平成30年9月18日(火)午前10時00分開会

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白鳥  雅巳  委員長       山口  正雄  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(15名)
 1番 山口   裕昭  委員        2番 島津   善衞門  委員
 3番 高橋  一郎  委員        4番 舩山  利美  委員
 5番 山口  正雄  委員        6番 白鳥  雅巳  委員
 7番 片平  志朗  委員        8番 梅川  信治  委員
  9番 川合    猛   委員       11番 板垣  致江子  委員
12番 髙橋   篤   委員     13番 田中  貞一  委員
14番 遠藤  榮吉  委員       15番 佐藤   明   委員
17番 殿岡  和郎  委員       
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
嵐田 淳一 総務課長            尾形 真人 みらい戦略課長課長
西牧 修二 財政課長            相澤 和吉 税務課長
髙野 祐次 総合防災課長          神棒 久志 市民課長
菊地   清 福祉課長            板垣 幸広 すこやか子育て課長
佐藤   浩 農林課長            山口 広昭 地域産業振興主幹
長沢 俊博 商工観光課長         粟野   清 建設課長
渡部 時裕 上下水道課長         土屋 雄治 会計管理者
長濱 洋美 教育長              穀野 敏彦 管理課長
佐藤 政彦 学校教育課長         佐藤 賢一 社会教育課長
江口 和浩 選挙管理委員会事務局長 青木   勲 代表監査委員
大室   拓 監査委員事務局長     小関 宏司 農業委員会事務局長

                
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事務局職員出席者
髙梨 敏彦 事務局長               田中   聡 局長補佐
髙橋 京子 庶務係長      小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 認第1号 平成29年度南陽市一般会計歳入歳出
      決算の認定について
 認第2号 平成29年度南陽市国民健康保険特別
      会計歳入歳出決算の認定について
 認第3号 平成29年度南陽市財産区特別会計歳
      入歳出決算の認定について
 認第4号 平成29年度南陽市育英事業特別会計
      歳入歳出決算の認定について
 認第5号 平成29年度南陽市介護保険特別会計
      歳入歳出決算の認定について
 認第6号 平成29年度南陽市後期高齢者医療特
      別会計歳入歳出決算の認定について
 認第7号 平成29年度南陽市水道事業会計決算
      の認定について
 認第8号 平成29年度南陽市下水道事業会計決
      算の認定について

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開      会
○事務局長  御起立願います。
  おはようございます。
  御着席願います。
  初めての決算特別委員会でありますので、委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定により、年長の委員が臨時委員長の職務を行うこととなっております。
  出席委員中、殿岡和郎委員が最年長委員でありますので、殿岡委員に臨時の委員長をよろしくお願いいたします。
〔臨時委員長 殿岡和郎委員 登壇〕
○臨時委員長  おはようございます。
  いつものように年長委員をもちまして、私が臨時委員長の職務を行いますので、よろしくお願いをいたします。
  ただいまから決算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は15名で、全員であります。

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委員長の互選
○臨時委員長  これより、決算特別委員会委員長の選挙を行います。
  お諮りいたします。委員長の選挙は指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長  御異議なしと認めます。
  よって、指名推選の方法により行うことに決しました。
  指名推選は私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長  御異議なしと認めます。
  それでは、私から決算特別委員会の委員長を指名させていただきます。
  決算特別委員会の委員長に、白鳥雅巳委員を指名いたします。
  ただいまの指名に対し、御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長  異議なしと認めます。
  よって、白鳥雅巳委員が決算特別委員会委員長に当選されました。
  ただいま委員長に当選されました白鳥雅巳委員長から、登壇の上、就任の御挨拶をお願いいたします。
  委員長。
〔決算特別委員長 白鳥雅巳委員 登壇〕
○委員長(白鳥雅巳委員)  おはようございます。
  ただいま決算特別委員会委員長に御推薦いただきました白鳥雅巳でございます。
  委員の皆様各位、また当局各位の質疑、答弁がスムーズにいきますよう努めてまいりますので、どうぞ皆様の御協力お願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○臨時委員長  御協力をいただきまして、まことにありがとうございます。
  ここで、委員長と交代させていただきます。
〔臨時委員長 委員長と交代〕
○委員長  ただいまから委員長の職務を行いますので、よろしくお願い申し上げます。

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副委員長の互選
○委員長  それでは、決算特別委員会副委員長の選挙についてを議題といたします。
  お諮りいたします。副委員長の選挙は指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、指名推選の方法により行うことに決しました。
  指名推選は私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  それでは、私から決算特別委員会の副委員長を指名させていただきます。
  決算特別委員会副委員長に山口正雄委員を指名したいと思います。
  ただいまの指名に対して御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、山口正雄委員が決算特別委員会副委員長に当選されました。
  ただいま副委員長に当選されました山口正雄副委員長から、自席で就任の御挨拶をお願いいたします。
  山口正雄副委員長。
○副委員長(山口正雄委員)  ただいま決算特別委員会の副委員長に御指名いただきましてありがとうございます。
  委員長の補佐を精いっぱい努めてまいりたいと思いますので、委員の皆様始め、当局の皆様におきましても、ひとつよろしくお願いを申し上げます。
  以上でございます。
