平成30年9月13日(木)午前10時00分開会

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殿岡  和郎  委員長       板垣  致江子  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(16名)
 1番 山口   裕昭  委員        2番 島津   善衞門  委員
 3番 高橋  一郎  委員        4番 舩山  利美  委員
 5番 山口  正雄  委員        6番 白鳥  雅巳  委員
 7番 片平  志朗  委員        8番 梅川  信治  委員
  9番 川合    猛   委員       11番 板垣  致江子  委員
12番 髙橋    篤  委員     13番 田中  貞一  委員
14番 遠藤  榮吉  委員       15番 佐藤   明   委員
16番 伊藤  俊美  委員       17番 殿岡  和郎  委員
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長               大沼 豊広 副市長
嵐田 淳一 総務課長            尾形 真人 みらい戦略課長課長
西牧 修二 財政課長            相澤 和吉 税務課長
髙野 祐次 総合防災課長          神棒 久志 市民課長
菊地   清 福祉課長            板垣 幸広 すこやか子育て課長
佐藤   浩 農林課長            山口 広昭 地域産業振興主幹
長沢 俊博 商工観光課長         粟野   清 建設課長
渡部 時裕 上下水道課長         土屋 雄治 会計管理者
長濱 洋美 教育長              穀野 敏彦 管理課長
佐藤 政彦 学校教育課長         佐藤 賢一 社会教育課長
江口 和浩 選挙管理委員会事務局長 大室   拓 監査委員事務局長 
小関 宏司 農業委員会事務局長
                
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事務局職員出席者
髙梨 敏彦 事務局長               田中   聡 局長補佐
髙橋 京子 庶務係長      小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 議第42号 平成30年度南陽市一般会計補正予算
      (第3号)
 議第43号 平成30年度南陽市国民健康保険特別
      会計補正予算(第1号)
 議第44号 平成30年度南陽市財産区特別会計補
      正予算(第1号)
 議第45号 平成30年度南陽市育英事業特別会計
      補正予算(第1号)
 議第46号 平成30年度南陽市介護保険特別会計
      補正予算(第2号)
 議第47号 平成30年度南陽市後期高齢者医療特
      別会計補正予算(第1号)
 議第48号 平成30年度南陽市水道事業会計補正
      予算(第1号)
 議第49号 平成30年度南陽市下水道事業会計補
      正予算(第1号)

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開      会
○委員長(殿岡和郎委員)  御起立願います。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は16名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成30年度補正予算8件であります。

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議第42号 平成30年度南陽市一般会計補
      正予算(第3号)
○委員長  初めに、議第42号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  西牧修二財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔平成30年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第42号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般、10ページから14ページまでについて質疑ございませんか。
(発言する声なし)
○委員長  次に、歳出に入ります。
  第1款議会費から第6款農林水産業費までの15ページから26ページまでについて質疑ございませんか。
  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  16ページ、総務費、総務管理費の7目企画費のふるさと納税事業費についてであります。
  ふるさと納税については、以前から一般質問もしておりますし、ここ数日、新聞報道でも取り上げておりますけれども、総務省は、寄附額の30%以上の高額なものとか地元産品以外の返礼品をしている自治体に対して厳しく法制化するというような方針を出しております。
  以前質問したときも、本市としては適切に対応しているということでした。そういうことから、多分、昨年よりも相当寄附額が減ったということで、報償費が減額補正だと思うんですね。今年は当然この返礼割合が3割以下だと思いますけれども、昨年と比較してこの返礼割合の差でありますけれども、どのくらい違うのか、最初にお聞きしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  長沢商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  委員おっしゃるとおり、今現在、南陽市では返礼割合を3割にしてございます。昨年度でございますが、基本は5割となっておりましたが、総務省通知以降、新たな返礼品につきましては3割を基本として設定しておりました。
  以上でございます。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  昨年は5割、今年は3割というようなことで、多分相当減った、額的には寄附額は減っても、その実質的に残る部分はそれほど半分ではないのかなというふうに思いますけれども、新たなポータルサイトを活用して巻き返しを図るということで、ポータルサイト委託料というのが新たに計上されておりますけれども、一方で、寄附額が減っている中で、当初予算以上に通信運搬費の増額というのがありますけれども、これの内容についてはどうなんでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  長沢商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  これまでふるさとチョイス一本だったわけなんですけれども、これまでの通信運搬費につきましては、報償費、つまり業者さんのほうに送料も御負担いただいておりましたので、業者のほうに送料もまとめて支払いさせていただいたものですから予算科目のほうにはなかったんですけれども、今後、新たなポータルサイトのほうについては、報償費の部分とあと送料のほうの部分はきちっと分けてほしいというふうなことでございまして、想定しているこの金額でございますが、新たなポータルサイトの寄附額を1億円としてございます。そして、件数的には5,000件程度というふうなことで、1,200円掛ける5,000円の600万円のほう、予算要求をさせていただいております。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  といいますと、先ほどの返礼割合というか、それについて今の通信運搬費を除いて3割ということで、それとも含めて3割ということですか。
○委員長  答弁を求めます。
  長沢商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  送料は別に3割ということでございます。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  わかりました。
  以前から一般質問でもさまざま提案させていただきまして、例えば区切れのよい金額とか少量設定とか、工夫が必要ではないかということを申し上げてきました。しかし、現在のポータルサイトのふるさとチョイスというのがありますけれども、それを見ましても、以前からほとんどかわりばえしないというか、何か工夫が感じられないんですが、これからそういうことも検討されるつもりはおありなのかお聞きしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  長沢商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  6月定例会の中でも一般質問をいただきまして、その後についても新規の事業者も増やしてございますし、議員御提案の金額のほうの部分で、ふるさと納税しやすい金額といいますか、そういった部分の設定もしてございますし、今後につきましても新たな商品等、研究してまいりたいというふうに考えております。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  ぜひお願いしたいと思います。
