では、職員の皆さんや議員の皆さんがそうしたボランティア活動をしていただけるのは本当にありがたい、有意義なことだなというふうに思っております。   そして、また、地区の皆さんも日々の管理などでお力をお借りしながら、必要な景観をできるだけ保っていくということが大事かなというふうに感じております。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ありがとうございます。   次の質問にも今の答えが少し関連すると思うんですが、ちょっと改めてお聞きします。   人口減少に伴い、やはり予算の確保が今後、ますます難しくなることが予想されるわけです。街路樹は、場所によっては必要だと私も認識しております。また、シンボル的な街路樹、例えば南陽高校前の通りですと、高校生が見ていますから、桜というのは印象に残っているのかとは思いますけれども、様々にそういった通りもあると思います。   しかし、大木化したり、また、老木化したり、育成不良、育成不良の木もかなりあるんですよ。皆さんも見て通ったときに分かると思いますが、もう全然太くなれずに、枝が途中、途中で枯れていたり、これはどう見てももうかわいそうだなというような育成不良の樹木の本数が本当に多いです。   それに関しては、地域住民の方と協議を行っていただきまして、本市の財政状況、これからの予測も踏まえて、更新するのか、伐採するのか、または地域の方に花壇として利用してもらうとか、そういった協議をしていただきたいと思うんですが、そのような協議を今まで行ったときはあるんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。   老朽化して倒れそうな街路樹につきましては、道路管理者の判断で、伐採させていただいております。植樹ますが残るんですけれども、その植樹ますに花壇としての整備というのも、地区のほうの方々とお話しした事例は、かなり数年前ですけれども、ありますけれども、やはりなかなか地区での花壇の管理というのが難しくて、植樹ますがあるんですけれども、議員の御指摘のとおり、草がぼうぼうで景観上よろしくないということがありますので、基本的には、伐採して、ただ、抜根まで、根っこまで取りますと、大がかりな掘削になりまして、ちょっと費用もかかりますので、まず、伐採して歩道と平らなような土を盛ったり、本来は舗装できればいいんですけれども、そういうふうな対応を取っています。   ただ、そこの舗装をかけたところでも、目地のところから草が生えているという、12月の議員の答弁の中にもありましたので、そういうところについては、除草剤散布だったり、適正な維持管理をしていきたいなと考えております。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ありがとうございます。   基本的には、協議がなされていないということでよろしいですね。   先ほど、抜根の話、太くなって根が大きくなるという話が出ましたけれども、地下埋設物に影響を及ぼす事例も多分発生したときにあるのかなと想像します。   そういった事例が実際に起きていたのかどうか、年間どのくらいあるかだけ教えてください。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答えいたします。   埋設物に関しましては、道路に埋設物を埋める際は、ある程度の深さの基準等がありますので、あまり埋設物に関して影響があるという事例はほとんどございません。   ただ、昨年ですけれども、ちょうど議員御指摘の南陽高校の通りの桜の街路樹のところで、下水道の取付管が街路樹の根っこに圧迫されて、変形して下水道の流れが悪かったという事例が1件ございました。   これの対応につきましては、埋設物の管理者である上下水道課と、あと道路管理者、建設課で協議の上、支障となる根の除去、あと根を大きく切ったときのバランス等もございますので、枝の剪定も行いました。その際は、造園業者さんのアドバイスを受けて実施したところでございます   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ありがとうございます。   多分1か所、そういうような影響が出たということは、間違いなく周りのほうでも起きると思いますから、今後も十分注意して見守りしていただきたいと思っております。   続きまして、更新するか、舗装していくかということに関しての再質問になると思いますけれども、やはり今後、ますます高齢化が進んで、歩道の整備というのは大変重要になってくると思います。車椅子や電動三輪車、シニアカーなど、移動を支援する乗り物が増加する傾向になると思われます。   