令和4年9月20日(火)午前10時00分開会・開議 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 板垣 致江子 委員長  佐藤 憲一  副委員長 出 欠 席 委 員 氏 名 ◎出席委員(14名)  1番 伊藤 英司  委員  2番 佐藤 憲一  委員  3番 山口 裕昭  委員  5番 髙岡 亮一  委員  6番 高橋 一郎  委員  8番 山口 正雄  委員  9番 片平 志朗  委員 10番 梅川 信治  委員 11番 川合  猛  委員 12番 髙橋  弘  委員 13番 板垣 致江子 委員 15番 遠藤 榮吉  委員 16番 佐藤  明  委員 17番 殿岡 和郎  委員 ◎欠席委員(1名)  4番 島津 善衞門  委員 ────────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 白岩 孝夫  市長           大沼 豊広  副市長 穀野 純子  総務課長         嶋貫 憲仁  みらい戦略課長 佐野  毅  情報デジタル推進主幹   髙橋 直昭  財政課長 矢澤 文明  税務課長         髙野 祐次  総合防災課長 竹田 啓子  市民課長         尾形 久代  福祉課長 大沼 清隆  すこやか子育て課長    嶋貫 幹子  ワクチン接種対策主幹 島貫 正行  農林課長         寒河江 英明 農村森林整備主幹 長沢 俊博  商工観光課長       川合 俊一  建設課長 佐藤 和宏  上下水道課長       大室  拓  会計管理者 長濱 洋美  教育長          鈴木 博明  管理課長 佐野 浩士  学校教育課長       山口 広昭  社会教育課長 土屋 雄治  選挙管理委員会事務局長  青木  勲  代表監査委員 細川 英二  監査委員事務局長     安部 浩二  農業委員会事務局長 ───────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 安部 真由美 事務局長  太田  徹  局長補佐 江口 美和  庶務係長  丸川 勝久  書記 ─────────────────── 本日の会議に付した事件  認第1号 令和3年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について  認第2号 令和3年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について  認第3号 令和3年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について  認第4号 令和3年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定について  認第5号 令和3年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について  認第6号 令和3年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について  認第7号 令和3年度南陽市水道事業会計決算の認定について  認第8号 令和3年度南陽市下水道事業会計決算の認定について ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開      会 ○事務局  御起立願います。   おはようございます。   御着席願います。   初めての決算特別委員会でありますので、委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定により、年長の委員が臨時委員長の職務を行うこととなっております。   出席委員中、殿岡和郎委員が最年長委員でありますので、殿岡委員に臨時の委員長をよろしくお願いいたします。   殿岡委員、委員長席へお願いいたします。 〔殿岡臨時委員長 委員長席に着席〕 ○臨時委員長(殿岡和郎委員) おはようございます。   年長委員をもちまして、私が臨時委員長の職務を行います。よろしくお願いを申し上げます。   ただいまから決算特別委員会を開会いたします。   ただいま出席されている委員は14名で、定足数に達しております。   なお、本日の会議に欠席する旨通告のあった委員は、4番島津善衞門委員、1名であります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 委員長の互選 ○臨時委員長  これより、決算特別委員会委員長の選挙を行います。   お諮りいたします。委員長の選挙は指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○臨時委員長  御異議なしと認めます。   よって、指名推選の方法により行うことに決しました。   指名推選は私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○臨時委員長  御異議なしと認めます。   それでは、私から決算特別委員会の委員長を指名させていただきます。   決算特別委員会委員長に、板垣致江子委員を指名いたします。   ただいまの指名に御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○臨時委員長  御異議なしと認めます。   よって、板垣致江子委員が決算特別委員長に当選されました。   ただいま委員長に当選されました板垣致江子委員長から、登壇の上、就任の御挨拶をお願いいたします。   板垣致江子委員長。 〔決算特別委員長 板垣致江子委員 登壇〕 ○委員長(板垣致江子委員)  おはようございます。   ただいまは決算特別委員長に御推薦をいただきまして、ありがとうございます。   今現在、市民生活、また当局側もコロナの拡大、そして物価高で大変な状況になっております。本日の決算委員会で皆様の活発な御意見をいただきまして、来年度の予算編成に生かされますことを希望いたします。   委員の皆様、そして当局の皆様、よろしく御協力をお願いいたします。   簡単ではございますが、就任の挨拶とさせていただきます。 ○臨時委員長  御協力いただきまして、誠にありがとうございました。   ここで、委員長と交代いたします。 〔臨時委員長 委員長と交代〕 ○委員長  ただいまから委員長の職務を行います。よろしくお願い申し上げます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 副委員長の互選 ○委員長  それでは、決算特別委員会副委員長の選挙についてを議題といたします。   お諮りいたします。副委員長の選挙は指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、指名推選の方法により行うことに決しました。   指名推選は私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   それでは、私から決算特別委員会の副委員長を指名させていただきます。   決算特別委員会副委員長に佐藤憲一委員を指名いたします。   ただいまの指名に対して御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、佐藤憲一委員が決算特別委員会副委員長に当選されました。   ただいま副委員長に当選されました佐藤憲一副委員長から、自席にて就任の御挨拶をお願いいたします。   佐藤憲一副委員長。 ○副委員長(佐藤憲一委員)  ただいま板垣委員長から副委員長の指名推選を賜り、全員異議なく御承認いただきまして、当選させていただきました。   つきましては、板垣委員長主導の下、また当局の皆様、そして委員の皆さんの御協力、御指導を賜りましてその任を務めさせていただきますので、よろしくお願い申し上げて御挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。 ○委員長  これより決算の審査に入ります。   決算の審査につきましては、本日1日限りといたします。   本委員会に付託されました案件は、令和3年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに事業会計決算の8件であります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 認第1号から認第6号まで計6件 ○委員長  認第1号 令和3年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認第6号 令和3年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの6議案について、当局の説明を求めます。   大室 拓会計管理者。 〔会計管理者 大室 拓 登壇〕 ○会計管理者  〔令和4年9月定例会 決算に関する説明書により 認第1号から認第6号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。   質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。   これより質疑に入ります。   初めに、認第1号 令和3年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について、事項別明細書により審査を行います。   最初に、歳入から行います。   第1款市税から第13款使用料及び手数料までの44ページから56ページまでについて、質疑ございませんか。   16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  まず最初に、南陽市の予算の骨格、これ各自治体で新年度予算に歳入、それから歳出ということでいろいろ予算化するわけですけれども、特に私、常々思っているんですけれども、事業すれば市が借金して事業すると、これ毎年毎年違うわけですけれども、利払いなども年度ごとによって違うわけですけれども。   この南陽市においては、市債残高が平成28年度から令和2年度まで減少してきたと。しかし、3年度の市債残高は増えてきていると、これはさっき言ったように、いろいろな事業のやり方によって増えたり減ったりすると、こういうことだろうと思うんですが。   そこでお尋ねしたいんですけれども、現在、単年度のいわゆる借金ですね、これ十五、六億円あるとさっき報告あったわけですが、利子なども9,200万円ほどあると、このような報告あったわけですけれども、累積の市債というのは150数億円あるわけですけれども、これ年々減ってきて、最近では、特に白岩市長なってからは相当減らしてきたと、そういう経過あるわけですけれども、この利払いについてどうなっているのか、実態をお聞きします。 ○委員長  髙橋直昭財政課長。 ○財政課長  それでは、ただいまの御質問にお答え申し上げます。   利払いの状況ということでございますが、地方債残高の減少に合わせまして、こちらのほうも減少してございます。また、以前は金利が非常に高いものもございましたが、現在は低金利ということで、そちらのほうの金利の負担も大分軽くなっているところでございます。   以上でございます。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  課長おっしゃるとおり、各銀行ですね、あるいは農協等々見てみますと、利息が毎年減っていると、減っているというか抑えられてきているわけですよね。今、企業の借入れ等もこれ繰上償還などできるようになってきていると。   そのことによって、非常に条件としてよくなってきていると、こういうことが言えると思うんですが、その辺の状況、しかも繰上償還等々についてはどのようにされているのかですね、御答弁願います。 ○委員長  髙橋直昭財政課長。 ○財政課長  それでは、お答え申し上げます。   地方債の繰上償還ということでお答えさせていただきます。   以前ですと、金利が高いものにつきましては、財務省のほうの指導をいただきながら繰上償還をしてございましたが、現在、金利が高いものはございません。