  もう一つは、使い道でありますけれども、先日の山形新聞に寒河江市の慈恩寺のプロジェクトの記事がありました。これはクラウドファンディングだと思いますけれども、その中で、野田聖子総務大臣は地域活性化に活用された好事例として視察したというものであります。こういう注目されるものにはどうしても寄附が集まるということだと思うんですね。この使い道についても、これまで何回か提案させていただきまして、検討するような答弁もいただいているんですけれども、以前から何かずっと同じで、攻めの姿勢というか、そういうものが感じられないんですが、その辺についてどう考えておられるのか、市長にちょっとその辺お聞きしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  使い道についても、特定の事業に特化した使い道もいろいろと考えている経過は現にございまして、その中で今のところはそういった設定はされておりませんけれども、どういった事業が適切かということについては今後も考えてまいりたいというふうに思います。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  わかりました。
  市長も2期目は「挑戦する市政」ということも言っておられますので、ぜひ検討をお願いしたいと思います。
  以上であります。
○委員長  ほかに質疑はありませんか。
  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  16ページの2款総務費、1項総務管理費、4番の財政管理費のことでお伺いしたいのですが、具体的には災害ごみ処理の話なんですけれども、その災害ごみ処理にかかわる費用については、緊急な財政で、多分このところで出動なされるかと思うんですが、直接的、予算的なことじゃないんですけれども、近年、年がら年中どこかで大規模な災害が発生して、どの地方自治体でも、その想定外のごみ処理について大変対応に追われて苦労されているという現状なわけです。せんだっての西日本豪雨災害でも200名以上の死亡者が出て、甚大な災害を受けたばかりなんですが、今もって道路の脇には瓦れきとか災害の廃棄物が山積みされて、悪臭を放っていると聞いております。
  そこで、実際には総合防災課長にお聞きしたいんですけれども、本市でも南陽市の地域防災計画の中に、災害ごみ処理という名目ではうたっていませんけれども、第24節の中に、ごみ、し尿処理の体制ということで1ページに簡単にまとめられているんですが、具体的に災害が起こった場合の仮置き場、その場所とか処理体制というのは定まっているんでしょうか。その点についてお聞きしたいと思うんです。
○委員長  答弁を求めます。
  髙野総合防災課長。
○総合防災課長  私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。
  委員御指摘のとおり、災害ごみの関係につきましては、現在、地域防災計画の中の1ページにまとめて記載をされている、具体的な項目については置いておりませんけれども、現在、その件につきまして別個に詳細の項目を定めた計画を策定、検討中でございます。この件について、私の答弁の後に市民課長のほうに説明をお願いをしたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○委員長  答弁を求めます。
  神棒市民課長。
○市民課長  それでは、私のほうからお答え申し上げたいと思います。
  先ほど防災課長からありましたように、現在、計画について検討中でございますので、もう少しお時間をいただきたいと思います。
○委員長  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  これから詳細にわたって検討して体制を整えていく段階ということなんでしょうけれども、これはいつ、どこで、どういう災害が起こるかわからないんで、特に豪雨災害、2年続けて受けている本市にとっては喫緊の課題だと思うんですよね。ですから、早急に体制を整えていただきたいなということを要望したいわけですけれども、特にさまざまなことが想定されると思うんですよ。
  この辺でいうと、千代田へ持っていったところが、千代田も停電で稼働できなくなったとか、そういったさまざまな想定されることに対する一応体制というのを整えておかないと、非常にスピーディーに物事が解決できないんじゃないかというふうに、その辺ちょっと懸念していますので、しっかり取り組んでいただきたいということを要望申し上げます。
○委員長  そのほか質疑ありませんか。
  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  15ページ、総務費、総務管理費全般についてお伺いをしたいと思います。
  総務課長になると思うんですけれども、昨年の5月に、いわゆる地方公務員法、自治法が改正されまして、会計年度任用職員について明記をされました。平成でいうと32年、2020年4月からそれを適用していくんだというふうなことで、当然そうなれば各市町村で条例をつくらなきゃならないというような日程になっていると思います。
  今回、現在、現段階でどのような、まずこの法の趣旨から、臨時・非常勤職員の実態の把握であるとか、任用根拠が今までなかなか明確でないという部分もありましたので、そこらを把握、適正化するということ。それから、本筋の会計年度任用職員制度の整備ということで、当然、期末手当が支給可能になるというふうなことがあります。そういった設計もありますし、さまざまそういった条例、規則等の制定が出てくると思います。
  これからの作業とは思いますけれども、現時点で、いわゆる臨時・非常勤職員の実態の把握というのはできているのかどうか、まずお伺いをしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  嵐田総務課長。
○総務課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  会計年度任用職員、委員おっしゃるとおり、平成32年4月からスタートというふうに言われておりまして、国のほうでも今作業をしている状況でございます。今、各自治体のほう、我々も含めてでありますが、行っているものは、今、委員おっしゃった嘱託職員等の洗い出しということになります。任用根拠、なかなか難しい部分がありまして、これまでも一般職なのか特別職なのかというふうなこともございまして、今まで特別職で雇用していた職員についても一般職に振り分けになるというところも出てくるようでございます。その部分の洗い出しをしながら、全体の構成をしていくということになろうかというふうに思います。
  具体的には、来年に条例等の制定をしながら、募集行為も今度していかなければならないということもありますので、進めていくということになろうかと思います。詳細はこれからでございます。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  そのような状況、各市町村もそのような状況だと思いますけれども、本市においてのスケジュールとしては、いわゆる2020年4月1日に向けて、来年度、条例改正も含めてやっていくという見通しなのか、そこをお伺いをしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  嵐田総務課長。
○総務課長  お答えいたします。
  条例改正につきましても、来年度の10月をめどに今進めているという状況でございます。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  来年10月ということは、9月の定例会でというふうなこと、あと1年ということですね。その中で準備をしていくということ、わかりました。
  この問題については、新たに支給すべき期末手当のいわゆる国の地方への財政措置がちょっとはっきりしないということで悩ましいのかなというふうに思いますけれども、そこについての何か情報というのは現時点であるのでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  嵐田総務課長。
○総務課長  お答えをいたします。
