令和３年１２月１６日（木）午前10時00分開会

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殿岡　和郎　　委員長　　　島津　善衞門　　副委員長
出　欠　席　委　員　氏　名

◎出席委員（１６名）
　１番　伊藤　英司　　委員　　　２番　佐藤　憲一　　委員　３番　山口　裕昭　　委員　　　４番　島津　善衞門　委員　５番　髙岡　亮一　　委員　　　６番　高橋　一郎　　委員　７番　舩山　利美　　委員　　　８番　山口　正雄　　委員　９番　片平　志朗　　委員　　１０番　梅川　信治　　委員１１番　川合　　猛　　委員　　１２番　髙橋　　弘　　委員１３番　板垣　致江子　委員　　１５番　遠藤　榮吉　　委員１６番　佐藤　　明　　委員　　１７番　殿岡　和郎　　委員
◎欠席委員（０名）

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説明のため出席した者の職氏名

白岩　孝夫　　市長　　　　　　　　　　大沼　豊広　　副市長嵐田　淳一　　総務課長　　　　　　　　吉田　弘太郎　技術調整主幹嶋貫　憲仁　　みらい戦略課長　　　　　佐野　　毅　　情報デジタル推進主幹髙橋　直昭　　財政課長　　　　　　　　矢澤　文明　　税務課長髙野　祐次　　総合防災課長　　　　　　鈴木　博明　　市民課長尾形　久代　　福祉課長　　　　　　　　大沼　清隆　　すこやか子育て課長
穀野　純子　　ワクチン接種対策主幹　　島貫　正行　　農林課長
寒河江　英明　農村森林整備主幹　　　　長沢　俊博　　商工観光課長
粟野　　清　　建設課長　　　　　　　　佐藤　和宏　　上下水道課長
大室　　拓　　会計管理者　　　　　　　長濱　洋美　　教育長
穀野　敏彦　　管理課長　　　　　　　　佐野　浩士　　学校教育課長
山口　広昭　　社会教育課長　　　　　　土屋　雄治　　選挙管理委員会事務局長
細川　英二　　監査委員事務局長　　　　安部　浩二　　農業委員会事務局長─────────────────────────────────────────────
事務局職員出席者
安部　真由美　事務局長　　　太田　　徹　　局長補佐江口　美和　　庶務係長　　　丸川　勝久　　書記

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本日の会議に付した事件
　議第58号　令和３年度南陽市一般会計補正予算（第10号）
　議第59号　令和３年度南陽市財産区特別会計補正予算（第２号）
　議第60号　令和３年度南陽市介護保険特別会計補正予算（第２号）

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開　　　　　　会
○委員長（殿岡和郎委員）　　朝の挨拶をしたいので、御起立願います。
　　おはようございます。
　　御着席願います。
　　これより予算特別委員会を開会いたします。
　　ただいま出席されている委員は16名全員であります。
　　これより予算の審査に入ります。
　　本委員会に付託されました案件は、令和３年度補正予算３件であります。

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議第５８号　令和３年度南陽市一般会計補正予算（第１０号）
○委員長　　初めに、議第58号　令和３年度南陽市一般会計補正予算（第10号）について審査を行います。
　　当局の説明を求めます。髙橋直昭財政課長。
〔財政課長　髙橋直昭　登壇〕
○財政課長　　〔令和３年12月定例会　予算に関する説明書により　議第58号について説明〕省略別冊参照。
○委員長　　この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
　　質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示して、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
　　これより質疑に入ります。
　　補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
　　最初に、歳入全般、10ページから12ページまでについて質疑ございませんか。
　　16番佐藤　明委員。
○佐藤　明委員　　歳入全体について質問いたします。
　　11月の末に第２次補正予算が閣議決定されていますね。この閣議決定で地方創生臨時交付金が６兆8,000億盛り込まれたというふうなことがあったわけですが、そのうち自治体で、知事会あるいは全国市長会含めて、それぞれの自治体の要望によって、相当地方配分もかなり出されてきていると、そういう状況があったわけですけれども、そのことによって、南陽市においてどの程度の予算が措置されるのか、その辺どうでしょうか。
○委員長　　髙橋財政課長。
○財政課長　　ただいまの御質問にお答え申し上げます。
　　国のほうの補正予算につきまして、委員おっしゃるとおり、６兆8,000億円、うち地方単独分が１兆2,000億円というふうに聞いてございますが、県の分、また市町村の分というところがまだ明らかにはなってございませんが、前回の交付額から見積もればということで、こちらのほうでもできる事業相当分交付されればというふうには考えているところでございます。
　　以上でございます。
○委員長　　16番佐藤　明委員。
