平成18年3月20日(月) 本会議閉会 10:00~11:10 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~       開      議 ○議長(塩田秀雄議員)  御起立願います。  おはようございます。  御着席願います。 これより本日の会議を開きます。  ただいま出席されている議員は全員であります。 よって、直ちに会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第3号によって進めます。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  議会報告 議会運営委員長報告 ○議長  ここで、本定例会最終日の議会運営について、議会運営委員会委員長より御報告を願います。 委員長 高田 豊議員。  〔議会運営委員長 高田 豊議員 登壇〕 ○議会運営委員長  おはようございます。  私から、3月定例会の最終日の議会運営について先ほど議会運営委員会を開催し協議をいたしましたので、その結果を御報告申し上げます。 初めに、付託議案などの審査結果についてでありますが、各常任委員長からの報告、続いて予算特別委員長からの報告を受け、それぞれ表決することといたしました。  次に、本日追加されます議案について申し上げます。追加議案は、発議案1件であります。その審査方法については、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で御審査くださるようお願いいたします。  次に、本日の会議の日程でありますが、お手元に配付してあります議事日程第3号により行うことといたしました。  なお、本日の本会議終了後、引き続き本議場において全員協議会を開催することといたしましたので、よろしく御了承をお願いいたします。  以上、本定例会の最終日の運営について協議決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (総務常任委員長報告) 日程第 1 議第 1号から  日程第10 議第37号まで計10件 ○議長  日程第1 議第1号 指定管理者制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の設定についてから日程第10 議第37号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまで議案10件を議事の都合により一括議題といたします。 ただいま議題となっております議案10件について、総務常任委員長の報告を求めます。 総務常任委員長 小野健一郎議員。  〔総務常任委員長 小野健一郎議員 登壇〕 ○総務常任委員長  総務常任委員会の報告を申し上げます。  本定例会におきまして当委員会に付託されました議案10件について、日程に従い、去る3月7日午前10時より、全員協議会室において、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、議第1号 指定管理者制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について申し上げます。 本案は、平成15年9月2日の地方自治法の一部を改正する法律が施行されて、従来の管理委託制度が廃止され、新たに指定管理者制度が創設されました。本市でも平成18年度からハイジアパーク南陽を初めとする3施設について指定管理者制度の導入を予定しておりますが、残る公の施設については当面直営とすることから、関係する15の施設の条例について、管理委託を明記した条項をそれぞれ削除する改正を一括条例として整備するため、新たな条例を設定するものであります。  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議第2号 南陽市国民保護協議会条例の設定について、議第3号 南陽市国民保護対策本部及び南陽市緊急対処事態対策本部条例の設定についての2議案が関連しますので、一括して申し上げます。 議第2号 南陽市国民保護協議会条例の設定については、平成16年6月に成立いたしました武力攻撃における国民の保護のための措置に係る法律、いわゆる国民保護法の規定に基づき、南陽市における国民の保護のための措置に関する重要事項を審議するために、「南陽市国民保護協議会」を設置し、その協議会の組織、運営等を本条例で定めるため、新たな条例を設定するものであります。 この法律は、国で基本的なことを定めて、その管理する事項について都道府県ごとにこの協議会を設け、県の協議会と指導連携をとりながら各市町村で設けなければならないというものであります。全国でも21の都道府県が協議会を設けており、山形県でも県の保護協議会を設定しております。これを受けて各市町村が18年度中に設置し協議いただくのが法の定めになっているとのことでした。 議第3号 南陽市国民保護対策本部及び南陽市緊急対処事態対策本部条例の設定については、これも国民保護法の規定に基づきまして、今度は南陽市にかかわる国民保護のための措置のうち総合的に推進するように対策本部を設けるため、新たな条例を設定するものであります。 本部長については市長を充て、配下の委員については職員になります。緊急対処事態対策本部は、具体的には、武力攻撃で緊急的なことが発生したとき対策本部が緊急対策本部として移行することになるとのことでした。 審査の中で、委員の構成と協議会の開催、協議会と対策本部との関連について質問が出されました。