平成30年9月3日(月)午前10時00分開会・開議

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議事日程第1号
平成30年9月3日(月)午前10時開議

 議会報告  議会運営委員長報告

 日程第 1 会議録署名議員の指名

 日程第 2 会期の決定

 日程第 3 諸般の報告

 日程第 4 承第 4号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第2号)についての専決処分の
             承認を求めることについて

 日程第 5 報第 5号 平成29年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について

 日程第 6 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

 日程第 7 同意第5号 南陽市教育委員会教育長の任命について

 日程第 8 同意第6号 南陽市教育委員会委員の任命について

 日程第 9 同意第7号 南陽市監査委員の選任について

 日程第 10 議第 50号 財産の取得について

 日程第 11 議第 51号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定
             について

 日程第 12 議第 42号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第3号)

 日程第 13 議第 43号 平成30年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

 日程第 14 議第 44号 平成30年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)

 日程第 15 議第 45号 平成30年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)

 日程第 16 議第 46号 平成30年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)

 日程第 17 議第 47号 平成30年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

 日程第 18 議第 48号 平成30年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)

 日程第 19 議第 49号 平成30年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)

 日程第 20 予算特別委員会の設置について

 日程第 21 認第 1号 平成29年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 22 認第 2号 平成29年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 23 認第 3号 平成29年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 24 認第 4号 平成29年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 25 認第 5号 平成29年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第 26 認第 6号 平成29年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につい
             て

 日程第 27 認第 7号 平成29年度南陽市水道事業会計決算の認定について

 日程第 28 認第 8号 平成29年度南陽市下水道事業会計決算の認定について

 日程第 29 決算特別委員会の設置について

 日程第 30 請願の付託

   散   会
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本日の会議に付した事件
 議事日程第1号に同じ
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出 欠 席 議 員 氏 名

◎出席議員(17名)
 1番 山口  裕昭  議員      2番 島津  善衞門  議員
 3番 高橋  一郎  議員      4番 舩山  利美  議員
 5番 山口  正雄  議員      6番 白鳥  雅巳  議員
 7番 片平  志朗  議員      8番 梅川  信治  議員
 9番 川合    猛  議員     10番 髙橋    弘  議員
11番 板垣  致江子  議員  12番 髙橋     篤  議員
13番 田中  貞一  議員     14番 遠藤  榮吉  議員
15番 佐藤    明  議員     16番 伊藤  俊美  議員
17番 殿岡  和郎  議員

◎欠席議員(0名)

説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
嵐田 淳一 総務課長            尾形 真人 みらい戦略課長
西牧 修二 財政課長            相澤 和吉 税務課長
髙野 祐次 総合防災課長           神棒 久志 市民課長
菊地   清 福祉課長             板垣 幸広 すこやか子育て課長
佐藤   浩 農林課長            山口 広昭 地域産業振興主幹
長沢 俊博 商工観光課長         粟野   清 建設課長
渡部 時裕 上下水道課長           土屋 雄治 会計管理者
長濱 洋美 教育長             穀野 敏彦 管理課長
佐藤 政彦 学校教育課長          佐藤 賢一 社会教育課長
江口 和浩 選挙管理委員会事務局長  青木   勲 代表監査委員
大室  拓  監査委員事務局長      小関 宏司 農業委員会事務局長
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事務局職員出席者
髙梨 敏彦 事務局長               田中  聡 局長補佐
髙橋 京子 庶務係長        小野 勝司 書記



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開      会
○議長(髙橋 弘議員)  御一同様、御起立願います。
  傍聴席の方もお願いします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  去る8月27日告示になりました平成30年南陽市議会9月定例会を開会いたします。

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開      議
○議長  ただいま出席されている議員は全員であります。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第1号によって進めます。

