令和4年12月15日(木)午前10時00分開議 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 殿岡 和郎  委員長   島津 善衞門  副委員長 出 欠 席 委 員 氏 名 ◎出席委員(14名)  1番 伊藤 英司  委員   2番 佐藤 憲一  委員  3番 山口 裕昭  委員   4番 島津 善衞門 委員  6番 高橋 一郎  委員   8番 山口 正雄  委員  9番 片平 志朗  委員  10番 梅川 信治  委員 11番 川合  猛  委員  12番 髙橋  弘  委員 13番 板垣 致江子 委員  14番 髙橋  篤  委員 15番 遠藤 榮吉  委員  16番 佐藤  明  委員 ◎欠席委員(2名)  5番 髙岡 亮一  委員  17番 殿岡 和郎  委員 ────────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 白岩 孝夫  市長           大沼 豊広  副市長 穀野 純子  総務課長         嶋貫 憲仁  みらい戦略課長 佐野  毅  情報デジタル推進主幹   髙橋 直昭  財政課長 矢澤 文明  税務課長         髙野 祐次  総合防災課長 竹田 啓子  市民課長         尾形 久代  福祉課長 大沼 清隆  すこやか子育て課長    嶋貫 幹子  ワクチン接種対策主幹 佐藤 秀之  農林課長補佐       寒河江 英明 農村森林整備主幹 長沢 俊博  商工観光課長       川合 俊一  建設課長 佐藤 和宏  上下水道課長       大室  拓  会計管理者 長濱 洋美  教育長          鈴木 博明  管理課長 佐野 浩士  学校教育課長       山口 広昭  社会教育課長 土屋 雄治  選挙管理委員会事務局長  細川 英二  監査委員事務局長 安部 浩二  農業委員会事務局長 ───────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 安部 真由美 事務局長  太田  徹  局長補佐 江口 美和  庶務係長  丸川 勝久  書記 ─────────────────── 本日の会議に付した事件  議第50号 令和4年度南陽市一般会計補正予算第10号) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開      議 ○副委員長(島津善衞門委員)  それでは、皆さん、御起立お願いいたします。   おはようございます。   着席願います。   本日、殿岡和郎委員長が都合で欠席のため、副委員長の私が委員長の職務を代行いたします。   これより予算特別委員会を開会いたします。   ただいま出席されている委員は14名で、定足数に達しております。   なお、本日の会議に欠席する旨通告のあった委員は、17番殿岡和郎委員、5番髙岡亮一委員の2名であります。   また、当局より、説明員、島貫正行農林課長が、都合により欠席の旨通知がありましたので、代わりに、佐藤秀之農林課長補佐が出席しておりますので、御報告いたします。   これより予算の審査に入ります。   本委員会に付託されました案件は、令和4年度補正予算6件でありますが、5件の審査は終了しておりますので、本日の予算特別委員会では、令和4年度補正予算1件について審査を行います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第50号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第10号) ○副委員長  それでは、議第50号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第10号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋直昭財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和4年12月定例会 予算に関する説明書により 議第50号について説明〕省略別冊参照。 ○副委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。   質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。   これより質疑に入ります。   補正予算書の予算に関する説明書により行います。   歳入、歳出全般及びその他・附属資料、56ページから71ページまでについて質疑ございませんか。   16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  市長にお尋ねしたいんですが、先だって、新聞でも発表されたわけですけれども、東京一極集中の是正の方針ということで、地域の活性化のための5か年計画ということで、デジタル田園都市国家構想総合戦略という骨子案をまとめたと、こういう報道あったわけですけれども、これは御承知だと思うんですけれども、つまり、前にも地方創生ということで、ずっとやってきた経過があるわけですけれども、新たな構想がまた出てきたと、こういうことだと思うんですね。   それで、デジタル田園都市構想と、非常に名前はきれいで、中身はどうか分かりませんが、その辺の状況等についてどういう構想なのか、その辺どうでしょうか。 ○副委員長  市長。 ○市長  デジタル田園都市国家構想につきましては、全国的に新たな地方の活性化に向けて、岸田総理のリーダーシップの下、打ち出された構想というふうに認識しています。   以前の地方創生と色合いが違うのは、よりデジタル技術を活用して、このコロナ禍で、オンラインや様々なネットワークを生かした活動も実際に行われてきたことをも逆手に取って、今後の地方への人の流れをより加速する。そして、その大きな主眼となっているのは、人への投資であるというふうに認識をしております。   南陽市におきましても、デジタル田園都市国家構想、デジ田構想というふうに略しておりますけれども、それについては、私もデジタル庁に実際に伺って、幹部の方にお話を伺ったりして、今後の南陽市としての進め方を、今庁内で検討しているところでございます。 ○副委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  デジ構想ということで、今、南陽でも検討していたと。   それで、私も分からないんですけれども、さっき市長もおっしゃったように、いわゆる前身となっている地方創生。ずっと私も、竹下内閣のとき地方創生ということで、各自治体に1億円ずつばらまいて自由に使ってくださいと。代表の都市は別にしてですね、こうやったと、そういう経過があるわけですね。   南陽市でも温泉サミットやリンゴサミットということで、そういった方法に使ったと、そういう経過あるわけですが、しかし、残念ながら東京一極集中というか関東や関西、こういったところさ依然として集中していると。