当局からは、協議会の委員の構成は30名以内となっております、今現在あります防災会議が20名の委員になっておりますが、このほかに自衛隊、駅長、地区長会、民生委員の代表などを加えた構成を考えています、年1回開催し、重要事項を審議することになります、まず18年度中に南陽市の国民保護のための基本計画を審議していただくことになること、また対策本部については協議会で決定していただいたものについて具体的な行動内容等を協議し、委員は職員で構成することになるとのことでありました。 質問は、次に、国民保護法では緊急事態が発生したとき全市民が避難することになりますが、大変難しいことではないのか、公共用地とか一般の土地の提供、指定公共機関の協力、協力しない場合の罰則など、いろいろ問題があるのではないかと質問がありました。 また、年1回なり市民を含めた訓練が必要ではないかとの要望も出されました。 当局からは、この協議会は法の規定に基づき設置しなければならないものであること、具体的な避難誘導に当たっては、消防本部、消防団との連携が必要になりますが、市民に対する周知方法、避難場所選定などの重要事項の審議については、今後設置になる協議会の中で協議いただくものであるとのことでした。 主な質問、回答につきましては、以上であります。 慎重なる審議が終了し、採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議第6号 南陽市低開発地域工業開発地区固定資産税免除条例を廃止する条例の設定について申し上げます。 今まで低開発地域工業開発促進法に基づき製造業に要する設備を新設または増設した場合に、土地、家屋、償却資産に係る固定資産の課税を3年間免除しておりました。本案は、特別措置法の一部改正により課税免除の特例措置が平成14年9月15日で満了したことから、これ以前に取得され該当しておりました企業の3年間の特例期間も平成17年度末で満了となることから、本条例を廃止するものであります。 審査の中で委員から、この低工法の代替措置はあるのか、今までの効果・総括について、また国で該当していなかったところを市独自で救済していた部分についてはどうかとの質問が出されました。 当局からは、低工法は低開発地域における工業の開発を促進することにより工業の増大に寄与し、地域における経済的格差の縮小を図ることである、本市にも工業団地があり、この特例があったために南陽市に進出した企業が数多くあったろうと思う、農工法による課税免除は引き続きありますが、低工法については、このような時代の背景もあり、所期の目的が達成したのではないかとのことでした。 また、低工法では該当しなかった事務室とか休憩室には企業誘致促進条例により奨励金を出しておりましたが、法の目的を達成するため関係した経過がありますが、今回こちらが廃止になることから関連して一部を改正する条例が提案されているとのことでした。 審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議第12号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第36号 南陽市技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第37号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についての3議案が関連しますので、一括して申し上げます。 議第12号は、昨年の人事院勧告で示された給与構造改革の内容に沿った所要の改正、あわせて特殊勤務手当についても社会情勢に合わせて改正を行うために条例の一部を改正するものであります。 初めに、給与構造改造改革の内容ですが、大きくは三つあります。一つは、地域ごとの民間給与の格差を踏まえて基本給を 4.8%下げるものであります。次に、勤務成績の給与への反映です。勤務成績に基づき昇給制度を導入するものであります。三つ目は、経験年数による給与の上昇カーブをフラット化し、年功的要素を見直しするものであります。 特殊勤務手当につきましては、実績が極めて低いもの、特殊性がないもの、今12手当ありますが8手当は廃止、4手当は残すものであります。 議第36号は、技能労務職員になりますが、一般職の職員とあわせて特殊勤務手当の見直しを行うものです。9手当のうち4手当を廃止、5手当を継続するものであります。 議第37号は、企業職員になりますが、現在4手当のうち3手当を廃止、継続は1手当、新設は感染症予防手当であります。 これによりまして、一般職、技能労務職、企業職合わせて25手当がありましたが、15手当を廃止、1手当が新設になり、差し引き11手当となるということでした。  審査の中で、廃止する手当の主なものは何か、職員と合意は得たのか、削減される金額は幾らぐらいになるのかとの質問が出されました。  当局からは、主なものとしては消防署における夜間勤務手当がある、一般職については職員組合と、消防に関するものは消防関係職員と協議し、それぞれ社会情勢の変化に合わせての改正と近隣の状況を見ながらの判断とし合意を得た、また削減される金額としては全体で 450万円ぐらいになるということでした。 審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議第10号 南陽市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第13号 南陽市一般職の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についての2議案は関連がありますので、一括して申し上げます。 議第10号は、一般職の給与改正に伴いまして字句等の見直しが必要となることから字句の整理を行うもの、議第13号は、給料表の中の日当支払い区分の変更を行うために条例の一部を改正するものであります。 