○委員長  それでは、これより決算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成29年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに事業会計決算8件であります。

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認第1号から
認第6号まで計6件
○委員長  認第1号 平成29年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認第6号平成29年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの6議案について、当局の説明を求めます。
  土屋雄治会計管理者。
〔会計管理者 土屋雄治 登壇〕
○会計管理者  〔平成29年9月定例会 決算に
         関する説明書により 認第1
         号から認第6号について説
         明〕省略別冊参照。
○委員長  これより審査に入ります。
  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  初めに、認第1号 平成29年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について、事項別明細書により審査を行います。
  まず、歳入から行います。
  第1款市税から第12款使用料及び手数料までの62ページから75ページまでについて、質疑ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  市長並びに財政担当者にお尋ねいたしますが、せんだっての代表監査の報告の中で、財政指数等についていろいろ御指摘があったわけであります。
  その中で、財政指数、特に御承知のように財政力指数、あるいは経常収支別、こういった指数が、特に経常収支比率ですか、これ毎年のように上がっていると、こういう指摘があったわけですが、この決算カード等が示しているように、29年度は0.46と、その前には昨年度の28年度決算では0.45と、平成25年度は0.42だったんですけれども、だんだん上がってきていると。これは、上がるほうが指数としていいわけですけれども、残念ながらこの財政指数、経常収支比率ですか、これ非常に高くなっていると、こういうふうに指摘をされております。
  しかも、29年度の決算では91.1%とこのようになっているわけですが、なぜこうなったのか、どのように分析をされているのか、まず最初にお尋ねをしておきます。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  今の御指摘でございますけれども、経常収支比率について上がっているということは、財政の硬直化が進んでいるというものをあらわすものでありまして、その要因として大きいのは、社会保障費関連の扶助費が、毎年増加をしていることだというふうに認識しております。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今、市長の答弁は、社会保障の引き上げ等々の影響によって、このようになっているんだと、こういうお話になりますが、いろいろ分析した場合そう思っているのか、それとも単純にそう思っているのか、非常にこれ大事な問題なんですよ。
  これは、各自治体のそれぞれの創意工夫の中で、いろいろ変化はあるでしょう、これはね。しかし、南陽市は全体としてぐっと上がり続けていると。
  さっき言った財政力指数は、若干はよくなっているんですけれども、まだちょっと大変な部分もありますよと、こういう代表監査の指摘があったわけですけれども、やはり、社会保障の問題だけでなくて、いろいろな問題点があるのではないのかなと、こう言わざるを得ないんですが、ただそれだけなのか、答弁願います。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  分析の結果か、ただ思っているだけかということでありますけれども、財政課、さまざまな関係課と資料のレクチャーを受けながら、分析の上、最も大きな要因として、扶助費の増加が経常収支比率の上昇に影響が大きいというふうに認識しております。
  10年前と比べて、扶助費が単純に倍になっているという中で、その与えるインパクトが最も大きいということでございまして、原因はそれだけでなくさまざまございますので、その点につきましては、財政課長から答弁いたさせます。
○委員長  答弁を求めます。
  西牧修二財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  配付しております監査資料の、意見書のほうの35ページのほうに、平成25年度からの財政力指数と経常収支比率の推移がありますけれども、先ほど、市長から答弁ありましたように、前年度比で比べますと、経常収支比率の場合、扶助費で0.5ポイント増加しております。
  あと、長期的な視点で見ますと、現在、投資的経費が抑えられている状況にありますので、その中で経常収支比率も上がっているということで、長期的な視点ではそのようになっております。
  あと、もう一つ、前年度比と比べますと、扶助費が0.5ポイント、物件費が0.8ポイント、あと、繰出金のほうも0.2ポイント上がっているということで、今後も続くかと思います。
  ただ、第5次総合計画の5次総の中では、目標として32年度まで94%を超えない範囲でするということがありますので、そちらの範囲内で推移するということで、今現在、考えているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  まあ、いろいろ原因はあるでしょうけれども、ただ単にそれだけでなくて、これほかの自治体もみんなそうなっているんですよ。
  ですから、市長さっきおっしゃったのは、10年前と比較して倍近くなっていると、この辺全部なっていると。これは、どこの自治体だって想定しているわけですから、そういう想定の中で、いろいろと努力やそういったことを、庁舎内でもさまざまな角度から検討されて、対応していくんだと。こういうことがない限り、ただ増えたらやむを得ないんだと、これでは私はだめだと思うんですね。
  ですから、代表監査は、私から言えばあんまり厳しくないようですけれども、毎年のようにこのように指摘されているわけですよ、もう、大分前から。白岩市長になる前から、もう指摘されているわけですから、その辺しっかりね、今日の社会情勢、いわゆる社会保障の問題、考えた場合ですと、これからますます高くなることは明らかだと思うんですよ。
  私思うのは、私より四、五級下の、団塊の世代の方々がこれから高齢になるわけですね。あと、3年、4年、5年とね。そうした場合、もっと上昇することは、これは明らかなわけですよ。ですから、そういったことも踏まえて対応していくということが大事でなかろうかと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  簡潔に答弁いたしたつもりが、舌足らずになって大変申しわけございません。
  今後において、そういったことが容易に予想されるというのは、本当に委員のおっしゃるとおりでございまして、そうしたことも含めて、財政改革の手を緩めてはならないという意味もあり、これは別な議案になりますけれども、市長報酬の削減も提案させていただいているところでございます。
