令和6年9月12日(木)午前10時00分開会 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 山口 裕昭 委員長  佐藤 和広 副委員長 出 欠 席 委 員 氏 名 ◎出席委員(15名)  1番 髙岡 遼多  委員   2番 大友 太朗  委員  3番 茂出木 純也 委員   4番 佐藤 和広  委員  5番 中村 孝律  委員   6番 外山 弘樹  委員  7番 佐藤 信行  委員   8番 小松 武美  委員  9番 濱田 藤兵衛 委員  10番 伊藤 英司  委員 11番 須藤 清市  委員  12番 山口 裕昭  委員 13番 島津 善衞門 委員  14番 高橋 一郎  委員 15番 板垣 致江子 委員 ◎欠席委員(0名) ────────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 白岩 孝夫 市長          大沼 豊広 副市長 長沢 俊博 総務課長        穀野 純子 みらい戦略課長 佐野  毅 情報デジタル推進主幹  島貫 正行 財政課長 板垣 幸広 税務課長        川合 俊一 総合防災課長 竹田 啓子 市民課長        髙橋 直昭 福祉課長 佐藤 幸代 障がい支援主幹     嶋貫 憲仁 すこやか子育て課長 山口 広昭 農林課長        渡邊 正規 商工観光課長 嶋貫 幹子 観光振興主幹      加藤 善和 建設課長 遠藤 晃司 上下水道課長      髙橋 宏治 会計管理者 堀  裕一 教育長         鈴木 博明 管理課長 佐野 浩士 学校教育課長      大沼 清隆 社会教育課長 角田 朋行 史跡文化主幹      土屋 雄治 選挙管理委員会事務局長 矢澤 文明 監査委員事務局長    山内 美穂 農業委員会事務局長 ───────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 尾形 久代 事務局長  太田  徹 局長補佐 小阪 郁子 庶務係長  楠  賢史 書記 ─────────────────── 本日の会議に付した事件  議第45号 令和6年度南陽市一般会計補正予算(第4号)  議第46号 令和6年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  議第47号 令和6年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)  議第48号 令和6年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)  議第49号 令和6年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  議第50号 令和6年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)  議第51号 令和6年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開      会 ○委員長(山口裕昭委員)  御起立願います。   おはようございます。   御着席願います。   これより予算特別委員会を開会いたします。   ただいま出席されている委員は15名全員であります。   これより予算の審査に入ります。   本委員会に付託されました案件は、令和6年度補正予算7件であります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第45号 令和6年度南陽市一般会計補正予算(第4号) ○委員長  初めに、議第45号 令和6年度南陽市一般会計補正予算(第4号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。島貫正行財政課長。 〔財政課長 島貫正行 登壇〕 ○財政課長  〔令和6年9月定例会 予算に関する説明書により 議第45号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。   質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。   これより質疑に入ります。   補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。   最初に、歳入全般、10ページから16ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  ないようですので、次に、歳出に入ります。   第1款議会費から第6款農林水産業費までの17ページから30ページまでについて質疑ございませんか。   3番茂出木純也委員。 ○茂出木純也委員  25ページ、3款民生費、2項児童福祉費についてお伺いします。   説明項目35番、保育士等奨学金返済支援事業費についてですが、これは、保育士の確保、人材の定着の目的とお伺いしました。市役所の正面玄関の投書箱に貼り出されてあったんですが、夏休みの学童の要望というのがありました。それに対して、保育士確保の観点でどのようにお考えでしょうか、お伺いします。 ○委員長  答弁を求めます。   嶋貫憲仁すこやか子育て課長。 ○すこやか子育て課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。   委員が御指摘になりました学童保育につきましては、小学校の児童の放課後の預かりについて行う事業でございます。このたび補正予算に御提案を申し上げております保育士の人材確保につきましては、未就学児の保育士の確保に係る部分となりますので、こちらにつきましては、人材の確保につきましては別な職種というふうになりますので、御了解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。   なお、学童保育でございますが、学童保育の事業の運営に当たりましての人員の配置について申し上げますと、学童保育につきましては、保育園と違いまして、何人当たりという配置基準ではございませんで、施設の中の受入れの人数に応じて、支援の単位という1つの塊になっております。1支援単位当たり2人の配置というふうに基準が定められておりまして、南陽市内の各施設の学童保育につきましては、支援単位が1支援単位から3支援単位までというふうな状況になっております。そのような支援の単位に合わせまして、最低で2人以上、3支援単位のある大規模な学童保育につきましては支援員6人以上というふうな形で運営をさせていただいておるところです。   