令和4年3月17日(木)午前10時00分開議 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 議事日程第4号 令和4年3月17日(木)午前10時開議  議会報告  議会運営委員長報告  (総務常任委員長報告)  日程第 1 議第 15号 行政不服審査会に関する事務の委託について  日程第 2 議第 16号 南陽市行政不服審査法施行条例を廃止する条例の設定について  日程第 3 議第 17号 南陽市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第 4 議第 18号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第 5 議第 22号 南陽市公衆浴場「赤湯温泉 湯こっと」の指定管理者の指定について  (文教厚生常任委員長報告)  日程第 6 議第 19号 南陽市いじめ防止対策の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第 7 議第 21号 置賜広域行政事務組合規約の一部変更について  (産業建設常任委員長報告)  日程第 8 議第 20号 南陽市ビジネスホテル誘致条例の一部を改正する条例の制定について  (予算特別委員長報告)  日程第 9 議第 7号 令和4年度南陽市一般会計予算  日程第 10 議第 8号 令和4年度南陽市国民健康保険特別会計予算  日程第 11 議第 9号 令和4年度南陽市財産区特別会計予算  日程第 12 議第 10号 令和4年度南陽市育英事業特別会計予算  日程第 13 議第 11号 令和4年度南陽市介護保険特別会計予算  日程第 14 議第 12号 令和4年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算  日程第 15 議第 13号 令和4年度南陽市水道事業会計予算  日程第 16 議第 14号 令和4年度南陽市下水道事業会計予算  (追加議案)  日程第 17 議第 24号 南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第 18 議第 23号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第1号)  日程第 19 発議第1号 ロシアによるウクライナ侵略に断固抗議する決議  日程第 20 発議第2号 岡亮一議員に対する問責決議    閉   会 ──────────────────────── 本日の会議に付した事件  議事日程第4号に同じ ────────────────────────────────────────────── 出 欠 席 議 員 氏 名 ◎出席議員(17名)  1番 伊藤 英司  議員  2番 佐藤 憲一  議員  3番 山口 裕昭  議員  4番 島津 善衞門 議員  5番 岡 亮一  議員  6番 高橋 一郎  議員  7番 舩山 利美  議員  8番 山口 正雄  議員  9番 片平 志朗  議員 10番 梅川 信治  議員 11番 川合  猛  議員 12番 橋  弘  議員 13番 板垣 致江子 議員 14番 橋  篤  議員 15番 遠藤 榮吉  議員 16番 佐藤  明  議員 17番 殿岡 和郎  議員 ◎欠席議員(0名) 説明のため出席した者の職氏名  白岩 孝夫  市長          大沼 豊広  副市長  嵐田 淳一  総務課長        吉田 弘太郎 技術調整主幹  嶋貫 憲仁  みらい戦略課長     佐野  毅  情報デジタル推進主幹  橋 直昭  財政課長        矢澤 文明  税務課長  野 祐次  総合防災課長      鈴木 博明  市民課長  尾形 久代  福祉課長        大沼 清隆  すこやか子育て課長  穀野 純子  ワクチン接種対策主幹  島貫 正行  農林課長  寒河江 英明 農村森林整備主幹    長沢 俊博  商工観光課長  粟野  清  建設課長        佐藤 和宏  上下水道課長  大室  拓  会計管理者       長濱 洋美  教育長  穀野 敏彦  管理課長        佐野 浩士  学校教育課長  山口 広昭  社会教育課長      土屋 雄治  選挙管理委員会事務局長  細川 英二  監査委員事務局長    安部 浩二  農業委員会事務局長 ───────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者  安部 真由美 事務局長  太田  徹  局長補佐  江口 美和  庶務係長  丸川 勝久  書記 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 開      議 ○議長(橋 篤議員)  御一同様、御起立願います。   おはようございます。   御着席願います。   昨夜、11時36分に、東日本大震災を思い起こすような大きな地震がありましたが、本市においては大きな被害もなく、安心しているところであります。しかし、福島県、宮城県では被害も発生しているようで、一日も早い復旧を願うものであります。また、同程度の地震が発生するという報道もございますので、十分気をつけていただきたいと思います。   これより、本日の会議を開きます。   ただいま出席されている議員は全員であります。   よって、直ちに会議を開きます。   なお、当局より、説明員青木勲代表監査委員は、都合により欠席する旨通知がありましたので、御報告いたします。   本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第4号によって進めます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 議会報告 議会運営委員長報告 ○議長  ここで、本日の会議の運営等について、議会運営委員長より報告を願います。   議会運営委員長 山口正雄議員。 〔議会運営委員長 山口正雄議員 登壇〕 ○議会運営委員長  おはようございます。   3月定例会の最終日であります本日の議会運営について、先ほど議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果を御報告いたします。   初めに、付託議案の審査の結果についてでありますが、各常任委員長報告、続いて予算特別委員長から報告を受け、それぞれ質疑、討論、表決を行うことにいたしました。   次に、本日追加されます議案について申し上げます。追加議案は、条例案1件、補正予算案1件、発議案2件の計4件であります。   