ほとんどが1%台というふうになってございますので、こちらにつきましては、現在のところ繰上償還は行っていない状況でございます。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  いずれにしても、そういうふうな金利の状況になっていると今報告があったわけですけれども。今、事業をする場合は、例えば介護施設とかあるいは保育所の建設等々については、このいわゆる直営で建設すれば結構交付金が抑えられてきていると、そういう結果あるわけですけれども、そういう状況の中で、民間が建てる場合は、結構国のほうで有利な要綱などを設けて対応していると、こういう実態がありますが、これからいろいろな施設を建設する場合、南陽市としては民間に依拠すると、こういうことになるのかどうかですが、その辺どうでしょう。 ○委員長  市長。 ○市長  お答えいたします。   全てというわけではございませんけれども、国の制度もしっかり注視して、できる限り市に有利なメニューを活用するように気をつけてまいります。   その上では、国の方向性も民間の活力を十分に活用するようにという方向性だと思いますので、市もその方向性に沿って、そのとき、そのときで適切に行ってまいりたいというふうに思います。 ○委員長  ほかにございませんか。   5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  44ページの法人市民税に関連してですけれども、非常にこのコロナでどこも減益になっているんでないかという中で、一部企業の増益により法人市民税が5.7%増になったと。これ、どういうふうな内容だか、その内容について御説明いただきたいと思います。 ○委員長  矢澤文明税務課長。 ○税務課長  法人市民税の決算状況について、若干御説明させていただきます。   法人市民税のほうは、前年度決算、令和2年度の決算では約2億円でございました。それに対して3年度の予算は1億6,000万円ほどと見込んで、最終的に決算で結んだのが2億2,400万円となっております。   こちらの決算状況の分析なんですけれども、実際のところ、コロナの状況で落ちるのではないかというふうなことで、こちらも考えておったんですけれども、予想に反して日本全体法人税のほうが伸びておりまして、南陽市のほうものそれに準じて法人市民税のほうも伸びておる状況です。   原因につきましては、なかなか内容難しいんですけれども、例えば個別の企業ごとの状況まで掘り下げてみないと分からないところが多々ありまして、一概には言えないところです。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  何でも一概には言えないわけですけれども、そういった中で、日本全体の傾向がそうであるということで、そういったことも照らし合わせながら、決してマイナスだけではなかったということは、これからの企業の在り方というのを考える上で、非常に重要な問題を持っていると思います。   そこから、どういったところで増収して、どういったところで減収となったかというような、そういったところの収益が上がったか、減益したかということ、そこをきちんと、やはりそれなりの分析をそれぞれの、国任せじゃなくて地方自治体単位でもしていく必要があると思いますけれども。   そういったふうな方向については、市としては何か取組というか、取り組むとしたらどういったふうなところで取り組まれるか、取りあえず税務課のほうでどのように考えておられるか、これからの方向をお答えいただきたいと思います。 ○委員長  矢澤文明税務課長。 ○税務課長  ただいまの質問にお答えいたします。   ほかの団体との情報交換などはこれからやっていくところでございますけれども、ほかの団体の状況が、そのまま南陽市に当てはまるというふうなことにもなりませんので、その辺は南陽市の現状を認識しながら当市の判断をしていきたいと思っております。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  こういったところをどう突っ込んでいくかというのが一つ市の姿勢として問われるんではないかと。これはこういうふうな数字だ、国とも一緒だというふうなところで、そこでストップしてしまったら、これからの方策というのはなかなか見えてこない。   そこで一旦立ち止まって、南陽市の場合はどういうふうな原因でそういったことがあるのかというような、そういった突っ込みというのが非常に重要だと思いますけれども、その辺、市長のお考えをお聞きしたいと思います。 ○委員長  大沼副市長。 ○副市長  私からお答え申し上げます。   御存知のとおり、法人市民税の課税標準というのは法人税です。法人につきましては、調査権は市にありません。ですので情報収集にも限界がある。   いわゆる個人市民税の場合は、所得税と同じように調査権もありますので、ある程度調査をしながら、どういう傾向にあるかというのもつかむことができるんですが、法人住民税に関して言えば、やはりなかなか傾向としてこういうふうな感じだというのは分かるんですが、市が積極的になって、例えば増収だったりそういうものをするというのは、なかなか税制的にも困難な面がありますので、先ほど担当課長が申し上げたとおり、景気等を注視しながら、ほかの団体を見ながら、欠損が出ない程度に予算を組みたいというような形で対応しているところであります。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  厳密に正式な調査ということは不可能であっても、そういったところに関心を持っていくということは非常に重要だと思いますので、今後、そういったところを、関心を持っていただきたいということを要望しておきまして、もう一つ。   歳入全般でいいんですね、最後まで。 ○委員長  56ページまでお願いします。 ○髙岡亮一委員  じゃ、その後。 ○委員長  それでは、56ページまでのところでほかに質疑ございませんか。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  44ページの固定資産税の、特に滞納繰越分のことについてお伺いをしたいと思います。   調定額が滞納繰越分で4,381万何がしというふうにあります。これは、いわゆる課税の誤りによる追徴の調定だというふうに思うんですけれども、まずそこからお伺いしたいと思います。 ○委員長  矢澤税務課長。 ○税務課長  滞納繰越につきましては、課税誤りの件は関係ございません。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  関係ないということですけれども、その中で、この調定額の4,381万円というふうな中身が、毎年こうだったのかちょっと私前年度見ていないんですけれども、その中で収入未済が2,632万円あるというふうなことで、収入未済のほうが結構多いわけですね。その辺についての説明をお願いしたいと思います。 ○委員長  矢澤税務課長。 ○税務課長  固定資産税の収入未済の内容ということでございますけれども、こちらのほうは、令和3年度に収入できなかった分というふうなことではございますが、内容といいますと具体的にどのようなことをお聞きになっているのか、すみません確認させてください。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  休憩をお願いしたいと思うんですけれども、ちょっとこちらのほうと意味が通っていないというか。   収入未済額なんですよね、要するにまだ入っていない滞納繰越分で、それはどういう原因か、どういう中身かというふうなことをお聞きしたいということと。   もう1点は、休憩前にもう一つは、先ほど私認識は分からないんですけれども、いわゆる課税調定ミスありましたよね、固定資産税で。それの部分の調定というのはどこに上がっていく、当初予算に上がってきたんでしたっけ、補正で上がってきたんでしたっけ。この滞納繰越分で私は調定になるのかなというふうに思っていたんですけれども、その辺についてはどういうふうになるのかも教えてください。 ○委員長  矢澤税務課長。 ○税務課長  大変失礼いたしました。   昨年の課税誤りにつきましては、滞納繰越にはならず、現年分でほぼ回収させていただいております。ですので、今回の決算につきましては、通常の年と同じように収納の努力の結果、このような形になったというようなことになります。 ○委員長  暫時休憩といたします。   再開は予鈴をもって行います。 午前10時56分  休  憩 ─────────────────── 午前11時10分  再  開 ○委員長  再開いたします。   休憩前に引き続き審査を行います。   矢澤文明税務課長。 ○税務課長  それでは、お答えいたします。   固定資産税の滞納繰越分の調定額4,381万円につきましては、令和2年度までに納めていただけなかった未納分というようなことでございます。収入済額1,000万円のところは、令和3年度中に納めていただいた金額、不納欠損の698万円のところは欠損を処分した金額、こちらを差し引きますと、まだ未納となっている部分、収入未済額として2,600万円ほどが残ることになります。その分は、令和4年度分のほうに繰り越されるというようなことになります。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  分かりました。   結局、滞納繰越分のいわゆる収入未済額というのは、毎年こういった形で表れてくるというふうな認識をしました。   これに対して、いわゆる回収できるのか、要するに収入として納めることができるかどうかについてはどうなんでしょうか。難しさがあるとすれば、結局は不納欠損でそれは処理していくというふうな認識でいいのか、お伺いします。 ○委員長  矢澤税務課長。 ○税務課長  ただいまの質問にお答えいたします。   滞納繰越分について、対象者につきまして納税相談に呼び出したり、あと財産調査などをいたしまして、その結果、やむを得ず欠損すべきものは欠損するというふうな判断をするところでございます。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そういうふうなことなんでしょうけれども、いわゆる滞納処分、いわゆる差押え等ですね、それについては、例えば不動産に関して言えばいろいろ抵当権等の設定があったり、優越する差押えというか、債権でないというようなことであれば、これは無益な差押えとしてなかなか差押えもできないというふうなことだと思うんですけれども、そういう状態なわけですか。 ○委員長  矢澤税務課長。 ○税務課長  全てが全てというわけではございませんけれども、不動産を差し押さえた場合、そちらのほうを換価できるかどうかというふうなことが不動産の差押えのポイントになりますので、そこのところを見極めて、不動産の場合は差押えをいたします。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  分かりました。   それはそれで、その件についてはその辺にしておきたいと思います。   市長にちょっとお尋ねしたいんですけれども、いわゆる課税ミスによる調定ミス等によって、今回いろいろと問題があったわけですけれども、それは全協等でも説明で、ヒューマンエラーに関してはこれはなくすようにしたいと、そのためのいろいろ手を打ちたいというふうなことがありました。   その件に関して、もう一度どのような形でこのヒューマンエラーを解消する手だてについてですね、市長のほうからお伺いをしたいなというふうに思っています。 ○委員長  市長。 ○市長  課税上のミスというのは、行政としてはあってはならないことであり、このようなことが二度と起こらないようにという姿勢で臨んでまいらなければいけないというふうに思っています。   再発防止におきましては、やはりダブルチェックをしっかりするということが一番ということと、一斉調査、やはり放置されて何年も分からない、ひょっとすると10年も20年も分からないということもございますので、一斉調査も検討しているところでございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そういうような形で、ミスのないようにぜひよろしくお願いをしたいと思います。 ○委員長  ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、次に移ります。   次に、第14款国庫支出金から第15款県支出金までの56ページから72ページまでについて、質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第16款財産収入から第21款市債までの73ページから88ページまでについて、質疑ございませんか。   5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  82ページの雑入に関してですけれども、その区分の中で、実費徴収金の中に宮内公民館光熱水費実費徴収金として4万8,000円上がっていて、それから雑入のほうに漆山公民館電気使用量として4,104円が上がっているんですけれども、これ実費徴収金と雑入との違いというのは、どういうふうになっているのか御説明いただきたいと思います。 ○委員長  山口広昭社会教育課長。 ○社会教育課長  お答え申し上げます。   性質についてお答え申し上げますので、御了解賜りたいと存じます。   宮内公民館の実費徴収の部分については、こちらについては更生保護の事務所、サポートセンターが入ってございますので、そういった占有の部分についての実費徴収の考え方でございます。   また、83ページなりますけれども、漆山公民館の電気使用料の形につきましては、こちらはNCVのライブカメラに電力を供給しているというようなことから頂いているものでございます。   以上であります。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  これ、宮内公民館以外の実費使用料というのは、これはどういうふうな形になっているんですか。 ○委員長  山口広昭社会教育課長。 ○社会教育課長  お答え申し上げます。   ほかの公民館については、当然、営利事業等に貸し出したものについては、その使用料が入るというようなことになろうかと思います。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  営利でない部分で、暖房料、冷房料というものを徴収した、その金額が4万8,000円だと思うんですけれども、ほかの公民館での暖房料、冷房料についての金額はどこに入っているんですか。 ○委員長  山口社会教育課長。 ○社会教育課長  すみません、ちょっと私の認識不足でありますが、宮内公民館の実費徴収料についての中身について、こういう形で4万8,000円載せさせていただいておりますが、これがどう違うかというようなお答えをさせていただくとよろしいのでしょうか。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  ほかの公民館ではどういうふうな、暖房料、冷房料についての当然徴収していると思うんですけれども、それはどこに、どういうふうな形で項目で上がっているのか、それをお聞きしたいと思います。 ○委員長  山口社会教育課長。 ○社会教育課長  お答え申し上げます。   なかなかすみません、理解できずに恐縮でございました。   公民館については、基本的に社会教育団体の利用に際しては頂いていないかと思います。そういった点でのお話かと思いますが。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  私が所属している団体では支払っておりますんで、それが宮内公民館だけなのかなと思って、ちょっと不思議に思ってお尋ねしたんですけれども、それ以外では徴収していないとしたら、宮内公民館だけが払っているのかと、その辺どういうふうになっているかお聞きしたいと思います。 ○委員長  山口社会教育課長。 ○社会教育課長  申し訳ございません。遡らせていただいて恐縮であります。54ページお開きいただけますでしょうか。   すみません、私の認識不足でありましたが、54ページの社会教育使用料の中の公民館使用料、こちらの中に包含されているものでございますので、御理解賜りたいと存じます。   すみません、個別のことと解釈しましたので、申し訳ございませんでした。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  宮内公民館の場合と性質的には宮内公民館の金額もそっちに含ませるのは、先ほどの説明でちょっと私もよく理解できなかったんですけれども、最初の説明、そういった説明で宮内公民館の場合は違うというような観点から、特別に宮内公民館のあれがなっているわけですね。 ○委員長  山口社会教育課長。 ○社会教育課長  お答え申し上げます。   宮内公民館の光熱費の実費徴収分につきましては、この書き方がなかなか難しかったのかなと思いますけれども、更生保護サポートセンターとして、行政財産の目的外使用として、要するに社会教育の利用ではない、占有としてお貸ししているものに対して実費を頂いているものであります。   先ほど、私申し上げたのが、社会教育団体として様々御利用いただくものについては、先ほどの社会教育施設の利用料のほうに含まれていますというようなことですので、社会教育としてお使いの部分と、全く宮内公民館の機能として別にお使いになっていた部分については、分けているというような考え方で御理解いただきたいと思います。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  ちょっとなかなかのみ込みが悪いんで申し訳ないですけれども、そうすると、宮内公民館で徴収した部分については二手に分かれているという理解でいいんですか。 ○委員長  山口社会教育課長。 ○社会教育課長  申し訳ございません。   宮内公民館で実費徴収しているというのは、この実費という書き方がなかなか難しかったのかなと思いますけれども、更生保護サポートセンターについては、宮内公民館機能としてではないわけであります。なので、宮内公民館の一部をその団体に占用させているので、実費を頂いているという考え方でございまして、その他については、一般的な社会教育施設として頂いているということで、二つに分かれているものと御理解いただきたいと思います。 ○委員長  ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  次に、歳出について行います。   第1款議会費、89ページから90ページまでについて、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  次に、第2款総務費、90ページから122ページまでについて、質疑ございませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  102ページ、ふるさと納税についてお伺いをしたいと思います。   基本的に8億6,400万円くらいの寄附金があって、それを歳出としては4億234万8,000円というふうな形になっている。逆に言えばこの差引きの金額4億6,000万円が、言ってみれば自由になる歳出の金額かなというふうに思っていますけれども。   これ、いわゆる寄附の際に希望という形で使途の指定というんですかね、そういった形があると思うんですが、それの内訳というのは分かるでしょうか。 ○委員長  長沢俊博商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   寄附の際に、例えば子育てとか教育とか、いろんな事業に役立ててほしいとか、そういうふうな形で確認といいますか、希望の調査はさせていただいてございまして、年に1回ぐらいホームページ等で、こういった事業に使わせていただきましたというふうな形で、公表のほうはさせていただいてございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  ほかの市町村も、このふるさと納税に関しては非常に力を入れて、いわゆる収入源として上がってきて、それが有効に市の費用として、歳出として予算が組めるというふうな形だと思います。   これについて、いろいろPRをして、ふるさと納税のポータルサイトを増やしたり、様々なことを工夫してなされているようですけれども、現段階としていわゆるPR、南陽市のふるさと納税のPRに関してポータルサイトも含めた形プラス何かやってみて、こういった形でコマーシャルしていけば効果があるんじゃないかとかっていうのは把握しているのでしょうか、お伺いしたいと思います。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   具体的にポータルサイト名まで出して御説明したいんですけれども、ウェブ広告、さらには寄附された方に対して、直接メールをさせていただいたりとかはさせていただいてございます。   さらに、これまであるポータルサイトが7割ぐらいを占めていたんですけれども、今、ふるさと納税についても、ほかのサイトですと例えばポイントがつくサイトだったりいろいろあるものですから、どちらかというと寄附される方も、そちらのほうのサイトからの寄附が多くなってきているのかなというふうに感じてございまして、そちらのほうのサイトを充実するように今は心がけてございます。そういった工夫をしながら取り組んでいるところでございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そうですね、寄附者からすると納税でも利点がある、ポイントもつくということであれば、ダブルの利点があるわけですから、そういったことには可能性があると思います。   もう一つ、いわゆるリピーターというんですかね、継続して南陽市のふるさと納税品を購入していくと、そういったリピートに関しての把握というのはできているんでしょうか。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   今、リピーターの方が何パーセントぐらいいるという数字まで把握していないんですけれども、ポータルサイトのほうの管理をしていただいている業者のほうと、毎月1回打合せをさせていただいてございまして、ページビュー数の数だったり、あとはその中から実際寄附に回ったパーセントだったり、あとはリピーターの方だったり、そういった把握はしてございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  分かりました。   新規の獲得もそうですけれども、増えているというのは新規の獲得が増えているからだと思いますが、リピーターについては、ものがよくて満足すれば当然増えていくわけですので、その辺のリピーターの、何ていうんですかね、フォローというんですか、そういったものも必要だと思いますので、これまで以上にぜひ力を入れてやっていただきたいというふうに思います。要望です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  ポータルサイト委託料というのは、2,600万あるわけですけれども、全部ポータルサイトというのは、市外業者になるわけですか、市内で何らかの形でポータルサイト的な働きをやる市内の業者というか、それはあるのかどうかをお尋ねしたいと思います。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   ふるさと納税の場合、委託料のほうで払っている部分と、あと同じ103ページで申し上げますと、上のほうから5番目に役務費ということで、手数料というふうな形で払っている部分とございますので、今御質問があったポータルサイト委託料につきましては、二つのポータルサイトに対する委託料と、あと全般的に、二つを除いたサイトの部分を委託している民間事業者に払っている部分でございまして、全て市外の事業者となってございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  今、言われた役務費のほうに関してはどうですか。どういったところに払っているのか、それお聞きしたいと思います。