令和３年４月２１日（水）午前11時17分開会

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殿岡　和郎　委員長　　　　島津　善衞門　副委員長
出　欠　席　委　員　氏　名

◎出席委員（１６名）
　１番　伊藤　英司　　委員　　　２番　佐藤　憲一　　委員　３番　山口　裕昭　　委員　　　４番　島津　善衞門　委員　５番　髙岡　亮一　　委員　　　６番　高橋　一郎　　委員　７番　舩山　利美　　委員　　　８番　山口　正雄　　委員　９番　片平　志朗　　委員　　１０番　梅川　信治　　委員１１番　川合　　猛　　委員　　１２番　髙橋　　弘　　委員１３番　板垣　致江子　委員　　１５番　遠藤　榮吉　　委員１６番　佐藤　　明　　委員　　１７番　殿岡　和郎　　委員
◎欠席委員（０名）

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説明のため出席した者の職氏名

　白岩　孝夫　　市長　　　　　　　　　　大沼　豊広　　副市長　嵐田　淳一　　総務課長　　　　　　　　吉田　弘太郎　技術調整主幹　嶋貫　憲仁　　みらい戦略課長　　　　　佐野　　毅　　情報デジタル推進主幹　髙橋　直昭　　財政課長　　　　　　　　矢澤　文明　　税務課長　髙野　祐次　　総合防災課長　　　　　　鈴木　博明　　市民課長　尾形　久代　　福祉課長　　　　　　　　大沼　清隆　　すこやか子育て課長　穀野　純子　　ワクチン接種対策主幹　　島貫　正行　　農林課長　寒河江　英明　農村森林整備主幹　　　　長沢　俊博　　商工観光課長　粟野　　清　　建設課長　　　　　　　　佐藤　和宏　　上下水道課長　大室　　拓　　会計管理者　　　　　　　長濱　洋美　　教育長　穀野　敏彦　　管理課長　　　　　　　　佐野　浩士　　学校教育課長　山口　広昭　　社会教育課長　　　　　　土屋　雄治　　選挙管理委員会事務局長　細川　英二　　監査委員事務局長　　　　安部　浩二　　農業委員会事務局長─────────────────────────────────────────────
事務局職員出席者
安部　真由美　事務局長　　　　太田　　徹　　局長補佐江口　美和　　庶務係長　　　　丸川　勝久　　書記
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本日の会議に付した事件
　議第28号　令和３年度南陽市一般会計補正予算（第２号）

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開　　　　　　会
○委員長（殿岡和郎委員）　　これより予算特別委員会を開会いたします。
　　ただいま出席されている委員は16名全員であります。
　　これより予算の審査に入ります。
　　本委員会に付託されました案件は、令和３年度補正予算１件であります。

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議第２８号　令和３年度南陽市一般会計補正予算（第２号）
○委員長　　それでは、議第28号　令和３年度南陽市一般会計補正予算（第２号）について審査を行います。
　　当局の説明を求めます。髙橋直昭財政課長。
〔財政課長　髙橋直昭　登壇〕
○財政課長　　〔令和３年第１回臨時会　予算に関する説明書により　議第28号について説明〕省略別冊参照。
○委員長　　この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
　　質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
　　これより質疑に入ります。
　　補正予算書の予算に関する説明書により行います。歳入歳出全般及びその他附属資料、８ページから14ページまでについて質疑ございませんか。
　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　９ページの児童手当事業費についてお伺いをしたいと思います。
　　特別給付金というふうなことで、先ほどの説明ですと５万円というふうなことがありましたけれども、人数的には、単純にこれを割ると大体460人くらいかなというふうに思うんですが、その方々に対する給付の仕方ですね、通知をしてそれから給付の事務的なことが入ってくるわけですけれども、どのような形で行うと考えておられるのかお聞きしたいと思います。
○委員長　　大沼すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長　　ただいまの委員の御質問にお答え申し上げます。