条例案1件につきましては、提案理由説明、質疑の後、総務常任委員会に付託し、本会議休憩中、委員会を開催し審査、審査終了後、委員長報告、質疑、討論、表決の順で行なうことといたしました。   補正予算案1件につきましては、提案理由説明、質疑省略、予算特別委員会に付託し、本会議休憩中、同委員会を開催し審査、審査終了後、同委員長報告、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。   発議案2件につきましては、1件ずつ上程とし、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うことといたしましたので、御審査くださるようお願いいたします。   次に、本日の会議の日程でありますが、お手元に配付してあります議事日程第4号により行うことといたしました。   以上、本定例会の最終日の運営につきまして、議会運営委員会において協議、決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  (総務常任委員長報告) 日程第1 議第15号から日程第5 議第22号まで計5件 ○議長  日程第1 議第15号 行政不服審査会に関する事務の委託についてから日程第5 議第22号 南陽市公衆浴場「赤湯温泉 湯こっと」の指定管理者の指定についてまでの議案5件を、議事の都合により一括議題といたします。   ただいま議題となっております議案5件について、総務常任委員長の報告を求めます。   総務常任委員長 島津善衞門議員。 〔総務常任委員長 島津善衞門議員 登壇〕 ○総務常任委員長  おはようございます。   それでは、私から、総務常任委員会の報告を申し上げます。   本定例会において、当委員会に付託されました議案5件について、日程に従い、去る3月2日午前10時から全員協議会室において、関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。   初めに、議第15号 行政不服審査会に関する事務の委託についてと議第16号 南陽市行政不服審査法施行条例を廃止する条例の設定についての議案2件については、関連がありますので一括して審査いたしました。   当局から、議第15号については、本年4月1日から、行政不服審査会の事務を山形県に委託することについて規約を定め、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであること。   また、議第16号については、山形県に委託することに伴い、南陽市行政不服審査会の廃止のほか、行政不服審査会委員の報酬に係る規定の削除、また、手数料条例の一部改正を行うものとの説明がありました。   委員からは、委託する事務の内容と県内での委託予定自治体数について質問があり、当局からは、市で実施している事務の全てを委託するのではなく、これまでの南陽市行政不服審査会に諮問し答申いただいていた部分を山形県行政審査委員会に委託すること。また、県内での委託予定は本市を含め3市、22の全町村と一部事務組合を含めた40団体であるとの説明を受けました。   審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。   次に、議第17号 南陽市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。   本案は、非常勤職員の育児休業等の取得要件の緩和及び全職員の育児休業取得に係る勤務環境を措置するため、国の制度に準拠し、所要の改正を行うものであります。   当局から、主な改正内容は、育児休業を取得する際の在職期間1年以上という要件の廃止及び職員から妊娠、出産等の申出があった場合の制度説明の明文化など、勤務環境の整備を行うものとの説明がありました。   審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。   次に、議第18号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。   本案は、地方税法施行令等の一部改正に伴い、未就学児である被保険者の均等割を従来の半額にするなど、所要の改正を行うものであります。   当局から、均等割については、現在、世帯の所得に応じて7割、5割、2割を軽減する制度はあるが、このたびの改正はこれに加えて、子育て世帯の経済的負担軽減の観点から、子供の均等割を半額にする改正であるとの説明を受けました。   委員からは、対象となる未就学児の人数と、ようやく子供の均等割を半額に改正しても、また課税限度額が上がるのではないかとの質問があり、当局からは、対象者は約130人であること、また、昨年末に政府の税制改正大綱が示され、来年度は課税限度額が上がる予定になっているとの説明を受けました。   審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。   次に、議第22号 南陽市公衆浴場「赤湯温泉 湯こっと」の指定管理者の指定についてを申し上げます。   本案は、令和4年6月開業予定の南陽市公衆浴場「赤湯温泉 湯こっと」を、南陽市公の施設に係る指定管理者の指定の手続に関する条例の規定により、指定管理者を南陽市赤湯財産区に指定するものであります。   当局からは、指定期間は令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とし、選定に当たっては、温泉供給という専門性とこれまでの公衆浴場運営の実績から、公募によらず選定を行ったとの説明を受けました。   委員からは、職員の人数や駐車場の管理体制について質問があり、会計年度任用職員としては、廃止される公衆浴場の管理人を含め6名で、駐車場の管理は、建物と同じく温泉事務所で行うとの説明を受けました。   審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。   以上、総務常任委員会の報告といたします。 ○議長  これより質疑に入ります。   ただいまの総務常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第15号 行政不服審査会に関する事務の委託についてから議第22号 南陽市公衆浴場「赤湯温泉 湯こっと」の指定管理者の指定についてまでの議案5件について、総務常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、議第15号から議第22号までの議案5件は、総務常任委員長報告のとおり決しました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  (文教厚生常任委員長報告) 日程第6 議第19号及び日程第7 議第21号の計2件 ○議長  日程第6 議第19号 南陽市いじめ防止対策の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び日程第7 議第21号 置賜広域行政事務組合規約の一部変更についての議案2件について、議事の都合により一括議題といたします。   