令和3年11月29日(月)午前10時00分開会・開議 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 議事日程第1号 令和3年11月29日(月)午前10時開議  議会報告  議会運営委員長報告  日程第 1 会議録署名議員の指名  日程第 2 会期の決定  日程第 3 諸般の報告  日程第 4 承第 3号 令和3年度南陽市一般会計補正予算(第9号)についての専決処分の承認を求めることについて  日程第 5 議第 56号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第 6 議第 57号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について    閉   会 ──────────────────────── 本日の会議に付した事件  議事日程第1号に同じ ────────────────────────────────────────────── 出 欠 席 議 員 氏 名 ◎出席議員(17名)  1番 伊藤 英司  議員   2番 佐藤 憲一  議員  3番 山口 裕昭  議員   4番 島津 善衞門 議員  5番 岡 亮一  議員   6番 高橋 一郎  議員  7番 舩山 利美  議員   8番 山口 正雄  議員  9番 片平 志朗  議員  10番 梅川 信治  議員 11番 川合  猛  議員  12番 橋  弘  議員 13番 板垣 致江子 議員  14番 橋  篤  議員 15番 遠藤 榮吉  議員  16番 佐藤  明  議員 17番 殿岡 和郎  議員 ◎欠席議員(0名) 説明のため出席した者の職氏名  白岩 孝夫  市長          大沼 豊広  副市長  嵐田 淳一  総務課長        吉田 弘太郎 技術調整主幹  嶋貫 憲仁  みらい戦略課長     佐野  毅  情報デジタル推進主幹  橋 直昭  財政課長        矢澤 文明  税務課長  野 祐次  総合防災課長      鈴木 博明  市民課長  尾形 久代  福祉課長        大沼 清隆  すこやか子育て課長  穀野 純子  ワクチン接種対策主幹  島貫 正行  農林課長  寒河江 英明 農村森林整備主幹    長沢 俊博  商工観光課長  粟野  清  建設課長        佐藤 和宏  上下水道課長  大室  拓  会計管理者       長濱 洋美  教育長  穀野 敏彦  管理課長        佐野 浩士  学校教育課長  山口 広昭  社会教育課長      土屋 雄治  選挙管理委員会事務局長  細川 英二  監査委員事務局長    安部 浩二  農業委員会事務局長 ───────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 安部 真由美 事務局長   太田  徹  局長補佐 江口 美和  庶務係長   丸川 勝久  書記 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 開      会 ○議長(橋 篤議員)  御一同様、御起立願います。   傍聴席の方もお願いします。   おはようございます。   御着席願います。   去る11月22日に告示になりました令和3年南陽市議会第3回臨時会を開会いたします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 開      議 ○議長  ただいま出席されている議員は全員であります。   よって、直ちに会議を開きます。   なお、当局より説明員、青木 勲代表監査委員は、都合により欠席する旨、通知がありましたので、御報告いたします。   本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第1号によって進めます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 議会報告 議会運営委員長報告 ○議長  ここで、本臨時会の運営等について、議会運営委員長より報告を願います。   議会運営委員長 山口正雄議員。 〔議会運営委員長 山口正雄議員 登壇〕 ○議会運営委員長  おはようございます。   私から、議会運営委員会の報告を申し上げます。   本日招集されました令和3年第3回臨時会の運営について、去る11月26日午前10時より議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果について御報告いたします。   最初に、会期について申し上げます。   本臨時会に提案されます議案は、承認案1件、条例案2件の計3件であります。当局より総務課長及び財政課長の出席を求め、提出議案の説明を受け、協議いたしました結果、本臨時会の会期を本日1日とすることに決定しました。   次に、議案の審査について申し上げます。   まず、承認案1件につきましては、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。   次に、条例案2件についてでありますが、一括上程とし、提案理由説明、総括質疑の後、総務常任委員会に付託し、本会議休憩中、委員会を開催し審査、審査終了後、委員長報告、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。   以上、本臨時会の運営について、議会運営委員会において協議、決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長が指名いたします。   会議録署名議員は、4番島津善衞門議員、9番片平志朗議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 日程第2 会期の決定 ○議長  日程第2 会期の決定を議題といたします。   お諮りいたします。本臨時会の会期については、先ほどの議会運営委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決しました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 日程第3 諸般の報告 ○議長  日程第3 諸般の報告であります。   