○佐藤　明委員　　今、課長がおっしゃったんですけれども、この配分、都道府県と各自治体の市町村、６兆8,000億のうちの１兆2,000億円ですね。
　　通常ならば、大体試算すればこれ大体分かると思うんですよ。どの程度来るのか、来ないのかですね。今までも去年も相当専決専決で、国の補正で、あれ３次だか４次まであったような気したんですけれども。
　　そういう状況から見れば試算できるのではないかと思うんですが、今の話ですと、試算はされているんですけれども明からになっていないと、そういうことなのかどうかですね、その辺どうでしょう。
○委員長　　髙橋財政課長。
○財政課長　　国のほうのコロナ交付金につきましては、委員おっしゃるとおり１次、２次、３次、また事業者支援分ということで、その都度国の規模等から南陽市のほうに配分いただいてございますが、その中身におきましては、コロナウイルス感染症の状況であったり、また、事業者数であったりということで、配分の割り返しの数値のほうが変わってきてございます。
　　ですので、今回につきましても、どのようなところに重点を置かれて配分されるかというところがまだ見えてございませんので、今のところ、数字のほうは試算という形には出せていない状況でございます。
○委員長　　16番佐藤　明委員。
○佐藤　明委員　　この地方創生臨時交付金、これはコロナ対策をはじめ、つまり地方自治体の裁量に任せてどういう状況にあっても使えるような仕組みになっているわけですね。
　　ですから、コロナに限らず自治体の裁量で使えるよと、こういうふうな仕組みになっているんですけれども、もしこの配分が出てくれば、当局として、市長も含めて財政課としてもどこにどのように使われるのを予定されていると思うんですけれども、その辺どうでしょう。
○委員長　　白岩市長。
○市長　　先ほどの財政課長答弁のとおり、額や規模についてはまだ明らかになっておりませんので、その点については難しいところですけれども、配分に備えまして、その前から早めにどういったことをやるべきかということを、各課において検討するように指示はしております。
　　その中において、今のところ考えておりますのは、事業者の皆さんとか、特に今までダメージが大きかったところに重点化して、様々な経済対策等を行ってまいりましたが、支援が行き届かなかった皆さんもおられますので、そういった方々にも支援になるようなことができないかという面で、検討するように指示しているところでございます。
○委員長　　16番佐藤　明委員。
○佐藤　明委員　　市長ね、この地方創生臨時交付金は、先ほど申しましたようにコロナだけでなくて、あらゆる分野というとちょっとあれなんですけれども、市長おっしゃったように、やはり今まで支援が行き届かなかった、そういう分野まで使えることが自治体の裁量で十分できますよと、こういうことですから、その辺しっかり庁舎内で議論をしながら、ぜひ有効に使っていただければなと。
　　特に私、先だっての一般質問でも申し上げたんですが、燃料費、これ相当高騰していると。それに加えて諸物価が全体的にこの１年で３回も４回も上がった状況もあるわけですね、品物によって。
　　ですから、その辺しっかり議論されて対応していただきたいもんだなと、このように思いますがいかがでしょうか。
○委員長　　白岩市長。
○市長　　委員おっしゃるとおり、この物価の高騰でありますとか、燃料費の高騰については、全ての市民の方がダメージを受けておられますので、どうしても対象者が多くなりますと、広く浅くということにはなってしまいますけれども、そういった方向で検討してまいりたいというふうに思います。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
（発言する声なし）
○委員長　　質疑がないようでございますので、次に、歳出に入ります。
　　第２款総務費から第６款農林水産業費までの13ページから19ページまでについて質疑ありませんか。
　　９番片平志朗委員。
○片平志朗委員　　14ページの３款民生費、８目の障害者総合支援費についてお伺いしたいと思います。
　　このたび、発達支援室事業費として公認心理士の報償費として10万円余り計上されておるわけですけれども、最近、少子化ですから、当然子供たちの数は減少しているにもかかわらず、様々な発達障害を持っている子供さんが増加しているというふうに聞いております。
　　それで、ここでは小中学校に限ってですけれども、南陽市のそういう状況はどのような傾向になっているのかお尋ねしたいと思います。
○委員長　　佐野学校教育課長。
○学校教育課長　　ただいまの御質問にお答え申し上げます。
　　小中学生の特別支援学級在籍児童につきまして、今詳細なデータを持ち合わせておりませんので、後ほどお答えさせていただきますけれども、各小中学校において特別支援学級を設置しているところでございます。設置していない学校は少数であるという状況でございます。
○委員長　　９番片平志朗委員。
○片平志朗委員　　間もなく就学期を迎えるわけですけれども、親御さんにとっては何が子供さんにとって一番よい教育環境かということは、非常に悩んでいるところだと思います。
　　その就学については、教育委員会の教育課にも相談されているようですけれども、そこで、全国の傾向として、これは平成17年度比なんですけれども、特別支援学校に在籍している児童数というのは、平成17年度比で約0.7％増加しておりますね、約７万人ほど。