  今後、予想されることをしっかりと予想した上で、それでもなお、数十年、100年先の南陽市がしっかり持続可能になるように、庁内一丸となって対応してまいります。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  ないようですので進みます。
  次に、第13款国庫支出金から第14款県支出金までの74ページから95ページまでについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第15款財産収入から第20款市債までの94ページから113ページまでについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出について行います。
  第1款議会費、114ページから115ページまでについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第2款総務費、114ページから149ページまでについて、質疑ございませんか。
  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  119ページ、総務費の013の中国南陽市交流事業についてでありますけれども、前の年についてまでは、いろいろこの交流のほう中断していたということでありますけれども、この決算書の中で、86万6,000円ほど決算になっておりますけれども、内容についてはどのようなことがあったのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  尾形みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  お答え申し上げます。
  日中友好については、60年から協定を設立して事業が進んでいるわけでありますが、最近、議員おっしゃるとおり、事業等はなかなか行っていないというようなことでございます。
  昨年については、日中友好協会の中学生の卓球の歓迎会ということで、団長を始め、随行員含めて中国を訪問して事業を行ったというような経費でございます。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  50周年の記念かどうかわかりませんけれども、昨年だけこういう事業を行ったと。そして、今年度の予算についても何かもうもとに戻った、3万円ほどになっておりますけれども。
  こういうグローバルな社会の中では、やはりこういう日中友好の交流とか、そういうものが必要だと思うんですが、これから今後、どのように考えておられるのかお聞きしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  尾形みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  お答え申し上げます。
  当然、これは60年からの歴史もあるわけでございますが、中国との交流というのは姉妹都市を結んでいる関係上、続けていかなければならないと思っております。
  ただ、5年に1回交流事業を行っているわけでありますが、随時、事業が、例えば中国であるときにはいろんな、あちらほうから招待を受ける。あと、南陽市で、南陽市というわけではなくて、国内で行っている場合は、こちらでの事業も行うということで、随時行っているということでありますが、今後も継続して行っていく必要があると考えております。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  これからますます、こういうグローバルな社会になっていくと思いますので、5年ごととは言わず、もう少し間隔を短くして、事業を推進していただきたいなというふうに思います。要望いたします。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第3款民生費、148ページから173ページまでについて、質疑ございませんか。
  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  171ページの民生費、生活保護費、2目の扶助費でありますが、扶助費については、先ほど扶助費が大きくなっているので、経常収支比率が上がっているというようなお話もございました。
  高齢化が進んでいる中で、年々増加していくのは仕方がないかなとは思いますけれども、医療扶助費だけが、前年よりも2,160万円ほど、約20%弱ぐらい増えているんですね。
  医療扶助費以外は微増か横ばいなんですが、何か特別な事情があったのかということと、それと、葬祭扶助費についてでありますが、この決算書には記載されておりますけれども、前の年の分には記載されていないということは、該当者がいるか、いないかという捉え方でよろしいでしょうか、2点についてお聞きいたします。
○委員長  答弁を求めます。
  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げたいというふうに思います。
  生活保護の状況につきましては、委員のほうからありましたように、微増といいますか、そういうふうな状況で推移をしているというふうな捉え方をしているところでございます。
  医療扶助、もしくは葬祭扶助の状況でございますが、基本的に生活保護の場合ですと医療保険を使わないと、全額保険外で一般支出するというふうな状況でございますんで、1人高額の方が発生されますと、全額自費でございますので、相当医療費については波が生じるというふうな状況がございます。
  例えば、人工透析とか、心臓の手術とかというふうな大きい状況が入りますと、何百万、何千万円という単位でいってしまいますので、そういう経過があるのかなというふうな認識をしてございます。
  葬祭扶助につきましては、基本的には保護費の中、もしくは親戚等の援助の中でというふうなところで対応されている状況でございますが、たまたま昨年度につきましては、そういうふうな状況がつくれなかったというふうなことで、葬祭扶助という形で、公費を支出したというふうな状況でございます。
  以上です。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  そうすると、最初に、葬祭扶助費のほうは、この前の年の分はなかったということですね。わかりました。
  この扶助費については、さまざま誤解も生まれやすいし、デリケートな課題だなと思いますけれども、一般的な医療についても、例えば生活習慣病の治療薬としては、後発医薬品、いわゆるジェネリックですけれども、一般的にも医療費を抑えるために、年々これ増加しているというか、年々普及割合が高くなっているんですね。国でも促進策を検討したりしているんですが、そういうものを奨励というか、推進はしておられるのかお聞きしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答え申し上げたいというふう思います。
  生活保護のみならず、ジェネリックといいますか、後発医薬品につきましては、相当普及・啓発されてきておりまして、医療機関のほうでも相当進められているというふうなことでございます。
  生活保護につきましても、生活保護の特別な扱いについては基本的にはないというふうなことでございますが、そういう一般的な普及・啓発の中で、生活保護についても同様に対応されているというふうな認識をしてございます。
  以上です。
○委員長  ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。再開を11時15分といたします。
