令和5年9月12日(火)午前10時00分開会 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 殿岡 和郎 委員長  島津 善衞門 副委員長 出 欠 席 委 員 氏 名 ◎出席委員(16名)  1番 伊藤 英司  委員   2番 佐藤 憲一  委員  3番 山口 裕昭  委員   4番 島津 善衞門 委員  5番 髙岡 亮一  委員   6番 高橋 一郎  委員  8番 山口 正雄  委員   9番 片平 志朗  委員 10番 梅川 信治  委員  11番 川合  猛  委員 12番 髙橋  弘  委員  13番 板垣 致江子 委員 14番 髙橋  篤  委員  15番 遠藤 榮吉  委員 16番 佐藤  明  委員  17番 殿岡 和郎  委員 ◎欠席委員(0名) ────────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 白岩 孝夫  市長           大沼 豊広  副市長 穀野 純子  総務課長         嶋貫 憲仁  みらい戦略課長 佐野  毅  情報デジタル推進主幹   髙橋 直昭  財政課長 板垣 幸広  税務課長         髙野 祐次  総合防災課長 竹田 啓子  市民課長         尾形 久代  福祉課長 大沼 清隆  すこやか子育て課長    嶋貫 幹子  ワクチン接種対策主幹(兼)観光振興主幹 鈴木  淳  農林課長補佐       長沢 俊博  商工観光課長 川合 俊一  建設課長         佐藤 和宏  上下水道課長 髙橋 宏治  会計管理者        鈴木 博明  管理課長 佐野 浩士  学校教育課長       山口 広昭  社会教育課長 土屋 雄治  選挙管理委員会事務局長  矢澤 文明  監査委員事務局長 山内 美穂  農業委員会事務局長 ───────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 安部 真由美 事務局長  太田  徹  局長補佐 小阪 郁子  庶務係長  丸川 勝久  書記 ─────────────────── 本日の会議に付した事件  議第34号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第5号)  議第35号 令和5年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)  議第36号 令和5年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)  議第37号 令和5年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)  議第38号 令和5年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開      会 ○委員長(殿岡和郎委員)  朝の挨拶をしますので御起立願います。   おはようございます。   御着席願います。   これより予算特別委員会を開会いたします。   ただいま出席されている委員は16名全員であります。   なお、当局より説明員、長濱洋美教育長と寒河江英明農林課長が都合により欠席の旨、通知がありましたので御報告いたします。農林課長に代わり鈴木 淳農林課長補佐が出席しておりますので、御報告いたします。   これより予算の審査に入ります。   本委員会に付託されました案件は、令和5年度補正予算5件であります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第34号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第5号) ○委員長  初めに、議第34号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第5号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。髙橋直昭財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年9月定例会 予算に関する説明書により 議第34号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。   質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。   これより質疑に入ります。   補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。   最初に、歳入全般、10ページから14ページまでについて質疑ありませんか。   16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  私は、去る6月定例の議会の補正予算についてもいろいろ質問したわけですけれども、地方創生臨時交付金、これ第2回目が10月2日に締切りと、各自治体の様々な要望、要請は締め切られると、このように報道があるわけですけれども、南陽市としてどのような方針を出されて、どのような支援策を講じるのか第1点。   それから、第2点でありますが、第1回目の地方創生臨時交付金が施行されて南陽市でも相当金額来たわけですけれども、全国各地で交付金の残額が結構あると、こういう報道もあるわけですね。   例えば都道府県では全国的には2,400億円ですね、約。それから、各自治体での残金が3,400億円ほどあると、このように言われておりますが、南陽市での残額というのはあるのかないのか、その辺どうなのか、まずお尋ねをしたいというふうに思います。 ○委員長  髙橋財政課長。 ○財政課長  それでは、ただいまの御質問にお答え申し上げます。   まず、1点目の方針でございますが、昨日、山形県のほうでもこの臨時交付金を活用した事業のほうを公表してございます。こちらの状況を確認しながら、また、近隣の状況、そして、この物価高が1回目の予算化を措置してから、どのように影響を及ぼしているかという点を見ながら予算編成のほうに取り組んでまいりたいと思います。   なお、10月2日の締切りということでございますが、こちらのほうの情報、まだ正式なところは来てございませんが、12月補正予算、またはその前に必要な予算の計上のほうを図っていきたいと考えているところです。   また、2点目の南陽市における臨時交付金の残でございますが、現在、予算化ベースの残でございますが、934万6,000円の残額となってございます。   以上です。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  最初の10月2日の締切りまでについては、まだ、いろいろ検討してどうするのかと、こういうふうなお話ですが、2点目の残額については、934万何がしの残額があると。これ南陽市だけが残っているのか、そのほかにほかの自治体でも残っているのか、県内的にはどのように見ておられるのか、その辺どうでしょう。 ○委員長  髙橋財政課長。 ○財政課長  それでは、お答え申し上げます。   今回の県のほうの9月の補正予算、各項目におきまして、このコロナウイルスの臨時交付金、電力、ガス、食料品高騰の重点交付金、こちらを活用した事業が結構上がっておりますので、県のほうでも今回、まだ予算的には対応できるという状況なのかなと思っています。   