平成30年12月18日(火)午前10時00分開会

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殿岡 和郎 委員長    板垣 致江子 副委員長

出 欠 席 委 員 氏 名

◎出席委員(15名)
 1番 山口 裕昭 委員     2番 島津 善衞門 委員
 4番 舩山 利美 委員     5番 山口 正雄 委員
 6番 白鳥 雅巳 委員     7番 片平 志朗 委員
 8番 梅川 信治 委員     9番 川合   猛 委員
11番 板垣 致江子 委員  12番 髙橋   篤 委員
13番 田中 貞一 委員    14番 遠藤 榮吉 委員
15番 佐藤   明 委員    16番 伊藤 俊美 委員
17番 殿岡 和郎 委員
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長                大沼 豊広 副市長
嵐田 淳一 総務課長             尾形 真人 みらい戦略課長
西牧 修二 財政課長             相澤 和吉 税務課長
髙野 祐次 総合防災課長          神棒 久志 市民課長
菊地   清 福祉課長             板垣 幸広 すこやか子育て課長
佐藤   浩 農林課長             山口 広昭 地域産業振興主幹
長沢 俊博 商工観光課長          粟野   清 建設課長
渡部 時裕 上下水道課長          土屋 雄治 会計管理者
長濱 洋美 教育長              穀野 敏彦 管理課長
佐藤 政彦 学校教育課長          佐藤 賢一 社会教育課長
江口 和浩 選挙管理委員会事務局長   大室   拓 監査委員事務局長
小関 宏司 農業委員会事務局長

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事務局職員出席者
髙梨 敏彦 事務局長       田中   聡 局長補佐
髙橋 京子 庶務係長       小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 議第54号 平成30年度南陽市一般会計補正予算
      (第6号)
 議第55号 平成30年度南陽市国民健康保険特別
      会計補正予算(第2号)
 議第56号 平成30年度南陽市介護保険特別会計
      補正予算(第3号)
 議第57号 平成30年度南陽市後期高齢者医療特
      別会計補正予算(第2号)

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開      会
○委員長(殿岡和郎委員)  御起立願います。
  おはようございます。
  御着席ください。
  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は15名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成30年度補正予算5件であります。そのうち、本日の予算特別委員会では、補正予算第53号を除く4件について審査を行います。

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議第54号 平成30年度南陽市一般会計補
      正予算(第6号)
○委員長  初めに、議第54号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第6号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧修二財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔平成30年12月定例会 予算に関
        する説明書により 議第54号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般、10ページから11ページについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。
  第2款総務費から第6款農林水産業費までの12ページから18ページまでについて、質疑ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  学童保育について質問いたします。
  昨年は、沖郷地区に、学校の北側ですね1カ所、それから、今年の秋でしたか、赤湯小学校の南側に、来年オープンの学童保育がせんだって起工式が行われた。相次いで学童保育を立ち上げて、放課後、子供たちが安心して学び、暮らせるような施設をつくっていくと。これは、3年前ですか、法が施行されまして、児童福祉法に基づいてやっているわけですけれども、そこでお尋ねしたいのですけれども、職員の配置はどういう方向になるのか。非常に問題が出てくるのではないかと、今マスコミ等も指摘されているわけですけれども、その辺しっかりできているのか、まず最初にお尋ねをしたいと思います。
○委員長  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。
  委員からございましたように、学童保育の整備につきましては、昨年度、沖郷の学童、そして、本年度は、赤湯小学校の敷地内に現在整備を進めてございます。これは、放課後子ども総合プランの一環ということで、放課後子供教室と一体的な形でということで進めているわけでございますが、学童保育につきましては、支援体ごとに指導員の先生の配置基準がございまして、現在のところ、40人以内であれば常時2名ということで実施させていただいておりまして、今年度もそのような形で、全ての学童保育について職員を配置しているという状況でございます。
  以上であります。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  私が言いたいのは、きちんと配置ができるのかどうかということをお尋ねしているわけです。なぜお尋ねしたかというと、国が、職員の配置数とか資格の基準を廃止しようと考えていると、こういう報道もあるわけですけれども、もしこれができるならば非常に大変なことになるだろうと、こう予測されているわけですけれども、その辺についてはどう見ていらっしゃるのかと思うのですが、どうですか。
○委員長  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  今ございましたように、国の動向としましては、職員の配置の基準を緩めるようなことも報道等ではございますが、現在のところ、本市におきましては、40人以内につきましては、1支援体当たり2名の基準で進めるということで、子供たちの安全・安心な環境を守っていくということで考えているところであります。
  以上であります。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  そうすると、南陽市はそういう配置をやると。その配置によってこれからも対応していくんだと。ですから、安心して子供たちが学童保育に入れると、こういうことでよろしいですか。
○委員長  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  ただいまの御質問でございますが、職員2名のうち、1名は資格等、研修を受けた方で、もう1名につきましては、補助員ということで、国の基準も現在ございますので、そこを守っていくということで、安全・安心な学童保育事業をしてまいりたいということで考えております。
  以上であります。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  最小限の基準でさえ、国は来年の通常国会で廃止しようとしていると。こういう報道があるわけです。ですから、私は心配しているんです。せっかく立ち上げて、そういった経過をたどってなるならば、市当局も当然大変であって、施設ももちろん、そういうふうになるのかなと心配して言っているんです。
  どうですか、市長。心配ないですか。
○委員長  市長。
○市長  お答え申し上げます。
  今回の、国における学童保育の人員配置での参酌基準を取り入れるということについては、実は、全国市長会から要望があった事項でありまして、それを取り入れたものでございます。
  その趣旨は、国一律で基準を定めておりますけれども、地方によって、その地方に合うやり方があって、先生が配置できないがために学童保育を実施できないと、そういう地方の声を要望という形で市長会から政府のほうに届けたものが、今回参酌基準ということになったものでございますが、南陽市におきましては、この参酌基準を取り入れるという考えは現在のところございませんし、子供たちの健やかな育ちをしっかりと見守れる体制を今後ともとってまいる考えでございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今市長がおっしゃったように、やはり、各自治体の裁量でやれるような仕掛けをやるべきであって、それが、一々国が口出しして何だかんだ言うというのはいかがなものかと。我々地方自治体は対等平等の間柄ですから、その辺しっかりとわきまえて対応していただきたいと、このことを申し上げたいと思います。
