平成20年9月16日(火) 予算特別委員会 10:00~11:50 ─────────────────── 本日の会議に付した事件  議第58号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第3号)  議第59号 平成20年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  議第60号 平成20年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)  議第61号 平成20年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)  議第62号 平成20年度南陽市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)  議第63号 平成20年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)  議第64号 平成20年度南陽市出産祝事業特別会計補正予算(第1号)  議第65号 平成20年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  議第66号 平成20年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)  議第67号 平成20年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開      会 ○委員長(殿岡和郎委員)  おはようございます。   御着席願います。   これより予算特別委員会を開会いたします。   ただいま出席されている委員は17名であります。   なお、本日の会議に遅刻する旨、通知のあった委員は、2番、片平志朗委員であります。   これより予算の審査に入ります。   本委員会に付託されました案件は、平成20年度補正予算10件であります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第58号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第2号) ○委員長  初めに、議第58号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について審査を行い ます。   当局の説明を求めます。   樋口一志企画財政課長。 〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕 ○企画財政課長  〔平成20年9月定例会 予算に関する説明書により 議第58号について説明〕省略 別冊参照。 ○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。   質疑、答弁はページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願い 申し上げます。   これより質疑に入ります。   補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。   最初に、歳入全般について、10ページから13ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、次に移ります。   歳出に入ります。   第1款議会費から第6款農林水産業費の14ページから19ページまでについて質疑ございません か。   佐藤委員。 ○佐藤 明委員  何点か質問いたします。   最初に14ページの第2款の総務費7目の企画費に関連いたしまして、合併問題等について、何 点か質問させていただきます。   せんだっての新聞、テレビ報道を見ますと、長井市長の内谷市長から川西町あるいは南陽市の 首長さんに合併の呼びかけ等があったわけですけれども、今までの議会答弁ですと、塩田市長は御 承知のように高畠町、川西町、南陽市の1市2町の合併、あるいはその後、置賜病院の枠だけの2 市2町と、こういうふうな経過をたどってきたわけでありますが、市民サイドから見れば、本当の 気持ちはどうなのかなと、こういう声もあるわけですけれども、その真意をまず最初にお聞かせを いただきたいというふうに思います。 ○委員長  市長。 ○市長  佐藤委員の御質問、真意ということでありますが、私は従来から申し上げていますよう に置賜地区の均衡ある発展ということを考えた場合は、やはり三局体制が望ましいのではないかな と、こう思っております。   しかし、そうした理想どおりになかなか世の中、いかないというのが現状でありまして、合併 というのは、御承知のとおり、相手があるわけでございますので、環境が整わなければできない、 理想がだめならすべてだめかと、こういうことではございませんので、今、可能なあるいはいつも 私が言っているのは、実現可能な枠組み、現実的で実現可能な枠組みを模索していきますよと、こ ういうことでありますので、第二弾として、今、出ている2市2町、言うなれば病院枠組みという のも一つの選択肢であると、こういうような思いで、今、やっているところであります。   したがって、ベストがなくてもベターな体制とか、第一弾、第二弾、将来的にはもっと大きな 枠組みになるかもしれませんので、今回は第一ステージと、後々さらにバージョンアップをして、 第二ステージ、第三ステージというものがあるのかなと、こんなふうに思っておりますが、今の段 階では何とも言えません。とりあえず、今、私が考えているのは、病院枠組みを何とかできないか なと、こういうことであります。 ○委員長  佐藤委員。 ○佐藤 明委員  これ、内谷長井市長は、御承知のように2市2町だけの問題でなくて、白鷹、 今度町長選挙があるそうですけれども、白鷹町にも呼びかけをしていきたいというふうに報道があ るわけですけれども、今、市長がおっしゃるとおりだと思うんです。これは、私もせんだっての予 算委員会等でも質問をしたからわかるんですが、しかし、実現可能だか、可能でないか等について は、今の段階で、例えば川西を見たって、高畠を見たって、あるいは飯豊、それからもう一つは長 井、いずれにしても実現可能かなというような問題があるわけですね。ですから飯豊まで含めると、 かつて南陽市でもこれは企画課でしたか、アンケートなどをとりながらした経過があるわけですけ れども、こういった経過を見ますと、飯豊とか、そういった町とは、合併はうまくないというふう なわずか数%、こういう結論が出ているわけですね。