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議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本定例会の運営等について、議会運営委員長より御報告を願います。
  議会委員長 舩山利美議員。
〔議会運営委員長 舩山利美議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
  私から、議会運営委員会の報告を申し上げます。
  本日招集されました平成30年9月定例会の運営について、去る8月31日午前10時より議会運営委員会を開催し協議いたしましたので、その結果について御報告いたします。
  本定例会に提案されます議案は、承認案1件、報告1件、諮問案1件、同意案3件、事件案1件、補正予算案8件、決算案8件の計24件であります。当局より総務課長及び財政課長の出席を求め、提出議案の説明を受け、議案数及び一般質問の通告並びに受理されました請願の審査を考慮し、協議をいたしました結果、本定例会の会期を本日から21日までの19日間と決した次第であります。この19日間の会期において、お手元に配付してあります日程表に従い、本会議、各常任委員会及び各特別委員会を開催し、御審査くださるようお願い申し上げます。
  次に、議案の審査について申し上げます。
  まず、承認案1件につきましては、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  次に、報告1件につきましては、提案理由説明、質疑、了承の順で行うことといたしました。
  次に、諮問案1件につきましては、提案理由説明、委員会付託省略、質疑の後、討論省略、表決の順で行うことといたしました。
  次に、同意案3件につきましては、1件ずつ議題とし、提案理由説明、委員会付託省略、質疑の後、討論省略、表決の順で行うことといたしました。
  次に、事件案1件につきましては、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  次に、条例案1件につきましては、提案理由説明、総括質疑の後、所管の総務常任委員会に付託といたしました。
  次に、補正予算案8件つきましては、一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、予算特別委員会設置、同委員会に付託の上、それぞれ審議していただくことにいたしました。
  次に、決算案8件につきましては、一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、決算特別委員会設置、同委員会に付託の上、それぞれ審査していただくことにいたしました。
  次に、一般質問でありますが、通告議員は5名でありますので、御報告いたします。
  最後に、請願について申し上げます。受理いたしました請願は1件であります。別紙、請願付託表により、所管の総務常任委員会で審査することにいたしましたので、御了承をお願い申し上げます。
  以上、本定例会の運営について議会運営委員会において協議決定いたしましたので、各議員の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。

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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長が指名いたします。
  会議録署名議員は、4番舩山利美議員、8番梅川信治議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

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日程第2 会期の決定
○議長  日程第2 会期の決定を議題といたします。
  お諮りいたします。本定例会の会期については、先ほどの議会運営委員長報告のとおり、本日より21日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日より21日までの19日間と決しました。

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日程第3 諸般の報告
○議長  日程第3 諸般の報告であります。
  本定例会に説明のため出席を求めた者の職、氏名、議員派遣の報告、議会庶務報告、定例監査報告について、別紙諸般の報告のとおりでございますので、御了承願います。