  以上です。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費から第10款教育費までの18ページから22ページまでについて質疑ありませんか。
  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  19ページの7款商工費、4目観光施設費のハイジアパークの関連でお伺いしたいと思います。
  先月の全員協議会で、ハイジアパークの4月から9月までの業績の報告がございました。その報告の中では、入館者数が減って、売上高がなかなか上がらない。そういう中で、結局は赤字になっているというお話がございました。シニアカフェが昨年の下半期から始まって、その効果というものもなかなか業績のなかにはあらわれないというようなこともお話がございました。
  そんな中で、平成27年からずっと、4月から9月までの業績の比較をしてみますと、27年が売上高で8,200万円ございました。28年が7,100万円、29年が6,600万円、今年が6,800万円。要するに、平成27年に比較して1,500万円の売り上げが減少しております。昨年から見ると2%ほどアップしておるんですが、昨年の前半はシニアカフェがございませんでした。この中にはシニアカフェの500万円が含まれておりますので、その分を除けば、前年から見ると5%減っているような状況にあります。そして、それは、入泉売り上げ、または料飲売り上げで減少している。まさに、ハイジアパークの主な売り上げ項目の分が減少しているという状況にあります。そして、昨年と今年の売り上げと同じ金額が、要するに、販売費、一般管理費の中、例えば、昨年の6,600万円の売り上げに対して、販売費及び一般管理費が6,600万円、同じ金額です。そして、今年6,800万円の売り上げに対して6,700万円の販売費がかかっていると。
  そして、この販売費の多くが固定費的な要素が含まれておりまして、これを削減するというのは非常に難しいかもしれません。そういう中で業績を改善していくというのは、やはり、売り上げを上げるしかないのではないかというふうに思うのであります。私はこう思うんですが、前社長である市長としてこの辺はどういうふうにお考えですか。
○委員長  市長。
○市長  委員の御指摘は、おっしゃるとおりだというふうに思います。そういうこともありまして、この4月から、新しい社長のもとで、売上高増加策をさまざまに行っていただいているところであります。
  その一つ大きいところは、やはり、入館者減というのを受けて、適正な入館料に改定したということ、それから、営業活動を強化するということでございました。営業活動については、この二、三年、低調なところでございましたけれども、新社長におかれましては、まことにフットワークが軽く、さまざまなところに自分の足で動いていただいております。そういった体制のもとで売り上げの増加を図ることができればというふうに考えております。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  新社長が就任当時も、御挨拶の中で、とにかく営業に力を入れていくというようなお話で、今、市長がおっしゃったとおり、フットワーク軽く、いろいろなところに営業されているんだと思いますが、即、効果が出るというものでもございませんし、まだ営業の結果が数字にあらわれていないということなんだろうと思いますが、要するに、営業赤字というものが指定管理料で補い切れていないというのが今の実態だと思います。
  そういう中で、6月の定例会でもお聞きしましたが、シニアカフェというのは、業績という意味では、非常に有効な策というか、手段だということだと思います。6月にお聞きしたのは、昨年のシニアカフェの利用者数が月平均221名でありました。4月、5月が57名ということで、要するに、昨年の4分の1だった。今年の4月から9月まで、これをお聞きしますと、491名。要するに、月平均で82名であります。これは、昨年の221名から比較すると37%、約6割強の減少というぐあいになっております。
  なぜそうなったかというのは、前にも福祉課長が答弁されましたけれども、非常に健康な方が多いと。そういう中で、農作業もあるし、いろいろな仕事もされているということで、多忙なんだろうというお考えをお聞きしました。それで、今年の10月、11月の数字をお聞きしますと、2カ月で330名、月平均165名、昨年の実績に比較すると75%という状況にあります。
  1つお聞きしたいのは、今年の9月から、シニアカフェについて、老人クラブ、あるいはサロンに入っていなくとも、誰でも65歳以上であれば参加できますというチラシがありました。9月には3回予定されております。9月の実績をお聞きすると、1回の開催でありました。1つは、3回計画をして1回しか実施でできなかったというのは、準備が整わなかったのか、あるいは申込者がいなかったのか、その辺はいかがなのでしょうか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  委員からお話があったように、9月の実績については1回にとどまったということでございました。準備等が、年度の途中で始まったというような状況などがありまして、なかなか浸透しなかったというようなことがございました。そういう状況の中で、申し込みをいただいたんですけれども、結果的にはキャンセルになってしまったというようなことがありました。そんな状況がありまして、私のほうの準備不足というようなこともございますし、利用される方に浸透がなかなか行き届かなかったというふうなことで、9月についてはそんな状況に至っているというふうな現状でございます。
  以上です。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  私は、このチラシで説明を受けたときに、8月1日の市報でこれを周知するということを聞いておりますが、8月1日の市報、あるいは16日、9月1日の市報でも、こういったことは何ら掲載されておりませんでした。シニアカフェの、65歳以上が誰でも参加できるということについて、8月1日の市報で周知するということの説明がございました。でも、市報には何ら掲載されておりませんでした。どんな形で周知されたのかということはどうなんでしょうか。
○委員長  菊地課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  周知につきましては、隣組回覧というふうなことでさせていただいた部分でございます。8月についても、隣組回覧で、9月から一般の方を含めて実施をするというような周知をさせていただきました。なかなか広まらないというふうなこともありまして、さらに、年度の途中、10月だったと思いますが、もう一度、隣組回覧というふうな形で周知をさせていただいて、合計2回、隣組回覧をさせていただいたというふうな状況でございます。市報には、記事としては掲載してございません。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  隣組回覧で周知をしたということで、私も余り記憶がございませんけれども。
  それで、この計画の中には、歌謡ショーのあるときだけは印がついている。しかし、あとの開催日は何があるのかさっぱりわからない状況にあります。要するに、こういった申し込みをするとき、どんなイベントがその中に組み込まれているのかというのが事前にわからないと、やはり、ここに行きたいという、選ぶというか、そういうこともできないし、行ってみたいということも思わないのではないかというふうに思うんですが、これは火曜日なんですけれども、水・木のサロン、あるいは老人クラブの人を対象にしたスケジュールについても、いつ、どんなものがありますというイベント内容は、事前にわかるようになっておりますか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  曜日につきましては、御案内のとおり、水・木がサロン・老人クラブ用、火曜日については65歳の一般の市民の方というふうなことで区別をさせていただいているところでございますが、老人クラブ・サロンの方については、代表者の方等の年度初めの打ち合わせ等もさせていただいて、その折に、年間スケジュール等を組ませていただいて、周知をさせていただいております。年度の途中につきましては、社会福祉協議会が老人クラブ・サロンの窓口的状況になってございますので、そちらを通じて、年度のイベント等の状況についてはお知らせをしているというふうな状況にございます。