場所によっては、やはり擦れ違うための歩道の幅の確保というのが重要になってくるかと考えられますので、放置状態の植樹ますに関しては、早急にアスファルトなどで整備し、そういった歩道の確保に努めていただきたいと思いますが、その点については、どうでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答えいたします。   自転車歩道等の幅員等でございますけれども、歩道の幅員を設計する段階で、植樹ますの幅員等を除いて、歩行者だったり自転車が通る幅が確保できるように設計ではなってございます。   ただ、議員御指摘のとおり、これから新設する道路等については、やっぱりできるだけ歩行空間を確保したいということで、植樹ますの新設はしてございません。   もう木がなくなった植樹ますについては、やっぱり歩行空間の確保のために、今後、舗装化を進めていきたいと考えてございます。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ありがとうございます。   その辺で幅を確保しているというのは私も承知しております。   ただ、自転車と歩行者とはまた違って、電動三輪車とかシニアカーとなってきますと、幅がちょっと広くなってきますから、何分やはり運転技術的なことも考えますと、街路樹がない植樹ますに関しては、早急にそういった障害にならないようにしっかり対応していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。   続きまして、街路樹のマネジメント基本方針について、ちょっと再質問させてもらいます。   国土交通省は、道路を管理する自治体に、点検を効率的に進めるためのガイドラインを今月3月までに取りまとめると公表いたしました。   ガイドラインの内容を踏まえ、本市が抱える課題を整理して可視化することが大変重要かと思っております。   基本方針を定め、適正な維持管理を行い、街路樹の量ではなくて、質の向上を図るべきだと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。   国土交通省で、樹木等の管理のガイドラインの策定を進めているという情報はお聞きしてございますが、まだ詳細については、年度末まで策定がかかるということで、こちら市町村まで落ちてきていない状況でございます。   やっぱり何かしらの指針がなければ、適正な維持管理ができないと思いますので、国交省さんのガイドラインができたら、そちらを情報収集しまして、自治体規模、あと街路樹の本数等にもよると思うんですけれども、南陽市で一番適切な管理ができるよう、国交省のガイドライン等ができましたら、調査研究していきたいと思います。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ぜひ国交省のガイドラインができましたら、それをまず見ていただきまして、やはり本市の街路樹問題、これはずっと続くと思います。やはり南陽市本市として、基本的なマニュアルというのを作ることによって、職員の方への負担だったり、予算が今後、どういった形でというのも見やすくなると思いますから、私はぜひ作っていただきたいと思っております。これは要望になります。   あとこれは1点、ちょっと御紹介といいますか、御存じだと思うんですけれども、今やっぱり街路樹の維持管理が非常に大変だと、目視だけではなかなか判断できない。   今朝のニュースで、街路樹ではありませんが、東京の公園で2日続けて樹木が倒れまして、2日目のときは、1人の方がけがをされたという報道があります。   これも今後、ますますやっぱりいろいろなところで出てくるのかなと。これからやはり街路樹に葉をつけて、花をつければ、枝も重くなりますし、風が当たる面積というのは増えます。当然倒れるリスクというのが大きくなるわけです。   そういったところ、今テクノロジーを利用しまして、診断するシステムというのも開発されてきております。樹木の写真をアップロードすると、樹皮や枝の状態、葉のつけ具合、そういったものに対してAIが即座に診断して、異常を知らせるという仕組みがあるようです。   専門家の手を借りずに、多くの樹木を短時間で診断できるというシステムですので、そういったことも今後、研究していただきまして、職員の業務の負担軽減につながったり、あとは目視だけではなかなか分からないと思います。専門ではありませんので、カビとか、コケの生え具合だったり、そういったことも含めてシステムで管理できるというものでありますし、多分できたばかりで、どこまでの性能かはまだ分かりませんが、これからますますもっと発展というか、進展していくと思います。   