令和4年10月21日(金)午前10時11分開会 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 殿岡 和郎  委員長   島津 善衞門  副委員長 出 欠 席 委 員 氏 名 ◎出席委員(16名)  1番 伊藤 英司  委員   2番 佐藤 憲一  委員  3番 山口 裕昭  委員   4番 島津 善衞門 委員  5番 髙岡 亮一  委員   6番 高橋 一郎  委員  8番 山口 正雄  委員   9番 片平 志朗  委員 10番 梅川 信治  委員  11番 川合  猛  委員 12番 髙橋  弘  委員  13番 板垣 致江子 委員 14番 髙橋  篤  委員  15番 遠藤 榮吉  委員 16番 佐藤  明  委員  17番 殿岡 和郎  委員 ◎欠席委員(0名) ────────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 白岩 孝夫  市長           大沼 豊広  副市長 穀野 純子  総務課長         嶋貫 憲仁  みらい戦略課長 佐野  毅  情報デジタル推進主幹   髙橋 直昭  財政課長 矢澤 文明  税務課長         髙野 祐次  総合防災課長 竹田 啓子  市民課長         尾形 久代  福祉課長 大沼 清隆  すこやか子育て課長    嶋貫 幹子  ワクチン接種対策主幹 島貫 正行  農林課長         寒河江 英明 農村森林整備主幹 長沢 俊博  商工観光課長       川合 俊一  建設課長 佐藤 和宏  上下水道課長       大室  拓  会計管理者 長濱 洋美  教育長          鈴木 博明  管理課長 佐野 浩士  学校教育課長       山口 広昭  社会教育課長 土屋 雄治  選挙管理委員会事務局長  細川 英二  監査委員事務局長 安部 浩二  農業委員会事務局長 ───────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 安部 真由美 事務局長  太田  徹  局長補佐 江口 美和  庶務係長  丸川 勝久  書記 ─────────────────── 本日の会議に付した事件  議第44号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第8号) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開      会 ○委員長(殿岡和郎委員)  おはようございます。   これより予算特別委員会を開会いたします。   ただいま出席されている委員は16名全員であります。   これより予算の審査に入ります。   本委員会に付託されました案件は、令和4年度補正予算1件であります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第44号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第8号) ○委員長  それでは、議第44号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第8号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋直昭財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和4年第3回臨時会 予算に関する説明書により 議第44号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。   質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。   これより質疑に入ります。   補正予算書の予算に関する説明書により行います。   歳入歳出全般及びその他・附属資料8ページから15ページまでについて質疑ございませんか。   16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  先だっての9月定例議会で臨時交付金について質問いたしました。   それで、新たに国は6,000億円を都道府県、あるいは地方自治体に配分しますと、こういうふうなことであったわけですけれども、当時の課長の説明によりますと、まだはっきりしたことは分からないと、どれくらい来るかも分からないと。大体、来て1億3,000万円から1億円でしょうと、こういう報告があったわけですけれども。南陽市、どの程度来たのか、その辺どうでしょうか。   それから、2点目でありますが、都道府県の配分は、3,000億円のうち山形県は約50億と、市町村の配分は35億7,400万円、約ね、こういう配分で来ていると、こういうことでありますが、さっき私申しましたように、当時の当局は1億3,000万円から1億円というふうなことでありますが、その根拠について、算定の基準というのですか、そういうものはどういうふうに見ておられるのか。