令和5年3月14日(火)午前10時00分開議 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 殿岡 和郎 委員長   島津 善衞門 副委員長 出 欠 席 委 員 氏 名 ◎出席委員(15名)  1番 伊藤 英司  委員  2番 佐藤 憲一  委員  3番 山口 裕昭  委員  4番 島津 善衞門 委員  5番 髙岡 亮一  委員  6番 高橋 一郎  委員  8番 山口 正雄  委員  9番 片平 志朗  委員 10番 梅川 信治  委員 11番 川合  猛  委員 12番 髙橋  弘  委員 13番 板垣 致江子 委員 14番 髙橋  篤  委員 15番 遠藤 榮吉  委員 17番 殿岡 和郎  委員 ◎欠席委員(1名) 16番 佐藤  明  委員 ────────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 白岩 孝夫  市長           大沼 豊広  副市長 穀野 純子  総務課長         嶋貫 憲仁  みらい戦略課長 佐野  毅  情報デジタル推進主幹   髙橋 直昭  財政課長 矢澤 文明  税務課長         髙野 祐次  総合防災課長 竹田 啓子  市民課長         尾形 久代  福祉課長 大沼 清隆  すこやか子育て課長    嶋貫 幹子  ワクチン接種対策主幹 島貫 正行  農林課長         寒河江 英明 農村森林整備主幹 長沢 俊博  商工観光課長       川合 俊一  建設課長 佐藤 和宏  上下水道課長       大室  拓  会計管理者 長濱 洋美  教育長          鈴木 博明  管理課長 佐野 浩士  学校教育課長       山口 広昭  社会教育課長 土屋 雄治  選挙管理委員会事務局長  細川 英二  監査委員事務局長 安部 浩二  農業委員会事務局長 ───────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 安部 真由美 事務局長   太田  徹  局長補佐 江口 美和  庶務係長   丸川 勝久  書記 ─────────────────── 本日の会議に付した事件  議第6号 令和5年度南陽市一般会計予算  議第7号 令和5年度南陽市国民健康保険特別会計予算  議第8号 令和5年度南陽市財産区特別会計予算  議第9号 令和5年度南陽市育英事業特別会計予算  議第10号 令和5年度南陽市介護保険特別会計予算  議第11号 令和5年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開      議 ○委員長(殿岡和郎委員)  朝の御挨拶をしたいと思います。御起立願います。   おはようございます。   御着席ください。   これより予算特別委員会を開会いたします。   ただいま出席されている委員は15名で、定足数に達しております。   なお、本日の会議に欠席する旨通告のあった委員は、16番佐藤 明委員、1名であります。   これより令和5年度各会計予算の審査に入ります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第6号 令和5年度南陽市一般会計予算 ○委員長  初めに、議第6号 令和5年度南陽市一般会計予算について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋直昭財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年3月定例会 予算に関する説明書により 議第6号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願いいたします。   質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。   これより質疑に入ります。   予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。   最初に、歳入について行います。   第1款市税から第13款使用料及び手数料までの14ページから25ページまでについて質疑ございませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  歳入全般というか、予算全般について、まず1点お伺いをしたいと思います。   今回の予算規模は169億2,200万ということで、前年度比9億9,200万円、6.2%の増ということで、積極予算になっているのかなというふうに思っております。その中で、いわゆるこの予算を積算した時点から現在の状況、あるいはこれからの状況を鑑みた場合に、やっぱりちょっとギャップが出てきているのかなというふうに正直思っています。   私は、この予算については大変いいと思っているんですが、昨今の情勢を見ると、どうも歳入が、本当に市税あるいは地方交付税も含めて入ってくるのかなという心配が実はありまして、それは市長も当然考えていらっしゃるとは思うんですが、その中で、いわゆるここ最近アメリカの経済状況の中で、シリコンバレー銀行とか、あるいはシルバーゲート銀行ですか、それらが倒産したというふうなことがあります。当然、アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪を引くというふうに言われていますので、当然影響が出てくる心配をしているところです。   この最近の状況も含めて、そういうふうに変わってきたということから見ると、予算執行に当たって、どのような立ち位置で考えていらっしゃるのか。私は、やっぱりちょっと慎重に考えていかなきゃならないのかなと、残念ながらというふうに思っているんですけれども、そのことをまずお聞きしたい。   あ、その前に、この予算ですね、今回市長の思いがいろいろあると思うんですけれども、一言で言えば何という予算のつけ方なのかなというふうに、結局そういった思いがあるとは思うんで、まあ分かればお伺いしたいと思います。 ○委員長  市長。 ○市長  まず、世界的な経済情勢についてでありますけれども、アメリカで、アメリカ全体の中で2番目に大きい銀行がああいう状況になっていると。そして、連鎖的にその余波が続いているということについては、私も非常に心配な思いで見ているところです。ただ、今回アメリカ政府の対応が、リーマンショックの時と違って早めに手を打っている印象があるなというふうに思っておりまして、リーマンショックのときのような状況にならないのではないかという気持ちもありますが、なお注意して見ていかなければいけないというふうに思っております。   一方で、日本国内の景気については、コロナの感染が落ち着いていけば、諸外国が既に享受しているコロナ後のリバウンドの景気回復が日本にもようやく来るのではないかということは期待しているところです。ただ、今回の市の予算の歳入の、特に市税の計上の仕方については、個人は若干伸びると見込みますが、法人については慎重な見方をしておりまして、そこは堅く見込んでいるところでございます。   そして、今回の予算についてでありますけれども、市道六角町富貴田線、それから上野新田線をはじめとして、長年なかなか手をつけられなかったことに着手して、本市の将来的な発展の土台をつくる土台づくり予算かなというふうに思っておりますが、それは今思いついて言ったので、あまり適切でなかったら忘れていただければというふうに思います。   以上です。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  土台づくり予算だということで、今まで懸案だったことを一気に進めようというふうな積極的なことですから、まあそれはそれで大変いいなと思いますが、私から言うまでもなく、やっぱり予算については、この予算についてはこうだというふうなことを市民に対してアピールできる、そういったことをぜひ考えていただければ。ネーミングも一つ大事だと思いますので、というふうに思います。分かりました。   ただ、リーマンショックに匹敵するんではないかというふうな見方の専門家もいますので、やはりそこは慎重に考えていく必要があるのかなと。あとやっぱりコロナのリバウンドに関しては非常に期待をしたいというふうに思っていますけれども、ぜひそういった意味で、ある程度、特に法人については慎重にというふうなことだと思いますので、そこは私も指摘をしたいというふうに思っております。   もう1点ですけれども、その収入に関して、ふるさと納税のところです。ふるさと納税につては大体10億円ということで、前年度と同額程度を見込んでいます。これもいわゆる寒河江市が発端というか、寒河江市のふるさと納税の問題があって、そこから見ると、非常に寒河江市はもちろん過少に見積もる必要があった。その当時と現在の時間的なギャップがありますので、その時点では10億円だったんだけれども、今現在見てどうなのかなというふうなことが、ちょっとまたそれも心配しています。   そこで、そのような状況を受けて、その報道等を受けて、どのような考えで今立っておられるのか、お伺いをしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  ふるさと納税の事業者において不適切な行為があった点については、他市のことではありますけれども、大変遺憾に思っているところです。その報道を受けまして、本市においてもそういう事例がないか調査しておりまして、今のところ、本市に直接そういった事例はございませんが、今後も気をつけて対応してまいりたいと思います。   その寒河江市におけるふるさと納税の減収見込みが本市に影響するのかどうかという点につきましては、これも本市のふるさと納税の状況ではありますけれども、前年同額を見込んでいます。前年は、令和4年度でありますけれども、令和4年度はちょっと厳しい状況で、ふるさと納税のポータルサイトの中で、想定している額に達していないところもあったり、伸びたりしているところとちょっと凹凸がある状況です。   ということで、来年度については慎重に同額ということで見込みましたけれども、本市のふるさと納税での収入の使い道については、来年度の収入を来年度すぐ予算化するということではなくて、基金化して、翌々年度に予算化するということですので、実際的な影響はないものというふうに思っておりますが、今後ともふるさと納税の収入増については努めてまいりたいと考えております。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そうですね。ふるさと納税は本当に自由度が比較的あるものですから、非常に収入の柱として大切だなというふうに思っていますので。いろいろな要素があると思います。そのポータルサイトでのいわゆるポイント制がつくようなものがやっぱり人気が出てきたりとか、そういったものに乗り換えていくというふうなことが、産業建設常任委員会の中でもちょっとその辺が話題になったわけですけれども、そういったことを機敏に捉えて持っていく必要があると思いますので、ぜひそういったことで、今市長が答弁なされたようなことでお願いをしたいというふうに思います。   以上です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第14款国庫支出金から第15款県支出金までの25ページから36ページまでについて質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第16款財産収入から第21款市債までの36ページから46ページまでについて質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  質疑がないようですので、歳入についてこれで終わりたいと思います。   次に、歳出に入ります。   第1款議会費の47ページから48ページまでについて質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第2款総務費の49ページから86ページまでについて質疑ございませんか。   8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  64ページの1項総務管理費の移住関係についてちょっとお尋ねしたいんですが、令和4年度の移住者数はどのくらいだったのか、あるいはその移住者の中で、首都圏からとその他に分けるとどういう状況なのかについて、まずお伺いしたいと思います。 ○委員長  嶋貫みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  ただいまの委員の御質問にお答えを申し上げます。   本市の移住者の数でございますが、移住者の全てについて網羅をしているわけではございません。現在、県と共同で、県外からの移住者に対して、山形らしい移住者に対する事業ということで、米、みそ、しょうゆを提供したりしておりますが、まずそちらの人数でお答えをさせていただきたいと思います。2月末現在の合計でございますが、米、みそ、しょうゆを提供した世帯につきまして、8世帯10人となっております。   また、毎月の転入状況についてお答えをさせていただきたいと思います。   こちらにつきましては、令和4年度、4月から12月末までの状況についてでございます。県外からの転入者199人でございます。なお、県内と県外合わせての転入者につきましては501人となっております。   以上でございます。 ○委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  ありがとうございました。   今まで、このように結局かなりの相当数の方が県外あるいは市外から移住されているということなんだと思いますが、その移住の中での、今年の1月1日の山形新聞に載った記事なんですが、県と市町村、経済界、大学で組織するふるさと山形移住・定住推進センター、愛称はくらすべ山形というらしいんですけれども、そのところが移住者に対する幸せのアンケートを取られたということで、その幸せについてのものが、「幸せだ」という回答が70.6%、それから「普通だ」と答えられた方が26.9%、「幸せではない」という方が2.5%という結果がございました。   その中で、この2.5%の「幸せではない」とお答えになった方の理由が、積雪と吹雪の中での暮らしがつらいという、あるいは友人と知人がいないため幸せが減ったということ、あるいは田舎暮らしは大変であることが分かったと、この3つの理由が挙げられているわけなんですが、この中で、友人と知人が減って幸せでないということについて、私はちょっとどうなっているのかなと。要するに、地域とのつながり、あるいは住民同士の助け合い、あるいは地域活動に対する参加というあたりが移住者の方々にとってどのようなことになっているのかなと。そんなふうな思いでこの記事を見たんですが、その辺についてお分かりになれば、誰かお答えいただけますか。 ○委員長  嶋貫みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。   不満を持っていらっしゃるという移住者の方の直接の原因とかについてはお伺いはしておりませんが、ただ、特に地域おこし協力隊の例で申し上げますと、今、農林課のほうで地域おこし協力隊を受けていただいております。その中で、毎週毎週、週1回、協力隊の皆さんと意見交換をしておりますので、その中で行政が対応できるものであったりとか、いろいろな御意見を頂戴させていただいて、そこを前に向けて対応できているのかなというふうに思います。   あわせて、移住者の方は特にでございますが、やはりこの2年間コロナ禍で、様々なイベントだったりとか、地域の中でのコミュニケーションする機会がかなり減ってきているのかなと思います。そういう意味では、やはり外からいらっしゃった方についてはなかなか、特に田舎のほうでそういうふうなものがきちっと守られているというふうな環境もあったのかなと思いますので、そこについてはいろいろな御苦労もおかけしたのかなと思います。   おかげさまで、来週には文化会館で今年度の地域おこし協力隊の方々の発表会を、いろいろな方にお越しいただいてさせていただいたりとか、あといろいろなイベントも少しずつ活発になってきておりますので、今後については公民館だったりとか地域とも連携しながら、担当課とも連携をさせていただきながら、外からいらっしゃった方の生活について、安心できるような支援をしていきたいなというふうに考えております。   以上でございます。 ○委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  ありがとうございます。   今おっしゃったように、せっかく一大決心して移住されてくるわけですから、幸せ度が減ったというようなことにならないように、あるいは、逆に言えば、移住されてきた方が新たな移住者を呼ぶというような糧に、できればなるような、やっぱり幸せだと、ここに来てよかったというふうに言われるような対応をぜひお願いをしたいと思います。   以上です。 ○委員長  要望ですか。 ○山口正雄委員  はい。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  5項2目、83ページ、地籍調査費に関してお尋ねします。   地籍調査事業費がここのところ年々増額しているようですけれども、現在どの程度カバーなったのか、そして来年度はどこを対象地域とするのか、それをお尋ねしたいと思います。 ○委員長  川合俊一建設課長。 ○建設課長  ただいまの御質問にお答えいたします。   地籍調査事業につきましては、3年間で1つの調査区を完了するというサイクルで実施しております。令和3年度に地籍調査事業を再開いたしまして、令和5年度からは3地区分の業務で事業量が増加することから、必要な予算を御提案させていただいておるところです。   なお、来年度、令和5年度につきましては、令和4年度、今年度調査したところの地籍図の作成、閲覧、登記、これについては宮内の東町、吉野町地区になります。   あと、令和5年度の調査区につきましては、一筆地調査、細部測量、地籍測定ということで、これは清水町、六角町、横町、吉野町辺りになると思います。   あともう一つ、令和6年度の調査区の準備の素図作成ということで、これは東町ということで計画しているところでございます。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  地籍調査、今から30年くらい前かな、かなり鳴り物入りでスタートして、ただその後、中断を経て、そしてまた再開というふうな形のようですけれども、現在、南陽市全体のどの程度カバーなって、そしてこれからの見通しとして、どういうふうな見通しで取り組んでおられるのかお尋ねしたいと思います。 ○委員長  川合建設課長。 ○建設課長  お答えいたします。   先ほど申し上げたとおり、3年スパンということで、1年ごとにつきましては、面積では0.11キロ平方メートル当たりということで進んでいくということで、全体の今年度末のやつはちょっと今資料ございませんので、後ほど御答弁させていただきたいと思います。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  非常に地味な作業で、長い年月かけて全体できるような形になるんだと思いますけれども、後ほど、現在どういうふうな形で、今後の方向はどういうものかを改めてお尋ねしたいと思います。   以上です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   3番山口裕昭委員。 ○山口裕昭委員  66ページ、2款総務費の2項総務管理費、7目企画費のほうのDX推進事業費に関連しまして、最近ですけれども、LINEのほうを活用して、いろいろな情報発信を市のほうでされているようですけれども、現在どのような情報について発信されているのかをまず教えてください。 ○委員長  佐野 毅情報デジタル推進主幹。 ○情報デジタル推進主幹  ただいまの山口委員の御質問にお答えします。   LINEの公式アカウントにつきましては、今現在、南陽市の中で1万1,000人ほどの方に登録いただいております。世帯で換算すると、ほぼ100%の方が南陽市のLINE登録をしていただいていると思っております。   その中で、その発信する内容でございますが、防災だったりとか、あとは市民の方に有効となるイベント情報、そしていろいろな制度の御案内とかを、希望される方に配信するというセグメント配信というのがございますので、そちらのほうで主に配信しております。先ほど申し上げました防災に関する情報については、全アカウントに登録されている方に配信しておりまして、その情報の種類を区別して、いろいろな方に必要な情報が届くような形での情報の配信を行っております。   以上でございます。 ○委員長  3番山口裕昭委員。 ○山口裕昭委員  ありがとうございます。   最近、うちの家内のほうも随分南陽市のLINEのほうを活用して、いろいろな情報をもらっているようなんですけれども、今年ですと、除雪のほうで、例えばLINEのほうで活用できないかなと思っているんでした。例えばですけれども、最近雪の降り方が結構多様になっていまして、一斉除雪のほうも通常の時間で来られなくてちょっと遅れてくると、そういうこともままあるようなんですね。私の家なんかですと、5時過ぎくらいから布団の中でいつ頃来るのかなと思いながら、今日除雪あるのかなと思いながら待っていて、6時過ぎくらいから除雪を始めるような方たちが結構多いんでした。そのときに、LINEのほうで今日は出動したよとか、そういう情報があればすごくいいのかなと思うんですけれども、それというのは、例えば技術的にですとか費用的に難しいものがあるんでしょうか。 ○委員長  佐野 毅情報デジタル推進主幹。 ○情報デジタル推進主幹  ただいまの御質問にお答えします。   今の公式LINEの費用につきましては、LINE社の御厚意によりまして、自治体で利用する場合は全て無料で情報を配信することができております。今の情報の配信の仕方として、基本的には各課から情報をいただいて、その情報を総務課のほうで配信するという流れになっております。   以上でございます。 ○委員長  3番山口裕昭委員。 ○山口裕昭委員  そういうことですと、特に費用もかからず、技術的にも難しくないということだと思うんですけれども、市長、どうでしょう、ぜひ除雪のほうも発信していただきたいと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○委員長  大沼副市長。 ○副市長  質問にお答えします。   除雪車の位置情報を捉えて、例えば今現在どこに除雪車がいますというのは、システム化できる可能性はあります。ただ、例えば雪の質によって、実際2時頃に出動をかけて、そこに何時に来るというのを予想するということについては、恐らく相当テクニカルだと思うんですよね。だから、例えば今日の朝はあまり降っていなくて、例えば除雪しなくて、日中になりましたというようなお知らせぐらいであれば可能かもしれないんですけれども、この道路を何時に掃くのが予想できますかというふうになると、かなりテクニカルで、まあ金さえかければそれはできないことはないとは思うんですが、現実的にはなかなか難しいのかなというのが聞いていて思いました。   ただ、住民の方って恐らくそういうところは欲しいというふうなことだと思うんです。結局、何時になったらこの辺掃いでけんなだべねというのは思うので、少しその辺は研究していきたいと思っています。結局、各除雪車に位置情報があって、それが常にセンターのほうに来ないと、情報処理して吐き出すということができないので、結局相当やっぱりテクニカルにはなるような感じがします。   以上です。 ○委員長  3番山口裕昭委員。 ○山口裕昭委員  ありがとうございます。そこまでの内容ですとかなり大変なのは分かるんですけれども、例えばですけれども、通常の出動が2時ということで、うちに来るのが大体6時くらいだなというのが分かっていれば、今日はちょっと4時に出ましたと、3時に出ましたと、それだけの情報だけでも、大体このくらいかなとか、あ、今日は来るんだなぐらい分かると思うんですよね。そのくらいだけでも何とかと思ったんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長  大沼副市長。 ○副市長  結局、オペレーターの方にどういうふうな作業が必要なのか、オペレーターの方に負担がかからないようにするにはどうするか、いろいろ研究することは必要だと思いますが、おっしゃるとおり、市民としてはいつ頃来るんだろうねぐらいの目安が分かればいいよねというのは、ちょっと研究してみたいなとは思います。   以上です。 ○委員長  3番山口裕昭委員。 ○山口裕昭委員  ありがとうございます。   技術的に難しいことはすぐには無理だと思いますので、できることから、できれば何時に出たよぐらいからでも、やってもらえばすごくありがたいと思いますので、ぜひお願いしたいなと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長  大沼副市長。 ○副市長  できることからとにかくやってみたいので、ぜひ研究させてください。   以上です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  66ページ、2款総務費の7目企画費の66ページの説明欄の82番、地域公共交通検証・研究事業費(地域おこしインターン)と書いてありますが、地域おこしに関しては今農林課さんのほうで予算を上げておりますが、この地域公共交通検証・研究事業費というのはどういう事業でしょうか。 ○委員長  嶋貫みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  ただいまの委員の御質問にお答えを申し上げます。   こちらの事業につきましては、地域おこし協力隊の前の地域おこしインターンという制度を活用いたしまして、公共交通、具体的には沖郷地区で運行しておりますおきタクについての住民の満足度調査を含めた運行状況を検証したいというふうに考えております。主に学生を対象に、地域おこし協力隊のインターンというふうなことで来ていただきたいというふうなことを想定しているんですが、その学生の機動力に協力していただいて、運行しておりますこのおきタクの状況について、今後の検証をしていきたいというふうに考えているものです。   以上でございます。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  どのようなものかと思ったんですが、おきタクについての満足度調査。これから南陽市の地域の交通ということで、分かりました。学生さん、多く働いていただければと思います。 ○委員長  ほかに質疑ございませんか。   12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  71ページ、2款総務費、1項総務管理費、説明欄27番の空き家対策事務費でございますけれども、年々空き家が増えているわけですけれども、危なくない空き家だったらばいいんですけれども、危険な空き家も相当増えているというふうに思っております。そこで、危険な空き家という部類の空き家はどのくらいあるのか教えてもらいたいと思います。 ○委員長  川合俊一建設課長。 ○建設課長  ただいまの御質問にお答えいたします。   令和4年9月末時点の空き家調査の結果によりますと、総数で759件、そのうちCランクが114、Dランクが68、A・Bが577という内訳になってございます。   以上です。 ○委員長  12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  ランク別になっているようですけれども、このDランクというのが一番悪い、危険な空き家ということなんですか。 ○委員長  川合建設課長。 ○建設課長  お答えいたします。   Dランクが一番悪いということで、再利用はもう不可能かなというような物件になってございます。   以上です。 ○委員長  12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  Dランクは68件ということでございますけれども、非常に危険な空き家というのは、見た目も悪いし、地域においてもなかなか取り壊してくださいということを言えるのかどうか分かりませんけれども、そのままになっている空き家もあるようです。その辺の当事者への指導とかそういったことはどのようになさっているのでしょうか、お伺いします。 ○委員長  川合建設課長。 ○建設課長  お答えいたします。   毎年調査いたしまして、Cランク、Dランクの方には、空き家の除却をするための補助もありますよということと、あるいは適正な管理を引き続きお願いしますということで、文書のほうで通知しているような状況になってございます。   以上です。 ○委員長  12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  文書で撤去というか、そういったことを言っているということでございますけれども、やっぱり本当に見た目も悪いんで、その辺は市の担当の方、実際に出向いてもらってその辺の指導をしっかりとやっていただきたいというふうに思います。要望です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   2番佐藤憲一委員。 ○佐藤憲一委員  総務管理費、7目の企画費、66ページに関して御質問いたします。   施政方針の令和5年度の主要施策8項目の中の7項目に「人がつながりまちを育てる」というふうな項目があって、その中に、地域の課題を住民同士で論議する場として新たに南陽市自分ごと化会議を開催するとあります。そして、66ページの説明の欄の81番に、南陽市自分ごと化会議事業費372万8,000円が計上されております。   多分、一般社団法人構想日本との関わりだと思いますが、この中で会議開催支援事業委託料として364万3,000円計上されておりますが、今年どんな形でこの委託をなされるのか、お聞きをしたいと思います。 ○委員長  嶋貫みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  ただいまの委員の御質問にお答えを申し上げます。   南陽市自分ごと化会議事業につきましては、委員お見込みのとおり、一般社団法人構想日本の御指導をいただきながら開催を計画させていただいているものでございます。趣旨といたしましては、地域の課題について多様な住民同士で議論する場をつくって、まちづくりへの市民参加をさらに進める新しい手法といたしまして、無作為に抽出したメンバーによる会議を開催するものでございます。   既にこちらの取組につきましては、全国の様々な自治体で実施をされているというふうなこともお聞きしておりますので、住民協議会ということで1つのテーマに絞りまして、4回ほどの会議、公開でワークショップのようなものを開催いたします。その進める際のまとめまでの一連の過程について御指導いただきたい、委託でお願いしたいというふうに考えているところでございます。   以上です。 ○委員長  2番佐藤憲一委員。 ○佐藤憲一委員  自分ごと化会議は、無作為で選ばれた市民による会議、議論というふうなことになっているようですが、例えば私が市会議員でなくて一市民としてこの会議にぜひはまりたいといった場合は、会議に出席できるのか。それから、無作為ですからね、余計な人ははめられないというわけでないと思うんですが、どういう形で選出されるのかお伺いしたいと思います。 ○委員長  嶋貫みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  御質問にお答えを申し上げます。   この参加いただくメンバーにつきましては、無作為に抽出させていただくというふうなことが前提となっておりますので、ぜひ参加したいというふうなことでの自らの方については、大変申し訳ございませんが、こちらについては公開というふうなことでさせていただきますので、ぜひ御覧いただきまして、この会議の推移について見守っていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長  2番佐藤憲一委員。 ○佐藤憲一委員  もう1点お伺いします。   市長にお伺いします。この構想日本の会は、東北地方だけ申し上げますと、6県で福島を除く知事さんが全員会員となっております。山形県では飯豊町長さんがお1人、構想会員になっております。山形県知事も構想会員になっておりますが、市長はなっておられますか。 ○委員長  市長。 ○市長  現在、会員にはなっておりません。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  49ページの一般管理費をお伺いしたいと思います。   会計年度職員は、この総務費だけではなく、各費目において採用されております。資料を見ると今年度142名、それから正職員は254名ということで、大体400人でこの市の行政を運営しているというふうになっておりますが、会計年度職員も去年度から見て3名減って、それから一般職員も3名減ると。合わせて6名減るというふうな内容だと思いますけれども、いわゆる様々な行政需要、それから積極予算を組んだ中でこの人員体制が適正なのかどうか、それをお伺いしたいと思います。 ○委員長  穀野純子総務課長。 ○総務課長  ただいまの御質問にお答えいたします。   総数的には減っているということでございますが、事務職員に関しましては現状維持といいますか、お辞めになる分の補充のほうは今年度も採用する予定でございます。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  ということは、現業職員というか、現業というと保育士等も含めてなってくるのかとは思うんですけれども、私がお聞きしたいのは、とにかく行政需要に、今は事務職の方はそのままだというふうなことだったんですけれども、その辺のいわゆる行政改革、行財政改革になるのか、その一環の中で今後ともそういった形で人員削減というのは考えていくのかどうかお伺いしたいと思います。 ○委員長  穀野純子総務課長。 ○総務課長  ただいまの御質問にお答えいたします。   定年延長に伴いまして、65歳まで延長にならない方につきましては、暫定再任用制度というものでお働きいただくという制度もございます。それによりまして、やはり人数が減るというよりも、採用ゼロということは極力控えたいと思っておりますので、そういったところも考えながら、60歳以上の方の働き方も考えながら、含みながら計画していきたいと考えております。   以上でございます。 ○委員長  ただいま質疑中ですけれども、暫時休憩といたします。   再開は11時15分といたします。 午前11時01分  休  憩 ─────────────────── 午前11時15分  再  開 ○委員長  再開いたします。   休憩前に引き続きますので、6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  続けたいと思います。   積極的な行政運営をする際には、当然人の配置というか、人員、いわゆる人そのものが事業であるというふうな考え方もなされている人もいます。私もそう思っていますけれども。そういった中で、いわゆる定年延長、それから新しい人材の採用、様々な難しい問題を抱えているというふうに思っています。その中で、いわゆる行政改革の一環としての命題もあるのかなとは思いますけれども、やはりうまく市民サービスを低下しないようにやっていくというのも、また一つの大きな市政のことだと思います。   市長にお伺いしたいんですけれども、そのような難しい人員配置を考えていく場合に、何かその肝になる部分というか、市長なりに考えている部分をお伺いしたいと思います。 ○委員長  市長。 ○市長  今回、デジタル田園都市国家構想推進交付金を活用して様々なDX推進事業を行うわけでありますけれども、今後、人口減少に伴ってあらゆる分野、行政にとどまらず、民間においても人手不足の問題というのは深刻化してくるということは、これは避けられない状況です。その中でも、市民サービスを維持していくために、やはりデジタル的な技術を積極的に取り入れて、そこのところを補いつつ、働き方についても安心して働ける環境を守っていくということが大事かというふうに思っております。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  DXのことについては後でと思ったんですが、今市長が答弁されたので、その辺について私の考えている、DXをして、いわゆる例えば手作業等があまりなくなって、そういった面では省力化されたと。