令和5年6月16日(金)午前10時15分開会 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 殿岡 和郎 委員長  島津 善衞門 副委員長 出 欠 席 委 員 氏 名 ◎出席委員(16名)  1番 伊藤 英司  委員   2番 佐藤 憲一  委員  3番 山口 裕昭  委員   4番 島津 善衞門 委員  5番 髙岡 亮一  委員   6番 高橋 一郎  委員  8番 山口 正雄  委員   9番 片平 志朗  委員 10番 梅川 信治  委員  11番 川合  猛  委員 12番 髙橋  弘  委員  13番 板垣 致江子 委員 14番 髙橋  篤  委員  15番 遠藤 榮吉  委員 16番 佐藤  明  委員  17番 殿岡 和郎  委員 ◎欠席委員(0名) ────────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 白岩 孝夫  市長          大沼 豊広  副市長 穀野 純子  総務課長        嶋貫 憲仁  みらい戦略課長 佐野  毅  情報デジタル推進主幹  髙橋 直昭  財政課長 板垣 幸広  税務課長        髙野 祐次  総合防災課長 竹田 啓子  市民課長        尾形 久代  福祉課長 大沼 清隆  すこやか子育て課長   嶋貫 幹子  ワクチン接種対策主幹(兼)観光振興主幹 寒河江 英明 農林課長        長沢 俊博  商工観光課長 川合 俊一  建設課長        佐藤 和宏  上下水道課長 髙橋 宏治  会計管理者       長濱 洋美  教育長 鈴木 博明  管理課長        佐野 浩士  学校教育課長 山口 広昭  社会教育課長      土屋 雄治  選挙管理委員会事務局長 山内 美穂  農業委員会事務局長 ───────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 安部 真由美 事務局長  太田  徹  局長補佐 小阪 郁子  庶務係長  丸川 勝久  書記 ─────────────────── 本日の会議に付した事件  議第29号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第3号) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開      会 ○委員長(殿岡和郎委員)  恐縮ですが、御起立願います。   朝の御挨拶をしたいと思います。   おはようございます。   御着席ください。   これより予算特別委員会を開会いたします。   ただいま出席されている委員は16名全員であります。   なお、当局より説明員、矢澤文明監査委員事務局長が都合により欠席の旨通知がありましたので、御報告いたします。   これより予算の審査に入ります。   本委員会に付託されました案件は、令和5年度補正予算1件であります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第29号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第3号) ○委員長  議第29号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋直昭財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年6月定例会 予算に関する説明書により 議第29号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。   質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。   これより質疑に入ります。   補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。   最初に、歳入全般、8ページから10ページまでについて質疑ございませんか。   16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  歳入全体について、市長にお尋ねいたします。   3月の末でしたか、閣議決定された予備費ですね、これ1兆2,000億円ほどあるわけですけれども、これは都道府県あるいは各自治体の配分をしたと。1兆2,000億円のうち7,000億円を重点交付金ということで配分されました。そして、もう一点は、重点交付金の低所得者に対する交付金ということで、これ5,000億円ですね。合わせて1兆2,000億円と、こういう配分でありますが、この配分の中で各自治体それぞれ実施計画を提出して、5月末まで提出すると、こういう運びになっているんですが、南陽市としてどのようなメニューで提出されたのか、まず最初にお聞きをしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  お答え申し上げます。   今回の国の予備費を使った臨時交付金の使途につきましては、今後2回目の調査に提出する予定になっております。   しかしながら、できるだけ早く対策が必要だということで、今回の臨時交付金を使った様々な対策については、今議会の最終日に、今県で行おうとしている対策の状況なども注視しながら検討しているところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  今のお話ですと、2回目で提出すると。これ2回目の提出期間というのは、いつ出したんですか。