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日程第4 承第4号 平成30年度南陽市一
     般会計補正予算(第2号)につい
     ての専決処分の承認を求めること
     について
○議長  日程第4 承認第4号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第2号)についての専決処分の承認を求めることについてであります。
  この際、市長より説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  おはようございます。
  ただいま上程されました承第4号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第2号)についての専決処分の承認を求めることについて提案理由を申し上げます。
  補正の内容は、通学路にある危険なブロック塀を撤去することについて補助する通学路危険ブロック塀等撤去支援事業費及び教育施設冷房設備の設置工事費、修繕費、設計業務委託費、備品購入費を追加するものであり、財源につきましては一般財源で措置いたしたものでございます。
  以上、提案理由の説明を申し上げましたが、御審議の上、御承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております承第4号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  異議なしと認めます。よって、承第4号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  ただいまの件でございますけれども、冷房の問題ですけれども、今回は専決処分で、こういう格好で処理するということで、当然でありますが、去る7月、あるいは8月で、全協の中でも、それぞれの議員の皆さんからかなり強烈にやれと、こういうふうな質問があったわけでございますが、このことにつきましては、国が3分の1補助しますと、こういうふうになっているわけです。
  せんだっての県議会の特別委員会等でもこの問題で議論になったわけですが、知事は、予算化するとは言わなかったですね。支援をすると、たしかこういうふうな答弁だったと思います。しかし、県もやる、これが大事なのではないかと。支援するではなくて、補正を組んで、県は県なりに対応していくんだと、こういう答弁が必要ではなかったかと思うんです。せっかく国も出す、各地方自治体の末端の市町村も、そういう形で来年度からほとんどの自治体がやると、こういうふうにお聞きしているわけですけれども、県に対してもっと強く、出しなさいということを言えないんですか。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  佐藤議員の御質問にお答えいたします。
  出しなさいとはなかなか言えないというふうに思います。しかしながら、全国的に公立小・中学校のエアコンの設置について問題になっている中で、他の都道府県においては、県が一部、実際に補助するスキームをつくって、公立小・中学校の市町村の設置費に対して応援するという事業を組んでいるということも聞き及んでおります。
  そうした意味からも、それから、市町村の財政状況を勘案しても、山形県として市町村に対する補助事業があることは当然望ましいというふうに思っておりまして、そのことについては、いろいろな機会で申し上げていきたいというふうに思っております。県としては、まずは、県立・公立高校等の設置についての第一義の当事者でありますので、そういったところも進めていただくよう市町村としては望んでおりますし、市町村に対する実質的な支援についても、機会を捉えて申し上げてまいりたいと思っております。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  市長としては余りそういうことを言えないと、こういう答弁のようですが、そうだったらば、せめて、予算措置をしてやるべきではないのかと、こういう御意見でも結構なわけですから、そういう市民の声、県民の声が大事なわけですから、せめてそのぐらいの迫力を持ってやるということが大事ではないのか、このように思うんです。せっかく国もやろうとしているわけですから、各都道府県でも、さっき市長がおっしゃったように、県段階でやろうとしている自治体も増えているわけですから、しっかりやるべきではないのかと思います。
  それから、もう1点でありますが、たしか、7月の全協で財政課長は、これをやれば1億3,000万円から5,000万円ぐらいかかるのではないのか、こういうお話でありました。国・県がこういった補助を出せばそのぐらいで済むのではないだろうかと。県が出さなかった場合は相当の金額がかかるのかと思うんですが、その辺はどのように試算をしているでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  西牧財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  あくまでもシミュレーションの段階ですけれども、これから実施設計が終わって正式な金額が出てくるわけですが、概算として、全体事業、この前、全協のときは普通教室だけということでお話しさせてもらいましたけれども、普通教室及び特別教室を含めると、現在のシミュレーションで仮に4億8,000万円ほどかかるとした場合、国から受ける交付金が3分の1ですので1億7,000万円ほど。あと、地方債が残りの金額に75%充当されます。また、交付金の対象外の経費も含まれておりますので、それぞれ試算しますと、全部実施した場合、そのときの一般財源の負担については1億6,400万円ほどということで試算しております。
  以上でございます。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  そういうふうな試算をしていると、こういうことですね。
  ですから、市長、せっかく来年やるわけですから、なるべく市の持ち出しが出ないような形でやっていただきたい、このことを申し上げたいと思います。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
(発言する声なし)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告はございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。承第4号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第2号)についての専決処分承認を求めることについては、これを承認いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、承第4号は承認することに決しました。

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日程第5 報第5号 平成29年度南陽市健
     全化判断比率及び資金不足比率の
     報告について
○議長  日程第5 報第5号 平成29年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてであります。
  この際、市長に対し説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました報第5号 平成29年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について申し上げます。
  本案は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、監査委員の審査に付し、その意見をつけて御報告いたすものでございます。
  健全化判断比率につきましては、実質赤字比率及び連結実質赤字比率が各会計とも黒字でありますので、比率算定の対象外となり、実質公債費比率は12.0%、将来負担比率は122.6%となりました。
  資金不足比率につきましては、各会計とも資金不足額がございませんので、比率算定の対象外となったものであります。
  以上、御報告でございます。
○議長  ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
  本件は報告事項でありますので、御了承をお願いいたします。

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日程第6 諮問第1号 人権擁護委員候補者
     の推薦につき意見を求めることに
     ついて
○議長  日程第6 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、提案理由を申し上げます。
  本委員の小林寿子氏が、平成30年12月31日をもって任期満了となりますので、議案書記載のとおり、同氏を適任と認め、法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものでございます。
  御審議の上、御同意いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なし認めます。よって、諮問第1号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。諮問第1号は討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  異議なしと認めます。よって、諮問第1号は討論を省略することに決しました。
  お諮りいたします。諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、これを同意したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なし認めます。よって、諮問第1号は同意することに決しました。