　　これは平成27年ですから、かなり五、六年前のデータですけれども、今はもっと多いんじゃないかなというふうに推測するんですが。あと、小中学校の特別支援学級では、平成17年度比で２％の増加、全国で20万1,000人ほど。それから、学校の中の通常学級で指導されている児童さんというのは0.9％増で約９万人。全国で合わせると36万人の発達支援の子供さんがそういう状況で通学されているということで。
　　ですから、今の段階では、選択としては特別支援学校に就学させるか、この辺でいうと米沢にある県立の養護学校ですか。それから、小中学校では特別支援学級を設けているところへ就学させるか。あるいは通常学級で指導させるか。今のところ３つの選択肢しかないということで解釈してよろしいですか。
○委員長　　佐野学校教育課長。
○学校教育課長　　ただいまの質問にお答え申し上げます。
　　委員おっしゃるとおり、特別支援学校、それから市内の小中学校における特別支援学級、それから通級指導教室というのもございまして、通常の学級に在籍しながら学ぶことができるという場も設定されているところでございます。
　　以上です。
○委員長　　９番片平志朗委員。
○片平志朗委員　　そういうことで理解しておりますけれども、その様々な障害を持つ子供さんの症状に合わせて、的確な就学の指導をやっていただきたいということと、また、それを指導される専門の資格を持った先生方の拡充を、今後必要になってくるというふうに思っていますので、その辺の取組をしっかり要望させていただきたいと思います。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　13ページの財産管理費の公共施設等総合管理計画業務委託についてお伺いをししたいと思います。
　　200万円のことですけれども、改定をしていくんだというふうな御説明がありました。その改定の具体的な内容についてお伺いをしたいと思います。
○委員長　　髙橋財政課長。
○財政課長　　お答え申し上げます。
　　今回の改定につきましては、まず、平成29年度に策定した計画がございますので、こちらの検証と併せまして今後の目標値を定めてまいりたいというふうに考えているところです。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　いわゆる総合管理計画については、公共施設あるいは準じるものについての、いわゆる修繕等を考えていく際の一つのバロメーター計画になるわけですけれども、非常に大事なものだというふうには思っていますけれども、この改定について、例えば今の話で言いますと、検証と目標設置だというふうな話でした。これって委託してしなければならないものなのか、事務量がちょっと分からないんですけれども、いわゆる自前でということはできないものか、お伺いをしたいと思います。
○委員長　　髙橋財政課長。
○財政課長　　このたびの改定につきましては、国のほうからではございますが、公共施設の適正管理事業債という有利な地方債がございますが、こちらの活用の継続も検討されている中でございます。
　　この地方債の条件に合致するような計画の策定が必要ということにもなりますので、各種情報等を持って、また各団体のほうの改定も行っている専門的な事業者のほうに、正確なものをお願いできればというふうに考えているところです。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　そうすると、事業債のということであれば、南陽市本市のみならず、各市町村にもこういった形で、この時期に補正という形で上がっているのか。それとも、要するに私はコストに見合うものなのかとどうかというふうなことは必要なのかなというふうに思っていて、一般財源で200万円を支出するということだったもんですから、事業債が認められるというふうな見込みもあるというふうな話でしたけれども、そこについてコスト的なこと、それから、事業債についてありましたけれども、そういうのも含めて、いわゆる他市町、全国的にこういった形で予算化しているというふうな認識でよろしいですか。
○委員長　　髙橋財政課長。
○財政課長　　このたびの改定につきましては、まだ、先ほど申し上げましたとおり、公共施設適正管理事業債、正式に延長とはなってございませんが、総務大臣の発言で次期の地方財政計画のほうにも入れ込むというような情報もございます。
　　それを受けまして、県のほうでは県内統一的に改正を行うということで要請がございました。
　　なお、財源につきましては、そういった事情もございますので、２分の１相当の100万円については特別交付税措置がされるということで情報を得ております。
　　以上です。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　分かりました。
　　これは、予想できない、例えば突然のものと、例えば今回議案でありますけれども、宮内小のホームグラウンドの擁壁の関係とかですね、あるいはお聞きしますと、例えば健康長寿センターの風呂の天井が落ちてきたとか、そういういわゆる計画ではちょっと予想もしていなかったようなものというのも当然出てくるわけですね。
　　そういった視点というのは、この計画改定見直しの中にも少し出てくるのかどうか、お尋ねしたいと思います。
○委員長　　髙橋財政課長。
○財政課長　　各公共施設の個別の管理につきましては、アクションプランというものを用いまして、各所の点検項目、統一的なものを用いて各担当課で点検をいただいているところであります。