それとも、それぞれメニューが生活者支援と、それからもう一点は事業者支援と、こう2つに分かれているわけですね。そして、7,000億円のうち都道府県がそれぞれ幾らと、あるいは各市町村が幾らと、こういうふうな仕分けされておりますが、南陽市の配分としてどの程度来るのか、その辺分かりましたら報告いただきたい。 ○委員長  髙橋財政課長。 ○財政課長  お答え申し上げます。   まず、スケジュールの関係でございますが、2回目の実施計画の受付が国のほうでは10月2日締切りとなっておりますので、県のほうで締切りは恐らく9月半ばぐらいになるかなと思ってございます。   また、このたびの重点交付金の配分額でございますが、令和4年度からの繰越しの分も含めまして、現在南陽市として活用できる金額は1億3,918万3,000円となってございます。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  その臨時交付金ですけれども、南陽では今課長おっしゃった約1億4,000万円ぐらいかな、こういうふうなお話ですけれども、この約1億4,000万円をどこにどのように使うのか。さっき市長は、この6月定例会の最終日に提案をしたいと、こういうお話ですが、これ間に合うのかどうか非常に心配しているわけですけれども、その辺どうでしょうかね。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  6月議会の最終日には間に合わせます。大丈夫です。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  南陽市の約1億4,000万円ですね、使い道ですね。どこにどうやるとか、こうやるというのは、そのメニューというのは決まっているのかどうか。   それと同時に、各自治体に配分されたこの1億4,000万円ですね、南陽の分は。県はこの7,000億円のうち約55億円と言われております。そして、市町村分は約38億円と、こう言われておりますが、南陽市の配分率というのは非常に少ないような気がするんですが、その配分のやり方等については、人口とか様々な規模によって違うでしょうけれども、何か今回は私は少ないような気がするんですが、その辺どうでしょうかね。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  まず、予算の中身の件でございますけれども、今検討中ではございますが、その検討中の案で申し上げますと、一般市民の皆さんへの光熱費や物価高騰、食料品高騰に対する支援。そして特に燃料関係、燃料を多く使われる業種に対する支援。それから食料品の高騰の影響を受ける様々な施設への支援といったところを考えておりますが、なお、県の動向を注視しながら検討を進めてまいります。 ○委員長  髙橋直昭財政課長。 ○財政課長  配分率につきましてでございますが、委員おっしゃったとおりに、人口規模であったり産業構造であったり、そういった統計数値から導き出された数値でございますので、少ないか多いかと言われると、全市町村同じような算定基礎を持って算定されているというふうに考えているところでございます。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  さっき市長がいろいろ中身についておっしゃったわけですけれども、推奨事業メニューですね、さっき私申し上げましたが、生活者支援と、もう一点は事業者支援というふうなことになるわけですが、これかなり幅広い支援策が網羅されているわけですね、基準として。あるいは各自治体の裁量で特にこういうふうに使うと、こういうこともできると、こういうふうに聞いておるんですが、新たな施策として南陽市として新メニューというのは考えているのかどうなのか、その辺どうでしょうか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  新たな施策としてというところがちょっと分からないんですけれども、基本的に今回の交付金を活用した補正予算は、電気・ガス・食料品物価高騰、そうしたところで市民生活とそれから事業者、特にやはり高齢者の皆さんとかあるいは子どもに係るところとか、そういった大変なところへの支援というものを重点に考えております。 ○委員長  ほかに歳入についてありませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、歳出全般及びその他附属資料、11ページから17ページまでについて質疑ございませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  11ページの地域交通総合対策事業費のことでお伺いをしたいと思います。   これについては、測量設計委託料というふうなことで400万円の計上なわけですけれども、私この駅のサーマルプラザというか、そこを改修、いい方向にというか、より人が交流あるいは利用できやすいようなものにしていくというふうな発想だと思うので、それに期待をしたいというふうに思っています。この設計に当たりコンセプトとして掲げているのは何なのか、お伺いしたいと思います。 ○委員長  嶋貫みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  ただいまの委員の御質問にお答えを申し上げます。   このたびの事業につきましては、新たに山形県が県内の鉄道沿線の活性化を図るために助成金を創設して、その助成金を活用して行うものでございます。   このたび県の支援もいただきながら、今回事業を御提案申し上げさせていただいているのは、駅を中心としたまちづくりの推進というふうなことでございますので、駅及び駅周辺施設を活用した駅周辺のにぎわいの創出、あるいは駅からの収入、駅へのアクセスの改善に資する施設整備ということで、こちらを大きなコンセプトにして考えていきたいと考えております。