南陽市の配分の査定はどうだったかという、その辺どうでしょう。 ○委員長  髙橋財政課長。 ○財政課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   このたびの臨時交付金につきましては、総額で6,000億円、うち都道府県が3,300億円、市町村分が2,700億円ということで配分されてございます。   南陽市の配分額につきましては、1億1,043万円の交付を受けているところでございます。   また、今回の積算の根拠につきましては、物価指数、地方税収の状況、中小企業の割合、ワクチンの接種率、こういったことで算定をされておりまして、これまでの算定ともまた違った形で、現状に即した形での算定を受けているというふうに考えているところでございます。   以上です。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  山形県の市町村分は35億7,400万円、こういう配分ですね、県は50億円と。そうした場合、今課長がおっしゃった1億1,000万円南陽に配分されていると、こういうことになるわけですけれども。   これ、いろいろ課長がおっしゃったように、物価の問題とかワクチンの接種率とかいろいろな加味して配分をしたというようなお話ですが、南陽市の場合、配分率として私少ないのではないのかなと思うんですが、その辺どのように認識されておりますか。 ○委員長  髙橋財政課長。 ○財政課長  お答え申し上げます。   確かに、臨時交付金につきましては、自由度の高いものでございますので、多いにこしたことはございませんが、国のほうの資料を拝見させていただきますと、ある程度必要な数値を用いて、公平に配分をされたのかなというように考えているところであります。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  私、いろいろ資料を見てみますと、都道府県の配分についてはまず分かるんですけれども、このいろいろ人口とか加味してみますと、非常にアンバランスがあるんでないのかなと、このように私思うんですけれども。人口比で割れば一番いいんでしょうけれども、そうはなっていないというところに問題があると言わざるを得ないんですけれども。   これ、市長は、この1億1,000万円の配分については、市長としてどのように認識されているか、これどうですか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  山形県の人口が約100万人、そして南陽市の人口が先日3万人は割りましたが、約3万人、ほぼ3%でありまして、そこから計算すると著しく人口比率から乖離してはいないというふうに認識しています。   また、高齢者の割合ですとか、年少人口割合なども加味しているというふうに伺っているところです。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  さっき課長がおっしゃったワクチン接種率ですか。南陽市は結構県内でもいいほうなわけですね。そういった状況から見れば、いろいろ試算がいろいろな場面で違うということは分かるんですけれども、総じて言えば私は低いと言わざるを得ないです。   さっき市長は人口比率で言ったわけですが、3%、これはぴったりなんですよ。35億7,000万円ですか、これ比率ぴったりなんだよ。   しかし、それだけでは計算できないわけであってね。やはりこれは8つのメニューあるわけですよね。生活者支援と事業者支援と4項目ずつ分けられているわけですよね。そういった点からも私は少ないのではないのかなと、このように指摘をしておきたいと、このように思います。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  10ページの通園バスの安全装置のことでお伺いをしたいと思います。   本当に悲惨な事故が発生を、今回だけでない、静岡の事件だけでなくて発生をして、いわゆるヒューマンエラーだけではなくて、安全装置というふうな形で、今回は全国的にこれを予算化して、対策を取るというふうなことの一環なわけですけれども。   お聞きしたいのは、まず、どのような機能を持ち、そしてどのような種類が、例えば何種類かあってそのうちの1種類なのか、最初からその種類しかないのか、その辺をお伺いしたいと思います。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   安全装置の種類というところでございますけれども、いろいろな種類がありまして、1つにはブザー方式ということで、エンジンを止めるとブザーが鳴り始めまして、後部のほうまで行ってボタンを押さないとブザーが止まらないということで、それで確認を図っていく装置ですとか、あと、もう少し先進的なものになりますと、カメラにAIがくっついていまして、人影を認識して取り残しがないかということを認知して、警報を鳴らすといったものまで様々あるようでございます。   