審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  次に、議第11号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 本案は、議第4号として障害程度区分の認定審査会の委員定数を定める条例が上程されておりますが、報酬を特別職の報酬を定めた表につけ加えるために条例の一部を改正するものであります。 具体的には、委員で医師・歯科医師については2万 800円、それ以外の方は1万円であります。 審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  以上、総務常任委員会の報告といたします。 ○議長  これより質疑に入ります。 ただいまの総務常任委員長報告に対し質疑ございませんか。 19番五十嵐 諒議員。 ○五十嵐 諒議員 今総務常任委員長の方から報告がありました議第2号と議第3号に関連しますので、私の方から若干質問させていただきたいと思います。  この条例案は、県の資料もありますが、2003年6月に国会で武力攻撃事態対処法という法律が成立されたことによって出てきた内容なわけであります。ここにありますように、「武力攻撃に伴う」という問題があるわけですが、これは戦争を前提にした内容だと私は思いますけれども、そういったことを考えますと、総務常任委員会の議論の中で、憲法9条の意味、日本の場合は憲法9条では、こういった対処手段については武力には求めない、いわゆる平和外交によってやっていくんだというのが基本的な考え方になっているわけでありますけれども、こういった議論が総務常任委員会であったのかどうかだけお聞かせいただきたいと思います。 ○議長  12番小野健一郎議員。 ○総務常任委員長 お答えします。  総務常任委員会の審査の中では、日本国憲法第9条に関するものはありませんでした。 ○議長  ほかにございませんか。  (「なし」の声あり) ○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。  ここで、議第2号 南陽市国民保護協議会条例の設定について及び議第3号 南陽市国民保護対策本部及び南陽市緊急対処事態対策本部条例の設定についての議案2件に対し19番五十嵐諒議員より反対の討論の通告がございましたので、これを認めます。 19番五十嵐 諒議員。 ○五十嵐 諒議員 19番五十嵐 諒であります。 私からは、ただいまの総務常任委員長報告にある議第2号並びに議第3号に対し反対の立場から意見を申し上げます。  理由を申し上げます。  この法律は、さきの2003年6月、国会において、武力攻撃事態対処法など、いわゆる有事関連3法案成立に絡んで国民保護法が施行されたことによって、都道府県、市町村にその役割分担を求めてきているものであります。その内容は、あってはならない戦争ということを前提として、武力攻撃を受けた場合に国民の生命・身体・財産を保護するためのものなどという一見当たり前のようでありますが、少し冷静に考えてみますれば、私は全くばかげた法案であると思うものであります。 日本は、原子力発電所が国内に数多く存在しております。近代の戦争は核ミサイルの時代であります。この大量破壊兵器で日本国内の原発が数カ所破壊されたり日本の貨物船が破壊されただけで、日本の食料はストップし、美しい町並みも廃墟となってしまうことは確実であります。国民の生命・財産など守れるわけはありません。全くナンセンスと言うべきでありましょう。 国民保護法を政府が語るのならば、専守防衛に徹し、戦争への危機をつくり出さないことこそが政治の役割であり、真の国民保護でありましょう。日本の国は、いかなる立場から考えても、平和外交、国際協調の政策によってしか日本の国を守っていくことはできない現実にあります。 憲法9条の意味するところは、有事への対処手段を武力に求めず、専ら平和外交による国際協調で有事を回避することを前提にしていることを日本人は忘れてはなりません。 理由の二つ目に、日本は世界の中でもトップの地震の多い国であります。国や県、市町村が最も力を入れるべきことは、世界で一番災害に強い国づくりを進めることこそが大切だということであります。新潟地震の教訓、そしていまだ復興に大きな労力と財源を必要とされております。国民が求めていないことに行政も住民も労力とお金を注がされるような法律の施行は必要ではありません。 以上、理由を簡単に申し上げました。 国の法律とはいえ、国民保護は戦争に対してではなく災害に対して対処していただく内容になることを切に願って、反対討論といたします。 ○議長 ほかに討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行いますが、反対討論がございましたので、分割して採決を行います。  まず、議第2号 南陽市国民保護協議会条例の設定について及び議第3号 南陽市国民保護対策本部及び南陽市緊急対処事態対策本部条例の設定についての議案2件について採決を行います。  起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。  それでは、採決を行います。  議第2号及び議第3号の議案2件について、原案に賛成の議員の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長  起立多数であります。よって、議第2号及び議第3号は、原案のとおり決しました。  次に、議第2号及び議第3号を除く議第1号から議第37号までの議案8件について採決を行います。 