あと、電話での聞き取りの状況ではございますが、近隣自治体におきましても、この秋までの状況を見極めて予算化を図りたいというようなところもございました。   以上でございます。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  南陽市では934万残っていると、こういうわけですけれども、思ったより少ないんですけれども、全国的にはさっき言ったように、都道府県では2,400億円ほど、それから各自治体では5,828億円ほど残っていると。これ非常にせっかく交付税措置したにもかかわらず残っているというのは、やっぱり問題があるのではないかと、このように思っておりますが、市長はどのように考えているか、まずお尋ねしたいと。   それから、もう1点でありますが、せんだっての新聞報道では、経済対策等について、これは別枠だと思うんですけれども、来月策定して、そして何とかめどをつけて経済対策を講じたいと、このように報道されているわけですけれども、この中身について見ますと、いわゆる非正規労働者への正規雇用の問題、さらには電気、ガスの問題、あるいは半導体支援の問題等々、様々な支援の方向をこの10月に何とかしたいと、このような報道があるわけですが、これに対しての市の方針というか、その辺、どのように考えておられるかお尋ねしたいというふうに思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  まず、各自治体、都道府県や市町村で残っている残額については、それぞれの自治体における事情があるんだろうというのが受け止めであります。   一方で、南陽市は既に前回配分された1億2,000万ほどについては、ほぼほぼ使い切っている状況なわけで、それはできるだけスピーディーに皆さんが影響を受けている物価高騰について、何らかの対策を講じたいという意味でもなくなっているわけです。   今後の政府の経済対策でありますが、当然ながら物価高騰、まだ10月もさらに数千品目が値上げされるというふうに見込まれておりますし、エネルギーもなかなか落ち着いてくる気配がない中で、国においてはしっかりとその対策を取っていただきたいですし、その中身を注目してまいりたいと思っております。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  市長のおっしゃることはそのとおりだと私は思うんです。やっぱりせっかく交付税措置したならば、しかも今今、様々な暮らしの分野ですね、物価の高騰はじめ様々な問題が浮き上がっている状況の中で、あれから数か月たっているわけだ。それいまだに残っているなんていうのは、普通、何のための交付税措置したのか、これはやっぱり理解するべきではないのかなと。各自治体からの様々な要望も相当あるわけですから、これをやっぱり機敏にやっていくのが自治体の本来の在り方でないのかなと私は思うんですが、南陽市では若干残っている程度というふうなお話ですが、これからも様々な経済対策があると思うんです。ですから、しっかりスピーディーに対応していただきたい、このことを重ねて申し上げたいというふうに思います。   以上です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、歳出に入ります。   第1款議会費から第6款農林水産業費までの15ページから28ページまでについて質疑ありませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  24ページの保健衛生費の中の運動・スポーツ習慣化促進委託料626万9,000円についてお伺いをしたいと思います。   御説明では子育て世代がなかなかスポーツをする環境にならないというようなこともあって、何かそこに焦点を当ててやっていくというような事業と心得ておりますが、これからなんでしょうけれども、どのような方法でやっていくのか。それから当然、スポーツ協会も同じように市民の健康、運動、安全というふうなことに取り組んでいるわけですので、その辺との兼ね合い、協働、ともにやっていく、協力し合っていくといったことについては、どのようにお考えかお伺いをしたいと思います。 ○委員長  嶋貫みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。   まず、このたびの事業はどういう方法かというふうな御質問でございます。今回、子育て世代の、特に女性への働きかけといたしまして、新たにコンディショニングという内容で働きかけを行ってまいりたいというふうに考えております。   これにつきましては、今年度、部活動の地域移行が進む中で、同様にコンディショニングについても一つの地域移行の受皿として取組を進めているところでございます。コンディショニングを今後、今までの健康スポーツの取組に加えて追加して取り組んでいくことに当たりまして、子供たちがコンディショニングの取組を進める、併せてそれと同時期に親御さん世代にもコンディショニングで取組を進めていきたいなというふうに考えているところでございます。   当然、働く現役世代でございますので、主に週末等にコンディショニングの教室を開催をして展開をしていきたいというふうに考えております。   2点目のスポーツ協会との連携でございます。こちらにつきましては、今後、スポーツ協会、また、スポーツ少年団等とも連携が必要かなというふうに思っております。それぞれ構成の方々にお集まりをいただきまして、このたびの新たな事業の説明の機会を設けて、コンディショニング等、取組への理解を進めて一緒にさせていただきたいというふうに考えているところでございます。   以上でございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  説明は分かりました。   ちょっと懸念しているのは、いわゆる部活動移行の話も出たものですから、そちらのほうも話をしていきたいと思うんですが、部活動移行と、このいわゆる運動・スポーツ習慣化については別個の事業ですよね、基本的に。しかも、いわゆる文科省の予算とこっちのほうは総務省の予算ですかね、違う。ただ、やる人は同じだというふうなことになるのかなというふうに思うんですけれども、それで一緒にやったほうが効果があるというふうなことなんでしょうけれども、現場的には部活動移行と、それから子育て世代の運動習慣化というのは別個のものだというふうには思っているんです。   したがって、どういうふうに捉えたらいいのか。スポーツラボさんでやっていく、アスリートラボさんでやっていくというようなことはそれはいいんですけれども、私はやること自体は賛成ですよ。非常にこれは市民にとってよくなるとは思うのでいいんですけれども、そのやり方がちょっと現場で少し戸惑うのかなというふうな形もありますので、その辺についてちょっとどうでしょうか。 ○委員長  嶋貫みらい戦略課長。 ○みらい戦略課長  御質問にお答えを申し上げます。   まず、このたびの運動・スポーツ習慣化促進事業、スポーツ庁からの補助金を頂戴して展開するものにつきましては、部活動の地域移行と別個の取組というふうに我々も理解をしております。コンディショニングを新しい課題解決の道具として使わせていただくわけですけれども、決して中学校の部活動の時間とか、そこの場所の一部をお母さん方に共有してやるというふうなものではなくて、あくまでも部活動が週末に地域で行われることが、今後広がっていくだろうというふうなことは予想されます。   