　　なお、そういった突発的なところの財源の充て込みということで、なかなか計画の中では入れ込めませんが、公共施設維持管理基金、こちらのほう平成29年度に新たに設置いたしましたので、そういった対処につきましては、突発的な対応は基金なども活用してまいりたいと考えているところです。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　市長にお尋ねしたいと思いますけれども、そういう現在要するに新しく、例えば湯こっとなんかを建設する、あるいは宮内公民館を建設する、これは非常に大事なことですけれども、今ある施設についての老朽化している部分をいかに長寿命化していくかというふうなことも、一つこれは大きなそれは行政の施策であります。それについて、市長の考え方をお伺いしたいと思います。
○委員長　　白岩市長。
○市長　　高橋委員おっしゃるとおり、今後、数十年前に建設した公共施設がどんどん老朽化が進んで、その維持管理費用が増大するということは、全国の自治体にとって非常に悩ましい問題であります。
　　国においては、トンネルの天井板落下事故などもありましたし、橋が落ちたりあるいは水道管が落ちたり、そういったことがこれから増えてくるというふうに見込まれます。
　　一方で、人口の減少というのは、今後数十年にわたるトレンドは大きく変えようがない中で、どういったものが必要で、どこをポイントを置いて重点的に維持修繕して、どこを統合したり整理したりして、効率的、効果的に運営していくかということが大事なポイントというふうに考えています。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　分かりました。ぜひそのような形でお願いをしたいと思います。
　　最後に、アクションプランをやはりしっかりやっていかないと、つくられた計画だけになってしまうと思いますので、アクションプランの実行をひとつよろしくお願いしたいと思います。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
　　５番髙岡亮一委員。
○髙岡亮一委員　　15ページの民生費、児童福祉総務費の出産支援給付金に関しまして、ここ10年間の南陽市の出生数の推移というのを教えていただけますか。
○委員長　　鈴木市民課長。
○市民課長　　それでは、お答えいたします。
　　ここ10年間ということでございますが、大体平均的には200名前後となっておりまして、直近で申し上げますと、令和２年度が182名、令和元年度が203名、平成30年度が226名、平成29年度が204名、平成28年度が237名となっておりまして、年を経るごとに若干ずつ少なくなっているという状況でございます。
　　以上でございます。
○委員長　　５番髙岡亮一委員。
○髙岡亮一委員　　白岩市長就任時に非常に大きな期待、市民が持ったのが、子供の数を何とか増やしたい。今の数字をお聞きしまして、これ世の中全体からすると、その流れというのは自然な流れと思うんですけれども、白岩市長自身、市長になられてそしてもう７年になるわけですか、この間の出生数の推移に関して、どういうふうな思いで受け止めておられるかお聞きしたいと思います。
○委員長　　白岩市長。
○市長　　出生数の絶対値というのは、これは減少していかざるを得ないものというふうに考えています。
　　一方で、合計特殊出生率、１人の女性が生涯に何人のお子さんを出産されるかという数値については、2.07に到達しなければ減少は永久に続くということですので、早くこの合計特殊出生率を2.07に引上げたいということで、様々な目標を立てて、いろんな取組をしています。
　　数年前よりも若干上がったんですが、しかし、このコロナ禍で大きくまた減少するだろうというふうに見込んでおります。このコロナ禍からの復活という意味では、その出生率、合計特殊出生率を早く引き上げるという目標を、これを国全体で強く推進していくことが必要と思っております。
○委員長　　５番髙岡亮一委員。
○髙岡亮一委員　　国全体の前に、南陽市としてその辺具体的な方策、それ市長独自のお考えあると思いますんで、その辺お聞きしたいです。
○委員長　　白岩市長。
○市長　　私、子供を産み育てやすいまちというものを掲げて市政運営させていただいておりますが、まず取り組んだのは、子供さんを働きながらも健全に育てることができる施設整備ということで、ゼロから２歳児もそうですし、３歳から５歳児の保育の受皿を、ここずっと拡充してまいりました。また来年も拡充が進みます。
　　一方で、働く場も必要だということで、企業の働く場の創出のために、企業が行う設備投資等への南陽市独自の支援も行って、たしか500名を超える雇用の場の増加が図れたというふうに思っておりますが、そういったことをやってもなお、この減少が続いているということについて非常に危機感を持っておりまして、さらにこういった取組を加速しなければいけないというふうに思っています。
○委員長　　５番髙岡亮一委員。
○髙岡亮一委員　　市長が、子供をなんとか多く産めるようなまちにしたい、市にしたいというふうなその思いというのは、非常にいろんな意味で基本的な、物すごく大事なことだと思うんです。
　　今度、市長３期目を決意されているというようなことなんで、その辺、何とかいろんな知恵を巡らして、具体的な施策を打ち出していただけるよう期待していますんで、よろしくお願いします。