したがって、人員削減というふうなことではなくて、その分を例えば様々な住民ニーズに応えるような形で持っていくというふうなことと私は思っているんですけれども、そこについてはどうでしょうか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  特に繁忙期においては、時間外も多く発生したりしますので、そういった時間外を削減して働き方を改革するということと、それから、さらに踏み込んで余力をつくって、そこを市民サービスの向上に充てるという考え方については同感でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  はい、分かりました。一つ安心したんですけれども、総務課長にちょっとお伺いしたいんですが、今、時間外勤務の話が出ました。時間外勤務手当というのは、いろいろ災害とか何かあった場合は特別になりますので、あまり通年との比較はできないかもしれませんが、相対的に言って増えているのかどうなのかお伺いしたいと思います。 ○委員長  穀野純子総務課長。 ○総務課長  ただいまの御質問にお答えいたします。   南陽市の給与定例管理等ということでまとめさせていただいた結果がございます。その中で、時間外の手当なんですけれども、職員1人当たり、元年度につきましては13万6,000円、あと2年度につきましては24万2,000円ということで増えている傾向がございます。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  先ほど市長の答弁で、いわゆる働き方改革というんですかね、その中身のあるものをと、時間外労働はあまりさせないと、命令はあまりしないというふうなことでの認識だと思うんですけれども、いわゆる会計年度職員と、それから正職員のいわゆる人数ですね、その辺については、他市町、例えば同規模、例えば長井市、上山市等々と比べている何か資料なんてあるんでしょうか。ありますか。あればお伺いしたいと思います。 ○委員長  穀野純子総務課長。 ○総務課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   そういった比較した資料のところは、今のところ手持ちにはございません。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  いわゆる正職員化することによってその安定をして、それから例えばいろいろな波及があると思うんですけれども、正職員でないためになかなか収入も確保できずに、結婚もできないとか、例えばそういうふうなことなんかも一般的にあります。私はやっぱりできるならば正職員の比率をもっと高める必要があるんじゃないかなというふうには思っています。その辺で、いわゆる比較をしていく、そういったことについて考えていくのかいかないのか、そこをお伺いしたいと思います。 ○委員長  大沼副市長。 ○副市長  私からお答えします。   そもそも、例えば公民館においては会計年度任用職員なんですが、例えばほかのコミセンになれば、その部分がいなくなるということになるので、つまり単純比較というのはほぼ不可能です。その自治体がどういう業務を行っているかというのを分析しながらしていかないと、恐らくほぼ不可能だと思います。事務職だけとかそういうことであれば、例えば育休代替を除くとか、いろいろすれば単純にはできるかもしれませんが、全体の前で会計年度任用職員が多いか少ないかというのは、いわゆる業務形態によって大幅に変わってくるので、単純には恐らく比較できないだろうというのが今の時点での考え方です。   以上です。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  まあ、それは当然行政形態によりますから、それは当たり前の話だろうと思います。ただ、本当に正職員の比率と、いわゆる非正規、会計年度任用職員についてのというのは本当にいいのかどうか、それはちょっと検証する必要もあるのかなというふうに私は思っているんですけれども、市長、どうでしょうか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  本市の規模、それから地域特性なども考慮しながら、どういった姿が一番いいのかということについては不断の研究が必要だというふうに思っておりまして、何か参考事例があれば、それは参考にさせていただきながら、よりよい在り方を考えてまいりたいと思います。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  分かりました。よろしくお願いしたいと思います。   もう1件、これは58ページになるのかな、財産管理費だと思いますけれども、あずま湯、とわの湯、いこいの家については廃止になっているわけです。当然そこの跡地利用について考えていくときになってきているなというふうに思っています。現在、その3か所についての跡地利用の構想というのがあるのか、あればお伺いをしたいと思います。 ○委員長  髙橋財政課長。 ○財政課長  お答えいたします。   いずれの施設につきましても、現在建物が建っている状況にございますので、今後活用に当たっては、解体が必要なのか、または建物つきで有効に民間で活用いただけるのか、こういったことを検討したいというふうに考えておりまして、今回の予算の中にも、財産維持管理費のほうでそういった資産価値を測ったりとかする委託料なども計上させていただいているところであります。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  前に進む必要があるなというふうに思って、今の予算を見ると、そういった調査をしながら、何がいいのか、市で持っておく必要があるのか、あるいは民間に売払いをするのか、様々な角度でなるとは思うんですね。そもそも、すみません、この建物について、この3か所とも全部市のものなんでしょうか、それとも財産区のものなんでしょうか。 ○委員長  髙橋財政課長。 ○財政課長  老人いこいの家につきましては、建物、土地とも市のものでございます。あずま湯、とわの湯につきましては、土地、建物とも財産区の所有でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  財産区ということであれば、財産区の会計の中で、本来ならば一貫して例えば壊す、あるいは売るとかというふうになってくると思うんですが、市の土地、いこいの家については市管理というふうなことになるんでしょうけれども、いずれにせよ財産区の会計については余裕があるわけではないですので、当然壊すとなれば何千万円とかかる、何千万円はかからないか、まあかかると思いますね。そういったことも含めて、今後やはり地元の意見等も聞きながら、その有効利用について考えていってもらいたいなと思いますけれども、市長、もう一回お願いしたいと思います。その辺の考え方ですね。どういうふうな形で持っていくのか、現在は分からないですけれども、話を聞く場というものをつくっていくのかどうかですね、お願いしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  いこいの家については、先ほど答弁いたしたとおりでございます。   財産区管理の施設につきましては、一義的に財産区の皆さんが主体的に考えていただいて、さらに地域の意見をどうするかということについても財産区の皆さんに御相談をしながら、丁寧に前に進めればというふうに思います。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第3款民生費の86ページから109ページまでについて質疑ございませんか。   8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  87ページの社会福祉協議会の関連でちょっとお聞きしたいんですが、現在、子ども食堂、あるいは母子家庭、生活困窮者家庭などについて、社会福祉協議会、あるいは個人であるとか企業であるとかから食材の提供がなされているというふうなことをお聞きしております。今現在その辺の、要するに量的な部分で十分なのかどうかですが、要するに私、農業を営んでいる方からいろいろお話を伺って、野菜や果物なんかは余って廃棄せざるを得ないというようなことがあるようなんです。それで、例えば社会福祉協議会でそういったことをやられているとすれば、そういう仕組みについて分かっていないという方が、農業者の方ですね、それが多いんだと。だから、そういったものを市報とか何かに載せるべきじゃないかというお話をいただいたんですね。その辺について、量的に充分であるならばそういう必要はないわけでございますが、その辺についてお伺いしたいと思います。 ○委員長  大沼副市長。 ○副市長  社会福祉協議会の会長でありますので、お答えします。   基本的には、企業のほうから頂いた食材については有効利用させていただくというスタンスですので、ただ、農作物の場合は生鮮食品ですので、結局ストックするのにストックする場所もないというふうなことになるので、何か加工できればもしかすると有効利用ということがあるのかもしれませんけれども、あらかじめ例えば計画できるものでもないし、なかなか難しいのかなとお話をお伺いしながら。ただ、そういうお声があるということだけはちょっと検討させていただきます。ただ、あくまでもやっぱりどちらかというと、食材、この部分がストックできるやつが余ったので頂いて、そういう団体のほうに交付するというような事業フレームになっていますので、今のところちょっとなかなか難しいのかなというふうには考えます。   以上です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員  88ページの3款民生費、1項社会福祉費の説明番号030番ですね、今回、ひきこもり支援推進事業ということで307万円ほど計上されているわけですけれども、このひきこもりの問題については、12月の一般質問でも山口裕昭委員が取り上げた課題でもあります。今やっぱり日本全国の社会的な問題の一つとなっております。その若者の受皿づくりとして、早速本市でも取り組んでいただいたことに感謝を申し上げたいと思います。   先だって、1月の末に文厚で、このひきこもりの問題について既に条例をつくって取り組んでいる神奈川県の大和市に行って研修してまいりましたけれども、そこで縷々説明を受けた中で、ひきこもりの対策そのものも居場所づくりも非常に大切なことでありますけれども、周りの人の理解、家族も含めて、そのことに対してやっぱり一緒に並行して図っていかないとうまくないという話がありまして、私自身も何回か相談を受けたことがありますけれども、そのことに対してどういうふうな指導というかアドバイスをしたらいいか全然見当もつかなかったんです。この市民に対する、理解と啓発活動も大切なわけでありますけれども、その辺どういうふうに考えているのかお尋ねしたいと思います。 ○委員長  尾形久代福祉課長。 ○福祉課長  それでは、お答えいたします。   ひきこもりの問題等につきましては、非常にシビアな問題というふうなことでこちらのほうでも捉えております。令和3年10月から、ひきこもり支援というふうなことで、地域で活動していらっしゃる団体、あと市役所等の関係機関でプラットフォームというものをつくりました。そちらのほうで連携しながら支援のほうをしていきましょうというふうなことでやってきているわけです。   本年度につきましては、ひきこもりの休日相談ということで、相談の機会を増やしてそういった方のいろいろな訴えに応えていこう、次に何かつなげていこうということで取組をしているところであります。   来年度の予算につきましては、それをもう少し進めまして、家だけではなくて、安心して外に出ていける居場所というふうなところを市内に何とかつくりたいということで、今回は予算のほうの計上をさせていただいているところでございます。   一歩一歩ではありますけれども、まず事業のほうを進めていく、この事業を進めることによって市民の方々の理解も少しずつ広まるのではないかというふうなことで、期待をしているところでございます。   以上です。 ○委員長  9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員  最後の質問ですけれども、まずは一歩一歩ということで、期待するところ大でありますけれども、大和市さんでは、家族の方も含めて市民の理解を得るために、非常に分かりやすいパンフレット、イラストとか漫画形式でですね、パンフレットを作っておりました。後で課長にお上げしますので、参考にしていただいて、今後の課題に取り組んでいただきたいと思います。   ひきこもりというのは、やっぱり特別な人がなるんじゃなくて、何か人生のつまずきで誰でもなり得るということでありますので、もしかしたら私もなるかもしれませんので、そのときはよろしくお願いしたいと思います。とにかく、市民に対する理解も得なきゃいけないということを強く申し上げたいと思います。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  91ページ、3款民生費、1項社会福祉費、やすらぎ荘の負担金のことでございますけれども、3,548万4,000円の負担金があるわけでございます。   それで、このやすらぎ荘なんですけれども、定員が70名に対して、現在54名ということで、16名分空いているということだそうですけれども、それで私、おかしいなというか、検討してもらいたいというふうに思うのは、令和5年3月の定例会に補正予算ということで828万8,000円の一般財源の補正が出ました。これは、この16人の不足分の維持費といいますか、それで補正を組んだということでございますけれども、この令和5年度、また定員に満たなくて空き部屋が出たという場合に、また南陽市で負担をするのか、その辺をお聞きしたいというふうに思います。 ○委員長  大沼副市長。 ○副市長  私からお答えします。   やすらぎ荘については、私が福祉課長のときには定員100だったのが、建て替えするときに、こういう情勢なので70にしましょうと、そういう合意をもってやったんですが、現実的にはさっき言ったように五十何名しかいないと。その主な原因は、南陽市以外の団体がいわゆる入っていないというか、つまり養護老人ホームなので、例えば特別養護老人ホームのようにその施設が入所者を勧誘するというようなことはできません。つまり、市町村が必ずそこに送り込むという作業をしないと定員は埋まりません。歳入の主なものは、国からのいわゆる措置費になるので、その措置費が不足するので補正をさせてくださいというお願いになる。つまり、南陽市としては、変な話ですけれども、ほかの町村さ送ってくれとお願いすんなねみたいな立場になっているんですね、今の正直なところ。   なので、置広と今詰めているのは、空いている部分を何か利用できないかとか、指定管理料を何とか安くできないかとか、いろいろな検討をさせてもらって、一応各市町村の意見を集約しながら施設の有効利用を図ろうというふうなことで今動いています。ただ、現実的な問題で言えば、南陽市として負担金が出てくる最大の理由は、今入っている人で案分してしまう。つまり維持管理費用を案分してしまうので、南陽市としてはやっぱり持ち出しが増えてしまうというのが今の欠点ですので、何らかの形でこれは解消したほうがいいのかなというふうな問題意識は持っているんですが、なかなかうまくいかないというのが現実です。   以上です。 ○委員長  12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  副市長の答弁ですと、何とかしなくてはならないということでございますけれども、やっぱりこの内訳を見ますと、南陽市は1名、あとほかの市町というか、そこで残りの16人分といいますか、その人の分を補っているということだと思いますけれども。そこはやっぱり副市長、今お答えになったように、南陽市だけの負担でなくて、構成市町でそこは案分してもらうというような形で、なるべく南陽市の負担は少ないように、ひとつ計らってもらいたいというふうに思います。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  90ページの4目老人福祉費の関連でお伺いしたいと思います。   先月、徳島市のほうに行政視察に行ってまいりまして、その中の一つに見守りねっと、要するに高齢者独り暮らしの見守りねっとというふうな事業がありまして、その概要は、目的は、地域活動の中で見守り活動や安否確認を実施することにより、高齢者や障害者等が安心して暮らせる地域づくりを目指すということになっております。   その活動の組織というか仕組みは、1つは協力事業者が30社ほどございまして、その中身は、例えば新聞販売所であるとか、郵便局であるとか、銀行であるとか、生命保険会社、牛乳販売所、ガス・電気の計測する方々とか、そういった方々が協力事業者というふうになっておりまして、もう1つは関係機関、職員等が福祉サービスの提供や訪問時の際に見守り活動を行うと。こういったあれは、例えば在宅介護支援センターであるとか、そういった関連の福祉関係の団体です。それと、もう1つは地域の方々に見守りをいただくということで、こういう方々が義務的だとか何かそういうことでなくて、用事があってその辺に行ったときに、異変を感じたかという問題なんです。   例えば、その異変のポイントというのは、新聞、郵便物等がポストにたまっている、あるいは洗濯物等が取り込まれていない、電気、ガス、水道等の使用状況が不自然である、窓やカーテン、雨戸の開閉がされた様子がない、ごみなどが処理されずたまっている、あるいは最近姿を見ないというような異変を感じたときに、地域包括支援センターや、あるいは福祉課に電話をするというような内容の事業でありました。   それで、令和元年から3年までのこの実績なんですけれども、トータルで127件の異変を感じられたと。その7割の89件は協力事業者によって発見されたと。それで、その協力事業者が発見されたうち、救急搬送された分が27件、それから死亡が発見されたのは19件、無事を確認したというのが43件と、こんなふうになっておりまして、非常に件数が多いなと。まあ人数も南陽市の8倍ぐらいありますので当然なのかなと思いますが、何年か前に沖郷地区でも、自宅の中で死亡している時点で発見されたというようなこともございました。要するに、こういったことって非常に有用なのかなというように感じておりますが、今現在、こういう各地区で見守り活動なんかをされているような状況が南陽市内であるのかどうか、お聞きしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  聞くところによりますと、新聞販売業の皆さんや郵便業務に携わる方については、私のつたない知識においても、実際にその活動をされて、様々に発見していただいて、御連絡をいただいたことが見守りにつながっているということは聞いたことがございます。 ○委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  要するに見守りねっとという活動なんですが、徳島市では予算ゼロなんです。ゼロ予算でこのような状況の実績になっているということなんで、ぜひ南陽市でどういうふうなやり方がいいのかどうかなんですが、その辺ぜひ福祉課のほうでも、南陽市に合ったような、協力していただけるような仕組みをつくっていただいて、できるだけ亡くなられたとかそういうことがないような形で、事前に発見されればいいなと、そんなふうに思っておりますので、ぜひご検討いただければなと思いますが、その辺いかがでしょうか。 ○委員長  尾形久代福祉課長。 ○福祉課長  それでは、お答えいたします。   なかなか見守りねっとというふうな形での組織化というのは、現在のところはないのですけれども、それぞれの分野で、様々な目でそういった異変というものは気づく機会があるということで、住民の方、近隣の方もそうなんですけれども、私どものほうでいえば介護の職員だったり、あと包括支援センターだったりということで、地域を回っているそれぞれの分野の方々がいらっしゃいますので、何か気づいたら、私どものほうの包括支援センターのほうに連絡をいただいて、大変な場をしのいだというふうなケースも何件かはございますので、皆さんの協力の下、今のところはやっているところでありますけれども、先進地の視察をされたということで、そちらのほうのことについても参考にさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  よろしくお願いしたいと思います。この資料を後でお上げしたいと思います。   以上です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  108ページ、3款2項扶助費、これは今年度に比べて1割以上の減額というか、少なくなっているんですけれども、この理由を聞かせてください。 ○委員長  髙橋財政課長。 ○財政課長  お答え申し上げます。   今回の予算編成に当たりましては、過去数年間の実績なども十分査定の中で見せていただいております。扶助費が減額になっているということで非常に不安に思われるとは思いますが、過去の実績からこのような形で予算の編成をさせていただいたところであります。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  今日、冒頭、高橋一郎委員のほうから、非常にアメリカの銀行の倒産というふうなこともあって、これからどういうふうな世の中になるかといういろいろな見方があるわけですけれども、あとテレビ等で見る限りは、何とかここを乗り切って、そして大事に至らないようにというふうな、そういった報道ぶりは見えるんですけれども、実際これは、こういった事態になるということは前々から言われていたことであって、当面は何とか取り繕っても、恐らく3、4か月後には非常に大変な事態になるであろうと。取りあえずは10行くらいの銀行倒産で済んでも、それ以降はもうアメリカを中心としたいわゆるドルの経済そのものが壊れていくという金融大恐慌と、今までにないような、リーマンショックどころでない事態が起こるであろうというのが、私なんかの入ってくる情報では、それが何か本当のように私なんかは思っているわけですけれども。そういった中でこの扶助費が少なくなっているという、非常に私なりにどうなんかなと思ったんですけれども、生活保護を受けたいという人の数というのは、この数年の中でどのような推移をたどっているかお聞かせください。 ○委員長  尾形福祉課長。 ○福祉課長  それでは、お答えいたします。   この間、コロナというふうなこともあったわけなんですけれども、生活保護につきましては、その事前の段階での支援体制が国のほうでも行われたというふうなことで、2月の末現在でありますけれども、生活保護世帯については133世帯、保護者については150人というふうなことになっておりまして、年度で見てみますと、急激に増えたというふうなことがなくて、ほぼ横ばいというふうな状況でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  南陽市の状況って、周辺市町村等に比べての数値でいうと、どんなところにあるかお分かりになればお聞かせください。 ○委員長  尾形福祉課長。 ○福祉課長  それでは、お答えいたします。   ちょっと詳しい資料は持ち合わせておりませんけれども、県内でも、そしてまた置賜管内でも、南陽市は生活保護率が低いというふうなことで理解しております。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  生活保護を受けざるを得ないような状態になって、そういった中で市のほうにそういった希望というのが出ると思うんですけれども、その出された希望に対して市のほうで認めるか認めないか、その比率、分かれば教えてください。 ○委員長  尾形福祉課長。 ○福祉課長  それでは、お答えいたします。   比率というものはちょっと取っておりませんけれども、相談をまず受ける、申請を受ける前に相談を詳細に聞き取りまして、生活保護は最終的な手段というふうなことになりますので、その前の段階で活用できるような制度がないか、何かこちらのほうで支援できることはないかというふうなことを一緒に考え、そちらの方も検討していただきながら、最終的にこれしかないというふうになれば、生活保護の申請をしていただいているというふうな状況でございまして、丁寧に対応いたしております。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  先ほど申し上げましたように、非常にこれから、ちょっとこれまで考えられなかったような一つの社会的な状況というのが生まれるんじゃないかと私なんかは危惧しているんで、そうした中でできる限り、予算はここで減額になっているようですけれども、対応できるような体制で取り組んでいっていただきたいと思いますが、改めて市長、この件に関してお答えください。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  必要がございましたら、補正を提案させていただくなど、適切に対応してまいります。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  よろしくお願いします。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  97ページの民生費の中の児童措置費で、今年度の新規事業で、児童福祉総務一般事務費の中で、子どもの居場所支援臨時特例事業ということで910万円予算化されておりますが、これは子どもの居場所運営委託費となっておりますが、どのようなところに委託されていくのでしょうか。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   こちらの新規事業の委託先でございますが、今現在、実はこの業務を請け負っていただこうというふうに考えておりますのが、今現在、宮内の粡町で実施されておりますみんなの居場所にじというところを継承的に市のほうで引き継ぎながら、これを業務委託していきたいというふうに考えている事業でございまして、その相手先につきましては、今現在、こちらのにじさんのほうのサポートも行っているNPO法人置賜ひまわり会さんに委託をお願いすることで考えているところでございます。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  みんなの居場所ということで、一生懸命活動していらっしゃるところですので、ありがたいなと思ったところですが、先日、やっぱりNPO法人とか、そういう法人でないとここは委託できないというお話を聞いていたもんで、置賜のほうのNPOさんのほうにお願いできるということで、大変結構だなと思ったところでした。   やはりいろいろな状況の子供がたくさん出てきていまして、各地区にこういう場所が必要じゃないかと思っておりますので、やはりこういう事業はどんどん続けていただきたいということで、やはり子供たちの成長には欠かせない場所であると思いますので、今後いろいろな場所でやっていただくように続けていただければと思います。よろしくお願いします。   それでは、もう一つ、民生費のほうでお聞きします。   99ページの説明欄の14、次世代育成支援対策推進事業の中にファミリー・サポート・センター業務委託料ということがあります。このファミリー・サポート・センターも、始まってから10年以上たっているのかなと思います。それで、協力会員と利用したい人の登録会員と両方で成り立っている事業だと思いますが、昨年、おととしあたりの状況はどうでしょうか。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   ファミリー・サポート・センターの会員の状況等々でございますけれども、令和2年、令和3年度共に登録の会員が121人ということで、こちらは変動しておりません。その中で、利用されている方等が令和2年度では34人、令和3年度では15人ということで、なかなかちょっとこちらの実数といいますか、利用数については伸びていない状況にございます。   以上です。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  登録していても使われる方が少ないということ、非常に残念だと思うんですが、ただ、協力会員という方たちは、資格は必要ないんですが、実際の預かり前に指定の講習会に参加しなきゃいけない、自宅で見なければいけない、そういうところが非常にネックになっているのかなと思っております。   始めて十何年たった状態で、登録者があのときは多分60代、70代の方だったと思うんです。そういう方たちがいまだに協力会員としていらっしゃる方もいますし、辞められた方もいると思うんです。この協力会員のところで、資格としては二十歳以上の方というふうになっていますが、若い方たちの協力会員っていらっしゃるのでしょうか。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  会員の年齢層等につきまして、ちょっと手持ちの情報はございませんけれども、やはりある程度子育てが落ち着いた方ですとか、そういう方等も会員として御登録いただいたりしているという話は聞いているところでございます。 ○委員長  今、質疑中ですけれども、ここで暫時休憩といたします。午後お願いをします。   再開は午後1時といたします。 午前11時59分  休  憩 ─────────────────── 午後 1時00分  再  開 ○委員長  再開いたします。   休憩前に引き続き、13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  先ほど、協力会員の年齢は把握していないということでしたが、去年、3年度の利用者が極端に少なかったというのは、コロナの関係もあったのかと思いますが、その協力会員の状況などもやはり市のほうでも把握しておいていただきたいと思うんです。   やはり預ける方にとって、信頼関係がないと心配で預けられないというところもあると思います。聞いたところによりますと、何回か預けて、やっぱり信頼関係ができている方に、ちょっと時間的にも余計に頼まなきゃいけないから、その人お願いできませんかというお話でつないでいる方もいらっしゃるようなので、やはり信頼関係をつくる上でも、年齢的にも大丈夫なのかとか、あと車を使う場合どうなんだとか、いろいろな状況があると思いますので、その辺、きちんと市のほうで今後、いい状況で利用できるように整えていただければと思いますので、これは要望といたします。 ○委員長  要望ですか。 ○板垣致江子委員  はい。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第4款衛生費の109ページから124ページまでについて質疑ありませんか。   5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  115ページ、1項2目予防費の新型コロナウイルスワクチン接種対策事業費について、今年度が4,000万円だったのが、今度ワクチン接種委託料が5,795万2,000円になっている、この根拠をお願いします。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   ワクチン接種委託料の金額ですけれども、こちらの金額につきましては、今年度の予算編成時に令和5年度の接種の予定というものがまだ国のほうから示されていない状況の中で予算編成をするということになっておりまして、令和5年度につきましては、皆さん1回分の接種ができるようにということで予算化をさせていただいた金額となってございます。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  1回分ということは、南陽市民全員の1回分の予算がこの金額ということですか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  こちらの接種委託料についてでございますけれども、個別の市内の医療機関で接種されたり、市内、県外も含めてなんですけれども、医療機関で接種された分の接種委託料というふうになっておりまして、例えば市のほうで行うような集団接種の委託料の金額とはまた違うというようなことになってございます。   この金額につきましては、大体1万4,000回分の接種の回数を見込んでの委託料の金額を上げさせていただいておりまして、通常、接種率などもございますけれども、市内の方で言いますと、今回5回目のオミクロンのワクチンですと1万7,000件ぐらい接種をされていらっしゃいますので、その差が集団接種での接種回数というふうに思っていただければというふうに思っております。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  この五千七百何がしかの金額は、委託した医療機関に支払われる金額ということで、じゃそのほかに、集団接種をする場合の金額は、それはこの予算の中で言うとどれになるわけですか。002の予防接種委託料ですか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   大変申し訳ございませんでした。先生とかの委託料については、ここの委託料の中に入っておりまして、そのほか集団接種の会場費とかそういった部分については、接種体制事業費の中の予算のほうに含まれているものとなってございます。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  この002のほうの予防接種委託料1億円というのは、この金額は何の金額ですか。 ○委員長  大沼すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  ただいまの御質問でございますけれども、事業番号002のほうにつきましては、コロナ以外で、例えば児童、乳幼児のほうのワクチンですとか、そういうものを接種するときの委託料ということになってございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  分かりました。じゃ010に戻りますけれども、これからのスケジュールという国からの指示というか、それはどういうふうな形で、今後、いつどのような形で市のほうに来て、最終的な決定はいつになるんですか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきたいと思います。   令和5年度のコロナワクチンの接種でございますけれども、3月9日に自治体の説明会がございまして、そちらのほうから国の方針が示されております。5年につきましては、5月から8月にかけてが春夏接種ということで、そちらの季節のときには高齢者、65歳以上の方、12歳から64歳の基礎疾患を有する方、あとは医療従事者等ということに含まれる方が5月から8月の間の接種というふうになっておりまして、9月以降になりますと、65歳以上の全ての方が秋接種の対象者というふうになってございまして、今年度につきましては、65歳以上の方については、春と秋の2回というようなことで、接種が希望すればできるというようなことになってございます。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  そこをこっちでこれまでのことから推定して、この金額が出たわけだと思うんですけれども、これまで、4年度までで、ワクチンというのはまるっきり国のほうから無償で提供になると思うんですけれども、それが何回分提供になって、そのうち何回分使用されて、そして仮に破棄になったものがあるとすれば、その数を教えてください。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきたいと思います。   ワクチンのほうですけれども、1回目から、初回接種ということで使った従来株というワクチンがあるんですけれども、それで大体の数ではございますけれども、ファイザーとモデルナ合わせて約9万回の接種回数ができるものが来ております。そのほかに、現在オミクロン株対応のワクチンというものが、南陽市のほうにファイザー社、モデルナ社ということで入っております。   廃棄したワクチンということですけれども、モデルナ社の従来株のワクチンのみ、使用できずに廃棄したものが375バイアルほど廃棄させていただいております。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  今、最初、ファイザーとモデルナ、約9万回の答えがあったんですけれども、その後、オミクロン株での数字、今出なかったんですけれども、その数字は。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  オミクロンの数ですけれども、ファイザーのワクチンで3,800バイアル、モデルナのワクチンで約750バイアル、南陽市のほうに入っております。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  今言った単位は私も初めて聞いたんですけれども、バイアルと言ったんですか。