令和5年4月21日(金)午前10時00分開会・開議 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議事日程第1号 令和5年4月21日(金)午前10時開議  議会報告  議会運営委員長報告  日程第 1 会議録署名議員の指名  日程第 2 会期の決定  日程第 3 諸般の報告  日程第 4 承第 3号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第1号)についての専決処分の承認を求めることについて  日程第 5 議第 26号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第 6 議第 27号 南陽市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第 7 議第 28号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について (総務常任委員長報告)  日程第 8 議第 26号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第 9 議第 27号 南陽市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第 10 議第 28号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第 11 発議第2号 議会機能等検討特別委員会の設置について  日程第 12 議会機能等検討特別委員会委員の選任について  日程第 13 議第 25号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第2号)  日程第 14 予算特別委員会の設置について (予算特別委員長報告)  日程第 15 議第 25号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第2号)    閉   会 ──────────────────────── 本日の会議に付した事件  議事日程第1号に同じ ────────────────────────────────────────────── 出 欠 席 議 員 氏 名 ◎出席議員(17名)  1番 伊藤 英司  議員   2番 佐藤 憲一  議員  3番 山口 裕昭  議員   4番 島津 善衞門 議員  5番 髙岡 亮一  議員   6番 高橋 一郎  議員  7番 舩山 利美  議員   8番 山口 正雄  議員  9番 片平 志朗  議員  10番 梅川 信治  議員 11番 川合  猛  議員  12番 髙橋  弘  議員 13番 板垣 致江子 議員  14番 髙橋  篤  議員 15番 遠藤 榮吉  議員  16番 佐藤  明  議員 17番 殿岡 和郎  議員 ◎欠席議員(0名) 説明のため出席した者の職氏名 白岩 孝夫  市長          大沼 豊広  副市長 穀野 純子  総務課長        嶋貫 憲仁  みらい戦略課長 佐野  毅  情報デジタル推進主幹  髙橋 直昭  財政課長 板垣 幸広  税務課長        髙野 祐次  総合防災課長 竹田 啓子  市民課長        尾形 久代  福祉課長 大沼 清隆  すこやか子育て課長   嶋貫 幹子  ワクチン接種対策主幹(兼)観光振興主幹 寒河江 英明 農林課長        長沢 俊博  商工観光課長 川合 俊一  建設課長        佐藤 和宏  上下水道課長 髙橋 宏治  会計管理者       長濱 洋美  教育長 鈴木 博明  管理課長        佐野 浩士  学校教育課長 山口 広昭  社会教育課長      土屋 雄治  選挙管理委員会事務局長 矢澤 文明  監査委員事務局長    山内 美穂  農業委員会事務局長 ───────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 安部 真由美 事務局長  太田  徹  局長補佐 小阪 郁子  庶務係長  丸川 勝久  書記 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開      会 ○議長(舩山利美議員)  御一同様、御起立願います。   傍聴席の方もお願いします。   おはようございます。   御着席願います。   開会前に、恒例によりまして4月1日付で人事異動がありましたので、ここで職員を紹介いたします。   初めに、議会事務局の異動職員を私から紹介いたします。   庶務係長、小阪郁子であります。よろしくお願いいたします。   次に、当局側の御紹介を大沼副市長よりお願いいたします。 ○副市長  おはようございます。   4月1日付で職員の人事異動の発令をいたしましたので、異動の課長級職員を紹介させていただきます。   議員各位より向かって左側から順に申し上げます。   初めに、1列目でございます。   税務課長、板垣幸広。   続きまして、3列目でございます。   ワクチン接種対策主幹(兼)観光振興主幹、嶋貫幹子。   農林課長、寒河江英明。   農業委員会事務局長、山内美穂。   次に、右側に移ります。   1列目でございます。   会計管理者(兼)会計課長、髙橋宏治。   続きまして、2列目でございます。   監査委員事務局長、矢澤文明。   以上でございます。どうぞ御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  以上で紹介を終わります。   去る4月14日告示になりました令和5年南陽市議会第1回臨時会を開会いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開      議 ○議長  ただいま出席されている議員は17名全員であります。   よって、直ちに会議を開きます。   なお、当局より説明員、青木 勲代表監査委員は、都合により欠席する旨、通知がありましたので、御報告いたします。   本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第1号によって進めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議会報告 議会運営委員長報告 ○議長  ここで、本臨時会の運営等について、議会運営委員長より報告を願います。   議会運営委員長 山口正雄議員。 〔議会運営委員長 山口正雄議員 登壇〕 ○議会運営委員長  おはようございます。   私から、議会運営委員会の報告を申し上げます。   