午前11時00分  休  憩
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午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  休憩前に引き続き審査を行います。
  次に、4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  先ほど、扶助費によって経常収支比率というような話もありましたけれども、これ最低限やはり必要なものは守っていかなければならないと思います。しかしながら、これから少子高齢化の時代というふうになっていきますと、特にこの生産年齢人口が減少して、こういう負担が重くなってくると思うんですね。
  そういうことを考えたときに、ぜひ、健康指導とか、きめ細かい指導などを実施していただいて、負担軽減を図っていただきたいという要望でした。
  終わります。
○委員長  ほかにございませんか。
  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  155ページの民生費、社会福祉費、4番の老人福祉費の、昨年からハイジアパークでシニアカフェ支援事業がなされて、お年寄りの方たちも徐々に認識されてきて、使い方もそれぞれ楽しみながらということをやっておりますが、昨年から県が、地域住民が主体となり運営するということで、高齢者支援や介護予防を兼ねてということで、小さな拠点施設ということで、いろんな形で事業が南陽市でも始まっておりますが、昨年、南陽市で実施された、開設された事業所はどの程度でしょうか、お知らせください。
○委員長  答弁を求めます。
  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  小さな拠点事業につきましては、県のほうで推奨しておりまして、ぜひ、市町村のほうで実施をしていただきたいというふうなお話はいただいているところでございますが、現在、南陽市の部分では、小さな拠点事業を活用した、補助等を活用した事業所については1カ所もございません。
  昨年度、通所型B、住民参加型拠点事業というふうなことで、沖郷地区に1カ所立ち上がりましたけれども、今年度につきましては、赤湯地区、宮内地区というふうな状況になってきておりますが、昨年度につきましては、沖郷地区の1カ所というふうなことで、先ほど申し上げましたように、拠点事業の中の補助は使っていないというようなことでございます。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  通所型のところは、やはり皆さん車で行って、いろんなことを楽しまれている方もいるとお聞きしているんですが、やはり、お年寄りが歩いていけるところでの拠点があればということで、やはり、それが一番いいのかなということを思ったところでした。
  やはり、宮内地区なんかは、まだまだ見えていない部分があるのですが、今後の事業の展開があるのでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  菊地福祉課長。
○福祉課長  お答えを申し上げます。
  先ほどお話し申し上げた、宮内地区、赤湯地区につきましては、1カ所ずつ、今年度になって新たに立ち上がってきているというふうな状況でございますが、この住民参加型の通所型サービスにつきましては、小学校区といいますか、学区に1つくらいというふうなところが、一つの目安というふうに言われておりますので、そういう部分では、今後、増やしていくというふうな状況にあるのかなというふうな認識はしているところでございますが、あわせて、通所型というふうなことだけでなくて、訪問型というふうなところのサービスにつきましても、必要性について感じているところでございますので、拠点の考え方とあわせて、通所型、訪問型あわせた形の拠点というようなところでは、今後のサービスの展開としては必要なのかなというふうな認識をしているところでございます。
  以上です。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  ぜひ、今後もお年寄りの方たちが気軽に行ける場所を増やしていただければと思いますので、ぜひ、いろんなアドバイスをしながら、増やしていただければと思います。要望といたします。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第4款衛生費、172ページから185ページまでについて、質疑ございませんか。
  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  173ページから175ページにかけての1目の保健衛生総務費の中での、特定健診の関係について、ちょっとお伺いしますが、この成果報告書を見させていただきますと、特定健診の受診率が40.3%ということで、昨年、38.8%から初めて40%の台にのったかなというような、いい傾向だなというふうに思います。
  しかしながら、このがん検診のほうにつきましては、昨年度と比較しても横ばいか、あるいはダウンというような状況にあります。そういう中での、要するに要精検率というか、こういうこともほとんど似たような精検率、あるいは、結果的にがんというふうな診断を受けられた方もそんなに変わりないんですが、14名ほどいらっしゃるというような状況にあります。
  そういう中で、今、要するに二人に一人ががんにかかるというふうに言われておりますけれども、そういう時代の中で、何でがん検診というものが、なかなかこの受診率が上がらないのかなというふうに思っているんですが、その辺はどのように考えていらっしゃるでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  ただいまのご質問にお答え申し上げます。
  特定健診につきましては、国民健康保険加入者の方々についてが対象になるわけでございますけれども、昨年度、40%を超えたということで、率にしては少ないながらも、徐々に増加傾向にございます。
  今、委員御指摘のがん検診につきましては、年度でそれぞれの検診の率、成果報告にも書かせていただいているんですが、5つのがん、胃がん、呼吸器、大腸がん、子宮頸がん、乳がんというふうなことで、項目別に分けさせていただいて、それぞれの受診率を記載しておりますが、こちらについては、毎年、若干の増減は確かにございます。
  啓蒙活動としまして、検診の通知を出したりとか、あとは市報でお知らせする等々の策を行っております。あとは、保健指導等々もございますので、その際も広報しているところです。
  昨年度の事業にはならないんですが、今年度、乳がん検診につきまして、NHKのガッテンという番組がございますが、そちらで、全国的な事業になりますが、全国の市町村等を対象としまして、乳がんの検診を受ける、普及させるために、放送が9月の上旬にやったわけですけれども、その前に、今まで申し込みなかった方について、はがきを事前に送付しまして、その上でテレビ放送ということがありました。こちらについても南陽市が参加いたしまして、それからの申し込みが約20数件いただいたなんていうことも、取り組みとしては実施しているところであります。
  今後とも、がん検診の受診率向上に向けて、普及事業活動をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  いろいろ取り組んでいらっしゃるということで、ありがとうございます。