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  よく具体的なこと分からないんですが、駅に限った場合、この設計に関しては、当然設計をするということは、その成果品としていただいたものを中心に、今度はハード面で来年度の予算に反映していくというふうになるのかなというふうに思っているんですけれども。   そこでお伺いしたいのは、当然ベースにある、例えば赤湯駅の利用者についての例えばデータでありますとか、例えば通学に毎日どのぐらい、あるいは通学以外にどのぐらい、大ざっぱにですね、そういうふうなものは調査なっているのか。あるいはなってないとすれば、今回の設計のほうにも入っていくのか。要するに利用者数がどうなのかということをベースにしないと分からないのかなということが第1点。   それから、いわゆる左側のほうのサーマルプラザというか、そういうふうなところについて改築をしていくというふうなことであれば、今現在、前に観光協会があったところについてはデッドスペースになっているわけですけれども、そういったものも例えばオープンにしていくというふうな、そういった見込みでいるのかどうかですね。非常に今現在の利用については、何か左から入って右に出てくるとか、真ん中の活用が出入口がないものですから非常に入りにくいなというふうなところがあるんですね、観光客が利用するには。そんなこともありまして、その辺についても見直ししていくというふうな観点があるのかどうか。   先ほどのみらい戦略課長の説明ですと、そこの駅を中心にしたにぎわいをつくっていくというコンセプトだと、そこを一つの拠点にしていくというふうな話だったようですけれども、その前に駅自身の駅の中身の問題はどういうふうになるのかなというふうに思ったものですから、その2点ですね、お伺いしたいと思います。 ○委員長  嶋貫みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  委員の御質問にお答え申し上げます。   まず、前段の利用者数でございます。こちらから申し上げます。   こちらは、JR東日本が各駅の乗車人数ということで2021年度の利用者数を公表しておるデータを参考にさせていただきますが、JR赤湯駅につきまして、定期利用が674人、1日です。定期外利用が1日244人。これにフラワー長井線の利用が東側からの部分もあるものと想定されますので、フラワー長井線の利用を、こちら山形鉄道株式会社からの資料をいただいて、1日当たり132人。合計で赤湯駅の利用者数は推計で1日当たり1,050人ほどの利用があるなというふうに思っております。   その中でも定期利用がかなり、674人、700人弱を占めているということで、今現在、赤湯駅の現状の課題といたしましては、出張者のビジネススペースがないというようなこともございますが、中学生、高校生が集まって学べる場所がない、あるいは物販の部分が、夜とかちょっと開いてない、あるいはお茶を飲めるスペースがないというふうなお声もいただいております。でございますので、その辺の課題を、これからの設計を行う際に、こちらのコンセプトとしてお示しをさせていただいて、サーマルプラザを中心にしたリニューアルを図ってまいりたいというふうに考えております。   以上でございます。   観光協会の部分につきましては、こちらは事前にこのたび、みらい戦略課でこういうふうなことでこの機能強化を図っていきたいというふうなことでお話をさせていただいております。   具体的にどういうふうにしたいというふうなことはまだございませんので、ただ、この駅がにぎわいをつくって、さらに人が集まるというふうな部分については、大変いいことだということで御理解をいただいているところでございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  私の説明が不足しているのかですけれども、観光協会についてのいわゆる問いかけはしたというふうなことは分かりました。でなくて、観光協会があった真ん中の部分というのは、そのままデッドスペースになっていると私は思っているんですけれども、そこを活用したオープン的な考え方をしていくのかというようなことをお聞きしたかったんです。   市長ですね、今までの話、やり取りを聞いて、サーマルプラザの本当の改修に向けていいチャンスだと思っていますので、何か市長としてアイデアを考えているものがあれば、お伺いしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  真ん中のところといいますと、観光協会の事務局が入っているところですよね。そこも課題だなというふうに思っていまして。ただ、真ん中のところに空調設備が入っているということもあって、どうするかというのは、具体的にはこれから考えていくんですけれども、多分これは委員も同じだと思いますが、とにかく有効活用するんだと。何があるからどうこうということよりも、ゼロベースであそこの左側の市が管理しているところを有効に活用して、利用者の皆さんの憩いの場に、にぎわいの場になるようにしていくということで考えてまいりたいと思います。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  はい、分かりました。   構造的なことに関しては、これ分からないんですけれども、ぜひ今市長がおっしゃったような形で、いわゆる入札に当たってこんなことをぜひオープンで考えてもらいたいみたいな形で条件として出していただければよろしいのかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。   