そういった自治体とも、果たして実現可能か どうか、非常に疑問を持っているわけですけれども、その辺はどうでしょうかね。 ○委員長  市長。 ○市長  将来的には3市5町、これは国の動きも関係しますが、例えば道州制というような制度 になった場合には、当然置賜は1つだと、こういうふうなことになるだろうと私は思っております。 そのための準備といいますか、受け皿づくり、これは非常に大事だということですね。お話しされ たように白鷹町あるいは高畠町もその状況によっては、いつでも加入できるような受け皿づくりを しておくことが大事ではないかなと、こう思って今、進めているわけでありまして、今は確かにそ ういうふうなこともありますが、過去、過去というか5年前のアンケート調査とは、現在は相当変 わっています。我々の置かれた状況がね、各自治体の財政状況もしかり、各地域の人口動態もしか り、さまざまなものが変わっておりますので、やはりその時々において、きちんとした対応をしな ければならないし、将来的にはどうにもならなくなって、何とかということでは、時既に遅しと、 こういうことになっては困るので、10年、20年あるいは50年後もある程度安心して、後世に我々の つくった社会を継承していただけるような社会をしっかり構築して、次の世代に渡してやるという ことが大事なのではないかなというふうに思っています。   いずれにしても、一時は大変なんです。どうせ大変になるなら、早く取り組むということが大 事ではないかなというふうに私は思っております。   いずれにしても、すぐに効果が出るというわけではありませんので、南陽市はそういう意味で は、昭和の大合併以降、昭和42年に12年たって再度合併した、いちばんそういう経験もありますの で、せっかく取り組むのであれば、その経験を生かして、早くやったほうがより早くその成果があ らわれるという意味で、今、我々は決断しなければならない立場にあるのかなと、こんなふうに思 っておりますので、ぜひ御理解いただきたいというふうに思います。 ○委員長  佐藤委員。 ○佐藤 明委員  この新聞報道ですけれども、任意協議会の設置に向け、前向きに検討するテー ブルについたと、こういうふうに報道されております。それは、事実かどうか、第1点。   それから、川西町長ですけれども、非常に難しいのではないかと、このようにせんだっての川 西の議会の一般質問で答弁されたと、こういうお話を聞いておるんですが、まさにばらばらではな いのかなと、このように思うわけですが、重ねて答弁を求めたいと思います。 ○委員長  市長。 ○市長  確かに、温度差はあるかもしれませんが、せっかくどうせ取り組むんなら、本気になっ て取り組むのか、時間切れを期待して取り組むんだったら、最初から取り組まないほうがいいわけ ですから、私としてはやるんなら、できるだけ早くしっかりと、県も入れて取り組んでほしいと、 こういうことをお願いしました。   川西の町長の発言については、私が言っているわけではございませんので、その真意のほどは よくわかりませんが、いずれにしても、4人でお話をしたときには、とりあえず慎重には取り組ま なければならないけれども、しっかり実現できるように頑張りましょうと、こういうことでありま すので、私としては全力を尽くしてやっていきたいと、こう思っております。 ○委員長  佐藤委員。 ○佐藤 明委員  最後にもう1点だけお尋ねしたいんですが、もしそうならば、そういう市長の 思惑があるならば、やはり地域住民にさまざまな形で意見を聞くと、あるいはアンケート調査をす るなり、そういったことも非常に大事かと思うんですね。ですから、私はどういう枠組みか市長の 思惑はわかりませんが、そういうこともあり得るのではないかなと、このように思うわけですが、 その辺はいかがでしょうか。 ○委員長  市長。 ○市長  おおせのとおりでございまして、これからあります生き生きトーク等で、特にこの合併 問題については、地域の皆さん方に御理解を求める対応をしていきたいと。   さらには、各課長さん方にも御協力いただきながら、さらに、細かい小さな規模で説明会なん かもできるようにしたいなと、こう思っております。そうしたさまざまな予備知識を持っていただ いた段階で、アンケートとかそういうことに必要であればやりたい、余り早くしっかりした判断が できないうちに、アンケート調査をやっても余り意味がないのかなと、こう思っておりますので、 その辺はしっかり対応していきたいと。ただしっかりということと、ただ長く時間をかけるという ことでは違いますので、中身、密度を濃くして頑張ってやりたいと、こう思っておりますので、よ ろしく御協力と御理解をいただきたいというふうに思います。 ○委員長  佐藤委員。 ○佐藤 明委員  それは報道でもわかりました。   それで、第3款の16ページの民生費とそれから6款の農林水産費について、質問したいんです が、民生費に関連いたしまして、御承知のように、今、原油の高騰によってあらゆる分野において、 非常に負担を強いられていると、これは商工関係も含めて、農業、農林、それから運送業含めてす べての分野に大変さが増していると、こういう状況があるわけですね。   せんだっての一般質問でも質問したわけですけれども、白鷹町で単独で農業者に対する二百数 十万の独自の予算を組んで対応していると、こういうお話でありました。しかし、市長答弁は金が なくてできないと、こういうふうな答弁であったわけですけれども、ならば農業者だけでなくて商 工者も含めて利子補給とか、あるいは貸付制度の拡充とか、そういう方法もあるのではないのかな と、このように思うわけですが、その辺はいかがでしょうか。   それから、もう1点ですが、民生費の関係で言いますと、たしか昨年の12月、非課税世帯に対 してさまざまな補助制度をしたと、国の制度と市独自のあわせてそういった対策を講じたと、こう いう経過があるわけでありますが、今年度の計画等について、どのようにお考えか、お尋ねしたい と思います。 ○委員長  市長。 ○市長  佐藤委員の御質問の中で、金がなくではなくて、農業者だけじゃないので、全体のあら ゆる経済産業界が大変厳しい状況にあるので、それらとの整合性をどうやってとれるか、ここが問 題ですよと、こういうことであります。最近、少し原油も下がりぎみで、どういうふうにこれから 推移していくかわかりませんが、可能であれば、そういった利子補給などはしてまいりたいと、こ う思っております。   それから、民生費関係では、去年と同じように生活困窮者といいますか、低所得者に対する灯 油の支給とか補助というものについては、ことしも同じように対応していきたいと、こう思ってお ります。