ただいまの議案8件について、先ほどの総務常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、議第2号及び議第3号を除く議第1号から議第37号までの議案8件は、総務常任委員長報告のとおり決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (文教厚生常任委員長報告)  日程第11 議第 4号から  日程第18 議第20号まで計8件 ○議長  日程第11 議第4号 南陽市障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例の設定についてから日程第18 議第20号 南陽市ライフル射撃場の指定管理者の指定についてまでの議案8件を議事の都合により一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案8件について、文教厚生常任委員長の報告を求めます。  文教厚生常任委員長 漆山鏗一議員。  〔文教厚生常任委員長 漆山鏗一議員 登壇〕 ○文教厚生常任委員長  私から、文教厚生常任委員会の報告を申し上げます。  本定例会におきまして当委員会に付託されました議案8件について、日程に従い、去る3月8日午前10時から全員協議会室において、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 初めに、議第5号 南陽市斎場しらぎく設置条例の設定について申し上げます。 南陽市の斎場は、大正10年に宮内地区に建設されましたが、施設の老朽化により平成7年からは長井市緑ケ丘斎場を借用し、現在に至っております。その後、建設計画が進められ、本年度末に完成を迎えるわけであります。 本案は、平成18年4月1日から供用開始予定の南陽市斎場しらぎく設置に伴い、その運用及び使用料等を定めるために条例を設定するものであります。 建設中の斎場を視察しながら慎重に審査いたしました。委員からは、業務委託の内容、業者選定方法などの質疑が出され、特に動物火葬の受付等については事前にPRしながら周知徹底すべきとの意見が出されました。 審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議第4号、議第8号、議第14号の3議案は、いずれも障害者自立支援法の施行に伴う改正であることから、一括して審査いたしました。 議第4号 南陽市障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例の設定については、同支援法の施行に伴い、障害程度区分認定審査会の委員の定数を定めるため、新たに条例を設定するものであります。 議第8号 南陽市障害者ホームヘルパー派遣事業に関する条例を廃止する条例の設定についても、同支援法の施行に伴い、精神障害者を対象とする家事・介護等の在宅福祉支援サービスが精神障害者を含め介護給付に移行するため、条例を廃止するものであります。 議第14号 南陽市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例の制定についても、同支援法の施行に伴い、同法に関する事務を福祉事務所の所掌事務に加えるため、条例の一部を改正するものであります。 審査の結果、関連する3議案は、いずれも当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議第7号 南陽市生涯学習ホーム設置条例を廃止する条例の設定について申し上げます。 このホームは、生涯学習施設として昭和62年に設置されました。その後、中央公民館や蔵楽等の施設が整備されたことにより、本来の目的が終了し、廃止するものであります。 審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議第15号 南陽市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 本案は、国民健康保険運営協議会の委員に被用者保険等保険者を代表する委員1名を新たに加えるなど、委員の定数を変更するための改正であります。 審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  次に、議第16号 南陽市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 本案は、介護保険法の改正による第3期南陽市介護保険事業計画に基づき、保険料区分等の変更と保険料の見直しを行うための改正であります。 委員からは、改正の経緯や今後の推移等の質疑が出されました。今回は、平成18年から20年までの高齢者推計や認定状況を勘案し策定されたものであること、また保険料引き上げの理由は、要介護・要支援認定者の増加とともに介護サービス利用者の増加が大きな理由とのことでした。 審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  次に、議第20号 南陽市ライフル射撃場の指定管理者の指定について申し上げます。 本案は、地方自治法並びに南陽市指定管理者手続条例の規定により、「南陽市ライフル射撃場」の指定管理者を「山形県ライフル射撃協会」に指定するためのものであります。なお、指定期間は平成18年から23年までの5年間とするものであります。 委員からは、指定管理者選定の経緯や今後締結される協定書の内容等について質疑が出されました。選定方法は、実績と競技の特殊性から公募によらず候補者を選定したこと、また利用料金制を導入し、基本的には指定管理料で施設を運営するとのことでありました。 審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  以上、文教厚生常任委員会の報告といたします。 ○議長  これより質疑に入ります。 ただいまの文教厚生常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。 