　　こちらの給付金につきましては、１つにはひとり親世帯の部分、あともう一つが低所得者ということで非課税世帯の分というのがございまして、まず先行してひとり親世帯の部分について支給のほうが始まっていくことにはなりますけれども、まず、対象となる児童扶養手当を受給されている方につきましては、こちらのほうで資料等ございますので、そちらの方につきまして御案内を出した上で即支給の手続を取らせていただく考え方でおります。
　　また、申請が必要な方々につきましては、適切な周知を図った上で申請書を頂いて、口座振込という形になろうかと思っておりますけれども、そちらも支給をしていくというふうに考えているところでございます。
　　以上です。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　児童扶養手当該当者についてはそういうことでいいと思うんですが、その他世帯に関してですね、非課税の方については申請書を出していくというふうなことが必要だとは思うんですけれども、その申請書について、例えばいわゆるコロナ禍の中での手続になると思うので、今までいろんな形で対策をしながらやっていると思うんですが、例えば郵送であるとか、何ていうんですかね、あまり接触をしないような形でやっていくのか、その辺についてはどうでしょうか。
○委員長　　大沼すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長　　ただいまの御質問にお答え申し上げます。
　　ただいま委員からございました方法も当然、考えるべきことというふうには思っておりますけれども、まだこの低所得者、非課税世帯の分について、実はその範囲も含めまして、国の要綱等が定まっていないというか、こちらのほうに通知は頂いていない状況でございます。そちらの通知も見ながら、実際どのようなことで実施していくかということを検討してまいりたいと考えているところでございます。
　　以上です。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
　　16番佐藤　明委員。
○佐藤　明委員　今回の補正予算は、１億1,000万ちょっとあるわけですけれども、ほとんどが経済対策、あるいは子育て支援というふうになっているわけですけれども、今コロナをめぐって県内も含めて相当増えていると、こういう状況が言えるかと思うんですね。それで、県内でももう1,400人に近い方々が罹患していると。しかも山形市を中心に、相当４月になってから増えているのが現状であります。
　　それでお聞きしたいんですが、ワクチンの接種の問題ですが、国も二転三転あるいは四転もしていると。ですから、地方自治体は非常に困惑しているのが今現状でないのかなと、このように思っているわけですが、その辺の状況についてまず御説明願います。
○委員長　　穀野ワクチン接種対策主幹。
○ワクチン接種対策主幹　　ただいまの御質問にお答えしたいと思います。
　　ただいまの現状ということで、ワクチンの供給に関する現状と置き換えてよろしいでしょうか。全体的な。
　　全体的につきましては、ただいま第２クールのワクチンで４月18日のワクチン接種ということで、18日からの高齢者等の施設の入所者及び従業者のワクチン接種のほうを始めている状況でございます。
　　そして、今現在は第５クールと言いまして、５月10日から５月23日までの期間のワクチンの希望数を国のほうに報告しているところでございます。そのワクチン数の供給数が示されるのが４月26日となっておりますので、４月26日以降につきましては予約、南陽市内でどのぐらいのワクチンを打てるのかという、予約の枠数を作成することが可能となるという状況にございます。
　　しかしながら、ワクチンが配給される時期というものが、５月14日から５月28日までということの２週間ものスパンでの情報しかいただいておりませんので、しかもそれがいつ届くのかという情報が、今回の４月18日から接種させていただいたワクチンにつきましても、配達日の５日前に届いたということでございます。
　　ですから、こちらのほうでは、ワクチンの数は見込めたとしても、いつから接種できるかということが、今の段階では見込めない状況でございますので、今後、国からの情報を注視しながら、速やかに対応していきたいと考えているところでございます。
○委員長　　16番佐藤　明委員。
○佐藤　明委員　　私、常に思っているんですけれども、遅れているわけだね、全体的な流れとして遅れているわけだ。
　　前総理の安倍さんは、大体今年の３月頃まで何とかやりくりしてしたいんだというふうな、当初の計画があったわけですよ。ところが残念ながらそうもなっていないと。ですから、各地方自治体ではそれを信じて今までずっと計画やってきたわけですから、それさえもできなくなっていると、これが現状なんですね。ですから、国がある程度方針決めてちゃんと履行していくと、実施していくと、このなっていないのが問題があるわけですよ。市長、そう思いませんか、あなた。大変なのは地方自治体なんですよ、これ。計画どおり進んでいないのが現状なんですよ、これね。ですから、もっと国に言ってやらなければ駄目なんじゃないですか。