あわせて、子供さんにおかれましては、最近、いわゆる支援が必要なお子様が増えている状況にございまして、それぞれの学童保育施設の運営に当たりましては、その最低基準の支援員にプラスして、個別に対応をさせていただいているというようなケースを今現在行っている状況でございます。   以上でございます。 ○委員長  よろしいですか。   ほかに御質疑ございませんか。   9番 濱田藤兵衛委員。 ○濱田藤兵衛委員  18ページ、2款総務費、1項、財政管理費のところで、補正額が5億9,100万円以上の額がついておりますが、この積立金というのは、一体どれぐらいまで積み立てると近隣の市町村辺りと比べて大体同じぐらいというふうに見立てているのかお伺いしたいと思います。 ○委員長  答弁を求めます。   島貫正行財政課長。 ○財政課長  ただいまの委員の御質問にお答えいたします。   近隣の市町と並べるという部分につきましてはなかなか難しい部分がございますが、今現状では、当市の財政調整基金、他市に比べますと大分少ないという状況になってございます。財政出動等の部分についての、なるべくそういった基金を積み立てるということで、財政的な課題というふうに捉えているところでございます。   なお、どのぐらいまでという部分でございますが、おおむね15億から20億程度は確保が必要かというふうに財政担当としては考えているところでございます。   以上です。 ○委員長  よろしいですか。   ほかに質疑ございませんか。 (発言する声なし) ○委員長  ないようですので、次に、第7款商工費から第10款教育費までの31ページから42ページまでについて質疑ございませんか。   14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  紙ベースのあれだと31ページになりますか、観光費のことです。サーマルプラザのことでお伺いをしたいと思います。   まず、1点目があそこのカフェですね、スタートアップカフェが入るということ、それが公募をして、公募終わって、何社が来たのかということとか、それから、それを決定する場合の考え方、それをお伺いしたいというふうに思います。   第2点は、私も今日知ったんですけれども、あそこに折り鶴をというふうなことで、ここの階段下のところのポスターにも、市長も折り鶴を作ってというような話が、初めて聞きました。   それで、これ、どんな形でそういった経過に至ったのかということと、それから、それをどのような形で結びつけていくのか。例えば、夕鶴の里等の話とか。今までですと、「菊とぶどうといで湯の里・南陽」です。そこに鶴というのが入ってくるのかですね。そういったいろんな考え方が出てくると思います。少なくとも、どの時点で決まったか分かりませんが、8月の全員協議会あたりで分かっているとすれば、一言議会にも話があってよかったのかなと。それはどの時点で決まったか分かりませんので何とも言えませんが、その件についてお伺いをしたいと思います。 ○委員長  答弁を求めます。   嶋貫幹子観光振興主幹。 ○観光振興主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   第1点目のカフェ・物販の事業者につきましては、9月6日に締切りとなっておりまして、現在、2つの事業者のほうから応募をいただいているという状況となってございます。   その第2点目の審査決定の基準ということでございますけれども、審査につきましては、9月27日にプロポーザルを実施する予定でございまして、2業者に来ていただいて、プレゼンテーションをしていただきながら、よりよい事業者を選定していくということにはなっております。審査委員会のほうも設置いたしまして、基準に基づきながら選考していきたいというふうに考えてございます。   3点目の折り鶴のイベントでございますが、全員協議会のほうの入札の報告の中で、デザインにつきましては、赤湯駅の総合的なデザインにつきましては、デザイン監修ということで業者に入っていただいているわけでございますけれども、そちらの業者のほうで、赤湯駅をよりよいものにしたいという意思の下、当初の設計にも同じようなものも織り込まれている部分もあったんですけれども、そこについて、予算の都合上もあって削除したりというやり取りが今までありました。   今回、その事業者のほうで、夕鶴の里というのももちろんあるわけで、折り鶴をモチーフにしたオブジェを作成したいというようなことがございまして、事業者のほうでの考え方に基づいて、折り鶴を市民の皆様に折っていただきながら、赤湯駅を新たに一緒につくっていこうという意図の下、今回の事業を実施するという運びになったものでございます。   以上でございます。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  まず、第1点についてお伺いをしたいと思います。   これは、9月27日のプロポーザルで決まるというふうなことなんですが、まず、その審査委員会を設置したとありますが、審査委員のメンバーを教えてください。   それから、第2点についてですが、このデザイナーの方の発案だというようなことですけれども、これは市長にちょっとお伺いしたいんですけれども、こういうふうなことを、いわゆる観光の、あそこの施設というのは当然、観光と来客用の駅です。それに対して、非常に大事な要素だというふうに思っていますし、その折り鶴について、私はいいなとは思いますよ。思いますけれども、それからの展開ですね。どういうふうに展開していくのか。そこが、やっぱりしっかりしていないと、何かその単に終わってしまう。   折り鶴だって当然物ですので、消耗品ですので、当然、何年かに一遍は変えなきゃならないと思いますし、じゃ、それをどのような形でするのか。一般市民に呼びかけていますけれども、観光協会とかそういった旅館とか、そういったことへの働きかけがあったのか。どうもその辺がもう何か、トップダウン方式はいいんですけれども、どうも何か、こちらにも話もないし、どうなんだろうなと。どうせやるんだったらば、みんなで一緒にやろう、一生懸命やりましょうというふうに言っていてもいいのかなと思うものですから、その辺についてお尋ねしたいということと、全協だったっけか、あそこのハンググライダーも飾るんだというふうな話と私は思っていたんですけれども、その辺についてもお伺いしたいと思います。 ○委員長  答弁を求めます。   嶋貫幹子観光振興主幹。 ○観光振興主幹  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   審査委員会につきましては、副市長を委員長といたしまして、そのほか関係課長、あとは、民間からも入っていただいての構成で審査委員会を実施する予定でございます。   