それで、そのうちの375バイアルという、このバイアルというのは1回分ということで理解していいんですか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  バイアルというのは、1本のワクチンになっておりまして、そこの1本のワクチンから、例えばファイザーのワクチンだと6人分、モデルナのワクチンだと、従来株ですと15人分、オミクロン株対応になりますと5人分というようなことで取ることが可能になるものでございます。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  そうすると、9万回のうち、大体2、3千回分が廃棄になったというふうな理解でよろしいでしょうか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   モデルナのワクチンを廃棄したわけなんですけれども、約5,600人分となってございます。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  それから、最初の頃、かなり低温での保存ということがしきりに言われていたわけですけれども、その低温保存というのはいつまでそういう形でなされて、現状はどういうふうな形になっていますか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   ワクチンにつきましては、ファイザーのワクチンですとマイナス70度、モデルナのワクチンですとマイナス20度ということで、冷凍庫のほうが国のほうから支給されておりますので、そちらの冷凍庫で現在も当初から同じ形で保管のほうをさせていただいております。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  その保管に係る経費というのは、これはどこからどういう形で出る金ですか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  フリーザーのほうにつきましては国のほうから支給をされておりますので、電気代のほうは市のほうで負担をしているということになるかと思います。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  その場所はどこで、金額的にはどのくらいの金額になるわけですか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   ワクチンの保管の場所ですけれども、現在は南陽病院さんと、あと市役所と、あと佐藤病院さんと、3か所の各施設のほうで保管をしていただいておりまして、電気代につきましては、こちらのほうではちょっと把握はしてございません。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  ワクチンの使用期限というのはどういうふうになっていますか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ワクチンの保管の期間ですけれども、そのときに配達されるクールごとによって保管期間が違っております。ファイザーのワクチンになりますと18か月ということで使用期間が延びているというような状況もございまして、モデルナのほうは9か月になって、現在はその期間ということで保管のほうをしております。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  ある調査というか、実際に国の予算を調べた結果、この間一般質問の中でも申し上げましたけれども、8.8億回分、国のほうで仕入れて、そのうち3.8億回分は使用になっているけれども、5億回分が無駄になっている。金額にすると1兆4,000億円のワクチンが無駄になっているというふうな状況の中で、南陽市の場合も、まあそこまではいかないですけれども、五千何回分、金額にするとそこそこの金額のものが無駄になっている。   こういった状況の中で、国のほうからどういうふうな形で今後、何回接種用ということで支給になるか分からないんですけれども、今後ワクチンに関しては、必ずしもその効果があるとは言えない。それで、前に一般質問とかで申し上げたような気もしますけれども、ワクチン接種、若い6歳から11歳か、そのワクチン接種率の高い山形県、秋田県ほどその年齢の感染率も高かったという何か恐ろしい結果が出たりしているわけですけれども、そういったことも踏まえて、今後そのワクチン接種について、この間もかなり一般質問で申し上げましたけれども、考慮していく必要があるのではないかと考えるんですけれども、あと市長にお尋ねする前に、ワクチン主幹のほうとしてはその辺についてどうお考えですか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきたいと思います。   私どもといたしましては、国からの指示のとおりに業務のほうを進めてまいるということにはなるわけですけれども、現在、大変コロナの感染者の方も少なくなっているという状況の中で、ワクチンの接種の希望をされる方も今現在は落ち着いているという状況ではございますけれども、今後の春接種、または秋接種に向けて、どのような状況に変わるかということもございますので、国からの情報をいただきながら、スムーズに今後とも進めてまいりたいというふうに考えております。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  ワクチンに関しては、ここに来て、昨日、国会の参議院の予算委員会で、維新の会のほうの議員がコロナの問題、ワクチンの問題、ワクチン被害について国会でも取り上げられるようになっていますけれども、そういったいろいろな形で今後問題になってきつつあるわけです。そうした中で、やっぱり現場、実際にワクチンを扱っている現場、そうしたところでの判断というのも非常に今後大事になってくると思いますんで、ワクチン主幹並びにすこやかの課のほうでも、そういった実際の状況というものを、まあ国の指示でということは、これは立場上、いろいろなやむを得ないところはあるわけですけれども、その辺現場の感覚というものを大事にしながら、今後のコロナ対策、コロナそのもの大体本当に、私もコロナにかかったけれども、あの程度かというふうな、まあそれで今度、2類から5類に5月8日になるわけですけれども、そういったふうなこともあるんで、そこら本当に現場をしっかり見ながら今後対応していっていただきたいと思いますけれども、この件に関して市長、一言、最後お願いします。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  先ほどから委員が御指摘の国費が無駄になっている部分というのは、国民の希望する方が全員摂取できるようにという趣旨において、政府で調達の努力をしてそろえたものでございますので、その努力が無駄にならないように、我々国民の納めた税金が無駄にならないように、今後とも接種率を上げてまいりたいというふうに思いますので、委員からもそういった趣旨で御協力を賜ればというふうに思います。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  実際にワクチン接種をした国ほどコロナ感染者が多いというのは、これは世界的にもう実証されているわけで、日本は今の市長のようなお考えの下にどんどん突き進んでいるわけですけれども、それに対して世界全体の動きを見たときには、今の市長のお考えは明らかに逆行しているというふうなことを私から改めて言わせていただいて、その辺で、この間も申し上げましたように、あのときおめえあんなこと言ったから、言ったでらって俺絶対言わねえがら、おかしいと思ったときにはすぐ方向転換できるようによろしくお願いします。   以上。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  120ページの4款衛生費の3目環境衛生費で、120ページの説明の22番、住宅用太陽光発電システム設置事業ということで100万円の予算が組まれておりますが、これはどのような状況で何件の補助ぐらいを想定しているのかをお尋ねいたします。 ○委員長  竹田啓子市民課長。 ○市民課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   こちらの予算につきましては、1キロワット当たり2万5,000円を乗じた額としまして、10万円を上限としまして、おおむね10人程度を想定しているものでございます。   以上でございます。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  南陽市の場合、やはり再生可能エネルギーというのは太陽光発電に限っていると思うんですが、今後どんどん太陽光発電を住宅に設置してもらいたいということだと思いますので、もっと予算が必要なのかなと私は思ったんですね。やっぱり10件程度では全然足りないし、市としてはどの程度の初期設置費用を想定しておいででしょうか。 ○委員長  竹田啓子市民課長。 ○市民課長  ただいまの御質問のほうにお答え申し上げます。   委員おっしゃるとおり、10件程度では足りないなということについては、私も同感でございます。設置費用が少しでも抑えられるように、補助金を活用していただければというふうに考えているところでございます。   初期費用につきましては、それぞれの御家庭でどの程度のものを上げるかによって変わってくるものと認識しておりますので、この場ではお答えするのを差し控えさせていただきたいというふうに思っております。   以上です。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  10件ではやっぱり足りないということで、前年度の補助はどのぐらい行っておりましたでしょうか。 ○委員長  竹田啓子市民課長。 ○市民課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   令和4年度につきましては、1キロワット当たり1万円を乗じたものとしまして、限度額を3万円としているところでございます。令和4年度につきましては10件、30万円の補助を全額補助しているところでございます。   以上でございます。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  予算的にはかなり多くなったということですが、ちょっと私も勉強不足だったので、少し勉強させていただきましたところ、やはり1キロワットから4キロワットまで補助するということで、大体家庭にお勧めの状況は4キロワットということでやっているということで、1キロワット当たり平均25万から40万、平均的に見ると30万ぐらいということで、今現在なっているということでした。それを考えると、1割程度の補助を来年度はやるのかなと思ったんですが、今まで、やっぱり私も太陽光発電の設置というのは物すごい費用がかかると思っておりました。もちろんそこに蓄電池まで入れるとか、家庭家庭でいろいろな状況はあると思います。でも、基本的に、まず太陽光発電で発電して自分のところで使って、あとは残った分は売電してみたいな基本的なところだと、今そのようなところで1キロワット30万円ぐらいでできるということを考えると、やっぱりもっとこの再生可能エネルギーを使っていただくためには、強力的に市民の方にお知らせするべきところもあるのかなと思います。   それで、私の意識の中にあった何百万円もかかるというところが、今、平均的なところで、4キロワットでも百何十万円とか、かかっても200万円とか、そういうところで金額的にかなり下がっていますというところと、あと、もう設備がよくなっているので、長年使えるというところが、どんどん技術が進んでいるということをお聞きしましたので、その辺のことで市民にもっとアピールしなければならないと思うんです。やっぱりこのぐらいの10件ではあれだと思います。だから、年間何件くらいを目標にこういう補助を出します、この程度の設置費用でできますよとか、やっぱりお知らせするべきだと思うんです。なかなか勉強しないとそこまで出てこないし、ちょっとインターネットなんかを開いても、見積りしますよみたいなところがわーっと出てきて、きちんとしたものが見えてこないところもあるので、市民にその辺を啓蒙していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長  竹田啓子市民課長。 ○市民課長  ただいまの御意見のほうにお答え申し上げます。   今年度、地球温暖化対策実施計画区域施策編、作成をしているところでございます。そちらにつきましても、市民向けに市報を通じていろいろな広報をしたいというふうに考えております。その中でも、太陽光パネルにつきましては、地球温暖化対策に有効な手段だというふうに考えておりますので、今まで補助した方からのお声などもお聞きしながら、市民向けにいろいろな広報のほうをしていきたいというふうに考えております。御協力のほどよろしくお願いいたします。   以上でございます。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  そのようなことで、やっぱりかなり時間がたっていますよね、太陽光発電を設置してくださいと補助を出してから。だから、その補助を出した頃の状況と今の状況はかなり違っているということでやっぱり市民の皆さんに啓蒙していただきたいし、これから建物を建てる、新築の場合、義務化的なところも出てくるんじゃないかというお話もちょっと聞いたんですが、その辺のこともやっぱり皆さんにしっかりとお知らせしていただきたいと思います。このところは要望といたします。 ○委員長  要望ですね。 ○板垣致江子委員  はい。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員  今の板垣委員の住宅用太陽光発電システム事業に関連してですけれども、これも今本市が取り組んでいる地球温暖化対策推進に関する法律の市民向けへの事業の一つというふうに捉えていますけれども、今、市では、去年までは本市の事務事業編ということで推進してこられたわけですけれども、指定施設がこの庁舎と水道庁舎、2つだけだったんですよね。でも、今回、2つがいきなり53施設に拡大されて、行政当局の本気度が伺えるというふうに私は思っているんですけれども、一方、最終的な目標であります、国で出しています2050年まで実質CO2をゼロにするということを目指しているわけですから、市だけ達成すればいいという問題ではありませんよね。地方自治体、国、県、それから事業者、それから私たち国民というか。その中で、今、市がこの対策の、先ほど市民課長もちらっと触れましたけれども、市の全体の削減を目標とする地域編ですか、作成しているというふうに聞いています。それで、先に私たちももらっていますね。南陽市再生可能エネルギー導入目標策定事業という資料。それからその前段として、今の市民の意識調査というかアンケートをやっていますけれども、いつ頃まで策定するのか、できるのか、ちょっとその辺の工程をお示しししていただきたいと思います。 ○委員長  竹田啓子市民課長。 ○市民課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   地球温暖化対策実行計画区域施策編につきましては、令和5年3月、この3月に策定予定でございます。   以上でございます。 ○委員長  9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員  その中で、ちょっと市民へのアンケートの中でちょっと気になることが2点ありまして、市民の方がおおよそ省エネに関してはすごく関心があるようなんですけれども、その中で南陽市が平成2年2月にゼロカーボンシティ宣言しましたね。これを知っているかどうか。約70.5%が知らないということを答えています。もう一つ、市が再生可能エネルギー、さっき言った太陽光発電システムを含めて、そういうものを一生懸命推進していますかということに関しては、思わないが75%。これを見て、やっぱりいかに市民の意識づけを持ちながら、地域計画編をより実効性のあるものにしていくかということに一つの課題があるんではないかなと思います。   そういう意味では、省エネに関しては関心はあるんだけれども、何でCO2を排出しないようにしなきゃいけないという必要性を私も含めて切実に感じていないんじゃないかというふうな気がします。その辺のことはどういうふうに捉えていますか。 ○委員長  竹田啓子市民課長。 ○市民課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   委員お手元にお持ちいただいているアンケートには、やはり市民の声がすぐに出ているのかなというふうに思っております。市民課といたしましても、今までそういったことを市民の皆様にきちんと知らせていたつもりではございましたけれども、方法とかお伝えの仕方とかというのがちょっと足りなかったかなというふうに思っているところでございます。   地球温暖化対策実施計画区域施策編が出ましてからは、市民向けにお力添えをいただくことがたくさんございますので、市民の方により響きやすいような絵とか図とかを取り入れながら、広報に努めていきたいなというふうに感じております。   以上でございます。 ○委員長  9番片平志朗委員。 ○片平志朗委員  最後になりますけれども、そういう意味では、私もすごくその地球環境の、特に温室効果ガスについては勉強になったんですけれども、2006年ですか、アメリカの元副大統領のアル・ゴアさん、一瞬だけ大統領になった方ということで有名で、日本で開催された京都議定書の立役者とも言われていますけれども、その方が制作した、名前は1回、2回聞いたことはあると思うんですが、「不都合な真実」ということで、まあ2006年ですから、かなり今から、17年ほどたっていますけれども、その当時、世界でどういう状況が起きているのか、何で温室効果が生じるのか、あるいはこれからどういう状況に変わっていくかということをシミュレーションした映画です。あれを見ると、世界で起こっていることが自分事のように捉えられるんですね。やっぱりこういうふうな映画上映なんかして、市民啓発活動というか、図りながら進めていただければ、より効果的ではないかなと思います。ぜひこれと同じものを上映しろとは言いませんけれども、そういった場所を市民にも提供していただきたいということを要望します。   以上です。 ○委員長  希望ですね。 ○片平志朗委員  はい。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第5款労働費の124ページから125ページまでについて質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第6款農林水産業費の125ページから148ページまでについて質疑ございませんか。   