  具体的な情報までは頂戴しておりません。ただ、総務省等々からの通知、もしくは研修会等でもありましたけれども、今、委員おっしゃったように、まずは働き方改革の一部になっておりますので、期末手当を支給をしていくという方向については各自治体変わらないというふうに思います。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  働き方改革というか、いわゆる非常勤、あるいは臨時の職員が業務を結構大きなウエートで担っているという事実はあるわけです。このことによって、いわゆる会計年度職員を制度化することによって、いろんな意味で現実に合ってくるというふうには思うんですけれども、逆にそのことによって、表現は悪いんですけれども、切り捨てられるという部分がないのかどうか、そこがちょっと心配なことがありますので、ここについてはこれからの把握の仕方等々があると思うんですけれども、それに委ねるとして、その洗い出しの中で、例えば地区長の非常勤の特別職になっているんですかね、それから例えば公民館の嘱託職員等あるわけですけれども、そういったこと全部ひっくるめてというふうなことの理解でよろしいでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  嵐田総務課長。
○総務課長  お答えをいたします。
  雇用関係の洗い出しにつきましては、今おっしゃった地区長等も含める、いわゆる非常勤特別職で今なっている方々も含めて、今洗い出しをしているという状況でございます。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  条例改正等に向けて、今回はとにかく現場、当然、正職員の方、それから臨時の方がいい意味でミックスして行政に反映されるというふうなことを望んで、ぜひそういったことを頭に入れていただきながら進めていただければというふうに思います。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  25ページの6款農林水産業費、1項農業費の3目の農業振興費、鳥獣害の事業費についてでありますけれども、これは猿とかイノシシ、熊の捕獲に対して1頭当たり1万6,000円で大体60頭ぐらいということで説明、以前にありましたけれども、現在の捕獲頭数というか、各獣種の捕獲頭数というのはわかりますか。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤農林課長。
○農林課長  お答えをいたします。
  現在のところ、捕獲につきましてはイノシシで12頭、熊で3頭でございます。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  60頭からすれば大分少ないのかなというふうに思いますけれども、捕獲については有害鳥獣被害軽減モデル事業ということで県のほうにも補助もあるわけですけれども、これ新たな事業ですけれども、この目標どおり捕獲を達成しないといけないということではないんでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤農林課長。
○農林課長  ちょっと初めに訂正をさせていただきます。
  熊3頭と申し上げましたが、熊4頭でございました。合わせて16頭でございます。
  60頭の目標には達していないというようなことでありますので、猟友会さんのほうにももっと捕獲圧を強めてくださいというようなことはお願いをしているところでございます。
  それから、目標に達しなかったときはどうだというようなことでありますが、これは最終的にはとった分というようなことになりますので、特に問題はないかと思っております。
  以上でございます。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  これ被害軽減に向けては、やっぱりぜひこの目標は達成していただきたいなと私は思いますけれども。
  電気柵についてですけれども、今年度は補助率が2分の1ということで上がりました。現在の補助を利用されている状況ともう一つは、電気柵補助の申し込みはどうすればいいのかというふうな聞かれることがありますけれども、市報等で何回か載せてもらえれば、もう少し広く周知できるのではないかなというふうに思いますけれども、その辺についてはどうですか。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤農林課長。
○農林課長  お答えをいたします。
  電気柵でございますが、現在21件の申し込みがございます。実は当初予算70万円をとっておったわけでありますが、途中で足りなくなったものですから、現在、流用をかけて対応させていただいておりまして、さらに足りなくなるというふうな見込みのもと、今回の補正予算のほうに上げさせていただいている状況でございます。
  それから、周知の関係でございますけれども、これまでも市報等には載せておりますけれども、なお図られるよう検討をしてまいりたいと思っております。
  以上でございます。
○委員長  4番舩山利美委員。
○舩山利美委員  おかげさまで、私もその電気柵で今年は大分助かりました。そういうことをやっぱりみんなにわかってもらいたいなというふうに思います。
  これ鳥獣害被害は生産意欲の減退にもつながりますし、被害軽減のためにも、スムーズに何か、そういう電気柵なんかの対応をお願いしたいと思います。要望です。
○委員長  その他、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費から第14款予備費までの27ページから36ページまでについて質疑ございませんか。
  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  30ページの8款土木費、5項住宅費、1目住宅管理費の関連でお伺いしたいと思います。
  ブロック塀の件でお伺いしたいんですが、本市のこの支援事業補助金の内容につきましては、ほかの自治体でやっておられる補助金よりもすぐれているというか、補助率も金額も多いという状況の中で、非常にいいなというふうに思っていますが、1つ確認したいのは、要するに補助要件の中に、道路面からの高さが1メートル以上を超えるもの、それと要するに基礎まで全て撤去、あるいは高さを50センチ以下に撤去するというような項目がありますけれども、この補助金を設定してる各自治体での50センチというあたりの基準というのは何か定まっているんでしょうか、お聞きします。
○委員長  答弁を求めます。
  粟野建設課長。
○建設課長  お答え申し上げます。
  ブロック塀の補助関係については、既に酒田市、鶴岡市、あと寒河江市、大江町で取り組んでいるというふうなことでございまして、私ども今回、制度を創設というか、つくった段階では、酒田市、鶴岡市の部分を参考にさせていただいたと。ただ、補助金については、今、委員からあったように、私どもは少し上乗せをさせていただいたというふうなことで、一般的に50センチ以下に抑えれば、倒壊しても通行人にはそんなに支障ないというふうなことで、大体目安としてはそのような高さになっているようでございます。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  私、ちょっと矛盾を感じるところがありまして、というのは、要するに1メートルを超える塀についてはという条件があるわけですね。そうすると、1メートルまではいいということですよね。1メートルの高さの塀は対象外ということですね。そういう意味で、1メートルを超える部分だけは50センチになるけれども、1メートルまでの塀はそのままでいい、あるいは安全上問題ないということなのかどうか、その辺についてお伺いしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  粟野建設課長。
○建設課長  お答え申し上げます。
  1メーターを超えるものについて補助対象というふうなことでございまして、1メーター未満であるから大丈夫だというふうなことでなくて、一定の補助要件としての線引きが必要だというふうなことで、1メーターを超えるものというふうなことでさせていただいたところでございます。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  そういう意味で考えれば、1メートルを超えるものは50センチまで低くしてくださいという内容になっているわけですが、そういう意味では、やっぱり1メートルのものも50センチというような、そういう一つの基準というか、それがあってしかるべきではないのかなというふうに思うんですが、要するにそこに50センチでもいい、1メートルでもいいというばらつきが出てきているわけでございます。その辺について、市長はどういうふうにお考えになりますか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  大阪北部地震での被害を受けて、さまざまな法律に鑑みて、法律にのっとった塀であるのか等々、さまざま勘案して今の制度になっていると思いますけれども、もし不備なところがあれば、今後直していくことについてはやぶさかではございません。