ハングの件でございますけれども、ハングにつきましては、そもそも現在、今回改修工事をしているほうには2基のハングが展示されておりまして、また、中央のコンコース部分に1基、合計3基のハングが展示されておったわけですけれども、その中で、今回改修している部分の2基のほうは撤去させていただいたんですけれども、その待合室にありました女子ハングを開催したときの選手のサインが入っているハングライダーのほうを中央のコンコースのほうに移動させていただきまして、中央コンコースのほうにはそのまま1基展示しているというような状況でございます。   私からは以上でございます。 ○委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  今回のその折り鶴の件は、イベントでありますけれども、これ全くトップダウンではなくて、私も、いつ知ったのかな、これ。そのデザインの監修を行っていただいている会社、事業者の、民間の発意、創意工夫のイベントであります。   今回、リニューアルするに当たっては、委員がおっしゃったように利用者の方の使い勝手、利便性、居心地のよさ、そうっいたものを重視して設計していただいたわけですけれども、さらにそれを愛着のあるものにしようという発意については、ナイスアイデアだなというふうに思いまして、私も、急遽そのことを先日SNSでシェアさせていただいたところです。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  私が言ったトップダウンというのはそういうことじゃなくて、ボトムアップというのは、当然、例えば、観光協会とか様々な関係団体から上がってきて、こんなものしたらいいんでねえというようなことがボトムアップだと思うんですね。いわゆる業者のデザインを採用していくというようなことは、私はトップダウンだと思っています。そういうふうな意味で私は申し上げたんです。というのは、だって、全然知らないわけでしょう。観光協会の人、知っていますか、これ。   あとは、例えば、じゃ、こんなことでして、やって、じゃ、夕鶴の里でこんな形でやっていこうなというようなことで、こんなアイデアがあったんだ、いいアイデアだよねというような形での話合いとか、そういったことがあったのかどうか。要するに、全員協議会とか何かで話は聞いていないものですから、私は全く分からないわけです、ただ急にポスターが出てきたというふうなことしか。その辺について、ちょっとやり方が、ちょっとおかしいんじゃないかなというふうに思って質問しているわけですので、その真意をお酌み取りください。   最初の、1番の審査委員会で、民間の人、名前出せなければ出せないでいいんですけれども、例えば、その民間の方というのはどういう、商工会関係か、それから、観光協会とか旅館組合とか、何かそういったことに関係のある人か、その辺を教えてください。   あとは、市長が言った、いつだったか分からないけれども、そういうような形でいいアイデアだと思って採用したというようなことありましたけれども、議会に対するこの説明というのは、いまだもってないですよ。私が質問したから話をしているだけであって、議会に対する説明というのは何でないんですかね。そんないとまがなかったんですか。それともこれから。産業建設常任委員会ではしゃべったのかな。ちょっとその辺を教えてください。 ○委員長  答弁を求めます。   嶋貫幹子観光振興主幹。 ○観光振興主幹  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。   審査委員会の民間の委員の方ということでございますけれども、商工会の方にお入りいただく予定でございます。   先ほどの折り鶴のイベントの件でございますけれども、委員御指摘のとおり、議員の皆様への説明という部分が抜けておったということは大変申し訳ございませんでした。ただ、やはり、市長も申し上げましたように、その民間のほうからのいいアイデアだなというようなこともこちらのほうでもありまして、その持ち方についてということも御相談はいただいたわけですけれども、開催する場所とかそういったところもありまして、じゃ、あくまでも民間事業者様の事業としてというようなことでの運びとなったことにつきましては御承知おきいただければというふうに思っております。   以上でございます。 ○委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  今、担当主幹からありましたように、議員の皆様へ説明が抜けた点についてはおわび申し上げます。   今後、我々もこれ、多分、その事業者の方も、なかなか段取りについて手順を踏んでというところが抜けたのかなというふうに思いますけれども、その点は我々ともしっかり連携を密にして、議員の皆様にもできる限りお知らせをさせていただきたいというふうに思います。申し訳ございません。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そういうことで、緊急性があったというようなことなんでしょうけれども、ぜひ、やっぱり分かった段階でお知らせして、産業建設常任委員会は産業建設常任委員会、あるいは、そういった救急だったらば何か、何でもいいですよ、もう伝達の仕方は。そんな形で伝達をしてもらいたいなというふうに思います。   というのは、先ほども申し上げたように、やっぱり成功したいわけでしょう、これ。それで、例えば、折り鶴でやって、よかったなといったときに、じゃ、当然折り鶴だから、一般的に考えれば、夕鶴の里との結びつきあるんだよねとかなるわけですよね。   だから、そういったときに、じゃ、その次の手だてというがどうなっているのかなと思ったり、やっぱりこの、市長がよく言われる持続可能性ということを考えていった場合に、その辺のことがあるのかどうか。一つのアイデアでぱんと進むのはいいんですけれども、ちょっとそこが、みんなの知恵を出したほうがいいのかなと思ったんですね。その辺についてはどうですか。 ○委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  南陽市が「鶴の恩返し」の民話の発祥の地だということには、これまでの議会の中でもいろいろ、何度かお話ししたと思いますけれども、なかなかこれを活用し切れていないなという問題意識はございました。そうした中で今回、その事業者の方の発意についてはいいことだなというふうに思いまして、我々、これ採用したということではなく、市の事業でもなく、今回の折り鶴のイベントなんですけれども、これはあくまでその民間の方が主催で、私はそれにゲストできてくれないかというお招きをいただいて、本当にそれが実態で、分かりましたということで、私も伺うことにしています。   「鶴の恩返し」を南陽市がどのように活用していくかというのは、具体的な計画が今現在あるわけではありませんけれども、そうした我々行政側のアイデアや、それから、議会の皆さんのアイデア、そして、民間の方のアイデア、そういったものを総合的に勘案しながら進めていければなというふうに思っています。