ただいま議題となっております議案2件について、文教厚生常任委員長の報告を求めます。   文教厚生常任委員長 殿岡和郎議員。 〔文教厚生常任委員長 殿岡和郎議員 登壇〕 ○文教厚生常任委員長  おはようございます。   私から、文教厚生常任委員会の報告を申し上げます。   本定例会において当委員会に付託されました議案2件について、日程に従い、去る3月3日午前10時から議員全員協議会室において、関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査させていただきました。その経過と結果について報告を申し上げます。   初めに、議第19号 南陽市いじめ防止対策の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。   本案は、南陽市いじめ問題専門委員会及び南陽市いじめ重大事態再調査委員会に、特別の事項を調査審議させるための臨時委員を置くことができることとするため、条例の一部を改正するものであります。   当局より、本年度の南陽市いじめ問題専門委員会の議論の中で、万が一、本市において重大事態が発生した場合、より公平性、中立性が確保できる調査審議ができるようにする必要性について指摘があったことから、南陽市いじめ問題専門委員会及び南陽市いじめ重大事態再調査委員会に、法律、医療、心理、福祉、教育等に関し専門的な知識と経験を有する臨時委員を置くことができるようにすることであること、また、調査審議の対象となる事案の関係者と利害関係を有するなど、調査審議の中立性を損なうおそれがある委員、または臨時委員を当該調査審議に加えないことができるようにし、適切に調査審議ができるよう、条例の一部を改正するものであるとの説明がなされました。   審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議第21号 置賜広域行政事務組合規約の一部変更について申し上げます。   本案は、置賜広域行政事務組合規約を変更することについて、地方自治法第286条及び第290条の規定により、本市議会の議決を要するものであります。   当局より、置賜広域行政事務組合が行う共同処理する事務について、米沢市、南陽市、高畠町及び川西町に係るし尿共同処理施設の設置及び管理運営に関する事務を、し尿受入れ施設の設置及び管理運営に関する事務に変更するとともに、南陽市、高畠町及び川西町に係るし尿の収集運搬に関する事務を、し尿収集手数料の徴収に関する事務に変更するほか、規定の整備を図るため、置賜広域行政事務組合規約を変更するものであるとの説明がなされました。   また、規約の変更は令和7年4月1日からでありますが、入札等の準備行為が令和4年度から始まるため、本定例会での提案となることの説明がなされました。   審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上、文教厚生常任委員会の報告といたします。 ○議長  これより質疑に入ります。   ただいまの文教厚生常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第19号 南陽市いじめ防止対策の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議第21号 置賜広域行政事務組合規約の一部変更についての議案2件について、文教厚生常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、議第19号及び議第21号の議案2件は、文教厚生常任委員長報告のとおり決しました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  (産業建設常任委員長報告) 日程第8 議第20号 南陽市ビジネスホテル誘致条例の一部を改正する条例の制定について ○議長  日程第8 議第20号 南陽市ビジネスホテル誘致条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。   ただいま議題となっております議第20号について、産業建設常任委員長の報告を求めます。   産業建設常任委員長 片平志朗議員。 〔産業建設常任委員長 片平志朗議員 登壇〕 ○産業建設常任委員長  おはようございます。   私から、産業建設常任委員会の報告を申し上げます。   本定例会において、当委員会に付託されました議案1件について、日程に従い、去る3月4日午前10時から議員全員協議会室において、関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。   それでは、議第20号 南陽市ビジネスホテル誘致条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。   本案は、ビジネスホテル誘致に係る奨励措置の内容を見直すため、所要の改正を行うものであります。   当局より、平成31年から施行のこの誘致条例を基に、誘致活動及び関係事業者との打合せを重ねてきたが、まだ目標達成に至っていないため奨励措置を見直すものであるとの説明を受けました。   委員からは、コロナ禍でもあるので、延長は5年ではなく、もっと延長すべきではないか、また、土地を無償提供するくらいの奨励措置でないと誘致実現は難しいのではないかとの意見が出され、当局からは、コロナ禍で誘致活動が思うように進んでいない状況であるが、まずは延長するこの5年間の中で、引き続き誘致活動を行っていく。また、土地については候補地となりそうなところを調整中であるとの説明がありました。   審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。   以上、産業建設常任委員会の報告といたします。 ○議長  これより質疑に入ります。   