本臨時会に説明のため出席を求めた者の職、氏名、議員派遣の報告は別紙のとおりでございますので、御了承願います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 日程第4 承第3号 令和3年度南陽市一般会計補正予算(第9号)についての専決処分の承認を求めることについて ○議長  日程第4 承第3号 令和3年度南陽市一般会計補正予算(第9号)についての専決処分の承認を求めることについてであります。   この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。   市長。 〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  おはようございます。   ただいま上程されました承第3号 令和3年度南陽市一般会計補正予算(第9号)についての専決処分の承認を求めることについての承認案1件につきまして、提案理由を申し上げます。   補正の内容は、新型コロナウイルス感染症対策として行う3回目の追加ワクチン接種、いわゆるブースター接種に係る準備費用、令和3年産米の価格が大幅に下落したことにより、収入が減少した農業者の経営安定のため、無利子資金を融通する、災害・経営安定対策資金利子補給補助金、緊急経済対策として実施する、旅行需要を掘り起こし、観光客の流れを取り戻すための南陽市誘客キャンペーン「ウェルカムなんよう」事業の新規追加であり、財源につきましては、国県支出金及び繰入金で措置いたすものでございます。   また、債務負担行為の追加をいたすものでございます。   以上、承認案1件につきまして、提案理由の説明を申し上げましたが、御審議の上、御承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております承第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、承第3号は、委員会付託を省略することに決しました。   これより質疑に入ります。質疑ございませんか。   6番高橋一郎議員。 ○高橋一郎議員  お伺いしたいと思います。   新型コロナウイルスワクチン、いわゆるブースター接種についてです。   8か月を一つの目安として、順次していくというふうなことなのですけれども、いわゆる医療従事者とか、保育園、幼稚園の先生方、それから介護職にある方、そのような方については、どのようにお考えされているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長  穀野純子ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ただいまの御質問にお答えいたします。   ブースター接種は、2回目接種後の8か月後以降に行うことになっておりますので、接種する時期はもう定まっております。ただ、議員おっしゃる向きはどのような形でということなんでしょうか。   申し訳ないです。 ○議長  6番高橋一郎議員。   もう一度お願いします。 ○高橋一郎議員  今のような形で、最初に先行して打っているわけですから、それを通して8か月後というふうになってくるということで、それは当然なことだと思いますけれども、それが例えば12月からとなっている場合ですよね。現在、当然専決処分ですから、行っているとは思うのですけれども、そういった通知に関しては、これに先行して行っているというふうな理解でいいのかということと、いわゆる8か月基準でなくて、その前にするというふうな話も聞いた、世間的には言われていますよね。そこらの対応はどういうふうになさるのか。   例えば、今だと8か月ということは、逆算すれば12月からとすれば8か月、4月ですよね。4月なんだけれども、例えば、仮に5月にそういった、いわゆるエッセンシャルワーカーの方々がした場合は、例えば前もって8か月を満たさなくてもやれるというふうな考え方があるのかどうか、その2点です。 ○議長  穀野純子ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  大変失礼いたしました。   接種券等の準備につきましては、今発送の準備をするところでございます。市内の方で一番早い方は、2回目接種を11月26日に終わられておりますが、3回目の接種そのものの実施期間が12月1日からとなっておりますので、それから順次接種する予定で進めております。   また、そのほかの5月にした方については、1月から接種ということになりますけれども、それの準備も今医療機関とのほうと調整しておりまして、医療従事者や高齢者施設等の該当者、今現在いる人などの該当者を調査して、人数を今把握しているところでございます。   あと、8か月前ということなのですけれども、薬事承認法では6か月ということにはなっておりますが、8か月以後ということで、国のほうから指導がきておりますので、8か月より前に接種をするという予定では組んでいるところはございません。   以上です。 ○議長  6番高橋一郎議員。 ○高橋一郎議員  分かりました。   あと、ファイザー社のワクチンというふうなことになると思うのですけれども、その供給に関しては、大丈夫なのでしょうか。どのような状態でしょうか。 ○議長  穀野純子ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ファイザー社製ワクチンにつきましては、医療従事者用のワクチンは2.5箱分、先週、南陽病院のほうと佐藤病院のほうに届いております。   また、2月、3月に接種可能な方、今年の6月、7月に接種を終わられた方の分のワクチンについても、ファイザー社製とモデルナ製が来るということで、国のほうからは通知を受けているところでございます。   以上です。 ○議長  3回目ですので。   5番岡亮一議員。 ○岡亮一議員  ワクチンは、最初は2回というふうな話だったわけですけれども、何か月かたつと効き目がなくなるということで、ブースターという、要するに3回目の接種、ただそれもまた効き目がなくなると、4回目、5回目ということで既にイスラエル辺りでは4回目の接種ということになっているようですけれども、今後、そういったことはここでもあるというふうな可能性はあるのかどうか。   そして、現段階での、今回の3回目の接種に関しての、南陽市としての財政面の負担、それからそれに伴ういろんな人材面での負担、その辺の状況についてはどうなっているのか。