それと併せまして、地域という、地域の中でお母さん方、お父さんも含めてというふうなことになるかもしれませんけれども、子供たちが体験しているコンディショニングをお母さん方も体験してみませんかというふうなことで、別なステージを設けてお集まりいただいて、教室を開催したいというふうな取組を計画しております。   以上です。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  分かりました。   そうすると、例えばスポーツ協会あたりはもうサポートしていくというふうなスタンスでよろしいかというふうに思うんですけれども、それから、新たなツールで、新たなルートというか、そういった形でやっていくというようなことは、それはそれでいいと思うんですけれども、先ほど申し上げたように、何か一生懸命やっていくんだけれども、何か宙に浮くような感じは避けたいと思うので、そこはぜひ協力をしていく、そして、うまく事業が遂行するようにスポーツ協会等にも声をかけていただければなというふうに思います。   以上です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  28ページの商工費に関連して、四季南陽についてお尋ねしたいと思います。   令和3年の9月17日に売買契約が締結しまして、そして9月21日の議会を経て22日に発行と。売買契約の第13条の1には、売買物件の引渡し日から2年以内に提案事業を開始するものとする。間もなく2年たとうとしている。この間、いろんなことがあったわけですけれども、売買契約の第14条には、法制度の変更とやむを得ない事由により提案事業、事業開始日または移行期間を変更する必要が生じた場合は、提案事業の趣旨を損なわない範囲内で変更を申し入れることができる。続きには、書面による承諾がない限り提案事業、提案開始日または履行期間の変更を行うことはできないというのがあるんですけれども、もう22日にはこれは2年間の期限が切れるわけですけれども、この2年間の間に交わされた書面というのはどのようなものがあったか教えてください。 ○委員長  農林課の案件までですからね。   商工はまだ入っていません。   この次に商工から教育までやる。同じページなんだけれども、どうします、この次でいいですか。   はい、分かりました。   ほかに質疑ありませんか。   6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  27ページ、先ほど歳入のほうで佐藤 明委員がいろいろと質問されたことにも重なりますけれども、一応念のためお聞きしたいというふうに思います。   県議会が9月19日に招集されて、10月6日まであります。そこの中でいろいろ物価高騰対策等についても予算審議がなされ可決されていくのかなというふうに思います。   それと、国のいわゆる国会の動き等も見ながら様々な補正予算、市の補正予算ということで、農家対策であったり物価高騰対策であったりやっていくというふうなことについては、市長のお考えはどのように思っているのかお伺いしたいと思います。   今後、例えば12月定例会の前に、先ほど財政課長からありました。例えば臨時会等を開いてやっていくとか、そういったものも考えているのかどうかお伺いをしたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  現時点では臨時会を具体的に想定しているものはまだございません。ただ、先ほど佐藤委員の御質問にお答えしましたとおり、本市における臨時交付金の残額は934万円ということで、なかなかこれのみでは物価高騰対策規模の対策は難しいだろうというふうに思っています。   一方で、さらなる追加の臨時交付金の配分についても、地方からの声は国にも届けている状況であります。そういったものを見ながら必要な対策を考えてまいりたいと思います。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  分かりました。   そのような形で、やはり市長の先ほどの答弁にもあったように、10月からまた物価値上げになるみたいな感じだと、本当に辟易しているという状況です。したがって、本当にタイムリーにスピーディーにやっていかなきゃならないと思いますので、ぜひそこをお考えいただいて、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長  要望。   ほかにありませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、第7款商工費から第10款教育費までの28ページから38ページまでについて質疑ございませんか。   5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  先ほど早とちりして言ってしまいましたけれども、その内容について、また繰り返す必要ありますか。いいですか。 ○委員長  簡潔に。さっき説明言いましたから。 ○髙岡亮一委員  四季南陽の事業開始が9月22日に迫っているわけですけれども、いろんな事情があって延期になっていると。それで、その間に書面を交わして事由をするというような契約事項がありましたので、これまでどのような書面が交わされてきたか、それについてお尋ねします。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   旧ハイジアパーク南陽関係で四季南陽さんのほうと売買契約の第14条に基づいた提案事業等の変更、書面での承諾というふうな質問だと思います。   昨年の8月16日の日にオンラインでなりますけれども、四季南陽さん側とあと市のほう、市長、副市長、商工観光課出席のもと、四季南陽さんのほうから変更の御説明がございました。   その内容というのが2点ございまして、1点目が宿泊施設については、3年程度遅らせて実施したいというもの、2点目が旧ハイジアパークの本館については、文化施設として改修して2023年の秋に開館したいというふうな内容でございました。   それで、先ほどの書面による承諾というふうなことで、四季南陽さんのほうからは同日付の昨年の8月16日付で変更の申入れがございまして、翌日17日付で市のほうではその変更内容等について承諾させていただきますというふうなことで書面で承諾のほうは行ってございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  去年と2023年秋開館というようなところまでの書面は出ているわけですか。その後についての書面はどうですか。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  先日、議員の皆様のほうにもオンラインで奥山代表のほうから、これまでの経過とあと10月のイベント等について説明のほうをいただいたわけでございますけれども、その部分については、まだ書面での申入れはございません。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  私も今回改めてこの契約書を見まして、書面というのがはっきり明記してありますので、これはきちんとしておく必要があるんでないかなということで、今、御質疑させていただいた次第ですので、これは早急にして、きちっと。これは順調に進んでいるときだったら何も細かいことを言わなくてもいい、私も言いたくないんですけれども、やっぱり事こういう形で、この間、私、非常にショックだった、8月30日、奥山さんの話をお聞きしてショックだったというのが、どの時点だったかちょっとあれだったですけれども、もうひょっとするとケン・オクヤマデザインが破産するかもしれないと、そういったふうな事態にまで至ったんだというふうな話を奥山さんが漏らされました。