次、要望になるんですけれども、申すまでもなく、駅については南陽市の玄関になります。それは東口も西口も同じですけれども。その場合に、特に正面の東口に関して言えば、以前、例えば窓ガラスであるとか、その汚れであるとか、ツバメの巣があってふんがどうのこうのとかとありました。それ市民の方からいろいろと私宛てに来て、さっそくそれはしっかりと対応していただきましたけれども、定期的にやはりそういったものについては目を凝らしていって、点検していくというふうなことで行っているとは思うんですけれども、なお、そこについてもお伺いをしたいと思います。 ○委員長  要望でしょう。 ○高橋一郎委員  要望なんですけれども、一端お聞きしたいと思います。すみません。 ○委員長  意見を聞きたいのね。 ○高橋一郎委員  そうです。お願いします。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   以前から赤湯駅の窓ガラス、さらには鳥のふん等の問題もございまして、我々としては定期的に業者を頼んで窓ガラスの清掃を実施しているところでございます。あと、市だけでなくてJRのほうとも今度協議しながら、負担等についても話し合っているところでございます。   あと、我々ができることも、窓ガラス高いんですけれども、結構高窓清掃用の器具なども昨年度購入いたしまして、観光協会の職員または市の職員での対応もしっかりして、本当に委員からございましたとおり市の玄関でございますので、今後もしっかりと管理していきたいと考えてございます。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  12ページの保健衛生費、その予防費についてお尋ねします。   9番と10番の説明の中に個別接種促進協力金1,300万円、ワクチン接種委託料6,297万7,000円、これあるんですけれども、この内容について、できるだけ詳しく御説明お願いします。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹(兼)観光振興主幹  それでは、ただいまの御質問のほうにお答えさせていただきたいと思います。   まず、先に個別接種促進協力金でございますけれども、こちらにつきましては、昨年まで県のほうが交付をしていたものが、今年度から市のほうから交付するというふうに変更されたものでございまして、規定の回数を超える接種をしていただいた診療所に対して交付する金額となってございます。   次にありましたワクチン接種委託料でございますけれども、こちらについてはワクチンを接種した1回当たり2,277円という金額を医療機関等にお支払いするものでございます。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  診療所へのこれ単価、どのぐらいになっているか、それから、ワクチン接種委託料、これ今、1,700何とおっしゃった、それの人数、何人になっていますか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹(兼)観光振興主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   個別接種促進協力金につきましては、1件2,000円ということで協力金を支払うものになっておりまして、1週間当たり100件の接種を4週間連続して行った診療所のほうに、1件当たり2,000円の協力金を支払うものでございます。   ワクチン接種委託料のほうでございますけれども、接種費用のほうが2,277円となっておりまして、1回当たり、それに人数ですけれども、2回目接種を終わった方が全部該当に今回秋接種のほうはなるというふうに現在国のほうで言っておりますので、その方と今回の春接種の残りの方というのも若干いらっしゃるということを想定して、約3万人の方を想定した人数になってございます。   そのほか、細かいことを申し上げますと、6歳未満の加算ですとか時間外接種の加算とか休日の加算とかがございまして、この金額というふうになってございます。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  5月の末に財務大臣の諮問機関の財政制度等審議会が財務大臣のほうに意見書を出したと。その意見書の中に、接種を担った医師の時給が、最初は3,404円、平均で1万8,884円で、ところが最大で18万円にもなっていたというふうなことがこの間報道になっていたんですけれども、ここの場合は、その金額が2,277円と見ていいわけですか。その金額とは違う。そこ説明、ちょっとお願いします。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹(兼)観光振興主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   今委員がおっしゃった時給というのは、恐らく集団接種とかに来ていただいた医師に支払う時給というような単価なのかなというふうに思っておるところです。その単価につきましては、やはり一律なものでないということもありまして、国の中でも高いところもありましたし、やはり医師が集まらないというふうになっていったときに、どんどんやっぱりその単価が上がっていったりというような状況はございまして、そちらの単価になっておりますので。   先ほど申し上げました2,277円というのは、各医療機関とかで接種した場合の接種費用というふうにして支払っているものになってございます。