  一般の方の火曜日の部分につきましては、なかなか周知の方法が難しいというふうな状況がございまして、なかなか伝わらないという課題がございます。そこら辺につきましても、ハイジアパークさんのほうに掲示をしていただくとか、ネット関連で周知をするとかというところも含めて、今後の検討課題かというふうに思っているところでございます。
  以上です。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  確かに難しいと思うんですが、何らかの手段でこれを周知するしか、人が多く参加していただくという方法がないのではないかと思うんです。
  例えば、今回9月に1回開催された。これは2名の参加ということでした。例えば、ハイジアパークの予約をしているから、2人の場合でも13万2,600円の借上料が発生するわけです。だとすれば、恐らく、市民の人から見れば、市長がいつも言われている費用対効果、これからすればおかしいのではないかということの目があると思うんです。だから、そうならないように、多くの人が参加していただけるような努力、工夫というものが必要なのではないかと思うんです。その辺、どういうふうにお考えですか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  委員から御指摘の状況は、そのとおりかというふうに思いますけれども、現在、年に数回、社会福祉協議会、ハイジアパーク、福祉課、商工観光課というふうなことで、連絡等、情報交換などをさせていただいて、そのあり方について検討させていただいているところであります。確かに、65歳以上の一般市民の方というふうなことでございますので、多くの方に参加いただける要素は含んでいるのかなというふうに思っておりますが、なかなかその趣旨といいますか、十分に伝わらないというところが現状としてございますので、そこら辺については、広く伝えていくことが検討課題だと思っているところであります。
  また、内容といいますか、来てよかったというふうなところにつながっていくような状況をつくり上げていくというようなことが、広まっていく一つの要素かと思っておりますので、健康づくりにつながる、100歳体操等、イベント等も含めてでありますが、そういう状況を、いろいろな工夫をしながらつくり上げていきたいというふうに思っているところでございます。
  以上です。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  こういった、2人で13万円何がしの税金を使うということにならないように努力をお願いしたいというふうに思います。
  それと、10月、11月の実績として、昨年の75%という状況にあります。これは、火曜日の利用者も含めての数字でございます。要するに、サロンとか老人クラブのほかの対象の方も含めた人数でも、昨年の実績の75%の状況にあります。これは、老人クラブ・サロン関係の人が減っている、要するに、リピーターという形になっていないということのあらわれではないか。そういう中で、これらの原因というものをどのように考えておられるのかお伺いしたいと思います。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  現在のところ、検証といいますか、先ほどの関係課等を含めて状況を確認しているところでございますが、一番大きな理由につきましては、先ほど委員のほうからございましたが、春の年度当初といいますか、お盆等にかけまして、なかなか数値が伸びなかったという状況がございます。昨年度につきましては、冬季、寒い時期にかけて実施をさせていただいたということがありまして、もしくは、新たな事業ということで、そういう印象等の状況もあって数字が伸びたのかなというふうなことがございますが、現在、9月以降の状況を見ますと、春、暑い時期から見ると大分伸びてきておりますので、そこら辺については、今後一定の数字といいますか、状況にあらわれてくるのではないかというふうなことで、期待もして、検討もさせていただきたいと思っているところでございます。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  前半から見れば伸びていることはわかるんです。でも、老人クラブ・サロン関係だけで言えば、昨年実績の55%です。なかなか戻ってこないという状況がここにあらわれているのかと思います。例えば、多く参加する日というのはどんなイベントがあったのか、どういうときに多く集まるのか、そういうデータはございますか。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答え申し上げます。
  統計的な状況といいますか、そういう数字までは持ち合わせておらないのでありますけれども、やはり、歌謡ショーとか健康講座、消費者問題等の出前講座などを含めて、そういう部分については、興味を持って参加いただけるという状況が比較的多いのかなというふうな印象は持ってございます。
  以上でございます。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  やはり、その辺、どういうイベントが企画されたときに多く来ていただけるという、そういったことをしっかり掌握すべきだと思いますし、そういうものを含めて、企画する段階で考えていく必要があるのではないかと思います。ぜひ、その辺はしっかり分析をされて取り組んでほしいというふうに思います。
  それから、料理の問題、弁当の問題、前にもお話し申し上げましたけれども、そのとき、それも利用者からの一定の問題として受けとめているというふうなお話がございました。そういう弁当の改善であるとか、サービスの問題であるとか、そういったことも含めて、ハイジアパークとして、あるいは主催の福祉課として、できるだけ多くの参加がいただけるような企画、改善をぜひお願いしたいと思います。
  それから、10月から入館料、入浴料の料金改定がございました。このことについて、入館者数というのはどのように変化しているのかお伺いしたいと思います。
○委員長  長沢商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  委員おっしゃるとおり、10月2日から料金の改定をしたわけでございますが、人数の比較で申し上げますと、10月については、対前年94.5%、11月については対前年100.2%というふうな状況でございます。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  増えていくと期待したいと思います。
  それから、最後になりますが、6月の定例会の質問の中で、サーキットの遊び場についての質問がございました。市長は、子供だけでなく、高齢者も、子育て世代の方も使っていただけるとよいと思っている。新社長と意見交換しながら、新社長のもとで検討していくことになるというふうな答弁をいただきました。
  今、ハイジアパークは、時期も遅過ぎたという感じはありますが、経営的に非常に大きな岐路に立っているのではないか、そういう状況だと思います。先ほど、市長も売り上げを伸ばすしかないというお考えでありました。そういう中で、このサーキットの利用状況から見れば、やはり、売り上げを上げるスペースということに活用すべきなのではないかと思います。その辺、新社長と市長はいろいろ意見交換をしながらとおっしゃいましたが、どのような意見交換をされて、今どんな状況にあるのかお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  6月議会の後、取締役会などのさまざまな機会を捉えまして、新社長と意見交換をさせていただいております。その中では、サーキットのところについては、確かに、平日の利用は、親子連れの方はそんなにいらっしゃらないけれども、休日においては、やはり一定の利用があって、喜んでいただいているということでございました。今後も、状況の推移を見ながら考えていくことになろうかというふうに思っております。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  新社長としては、その辺、具体的に、今の状況でいいというような感覚でいらっしゃるんですか。
○委員長  市長。