13番佐藤 明議員。 ○佐藤 明議員 ただいまの文教厚生常任委員長の報告に対しまして、何点か質問をしたいと思います。  今回新たに保険料が引き上げられると。現在 3,459円から 3,926円ということで 467円ほど引き上がるわけであります。これが介護保険料の基準の月額となっているわけであります。3年前に第2期の南陽市の介護保険の事業計画が策定されまして、このとき、さっき言いましたように大幅に増加された、そのことによってかなり負担が強いられる、こういう状況であったわけですけれども、さらに今回の引き上げによって、施設の入所者、あるいはさまざまな利用をしている施設に対して退所者が出てくるのではないかというふうな、一般質問でも質問したわけですけれども、こういった内容等の話は出されたのか、その辺をお尋ねしたいと思います。 ○議長  7番漆山鏗一議員。 ○文教厚生常任委員長  お答えいたします。  いろいろな角度から委員会では議論になりました。今後の見通し、それから実態の説明、それからどういう協議会があるのかとか、さまざまありましたが、要するに要支援認定者の近年の増加数や、それから介護サービスの利用者の増加数等がございまして、 3,459円から 467円値上げの 3,926円、これもやむを得ないというような委員の意見がございまして、審査の結果、先ほど申し上げたような結果になった次第であります。 ○議長  13番佐藤 明議員。 ○佐藤 明議員 言っている質問とちょっと食い違った答弁であったわけですけれども、つまり今回の引き上げ等によって負担を強いることになるわけですけれども、現在利用されている入所者、あるいは通所者がおられるわけですけれども、こういった人たちに対してどのような影響があるのかと、このような質問をしたわけですけれども、その辺の実態等について議論されたのかどうかということをお尋ねしたわけです。その辺、さまざま議論されたというようなお話でありますが、その辺どうでしょうか。 ○議長  7番漆山鏗一議員。 ○文教厚生常任委員長  現在入所なされている方に関する部分の質問は委員会では出ませんでした。(「出ました」の声あり) ○議長  13番佐藤 明議員。 ○佐藤 明議員 委員の中から「出た」という話があるわけですけれども、その辺の内容等について、議長の方から所管の方の課長に対しまして説明方をお願いしたいと思います。 ○議長  ただいま13番佐藤 明議員より当局の説明を求められておりますが、7番漆山鏗一議員、よろしいですか。 ○文教厚生常任委員長  はい、じゃあひとつお願いいたします。 ○議長  土屋課長。 ○長寿医療介護課長  お答え申し上げます。  第3期計画の中で、低所得者に対しての処遇・配慮、これについてもいろいろと論議されたわけであります。その中で、国は新しい改正法で6段階の保険料の区分を設けたということでございます。南陽市の場合は、現在、6段階で保険料の設定をしております。これを低所得者対策という関係から7段階を採用いたしまして、第1段階の生活保護関係、そして第2段階の老齢福祉年金の低所得者に対しての配慮を行ったということで、これらの状況に応じて保険料の設定をさせていただきました。以上でございます。 ○議長  3回ですが、特別許可をします。今ちょっと答えが違ったようですから。  13番佐藤 明議員。 ○佐藤 明議員  質問とちょっと課長の答弁が違うようですけれども、それは結構ですけれども、やっぱりこれは大事な問題でありまして、一般質問でも再三質問したわけですけれども、県内でいろいろアンケート調査の中でも出ているわけですけれども、そういったことのないように指導も含めて対処していただきたいと思います。  私は、ただいまの案件について反対の立場を表明したいと思います。以上です。 ○議長  ほかに質疑ございませんか。  (「なし」の声あり) ○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。  ただいま13番佐藤 明議員より議第16号 南陽市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について反対の表明がありましたので、分割して採決を行います。 最初に、議第16号 南陽市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。 起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。 それでは、採決を行います。  議第16号について、原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長  着席ください。 起立多数であります。よって、議第16号は原案のとおり決しました。 次に、議第16号を除く議第4号から議第20号までの議案7件について採決を行います。 ただいまの議案7件について、先ほどの文教厚生常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、議第16号を除く議第4号から議第20号までの議案7件は、文教厚生常任委員長報告のとおり決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (産業建設常任委員長報告)  日程第19 議第 9号から  日程第22 議第19号まで計4件 ○議長  日程第19 議第9号 南陽市白鷹山高原牧場の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の設定についてから日程第22 議第19号南陽スカイパークの指定管理者の指定についてまでの議案4件を議事の都合により一括議題といたします。 