本日招集されました令和5年第1回臨時会の運営について、去る4月18日午前10時より議会運営委員会を開催し協議いたしましたので、その結果について報告いたします。   本臨時会に提案されます議案は、承認案1件、条例案3件、補正予算案1件、発議案1件の計6件であります。   当局より総務課長及び財政課長の出席を求め、提出議案の説明を受け、協議いたしました結果、本臨時会の会期を本日1日とすることに決しました。   次に、議案の審査について申し上げます。   まず、承認案1件につきましては、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。   次に、条例案3件につきましては、一括議題とし、提案理由説明、総括質疑の後、総務常任委員会に付託し、本会議休憩中、委員会を開催し審査、審査終了後、委員長報告、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。   次に、発議案1件につきましては、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。   最後に、補正予算案1件につきましては、提案理由説明、質疑省略、予算特別委員会設置、同委員会に付託し、本会議休憩中、委員会を開催し審査、審査終了後、委員長報告、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。   以上、本臨時会の運営について、議会運営委員会において協議決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長が指名いたします。   会議録署名議員は、8番山口正雄議員、13番板垣致江子議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第2 会期の決定 ○議長  日程第2 会期の決定を議題といたします。   お諮りいたします。本臨時会の会期については、先ほどの議会運営委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第3 諸般の報告 ○議長  日程第3 諸般の報告であります。   本臨時会に説明のため、出席を求めた者の職、氏名は別紙のとおりでございますので、御了承願います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第4 承第3号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第1号)についての専決処分の承認を求めることについて ○議長  日程第4 承第3号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第1号)についての専決処分の承認を求めることについてであります。   この際、市長より説明を求めます。   市長。 〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  おはようございます。   ただいま上程されました承第3号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第1号)についての専決処分の承認を求めることについての承認案1件につきまして、提案理由を申し上げます。   補正の内容は、食費等の物価高騰に直面する低所得の子育て世帯に、児童1人当たり5万円を給付する、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費を新規追加するものであり、財源につきましては、国庫支出金で措置いたすものでございます。   以上、承認案1件につきまして、提案理由の説明を申し上げましたが、御審議の上、御承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております承第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、承第3号は委員会付託を省略することに決しました。   これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。承第3号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第1号)についての専決処分の承認を求めることについては、これを承認したいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、承第3号は承認することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第5 議第26号から日程第7 議第28号まで計3件 ○議長  日程第5 議第26号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第7 議第28号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてまでの条例案3件を議事の都合により一括して議題といたします。   この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。   市長。 〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  ただいま上程されました議第26号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定についてから、議第28号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてまでの条例案3件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。   初めに、議第26号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。   本案は、地方税法等の一部改正に伴い、軽自動車税種別割に係るグリーン化特例の適用期限延長などについて、所要の改正を図るため、条例の一部を改正するものでございます。   次に、議第27号 南陽市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、申し上げます。   本案は、地方税法等の一部改正による条項のずれに伴い、所要の改正を図るため、条例の一部を改正するものでございます。   次に、議第28号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、申し上げます。   