  ただ、せっかく直すんだったら、50センチ以下にしておけば安心だということで、例えば、じゃ51センチの壁はどうするんだみたいなことになろうかと思うんですよ。それはやっぱり一般的に考えて対応、行政として対応が必要なのは今の基準を設定したというふうに私は理解しているところでございます。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  若干の誤差というのはいいでしょうけれども、倍半分という、そういうふうな観点からすれば、やっぱり基準というものを統一してしかるべきなのではないかなと。ですから、そういう意味では、50センチにするということであれば、やっぱり1メートルの高さのものも対象にすべきではないかなというふうに私は思うんですが、その辺はいかがでございましょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  そこのところは、1メートルが適切なのか90センチが適切なのか80センチが適切なのかという議論になるので、そこは整理が必要だと思います。
○委員長  5番山口正雄委員。
○山口正雄委員  当然だと思いますが、ただ、どうしてそれでは50センチというふうな基準をつくったかということになると思いますので、その辺もあわせて御検討いただいて、修正すべきものは修正していただければというふうに思います。
  以上でございます。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  33ページから34ページにかけての第10款教育費、社会教育費の関連についてお尋ねをいたします。
  南陽市において、各種施設等がさまざまあるわけでありますが、例えば夕鶴の里とか、あるいは総合公園、向山の野球やソフト場、あるいはキャンプ場等々たくさん施設があるわけですけれども、この施設の利用状況をどのように捉えて、そしてこれからの利用等の増強にどう対応していくのか、まず最初に所管の社会教育課長、お願いします。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  御質問にお答えいたします。
  施設のまず利用状況はどうなっているかというふうなことでございますが、初めに体育施設全般について申し上げますと、平成27年から28年にかけては若干伸びておりました。体育施設というのは、市民体育館を中心に体育協会のほうに指定管理をしている施設全般についてでございますが、20万4,000人ぐらいに対して21万人、5,000人ぐらい増えていたんですが、平成29年に入りましてまた20万6,000人ということで、またちょっと若干減ってきたというふうなことですが、この20万という数字でございますので、定量的には若干増減はありますが、定性的には20万ラインということで、ほぼここ3年は一定だというようなことです。
  あと、文化施設でございますが、結城記念館につきましては、目標が入館が3,000人というふうに設定しておりまして、昨年の例ですと3,300人を超えているということで、ほぼ目標程度を達しているということです。
  あと、夕鶴の里についても、平成28年はちょっと大きなエージェントがあって1万2,000人ぐらいいたんですが、昨年は1万人を切ってしまって9,000人程度になったということです。平成5年から見て、ピーク時は2万8,000人ぐらいまで一応いた時期はあるんですが、それから見れば3分の1程度ぐらいまでに今現在は減っているというような状況です。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  大変失礼しました。
  課長、それも大事なんですけれども、南陽市の施設の利活用について、やっぱり私はもう少しこれからのやり方としてやっぱり再検討して、これからどういう方向で進んでいくのかと、こういう観点で施設運営をしていただきたいものだなと、こういうふうに思うんですよ。
  確かに南陽市の施設、各施設の体育館関係とか、あるいは文化施設ですね、若干の出っこびはっこびはあるんですけれども、総じてですよ、総じて減っていると。例えば文化会館、目の前にあるんですけれども、これはまだ開館したばかりで年間二十数万は入っていると、こういう状況はあるわけですけれども、全体の流れとしては減っている傾向にあると、こういうことが総括的に言えるのではないのかなと私は思うんですが、その辺どういうふうに、所管の責任者としてどう考えておりますか。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  お答えいたします。
  やはり施設は、新しいとき話題性がございますので、その施設が開所したときあたりは一つのピーク、活用についてもいろんなてこ入れがありますので、なると思いますけれども、やはりその時々に必要な手を打っていかないと、当然、施設の利用についてはなかなか伸び悩むというふうなことは一般論としては言えようかと思います。
  ただ、スポーツ施設に関しては、ここ近年、単なる施設の利用ということだけじゃなくて、健康寿命の延伸であったり、健康づくり志向が出ていると、盛んになっているというふうなことから、潜在的需要はやはりあるんではないかというふうなことはスポーツに関しては言えるのかなというふうには思います。
  したがって、今ある施設を長寿命化しながら、あるいは老朽化したものについては計画に位置づけながら、そういった潜在的なスポーツの需要には応えていく必要があるのかなというふうには思います。
  あと、文化施設は、今言ったようになかなか伸び悩むというようなことがありますが、やはり結城記念館であれば結城先生の顕彰をしつつというようなこともございますし、青年教育の拠点というふうな位置づけもあります。
  あと、夕鶴の里については、やはり夕鶴が発祥になって山形県内にいろんな民話会ができているというような、まさに発祥の地の一つというようなことも言えますので、今現在求められているような、そういう求められている利活用をやはりしっかりと検討して、時代に合った利活用にしていかなきゃいけないというふうに思います。
  したがって、整理、統合というよりは、きちっと検証、発展させていくというふうな姿勢が重要だというふうに思います。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  私はそういう整理、統合なんて、今、課長おっしゃったけれども、そういうようなのは一切私、質問しておりませんから、だから質問した部分だけで答弁してください。
  南陽市の施設というのはいろいろあるわけですけれども、やっぱり利用者がいて、利用客がいてこそ成り立っているわけですけれども、せっかくの施設でありますから、やっぱり市民の皆さん、あと市内外から来ていただいて利活用していただくと、これが私は大事な視点ではないのかなというふうに思います。
  それで、確かに減ったり増えたりするんだが、これはどこの自治体でもそうでありましょうが、しかしやり方によっては、いろいろなイベントも含めて、そのやり方のノウハウもあると思うんですけれども、そういうことも含めて、今までの分野を総括しながら新たな観点で出発していくと、こういうことも大事であって、すぐまんべんだらりんと、去年がこうだったから今年はこうだと、そういう話でなくて、いろいろな分野ごと、あるいはそういった思い切って反省する点は反省しながら新たな出発をしていくということが私は大事じゃないのかなと思うんですが、市長は今の私の質問に対してどうですか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  端的に言えば、委員のおっしゃるとおりです。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  全く私も市長と同じ考えですよ。どうも課長は質問もしないのをのらりくらり、かえってわからなくなるんだよ。
  ですから、さっき言ったように、やっぱり施設を利用すると、してもらうと、そのためにどうするかということを課として十分議論して、そして各種団体等も含めていろいろ働きかけをして利用していただくと、こういうことをやっぱりやっていただきたいものだなと、その決意はどうでしょう。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤社会教育課長。
○社会教育課長  今御指摘の決意を持ってやっていきたいというふうに思いますし、やはりその中で一番大切なのは、今、市民の方がどういうニーズがあるのか、あるいは観光客の方がどういった思いで訪れるのかということが一番ベースになるというふうに思いますので、そういった関係者の意見をしっかり聴取し、耳を傾けて、時代に合った施設運営に心がけていきたいというふうに思います。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  先ほどの山口委員のブロックの件について、関連でちょっと質問をさせていただきます。
  まず、1点目でありますが、公共施設については、そういった把握をされて対処されたかと思いますが、1点目として、その対処、対応についてまず最初にお聞きをしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  髙野総合防災課長。
○総合防災課長  私のほうからお答えを申し上げます。
  ブロック塀の対策につきましては、新聞報道等でもありましたが、当市においても公共施設の一斉の点検をいたしました。結城豊太郎記念館のブロック塀も含めまして、基準に合致しない、特に通学路に面した施設の部分については老朽化の施設も含めて、撤去ないし修繕を行っているところでございます。