ただ、市販まで行っているものというのがまだ少ない状況ということで、また併せて、このたび国土交通省のほうで、安全装置の仕様というものを検討していくということがございますので、なかなかそちらに合わせた開発ということにもなってくるかということで、ちょっとまだ分からないところがありますが、現在想定しているところとしては、そういったものを取り付けるというようなことで考えているところでございます。   以上です。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  ちょっと今の具体的な説明でちょっと分からなかったんですが、確認ですけれども、今回の予算については、いわゆるブザーが鳴るというふうな方式ですか。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  お答え申し上げます。   金額のところ、1台当たり20万というところでございますので、想定はそのブザー方式ということを想定したものではございます。   以上です。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  一番はやはりソフト面で、ヒューマンエラーのないような形での指導の徹底がまずあって、そして最終的には機械にも頼っていくというふうなことだと思うんですけれども。   そのソフト面に関して、ソフト面というかいわゆる指導、ヒューマンエラーをチェックしていくダブル、トリプルチェックしなきゃならないと思うんですけれども、その辺の実態はどうなんでしょうか。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  お答え申し上げます。   このたびの事故が起きて以降といいますか、直ちに各施設のほうに通知という形ではございますけれども、安全点検の確認ということ、あとそれから、具体的に子供のほう自体が、安全対応を取れるようにというふうな訓練もしてほしいというようなことも、併せて通知等お願いはしたところではございますけれども、なかなかそういうのは難しいところもあるということで、このたび国のこういうふうな動きがあったということで、そのような安全装置を含めた取組ということで、させていただきたいと思っております。   現状として、各施設への通知という段階にはなっておりまして、あとどのような対応取っていくかまでは確認はちょっと取れていないところでございます。   以上です。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  本当に痛ましいですし、これはまさしく人災なわけですね。人災をやはり未然に防ぐというようなことは、私たち大人の本当の責務であるし、あってはならないことだと思うんです。   したがって、通知一遍でなくて、やはりそれは確認していく。当然やっていると思いますよ、事業所では当然やっていると思うんですが、そこを含めてやはり確認をしていくというのが、やはり私たちの行政のまず責務だろうというふうに思うんですね。   市長、そこについてどのようにお考えですか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  まさしく委員おっしゃるとおりでありまして、あの事故を受けて、こうった悲惨な事故は二度と起こしてはならないし、大人ができる限りの、100%は難しくとも、できる限りの手を尽くすんだということは必要だと思いました。   国のほうでは、まだこの安全装置の補助メニューについて、詳細は決まっておりませんが1台当たり20万円と、こういうことが出ましたので、具体的な内容は決まっていなくとも、とにかく直ちに手を打とうということで、担当課と相談して、各園にも通知するとともに、我々もできることをやっていこうというふうに思っています。   ぜひ、足りないところなどは委員からも御指導いただきながら、そういった事故を防ぐべく、当局、そして議会一体となって取り組んでいければというふうに思っております。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そのようにお願いしたいんですけれども、1つ、先ほど通知はしていたけれども、現状は確認していないというふうな話が課長からありました。   そこはちょっと、私はもう早急にするべきだというふうに、聞くべきだというふうに思うんですけれども、そこについてはどうですか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  今日中に確認するよう指示しておきます。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  11ページの7款商工費の中のコロナ対応商店街販売促進支援事業費補助金について、これに関連してお伺いしたいと思います。   9月定例会で出したり引っ込めたり、出したりといろんな混乱があったわけで、今回こういう形で、とにかく1つの商店街の判断が他に迷惑を及ぼすことを、非常に私も気にしていたわけですけれども、こういった形で、全部ではなくても復活したということは、私なりに非常に評価して、よかったなと思っているところです。   この問題、遡りますと結局コロナ対策ということでのワクチン接種の問題に絡んでいくわけです。