8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  147ページの2目林業振興費の中の043番、森林環境・森林経営管理事業費の関連でお伺いいたします。   今回の施政方針の中で、地域防災の一層の充実強化に努めるということで、自助の意識啓発と共助の精神を育むこと、最上川上流緊急治水対策プロジェクトの進捗要望すること、あるいは避難所のWi-Fi環境整備をすること、田んぼダムなどが上げられております。残念ながら、森林整備ということについては一言も言及されておりませんでした。大雨の被害を少なくするためにも、川上と川下の整備が伴わなければならないというふうに私は考えておりますが、その辺、まず市長から感想をお聞きしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  ただいまの質問とちょっと関係のないことを申し上げますけれども、ぜひ御質問をいただく際は、委員の皆さん、まず御趣旨を明らかにしていただけますと、答弁もかみ合いますのでどうぞよろしくお願いいたします。   御質問についてでございますけれども、川上、川下の整備が必要だということについては同感でございます。特に金山地区において今年度行いました里山の整備については、非常に有効であったというふうに伺っております。今後ともそういった有効な手段を用いて、獣害もそうですけれども、そのことが結果的に山を守り、里を守るということについて、防災につながるようにできればというふうに考えております。 ○委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  それでは、次に5年度の森林整備計画についてお伺いしたいんですが、この森林経営管理制度に係る業務工程では、5年度は森林協会保全図作成作業、6年度に業務委託してあります最終的な報告書が提出されるというような予定になっております。したがって、5年度は、森林環境譲与税関連での森林整備が進まない状況なのかなと思っておりますが、今年度の予算では、森林整備という観点では企業の森づくり関係、吉野石膏の森、日鉱里山・龍樹の森の整備補助金しか計上されておりません。以前、県の緑環境税関係で、森林経営計画作成によって森林整備が進められていたわけですが、森林経営管理制度が出てからというものは、この緑環境税の関連での森林整備というのは行われないようになるのか、なったのか。5年度の森林整備計画というのはどのようになっているのか、まずお聞きしたいと思います。 ○委員長  寒河江農村森林整備主幹。 ○農村森林整備主幹  お答えいたします。   森林環境譲与税につきましては、今現在、基礎資料調査ということが大半でございますので、そのほかとしましては、若干でございますが、枯損木伐倒の処理とか、あとはちょっとした下刈りとか、そういう活動については費用を支出しております。   あと、やまがた緑環境税についてなんですけれども、こちらにつきましては、県のほうで、この制度が新しく出た関係で、その使い分けとかすみ分けをまずしなきゃいけないということで、使途について若干ちょっと今県のほうで、今まで荒廃森林整備もやっていたのですが、そのほかの使途も含めて検討中とお聞きしております。   以上です。 ○委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  ということは、今年度は大規模なというか、森林経営計画に基づいた森林整備は行われないと、そういうことですね。   私、令和2年9月の一般質問で、漆山地区にあるやまがた森林と緑の推進機構、当時林業公社と申しましたが、ここの分収林の森林整備を急ぐべきではないかということで、市長にも林業公社のほうにぜひお願いしていただきたいというお話を申し上げました。でも、その分収林周辺の中沢林道が水害のために崩落し、現在もそのままになっているという状況があります。要するに、森林整備がしたくてもできないという状況があるわけでございます。その林道というのは、このやまがた森林と緑の推進機構で行うべきなのか、修復すべきなのか、その辺についてお伺いしたいと思います。 ○委員長  寒河江農村森林整備主幹。 ○農村森林整備主幹  お答えいたします。   中沢林道につきましては、市で管理する林道になりますので、修復については市のほうで行うべきものと考えております。   以上です。 ○委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  市で管理しなくちゃいけないと、市で負担しなくちゃいけないということなわけですが、距離的にはどのぐらいの距離があるんでしょうか。 ○委員長  寒河江農村森林整備主幹。 ○農村森林整備主幹  お答えします。   令和元年度に、県のほうで今、治山事業の関係でやっている事業調整もあったものですから、その際に事業完了めどを令和3年度と示されまして、あと、その中の治山事業の事業計画も示されていましたので、その残りの区間については現地踏査をした結果、約1.6キロメーター、1,600メーターほどということで把握しております。   以上です。 ○委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  1.6キロぐらいの長さがあるということで、今まで何もなっていないわけですが、例えば今は大雨が頻繁に起こるような状況になっている。そういう中で、今のままにしておけば、さらに土砂災害、崩れるというか、それが結局は織機川に土砂が流れる、あるいは織機川に堆積して底が上がってくる。要するに、そういうことが進めば、河川工事はしているものの、さらにまた災害が起こるという危険性もはらんでいるんではないかというふうに私は思うわけなんですが、そういう意味で、市で修復するという計画についてはどのようにお考えかをお伺いします。 ○委員長  寒河江農村森林整備主幹。 ○農村森林整備主幹  お答えいたします。   まず初めに、中沢林道の場所から確認させていただきますが、織機川支川の大沢川に沿って整備されていた道路でした。それが、平成26年の大雨によって大沢川から大量の土砂が流出した際に、その中沢林道の土砂も全部引っ張っていって崩落したということになっています。その周辺の山から崩れた全部の土砂が県道米沢南陽白鷹線、あと織機川に流出をして、下流域にその土砂が大きな影響を与えたということになってございます。   そのようなことから、現地調査を関係機関でいたしまして、林道の整備よりも先に、川の勾配を安定させる治山事業が優先だということで、その治山事業を実施しております。その実施によってつくった工事用道路を一部中沢林道に将来引き継いで管理してはどうかという話が出て、治山事業を優先して進めたという経過がございます。   将来的に、もうちょっと事業延長が延びるのかと思っていたのですが、思ったよりいろいろと、最近かな、工法も様々ありまして、区間も予定より短くなったという経緯はあったのですが、その大沢川の傾斜を安定するためにダムというか、砂防ダムというか施設、あとその上流域に県のほうで造った砂防ダム等々がありますので、一定の河床というか、川の勾配は落ち着いたのかと思っています。   ですので、委員からありましたように、今後崩れるのかというと、その可能性は大きくはないと思いますが、今現在崩壊している状態でございますので、この件につきましては、県のほうでやっと治山事業が3年で終わったばかりでございます。今後、工事費についても、フル規格というか、そういう道路にすると工事費もかかります。あと、工事用道路並みの整備でも結構費用がかかりますので、若干ルートが減るとか、山際に振るとか等々も含めまして、工事費の削減できる方法がないかとも検討中でございます。令和6年度からは森林環境譲与税のほうも基礎調査が終わりまして使途が増えますので、中長期的な計画になりますが、そういう中で取り組めないかなということで今検討を進めているところです。   以上でございます。 ○委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  今の林道でなくて、別な形で考えなければいけないと。そういう意味でも、少し多額の費用がかかるというようなお話でございました。やっぱり林道が少ない、まあ南陽市の林道というか、それは県内でも非常に少ない、短い状況だというふうなこともあります。やっぱり森林整備ができるような環境を早く整えてあげなければ、やりたくてもやれないという環境がありますので、多額の予算が必要であれば、やっぱり年次計画で少しずつ進めるというやり方も一つの方法ではないかと思いますので、その辺十分配慮していただいて、できるだけ早く、少しずつ進まるような方向で検討していただければありがたいと思います。お願いします。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  130ページ以降の地域協力隊のことについてお伺いしたいと思います。   地域協力隊員の任期満了後のいわゆる移住・定住に向けた促進策というんですか、そういったものについてお伺いをしたいと思います。   その前に、今までいわゆる協力隊として南陽市に来ていただいた人数、それからそのまま市に移住・定住された方、何人いらっしゃるのかお伺いしたいと思います。 ○委員長  嶋貫みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。   まず、南陽市にこれまで地域おこし協力隊として着任いたしました人数でございますが、令和4年度着任までで、全部で11名の方に着任をいただいているところでございます。この中で、現在定住されている方につきましては1名でございます。   失礼いたしました。地域おこし協力隊の任期を満了しまして、そのまま移り住んでいらっしゃる地域おこし協力隊の方、こちらは1名でございます。   地域おこし協力隊の3年間の任務を終えて、その後でございますが、かつて起業支援事業ということで、地域おこし協力隊を満了された後に、起業、仕事を起こすための補助金をこちらのほうで支援させていただきながら、定住に努めさせていただいております。   なお、令和5年度につきましても、今年度いっぱいで隊員を終えられる地域おこし協力隊の方がいらっしゃいますので、こちらの方につきましても支援事業ということで、このたび予算を計上させていただいているところでございます。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  ありがとうございます。   定住率、移住というのは少ないというのが実態、まあこれは実態ですから、これは事実ですので、どうにもならないわけですけれども、私はこれから先、やはりほかから南陽市がよくて、南陽市の中でいろいろな事業を展開していきたいというふうな思いを抱いて来られるわけですから、そういう方がほかの市町村から見た、ほかの世界から見て、南陽市を見て、そしてまたこれを移住して定住するということになれば、これは最高な財産だなというふうに思っています。   そういうふうな中で、じゃ例えば私、聞いた話ですと、川西町あたりはもっとかなり定住率が高いというふうにも聞いております。それは何なんだろうかなというふうなところなんですね。つまり、午前中に山口正雄委員が移住・定住の話を若干されましたけれども、それともちょっとかぶりますけれども、やはり地域の中でどれだけ溶け込む、あるいは市の中でどれだけサポートしていくか、そういったものがまだまだ私も含めて足りなかったんじゃないかなというふうに私も反省しております。ただ、そういったその方々の見せ場といいますか、語り合う場といいますか交流する場、そういったものがやっぱり足りないんじゃないかと。今回、3月にいろいろ発表会がありますけれども、そういったものの前に、来た段階で、ああ、南陽市の方はみんな協力してくれるなと、大変温かいところだなというふうな形を持って、ああ、これだとあとは生活設計もできていくなというふうなことをしっかりと持っていただく、そういったことが必要なんだろうというふうに思っていますが、その辺について市長はどのように感じ取られているのかお伺いをしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  先ほどの課長の答弁で、1人ということでありましたけれども、総務省が集計する地域に残るという把握については、その市町村の中にそのまま所在する場合と、それから近隣市町村に住むということも含めて、以前の議会で答弁させていただきましたので、その点については訂正させていただきます。なので、1名ではないと。   それで、できるだけ残っていただくためのポイントでありますけれども、1つ考えるのは、お招きするというか、地域おこし協力隊を募集する際に、募集の目的と、それから応募してくださる方の目的がきちんとマッチングするような募集の仕方が大事かなというふうに思っています。こちらで思い描いていることと、向こうの思い描いていることが違うということで、ああ、違うんだなということで、実際、よその自治体で地域おこし協力隊になられたけれども、南陽市のほうに移られてこられたという事例もありますので、その辺が大事なことと、それから、来られてからは地域のサポートが大事ということはおっしゃるとおりでございます。   ただ、この3年間、コロナで特殊な事情であったということについては、これはもう全国一律でありますので、その中でも東北がといいますか、東北においては全国の中でも物すごく敏感に感染防止対策が行われた雰囲気を感じております。そうした中で、今後、ポストコロナで地域おこし協力隊と地域のきずなもより強くつなげていければというふうに思います。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そうですね、今の答弁のとおり、この3年間というのは、やっぱりコロナの影響というのはかなりあったんだろうなというふうには思います。ただ、今のいわゆる市長のマッチング、自分の思いと、それから行政の受入れのほうのマッチングについてというような話がありました。そういった意味では、この令和5年度の方々、予想される方々というのは、どういうふうな思いと、ちょうどマッチングしているのかというふうに思うんですけれども、その辺はどのように把握なされていますか。 ○委員長  島貫農林課長。 ○農林課長  お答えをさせていただきます。   令和5年度につきましては、現在の7名中、5人が継続という形になってございます。お2人が今年度いっぱいで無事3年お勤めをいただいて退任ということになりますが、今いらっしゃる5人につきましては継続ということで、私どもも週に1回打合せ等も持たせていただいておりますが、ミスマッチというような状況には感じておらず、積極的に生き生きと活動いただいているというふうに考えてございます。 ○委員長  ただいま質疑中ですけれども、ここで暫時休憩といたします。   再開は2時15分といたします。 午後 1時58分  休  憩 ─────────────────── 午後 2時15分  再  開 ○委員長  再開いたします。   私、いつも皆さんに言っているんですけれども、マイクの使い方、当局のマイクの使い方は非常によ、引っ張ってきてこう答える。だから皆さんも聞こえる。皆さん各委員の質問については、マイクを近づけてする人ほとんどいない。何回も注意しています。これはやっぱりせっかくの意見ですから、みんなに聞いてもらうわけですし、当局にただすわけですから、堂々とマイクを近づけて、大きい声で質問すべきだということをひとつお願いをしています。これは何回もしました。   もう1つ、今日は特に質問される方、一生懸命やっています。でも、何を聞きたいのか、大事なことをちゃんとメモしておいて、そして端的に、具体的に、そういうふうな質問をすれば当局もそれに答えられると私は思います。3日間分取っていますから、それはいいですけれども、やっぱり答えるほうも、だらだらと質問をされたり、どこで骨があるのか、どこを聞きたいのか、それをぜひ心して残された時間、御質問をお願いをしたいなと。心からお願いをいたします。   それでは、再開いたします。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  じゃ、マイクを近づけて発言させていただきたいと思います。   先ほどの協力隊と本市、それから地域の在り方についてもっと考えていく必要があるんじゃないかと。コロナがアフターコロナ、ウィズコロナの中でやっぱり考えていかなきゃならないんじゃないか、議会としても考えていかなきゃならないんかなというふうに思いますけれども。要は三方よし、いわゆる協力隊員もその後に住み続けてなりわいとして生活していかれる、それから市にとっても、その方のおかげで人口も増え、様々な面でよくなっていく、それから地域、産業等にとってもよいという、いわゆる三方よしの状態になれば、これはすばらしいことだというふうに思います。そのための努力をしなきゃなんないと思います。なので、その辺の、入ってこられたとき、それから1年くらいたったときとか、様々な状況に応じて様々な取組が行政側としても必要ではないか。議会側としてもやっぱり各常任委員会であるとか全協の場で顔見知り、もっと近い存在でありたいなというふうに思いますので、その辺も含めて、ぜひ今後のことについてもう一度市長にお伺いをしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  コロナ禍前は、定期的に地域おこし協力隊員の方の報告会であるとか、あるいは新春なんように出ていただいたり、いろいろな機会を設けていたわけです。今後は、このコロナもあったわけですから、より一層以前にも増してそういった機会をつくれればというふうに思っておりまして、今委員がおっしゃったことについては同感でありまして、補足する点は特にないというふうに思っています。以前よりも増して頑張ってまいるということでございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そうですね、最後に要望ですけれども、今どうしても産業に関する協力隊員、いわゆる農林課の予算配置になっておりますけれども、様々な形があるのかなというふうに思います。例えばまちづくりであるとか教育現場であるとか、様々な形があると思うんですね。ただ、最終的にはなりわいとしてなるのかどうかという、定住する場合にはありますけれども、もうちょっと門戸を広げていただいてお願いしたいなと思います。