平成30年10月19日(金)午前10時10分開会

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殿岡  和郎  委員長   板垣  致江子  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(15名)
 1番 山口  裕昭  委員     2番 島津  善衞門  委員
 4番 舩山  利美  委員     5番 山口  正雄  委員
 6番 白鳥  雅巳  委員     7番 片平  志朗  委員
 8番 梅川  信治  委員     9番 川合    猛  委員
11番 板垣  致江子  委員  12番 髙橋    篤  委員
13番 田中  貞一  委員    14番 遠藤  榮吉  委員
15番 佐藤    明  委員    16番 伊藤  俊美  委員
17番 殿岡  和郎  委員
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

白岩 孝夫 市長                 大沼 豊広 副市長
嵐田 淳一 総務課長              尾形 真人 みらい戦略課長
西牧 修二 財政課長              相澤 和吉 税務課長
髙野 祐次 総合防災課長           神棒 久志 市民課長
菊地   清 福祉課長              板垣 幸広 すこやか子育て課長
佐藤   浩 農林課長              山口 広昭 地域産業振興主幹
長沢 俊博 商工観光課長           粟野   清 建設課長
渡部 時裕 上下水道課長           土屋 雄治 会計管理者
長濱 洋美 教育長                穀野 敏彦 管理課長
佐藤 政彦 学校教育課長           佐藤 賢一 社会教育課長
江口 和浩 選挙管理委員会事務局長   大室   拓 監査委員事務局長
小関 宏司 農業委員会事務局長

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事務局職員出席者
髙梨 敏彦 事務局長      田中   聡 局長補佐
髙橋 京子 庶務係長      小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 議第52号 平成30年度南陽市一般会計補正予算
      (第4号)

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開      会
○委員長(殿岡和郎委員)  おはようございます。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成30年度補正予算1件であります。