細部にわたっては、まだこれから少し調査、整理をしなければならない部分がございます ので、どういう方法で具体的にやるかということについては、もう少し時間をいただきたいという ふうに思います。 ○委員長  佐藤委員。 ○佐藤 明委員  農林関係については、簡単に言うと、ここでの話だからですけれども、金がな いからそれはしないと、簡単に言うとそうだと思うんですよ。それから、市長は、そういうふうな 言いわけをしますけれども、これは、ただ、そこで問題なのは、だからといって、何もしなくても いいのかなというふうに思うわけですけれども、ちょっと答弁がなかったんですけれども、貸付制 度の問題とか、利子補給の問題、さっき答弁なかったんですけれども、もう一回、悪いけれど、私、 聞き漏れしましたので。 ○委員長  市長。 ○市長  申し上げますが、利子補給であったり、そういった制度については、少し調査はします けれども、具体的に対応できるのかどうかも含めて、検討させていただきたいと、こういうことで あります。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。   田中委員。 ○田中貞一委員  18ページ、6款、農林水産業費の佐藤明委員の質問に関連して質問を申し上げ ます。   現在、JAのほうから農家のほうには、今年産のはえぬき1等米の買い入れ価格が1万2,300 円というようなことで提示になってきました。前年は1万二、三百円、今年はそれよりいいという ことなんですけれども、ただ、やはり燃料が非常に上がっている、先々どこまで下がるか非常に不 透明だという中で、一番問題になっているのは、生産費が非常に上がっている、肥料が大体このJ A山形おきたま、全国でも一番大きい組織ですけれども、このスケールメリットを最大限に生かし たところでも、前年対比平均で160%でございます。特に、化学肥料、燐酸、カリ分を多く含む化 学肥料のものが、軒並み、倍増近いような値段になっている、そのかわり有機スズ肥料、魚かすや 骨粉とか、そういったものを使っている肥料のほうが、大体キロで1キロ当たり140円台が150円台 というようなことで、割合上がらないんですけれども、もともとのベースが高いというようなこと がありますので、非常に経費が圧迫するということは間違いない現状でございます。   やはり、今、佐藤委員もおっしゃられたように、佐藤委員は利子補給云々というようなことを 言われておりました。しかし、過去の農林課の課長に聞くとわかるんですけれども、いろんな災害 のときのそういった利子補給云々ということになりましても、なかなか利用する人が少ないという のが現状です。やはりここで行政として、この再生産できるような南陽市農業の根本を考えていた だきたいというふうに思うわけですけれども、それには、やはりある程度まとまったところでのひ とつの補助政策というものが、生きるのではないかなというふうに私は思うんですけれども、財政 がなかなか大変な時期ですけれども、再生産し所得を伸ばしてもらうということも大きなことだと 思いますので、その辺をひとつ市長の答弁を賜りたい。   それから、第4款衛生費の中で火葬場、しらぎくの火葬場の件ですけれども、今、当局のほう に、ときたま黒い、真っ黒い黒煙が上がるというような苦情は聞こえておりませんか。   これは、去年の暮れごろも1回聞きまして、今回も私のところに入りました。今回は特に下の ほうで子供たちが遊んでいるところで、火葬場の煙突から真っ黒い黒煙が上がって、子供らが遊ん でいるところと火葬場の黒煙がアンバランスが非常に大きく映ったというようなことで、お話をい ただきまして、いつのことかと聞いたけれども、なかなか日にちまで思い出さないようなあんばい だったんですけれども、何かそんな話もありますので、その辺もひとつやはり精査していただけれ ばというふうに思っております。   せっかく炉のほうも修理、ブロックですか、修理するというような予算も上げているようでご ざいますので、それぞれメーカーのほうでも、そういったことも徹底的にイメージが悪くならない ようにというようなことで、もしそういうことが何回かあったとするならば、ひとつお願いしたい というふうに思います。   まず、そんなことでひとつよろしく、市長のまず最初の答弁をひとつお聞かせください。 ○委員長  市長。 ○市長  農業問題につきましては、私も南陽市の農業、特に後継者対策等々いろいろと心配して おります。補償の関係については、どういうふうな制度があるのか、専門的な部分もありますので、 可能であればやってあげたいというような私の心境なんですが、その具体的な事務的なものにつき ましては、農林課長のほうから答弁させたいというふうに思います。   それから、斎場の黒煙については、ちょっと私も存じておりませんので、そういうことを市民 課のほうで把握しているのかどうか、もし問題があるとすれば、早速メンテナンスをさせるように 指示をしますので、その辺については、追って御報告させていただきたいというふうに思います。 ○委員長  伊藤市民課長。 ○市民課長  それでは、私のほうから斎場の件ですが、確かに委員おっしゃったとおり、2回ほ ど黒煙が上がったという報告は入っております。そちらのほうの原因なんですけれども、出棺する 際に酒好きな方が亡くなられたというとき、お酒を入れると、結構いっぱい入れるということがあ るようです。そのときに炉の中に入れて焼くという際に、高熱で焼くわけなんですが、不完全燃焼 というか、そういった形で黒煙が一時的に上がってしまったというような結果があったようです。 そんなことで、市民の方々にも、そういったことのないようにということで、なるべく注意書きは 書いてお渡しはするんですが、なかなか守っていただけないという部分がありますので、再度、回 覧などをしまして、注意を呼びかけているというところであります。   また、葬祭業者さんのほうにもお願いをして、その辺を注意していただくようにという話をし ておりますので、今後、その辺はなくなると思っております。   以上でございます。 ○委員長  農林課長。 ○農林課長  ただいま御質問の原油対策でございますが、置賜の各市町村でもそれぞれに考えて おりまして、私どもと調整をとらせていただいたところでございますが、残念ながら白鷹町さんで もやっているのは、水田経営所得安定対策のほうの加入者だけということで何とか、それも園芸ハ ウスをやっておられる人のみということで対応したいという考えがございます。   また、飯豊町につきましても、園芸ハウスにつきまして、差額を出したいということで、やっ ておられるそうですけれども、こちらにつきましては、Uターンの新規で来られた人のみと、それ も上限が1万円という金額だそうでございまして、1万円で本当に効果があるのかなという部分も 私どももちょっと内部で検討させていただいたところでございます。   