　　以上。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　16ページの保健衛生総務費の健康管理システム事業費についてお伺いをしたいと思います。
　　健康管理システムの保守委託料ということで、ほかシステム更新ということで、1,348万6,000円が計上になっているわけですけれども、これについては、いわゆる今言われているデジタル化の延長として、というようなものができているのかどうか、まずお伺いをしたいと思います。
○委員長　　大沼すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長　　それでは、ただいまの御質問にお答え申し上げます。
　　今回、こちらの補正予算として計上させていただいている更新につきましては、現状の健康管理システムのほうが、南陽市だけで単独で使っているシステムになっておりますが、これを来年度以降、置賜広域で使っているシステムのほうに移行するということで、こちらのほうについては、当然ながら今後想定されております、国のほうの業務の標準化ですとか、そういうところも意図しながら、あと、さらに加えましては、長期的にも、経済的な面ということになりますけれども、ランニングコストの比較のときに、こちらのほうの共同運営のほうに移行したほうが、より安価に運用ができるという面を重視いたしまして、今回、このような予算の提案をさせていただいているところでございます。
　　以上です。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　すみません、共通認識したいので。このシステムの事業費、いわゆる今で言うと包括管理でアウトソーシングするんだというふうな話だと思うんですけれども、内容的にはどのようなことなんでしょうか。
○委員長　　大沼すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長　　ただいまの質問にお答え申し上げます。
　　内容といたしましては、今現在、同じように別なメーカーさんのところのもので、様々な健康管理ということで、例えば健診のほうの情報管理ですとか、そういうところを行っているものについて、そういうデータを完全移行いたしまして、そちらの新しいほうのシステムで運用を図っていくというふうな考え方での、今、取組ということで考えております。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　いわゆるこれは、市民一般の健康管理台帳みたいなのあるんですかね。そういったものをシステム化していくというふうなことで理解してよろしいんでしょうか。
　　ある程度、それとも、何ていうんですかね、市民一般じゃなくてある程度特定された人、例えば国民健康保険であるとか、あるいは社会保険のほうは除くのか、その辺ちょっとお伺いします。
○委員長　　大沼すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長　　それでは、お答え申し上げます。
　　確かに、比率で言いますと国民健康保険の方は多くはなるかとは思いますけれども、それ以外にも、一般の方に対しても様々な健康管理情報をこのデータの中で持たせていただいて、運用を図っていきたいというふうには考えております。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　分かりました。
　　今まで市でやっているものをアウトソーシングしたほうがいいんだというふうなことですね。
　　やはり、先ほども申し上げましたけれども、コストに対する成果というふうなものがどうなるのかなというふうに思って。
　　これは、ＲＰＡにはなじむかどうか分かりませんけれども、例えばそういうふうな、いわゆるデジタルの作業をしていくときに、ぜひそういったものを活用していくんだというふうなことだとちょっと分かるんですけれども。いわゆる共同でやっていく包括管理みたいな形で思っていたほうがいいのかというのは、ちょっとそこがよく分からないんですけれども。
　　そのようなことで、そのほうが効果があるというふうな判断をしたと思うんですけれども、その辺についてもう一回説明していただいていいですか。
○委員長　　佐野情報デジタル推進主幹。
○情報デジタル推進主幹　　それでは、ただいまの高橋一郎委員の御質問にお答えします。
　　今回リプレースするシステムについては、現在、市役所にサーバーを置いている形で健康管理システムを行っております。今回、予算に提案させていただいたものは、それについて、置賜広域で行っている共同アウトソーシングの中に、システムを一旦移行させることになります。
　　この後につきましては、令和７年度末を目安として、国の標準化システムの移行も入っておりますので、その中の準備作業という形でも捉えております。
　　ですので、その後、委員おっしゃいました業務のＲＰＡ化ですとか、そういったことについては、この後の作業になるかと思っております。
　　以上でございます。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　分かりました。準備から入るというふうなことですね。私は一発目で行けるのかなというふうに思ったものですから、分かりました。
　　ぜひ、健康管理をしながら、結局は市民の健康を、最終的な目標はいかに長寿命化するかというか、そういうふうなことだと思うので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