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議第52号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第4号)
○委員長  それでは、議第52号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第4号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  西牧修二財政課長。
〔財政課長 西牧修二 登壇〕
○財政課長  〔平成30年10月臨時会 予算に関する説明書により 議第52号について説明〕省略別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出全般、8ページから9ページまでについて質疑ございませんか。
  13番田中貞一委員。
○田中貞一委員  9ページ、3の歳出、2款総務費でありますけれども、旧市民会館の北側からアスベストが出たということであります。それで、空調のダクトのほうからも出たということでございますけれども、そのために費用が必要だということであります。
  それはわかりますけれども、その解体後の跡地管理のための追加工事含むということでありますけれども、解体後の跡地管理というのは、当初の予算には含まれていなかったんだかどうだか、お尋ねいたします。
○委員長  西牧財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  今回の跡地管理の工事の内容につきましては、当面の間駐車場として管理する際に、危険防止、安全対策のために周囲を単管パイプ等で囲って、あと、若干防犯灯をつけるものでございます。
  当初、設計の段階ではなかったものですけれども、工期が延びるということもありまして、今後、冬季間とかそういったこともありますので、安全対策のために追加の工事を行うものでございます。
  以上でございます。
○委員長  そのほか質疑ございませんか。
  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  同じく9ページの歳出、2款総務費の6項財産管理費の件ですけれども、このたびアスベストの除去費用として、1,800万円ほど補正されているわけですけれども、北側の外壁と、それから空調ダクトからアスベストが含有されている建材が使われているということが検出されたとありますけれども、これは、いつ調査してどのようにわかったのか、その経緯等を説明していただけないでしょうか。
○委員長  西牧財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  今回の解体工事については、当初、アスベストについては、当初の設計書等を確認して、アスベストの使用については確認できない状況でありましたけれども、解体工事を行う際に、国の指針に基づいて、そういった調査をするということを設計書の中でうたっておりました。
  アスベストの分析調査については、7月と8月に分けて、25の場所から採取をして分析調査を行った結果、9月中旬ころですけれども報告を受けたという内容になっております。
  以上でございます。
○委員長  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  ちょっと確認しますけれども、当初の文化会館の設計書から、いろいろ使われている仕様書等記されているわけですけれども、それらではわからなかったということですか。
○委員長  西牧財政課長。
○財政課長  御質問のとおりでございます。
  その後、設計についても委託をして行ったわけですけれども、その際も明確に使用されている痕跡はありませんでしたし、南陽市の場合、平成17年度に県の調査によりまして、市内の一斉確認、点検しておりますけれども、その際8施設、アスベストの調査を行っておりますけれども、その中にも市民会館については含まれていなかったという状況です。
○委員長  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  アスベストの被害については社会問題になりまして、今、アスベストを使用している生産工事に携わって、その被害を受けている方、あるいは建設、そこで従事している方の被害訴訟というのは、全国でさまざま起こっているわけですけれども、それらを受けて、国交省では、アスベストを含有しているリストを公表しているんですね、当時つくった建材メーカーさんに。
  今もインターネット等で調べれば、いつ何年に、どういう建材に、どの程度アスベストが含有されているかというのはすぐわかるんですね。ですから、設計書を見てそれがわからなかったというんでは、その辺がちょっと私もわからないんですけれども、その辺はどうですか。
○委員長  西牧財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  はっきりした確認はとれていないんで推測ですけれども、市民会館建設後に北側の部分だけ外壁塗装工事という工事をしておりますので、多分、その際の塗装の下地材等に使われたんではないかということで、今考えているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  7番片平志朗委員。
○片平志朗委員  そうならば話わかるんですけれども、その後、いろんな補修工事をリフォームで、新たなアスベスト含有のものが使われたということならば話はわかるんですけれども、やはり今後、総合管理計画の中でこういう場合はあると思うんですよね。ですから、そのアスベストのことも頭に入れて、解体費用をきちんと見積もっていただきたいというふうに要望します。
○委員長  その他ありますか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  市長にお尋ねしたいんですが、いいですか。
  ただいまの件ですけれども、今アスベストの問題、田中委員も片平委員もおっしゃったんですけれども、公共施設に対して、あとこのアスベスト使用というのはあるのか、ないのか、お尋ねをしたいというふうに思います。
  それから、もう1点でありますが、せんだって10月9日、市長とみらいトークが赤湯公民館で開かれたわけですが、そのときの市長の市民からの問いに対して、跡地利用の問題について質問あったわけですけれども、そのとき市長は、跡地の問題について駐車場にすると、同時に公衆浴場を併設をして利活用してもらうと、こういうお話であったわけですが、こういった問題等について、赤湯地区内の地区長会や、あるいは財産区、あるいは旅館組合等々に対していろいろ御意見をお聞きしたのかどうか、お尋ねをまずしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  他の公共施設にアスベストが含まれていないかどうかについては、財政課長のほうからお答え申し上げます。
  それから、跡地利用について地域の意見を聞いたかどうかの件については、2月に地域の意見を伺っております。
○委員長  西牧財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  他の施設にあるかどうかですけれども、先ほどの御質問でもお答えしましたけれども、南陽市で平成17年に可能性のある施設を拾い出しまして、8施設、アスベストの有無について調査しております。
  計8施設のうち、なかったものが3施設、あと除去工事をした施設が2施設、囲い込み防止した施設が3施設という内容になっております。
  なお、今後、今も解体する際にも調査しなければならないということがありますけれども、今後、木造建築についてもそういった指針が広がってくるという話もお聞きしていますので、今後、公共施設管理計画等の中で解体する場合には、別途、アスベスト調査をしてから解体するか、または今回のように解体工事の中で調査して除去するかについては、今後、内部で検討させていただきたいと思っているところです。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  平成17年にいろいろ調査した結果、3施設ですか、いまだもってあると、こういうことでありますが、今後の対応については今言ったとおりだと思うんですが、その辺しっかりね、後に残さないような形で対応していただきたいと。
  それから、先ほどの市長の答弁で2月にいろいろと御意見を聴取したと、こういうことでありますが、どこの団体等々といろいろ御意見をお聞きしたんでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  その件については、財政課長のほうから答弁申し上げます。
○委員長  西牧財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  昨年度、今年の2月5日に赤湯地区長会と各種団体と、市長との意見交換会ということで、赤湯公民館のほうで開催しているところでございます。
  その中については、駐車場の確保とか、市長が答弁しているとおり、公衆浴場の老朽化の解消とかいう話で出されているところです。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  地区長会長と公民館で意見交換したと、こういうことですね。そうすると、ほかの団体等々は意見は交換していないと、こういう理解でいいんですね。
○委員長  西牧財政課長。
○財政課長  お答えいたします。
  赤湯の地区長会と各種団体等ということで、ちょっと詳細、各種団体のほう中身についてはちょっとわからないですが、団体と行っているということです。
  あと、あわせて2月2日には、赤湯財産区と赤湯地区の議員団との意見交換会についても行っています。
  跡地利用検討会、以前、要望いただきました検討会のメンバーということです。
  以上でございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  何で私、これ言うかというと、かつて2回ほど赤湯地区の地区長さんから、前市長や現在の市長に対しまして、さまざまな要望出たわけですよ。そういった中で、しっかりと庁舎内で議論をして、今後の跡地の利用等について、いろいろと議論を交わしながら対応してきたと、こういうことだと思うんですよ。そういうわけでしょう。
  そういった中で、私、思うんですけれども、やはり市としてきちっとした位置づけを持って、やはり基本的な見解を示していくと、いわゆる政策的な課題として対応していくと、こういうことが私、非常に大事な問題だと思うんですね。
  それで、この跡地の利用については、赤湯地区のみならず、南陽市全体の問題として対応すべきでもあると、このように思うわけでありますが、その辺の考え方について市長の見解をお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  委員、おっしゃるとおりだと思います。
  市民会館の跡地については、赤湯地区だけの課題をどうこうしようという考えではなく、市全体の温浴施設のあり方であるとか、公共施設の今後の長期的なあり方も含めて考え、検討を重ねてまいって、今現在、こういう考えにあるということでございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  私、ある高畠町の方から言われたんですけれども、たまげたって言うわけだね、高畠町の人は。いまだもって100円の公衆浴場があるなんてことは、ちょっと考えられないと。いや、大したもんだなと、こういうことをお聞きしたわけですよ。
  ですから、当然、恐らく跡地の問題、公衆浴場をつくる場合ですね、今は100円で入られるということは考えられませんが、やはりこの100円の公衆浴場も残すということも含めて、ぜひ検討していただきたいものだなと、そのように思いますが、いかがですか。
○委員長  市長。
○市長  今後、公衆浴場の料金設定については、その100円、あるいは現在のもう1種類である200円、あるいはまた別な料金体系が適切なのかどうかについては、赤湯財産区の皆さんにしっかり検討してもらえるように、庁内も協力してまいります。
○委員長  そのほか、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第52号 平成30年度南陽市一般会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第52号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で、本委員会に付託されました平成30年度補正予算1件の審査は終了いたしました。慎重な御審査を賜り、まことにありがとうございます。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会といたします。
  御苦労さまでした。
午前10時32分  閉  会

       予算特別委員長 殿 岡 和 郎