○委員長　　白岩市長。
○市長　　委員おっしゃるとおりでございまして、先ほど穀野主幹からも説明申し上げましたとおり、我々が考えていた以上に、ワクチンが実際、いつどのくらい来るかという連絡が直前にならないと来ないと、これではちょっと計画のしようがないわけであります。それで非常に各自治体苦慮しております。
　　そういったことを改善してもらえるように、全国市長会を通じて３月、４月、２回ないし３回だったと記憶しておりますけれども、国のほうに専門の分科会を通じて、全国市長会の意見を南陽市からも述べております。とにかく早く情報が欲しいと、それがないと何ともしようがないということは再三申し上げているところでございまして、今後も引き続き、市町村の気持ちを国に伝えてまいりたいというふうに思います。
○委員長　　16番佐藤　明委員。
○佐藤　明委員　　私、思うんですが、当初の計画は４月の中旬から医療関係者、あるいは施設の職員の方々、こういった方々をはじめ、65歳以上のお年寄りですか、これ全国に3,700万ぐらいいらっしゃるんですが、６月まで終わらすと言っているわけだ。６月末までに終わらすと、こういう計画をしているわけですけれども、果たしてできるのかできないのか、非常に疑問に思うわけですよ、現時点で。
　　ですから、いま全国各地ね、大都会の東京をはじめ大阪でも、あの近辺でも相当今、連日数が増えているわけですね。やはりこれを歯止めをかけるには、徹底したやはり検査、それから今回提案するような支援策、これが求められているわけですね。非常に四苦八苦しているわけだ。中小零細企業の、あるいは商店の倒産も毎月のように増えているのが今現状なんですよ。
　　ですから、国の施策があまりにも脆弱だと、こう言わざるを得ないわけですよ。ですからその辺しっかり捉えて、国に対してこの辺の言葉で言うとじゃみでやると、こういうことも必要でないのかなと私は思うんですが、どうでしょうか。
○委員長　　白岩市長。
○市長　　私も、全国市長会の中の社会文教委員会に属していまして、まさしくその担当分科会ですので、何度となく南陽市の意見はその都度きちんと述べさせていただいています。
　　また、今の市長会は、闘う姿勢を持っている市長会でございまして、国に対しても言うべきはきちんと言うという姿勢で取り組んでおりますので、委員のおっしゃるように言うべきは言うという姿勢で、実際そうでないと我々全国1,741自治体の事務方も困りますし、それから国民の皆さんも不安を抱えることになりますので、言うべきはしっかりと言ってまいりたいと思います。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　コロナに関しての関連ですけれども、現状をちょっとお伺いしたいんです。
　　いわゆるテレビ、マスコミ情報等によれば、いわゆるワクチン接種をするドクターの方がワクチンを接種していないとか。いわゆる医療従事者が先行してすぐできたと思うんですけれども、それもしていないというふうなことが報道をされています。南陽市の実態としてどうなのか。
　　それから、それについてもしそうだとすれば、どういうふうに考えていくのかね。私はやはりその空間にいる方については、もう全部するべきだというふうに私は思っておりますが。
　　例えば、医療従事者の、簡単に言えばドクターとか看護師さんとかね、そういうふうな形でいくときには必ずもう先行してやるべきだというふうに私は思っていますし、それから例えば、今回第一弾として介護施設等にいったわけですね。その方々がワクチン接種をしているのかどうか、それについてお伺いしたいと思います。
○委員長　　穀野純子ワクチン接種対策主幹。
○ワクチン接種対策主幹　　まず初めに、医療従事者の件について御報告させていただきます。
　　医療従事者につきましてのワクチン接種は、県が取りまとめしているところでございますが、南陽市内の医療従事者に関しましては、昨日より南陽病院のほうで接種が始まっております。
　　そして、それが計画的に行われまして今進んでいるところですが、２回目のワクチン接種完了予定は６月１日とお伺いしているところでございます。その中には、看護師、ドクターのほかに事務職の方も含まれているということでございます。
　　また、２点目の高齢者施設等、そういったものへの接種者の考え方でございますが、南陽市で高齢者施設等の接種を先にさせていただいているわけでございますが、その対象者は、1,600名ほどとなっております。その中にはもちろん高齢者の方、あと障害者施設のほうにも及んでおりますので、65歳未満の方も入所者は含まれております。
