令和5年12月14日(木)午前10時00分開議 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 殿岡 和郎 委員長   島津 善衞門 副委員長 出 欠 席 委 員 氏 名 ◎出席委員(16名)  1番 伊藤 英司  委員   2番 佐藤 憲一  委員  3番 山口 裕昭  委員   4番 島津 善衞門 委員  5番 髙岡 亮一  委員   6番 高橋 一郎  委員  8番 山口 正雄  委員   9番 片平 志朗  委員 10番 梅川 信治  委員  11番 川合  猛  委員 12番 髙橋  弘  委員  13番 板垣 致江子 委員 14番 髙橋  篤  委員  15番 遠藤 榮吉  委員 16番 佐藤  明  委員  17番 殿岡 和郎  委員 ◎欠席委員(0名) ────────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 白岩 孝夫  市長          大沼 豊広  副市長 穀野 純子  総務課長        嶋貫 憲仁  みらい戦略課長 佐野  毅  情報デジタル推進主幹  髙橋 直昭  財政課長 板垣 幸広  税務課長        髙野 祐次  総合防災課長 竹田 啓子  市民課長        尾形 久代  福祉課長 大沼 清隆  すこやか子育て課長   寒河江 英明 農林課長 長沢 俊博  商工観光課長      嶋貫 幹子  観光振興主幹 川合 俊一  建設課長        佐藤 和宏  上下水道課長 髙橋 宏治  会計管理者       長濱 洋美  教育長 鈴木 博明  管理課長        佐野 浩士  学校教育課長 山口 広昭  社会教育課長      土屋 雄治  選挙管理委員会事務局長 矢澤 文明  監査委員事務局長    山内 美穂  農業委員会事務局長 ───────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 安部 真由美 事務局長  太田  徹  局長補佐 小阪 郁子  庶務係長  丸川 勝久  書記 ─────────────────── 本日の会議に付した事件  議第51号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第8号)  議第52号 令和5年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  議第53号 令和5年度南陽市財産区特別会計補正予算(第3号)  議第54号 令和5年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開      議 ○委員長(殿岡和郎委員)  朝の挨拶をしますので御起立願います。   おはようございます。   着席ください。   ただいま出席されている委員は16名全員であります。   これより予算の審査に入ります。   本委員会に付託されました案件は、令和5年度補正予算10件でありますが、6件の審査は終了しておりますので、本日の予算特別委員会では、令和5年度補正予算4件について審査を行います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第51号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第8号) ○委員長  それでは、議第51号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第8号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋直昭財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年12月定例会 予算に関する説明書により 議第51号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。   質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。   これより質疑に入ります。   補正予算書の予算に関する説明書により行います。   歳入歳出全般及びその他・附属資料78ページから91ページまでについて質疑ございませんか。   16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  何点か質問いたします。   最初に、11月10日の閣議決定で5,000億円が閣議決定されて、いわゆる臨時交付金あったわけですけれども、聞くところによると南陽では、9,000万円ちょっと使えると、こういうお話でありますが、このメニューについていわゆる推奨事業メニューというふうな名称でありますが、せんだっての一般質問でも出されたようでありますが、この使い道、具体的にどういうふうに使うのか、まず1点。   それから、もう1点でありますが、今後いろいろこういったものも含めて国がある程度の補正を組んでやるというふうなことがあるわけですけれども、特に今回、せんだっての新聞等でも報道されましたが、少子化対策ということで3兆6,000億円というふうな金額ですけれども、具体的にこのメニューについて、南陽市ではどういう対応をされるのか、その辺をお聞かせいただきたい。事務方でも、市長でも結構です。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  委員の御質問にお答え申し上げます。   国の総合経済対策のほうにつきましては、今議会最終日にその補正予算を提出提案できますように今庁内で鋭意検討しているところでございます。その中で、骨格となるのは市民の皆様に平等に燃料や様々な物価高騰に少しでも一助になればというようなクーポン事業を考えているところです。   そのほかに様々な業界の状況をお伺いしながら必要な予算を現在検討しているところでございますので、もう少しお待ちいただければというふうに思います。   少子化対策のほうについては、事務方から回答いたします。 ○委員長  髙橋財政課長。 ○財政課長  それでは、少子化対策の事業につきましてお答え申し上げます。   現在のところ新たな情報等はございません。計上的な部分の3兆6,000億円、こちらについての情報はございませんが、臨時的なもので低所得世帯の子供への1人当たり5万円の給付というものはマスコミ報道で情報としてあるというような程度でございます。   