  そういう中で、このがん関係のいろんな情報を見ますと、大体、グラフとか統計に出てくるのは40代以降のものが多いんですね。そういう意味では、ここの中に要するに対象者があります。この対象者の中に、20代、30代の方というのはかなりいらっしゃるんでしょうか。例えば、30代までを除いた方を対象にした場合の、この受診率というのは何パーセントくらいになるのかというのはわかりますか。
○委員長  答弁を求めます。
  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  ただいまのご質問でございますが、基本的にがん検診につきましては、40代以上が対象になってございまして、先ほど申し上げました子宮頸がんですとか、そういうものについては20代ということもございますが、基本的には40代ということになります。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  わかりました。
  あと、それからこの前、何月でしたか忘れましたけれども、要するにこういう南陽市の検診ということで、再度のお知らせということをやられているわけですが、こういったことの効果というか、その辺についての状況はどうなんでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  お答え申し上げます。
  今のチラシにつきましては、今年度、国民健康保険の対象者に、こちらも特定健診のほうを受診していない方々にお送りしたもので、人工知能AIを用いて、4種類の問診等々で得た結果によりまして、どのような文章であれば見ていただけるかということを出しまして、それを各方々に送付したものでございます。
  送付してから、7月になったわけですけれども、100件程度の問い合わせをいただきまして、その中で、30名弱くらいの申し込みをいただいているところであります。
  以上であります。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  効果があるということでございますね。よかったなと思います。
  それで、もう一つお聞きしたいんですが、ここには5つのがん検診ということがございますが、そのほかにもさまざまながんというものがあるわけでございます。そういう、このほかに例えば血液検査で容易にわかるというものの検査というものは、ほかのがん、いろいろあると思うんですが、これ以外のがんというのは、どのくらいあるかというのはわかりますか。
○委員長  答弁を求めます。
  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  ただいまのご質問でございますが、特定健診の際には血液検査を実施しておりますので、その数値が高い場合は、基準値を超えれば、例えば主治医の先生等々に受診してくださいということになります。
  その上で、詳しい精密検査を実施して、病気、がんも含めてですが、発見される場合がございます。市で行っているがん検診というのは、こちらの5つになります。
  以上であります。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  市で行っているのが、この5つのがんということなんですが、例えば、前立腺がん、膀胱がん、肝臓がんとか食道がん、いろいろがんの種類はあるわけですが、例えば、血液検査で容易に判断できるという、この5つのほかにわかるものというのはあるんでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  板垣すこやか子育て課長。
○すこやか子育て課長  それでは、お答え申し上げます。
  ただいま委員おっしゃったように、前立腺がんの検査については、それを判定するための検査というものがまた別にございますので、こちらには記載ないわけですけれども。血液によってすぐがんの種類がわかるか、がんかどうかわかるかというのは、私もちょっと専門的でないのではっきり申し上げられないんですが、今のところ、そこまでのものはないということで認識しております。
  以上であります。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  もし、容易に血液検査でわかるようなものがあれば、ほかの自治体でも、恐らくこの5種目のがん検診ということでやっておられると思うんですが、それにプラスアルファして、例えば南陽市はこのがんもというようなことができれば、なおいいかなというふうに思います。
  いずれにしましても、早期発見、早期治療というのが基本だと思いますし、ステージが上がれば上がるほど、要するに医療費も5倍というようなことも聞いておりますので、やはり、できるだけ早く発見できるように、検診受けていただけるような取り組みをこれからも進めていただきたいと思います。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第5款労働費、184ページから187ページまでについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第6款農林水産業費、186ページから270ページまでについて、質疑ございませんか。
  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  205ページの1目林業総務費の森林整備の関係についてちょっとお聞きしたいんですが、この成果報告書の中で、森林経営計画というのが、29年度3件策定されたと。前年は10件策定されているわけなんですが、要するにこの森林経営計画がやりにくいというか、それは、所有者の問題、あるいは所有者がわからないとか、相続した方がなかなか乗ってこないとかという、問題があるのかどうか、その辺についてはどうなんでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤農林課長。
○農林課長  お答えをいたします。
  森林経営計画でございますけれども、この計画を立てれば国のほうからお金がおりてきて、森林作業が容易にできるというふうな、大変いい計画ではございますが、ある程度縛りもございます。といいますのは、計画を立ててから、5年以内に成果を上げなければいけないということもございますので。
  ただ、実際には、例えば森林組合さんとかそういった方に、その作業のほうをお願いするというふうな必要もございます。そちらのほうでもういっぱいだというふうなことであれば、幾ら計画を立ててもだめだと、計画立てた分に対するお金を返してくれというふうなこともございますので、いっぱい立てていただきたいところではあるんでございますけれども、なかなかそうもいかないというふうなところはございます。
  以上でございます。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  要するに、計画立ててもなかなか実際の作業が進まないというような状況があるということでございまして、わかりました。
  それから、今年度においての森林整備率といいますか、これは何パーセントぐらいになる予定なんでございましょうか。
  森林が、ここで言っているものは、恐らく個人で持っていらっしゃるというか、そういう森林の全体の面積があると思います。その中で、今まで森林計画を立てて,緑環境税を使って、要するに整備されているという部分があるわけですが、それは全体の何パーセントくらいが、整備されているパーセンテージなのかということをちょっとお聞きしたいんですが。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤農林課長。