本案は、地方税法等の一部改正に伴い、課税限度額の引き上げや低所得者に係る軽減措置の拡充などについて、所要の改正を図るため、条例の一部を改正するものでございます。   以上、条例案3件につきまして、一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  これより質疑に入ります。   ただいま議題となっております議案3件について、総括して質疑ございませんか。   16番佐藤 明議員。 ○佐藤 明議員  市長に何点か質問いたします。   議第28号の件でありますが、今回の提案は、第1点目は、課税限度額の後期高齢者の2万円の引上げと。それから2点目は、軽減判定基準額の引上げと、5割軽減あるいは2割軽減、これを引き上げると、こういうふうな状況であります。   先ほどの市長の説明では、値上げの根拠等々については語らず、この根拠、理由をお尋ねしたいというふうに思います。   それから、2点目でありますが、今まで毎年のように、限度額が引き上げられてきました。こういう状況の中で、今、物価高騰も含めてコロナ等々、様々な、お年寄りにとって困難性を増している状況の中での引上げは、私はいかがなものかと、このように思っているところであります。   そこで、お尋ねしたいんですが、この引上げというのは、私から言わせると上意下達式というんですか、上位法によって国が決めたものを末端の自治体に下ろすと、こういうことであります。したがって、末端の自治体の職員は、非常に矛盾を感じているのではないかと、私こう思うんですね。   なぜならば、国で決めたことを、さっきも言ったように上意下達式的なそういう方法でやっていると。しかも、市長も御承知のように、この国保の税率、所得割とかあるいは、今は資産割はないんですけれども、均等割とか平等割を各自治体の裁量で決めるわけですね。なぜ、限度額について国で決めておきながら、税率は末端でするのか、非常に矛盾を感じるのではないのかなと、このように思います。   ですから、私は、限度額も含めて地方自治体の裁量で、その地方に合ったような仕掛けをしていくのが、本来の在り方ではないのかなと思いますが、その2点だけまず最初に、お尋ねいたします。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。   1点目の限度額引上げの根拠でございますが、国におきましては、限度額を引き上げることで、税率を引き上げることなく、必要な財源の確保をすることができるため、改正しているという考え方というふうに承知をしているところです。   2点目の制度の在り方につきましては、国民が等しく必要な制度を享受できるようにするということが、国の責務であるというふうに思っております。   一方で、その地方自治体それぞれの在り方をきちんと斟酌してもらうということも必要だと思いますが、この点につきましては、その時々の状況で大きくそのあるべき姿が変わるものだろうというふうに思っております。そうした状況をしっかり踏まえて、国民が必要な行政サービスを受けられるようにというような要望を継続してまいりたいと考えております。 ○議長  16番佐藤 明議員。 ○佐藤 明議員  市長、ちょっと勘違いしているのではないのかなと私は思うんですけれども。というのは、国でその限度額を決めて、末端の自治体で税率を決めて、賦課するわけですね、市民に。   それよりも、やはりそれぞれの自治体に合ったような限度額にして、そして税率も一緒に末端の自治体で決めていくと、これが本来の在り方ではないのかなと私は思うんですけれども。市長のおっしゃる、何て言うの、国の財政難とか色々言っているようですけれども、これは国よりも末端の自治体のほうが非常に大変なわけですよ、今。   だから、国の交付税が措置されたり県からの補助金とかいろいろあるわけですから、そういう状況の中で、またぞろ限度額を簡単に決めて、そして末端に下ろしてくると。例えば、これは子供の均等割ですけれども、国がようやっと半額にしたわけですよ。これは地方自治体、公共団体が、国に、市長会も含めて、子供に対して、子供からも国保税を取るなんていうのは、本来はあってはならないわけでしょう、市長、そう思いませんか。ですから、私は声を大にして言いたいんです、これ。どうですか。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  子供の均等割の改正については、まさしく市長会でも全会一致して国に要望していたことであって、今回の改正は、時期はようやくということではあったにせよ、よかったなというふうに思っております。それだけでなく、この制度の在り方自体が、議員がおっしゃるような在り方も望ましいと思いますけれども、一方でその町の規模とか状況によって、限度額を大きく引き上げなければいけなかったり、あるいは低くできるというような格差が生じることも望ましくないというふうに思っておりまして、担税力のある一定の所得がある方の限度額の引上げというのは、私はやむを得ないかなというふうに思っておりますが、低所得の方への配慮とか、そういったところについては、力を入れてもらいたいと思っているところです。 ○議長  16番佐藤 明議員。 ○佐藤 明議員  市長、私、思うんですけれども、そういう上意下達式的な方法で、かまあず下ろしてくるわけだ。本来ならば、健康保険とか、教育とか、医療とか、そういったものは、本来ならば国できちんと責任を持ってやると、負担をかけないように、そのくらいしない限り、これからの日本の先々というのは、私は非常に少子化というのはますます増えると、こう言わざるわけですよ。   ですから、市長会等でも、この限度額や、あるいは末端の地方自治体での税率の問題等も含めて、これ大いに議論して、そこから始めて、そしてこれからの課題等々について、やっぱり議論していただきたいものだなと、このように思いますが、本会議は3回までしかできませんので、その辺どうでしょうか市長。 ○議長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  まさしくその国とそれから地方のそれぞれの現場の行政を担う自治体との議論、しっかり地方の実情を伝えるということが大事だというふうに思っております。そうしたことも含めて、特に国には、国の負担をもう少し増やしていただかないと、地方それぞれで均等なサービスをすることができないという実情がありますので、そういった議論はしっかり行ってまいりたいと思います。 ○議長  ほかに質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。   ただいま議題となっております議案3件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり、所管の総務常任委員会に付託いたします。   