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  誰が見ても市のやっているものだなとしか見えませんよ。市長がゲストで来たなということは思いません、私は。だってそうでしょう、駅のサーマルプラザを誰が発注したんですか。誰がデザイナーを発注したんですか。市でしょう。これ市ですよ、絶対。だから、そういうようなことで、そのデザイナーがやったんだみたいなそんな言い方、おかしいと思いますよ、私は。あくまでも市が発注してやったんなら、市の事業ですよ。私はそう思いますので、そこについて、ちょっと認識が違うようであれば、そこを市長、考え直してください。   ぜひ、そういうような形でないと進みませんよ、これ。だって、勝手に民間の人がやったんだみたいなことで、私もいいと思って行くんだということじゃなくて、もっと前に進めて、広くみんなで提携してやっていくというような発想に持っていかなければいけないと思いますよ。そうしたら、絶対市でしょう、それは。違いますか。 ○委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  赤湯駅のデザインについて発注しているのは市でありますけれども、今回の折り鶴のイベントについて発注しているのは市ではありません。こういうふうに見えるという委員の印象については、私も、そういうふうに見えることもあるかもしれないなというふうには思いますけれども、事実関係として、これ市側で準備して実行するものではなくて、民間の事業者の方が実行するものであります。   今回、そのいろんな方のアイデアで進めなければいけないという委員の御指摘については、まさしくそのとおりで、デザインをやられる方がそういったお気持ちでやっていただけるのは大変ありがたいというふうに思っています。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  この問題でずっとやってもしようがないんですけれども、私の認識は違うということを申し上げたいと思います。   あと、「鶴の恩返し」の関係は、やっぱり全国に発信するべきだと思うんですね。今回、じゃ、サーマルプラザで何かそういったことが分かるようなものを、やっぱり置くとか、それは市の考え方でしょう。そのデザイナーの考え方じゃないですよ、それは。じゃ、デザイナーの人がそれしなかったら、折り鶴をしなかったらば「鶴の恩返し」も考えなかったということですよね、当然。せっかくそういうアイデアが出たら、それに乗っかっていくというのが考え方じゃないんですか。何か、市長のこの答弁聞くと、何か切り離して言っているようで、おかしいなと聞いています。それについてはちょっと私と合いませんので、そこは後、申し上げません。   私が要望したいのは、今申し上げたとおりですね。夕鶴の里、「鶴の恩返し」の発祥の里というようなことをアピールするとすれば、ぜひそのサーマルプラザにもそのような説明を含めて出してもらいたいというふうに最後、要望します。 ○委員長  要望ですね。   11番須藤清市委員。 ○須藤清市委員  関連で質問させていただきます。   今のサーマルプラザの関係でございますが、  一般質問でも御質問しましたが、夕鶴の里、市の施設は、鶴のプランをいっぱい持っています。どうやってあのおりはたの里に人を呼ぶか、そして、いろいろやっている中で、今、市長が鶴のプランがないと一言おっしゃいましたけれども、そういう認識ではつながらないと思います。   具体的に言うと、あの新幹線のある駅を利用して、どういう恩恵を市全体の産業や市民のいろんな生活に、潤いというか、価値を与えようとするかというプランがあれば、今、高橋一郎委員の質問のお答えのような市長の考えではなくて、市長さんが何をあの駅の改装をもってこういう効果を持ってきたいかという、そういうついていくためのビジョンが見えないというのが1つあると思います。   ずっとあのラーメンも貼りっぱなしです。あそこに鶴の絵を貼ったらいいんじゃないですか。あと、熊野大社の絵を貼ったらいいんじゃないですか。そういったのが市民の声です。それを毎日3,000人近くの、多いときは、通過する方も、いつもあの駅はそういうものだということですし、あそこにできるいろんなゆえんという、南陽市のゆえんというものをもうちょっと、そのいわゆる入口、まず出発の玄関である駅にビジョンをつくっていただきたいというのは、私の本当の気持ちでございます。   それで、東京南陽会のほうにも東京の御来賓の方がお越しになるでしょう。設計した鈴木エドワードさんは亡くなりましたけれども、毎回東京南陽会に来ていらっしゃいました。そのたびに、私がこういう思いでああいうパラシュート型を作ったと言いながら、階段があって滑って転ぶとかいろいろあって直してきたんですが、その初期から含めていったときに、今その、ちょっとDMOの関係もちょっと申し上げますが、5年間長井を中心にやったこのアルカディアのネットワークの結果、いい結果出たと思っているかどうかですが、これから南陽の観光や人の交流、定住人口、交流人口増やすには、この観光が持つ機能を一気に発揮するには、あの駅しかないと思うんですよ、いろんな意味で。   そういう意味との考え方のビジョンについて考えると、今回のこのサーマルプラザの改修については、ちょっと観光的な意味合いがよく分からない。確かに、JRの都合でみどりの窓口はなくなります。だけれども、市の職員を配置してまでも、観光協会だけでなくて、あの駅にそういうサービス機能を持っていくことこそが、我々の南陽、赤湯の立場でほかの市町村をみんな巻き込んであげる、そういったことから言うと、まだまだあの駅の価値というのはあるはずでございます。   シェルターまで歩く道を造って、歩くだけで楽しい道を造りましょうみたいな、そういうところに向けて、県の道路も今、いよいよ近づく中で、このまちづくりの協議会の中に、例えば、この前申し上げましたが、温泉を持っていくなんていうのはちょっと極端かもしれませんが、前々の歴史から言うと、赤湯温泉駅にしようという話も先輩の議員の中には何回もありました。それを諦めないで、これだけ少子高齢化の中で、世界から人を呼ぶ時代ですので、何が必要かというのを全然話がない中で、たたたっと詰まって、たたたっと入っていくような気がします。   不勉強ではございますが、そういった意味で、今後ともこの駅を利用して、どうやってこの利用をしていくかということを、もう少し具体的な話として落とし込んでいただきたいというふうな思いがします。その点、市長、いかがでございますでしょうか。いろいろお考えだと思いますので、どういう繁栄をもたらすための、どういう機能の駅づくりをするのか、その辺ちょっと教えてください。 ○委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  今、委員おっしゃった内容が非常に多彩でありましたので、どうお答えすべきかちょっと今、悩んでおりますけれども、今回、その赤湯駅の改修に取り組みましたのは、夏暑く冬寒いと、そういった利用者の方の声が多かったということが第一であります。   