ただいまの産業建設常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第20号 南陽市ビジネスホテル誘致条例の一部を改正する条例の制定については、産業建設常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、議第20号は、産業建設常任委員長報告のとおり決しました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  (予算特別委員長報告) 日程第 9 議第 7号から日程第16 議第14号まで計8件 ○議長  日程第9 議第7号 令和4年度南陽市一般会計予算から日程第16 議第14号 令和4年度南陽市下水道事業会計予算までの予算案8件を、議事の都合により一括議題といたします。   ただいま議題となっております予算案8件について、予算特別委員長の報告を求めます。   予算特別委員長 殿岡和郎議員。 〔予算特別委員長 殿岡和郎議員 登壇〕 ○予算特別委員長  おはようございます。   私から、予算特別委員会の御報告を申し上げます。   本定例会において、当委員会に付託されました案件は、令和3年度各会計補正予算6件及び令和4年度各会計当初予算8件の計14件であります。   このうち、令和4年度当初予算8件について、去る3月11日と14日の2日間にわたり委員会を開催し、審査を行いました。   当委員会は、議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを御報告させていただきます。   初めに、議第7号 令和4年度南陽市一般会計予算でありますが、本案件につきましては、委員より反対の意思表示がありましたので、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、   議第8号 令和4年度南陽市国民健康保険特別会計予算   議第9号 令和4年度南陽市財産区特別会計予算   議第10号 令和4年度南陽市育英事業特別会計予算   議第11号 令和4年度南陽市介護保険特別会計予算   議第12号 令和4年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算   議第13号 令和4年度南陽市水道事業会計予算   議第14号 令和4年度南陽市下水道事業会計予算   以上の当初予算7件は、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。   以上、予算特別委員会の報告といたします。 ○議長  これより質疑に入ります。   ただいまの予算特別委員長報告に対し質疑ございませんか。   5番岡亮一議員。 ○岡亮一議員  この間の予算委員会の最後のところで、私が質問しまして、非核平和の集いの580万円、これの使い道として、「流れる雲よ」に、それに使うのかどうか、それに使わないということであれば、私は予算に賛成したんですけれども、その返答を、その予算委員会の中で得られませんでしたので、私は反対ではなくて保留の意味で...... ○議長  岡議員。今は、予算委員長に対しての...... ○岡亮一議員  予算委員長に聞きたいのです。それで、予算委員長から指名を受けましてその発言をしたんですけれども、予算委員長のほうで、その私の発言をそのままカットというか、そういうような形で、無視の形になりましたので、改めて、あの580万円が「流れる雲よ」に使う使わないというふうな確言を得られるかどうか、それを予算委員長のほうにお聞きしたいと思います。お願いします。 ○議長  予算特別委員長 殿岡和郎議員。 ○予算特別委員長  過日の予算委員会については、各委員、それから当局も当然あの状態を見て、あるいは聞いておるわけでございますから、その私の対応とか、岡委員に対する私の発言、それから処理については、私は間違いないというふうに思っております。ただ、今、岡議員がおっしゃったその当局の流れる雲云々に対する答弁については、委員長の管轄外でございますから、議長を通じて、当局より必要であれば御返答をお願いをしたいと、こういうように思います。 ○議長  岡議員、どうでしょうか。   きちっと立ってお願いします。 ○岡亮一議員  今、予算委員長のほうからの議長へのお願いありましたんで、私もそのようにしていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長  答弁を求めます。   嵐田総務課長。 ○総務課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   予算特別委員会の場でも申し上げましたが、具体的な部分については決まっておりません。 ○議長  岡議員。 ○岡亮一議員  私は、「流れる雲よ」につきまして、この間も申し上げましたが、命あればこそ生かせる大義もあると、この言葉自体、私も必ずしも否定するものではありません。ただ、ここでいう大義が、これまでの私がたびたびこの議場で述べてきましたように、例えばワクチン接種することが大義であったり、ロシアに対して一方的に断罪することが大義であったりするような...... ○議長  岡議員。マイクでしっかりと聞こえます。もう少し...... ○岡亮一議員  そのくらい、こっちも気持ちが入って言っているんだって。 ○議長  穏やかになってください。ここは議場です。 ○岡亮一議員  はい、分かりました。   ただ、今、世の中の事態が...... ○議長  静かにお話ししてください。 ○岡亮一議員  分かりました。努めて冷静に話します。   今の世の中自体が、私から見れば、本当に間違った方向が、さも大手を振って大義のような格好をして動いている。これが私は必死でこれにはあらがっていかねばならないと、私なりに思っているところでありますんで。私は、あのとき保留しました。ただ、これからまだ決まっていないということであれば、私はこれからこのことについては、いろんな機会で論議していくということを前提にして、予算には賛成します。   以上。 ○議長  質疑は3回までですので、ここで終了させていただきます。   ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第7号 令和4年度南陽市一般会計予算から、議第14号 令和4年度南陽市下水道事業会計予算までの予算案8件は、予算特別委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。   6番高橋一郎議員。 ○高橋一郎議員  議第7号 令和4年度南陽市一般会計予算についてですけれども、予算特別委員会で私も申し上げましたが、いわゆるこの中の総務費、総務管理費の非核平和の夕べに関しまして、今、岡議員からも話ありましたけれども、「流れる雲よ」の小中学生に上演する機会を排除もしないというふうなことに理解をさせていただきましたので、私は反対の意を表したいと思いますので、よろしくお願いします。   以上です。 ○議長  ただいまの予算特別委員長報告に対し、6番高橋一郎議員より、議第7号 令和4年度南陽市一般会計予算について異議がありましたので、分割して採決を行います。   