（発言する声なし）
○委員長　　次に、第７款商工費から第14款予備費までの19ページから22ページまでについて質疑ございませんか。
　　13番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員　　20ページの10款教育費についてお伺いしたいと思います。
　　６月の一般質問でお願いしていた件で、先日、ちょっと常任委員会で簡単にお聞きしたんですが、なかなかはっきりしたことが分からなかったもんで、改めてお聞きしたいと思います。
　　小中学校の女子トイレに生理用品を置いていただきたい。１人でも２人でも困った子供たちがすぐ使えるような状況にしていただきたいということでお話はしたんですが、そのときは、学校関係者、先生方、生徒さんとお話しするということで終わったわけですが、その後の状況をちょっと改めてお聞きしたいと思います。
○委員長　　佐野学校教育課長。
○学校教育課長　　ただいまの御質問にお答え申し上げます。
　　６月の定例会の折に御質問いただいた後も、教育委員会と学校とでの意見交換、それから学校においては生徒への考えを聞くといったことを進めてきているところでございます。
　　その中で、現行の進め方、つまり保健室配備で養護教諭等のリレーションの中で、体調等への声がけ、それからその変化の見取りといったことをする中で、生徒の体調面や心の安定についての安心感が生まれていると捉えていることから、現在、トイレの生理用品の配備をするといったところまでは進んでいない状況でございます。
　　大切なことは、委員御指摘のとおり、児童生徒の安心感と捉えておりますので、今後も学校と連携を取りながら進めてまいりたいというふうに思っているところでございます。
　　以上です。
○委員長　　13番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員　　今、お答えいただいた考え方も分からないことはありません。生徒さんがそういうことで保健室に行って、そのときに先生方が対応してくださったり、それをきっかけにお話をするということもあるかとは思うんですね。
　　でも逆に、あまりにもそれに対してどうだとか、いろんなことを考えてしまうと、その子供さんの意見とか聞いたときに、子供さん個々の状況にもよって全然意見も違うし、先生方の意見も違うと思います。
　　まずは、だから６月のときにお願いしたんですが、まずは置いていただけないかということが一番ではないかというお話ししたんですが、本当に思春期の微妙な時期の子供たちですので、それが困って使わせてもらうんじゃなくて、本当に自分が、あっというときに使わせてもらう安心感一つ、それから、なかなかそういうものにお金をかけられない子供たちが、やはり気持ちよく使われるという安心感、そういうものを含めると、まずは置いていただけるのが一番かなと、私はやはり思うんです。
　　女性の方々の意見聞くと、やはり個室にそういうものがあるということは、本当に子供たちに安心なんです。特に小学校の高学年なんかは、そういう子供たち、違う子供たち、いろんな子供たちがいる状況の中で、まず保健室に行くという一つの壁と言ったらおかしいんですが、そこに行けるまでの、すっと行ける子供と行けない子供と、そういうことも考えると、まずは置いていただけるのが一番と思うんですが、改めて教育長にお伺いしたいと思います。
○委員長　　長濱教育長。
○教育長　　ただいまの板垣委員の御質問にお答えをいたします。
　　今、御指摘のとおり、本当にこれは大事な問題だなというふうに捉えて、６月の定例会以降、各学校と定期的に話もしているところでございます。
　　今、お話の中に、保健室の中で壁があるというような表現があったわけですけれども、我々は、その壁をなくすという努力を最初にしなければならないというふうに常々思っております。
　　そんな中で、やはり各学校の声、それからお子さん方の声、そういったものをよく聞きながら、デメリット、メリット、いろいろあると思いますので、そういったことを踏まえながら。
　　ただし、ただ置いてみるというトライアル的なことは、ちょっと今の段階では難しいのかなと。それは、前回も答弁させていただいたと思いますが、いろんな営み、教育の中で行っている営み、そういったことで、理由も告げずにただ置いておく、それが安心感につながるというお考えもあると思うんですけれども、そこら辺学校の考え方との場面を検討しながら考えていきたいというふうに思っているところでございます。
○委員長　　13番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員　　教育としてはいろんな考えがあると思います。
　　そして、保健室の壁と私が申し上げたのはちょっと大げさだったかなと思いますが、やはりちょっと困ったときに保健室まで行って、また戻ってきて、その経過、時間、休憩時間の中でそういうことがちょっと負担になるのかなと思ったりとか。
　　やはり女性の意見としては、それがあると一番心配ないよね、どういう状況の子であっても、ちょっとそこで使えるという安心感、それは女の子にとってとても大事なことだよねという意見が多いです。女性では。そういうことを考えて、ぜひ、あんまり深く私は考えていただかないで、困ったときに使ってくださいと置いていただけることが一番かなと思っております。
　　全国的に多くの学校が取組を始めております。それは表面化になっておりませんが、置いてある学校がかなりあると思います。