　　また、市内、市外にかかわらず従事している方、その方についても接種しているというところでございます。
　　以上でございます。
○委員長　　５番髙岡亮一委員。
○髙岡亮一委員　　11ページの宮内地区地域交流センターについて、市長にお伺いします。
　　平成28年の４月でしたが、地区長会長として市長に御挨拶に行ったとき、最初に市長が言われたのが、宮内の公民館改築、何とかしなければならないという話でした。その話を受けて、我々いろんな場でいろんな議論を重ねて、あれから５年たったわけですけれども。今日、こういう形で最初の予算が上程されるということで、非常に感慨深く思っているところです。
　　それで、我々としては、あと議論の中心は今の公民館の場所にするか、あるいは蔵楽の場所にするか、そういった議論が中心だったと思います。そういった中で、まさか蔵楽の場所に新しい形で新しい建物が建設される、そういったふうなことは考えてもみなかった。それゆえのいろいろの戸惑いもあるようですが、それなりにそれを受け止めれば、非常に私はありがたいことだと思っているところです。
　　この交渉に関して、市長としての熱い思いというか、どんなふうな希望を持って、期待を持って市長はこの事業に臨んでおられるか、その辺の市長の思いをお聞きしたいと思います。
○委員長　　白岩市長。
○市長　　熱い思いということでありますけれども、やはりここ数年来、長年の課題であった宮内公民館の課題について、何としても前に進めたいという思いで、どのような解決方法があるか探っていく中で、今回の案をお示しをさせていただきました。
　　御意見はいろいろというふうに思いますけれども、ぜひ建物が地区を活性化するのではなくて、あくまでも人が地区を活性化すると。その施設を有効に利用されるかどうかというところは、市当局はもちろん、地域の皆様の思いにかかっているというふうに思います。その上で、宮内地区の特徴である菊あるいは文化、そういったものを生かした公民館の活用について、今後、建物とともに地域の皆様とお知恵を拝借しながら考えていければというふうに思っているところで、ぜひ委員からも地域の皆さんにいろいろお話しいただいて、前に進むように御協力をお願いしたいというふうに思います。
○委員長　　５番髙岡委員。
○髙岡亮一委員　　まさに市長言われるように、建物が地域を活性化するんじゃなくて、人が地域を活性化する、まさにそのとおりだと思います。
　　今後、これまでのいろんな議論もあるわけですし、そういった議論が、基本設計ができた段階で実施設計に向かう段階で、地元説明会等でいろんな意見をお聞きするというようなことですけれども、そういった中で、いろんな意見が出ると思いますが、それが１つの地域の活性化に結びつくような形で、本当に大事な、本当にありがたい事業ですんで、まさに人が活性化していくように、１つの建物をきっかけにして人が活性化していくような形での今後の取組み、地元説明会等での取組み、あるいは地域への呼びかけ、そういったことを大いに期待したいと思いますんで、よろしくお願いします。
　　以上です。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　緊急経済対策についてお伺いをしたいと思います。
　　観光業、飲食業、非常に困っております。それは市長も御認識だと思うんですけれども、これで一つ、何ていうかね、九死に一生を得るというようなことじゃなくて、まだ、何ていうかな、頑張ってもらいたいというふうな意味があるとは思うんですが。実は、これについては、先ほど市独自のものだというふうな話であったんですけれども、財源を見ると市独自部分はないわけですね。内容的なものについては当然、市独自で考えていらっしゃると思うんですが。
　　市長にお伺いをしたいんですけれども、市独自で、やはり前から私も指摘というかしていますけれども、市独自分で例えば積み上げていく、この金額を足していく、そういったことは考えていないのかどうか、お伺いしたい。非常にやはり大変な状況になってきています。そこについてお伺いをしたいと思います。
○委員長　　白岩市長。
○市長　　今回の緊急経済対策事業費につきましては、国の令和２年度の第３次臨時交付金を活用した事業でございますので、その財源を全額国費としているところでございます。
　　今回、国内では第４波、そして今後はそれに続く波も想定されています。そうした中で、いかに臨時交付金を有効に活用するかというところが大切だなというふうに思っています。