その辺をお聞かせていただきたいと思います。 ○議長  穀野純子ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ただいまの御質問にお答えいたします。   4回目、5回目があるのかということは、やはり厚生労働省のほうからの通達がないかぎり、こちらのほうでは判断しかねますので、それは御回答できないことでございます。   あと、3回目としての、市としての財源ということでございますが、全て国庫の補助金と負担金のほうで賄うということになっておりますので、市のほうからの持ち出しはないと思っております。   また、人材なのですけれども、人材につきましても国の補助金のほうで会計年度任用職員とかを雇いながら、させていただきたいと思っているところございます。   以上でございます。 ○議長  5番岡亮一議員。 ○岡亮一議員  私は、非常にこれ深刻な問題として、このワクチン接種についてはこれまでも何回も申し述べてきましたように、思っております。ワクチンの回数が重ねるごとに、本来持っている、人間に備わっている免疫機能がどんどん失われていってしまっている。いわゆるワクチン依存症というふうな形になってしまうのではないか。   厚生労働省のほうからの指導ということで、なかなか当市として、それを否定するということはできないとは思うのですけれども、その辺についての市としての検証、さらにそれを住民にどういった形で伝えていくか、何も伝えないのかとか、ワクチンをすることは至上命令ということで、市民に対して、その辺の注意喚起、それを何か考えているのかどうか。もうワクチン接種一本やりで、突っ込めという感じで、これからもやっていくのかどうか。その辺、市長からお聞きしたいと思います。 ○議長  市長。 ○市長  ワクチンの検証ということでありますが、市独自での検証はなかなか難しいというふうに思っています。   そうした意味では、国立感染症研究所であったり、WHOであったり、様々な機関のエビデンス等を確認する必要があるかと思います。   そして、市民の方への周知でありますが、ワクチンには副反応もあると。そして100%効くものではないと。そういった重要な、ワクチンを接種する、しないの判断の是非が分かれるようなことなどについては、特に広報が必要だなというふうには思っています。そこは市報等で随時お知らせしていこうと思っています。   それから、どんどん突っ込むのかということでありますけれども、どんどん突っ込むということではなくて、世界的に安全性、あるいは有効性が認められる感染症対策については、市としても、国の方針もしっかり見ながら行っていくというスタンスでいるところでございます。 ○議長  ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。承第3号 令和3年度南陽市一般会計補正予算(第9号)についての専決処分の承認を求めることについては、これを承認いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、承第3号は、承認することに決しました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 日程第5 議第56号及び日程第6 議第57号の計2件 ○議長  日程第5 議第56号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び日程第6 議第57号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての議案2件を議事の都合により一括して議題といたします。   この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。   市長。 〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  ただいま上程されました議第56号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議第57号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての条例案2件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。   本案2件は、いずれも県人事委員会勧告に基づく改正であり、特別職の給与につきましては、期末手当の支給月数を0.05月分引き下げるものであり、また、一般職の職員の期末手当につきましても、支給月数を0.1月分引き下げるとともに、再任用職員の期末手当について0.05月分引き下げるなどの所要の改正を行うものでございます。   以上、条例案2件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げましたが御審議の上、御可決くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長  これより質疑に入ります。   ただいま議題となっております議案2件について、総括して質疑ございませんか。   6番高橋一郎議員。 ○高橋一郎議員  お伺いしたいと思います。   改定するのは人勧決定ですので、これは仕方がないことだと思っていますが、改定部分ですね、今回の12月ではなくて、来年6月に繰り延べるというふうなことを、内閣として、方針として出しているやに聞いておりますが、それについてのことはどうなのでしょうか。 ○議長  答弁を求めます。   嵐田総務課長。 ○総務課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   国の情勢ということでございますが、国のほうでは、11月中に臨時国会開催できないということで、12月の臨時国会になるというふうにお聞きをしております。そうなると、本年度の12月の手当からの引き下げはできないというふうなことで、6月の手当で調整をするというふうなことで、お聞きをしております。 ○議長  6番高橋一郎議員。 ○高橋一郎議員  経済対策だというふうな表現でも語られているようですけれども、地方自治体に関して言えば、このとおり12月で調整するというふうなことの提案というふうなことで、よろしいですね。 ○議長  答弁を求めます。   嵐田総務課長。 ○総務課長  おっしゃるとおりでございます。   