  以上です。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  今そういった形で対処、対応されているということでございますが、またブロックの撤去について補助するということで周知をされたわけでございますが、民間のほうから、そういったことで件数として、自分のところでもこうした資金を使ってやりたいといったような申請とか、そういったことございましたでしょうか。何件かありましたか。
○委員長  答弁を求めます。
  粟野建設課長。
○建設課長  お答え申し上げます。
  8月1日から始まったわけでございますけれども、今現在の申請についてはまだございません。ただ、問い合わせについては10件程度ございまして、いろいろ相談させていただいている状況でございます。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  10件程度問い合わせがあったということでありますが、きのうの新聞で、天童市の沿道全域点検というようなブロックの塀の点検の記事がございました。その中で、全域ということでありますので、これが職員か地区の区長さんかわかりませんが、そういったブロック塀を確認すると。ぐらつきとかクラックとか、そういった不具合のあるようなところを点検をなされて、ここはちょっとまずいんじゃないかなというような、そういった点検もされているのかなと。2,940カ所というようなことで点検をされたと。
  市内にしても、公共施設については確認はされておるかもしれませんが、そういった民間についての、やっぱり巡回のパトロールでもいいんですが、そういった気づきというか、ここはちょっと危ないんじゃないかなといった、そういった点でこちらのほうに上がってきている物件とかございますでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  髙野総合防災課長。
○総合防災課長  私のほうからお答えを申し上げます。
  さきに申し上げたとおり、公共施設のほうの一斉点検の終了後、その後、通学路に関連をして、通りの部分にあるブロック塀の一斉点検を実施をしたところでございます。その分についての結果等につきましては、学校教育課長のほうから御説明をいただければというふうに思います。よろしくお願いいたします。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤学校教育課長。
○学校教育課長  では、お答え申し上げます。
  まず、通学路につきまして、各小・中学校のほうに照会をかけさせていただきました。学校の中で、専門家ではありませんので、ある程度高さがあるようだ、ある程度長さがあって危なそうだというものについて、一旦、学校教育課のほうに上げていただいたところです。それをもとにしまして、学校教育課の職員で一通り巡回をしてまいりました。
  ただ、私たちも専門家でありませんので、中に鉄筋が入っているかどうかとか、控え壁がどの程度であればオーケーなのかという、そういった資格、持ち合わせてございませんので、私たちの視点で、ちょっとここは危険ではないかというふうなところをもう一度ピックアップをしまして、関係課の課長等とも御相談をさせていただいて、その後の撤去の補助であるとか、その後の合同点検というふうな経緯で至っているところでございます。
○委員長  6番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  通学路に関しては、そういった点検等、確認等、そういったことがされていると思います。それにつきましては、やはり子供の安全・安心のために徹底的にやっていただきたいなと思います。
  また、それについて民間の通学路にもかかわらない部分につきまして、天童市の例を出しますと、そういった危険箇所がまず把握できたといったときには、その所有者宅に訪問をして、事故が起きた場合には損害賠償責任を負うことになりますよといったような注意をされているようであります。そういったことも含めまして、気づいているんであれば行ってほしいなと思います。
  ただ、一概にブロックが高いから危険だから撤去してくださいということではなくて、やはり降雪時、除雪にかかわったときに、やっぱり自分のところに雪が入ってくるのを防ぐためのブロックという設置もされているお宅はかなりあると思うんですね。狭い部分については、特に雪に関しては問題があるということで、ブロックをやっぱり設置するといったお宅が多いかと思います。そういったところも配慮しながら、ただ、危険な部分、自分のところに倒れてくるんじゃないかなというような気づいたところについては、ある程度の指導は行ってほしいなと思います。要望でございます。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  教育費の中学校費、部活動指導員配置事業費、ページ数でいうと32ページです。
  この件に関して私は賛成なんですけれども、何点かお伺いをしたいと思います。
  まず、全国的にいっても、保健体育以外の教員で担当している部活動の競技経験がない先生方というのは、中学校では46%に上っているというようなことがあります。現時点で、本市ではどのように把握なされているのかお伺いをしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  現在、3つの中学校におきまして、運動部、それから文化部、合わせまして45部活動設置されております。そのうち専門的な指導が可能であるというふうに学校で捉えているところが54.8%というふうなところでございます。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  そういった中で、部活動のいわゆる大切さということについては私も認識しておりますし、今までもそうでしたし、今後ともそうなんだろうというふうに思います。
  ただ、一方で、やはり今回の働き方改革、前回の一般質問で島津善衞門委員がお話ししているとおり、この働き方改革の中での部活動指導員というふうなのが出てきたというふうに認識をしておりますけれども、部活動で例えばその部活動指導員が第一義的に顧問になる、それからそうではなくて、顧問の先生はいるんだけれども補助的にするというふうなケース、2つあると思うんですよ。今回、何人かの予算が計上になっていますけれども、この方々については、例えば本当に顧問になるというふうな形なのかどうか、その辺の採用に当たっての考え方をお伺いしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまの質問にお答え申し上げます。
  現段階におきましては、先ほど申し上げました全ての部活動に顧問がついております。したがいまして、今年度につきましては、年度途中からのこの事業のスタートというふうになりますので、顧問の補助的な立場でというふうなことが多くなるのではないかなというふうに捉えているところであります。
  また、来年度以降につきましても継続していきたいと、今年度の事業の検証を行いながら継続をしたいというふうには考えておるところですけれども、その点につきましては、また今年度の状況を見ながら判断する必要があるかなというふうに考えているところでございます。
  またあわせて、今回も各学校1名ずつの配置を考えております。したがいまして、まだ具体的にどの方がと、あるいはどの部にというふうなところを検討中でございますので、その辺もあわせながら検討が必要であると捉えているところでございます。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  2018年度の予算の中で、国はやはり13億円を盛り込んで、もう大幅増を図っていくというふうなこともあります。そういうふうな中で、積極的な取り組みだなというふうに私は理解しておりますけれども。
  1つ、身分というんですかね。いわゆる特別職の地方公務員というふうな形になるとは思うんですけれども、そこについて、例えば何か事故があったような場合は公務災害というふうな扱いになるのかどうか。身分と、その扱いについてお伺いします。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤学校教育課長。
○学校教育課長  では、お答え申し上げます。
  身分としましては、単なる指導員ということではだけでなくて、校長の指示、命令、監督のもとに、この業務に当たるというふうなことになってございます。
  したがいまして、例えば従来の外部コーチという方ですと、大会等でいろいろ御指導はいただくものの、子供たちの引率、あるいはそれに伴う活動中の事故については何ら責任の所在というところは求められないものでございましたが、今度この部活動指導員になれば、校長の命を受けてというふうなことになりますので、そういったところの責任も発生してきます。