そこまで大変な状態であったのかということを改めてあのとき、私は非常にショックを受けてお聞きしたんですけれども、そういった事態は何とかうまくいってくれればいいということをずっと私も願い続けてきたわけですけれども、あそこまでかなり切羽詰まった状況があったんだということが奥山さんから話が出たんで、これはやっぱりいろんな状況を考えながら、市としてもこれから対応していく必要があるんではないかなというふうなことで、改めて今回お尋ねするところです。   それで、今、変更事項についてはその書類のほう、ちょっとまだ正式なあれになってないようですけれども、その辺もきちんきちんと一つ一つ詰めながらいく必要があるんではないかと。   それから、売買契約の第13条の2に事業開始日から10年間を満了する日までの間、売買物件を提案事業の用に供しなければならない。売買契約第15条の1には売買、贈与、交換、出資、譲渡担保等による所有権の移転の禁止、それから売買契約第15条の2には地上権、質権、使用貸借または賃貸借その他の使用及び収益を目的とする権利の設定の禁止が明記されております。   そして、売買契約第15条の3には、移譲の期間は事業開始日から10年間を満了すべきまでというようなことが明記されております。   私は8月30日の段階でこれを読んでおりまして、これを奥山さんのほうにちょっとあのときも私も発言しまして、これは議論の余地があるんではないかなと思いながら、その事業開始日を何をもって事業開始日とするか。というのは、今回、蔵楽を利用したアーティストフェスティバル、それを予定しておられるという話を聞いて、それはそれで非常に内容的にも、これができたら面白いなというような内容だったわけですけれども、それはそれとして、それが果たして四季南陽の市から見た場合の、我々から見た場合の事業開始日として捉えていいのかどうか。   本来、やっぱりあの旧ハイジアパークをいかに利用するかというふうなことで出発した今回の奥山さんとの売買契約だったわけで、それを蔵楽で事業したから、それを事業開始日とするのか、あるいは事業開始日はあくまで旧ハイジアパークのあの施設を利用した時点で事業開始とするのか、そこについての見解をお聞きしたいと思います。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   本来であれば、旧ハイジアパーク南陽の本館で事業を開始していただくことになるかと思いますけれども、今回、アスベストが検出されたというふうなことで、そういった理由によりハイジア本館での事業開始はできないというふうなことで、代わって10月7、8、9日と宮内の蔵楽を会場に事業を開始する予定というふうに伺っているわけでございまして、その10月の7、8、9日が事業開始日というふうなことで捉えていいのではないかなというふうに考えてございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  今度の10月のイベントを事業開始日とする。ハイジアのほうはなかなかアスベストのほうで解決つかなくて、いつまでも使えないと。仮に、この10年間たってハイジアのほうは何も使わないままで、そして、外で一応事業は開始したからというような、そういった可能性も考えられるわけですけれども、その辺についてはどう理解すればいいですか。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   現段階では四季南陽さんについては、蔵楽でのほうのイベントについて、今取り組んでございます。また、旧ハイジアパーク南陽のほうのアスベストのほうの対応についても併せて検討いただいてございますので、今の段階で10年間何もしないでというふうなことではなくて、四季南陽さんのほうと、これからも調整をしながら、なるべく早く旧ハイジアパーク本館のほうでも事業を活動していただくように調整してまいりたいと考えてございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  先ほど課長は、10月をもって事業開始日とするというふうな一応見解出されたわけですけれども、ただ、私がその後言ったようなあれで、ちょっとここの事業開始日についてははっきりした見解はまだ保留というか、ちょっと検討の余地があるというか、これからの状態、事の推移を見ながら判断していったほうがいいような私なりの気持ちでいるんですけれども、その辺、市長はどうお考えでしょうか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  一般的に法人税法上の事業開始日の定義というものが、また別途あるんだろうというふうに思っています。そうしたことも考えながら、委員の意見も斟酌しつつ、どういった考え方が妥当かについては今後検討したいと思います。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  ここで、もっと慎重に検討しながら進めていっていただきたいと思います。   これまで四季南陽に直接支払われた金額は幾らになりますか。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   例えばいろんな奨励金も全て含めて。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  金のやり取り、直接四季南陽との間の金のやり取りは幾ら、売買代金1万1,000円、そのほか。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  例えば奨励金とかもあるんですけれども、令和3年度にまず事業開始するというふうなこともございまして、補助金として2,000万円支出してございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  分かりました。   直接の金額が2,000万円と売買の1万1,000円なわけですね。   次に、改めて四季南陽の提案事業実施に伴う市の支出額は何ぼだったか。奨励金等も含めてその金額を改めてお聞きします。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   保養施設のほうの運営の奨励金というふうなことで、固定資産税を納めていただいて、その分をお返しするというふうな奨励金がございます。そちらについては令和4年度から発生してございまして、約800万円となってございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  二色根温泉の維持管理費、それから二色根温泉の用地借り上げ料、その金額は幾らになりますか。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   二色根温泉、源泉のほうの用地の借り上げ料でございますけれども、年間で240万円となってございます。   あと管理料については、赤湯財産区のほうに特別会計繰出金として市のほうから支出しているわけでございますけれども、その年間の経費、令和4年度の例でいいますと、約430万円となってございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  トータルちょっと計算すると、今の全部トータルすると何ぼになるんですか、誰か計算してください。   