天童市等でも、昨年行われておりましたけれども、農業関係の他部門の方々からの意見等もあ りまして、ことしは実施する見込みはないというような形でございます。   なお、原油等につきましては、市長が申し上げましたとおり、スーパー資金等々につきまして は、利子補給を現在も行っております。こちらのほうで利用いただけるものについては、ぜひ利用 していただきたいということで、認定農業者のほうのたより等で御案内しているところでございま す。   また、国の事業等につきましても、それぞれ2分の1等の事業が多く出ておりまして、そちら のほうでの対応ということで、それぞれの関係団体を通じて、啓蒙を図っているというところで、 現在おりますので、御了解のほどをいただきたいと存じます。 ○委員長  田中委員いいですか。 ○田中貞一委員  はい。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  次に、第7款商工費から第12款公債費の20ページから25ページまでについて質疑ありま せんか。   佐藤委員。 ○佐藤 明委員  20ページの第10款の教育費に関連いたしまして、学校の統合の問題等について、 質問させていただきます。   最初に、御承知かと思うんですが、旧文部省の通達が出されて久しいわけですけれども、当時 の文部省の初等中等教育局長並びに文部省の管理局長名で、各都道府県あるいは自治体の教育委員 会等に小・中学校の統合問題等についてというような通達が来ていると思うんですが、まず、どの ように認識をされておられるか、最初にお聞きをしたいと思います。 ○委員長  教育課長。 ○学校教育課長  ただいまの御質問についてでございますが、昭和30年代前半に公立学校の統合 方策についてというようなことで、当時の文部省から指針が出されております。   その後、昭和40年代後半になるかと思いますが、今、御質問のあった統合についての具体的な 配慮事項というようなことが、通達として出されております。その中に、やはり当時の全国的な状 況をかんがみたときに、やはり経済効率を優先した統合が進められていたというようなこともあり まして、その中で特に児童・生徒への配慮あるいはその保護者、また地域の皆さんへの配慮という ようなことが必要であるというようなことで、我々としては認識しているところでございます。   また、その際に統合の場合にやはり適正規模というようなところも踏まえまして、進めなけれ ばならないというようなことで、配慮しているところでございます。 ○委員長  佐藤委員。 ○佐藤 明委員  この通達等については、今で見れば非常に大事な文言が通達の内容になってい ると、私が常々言っている言葉がそのまま載っているのかなと、私も驚いたんですが、一つはさっ き課長もおっしゃったようにちょっと紹介します。学校規模を重視する余り無理な学校統合を行い、 地域住民等との間に紛争を生じたり、通学上、著しい困難を招いたりすることは避けなければなら ないと。   それから、小規模学校には教職員と児童・生徒との人間的な触れ合いや個別指導の面で、小規 模学校としての教育上の利点も考えられるので、総合的に判断した場合、なお小規模学校として、 存置し充実するほうが好ましい場合もあることを留意することと。   それから、もう1点でありますが、学校の持つ地域的意義等も考えて、十分に地域住民の理解 と協力を得て行うよう努めることと、このように、そのほかにも指摘しているんですが、なかなか 大した文書だなと、私、思います。   私も、前にも言ったようにやはり今の統合等の問題について、この南陽市の場合ですと、この 3月の庁議で決定して、そしてことしの8月の庁議で修正をして、そして決定をして、来年の4月 1日から吉野中が宮内中学校と統合すると、こういう運びになっているわけですね。ですから、こ の趣旨から言いますと、非常に問題があるのかなと、このように思うわけであります。   しかも、私が再三言っているように、つまり学校統合が子供たちの教育にプラスになるのか、 マイナスになるのか、そういう点で地域住民との合意、こういうことが大事だと。   それから、二つには、これも前にも言いましたが、学校というのは単に子供の教育にとどまら ず、その地域にとって、独自の役割があるんだと、そういう観点から計画はどうなのかと、こうい う立場だと思うんですね。   3番目には、住民の合意も得ているのかどうかですね、こういった問題が、ここの内容として 通達の中に出ていると、こういう観点から見ますと、今の南陽市の学校統合等について、合致して いるのかどうか、その辺はどうでしょうか。 ○委員長  学校教育課長。 ○学校教育課長  ただいまいろいろな部分で御指摘、御質問があったかというふうに思いますが、 まず初めに、総合的に考えたときにやはり今回の再編整備という事業が適切かどうかということに なろうかと思いますが、これまで学校教育課としても、PTAの役員の方、そして保護者皆様、ま た地域の方というような形で3段階でそれぞれ説明をさせていただきました。   その中で、当然我々としても、小規模校の教育を否定するものではございませんし、まして、 今現在の7つの中学校は、それぞれすばらしい力を発揮できているというのも地域の皆様、あるい はその保護者の皆様の御理解、御協力があってのものというふうに認識した上で、いかんせん少子 化の問題、その中での義務教育としての学校の持つ役割、そして教育の機会均等あるいは教育の一 定水準の維持ということを考えたときには、やはりこの場合、小規模校のよさを優先するよりも、 ある程度の規模のある教育集団の中で指導していくということが重要であるというようなこと、そ ういったことを説明をさせていただいたところでございます。   また、御案内のとおり、学校の校舎の耐震の問題がございます。これまでも議会の中でお答え をしてまいりましたが、そういった教育環境、安全面というようなことを考えたときに、この段階 で再編整備を遂行していかなくてはならないというようなことで、大変地域の皆様の御説明会、こ の間、地域によって多少人数の差があったというようなお話をさせていただいたところでございま すが、そういった説明会で、おいでいただいた方にもお話をして、やはり子供たちの安全を優先し て考えてほしいというようなこと、それから、教育環境のいわゆる学習面、点数ばかりでない学力 を向上させるというような観点からも御理解を賜ったものというふうに認識しているところでござ います。 ○委員長  佐藤委員。 ○佐藤 明委員  それでは、説明会を各地域でするというふうなお話がありますが、聞くところ によりますと、わずか数名という地域もあったそうであります。それは別にしても、つまり、私が 言いたいのは、基本的な見解を問いたいと思うんですね。   つまり、先ほど申しましたような通達は生きているわけですから、何回も言うようですが、せ んだっての一般質問等でも髙橋、川合両議員が学校の統合等について質問したわけですけれども、 これは、私が聞いている範囲では、本当はもっと言いたいけれども、なかなかうまくないなんてい うようなことを言えないような感じも受けたんですが、いわゆる地域から見れば、非常に不満、不 平を持っていると、こう議場では言わない、言わないというか、ちょっとおかしいんですけれども、 そういうふうに受け取れるんですけれども、だから私はせめて代弁をして言わなくてはならないと いうことで、あえて質問しているわけですけれども、非常に問題ありかなというふうに、今までの 経過を見ても、なぜ3月庁議で決定しておきながら、8月の議会で修正をして、そして決定をして、 4月1日から、次年度の4月1日から統合すると、余りにも拙速な状況かなというふうに私は思う んですが、その辺も含めて、答弁願いたいと思います。 ○委員長  学校教育課長。 ○学校教育課長  ただいま何ていいますか、地域に不満があるのではないかというような御指摘 だと思います。これまで、我々の説明会の中で、特に先ほどもお話がありました参加者が少ない地 域というのは、やはり不満も余りないものかというふうに認識しております。   そうした中で、さまざまな不安が、不満ではなくて不安があるというようなお声も賜ったとこ ろでございます。ですから、今の教育環境を考えたときに、校舎、本当に耐震問題を十分クリアし ていない危険な校舎で、これからまたさらに時間をかけて子供たちの安全も十分確保できないと、 万一地震が起きた場合にどういう対応をするのかというようなことを解決する、また小規模校のよ さよりも、集団のよさということを考えたというようなことで、今も御説明したわけですけれども、 そういったことを考えたときに、一刻も早く南陽市の子供たちの学力をレベルアップしていきたい というような思いがございます。そうしたことで、今後この事業につきましては、今、お話申し上 げたさまざまな不安があられるということも重々承知しておりますので、そういったことを十分解 決しながら、とにかく子供たちのほうに力をつけていくというような形で進めていきたいというふ うに考えているところでございます。 ○委員長  佐藤委員。 ○佐藤 明委員  課長、私思うんですが、確かに不満はないというお話ですけれども、不安はあ ると、表裏一体なんですよ。つまり、不安があるからこそ、市役所の幹部職員を目の前にして、一 般の市民はなかなか切り出せない部分もあるわけですね、正直聞いてみると。ここまでは出るけれ ども、なかなか言えないと、こういう状況もあるわけですよ、実際聞いてみると。言いたいんだけ れども、なかなか言えないと、やはり偉い人の前に行くと言えないと、私なんかも大いにあるわけ ですけれども、そういう点では不満あるいは不安、確かに不安は私はあると思う。だから、その不 安を解消するためにどういう手だてをするのかなと、ここの問題だと思うんですね。   つまり、学校を統合した場合、その後の問題が重要になってくるわけですね。例えば予算が通 った、条例案が通った、その後の対策というのが物すごい大事になってくるわけです。だから、不 安があるわけですよ。どういうふうなものを着ていくものだかとか、どういうかばんを持っていく のかとか、それは不安だらけだと思うんですね。だから、それを解消しない限り、不安を解消しな い限り、この統合等の問題について、やはり計画どおり実行したほうがいいんじゃないかなと、私 は思うんですがいかがですか。 ○委員長  学校教育課長。 ○学校教育課長  ただいま、またいろいろと御指摘いただきました点、大変ありがたいと思いま す。   それで、やはり不安の解消というためにも、この定例会で学校の設置条例等御可決いただきま したならば、直ちに準備委員会、その検討委員会を設置をいたしまして、これまでいただいたさま ざまな今、具体的にお話がありました制服とか、通学方法とか、あるいは学校名につきまして協議 をしていただくというようなことで考えてまいりたいと思います。   また、当初の予定どおりということでございますが、先ほども御指摘があって、私、お答えし なかったんですけれども、なぜ途中で修正したかというようなことだというふうに思います。これ は、当初の計画でそれぞれ御説明会を設けさせていただいて、こちらから説明をさせていただいた ところではございましたが、特に学校名、それから漆山中学校の安全確保について、手厳しい御意 見もちょうだいしたところでございます。そうしたところで、やはりもう一度庁議を行いまして、 計画を変更させていただきまして、御説明をさせていただいたというような経過がございます。   本来でしたらば、当初の計画どおりというようなことで進めるべきものかというふうに思いま したが、やはり今回、地域の方の御意見を伺ったところ、そうした子供たちの安全、それから学校 名に対する不安、そういったものを解消する上で、修正案をお示しして御理解をいただいたものと いうふうに考えているところでございます。 ○委員長  佐藤委員。 ○佐藤 明委員  私、思うんですが、例えば耐震化の問題等で前倒ししたと、こう言われている わけですけれども、実際南陽市では、課長も御承知のように教育委員会が市長に対して、教育委員 会の指針、方針を具申というか、したわけでしょう、当局に対して、これは平成13年でしたか、で すから、この期間大分長い間あるわけですけれども、この耐震化率、県内を見てみると非常に自治 体でも南陽市は悪いほうですね。今現在、耐震化率は御承知のように40.4%なんですね、4月1日 現在で、それは間違いないでしょう。ですから、13市のうちでも遅れてきているというふうな状況 があるわけですね。ですから、平成13年に答申したにもかからず、長い間、悪い言葉で言うとぶん 投げてきたと、こう言わざるを得ないわけですね。   なぜ、そうなってきているのか、私もわからないんですけれども、この間、さまざまな議会等 でも、私ばかりでなくて、いろいろな方が質問等あったわけですけれども、なぜできなかったのか、 こういったことも含めて、総括したのかどうか、非常に疑問なわけですね。ですから、私はそうい ったことについて、非常に何をやっているんでしょうと、こういうふうに思うわけですね。どうで しょうか。 ○委員長  学校教育課長。 ○学校教育課長  全く何もしてないということではございませんので、御理解をいただきたいと いうふうに思います。   