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日程第7 同意第5号 南陽市教育委員会教
     育長の任命について
○議長  日程第7 同意第5号 南陽市教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。
  この際、長濱洋美教育長の退席を求めます。
〔長濱洋美教育長 退席〕
○議長  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました同意第5号南陽市教育委員会教育長の任命について、提案理由を申し上げます。
  本案は、教育長長濱洋美氏が本年9月30日をもって任期満了となりますので、議案書記載のとおり、同氏を適任と認め再任いたしたいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、御提案申し上げるものでございます。
  御審議の上、御同意いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第5号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なし認めます。よって、同意第5号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。同意第5号は討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  異議なしと認めます。よって、同意第5号は討論を省略することに決しました。
  お諮りいたします。同意第5号 南陽市教育委員会教育長の任命については、これを同意いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なし認めます。よって、同意第5号は同意することに決しました。
  ここで、長濱洋美教育長の復席を求めます。
〔長濱洋美教育長 復席〕
○議長  ここで、教育長に同意されました長濱洋美教育長より、登壇の上、御挨拶を願います。
〔長濱洋美教育長 登壇〕
○教育長  一言御礼を申し上げます。
  ただいまは、御同意を賜りましてまことにありがとうございました。改めて責任の重さを実感し、身の引き締まる思いを強くしたところでございます。
  これからも、教育委員会はもとより、白岩市長、市当局との連携共同を強化し、諸課題の解決、そして市民総ぐるみで教育に取り組む社会の実現を目指した第5次南陽市教育振興計画の具現化に全力を尽くす所存でございます。しかしながら、まだまだ力量不足でございますので、今後とも議員の皆様方の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げて、御礼の挨拶とさせていただきます。
  本日は、まことにありがとうございました。(拍手)

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日程第8 同意第6号 南陽市教育委員会委
     員の任命について
○議長  次に、日程第8 同意第6号 南陽市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました同意6号 南陽市教育委員会委員の任命について提案理由を申し上げます。
  本委員の鎌田一郎氏が本年9月30日をもって任期満了となりますので、議案書記載のとおり、同氏を適任と認め再任いたしたいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により御提案申し上げるものでございます。
  御審議の上、御同意いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第6号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なし認めます。よって、同意第6号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。同意第6号は討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、同意第6号は討論を省略することに決しました。
  お諮りいたします。同意第6号 南陽市教育委員会委員の任命について、これを同意いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なし認めます。よって、同意第6号は同意することに決しました。

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日程第9 同意第7号 南陽市監査委員の選
     任について
○議長  日程第9 同意第7号 南陽市監査委員の選任についてを議題といたします。
  この際、青木 勲代表監査委員の退席を求めます。
〔青木 勲代表監査委員 退席〕
○議長  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました同意7号 南陽市監査委員の選任について提案理由を申し上げます。
  本委員の青木 勲氏が本年9月30日をもって任期満了となりますので、議案書記載のとおり、同氏を適任と認め再任いたしたいので、地方自治法第196条第1項の規定により御提案申し上げるものでございます。
  御審議の上、御同意いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第7号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なし認めます。よって、同意第7号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。同意第7号は討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、同意第7号は討論を省略することに決しました。
  お諮りいたします。同意第7号 南陽市監査委員の選任については、これを同意いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なし認めます。よって、同意第7号は同意することに決しました。
  ここで、青木 勲代表監査委員の復席を求めます。
〔青木 勲代表監査委員 復席〕
○議長  ここで、監査委員に同意をされました青木 勲代表監査委員より、登壇の上、御挨拶を願います。
〔青木 勲代表監査委員 登壇〕
○代表監査委員  皆さん、おはようございます。
  監査委員の選任に御同意いただきましたことに感謝申し上げます。
  監査委員制度も、大分厳しい会計基準がなかなか定まらない中で、ここ数年変遷を重ねているという状況をまず申し上げまして、それに加えまして、近年は、内部統制という、環境を改めて見直しましょうという状況が発生してございます。このたび同意いただきましたことに、ぜひ、環境、そして会計基準の厳正なことに対しまして、改めて、意を強くして臨ませていただきたいと思います。きょうはどうもありがとうございました。(拍手)

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日程第10 議第50号 財産の取得につい
      て
○議長  日程第10 議第50号 財産の取得についてを議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第50号 財産の取得につきまして、提案理由を申し上げます。
  本案は、冬季間の除雪作業において、通学路及び市街地の拡幅除雪を迅速かつ効率的に実施するため、小型除雪車を購入いたしたく、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、御提案申し上げるものでございます。
  なお、取得金額、取得の相手方などは議案書記載のとおりでございますので、御審査の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第50号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なし認めます。よって、議第50号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第50号 財産の取得については原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第50号は原案のとおり決しました。