ただいま議題となっております議案4件について、産業建設常任委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員長 長谷部俊一議員。 〔産業建設常任委員長 長谷部俊一議員 登壇〕 ○産業建設常任委員長  私から、産業建設常任委員会の報告を申し上げます。  本定例会において当委員会に付託されました議案4件について、日程に従い、去る3月7日午後1時から 401・402会議室において、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 初めに、議第9号 南陽市白鷹山高原牧場の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の設定について申し上げます。 白鷹山高原牧場は、昭和38年に草地造成され、以来、旧宮内町時代から引き継がれてきた牧場ですが、昭和49年をピークに牛の上牧頭数が年々減ってきており、近年の酪農事情の変化により今後も上牧頭数がふえることは見込めず、牧場の健全な経営は困難なことから、このたびの白鷹山高原牧場の用途廃止に伴い、本条例を廃止するものであります。 委員より、廃止後の草地・施設等の利用について質問がありましたが、今後も畜産団体と協議をしながら畜産振興のために役立てていくとの当局の説明を了とし、審査の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議第17号 南陽市企業誘致促進条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 企業が新たに事業所等を新設・増設した場合、低開発地域工業開発促進法に基づき、事業に供する資産に係る固定資産について3年間の課税免除を行っておりました。 本条例は、企業誘致の促進と雇用の増大を図るため、事業に供しない資産について課税される固定資産税分を奨励金として交付していたものであります。 このたび、南陽市低開発地域工業開発地区固定資産税免除条例が廃止されることに伴い、これまで低工法で市内全域を対象としていたものを農村地域工業等導入促進法に基づき、農工団地のみの地区指定となるため、条例の一部を改正するものであります。 審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。  次に、議第18号 ハイジアパーク南陽の指定管理者の指定について申し上げます。 本案は、地方自治法及び南陽市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の規定により、「ハイジアパーク南陽」の指定管理者を「株式会社ハイジアパーク南陽」に指定するため、議会の議決を求めるものであります。  当局より、今までの経験や実績などのほか会社設立の目的や株主を初め現在そこで働く社員がいることに配慮することが重要な課題であることから公募によらず候補者を選定したこと、また指定期間は平成18年から平成23年までの5年間とすることの説明がありました。 委員より、株式会社ハイジアパーク南陽を管理者として指定するに当たり、単年度収支の黒字経営が確保できるよう会社に対し、さらなる企業努力を望む声が出されましたが、審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、議第19号 南陽スカイパークの指定管理者の指定について申し上げます。 本案は、地方自治法及び南陽市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の規定により、「南陽スカイパーク」の指定管理者を「南陽市スカイレジャー振興協議会」に指定するため、議会の議決を求めるものであります。 当局より、特殊なスポーツにおける専門的なノウハウ及びこれまでの実績などから公募によらず候補者を選定したこと、また指定期間は平成18年から平成23年までの5年間とすること、管理を行うための経費はすべて利用料金で賄い、南陽市からの支出金は支出しないことの説明を受け、審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、産業建設常任委員会の報告といたします。 ○議長  これより質疑に入ります。 ただいまの産業建設常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。  お諮りいたします。日程第19号 議第9 号 南陽市白鷹山高原牧場の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の設定についてから日程第22 議第19号 南陽スカイパークの指定管理者の指定についてまでの議案4件については、産業建設常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、議第9号から議第19号までの議案4件については、産業建設常任委員長報告のとおり決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (予算特別委員長報告)  日程第23 議第26号から  日程第32 議第35号まで計10件 ○議長  次に、日程第23 議第26号 平成18年度南陽市一般会計予算から日程第32 議第35号平成18年度南陽市水道事業会計予算まで予算案10件を議事の都合により一括議題といたします。 ただいま議題となっております予算案10件について、予算特別委員長の報告を求めます。 予算特別委員長 小林武夫議員。  〔予算特別委員長 小林武夫議員 登壇〕 ○予算特別委員長  予算特別委員会の御報告を申し上げます。  本定例会において当委員会に付託されました案件は、平成17年度各会計補正予算5件及び平成18年度各会計当初予算10件の計15件であります。 