○農林課長  申しわけございません。ちょっとそこまで細かいところ、現在持ち合わせてございません。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  じゃ、後でお伺いしたいと思います。
  今、今年度の予算の中でも、境界を確定させるというような予算があって、それも順調に進んでいるというふうに聞いておりますので、それとともに、やはり森林組合との能力ということもございますが、できるだけ早く、災害防止という観点からも、やはり早く進めていただければありがたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、7款商工費、206ページから219ページまでについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第8款土木費、218ページから231ページまでについて、質疑ございませんか。
  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  1つお聞きしたいんですが、231ページの1目住宅管理費の中で、子育て定住促進交付金がございます。
  それで、この成果報告書を見ますと19件利用されております。昨年は18件でございましたが、19件になっていると。これによって、どのくらいの人数が増えたのかというあたりはどうなんでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  粟野建設課長。
○建設課長  お答え申し上げます。
  子育て世代定住促進交付金の実績でございますけれども、新規転入については5件、16名、それからUターンの方については2件、7名、市内貸し家居住からの部分でございますけれども、これについては12件、36名、合計59名定住されたというふうに捉えております。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  ありがとうございます。
  それでは、1つお聞きしたいんですが、この子育て定住促進交付金の、中学生以下の子を養育している50歳未満の夫婦とあり、要するに100万円交付しますよというふうにありますが、この夫婦というのは、どちらかが50歳未満、あるいは両方50歳未満という、その辺の定義というかそれはあるんでございますか。
○委員長  答弁を求めます。
  粟野建設課長。
○建設課長  お答え申し上げます。
  ちょっとその辺の要件については、詳細、今正確に申し上げられませんので、後ほどお答え申し上げたいと思います。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  例えば、今、晩婚化と言われておりますが、そういう中で、35歳で結婚して翌年に子供生まれても50歳を超えるという状況にあります。
  そういう中で、この50歳以上の方が、夫婦で中学生以下の子供を養育しているということも当然考えられます、私も聞いているんですが。要するに50歳未満という、なぜ50歳未満なのか、同じ中学生以下の子供を養育しているのに、50で切るというのはどういうことかということが、ちょっと私は疑問に思っているんです。
  ここはそれでいいのかどうかという、市長、どうでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  何歳で区切るのが一番適切かということでありますけれども、どこかでは区切らなければならないと、その中で、借入金によって住宅を購入する場合、ライフステージによって、どの世代が一番多いかということがあろうかというふうに思います。
  そういった考えの中で、恐らく今の基準が設定されているのではないかというふうに思いますが、それも時代に応じていろいろと変わってくるものではあろうかというふうには感じているところでございます。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  確かに、金融機関からお金を借りるにしても、年齢という問題は当然、重要視をされると思います。ただ、自分で資金を持っていて、余り大した金額を借りなくていいという人も中にはいらっしゃるかもしれません。
  やはり、同じ中学生以下の子供を養育しているのに、なぜ受けられないんですかということなんですね。そこはやはり不公平を感じるんじゃないですかねと私は思うんです。
  市長は、これは恐らく県の制度でこうなっているんだと思います。そうではございませんか。県の制度と同じ制度じゃないですか、これ。
○委員長  答弁を求めます。
  粟野建設課長。
○建設課長  お答え申し上げます。
  交付金事業でありまして、県の制度と同様にしております。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  それで、これこういうふうになっていると思うんですが、やはり市長は、今までもどこでもやっていなくても、いいと思えばやるということも発言をされていますんで、やはりここは、市長はずっと子育てということに対しては、特別な思いを持っていらっしゃいますんで、ぜひ、この辺も見直しをしていただければありがたいなと思いますが、いかがですか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  直ちにどうするとお答えすることはできませんけれども、委員の意見を参考にして、今後、考えてまいりたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第9款消防費、230ページから237ページまでについて、質疑ございませんか。
  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  237ページ、9款消防費の中の、11番の防災行政無線整備事業費の中の、緊急告知防災ラジオ購入費ということで、730台が買われたということでしたが、これは全てもう配られましたのでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  髙野総合防災課長。
○総合防災課長  ただいまの板垣委員の御質問にお答えをいたします。
  緊急告知防災ラジオにつきましては、今の御質問のとおり730台購入をしておりますが、現時点において、地区長、あるいは自主防災会長への配付は全て終了しております。こちらが約160台ほどになりますけれども。
  そのほかに、災害時要配慮者、いわゆる避難行動要支援者につきましては、現在のところ225台にとどまっております。
  なお、そのほかに、避難行動要支援の資格といいますか、そういった対象ではございませんけれども、避難行動要支援者の名簿に掲載を希望し、また、自分で避難することが困難だというふうな方の申請に基づき、配付をしている分が30台ほどございますので、合計で255台、約半分程度の配付の実績となっております。
  以上でございます。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  まだ、半分弱というか配られているということなんですが、これから全て配る状況は、いつまでにこのような形でというのは、もう決めていらっしゃるのでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  髙野総合防災課長。