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   役務費の部分については、こちらもポータルサイトのほうの手数料になりますので、全て市外の民間事業者になります。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  最初、この数字を見たとき、役務費が1億超えている、この金額、何とか市内にそういったこれからの一つの世の中の方向として、こういったところでの業種の開拓というのが、ある意味これから大事なところになってくるんでないかなと。   そういう意味で、今の自然の流れとしては、市外業者頼りになるわけですけれども、今後、市内にそういったポータルサイト的な働きをする芽は今のところないのかどうか、その芽を育てる可能性というのは今後ないのかどうか、その辺、どのように見ておられるかお聞きしたいと思います。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   私、先ほどもう少し詳しく説明すればよかったのかなと思いまして、先ほどの役務費1億1,700万円のうちなんですけれども、約半分ぐらいはお礼の品をお送りする送料、そちらが含まれてございますので、よろしくお願いいたします。   委員おっしゃるとおり、市内の事業所で取り組めればいいんですけれども、今現在なかなかない状況でございまして、今後についてもすぐ見つかるのかというと、なかなか難しいのかなというふうに感じております。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  現状では難しい、まだその芽も今のところではないというふうな判断だと思いますけれども、一つこれからの世の中の可能性を考えたとき、そういった、せっかくふるさと納税というのは年々増えている状況の中で、そしてその中での働き、ポータルサイト的なそういったものがあってのふるさと納税ということであれば、新たな南陽市内にそういった可能性を育てていくというか、その金額を何とか市内に落とすような方向というものも、ひとつ考えていくことが重要なのではないかなと思いますんで、このことを要望しておきたいと思います。   以上です。 ○委員長  ほかに質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第3款民生費、122ページから142ページまでについて、質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第4款衛生費、142ページから155ページまでについて、質疑ございませんか。   8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  154ページの1項保健衛生費、5目健康づくり推進費の中で、やまがた健康マイレージ事業費についてお聞きしたいんですが、この成果表を見させていただきますと、発行枚数が7人の方に発行したというふうなことになっているわけですが、非常に低調な状況かなというふうに感じております。   そういう意味で、近年の発行枚数の推移について、まずお伺いしたいと思います。 ○委員長  大沼清隆すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  それでは、ただいまの委員の御質問にお答え申し上げます。   近年の発行状況でございますが、今手元にございますのが過去3年ほどになっております。   令和元年度につきましては351枚、令和2年度につきまして113枚、それで令和3年度につきましては、成果報告書にも記載のとおり7枚というふうな状況になっておりまして、かなり急激に減っているというような状況でございます。   以上です。 ○委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  この低調の原因というふうなものについては、コロナの問題もあるのかどうか分かりませんが、どのように感じておられますでしょうか。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   一番大きなと言ってよろしいのかどうかなんですけれども、実は、このマイレージ事業、以前ですとハイジアパークを御利用なさっている方の特典というものがございました。そういう関係で、定期的に御利用なさっている方が御応募いただいているというところもかなりあったように記憶しております。   そういうところがなくなりまして大きく減った分、それから、先ほどございました、コロナの関係でなかなか運動習慣のほうにまで結びついていっていないというふうな状況もあり、この点が大きくなって、ちょっと急激な減少というふうになったというふうには見ているところでございます。 ○委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  今、やはり健康というものが非常に一人一人が重要性が強くて、この前の補正予算の質疑の中でも、歩く人、あるいは走る人がどんどんと増えているんだという話がございました。   そういう中で、これは山形県の事業ですよね、たしか。山形県では健康寿命日本一というものを目指してやっているわけなんですが、この予算そのものも非常に少ないような状況で、要するに実際使っているお金もかなり、2,400円ぐらいしかないというような状況あるわけですが。   私、以前も何回か申し上げたことあるんですが、要するに健康のため、あるいは病気を予防するために人は歩く、あるいは走る、スポーツなんかをやっているわけでございますが、目標を示してあげるべきじゃないかというふうに、私は思っているんです。   前にお話し申し上げた、横浜市での例があって、例えば歩くことについて、何歩ぐらい歩けばこんな病気を予防できるとか、そういうことを示しているんですね。だから、そういう目標を示してあげることが必要なんではないか。   そして、その人その人の目標があってやっていると思うんですが、どの程度やればいいか分からない、分からないけれども健康のために歩いているという方は非常に多いと思うんです。そういう意味では、目標を示してあげて、選択肢を示してあげることが必要なのではないかというふうに私は思うんですが、その辺についてどうお考えですか。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   先ほど、ちょっと県の事業というお話がございましたが、当初県のほうで仕掛けといいますか、そちらのほうをしまして、それ以降、各市町村でそれぞれに取り組むというふうな中身になってございます。   市町村によっていろいろな取組もございまして、例えば具体的に数値的なところの目標を設定するということで、今の体の状態の数値を捉えて、それをどういうふうに改善していくかというふうな取組を、具体的にされているという事例などもお聞きしております。   ただ、なかなかやはり最初の入り口というところで、皆様の関心を持っていただくところですとか、そういうところが非常に課題になるのかなと考えております。   このマイレージ事業も一つなんですけれども、これも包含するような形で、本当に体を動かすことによる健康づくりというものを、新たな事業の立ち上げも含めまして、検討してまいりたいというふうに現在考えております。   以上です。 ○委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  ぜひ、そういうふうにしていだいて、要するに一人一人がそれに自主的に、主体的に取り組んでいけるという、そんな形でできるように、ぜひお願いしたいと思います。 ○委員長  要望でございますね。   ほかに質疑ございませんか。   5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  143ページの項目の一番上、子宮頸がん検診委託料561万1,729円、この子宮頸がん検診の、どれだけの人が検診を受けて、そしてどれだけの発見というか、どういったふうな結果になっているか、その辺についてお尋ねしたいと思います。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  お答え申し上げます。   子宮頸がんの検診につきまして、受診率のほうですけれども、令和3年度では27.2%になっております。5年前の平成29年度くらいですと21%くらいですので、少し伸びてきているというような状態にはなってございます。   ただ、現認率といいますかこの結果によってどれくらいがんになったかというところでございますが、今ちょっと具体的な数字は持ち合わせておりませんが、1桁台の非常に少ない数字になっていたかというふうに捉えております。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  対象者がどのくらいの数字なのか、ちょっとそれお聞きいたします。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  お答え申し上げます。   令和3年度の対象者数でございますが、6,283人になってございます。   先ほどの現認率といいますか、確認されたものが2人というふうになってございます。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  この子宮頸がんに関するワクチンもまた再開になったということなんですけれども、そのワクチンを接種された方はどのくらいおられますか。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  お答え申し上げます。   HPVワクチンにつきましては、昨年度いっぱいくらいまでは積極的勧奨の差止めというところで、今年度初めからこちらのほう積極的な勧奨ということで、様々なワクチン接種のほうの個別の勧奨ということで、通知等出させていただいているところでございますけれども。   今手元にございます数値では、例えば、実際の通常のワクチンの接種の年代につきまして、小学校6年生から高校1年生までなんですけれども、対象者のほうが640人でして、7月末までの接種という数字になるんですけれども、1回目接種が終わっている方で56人、2回目の接種が済んでいる方が18人、3回目の接種が済んでいる方が3人というふうになってございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  このワクチンについても非常に副反応というか、副反応どころではない非常に恐ろしいような結果があるというようなことを、私もどういうふうな状態になるかというのは、痛みにのたうち回るというか、その動画を私も見せられまして、大変なことになるんだなと、もう死んだほうがいいというくらいの、若い女性の方がのたうち回る動画を何人かのを見せられて、非常にこれも恐ろしいんだなというふうなことなので、それゆえに8年間もワクチンを勧めるところがためらっていたのが、また改めて国のほうで勧め出したということで、私なりに非常に不安に思っているところですので、その辺も副反応の恐ろしさというものも頭に置きながら、この問題についても考えていただきたいということを要望しておきます。 ○委員長  ほかにございませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  154ページの廃棄物関係、一般廃棄物処理のことでお伺いしたいと思います。   この成果報告書の中の40ページに、要するに千代田クリーンセンターごみ搬入状況の、可燃ごみ、粗大ごみを含めた令和2年度と令和3年度の表が載っております。   これを見ると、非常に減少している、持込みが非常に減っているというふうになっております。これは、一般的に言えばいい傾向なわけですけれども、これについてどういうふうな分析をされているのか、お伺いしたいと思います。 ○委員長  竹田啓子市民課長。 ○市民課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   ごみの分別につきまして、市としましてもゼロカーボンに向けて大切な1項目でございますので、いろんな機会を捉えまして皆様方に分別を推奨しているところでございます。   