依然として変わらない傾向がずっと延々に続いていると。   果たして、この構想なるものが、これから5年、10年先、あるいは何十年先になるか分かりませんが、果たしてそうなるのかどうか、非常に疑問視されると思うんですよね、我々一般的に見るならば。その辺、どのように市長は見ていらっしゃいますか。 ○副委員長  市長。 ○市長  先頃というか、昨年だかにようやく、東京にずっと地方から人が吸い上げられていた流れが、少しですが逆転現象が起きたと。東京の人口が、社会的な流入です、それが減少に転じたということがございました。   これは、委員も同じように考えられると思いますが、やはりコロナ禍という、今生きている人類が経験していないパンデミックが及ぼした影響が大きいと思います。   しかし、そういった不幸な状況も、先ほども申し上げましたが逆手に取って、今後の国の在り方を変えるきっかけにはなるというふうに思っています。   国も、それをぜひ生かしていこうという考えだというふうに承知しておりまして、その点については、国も地方も、東京一極集中から、何とか日本全体の地方への分散については、同じ思いで進めていくものというふうに思っております。 ○副委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  私、思うんですが、東京も減り始めてきている。関東、関西はちょっと分かりませんが、各都道府県どうなっているか分かりませんが、総じていえば、日本の人口は減少気味にずっとあると。将来的にもそういう傾向続くだろうと、こういう流れになっていると思うんです。   そういう状況の中で、これからこういう構想を始めたとしても、非常に私は疑問な点があるんではないのかなと。   これは、さっきも申しましたが地方創生の一環ならば、今までの様々な経験や教訓があると思うんです。40年近い間やってきたという経過あるわけですから。こういったことに学びながら、そういう経験を生かしていくよと、いい点は。   そういう発想というのはいろいろ議論されたと思うんですけれども、ただ、上辺だけの名前が、名称だけよくしたんでは、絵に描いた餅になるんではないかと、こういうふうに心配もしているわけだ。   ですから、この辺しっかり、南陽市の場合ですといろいろ構想はあるかと思うんですけれども、しっかりその辺見極めた上で対応するべきでないのかなと、このように思いますが、どうでしょうか。 ○副委員長  市長。 ○市長  委員おっしゃるとおりでございます。   ずっと変えようとしても、大きな流れが大河のように変わらなかったところが、ようやく反転の目が出てきたとはいえ、人口の減少のトレンドは今後数十年続きますし、どうしても大都市にというものは今後も続くと思いますが、一方で、農業に新規参入する方が増えてきたり、あるいは、国においても、農業の輸出が過去最速のペースで1兆円を超えるといった、そういった方向性もございます。   今まではなかなか進まなかったそういった分野においても国と歩調を合わせて、そして、過去も反省しながら、今後、実際に実効性のある地方への活性化の流れを南陽市もつかめるように、委員のおっしゃることを念頭に取り組んでまいります。 ○副委員長  よろしいですか。   ほかに質疑ございませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  61ページです。保健衛生費かと思うんですが、特定健診の通知のことです。   私の家に、こういう特定健診の通知のはがきが来ました。私の家だけに間違ってきたのかなと思ったんですが、どうもほかもあるようです。人間ドック受けてくださいという勧奨用のはがきだと思うんですが、人間ドックの予約をしている人にも来たというふうなことです。   そういったことについて、まずどういうふうな把握をなされているのか、お伺いをしたいと思います。 ○副委員長  答弁を求めます。   大沼清隆すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  ただいまの委員の御質問にお答え申し上げます。   こちらの勧奨通知についてでございますけれども、当初、意向調査をさせていただいた中で、まだ未受診である方を中心に、勧奨の対象ということで通知のほうを発出させていただいております。   その中で、今回ちょっと問題というか課題になったところなんでございますけれども、実は、受診の予約をされながらも、実際の予約日に受診をされていない方というのがかなり、8割に上るほどいらっしゃるというところで、こちらの考え方として、ちょっとそれが適正かどうかというところに課題はありますけれども、その方にもぜひ、まだこれから受ける方についても、分かっている方についても忘れないで受けてほしいという意図の下で、通知を発送させていただいたということがあったようでございます。   ただ、やはり文面が、御指摘ありましたとおり、通常の勧奨通知になっていたということもございますので、その場合場合に即応した御連絡のほうをさしあげればよかったというところは、ちょっと反省しているところでございます。 ○副委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  未受診で受けていないという方がいるというふうなことでの、そういった思いで通知をしたというふうなことは、それは分かりました。   ただ、今課長が言われたとおり誤解を招くんですよね。私は12月19日に受けますけれども、そういうふうに受ける人から見れば、何だろうなというふうに思っちゃいますよね。そういう意図であれば、そういう文章を、「予約になっていますけれども、ぜひ予約日に受けてください」というふうなことだったら分かると思うんです。   要するに私が言いたいのは、お金をかけて誤解を招くような通知は駄目だというふうなことなんです。   なので、ここについては今後ともあると思うので、それについての対応策について、まずお伺いをしたいと思います。 ○副委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  ただいまの御質問についてお答え申し上げます。   先ほども少し触れさせていただきましたけれども、やはり勧奨の内容について適正なものにさせていただくということで、今回ありました実際に予約をされている方に関しては、忘れずに受診なさってくださいというふうに、内容をきちんと分けて勧奨させていただくということを徹底してまいりたいというふうに考えてございます。   以上です。 ○副委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  じゃ、そのようにお願いしたいんですが、システム自体は、国保医療係の担当の部署が書かれている通知ですけれども、これは、例えば健診センターとか、そういうところで事務は取り扱っているということなんでしょうか。 ○副委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   今回の勧奨通知の事務に関しましては、外部の民間会社のキャンサースキャンというところにお願いして実施しているところでございます。 ○副委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そうすると、キャンサースキャンのほうにそういうようなことを話しして、そうするとこういったことは解決していくし、独自に、今課長が言われたような形で通知を出すなら出すというようなことになるんですね。その辺確認だけさせてください。 ○副委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  お答え申し上げます。   先ほど申し上げましたとおり、それらの会社で対応できる部分はしっかりとさせていただいて、それでできない部分は、また別途の方法で通知のほうを考えさせていただきたいと考えているところでございます。   以上です。 ○副委員長  ほかに質疑ございませんか。   13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  61ページ、4款衛生費の保健衛生のところでの関連でお聞きしたい。   一般質問の最後のところで、ちょっと市長にお伺いしたいと言ったところで終わったんですが、実はあのときもお話ししましたが、今、男性トイレにもサニタリーボックスを置いてほしいという要望が出ているというお話だったんです。   というのは、やはり男性の方も病気のためにパットを利用する方が増えている。女性が使っているのが当たり前みたいになっているんですが、男性の方も、そういうのを必要とされてきているというところで、やはりトイレに行ったときに交換をせざるを得ない方たちが、捨てる場所がないというところで困っている方がいらっしゃるというお話伺いました。   多目的トイレが近くにある場合はいいと思います。ちょっと大変でしょうが、多目的トイレに入ればサニタリーボックスはあるということで。   ただ、普通の公共機関のところで多目的トイレがない場合など、また、離れたところにしかないというところで、やっぱり男性トイレにもサニタリーボックスをという希望が出ているということです。   例えば、前立腺がんの手術をなさった後の方で、1割ぐらいの方はその必要があるということで、やはりそういう人たちも増えているということで、そういうことを考えていただきたいんですが、いかがでしょうか。 ○副委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  男性の個室トイレへのサニタリーボックス設置については、他の全国の市町村においても、そういう事例が出始めてきたということについては承知しております。   委員のおっしゃったように、様々な疾患をお持ちの方が、そういった必要性を感じておられるということでしたので、状況を確認しながら考えてまいりたいと思います。 ○副委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  早めの御決断いただいて、困っている方がいないようにしていただきたいと思います。   あと、ちょっともう一つなんですが、衛生費のところでいいのかどうか。フォローアップセンターのことについてお聞きしたいんですが、今日の新聞でも県内1,712人の感染がありまして、フォローアップセンターに登録して陽性と判断されたのは328人だった。年代別は40代が276人と多いんですね。   そして、フォローアップセンターに登録なった方たちで、重症化をしている人たちがどのぐらいいるのかとか、あと、どういう状況でフォローアップセンターと相談しているのかとか、ちょっと分からない部分があるので、フォローアップセンターに40代の人が登録をしたんですが、その後の対応をどうしたらいいか分からずに、ちょっと重症化してしまったという話なんですが、フォローアップセンターに関して、ここでお聞きしてよろしいでしょうか。 ○副委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  フォローアップセンターにつきましては県が行っている事業でありまして、市町村にその状況というのは、詳しい情報が下りてきていない状況であります。   県内全体での重症者については、そんなに多くないということを考えると、あくまでもこれはイメージでありますが、やはり高齢者の方で感染された方が、重症化されている方が1人、あるいは数名、現在重症化されているのかなと。   どちらかというと陽性者フォローアップセンターについては、若い方がオンラインで登録されて、自宅療養されているのかなというイメージは持っております。 ○副委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  私も、そのようなことでフォローアップセンターに登録して、若い方たちは相談しているのかなというふうに思っていたところでした。   お知り合いの方が、やはり一方通行で、フォローアップセンターにスマホを使って登録はしましたものの、その前に自分の主治医の方から、ちょっと喉が痛いといったときに風邪薬をもらった。それで喉の痛みが治らなくてひどくて休日診療を受けた。そうしたら陽性だった。そして、フォローアップセンターに登録しなさいと言われて登録しました。   そこから今度フォローアップセンターのほうに登録はしたものの、どんどん分からない症状が出てきたんだそうです。そのときに、やっぱり自分の主治医の方、専門にかかっているところに連絡したら、もうコロナ対応、または自分の医療体制でいっぱいで、お話もできないとお断りされた。   そうしたら、今度、下半身に赤いぶつぶつが出てきた、これって何だろうと。まだ40代なので、やっぱり保健所にもちょっと連絡取りづらいみたいな、あとこれ以上のことどうしたらいいんだろうといううちにお腹が痛くなってきた。   そうして、結局は息苦しくなって救急車を呼んだんですが、救急車のほうは保健所に聞いてから運びますと。保健所に聞いたら、まず、じゃ、病院へ行ってください。病院に行っていろいろ検査したが、その日帰された。   そうしたら、次の日の朝、緊急で呼び出されたそうです。すぐに来てくださいと、心配なことがありますので。そうしたら、これはIgA血管炎という病気にかかっていたそうです。これは、ウイルスが体の中に入ったことによって、自己免疫が血管を攻撃するという、そういう病気なんだそうです。   だから、コロナにかかったせいで、そこから2週間近くステロイドの投与を受けて入院しなければいけなくなったというところで、その途中で、やはりいろいろ自分なりにできることはやってきたんだけれども、まず分からない病気があった。   だから、こういう免疫反応の病気があるようなことも、フォローアップセンターに若い人が登録するのはいいんだけれども、こういうことがあります。