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日程第11 議第51号 南陽市特別職の職
      員の給与に関する条例の一部を
      改正する条例の制定について
○議長  次に、日程第11 議第51号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第51号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。
  本案は、市長の給料支給額の一部を減額するため、条例の一部を改正するものでございます。
  以上、提案理由を申し上げましたが、御審査の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  ただいま議題となっております条例案1件について、総括して質疑ございませんか。
  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  ただいまの議第51号でありますが、今の説明ですと、条例化をして市長の給料の支給額を1割を減額する、こういう提案でありますが、ただそれだけの話ではなくて、どういう理由で減額をするのか。これは、平成27年度から4年間の第1期目も減額をしたと。今度2期目に入るのですけれども、なぜしなければならないのか。市民的な見地から見ますと、減額する理由がわからないと思いますよ。どうですか。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  議員の御質問にお答え申し上げます。
  1期目の平成27年3月の議会におきましても、同様の提案をさせていただきました折に、佐藤議員から、やはり同様の御質問をいただきまして、そのときと基本的に私の思いは変わらないということを、まず申し上げさせていただきたいと思います。
  なぜこれを行うのかということでございますけれども、27年3月の議会のときに申し上げましたのは、本市の財政状況を鑑みてということが1つ、それから、自分の報酬について、子育て施策等の市の重点施策にわずかなりとも充てたいと、そのことを、ぜひ市の職員を始め、議会の皆様、市民の皆様に御理解いただきたいという私の姿勢を示すために減額するというお話をさせていただきました。
  このことにつきましては、7月の市長選挙においては公約には盛り込んでおりませんが、私の個人的な思いとして、報酬の減額を公約に盛り込むというのは、私の政治的な心情にはなじみませんので、盛り込みませんでした。しかしながら、1期目で行っていたこの姿勢を示すということを2期目も継続いたしたく、議会にこのたび御提案申し上げるものでございますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  たしか、私は、平成27年の3月議会でただいま市長がおっしゃったようなことを言いました。
  しかし、2期目ですから、むしろ、正々堂々ともらって、そして市民の負託に応えていく、文字どおり市長の任務を果たす、こういうことが大事ではないかと思います。しかも、減額すると、何かしたのかなというふうな、市民的に見るとそういうことも、おかしいなと出てくる可能性だってないとは言えないわけですから。ですから、堂々とおもらいして、さっきも言ったように、市民の負託に応えていく、諸施策、課題をやっていくというのが市長の仕事でありますから、何も、あえて減額することはないのではないでしょうか。もう一回答弁願います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  議員のおっしゃることも、ごもっともなことというふうに思います。堂々と定められた報酬を頂戴すべきである。そして、それに見合う責任を果たすべきである。それも本当にそのとおりだというふうに思いますが、このことについては、副市長や教育長等に影響するものではなく、そしてまた、市の職員の給与等にも影響するものではなく、しかしながら、市長という職にあるものとして、地方財政の今後の見通しの上で非常に厳しいものが見込まれるということ、それから、堂々とということでありますけれども、何ていいますか、納得いただけるかどうか難しいんですけれども、しかしながら、それは、まさしく、私が市長という重大な職責を担わせていただいている者として姿勢を示したいということでございますので、何もやましいことはございませんということも御理解いただいた上で、ぜひ、重点施策に一部なりとも充てていくという姿勢を示したいんだというところを御理解賜りたいと思います。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  それは市長の考えだからいいですけれども、私が本当に心配しているのは、減額するのは市長だけだと、副市長や教育長や職員はしないんだというお話でありますが、そこが問題なんですよ。というのは、副市長だって、教育長だって、幹部職員だって、市長も1割減らしていると。自分たちにいつ降りかぶさるかわからないと、こういう心配すらあると思いますよ。簡単にそう言うけど、そういう気持ちも市長として考える必要があるのではないのかと。心配だからやっているの、私は。ですから、その辺のことも含めて、3期目はどうするかわからないですが、ここでこのことを指摘しておきたい。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  ただいま議題となっております条例案1件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり所管の総務常任委員会に付託いたします。