そういったことで、デジタルを利用して、管理していくということが今後必要かと思いますが、それについては、どうお考えでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの議員の御質問にお答え申し上げます。   東京都世田谷区の砧公園で、週末に10メーター以上の桜の木が倒れて、女性のけがだったり、あと車の損壊だったりということで、全国ニュースになりました。   そこら辺、やっぱり緊張感を持って、街路樹ではないですけれども、公園の桜の木ということでございますので、南陽市も同様な事例がありますので、注意していきたいなと思います。   議員からありましたAIを使った診断システムについては、ちょっと承知してございません。ただ、今、橋梁の点検診断等、インフラでもそうですけれども、維持管理点検分野で様々なAIを活用したシステムが出てきております。   議員さんが承知しているそのシステムについても情報収集しながら、情報をいただきながら、今後より良い維持管理ができるよう、あと職員の負担軽減ができるよう、調査研究していきたいと思いますので、御指導をお願いしたいと思います。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ありがとうございます。   ぜひそういったことをちょっと研究していただきまして、本当にこれから職員の方も次の方へとどんどん変わっていくときに、スムーズに更新されて、同じ方法で安全に点検等ができるような仕組みというのをつくっていただければ、かなり精神的にも違うのかなと思いますので、前向きに御検討していただきたいと思います。   続きまして、雪捨場の維持管理について再質問させていただきます。   現地調査は、常駐確認されていると、市長の答弁がございました。   私、今年現地に赴きまして、4日間現地におりました。実際に除雪管理している業者の方と話をして、私が除雪機の助手席にも乗りまして、実際に押している状況、あとは次々に排雪へ来られる大型ダンプ、2トン、1トンダンプを含め、あとは民間個人の軽トラックの排雪というか、作業を見ておりました。   私、1日だいたい2時間いて4日間続けたんですけれども、その段階だけで、5台動けなくなった車がございました。次々に排雪車が来るものですから、なかなか手伝って押すというのがやっぱりなかなかないんですね。見ていると、長い人で、1時間以上1人で、まず荷台から雪を下ろして軽くして、パレットを下に敷いたり、押したり、苦労されて、何とか出た人もいました。あとは同じ仲間の方が、後から来た方がワイヤーで引っ張ったり、あとはもう大きいものですと、ローダーで、バケットで後ろを軽く押すようなことをやったりしているのが現状でありました。非常に安全面でも、かなり大変だなと、危険も伴うなというふうに見たところであります。   現地調査を行っているということですが、その辺の情報というのは入っているんでしょうか。 ○議長  答弁を求めます   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答えいたします。   雪捨て場の管理につきましては、先ほどの市長答弁のとおり、南陽市除雪組合さんのほうの委託契約の中で常駐管理をお願いしている状況でございます。   ただ、議員御指摘のとおり、中村議員が現場を確認したときに、2時間で4日間、5台スタックということで今お聞きしましたので、建設課でも除雪組合さん任せにならないように、パトロールを行いまして、雪捨て場の担当の業者さんに聞き取りして、どういった解決策が一番いいのかということで模索していきたいと思います。   どうもありがとうございました。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  そうですね。ちょっと私もいる間だけで、どなたか現場へ見に来られたかというと、正直どなたも来ておりません。   その管理する業者のほうで、いろいろと話を聞いたときに、やはりちょっと個人の方も、初めて来られる方、あとは冬場の雪捨てだけで来られる方、そういう方が多いんですね。大型ダンプですと、皆さん、運転に慣れているもんですから、先ほど市長が言われたとおり、融雪剤が混ざった雪に関しては、できるだけ奥へと、固まりづらくなりますから、そういった方法はできているんですね。   ただ、やはり民間の方、個人の方はそういったルールといいますか、分かっていなくて、非常に危うい状況だったり、クラクションを鳴らされたり、そういった状況もありましたので、ちょっとルールですか、声がけというのは、オペレーターは常に乗って作業していますから、そこから降りて入る方それぞれに声がけというのはなかなか難しいですので、その辺、もうちょっと仕組みを検討していただければ安全につながるのかなと思いました。   