それで、そのほかにあと市道取付けの変更、市道変更、あれはまるっきり四季南陽の意思に従ってのこっちの対応だったわけですけれども、あの金額というのはトータルで幾らになったんですか。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   令和3年度にその道路のほうの付け替えの改良工事を建設課のほうでやっていただきましたけれども、約2,390万円と伺ってございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  売買契約の第24条に契約に定める義務を履行しないため、市が損害を受けたときは、その損害の賠償を請求をすることができるとあるんですけれども、今挙げていただいた金額のその損害の対象というか、その上げていただいた金額のどこまで第24条の対象になるか、その辺の見解をお聞かせください。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   今、四季南陽のほうでは提案事業を開始するために様々取り組んでいただいてございますので、現段階において、先ほど申し上げました中に損害賠償に値するものは、現段階ではないものと理解してございます。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  私も先ほどから申し上げていますように、こんなことは言いたくないけれども、あえてやっぱりここをきちんと今しておく必要があるんではないか。先ほど申し上げましたように、非常に危機的な状態を奥山さん自身がこの間表明されたわけです。そういった中で何とかこの事業を、この間は奥山さんの発言では、重点を、南陽を世界ブランドにするということを第一目的になっているような、そういった奥山さんの話だった。   ところが、我々の本来の事業の最初の出発点というのは、あくまであの旧ハイジア南陽をどう生かすかということが出発点であり、目的であるわけで、それを外れて、そして、南陽を世界ブランドにすると。それはそれですばらしいことなんですけれども、その本来の我々の目的、そこから逸脱するということはちょっと、辛いけれども、そこは我々なりに奥山さんのほうとの間できちんとしておく必要があるんではないか。その上でどういった打開の道があるかということを真剣に奥山さん共々我々も探っていく。そういった方向が必要と思うので、仮にこの提案事業が履行できなかった場合、その損害賠償の対象となるのは、先ほど挙げられた金額のどこまでかということをあえてお尋ねしたい。 ○委員長  副市長。 ○副市長  お答えいたします。   仮定の話についてはお答えできません。法的な整理も全然しておりませんので、本日は仮定の話についてはお答えできません。   以上です。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  了解しました。   それでは、私なりのちょっと非常に杞憂というか余計な心配かもしれないけれども、そこのことをやっぱり頭に置きながら何とか打開の道、いい方向の道を探っていく必要があるんではないかと思いますので、よろしくお願い申し上げます。   それからあと、今回の改装に当たり建築確認申請は出ていたかどうか、それをお尋ねしたいと思います。 ○委員長  川合建設課長。 ○建設課長  お答えいたします。   把握しておりません。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  私は最初にこのアスベストの問題が起こったときに、アスベストの問題が起こる前だ、あそこの現場に行って見たときに、重機が入ってかなり大がかりな工事をやっていたわけですけれども、あの10月に予定しているフェスティバルのために、何でカーペットまで?がしてする大きな工事にしなければならなかったのかということを疑問に思ったわけですけれども、どこまでの申請の内容だったか、言える範囲で言ってもらえますか。 ○委員長  川合建設課長。 ○建設課長  お答えいたします。   こちらではつかんでおりません。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  現場に行って作業員から話を聞いても、この後どうするかについては作業員自身分かっていなかったというようなことだったんですけれども。あの後、どういうふうにして、何で重機が入ってまでのカーペットを?がさなければならないか、ちょっと私自身理解できなかった。これは建設課長に聞いても建設課長だって分かるわけないわけで、どう理解したらいいか分からないんですけれども。その辺、私なりにちょっと疑問を持っているところなんで、今後、どういうふうにアスベストの問題をどう解決していくかということは、非常に私もどういうふうな形になるか。この間、奥山さんの話は何千万どころか億にもなるようなそんな話もちらっとされたように思うんですけれども、その辺で今後の仮定というものになるかどうか分からないですけれども、今後の可能性としてどういうふうに市長、考えておられるかお尋ねします。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  四季南陽さんが法人としてする事業について、今様々な変更を経て現状があるわけでありますけれども、今後については、その法人が行う事業の詳細や今後の見通しについては、市としては何とも、これも仮定の話は申し上げられないことであります。   しかしながら、方向性としては四季南陽さんとできるだけ協力して旧ハイジアパークの活用、それから南陽を世界ブランドにするということについては変わらず行っていくということでありますので、それを大事にしながら協力して、できるものは行っていきたいと思っております。 ○委員長  5番髙岡亮一委員。 ○髙岡亮一委員  私もここでこういう質問しなければならないというのは非常に苦しいんですけれども、やっぱり我々なりの責任においてきちんとした形で、何とかうまくいい方向になるように、シビアに対処しなければならないところはシビアにしながら、やっぱりその辺、非常にリモートの会議でも、言葉巧みにと言ったら悪いですけれども、大事な、肝心なところは話、答えが出てないなと。   例えば最初、前にあった道路付け替えに関して、四季南陽さんから来られた方が、あんなことされてはおかしいというようなことの発言があった。それは非常にショックだったわけですけれども、それに対しての見解を奥山さんに議長が最初尋ねたはずなんですけれども、それに対する返答がなかった。   それからあと、私がお尋ねした、その後どういうふうにするんだと。その辺の計画書をもし出せるのなら出してほしいというようなことを尋ねたことに対しても、何の返答もなかった。そういう肝心なところが非常に抜けているというふうな、そこらで何となく終わってしまうというふうなそういったところもあって、私なりにちょっとその辺、不信感と言ったらおかしいですけれども、大丈夫なのかなというようなそんな思いも正直受けたところなんで、そこらでやっぱり本当に南陽を世界ブランドにする、これはすごい夢で、我々奥山さんがこの旧ハイジアに目をつけてくれたときから、大きな希望を持ってこれまで見守ってきたわけですけれども。しかし、事ここに至って、それなりにシビアな面も、我々辛いけれども見ながら、これから対処していかなければならないかと思っているところなので、その辺、どうかよろしく強く要望して、この件に関する質問を終わります。よろしくお願いします。 ○委員長  要望でいいんだね。 ○髙岡亮一委員  はい。 ○委員長  ここで暫時休憩といたします。   