このうち平成18年度当初予算10件について、去る3月13日に審査を行いました。 当委員会は議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみ御報告させていただきます。  議第26号 平成18年度南陽市一般会計予算  議第27号 平成18年度南陽市国民健康保険特別会計予算  議第28号 平成18年度南陽市財産区特別会計予算  議第29号 平成18年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算  議第30号 平成18年度南陽市育英事業特別会計予算  議第31号 平成18年度南陽市下水道事業特別会計予算  議第32号 平成18年度南陽市老人保健特別会計予算  議第33号 平成18年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算  議第34号 平成18年度南陽市介護保険特別会計予算  議第35号 平成18年度南陽市水道事業会計予算  以上、当初予算10件は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、予算特別委員会の報告といたします。  終わります。 ○議長  ただいまの予算特別委員長報告に対し質疑ございませんか。  (「なし」の声あり) ○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。  ここで、議第26号 平成18年度南陽市一般会計予算に対し13番佐藤 明議員より反対討論の通告がございましたので、これを認めます。 13番佐藤 明議員。 ○佐藤 明議員 私は、予算特別委員長報告の議第26号 平成18年度南陽市一般会計予算に対しまして、反対の立場から討論を行うものであります。 長引く不況の続く中で、市民の暮らしと営業は依然として深刻な状況が続いております。ここ10年来、市で誘致した企業を初め多くの企業が残念ながら廃業・倒産など、さらに地元商店も、市の統計資料でも明らかなように、平成3年次と比べてみても売り上げは落ち込み、 100数件の商店が転・廃業を余儀なくされております。その対策も緊急の課題となっております。 農業も深刻であります。米の一層の輸入自由化を前提として、米の安定供給の責任を放棄し、生産流通を市場原理にゆだねる米政策改革大綱の実施。さらに、高齢化問題、後継者問題など、南陽市では新規学卒者もここ五、六年でわずか10数名であります。食糧自給率の向上、日本の民主的改革の一つとして農業を基幹的な生産部門に位置づけ、農は国のもと、食は命のもと、それを支える家族経営が成り立つ農政に転換することこそ必要ではないでしょうか。 また、雇用問題も深刻であります。市内の失業者も四、五百人とも言われております。労働者の雇用も不安定となっております。失業者の再就職も極めて困難な状況が依然として続いておるわけであります。 こういう状況の中で介護保険の問題があるわけでありますが、私も再三介護保険問題について質問をしてまいりました。しかし、残念ながら依然として引き上げの連続が続いていると言わざるを得ません。今回の保険料の引き上げも残念な結果でありますが、非常に困っている状況が続いているのではないかと、このように思っております。これからの介護保険の充実が一層強く求められていると思います。 次に、ハイジアパークの問題でありますが、私もこれまで指摘をしてまいりました。今まで経営補助金あるいは損失補償などを行ってまいりました。公設民営とはいえ、なぜそれほどまでに一民間企業にしなければならないのか、市民も疑問と不信を抱いております。今回の管理委託の負担は、今までも指摘をしてまいりましたが、際限のないものであると思います。 さらに、消費税の市への転嫁の問題であります。この問題も再三指摘をしてまいりましたが、一般会計の手数料・使用料の市への負担の転嫁の問題は、これは一般会計分は上納する必要はありませんから消費税の上乗せはやめるべきだと思うわけであります。 このような状況の中で、小泉内閣の三位一体改革による地方交付金の削減、補助負担金の削減は、地方自治体にとって予算編成に大変な困難を来しております。全国各地の地方自治体あるいは地方公共団体などから批判と抗議が上がったのは当然であります。地方交付税は、福祉、教育など、国民の権利である一定水準のサービスをどの自治体も提供するよう国が財政を保障する制度であります。国庫補助負担金も約7割は福祉や教育への国の義務的支出であり、地方への財源保障のもう一つの柱であります住民サービスの維持と自治体運営を脅かす地方交付税と国庫補助負担金の削減に反対し、地方自治法の精神と地域住民サービス向上に一層の努力をすることが今こそ求められていると思います。申し上げましたが、議員各位の皆さんの御賛同をお願い申し上げまして、私の反対の討論といたします。 ○議長  ほかに討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行いますが、ただいま反対討論がございましたので、分割して採決を行います。  まず、議第26号 平成18年度南陽市一般会計予算について採決を行います。 起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。 それでは、採決を行います。 議第26号について、原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長  お座りください。 起立多数であります。よって、議第26号は原案のとおり決しました。 次に、議第26号を除く議第27号から議第35号までの予算案9件について採決を行います。 