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  2,277円というのは、これは国で一律に決まっていると考えていいわけですね。はい、分かりました。   市の場合の集団接種の場合の時給というのは、この金額はこれまでの例でどのぐらいの金額だったですか、南陽市の場合、時給。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹(兼)観光振興主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   南陽市の場合の集団接種の場合は、医師の場合は時給というような支払い方はしておりませんで、1クールということで午前だったり午後だったりというようなことで設定をさせていただいておりまして、その1クール当たりというようなことでの支払いを行っております。   以上でございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  1クール当たりの金額は分かりますか。 ○委員長  嶋貫ワクチン接種対策主幹。 ○ワクチン接種対策主幹(兼)観光振興主幹  1クール当たり4万円となっております。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  今回9,400万円の補正で、この間の一般質問でのお答え聞きますと、令和2年から4年までで4億何がしか、合わせてちょうど5億になる計算なんですけれども。あと、当初2回で済むはずだったワクチンが、ブースター、3回、4回、5回、さらには6回というような、ちょっと最初には考えもつかなかったような回数になっているわけです。   市長に以前それについてお尋ねしたときに、インフルエンザの場合は毎年しなければならないというような答弁をお聞きしたことがあるんですけれども、最初のつもりと今の現状について、市長はどのようにお考えですか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  以前申し上げましたように、1回打って済む種類の風疹などの予防接種、それから、何回も打たなければいけない、終生の免疫がつかない種類の感染症に対するワクチン、それぞれ違いますので、この新型コロナウイルスに対する開発されたワクチンが、終生免疫がつくものであれば1回でよかったわけでありますけれども、なかなか1回で済むというようなうまい話にはならないだろうなというふうに思っておりました。という意味で、インフルエンザのように毎年1回あるいは1年に数回の接種が必要なのかなというふうに思っておりまして、現状そのとおりになっているなというふうに感じております。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  市長のお考えでは、当初思っていたとおりというふうな、そういうふうな理解ですか。   私は、もう本当に議会のたびにワクチンの問題言ってきて、もうそろそろ目覚めてほしいなと思っているんですけれども、依然として現状を追認というふうな形でずるずるずるずるといって、さらに今回また9,400万円からの補正、これは国から来るお金だと言ってしまえば、それで何か市は全然傷んでいないというような、そんなふうなあれで、しようがないかみたいなのでずるずるずるずる流されて、さらにこれから3万回も接種の予定。いつまでこうやってするつもりなのか。結局は潤っていくのは1件当たり2,277円もらう医療機関、それから製薬会社、そういったふうな構造がもう明らかに見えてきているわけです。   この間12日に衆議院の決算行政監視委員会で原口一博議員、原口議員自身ががんになって、頭、私の頭のようになって、そして、それでもこの頃髪生えてきたというようなことで、ああいいなと思って見ているんですけれども、その原口一博議員がパネルで名古屋大学の小島勢二教授の調べたデータを披露しておられました。それ、私もえっと思って、これスクリーンショットで撮って読み取ってみたら、インフルエンザワクチンとそれからコロナワクチンの比較だったんです。   インフルエンザワクチン、2015年から2020年までの5年間の間2億6,248万回やって、この間に起こった副反応が1,967回、死亡報告が35回ということです。一方のコロナワクチン、これは2021年から2022年までの16か月、これが2億8,274万回、これインフルエンザとコロナと同じように比べるために回数を、片方はインフルエンザのほうは5年間分、それからコロナワクチンのほうは16か月分というようなことで見たようなんですけれども、それによると、副反応が3万4,120回、17倍です、実に、インフルエンザワクチンの17倍の副反応、これ報告があるだけですよ。公式に厚労省のほうに医療機関からあった報告が3万4,120回。死亡報告はというと、この間16か月の間の死亡報告が1,761回、実に50倍なんです。インフルエンザのワクチンとコロナのワクチン比べると、こういう実態になっているわけ。   これ、もっと深刻に受け止める必要がある。私から言わせれば、もうそろそろ目を覚ましてほしい。   そもそもワクチンという考え方そのものが、この間HPVの問題で一般質問で言いましたけれども、ワクチンの考え方そのものがおかしいんでないの。やっぱりこれ、そもそもの出発点においてやっぱり議論があったそうです。どういう議論があったかというと、ワクチンの考え方というのは病原菌、何かウイルス、そういったものがあるがゆえに病気が発症する。それはパスツールが発見したということで、顕微鏡の世界で発見して、それと同時に議論になったんです。どういう議論があったかと、人間には...... ○委員長  髙岡委員、一般質問でも十分議論なさったようですし、今日は予算委員会でありますので、同じようなことを繰り返さないで。