観光の面も当然大切でありますけれども、毎日利用されているビジネス客の皆さんや、あるいは、高校生の皆さん、あるいは、その高校生の保護者の皆さん、そういった皆さんから、なかなかエアコンの効率がよくないということで、もうちょっと居心地のいい駅にしていただけないかなということを聞き及んでおりました。委員の皆さんもそういった声はお聞きだったんじゃないかなというふうに思います。ですので、今回の改修については、ふだん利用される方の居心地のよさを第一に考えて行うものでございます。   そして、観光への誘客につながるような考えということでありましたけれども、それにつきましては、委員からもありましたように温泉や、様々な要素が南陽市にはございます。それを駅でどういうふうに表現するかということについては、これ10人いれば10人の御意見があろうかというふうに思います。そういった委員の御意見やアイデア、あるいは、市民の皆さんの御意見なども踏まえて、どういうふうにあるべきかということは考えてまいりたいというふうに思います。 ○委員長  11番須藤清市委員。 ○須藤清市委員  御答弁ありがとうございます。   どうぞその方向で、いろんな意見を吸い上げていただきたいということで、差し当たってこの事業が進む中に、以前、私も観光協会長やったときに、入っていただいたその方の事情で賃貸料がちょっと遅れたりとか、いろんなことがあります。そういった協定しているそのルールといいますか、そういうことと、あと、1回契約して長い塊にならないように、いろんな流行やはやりを織りながら、地域の発展とともにいろんなところに協力いただくことをぜひ御了解いただいた契約にしていただきたいと思います。   それから、東京南陽会、ふるさとを思う人、それから、南陽市はじめ、海外の方もこれからも増えますので、そういった方々にこんなことを考えていこうというところの、そういう話がいつもあの駅周辺の受入れ、また、送迎に関して反映できるようなネットワーク、これを常に観光のほうには意識をいただいて、ぜひ進めていただきたいと思っております。ありがとうございました。 ○委員長  ほかに御質疑ございませんか。   11番須藤清市委員。 ○須藤清市委員  同じ31ページの商工振興費、2番、産業団地整備事業所等のこの700万の件でございます。   今年議員になった新人議員がいっぱいおりますけれども、どこにこの産業団地を造るのか、何のために、どういう計画があるのか、よく、まだ不勉強でございます。概略で結構ですので、長期プランにはのっていることは分かっておりますけれども、現実的に、設計業務委託の700万ということでございますので、ある程度具体的ないろいろ話があれば、どこの場所にどういうもので設計を委託するのか、その概略を教えてください。 ○委員長  答弁を求めます。   渡邊正規商工観光課長。 ○商工観光課長  ただいまの御質問にお答えします。   今回の事業名ですが、新産業団地候補地選定概略ということになっています。候補地を選定するというところからまずは始めたいなと思っています。   市内の中で、南陽市の考え方として、企業の立地を促進するという考え方で、2つ戦略がございます。1つ目は、市内の既存企業様の拡張であったり移転の立地ニーズ、それを市外に出すことなく、市内にとどめておくという需要に答えていくことと、もう1つが、市外からの新規立地を促進していくこと、2つの考え方を持ってございます。今回につきましては、最初に申し上げた既存企業の拡張に対応できるようなことを考えてございます。   なお、当市では中川地区のほうにスマートインターを考えてございますので、それに利するような形の整備ということで考えてございます。   以上でございます。 ○委員長  11番須藤清市委員。 ○須藤清市委員  ありがとうございます。   中川地区ということは、大変、私もいろんな話で聞いてございました。あそこを考えますと、間もなく中川小学校が赤湯小学校に一緒になるという、跡地利用ということも地域の議員さんもいろいろとやっておられます。それから、もちろん、あそこはかわでんさんの、固有名詞出させていただくと、大きな事業帯があり、また、昔からあそこは石も取れ、観音様もあり歴史の、あとは、ましてや村山との街道の大事な場所に改めてこういう産業を支えるようなものをすることで、大変効果が大きいんだろうなという想像はつくところでございまして、これからの計画としましては、そういった地域の、中川小学校の跡地のこととか、あと、ちょっと私、はっきり分かりませんが、何かスマートインターの話も昔から出ているようにちょっと記憶にあるんですが、その計画はどういうような方向でこのエリアとの関連を持っていく可能性を求めていくのか、その辺、今分かる範囲内でその方向性を教えていただきたいと思います。 ○委員長  答弁を求めます。   副市長。 ○副市長  私からお答えします。   スマートインターチェンジにつきましては候補地を決めていまして、南陽パーキング付近ということで今、国交省とかNEXCOとかいろんな方面に今、検討中です。それの条件としては、結局、何台落ちるのという、そこで何台利用するのというのが一つのキーワードになるので、その一つとして、産業団地の企業からのその需要を取り込むというようなことで、今プランニングしているというのが現状です。   ただ、場所については、今回のその設計もそうですけれども、地盤とか周辺とか、いろんな調査をまだしていないので、そういった概略の設計をまずやって、どういうことが必要なのか検討するための今回は調査事業だというふうに御理解いただければと思います。   以上です。 ○委員長  11番須藤清市委員。 ○須藤清市委員  ありがとうございます。   そういう方向性の中での調査ということの意味合いが大変分かりました。   いずれ、例えば今、NDソフトさんのところのあの梨郷地区にも造成、こういった工業団地といいますか、ありました。それから今、西工業団地はじめああいう工業団地ありますが、ほかとのこの産業団地というか、それとの関連ということ、それ、今あるものの対応ということとは全然別個に進められるおつもりなんでしょうか。   南陽市のいろんな効果を出すに、新しい企業の誘致、それから、既存の企業の支援、これ絶対大事だと思いますので、そういった全体的なところからいうこの工業団地の施設、そして、スマートインターの関係での今の、何か目的がちょっと分かったんですが地盤、確かに相当地盤が弱いんじゃないかと思いますが、もうちょっと具体的なところで、こんなふうなところでの設計を見てもらうつもりだというのは、今分かる範囲でも分かれば、ほかの産業団地との関連と、今ここの中川地区で進めていようとするものの、ちょっとした、もう少しの進み方の方向性というか、もう少し分かれば教えていただけませんでしょうか。 ○委員長  答弁を求めます。   副市長。 ○副市長  お答えします。   場所についてはまだ調査段階ですので、公表については差し控えさせていただきます。ただ、中川地区、あくまでも中川地区をメインに何か所か候補地を選定して、その中で有力なところを1つ調査をしようというようなイメージで考えています。   あと、もう一つは、ほかの地区の団地、産業団地というか工業団地なんですが、開発公社の理事長を私、していますけれども、開発公社の、やっぱり、理事会でもその話がよく出るんですけれども、梨郷工業団地をやっぱり拡張しましょうというお話もありました。これは事実です。   ただ、結局、工業団地として備えるべき条件というのがありまして、簡単に言えば、どのくらいの値段だと買うよねという部分があるんですね。これは、高い工業団地を造っても誰も進出しませんので、そういうふうになるとなかなか、実は、いろんな候補が出るんですけれども、難しいのが現実です。   特に、漆山地区の工業団地のその拡張については、都市計画法とのその絡みの中でなかなか制限があって、恐らく限定的になってしまうだろうというふうに考えると、これから南陽市がどういう工業団地が必要かというふうな、その根本的な部分についてはもうちょっと議論したほうがいいのかなという気がします。   あと、もう一つは、ストックとして、つまり、常にそのストックを持っていて、企業が来たときにすぐに交渉できるというのも大切ですが、そうすると結局、その部分の資産を抱えなければならない。簡単に言えば、借金して造るのでその利子を、どんどん上がっていって、恐らく、御存じのとおり置賜の中のほかの市のように、それで財政再建団体に陥ったところもありますので、非常に、そこは慎重に対応していかないと難しいのかなというふうに考えています。   以上です。 ○委員長  11番須藤清市委員。 ○須藤清市委員  分かりました。   大変具体的なお話をいただきまして、このプランのいろんな含みを持ってあそこの地域が、大変、前に進めるとすれば相当の効果を出すだろうと私は期待をするところですが、実際に今、中川地区といいますか、福祉のまち、何のまち、大変頑張っているエリアですし、刀を作るあの方も中川出身だったりする方でございますし、どうぞ今後進める中で、地域のいろんな意味での発展といいますか、それを十分に大局的に踏まえた上で、これからの南陽市の貢献に期待しているところでございます。   今日はそこまでお聞きしましたので、了解しました。了解というか、分かりました。ありがとうございました。 ○委員長  ほかに御質疑ございませんか。   14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  タブレットで言うと43ページの、教育費の社会教育費、結城豊太郎記念館のことでお伺いしたいと思います。   本当に結城豊太郎記念館、市立結城豊太郎記念館30年を迎えるということで、大変喜ばしいなというふうに思っています。そういった中で、今回、クラウドファンディングで門を整備したということも、大変いいタイミングでよかったなというふうに思っています。   それで、お聞きしたいのは、この30年記念の事業、その事業について、例えば、何か開催をしてやっていくというようなことを考えているのか、とすれば、開催日とその内容についてお伺いをしたいと思います。 ○委員長  答弁を求めます。   角田朋行史跡文化主幹。 ○史跡文化主幹  ただいまの質問にお答えいたします。   このたびの事業につきましては、結城記念館の表門の修繕とパンフレットの修繕ということで、30周年記念の事業として位置づけております。   今回の事業は、そもそも結城先生の薫陶を受けた世代の方が少なくなったことがありまして、結城先生というものをそもそも知らないという方が増えていると。そういった現状を踏まえまして、将来的な記念館の運営を見据えつつ、結城先生を知っていただきたいということの思いを込めて取り組んでいる事業でございます。   この今後のその記念事業につきましては、様々なイベントありますが、講演会等いろいろ考えると思いますけれども、結城先生の事業を再認識したり、新たな一面を知ったり、そういった遺徳に触れるような事業が考えられるところでございます。ただ、まだ具体的な計画や検討は行っていないところでありますので、御承知おきください。   以上でございます。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  結城豊太郎先生の功績もなかなか知らない人もいるというようなこと、特に若い人ですね。それは非常に大事なことだというふうに思いますので、まだ決まっていないとすれば、私からの提案をしたいんですが、私からというか、そういうふうな要望を市民の方々から聞いております。   それは、9年前に、日銀総裁だった白川総裁をお呼びして講演会を開きました。私は大変よかったなというふうに思っています。結城豊太郎先生を敬愛し、そして、日銀でも、結城豊太郎先生のことを詳しく知って話をできるというのは白川元総裁だと思います。   大変気さくな方で、私たちのこの普通の市民にでも、接し方も、当然、講演会を聞いて、その後で懇親会を持たせてもらったわけですけれども、その中でも本当に気さくにしゃべって、いわゆる日本銀行総裁だったわけですから、様々な経済の高い次元のレベルの話なんかももちろんするわけですけれども、身近なこともしっかりしゃべってくれますし、大変いい方だなというふうに思っております。またこの30年記念の花として、白川先生が達者なうちにというと大変あれですけれども、30年記念で、ぜひその花を添えてもらいたいなというふうに思っています。   現時点で考え方がないということですけれども、市として呼ぶとすれば、そんなにその経費もかからないと思いますので、ぜひそのようにしていただきたいなと思うんですけれども、どうでしょうか。これ市長かな、市長に、そうですか。ぜひ、予算をつけるのは市長だと思うんですけれども、どうですか、その辺について。話も聞いているとは思うんですけれども、どうでしょうか。一市民のほうから聞いてはいると思うんですけれども、あえて質問させていただきます。 ○委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  今、高橋委員おっしゃるアイデアは大変興味深いというふうに思ってお伺いをしました。確かに、予算措置をするのは市長部局でございますので、それを所管する教育委員会とよくお話をさせていただいた上で、今後検討させていただきます。というか、検討主体は教育委員会になると思いますけれども、そちらの考え方を踏まえて考えてまいりたいと思います。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  本当に、今しかないというふうに思うんですね。