令和3年9月16日(木)午前10時00分開会・開議 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 梅川 信治 委員長 片平 志朗 副委員長 出 欠 席 委 員 氏 名 ◎出席委員(15名) 1番 伊藤 英司 委員 2番 佐藤 憲一 委員 3番 山口 裕昭 委員 4番 島津 善衞門 委員 5番 髙岡 亮一 委員 6番 高橋 一郎 委員 7番 舩山 利美 委員 8番 山口 正雄 委員 9番 片平 志朗 委員 10番 梅川 信治 委員 12番 髙橋 弘 委員 13番 板垣 致江子 委員 15番 遠藤 榮吉 委員 16番 佐藤 明 委員 17番 殿岡 和郎 委員 ◎欠席委員(0名) ────────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 白岩 孝夫 市長 大沼 豊広 副市長 嵐田 淳一 総務課長 吉田 弘太郎 技術調整主幹 嶋貫 憲仁 みらい戦略課長 佐野 毅 情報デジタル推進主幹 髙橋 直昭 財政課長 矢澤 文明 税務課長 髙野 祐次 総合防災課長 鈴木 博明 市民課長 尾形 久代 福祉課長 大沼 清隆 すこやか子育て課長 穀野 純子 ワクチン接種対策主幹 島貫 正行 農林課長 寒河江 英明 農村森林整備主幹 長沢 俊博 商工観光課長 粟野 清 建設課長 佐藤 和宏 上下水道課長 大室 拓 会計管理者 長濱 洋美 教育長 穀野 敏彦 管理課長 佐野 浩士 学校教育課長 山口 広昭 社会教育課長 土屋 雄治 選挙管理委員会事務局長 青木 勲 代表監査委員 細川 英二 監査委員事務局長 安部 浩二 農業委員会事務局長 ───────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 安部 真由美 事務局長 太田 徹 局長補佐 江口 美和 庶務係長 丸川 勝久 書記 ─────────────────── 本日の会議に付した事件 認第1号 令和2年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について 認第2号 令和2年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認第3号 令和2年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 認第4号 令和2年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定について 認第5号 令和2年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 認第6号 令和2年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 認第7号 令和2年度南陽市水道事業会計決算の認定について 認第8号 令和2年度南陽市下水道事業会計決算の認定について ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開 会 ○副委員長(片平志朗委員) 御起立願います。 おはようございます。 御着席願います。 これより決算特別委員会を開会いたします。 ただいま出席されている委員は14名で、定足数に達しております。 なお、本日の会議に遅刻する旨、通告のあった委員は、17番殿岡和郎委員1名であります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 委員長の辞任 ○副委員長 ここで、板垣致江子委員長の退席を願います。 〔板垣致江子委員長 退席〕 ○副委員長 板垣委員長より決算特別委員長の辞任願いが提出されましたので、暫時、私が委員長の職務を代行いたします。 初めに、委員長の辞任についてを議題といたします。 お諮りいたします。 板垣決算特別委員長の辞任願いを許可することに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○副委員長 異議なしと認めます。 よって、板垣致江子委員長の辞任を許可することに決しました。 ここで、板垣致江子委員の復席を求めます。 〔板垣致江子委員 復席〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 委員長の互選 ○副委員長 次に、委員長が欠員となりましたので、委員長の互選を行います。 お諮りいたします。 委員長の選挙は指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○副委員長 御異議なしと認めます。 よって、指名推選の方法により行うことに決しました。 指名推選は私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○副委員長 御異議なしと認めます。 それでは、私から決算特別委員会の委員長を指名させていただきます。 決算特別委員会委員長に、梅川信治委員を指名いたします。 ただいまの指名に対して、御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○副委員長 御異議なしと認めます。 よって、梅川信治委員が決算特別委員会委員長に当選されました。 ただいま委員長に当選されました梅川信治委員長から、登壇の上、就任の御挨拶をお願いいたします。 梅川信治委員長。 〔決算特別委員長 梅川信治委員 登壇〕 ○委員長(梅川信治委員) おはようございます。 ただいま指名推選をいただきまして、誠にありがとうございます。 また、委員各位には、快く承認をいただきまして、ありがとうございます。 今回、1回限りでありますが、皆さんの負託に応えるよう、一生懸命努力してまいりたいというふうに思いますので、委員各位の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、就任の挨拶といたします。よろしくお願いいたします。 ○副委員長 御協力いただき、誠にありがとうございました。 ここで、委員長と交代いたします。 〔副委員長 委員長と交代〕 ○委員長 ただいまから委員長の職務を行います。よろしくお願い申し上げます。 これより決算の審査に入ります。 本委員会に付託されました案件は、令和2年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに事業会計決算の8件であります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 認第1号から認第6号まで計6件 ○委員長 認第1号 令和2年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認第6号 令和2年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの6議案について、当局の説明を求めます。 大室 拓会計管理者。 〔会計管理者 大室 拓 登壇〕 ○会計管理者 〔令和3年9月定例会 決算に関する説明書により 認第1号から認第6号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長 これより審査に入ります。 この際、委員各位並びに当局にお願いを申し上げます。 質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。 これより質疑に入ります。 初めに、認第1号 令和2年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について、事項別明細書により審査を行います。 まず、歳入から行います。 第1款市税から第13款使用料及び手数料までの44ページから55ページまでについて、質疑ございません。 16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員 全体的な問題に関わるんで、総括的に質問いたします。 普通会計の財政の状況を見ますと、財政力指数は、毎年のように、若干よくなっているようでありますが、しかし、この財政指数の比率が年々悪化していると、こういう状況でありますね。 それで、財政力指数は若干よくなっているものの、いまだもって、まだ半分以下なわけだね、0.49ですから。1に近づけば近づくほどいいというふうなことになっているわけですけれども、実態としてこういう状況があるということであります。 それで、お聞きしたいんですが、この13市の中でどの程度の位置づけになっているのか、お尋ねしたいと。 それから、もう1点は、経常収支比率が、平成28年度は90.3、令和2年度、今回の決算では93.8と、3.5ポイント悪化していると、こういう状況あるわけですけれども、これからどういう対応をしていくのか、まずこの2点お尋ねいたします。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 ただいまの委員の御質問にお答え申し上げます。 財政力指数の県内市町村における位置につきましては、財政課長より答弁いたさせますので、御了承賜りたいと存じます。 全般的に財政力指数については、財政の改善を図ってまいりまして、徐々に、少しずつではありますが改善傾向にございます。しかしながら、十分とは言えない状況だというふうに思っております。 また、経常収支比率の状況につきましては、やはり、固定費となる社会保障費の年々増加しているという状況が、市の財政に占める割合が大きくなっていると。 これは、どの全国の自治体にも言えることでございますが、そういった状況が、経常収支比率の低下というか、経常収支比率が悪くなっているというふうに、反映されているというふうに思っています。 これをどうするかにつきましては、自前の財源をいかに確保するかということでございまして、そのためにも、市内の企業の立地や雇用の増加を促進したり、あるいは企業誘致、産業の振興、そういったものに今後とも取り組んでまいりたいと存じます。 ○委員長 髙橋直昭財政課長。 ○財政課長 それでは、財政力指数の13市の順位について申し上げます。 13市中9番目となってございます。なお、13市の平均でありますが、平均が0.53となっております。 以上です。 ○委員長 16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員 市長おっしゃるとおりだと思うんですけれども、社会保障の諸経費がかかると、年々アップしていると、こういう状況、先ほどおっしゃったように。 これはどこの自治体でも、南陽だけでなくて、全国各地の自治体は、皆共通する大きな問題だと思うんです。 ですから、そういった意味において、やっぱり地方交付税が年々減らされている状況の中で、非常に予算の、年度の予算ですね、編成に対する財政担当者は非常に苦慮して、夜、夜中までかかって、それでも金が足りない状況が続いていると。こういう実態ではないのかなと、私、思うんですが、それにしても、今、県の平均0.53を出されましたが、せめて県の平均ぐらいは、財政指数を上げていくということが大事でないのかなというふうに、私、思います。 