12月の手当で、今年分については調整するという内容でございます。 ○議長  5番岡亮一議員。 ○岡亮一議員  これ、人事院勧告だからしようがないということなのですけれども、この今の世の中で、何で公務員の給料を下げなければならないのかという、それが私、どうも理解できない。数日前、岸田首相は3%の賃上げを経団連に要請している。   そういった中で、公務員の給料だけ、何で下げねばならないのか。その背景というのは一体なんなのか。ちょっとその岸田首相の賃上げ要請に基づいて、こういった新聞記事があります。   この国の賃金は恐ろしいほど上がっていない。OECD、経済協力開発機構によると、20年の日本の平均賃金は、加盟35か国中22位、この30年で日本は4.4%増とほぼ横ばいだが、米国は47.7%増、英国44.2%増、ドイツ33.7%増、フランス31.0%増などと、大きく差がつけられている。15年には、とうとう韓国に抜かれてしまった。物価変動の影響を加味した実質賃金はさらにひどい。1997年を100とした場合、89.7、9か国の中で下回ったのは日本だけ。国民の中で所得がちょうど中間の人よりも半分未満の割合を示す相対的貧困率も日本は15.4%と、OECD加盟国中ワースト9位で、7人に一人は貧困に陥っている。   こういった、ここ30年来の日本の状況の中で、何で公務員の給料を率先して下げて、給料下がればやはり働き方にも、一生懸命の気持ちがそがれてしまうのは確かです。人事院勧告だからといって、これをみすみすうめて、日本の貧困化に手を貸すような、この賃下げに同意することをどう思って今回提案されたのか、市長お聞きします。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  議員おっしゃるとおり、諸外国に比べて日本の状況は厳しいということは、事実だというふうに思います。それの元となっているのは、バブル崩壊の後、失われた10年だったものが20年となり、30年となってきた。そういった経済状況が、今に至るまで影響を及ぼしているのかというふうに考えているところです。   その時の後遺症が、どうしても企業のマインドを非常に保守的にしている、ということがあろうかというふうに思います。   一方で人事院勧告、人事委員会の勧告等については、民間の給与水準に見合ったものにするという、基本的なベクトルがございまして、それによっているのかというふうに拝察しているところでございます。 ○議長  5番岡亮一議員。 ○岡亮一議員  民間に合わせる、こういうコロナの状況で民間が苦しい中で、公務員が大変なところに合わせてというふうな、これまでの世の中の一つの人勧の流れというのがあったわけで、それは分からないではない。   けれども、この辺で、この発想を変えないと、どんどん日本はおかしくなるよと。皆さん公務員の人たち、我々も含めて、今回対象となっている。給料下がる。これに対して、はっきり反旗を翻す必要があるのではないか。我々この特別公務員も含めて、給料を下げられるということはどういうことだと。   我々は、本来日本全体の給料を上げるべきときに、我々が率先して下げる。こんなばかなことはないという、これをきっちり反対を表明する意味で、この議案に私は反対したいと思う。それを、地方から声を上げて、おかしくなったこの日本を、なんとかやっていかねばならない。その意思表明として、議員の皆さんの賛同をお願いしたい。   私はそう思って、今日、今ここにいます。よろしくお願いします。 ○議長  ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   ただいま議題となっております条例案2件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり、所管の総務常任委員会に付託いたします。   なお、本議案の審査は、この後の休憩中に総務常任委員会を開催し審査願います。 ○議長  ここで暫時休憩いたします。   再開は予鈴にてお知らせいたします。 午前10時30分  休  憩 ─────────────────── 午前11時00分  再  開 ○議長  再開いたします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (総務常任委員長報告) 日程第5 議第56号及び日程第6 議第57号の計2件 ○議長  ただいま議題となっております議第56号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議第57号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての議案2件について、総務常任委員長の報告を求めます。   総務常任委員長 島津善衞門議員。 〔総務常任委員長 島津善衞門議員 登壇〕 ○総務常任委員長  私から、総務常任委員会の報告を申し上げます。   本臨時会において、当委員会に付託されました議案2件について、本会議休憩中に、第2委員会室において、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。   初めに、議第56号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。   本案は、令和3年度の山形県人事委員会勧告に基づき、所要の改正を行うものであります。   当局からは、特別職の期末手当を0.05月引き下げ、年間の支給月数を現行の3.25月から3.20月に改定するものであること。   ただし、本年分については、既に6月期の手当を支給していることから、12月期を0.05月分引き下げる特例を設けるものとの説明を受けました。   審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。   次に、議第57号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。   本案についても、令和3年度の山形県人事委員会勧告に基づき、所要の改正を行うものであります。   当局からは、一般職の期末手当の支給月数を0.1月引き下げ、年間の期末、勤勉手当の支給月数を、現行の4.35月から4.25月に改定するものであること。   ただし、本年分については、特別職と同様に、12月期を0.1月分引き下げる特例を設けるものであること。   