以上であります。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  議会の最終日21日に改めて提案すると、こういうことでありますが、今いろいろ財政、事務方をはじめ様々メニューを選んでいきながら対応すると、こういうことですね。   今、12月師走の議会中なんですけれども、やっぱり市長として、今、様々な事業所、あるいは中小零細企業等々たくさんあるわけですけれども、商店も含めてやっぱり今いろいろな問題点がさっきも言ったように出ているかと思うんですけれども、そういった対策も含めて回りながらいろいろ苦情を聞きながら対応していくというなのも必要ではないのかなと私は思うんですが、その辺どうでしょうか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  委員のおっしゃるように、実際の地域の声をお伺いしながら市の必要な政策を考えていくということは大切なことでございます。先月末、例年行っております金融機関への年末の市内事業所等への資金需要の対応依頼を行った際に、市内の事業所あるいは商店などの景況感をお伺いしましたけれども、いいところとそうでもないところがあると、総じて昨年に比べれば、昨年同時期に比べれば改善はしているものの、まだやはりコロナ前の本格的な改善には至っていないという状況でございました。そうした声も踏まえながら必要な対策を検討してまいります。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  先月末に金融機関をはじめいろいろ回ったというような話あるわけですから、しっかりその辺対応していただきたいものだなと、このように思います。   それから、もう1点でありますが、地方債、今現在で残高見込額が148億何がしとこうあるわけですけれども、白岩市長になってから大分減ってきたとそういう経過があるんですけれども、もっともいろいろな事業によってでっこびはっこびあるわけですけれども、これはかなりあるというのを努力してきたというのは分かるんですけれども、これからも様々な諸問題が出てくるんではないかなと、このように思っているんですが、今後の見通しも含めてこの辺の残高についてお尋ねしたいということです。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  この地方債の残高の表を見ていただきますと令和5年度の当初と、それから年度末とで若干今年度は減少すると。その若干の減少にとどまっている理由としては、宮内公民館の整備費をはじめとして必要なインフラへの投資を現在行っているということでございます。   来年度につきましては、そういった大型の投資案件については一服している状況でありまして、もう少し残高を減らすことができるかなというふうに思います。   ただ、毎年度の返済額が令和10年度に赤湯小学校の大型の起債が完了するまでは高止まりで推移しますので、そこまでは微減でまいります。その後、少し返済額については減らすことができるのかなと、返済額が減る、そして起債残高も減ると。ただ、減らすだけを重視するのではなくて、必要な事業については積極果敢に対応してまいりたいと思っております。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  何課がどういうふうに担当するのかちょっと分からないんですが、先日、県のほうで多様性の尊重ということで、県の当面の課題ということで、パートナーシップ宣言制度について導入するということで報道がありました。この報道によりますと、まず、この制度を導入するに当たって市町村にアンケートを行うなどして制度導入を検討してきたとありますが、南陽市にはこのアンケートなどありましたでしょうか。 ○委員長  大沼副市長。 ○副市長  具体的にはちょっと調べないと分からないんですが、来ていないような気がします。実際、誰が運用するのか、そのパートナーの、例えば市民課に届出をして何とかするのかという具体的な事務がどこでどのようになるかというイメージ図というのは、まだ私どももつかんでいないものですから、県のほうが考えているいわゆる考え方、その辺よく聞いて適切に対応したいというふうなレベルでしか今のところお答えできないような状況です。   以上です。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  これはもう既に、東北では青森県と秋田県が導入していて、酒田市自体が導入しているということで、この制度を必要とする人たちが酒田市のほうに移住して、そして制度を利用して生活しているというところがあります。これは、法的な効力はないものの性的少数者に婚姻と同等の関係を認めるパートナーシップ制度ということで、自分たちがそうであるということを宣誓書を提出すると受領書を発行していただける。県のほうでは、県立病院の面会や県営住宅への入居者などに家族として認める、携帯電話など家族割引を受けることができる民間サービスもあるということで、やはり生活していく上で本当に家族と同等に見てもらえないと大変な状況にあるという方たちがいるということで、この辺は県のほうも県内各地で各自治体に協力を求めていくということですので、南陽市として、その辺市長としてどのように考えておられるでしょうか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  多様性を尊重するということに反対する人は恐らくは一人もいらっしゃらないというふうに思います。私も様々な状況に応じて一人一人が生きやすい市民社会を形成していくということについては当然必要なことだというふうに思っております。   一方で、婚姻制度を伴うものでございますので、国として国民的な議論を深める必要があるのではないかなということも感じているところです。そういった状況も踏まえながら今後適切に対応してまいりたいと考えております。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  今までの状況をいろいろお聞きすると、病院に入院したときなどがやっぱりパートナーがそういう方だと面会もできない。それから手術の状況も教えてもらえない。また住宅的なところも大変だというところで、県としては、これからパブリックコメントをして来年1月には導入したいということなんですね。