　　すみません、６月のときに市長は、それほど大きい金額でないので予算化しておくことは可能だというふうに言ってはいただきました。ぜひそういうことも考えて、もう一度市長のお考えお聞きしたいと思います。
○委員長　　白岩市長。
○市長　　やはり、学校現場での先生方と子供さんの関係性の中で、どういった対応が総合的に考えて一番望ましいのかを真剣に一生懸命に考えていただいていると思いますので、教育委員会の現在の考え方に沿って、我々も対応したいというふうに考えております。
○委員長　　13番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員　　なかなか難しい問題なのかなと。考えてしまうと。ただ、あまり考えないと、単純に困っている子がそれで助かればいいなという考えでおりますので、ぜひいろいろ御検討いただきたいと思います。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
（発言する声なし）
○委員長　　次に、その他・附属資料23ページから26ページまでについて質疑ございませんか。
（発言する声なし）
○委員長　　質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
　　これより討論に入ります。
　　討論の希望ありませんか。
（「なし」の声あり）
○委員長　　討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
　　お諮りいたします。議第58号　令和３年度南陽市一般会計補正予算（第10号）は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
（「異議なし」の声あり）
○委員長　　御異議なしと認めます。よって、議第58号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
　　ここで暫時休憩といたします。
　　再開を11時10分といたします。

午前１０時５２分　　休　　憩

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午前１１時１０分　　再　　開

○委員長　　休憩前に議第58号は可決成立いたしましたけれども、その中で、市内小中学校の特別支援学級の状況について御質問ありました。その結果について調べてきたものですから、学校教育課長よりその場で答弁をしていただいて、終わりとしたいと思います。
　　佐野学校教育課長。
○学校教育課長　　お時間を頂戴しましてありがとうございます。
　　片平委員からの御質問にお答え申し上げます。
　　現在、南陽市内小中学校、小学校におきましては、特別支援学級５種別に14クラス設置されておりまして、34人のお子さんがここで学んでおられます。
　　中学校につきましては、２種別７クラス12人の生徒が学んでおります。
　　市内の小中学生、切れ目のない支援につきましては、就学前の見取り、すこやか子育て課の３歳児健診等の見取り、それから、教育委員会におけます就学に当たっての相談、適切な学びの場の設定、就学後、義務教育が終わってからにつきましては発達支援室というふうに、切れ目のない支援ができるように取組を進めているところでございます。
　　以上でございます。
○委員長　　なお、資料については準備してもらいましたので、事務局のほうに置いておきますので、必要な方については事務局より、ただいまの御報告の資料をお持ちくださるようお願いをいたします。

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議第５９号　令和３年度南陽市財産区特別会計補正予算（第２号）
○委員長　　それでは、次に、議第59号　令和３年度南陽市財産区特別会計補正予算（第２号）について審査を行います。
　　当局の説明を求めます。髙橋財政課長。
〔財政課長　髙橋直昭　登壇〕
○財政課長　　〔令和３年12月定例会　予算に関する説明書により　議第59号について説明〕省略別冊参照。
○委員長　　これより質疑に入ります。
　　歳入歳出全般、34ページから35ページまでについて質疑ありませんか。
　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　歳出についてお伺いをしたいと思います。
　　私も毎日烏帽子の湯には入らせていただいて、ほとんど毎日大変ありがたいなというふうに思っております。そしてまた、今回のいわゆる改修についての予算計上、改めて感謝申し上げたいと思います。
　　二、三ちょっと質問したいと思うんですが、改修の中で、いわゆる男女の浴室の何ていうんですかね、アールの状態のこれは壁というのか何ていうのか、それを撤去して、そこにいわゆるシャワー、カランを設けるというふうなことだと御説明をいただきました。
　　それで、最初気がつかなかったんですけれども、いわゆる耐震も含めて構造的にそれを撤去することについて、何か補強していくのかどうか、それとも補強もしないでそれでも大丈夫だというふうな見方なのか、お伺いをしたいと思います。
○委員長　　髙橋財政課長。
○財政課長　　ただいまの御質問にお答え申し上げます。