あと、また若い人たちがフォローアップセンターに登録したんだけれども、その後の状況が大変だったとかってそういうことも、ある程度若い人たちが知っておくべきじゃないかと思ったんです。   65歳以上は医療機関から保健所に。保健所の対応は、置賜は大変いいそうです。ある先生に言っていただいたんですが、「もう保健所に最終的に電話してもいいですよ」みたいなことを言われたんですが、その辺のこと、若い人たちは、自分たちは若いからフォローアップセンターに登録して、ある程度の相談とかは受けてくださるかもしれないけれども、そこから先どうしたらいいか分からないというのがいっぱいあって、やっぱりその辺のこともぜひ市民の方にお知らせするというか、そういうことをやっていただきたいと思うんですが。 ○副委員長  市長。 ○市長  私も9月に感染したときに、私の家族がフォローアップセンターから登録をして、そのときは保健所から一度だけ電話が来て、重症化リスクのない若い子供とかについては、もし状況が変われば、遠慮なく御連絡くださいというような感じでした。   様々状況も変わっておりますので、今現在、フォローアップセンターに登録して、そこから気になる症状が出た場合の対応については、SNSや市報等を活用して、若い方にもできるだけ届くように、再度広報したいというふうに思います。 ○副委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  この場合は、御本人がもう声も出ない、あとスマホもいじれないぐらい具合悪くなっている。   そんなところで、やっぱり何人かの先生に関わりながら、すぐ分からなかったというところあるので、コロナウイルス感染にしてこういう症状がある場合はこんな病気もありますよとか、あと高熱でこんなときはどこに連絡すればいいか、主治医は、もう来てくださいとは絶対言わないわけですよね、コロナに感染しているので。   その辺のこともあって、ぜひ若い方たちが悩まなくていいように。保健所から1回でも電話が来ていればうれしいんですが、今、若い人たちには来ないそうです。   その辺のことをしっかり、市民の方が重症にならないように、ぜひ若い方たちにも広報をしていただければと思います。 ○副委員長  ほかに質疑ございませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  62ページ、農林水産農業費でお伺いしたいんですが、まず最初に、ちょっと事実関係をお聞きしたいと思うんですけれども、いわゆるおきたま農協、JAの沖郷出張所、赤湯出張所については、来年3月でもって閉所するというふうな情報がありますけれども、その事実確認をまずお伺いしたいと思います。 ○副委員長  答弁を求めます。   佐藤秀之農林課長補佐。 ○農林課長補佐  質問にお答え申し上げます。   おっしゃるとおり、沖郷出張所、赤湯につきましては、今年度の3月31日をもって閉所というふうにお伺いをしております。   また、ATM機能につきましては、そのまま存続するというふうな形で、現在のところお伺いをしています。   以上でございます。 ○副委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  ATM機能は存続すると。逆に、ATMが今、話出たので、例えば梨郷とか中川とか漆山とか、そういったATMのあるところについてはどうなんでしょうか。 ○副委員長  佐藤農林課長補佐。 ○農林課長補佐  お答え申し上げます。   そちらのほうの情報につきましては、現在のところ、まだこちらのほうでお伺いしておりません。   以上でございます。 ○副委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  今日、農林課長が欠席ということで、すみませんけれども、補佐。   私がお聞きしたいのは、まず第一点としては、そういったいわゆる民間の情報について、主管課の、今回のJAの出張所の話だけじゃなくて、いろんな形での変化があると思うんです。   今いろんな意味で転換期なものですから、そういったものの情報というのはどのような形で受け入れているのか、あるいはキャッチしているのか、その辺はどうでしょうか。 ○副委員長  高橋委員、確認しますが、農業関係だけですか、それとも全市的なことですか。今の質問の内容を確認させてください。 ○高橋一郎委員  そうですね。   農業振興はもとより、いわゆる農業経営、それから様々なことで及ぼすものというのはあると思います。   したがって、農業に関することだけではありません。 ○副委員長  答弁を求めます。   大沼副市長。 ○副市長  一般論で恐縮です。   そういう団体から情報として、事前に市のほうに相談されることはありますが、それを公表していいですかというふうなことで確認を取って、それまだ公表できませんということであれば、中で保管するというふうなことになって、それはその事業している方が発表していいよというふうなことであれば、するというようなイメージになります。   これは全て、銀行の統廃合についても全てそのような形になるかと思います。   以上です。 ○副委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  舌足らずのものがありましたので、もう少し詳しく申し上げたいと思いますが、その事実関係を分かった上で市長にお伺いをしたいと思います。   JAの沖郷出張所、赤湯出張所に関しては大変いい場所にあるわけですね。当然その土地利用、どういうふうに、要するにJAのほうで考えているのか。   当然民間の今土地ですので、所有ですので、それについては、当然そこの権限でもっていろんな形で決めていくと、それは第一義的にそうだと思うんです。   ただ、市の土地利用に関して、あるいは産業振興というふうな観点からいって、非常に大事な問題だなというふうに私は捉えています。   したがって、私は、例えば赤湯については、南陽市に道の駅がないですので、例えばマルシェ的なもので、6次産業で一生懸命頑張っている方々もいらっしゃいますし、そういった意味でのマルシェ機能を持たせていくとか、そういった活用の方法。   それを契機に、止めることを契機にしていくということが、大事な市政の活性化になるのかなというふうに思っているんですけれども、市長はどのようにお考えでしょうか。 ○副委員長  市長。 ○市長  今、県道赤湯停車場線が事業を進めていただいておりまして、赤湯駅前の在り方については、南陽市としては非常に重要な将来を占うことだなというふうに思っております。   その赤湯駅に近接している農協さんの施設が、今後どういうふうにされるのかについて、委員おっしゃったとおり、やはり所有者の意思が第一ですので、そこについては、情報のキャッチアップをできるだけ早く、連絡を密に取って行うようにというふうに担当課には申し伝えております。   その上で先方と協力して、今後の本市のために何か考え得る状況になれば、そういう状況になることも想定して、様々な地域の活用の仕方を考えておこうということは思っております。 ○副委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そうですね。   民間等の民間活力も含めて、民間との協働。いわゆる行政と民間との協働といったことが非常に重要なファクターだというふうに思っていますので、今市長がおっしゃられたような形で、いろんな意味で話合いの場を設けて、いわゆる非公式も含めて、公式、非公式問わず、そういったことで非常に重要なことだと思いますので、そこについては3月ですから、本当に4月からはどういうふうになるか今現在分からない。ほかに売るかもしれませんし、分からないわけですね。   そういったことは、本当に大事なことだというふうに思いますので、ぜひ早めにキャッチアップしていただきながら、うまく活用するというようなことをお願いしたいと思いますが、もう一度お伺いしたいと思います。   私、一般質問でしようと思ったんですけれども、ちょっとできなかったものですから、今お聞きしております。 ○副委員長  市長。 ○市長  委員のお考えと、ほぼほぼ同じ考えだというふうに思っています。   やはり今後、先ほど佐藤委員からもありましたように人口が減少していく中で、拠点を整備して、たとえ人口が減っていっても、拠点においてにぎわいを創出して、そして、拠点と結ぶ集落との利便性を向上していくというのが大きなコンパクトシティの流れですので、それに沿ってチャンスを逃さないように、委員とも協力しながらやってまいりたいというふうに思います。 ○副委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  ぜひ協力したいと思います。   コンパクトシティの話なんですけれども、私、要望として、赤湯出張所なんかは先ほど申し上げたとおり、いわゆるマルシェ的な機能でやってもらいたいなと。いわゆる烏帽子山の公園の桜の時期には、例えば駐車場の活用なんかもあるんじゃないかとかという話はしました。   そういったことも含めて、ぜひそういう観光資源、あるいは農産物の資源、あるいは6次産業の資源のディスプレイの場所、というかにぎわいの創出も含めてやってもらいたいなというようなことで要望したいと思います。 ○副委員長  ほかに質疑ございませんか。   16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  62ページの農業振興費、同ページの商工振興費の2目についてです。2点ほど質問したいというふうに思います。   最初に、農業の振興費に関連して質問したいと思います。   市長も御承知のように、ウクライナのロシアの侵攻によって、あるいは物価高騰、ずっと続いてきているわけですね。そのことによって特に農業振興、特に酪農が飼料の高騰、物すごく私も驚いたわけですけれども、やっぱりこれでは、牛乳、将来、飲まれるのかなと、こういうふうに私思っているんですけれども、大変な事態が続いていると。   しかも、農業新聞等々で報道あるように、この半年間で400件の方々が辞めていると、全国です。今、酪農は、北海道を中心にいろいろな県で振興をやっているわけですけれども、もうこれ以上やれないと、こういう声がずっと出てきているわけです。しかも、若い方は、もう継がないと、やりませんよと、こういう声も各地に出てきていると、そういう状況なんですね。   この振興策を、酪農家の経営と暮らしを守っていくと、そういう立場でやっぱり何らかの対応をしないと、じり貧で辞めてしまうと。こういう行動が起きてくるんではないのかと、こう懸念されるというふうに思います。   もし、市の振興策としてどのような形で酪農家を応援していくのか、その辺の対応策をお聞きしたいと思います。 ○副委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  酪農、畜産業の皆さんの苦境というのは、全国の報道でもされているとおり、大変大きなインパクトがあるというふうに認識しております。   南陽市におきましても、10月の臨時会において、県と協調して支援をさせていただいておりますが、引き続きその状況というのは、しっかりと担当課において注視していかなければいけないというふうに思っております。   状況に応じて、追加の支援が必要かどうか、しっかり考えていかなきゃいけないということと、あと、それから生産される酪農家の皆さんへの支援のほかに、やはりコロナ禍において、出口の飲食においての消費が下がってきているということも、ダブルパンチで来ているということも考えなければいけないというふうに思っています。   そういった出口の飲食への支援については、今コロナの第8波が真っただ中にありますので、その状況を見ながら、市として飲食店の皆さんの声も聞いて、必要な対応をしてまいりたいというふうに思っております。 ○副委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  そういう対応をするというお話であります。   それで、私、思うんですが、私、農家の専門家でないわけですから、農家の方も議会の議員としてたくさんいられるわけで、この方々は専門家だから私以上に分かると思うんですが、牛乳、搾れば搾るほど赤字になると。だから、前に報道あったように、北海道あたり、絞ってぶん投げてやると、こういうこと、ずっとあったわけですね、実は。   また今回そうなると、非常に意欲をなくすというのが、これから出てくるのではないかというふうな、さっきも申しましたが心配されると、こういう状況だと思います。ですから、しっかり対応をしていただきたいもんだと、このように考える一人です。   それと同時に物価の高騰。何ていうか、来年の1月、2月頃から、また4,000品目以上にわたって値上げラッシュが続くだろうと、このように帝国データバンクの方々がおっしゃっているわけですね、報道もあるように。   ですから、南陽市の場合ですと、商工観光課では第19弾ですか。いわゆる地域商店街の営業と暮らしを守るということで、いろいろな施策を講じてやっているわけです。   今回の予算を見ますと、小中学校の燃費は、上がった分については補正組んでいるんですけれども、今回、年末というか、非常に忙しくそれぞれ考えているわけですけれども、やっぱり今回あたりも、地元の商工業のために何らかの対応を提案してくるのかなと、私そう見ておったわけですが、残念ながら、小中学校の燃費の補正というに終わってしまったのではないのかなと、このように思うわけですが、3月まで議会はないわけですから、今回、あえて指摘をしておきたいんですが、やっぱり何らかの形で地元の商工業を守っていくということで、ぜひ対応していただきたいものだなと、このように思うわけですが、いかがな考えでしょうか。 ○副委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  委員から、商工業への支援の必要性についても御指摘いただき、ありがとうございます。   