  したがいまして、そういった責任の所在等々については、規約をきちんとこれから規定して、制度運用と同時に、その規定に基づきながら執行してまいりたいと考えているところでございます。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  そうすると、そういった規定をつくって、いわゆる配置についてはいつから考えているのかということと、それから、教師のOBとか教員資格を持っている方というふうなことに聞いていますけれども、その辺についてお伺いします。
○委員長  答弁を求めます。
  佐藤学校教育課長。
○学校教育課長  任用につきましては、今回お認めいただければ、早ければ10月1日からと考えております。ただ、年度途中ということもありまして、すぐに引き受けてくださる方が見つかるかと。今調整しているところではございますけれども、できるだけその職に合った、そしてぜひ頑張りたいという方にお願いをしてまいりたいと考えているところでございます。
  資格については、先ほど申し上げましたとおり、必ずしも教員免許を持っている方、あるいは学校のOBというふうなところまでは限定しておらず、もう少しやっぱりその活動に精通している方、学校教育に十分に理解してくださっている方というふうに捉えているところでございます。
○委員長  ただいま質疑中ですが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は11時20分といたします。
午前11時03分  休  憩
───────────────────
午前11時20分  再  開
○委員長  休憩前に引き続き質疑を行います。
  36ページまでについて質疑ございませんか。
  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  27ページ、7款商工費、1項商工費、4目観光施設費の3番の南陽スカイパークエリア管理事業費で施設修繕費というのが今回上がっておりますが、これは金額少ないんですが、これは今回、何の修繕でしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  長沢商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  南陽スカイパークのログハウスが建っている場所の手前、三、四百メートル手前なんですけれども、上がっていって右側のほうに展望台がございます。そこに駐車場がございまして、アスファルトになっているところも9台分あるんですけれども、そこの一部がちょっと欠けているところがございまして、危険ではないんですけれども、万が一例えば足がそこに中に入ってけがのないようにというふうなことで、アスファルトのところを修繕するものでございます。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  展望台のアスファルトの修理というところで直していただくということですが、私、6月の一般質問でも南陽スカイパークエリアの整備をお願いしたところでした。いろいろと検討していただきましたが、かなり金額的に難しい面もあるということでしたが、安全面でできることを先にまずやっていただきたいという要望だったんですが、まず高ツムジ山に行く落石対策ということでお聞きしたときに、今、大型土のうを積んで対策を講じております、今後も現状を見ながら必要なことをやっていくということをお話しいただいたんですが、9月29日、30日、スカイフェスティバルがあるということで、ちょっときのういろいろお話をしたんですが、なかなか高ツムジ山に行く道路、その対応をしているとは言いつつも、雨が降ると土砂がどんどん流れてきて、道路のわだちがひどくなって、車が小さい車では行けないということなんですね。慣れた人が大きい車で行く分には行けるんですがみたいな非常に危険な状態があるということなんですが、その辺把握していらっしゃいますでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  粟野建設課長。
○建設課長  お答え申し上げます。
  高ツムジ山に行く市道の関係でございますけれども、あの部分につきましては、雨が降った後、パトロールというふうなことで見回りをするような形で今取り組んでいるところでございまして、これについては降雨時の後、必ずパトロールへ行くというふうなことでございます。
  その砂利道の修繕関係についても、降雨による路面の流出というふうな部分については、必要に応じて修繕等を行ってきているところでございます。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  そういうことなんですが、29日、30日のスカイフェスティバル、これに向けて、やはりもうちょっと手を入れてほしいなと私は思ったわけです。きのうちょっと行ってみて、やっぱり危険ですから注意して登ってくださいというところで、小さい車だったものでちゅうちょしてしまいました。そこまでも大変だったんですが、やはり行ったら絶対底がすりましたよと後で言われました。行かなくてよかったなと。
  それほどひどくなっているところで、やはり雨が降ればまたひどくなるというところで、なるべく早目に簡易舗装でもいいのでしていただかないと、やはりこのようにフェスティバルがあるときは、もちろんパラグライダーの競技会には関係ありません。でも、このお祭りがあるということで多くの方がいらっしゃったときに、やはり見晴らしがいいということで私たちもお勧めしておりますので、高ツムジ山まで上りたいといった方がちょっと危険な目に遭ったり大変だったりというところがあるんじゃないかという、ちょっと心配しております。その辺をきちんと対応していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  粟野建設課長。
○建設課長  お答え申し上げます。
 スカイフェスティバルというふうなことで、参加者が困らないように、道路の整備についてはパトロールをしながら、あるいはあそこの大型土のうを設置している場所については、去年、おととしですか、一部コンクリート舗装をさせていただいたというふうなことがありますので、あの辺の前後、特にひどいようでございますので、なお現場を見ながら対応したいと思います。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  ぜひ早急に、皆さんが楽しく行けるようにしていただきたいと思います。
  あと、もう一つなんですが、着地ポイントのお話をちょっとお聞きしたんですが、着地ポイントの駐車場がひずみ込んで困っているというところで、いろんな対応をしているということなんですが、それは市のほうでは把握していらっしゃいますか。
○委員長  答弁を求めます。
  長沢商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  今、委員おっしゃるとおり、ちょっと沈むというふうなことと、あとちょっと水がたまってしまうものですから砂利を敷いてほしいというふうなことで、こちらのほうで確認できたのが、以前、砂利を結構入れてしまったら、その周りの園地のほうに迷惑がかかってしまった。こちらのほうでは砂利を敷いてよくなったんですけれども、周りの園地がちょっと上がってしまったとか、そういった状況がございまして、そういった周辺の農地の方々にも御迷惑かけない程度に、今後も点検をしてまいりたいというふうに考えております。
○委員長  11番板垣致江子委員。
○板垣致江子委員  そのお話もちょっと聞いたんですが、今、何か発泡ボードを利用して何とかならないかとか、自分たちで工夫しているんだというところはありましたので、建設関係の専門家の方たちもぜひ御相談に乗っていただいて、少しでもいい状況にしていただきたいと思うので、その辺はぜひやっていただきたいと思います。
  きのうチラシをいただいてきました。これ市報で皆さんにこれから各家庭に配られるということで、市長も歓迎の御挨拶ということで載せていらっしゃいますが、そこで、誰もが安心して楽しめるスカイスポーツの拠点であると自負しておりますと書いてあります。本当にこれ安全面で楽しく行けるように安全面を確保していただきたいと思います。要望でございます。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他・附属資料37ページから39ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第42号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第42号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第43号 平成30年度南陽市国民健康保
      険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第43号 平成30年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔平成30年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第43号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  事業勘定の歳入歳出全般及びその他・附属資料48ページから51ページまでについて質疑ございませんか。