○市長  当面は、現状の推移を見守っていくという考えで意見交換させていただいております。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  わかりました。そういうことであれば、今の状況の中で、どう売り上げを伸ばして業績を改善していくかというところに集中するということだと思いますので、やはり、できるだけ早く営業効果が発揮できるような形で売り上げを伸ばしていただいて、そして、経営の安定というものにできるだけ早く近づけていただきたいというふうにお願い申し上げて、質問を終わります。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  19ページの、今山口正雄委員のほうから言われたハイジアパーク南陽の管理事業についてでありますけれども、12月16日日曜日、南陽市剣道連盟で、今年7段に昇段した人がおられましたので、その祝賀会を行ったわけですけれども、南陽座で、3時半から、約40名規模で行いました。もちろん、市外からの参加者もおられましたけれども、行ったら、道路からランウェイの入り口に臨時休業というバリケードがありまして、16日から17日臨時休業ということで、車は中に入れるようになっておったんですけれども、玄関に行きますと、同じように臨時休業という張り紙がありまして、宴会の席上、場所を間違って帰ろうと思っていたという人も何人かおられました。
  浴槽のお湯が供給できなくなったということで、そういう対処をされたというふうに聞いておりますけれども、その辺、詳しく、商工観光課長あたりに報告がございましたら、御説明いただけませんか。
○委員長  長沢商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  ハイジアパーク南陽の源泉であります二色根の源泉のポンプが、13日木曜日の夜に故障が発覚いたしました。それで、赤湯財産区財政課のほうで管理をしていただいておりまして、至急業者と工事の調整をさせていただいたわけでございますけれども、14日金曜日の段階につきましては、ハイジアパークのタンクにたまっているお湯で何とか対応できるということで、14日は営業いたしました。工事の日程が、急いでも16日日曜日になってしまうということで、15日土曜日と16日日曜日については臨時休業という形をとらせていただきました。
  ただし、ハイジアパーク南陽につきましては、昼夜、宴会等で予約が入っておりましたので、ハイジアパーク南陽から宴会を予約していたお客様に対しまして、お風呂に入れない状況でございますけれども、宴会のほうは予定どおりしていただけますかという確認をとった上で、予約された方のみ、ハイジアパークのほうでは対応したという経過がありました。
  工事につきましては、日曜日1日かけて直りまして、月曜日、昨日ですけれども、お湯をハイジアのほうに送っておりまして、温泉の温度についても一定温度を確保できたものですから、きょうから通常どおり営業再開というふうな形になってございます。
  以上でございます。
○委員長  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  13日からお湯が出なくなって、故障がわかっているということなんですけれども、そうすると、宴会の申し込み団体には、お湯が出なくて入浴ができないけれども、宴会はやれますということを、ハイジア側から当日利用する団体長、あるいは担当者に連絡をしていたということですか。
○委員長  長沢商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  ハイジアパークのほうでそのように対応したという報告を受けております。
○委員長  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  私は会長をやっていますけれども、私のほうにはそういう報告は上がっていないのです。誰か会員に、事務局長か副会長に連絡があったかどうかは確認しますけれども、いずれにしましても、やはり、行って、臨時休業ということで、お客様目線からすると、気分がよくないというか、本日の宴会だけは行いますとか、ちゃんと張り紙をしてあれば、宴会はあるんだなということで入れるんですけれども、それもしないと、職員は対応に追われて、そういうことまで考えつかなかったと思いますけれども、その辺、お客様の目線で少し配慮が足りなかったかというふうに思いました。
  それと、先ほど来、経営的議論に立っているということも含めまして、あそこは建築してから26年たつわけですけれども、もちろん、構造的には、RCですからまだまだ建築物的にはもつわけですけれども、中のボイラーも含めて、給湯設備が限度に来ているのではないのかと思うんです。その辺も含めまして、今後どういう方向でいくのかということをはっきり決めないといけない時期に来ているのではないのかというふうに思うんです。その辺の考え方について、市長からお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  ハイジアパークを今後どうしていくのかということは、重ねて議会の皆様からも御指摘をいただいている、大変重大な課題だというふうに思っております。それについては、新たな社長のもと、取締役会でもさまざま議論させていただいているほか、庁内でも、いろいろな段階で検討させていただいております。
  とりあえず、ハイジアパークの経営上の対応としましては、短期的には、今、資本金が大きいがために、外形標準課税という会社の規模によって税金が大きくなる制度がありますけれども、その税負担が大きいということで、その負担を下げられないかということで、今進めているところでございます。さらに、その後のハイジアパークのあり方については、今後検討を重ねまして、議会の皆様とも意見交換をさせていただきながら、しかるべき時期にお示しをできるように進めてまいりたいというふうに考えております。
○委員長  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  最後になりますけれども、市長の考え方はよくわかりました。総体的に、何とかハイジアの経営を盛り上げようということで、議会も当局も一生懸命になっているわけですけれども、今考えてみますと、対症療法的なものだけであって、抜本的な改革には至っていないわけです。この先、これ以上市民の税金を投入して本当にいいのかという観点からすれば、先が見えない。ですから、早急に、あるべき姿というのを本腰を入れて検討していただきたいということを要望いたします。
○委員長  そのほか質疑ありませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  22ページの2目公民館についてお尋ねいたします。
  10月25日に赤湯地区の区長会の総会があったわけですけれども、この総会の中で、懇談会の中でも出されましたが、赤湯地区公民館の職員の増員について、6月に、南陽市教育委員会の教育長長濱洋美さんに地区長会長名と公民館運営委員会の委員長名で要望書を出されましたが、約半年になるわけですけれども、この要望書に対してどのように議論をされて、今どのようになっているのかお尋ねしたいんです。担当課で結構です。
○委員長  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  お答え申し上げます。
  委員おっしゃったとおり、6月22日に赤湯地区長会及び赤湯公民館の運営委員会の、ともに会長、委員長のほうから御要望をいただきました。
  その後の検討をどうしてきたかということですが、まず、我々は8つの公民館を所管してございますので、8つの公民館のうち、赤湯公民館は一番規模が大きいわけですけれども、そのほかに沖郷と宮内の大規模公民館がございます。その中で、御要望書にある項目について、具体的な比較検討的なものをしてくるといった事務整理を行って、その御要望がどのようなものかということについて検討してきたということです。
  半年たって、今後の取り扱いですが、教育長への要望の際に、嘱託職員の配置については予算に絡むというふうなことでございますので、そちらのほうが落ちつく段階を見て、具体的に回答をする必要があるというふうに申し上げてきたところです。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  予算に絡むから回答はまだしていないということですね。あれから半年たっているわけですよ。今、予算を各課でそれぞれやっているわけですけれども、1月には市長査定で大体まとまるわけですから。
  課長もわかると思うんですけれども、4年前には、今壊している場所だったわけです。今の場所に移ってきて4年たっているわけですけれども、私も、時たまお茶を飲みながらいろいろ話をしてくるわけですけれども、お客さんは来るね、電話は来るし、たまげたね。ほかの公民館へ行ってみると、ほとんどというとちょっと失礼ですけれども、余りいないような気がするんですけれども、赤湯はとにかくお客さんが来る。誰か対応をしなければならないというふうになっているわけですけれども、人が4人では余りにも少ないから、このように要望を出している。しかも、予算が絡むからまだ回答していないという答弁ですけれども、それでは余りにも失礼ではないのかと思うのですが、いかがですか。