その結果といたしまして、ごみの搬入量が少なくなったのではないかなというふうに感じているところでございます。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そういう回答ですと大変喜ばしいなというふうに思っています。   ただ一方で、コロナによってごみが出なくなったというふうなこともあると思っています。こういった傾向が続けば、当然ゼロカーボンシティー、あるいはSDGsに対応した行政というのができているというふうに思って、これは大変すばらしいことだなというふうに思うんですが、この例えば可燃ごみで委託搬入についても36.6%、3分の1も減っている。それから不燃ごみの事故搬入に関してはもう110%も減っているというふうなことで。   これは普通に考えれば、そんなに急激に、例えば今課長がおっしゃられたような形で、生ごみの処理であるとか、様々なことを分別処理をしていてというようなことが効果を結んでいるというようなことであれば、それはそれでいいんですけれども、私はすぐそこまでいくのかなというふうに思っているんです。   例えば、我が家でも生ごみについてはコンポに入れて、できるだけ自分で肥料化するというふうな形にしておりますが、そういったものというのは、そんなに多くないのかなというふうに思っておりますので、この今の課長の話は、分別処理がなっているというようなことが大きな要因だというふうな話でしたけれども、私はコロナの影響が多く影響しているんでないかなというふうに見ているんですけれども、その辺はどうでしょうか。 ○委員長  竹田啓子市民課長。 ○市民課長  ただいまの御質問のほうにお答え申し上げます。   まず、委員おっしゃられた増減につきましては、パーセントではなく前年度と比較しての単位としてはトンになりますので、御了承いただきたいと思います。   また、委員御指摘のとおり、分別のみならずコロナの影響もあるのでないかということでございますけれども、確かにそういった影響もございますけれども、詳しく分析はまだしておらないところでございます。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  失礼しました。増減、私も前年度比のパーセンテージのところを言えばよかったんですけれども、いずれにしても下がっているということは間違いない。   こういうような形は望ましいと思いますし、例えば千代田クリーンセンターの負担金に関しても、例えばそういう形でごみが減少していけば、減っていくというふうな認識でよいのかどうか、それもお伺いしたいと思います。 ○委員長  竹田啓子市民課長。 ○市民課長  お答え申し上げます。   委員おっしゃるとおり、ごみの量が減れば負担金もおのずと減っていくものだというふうに思っております。   以上です。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  分かりました。   引き続き、市民への啓蒙というんですか、ぜひそういったことも含めて、SDGs、あるいはゼロカーボンシティーといったことを標榜しておりますので、その辺市長も多分そういったことでお考えがあると思いますので、市長からもお伺いしたいと思います。 ○委員長  市長。 ○市長  ごみの減量、今回の件については、事業活動の減少ということもあろうかと思いますけれども、いずれにしても今後の持続可能な社会をつくる上では重要な項目ですので、力を入れて取り組んでまいります。 ○委員長  ほかに質疑ございませんか。   5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  147ページの新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費に関連して、あとワクチン接種委託料というのは報酬改定分の1,189万何がしと、あとワクチン接種委託料9,900万何がしあるんですけれども、この中でいうと、これは全部医療機関に支払われた金額と考えていいんですか。 ○委員長  嶋貫幹子ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  それでは、ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   ワクチン接種委託料につきましては、医療機関のほうにお支払いする、個別接種をしていただいた分の委託料となってございます。   その上にございます、ワクチン接種委託料の報酬改定分でございますけれども、こちらにつきましては、集団接種実施時に当初計画した人数よりも、南陽市のほうで多い人数を接種していただいたということがございまして、途中で先生方のほうにお支払いする報酬を改定させていただいた分の増額分が、こちらの委託料となってございます。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  9,900万円というのは、これ個別接種のほうで、そのほかに集団接種というのは、その上の職員手当というふうなところが集団接種の分になるんですか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   大変申し訳ございませんでした。ワクチン接種委託料のほうだったんですけれども、こちらのほうが個別接種と集団接種と両方の接種に伴うものでして、個別接種にお支払いしている医療機関の分と、集団接種で来ていただいた先生方、看護師の方、薬剤師の方にお支払いする報酬のほうも含まれているんですけれども、先ほど申し上げた改定分というのは、集団接種のほうで増額した部分ということになってございます。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  分かりました。   これ、全部国のほうから来る金だと思うんですけれども、これだけの金、医療機関のほうに支払われて、そのほかにトータルすると何ぼなるんですかね、かなりの金額の金があって、実際、どれだけ効き目があるのかといって、そういったところになると非常なクエスチョンマークがだんだん大きくなる現状の中で、やはり我々この数字を頭に入れて、これが正解だったんかどうだったのか、これは令和3年分だけでこの数字なわけで、これに今度は令和4年度の分が重なるわけで、その辺果たして本当にこれでよかったのかどうかということを、改めてじっくり考えるべきではないかと、私なりに思っていますんで、その辺市当局の方々も、この数字とその費用対効果というところの問題を、ある意味深刻に考えていくべきなのではないか。   これは南陽市だけでなくて、当然日本全体の問題もあるわけですけれども、これは大変非常に大きな問題であると私なりに認識しておりますんで、その辺市長自身もワクチン打たれてコロナになった立場からお答えいただきたいと思います。 ○委員長  市長。 ○市長  国策として進めているワクチン接種でありますので、市としては希望する方にスムーズに接種できるように、今後も力を入れてまいります。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  国策に全部従うかどうか、その辺でいろんな、何回も言いますけれども泉大津市の南出市長のようなやり方もあるわけで、その結果で、南陽市が小児のワクチン接種率53.2%、それに対して大阪全体で7.2%ですか、6分の1以下と。そういったような状況もつくれるわけなんで、その辺しっかり考えた上で、今後も取り組んでいただきたいということを強く要望しておきます。   以上です。 ○委員長  ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩いたします。   再開は午後1時といたします。 午前11時57分  休  憩 ─────────────────── 午後 1時00分  再  開 ○委員長  再開いたします。   休憩前に引き続き審査を行います。   第4款衛生費、142ページから155ページまでについて、ほかに質疑ございませんでしょうか。 (「なし」の声あり) ○委員長  次に、第5款労働費、155ページから156ページまでについて、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  次に、第6款農林水産業費、156ページから176ページまでについて、質疑ございませんか。   9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員  ページ数が175ページ、農林水産業費の2目林業振興費の中の備考欄の013番、森林環境・森林経営管理事業についてお尋ねします。   本市も、令和元年度から森林環境譲与税を交付されて森林の整備を進めているわけですけれども、その中で、令和3年度は交付された金額が1,077万円余りですね。令和2年は1,073万円、交付初年度の令和元年は505万円ということで、その整備の中で、それぞれ年度末にその使途実績を公表しなければいけないということになっているんですが、本市の場合は公表されているんでしょうか。 ○委員長  寒河江英明農村森林整備主幹。 ○農村森林整備主幹  ただいまの質問にお答えいたします。   これにつきましては、森林環境譲与税の使途につきまして、公表することが義務づけられますので、年度末といいますか、本市の場合、定例会決算委員会が終わってから公表することで準備を進めております。   以上です。 ○委員長  よろしいでしょうか。   9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員  それは、今年度の場合のことを言っているんですか。もう既に令和元年度から交付して事業はされているわけですよね。その間の年度については公表されているという解釈でよろしいんですか。 ○委員長  寒河江農村森林整備主幹。 ○農村森林整備主幹  お答えします。   すみませんでした。これにつきましては、毎年度1回公表してございます。ですので、譲与が始まった令和元年から毎年公表しておりますので、御理解ください。   以上です。 ○委員長  9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員  分かりました。   それで、令和元年度からこの森林環境譲与税に伴いまして、森林経営管理制度がスタートしております。それで、この件につきまして、令和2年9月の定例議会の一般質問で、山口議員のほうからも質問されたわけですけれども、そのときに、本市の整備率は22%というふうに答弁されているわけですけれども、その整備率については、今のところどういう状況になっているんでしょうか。 ○委員長  寒河江農村森林整備主幹。 ○農村森林整備主幹  お答えいたします。   以前、山口正雄議員から御質問あった内容についてお答えしましたが、それにつきましては、令和2年度においてその前の10年間の整備率をお示しした数字でございます。その後、時間が経過してございますので、整備率は若干上がっているものと認識しております。   以上です。 ○委員長  9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員  その整備率の中で、特に本市の場合、吉野川流域のほうが整備率が上がっているということで、織機川流域のほうがほとんど手つかずということで、大体織機川流域に140ヘクタールほど民間の森林があるということで答弁されていますけれども、その後、ほとんどの山が県の財団法人の林業公社が主だということで、市長の答弁では、林業公社と申入れして山の整備を進めてもらうというふうに答弁されているわけですけれども、その後の経過はどういうふうになっているんでしょうか。 ○委員長  寒河江農村森林整備主幹。 ○農村森林整備主幹  お答えいたします。   林業公社ともお話はしておりますが、具体的に拡充とか、新たに実施した区域はございません。   以上です。 ○委員長  9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員  幸い、今年はそんなに山から流木が流れてくるような大洪水に、今のところ遭っていませんけれども、やはり全域的にカバーしていかないと、吉野川流域だけどんどん進めていって、織機川流域のほうがほとんど手つかずということでは、整備は災害だけの整備ではありませんけれども、今後、一生懸命進めていっていただきたいというふうに思います。そのことを要望して質問を終わります。 ○委員長  ほかにございませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  161ページ、048ワイン振興支援事業費についてお伺いをしたいと思います。   ここは農林水産事業費の中での項目で、いわゆる醸造用の設備であるとか、そういったワインを生産するための今回の補助金というふうな形なんですけれども、もうちょっと包括的に、商工政策、観光政策も含めての話になるんですが、これ市長にちょっとお伺いしたいと思います。   以前、私も一般質問で、ワイン王国にするべきだと、南陽がですね、そういった提案をしました。例えば、南陽市に来たら、やはりワインのまちだよなここはと一遍で分かるようなもの、いろいろ雑誌等でも紹介はされていますけれども。ただ、いわゆる観光客であろう、あるいは宿泊客でも、やはりワインのまちだよね、ここってすごいなっていうように、いろんな意味でですよ、それは。ワインがあるというようなこともある、ワインを作っているブドウもある、それからいわゆるツアリズムもできるとか、様々なソフト面、ハード面いろいろあると思います。   そういったことを、私は南陽の国際ブランドの一つとして考えていくところだというふうに思っているんですよ。ラーメンだけじゃなくて、ラーメンはラーメンでまずやってですね、やはりワインというのは非常に裾野の広いものだというふうに思っています。生産から販売、流通、そして関わる人、いわゆる食べ物の中でも料理に関してもそうですし、宿泊にも関与される。そういった意味で裾野が広いというふうに思っていますので、ぜひこの辺、私はワイン王国、市長は国王になってもらいたいみたいな話ししましたけれども、ぜひそういった何か目に見えるようなもの、策というものを考えてもらいたいと思うんですが、その辺について市長はどのようにお考えか、お伺いをしたいと思います。 ○委員長  市長。 ○市長  委員のおっしゃる提案についてはそのとおりだというふうに思います。そうした意味で、コロナ前にはワインフェスティバルを入場者が増えるように、様々な工夫を実行委員会の皆さんと協力をして施していたり、あるいはワイン醸造しやすい環境をつくるための特区であるとか、あるいは補助制度であるとか、そういったことを行っております。   また、上山市と連携してワインツーリズムも始めたところでありましたが、これはコロナで今中止せざるを得ないことは非常に残念で、今後ぜひ再開していきたいというふうに思います。   そうした一連の施策について、ブドウ産業活性化プロジェクトということで、ちょっと何年度からかは今失念しておりますが、ブドウ産業活性化プロジェクトということで始めております。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そういったブドウ産業活性化、いわゆる文字通り産業だと思うんですよ。一つの企業じゃなくてまさしくクラスター的なものだというふうに思っています。   したがって、そういったものを、例えばワインフェスティバルならワインフェスティバルの一つのイベントだけではなくて、いつどこに来ても南陽というのはワインの里なんだなと。例えば看板にしても何しても、例えばの話。そういったものがやはり分かるような形というのが、私は必要だと思うし、そういった受皿も必要だと思っています。   そういった、今言ったブドウ産業活性化プロジェクト、そういったものをもっとより深化、深く、あるいは進む化していただいて、ぜひよろしくお願いしたいなというふうなことで、要望したいと思います。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  実は、この間、土曜日17日ですけれども、市民大学で南陽市のブドウ、ワインに関するシンポジウムが開催されました。   そこで、私も本当に驚くことばかりいろいろお聞きしたんですけれども、ただ南陽市というのがワイン王国という言葉だけでなくて、歴史的な背景からさらに現状、そして未来につながるような物すごい可能性を持っているというふうな内容が、中でずっと論じられたんです。   非常にこれ貴重な内容なんで、何とかこれ市民大学、最終的な報告を待たずに早く報告出す必要があるんでないかというようなことを、社会教育のほうとも語ったところなんですけれども。   どういう内容かというと、歴史的に言うと、南陽市というのは、日本のワインの苗木のほぼ7割を、原点がこの南陽市というか赤湯にある。さらに言うと、今、国産ワインと言われているんですけれども、国産ワインと実は日本ワインというその二つの区別があって、国産ワインというのは、外から持ってきた、外国から持ってきたブドウ酒のもとをそれをもとにして日本で作れば、国産ワインとなっているんだけれども、赤湯の場合は日本ワインという中にくくられて、日本ワインというのは日本で育てたブドウをそれをワインにする。これは甲州もどこも大体国産ワインで、本当に日本ワインと名のれるのは、全国でもこの赤湯だけだ。   それから、もう一つちょっと思い出したのが、今、日本のワインで非常に最高のランクに位置づけられるのが、桔梗ヶ原ワインというのがあるんだそうですけれども、その原点は南陽市にある、赤湯にある、赤湯の紫金園、あそこから出ているんだ。そういったような話もろもろ、もっといろいろあるはずなんですけれども、私、頭の中覚え切れないくらいいろんな話があります。   そういったことで、南陽市には単なる言葉だけでなくて、非常に歴史的な背景、さらに現状のそれなりに誇り得る実際に価値ある場所なんだということを、この間、いたく認識させられたのが、この間の土曜日のシンポジウムでしたので、市長御自身もぜひ内容をお聞きになって、自信を持って高橋一郎委員の提案を取り入れて頑張っていただきたいと要望しておきます。 ○委員長  要望ですね。   ほかにございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第7款商工費、176ページから186ページまでについて、質疑ございませんか。   11番川合 猛委員。 ○川合 猛委員  184ページ、第7款商工費、4目観光施設費、スカイパークエリア関連でお伺いいたします。   十分一山展望台についてですが、管理については商工観光課でよろしかったでしょうか。大丈夫ですか。   まず、大きな駐車場がありまして、ほとんどが土のままで、この間まで草がぼうぼうで非常に荒れておりましたが、ここ1週間ぐらいできれいに刈り取っておられました。   あの中に、9台分ぐらいのアスファルトに白線を引いた駐車場がございます。その脇に階段がございまして、30メーターぐらい上りますと十分一山展望台がございます。   アーチ形のベンチがありまして、真下を見ますと白竜湖、また周りの田、米沢のほうまで見渡せるすばらしいビューポイントなんですが、ここ最近、真下の樹木が大きく伸びまして、現在、当初の頃の3分の1しか見えません。非常に残念なんですけれども、まず最初に、あの木は誰の持ち物で、切ることができるのか、できないのかお伺いいたします。 ○委員長  長沢俊博商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   まず、あの場所なんですけれども、南陽市の土地になっておりまして、先ほどお話あった展望台については、山形県が整備していただいて、平成15年あたりに南陽市のほうに譲渡された施設というふうな認識でおります。   ただ、土地の所有については前々から南陽市となっておりまして、あそこの部分、アスファルトの駐車場も含めて商工観光課のほうで管理をしている状況でございます。   私も、9月17日の土曜日の日に、朝、現地のほうに行きまして、展望台のベンチ、木が一部腐っているといいますかそういった状況だったり、あと、今委員おっしゃったように、そこから眺めると白竜湖が、今、残念ながら見えない状況で、下の木が生い茂っているような状況、それも確認しておりまして。   課の中で話した内容では、例えば来年度予算に向けてあそこを伐採することができないか、ちょっと予算措置も含めて、あとは伐採可能かどうかも含めて、課の中では検討しようというふうになっている状況でございます。 ○委員長  11番川合 猛委員。 ○川合 猛委員  これから、あそこは雲海のシーズンに入ります。そうしますと県外から多くの車があそこに登ってくるんですね。ぜひ、あそこで見てほしいと思うんで、ぜひ伐採に向けて頑張っていただきたいと思います。   なぜこう言いますかと申しますと、あそこで見て見えないもんだから、上のスカイパークのランディングエリア、あそこに入って見るんですね。それで、雲海だけ見て帰られればいいんですけれども、雲海がなくなって白竜湖等々が見えてくる、その光景も大変すばらしい光景なんですね。そうしますと、飲物とか食べ物を持ってあそこのランディングエリアに入るわけですね。ごみが出るということもあるんで、私あそこには入るべきではないと思うんですよね、用途が違うわけですから。だから、ぜひ展望台を全て見渡せるようにぜひしていただきたいと思います。要望させていただきます。 ○委員長  ほかに質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第8款土木費、186ページから197ページまでについて、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  次に、第9款消防費、197ページから203ページまでについて、質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第10款教育費、203ページから242ページまでについて、質疑ございませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  小学校、中学校の教育費についてお伺いをしたいと思います。ページ数で言うと216ページからですかね。   今、いわゆるGIGAスクールになって、いわゆるデジタル化、タブレットによる授業というふうにやられていると思うんですね。それについての現況について、私ちょっとお伺いをしたいというふうにまず思います。   要するに、デジタル教科書化になってきているというふうには思っているんですが、どの程度なって、どの程度の授業をやっているのか、まず最初にお伺いしたいと思います。 ○委員長  佐野浩士学校教育課長。 ○学校教育課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。   個人に貸与しているGIGAタブレットにつきましては、調べ学習や自分でのレポート作成、それからオンラインでのドリル学習等に活用しているところでございます。   教職員の研修も進みまして、授業に活用できる事例集なども市独自で作成し、教職員と共有できる状態にしているところでございます。   デジタル教科書につきましては、教師用のデジタル教科書と学習者用のデジタル教科書で分かれておりますが、学習者用のデジタル教科書、児童生徒用のデジタル教科書につきましては、現在、国の実証検証にのっとりまして、中学校の英語、それから小学校の外国語、それから中学校では理科、小学校では算数と一部生活科のデジタル教科書が入って、それぞれ活用しているところでございます。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そうすると、いわゆる本といわれるまさしく教科書のものとデジタル用の、デジタルには完全移行にはしていないけれども、そういった過渡期だというふうなことだと思うんですね。   そういった場合、例えば宿題等を預けた場合に、その宿題もデジタルの自分が持っているものでやっていくという、宮城の場合はそんなことをやっているようですけれども、そのような形になっていくのか、まずはそれが一つと。   