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日程第12 議第42号から
日程第19 議第49号まで計8件
○議長  次に、日程第12 議第42号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第3号)から日程第19 議第49号 平成30年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)までの補正予算議案8件を、議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し、提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第42号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第3号)から議第49号 平成30年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)までの補正予算案8件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第42号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、人事異動等に伴う職員人件費及び特別会計への人件費繰出金の整理、平成30年度の普通交付税の決定による歳入の補正、平成29年度決算に伴う繰越金の確定とそれに伴う地方財政法第7条に基づく財政調整基金積立金及び公共施設維持管理基金積立金の補正、そのほか、国庫補助事業の採択、県総合交付金の確定、事業の進捗に伴い必要となった事業費の補正などであり、財源につきましては、国県支出金、繰越金等で措置いたすものでございます。
  また、債務負担行為の追加をいたすものでございます。
  次に、議第43号 平成30年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、事業勘定におきまして、人事異動等に伴う職員人件費の補正のほか、決算確定に伴う財政調整基金積立金などの補正を行うものでございます。財源につきましては、繰越金などで措置いたすものでございます。
  次に、議第44号 平成30年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、決算確定に伴う財政調整基金積立金及び浴場管理費などの補正を行うものでございます。財源につきましては、繰越金で措置いたすものでございます。
  次に、議第45号 平成30年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、決算確定に伴う一般会計繰出金の補正を行うものでございます。財源につきましては、繰越金で措置いたすものでございます。
  次に、議第46号 平成30年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、人事異動等に伴う職員人件費の補正のほか、決算確定に伴う基金積立金などの補正を行うものでございます。財源につきましては、繰越金などで措置いたすものでございます。
  次に、議第47号 平成30年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、決算確定に伴う予備費及びシステム改修業務委託料の補正を行うものでございます。財源につきましては、繰越金などで措置いたすものでございます。
  次に、議第48号 平成30年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、収益的収支、資本的収支ともに収入の増減はなく、支出については、人事異動等に伴う職員人件費の補正を行うものでございます。
  次に、議第49号 平成30年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、収益的収支、資本的収支ともに収入の増減はなく、支出については、人事異動等に伴う職員人件費の補正を行うものでございます。
  以上、補正予算案8件につきまして一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。質疑は予算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第20 予算特別委員会の設置について
○議長  日程第20 予算特別委員会の設置を議題といたします。
  お諮りいたします。議第42号から議第49号までの補正予算議案8件を審査するため、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議長を除く全員によって構成する予算特別委員会を設置することに決しました。
  議第42号から議第49号まで補正予算議案8件は、ただいま設置いたしました予算特別委員会に付託いたします。
  なお、予算特別委員会は日程に従い委員会を開催し、審査願います。