再開を11時15分とします。 午前10時57分  休  憩 ─────────────────── 午前11時15分  再  開 ○委員長  再開いたします。   第7款から第10款までについて質疑ございませんか。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  商工費について、旧ハイジアパーク南陽について、アスベストの処理についてお伺いをしたいと思います。   アスベストが出たというふうなことで、新聞情報、公表されてから、私の元に結構、どうなったんだと、どういうふうになったんだと、どういうふうになるんだというふうなことが問合せがありました。産業建設協議会、先日あったわけですけれども、その中でも質問させてもらったんですが、あえてここは議会を通して、市長もそのいろんな今の判断というか、契約上について、しっかりと市民に説明をしていくというようなことが必要かなというふうに私も思ったものですから、あえて市長からお伺いをしたいと思います。   いわゆるアスベストの費用負担、処理に関する費用負担について、売買契約書上、これは南陽市が持つのか、あるいは向こうが持つのか、その辺についてお答えいただきたいと思います。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  南陽市が持つという考えは現在ございません。基本的にもう既に持ち主である先方において負担するものと考えております。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  それはいわゆる売買契約書の中の瑕疵担保条項の中で、そういうふうにうたっているというふうな理解でよろしいですか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  そういったことで結構であると考えております。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  それで少し安心はしていますけれども、ただ、目的は、目標は、南陽を世界ブランドにするというふうなことだと思います、奥山さんも言っているとおり。私もそれにやっぱり共感をして、いろんな意味で予算の案に対して賛成をして執行していただいたというようなことですので、一つ一つ山を登るときにいろんな谷あり山ありであるとは思うんですけれども、ちょっと気になっているのが、やはり当然、そういうふうなことであれば先方のほうに費用負担がかかってくると、費用負担がかかってくるということは、どういうふうなやり方で、最小限の費用でやっていくというふうには思うんですけれども、いずれにしても費用はかかると。当然、そこの部分について、現在もホテルの建設関係については物価高騰等の理由で、コロナも含めて延びていると。そこにまだ延びる要素がかかったのかなという心配をしています。これも先ほどの中でも架空のことについては答弁できないとは思うんですけれども。そういうふうな中で、何か市側と先方側と様々なこれからいろんな協議が出てくるのかなと私なりに思っているんですけれども、その辺について市長はどのように、今現在で結構です、現在の考え方で。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  アスベストにどう対応するかというのは、やはり今回、現状での最大の問題点であろうというふうに思っています。その方向性が決まらないと、なかなか資金をどこにどれだけ投下するかということが考えられないわけで、その方向性が決まるのが、まず先かなと。それが決まった上で旧館、そして新館の考え方について従来どおりとするのか、それとも現状を踏まえた形で新たに構築をし直すのかということまで含めて、四季南陽さん側には考えていただくことが必要かなというふうに思っています。   当初は、これは双方ともに想定していなかった事態でありますので、しかしながら、目標にたどり着く、その目標は変わらないわけでありますから、それに向かって現状で最適なアイデアを双方協議の上で見いだしていければというふうに思っております。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  現状ではそのような形かなというふうに私も思います。ひとつ別件でアーティストフェスティバル、今回やるわけですけれども、そのアーティストフェスティバルで招待制だというふうなことで、招待制の中で南陽市の人が何人いるか分からないんですが、ちょっと私が思っているのは、例えばその世界ブランドにするための一つのゼロ歩だと、今回ゼロというふうなことですので、1歩だというふうなことなんでしょうけれども、そういったところで市民権を得るために、やっぱり市民の方も何らかの意味で参画をしていくということでないと、何か表現悪いんですけれども、ちょっとそちらのほうで勝手にやっているんじゃないのみたいな形で浮き上がってしまうというようなことも、ちょっと懸念されるのかなというふうに思います。   そこで、現状で何かそういった市民が、例えば見れる、拝観できる、そういった企画というのは現状であるのかどうかお伺いをしたいと思います。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   10月のイベントにつきましても、四季南陽さん側のほうで、今後リリースする予定というふうに伺っておりますので、私はこの場で詳細申し上げることはできませんけれども、四季南陽さんのほうとの打合せの中では、今、委員がおっしゃったように、南陽市民が参加できるようなイベントについても、招待客とか事前予約制とかございますけれども、検討していただきたいというふうなお話はさせていただいてございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  いわゆるイベントに海外からもいらっしゃるような話ですので、ぜひそのような宿泊も含めて対応いただければというふうに思っています。   今の話で、例えば芸文協ありますよね、芸文協あたりに対して、何かこんなことがあるんだというようなことが、もっとも先方の企画ですので、どうのこうのというふうに言えないかもしれませんが、関わり合いとする芸文教のことも出てくるのかなと思うんですけれども、その辺はどうでしょう、何とも言えないかもしれませんが、ちょっと分かれば。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   四季南陽さんのほうとイベントの内容等について確認をさせていただきまして、芸文協さんなど各種団体のほうにもお伝えしたほうがいいような内容であれば、こちらのほうから調整のほうはさせていただきたいと考えてございます。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  ぜひよろしくお願いしたいと思います。   あと、最後に、いわゆる私の一般質問の中で、二色根源泉から揚湯して持っていく、それは配管の保管にも必要なんだというようなことは分かりました。   上げた後に、要するにハイジアのほうまで行って、上げて、揚湯して、それの利用というのは、このアスベストの関係もあってうまくいかないというふうな理解になるんでしょうか。 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   そのお湯の利用については、直接アスベストが検出されたから駄目だとか、そういったものは関係はないと考えております。 ○委員長  6番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  今現場に行くと、いわゆる立入禁止みたいな形になっていますので、そのようなことでどうなのかなと思ったんですけれども、一般質問の中でもお話ししたんですが、ぜひ利用できるふうなことで、いろんな形でできるとすれば、なかなか進展しない中で、やっぱりただ温泉を投げていくというふうなことは非常にもったいないなというふうに思いますので、今答えがなくても結構ですが、そこは再度、温泉の利用について要望していきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  34ページの10款教育費の3項中学校費ですが、このたびの猛暑、夏休み中に米沢の中学生が部活の帰りに亡くなったということで、米沢もバスの対策とかいろいろしていたようなんですが、南陽市として、それを受けて中学生の部活、また、学校が始まってからの往復とか、そういうことに対しての対策は何か取られたでしょうか。 ○委員長  佐野学校教育課長。 ○学校教育課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   教育委員会で熱中症事故防止に関する通知、それから南陽市教育委員会でガイドラインを作成しまして、それを基に各学校で危機管理マニュアルの見直し等を進めていただいております。   危機管理マニュアルに沿って具体的な取組が進むことになります。例えば一般質問の折にもお答え申し上げましたが、水分補給のための水筒の持参、それから、熱中症指数計を用いた天候の管理などを進めております。数値が高い場合、下校時間と重なるなんていうときには、一旦部活動等の活動をクーラー等の効いた部屋で休んでから下校させるなんていうことも具体的に取り組んでいただいているところでございます。   以上でございます。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  いろいろとガイドラインをつくったり管理マニュアルつくったりということで、子供たちのことを考えていただいているんですが、実は、ちょっと親御さんからも心配されていたのが、登下校自転車を利用している子供たちがヘルメットをかぶってますよね。ヘルメットが今度義務化になって大人もかぶらなきゃいけないんですが、中学生のヘルメットが物すごい熱を持って熱いと。換気的にも、もう全然ならない状態で、ある親御さんなんかは自分がかぶってちょっと30分ぐらいこいでみたと。物すごい熱くて頭がおかしくなりそうだったということなんですが、今後、猛暑がやはり続いていくようなことがあれば、やはりその辺のことも考えなければならないと思うんですが、その辺のことはいかがお考えでしょうか。 ○委員長  佐野学校教育課長。 ○学校教育課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   何より優先されるのは児童・生徒の安全、命を守るということだと考えます。自転車で部活動に通う等の場合のヘルメットの着用も、ある意味、命を守るために必要なツールになるというふうに捉えております。   ただ、そのヘルメットの種類といいますか、通気性のあるようなものとか、様々な種類もあるようでございますので、その辺のものについては検討の余地があるかなというふうに考えております。学校と協議をして進めてまいりたいと思います。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  やはり競技用ではなくても通気性のいいものがどんどん出ております。そういうものを学校の自転車通学のものに使えるのかどうか。あと、金額的にどのような状況になるのかということも考えていただいて、今使っているのは比較的、多分安めで買えるものではないかと思うんですが、今後、このような暑さが毎年続くとすれば、ちょっとやはり何か月間か使う時期を考えると、補助とかそういうことも考えていただかなければならないのかなと思いますが、ヘルメットに対する考え方を少し改めて検討していただきたいと思うんですが、市長、どうでしょうか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  教育委員会における協議内容を踏まえて適切に対応してまいりたいと思っております。 ○委員長  13番板垣致江子委員。 ○板垣致江子委員  ぜひ今後の対策として、今年はこれから涼しくなっていくのかなと期待しておりますが、すぐには対応できないと思うんですが、来年度に向けて、やはり1年生に入ったときのヘルメットはもっと通気性のいいものとか、高いものであったら市からの補助とか、いろいろ考えていただきたいと思います。要望としておきます。 ○委員長  要望ですね。   ほかに質疑ありませんか。   16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  せんだって私、経済対策について一般質問したんですけれども、市長答弁では、依然として厳しい状況が続いていると、こういう認識を示されました。それでお尋ねしたいんですが、このコロナがずっと始まって4年目と。依然として、まだ9波が来たんでないのかと、こういうふうに報道もされております。   このコロナ対策のために実施された、いわゆるゼロゼロ融資ですね。これは県内では余り利活用されていないと、こういうお話を聞いているんですけれども、南陽市のこの利活用の状況等について、その辺どうなっているのか、第1点お尋ねしたいと。   それから、2点目ですが、いわゆる返済期間がこの7月から来年4月に本格化すると、このように言われているわけですけれども、この状況等について、まずお尋ねしておきたいというふうに思います、 ○委員長  長沢商工観光課長。 ○商工観光課長  お答え申し上げます。   佐藤委員のほうからゼロゼロ融資のほうの話があったわけでございますけれども、山形県のほうでは全国でも珍しく無利子融資、あと保証料のほうもなしというふうなことで、令和2年の4月から8月ぐらいにかけて融資がございました。   南陽市の事業所につきましても、308事業所、融資総額にして85億2,000万円ほどの融資額でございました。大部分の事業所がそちらのほうが返済期間も10年間、そして、据置き期間についても最大2年までというふうなことだったものですから、そちらのほうの融資を利用された事業所が多かったものですから、そちらのほうの状況について申し上げますと、そちらのほうの元金の返済期間が昨年から始まってございます。それで、本来であればコロナが終わって、そして売上げも伸びて、利益のほうもある程度確保して、その粗利の中から返済のほうに回すというふうな計画を立てている事業所がほとんどだったのかなというふうに考えております。   ですが、今、様々な物価高、あとエネルギーの高騰によりまして、本来であれば見込めた利益がなかなか出せなくて、そして返済のほうに回せるお金のほうも大変になってくる事業所も、今後、増える可能性もあるのかなというふうな認識もしております。   あと物価だけでなくて、最低賃金につきましても、今年最大の上げ幅、46円の値上げというふうなことで、3年間で最低賃金が107円上がっているんですね。そういったことについても事業所にとっては負担になってくることが考えられまして、今後、厳しい状況がもうちょっと続くのかなというふうに考えてございます。