それで、今、コロナの中で非常に企業も大変、それから飲食店も大変、皆、あらゆる分野において大変な状況があるわけですけれども、そういう実態の中で、来年度の予算編成も、まだ早いようですけれども、国あたりは、もう骨格出ているわけです。 そういう点において、やっぱりその辺を見ながら対応しないと、うまくないのではないかなと、私、思うんですが、いかがですか。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 委員のおっしゃるとおりだというふうに思います。 国の、各省庁の概算要求は過去最大となりましたが、コロナ禍の中で苦しむ国民経済を思えば、それは必ず必要なものだろうというふうに思っています。 そして、それを適切に地方に配分されるように、今後とも必要な状況に応じてしっかりと要望してまいりたいと存じます。 ○委員長 16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員 2年度の決算状況を見ると、決算の調書ですから、全体的にいろいろなこと書かれているわけですけれども、やっぱりこれなんか見ると、ちょっと字が細かくてよく見えないんですけれども、一目瞭然と、こうなるわけですけれども。さっき財政課長がおっしゃった県内9番目と今なっていると、平均値より遅れていると、こういう状況あるわけですから、その辺、庁内でも議論されまして、来年度の予算編成において、法人税の問題や様々な税収の問題問われてくると思うんですね。 そういう点で、今年度より落ちないように、やっぱり仕組みを切り替えていくと、これが私は大事ではないかなと思いますが、その辺の考え方、もう一回お尋ねして終わります。 ○委員長 市長。 ○市長 おっしゃるとおりだというふうに思います。 今後、より一層人口の減少に伴って、地方の財政運営、厳しくなることは明らかでございますので、それをいかに改善していくかということについては、市役所の総力を挙げて、今後とも取り組んでまいりたいと存じます。 ○委員長 いいですか。 ほかに質疑ございませんか。 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 44ページの市税の収入、歳入についてお伺いをしたいと思います。 コロナ禍によって、減収するというようなことは想定されるわけですけれども、その中で個人の市民税、それから法人市民税が、非常に明暗を分けているなというふうに思っております。 どのような分析をされているのか、それを税務課長のほうにお伺いをしたいと思うんですが、というのは、個人の収入済額については、前年比較で6,993万9,000円ほど増加していると。法人については、前年と比較して1億8,820万ほど、これは減少しているというふうになっております。 そうすると、この傾向というのは、いわゆるコロナが収まればよくなるのかなんですけれども、どのような分析をしているのか。 個人のほうが多くて、法人が減少しているというふうな点について、まずお伺いをしたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 矢澤文明税務課長。 ○税務課長 ただいまの御質問にお答えいたします。 個人市民税と法人市民税の決算の特徴についての件だということでお答えいたします。 個人市民税については、令和2年度は、一部の上場株式の譲渡が発生しまして、そのために増加しております。その他の所得につきましては、ほぼ前年並みというようなことになっております。 法人市民税、こちらのほうは、前年度よりかなり少なくなっておりますけれども、要因がございまして、第1点目、令和元年度に一時的に増益となった企業がありましたが、そちらのほうが通常の収支に戻ったことによる影響。 あともう一点が、元年10月以降に事業年度が開始する企業に適用される法人市民税の税率が引き下げられたというような要因がございまして、法人市民税のほうは下がっているというふうな状況になっております。 以上ございます。 ○委員長 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 まず、個人については、株式譲渡の部分があってそれがプラスになっていると、そのほかは例年並みだというようなことでした。 それから、法人市民税については、これは、いわゆる言ってみれば特殊要因もあるのかなとは思うんですけれども、税率の引下げというのは、やっぱりあるのかなとは思うんですけれども、令和元年度の中で、今、言われた一時増益した部分というのは、業種としてはどういう業種ですか。 ○委員長 答弁を求めます。 矢澤文明税務課長。 ○税務課長 ただいまの質問にお答えします。 業種的には、株保有の企業でございます。 ○委員長 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 分かりました。 いわゆる株式の譲渡に絡む増収、増益、減収というようなことで理解したいと思いますが、それでよろしいですか。 そうすると、今度、市長にお伺いしたいんですけれども、そのような、かなり何ていうんですか、前年比較として、非常に特に法人については減少している。それは法人税の引下げだというふうなことだとすれば、これは来年度以降、そういった形で、一時的じゃなくて、常態化するというふうな認識をされているのかどうか、お伺いをしたいと思います。 ○委員長 市長。 ○市長 法人税率の引下げに伴いまして、地方税の減収分を補?するための交付税措置がされているというふうに承知をしています。 そこでバラスンが取られているはずだということと、あと昨年度はそういう状況であったものの、今年度を見ますと、昨年度よりも厳しい状況ではないかと。 そうすると、黒字企業の割合が減って、赤字企業が増加すれば、やはり法人税については、さらに厳しい状況が当面見込まれるのではないかというふうに思っております。 ○委員長 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 私もそのように思っているんです。 また来年度、ひどくなるのかなというふうに思っていまして、それはコロナ禍のことでありますので、いわゆるアフターコロナになれば、また変わってくるのかなと期待をしてはおるんですけれども、その中で、結局大きく全体的に言えば、要するに例えば、単年度収支の1億3,000万円くらいが赤字だというような部分については、法人等を見ると、法人の市民税と大体バッティングするのかなとも思ったり、そうするとちょっと大きいウエートだなと、いわゆる交付税があったとしても、ちょっと大きいなというふうに思っています。 したがって、予算特別委員会でもお話ししましたけれども、コロナの影響、それから農林の被害等々、非常に経済が、お金が回らなくなってきているというふうなことがあって、それに対して、これは決算委員会ですからあれですけれども、この決算の数字を見ながら、やはり対策を立てていく必要があると。 それは、ある程度、国も含めて、積極的な財政運営に転換する必要があるんではないかなというふうには思っているんです。 そうでないと、いわゆる農林水産商工労含めて、非常に疲弊してくるという部分があるのかなというふうに思っています。 その点について、市長にお伺いをしたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 委員のおっしゃることに同意いたします。 年々の決算状況を御覧いただければお分かりいただけますように、年々決算額は、私、就任させていただいてから上がっているという状況です。 特に、昨年は特別定額給付金があり、もうすぐ200億円に到達するという、過去最大の規模となっています。 そうしたことも含めまして、身の丈に合った市政ということは、私、言わせていただいておりますが、身の丈に合わせるところは合わせつつも、しっかりと市内の経済に配慮して、持続可能な身の丈に合った市政をしつつ、積極的に行うものは行うという、そういう姿勢が必要だというふうに思っています。 ○委員長 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 そういった認識をしていって、いわゆる攻めるところは攻める。守るところは守るというようなことで、今の市長の答弁のように、ぜひ、めり張りのある財政運営を行っていただきたいと要望をしておきます。 ○委員長 要望でいいですか。 ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。再開を11時10分といたします。 午前10時55分 休 憩 ─────────────────── 午前11時10分 再 開 ○委員長 再開いたします。 休憩前に引き続き審査を行います。 ほかに質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長 質疑がないようですので次に移ります。 次に、第14款国庫支出金から第15款県支出金までの55ページから72ページまでについて、質疑ございませんか。 質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 次に、第16款財産収入から第22款法人事業税交付金までの73ページから88ページまでについて、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 次に、歳出について行います。 第1款議会費、89ページから90ページまでについて、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 次に、第2款総務費、90ページから123ページまでについて、質疑ございませんか。 16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員 先だっての予算委員会で、財政調整基金が約5億円ほど予算化されていると。本会議で決まると、このような状況になっているわけですけれども、この現在の財政調整基金どのぐらいあるのかと。今回、予算化される約5億円でどのぐらいになるのかですね。 来年の3月まで、まだ半年あるわけですけれども、これからも、財政調基金について積立てをするのかどうか、その辺どのように考えていらっしゃるでしょうか。 ○委員長 答弁を求めます。 髙橋直昭財政課長。 ○財政課長 それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。 今議会のほうに提案させていただいております補正予算のほうを議決いただきますと、7億4,100万円ほどになる予定でございます。 なお、今後の見込みといたしましては、今後の降雪の状況であったり、また、コロナウイルス感染症の動向によりまして、取崩し等もせざるを得ない状況もあるのかなというふうに推測しております。 以上です。 ○委員長 16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員 今回の予算約5億円、合わせて7億4,100万円と、こういうふうな基金になると。 