なお、本議案の審査は、この後の本会議休憩中に、総務常任委員会を開催し審査願います。 ○議長  ここで、暫時休憩いたします。   再開は予鈴にてお知らせいたします。 午前10時22分  休  憩 ─────────────────── 午前10時45分  再  開 ○議長  再開いたします。   休憩前に引き続き会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  (総務常任委員長報告) 日程第 8 議第26号から日程第10 議第28号まで計3件 ○議長  日程第8 議第26号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第10 議第28号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案3件について、総務常任委員長の報告を求めます。   総務常任委員長 山口裕昭議員。 〔総務常任委員長 山口裕昭議員 登壇〕 ○総務常任委員長  おはようございます。   私から総務常任委員会の報告を申し上げます。本臨時会において、当委員会に付託されました議案3件について、先ほど第2委員会室において、関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。   初めに、議第26号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。   本案は、地方税法等の改正に伴い、所要の改正を行うもので、当局から主な改正内容について説明がありました。   初めに、個人市民税の1点目、給与所得者の扶養親族等申告書の記載事項の簡素化についてであります。   年末調整のときに給与支払者へ提出する扶養親族等申告書の記載内容が前年と同じであれば、異動がない旨を記載して提出ができるもので、令和7年1月1日以降の提出分から適用されるものであること。   2点目の森林環境税に関する規定の整備については、森林環境税は国税ではあるが、個人市民税と併せて賦課徴収をするため、規定を追加するもので、令和6年度から適用となり、税率は年額1,000円であること。   3点目の肉用牛売却による農業所得の免税特例の延長は、適用期限を令和6年度から令和9年度に延長し、また、4点目の優良住宅地の造成等に係る長期譲渡所得の軽減税率適用の延長は、適用期限を令和5年度から令和8年度に延長するもので、それぞれ特例の期限を3年間延長するものであります。   次に、軽自動車税の1点目、道路交通法等の改正により新設された特定小型原動機付自転車への対応は、令和5年7月1日より電動キックボードが特定小型原動機付自転車に区分されることから、種別割の税率を2,000円とする規定を追加するものであること。   2点目のメーカーの燃費・排ガス不正による納付不足額の加算割合の引上げは、メーカーが不正に燃費区分を操作し販売した車両の環境性能割と種別割の税額不足分については、不正を行ったメーカーが納税義務を負うが、その際、加算される加算金の割合を10%から35%に引き上げる改正で、令和6年1月1日以後に取得された車両に適用になること。   3点目の種別割のグリーン化特例の適用期限の延長は、燃費性能等の優れた自動車の普及を目指す観点から、新車に係る翌年度の種別割を燃費性能等に応じて軽減しているが、普及を後押しするため、電気自動車等は75%の軽減を令和7年度取得分まで、ガソリン車は営業車に対象を重点化し、50%の軽減を令和7年度取得分まで、25%の軽減を令和6年度取得分までそれぞれ延長するものとの説明がありました。   委員からは、森林環境税の対象者について質問があり、おおむね市民税の均等割が課税されている方が対象であるとの説明がありました。   審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決するべきものと決した次第であります。   次に、議第27号 南陽市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。   本案は、地方税法等の一部改正による条項のずれの整理を図るものであります。   審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。   次に、議第28号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。   本案は、地方税法等の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。   初めに、課税限度額の引上げについては、高所得層にも応分の負担を求めるため、後期高齢者支援金等課税額の限度額を2万円引上げ、20万円から22万円にするもので、基礎課税額と介護納付金課税額は据置きとし、改正後の限度額の総額は102万円から104万円になること。   次に、軽減判定基準額の引上げは、中所得層の負担軽減を図るため、5割軽減の判定基準額を28万5,000円から29万円に、2割軽減の判定基準額を52万円から53万5,000円に引上げ、軽減措置の拡充を図るもの、との説明がありました。   審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。   以上、総務常任委員会の報告といたします。 ○議長  これより質疑に入ります。   ただいまの総務常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第26号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定についてから、議第28号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案3件について、総務常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。   16番佐藤 明議員。 ○佐藤 明議員  ただいま総務常任委員長の議第28号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、ただいま報告がありました。全会一致で決まったそうです。そういう報告でありました。   私は、先ほど総括質疑の中で、様々市長と御意見を交わしてまいりました。   これからもこの問題について、いろいろと議論していきたいなとこのように思っております。   しかも、後期高齢者の課税額の限度額の引上げ、あるいは、判定基準の軽減税率の引上げ等々、私は、先ほど申し上げたとおり、引上げにするやり方、手法について、問題ありと、異議ありとこのように考える一人であります。   