というのは、1つの商店街がコロナ対策の広告を出すに当たって、とにかくコロナに対する対策としての一番は、基本は、免疫力をつけることだと、それはかねがねずっと主張していたところでありまして、ところが、免疫力をつけるというふうなことを前面に打ち出したチラシでは県を通らないと。そういった判断がありまして、それでやむなくそれを取り下げて、ただぎりぎりのところでそのチラシに、子供たちへのワクチン接種は何とかやめてほしいというふうなことが、それが今度はこれもまた県の方針に反するというふうなことで、問責決議というふうなところまで行ったというのが、一番の根本の問題だったわけです。   それ以降、それが3月議会だったわけですけれども、それから半年が経過しまして、どうもコロナワクチンというものが何かおかしいぞと。そういったふうな雰囲気が全体に広がる、市長自身、ワクチン3回打ったにもかかわらずコロナを体験をされたと。また、我々の仲間の同僚議員もワクチンの推進の急先鋒であったにもかかわらず、コロナを体験された。   そういったふうな事態になりまして、これは我が南陽市だけでなくて、全国的にどうもコロナワクチン接種に対する不信感というのが広がり始めているところです。   最近、10月11日だったですかね、ヨーロッパの公式な議会で、欧州議会というところだったようですけれども、そこでファイザーの幹部役員を招聘しての公聴会が開かれた。そこで、どういったふうな議論がなされたかというと、コロナワクチンを市場に出すに当たって、その感染予防効果についての実験を行ったかどうか、それをオランダの議員が聞いたそうです。   それに対するファイザーの答えは、そんな暇はなかった、とにかく早く出さなければならないということで、実験まではしなかったということをはっきり認めたことが大きな問題になっております。   それについて私なりにちょっと書いたんですけれども、コロナワクチンが新型コロナ感染予防に効くか効かぬか分からぬままに市場に出さざるを得なかったということを、ファイザー社が正式に認めました。初めからワクチンは試験中ということが分かっていたはずで、ファイザー社がうそをついていたわけではありません。勝手に世の中がワクチンを打たねばならないと思い込んで、世界中の何十億人もの人が打ったのです。   本市のように、ワクチン推進急先鋒の市長や議員がコロナに感染してしまうのは不思議でも何でもない、ワクチンを作った側が効くか効かぬか分からぬままに、せかされて世の中に出さざるを得なかったというのですから、とんでもない茶番だったということが、欧州議会という公式の場で白日の下にさらされました。 ○委員長  髙岡委員、もう少しまとめてお願いします。 ○髙岡亮一委員  はい、分かりました。   それでお聞きします。モデルナ社のワクチンが、大分全国的に使用されないということで廃棄されていたようですけれども、南陽市において廃棄の事実はあったかどうか、それをお伺いします。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   モデルナ社のワクチンにつきましては、まだ使用期限が来ていないので、まだ廃棄をしたという実績はございません。   これから使用する見込みというのも、今のところ従来株のワクチンについてはないということになるわけですけれども、ただ、1回目、2回目、まだ未接種の方については使える可能性も残っているということもございますので、現在廃棄しているというものはございません。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  有効期限は最初6か月だったはずですけれども、現在どういうふうな形になっていますか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  モデルナ社のワクチンの有効期限ということでよろしいですよね。   モデルナ社のほうは9か月になっておりまして、ファイザーのほうも期限が伸びまして、正確な月数、今ちょっと資料持ってこなかったもので大変申し訳ございませんが、15か月だと思っております。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  普通ね、食料品等ある消費期限とかというのは、そんな簡単に延ばせるものかどうかあれなんですけれども、何かかなりいいかげんに、どんどん使われないからということで延ばしているような実態のようですけれども。   最初、マイナス75度以下の冷凍保存というふうなことで、我々聞いていたわけですが、現状はどうなっていますか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   ファイザー社のワクチンにつきましては、マイナス70度、モデルナ社のワクチンにつきましては、マイナス20度の冷凍庫のほうで保管をしております。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  あと、世界的にもうワクチンは考え直そうと。ワクチンのデメリットについて議論をするのが世界の一つの流れになっているわけです。   