○委員長  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  責任を持った回答をするためには、当然予算の裏づけが必要になってきますので、そのような意味から、予算が確定をしないとお答えをできないというのは、行政として当然のことかというふうには思いますが、先ほど申し上げたとおり、赤湯公民館は、ほかの公民館が3人に対して4人というようなことです。その中で、沖郷、宮内公民館との具体的ないろいろな比較をしながら、そして、赤湯公民館が1名多いわけですが、その比較の上に立って、さらにもう1名必要かどうか、あと沖郷公民館、宮内公民館との整合性、そういったことも考えなければいけないという立場です。したがって、そこの部分を十分検討しなければいけないということから、検討には時間を要するというふうなことでございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  課長はそんなことを言っているけれども、9月に赤湯温泉ふるさと祭りがあるわけです。これは結構にぎわうわけです。この温泉のふるさと祭りの準備、実施等に結構時間がかかっていると。しかも、6月から10月まで、5カ月間、臨時の職員を雇って、臨時職員に対して、ふるさと祭りの協賛金で出しているわけです。こういうふうにして頑張っているわけです。こういう頑張っている方々に対して、もっと手厚いというか、予算のどうのこうのと言ったけれども、それではやはり活性化にならないのではないかと思うんですが、どうでしょうか。これは予算を伴うわけですから、市長、どうですか。
○委員長  市長。
○市長  赤湯公民館だけでなく、各公民館それぞれに、それぞれの地域特性によった事業をなさっているわけで、そういった意味では、公民館の職員の皆さんには大変頑張っていただいていると感謝の念を持っているところでございます。
  そんな中で、ふるさと祭りなどのさまざまな仕事量が大変多いということで、要望をいただいたというふうに私もお聞きをしておりますけれども、先ほど課長も答弁いたしましたが、ほかの公民館との整合性もあり、また、予算につきましては、新年度の予算編成も進んできておりますが、新年度の予算については大変厳しい状況という中で、どのようにということも、現段階におきましても、まだお答えできるところではございません。したがいまして、さまざまなことを考えながら、仕事量の見直しなども考慮しつつ、適正な配置についてこれからも考えていかなければいけないというふうに思っております。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  赤湯公民館、沖郷公民館、宮内公民館をいろいろ比較して見直すという話ですけれども、今、赤湯は4名で、沖郷、梨郷、中川、宮内、漆山、吉野は3名です。金山だけが2名というような配置です。いろいろ見たんですけれども、世帯数、人口数から見ると、比率的に思えば少ないのではないか。あと、事業の内容を見ると、赤湯地区は非常に少ないのではないかと思うんです。
  このことは、今言われたわけではなくて、前々から言われているわけです。今年言われただけではないわけです。ですから、これは切羽詰まった公民館の声だと思うんです。市長、わかりますか。これは切実な問題なんです。ですから、せんだっての区長会総会の中でも、切実に、公民館の職員ではなくて、事業をしているから区長さんが皆わかるわけだ。そういう声なんですよ、市長。ですから、余り言いませんが、新年度に予算措置して、まず1名増員すると。そこから比較してやったらいいではないですか。どうですか。
○委員長  市長。
○市長  お気持ちは私も重々共感するところでございますが、やはり、総体的に考えなければいけないということで、さまざま検討も進んでおります。
  副市長から、その旨答弁申し上げます。
○委員長  副市長。
○副市長  私から少し補足させていただきます。
  平成32年4月から、公民館の職員の身分が変わりまして、会計年度任用職員というようなことで、全て見直しがかかります。今現在、公民館長も非常勤嘱託職員なんですが、国の令では、非常勤嘱託職員ではなくて、一般の嘱託職員のように会計年度任用職員にしろというふうなことになるので、これは、公民館長の身分も含めて再検討する必要が出てきます。そのときに、先ほど申し上げたとおり、事務の方とか、いろいろな量とか、そこも含めて再検討したいというふうに思っております。
  委員おっしゃることについてはわかるんですが、もともとあそこは、えくぼプラザの貸し館業務があるのと、確かに、図書館が併任辞令であるというふうなことについては私どもも把握はしているんですが、実際、どのぐらいの事務量があって、どのくらいの人が必要なのかも含めて、そのときまでにはきちんと整理をしたいというふうに思っています。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  全体的な見直し等について、私も言おうかと思ったんだ。つまり、今副市長がおっしゃったように、そういうふうになる方向で今来ているわけです。今の館長は図書館の館長も兼務しているわけだ。それは当たり前だと思うんですけれども、やはり、全体的な見直しをしながら対応していかないと、ちょっとまずいと思うんです。ですから、たとえ平成32年度から見直しがあったとしても、31年度にきちんと位置づけをしていただいて、対応していただきたいものだと、このように思います。
  もう一回、市長から。
○委員長  市長。
○市長  先ほど副市長から答弁申し上げたとおり、今後検討させていただくわけでありますが、その際は、庁舎内の業務もそうでありますが、業務の見直しも含めて検討してまいりたいというふうに思っております。
○委員長  質疑中でございますけれども、ここで暫時休憩といたします。
  再開を11時20分といたします。
午前11時03分  休  憩
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午前11時20分  再  開
○委員長  再開の前に一言申し上げます。先ほど申し上げたとおり、始まる前に、書類の整理上、款項目、ページ数、これを当局も委員の皆さんも時々お忘れになっているというのを感じましたので、約束でありますから、ぜひお守りいただきたいと思います。
  それでは、再開いたします。
  そのほかございますか。
  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  10款教育費、5項社会教育費、2目公民館費に関連いたしまして質問いたします。
  沖郷公民館は防災センターとともになっているわけですけれども、こちらの北側の点字ブロックなんですけれども、通常、普通のブロックになっているんですが、樹脂製のプレートか何かが埋め込まれている状態です。これがところどころめくれ上がっておりまして、多少剥がれているところもあるという状態になっております。こちらは、防災センターという性質上、また、公民館という地域の公共的な場所だという性質上、バリアフリーの観点から考えても、点字の歩行を誘導する動線がそういう状態というのは非常に危険ではないかと思うんですけれども、こちらについて修繕の予定はあるかだけお聞きします。
○委員長  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  お答え申し上げます。
  沖郷公民館を始め、各公民館の修繕等については、毎年公民館のほうから現状をお聞きして、その中で優先度を定め、計画的に予算を要求するというふうにしております。
  沖郷公民館の点字ブロックの遊離の件も、このたび要望として上がってきたところでございます。我々の中で、今申し上げたように、ほかの公民館も含めて緊急性を鑑みて、優先度をつけて予算要求して対応してまいりたいというふうに考えてございます。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  私が聞いたところによると、こちらについては結構前から要望のほうはされているという話を聞いていたのですけれども、先ほど言ったように、防災センターという施設の性質上、また、沖郷公民館の地域の公民館という公共性から考えて、やはり、視覚障害者の方々が来られることもあると思います。何人来るかわからないとか、どういう方が来るかわからないとか、実際必要な人がどれだけいるかわからないというような状況もあるかとは思うんですけれども、それを考えても、当然優先的に行うべきではないかと思うんですけれども、今回の予算の中では執行される予定になっているんでしょうか。
○委員長  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  今年の予算は当然ございませんが、来年に向けて予算要求するということですが、今委員からございましたとおり、いわゆる施設のバリアフリー化に向けては重要なことで、今年は中川公民館のスロープを設置いたしました。このように、重要なものについては年次計画の中で対応してまいりたいというふうに考えてございます。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  当然今年はないわけですけれども、私が言っているのは、来年の予算で実際に執行される予定はあるのかと。何でかといいますと、かなり前からやられている状態ということもありまして、めくれ上がっていれば、当然足を引っかけて転ぶ可能性もあるわけです。そういう状態で放置するのはいかがかと思うんですけれども、市長のほうでは、バリアフリーの観点から、このような状態がそのまま放置されているのはどうお考えになりますか。