学校の耐震化につきましては、話が長くなってしまいますが、平成7年の阪神・淡路大震災の 経験から、先ほどもお話ございました地震防災対策特別措置法というような法が整備されたわけで ございます。当初、やはり今で言う国交省が主になりまして進めた事業でございます。当然、学校 も入っていたわけなんですが、当時の文部省はなかなか財政的な部分で厳しいというような状況で、 本格的に市町村教育委員会等に通知が来るようになったのが、平成14年前後からかというふうに認 識しているところでございます。   それまで、やはりそういった耐震化を図る上で、耐震の判断をする技術者がなかなか養成でき ていなかったというようなことや、あるいは当然その担当者の基礎的な知識を身につけなければな らないというような期間もあったというようなことで、平成14年以降に強い指導が来るようになっ たわけでございますが、南陽市としては、早速平成16年から小学校の耐震優先度調査を実施してお ります。   また、昨年度には中学校の優先度調査というようなことで実施しておるわけでございますし、 当時、ちょうど13年2月に教育委員会から市長部局のほうに学校統合についての具申というような ことを行ったわけでございますが、当時、赤湯小学校の改築整備に市としても、全力を注がなくて はならないというような状況もございましたし、やはり教育委員会でお示しいたしました2校案に 対する1校案というようなこともございまして、そういった意見、調整がなかなかできなかったと いうようなところが背景にあるのかなというふうには認識しているところでございます。   したがいまして、この防災対策上も先ほどから申し上げておりますとおり、中学校のほうもか なり老朽化をしておりますから、統合という一つの手法を兼ねるといいますか、そういった形も使 わせていただきまして、耐震化の問題も何とかクリアしていきたいというふうに考えているところ でございます。 ○委員長  佐藤委員。 ○佐藤 明委員  だから、阪神・淡路大震災が平成7年、その後、さっき課長がおっしゃった法 が施行されたと。このたびは時限立法で3年間のうちに耐震化をするならば、補助率を上げますよ と、こういう運びになっているわけですね。ですから、私は何もしてこないではなくて、確かにや ってきたのはあるでしょうけれども、余りにも手ぬるいのではないですかと言っているんです。指 摘されたにもかかわらず、ずっとしてこなかった経過は事実だからこれはね。だから、今ごろにな って、優先度だの何だのと言ったって、何をやっているんだと、こう言わざるを得ないわけですよ。 ですから、その辺、市長、どうなんだ、事実あなたはうん、あーとこう言っているけれども、やは りそういうふうな歴史的な経過があるわけじゃないですか。だから、私は指摘をしているんですよ。 しっかり答弁してください。 ○委員長  市長。 ○市長  佐藤委員も当時からずっと議員を長くしておられるわけですから、それを質問されても、 私のほうはどう答えればいいのか、そういうツケが今残っていて、私も大変困っているわけです、 逆に。私なんか同情してほしいぐらいですよ。だから、それを何とかして、限れた期間内にクリア しようと思って頑張っているわけですから、よく頑張っているなと、教育委員会のほうにもぜひお 褒めこそいただける、御批判というのはいかがなものかなというふうに私は思って聞いておりまし た。   しかしながら、佐藤委員の言われることも十分わかりますので、頑張って問題のないように進 めてまいりますので、御理解いただきたいというふうに思います。 ○委員長  佐藤委員。 ○佐藤 明委員  もう1点だけ、私は、何も批判のための批判をしているんじゃない、事実関係 を言っているんだよ。違いますか、違うときは違うと言ってくださいよ。   だから、確かに遅れたことは遅れたと、それは事実あるわけですから、ただ、私がここで問題 にしたいのは、やはり当時の文部省といわゆる前の大蔵省が、意見対立していたわけ、この問題当 時、金を出せ、出さないと、だから、そういう点では、文部省あたりは、今の耐震化の問題という のは、さっきちょっと触れたんですが、コンマ3以下に対して出すと言ってるわけでしょう、それ 以上出さないと言ってるわけだ、ここら辺にも問題があるわけですね。文部科学省あたりは頑張っ て要望、要求したわけですけれども、今の文部科学省の大臣は、せめて0.6か0.7にしたいと、こう 言っているんですよ、今、だから、そういったことも含めて、予算を出しなさいとこう言っている わけですよね。ですから、今の財務省は依然として金がないから出せないと。じゃ余計なところ、 思いやり予算を出しているわけだ、ここに問題があるわけですよ、市長、その辺どうでしょうか。 ○委員長  市長。 ○市長  それを言われても、私も何ともならないわけですけれども、とにかく私どもに充てられ た、限られた条件の中で、粛々と行政を進めていくしかないわけですよ。だから、佐藤委員の言わ んとすることはわかるけれども、国の話を持ち出されても何ともならない、つくられた法律の枠の 中で、私どもはこの期限内に粛々と行政を進めていかなければならないので、特に子供たちの安全 ということを最優先して、今、進めています。それには、やはり財政というものも当然これはかか わるわけなので、その辺もうまくかみ合わせながら、可能な範囲で、これなら将来に余り負担をか けないで、何とかできるであろうというぎりぎりの枠の中でやっているわけですから、ぜひ御理解 をいただきたいというふうに思っております。   以上です。 ○委員長  暫時休憩します。   再開を11時15分といたします。 午前11時01分  休  憩 ─────────────────── 午前11時15分  再  開 ○委員長  再開いたします。   ほかに質疑ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  それでは、次に移ります。   その他附属資料の26ページから31ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第58号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第3号)は、原案のとお り可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  異議なしと認めます。   