これから何あるか分からない状況があると思うんですね。それで今、台風も来ている状況があるわけですけれども、しかも稲刈りも目前、あるいは果樹などの収穫も目前にしていると。今、ブドウなども大分今日は収穫になっていると、こういう状況の中で、いつ何時、災害が来るか分からない、そういう状況がずっと続いているわけですね、全国各地で。 ですから、ある一定のこういった財調なども含めて、基金として積み立てておくと。そして、いざのとき使うと、これが大事だと思うんです。 ですから、私さっき申しましたが、あと年度末まで半年間あるんですけれども、こういった状況を見ながら対応していくということを、今おっしゃったような気がするんですが、そのとおりでよろしいでしょうか。 ○委員長 答弁を求めます。 髙橋直昭財政課長。 ○財政課長 ただいまの御質問にお答えいたします。 委員おっしゃるとおり、災害等でございますと、例えば25、26の豪雨災害の場合ですと、単年度でおよそですが、4億円の一般財源を要したということもございますので、今後の備えといたしましては、必要な額を確保しながらというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○委員長 ほかに質疑ありませんか。 7番舩山利美委員。 ○舩山利美委員 102ページの総務費、総務管理費の企画費のフラワー長井線経営支援事業費についてであります。 この経営支援事業費については、当初予算で想定しないものの増額になっております。 補正の理由として上がっているのが、コロナ禍という不可抗力の位置づけの下、赤字相応分を、県及び沿線2市2町で負担ということでありますけれども、こういう社会情勢の中で、仕方のない、正当な負担だと思います。 しかしながら、これからもこういう、例えば正当な理由があれば、自治体の財政はどうあれ、幾らでも増額負担しなければならないということになれば、ちょっと疑問が湧くわけですけれども、その辺について、市長の考えをちょっと聞きたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 フラワー長井線につきましては、運営する山形鉄道を構成する県及び2市2町、各自治体の協議の場におきましては、当然ながら、各構成団体の負担が必要以上に増えないようにという前提の下で、運営費の負担の話し合いが行われております。 今回は、コロナというやむを得ざる状況があったわけでありますけれども、自治体の財政がどうであれ、足りなくなったから出すということは決してございません。 ○委員長 7番舩山利美委員。 ○舩山利美委員 令和2年度は特別だということだと思います。 やむを得ないということでありましたけれども、私も、以前からフラワー長井線については様々な面で申し上げておりますけれども、経営努力をされておられますので、最近はあまり、厳しいことは申し上げておらないつもりでありますけれども、交通機関を取り巻く状況も様々変化している中で、本市もゼロカーボンを宣言しております。 そういうことで、今後は、車もエコカーとか電気自動車と、そういうことに変わろうとしておりますけれども、フラワー長井線については、朝晩、高校生が大勢乗っておりますけれども、日中のほとんどの便は、例えばお二人、三人とか、一人というのも珍しくないんですね。 そんな中で、車よりも排気量が大きい、旧式だというわけでありますけれども、ほとんどの便が、少人数を乗せて、多量のカーボンを排出しているというようなことになろうと思うんです。 列車の電化ということについては、多分、財政的に無理だと思いますけれども、将来的に考えて、その辺の問題ないのかということをお聞きしたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 山形鉄道という鉄道事業者であれ、ほかの事業者であれ、SDGs、あるいはカーボンニュートラルの目標というのは、みんなで共有するその目的の達成に向けて、共に取り組んでいくものだというふうに思っています。 そういう意味では、どういった方法が鉄道事業者として取るべき望ましい方法なのかということについては、考えていく必要があるというふうに思っております。 ○委員長 7番舩山利美委員。 ○舩山利美委員 山形鉄道といっても、市で補助金を出しておりますし、上下分離で、下は市の所有物だと、大いに関係あるわけですね。 高齢化が進んでいる地方の中で、市ではやっぱり、おきタクのような公共交通になってくると思うんです。 高校生の通学については、以前からバスを考えてはどうかというようなこと、私は言ってまいりました。現実的に、米沢の私立高校は、遠いところはスクールバスを運行しておりますし、様々状況が変化していることも現実であります。 フラワー長井線については、すぐにどうだということにはならないかと思いますけれども、公共交通の在り方については柔軟に考えておく、そういう必要があるんではないかなと思うんです。 そういうことで、フラワー長井線は、どうしても不可欠だというふうに考えておられるのか、再度市長にお伺いしたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 山形鉄道については、南陽市は、もちろん構成団体の一員でありますが、そのほかにも山形県や長井市をはじめとする沿線自治体とともに取り組んでいるものでございます。 そうした意味で、南陽市単独の利益だけでなく、この面としての利益を考える必要もあるというふうに思っています。 現在においては、フラワー長井線がJRの赤湯駅に接続していることで、その隣の駅との違いとして乗換駅であると。そのために、赤湯駅がほかの駅よりも大きい丸で表示されると。で、それが、赤湯駅というのは聞いたことがあると、それは南陽市だというふうな、鉄道を乗られる方の認識につながっているという利点も考えておく必要があるというふうに思います。 そういったことを併せて、今、構成団体の一員として運営の一翼を担っているわけでありますが、永久に鉄道をということではないとは思っています。 今現在の状況を見ますと、数年前の大雪のときにバスの代替輸送してみましたら、現実的に多額の費用を要したということがございましたので、バスへの転換については、今現在は考えられていない状況です。 しかし、新しい交通手段でありますとか、お隣の高畠町でも無人の運転、自動車の実証実験が行われているとか、そういったことはそれぞれの状況で併せて考えて、どういう地域公共交通があるべきかというのを、みんなで一緒に考えていくのが一番いいというふうに思っています。 ○委員長 7番舩山利美委員。 ○舩山利美委員 先ほども申し上げましたけれども、スクールバス化しているという、だんだん、多分そういう方向になっていくのかなと。 例えば、南陽市の中学校の場合でも、統合した場合はそういう形になっていきますし、私は、そういう方向かなというふうには考えております。 これ以上は申し上げませんけれども、支援補助金の限度額なども決めるというか含めて、もう一度よく考えていただきたいと思います。要望しておきたいと思います。 以上であります。 ○委員長 要望でいいですか。 ほかに質問ございませんか。 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 106ページのホストタウン推進事業についてお尋ねしたいと思います。 オリンピック、パラリンピックが終わって、一種の熱も少し冷めてきた。ただ、非常にコロナ禍の中でいろいろあったんですけれども、よくやったなと結果的には思っております。 ホストタウンですけれども、私は以前から、バルバドスという国との交流のメリットが、どうも希薄だというふうに思っています。まずは、やはり遠いということもある。それから何か物産が同じなものとかそういったもの。 例えば村山市であれば、ブルガリアとバラというふうな関係で結んでいると。したがって、いろんなオリンピックが終わっても、そういった部分を通じて、それからそれを含めて人的な交流もあったわけですけれども、継続してやっていくというふうなメリットというんですかね、それはあるとは思うんですが、ここ南陽市、それからバルバドスに関していえば、そういった共通点というのがないと。 したがって、私は、どこかで出口戦略というんですか、やはり例えばワインならワインと、毎回言っているワインで、一緒に交流していこうというふうなことだったら分かるんですけれども、そうでもないと。じゃ、そのメリットは何だろうというふうに考えた場合に、私は、はてな、クエスチョンマークがつきっ放しです。 したがって、どのような形で、これは国と市が、当然協定をしてやってきたということもあります。けれども、そこについてどのように考えておられているのか。それから、一つの何ていうんですか、これについての評価、分析も含めて、考えていくタイミングになってきているのかなというふうに思うんですけれども、その辺についてはどうお考えでしょうか。 ○委員長 答弁を求めます。 嶋貫憲仁みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。 まず、本市のこのたびのバルバドスとのホストタウンの取組につきましては、議員の皆様からも多大なる御理解、御協力を賜りましたことに、改めまして感謝を申し上げます。 今後につきましてでございますが、バルバドスと、このようなホストタウンの御縁をいただいたことで、オリンピックが終わったわけですが、ぜひコロナが落ち着いたら、また南陽市のほうにもお邪魔したいというふうなお言葉も頂戴しております。 委員がおっしゃいますように、同じものをお互いに持ち寄ってというふうな交流のパターンもあると思いますが、逆に、それぞれが違うものを持って、そこの中でお互いのものをお互いに交換し合うとか、まさにそれが多様性だったりとか多文化共生というふうな、これからのものにつながっていくのかなと思います。 ただ、今後につきましては、これから先方の意向であったりとか庁内の議論も踏まえながら、詳しいことは検討してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○委員長 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 当然これからは、国庫補助等も使わないと、市の財源の持ち出しというふうなことになるわけですね。当然それに対して費用対効果という部分も出てきます、もちろん。 それよりも何よりも、やはり交流に関して、あまりにも遠すぎると私は思っているんです。だから、これは、見解の相違と言われればそれまでかもしれませんけれども、そういった意見が、やはり私だけじゃなくて、市民の方も思っているのも事実です。 したがって、そういったことをいろいろ検証するというふうな中で、冷静にぜひ検討していただきたいなというふうに思います。 この決算特別委員会では、このような形でそういった今後に向けてぜひ検証し、どうするのかということを、もう一度踏みとどまって考えていただいてというふうに思いますので、そこは要望としていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長 ほかに質問ございませんか。 