ただいまの予算案9件について、先ほどの予算特別委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、議第26号を除く議第27号から議第35号までの予算案9件は、予算特別委員長報告のとおり決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~  日程第33 発議第1号 道路整備予算の確保に関する意見書の提出について ○議長  日程第33 発議第1号 道路整備予算の確保に関する意見書の提出についてを議題といたします。  ここで、提案理由の説明を求めます。  4番長谷部俊一議員。  〔4番 長谷部俊一議員 登壇〕 ○長谷部俊一議員  私から、発議第1号 道路整備予算の確保に関する意見書について、提案理由を申し上げます。  道路は、まちづくりを支え、活力ある地域づくりや安全で快適な生活環境づくりを推進するために最も重要な役割を果たすものであり、道路整備は重要かつ緊急の課題であります。  南陽市は、山形南部における交通の要衝の地にありますが、本市並びに周辺における道路整備の実態は、東北中央自動車道、新潟山形南部連絡道路の高規格道路においては、一部供用のみで未整備区間が多く寸断状況にあるなど、全線整備を求める声には切実なものがあります。  また、災害時の緊急輸送路となる幹線道路の整備、事故多発区間や渋滞の解消を図る道路整備、雪や災害に強い道路整備等々がまだまだ途上であり、早急に推進することが求められております。  このような状況下で道路整備を着実に計画的に推進していくためには、財源の確保がぜひとも必要です。道路特定財源は道路整備をするための財源であり、それを一般財源化することは地方都市における今後の計画的な道路整備の推進に極めて重大な影響を及ぼすものであり、容認できません。  よって、受益者負担の原則に基づいた道路特定財源は、その全額を道路整備に充当するとともに、道路整備が必要な地域へ重点配分するよう、別紙意見書を国の関係機関に提出するものであります。  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願い申し上げます。以上です。 ○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第1号は、産業建設常任委員会全員の賛成を得て提案されたものであります。よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第1号は委員会付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。  (「なし」の声あり) ○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。  (「なし」の声あり) ○議長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。  お諮りいたします。発議第1号 道路整備予算の確保に関する意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第1号は、原案のとおり可決いたしました。  最後に、お諮りいたします。本定例会において議決されました議案の中で整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長  御異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。  以上をもって本定例会に提案されました議案の審査はすべて終了いたしました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~       市長あいさつ ○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長。  〔荒井幸昭市長 登壇〕 ○市長  3月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  本定例会におきましては、御提案いたしました全議案とも御可決、御承認、御同意いただきましたこと、まずもって厚く御礼を申し上げる次第でございます。  本定例会におきましては新年度の施政方針を述べさせていただきましたが、特に第4次総合計画後期基本計画、後ほどの全協でお渡しいたしますが、計画に沿って効果的で効率的な行財政運営に努めながら、安全で安心なうるおいのあるまちづくりをより一層進めてまいりますので、議員各位のさらなる御指導、御協力をお願い申し上げます。  さて、この冬の豪雪では、県を初め県内の全市町村が豪雪対策本部を設置し、その対応に当たったところでございます。本市でも昨年の12月28日に設置して対応してまいりましたが、おかげさまで3月6日付で解散をいたしたところでございます。しかしながら、積雪が平年を大きく上回っているところもありますので、融雪災害等についても迅速な対応をいたしていかなければならない、このように考えております。 結びになりますが、本年度も残すところわずかとなりました。完了いたしました事業も含めまして、今年度の事業も順調に進んでおります。 これも議員各位より御理解を賜っているたまものと衷心よりお礼を申し上げたいと存じます。今後とも御指導、御支援をよろしくお願い申し上げまして、閉会に当たり一言の御礼とさせていただきたいと思います。 御苦労さまでした。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~       閉      会 ○議長  これをもちまして平成18年南陽市議会3月定例会を閉会いたします。 一同、御起立願います。  御苦労さまでした。    午前11時10分  閉  会