これは要望です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第7款商工費の148ページから157ページまでについて質疑ございませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  152ページ以降、観光協会のところ、観光協会についてお伺いをしたいと思います。   今、観光協会の事務所は商工会の中に、2階にあるわけですけれども、ちょっとそこの場所だとアピール力もないし、存在感ですね、観光協会というのはやっぱり一つの観光を推進するエンジンですから、もっと分かりやすいような場所にあってしかるべきだなと私は思っています。その中で、そういった問題点というのを意識なされているのかどうか、まずはお伺いをしたいと思います。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   観光協会の事務所につきましては、例えば市役所の商工観光課の隣にあったり、あとは赤湯駅にあったり、現在は商工会館の2階にございますけれども、私としてもどちらかというと、高橋委員と同じように、あの場所ではなくてというふうな部分の思いはあるんですけれども、観光協会のほうの希望であそこに事務所を設置した経過がございますので、現在は商工会館の2階にいるというふうな状況でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  希望と言えばそれまでなのかなとは思いますけれども、第一義的に観光協会の問題ですけれども、はたで見ていてどうもアピール力というか、お客様、観光客へも含めて、何かその観光協会というのは南陽市の一つの先ほど言ったエンジンになるところですので、そこが見えないところにあるというのはどうも情けないなというふうに私は思っておるんですが、そういった意味で、観光を推進するというふうな意味合いでもって、ひとつそういったことを考えてみるときじゃないのかなとも思っています。1つの例としては、例えばJA、農協の沖郷の支所とか、赤湯の支所とか、そういったところが今回閉じるわけですので、例えばそういうところを活用していくとか、そういったいろいろな考え、アイデアというのがあっていいのかなとは思っているんですけれども、これは私の考えですから何ともあれですけれども、どのような、そういった観光協会がそこを選んだというふうなことですけれども、もっとやっぱりふさわしい、いいところがあれば、そっちのほうが私はいいと思いますし、その辺について、市長は大局に立って見た場合にどうなのか、お考えをお伺いしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  委員おっしゃるように、また先ほど課長から答弁いたしましたとおり、もっと別の場所のほうがいいのではないかということを移転するときに申し上げたわけでありますが、観光協会さんのほうでは落ち着いて戦略を練ることもできないと、そういった当時の場所での課題があって、落ち着けるところが欲しかったと。落ち着いていろいろ考えるところが欲しかったということでありました。その気持ちも大事にしながら、ただ、観光協会という団体の使命としては、やはり見える観光協会といいますか、恐らく委員がおっしゃりたいのはそういうことではないかなというふうに思います。そういったところも今後併せてお考えいただけるようにこちらからもお話を申し上げたいと思いますし、委員からもアドバイス等いただければというふうに思います。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  分かりました。ひとつそういったことで、よりよい方向に一緒に考えていったらいいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。   引き続き、委員長よろしいでしょうか。 ○委員長  どうぞ。 ○高橋一郎委員  1つは、四季南陽の現在の状況についてお伺いをしたいと思います。   今年の秋にはリニューアルしてオープンをするというふうなことでのお話がありました。その進捗状況について、まずお伺いをしたいと思います。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   今、委員からもございましたけれども、今年の秋オープンというふうなことで、昨年の8月に、株式会社四季南陽さん側のほうで計画の一部変更というふうなことで、議員の皆様のほうにもお知らせした経過がございます。今年の秋オープンというところは変わらないと思うんですけれども、詳細な部分でまだ現段階で皆様のほうにお話ししている段階ではなくて、もう少し固まりましたら、議員の皆様、そして市民の皆様のほうにお知らせできればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  ちまたではいろいろなうわさが出ていまして、残念なことに奥山さんの交通違反のことがあったり、そうするとなかなか資金繰りが大変じゃないかとか、様々なことが言われています。ただ言われているだけですけれども。そうすると、やっぱりそういった機会を早めにつくって、きちんとやっていくよというふうなメッセージを早めに出していただきたいなというふうに思うんです。   その中で、またこれも前にもお話ししましたけれども、これは市長にお尋ねしたいんですが、最初にハイジアをやめて、それからそれを引き継いで譲渡をする際に、いわゆる温泉の施設というのは残していくんだよというふうなことの話でありました。ところが、経営的に考えると、やはりホテルでないと駄目だというふうなことが奥山さん側のほうから話が出て、それはやっぱりそうだろうというふうなことで切り替えたと思うんですが、市民に対する説明が私は全く不十分だなというふうに思います。その辺についてお伺いをしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  これも先ほどの御質問の中で、この3年間のコロナの状況というものの影響が様々な面で表れておりまして、今、主体は四季南陽さんのほうにあるわけでありますけれども、我々が伺っているところでは、当初思っていたよりも原材料等の高騰によって、一方で利回りはしっかり確保しなければいけないと。それで、世界情勢が様々動く中で、より安定的に継続して利益を上げながら、しかも市民の皆さんにも喜んでもらえるような在り方を真剣に模索されていることは、これは間違いないことであります。その模索した内容についての説明については、委員おっしゃるように、できるだけ速やかに分かりやすくお示ししてほしいなというふうに私も思っております。ですので、機会を捉えてまず議会、そしてそれから一般市民の皆さんに発信していただけるように、こちらからも要望を申し上げたいというふうに考えております。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  四季南陽さんのほうはそうだと思いますけれども、私が尋ねたいのは、先ほど市長が最初に思った思惑と違って展開しているというふうなところについての市長からの説明はどうなんですかと申し上げたんです。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  その点につきまして、四季南陽さんとよく状況を確認しながら、市民の皆さんに市長として御説明をさせていただくやり方がどういったものがふさわしいのか、どういうふうに御説明を申し上げれば、共に前に進んでいこうというふうに思っていただけるか、しっかり考えて今後対応してまいりたいと思います。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そのようにお願いをしたいと思います。   議員全員協議会の中でも私も発言していますけれども、特にサウナがなくなったというふうなことについて、いわゆる浴場というかについては湯こっとも出ましたので、まだそこは一つ、代替的なところはあるかもしれませんが、サウナに関しては全く代替がないというふうなことで、本当に何回も言って申し訳ないですけれども、要望として出ております。前回は、元湯のほうにできないかとか、あとは湯こっとにできないかとか、いろいろ話をしましたけれども、ぜひこれは要望にしたいと思いますけれども、強くサウナについてお願いしたいと。やっぱり若い人が、若い人も湯こっとは入っています。その中で、やはり露天というんですかね、奥にある半露天というんですか、何というんですか、中途半端なところがありますけれども、でもそこにやっぱり行っているんですよ。そういったちょっと違う空間を目指す、それにやっぱりサウナがあったら最高だというふうなことで言われていますので、そこについて、ちょっと要望っ申し訳ないですが、一応市長からコメントを聞きながら、お願いしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  前回もお話をいただいて、サウナ、できれば、あればいいなとは私も思うんですけれども、今、湯こっとがスタートして、おかげさまで想定以上の方に利用いただいて、かえってお客様が多数になったことに伴う想定外のトラブル等もございまして、そちらのほうに対応しているところでございます。なので、なかなかサウナをというところには至らないわけでありますけれども、どういった形でそういった市民の皆さんの御希望に沿うことができるのか、これは私は必ずしも公設ではなくて、民設民営でということもあるのかなというふうに感じておりますが、いずれにしても様々な方との連携を通じて、そういった希望がかなえられればというふうに思っております。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第8款土木費の158ページから171ページまでについて質疑ございませんか。   11番川合 猛委員。 ○川合 猛委員  162ページ、8款土木費、2項道路橋梁費の中で、市道上野新田線についてお伺いをいたします。   冬期間閉鎖中に通年通行に向け工事が始まったのですが、現在、新田側から上った左側、ブドウ園側に立派なガードレールができております。また、作業車が入れるようにガードレールがつながっておらず、間にガードのロープとかワイヤーが張られるものかと思います。また、そこから山に登った中腹、山側の部分が削られまして、数メートルの高さのコンクリートの壁ができております。また、側溝の整備もされ、すばらしい道路の片りんを見せております。始まったばかりではございますが、大変うれしく感謝を申し上げます。あと10日ほどで通行止めが解除となりますが、その後の工事は、例えば片側通行であるとか、どのように実施されるのかお伺いいたします。 ○委員長  川合建設課長。 ○建設課長  お答えいたします。   委員御指摘のとおり、今年度の工事の工期が3月24日となってございますので、3月24日前に今年度の工事の完成検査をもちまして、全面的に開放したいと考えております。来年度以降も、令和5年度と令和6年度と工事続くわけなんですが、引き続き令和5年度につきましては、同じように冬期間の通行止め期間のうちに改良工事を行いたいと思っています。そして、令和6年度の最後に道路の舗装の打ち替え工事等を行いまして、完成ということで計画しているところでございます。   以上です。 ○委員長  11番川合 猛委員。 ○川合 猛委員  ありがとうございます。   ここからが本文なんですけれども、現在、工事中の場所の反対側に駐車帯がございます。現在、プレハブの作業小屋が建っておりますが、あの場所なんですが、大変眺めのいい場所でございます。白竜湖がど真ん中に見え、鳥上坂の車と新幹線を真上から見ることができます。十分一山からの朝日とともに雲海はまさに絶景です。できれば展望台が望みなのですが、無理であれば、駐車帯として今よりも広げて整備してはいただけないでしょうか。この要望は、四季南陽の話合いの中でも出てきたと思います。十分一山の雲海も大変結構なんですけれども、数キロ山へ登らなければ見れません。あの場所は、通行中、駐車帯に車を止めれば見れるんです。あの道路は、四季南陽にとっても重要な道路になると思います。ぜひお願いをしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長  川合建設課長。 ○建設課長  ただいまの御質問にお答えいたします。   委員御指摘の展望台のところにつきましては、新たに退避所等をつくるようになれば、下のほう、ブドウ畑といいますか、そういうところになっていまして、すごい展望台にしますと張り出し型のいわゆる橋みたいな形のやつになるということで、道路の反対側、先ほど御指摘のとおり、山側を削って、道路の幅員を増やしているところはあると思うんですけれども、なかなかそこの区間にすごい展望台といいますか、車を何台も止められるようなところはちょっと難しいかなというところには感じておるところでございます。   なお、前後、まだ道路拡幅できるところがあればということで、検討はしていきたいというふうに思っております。   以上です。 ○委員長  11番川合 猛委員。 ○川合 猛委員  絶対の景色ですから、ぜひ検討をお願いしてつくっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。   終わります。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  165ページ、8款4項の都市計画費でございます。   実は、数年前まではビジネスホテル誘致計画というのがあったと思います。この予算書を見ましても、それに関する予算というのは全然ついておりません。どのようになっておるのか、市長にお伺いしたいというように思います。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   ビジネスホテルの誘致につきましては、平成31年3月議会で条例のほうを提案させていただきまして、そして施行しているわけでございます。そして、令和4年3月議会でも条例のほうを改正させていただきまして、こちらのほうからの奨励金のほうの拡充を図った経過がございます。コロナ前に、あるビジネスホテル側のほうといろいろ誘致のほうの話合いを進めていく中で、そういった要望も聞きながら、令和4年の条例改正をした経過がございます。ですが、建築費の高騰とコロナの影響等もありまして、なかなか誘致までには至っていないというふうな状況でございますが、今現在もビジネスホテルの誘致には取り組んでございますので、引き続きほかのビジネスホテルのところも含めて、活動を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○委員長  12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  条例でしっかりその対応はしていると、こういうことでございますけれども、誘致する場所ですね、一番だというふうに思います。というのは、今度赤湯の農協、沖郷の農協が閉鎖になります。そういったところで、その誘致場所としてすばらしい、いい適地が出るんじゃないかというふうに思われます。早めにそういった土地を確保しておかないと、後の祭りになってしまうという懸念がありますので、今からその辺御検討していただいて、やっぱりこのコロナが終われば、5月から2類から5類に変わるということでございますので、観光客の方もどんどん増えてくるというふうに思います。手遅れにならないように、今からぜひ取り組んでいただきたいというように思いますので、要望ですけれども、よろしくお願いします。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第9款消防費の171ページから178ページまでについて質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第10款教育費の178ページから224ページまでについて質疑ございませんか。   8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  195ページ、3項中学校費の1目学校管理費の中の鳥獣害対策業務委託料25万2,000円というふうに計上されておりますが、具体的な中身についてお伺いしたいと思います。 ○委員長  鈴木管理課長。 ○管理課長  それでは、お答え申し上げます。   こちらの鳥獣害対策業務委託料につきましては、現在、赤湯中学校の武道場のほうでハトのふん害がございまして、そちらの対策事業ということになってございます。   以上でございます。 ○委員長  8番山口正雄委員。 ○山口正雄委員  私は先頃、宮内でイノシシ被害があったということで、それなのかなというふうな思いでお聞きしたんですが、そういうことでないということで分かりました。ありがとうございました。分かりました。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  222ページ、10款教育費の7項学校給食費に関してですが、このたび学校給食物価高騰対策事業ということで、負担金も予算されておりますが、県のほうで米粉の消費拡大ということをうたっておりますが、学校給食のほうで米粉の利用というのは今どの程度やっていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。 ○委員長  鈴木管理課長。 ○管理課長  ちょっと細かい数値については把握はしてございませんけれども、基本的に学校給食のパン、週1回出るパンについて、その中で米粉のほうを利用しているというふうに把握はしてございます。   以上でございます。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  県のほうで本当に消費拡大、まず小麦粉の値段がかなり上がってくるということで、これからも上がるということがもう予想されております。そういうことを考えて、物価高騰の補助金というか、それも予算化されていると思うんですが、県ではやっぱり米粉の消費拡大に一生懸命取り組んでいるということで、学校給食における米粉食品の提供を支援するということをきちんとうたっております。こういうことを県のほうで取り組んでいらっしゃるとすれば、やっぱり消費の拡大ということで米粉を大いに利用するべきだなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長  島貫農林課長。 ○農林課長  それでは、お答えいたします。   米粉の関係ですので、米の関連ということで私のほうからお話をさせていただきます。   