5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員 103ページのふるさと納税事業費に関してお尋ねいたします。 この決算では、ふるさと納税事業費3億7,900万円で、今回のふるさと納税、集まった金額が7億8,100万円ですか。昨年と比較しますと、昨年の事業費が2億8,600万円、それで、集めた金額が7億9,000万円。 昨年と比べますと、昨年度、令和元年度と比べますと、令和元年度に比べて事業費がいっぱいかかって、それで若干ですけれども集まった金額が少なくなっていると。 歩留まりが悪くなっているわけですけれども、この原因、理由について、分かる範囲でお答えいただきたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 長沢俊博商工観光課長。 ○商工観光課長 お答え申し上げます。 例えば、寄附ですと、昨年度中に、もう寄附をされて、そして、今年度になってから品物をお送りするとかということがあるものですから、なかなか年度の中で、統一的に3割とかそういうふうになることも、逆にならないケースもございます。 例えば、年末に、来年のサクランボが欲しいというふうなことでの寄附の申込みがあって、そして寄附は頂きます。ところが、サクランボを送るのは年度が変わってからというふうな部分で、必ずしも3割にならない部分がある、それが1点と。 あと、業務委託のほうも少しずつ進めてございまして、例えば寄附受付サイトについても、昨年度途中までは三つでございました。昨年度の10月末から一つ増やしてございます。さらには、今年度になりまして新たに五つ、寄附受付サイトを増やしてございまして、今現在、トータルで9個のサイトで運営をしてございます。 その関係で、業務委託のほうの経費についても、少し上がっているというふうな部分もあると認識してございます。 ○委員長 5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員 報償費というか、その寄附のうちのかなりの金額が市内の業者に還元になるわけで、その点に関して言えば、必ずしも事業費が高くなることはマイナスということではなく、むしろプラスというような評価もできるわけなんですけれども、業務委託での面が大分多くなっているというふうなことなので、今年度の傾向としては、今の現状の段階ではどんな傾向になっていますか。 ○委員長 答弁を求めます。 長沢俊博商工観光課長。 ○商工観光課長 お答え申し上げます。 まず、寄附件数と寄附額のほうで申し上げますと、8月末現在になりますけれども、寄附件数は前年度対比で言いますと117.6%、寄附額については、8月末現在で2億2,900万ほどになってございまして、対前年比111.6%というふうな状況でございます。 経費のほうの部分については、まだ途中ではございますけれども、先ほど申し上げたとおり、寄附受付サイトのほうの部分が、委託の経費のほうが、若干昨年度より決算ベースで考えると、増える可能性もあるのかなというふうに認識してございます。 ○委員長 5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員 業務委託の件数を増やしたということの効果が、一応認められるというふうに解釈していいわけですね。 それで、これに関連しまして、ふるさと納税で集まった金額が地域振興積立金ですか、そっちのほうに回っているわけですけれども、これ、大分、昨年度の積立基金のトータルで、地域振興基金が8億900万円ほどなっているわけですけれども、これからの使い道というか、それに関して、市長、どのように考えておられるか、お聞きしたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 ふるさと納税を頂くときに掲げております子育てとか、教育とか、そういった分野がございます。 それぞれの分野に応じて配分の上、執行されるというふうに認識しております。 ○委員長 5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員 これからの南陽市の財政を考える上で、非常に有意義な呼び水になるような気がするんです。 どうしてもこれまでの、今日も何回も議論になっていますけれども、地方財政、だんだん厳しくなる、厳しくなると、そういった中で、私は必ずしもそうとは思っていないです。 いつも言いますように、国は金をどんどん刷れば、国債どんどん発行して、それを日銀に買ってもらえばいいと、それは私の持論です。じゃ、地方はどうするかと。地方は、金、刷るわけにいかない、どうするかと。 この間、山形でありました講演会で出た話が、一つは、地方債を日銀に買ってもらえばいいと、そういう方向になると。それから、あるいは地方債、発行した分を地方交付税で賄ってもらう、そういった方向だってこれから考えられる。 そもそも日本の経済が、ここ30年間どんどんほかの国から離されて、本当に情けないというか、ほかの国がどんどん成長している中で、日本はほとんど成長ができない。そういった中でそれからの日本の経済考えたら、こういうわけでいけないという流れが、今回の自民党の総裁選挙の中にも出ているように思われます。 そういった中で、我々、身についてしまった倹約志向、とかく削れ、削れ、それが善なんだと。そういった方向を切り替える上で、ふるさと納税は、地域振興基金は、非常に有効な手だてとして使えるんではないかなと。 その辺、先ほど市長が、持続可能な身の丈というようなことを言われた。非常にこれ、私も新鮮な気持ちで聞きました。 身の丈、まだまだ大きくなれる身の丈、持っているはずなんです、潜在的な。それに合わせた、大丈夫、持続可能、これからどんどん世界全体がそういう方向で動いているんだから、日本もその流れに乗らなければならない、南陽市もその流れに乗らなければならない。 そういった意味で、まず自分の中にある、我々の中にもう根づいてしまっている倹約志向というのを、一応脇に置いて、どうしたら楽しいか、これからどうやったらいいのか、そういった発想を第一義に考えていっていただきたい。 先ほどの市長の身の丈から、さらにそこから抜き出る可能性、私、感じましたんで、そこらを大いに期待しまして、私から市長に頑張れと言いたいんですけれども、市長からお答えいただきたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 頑張ります。 ○委員長 ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 質疑がないようですので、次に移ります。 次に、第3款民生費、123ページから144ページまでについて、質疑ございませんか。 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 すみません。そうしたら150ページの衛生費の中で、狂犬病予防飼い主登録云々のところになると思うんですが。 ○委員長 ちょっと待って、123から144ページまで質疑ございませんか。 ○高橋一郎委員 失礼しました。 ○委員長 9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員 125ページの第3款民生費、1目社会福祉経費の001番南陽ふれあいの丘管理ということで、年間220万円強で管理されているということ、これは分かりましたけれども。 (「22万」の声あり) ○片平志朗委員 22万円。 これは、何の目的のために現在のふれあいの丘として整備されたのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 副市長。 ○副市長 私からお答え申し上げます。 いわゆる、昔からの、よく因縁がある部分ですので、お答えします。 これは、ほなみ荘の隣のところがふれあいの丘になっています。ここは旧宮内高校の跡地の関係で、市が1回取得して、半分だけほなみ荘さんに譲渡して、半分残って、それを市で買い戻すときに、事業を興さんなねがったんです。 いわゆる事業を興さないと、開発公社のほうから買い戻しできなくなるもので、事業を興したときに、あそこにトイレとか、芋煮ができるとかレクリエーションができるような形で実は発想して、あそこに造ったんですけれども、なかなかやっぱり交通の便がよくないというと言い方、不適当ですけれども、奥のほうまで行かなければいけないものですから、なかなかその利活用が難しかったというのが反省点としてあります。 だから、あそこの利活用については今後も少し考えながら、ただ、あそこ、警戒区域になっているものですから、結構、制限としては引っかかるところになりますので、今後については、そういった点も含めて少し考えたいと思っています。 以上です。 ○委員長 9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員 ありがとうございました。 そういう目的のために整備されたということなわけですけれども、確かに、あそこ、傾斜地なので二段切り、段切りになっているんですね。 1段目の広場には駐車場と公衆トイレ、2段目があずまやがあって、それなりに整備はされているんですけれども、いつもあそこを通るたびに、もったいねえなという感じを受けていましたので、今後、例えば、今、村山の東沢バラ園で、秋のバラ園やっているんですね。 本市にも、当然双松バラ園というすばらしいバラ園があるわけですけれども、あそこに四季咲きのバラ園を持ってきて、もう少し名前のとおり触れ合う、皆さんの憩いの場として活用できないかなというふうに思っているんですが、具体的な方向性についてまでは考えていないと思うんですが、市長のその辺の御見解をお伺いしたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 私も、古い経緯については存じ上げておらなかったもので、そういった経緯も含めて、また委員の御意見も併せて、有効な活用策については探っていければというふうに思います。 ○委員長 9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員 いずれにしましても、あそこの場所は、ちょうど今、ほなみ荘さんが建っているところは、たしか、第一種住居地域だと思いますけれども、あそこから西側、要するにふれあいの丘そのものは、建築で一番規制が厳しい第一種低層住居専用地域なわけで、あそこに何か大きな建物を建てようというと、それはほとんど住居系しか建てられない場所でありまして、なおさらそういう観点からも、やっぱり建物でなくて、みんなが気軽に行って、あそこ、花でも何でも楽しめるような憩いの場にして、今後活用していただくことを要望したいと思います。 ○委員長 ほかに質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長 質疑がないようですので、次に移ります。 次に、第4款衛生費、144ページから156ページまでについて、質疑ございませんか。 