　　その第３次臨時交付金だけではおそらく足りないのではないかということも考えています。その場合、市独自財源を用いるかどうかという話になりますけれども、私としては、あらゆる選択肢は排除しないというふうに思っていますが、コロナ対策においては国がしっかりと責任をもって、地方の財政に悪い影響を与えないように、そしてそのことが民間事業者の皆様の安心や維持にもつながるように求めてまいりたいというふうに考えているところです。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　ということであれば、いわゆる独自性というのは、いつどこで出すのかなというふうに。今の市長の話ですと、当然コロナの収束はまだまだ先だというふうに、特にワクチン接種関係もありますので、それがまた、いわゆる青年層、若年層も含めてまだまだだと、今年いっぱい以上続くだろうと。
　　そうすると、やはり緊急経済対策でいわゆる貸付金とかですね、何とかしのいではいるものの、やはり限界が出てくるだろうと、そこについてやはりそのタイミングというんですかね。例えば飲食店で言えば、我々はなかなか足が進まないわけですけれども、そういった中でも、今度飲みにいくねと言ったときにはもう店がないというふうなこと、そんなことでは困るわけですね。その辺の見定めというのは非常に、国がやってくれるというようなことじゃなくてですね、ここはやはり頑張ってやるというふうな、１つの市長の考え方をどこかの時点で出さないと、結局やっているんだけれども、結局みんな国がやっていることじゃないのって、市としてどこまで私たちを面倒見てけんのやと。
　　要するに、そのまま経営を続けることによって将来的にはしっかり税金を納めていく、そういうふうなことになっていく。それが店をやめてしまえば税金どころじゃなくて、まさしく生活保護にもしなきゃならない、そこがあるわけですね。
　　そこが非常に大事な視点だと思いますので、そこについて、今市長はどこかの時点でみたいな話もありましたけれども、ぜひそこについては、今回はそういうふうなことかもしれませんけれども、じゃ、独自という言葉はあまり出さないほうがいいんじゃないかなというふうに私は思ったんですが、そこについてはいかがですか。
○委員長　　白岩市長。
○市長　　国の臨時交付金の使途というのは、国に計画を出してそれが承認されれば、臨時交付金を実際事業化することができるわけですけれども、臨時交付金を、その枠だけ与えられて、実際それをやるかやらないかというのは、市町村にかかっているわけです。どういうことをやるかも市町村にかかっていると。ですので、今回、南陽市としてはこれまでにない宿泊、観光、飲食だけでなく、その周辺の事業者の皆さんも大変だということで、事業内容を考えさせていただいたわけですが、独自というのは、自治体が考えた内容が独自だということで、独自財源だということではないわけです。そこのところはぜひ、一般市民の皆さんにも御理解いただきたいなというふうに思っています。
　　私の基本的な考えとしては、やはり国全般にわたるようなところは、緊急事態宣言時の休業の協力金も含め、国が事業内容も含めて決めて実施する。そして、都道府県単位では、都道府県の特徴にあったものを都道府県が実施する。さらに、市町村ごとに状況が全く違うので、市町村ごとに独自に考えて、市町村の特性に合った対策を実施するということが基本だというふうに思っております。
　　そうした意味で南陽市の特性にあったものを、財源は国の財源を生かしながら、内容は独自に考えていくということだというふうに思っております。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　内容的なことは私、分かりますが、市民の方ちょっとあまり分からないのかなと。独自というとそういうふうに市が単独で出したんだなというふうに単純に思っちゃうので、そこは説明をしていただければなと思います。
　　それから、交付要件の中で、感染防止対策を実施していることとあります。ここについてお伺いしたいんですが、チェック項目はどのように考えておられますか。これ大変なのかなと思っているんですけれども。
○委員長　　長沢商工観光課長。
○商工観光課長　　お答え申し上げます。
　　この給付金に当たりましては、事業者の皆様から申請をしていただくわけでございますけれども、事前にこちらのほうでも、３月に高橋委員のほうからも御指摘いただきましたチラシみたいなものを、国のほうからある程度頂いた分がございましたので、まず事前に配布のほうはさせていただいた経過もございます。
　　なお、申請の段階で、申請書の項目の中で確認ということでさせていただく予定でおります。
　　以上でございます。
○委員長　　６番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員　　逆にぼわっとした話をしていたのかなと、今の説明で。チェック項目、例えば当然マスクをするとか当たり前の話ありますよね。そのチェック項目について、具体的にはどのようなことを考えていらっしゃいますかということでお伺いしたんです。