あと、雪が解けて、車がはまっちゃって動けなくなるということに関して、私の提案といいますか、要望なんですけれども、応急処置としまして、雪面硬化剤というのを散布するという方法がございます。融雪促進剤とも言われますけれども、硫酸アンモニウムという薬品、肥料ですね。農業の現場では、安価で即効性の期待できる窒素肥料として使用を多くされております。   スキー場では、ゲレンデにまいて、ゲレンデの雪、コースが溶けないよう、スキー利用客が安心して乗れるように、もう何十年も前から使用しているものでございます。   そのような方法で、雪捨て場を管理する方法というのは御存じでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   加藤建設課長。 ○建設課長  ただいまの質問にお答えいたします。   硫酸アンモニウムにつきましては、ネット上とかでは、やっぱりスキー場の雪面管理に使っているということは承知していたんですけれども、近隣自治体とかで使っているということまでは、ちょっと把握してございませんでした。   以上です。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  私は、例えば南陽市だと建設課さんに当たりますけれども、県内35市町村のうち31市町村に直接電話して確認を取らせていただきました。雪面硬化剤、硫アンを知っていたのは、31市町村中六つの市町村だけでした。   そして、実際に使用しているのは四つの市町村だけでありました。   スキー場で昭和時代からずっと使用されているものですけれども、やはり肥料ということで、土壌に与える影響はどうなんだろうということで、これもいろいろと調べたところ、過去に大学のほうで2回ほど、場所は違って、大学も違うんですが、スキー場の地質調査を行った研究報告がされております。大量に散布しなければ、水質、人体に悪影響はなく、基準値を超えるデータも出ていないという調査結果であります。   しかし、スキー場では、少なからず植物や小動物などに影響は出ているのではないかということで、今後も調査を継続するという報告でありました。   やはりスキー場に行くと、春なんかに行くと、やけにゲレンデのところの草が緑色に見えると思うんですが、あれは肥料をまいてあるということで、そのゲレンデ上はとにかく緑がきれいだというような状況なんだと思います。   スキー場と雪捨て場はちょっと違いまして、面積も狭くて、全面に散布するということではないんですね。あくまでも気温が上がって、車両がちょっと通行しづらくなる、一般的に言うと、雪がざけてきたというような場所、または、部分的な場所で穴が空いてきたりするんですね、見ていると。   できれば、そこにぜひ来年度散布のテスト、実験をしていただいて、どのようになっていくのか。   実際に使用している自治体さんに確認したところ、てきめんに効くんだそうです。夕方まいてから帰って、次の日にはもう固まっていると。そうすると、非常に車が安心して通行できますと。   ほかの自治体さんで、雪捨て場に行っているトラックの業者の運転手さんに確認したところ、あるところは、とんでもなくひどくて、もう車が壊れるくらいの勢いで、もうすごいんだそうです。あれでは、本当にもう危ないというような話がありまして、何とかできないかというようなことがあって、今回、いろいろと調べたんですけれども、部分的な場所、それも使う期間は短いですから、ぜひ利用してみて、それで安全が確保できるようであれば、車の破損が防げるようであれば、よろしいかと思いますので、ぜひ本市でも研究していただきたいと思います。要望です。   続きまして、談話ホールについて質問させていただきます。   談話ホールの現状は、先ほど市長からもありました。   ただ、私は、議員になる前からいろいろ仕事でも庁舎のほうに来る機会があったわけですけれども、正直、あまりあそこを一般の方が、いい意味で利用しているという印象はなかったんですよ。   あくまでも業者の方とか営業の方が、アポイントの合間にあそこで座っている、話をしているというのが多くて、また、テーブル、椅子もなかなかの歴史があって、レトロで、私は大好きなのですけれども、非常に座りづらい。一旦座るとなかなか足腰の弱い方は、立ち上がるのに苦労するような深さなんですね。非常に大きくて高級感はありますけれども、やっぱりあそこは、まだまだちょっといろいろと改善の余地があるのではないかなと思っております。   ショーケースを見ても、今はちょっと変わりましたけれども、その前はほとんど変わり映えがなくて、ショーケースの中に虫が結構入っていたり、今は、ショーケースが変わって、中も入れ替わりましたけれども、多分やはり、次に更新するまでに時間がかかるのかなと思って見ております。   