まず初めに、議第7号 令和4年度南陽市一般会計予算の採決を行います。   お諮りいたします。議第7号の採決は起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。   議第7号 令和4年度南陽市一般会計予算は原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長  御着席ください。   起立多数であります。よって、議第7号は原案のとおり決しました。   次に、お諮りいたします。議第7号を除く議案7件について、原案のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって議第7号を除く議案7件については、原案のとおり決しました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  (追加議案) 日程第17 議第24号 南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長  日程第17 議第24号 南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。   この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。   市長。 〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  おはようございます。   ただいま上程されました議第24号 南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。   本案は、南陽市消防団員の定数の適正化と処遇改善を図るため、団員数の推移や国の通知を踏まえ、団員定数及び報酬等の見直しなど所要の改正を行うものでございます。   以上、条例案1件につきまして提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。   これより質疑に入ります。   質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   ただいま議題となっております条例案1件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり、所管の総務常任委員会に付託いたします。   なお、本議案の審査は、この後の本会議休憩中に総務常任委員会を開催し、審査願います。 ○議長  ここで、暫時休憩いたします。   再開は予鈴をもってお知らせします。 午前10時42分  休  憩 ─────────────────── 午前11時10分  再  開 ○議長  再開いたします。   休憩前に引き続き会議を開きます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  (総務常任委員長報告) 日程第17 議第24号 南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長  ただいま議題となっております議第24号 南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、総務常任委員長の報告を求めます。   総務常任委員長 島津善衞門議員。 〔総務常任委員長 島津善衞門議員 登壇〕 ○総務常任委員長  私から、総務常任委員会の報告を申し上げます。   本定例会最終日において、当委員会に付託されました議案1件について、本会議休憩中に、第2委員会室において、関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。   議第24号 南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。   本案は、南陽市消防団員の団員数及び報酬等の見直しに伴い、南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例及び南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正するものであります。   改正内容は、1つは消防団員の条例定数を891人から814人に減員すること。2つ目に消防団員の年額報酬の見直し、また、手当を廃止し、新たに出動報酬を創設するもので、具体的には、年額報酬の額は、団員の階級については1万6,500円から3万6,500円に増額し、年額の災害出動手当2,000円については、従事した時間区分での日額2,000円、4,000円、8,000円の3段階にすること、令和4年4月1日から施行するとの説明を受けました。   委員からは、今後の財政措置と市職員の団員数についての質問があり、当局より、今までは人口規模に応じた標準団員数、令和3年度は374人に3万6,500円を乗じた分などが地方交付税で交付されていたが、令和4年度からは、標準団員数の2倍までに見直される予定であること、また、消防団に加入している市職員は、令和2年度で31名であるとの説明を受けました。   審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。   以上、総務常任委員会の報告といたします。 ○議長  これより質疑に入ります。   ただいまの総務常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第24号 南陽市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、議第24号は、総務常任委員長報告のとおり決しました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  (追加議案) 日程第18 議第23号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第1号) ○議長  日程第18 議第23号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。   この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。   市長。 〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  ただいま上程されました議第23号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第1号)の補正予算案1件につきまして、提案理由を申し上げます。   