よって、議第58号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第59号 平成20年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) ○委員長  次に、議第59号 平成20年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について 審査を行います。   当局の説明を求めます。   樋口一志企画財政課長。 〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕 ○企画財政課長  〔平成20年9月定例会 予算に関する説明書により 議第59号について説明〕省略 別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般、42ページから53ページまでについて質疑ござ いませんか。   質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第59号 平成20年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、 原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  異議なしと認めます。   よって、議第59号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第60号 平成20年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号) ○委員長  次に、議第60号 平成20年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)について審査を 行います。   当局の説明を求めます。   樋口一志企画財政課長。 〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕 ○企画財政課長  〔平成20年9月定例会 予算に関する説明書により 議第60号について説明〕省略 別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般、62ページから65ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第60号 平成20年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)は、原案 のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  異議なしと認めます。   よって、議第60号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第61号 平成20年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第61号 平成20年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)について審査 を行います。   当局の説明を求めます。   樋口一志企画財政課長。 〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕 ○企画財政課長  〔平成20年9月定例会 予算に関する説明書により 議第61号について説明〕省略 別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般、74ページから77ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第61号 平成20年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)は、原 案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  異議なしと認めます。   よって、議第61号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第62号 平成20年度南陽市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第62号 平成20年度南陽市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につ いて審査を行います。   当局の説明を求めます。   樋口一志企画財政課長。 〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕 ○企画財政課長  〔平成20年9月定例会 予算に関する説明書により 議第62号について説明〕省略 別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般、86ページから89ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第62号 平成20年度南陽市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  異議なしと認めます。   よって、議第62号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第63号 平成20年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号) ○委員長  次に、議第63号 平成20年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)について審査 を行います。   当局の説明を求めます。   樋口一志企画財政課長。 〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕 ○企画財政課長  〔平成20年9月定例会 予算に関する説明書により 議第63号について説明〕省略 別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般、98ページから101ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第63号 平成20年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原 案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  異議なしと認めます。   