○委員長  市長。
○市長  予算に関しましては、先ほども申し上げましたが、今の段階では、新年度予算の中身についてはまだまだもんでいる最中ですので、何とも申し上げようがないところですので、そこのところは御理解いただきたいと思います。
  また、優先度とか、そういった考え方についてでありますけれども、当然ながら、入ってくる歳入と歳出のバランスで考えていかなければならないことですので、その中で、どうしても優先度を定めなければならないということでございます。バリアフリーについては、大変大事だというふうに思っておりますが、そういった意味で、歳入と歳出のバランスを見て新年度予算を検討していくということでございます。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  当然、歳入と歳出のバランスというのはわかるんですけれども、先ほども言っているように、めくれ上がって、足を引っかけて転ぶ可能性があり危険だということを申し上げているわけです。利用者の方が危険だということは、当然優先度が高いと考えるんですけれども、そのようにはお考えいただけないでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  予算編成の考え方につきましては、先ほど申し上げたとおりでございます。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  すぐに完全に直すというのは、予算的にも難しいというのはわかります。通常、点字ブロックというのはコンクリート製のブロックが入るわけなんですけれども、あそこに関しては、なぜかわからないのですけれども、樹脂製のプレートのようなものが張りつけてあるような状態なんです。普通は、ちゃんとしたブロックが入っていれば、経年であんなふうにそっくり返って、めくれ上がるようなことはないと思うんですけれども、もともとの工事の問題もあってああいう形になったと思います。
  ぜひ何とかしていただきたいのと、樹脂製のプレートですので、当然応急処置も可能だと思います。少し強めの接着剤か何かでがっちり張りつけてしまえば、当面間に合うと思うんですけれども、そういう応急処置も予定はないということでしょうか。
○委員長  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  今委員から御指摘された点も踏まえて、鋭意前向きに検討してまいりたいというふうに考えてございます。
○委員長  1番山口裕昭委員。
○山口裕昭委員  前向きに、せめて応急処置でも早目にしていただきたい。市長のほうには、今後ぜひ予算化していただいて、あそこをちゃんとした点字ブロック、コンクリート製のものにしていただきたい。安物買いの銭失いではないですけれども、安くあげても、後からこうやって修繕で途中で金がかかるのであれば、かえって予算がかかってしまいますので、ちゃんとした、しっかりしたものにしていただいて、修繕の必要がないように。つくったときの市長は白岩市長ではないので、私に言われても困るというのはわかるんですけれども、今後のことも考えて、そこはちゃんとしていただきたい。
  あそこの北側の部分なんですけれども、点字ブロック周りがかなりゆがんでいるんです。地盤沈下なのかよくわからないですけれども、かなり波打っている状態ですので、そこも含めて、将来的にしっかり直していただきたいと考えますので、社会教育課長も、ぜひ頑張って予算化を市長のほうにお願いしていただいて、市長も頑張って通していただくように、社会教育課長のほうからもぜひお願いしていただきたいと思います。
  以上です。
○委員長  要望ですね。
  その他ありますか。
  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  21ページの10款教育費、小学校、中学校をあわせてありますけれども、小学校、中学校のトイレの洋式化については管理課でいろいろ御尽力をいただいているということで、小学校のほうからも大変喜ばれているわけでありますけれども、父兄の方から、これから寒くなる時期になるわけですけれども、洋式便座が冷たくて子供がかわいそうだと、そういうふうなことがあって、これは小学校、中学校ばかりではなくて、公共施設にも通じるわけですけれども、その辺はどのようになっているのか最初にお聞きしたいと思います。
○委員長  穀野管理課長。
○管理課長  ただいまの御質問にお答えします。
  学校にあります洋式トイレの暖房便座の件ですけれども、今把握しておりませんので、後ほど確認しましてお答え申し上げたいと思います。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  今確認してということでしたけれども、これから寒に向かって寒くなるわけで、洋式化してもらうということ自体、これから必要なことなんですけれども、やはり、そういう細かい点についても、子供たちも、座った瞬間に「わっ」というふうなことがあったというようなことでありますので、要望になりますけれども、例えば、ずっと入れっ放しでなくても、先生がいらしたときにスイッチを入れるという形でも結構ですので、個人の家ではみんなそうなっているわけですので、その辺のところをお願いしたいと思います。
○委員長  その他、質疑ありませんか。
  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  19ページの、建設課になるのか商工観光課になるのか、いろいろかかわってくると思うんですが、白竜湖の駐車場について。
  先日、白竜湖の報告書などを出されて、市長が、自分が市政を担っているうちに白竜湖をきれいにしたいということがありました。市民の方からも、いろいろなことをやっていきたい、また、自然を守る会の方たちも、これから自分たちができることを考えていきたい、いろいろなことがありましたが、駐車場がきちんと整備されたのが昭和48年ということで、かなりたっていて、5月から9月に駐車場がほとんど水没する。20センチぐらい水が上がってくるとういうことで、観光的にも、旅館のほうからあそこに白竜湖があるんですと言われて来た人たちも、途中で入れないということで引き返したり、いろいろあるんだそうです。そういうことを考えると、白竜湖をこれから市の宝として持っていくためには、駐車場の整備がいち早く必要ではないかと思うんですが、その辺はどのように考えていらっしゃるのかお聞かせください。
○委員長  粟野建設課長。
○建設課長  白竜湖の駐車場の件でございますけれども、白竜湖公園については、都市公園の一つとして私のほうで管理をしております。駐車場の部分については、特に、4月、5月、6月というふうなことで、かんがい用水期については、御承知のとおり、横堀排水路を反復しながらかんがいしているというふうなことで、あそこの周囲全体が水位が上がってしまうというふうなことで、駐車場として通年をとおして開放するという部分については、やはり、抜本的な対策をしなければ厳しいのかなというふうな認識はしているところでございますけれども、確かに、ちょっとした雨、あるいはかんがい期については、雨が降ってとめられなくなるというふうな状況については認識しているところでございます。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  抜本的な対策をとらなければ長い期間入れなくなる。そうしますと、市民の考えもそうですし、観光的なところからも、やはりそれはおかしいのではないかと思うんです。やはり、これから白竜湖を守っていきたい、何としてもきれいな白竜湖を取り戻したいという市長の考え方を考えても、まず駐車場に行けない。それでは何もできないと同じではないでしょうか。そこのところを市長はどのようにお考えでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  白竜湖については、建設課長からも答弁があったとおりなんですけれども、駐車場のこともそうですし、さまざまな課題を抱えている。そして、一番の目的は何かというと、白竜湖が今世紀中に消滅する危険性を指摘されたわけで、消滅しないようにしていくにはどうするかという面でさまざまな対策を考えて、一気にはできませんので、それを年次的に、計画的にやっていくという考えで、今庁内で進んでおりますが、副市長からも補足の答弁を申し上げます。
○委員長  副市長。
○副市長  補足させていただきます。