補正の内容は、国の消防団の充実強化に向けた取組の中の一つとして、消防団員の報酬等の処遇改善と、新たな地方財政措置が示されたことに伴い、団員報酬等を改定するものであります。   財源につきましては、地方交付税のほか、基金繰入金で措置いたすものでございます。   以上、補正予算案1件につきまして提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。   お諮りいたします。質疑は予算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。   ただいま議題となっております補正予算議案1件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり、予算特別委員会に付託いたします。   それでは、予算特別委員会を休憩中に開催し、審査願います。 ○議長  ここで、暫時休憩いたします。   再開は予鈴をもってお知らせします。 午前11時15分  休  憩 ─────────────────── 午前11時24分  再  開 ○議長  再開いたします。   休憩前に引き続き会議を開きます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  (予算特別委員長報告) 日程第18 議第23号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第1号) ○議長  ただいま議題となっております議第23号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第1号)について、予算特別委員長の報告を求めます。   予算特別委員長 殿岡和郎議員。 〔予算特別委員長 殿岡和郎議員 登壇〕 ○予算特別委員長  私から、予算特別委員会の報告を申し上げます。   本定例会最終日において、当委員会に付託されました案件は、令和4年度一般会計補正予算1件であります。   これを審査するため、休憩中に委員会を開催し、審査を行いました。   当委員会は、議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを報告させていただきます。   議第23号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。   以上、予算特別委員会の報告といたします。 ○議長  これより質疑に入ります。   ただいまの予算特別委員長報告に対し、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望はございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第23号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第1号)は、予算特別委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、議第23号は、予算特別委員長報告のとおり決しました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  (追加議案) 日程第19 発議第1号 ロシアによるウクライナ侵略に断固抗議する決議 ○議長  日程第19 発議第1号 ロシアによるウクライナ侵略に断固抗議する決議を議題といたします。   ここで、提案理由の説明を求めます。   8番山口正雄議員。 〔8番 山口正雄議員 登壇〕 ○山口正雄議員  私から、発議第1号 ロシアによるウクライナ侵略に断固抗議する決議について、お手元の決議案の朗読をもって、提案理由とさせていただきます。   2月24日、ロシアは、世界中の平和を望む切なる願いに反し、ウクライナへの侵略を開始した。さらに、核の力を背景に国際社会の安定を一層脅かしている。   ロシア軍の攻撃は民間施設にまで及び、幼い命が失われるなど罪のない民間人にも被害が広がっている。   このようなウクライナの主権と領土を侵害する行為は、明らかに国際法、国連憲章に違反している。   また、今般のロシアの行動は、欧州にとどまらず、海を挟んで対面する日本はもとより、アジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがしかねないもので、断じて看過できない。   よって、本市議会は、ロシア軍によるウクライナへの侵略に対し断固抗議するとともに、即時無条件でのロシア軍の完全撤退を強く求める。   以上、決議する。   以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第1号は、委員会付託を省略することに決しました。   これより質疑に入ります。   質疑ございませんか。   5番岡亮一議員。 ○岡亮一議員  8日の一般質問の冒頭でも申し上げましたが、西側報道機関による一方的な情報のみによって、ロシアが悪いとそういった判断を下すことに対しては、非常に私自身、危惧を持っております。   今日入った、今朝の私なりに入れた情報によりますと、既にウクライナのゼレンスキー大統領は、NATO加盟を諦め、ロシアとの対話に応じて、ロシア側の意向に沿った形での解決の道を探り始めたという情報があります。   また、ロシアと中国、この間私は一般質問の中で、たしか金本位制への移行というような話をしましたが、今日の情報ですと、ロシアと中国が一緒の通貨制度を発足させると。今までのドル中心の通貨制度から、ロシアと中国が組んで、そして実物経済中心の通貨制度に移行すると、そういった流れができているようです。これは、世の中全体が、かつてないほど大きな変動の時期を迎えている。今、ドル中心の経済は、まさにカネ自体に価値がある、持っていて何ぼの世界で、それに人間みんなくらまされて、使いもしないカネが、カネがさだけが多ければありがたい、そういった感覚に支配されてきたのはこれまでの世界です。   ところが、今回のこのウクライナ、ロシアの問題、その中で、ロシアあるいは中国までも巻き添えを食った経済制裁の中で、ロシアも中国もとうからそれを読み切っていて、そして持っていて何ぼの金融中心経済の社会から、世の中から、使って何ぼ、カネは我々が生きるために、物事を使うために、そのための手段にしか過ぎないんだというふうな、実物中心の経済社会への大きな転換、その時代を今迎えようとしている。その大きな流れの中にある今回のウクライナ、ロシア動乱であるということを、我々しっかり認識しなければならない。   