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 150ページなんですかね。環境衛生費全般になるとは思うんですけれども、2点お伺いしたいと思います。 第1点は、通常、ごみ屋敷と言うんですかね、そういったことで言われている非常に不衛生なところが、南陽市内にはあるとは思います。 そういったところで苦情があった場合、いろんな意味で市のほうに来ると思うんですが、私もそういった件で1件ありまして、いろいろ本人の、やっぱり片づける意志がないと難しいものですから、それについては、いろいろと職員の方が何回も行って説得をして、結局は、社会福祉協議会とコラボをして、うまくやったというふうなケースがあります。 そのような形で、対策、対応が必要だと思うんですが、そのような苦情が来ているものというのは何件ぐらいあるのかということがまず第1点。 それから、もう1点は、なんかここに来て、私の近くだけなのか分からないんですけれども、野良猫が非常に増えてきているような気がするんです。 ある方については、いわゆる去勢とか避妊についてしていかないと、増えるばかりだというふうなことで、自己負担でやっているふうなところもございます。 そのような中で、動物愛護協会の関係で、そこは対処していくというふうなこともお聞きしているんですが、それについて、現状どのようになっているのか。 2点をお伺いしたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 鈴木博明市民課長。 ○市民課長 それでは、ただいまの御質問にお答え申し上げます。 まず、第1点目の不衛生な、いわゆるごみ屋敷といった苦情ですけれども、今年度は、こちらのほうに、市のほうに苦情があったのは1件でございます。 昨年度も1件から2件はあったというふうには伺っております。 あと2番目の野良猫の去勢、避妊の状況でありますが、現在、市において、そうした去勢や避妊についての補助などは行っていない状況です。 以上でございます。 ○委員長 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 いわゆるごみ屋敷と言われるのは、1件だというようなことだったわけですけれども、そういうふうなことに対しては、やはり先ほど申し上げたように、ぜひ対応していただきたいというふうに思います。 それから、野良猫、犬もそうなんでしょうけれども、犬より猫がどうも増えているなという気がするんですけれども、市では別に負担をしていないと、補助もしていないというふうな話でした。 動物愛護協会を通じて云々というふうなことなんですけれども、そこについてはどうなんでしょうか。 ○委員長 答弁を求めます。 鈴木博明市民課長。 ○市民課長 それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。 まず、市のほうに野良猫の関係で苦情があった場合は、基本的に県のほうと連携をしまして、一番最初に、県のほうでまず対応していただきたいということで、市のほうからお願いいたします。 ただ、県のほうで対応が難しいとなった場合については、動物愛護の団体のほうと連絡を取って、引き受けてもらえるものについては引き受けていただくというふうな状況になってございます。 以上でございます。 ○委員長 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 県の、いわゆる保健所ですね。 保健所で引き取ってもらうというようなことなんでしょうけれども、様々なケースはあると思うんですけれども、県が難しい場合というのはどういうことなのかちょっと分からないんですけれども、そこ、分かりますか。 ○委員長 答弁を求めます。 鈴木博明市民課長。 ○市民課長 それでは、お答えいたします。 明確な理由については分かりませんが、ただ、動物愛護法の中で、例えば、野良猫の拾得者の方が、県のほうに、保健所のほうに引き取ってくださいというふうな申出をした場合は、県は引き取らなければならないという規定になってございます。 ただ、県のほうで引き取ることになりますと、基本的には殺処分ということになりますので、その辺を考慮して、引き取ることを拒んでいることも、もしかしたらあるのかなというふうには考えております。 以上でございます。 ○委員長 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 分かりました。 もう一回、最後にお伺いしますが、愛護協会に相談して引き取ってもらうような場合は、それは負担というのはどういうふうに、その方はなるんでしょうか。 ○委員長 答弁を求めます。 鈴木博明市民課長。 ○市民課長 それでは、お答えいたします。 愛護団体のほうの収支については、はっきりとは分かりませんけれども、愛護団体の方とお話をしますと、やはり、ほぼボランティアでやられているということですので、例えば、愛護団体のほうで猫を引き取る場合は、基本的に譲渡会と言うんですか、譲ってもらいたいという方とマッチングをするわけです。そのマッチングをした場合に、譲り受ける方から、若干の料金をいただくということもあるというふうに伺っております。 以上でございます。 ○委員長 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 分かりました。 要するに、処分はもごさいなというふうなことで、愛護協会に行って、新たに飼い主を求めるというふうなことだと思うんですけれども、そのようなことは、なかなか私も聞かないというか、耳にしなかったものですからあれなんですけれども、それは、現実的にうまく機能しているんでしょうか。 ○委員長 答弁を求めます。 鈴木博明市民課長。 ○市民課長 それでは、お答えいたします。 愛護団体の方にお聞きしますと、譲渡会のほうはうまくいっているということでございます。 以上でございます。 ○委員長 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 分かりました。 じゃ、多くの方が、市民の方が、そういったことを知らないのかなというふうに思いますので、何か市報を通じてとか、PRしていただければなと思うんですが、どうでしょうか。 ○委員長 答弁を求めます。 鈴木博明市民課長。 ○市民課長 ただいまの質問にお答えいたします。 所有者不明猫の場合ということになりますので、PRをして、例えば愛護団体のほうに、どんどんと引き取ってもらいたいということになると、今度、愛護団体のほうもパンクをしてしまうと実情もあるようですので、その辺は関係機関、あるいは団体と相談をしながら、今後、研究を重ねてまいりたいというように考えております。 以上でございます。 ○委員長 ほかに質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長 質疑がないようですので、次に移ります。 次に、第5款労働費、156ページについて、質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長 ただいま審査の途中でありますが、暫時休憩といたします。再開は午後1時といたします。 午前11時53分 休 憩 ─────────────────── 午後 1時00分 再 開 ○委員長 再開いたします。 なお、8番山口正雄委員より、早退の旨、通知がありましたので、御報告いたします。 休憩前に引き続き審査を行います。 次に、第6款農林水産業費、156ページから175ページまでについて、質疑ございませんか。 16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員 161ページの第6款3目の農業振興費に関連して質問をいたします。 農業の耕作放棄地が、南陽で結構あるわけですけれども、現在の放棄地の面積。なぜ放棄をしなければならなかったのか、その理由等々について、まずお尋ねをしたいというよう思います。 ○委員長 答弁を求めます。 安部浩二農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長 お答え申し上げます。 耕作放棄地とは異なりますが、農業委員会で把握しているものは、遊休農地と言っていますけれども、遊休農地面積は、管内の農地面積が2,640ヘクタールありますので、そのうち遊休農地面積として確認されるのが14ヘクタールです。全農地面積の0.5%相当です。 あと、なぜ遊休農地等が増えるかという御質問でございますけれども、まず遊休農地の対策のお話からさせていただきますと、さきの産業建設常任委員会での行政報告の中で御説明させていただいておりますが、遊休農地や荒廃農地の実態把握と発生防止、あと解消指導等を目的に、農地法に基づき、農業委員会のほうで毎年1回の市内農地の利用状況調査、農地パトロールと言っておりますけれども、それを実施しまして、必要に応じて、土地所有者への意向調査を行うことにしています。 それで、本年度は調査実施期間として、7月下旬から8月下旬の1か月、農業委員12名、あと農地利用最適化推進委員13名の全25名で、例年どおり調査を行っております。 それで、遊休農地が増える理由は、やはり本人が高齢化になり、あと後継者もいないとか、あと土地の貸す相手が探せないとか、そういったもろもろの状況で、意識的に、農地を持っていて耕作しない人はちょっといないと思いますので、それぞれの諸事情でこういった問題が起きてくるものだと把握しております。 以上です。 ○委員長 16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員 ただいまの局長の報告によると、わずか14ヘクタール、0.5%と、こういうように報告あったわけですが、なぜ私、質問したかというと、春からいろいろな霜害や何か多々あったわけですけれども、各種農協をはじめ、個人や、あるいは農業関係者にいろいろお聞きすると、私の家では4人から田んぼを委託されて耕作していると。あるいは、多い方は、たまげたんですけれども、20人近い方から頼まれて仕事していると。 あるいは5件だの6件だのと、いろいろな方々、報告あったわけですけれども、引き受けるところがなければ、やっぱりそういうふうになってしまうということが言えるのかなと、私、思うんですが、しかも、今、農業離れが、今、情勢に応じてなっている状況があるわけですけれども、この南陽市の農家戸数も相当減っているわけですね。それで辞めざるを得ないと、こういう農家の方もいらっしゃると。 平成4年の南陽市の統計の農家数見ますと、平成4年でですね、農家戸数が2,294。5年に1回、国勢の調査でやっているようですけれども、平成27年を見ると、この約20年間で1,000戸近く減っているんですね、こういう実態なんですよ、今。 ですから、先ほど局長がおっしゃったように、高齢化が進んでいるとか、農業後継者が育っていないとか、いろいろな理由あるかと思うんですが、いずれにしても大変な状況なんです、これ。 ですから、今、私、一般質問でも、先だっての予算委員会でもいろいろお話ししましたけれども、このままの状況で行けば、将来どうなるか分からない、そういう声が聞こえてくるわけです。 