したがって、この第28号については、反対の態度を表明いたします。   以上です。 ○議長  ただいまの総務常任委員長の報告に対し、16番佐藤 明議員より、議第28号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について異議がありましたので、分割して採決を行います。   初めに、議第28号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての採決を行います。   お諮りいたします。議第28号の採決は、起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。議第28号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長  御着席願います。   起立多数であります。よって、議第28号は原案のとおり決しました。   次にお諮りいたします。議第28号を除く議案2件について、原案のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、議第28号を除く議案2件については、原案のとおり決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第11 発議第2号 議会機能等検討特別委員会の設置について ○議長  日程第11 発議第2号 議会機能等検討特別委員会の設置についてを議題といたします。   ここで、提案理由の説明を求めます。   8番山口正雄議員。 〔8番 山口正雄議員 登壇〕 ○山口正雄議員  私から発議第2号 議会機能等検討特別委員会の設置について、提案理由を申し上げます。   近年、全国の地方議会において投票率の低下や無投票当選の増加傾向が強まっており、議員の成り手不足への対応が喫緊の課題となっております。   国においては、昨年12月に地方自治法の一部を改正する法律が可決、成立するなど、そうした課題を解決するための制度改正や環境整備が図られてきております。   本市議会においても来年3月に議員の任期満了を迎えることから、会派会長会で協議し、こうした国の動きに合わせ、議会機能のさらなる強化を図るための方策を検討すべきであるとの結論に至ったものであります。   つきましては、近年の内外の情勢等も踏まえ、議員が市民の代表としての責務を深く自覚し、懸命な議会活動を行い、市民の負託に応えるために、議員定数や報酬、議員としての倫理強化など調査研究を行うため、委員6名で構成する議会機能等検討特別委員会を設置するよう提案するものであります。   議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 ○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第2号は、会派会長会全員の賛成を得て提案されたものであります。よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第2号は、委員会付託を省略することに決しました。   これより質疑に入ります。   質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。発議第2号 議会機能等検討特別委員会の設置については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第2号は、原案のとおり可決いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第12 議会機能等検討特別委員会委員の選任について ○議長  日程第12 議会機能等検討特別委員会委員の選任についてであります。   ただいま設置されました議会機能等検討特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名いたします。   特別委員に、     11番 川 合   猛 議員     12番 髙 橋   弘 議員     13番 板 垣 致江子 議員     14番 髙 橋   篤 議員     16番 佐 藤   明 議員     17番 殿 岡 和 郎 議員   以上、6名を指名いたします。   直ちに、議会機能等検討特別委員会を開催し、正副委員長の互選をお願いいたします。 ○議長  ここで暫時休憩いたします。   再開は予鈴をもってお知らせいたします。 午前11時01分  休  憩 ─────────────────── 午前11時18分  再  開 ○議長  再開いたします。   休憩中に議会機能等検討特別委員会が開催され、正副委員長の互選が行われました。   その結果が議長に届けられましたので、御報告いたします。   委員長は、14番髙橋 篤議員、副委員長は、12番髙橋 弘議員の両名であります。   ここで委員長に就任いたしました髙橋 篤議員から、登壇の上、御挨拶をいただきます。   委員長、髙橋 篤議員。 〔議会機能等検討特別委員長 髙橋 篤議員 登壇〕 ○議会機能等検討特別委員長  皆さんこんにちは。   ただいま議会機能等特別委員会の委員長を御指名いただきました髙橋であります。   この委員会は、市議会としてもしっかりとしたものを残す委員会だと私は思っております。   市民の皆様にしっかりとした議会を啓蒙し、そして、我々も身を引き締めてこの委員会を進めさせていただきたいと思っております。   委員はもとより議員の皆様のこれからも御協力をお願い申し上げ、御挨拶とさせていただきます。   よろしくお願いします。(拍手) ○議長  ありがとうございました。   次に、副委員長に就任いたしました髙橋 弘議員から、自席により御挨拶をいただきます。副委員長、髙橋 弘議員。 ○議会機能等検討特別副委員長  ただいま議会機能等検討特別委員会の副委員長を御指名いただきました髙橋でございます。   今、委員長が申し上げましたとおり、市民の方々、また議員の方々も非常に関心のある議案だというふうに思っております。   委員長を補佐して、しっかり議論していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長  ありがとうございました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第13 議第25号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第2号) ○議長  日程第13 議第25号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。   