これ、足元から崩される西側の金融中心経済社会からの必死のあがきが、今のマスコミのプロパガンダ報道になって表れているわけで、この間申し上げましたように、人口の半分以上が、もうロシア側、ウクライナ側ではないロシア側に、これからの将来を理解して、世界の地球人類の半分がその方向を向いているときに、南陽市議会が、むざむざとマスコミ報道に乗せられたまま、このような抗議文を出すことは、私は絶対反対です。   以上。 ○議長  岡議員。先ほども、私申し上げました。ここは神聖な議場であります。マイクで十分聞こえます。大きい声、私は罵声とも取ります。罵声とはでかい声ということ。だから、もう少し、皆さん聞こえますので、興奮しないで、しっかりとゆっくりお話をしていただきたいと思います。 ○岡亮一議員  はい、分かりました。 ○議長  ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。   ただいま5番岡亮一議員より反対の意見がありましたので、発議第1号の採決は、起立採決により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。   それでは、発議第1号に対して、賛成の議員の皆さんの御起立をお願いします。 (賛成者起立) ○議長  御着席ください。   発議第1号 ロシアによるウクライナ侵略に断固抗議する決議に関しては、賛成多数でありますので、原案のとおり可決いたしました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  (追加議案) 日程第20 発議第2号 岡亮一議員に対する問責決議 ○議長  日程第20 発議第2号 岡亮一議員に対する問責決議を議題といたします。   この際、地方自治法第117条の規定により、5番岡亮一議員の退席を求めます。 (「その前に」の声あり) ○議長  岡議員、退席を求めます。 〔5番 岡亮一議員 退席〕 ○議長  ここで、提案理由の説明を求めます。   8番山口正雄議員。 〔8番 山口正雄議員 登壇〕 ○山口正雄議員  私から、発議第2号 岡亮一議員に対する問責決議について、お手元の問責決議案の朗読をもって、提案理由とさせていただきます。   我々南陽市議会議員は、市民から負託を受けた者として、その立場と職責の重さを深く自覚し、法令等を遵守し、高い倫理観をもって市政の発展と市民福祉の向上に努めなければならない。   しかしながら、岡亮一議員については、令和3年度南陽市コロナ対応商店街販売促進緊急支援事業の補助金を活用して、令和4年1月3日に新聞折り込みされた地元商店街のチラシの中に、「よく考えて!!子供へのワクチン接種」のコメントとともに、自身が作成したブログの「オミクロンは風邪以下」、「ワクチンは百害あって一利なし」、「子どもにワクチン接種は不要」と題したページに誘導するQRコードを掲載して、自身の主義主張を拡散した。   チラシの新聞折り込みは、令和3年12月10日及び令和4年1月3日の2回にわたり行われたものであるが、当該部分については、1回目の内容から変更され、2回目のチラシに掲載されたものである。チラシは、岡亮一議員本人が、地元商店街の事務局として作成を担当し、市への届出なども本人が行ったものであるが、その際、市担当者及び地元商店街代表者に対し、こうした内容を挿入することの具体的な提示などはなされなかったとのことである。   こうした結果、2回目のチラシの経費については、補助の趣旨に反し不適切との判断から補助対象外となり、地元商店街で負担することになった。   議員は、様々な主義主張を持つ市民の代表であり、当然に言論の自由は認められるものである。しかしながら、本補助事業については、コロナ禍の緊急対策として、コロナ感染拡大防止に努めながら、各商店街等が行う個人消費を喚起させる意欲的な取組を支援するとともに、新しい生活様式を踏まえ、各種ガイドラインを遵守し、感染拡大の防止に取り組んでいることを合わせて広報し、安全安心な商店街をPRすることが事業の趣旨でもあるにもかかわらず、補助事業という公金を活用して、自身の主義主張を拡散しようとしたこの行為は、多くの市民の信頼を著しく失墜させるものであり、断じて許されるものではない。   さらに、岡亮一議員については、令和2年6月定例会一般質問での事実誤認に基づく発言により議事録を訂正、令和3年3月定例会予算特別委員会における利益誘導とも受け取られかねない発言、同3月には、日本赤十字社への議会と関係のない照会に常任委員会副委員長の役職を使用し、しかもあろうことか自身の所属委員会を誤って記載して照会したこと、同4月には、本会議の議題に関わる内部資料を、会議前に自身のブログに具体的に掲載するなど、本市議会としても、これまで再三にわたり本人に注意し、議員自らの意志と責任において自身の行動を改めることを期待したが、その都度注意していただきたい、との弁を繰り返すなど、改善の気配はみじんも感じられない。   これらのことは、南陽市議会の品位を著しく傷つけ、議会の秩序を乱す行為であり、これ以上看過することはできない。   よって、ここに岡亮一議員に対し、今回の件について猛省を促すとともに、その責任を強く問うものである。また、今後、議員としての発言の重さ、その職責を深く認識し、高い倫理観と慎重な行動を強く求めるものである。   以上、決議する。   皆様の御理解をお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきたいと思います。 ○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第2号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第2号は、委員会付託を省略することに決しました。   これより質疑に入ります。   質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。発議第2号の採決は、起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。発議第2号 岡亮一議員に対する問責決議について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長  御着席ください。   全員賛成であります。よって、発議第2号 岡亮一議員に対する問責決議は、原案のとおり可決いたしました。   ここで、5番岡亮一議員の復席を求めます。 〔5番 岡亮一議員 復席〕 ○議長  私から、発議第2号に関して、岡亮一議員に申し上げます。   全議員の賛成によって、問責決議は原案のとおり可決いたしました。岡議員に、私のほうから申し上げたいと思います。   