ですから、今、対策、対応しない限り、私はどんどん減っていくと、こういう状況になるんではないのかなと、心配で心配で夜も寝られないというような方もいらっしゃると思うんです、私だけでなくて、本当。それだけ深刻だと思うんです。 こういう状況の中で、担当者としてどう思っているのか、責任者としてどう思っているのか、その辺の考え方についてお聞きをしたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 島貫正行農林課長。 ○農林課長 ただいまの委員の御質問にお答えいたします。 委員から、今お話をいただいたとおりかと思います。様々、生産者の方々が、これから営農をしていくに当たりまして、今年の果樹凍霜害等の災害も含めまして、なかなか厳しい環境に今なっているかとは思います。 そういった部分、先だっての一般質問等でも市長答弁等にもございましたが、生産者の方々が、今後も引き続き営農を続けられるような支援を様々検討しながら、様々な事業を実施してまいりたいというふうには考えているところでございます。 以上です。 ○委員長 16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員 今、課長おっしゃったんですけれども、営農が続けられるようにと、こういうお話でありますが、しかし、結果としてこういう実態があるわけです。 さっき私、申し上げましたように、わずか20年前から、1,000件近くも農家を離れざるを得ない、こういう実態なんです。 しかも、今回の米価の下落、あるいは課長おっしゃったように霜の害によって、先だっての発表では7億1,500万円、収入入らないわけですから、このことによって経済的にもいろいろ考えた場合、大変な状況になっていると言わざるを得ないわけですけれども。それにつけても、大変さ上塗りするようなそういう状況なんです。 ですから、私、市長に問いたいのは、こういった状況を、やっぱり一刻も早く、関係機関、自ら出向いて対応しなければならない時期ではないのかなと、私、思うんですが、どうでしょう。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 今、コロナ禍によって、外食産業の需要が大きく減退して、その分、米が余ってしまうという状況になっています。 一方で、都市から地方に移住する機運も見られまして、若い方が地方において、新たに農業に就業しようという兆しも見受けられます。 そういった兆しを着実に捉えて将来に備えるとともに、やはり一番大事なのは、米をもっと作ってくれという需要、売ってくれという需要をつかむことが大事だというふうに思います。 予算委員会でも申し上げましたが、世界においては、人口100億を見据える中で必ず食糧危機、食糧不足というのは起こるというふうに思われます。 国においても、輸出の拡大ということは進められておりますが、よりそれを強力に、この機を捉えて促進していただくように、市長会のほうの重点提言でも輸出の拡大を言っておりますが、私も、例えばジェトロでありますとか様々なところに私自身出向いて、輸出の拡大については、自治体としてもできることをやってまいりたいというふうに思っております。 ○委員長 16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員 それは、そのとおりなんです。 そのとおりだけれども、現実的に今どうしていくかという問題だ、課題なわけだ。 こうずっと戦後の農政見た場合、やっぱり状況として、どんどん目詰まりをおこしているのが、今の現実的な農業政策ではないのかなと。 ですから、先だっても私、申し上げましたが、やっぱり国の農政の失敗なんだよ、これ、簡単に言うと。これは当局だって重々、担当課ならましてや、皆、分かっていると思う、私が言うよりも。 ですから、やっぱり転換しない限り、こういう実態が続くだろうと、こういうふうに見ざるを得ないわけです。 ですから、しっかりその辺、農業後継者が育つような農政を残していくということが大事であって、そういうことではないですか、市長。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 おっしゃるとおりでございます。 後継者が育つということは、やはりその前任の親御さんの姿を見て、これならやりがいがあるということが一番大事だと思いますので、そういった視点で、今後後継者がしっかりと確保できるように、我々としてもできることを考えてまいりたいと思います。 ○委員長 ほかに質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長 質疑がないようですので、次に移ります。 次に、第7款商工費、175ページから185ページまでについて、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 質疑がないようですので、次に移ります。 次に、第8款土木費、185ページから197ページまでについて、質疑ございませんか。 16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員 196ページの8款5項の住宅費に関連いたしまして、建設課長にお尋ねしたいですが、現在、空き家について、今、何件ありますか。 ○委員長 答弁を求めます。 粟野 清建設課長。 ○建設課長 お答えいたします。 昨年度の令和2年度の調査でございますけれども、全体で748件でございます。 以上です。 ○委員長 16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員 748戸と。 それで、全国的にも、空き家が増えていく傾向だと言われているわけですけれども、南陽市でも、ここずっと数年来、増えてきて、ここ最近、2、3年ですか、歩留まりというか、ある程度収まりつつあるような気がするんです。 748件というのは、私、800も超えているのかなと思ったら748件で収まっていると、こういう状況あろうかと思うんですけれども。この空き家の件に対して、これからどのように対応して、空き家が増えないような状況にするのかというのも問われると思うんです。 ですから、その辺の考え方についてお聞きをしたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 粟野 清建設課長。 ○建設課長 お答えいたします。 佐藤委員おっしゃるとおり、平成29年度から30年度にかけては約60件増えてございます。ずっと増えてきたと。 ここ最近ですけれども、元年と2年の部分では20件程度というふうなことで、若干、委員おっしゃるとおり、落ち着いているなというふうな感じを、私も体感的に思っているところでございます。 空き家の取組については、従来どおり、まずは適正管理についてしっかり所有者に呼びかけを行っていくと、これが大前提でございます。 その後、空き家バンク登録ありますので、そちらに登録をしていただいて市場流通を加速させると。 さらには、危険な老朽空き家については、除却の補助を活用していただいて、除却を早めにしていただくと、こういうような取組を引き続き行っていきたいと思います。 ○委員長 16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員 私、思うんですけれども、全国各自治体でいろいろやり方違うんですけれども、いろいろな取組しているわけですね。 その空き家を利用して、一般の方に貸出しをしたり、いろいろやり方あろうかと思うんですが、南陽市としては、そういう考えというのは、ないのか、あるのかです。これからそういう計画があるんだというふうなことがないのか、あるのか、その辺どうでしょう。 ○委員長 答弁を求めます。 粟野 清建設課長。 ○建設課長 お答えいたします。 空き家の利活用については、様々な自治体で先進的な取組をしているところもございます。 いろんなリフォームに対する補助とか、そして、空き家を1件でも2件でも減らしていくというふうな取組もあるようでございますけれども、今、私が申した制度、これについて施策を引き続き実行して、確実なものにしていきたいというふうなことでございまして、委員からありました質問された内容については、現在のところ考えてはございません。 ○委員長 16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員 750件近い空き家があるんですけれども、そこの中でいろいろランク分けして、使える家、使えない家、いろいろあろうかと思うんですが、その辺の考え方の一つとして、やっぱりほかの自治体もやっているような、リフォームをしながら貸出しをするとか、そういうふうな要望、要求というのは、市民の間から出てこないんですか、これは。 ○委員長 答弁を求めます。 粟野 清建設課長。 ○建設課長 お答えいたします。 今、委員おっしゃるような内容については、市民からの要望というのはございません。 ○委員長 ほかに質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長 質疑がないようですので、次に移ります。 次に、第9款消防費、197ページから203ページまでについて、質疑ございませんか。 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 202ページ、防災についてお伺いをしたいと思います。 市長にお伺いしたいんですけれども、私も一般質問でいろいろと河川の、吉野川の氾濫に対する対応の仕方として、平成25、26年の災害に対応する、そこまでは大丈夫だよというふうな防災の工事をやって、本当に進捗しているわけですけれども。ただ、それは平成26年の災害までというような、それを超過したものについてはなかなか難しいというふうなことだと思うんです。 流域治水の考え方は、私も、いわゆる遊水地とか様々な田んぼにダム化するとか、その辺は島津委員もおっしゃっていましたけれども、そのような、いわゆる流域治水の考え方をしていかないと、やっぱり昨今の雨の降り方が尋常じゃないというようなことがあって、心配しているのは私だけではなくて、市民の方も心配しております。 そこで、流域治水という考え方を推進していくというふうな立場に立って、市長はどのように考えておられるのか、お伺いをしたいと思います。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 そもそも流域治水という考え方が出てきましたのは、数年前の阿武隈川水系での福島県や宮城県での広域的な災害の現場を、現在の赤羽国土交通大臣が視察されて、以前から考えていたんだけれども、川を直すだけでは、今後の気象変動による雨の降り方に対応できないと、そのインフラを整備するにも時間がかかると。その時間がかかる間、やはり上流から下流まで、あらゆる関係者が共同して、何とかして被害を軽減していこうという考えに立ったのが流域治水でございます。 それについては、本市でも川だけではやはり足りないという考えの下で、あの25年、26年水害の後、雨水幹線の整備を進めておりまして、何とかして内水氾濫の被害を抑えようという取組を継続して行っています。 