○委員長　　長沢商工観光課長。
○商工観光課長　　お答え申し上げます。
　　飲食業だったり、またはいろんな業種によってもそれぞれ違うと思います。飲食店の方につきましても、組合等でしっかり独自の感染予防対策なんかも定めていらっしゃいますので、こちらのほうで、例えば申請の段階でこれをしていますかとか、そういったチェック項目は予定はしてございませんけれども、しっかりと感染防止対策に努めていただくということは徹底したいと考えてございます。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
　　15番遠藤榮吉委員。
○遠藤榮吉委員　　ありがとうございます。
　　佐藤　明委員のコロナのワクチンに関して関連ですが、質問したいと思います。
　　ワクチンなんですが、米沢は市長とある議員がしゃべったのは85歳以上だそうです、最初。65歳となっていますが、ぱっとここ見ると、そっちさ65歳の人あまりいないよね。こっちはほとんど65歳、私ははまっていませんが65歳の人なんです。85歳、75歳といくらしいんです。
　　ワクチンの情報よりも、南陽市の対象者が終わるのはいつなのか、まず。市長にお伺いします。
○委員長　　白岩市長。
○市長　　いつ終わるかという点をまず申し上げますと、65歳以上の高齢者については、７月いっぱいくらいで終わらせればベストかなというふうに思っています。国で今のところ示しているのが、６月いっぱいまでに65歳以上の高齢者が全員２回打てる分を供給するということですので、そこからどれだけのスピードで皆さんに接種できるかということだろうというふうに思っています。
　　今、私とそれからワクチン接種対策主幹とでいろいろ協議しておりますのは、取りあえず今の目の前にあるのは高齢者の方の接種なわけですが、いかに高齢者の方の接種を素早く完了して、65歳未満の方の予約受付を開始して接種スタートできるか、その時期を早めるかが課題だと。
　　そのためには、文化会館や市民体育館とか様々な施設を活用しようと考えておりますが、それに限らず、あらゆる方策を考えるということで協議をしております。
　　できれば、100％の方が接種されるわけではないので、ある程度は余裕があるんだろうと思います。その余裕のところにワクチンを接種できる能力が余裕が出るようになれば、そこに遅滞なく65歳未満の人の予約も入れられるようにしていきたいというふうに思っておりまして、それが７月中になればいいスケジュールかなというふうに考えているところです。
○委員長　　15番遠藤榮吉委員。
○遠藤榮吉委員　　ありがとうございます。
　　アメリカは医療従事者は終わったそうです。今やっているのは教育関係が接種をやっているということでした。
　　本当に商工観光課の、今、高橋一郎委員が言ったように、することなくなるにはワクチンを打つことだと思います。安心して元に戻すということで。それをいち早くやってほしいなと。
　　南陽市は早いほうでしたね、マスコミでは。でもみんなに、そっちの職員の方も打てるように、一日も早くなるようにぜひお願いをして終わります。
○委員長　　ほかに質疑ありませんか。
（発言する声なし）
○委員長　　質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
　　これより討論に入ります。
　　討論の希望ありませんか。
（「なし」の声あり）
○委員長　　討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
　　お諮りいたします。議第28号　令和３年度南陽市一般会計補正予算（第２号）は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
（「異議なし」の声あり）
○委員長　　御異議なしと認めます。
　　よって、議第28号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
　　以上で、本委員会に付託されました令和３年度補正予算１件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り誠にありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

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閉　　　　　　会
○委員長　　これをもちまして、予算特別委員会を閉会いたします。
　　御苦労さまでした。

午前１１時５８分　　閉　　会

予算特別委員長　殿　岡　和　郎