また、再任用職員についても、期末手当の支給月数を0.05月引き下げ、年間の期末、勤勉手当の支給月数を2.30月から2.25月に改定するもので、本年分については、一般職と同様に、12月の手当を0.05月引き下げる特例を設けるものとの説明を受けました。   なお、影響額は、特別職、一般職合わせて約1,100万円との報告を受けました。   審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきと決した次第であります。   以上、総務常任委員会の報告といたします。 ○議長  これより質疑に入ります。   ただいまの総務常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。   5番岡亮一議員。 ○岡亮一議員  いろいろ話を聞きますと、人事院勧告に逆らった形の決定をすると、いろんな大変なことになるというふうな、そういった、これまでの経験のお話もお聞きしました。   しかし、今我々南陽市のみならず、日本全体を考えたとき、どういった方向が大切なのか。人事院に逆らえば、大変なことになるというふうなことで、我々が何の声も上げないままに唯々諾々と従うことがいいのかどうか。   これからの日本をどうなってほしいと我々は考えるのか。今のような、どんどん国際状況の中から、遅れをとっていくような日本であっていいのか。   我々3万そこそこの、この南陽市議会であっても、そこから声を上げることで、日本全体を変えていく、そういった意気込みをもって、我々この議場にいる。そう思えば、あえてここは人事院勧告に逆らってでも、それは間違っていると。その勧告は間違っていると。我々がこれから南陽市を担い、そして日本をこういう日本にしたいと思うならば、ここはあえて反対して、国民は精いっぱい、給料はどんどんもらって、働くだけ働く。   その意気込みをそぐような今回の提案に対しては、断固我々は反対すると。その意気込みを持ってほしいと私は思う。   議員諸君の、その意気込みをここで見せてほしいと思いつつ、私は反対します。   以上。 ○議長  ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。   ただいまの総務常任委員長報告に対し、5番岡亮一議員より、議第56号及び議第57号の議案2件について、異議がありましたので、分割して採決を行います。   まず初めに、議第56号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての採決を行います。   お諮りいたします。議第56号の採決は起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。   議第56号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり決するに、賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長  御着席願います。起立多数であります。   よって、議第56号は原案のとおり決しました。   次に、議第57号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての、採決を行います。   お諮りいたします。議第57号の採決は起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。   議第57号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり決するに、賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長  御着席願います。起立多数であります。   よって、議第57号は原案のとおり決しました。   最後にお諮りいたします。本臨時会において議決されました議案の中で整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。   以上をもって、本臨時会に提案されました議案の審査は全て終了いたしました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 市 長 挨 拶 ○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。   市長。 〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  令和3年第3回臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。   本臨時会におきましては、御提案申し上げました議案につきまして慎重に御審議を賜り、原案のとおり御承認、御可決をいただきましたことに厚く御礼を申し上げます。   また、12月定例会につきましては、25日に招集の告示をいたしましたが、この定例会におきましても慎重に御審議を賜り、定例会が有意義なものとなりますことを、御期待申し上げる次第でございます。   さて、令和3年度固定資産税における課税誤りにつきまして、対象となる納税者の方々をはじめ、市民の皆様に御迷惑をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。   今後、このような事態が起こらないよう、再発防止策を講じるとともに、職員に対する指導を徹底しながら、信頼回復に向け、全力で取り組んでまいりますので、議員各位におかれましては、御理解と今後も変わらぬ御指導を賜りたくお願い申し上げます。   結びになりますが、まもなく師走を迎え、寒さがますます厳しくなる折でございます。   冬の期間はウイルスの感染拡大が懸念されますが、議員各位におかれましては、御自愛をいただきながら、さらなる御活躍を御祈念申し上げまして、閉会にあたりましての御礼の挨拶とさせていただきます。   誠にありがとうございました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 閉      会 ○議長  これをもちまして令和3年南陽市議会第3回臨時会を閉会いたします。   御一同様、御起立願います。   傍聴席の方もお願いいたします。   どうも御苦労さまでした。 午前11時13分  閉  会 南陽市議会議長  橋   篤 会議録署名議員 島 津 善衞門 同       片 平 志 朗