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日程第21 認第1号から
日程第28 認第8号まで計8件
○議長  日程第21 認第1号 平成29年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第28 認第8号 平成29年度南陽市下水道事業会計決算の認定についてまで、決算認定議案8件を、議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔白岩孝夫市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました認第1号 平成29年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認第8号 平成29年度南陽市下水道事業会計決算の認定についてまでの8会計につきまして、地方自治法第233条第3項及び地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の審査に付し、その意見をつけて御提案を申し上げるものでございます。
  第5次南陽市総合計画に掲げた目標の実現に向け、防災対策、子育て支援、産業振興など、市民生活に必要な施策に重点を置いて事業を実施するとともに、財政秩序の維持に努めてまいった結果、一般会計の実質収支は9億3,571万2,000円、また、特別会計の実質収支合計は3億9,735万5,000円の黒字決算を結ぶことができました。
  また、水道事業会計の損益計算におきましては、旧最上川浄水場の解体・撤去工事等により5,778万円の純損失を計上しており、下水道事業会計の損益計算におきましては、950万5,000円の純利益を計上したところでございます。
  財政指標では、福祉、農林関連の補助事業の実施により県支出金が増加したほか、財政調整基金繰入金を始めとする繰入金を増額し、調整を図ったことにより、歳入総額は前年比で3.3%の増となっており、歳出については、補助費等のほか、普通建設事業費などの投資的経費、医療給付費、福祉サービスなどの扶助費がそれぞれ増加したことにより、前年比で2.1%の増となりました。経常収支比率については、扶助費の増などにより、91.1%と前年度より0.1ポイント上昇しました。
  地方公共団体財政健全化法における健全化判断比率は、さきに御報告申し上げましたとおり、実質公債費比率については12.0%、将来負担比率については122.6%と、実質公債費比率は前年と比較して0.3ポイント改善、将来負担比率については、旧地域総合整備事業債等の地方債現在高が減少したことなどにより、前年比で7.2ポイント改善しました。
  両数値とも早期健全化判断基準を大きく下回っておりますが、国の地方財政計画によっては厳しい水準となる可能性もあるため、引き続き歳入の確保、歳出の削減を緩めることなく、さらに市債残高の減少を図るために、市債発行額の抑制などに取り組み、財政基盤の強化を図ってまいる所存でございます。
  なお、平成29年度における主要な施策につきましては、決算附属資料として別冊を配付させていただいておりますので、ご高覧をいただきたいと存じます。
  以上、決算の概要を申し上げましたが、御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  ここで、監査委員から決算の審査結果について報告を願います。
  青木 勲代表監査委員。
〔青木 勲代表監査委員 登壇〕
○代表監査委員  改めまして、おはようございます。
  私から、平成29年度各会計の決算審査意見を申し上げます。
  審査の対象は、一般会計、特別会計5件、財産に関する調書、基金の運用状況、企業会計2件、健全化判断比率及び資金不足比率でございます。
  審査の結果につきましては、各会計の決算及び基金の運用状況を示す書類の計数は正確であり、また、予算執行及び会計処理等は、全般的に適正と認められました。
  なお、詳細につきましては意見書に記載のとおりでありますが、概要について申し上げます。
  最初に、一般会計についてでございますが、歳入歳出決算額は、歳入154億3,129万7,000円、歳出144億6,353万2,000円と、前年に比べ歳入で4億9,823万3,000円増加、歳出で2億9,250万7,000円増加となっております。
  歳入決算額から歳出決算額を差し引いた剰余金は9億6,776万5,000円、明許繰越に係る翌年度への繰り越すべき財源3,205万3,000円を差し引いた実質収支は9億3,571万2,000円の黒字となり、前年度の実質収支額7億1,220万5,000円を差し引いた単年度収支額は2億2,350万7,000円の黒字となっております。
  一般会計の歳入については、財源別では、自主財源が40.5%、依存財源が59.5%となっております。
  自主財源では、財政調整基金繰入金を始めとした繰入金が前年度より4億8,951万8,000円増加し、6億6,253万9,000円となっております。自主財源の根幹をなす市税は、前年度より6,250万9,000円増加し、35億9,993万2,000円となっております。
  なお、市税については、市民税が7,010万7,000円増加、個人市民税は、給与所得者の賃金向上により1,506万9,000円の増加、法人市民税は、市内企業の収益改善によるものと思われます5,503万9,000円の増加となっております。また、たばこ税については、税率の低い電子たばこが普及したこともあり、1,641万3,000円減少しております。
  一方、依存財源は、地方交付税が1億6,047万9,000円、国庫支出金が8,335万円減少したものの、県支出金が3億6,445万2,000円、市債が6,410万円増加したことにより、全体で2億3,804万4,000円増加しております。
  市税における不納欠損処分の額は、前年度より675万4,000円減少し、619万1,000円となっております。
  また、収入未済額は前年度より67万円減少の1億2,165万7,000円と、現年課度課税分の収納率は99.4%となっております。
  不納欠損処分については、諸般の事情はあるとしても、税負担の公平性及び歳入確保の面での影響が大きいため、慎重かつ厳正な取り扱いを求められるものでありますが、必要な手続をとり、合理的な調査を行った上で、欠損処分に至るまでにいかに徴収努力がなされていたかが総合的に評価されるべきものであり、不納欠損処分の制度の有効活用を妨げるものでないことを申し添えます。