田んぼダムにつきましても、数年前に、その発祥の一つとなっている新潟県の見附市などにも視察に行きまして、これから本市でも取り組んでいきたいというふうに思っております。 遊水地については、地形と場所の関係で、なかなか難しいという県の分析もありますけれども、これも引き続き、どこかでできるところがないかということは、関係者と一緒に考えていきたいというふうに思っているところです。 ○委員長 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 今、市長の力強い考え方をお聞きして、少し安心したのかなというふうに思います。 やっぱり本当に、平成26年でさえも累積が300ミリないんですよね、260、70ですよね。それが今、300とか500とかが当たり前になってくるという異常な中ですので、今の流域治水、特に何ていうんですか、ハード面でなくて、御協力をお願いするという形にはなると思うんですが、やはり田んぼダムとかそこについては、本当に真剣に早く御協議していただくというふうな形がいいと思いますので、そこはそのような形で、ぜひ進めていただきたいと思います。 ○委員長 ほかに質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長 質疑がないようですので、次に移ります。 次に、第10款教育費、203ページから242ページについて、質疑ございませんか。 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 211ページになるんですかね、市民プールのことです。 今年の夏場に市民プールに入って、皮膚がぶつぶつ出たとか、皮膚病になったとかという話があって、何したのかなというふうにいろいろ聞いたんですけれども、何が原因だったのかということと、その抜本的な対策はどのようになったのか、お伺いしたいと思います。 ○委員長 山口広昭社会教育課長。 ○社会教育課長 お答え申し上げます。 市民プール、社会教育費の中の考え方で申し上げたいと存じます。 市民プールにつきましては、7月から開くというようなことになってございまして、開業をしたところでございます。 その中で、一部の御利用者の方から、少し皮膚のこすれのような症状が出たというようなことがございましたので、すぐに一旦停止をさせていただきました。 その際に、水質検査、それから業者を呼びまして一斉点検を行ったところではございますけれども、明確なその原因が分からなかったというようなところでございます。 ただし、未然防止のために、古い施設的な部分について一斉更新をさせていただいて、プール周りのそういう危惧されるところについては、万全を期すために除去させていただいて、更新させていただいて、プールを再開させていただいたという経過がございます。 以上であります。 ○委員長 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 今の社会教育課長の話ですと、万全を期して、後は大丈夫だろうというふうなことだと思うんですが、いわゆる日常、定期点検の中でしていること、しっかりと消毒も含めてやっていると思うんですが、そういったときには別に異常はなかったというようなことですね。 そういった中で、ただ、分からない部分があるというふうなこともあれば、やっぱりそういった対処をしなければならないということですので、社会教育課関連の市民プール以外では、そういうようなことはなかったんですかね。 ○委員長 答弁を求めます。 穀野敏彦管理課長。 ○管理課長 ただいまの御質問にお答えします。 学校プールにつきましては、今あったような事案はございませんでした。 ○委員長 6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員 分かりました。 何ていうんですかね、ちょっと不可抗力的な部分があったのかなとは思いますので、ただ、子供たち、本当にプールを楽しみにしていますので、ぜひ日常の点検も含めてよろしくお願いしたいと思います。 ○委員長 ほかに質疑ございませんか。 5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員 213ページと219ページかな、図書購入費に関してお尋ねします。 昨日、宮内小学校で会合ありまして、そして、新しく整備になった図書室、見せていただきました。 校長先生も大変喜んでおられまして、環境を整えたことで、子供たちも本当に喜んでいるというふうな話がありました。 図書室、見てきたんですけれども、本当にきれいな図書室になっていたんですけれども、肝心の本が、非常に本棚見るとすかすかなんですね。 この空いている分が埋まるには、どのくらいの年月がかかるだろうかというふうなことを思ったんですけれども。小学校の場合の図書購入費が154万円、中学校の場合が100万円ちょっというふうなことで、こういった形で、確かに今の、我々の子供の頃とは違いまして、情報をいろんなところから、我々はテレビも何もなかった時代ですから図書館それなりに、図書室というよりも図書館というふうな感じでいろんな本がそろっていたわけですけれども、その時代を思うと非常に寂しい。 それでも、子供たちはそれなりに本を求めている姿はあるというふうなことで、子供の頃から本に親しむということは、一生の生涯学習というか人生の糧になることですので、これからの、せっかく図書室をああいう形で一つ、宮内小学校の場合ですけれども整備になった。 その後の肝心の図書の、本の整備についてどのようにお考えか、教育長からお話いただけますか。 ○委員長 答弁を求めます。 教育長。 ○教育長 ただいまの髙岡委員の御質問にお答えを申し上げます。 委員おっしゃるとおり、活字の持つ魅力、そして、子供たちがその活字を通して学ぶ、心を豊かにする、知識を豊富にする、そういったこと、本当に大切なことだと。 これから教育の方法として、デジタル化がさらに進むものと思いますけれども、いわゆる図書のよさというものは、逆に、これからも大切にしていかなくてはならない。 そういった意味で、図書費を増額したいという気持ちはやまやまではございます。ただし、やはり限られた予算の中でございますので、できるだけ計画的に補充していくというようなことで、これからも対応していきたいなというふうには思っております。 ○委員長 5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員 限られた予算、これも先ほどから私も言いましたように、そういったある意味この辺は、そういった限られた予算という枠を取っ払って、思い切りというふうなところもある面では必要なんではないか。 図書の充実なんかも、ある意味でその枠を取っ払った形で思い切り整備していく、そういった姿勢も必要なのではないかと思いますが、市長、いかがでしょうか。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 予算は、入るを量りて出ずるを為すというのは、どなたも御存じのことだというふうに思います。 例えば、30万円の給与で30万円の支出が決まっているときに、思い切って1,000万円支出しようとなれば、全部借金するしかないわけで、南陽市において、そういったことは財政が非常に心配される事態になりますので、私は取りませんけれども、財源の確保については、例えば企業の協力をいただくとか、例えば髙岡委員の蔵書の協力をいただくとか、古本のリサイクルという方法もありますよねと、私はこの図書室の視察に行ったときに、校長先生に申し上げました。 今、SDGsも重要ですので、市民の皆さんの中で、余った本で子供たちに有益な本があれば、そんなに損じていないものについてはお出しいただいて、それを子供たちに読んでもらうというような、お金が、財源がないとすれば、ないなりの方法をいろいろ考えたらいいじゃないかというのが私の考えでございます。 あるいは、あるところから協力していただくとか様々な方法があると思いますので、市の予算をぼんと広げるということは難しいですけれども、いろんな方法を考えて、図書の充実を図っていただければというふうに思っております。 ○委員長 5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員 非常にいい考え、今、お示しいただいたと思います。 何も新しい本だけ金を出して買うのが、それでいいではない。そういったところで一つ、やっぱり図書の充実ということ大事だと思いますんで、たまたま私、昨日、宮内小学校で見て、それを思ったわけですけれども、南陽市全体、図書費150万円程度、7校で分けると、もう20万円かそこらになってしまうわけですし、いささかのものです。 だから、そういったことで、もっといろんな形で図書の充実ということを、ある意味大事なこととして今後考えていただきたいと思いますので。ちょっと関連しますけれども、この間、山形新聞に南陽青年団の話が出ておりまして、今、市長のほうから話あったように、そういったいろんな企業等、そういった外からの援助をいただいて、後援会というか、南陽青年団、頑張れよというふうな、そういった外からの応援が届いて、写真の中には、市長も教育長も写真出ていたわけですけれども。ただ、あの記事読んで、この青年団に一体どういう方向を期待しているのかなという、そこのところがあの記事からは読み取れなかったわけで、その辺のことに関して、あの会合の中で何か話があったものか、あるいはなくても、こういったことを期待しているというふうな思いがあるのかどうか、教育と市長、お二人からお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長 答弁を求めます。 市長。 ○市長 南陽青年団の後援会をやられている方と私も直接お話をさせていただいて、大変ありがたいお志の感謝を申し上げたところです。 その方からは、金は出すけれども口は出さないということをおっしゃっておられます。南陽青年団がやりたいことをやるために、我々、高齢者、年配の、人生の先人が集めたお金を、有効に使ってくれという趣旨だというふうに伺っておりますので、青年団がやりたいことをやっていただければというふうに思っているところです。 ○委員長 長濱洋美教育長。 ○教育長 会合でどういう意見が出たかというお話、私ちょっと会合には参加しておりませんので、そこは承知しておりませんが、青年団、若い方々が、今どっちかというと個別化といいますか、なかなか横の連携がうまくいかない。そういった意味で、南陽の青年団の皆さんは、いろいろな方との幅を持ちながら、いろんな考え方を吸収して、いろんな物事を、様々な取組をしていらっしゃるなということは、本当に感心しております。 そういう姿を子供たちも見ていますし、あるいは年上の市民の方も見ていますし、一つ、これから南陽市のいろんな意味での起爆剤、そして、活性化につながるものというふうに期待をしております。 ○委員長 5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員 金は出しても口は出さない、そういうふうな思い、何となく分かりますけれども、これからひとつ、金を出してくれる人はそれでいいんですけれども、我々、市政に関わる者、市長はじめ行政当局の方々については、これから南陽市、どういうふうな方向に行くのかなというふうな、やっぱりそれなりの一つのビジョンを若者たちに語り伝える。 あるいは、いろんなディスカッションの中からそういったものを浮かび上がらせるような、何かそういった一つの方向性というのは、金を出してくれた人の意思は意思として、それを受けた青年団と、あとそれとともに南陽市政を考えていく我々としては、一つの方向性というものを何か見出すような、そういった形も一つ必要なんではないかなというふうな気がしたところで、あの記事、いまいち、その先を見たいというような気持ちになったところでしたんで、その辺御理解いただいて、あの青年たちとまた会議する機会がありましたら、その辺も含めていろんなことを語り合ってこっちも刺激を受けると、そういった場に成長していってほしいと思っていますんで、よろしくお願いします。 ○委員長 ほかに質疑ございませんか。 3番山口裕昭委員。 ○山口裕昭委員 1個だけお願いします。 10款1項2目情報端末に関しての対応について関連ですけれども、先日、小学生のお子さんが自殺するという痛ましい事件がニュースで見られたんですけれども、そのときの内容が、学校で配付しているタブレット端末の中でチャットがありまして、その中でいじめがあってということが原因だという話がありました。 なかなかそういうのって難しい話だと思うんですけれども、今、タブレット端末について、学校のほうでどのような管理をされておられるのか。 あと、チャットということでありましたので、そういうようなアプリも入っているのか、それについてまず教えてください。 ○委員長 答弁を求めます。 佐野浩士学校教育課長。 ○学校教育課長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。 タブレット端末につきましては、現在、学校で充電保管庫に格納しておりまして、学習の際に取り出して使うというようなことを進めております。 今後、緊急的に、例えば臨時休業などを再度行う必要がある場合には、家庭への持ち帰りというところも検討しているところでございます。 その際の取扱いについても、保護者の方と共有しながら進めていく必要があるなというふうに思っております。 委員御指摘のいじめ、タブレット、それからチャット等に起因するいじめ等につきましては、事、タブレット端末を介してという、今回はそういうところでありましたが、それにかかわらず、いじめというものは絶対に許されないことだということについては、常日頃から、各学校、発達段階に応じて指導を徹底しているところでございます。 また、チャット等を介してということになりますと、埋もれてしまう、隠れてしまうというようなその状況も考えられます。 そういったことがないように、広い目で、複数の目で、そういう状況がないかどうか見取れるように、アンケートでしたり、担任との面談であったり、場合によっては保護者の方の声であったりというようなことを通しながら、そういうことがないように事前に未然防止、それから早期の発見、対応に努めてまいりたいと考えています。 以上でございます。 ○委員長 3番山口裕昭委員。 ○山口裕昭委員 先ほど聞いたことの中でもう一つだけ、タブレット端末の中で、チャット等をするようなアプリのほうは、今、タブレットのほうには入っているのでしょうか。 ○委員長 答弁を求めます。 佐野浩士学校教育課長。 ○学校教育課長 例えば、スマートフォンで使うような、日常的に使うものは入っておりません。 あくまで学習用ということでの用途のアプリ、ソフト等を入れているところでございます。 ○委員長 3番山口裕昭委員。 ○山口裕昭委員 最近の子供さんというのはなかなか詳しいので、大人では分からないような使い方とか始めることもあります。 ぜひその辺について学校のほうでも研究していただいて、注意していただきたいなと思いますので、その辺についてはよろしくお願いしたいなと思います。要望です。 ○委員長 ほかに質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長 質疑がないようですので、次に移ります。 次に、第11款災害復旧費から第14款予備費までの242ページから246ページまでについて、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。 お諮りいたします。認第1号 令和2年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長 御異議なしと認めます。よって、認第1号は原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認第2号 令和2年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。 これより質疑に入ります。 248ページから273ページまでの事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般について、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。 お諮りいたします。認第2号 令和2年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長 御異議なしと認めます。よって、認第2号は原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認第3号 令和2年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。 これより質疑に入ります。 276ページから297ページまでの歳入歳出全般について、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。 お諮りいたします。認第3号 令和2年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長 御異議なしと認めます。よって、認第3号は原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認第4号 令和2年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。 これより質疑に入ります。 300ページから303ページまでの歳入歳出全般について、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。 お諮りいたします。認第4号 令和2年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長 御異議なしと認めます。よって、認第4号は原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認第5号 令和2年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。 これより質疑に入ります。 306ページから329ページまでの歳入歳出全般について、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。 お諮りいたします。認第5号 令和2年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長 御異議なしと認めます。よって、認第5号は原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認第6号 令和2年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。 これより質疑に入ります。 332ページから339ページまでの歳入歳出全般について、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。 お諮りいたします。認第6号 令和2年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長 御異議なしと認めます。よって、認第6号は原案のとおり認定すべきものと決しました。 ○委員長 ただいま審査中でありますが、ここで暫時休憩といたします。再開を2時5分といたします。 午後 1時50分 休 憩 ─────────────────── 午後 2時05分 再 開 ○委員長 再開いたします。 休憩前に引き続き審査を行います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 認第7号及び認第8号の計2件 ○委員長 次に、認第7号 令和2年度南陽市水道事業会計決算の認定について及び認第8号令和2年度南陽市下水道事業会計決算の認定についての2議案について、当局の説明を求めます。 佐藤和宏上下水道課長。 〔上下水道課長 佐藤和宏 登壇〕 ○上下水道課長 〔令和3年9月定例会 決算に関する説明書により 認第7号及び認第8号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長 初めに、認第7号 令和2年度南陽市水道事業会計決算の認定について審査を行います。 これより質疑に入ります。 2ページから41ページまでの水道事業会計全般について、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。 お諮りいたします。認第7号 令和2年度南陽市水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長 御異議なしと認めます。よって、認第7号は原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、認第8号 令和2年度南陽市下水道事業会計決算の認定について審査を行います。 これより質疑に入ります。 44ページから91ページまでの下水道事業会計全般について、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。 お諮りいたします。認第8号 令和2年度南陽市下水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長 御異議なしと認めます。よって、認第8号は原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上で、本委員会に付託されました議案の審査は終了いたしました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。 ─────────────────── 閉 会 ○委員長 これをもちまして決算特別委員会を閉会いたします。 御起立お願いいたします。 大変御苦労さまでした。 午後 2時20分 閉 会 決算特別委員長 梅 川 信 治