ぜひ南陽市でも酒田市のようにこれを宣言していただければ、そういう方たちが移住してきても今現在住んでいらっしゃるとしても、やはり大変助かる部分が多いと思いますので、ぜひ導入していただく方向で県のほうの状況をお聞きしていただければと思いますが、もう一度市長のほうから。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  先ほども申し上げたとおりでございますけれども、国民的な議論の動向などもしっかり把握しながら、また県の考え方なども参考にさせていただきながら、市としての対応は今後適切に検討してまいりたいと考えております。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  これを早く進めていただけるようにお願いしたいと思います。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  81ページのマイナンバーカードについてお伺いしたいと思います。   マイナンバーの庁内運用事業費というふうなことで予算計上387万6,000円と上がっているわけですが、これそのものの補助金の前に、いわゆるマイナンバーカードの取得率、現在今把握しているところで結構ですので教えていただきたい。 ○委員長  竹田市民課長。 ○市民課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   11月末現在で、南陽市でマイナンバーカードを持っている方の保有率でございますけれども、79.9%となっております。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  いろいろな特典をつけて、特典というかポイントをもらえるとかいろいろあって普及に頑張っていただいたわけですけれども、大体8割ということですね。この庁内運用事業費という中身がよく分からないんですけれども、例えば保険証はなくしていくとか何か言っています。それから、このマイナンバーカードそのものが今現在交付されているものも変わるんじゃないかという話もあります。その辺の情報はどうでしょうか。 ○委員長  佐野情報デジタル推進主幹。 ○情報デジタル推進主幹  それでは、ただいまの高橋委員の御質問にお答えします。   今回のマイナンバーカード庁内運用事業費でございますが、こちらは住民情報システムと国が管理しているマイナンバーの制度のシステムをつなぐために機器を更新するためのものでございます。   以上でございます。 ○委員長  竹田市民課長。 ○市民課長  お答え申し上げます。   マイナンバーカードが変わるのではないかというようなことでございますけれども、そういった情報は市民課のほうには届いていない状況でございます。   以上です。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  いろいろカードというよりもアプリで多分やったほうがいろいろ更新する際にも便利なんですよね。だからそういったこのマイナンバーカードに関するいわゆる事務的なカードそのものがそうですけれども、非常に大きな金額が国家的には動いているというふうに思うんですね。国会ではないですから全然あれですけれども、アプリにしようとかというようなことはないんですか。 ○委員長  竹田市民課長。 ○市民課長  お答え申し上げます。   アプリというよりはマイナポータルを使って、またカードで読み込むものをスマホの中で、そのカード自体になるものが今月末から都会のほうでは始まるようでございますので、また、アンドロイドではマイナンバーカードを搭載することが今もう既に12月末から可能というふうになっているというのは報道来ているところでございます。   また、iPhoneについては今後対応が可能だということでございますけれども、アプリで対応するというようなことは今のところはないのかなというふうに思っております。   以上でございます。申し訳ございません。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そういった情報が市民まで届いていないもんですからよく分からないんですね。なので、そういった情報が分かり次第、こうやっていかないと、マイナンバーつくったって意味、特典ないんじゃないかなとか、あるいは逆にいろんな意味で所得を捕捉されるんじゃないかという変な意味での間違った情報が入っているわけですね。だから2割の方というのはそういったことも含めているのかなというふうに思います。   それで先ほどデジタル主幹のほから佐野主幹のほうからありました、いわゆる住民情報等のシステムとマイナンバーカードを連結するんだという、それは俺今までそれやっていたのかなと思っていたんですけれども、何で今頃なんですかね、ちょっとそこら辺教えてください。 ○委員長  佐野情報デジタル推進主幹。 ○情報デジタル推進主幹  ただいまの御質問にお答えします。   以前からやっていたんですけれども、住民情報システムと国が管理しているマイナンバーの情報システムを直接つなぐことは規則で禁止されておりますので、そこに中間サーバーというものを設置しておりました。その機械が古くなったために更新をするために構築するというような事業でございます。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  ということは、法律が新たに出たということではないんですね。 ○委員長  佐野情報デジタル推進主幹。 ○情報デジタル推進主幹  そのとおりでございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  最後、要望になりますけれども、その先ほど言ったように、なかなか健康保険証もそうですけれども、合体するとか何かそういったことがよく分からない部分が多いにあって、そこがやっぱり推進にうまくいかないというようなところもあるのかなと思いますので、ぜひ正しい情報を的確に伝えてもらいたいというふうに思います。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員  89ページの10款中学校費の1目学校管理費の中の中学校施設整備事業ということで、今年猛暑で、子供たちも熱中症アラート出るたびに部活が中止になって大変子供たちも顧問も先生方も大変苦労されたと思いますが、早速スポットクーラーを設置されて対処していただいて本当子供たちも喜んでいるんじゃないかというふうに思います。   