30年の花、30年、次、40年というと、私たちもここにいるかどうかも分からないですし、当然御本人、白川さんだって、やっぱり元気でしっかりしているうちにというふうに思いますので、これ、本当に強く要望したいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長  ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。   再開は11時15分といたします。 午前10時59分  休  憩 ─────────────────── 午前11時15分  再  開 ○委員長  それでは、休憩前に続いて質疑を行います。   11番須藤清市委員。 ○須藤清市委員  11番、須藤でございます。   引き続き、結城豊太郎記念館関連のことで継続してちょっとお尋ねします。   私も、高橋委員おっしゃるような一つの節目の事業として、ましてや今回、200万円というクラウドファンディングにお金をお出しいただいた方々、それから、いつも見学に行く方とか友の会関連の方々の一つの感謝という意味でも、一つの市民に対するさらなる遺徳顕彰の事業として必要だと思っております。   32代目の植田総裁の、32人のうち、この置賜から3人の日銀総裁が出ております。池田、宇佐美、結城、その中の結城さん、特に、薩摩藩の江戸屋敷があるように、東大の安田講堂の建設のきっかけをおつくりになったような大変な実績でいらっしゃいます。白川前々総裁はじめお越しいただけるんですが、さらにこの機会を得て、ぜひ先生の遺徳顕彰に力を入れるということは必要だと思っております。ほかの市町村のイベント等新聞等で見ましても、何周年記念ということで、それを活用していろんなイベントがめじろ押しのようになっておりますので、負けないでやっていければと思っております。   それと、結城記念館さんにちょっとお邪魔しますと、1つは、門が今回直ると。それから、パンフレット等もあるんですが、ちょっとこれはここにあるんですが、パンフレットもそうですけれども、前にロータリーのクラブの方々などが全中学生向けにこういった教本みたいなものを作ったということです。これを1年間やって終わって、またもう一年やったそうですが、できれば、学校の先生方のお話で、偉人の教育としては、その項目の中で毎年子供たちの、例えば、1年とか2年とか、必ず家庭含めて差し上げて、それを教本としてできないかと。   そうすると、1万冊までは要らないんですが、10年間といってもそれだけのお金がかかる。これも、市民のクラウド含めた意識も入れてできることだと思うので、ぜひ今回作るパンフレットにおかれましても、そういう起爆剤になるような、汎用性が出るような、意味の多いような一つの周年事業らしいパンフレットにお作りいただきたいというのが1つの希望でございます。   それと、もう一つは、あそこの中に蔵書があると。私も一度、二度見たことはありますが、ほかの施設に行きましても、今回、中川中学校の要らないものを数百万かけて処分するということが次々訪れます。   そして、また、この前の床面積じゃありませんが、公共施設の運営管理、それから、市民が要望するいろいろな、市が預かっているというか、頂いている宝物の開示、それを得て、また勉強し直して郷土愛につなげるような理想、そういったもののためには、例えば、結城豊太郎館の中にあります収蔵、あそこも、結城先生が持っていた個人の財産を市がということと同時に、日本金融業界、例えば安田、いろんな関連の方々の国の宝的なものがたくさんあるわけでございまして、恐らく、相当それを見せてくれという要望も来ているんじゃないかと思いますけれども、そういった意味で、十分にきちっと管理がしてあって、そして、登録があって、いつでもそれが、借りられるまではなくても、要望があったら見せていただける等々の資料をこの南陽市内の中で、例えば夕鶴の里で武田 正先生のそういったものとか、いろいろあるんじゃないかなと思っておりまして、そういったものの維持管理というものもこういう周年事業に加えて、ひとつ、しっかりと今まで以上になさっていくというのも一つじゃないかと思います。   ということで、1つは、30周年に向けた結城先生の臨雲文庫などもちょっと古くなっているということもありますので、ぜひ教育長さんにお聞きしたいんですが、そういった社会教育施設としてのそれの維持管理と運用における今回の30周年の位置づけ、こういった教本などもそうでございますが、その辺の絡みをどう考えていかれるか。   それと、もう一つは市全体の、いわゆるそういった収蔵、要るもの、要らないもの、それを向けた、どこの場所にどういったものが管理できるのか、例えば、宮内公民館に今度あります蔵楽、3つありますけれども、蔵楽1当たり何が入っているのかなという市民の声も聞こえます。いろんなものを運用しながら整理整頓と、そういった社会教育に使えるような考え方について、どのような御見解を持っていらっしゃるか、ちょっと教えていただきたいと思います。関連でございました。 ○委員長  ちょっとお待ちください。できるだけ簡明に。今のお話ですと、ということでから先しか質問になりませんので、できるだけ簡明にお願いいたします。   では、答弁を求めます。   教育長、お願いいたします。 ○教育長  ただいま須藤委員からいただきました様々な御提言につきましては、例えば、先ほど紹介していただいたパンフレット、以前私、赤湯中学校の校長をしていたときには、ああいったものを全校朝会で全校生徒に、「学ぶは山に登るが如し」の言葉から引用させていただいて、全校朝会で話をしたような記憶もございますけれども、各学校で様々、中学校、特に利用しているかというふうに思います。そのほか、結城豊太郎記念館にある蔵書等も含めまして、これは南陽市の大変貴重な財産でございますので、今回の30周年記念ということもきっかけにしまして、さらに管理のほうを徹底してまいりたいというふうに感じているところでございます。   その前の高橋一郎委員からもありました白川総裁の件も含めまして、様々なその他結城先生に関連する方々の御意見なども伺いながら、丁寧に30周年記念事業のほうは検討してまいりたいというふうに思いますので、またいろいろ御意見いただければというふうに思います。   私からは以上です。 ○委員長  11番須藤清市委員。 ○須藤清市委員  分かりました。了解いたしました。どうぞよろしくお願いします。   終わります。 ○委員長  ほかに御質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  次に、その他・附属資料43ページから48ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望はございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第45号 令和6年度南陽市一般会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第45号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第46号 令和6年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) ○委員長  次に、議第46号 令和6年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。島貫財政課長。 〔財政課長 島貫正行 登壇〕 ○財政課長  〔令和6年9月定例会 予算に関する説明書により 議第46号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般及びその他・附属資料58ページから69ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第46号 令和6年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第46号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第47号 令和6年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第47号 令和6年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。島貫財政課長。 〔財政課長 島貫正行 登壇〕 ○財政課長  〔令和6年9月定例会 予算に関する説明書により 議第47号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般及びその他・附属資料78ページから86ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第47号 令和6年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第47号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第48号 令和6年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第48号 令和6年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。島貫財政課長。 〔財政課長 島貫正行 登壇〕 ○財政課長  〔令和6年9月定例会 予算に関する説明書により 議第48号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般及びその他・附属資料94ページから101ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第48号 令和6年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第48号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第49号 令和6年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第49号 令和6年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。島貫財政課長。 〔財政課長 島貫正行 登壇〕 ○財政課長  〔令和6年9月定例会 予算に関する説明書により 議第49号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般、110ページから111ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第49号 令和6年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第49号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第50号 令和6年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第50号 令和6年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。遠藤晃司上下水道課長。 〔上下水道課長 遠藤晃司 登壇〕 ○上下水道課長  〔令和6年9月定例会 予算に関する説明書により 議第68号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   収益的収支及び資本的収支全般及びその他・附属資料4ページから13ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第50号 令和6年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第51号 令和6年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第51号 令和6年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。遠藤上下水道課長。 〔上下水道課長 遠藤晃司 登壇〕 ○上下水道課長  〔令和6年9月定例会 予算に関する説明書により 議第51号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   収益的収支及び資本的収支全般及びその他・附属資料18ページから27ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第51号 令和6年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第51号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上で、本委員会に付託されました補正予算7件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、誠にありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。 ─────────────────── 閉      会 ○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。   御起立願います。   どうも御苦労さまでした。 午前11時44分  閉  会        予算特別委員長 山 口 裕 昭