そういったことをやっていって、子供たちの学習習熟度というんですかね、何か今までと変わったものがあるのか、あるいは学校の指導の方法としても非常に大変いいというふうなことになるのか、その辺ちょっとまだデータ不足だとは思うんですけれども、課長の分かる範囲で結構ですので、どういうふうな今状況なのか、そこをお伺いいしたいと思います。 ○委員長  佐野学校教育課長。 ○学校教育課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   委員御指摘のとおり、まだ、それこそ実験中というような状況ではございますけれども、実践が進む中で、効果を上げている点としましては、クラウド上にデータを上げまして、家庭でそれを引き出して各個人が課題をやる、またクラウド上に戻して学校で開くなんていうようなところが、できるようになっている状況です。   臨時休業になったときなどにもこういった形で取り出して学習できるというような、今状況になっているところでございます。   ただ、こちら、今まで私どもが経験していました宿題、みんなが一斉に同じものをやるという課題の与え方ではなくて、今、個別最適な学びなどよく言われますけれども、そういった点でその子に合った学びを様々選択できる、その端末一つで様々な選択ができる、ドリル学習もできれば、調べ学習もできる、書物を読んだりもできるなんていうことで、その可能性が広がっているという部分については、今後、研究も必要ですし、そういう効果は期待できるなというふうに考えているところでございます。   タブレット端末を使って1人で学ぶということもできますし、共同的に学ぶということにつきましても効果が、事例とかもございますので、それらも含めて、教職員の研修も含めて進めてまいりたいと考えています。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  分かりました。   デジタル化以降になっていって、デジタル教科書というのも遠からずになるのかなというふうには、私個人的には思っています。そういった場合の、今はいい方向で、非常に学習の広がり、あるいは個人によって様々習熟度のスピード、いろんなことがいいほうになるというようなことなんですけれども。   そういった場合の、例えば学校の先生が、どの程度この子は習熟して進んでいるのかというふうなこと、いわゆる評価も含めてしなきゃならないと思うんですけれども、その辺についてはどういうふうに考えていらっしゃるんですか。 ○委員長  佐野学校教育課長。 ○学校教育課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。   その評価につきましては、委員御指摘のとおりでございますけれども、何のために評価するのかと言いますと、その子の力を伸ばすため、個に応じた能力を高めるということが重要かなというふうに思っています。   そのためには、端末でやった履歴等を適正に管理して、ここがこの子には必要だななんていうポイントを教職員が適切に声がけできるような、ある意味教職員側のスキルアップも必要だなというふうに考えています。学校教育課としましては、それらも含めて研修、充実させていきたいと考えています。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  分かりました。   ぜひ、先生も勉強しながらやっていくということだと思うんですね。   要望になりますけれども、何ていうんですかね、私たちもそうですけれども、デジタル社会になってくると、人間と人間との関係がどうしても希薄になってくるというふうな、一つの逆の面もあると思います。その辺も含めて、ぜひその辺の弊害のないようにってなかなか難しいと思うんですけれども、ぜひそういったことの観点も入れていただきながら、研修等も含めてお願いしたいものだというふうに思います。   なお、教育長にもお伺いしたいんですが、その辺やはり大きな転換点になっていると思うんですね。そこについて、コメントというんですか、教育長の考え方をお伺いをしたいと思います。 ○委員長  長濱洋美教育長。 ○教育長  ただいまの委員の御質問にお答えいたします。   やはり世の中デジタル化、情報化、目にも留まらぬ速さで進んでいるということを、私も日々実感しておりますが、やはり子供にとって何が大切なのか、その発達段階で何を必要とするのかということは、常々学校としても教員一人一人も考えております。   南陽市教育委員会でも、今年度から第6次教育振興計画推進しておりますけれども、これまでどおり、情操教育というようなところも重視しながら、子供の心を育てるというところを大事にしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長  ほかに質疑ございませんでしょうか。   5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  231ページから234ページまでわたってあります、文化会館に関してお尋ねします。   文化会館の使用料、歳入のところで見たんですけれども、今回、590万7,000何がしだったんです。それで、コロナ以前の令和元年を見ますと、1,321万6,100円と倍以上だったわけです。これもコロナの影響というか、それが出ているんだなということを痛切に思ったわけですけれども。   この文化会館、一時はギネスに掲載というようなこともあったりしまして、地域一番の何となくイメージがあったわけですけれども、その後、山形にやまぎんホールですか、ああいったホールが出たりしまして、ここちょっと油断しているというか、気抜くとだんだん埋もれてしまうんではないかと、そんなふうな心配をするわけです。   そういったわけで、文化会館のコロナ後を見据えながらどういうふうな方向で、どうやっていくのか、その辺に関してどのように考えておられるかお聞きしたいと思います。 ○委員長  嶋貫憲仁みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  ただいまの髙岡委員の御質問にお答え申し上げます。   文化会館につきましては、おかげさまでこの10月をもってこれから8年目の運営というふうなことになります。   御承知のように、コロナ禍の間につきましては、コンサート等もかなり絞られました。でも、おかげさまで今年度に入りましてから、コンサート等プロモーターさんの御利用も増えておりまして、使用料につきましても、見込みでございますが、今年度は1,000万円ぐらいの使用料は見込めるのかなというふうに思っております。   コロナ中におきましても、営業であったりとか、あと直接の行き来できない場合は、はがき、手紙等での御挨拶等もさせていただきました。引き続き市民の皆様、様々な方に御利用いただいて、多くの人が南陽市に訪れていただけるように、御利用いただけるように頑張ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  これ現状の稼働率、ある意味どういうふうな形で稼働率が当てはまるかどうか分からないんですけれども、一般的に考えて、あの文化会館の稼働率が何パーセントくらいか、そして、可能な稼働率というのはどの程度なのか、その辺についての数字がありましたら教えてください。 ○委員長  嶋貫みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。   まず、令和3年度の大ホールと小ホールの稼働率でございますが、1年間平均で大ホールが31%、小ホールが50%となっております。   今年度につきましては、8月末までの平均でございますが、大ホール37%、小ホール73%、日数にいたしまして、4から8月で49日、小ホールは96日の御利用をいただいているところでございます。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  これ稼働率37%、75%という数字、今お聞きしたわけですけれども、これ可能というかぎりぎり使えば100%がぎりぎり使った状態と考えていいわけですか。 ○委員長  嶋貫みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   委員のお見込みのとおりでございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  そういうことになりますと、大ホールの場合は、今のあれからいけばあと63%可能性がある、小ホールの場合は25%の可能性があるというふうなことで、その辺に営業努力というか、そういったふうな今後の可能性もあるわけですけれども。   今年度に入って1,000万円、コロナ以前の水準まではいかなくても、それに近づいているというふうなことをお聞きしまして、一応安心はしたところなんですけれども、やはり気を抜かずに何とか営業努力というか、そういったふうなことに関しての現在の営業努力についての取組というのは、現状どのような形になっているか、お聞かせいただきたいと思います。 ○委員長  嶋貫みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  御質問にお答え申し上げます。   営業につきましては、年間を通して仙台とあと東京圏のプロモーターにお邪魔をさせていただいております。併せまして、目下の大きな重点の取組といたしまして、10周年に向けての様々な取組を今検討しているところでございますので、その節目の年に向けてというふうなことも含めて、積極的にプロモーターとの今までのパイプをさらに太い形にやって行ければなというふうに思っております。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  10周年という手があったかと、なるほどと思ったわけですけれども、やはりこれ使えば使うほど、それ自体がもう宣伝になるわけで、それで人も集まってくる、それに付随したまたいろんなビジネスホテル、そういったものも考えてはいるものの、なかなかいかないというのも、それなりにうまく、100%までいかなくても、そういった流れが出てくるんであれば、いろんな形でプラスの効果というところは出てくると思います。そういったところも踏まえて、市長なりのこれからどういうふうに文化会館を持っていったらいいか、市長なりにどのように考えておられるか、そのお考えお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長  市長。 ○市長  概要は、みらい戦略課長から申し上げたとおりです。   特にそこに付け加えるとすれば、木造の音楽ホールとして世界最大だと。音質の良さということを、ぜひ広く音楽関係の皆さんに知っていただけるような取組が必要だというふうに思っています。 ○委員長  ほかに質疑ございませんか。   6番髙橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  236ページの埋蔵文化財の発掘の調査のことです。   南森遺跡についてですけれども、これはいろんな意味で調査前は非常に歴史的な価値がある、大変期待をしております。この中で、いわゆる確認調査概要長岡南森遺跡確認調査の概要というのがあるわけですけれども、これは端的に言って古墳というか、あるいは歴史的なものというふうなことの認識については、あまり期待できなかったというふうに考えていいのかどうか、その辺についてお伺いをしたいと思います。 ○委員長  山口広昭社会教育課長。 ○社会教育課長  委員の御質問にお答えいたします。   長岡南森遺跡につきましては、平成30年から発掘調査を実施してございます。その中におきましては、当然、今委員おっしゃったような古墳の可能性について、我々大きな期待を持ちながらこの調査を進めてきたことも事実でございます。   一方においては、決定的な古墳と言われる出土品、それからそういった構造、こういったものもまだちょっと結論を出すところの成果は得ていないことも事実でございます。そちらについては、調査検討委員会という専門の知識者の方の委員会がございまして、そちらのほうで調査を、結果等の集約をお願いする立場ではございますけれども、まだ断定的に古墳ではないという段階に至ったものではございません。