今、委員のほうから御説明ありました県の補助ということで、農林課を通じまして、県学校給食地産地消推進事業費ということで学校のほうに支援をさせていただいております。内容につきましては、小学校が1食6.5円、中学校が1食7.5円ということで、米粉の利用について支援をさせていただきながら、米粉の利用拡大のほうの施策として打たせていただいているという状況でございます。   以上です。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  まあそのような状況で補助いただいておるということなんですが、やはり今、パンだけ米粉のパンを使っているということなんですが、やっぱり県としてはいろいろな料理のレシピも提供しながら拡大を図っているということですので、小学校、中学校の給食にもっと米粉を利用すべきと思っております。その辺、今後の考えはどうでしょうか。 ○委員長  鈴木管理課長。 ○管理課長  それでは、お答え申し上げます。   学校給食につきましては、学校給食栄養摂取基準というものがございまして、その基準に基づいて献立というものを立てなければならないということになっておりますので、その中に米粉を重点的に組み込むことができるのかどうかということについては、献立を検討する中で、取り入れることができるかどうかについてもちょっと研究をしてまいりたいというふうに考えております。   以上でございます。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  県のほうでは、米粉の魅力として、いろいろな機能がある、食物繊維からビタミン類、抗酸化物質や血糖上昇を抑制するGABAなど、豊富で高い機能性を持ってるとかって、そういうこともやっぱり県民に訴えております。そういう観点から、ぜひいろいろなところで利用できるところもあると思います。栄養価もやはり高いと思いますので、その辺のところをやっぱり管理課としては一生懸命勉強してというか、工夫して取り入れていただければ、やっぱり地産地消の意味でも非常に効果大だと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思いますが、市長はどうお考えでしょうか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  米粉の利用拡大については、小麦が高騰する中で大変重要なことだなというふうに思っております。ただ、先ほど管理課長から答弁いたしましたとおり、基準、米粉に含まれる栄養だけがどんどん増えても、ほかの栄養素が減るということになってしまいますので、基準を満たす中で最適なやり方を研究していただければと考えております。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  その辺のところは、しっかりと栄養士さんとも相談していただいて、進めていただきたいと思いますので、要望といたします。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  181ページですかね、教育総務費、教育振興に関わることで全般的にお伺いをしたいと思います。   まず、デジタル教育、デジタル教科書、いわゆるそういった形になっていくわけですが、その中でここ最近、ChatGPTというものができました。これは、御存じのとおり生成AIといいまして、この生成AIの衝撃ですね、まさしく私も衝撃を受けていますが、実際私も使ってみました。びっくりしました、正直。それが、今回教育の関係でお伺いしますけれども、当然企画立案の行政分野でもすばらしい力を発揮するのかなと思ってまあびっくりしています。   それで、何を聞きたいかというと、いわゆる子供たちは考える力というのが必要になってきます。その考える力を求めるために学校教育、家庭教育、社会教育があるわけですけれども、このChatGPTの活用が、例えば読書感想文、例えば「走れメロス」についてとか入れたら、ばーっと出てくるんですよ。その読書感想文、何々について読書感想って言ったら、瞬時にして日本語で出てきます。そういうふうなものがあって、それは活用の仕方としては大変すばらしいと思いますし、いいんですけれども、その学校教育の現場でどのようにしていくのか。   アメリカでは、ある州ではそれを使わないというふうに決めているようです。まだまだでき始めですので、これはまだ対策も取っていないとは思いますけれども、そういったこともあり得るなと。特に例えば家庭の中で、いろいろな宿題を出しました、夏休みの宿題を出しました。そういったときに、こういったものについてどうだというふうなことで、例えばカブトムシの研究とかといって、それがざーっと出てきますよ。そういったものを参考に取り上げると、考える力がなくなってくる。その問題というのは結構喫緊の課題になるのではないかと思って、今質問させてもらいました。   まず最初に、そのChatGPTについての現状把握、それからその教育現場におけるいい影響、悪い影響、それについてお伺いをしたいと思います。 ○委員長  佐野学校教育課長。 ○学校教育課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   ChatGPTに関しては、まだまだ研究も実践も進んでいないというような現状がございます。本市においても1人1台タブレットが導入されて、やっと軌道に乗ってきたというような状況でございます。   デジタル機器の活用につきましては、あくまでツールとしての活用ということで、個別最適化とよく言われますけれども、子供たちに合った学びを提供する、使うのは人であって、機械に動かされるというような感じにはならないような、主体的な学びとしての位置づけを考えているところでございます。   子供たちのよりよい学びのために有効な手段等であれば、それは積極的に活用していきたいというふうには考えますけれども、今後研究を進めてまいりたいというふうに考えています。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  今日のこの段階では、そのようなことだと思うんですね。やはりツールとしての活用は、これはいいでしょうと。私たちがいわゆるパソコンを使う、スマホを使う、そういったものは大変便利だから使いますけれども、ただ教育的にどうなのかなということを、原点に返った場合、やっぱりそこにたどり着くというふうに思いますので、ぜひそういった視点で、またいろいろな情報を入れながら研究をしていただきたいなというふうに思います。   ちなみに、そのChatGPT、私、いろいろな検索をしてみました。例えば、低金利政策と国債大量発行はハイパーインフレは起こさないだろうかと質問したら、そうしたら10行くらいずらっと出ました。これにはびっくりしましたね。まあちょっと今披露しませんけれども、そのような的確なことをを言う反面、例えばローカルなことは分かりません。南陽市の駅前のうまい場所を教えてといっても分かりません。でも、何というんですかね、世界共通的なことについては物すごく正しく出してくるというふうなことで、これはもうまいったなと。例えば、作詞の部分で言うと、星と海と恋人の詩をつくってと言ったら、ずらずらと瞬間的に出てきました。そして、続きはと言ったら、また出てきました。そのようなことで、これから例えばいろいろな意味で、これはいわゆる職業もそういったものも大変になってくるんじゃないかななんていうこともありますので、その辺も今、ちょっとすみません、時間いただきまして御披露させてもらいました。   いずれにせよ、そういうふうなことで革新的なものが今ありますので、ぜひそのようなことの利活用について、長所短所も含めてお互いに勉強していきたいもんだなと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  220ページ、6項保健体育費ということで、県縦断駅伝競走大会の負担金ということで5,000円あるわけですけれども、南陽・東置賜チーム、南陽、川西、高畠ですけれども、いろいろ経費はかかると思いますけれども、この経費というのはどこに計上になっているんでしょうか、お伺いしたいと思います。 ○委員長  山口社会教育課長。 ○社会教育課長  お答え申し上げます。   この5,000円の会費というものは、負担金については、あくまでも大会運営、山形新聞が主催しておりますけれども、大会運営について支出しているものでございまして、別に駅伝の実行委員会のほうについては、私どものほうで市町村負担をお支払いしています。 ○委員長  12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  そうすると、どこの項目にあるのかちょっとそこを見つけられなかったので、教えてもらいたいというふうに思います。 ○委員長  山口社会教育課長。 ○社会教育課長  すみません、ただいま資料をちょっと探したいと思いますので、後ほど御回答申し上げますが、予算化されております。申し訳ございません。 ○委員長  12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  私が聞きたいというのは、この予算というか、そういうことでなくて、東置賜チーム、県縦断駅伝では10連覇したわけでございますけれども、男子は駅伝チームが10連覇、あと女子も、まあ昨年はあまり成績はよくなかったんですけれども、以前には優勝もしたことがございます。そして、また南陽市にはNDソフトに陸上部がありまして、全国の実業団駅伝の予選会に出場しております。   そういった中で、周りを見てみますと、川西にも400メートルのコースの陸上競技場があります。あと、高畠には新しくできた高畠中学校に400メートルのグラウンドがございます。そういったことで、南陽市にはそういったすばらしいチームがありながら、400メートルのコースのグラウンドがないということで、非常に私も残念に思っております。   そこで、今後このグラウンドについてどのようにお考えなのか、市長のお考えをお聞きかせいただきたい。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  単独でグラウンドを整備するというのは、なかなか難しいかなというふうに思っています。現在のスポーツ協会、以前体育協会だった際に、グランドデザインの御提案もいただきましたが、その施設について、御提案のとおりに整備することは困難かなというふうに思っています。というのは、人口減少に伴って、行政改革というのは避けられないと。なので、できるだけいろいろな機能を併せ持った形で、必要な公共施設は今後整備していかなければいけない。その中で有力な考えとしては、やはり来年度設置というか、私から教育委員会に諮問申し上げました学校施設の今後の適正規模・適正配置の在り方なども参考にしながら、学校の整備の中でグラウンドについては考えていくのが最も現在は有力かなというふうに考えております。 ○委員長  12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  市長から、今後の学校の統合も含めた、そういった施設の整備も考えていくというお話でございました。ぜひ前向きに進めてもらいたいというふうに思います。 ○委員長  休憩の時間になっていますけれども、今日の予算委員会の日程の都合により、3時半で今日は終了します。したがって、このまま継続して3時半まで質疑を行いますので、御協力をお願いいたします。   教育費についてほかにございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第11款災害復旧費から第14款予備費までの224ページから228ページまでについて質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、その他附属資料の229ページから244ページまでについて質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第6号 令和5年度南陽市一般会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  異議なしと認めます。   よって、議第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第7号 令和5年度南陽市国民健康保険特別会計予算 ○委員長  次に、特別会計の予算の審査に入ります。   議第7号 令和5年度南陽市国民健康保険特別会計予算について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年3月定例会 予算に関する説明書により 議第7号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般、その他附属資料254ページから288ページまでについて質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第7号 令和5年度南陽市国民健康保険特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第7号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第8号 令和5年度南陽市財産区特別会計予算 ○委員長  次に、議第8号 令和5年度南陽市財産区特別会計予算について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年3月定例会 予算に関する説明書により 議第8号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般及びその他附属資料298ページから330ページまでについて質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第8号 令和5年度南陽市財産区特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第8号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第9号 令和5年度南陽市育英事業特別会計予算 ○委員長  次に、議第9号 令和5年度南陽市育英事業特別会計予算について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年3月定例会 予算に関する説明書により 議第9号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般及びその他附属資料338ページから342ページまでについて質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第9号 令和5年度南陽市育英事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第9号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第10号 令和5年度南陽市介護保険特別会計予算 ○委員長  次に、議第10号 令和5年度南陽市介護保険特別会計予算について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年3月定例会 予算に関する説明書により 議第10号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般及びその他附属資料352ページから383ページまでについて質疑ございませんか。   12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  374ページ、基金積立金ですけれども、令和3年の運用益の積立金が1億3,398万698円あったわけですけれども、まだ令和4年の決算は出ておりませんけれども、令和3年のこの運用益と比べて、令和4年、これよりも上がるのか下がるのか、その辺、見通し、お願いしたいと思います。 ○委員長  尾形福祉課長。 ○福祉課長  それでは、お答えいたします。   まだ4年度のほうの決算が出ておりませんので、この場でちょっとはっきりと申し上げられる数字はございません。 ○委員長  12番髙橋 弘委員。 ○髙橋 弘委員  おおよそでいいんですけれども、上がるか下がるかくらいは分かりませんか。 ○委員長  尾形福祉課長。 ○福祉課長  それでは、お答えいたします。   基金の取り崩しをして補填しなければならないというような結果にはならないと思いますけれども、金額的にはちょっと決算前ということで分かりかねます。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (発言する声なし) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第10号 令和5年度南陽市介護保険特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第10号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第11号 令和5年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算 ○委員長  次に、議第11号 令和5年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年3月定例会 予算に関する説明書により 議第11号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般及びその他附属資料392ページから399ページまでについて質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第11号 令和5年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第11号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ─────────────────── 散      会 ○委員長  先ほど申し上げましたとおり、3時半で本日の予算委員会は予定されておりましたので、ここで本日の分については終結いたします。   なお、残りにつきましては、予定のとおり、明日の10時から予算委員会を決行いたしますので、御参集のほどをお願いをいたします。   以上で終わります。   御起立願います。   御苦労さまでした。 午後 3時30分  散  会