予算に関する。 ○髙岡亮一委員  違うこと言っている。この間、聞いてもらえば、ちゃんと違うこと言っている。言い足りないから言っているんだから。   はい、分かりました。委員長の意を酌み取りまして...... ○委員長  市長に何を聞きたいのか言ってください。 ○髙岡亮一委員  分かりました。   そろそろ目を覚ましてほしいというので、私は何をここで言おうとしているかというと、そういった実態を市民にしっかり知らせる必要があるんではないかということを私は市長にお願いしたいんですけれども、市長、いかがでしょうか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  必要な情報については、市としても市民の皆様に情報提供してまいりたいと思いますし、国や県に対してもそういった情報発信の重要性を市としても訴えて、必要な対応をしてまいりたいと、こういうことはこれまでも直接大臣にオンラインではありましたが申し上げてまいりました。今後ともそうしてまいりたいと思っております。 ○委員長  髙岡委員、まだまだ議論がありますか。   5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  3万回というふうな予定で今回この予算を組んでおられるようですけれども、3万回を、これ国のお金だから3万回でも何万回でもいいんだというのでなくて、やっぱりこういった副反応の実態があるんだというふうなこと、そういったことを市民にしっかり知らせた上で、今後のワクチン行政というかワクチン接種について取り組んでいただけますか。 ○委員長  要望ですか、意見聞きたいんですか。 ○髙岡亮一委員  意見を聞きたい。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  必要な情報発信については、これまでも行ってまいりましたが、今後とも市としても行ってまいりますし、県や国に対しても、直接大臣にも申し上げてまいりましたが、今後もそのように取り扱ってまいりたいと考えております。 ○委員長  まだ足りないんですか。 ○髙岡亮一委員  私の意見をしっかり聞いていただきましたということで、そう私なりに了解しましたので、よろしくお願いします。   以上です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  15ページの10款教育費、体育施設費のところで、先日一般質問で花公園のトイレの洋式化をお願いしたんですが、そのとき最後に市長が、はい、やりますという大変いいお返事いただきました。やはり私、菊まつり会場でもあるしということもお話ししたんですが、マラソン大会もあって多くの方がいらっしゃる、そして菊まつりもある、そういうことで、できればその辺ぐらいまでには洋式化お願いしたいと思うんですが、市長のお考えの中ではどのような感じでしょうか。 ○委員長  ただいま質疑中ですけれども、答弁についてはゆっくりと休憩後にお聞きをするということで、暫時休憩といたします。   再開は11時15分といたします。 午前11時01分  休  憩 ─────────────────── 午前11時15分  再  開 ○委員長  再開いたします。   当局の答弁をお願いします。   白岩市長。 ○市長  さわやかワインマラソン、あるいは菊まつりまでにできるだけということでございますが、例えば9月補正ですとちょっとそれには間に合いませんので、ちょっとどういったことで、どういったやり方で早めにできるかというのは、今後ちょっと内部で検討させていただきたいと思います。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  いろいろ大変なところもあるとは思いますが、ぜひ多くの方が出入りする前にぜひお願いしたいと思います。要望とさせていただきます。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  14ページの中学校部活動の地域移行準備事業費に関してお伺いをしたいと思います。これは教育長になるんですかね。   いわゆる国の実施事業の採択になったというふうなことでこの予算が上程になったわけですけれども、具体的にどのようなことでやっていくのかというのを、第1点お聞きしたい。   それから、この指定になった、実施事業の採択になったというのは、県内で何か所ぐらいあるのか。   第3点目は、地域移行に関しては、現場に入りながら実際に今模索しているというふうなところなわけですけれども、いわゆる土日の地域移行から進んで、いわゆる平日も含めたものになっていくんじゃないかなというふうには思っているところです。   そういうふうな中で、というのは中学校の部活動、全員部活動制ではなくてそもそも任意なんですけれども、はっきりといわゆる学校の生徒にもしっかりと任意ですよというふうなアナウンスをして、そこで決めていくというふうなスタイルに変わってまいりましたので、今年度はそんなに部活動に入らないというようなことはなかったとは聞いていますが、それがどういうふうになるかも分からない。ただ、具体的に部活動に入らないという子も出てくるかもしれない。   そういった場合に地域移行して受け皿がしっかりあるところについては、運動、芸術、文化を問わずに、これはしていく必要があるなというふうには思っているところです。なので、そこについて、3点目はそこのいわゆる平日にまで行くというふうなことについての考え方をお伺いしたいと思います。 ○委員長  長濱教育長。 ○教育長  ただいまの御質問にお答えをいたします。   今回予算のほうをお認めいただければ、具体的に対応できるような形で事業を進めてまいりたいということで考えているところでございます。   