この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。   市長。 〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  ただいま上程されました議第25号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第2号)の補正予算案につきまして、提案理由を申し上げます。   補正の内容は、議会機能等について検討を行う特別委員会に係る事業費の追加。   電力・ガス・食料品等の価格高騰により、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対し、1世帯当たり3万円を給付する、電力・ガス・食料品等価格高騰生活支援給付金給付事業費の新規追加であり、財源につきましては、国庫支出金、基金繰入金で措置いたすものでございます。   以上、提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。   お諮りいたします。質疑は、予算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日程第14 予算特別委員会の設置について ○議長  日程第14 予算特別員会の設置を議題といたします。   お諮りいたします。   議第25号の補正予算議案を審査するため、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置することに決しました。   議第25号の補正予算議案は、ただいま設置いたしました予算特別委員会に付託いたします。   なお、先ほどの議会運営委員長報告のとおり、この後の本会議休憩中に予算特別委員会を開催し審査願います。 ○議長  ここで暫時休憩いたします。   再開は予鈴をもってお知らせいたします。 午前11時24分  休  憩 ─────────────────── 午前11時33分  再  開 ○議長  再開いたします。   休憩前に引き続き会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  (予算特別委員長報告) 日程第15 議第25号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第2号) ○議長  日程第15 議第25号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第2号)について、予算特別委員長の報告を求めます。   予算特別委員長 殿岡和郎議員。 〔予算特別委員長 殿岡和郎議員 登壇〕 ○予算特別委員長  私から予算特別委員会の御報告を申し上げます。   本臨時会において当委員会に付託されました案件は、令和5年度一般会計補正予算1件であります。   これを審査するため、先ほど委員会を開催し、審査を行いました。   当委員会は、議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを報告させていただきます。   議第25号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第2号)は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。   以上、予算特別委員会の報告といたします。 ○議長  これより質疑に入ります。   ただいまの予算特別委員長報告に対し、質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第25号 令和5年度南陽市一般会計補正予算(第2号)は、予算特別委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、議第25号は予算特別委員長報告のとおり決しました。   最後にお諮りいたします。本臨時会において議決されました議案の中で、整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに、御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。   以上をもって、本臨時会に提案されました議案の審査は全て終了いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 市 長 挨 拶 ○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。   市長。 〔白岩孝夫市長 登壇〕 ○市長  令和5年第1回臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。   本臨時会におきましては、御提案申し上げました議案につきまして、慎重に御審議を賜り、全議案とも原案のとおり御承認、御可決をいただきましたことに厚く御礼を申し上げます。   さて、およそ3年前から始まった新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、来月8日には2類から5類に引き下げられることにより、大きな転換点を迎えます。   5月から始まる新型コロナ2価ワクチン春接種の準備を進めるとともに、これまで蓄積されてきた感染予防対策の知見を生かしながら、観光やスポーツ、文化、芸術活動など社会活動、経済活動が活性化することを期待しております。   今後とも、なお一層の御協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。   春の風物詩であります山形県縦断駅伝競走大会が27日から開催され、29日の最終日に南陽市を通過いたします。今大会では、久しぶりに声を出しての応援が認められております。総合11連覇を目指している南陽・東置賜チームに大きな御声援をお願い申し上げます。   結びになりますが、議員各位におかれましては、時節柄、御自愛をいただきまして、各般にわたり、御健勝にて御活躍されますよう、心から御祈念申し上げまして、御礼の御挨拶とさせていただきます。   誠にありがとうございました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 閉      会 ○議長  これをもちまして令和5年南陽市議会第1回臨時会を閉会いたします。   御一同様、御起立願います。   傍聴席の方もお願いいたします。   どうも御苦労さまでした。 午前11時39分  閉  会 南陽市議会議長 舩 山 利 美 会議録署名議員 山 口 正 雄 同       板 垣 致江子