  今後とも、滞納者の実態に即した適切な措置を講じ、未収金の解消に向け、なお一層の努力を望むものであります。
  平成29年度末の一般会計市債残高は156億4,239万4,000円となり、前年度に比べ3億9,906万円減少しております。
  市債発行は、累積により財政の硬直化が一層進むおそれがあることから、将来における償還能力等を考慮しつつ、その適切な運用に努めていただきたいと考えます。
  次に、歳出についてでございますが、目的別で見ると、構成比率の高い科目は、民生費が34.0%、総務費が15.6%、土木費が12.1%、公債費が9.6%、教育費が9.3%となっております。
  性質別に見ると、義務的経費が45.1%、任意的経費が54.9%となっており、義務的経費のうち、公債費は前年度より2,464万円減少し、13億9,087万8,000円となっております。
  また、任意経費については、財政調整基金積立金などの積立金が大きく減少しておりますが、全体では前年度より2億287万6,000円増加の79億3,801万4,000円となっております。
  次に、特別会計でございますが、特別会計は5会計で、そのうち国民健康保険特別会計が2勘定となっております。特別会計全体で歳入決算額が79億2,076万3,000円、歳出決算総額が75億2,340万8,000円と、前年度に比べ歳入で733万8,000円減少、歳出では2,926万6,000円減少しております。また、5会計全体の実質収支は3億9,735万5,000円の黒字となり、前年度実質収支額3億7,542万7,000円を差し引いた単年度収支額は2,192万8,000円の黒字となっております。
  特別会計の収入未済額については8年続けて減少しており、前年度より1,004万円減の1億6,608万4,000円となっております。その要因としては、収入未済額の92.1%を占める国民健康保険特別会計の収入未済額が987万3,000円減少したことが挙げられます。
  特別会計の不納欠損額は1,353万6,000円となっており、前年度と比較して477万4,000円減少しております。これは、後期高齢者医療特別会計が5万3,000円増加したものの、国民健康保険特別会計で406万7,000円、介護保険特別会計で76万円減少したことによるものです。
  収納率の向上を図ることは容易でないとは思われますが、市税等収納対策本部等で統一した取り組みを行い、国民健康保険事業、介護保険事業等のさらなる健全化に努めていただきたいと存じます。
  次に、公営企業会計に係る水道事業会計と下水道事業会計でございますが、審査に付された決算報告書及び財務諸表は、地方公営企業法、その他関係法令に準拠して作成されたもので、経営成績及び財務状態を適正に表示しております。決算の計数については適正なものと認められました。
  水道事業の決算状況は、事業収益8億1,149万6,000円、事業費用8億6,927万6,000円と、差し引き5,778万円の純損失を計上しております。これは、特別損失として、旧最上川浄水場解体撤去工事に係る諸費用1億5,791万円を要したことによるものです。
  水道事業の営業未収金については、前年度より241万7,000円増加し7,419万3,000円となっております。また、水道料金の現年度分収納率は96.4%で、前年度より0.1ポイント下降しており、過年度分収納率は36.6%と、前年度より2.1ポイント上昇しております。引き続き、収納対策を強化するよう要望するものです。
  また、給水件数は26件増加しているものの、給水人口は311人減少しており、今後の少子高齢化による人口減少に加え、節水型社会の進行などにより、水需要については厳しい状況が続くものと思慮されますが、安全で安心な水の供給を事業の柱に据えて、よりよいサービスの提供に努められるよう望むものです。
  下水道事業については、事業収益は9億7,863万9,000円、事業費用は9億6,913万4,000円と、差し引き950万5,000円の純利益を計上しています。
  公共下水道事業の処理区域内人口は前年度より261人減少の2万655人となっておりますが、水洗化人口は132人増加の1万7,199人で、水洗化率は1.7ポイント増加し、83.3%となっております。
  下水道事業は、投資規模が大きく、建設期間も長期にわたるなど、市の財政に与える影響も大きいため、現実的な見通しに基づいた計画修正及び適切な料金設定を強く望むものであります。
  最後に、財政指標・健全化判断比率についてでございますが、実質公債費比率は前年度より0.3ポイント改善し12.0%、将来負担比率は前年度より7.2ポイント改善して122.6%となっております。今後ともさらなる指標改善に向け御努力いただきたいと存じます。
  以上、決算審査意見といたします。
○議長  青木 勲代表監査委員の報告が終わりました。
  お諮りいたします。決算についての質疑は決算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なし認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第29 決算特別委員会の設置について
○議長  日程第29 決算特別委員会の設置を議題といたします。
  お諮りいたします。認第1号から認定第8号まで決算認定議案8件を審査するため、議長及び議会選出監査委員を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なし認めます。よって、議長及び議会選出監査委員を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。
  認第1号から認第8号まで決算認定議案8件は、ただいま設置いたしました決算特別委員会に付託いたします。
  なお、決算特別委員会は日程に従い委員会を開催し、審査願います。




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日程第30 請願の付託
○議長  日程第30 請願の付託であります。
  本定例会において受理いたしました請願は1件であります。別紙請願付託表のとおり所管の総務常任委員会に付託いたします。









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散      会
○議長  以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。
  御一同様、御起立願います。
  傍聴席の方もお願いいたします。
  どうも御苦労さまでした。
午前11時14分  散  会