○総合防災課長  それではお答えをいたします。
  昨年度よりこの事業を始めまして、今年度に入りましてから、ちょうど9月1日に市報とあわせて隣組回覧で、このラジオの配付についてのお知らせをさせていただいたところでございます。
  事業を進めてみまして、配付を希望される方もおられますけれども、一部、その部分の希望をされないというふうな方もおられました。そういった方も含めて、このラジオ配付の基本的な考えをきちんとお伝えをして、配付を続けてまいりたいというふうに考えておりますが、期間的に、例えば今年度をもってというふうなことで、期限を切っている状況ではございません。
  以上でございます。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  ちょっと、予想よりははるかに少ない台数なのだなと先ほど考えたのですが、自主防災の会長さん、また地区長さんに160台、まず配られた。
  その状況で、今、地区長さんたちは、お勤めされている方も多くいらっしゃると思うんですが、そのような状況でのこの防災ラジオ、その活用をその地区ごとにどのように考えるかとか、こちらのアドバイスとか、そういうのはあるのでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  髙野総合防災課長。
○総合防災課長  それでは、ただいまの質問にお答えをいたします。
  基本的な考えといたしましては、自主防災の会長さん、あるいは地区長さんのほうに配られたラジオにつきましては、その会長さんなりのおうちの、まず電波が入るところを常に確認ができるところというふうなことで、お願いをしております。
  ただ、今、委員御指摘のとおり、そういった代表の方が日中お勤めになっていて、不在になっているというふうな場面もございますし、それからもう一点、特に豪雨災害等の発災が想定されるというふうな条件がある場合ですね、地震と違って、そういった場合に、ある程度気候が悪くなったときに公民館に詰めるので、そのときに先に公民館に持っていって、誰でもわかるようにするというふうにやっているところもあるようです。
  こちらといたしましては、当然、防災ラジオで情報をとっていただくというふうなこともございますが、それを、そういった情報の収集の一つのツールとして、それでかなわない場合はほかの手段で情報をとっていただいて、的確な行動をとっていただくようにお願いをしている状況でございます。
  以上です。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  ぜひ、先日、防災無線も台風のとき南陽市は行われなかったということで、あんなにお金をかけたのにということありました。こちら、防災ラジオもそうだと思うんですね。やはり、いろんな形で情報が入るのはいいことなんですが、それが何の役にも立たないような状況に置かれていたとか、それが一番困ることじゃないかと思うんです。
  また、この要支援の方たち、なかなか申し込みができない、いただけないというの、やはり、自分で避難ができないときに、緊急ラジオでお知らせいただいて、じゃ、果たしてそのとき、自分がどのような行動をとれるのかというところも、心配なところだと思いますので、その辺のところをきちんと、やはり支援者なり地区で話し合うことも必要かとは思うんですが、その辺の指導はどのようになっておりますでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  髙野総合防災課長。
○総合防災課長  委員の御質問にお答えをしたいと思います。
  特に要支援の方につきましては、その方のみで避難することは当然困難でございます。御家族の方もそうですし、隣近所の地区の方の支援を受けて避難をされるというふうなこともございます。
  現在、それぞれの自主防災会の中で、そういった情報の伝達含めて、避難行動についてもどのようにするかということを考えていただいております。
  国が進める、いわゆる要支援者対策というふうなところの一定のラインまでは、まだ届かないところもございますけれども、そういったことも含めて、今後とも地区自主防災会さんのほうといろいろと御相談をさせていただいて、とにかく命を守るためには、速やかに避難をしていただくというふうなことが一番でございますので、その部分の対策を進めてまいりたいと思います。
  以上でございます。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  後手後手に回らないように。
  やはり、先日ちょっと女性のほうで講習会を受けたんですが、防災の話を聞きたいなと思ったら、事務的な防災のことをお話しいただいて、私たち、ちょっとそこじゃなかったよね、もうちょっと詳しい防災のお話をいろいろ聞きたかったと女性の意見がありました。
  やはり、この支援者なんかの対策は、女性も関係のあることですので、どんどんと計画を進めていただいて、近所のおばちゃんたちも利用していただければと思いますので、ぜひ、進めていただきたいと思います。要望とします。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第10款教育費、236ページから281ページまでについて、質疑ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  269ページの5目の文化振興費の問題でちょっとお尋ねしたいんですが、文化会館が建設されて、間もなく3年ですか、順調に進んでいると、いろいろな催しも毎日のようにやっているというふうなお話をお聞きしておりますが、やはり、それにしても管理運営費とは、かかるもんだなと率直に申し上げて思うわけですけれども。
  それはさておいて、文化会館の看板の設置の問題ですけれども、今、東側に電車で来た場合見えるわけですけれども、向こうの跨線橋のほうからも見えるわけですけれども、この西側のほうからは全然、もちろん書かれてないから見えないわけですけれども、これ、やはり市民の声として、何かあってしかるべきでないのかなというような声もあるんですが、その辺、どのように把握されているでしょうか。担当課でも結構ですから。
○委員長  答弁を求めます。
  尾形みらい戦略課長。
○みらい戦略課長  文化会館の看板ということでございますが、文化会館だけでなく、例えば市役所周辺のサインを一体となって、本来は考えなければならないところでございますが、当面、東側には新幹線から、今、委員おっしゃったように見える。確かに反対側からは白い建物だけで見えないということもありますけれども、今後、やはり周辺整備も含めて検討しなければならないとは思っております。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  私、思うんですが、せっかくいい施設をつくって、周りがやはり課長おっしゃるように、特に宮内のほうから来て信号の手前、左折するとき、元消防署跡、非常に側溝も入っていない、あの辺、雑草が生い茂って非常に見栄えが悪いと。ちょっと前見ると文化会館、市役所、立派な建物建っていると、非常にマッチしないのではないかなと私思うんですが、その辺、どのように認識しておりますか。
○委員長  答弁を求めます。
  大沼副市長。
○副市長  私からお答えします。
  先ほどの113号からの看板の件もそうですが、かつてやはり検討はしたんですが、構造上の問題とか、いろいろコスト面もあって、少し先ほど言ったようにサイン計画も含めて検討させていただきます。