ただ、別な可能性もあるのではないかというようなところで、現在、識者の方から様々な御助言をいただいているというようなところでございます。   以上であります。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  分かりました。   まだ断定はできないし、調査内容についてもいろんな角度で考えているというふうなことで理解しました。   これ、調査検討委員会については、不定期に開催されているとは思うんですが、これの計画というか、どのような形で世の中にしっかりと、こういったものだったんだというようなことの報告ができる、ロードマップというんですかね、どのぐらいの日程を考えているのか、お伺いをしたいと思います。 ○委員長  山口社会教育課長。 ○社会教育課長  お答え申し上げます。   識者の御意見、そちらにつきましては毎年実施してございまして、不定期という形ではなくて定期的に御助言をいただいております。   その中において、平成30年から5か年程度で一定の方向性を打ち出したいというような考え方をもって、今まで発掘調査進めてきたわけでございますけれども、先ほど申し上げたとおり、古墳のほかにも様々な可能性が出てきたのではないかというような御助言も賜っておりますので、この5か年にとらわれることなく、もう少し長いスパンで調査検討しなければならないのではないかということで、様々内部で検討、また識者の助言をいただいているところでございます。   以上であります。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  分かりました。   長いスパンでというと、本当に10年単位なのかどのぐらいか分かりませんけれども、本当に確定はできないと思いますよ、できないと思うんですが、いわゆる例えば5年で一つの結果を出そうと今までした。ところがちょっと不確定なことが出てきたということも含めると、また5年くらいというふうな、単純にですね、そのような考えで大ざっぱになるんですけれども、見ていいのか、あるいはもっと先なのか、その辺の、5年を基準に先か後かぐらいをちょっと教えてもらいたいと思います。 ○委員長  山口社会教育課長。 ○社会教育課長  お答え申し上げます。   これにつきましては、私も本当に予断を持ってお話しするべきではないというような考え方の前提に立ってお話し申し上げますけれども、事務方としては、長岡南森の遺跡については5年を目途にひとつ発掘調査をしてきた。この5年をもってまだ結論に至らないということで、どのくらいのスパンでまた考えているのかというようなことではございますけれども、調査の専門の識者の先生方とは、2年もしくは3年程度で、新たな可能性の断定に至れないだろうかというようなところでの、今話合いをしているところであります。   以上であります。 ○委員長  ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  次に、第11款災害復旧費から第14款予備費までの242ページから246ページまでについて、質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。認第1号 令和3年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第1号は原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、認第2号 令和3年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。   これより質疑に入ります。   248ページから273ページまでの事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般について、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。認第2号 令和3年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第2号は原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、認第3号 令和3年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。   これより質疑に入ります。   276ページから298ページまでの歳入歳出全般について、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。認第3号 令和3年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第3号は原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、認第4号 令和3年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。   これより質疑に入ります。   300ページから303ページまでの歳入歳出全般について、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。認第4号 令和3年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第4号は原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、認第5号 令和3年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。   これより質疑に入ります。   306ページから328ページまでの歳入歳出全般について、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。認第5号 令和3年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第5号は原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、認第6号 令和3年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。   これより質疑に入ります。   330ページから337ページまでの歳入歳出全般について、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。認第6号 令和3年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第6号は原案のとおり認定すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 認第7号及び認第8号の計2件 ○委員長  次に、認第7号 令和3年度南陽市水道事業会計決算の認定について及び認第8号 令和3年度南陽市下水道事業会計決算の認定についての2議案について、当局の説明を求めます。   佐藤和宏上下水道課長。 〔上下水道課長 佐藤和宏 登壇〕 ○上下水道課長  〔令和4年9月定例会 決算に関する説明書により 認第7号及び認第8号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  初めに、認第7号 令和3年度南陽市水道事業会計決算の認定について審査を行います。   これより質疑に入ります。   2ページから43ページまでの水道事業会計全般について、質疑ございませんか。   16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  本来ならば、この上下水道の質問についてですけれども、今回、補正予算が上下水道の場合なかったわけですよね。それであえて決算委員会で質問したいというふうに思います。   市長にお尋ねしたいんですが、寒河江市では、コロナの問題、あるいはそれに加えて円安と物価高に苦しむ市民の皆さんのため、事業者のために、水道料金の基本料金を半年間、10月から来年の3月までこれを無料にすると、こういう報道あったわけですけれども、市長、御存知ですか。 ○委員長  市長。 ○市長  存じております。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  それでは、話が早いわけですね。   それで、7月19日に臨時議会開いて市が提案した独自の事業ですね、無料化の事業を予算は議決されたと、こういう報道あったわけです。   この南陽市においても、コロナ禍の問題で物価の高騰とか円安とかですね、そういう状況の中で、南陽市の市長としては考えていませんか。 ○委員長  市長。 ○市長  物価高等に対する経済対策については、今庁内で検討しているところです。   寒河江市ではこういう形で行っておりますし、そのほかのところでも給食費とか、いろんな形で行っておりますが、どういった形が南陽市に配分される臨時交付金の中で一番生きる使い道かというのは、寒河江市のものも参考にしながら、南陽市にとって一番いい方法を探ってまいりたいと思っております。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  このお金は、市長も御承知のように感染症対策の地方創生交付金と、これを利活用すると、こういう方向で7月の臨時議会では決定したそうです。財源は1億2,000万、半年間でね。   南陽の場合は寒河江市さんと違って人口少ないわけですから、1億2,000万も半年間でかからないわけですけれども、この地方創生の臨時交付金を使って、私は、やればできるのかなと。それは、長たる白岩市長が判断すればすぐできると、こういうふうになると思うんですよ。ぜひその辺、庁舎内で議論をして実現の方向に向けて頑張っていただきたいもんだなと、このように思いますがどうでしょう。 ○委員長  市長。 ○市長  委員のお気持ちはしっかり受け止めさせていただきます。その中で、水道の基本料として経済的利益といいますか、支援を市民の皆さんにお渡しするのがいいのか、それともクーポン券の形がいいのかとか、いろんな方策ございます。その中で、一番いい方策を探ってまいりたいと思います。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  私も二、三お聞きしたんですけれども、これは南陽市民全体の、しかも市民だけでなくて商店街の事業者、事業主の方々にとっても最良でないのかなと私思うんですよ。   ですから、ぜひ市長の考え次第でどうなるか分かりませんが、ぜひ前向きな方向性を探って、ぜひ実現していただきたいもんだなと、このように重ねて御要望申し上げます。 ○委員長  ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。認第7号 令和3年度南陽市水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第7号は原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、認第8号 令和3年度南陽市下水道事業会計決算の認定について審査を行います。   これより質疑に入ります。   46ページから93ページまでの下水道事業会計全般について、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。認第8号 令和3年度南陽市下水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第8号は原案のとおり認定すべきものと決しました。   以上で、本委員会に付託されました議案の審査は終了いたしました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。 ─────────────────── 閉      会 ○委員長  これをもちまして決算特別委員会を閉会いたします。   御起立お願いいたします。   大変御苦労さまでした。ありがとうございました。 午後 2時08分  閉  会        決算特別委員長 板垣 致江子