当局としましても、今回の12月で考えていたことはあったんですけれども、消費喚起策についてなんですが、第8波が増加している中ではなかなか難しいというふうに考えて、今回は提案を控えさせていただきました。   しかしながら、状況を見て、議会ともしっかり相談させていただいた上で、必要な対応についてできる状況になったときに、速やかに相談しながら手を打っていきたいというふうに思っております。 ○副委員長  ほかに質疑ございませんか。   8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  2課にわたっておりますので、電力量の値上げの件についてお聞きしたいんですが、総額で5,100万円ほどの補正組まれているわけですが、年額に直せば、この4倍、2億円相当になるという理解でよろしいでしょうか。 ○副委員長  答弁を求めます。   髙橋財政課長。 ○財政課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   今回の補正総額約5,000万円でございます。令和4年度の当初に計上しております電気料につきましては1億1,000万円でございますので、合計で、年間を通じまして1億6,000万円の規模という形になります。 ○副委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  電気料金というのは、何月から上がっているのでしょうか。 ○副委員長  髙橋財政課長。 ○財政課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   例えば、市庁舎でございますと、今年の4月、5月、6月につきましては基本料金の割引等がございましたが、7月以降はその割引がなくなってございます。   さらに、燃料費調整単価のほうが、少しずつじりじりと上がりまして、令和4年9月からは、4月の約2.5倍という形になっております。   それぞれの積上げの金額になりますので、それぞれの割引だったり単価、その辺が少しずつ動いているという状況です。 ○副委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  そうすると、例えば来年度1年間、今のペースで行けば、どのくらいの年間のアップ額につながるのかなという、その辺の見込みはございますか。 ○副委員長  髙橋財政課長。 ○財政課長  お答え申し上げます。   それぞれの施設の契約の内容等も違いますが、燃料費調整額の引上げ、また契約の変更によりまして、割引率が廃止になるというところもございます。   現在の見込みでございますが、予算の要求ベースという考えで行きますと、令和5年度につきましては、およそ令和4年度比で7,000万円、1億8,000万円ほどが必要になるのではないかというふうに見込んでいるところです。 ○副委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  1億8,000万。   今年度の当初予算よりも7,000万ほど多くなるという状況になるわけでございますが、例えばこのくらいの値上げが毎年続くとすれば、それがずっと続くかどうか、まだはっきり分からないわけですが、再生可能エネルギーへの少し転用できる部分というか、そういうことも、当然採算も含めて考えなければいけないわけですが、そういうことについての考え方、この辺については、市長はどのようにお考えでしょうか。 ○副委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  今回の補正予算にも計上させていただいておりますが、市庁舎内外の省エネルギー設備導入の設計費について提案させていただいております。   市としても、ゼロカーボンシティ宣言をしている流れから省エネを進めなければいけないと。省エネをするに当たっては、耐熱構造だったり、あるいは再生可能エネルギーを導入、促進したり、そういった様々な方法の組み合わせにおいてやっていこうというふうに思っています。   これが完成すれば、かなり大きな割合でCO2の排出は相当削減されるわけですが、併せて電力使用量も削減されるのかなというふうに思っております。   しかしながら、これだけ異常な電気代の値上げに対応できるかいうと対応し切れないものでありますので、今後のSDGs、カーボンニュートラルの国の方向性もしっかり注視しながら、再生可能エネルギーのできるだけというか、様々なバランスを考えた上での導入は図っていかなければいけないというふうに思っております。 ○副委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  分かりました。   市長もいろいろ御努力されて、将来負担比率、あるいは実質公債費比率、少しずつよくなっているという状況はあるわけですが、いまだ、まだ財政も厳しいという状況の中でありますので、その辺について、ぜひ今後とも検討していただいて、いい方向に導いていただけるとありがたいと思います。   以上です。 ○副委員長  ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。   再開は11時15分といたします。 午前11時00分  休  憩 ─────────────────── 午前11時15分  再  開 ○副委員長  再開いたします。   休憩前に引き続き審査を行います。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  62ページ、商工費、交流プラザ蔵楽についてお伺いをしたいと思います。   実は私、12月3日に利用をさせていただきました、とある講演会でです。寒いというようなことはお伺いしていたんですけれども、本当に寒くて、まず使い捨てカイロを買って、来た人にはそれを使ってもらってやったものの、やっぱり寒かったです。   それは、覚悟はしていたんですけれども、そんなことを、利用して感じたことも含めてお伺いをしたいと思います。   まず1つは、暖房についてなんですけれども、暖房の設定温度が26度でマックスになって、あとは上がらないという状況です。ということは、そういうふうなことで設定しているんだなというふうに思いますけれども、それは、例えばマックスをもうちょっと上げていくとか、そういったことができないのかどうか。   あるいは、確かに、上のプロペラみたいな換気扇、大きなのが回るんですけれども、それで暖まった熱が下に来るような形ではやっているんですけれども、なかなか1階に届かないんですね、やってはみたんですけれども。寒いとは聞いていたものですから、2時からの講演会だったんですけれども、11時からつけたんですが全然駄目なんです。   そういうふうなこともあるもんですから、冬場に借りた場合に何か方法として、今のような状況が分かっているとは思うんですけれども、何か改善策というものは考えているのかどうか。   もう1点は、前に板垣委員もお話ししたんですけれども、特に中の照明はいろんな歴史的なこともあってそれはいいんですけれども、出入口について、受付等をやったときに暗くて分かりにくいんです。   