  あと、消防署跡地についても、水路が大きい部分があって、それをふたするかしないかでも、やはり事業費との関連があって、今回はふたをしないでそのままにしていますが、委員おっしゃるとおり、見栄えが悪いというふうなことであれば、その辺も含めてちょっと検討させていただきたいと思います。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  相当、私これ金かかると思うのよ。恐らくどういうふうに試算しているかわかりませんが、いずれにしても、遅かれ早かれしなければならないと思うんですよ。
  あそこも今、道路の工事しているわけですけれども、結構、車の流れもあるし、高校生なんかも駅に行くとき自転車等で通学しているわけですけれども、そういう点で、安全・安心の立場からも、やはりならば早急にすべきではないのかなと思うんですが、いかがですか。もう一回。
○委員長  答弁を求めます。
  大沼副市長。
○副市長  お答えします。
  先ほど申し上げたとおり、そこも含めてもう一度検討させてください。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第11款災害復旧費から第14款予備費までの280ページから285ページまでについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第1号 平成29年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第1号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。再開は1時といたします。
午前11時55分  休  憩
───────────────────
午後 1時00分  再  開
○委員長  再開いたします。
  休憩前に引き続き審査を行います。
  次に、認第2号 平成29年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  288ページから323ページまでの事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般について、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第2号 平成29年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第2号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、認第3号 平成29年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  326ページから353ページまでの歳入歳出全般について、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第3号 平成29年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第3号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、認第4号 平成29年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  356ページから361ページまでの歳入歳出全般について、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第4号 平成29年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第4号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、認第5号 平成29年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  364ページから391ページまでの歳入歳出全般について、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第5号 平成29年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第5号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、認第6号 平成29年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  394ページから403ページまでの歳入歳出全般について、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第6号 平成29年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第6号は原案のとおり認定すべきものと決しました。

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認第7号及び
認第8号の計2件
○委員長  次に、認第7号 平成29年度南陽市水道事業会計決算の認定について及び認第8号平成29年度南陽市下水道事業会計決算の認定についての2議案について、当局の説明を求めます。
  渡部時裕上下水道課長。
〔上下水道課長 渡部時裕 登壇〕
○上下水道課長  〔平成30年9月定例会 決算
          に関する説明書により 認
          第7号及び認第8号につい
          て説明〕省略別冊参照。
○委員長  初めに、認第7号 平成29年度南陽市水道事業会計決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  446ページから485ページまでの水道事業会計全般について、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第7号 平成29年度南陽市水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第7号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、認第8号 平成29年度南陽市下水道事業会計決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  488ページから535ページまでの下水道事業会計全般について、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第8号 平成29年度南陽市下水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、認第8号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  以上で、本委員会に付託されました議案の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の協力に対し深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして決算特別委員会を閉会いたします。
  本日はこれにて散会いたします。
  御起立願います。
  大変御苦労さまでした。
午後 1時22分  閉  会

       決算特別委員長 白 鳥 雅 巳