ところが、日本はほかの国よりも値段を高く設定したところで売りつけられて、しかもほかで売れ残ったものをどんどん日本に来て、日本が最終処分場になっている。既にワクチンの購入費が2兆4,000億円に達しているというようなこともあるわけです。   そういった中で、果たしてそのワクチンが本当に効くんならいいんだけれども、実は非常にびっくりするデータが、この間18日に国会の議員が中心になって、ワクチン接種に関する大議論会というのがあって、それが今ネットで見ることができるんですけれども。   その中で、山形県が日本一になっていたと。何で日本一になったかと、100万人当たりの新規感染者が...... ○委員長  髙岡委員、今発言中ですけれども、議案あるわけですから、議案に関連にしては少しオーバーになっているので、まとめて。 ○髙岡亮一委員  はい、分かりました。   9月議会であえて俺何も言わなかったけれども、その分いろいろ今、次々あって、あれも言わなきゃ、これも言わなきゃっていっぱい出てきて申し訳ないですけれども、最終的に何を聞きたいか、何を言いたいかと言いますと、市長自身、やはりこうした今ワクチンに対する不信感というのが現実に非常に広がっている。   今、私、この手元にあるのが、ある女性週刊誌の最新号です。血税のワクチンがほぼ全て捨てられているという大きな見出しで、女性週刊誌がそういうような形で今報道されている。   そういった中で、ワクチンに対する不信感、2兆4,000億円もの金がつぎこまれたワクチン、そのほかにもいろんな形で、それは本当にワクチンそのものの値段で、それだけで2兆4,000億円。それ以外のいろんな費用がいっぱいかかっているわけで、それをこのまま、ワクチンを今度は、生まれたばかりの6か月の子供にまでワクチンをしなければならない、そういったふうになっている。   さっき話止められて大事なことを言い忘れた。その山形県がワクチン接種の一番高い、1位が秋田県で2番が山形県で、その秋田と山形が新規感染者が一番多い。そのデータが国会での大議論会の中で明らかにされており、非常に私もショックを受けたところでした。   そういった中で、市長自身、今までワクチン何とか打たねばならないということで、その最先鋒で頑張ってこられたわけですけれども、南陽市の場合は6歳から12歳が、山形県が全国2位で44%ぐらいのさらに超えて五十何%。そういった中で、大したもんだと思っているのかもしれませんけれども、どうも我々の周り身近なところで、がんが増えている、体調が悪い、本当にそういう話がどんどん入ってくる。そういったことを聞くにつけても、思いたくないけれどもワクチンのせいでねえべね、そうつい思ってしまわざるを得ない、そういった今現状になっているわけで、そういったもろもろの市長自身のコロナ体験も含めながら、そういったことも考えて...... ○委員長  髙岡委員。 ○髙岡亮一委員  はい、今、大事なこと言う。 ○委員長  議案を逸脱しているので、別な機会に御質問を。 ○髙岡亮一委員  今、市長にこれを聞くためにしゃべってきたんだ。 ○委員長  簡潔に願います。 ○髙岡亮一委員  はい、分かりました。   市長、お尋ねします。これまでの考えを変えるつもりは......変えなくてもいい、考え直してみるつもりはありませんか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  予算と直接関係のないことで答弁するのは非常に不本意ですが...... ○委員長  静粛に。 ○市長  この件に関してお答えしますと、地方自治体として、国や様々な関係機関の公的な信頼のおけるデータに基づいて、必要な地方自治事務を行っていくという姿勢は変わりございません。   ワクチンについては、実際に接種の実績が進んできて、重症化予防効果、入院予防効果等は、もうデータでそれが上昇するということは明らかになっているというふうに認識しています。   特に子供の感染が多く、山形県や東北においては、3世代同居率が高いことから、家庭内感染によって感染が広がっているとも認識しており、今回、乳幼児の接種について努力義務が国の分科会において示されているところですが、そういったことに従って、希望する方が速やかに接種できるように、今後とも努めてまいります。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  予算に関連ないということだったんですけれども、今回のこの補正のこの予算に、根本をたどるとこの問題になりますよということで私もこの質問をしたわけで、いろいろ声を荒げたりもしましたけれども、非常にこれ大事な問題なんで、市長自身、今は変えるつもりはないというようなお考えのようですけれども、これからの世の中の一つの流れを見ながら、おかしいと思ったらやはり変える、柔軟な気持ちを持って今後も見守り、また市政を運営していただきたいということを強く要望して質問を終わります。長い間ありがとうございました。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  9ページのマイナポイント、マイナンバーカードについてお伺いをしたいと思います。   