それはそれでいいんですけれども、今後の各3校の武道場の活用について、どのように考えているかお尋ねしたいと思います。   例えば、宮内中学校ですと柔道は何年か前から部活動としては使っておりません。剣道も今年から武道場、生徒数がいないということで実質的に部活動は停止している状態です。   今後、学校の部活動の地域移行に伴いまして、こういうことって各学校で出てくるんじゃないかと、せっかく武道正課なるということで、3校すばらしい武道場を多額の建設費を使って建設していただきましたけれども、今後の武道場の活用についてどのように考えておられるのか、その辺をお聞かせしていただきたいと思います。 ○委員長  長濱教育長。 ○教育長  ただいまの御質問にお答えいたします。   確かに生徒さんの減少により部活動についての活用は、特に宮内中学校においては少なくなってきたのかなというふうには認識しておりまます。ただ授業の中で体育館の中で武道の授業、そういったこともございます。そこは、これまでどおり進めながら部活動の地域移行に関わっての活用の在り方については、ただいま検討委員会を設置しておりますが、そういった中でも議論しながらより有効に活用できるよう検討していきたいなというふうに思っております。   以上でございます。 ○委員長  9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員  現実的に部活動での活用というのは実際少なくなっているという今の答弁でありましたけれども、それは仕方ないとしても、今後やっぱり地域にその他のスポ少の活動、あるいは部活動が地域に伴っての活動の場として積極的に開放していただきたいというふうに私は思っているんですが、その辺はどのようにお考えになっているんでしょうか。 ○委員長  鈴木管理課長。 ○管理課長  それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。   学校の開放につきましては、当然学校教育法においても社会教育法においてもスポーツ基本法におきましても学校開放については、学校教育に支障がない限り開放すべきというふうに規定がされておりますので、南陽市におきましてもその法の趣旨に沿って学校の開放を行っているんですが、武道場につきましては、現在、開放するためには管理、例えば休日に開放した場合、学校の中まで自由に入っていかれてしまうという問題がありまして、現在の形での武道場の開放については難しいのかなというふうに捉えているところでございます。   以上でございます。 ○委員長  9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員  学校開放については、教育法その他の関係で可能だと。現実的にやっぱり管理上の問題が出てくるということ分かりましたけれども、それはさして難しい課題ではないと思いますので、今後積極的にそういう場があったら、ぜひ積極的に検討をお願いしたいということを要望します。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  84ページ、民生費児童福祉費について、ちょっと2項目を質問したいと思います。   まず第1点目、障害児福祉事業費の中で、今回、通所支援の給付金が1,233万6,000円ということで、これについては利用者が増加したというふうな説明があったわけですけれども、まず、その利用者の増加数、現在が何人で何人増えたのかということと、その通所している施設、市内、市外あると思うんですけれども、その特に市外について通所なされている方は何人いるのか、お伺いしたいと思います。   それから、学童保育事業費の補助金なんですけれども、このいわゆるボランティアで携わっていらっしゃるというふうにお聞きしているんですが、その辺の実態について、全く本当にボランティアで全然謝礼も何も出ていないのかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  ただいまの御質問にお答えいたします。   初めに、障害児のほうの利用状況についてでございますが、今現在障害児のほう利用されている方77人ほどいらっしゃるようでございます。この中で、増加状況ということですが、昨年度との同期の比較ということで申し上げさせていただきますが、件数につきまして、令和4年度10月まで618とのころが、令和5年度では694ということで76件ほど増えているような状況にございます。   あと、もう一つ市外と市内の状況でございますが、こちら今現在のほうの正確なところは押さえていないところなんですけれども、例えば、様々なサービスの中にもちょっと分かれているものですから、その中でちょっと分けて申し上げますと、児童発達支援事業等であれば全体の中で9人いらっしゃる中で市内施設使われているのが6人ほど、あと市外施設が3人ほどということ。あと放課後等デイサービスになりますと、全体で44人になっておりまして、市内施設のほうについては28人、あと市外施設にては16人ということで利用されているという状況があるようでございます。   あと学童のほうにつきまして、ボランティアで対応されている部分ということですが、私のほうでは、ボランティアでやっているというところは把握しておりませんというか、認識しておりませんのでよろしくお願いいたします。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  すみません。私間違えまして、学童保育ではなくて放課後でしたので、間違えました。削除してください、すみません。   今の最初のほうの障害児のことですけれども、これはいわゆる手帳を持っていらっしゃる方ということなのか、それに類するような方も含めているのか教えてください。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  ただいまの質問にお答えいたします。   手帳を持っていらっしゃる方も当然いらっしゃいますが、それ以外に窓口のほうで質問質疑などしながら施設利用が可能であるというふうに判断される方の御利用もございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  こういった通所の施設があって、その御家族、御家庭では大変ありがたいなというふうに思っているわけです。   ただ市外の場合ですとやはりどうしても子供が往復をしなきゃならないということがあって、それもやっぱりサービスでしているところもあるようですけれども。