ですから、受付の出入口だけでも、例えばLEDにするとか、何か方策がないのか、その2点をお伺いしたいと思います。 ○副委員長  答弁を求めます。   長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   まず、1点目の設定温度の関係で、26度、これを上げることができないのかという部分でございますけれども。すみません、私も、その設定温度を例えば30度まで上げられるのかどうか、その設備について今把握してございませんので、後で回答させていただきます。   次に、冬場の関係の改善策、それと照明の関係でございますけれども、あの施設については、やはり今委員がおっしゃるとおり、冬場についてはとても寒く、暖房をしてもなかなか暖まらない状況でございまして、そういったことをこちらのほうで御説明をさせていただいた上で借りていただいているような状況でございます。   なので、冬場の期間については、本当、利用の回数というのは、月に3回とか4回とかそういうふうな状況でございまして、改善策となりますと、大幅に大規模な改善をすれば、もう少し暖まるのかなというふうな認識ではおりますけれども、詳細に、例えば設計をお願いしたりとか、そういうふうな検討まではまだしてございません。   あと、照明でございますけれども、9月定例会で板垣委員のほうから御指摘がございまして、我々のほうでも業者のほうを呼んで改善策を検討したんですけれども、まず玄関入ってのところ、通常、受付等をするところなんですけれども、電球を替えただけではなかなか明るくならないのではないかというふうな、業者の方から御意見をいただきました。   ただ、スポット的に何か所か設置すれば明るくなるという話もあったんですけれども、ただ、まずは受付の際になるべく明るくできるように、スタンドの照明なんかも幾つか置いて対応できればなというふうに考えてございます。 ○副委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  200人規模でするような場合は、やはり最初、シェルターをお借りしたかったんですけれども、シェルター駄目だったんです。交響楽団か何かですかね、何か入っていて、前から入っていて駄目だった。   そうすると、200人規模となってくると、どうしても蔵楽をお借りするという形になりますので、しかも、12月3日というのは講師の日程ですので、どうにもならないんです。   だから、本当にこっちで主催して、講師関係なくやるような場合は、設定を変えるというか、日にちを変えることもできるんですけれども、そのような場合に今回は重なったというふうなところです。そこは御理解をいただきたいと思うんですが。   そういうふうな中で、まずは照明に関しては、これは冬場も関係なく年中の話ですので、まず改善をお願いしたいということ。   暖房に関しては、26度マックスという話は、先ほどあったように後で教えてもらいたいと思うんですけれども、そういったことで改善されるのかどうか。   あるいは、例えばジェットヒーターみたいな形をそこに取り入れて、あるいは温風ヒーターみたいな形を、FF式でも何でもいいんですけれども、そういったものをしていいのかどうか、そこについてお伺いします。 ○副委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   通常の利用では、ジェットヒーターという部分については使用しないようにお願いしてございます。   ただ、ファンヒーター等、設置というのは可能だとは思うんですけれども、1台、2台設置したところでなかなか暖まらない状況なものですから、ただ、もっと設置しても、そういうふうな利用をしていただくようにするのかどうか、検討はしたいとは思っております。 ○副委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  発展的にちょっと考えていきたいというふうに思うんですが、宮内公民館、交流プラザになるのか分かりませんけれども、あそこに移転をして開設する場合に、もっともっと蔵楽については、ある意味もっと活用が増えていくのではないかなというふうには思っているんですけれども、そういったことも含めて考えてもらいたいということ。   それから、市長にお伺いしたいんですが、いわゆるコンベンションホールというか、会議室というか、そういった意味合いの例えば講演会とかやる場合に、シェルターの小ホールのみならず、必要だという場合もあると思うんですが、市長にお伺いしたいのは、いわゆる四季南陽について、コンベンションホール的なことを来年度、秋ですかね、リニューアルオープンしたいというふうな話がありました。   そこについての情報というのはあるものでしょうか。例えば200人規模ぐらいで、そういったことができるとかどうかというようなことはあるのかどうか、お伺いをしたいと思います。 ○副委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  私よりも、担当課長のほうから答弁いたさせます。 ○副委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   四季南陽さんのほうの事業計画については、当初から変更ということで8月30日にプレスリリースがあったものですから、市のほうとしても合わせてプレスリリースをした経過がございます。   週に2回、3回ぐらい、四季南陽さん側のほうと担当課としては打合せ等を実施しておりますけれども、その後の詳細について、こちらのほうでも確認ができていない部分がございます。   今のお話で何人規模というふうな話でございますけれども、例えば旧ハイジアパーク南陽のほうの南陽座、あのままの活用をするのかどうか、そういった詳細確認できてございませんので、把握していないような状況でございます。 ○副委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  今、把握していない状況でお聞きしてもどうにもならないとは思うんですけれども、市長にお伺いしたいのは、今のような例えば講演会的なものを開催するという、南陽市ってやっぱり便利なんですよ、いろいろ集まるにしても何にしても。   そういった意味も含めて、私は利用価値というのは高いものがあるなというふうには思っているんですけれども、そういった意味で、四季南陽さんのことも非常に興味深く思っているわけですけれども、その辺について、市長はどのようにお考えでしょうか。 ○副委員長  市長。 ○市長  これも、私の今も持っているイメージであって、全然確定した話でも何でもないという前提でお話し申し上げますと、恐らく四季南陽さんのカンファレンスセンターとおっしゃっているものについては、どちらかというと、ちょっと高級な会議施設になるのかなというイメージを持っております。   一般的なニーズに対応する公民館、赤湯公民館、えくぼプラザとか、あるいは蔵楽とか文化会館よりは、ちょっと高級な感じのする使われ方をするのかなと。   