そこで、私、提案なんですが、本市には、元酒蔵をリノベーションして、賞をいただいた企業もありますし、革製品で素晴らしいものを作っている企業もあります。   あとは伝統工芸ですとか、あとは先ほど出ました菊まつりとか、イベントでそういうアートを手がけるお店なんかもございます。   できれば、あの談話スペースをもっと有効活用してはどうかなという思いで、今回、質問させてもらったわけです。   例えば市民からアンケートとか提案、デザインなんかを募集するとか、もしくは南陽高校市役所部などにも協力をお願いして、どういったアイデアがあるかとか、やはりケーキとか食べ物を作ったりというのも南陽高校市役所部がやったことは分かっております。ただ、形に残らないと、なかなかいいことはやったというイベント感はあるんだと思いますが、逆に形として残るようなものを提案して、それが実際に実現したときの喜びというのは、多分それは一般市民の方であり、南陽高校生の市役所部の方であり、私たちの提案したものが形になったというのは、ずっと残ると思うんですよ。それが仕事への喜びにつながって、南陽市に戻ってきたい、南陽市で仕事をしたいというのにもつながるのかなと思っております。   先ほど市長も言いましたが、予算をかければ幾らでもできます。ただ、あそこをフリースペースといいますか、開放して、そういった企業の方に自分のPRをしてもらうために、そこの工事はその企業さんにお願いするとか、そこのスペースを分けて、いろんな企業の方とか、展示したい方にお貸しする。それが、無償でいいと思うんですが、決まった業者ではなくて、様々な方が定期的に自主的に管理してもらうと。職員の方が管理するんではなくて、展示している業者さんが自ら管理して、季節ごとに入れ替えるとか、様々なことだって可能だと思うんですよ。   そうしたほうがいろんな意味で市役所に来る楽しみが増えたり、それを目的に来る方、市役所に来た方がそこで休憩したりできるんではないかなと思っておりますが、その辺の考え方について、市長、どう思いますか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  今、全国で様々な自治体の庁舎が老朽化して改築されているところを実際に行って拝見しますと、市民の方の憩いの場を整備している自治体庁舎が多いなということを感じております。   これまでは、議員のおっしゃるとおり、用があった方がちょっと時間を過ごすという目的が、そうなっていたので、それに沿った状況になっていたと思いますけれども、今後、用がなくても市役所に来ていただいて、憩いの場にしていただくというような、これまでとは違った目的を付加するのかどうか、そこら辺も含めて、今後のあるべき庁舎の在り方については議員とも意見交換をしながら、考えていく必要があろうというふうに思っております。 ○議長  5番中村孝律議員。 ○中村孝律議員  ありがとうございます。   やはり公民館とか、いろんなイベント会場では、様々なイベントがされます。ただ、やっぱりそこに来られる方というのが正直限定されていたりとかはあると思うんですね。   市役所に関しては、多くの方が、そういったものに関係なく、いろんな方がいろんな理由で来られます。その方にぜひ見ていただける機会の場といいますか、そういったことがあると、全く興味がない人が来ても、いろいろなものがあれば、当然そこで新しい興味を持つということもありますから、地元の木材とか間伐材とか、様々に利用した家具、テーブル、椅子などを作っていただく、そういったことで、ぜひ南陽市が開かれた市になって、市民が来たときに、入ったときに明るいイメージになれるような、そんな雰囲気になっていただければと思っております。   ぜひその辺を今後検討していただいて、スペースの有効利用、入ったときに南陽市はいいよねと、明るいよねと思ってもらえるような庁舎になってもらうことを要望しまして、私の一般質問を終了させていただきます。 ○議長  映像は使われなかったのか。 ○中村孝律議員  すみません。   (映像表示)   これ、国交省の公園の倒木の図でございます。   これが南陽高校のところの、根上がりによるアスファルトがめくり上がってきたところですね。   これも、同じです。多分この辺りは、全部下水の問題になったところだと思いますけれども。 ○議長  以上で、5番中村孝律議員の一般質問は終了いたしました。大変御苦労さまでございました。   ただいま一般質問中ではありますが、本日はこれまでとし、日程に従い、明日に引き続きたいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 散   会 ○議長 本日は、これにて散会いたします。   御一同様、御起立願います。   御苦労さまでした。     午後 2時50分 散 会