我々市議会議員は、市民の皆様の負託を受け、その立場と職責の重さを深く自覚をし、法令等を遵守し、市政発展と市民の福祉向上を願うのが務めと思っております。今後は、議員として慎重な行動をお願いいたします。   以上です。   御意見等はお受けしません。 (「私はそれに対してどういうふうに述べたいことを表明すればいいんですか」の声あり) ○議長  それでは、私から申し上げます。   例えば、謝罪とかそういうものであれば、私はこの場でお引き受けします。それ以外のことであれば、お引き受けできません。   以上です。 (「もちろん謝罪含めてです」の声あり) ○議長  謝罪ですか。 (「はい。謝罪とお礼です」の声あり) ○議長  5番岡亮一議員。 ○岡亮一議員  私のために、こういった形で貴重な時間を費やしていただくこと、改めて私自身ありがたく受け止めて、皆様方の御忠告を、私自身のどこまで肝に入るか分からないですけれども、私なりに受け止めさせていただきます。ありがとうございます。 ○議長  岡議員。あとは御着席ください。 ○岡亮一議員  市長にお聞きしたいです。 ○議長  岡議員、問責決議に関しては、南陽市議会の議会の中なんです。だから、市長にもし質問でもあれば、後で市長のところに直接お願いします。   以上です。御着席ください。   謝罪は、皆さん、今、岡議員からお聞きしましたので。ここで終わらせてください。御着席願います。   最後にお諮りいたします。本定例会において議決されました議案の中で整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。   以上をもって、本定例会に提案されました議案等の審査は全て終了いたしました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 市 長 挨 拶 ○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。   市長。 〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  3月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。   本定例会に提案いたしました案件につきましては、慎重に御審議を賜り、全議案とも原案のとおり御承認、御同意、そして御可決をいただきましたことに厚く御礼を申し上げます。   定例会の中で、各議員からいただきました御提言等につきましては、可能なものからその実現に向け、努力をしてまいる所存でございますので、今後とも御指導、御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。   さて、昨日、16日午後11時36分、福島県沖地震が発生し、全国で地震による被害が起こっております。その中には、人的被害も含まれるとともに、新幹線の脱線、あるいは高速道路の損壊等、多大な損害が発生する事態となっております。亡くなられた方に御冥福をお祈りしますとともに、被害に遭われた方の復旧が1日も早くかなうようお見舞いを申し上げ、本市といたしましても、できる限りの協力をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。   さて、新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大の第6波が急激に拡大し、現在も高止まりの傾向で感染が続いております。第3回目のワクチン集団接種を、先月からできる限り前倒しで実施し、5歳から11歳までの小学生にも、希望される方に迅速に接種ができるよう進めているところであります。オミクロン株のまん延とともに新たな変種も拡大している状況もございますので、今後も緊張感を持って感染防止に努めてまいります。   さて、世界がいまだ新型コロナウイルスの収束を見通せない中で、ロシアがウクライナに軍事侵攻するという暴挙に至りました。先ほど市議会としてロシアへの抗議決議を決定されましたことに、私も同じ思いを持つものでございます。本市が加盟する全国青年市長会では、この軍事侵攻に抗議する声明文を、ロシア連邦大統領及び駐日ロシア連邦大使宛てに、11日に発送いたしました。そして、日本政府のウクライナ難民支援の方針を受け、本市といたしましては、趣旨に賛同し、難民の受入れを表明するものでございます。今後、全国青年市長会を通じて政府に申入れすることとしておりますが、人道的な配慮に鑑み、関係各位の御協力を賜りながら、具体的な受入れに備えたいと考えておりますので、議員各位におかれましても御理解と御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。   まもなく新年度を迎えようとしております。先日の施政方針で、令和4年度の施策の大要を述べさせていただきましたが、来年度は、南陽市につながり、つどう、様々な方々との御縁を結んで「南陽を世界ブランドに」という壮大な構想の実現に挑戦してまいります。新温浴施設「湯こっと」の完成や宮内公民館の整備、旧ハイジアパーク南陽を利用した四季南陽の開業へ向けた支援など、交流人口の拡大と地域活性化を推進し、高校生までの医療費の無償化による子育て支援やDXの推進など、将来を見据えた事業に注力してまいりますので、今後も議員各位のさらなる御理解と一層の御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。   3月は別れの季節でもございます。嵐田総務課長、粟野建設課長、穀野管理課長、吉田技術調整主幹の管理職4名の方をはじめ、この3月末日をもって退職される職員の皆様におかれましては、長年にわたり、市民の福祉向上と地方自治発展のため、全身全霊をささげてこられたと存じます。その御労苦に対しまして、改めて感謝と御礼を申し上げる次第でございます。   これからも、これまで同様に、市政発展のためにお力添えをいただき、ますます御活躍されることを御祈念申し上げます。   結びになりますが、議員各位におかれましては、時節柄御自愛をいただきますとともに、今後の御活躍を御祈念申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。   誠にありがとうございました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 閉      会 ○議長  これをもちまして令和4年南陽市議会3月定例会を閉会いたします。   御一同様、御起立願います。   傍聴席の方もお願いいたします。   どうも御苦労さまでした。 午後 0時00分  閉  会 南陽市議会議長  橋   篤 会議録署名議員 高 橋 一 郎 同       川 合   猛