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  県内では南陽市でも今、課長の答弁であったように、余り利活用されていないというふうな状況だと思うんですが、県内ではいわゆる経済対策の第1弾として、南陽市の場合ですと中小企業緊急経済対策利子補給と、これ第1弾あったわけですね。   それから、2点目は市独自の単独事業として緊急経済対策利子補給、これがあったわけです。そういう形で今まで21弾までされてきて、31事業が実施されてきたと、こういうふうなことだと思うんですが、今、課長がおっしゃったように、やっぱり返済時期がもう始まっていると。こういうふうな状況が全国的にあるわけですけれども、なかなか払えない状況がずっとあるという事業所もあるわけですけれども、こういった方々を救済するためにも、やっぱり新たな対策が私は必要かと思うんですが、その辺の考え方はどうでしょうか。 ○委員長  白岩市長。 ○市長  このゼロゼロ融資に関しましても、毎年行っている金融機関への訪問での各金融機関からの聞き取りをしましたところ、昨年、返済が始まった段階では、それに伴う混乱というのは、その時点では生じていないというような支店長さんのお話でありました。ですので、そこについては一定程度順調にいっているのかなというふうに思っておりましたが、ここにきて、このエネルギーや物価の高騰というのは、また違う要素が加わったというふうに思っています。そうした意味で政府も今後、新たな経済対策を打とうということだというふうに理解しております。   そういった状況を踏まえた、国全体として非常に危機的な状況でありますので、対応を、これは求めてまいりたいというふうに思っておりますし、全国市長会においても、そういった重点点検や決議も行って、政府に必要な提言を今後もしてまいりたいと思っております。 ○委員長  16番佐藤 明委員。 ○佐藤 明委員  市長が今おっしゃったとおりだと思うんですね。やっぱり救済していくと、国も含めて一緒になってそういう方向を進めていくと。   それで、なかなか国もこういった全く零細企業に対しての救援策が、やっぱり長引けば長引くほど脇に置いてしまうような状況が多々あるわけですね。そうでなくて、やっぱり常に回りを見ながら、ぜひ対応していただきたいと、このように特段、市長に御要望しておきます。   以上です。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (発言する声なし) ○委員長  次に、その他、附属資料39ページから42ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第34号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第5号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第34号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第35号 令和5年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第35号 令和5年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。   髙橋財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年9月定例会 予算に関する説明書により 議第35号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   事業勘定の歳入歳出全般、及びその他、附属資料、50ページから57ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第35号 令和5年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第35号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第36号 令和5年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第36号 令和5年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。   髙橋財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年9月定例会 予算に関する説明書により 議第36号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般、66ページから67ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第36号 令和5年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第36号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第37号 令和5年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第37号 令和5年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。   髙橋財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年9月定例会 予算に関する説明書により 議第37号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般、及びその他、附属資料、76ページから83ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第37号 令和5年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第37号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第38号 令和5年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第38号 令和5年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。   髙橋財政課長。 〔財政課長 髙橋直昭 登壇〕 ○財政課長  〔令和5年9月定例会 予算に関する説明書により 議第38号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般、92ページから93ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第38号 令和5年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第38号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上で、本委員会に付託されました補正予算5件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、誠にありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。 ─────────────────── 散      会 ○委員長  これをもちまして予算特別委員会を散会いたします。   御起立願います。   どうも御苦労さまでした。 午前11時55分  散  会