しかしながら、いろんなシーンで対応できる施設が本市にできてくるのは非常にありがたい話でありますので、そこのところは適切にすみ分けといいますか、使い分けを連携しながら行っていければいいのかなというふうに思っております。 ○副委員長  よろしいですか。   ほかに質疑ございませんか。   3番山口裕昭委員。 ○山口裕昭委員  3款民生費の2項児童福祉費のほうに関連してですけれども、9月議会で、児童、生徒の通園バスのほうで具体事件が発生したということで、予算のほう出ていたと思うんですけれども、こちらのほう、方法について検討されていると思うんですけれども、今現在どのような方向で検討されているのか教えてください。 ○副委員長  答弁を求めます。   大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  お答え申し上げます。   ただいまバスの安全性の確保ということで、安全装置のほうの取付けということで準備のほうは進めさせていただいております。   あと、その前段として、各施設に、現地のほうに回りまして、調査などもしながら安全の確認をさせていただいておりますが、こちらの安全装置の取付けにつきまして、今のところ1月中旬で、対象の車に取付けを完了するという予定で進めさせていただいているところでございます。 ○副委員長  3番山口裕昭委員。 ○山口裕昭委員  1月くらいで取付けという方向だという話ですけれども、それというのは、よくアメリカ等でされているブザーをつけて、後方を確認して、後方でブザー止めるような形のものを考えていらっしゃるんでしょうか。 ○副委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  お答え申し上げます。   おっしゃるとおり、エンジンを止めたときにブザーが鳴り始めて、そのブザーを止めるために後方まで移動して、それでボタンを押して止めるというふうな安全装置の設置を考えているところでございます。 ○副委員長  3番山口裕昭委員。 ○山口裕昭委員  分かりました。   それなんですけれども、それでもいいとは思うんですけれども、ブザー、例えば後ろのほうで止めるような形だと人間が関わっちゃうんですよね。   私、心配なのは、ブザーを止めることが目的になってしまう可能性があるんです。本当は、ブザーを止めるのが目的ではなくて、後ろまで行って、バスの中に子供が残っていないことを確認して、ブザーを止めるというのが目的のはずなんですよね。   ただ、人間というのは不思議なもんで、長くやっていると、確認することよりも後ろに行ってブザー止めることが目的になってしまうんですよね。どうしてもそうなっちゃうんです。   よく工場とかでもあるんですけれども、もともとの目的が果たせなくなっちゃって、いつの間にか内容変わっちゃうというのはよくあることなんです。   一番いいのは、人を介さない方法が一番いいと私は思うんです。例えば、よく工場なんかで使っているRFIDというものがあるんです。よく分かりやすいのが、大型店舗さん、電気屋さんとかの量販店さんとかで、ゲートがあって、そこを通過したときにブザーが鳴るやつあると思うんです、高額商品か何か持っていっちゃうと。   あれと似たようなもので、私が昔工場でやっていた頃には、2、3ミリの直径で15ミリくらいの長さの、このくらいのチップがあるんですけれども、それを搬送の容器のほうにつけると、ゲードを通過したときに、それがどこに行ったか分かるというやつがあるんです。   RFID自体は1個の単価が100円しないんです。ゲートの金額がどのくらいだかちょっと分からないですけれども、例えば、そのゲートをバスのほうに取り付けて、そこを通過した人が、通過1回したのに戻ってこなかったらアラームが出るような仕組みにすれば、人を介さなくてもやることは可能だと思うんです。   そういう新しい方法も考えてはどうかなと、提案なんですけれども、それはいかがでしょうか。 ○副委員長  市長。 ○市長  一般的に、ヒューマンエラーを防ぐために、あるいは業務を効率化するために自動化するということについては、私も賛同いたします。   ただ、今回の件が、実際事故が起こった園において様々なシステムはあったものの、そのシステムを2度も3度もエラーを重ねてしまったということがありました。   そこで一番大事だったのは、委員がおっしゃるように本来の目的、子供たちの安全を守るという意識が抜け落ちてしまって、システムに依存してしまったということがありましたので、人がしっかり目的を認識して業務を行うということが、この子供たちの安全を守るには大切かなというふうな思いもあって、後ろに行ってブザーを押す、そして、戻ってくるときには子供たちが残っていないか確認するという方式のものを本市では採用することといたしましたが、委員のおっしゃるように、いろんな技術を、今後の更新の際には考えていく必要もあるなというふうに思っております。 ○副委員長  3番山口裕昭委員。 ○山口裕昭委員  それでいいとは思うんですけれども、私、工場にいたときによく言われたのが、間違いを起こさないんじゃなくて、起こしようがないようなシステムが一番いいんだと。例えば、不良をつくりたくてもつくれないというようなシステムが一番いいと、よく言われていました。   今回の場合だと人命が係っていますので、エラーを起こしたくても起こせないような対応を取るのが一番だとは思うんです。   なかなかすぐにはできないと思いますので、ぜひ検討していただいて、今後の課題として考えていただきたいなと思います。よろしくお願いします。 ○副委員長  ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○副委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○副委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第50号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第10号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○副委員長  御異議なしと認めます。よって、議第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上で、本委員会に付託されました補正予算の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、誠にありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。 ─────────────────── 散      会 ○副委員長  これをもちまして予算特別委員会を散会いたします。   御起立願います。   どうも御苦労さまでした。 午前11時33分  散  会