まず、現状のいわゆるマイナポイント取得率に関しては、50%になったのかどうかなんですけれども、これ、12月まで延びて、いわゆる取得率が交付率の算定基礎になるとかというふうな報道がされていますけれども。ということは、非常にかなり前向きに取り組まなければ、市としても損する、損するという表現はあれですね、というようなことかなというふうに思っております。   なので、これについてどのような形で、今までも一生懸命やっているわけですけれども、それにしてもあまり伸びない。どのような形でこれから取り組んでいくのかお伺いをしたいと思います。 ○委員長  竹田啓子市民課長。 ○市民課長  ただいまの委員の御質問にお答え申し上げます。   今までも市民課としましては、交付の窓口の機会を多数設けてきているところではございますけれども、引き続きスーパー等での出張申請、また休日、平日の夜間の窓口、また11月、12月につきましては、市民課、市役所の1階ロビーに特設の窓口を設けるなどして、市民の方への交付の機会を多く設けていきたいというふうに思っているところでございます。   以上でございます。 ○委員長  高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  質問の仕方を変えます。   そういった形でやられてもなかなか上がらない。これは南陽、本市だけではなくて。というのは、要するに、例えば私は高齢者の方についてどういうふうに対応するかということが問題だと思うんですよ。   例えばいわゆる後期高齢者以上の方、もう俺は要らねえわと、別に必要ねえというふうな方たちがいらっしゃるんじゃないかなと思うんですよ。その方に対してどういうふうにアプローチをして、いや、そうじゃなくてマイナポイントつくからもらってくださいよとかね、例えばですよ。そういうふうな形でより分かりやすく、高齢者対策というんですかね、表現としては。そういったものをしていかないと、やはり伸びないと思うんですよ。いわゆる現役世代だけの相手だとなかなか難しいんじゃないかなと思うんで、そこの割合というのは多分15%ぐらいあると思うんですね。   そういうふうなことを考えていった場合に、そこに照準を当ててやるべきだというふうに思っているんですが、いかがでしょうか。 ○委員長  竹田啓子市民課長。 ○市民課長  お答え申し上げます。   ただいまの委員のおっしゃるとおりではございますけれども、先日、保険証がマイナンバーカードと一体化するというような、河野大臣の発言がなされていたようでございます。   それを受けまして、高齢者等に関しましても、マイナンバーカードを持っていただく必要がございますので、今後は市役所に来るのを待つだけではなく、そういった足がなくて来られないような方については、こちらから出向くなどして、より一層交付をしていただくような機会とか、また広報等にも努めてまいりたいというふうに思っているところでございます。   以上です。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そのような形でちょっと方策を練っていただいて、実は私も母親が90過ぎていますので、別に要らねえなというふうに思っているんですよね。だけれども、考えてみればそういうふうな人を連れてきてしなきゃならないかなというふうな、私のことも含めてちょっと疑問に思ったもんですから、ぜひ、高齢者対策ということを一つのキーワードにして、進めていただきたいなというふうに思います。要望です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   4番島津善衞門委員。 ○島津善衞門委員  1点だけ、簡潔にお尋ねいたします。   商工観光課長、物価高騰対策事業費というふうなことで、以前売上高基準だったものが、原価の上昇、それから粗利の減少というふうなことで増えたと、項目が、これは非常によかったなというふうに思います。   それで、今後申請という形になると思うんですが、例えば市の様式、県の様式に沿って申請書を作成すると。そのときに何らかの証拠資料が必要になってくるのかなというふうに思っています。   最近の新聞報道等によりますと、会計検査院による各補助金、助成金の、これは要らないのでないかというふうな記事も出ているようなこともあります。しっかりした裏づけの下に支出すべきだろうなというふうに思うのですが、現在、例えば試算表とか総勘定元帳とか、証憑書類まで考えていらっしゃるのか、どの辺までの添付資料を考えていらっしゃるのかお尋ねします。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   この補助金につきましては、山形県のほうが9月議会のときに既に可決になった補助金なんですけれども、山形県が30%以上が対象、南陽市が20%から30%未満が対象になっております。   昨日なんですけれども、山形県のほうから様式等について、このようにしたいということで示されました。それで、市のほうでも昨日の夕方から、そちらのほうの内容を確認しながら、今日から来週にかけて申請書の書類、そして添付書類等について、これからちょっと検討することになりますけれども、提出書類については山形県のほうと同様に考えたいなというふうに考えております。   