(発言する声なし)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第43号 平成30年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第44号 平成30年度南陽市財産区特別
      会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第44号 平成30年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔平成30年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第44号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、60ページから62ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第44号 平成30年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第45号 平成30年度南陽市育英事業特
      別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第45号 平成30年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔平成30年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第45号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、70ページから71ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第45号 平成30年度南陽市育英事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第45号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第46号 平成30年度南陽市介護保険特
      別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第46号 平成30年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔平成30年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第46号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般及びその他・附属資料は80ページから83ページまでについて質疑ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  ただいまの介護保険の問題でございますが、3月議会で、新年度から介護保険の料金が南陽市、13市の中で東根に次いで2番目に高い18.5%ほど値上げになったわけであります。そのことによって、市民の負担もかなり増えていると、こういう声も聞こえてくるわけであります。それで、市に対していろいろ苦情など来ているのかどうか、その辺どうでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  相澤税務課長。
○税務課長  ただいまの御質問にお答え申し上げます。
  介護保険料の値上げに伴いまして、納付書を送った際に、今回一番問い合わせが多かったのは介護保険料でございます。やっぱり料金の値上げについていろいろ問い合わせがありました。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  やっぱりそれはそのはずですよ、これは。18.5%の値上げということで、13市のうちで非常に高く上がったと。一方、国民健康保険税、これ総額で1億3,000万円ほど下がったわけですけれども、私のところにでも、これ下がったということで誰か市民から声があるのかなと思っておったんですが、逆に、課長おっしゃるように、介護保険が余りにも高くて、こっちのほうで消されてしまったと、こういうふうにだと思うんですよ。ですから、それほど高くなったということなんですね。ですから、私は今日、これから介護保険の利用する方々については非常に重い負担となると、こういうことが言えるのかなと私、思います。
  一方、さっき申しましたが、国保も、私も、議員の皆さんはどうかわかりませんが、大体1回分前後ですか、下がっていると。そういうようなふうにいろいろ所得に応じて違うわけですけれども、そういう点では国保の税率も下がったわけですから、そういう点では非常によかったわけですけれども、そういう点では介護については非常に問題あると言わざるを得ないわけですが、今後のあり方について、市はどのように考えておられるのかお尋ねしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  菊地福祉課長。
○福祉課長  委員から御指摘いただいた保険料の部分につきましては、先ほど税務課長からのお話もあったわけでありますが、今回、パーセントにすれば今、委員からお話あったパーセント、金額にしますと基準額で1,000円のアップというふうな状況でございますので、相当負担額が増しているというふうな部分についての認識については同様でございます。
  ただ、その分につきまして、在宅、もしくは施設サービス等全般でございますが、相当充実をされてきているというふうな、そういう側面もございますので、引き続き国の制度の状況を見ながらでございますが、負担軽減の部分に即するような状況を今後とも検討していきたいというふうに思っております。
  以上でございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  これ3月議会でも、たしか私、申し上げたんですが、やっぱりいろいろかかる部分とかからない部分いろいろあろうかと思うんですが、国の基準に従ってと、こういう答弁あったわけですけれども、いずれにしてもこれは市民に負担をかけないような仕組みをどうしていくのか、これからやっぱり3年ごとの見直しでありますから、この3年の間にそういったことも含めて、ぜひ内部で検討していただいて、そして3年後には引き上げないような仕組みをぜひつくっていただきたいものだなと思いますが、市長、どう考えますか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  基本的に社会保障関連費用ということで、社会保障については国において、全国一律で国民がひとしくサービスを受けられるような体制を自治体の負担を伴わずに、そして国民の負担もできるだけ軽減してつくってほしいというのが我々の願いでございます。そういった願いの中で、市民の皆さんの負担が上がらないように、内部で今後も検討をしてまいります。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありますか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第46号 平成30年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第46号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第47号 平成30年度南陽市後期高齢者
      医療特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第47号 平成30年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。西牧財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔平成30年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第47号に
        ついて説明〕省略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、92ページから93ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第47号 平成30年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第47号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第48号 平成30年度南陽市水道事業会
      計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第48号 平成30年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。渡部時裕上下水道課長。