あと、県内での箇所でございますけれども、私ちょっとはっきりした記憶ございませんが、よその県に比べて山形県ちょっと多かったのかなというふうには認識しております。   それから、3点目の土日からやがて行く行く平日もというような考えに関しましてですけれども、やはり現在は休日の部活動の移行ということで、ここ数年かけて環境をつくることが肝要であると思いますし、やはり任意加入に関わるそれぞれ一人一人生徒の意思を尊重していくということも大事だと思いますし、その生徒の意思の中では、既存の部活動で頑張りたいという生徒もいらっしゃれば、あるいはほかの習い事とかほかの活動、地域に貢献したいというような活動をしたいという生徒もいらっしゃるというお話も聞いておりますので、そういった主体的な活動を支える、部活動のみなならず様々な環境づくりを模索していく必要があるなというふうに捉えているところでございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  教育長からの今答弁ですけれども、学校教育課長あたり、県内での採択なんていうのは分かるでしょうか。   それから、今教育長から具体的にやっていきたいというようなことで、その具体的なことの内容についてもお伺いをしたいと思います。 ○委員長  佐野学校教育課長。 ○学校教育課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   本年度当初予算では、学校と地域をつなぐ役割のコーディネーターを担う役割の方を配置するという予算だけを計上していたところですが、先ほど財政課長からも御説明いただいた、国の環境の一体的な整備に関する部活動の地域移行等に向けた実証検証のメニューが示されたところです。そこで、本市では県の補助を活用しながら、コーディネーターの業務も含めて、例えば指導者の育成、研修であるとか、新たな受け皿の創出といった包括的な取組を通して実証検証を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。   続いて、2点目の県内のこの実証検証に手を挙げた市町村の数ということでございますが、その形態が様々ございますけれども、23の市町村が手を挙げているというふうに把握しているところでございます。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  いわゆる現場での模索が続くわけですけれども、当然地域の担い手、受け皿との関わり方もありますので、なかなか一朝一夕にはいかないことだと思います。   ただ、やっぱり保護者も含め、それから受け皿を含め、どうしてもやっぱりお金のことが出てきます。保護者負担が当然クラブ移行になれば、クラブに移行になれば増えていかざるを得ない。そうでないと、やっぱり持続可能なことはできない。   とすれば、そういったものについて、やっぱり予算が要るというふうなこととすれば、そこについて国がそこを配慮して予算化するというふうなこともないようです、現在もないようですので、そこについて何か、例えば市として、これは市長になるんですかね、何かそういった市の予算をつけていくとか、何かそんな形を考えていきたいとか、そういったものは現時点で何かあればお伺いをしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  必要な予算の件に関して申し上げます。   先日、山形県庁におきまして県及び市町村長、議長の会議がございまして、県の施策、今年度の施策を伺って、それから市町村あるいは議会の意見を県と交換するという会議がありまして、南陽市から事前に4月中に通告した上で申し上げましたのは、部活動の地域移行に関して、例えば教えていただけるコーチの人件費であるとかあるいは保険代であるとか、一番大きいのは人件費とあと施設使用料の面について、国から指し示しているこの取組に関する予算措置が不十分であるということで、県も市町村と一緒になって、これに必要な予算の確保を働きかけていただきたいというお話を申し上げました。知事からは、そのようにしていくという御回答がございました。   ですので、市独自でということはまだ考えておりませんが、やはり国全体で行うことであれば、それは国が責任を持って財源確保していただくことが大切であると考えております。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  市長がそういうような形でそういう集まりの中で話を事前に出しているというふうなことで、分かりました。   ぜひアンテナを張りながら積極的にこのことについては、本当に現場としては必要なことですので、ぜひその姿勢でアンテナをめぐらして、よろしくお願いをしたいと思います。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (発言する声なし) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第29号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上で、本委員会に付託されました補正予算1件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、誠にありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。 ─────────────────── 散      会 ○委員長  これをもちまして予算特別委員会を散会いたします。   御起立願います。   御苦労さまでした。 午前11時26分  散  会