先ほど出た書類等について、そこまで求めるのか、確定申告書、または収支内訳書、さらには月別の例えば電気料、光熱水費が分からない場合については、1年間を割る12で計算していいというふうなことも、山形県のほうからは示されたようでございますので、詳細な資料についてはこれから検討していく予定でございます。 ○委員長  4番島津善衞門委員。 ○島津善衞門委員  分かりました。   全ての対象事業者が、きちっとそこまで資料整備がなされているというふうには限りませんので、その辺できるだけ間違いのない支出ということを確認できれば、速やかな交付をできるようにお願いしたいと思います。   以上です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  全般的なことをお聞きしたいと思います。   今回の補正額1億6,300万円ですけれども、それで、その臨時交付金の現在の残額というのは幾らになっていますか。 ○委員長  髙橋財政課長。 ○財政課長  お答え申し上げます。   今回の補正予算後の残額でございますが、5,693万6,000円、おおよそ5,700万円という状況でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  市長にお伺いします。   5,700万円、まだ余裕があるというふうなことなんですけれども、それについてはどのような今後考えていくのか。   私は、今回3,000円のいわゆるクーポンについて、いいなと思っているんですけれども、例えば前回2,000円だった、当然、印刷製本費とかいろいろかかるわけですよね。一括にまとめてやったほうが効果としても大なのかなというふうに思って、例えば今回3,000円のところを5,000円にしてもらいたかったなというふうには思っているんです。その残った部分についてどのような考え方でおられるのか、そこをお伺いをしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  私もできれば多くしたいというのは同じ気持ちなんですけれども、5,000円の場合、5,000円掛ける3万人で、それだけで1億5,000万円かかるということで、実際、5,700万残っていてもそれはできないということです。   そしてあと、併せて考えなければいけないのは、想定していないような非常な事態が発生した場合に、例えば医療的な面で支出が必要になるとか、あるいは経済的な面で支出が必要になるとか、そういったものへの備えは必要だなというふうに考えまして、この残額を確保したところであります。   したがって、これについては、そういった臨時的な、機動的な対応が必要だった場合に支出するということを考えております。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  コロナ対策関連も含めて、これは市長に専決権というようなことを、議会のほうでもすぐ専決権というか、すぐに対応してもらうというようなことには、みんな思っていると思います。   ただ、やはり補正予算の中で審査をしてやっていくというのが原則ですよ。だからその中で、例えば今の話ですと5,700万円あると。市長、1億5,000万円かかると、それは今既存予算で9,400万円ありますので、あと2,000万円ということであれば6,000万円なんですね。あと6,000万円であれば5,000円になるということですよ。   なので、もうそういったことでやったほうがいいんじゃないかと私は思うんですね。今回、こういった予算提案ですから、そういうことも含めて、何ていうんですか機動的に、これから何かあった場合の突発的なことに対応するというようなことで考えていらっしゃるようですけれども、それはそれで、そういったときにはまた別な予算が来るのかなというふうに私思うので、そういった予算の立て方として、ぜひちょっと思い切った予算の計上をして、それが逆に市民に、経済活性化につながっていくというふうに思いますので、そういったことを一つの私の考え方ですけれども、ぜひその辺も御配慮いただければというふうに思います。   以上です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第44号 令和4年度南陽市一般会計補正予算(第8号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上で、本委員会に付託されました令和4年度補正予算1件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、誠にありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。 ─────────────────── 閉      会 ○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。   御苦労さまでした。 午前11時03分  閉  会 予算特別委員長 殿岡 和郎