　　こちらの建物につきまして、現在、一級建築士の方にも現場を見ていただきながら、設計を組んでいる中ではございます。その中では、補強等の必要はないというふうに聞いてございます。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　構造計算上も一級建築士がついてのものであれば、もう問題ないというふうに理解をしました。
　　それから、以前も申し上げたんですけれども、駐車場の問題です。通常、私は夜遅くに行くわけですけれども、通常だとまあまあ何とか待つこともなく入れるんですけれども、例えば、とわの湯さん、あるいは元湯が休みのとき、これは本当に混雑して駐車場がなくて、正直言うと、何ていうんですかね、烏帽子湯の駐車場では足りなくて、とめているのも散見されます。
　　そうすると、やはりいろんな形で、違法駐車はできないわけですので、そこについてやはり私は、来年赤湯の湯こっとが完成して、最初のうちは当然、湯こっとのほうに集中すると思うんですが、残る元湯とそれから烏帽子の湯に関しては、ある程度また分散していくのかな、特に烏帽子の湯については、いわゆるかけ流し的なことで評判もいいですし、そしてまた、修繕を加えてまたリニューアルしていくというふうなことであれば、また人気が出てくるのかなというふうに、私は予想しているんですけれども。
　　そのようなことで、駐車場を借りるとか、そういったことについてのまず見通し、考えについてお伺いしたいと思います。
○委員長　　髙橋財政課長。
○財政課長　　駐車場の問題につきまして、委員おっしゃるとおり、混雑する時間帯、大変皆様に御苦労かけているなというふうに考えております。
　　なお、先ほど委員おっしゃったとおり、今後赤湯温泉湯こっと、また赤湯元湯、烏帽子の湯、こちらのお客さんの動向がどのようになるかということを見極めながら検討してまいりたいと考えておりますが、何分、赤湯財産区、経営的な体力がなかなか現在ない状況でもございますので、そのお客様の動きを見せていただきながら、改めて検討してまいりたいと思っております。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　利用客としての私は一員ですけれども、例えば元湯さんが休みのときには、割と若い人がやはり来るんですね。当然、車で来られると思います。そうするとやはり、駐車場の利用が不便だというふうなことはもちろんですけれども、そこの近辺の住んでいる方についても、やはりかなり迷惑をかけるのかなというふうに思います。
　　ぜひ、そういった視点も含めて検討していただきたいなというふうに要望したいと思います。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
（発言する声なし）
○委員長　　質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
　　これより討論に入ります。
　　討論の希望ありませんか。
（発言する声なし）
○委員長　　討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
　　お諮りいたします。議第59号　令和３年度南陽市財産区特別会計補正予算（第２号）は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
（「異議なし」の声あり）
○委員長　　御異議なしと認めます。よって、議第59号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第６０号　令和３年度南陽市介護保険特別会計補正予算（第２号）
○委員長　　次に、議第60号　令和３年度南陽市介護保険特別会計補正予算（第２号）について審査を行います。
　　当局の説明を求めます。髙橋財政課長。
〔財政課長　髙橋直昭　登壇〕
○財政課長　　〔令和３年12月定例会　予算に関する説明書により　議第60号について説明〕省略別冊参照。
○委員長　　これより質疑に入ります。
　　歳入歳出全般及びその他・附属資料、44ページから48ページまでについて質疑ございませんか。
（発言する声なし）
○委員長　　質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
　　これより討論に入ります。
　　討論の希望ありませんか。
（「なし」の声あり）
○委員長　　討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
　　お諮りいたします。議第60号　令和３年度南陽市介護保険特別会計補正予算（第２号）は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
（「異議なし」の声あり）
○委員長　　御異議なしと認めます。よって、議第60号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
　　以上で、本委員会に付託されました補正予算３件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、誠にありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

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散　　　　　　会
○委員長　　これをもちまして予算特別委員会を散会いたします。
　　御起立願います。
　　どうも御苦労さまでした。

午前１１時２２分　　散　　会