〔上下水道課長 渡部時裕 登壇〕
○上下水道課長  〔平成30年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第48号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、その他・附属資料4ページから13ページまでについて質疑ございませんか。
  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  制度的なことで1点お伺いをしたいと思います。制度的なことですので、市長にお伺いしたいと思います。
  いわゆる水道法の改正というふうなことがあります。私もよく知らなかったんですが、衆議院の本会議で7月5日に可決され、参議院に回っております。これは要するに水道の民営化についての話です。水道法に関しては、水道法2条1項には「国民の日常生活に直結し、その健康を守るために欠くことのできないもの」というふうな定義をされていながら、このいわゆる水道の民営化については、公共施設等の運営権を民間事業者にするんだというふうな考え方です。
  私は反対をしておりますけれども、これは当然、国会での審議、法律ですので、なりますけれども、そのようになった場合、当然、各市町村にもその影響が及ぶというふうになります。まず、この件について、市長、ちょっとこの状況をちょっとどのように御理解をしているのかお伺いをしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  水道事業について全国的に民営化が行われているところで問題になっているのは、継続的にこの水道という欠くべからざる社会インフラが提供し得るのかという不安が生じているということだと認識をしております。現在のところ、南陽市では水道事業全般を民営化しようという考えはございません。一部に民間の活力を、例えば受付業務であるとか、そういったところを導入しようという考えはございますけれども、全般に民営化しようという考えはございません。
○委員長  3番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。
  ぜひ、その全般的なことというのは、私が言うまでもなく、例えば日常的な飲水の確保はそうですけれども、今回のような例えば渇水対策、災害発生時等については、非常にやっぱりそこはいわゆる公共の自治体が行ってこそしかるべきものだというふうに思いますので、今の市長の考え方について、全般的なことについてはやはり公共で地方公共団体として行っていただきたいということで要望したいと思います。
○委員長  希望でいいの。
○高橋一郎委員  はい、いいです。
○委員長  そのほかありますか。
  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  私も1点ほど。
  9月3日付の山形新聞に、水道水に微小プラということで、これは米研究グループが世界13カ国の水道水や欧米やアジアの水道水以外の食塩、それから米国産のビールを調査したところ、マイクロプラスチックが含まれていることを突きとめたということで、特に多かったのは米国が1リットル当たり60.9個、レバノンが23.3個、インドが20個、日本はこれに載っていないんですけれども、先ほど市長が言われた水道事業も非常に大切なインフラ整備だと思うんですね。毎日、私たちの口に入るわけですけれども、この点について、私たちが口にしている南陽市の水道水は、マイクロプラスチックの検出については前回も質疑させていただきましたが、その後の進展も含めまして、どのような考えを持っていらっしゃるんでしょうか。
○委員長  答弁を求めます。
  渡部上下水道課長。
○上下水道課長  マイクロチップスの関係につきましては、水道事業については、ちょうど貯水のダム関係が山間部、山のほうにあるということもありまして、想定では、入ってきていないんじゃないかなと考えております。ただ、一応、国が水道水として調査をする51項目の検査規定がありますが、その中にはマイクロチップスの点検項目が入ってきておりませんので、御理解をお願いしたいと思います。
  以上です。
○委員長  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  検査項目に入っていないから御理解いただきたいということを前も言われたんですが、それは理解できないんですね。なぜなら、日本の水道水は調査していないのが現状なんですけれども、これはここまで発表されると、私たちが口にしている日本の水道水、それから南陽市の水道水どうなっているのという市民の方の意識がすごく強いと思うんですよ。
  ですから、これを必ず、広域水道ですから、市がまず声を上げて、それから県に、それから国ということになるんでしょうけれども、ぜひ検査項目には入れるようにしていただきたいと思います。このままですと、不安が募りまして、水道水離れが余計進むんじゃないかというふうに思うんですよ。その辺はどういうふうに思っていますか。
○委員長  答弁を求めます。
  渡部上下水道課長。
○上下水道課長  お答えいたします。
  9月3日の山形新聞の記事等々で、やっぱり市民の方、もしくは県民の方は、ある程度読んで驚いたのかなというふうに私も思っているところです。今回のこの水道水関係については、広域企業関係の会議の中でも議題に上げながら、今後検討していただくような形で要望していきたいと思っております。
  以上です。
○委員長  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  これ最後、要望なんですけれども、もちろんマイクロプラスチックの定義は前にも申し上げましたとおり、5ミリ以下の小さなプラスチックのごみなんですけれども、主に川、それから海に流れて、それが小さなごみとなって漂っていると。特に洗顔料にもマイクロビーズとして含まれているわけですけれども、このこれそのものを人体に吸収してどういう影響があるのかということについては今検証中ということなんですけれども、このマイクロビーズの特質というのは、環境中の有害な物質を取り込むということなんですね。この間もお話ししたとおり、東京農大の調査では、東京湾の8割のカタクチイワシからこのマイクロプラスチックが検出されたと、もう食物連鎖が始まっているということと、それから、山にあるから、自然な水を使っているから大丈夫だという観念は捨てていただきたいと。このマイクロビーズは空気中にも漂って、壊れた繊維が空気中に漂ってどこへでも入り込むという性質でありますので、海だけの問題ではないということを認識していただきたいと思います。ですから、国に対して、県に対して強く、検査項目の中に入れて、市民の安全・安心のもとに水道水を供給していただきたいと思いますが、市長どうですか。
○委員長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  県水を購入している南陽市でございますので、まずは関係機関と、さまざま今現状、世界的に報道されていることについて問題意識を共有していくというふうに考えていきたいと思います。
○委員長  いいですか。
  そのほか質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第48号 平成30年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第48号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第49号 平成30年度南陽市下水道事業
      会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第49号 平成30年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。渡部上下水道課長。
〔上下水道課長 渡部時裕 登壇〕
○上下水道課長  〔平成30年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第49号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、その他・附属資料18ページから27ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第49号 平成30年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第49号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で、本委員会に付託されました補正予算8件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございます。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。
  どうも御苦労さまでした。
午後 0時10分  閉  会

       予算特別委員長 殿 岡 和 郎