  駐車場については、御存じのとおり、先ほど建設課長から説明があったとおり、例えば、田んぼに水を入れると、実は、国道13号線の側道まで水浸しになるくらい水位が上がるんです。その中で、白竜湖の付近に常に水浸しにならない駐車場をつくるには、恐らく相当難易度の高い工事になると思います。つまり、幾ら土を盛っても沈下してしまいますので、ですから、駐車場を整備するということであれば、少し離れているんですが、全く違うところに駐車をしていただいて、歩いて行くとか、そのような運用をしないと、常に365日使える駐車場をあの周辺につくるというのは、相当ハードルとしては高いというふうに思います。
  あともう一つ、先ほど市長が申し上げたとおり、まずは、白竜湖を存続させるということにウエートを、最大の課題にして、庁内で今取り組んでいますので、その辺の方策が見え次第、周辺のそういった整備も含めて考えていきたいというふうに思っています。
  以上です。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  そのように、最終的には、近くではなかなか大変ではないかというところだとは思うんですが、今の時点で、観光客の人、また、市民の方たちが何らかの活動をしようと思ったときに、そこに駐車場があると思えば、そこまで行けると思いますよね。それで行けないのだったら、やはり、もうちょっと、何とか別の対策を立てるとか、ハンググライダーのランディングの場所の整備もしていただきますが、そういう形である程度できるのかとか、やはり、駐車場としてある限りは、皆さん、観光の人たちも、そこまで行けるというふうに考えるわけです。そこのところをしっかりとやっていただければと思います。すぐにできないとしたら、まずはこちらのほうにとめてください、これからどういうふうな形でいけるかと、いろいろあると思うので、その辺をしっかり検討していただきたいと思います。
  抜本的な対策は長期的にかかるとしたら、では、短時間でできることがあるのかどうか、いろいろ考えていただきたいと思います。やはり、市民団体が、観光のためとか、ヒシを取ってみましょうとか、そういう活動をするときに、長期間入れないとなると、白竜湖をどうやって守っていくのかというところが、市と意見が食い違ったりすると悪いと思いますので、そこのところをぜひいろいろな対策を市民の方に提示していただきたいと思います。要望にしておきます。
○委員長  そのほかありませんか。
  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  19ページの商工費のところですが、商工会の要望の中に、継続事業として、移動販売車の支援事業として出ておりました。これは要望事項の中なんですが、やはり、文化会館の中での売店の話からそういうふうになってきたと思うんですが、休憩時間だけだと、あそこに出店をしても、お客さんが、限られた時間で買える時間がないということで、売店を出してもなかなか大変なので、協議会のほうでもお店を出していただける方が少なくなっていると思うんです。地域経済の活性化ということで始めたわけですが、やはり、ここのところもクリアできる。入場まであそこで待機していますよね。そのときに利用していただけるような体制がとれないかという1つの案として、移動販売車の支援をお願いしますということだと思います。
  ただ、そればかりではなくて、文化会館のみならず、市内催し物会場に行って商売がある程度できるようなことを、中小企業としては、小さな店舗の方たちもそこで頑張れるということでありますので、改造費が300万円近くかかる。これは車両代も含んでですが、二、三台、まず試験的にやってみたい。このために、市では支援事業の補助金の制度をぜひ設けていただきたいという要望を継続的に出している状況なんです。それを見ますと、これは本当に、商売的にも、文化会館のお客様のためにも必要だと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  商工会のほうからそういった要望は承っております。そうした中で、毎年毎年、いろいろな要望をいただく中で、予算編成の過程で、市としてできること、できないことを考えて対応させていただくわけでありますけれども、近年、商工会におきましては、さまざまな事業を打ち出していただいて、市からの補助もその分増額させていただいているという状況もございますし、今後最も大きな課題としては、中小企業の振興条例をしっかりと整備するということもございます。そうした中で、総合的に検討させていただきたいというふうに思っております。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  今、大型店舗ができて、小さいお店がどんどんなくなっている状況で、頑張っている商店は多くあると思います。そういうところで、こういう部分でも頑張っていきたいという気持ちがあるわけですので、ぜひ、本当に前向きに、早目に検討していただければと思います。要望としておきます。
○委員長  そのほか質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料、23ページから25ページまでについて質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第54号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第6号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第54号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第55号 平成30年度南陽市国民健康保
      険特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第55号 平成30年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔平成30年12月定例会 予算に関
        する説明書により 議第55号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  事業勘定の歳入歳出全般、34ページから37ページまでについて、質疑ございませんか。
  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  35ページの保険給付費の件で、今回の7,100万円ほどの補正で、今年度の療養給付費の合計が昨年の決算額を2億1,800万円ほど上回る結果になるわけですが、どういう状況があって増えてきたのか。非常にわかりにくいことがあるんだろうと思いますが、高額療養費、あるいは保険給付費が予定より増える可能性があるという、何か特別変わった状況というものがおわかりならば、教えていただきたいと思います。
○委員長  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。
  このたびの保険給付費の増額の部分につきましては、今年度の4月から11月までの数字を昨年度と比較しまして、一般療養給付費であればおよそ6,000万円、高額療養費であればおよそ2,000万円、昨年度より増加しているということがございましたので、予算計上させていただいたところです。
  その原因でございますが、細かい内容まではわからないのですが、まずは、国保に加入されている方の1人当たりの医療費が伸びているのではないか。65歳から後期高齢に移る74歳までの方々については、国民健康保険ということでございますが、その世代の方々が医療機関にかかる割合というのが全国的に見ても高いわけですので、その医療費の部分が伸びてきたと。それにあわせて、例えば、薬の部分でいいますと、高額な最新の薬も出ているということでございますので、そういうものも含めて給付費が伸びているという現状でございます。
  以上であります。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  昨年度の置賜総合病院企業団の決算を見ても、入院患者数、あるいは外来患者数も減って、1人当たりの医療費というのは増加しているというような傾向がございますが、今回もそういった関連がここにあらわれているのかというふうに思います。
  もう1点、例えば、高額という問題の中で、重症化しているというか、そういったことが、要するに、健康診断の関連などもあって、そういう方々が増加しているというような、そんな傾向もあるのでございましょうか。
○委員長  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。
  健康診断につきましては、国民健康保険の特定健診ということで、基本的には40歳以上からお受けいただいて、受診率の向上に努めているわけでございますが、今年度から30歳までその枠を拡大しまして、早目に健康診断を受けていただくような形をとっているところでございます。