その辺については、例えば市内にそういったできるような施設をこれから計画していくというようなことは考えていらっしゃるのかどうか、お伺いをしたいと思います。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   委員おっしゃるとおり、市内でできるだけ身近なところでの御利用というふうな御要望もあるようには理解しておりますが、まずは福祉圏域というところでの利用充足を満たすというところがございまして、そういう中での考え方も持ちながら、あと御要望をさらに精査させていただいて、今後施設の増設が必要であるかどうか等を検討してまいりたいというふうに考えております。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  これはちょっと政策的な問題だと思いますので、市長について、現在どのように考えているか、特に発達障害関係で非常に増えているのかなというふうに思っています。そこについてお伺いしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  南陽市内でそういった障害をお持ちのお子さんが通える施設というのはこの数年増えてはきておりますけれども、一方で、増えてはいるんだけれどもやはり市外の施設に通われている方もいらっしゃって、南陽市外から南陽市内の施設に通っていらっしゃる方もいらっしゃって。それというのは保育をされる職員との相性だったり、そのお子さんの障害の特性に応じた職員の方がいらっしゃるかどうかだったりで、非常に一市町村で大きく対象をカバーするというのが難しいというのが現状であります。したがいまして、なかなか市内の人が市内で全て完結するというのは現実的には難しいなと思っているんですけれども、それでも必要なニーズを把握しながら、近隣市町村とも連携して必要なサービスを考えていくことが大事かなというふうに思っているところです。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  今、市長がおっしゃるとおり、前より多様なことだと思いますので、状況をいろいろ把握、定点で点検しているとは思うんですけれども、ぜひ、今のような形で進めていただきたいと思います。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第51号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第8号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第51号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第52号 令和5年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) ○委員長  次に、議第52号 令和5年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年12月定例会 予算に関する説明書により 議第52号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   事業勘定の歳入歳出全般100ページから101ページまでについて質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第52号 令和5年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第52号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第53号 令和5年度南陽市財産区特別会計補正予算(第3号) ○委員長  次に、議第53号 令和5年度南陽市財産区特別会計補正予算(第3号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年12月定例会 予算に関する説明書により 議第53号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般107ページについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第53号 令和5年度南陽市財産区特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第53号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   ただいま質疑中でございますけれども、ここで暫時休憩といたします。   11時10分より再開いたしますので、御参集いただきたいと思います。 午前10時52分  休  憩 ─────────────────── 午前11時10分  再  開 ○委員長  再開いたします。   休憩前に引き続き審査を行います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第54号 令和5年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号) ○委員長  次に、議第54号 令和5年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年12月定例会 予算に関する説明書により 議第54号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般116ページから117ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第54号 令和5年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第54号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ─────────────────── 散      会 ○委員長  以上で本委員会に付託されました補正予算の審査は終了いたしました。   慎重な御審議を賜り誠にありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。   これをもちまして予算特別委員会を閉会といたします。   御起立願います。   どうも御苦労さまでした。 午前11時13分  散  会