  病気そのものが重症化しているということはなかなかわからないところなんですけれども、高度医療化がどんどん進んできまして、今までなかなか治療が難しい部分についても、近年さまざまな治療法も出ているということで、その分医療費のほうがかさむということはあるということで認識しております。
  以上であります。
○委員長  ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございますか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第55号 平成30年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第55号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第56号 平成30年度南陽市介護保険特
      別会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第56号 平成30年度介護保険特別会計補正予算(第3号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔平成30年12月定例会 予算に関
        する説明書により 議第56号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、46ページから48ページまでについて、質疑ございませんか。
  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  47ページ、1款、2款について、確認でありますけれども、お聞きをいたします。
  過日10月31日に、福祉課長の名で市議会議員各位に、介護保険負担限度額の認定書の認定の誤りについてということでファクスが送られてきました。この経過をいろいろ見ていますと、システムの入力違い等の人為的なミスだというようなことでありましたけれども、その経緯についてもう少し詳しくお聞きをいたします。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げたいというふうに思います。
  経過については、ファクスをさせていただいた中にも記載をさせていただいたつもりでございますが、いわゆる、特別養護老人ホーム等の入所に係る負担限度額の認定の誤りというふうなことでございます。施設入所につきましては、食費、居住費というふうなことで、光熱水費等の部分につきましては、基本的には自己負担というふうなことで、仕組みとしてされているわけでありますが、それについても、一定の所得に応じて配慮が必要だというようなことで、3区分ほどに減額といいますか、区分が分かれているということでございます。
  今回の誤りにつきましては、食費、居住費の部分の誤りでございますが、課税・非課税というふうなことを基本にしながら区分が分かれているというふうなことでございます。その課税・非課税について、今回9人の方について、課税世帯とすべきところを非課税という認定をしてしまったというふうなことで、基本的に、該当しないという方でございましたが、区分を、減額するという認定をしてしまったということで、その中身については、区分がそれぞれ分かれてございますので、金額も相当違いますし、その期間もさまざまでございましたが、基本的には、9人の方で、金額的には430万円ほどという認定誤りというふうな状況になってしまったということでございます。
  以上です。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  再発防止対策については、複数での審査体制を改めたとありましたけれども、当初のチェック体制が余りにもずさんだったのではないかと思うんです。ということは、金額について、最も高い方は100万円も払わなければならない。ある方から電話をいただきまして、今までは9万円であったと。それが、いきなり14万円払ってくださいと。それも、9カ月もたってから来たと。突然こういった金額来て、払えと。どうしたらいいんだと。そういった電話がございました。だから、こういったことがたまっていきますと、1万円、2万円ならあれだけれども、何十万円もたまってから来たのでは、どういったことだと。そこは、チェック体制をちゃんとやって、そういった迷惑をかけないような体制が必要だと思うんです。まして、介護を必要としている家庭というのは、本当に大変だと思うんです。その中で、改めて、何カ月もたってから何十万円、100万円払えと言われる家族の身になれば、大変なことだと。
  簡単にうちのほうにファクスだけぽんぽんと出すのはいいかもしれない。連絡しましたということではいいかもしれませんけれども、責任を果たしたと思うかもしれませんが、家族に対してのその後のケアといいますか、どういった説明をして理解を得たんですか。そこをお願いします。
○委員長  菊地福祉課長。
○福祉課長  経過につきましては、21日の全員協議会の中でも御報告をするという状況で考えておりましたが、現在のところの状況を申し上げますと、9人の方の認定誤りがあったわけでありますが、現在、5人の方につきましては、比較的早い段階で判明したという方でございまして、金額もそう大きい金額でなかったということもありますが、5人の方については完納をいただいたところでございます。金額にしますと150万円弱というようなことでございます。
  そのほか、分割で納入というふうな御相談をいただいて、対応させていただいている状況がございます。分割で、現在のところいただいている金額については50万円ほどでございます。現在納入されている金額については、合せて200万円程度というふうなことでございます。残り半分強あるわけでございますが、現在、分割の部分について進めさせていただいているというふうなことと、あと、納期限が12月25日ということでお願いしているケースがあります。それについては、まだ納期が来ていないというようなことで、まだ納入に至っていないというふうなことでございます。
  残りの方につきましては、現在、税の申告の修正をしたいという申し出をされて、状況を見ながら相談をさせていただくことにさせていただいている方がございます。そんな状況で今経過をしているところでございます。
  以上です。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  相談をされた方は、やはり払わなければならないんだべねと諦めの電話でした。そういった固まった金額の請求を後からされるというのは、本当に大変なことだと思います。そんな中で、今後ともそういったチェック体制をはっきりしていただいて、11月の全協で報告があるのかと思っていたので、そのときは出席されていなかったので質問できなくて、ここで質問させていただきました。今後とも、例えば、税務であったり、そういったことであったり、本当にチェック体制をちゃんとしていただいて、市民サービスに結びつけていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  以上です。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第56号 平成30年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第56号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第57号 平成30年度南陽市後期高齢者
      医療特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第57号 平成30年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔平成30年12月定例会 予算に関
        する説明書により 議第57号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、54ページから55ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第57号 平成30年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第57号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で、本委員会に付託されました平成30年度補正予算議第53号を除く4件の審査を終了いたしました。慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対して深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。どうも御苦労さまでした。
午後 0時05分  閉  会

       予算特別委員長 殿 岡 和 郎