よって、議第63号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第64号 平成20年度南陽市出産祝事業特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第64号 平成20年度南陽市出産祝事業特別会計補正予算(第1号)について審 査を行います。   当局の説明を求めます。   樋口一志企画財政課長。 〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕 ○企画財政課長  〔平成20年9月定例会 予算に関する説明書により 議第64号について説明〕省略 別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般、110ページから113ページまでについて質疑ございませんか。   吉田委員。 ○吉田美枝委員 この出産祝事業費でありますけれども、出産時の経済支援として、市独自に第一 子及び第二子に1人5万円分、第三子以降は10万円分ということで、地元商店街の振興も図るとい う意味合いも兼ねて商品券を交付されているわけですけれども、若いお父さん、お母さん方には大 変喜ばれているんですが、1枚当たり5,000円という商品券なんで、何か使い勝手が悪いというよ うな声も聞かれております。   そこで、1枚当たり5,000円という商品券というか、高額でなく1,000円当たりの商品券にして いただくか、もしくは残高というか、残り金、金券でありますから、5,000円に満たない部分を使 った場合の残高を裏面に書いて、同一店舗に限り、その残り分をまた利用できるようなそういうシ ステムに変えていただければ、大変ありがたい事業なので、優しい細かい配慮等も含めての事業に していただきたいなと思うわけであります。よろしくお願いいたします。 ○委員長  伊藤市民課長。 ○市民課長  それでは、私のほうから申し上げます。   今、委員のほうから大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。   私のほうでも、1年間が過ぎたということで、利用店のほうに出向いていろいろお聞きをして きたところでございます。利用店のほうについては、一千四、五百万が年間配られるというような ことで大変喜んでおりました。   ただ、利用内容につきましては、内祝い、それからミルク代、おむつ代というようなものが大 半でございまして、その利用額につきましても、内祝いですと3万ぐらいを1回に使うと。それか ら、ミルク代とかおむつ代などについては、5,000円から1万ぐらい使っているというようなこと で、利用される側にとっても、1,000円という、今、お話がありましたけれども、大体5,000円、5, 000円の商品券でありますので、5,000円を使うというところは当たり前かもしれませんが、そのよ うなことで使っていただいておりまして、特に私どものほうにも、そういった1,000円にしていた だきたいというような意見なども入っておりませんので、なお、その辺をもう一度利用される方々 にもお聞きをしながら、もしそのようなことで、皆さんが要求というようなことであれば、その辺 も考えてまいりたいと思いますけれども、今現在は商店街の活性化ということなどからも、5,000 円ぐらいじゃないとなかなかありがたみがないというようなことで、今の状態で、今現在はいいの かなというふうに理解をしております。   以上でございます。 ○委員長  吉田委員。 ○吉田美枝委員  1枚1,000円といかなくても、その同一店舗に限り、裏面に残高を記載して、 その残り分をまた使えるような形でぜひ取り組んでいただきたいなと思うわけでありますけれども、 その点はいかがでしょうか。 ○委員長  伊藤市民課長。 ○市民課長  今のお話ですと、5,000円の券を例えば3,000円使って、2,000円まだ余りがありま すよという形で、そういう形で使えるようにするということだと思うんですが、そうすると非常に 煩雑になってくるということと、同一店舗で今度管理をするというような部分も出てきますので、 その辺については、現在は考えてございません。 ○委員長  吉田委員。 ○吉田美枝委員  なお、よろしく検討いただきたいと思います。 ○委員長  ほかに質疑ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第64号 平成20年度南陽市出産祝事業会計補正予算(第1号)は、原案 のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  異議なしと認めます。   よって、議第64号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第65号 平成20年度南陽市後期高齢者       医療特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第65号 平成20年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につい て審査を行います。   当局の説明を求めます。   樋口一志企画財政課長。 〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕 ○企画財政課長  〔平成20年9月定例会 予算に関する説明書により 議第65号について説明〕省略 別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般、122ページから125ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。討論の希望ありませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第65号 平成20年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  異議なしと認めます。   よって、議第65号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第66号 平成20年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号) ○委員長  次に、議第66号 平成20年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)について審査を行 います。   当局の説明を求めます。   羽山正一上下水道課長。 〔上下水道課長 羽山正一 登壇〕 ○上下水道課長  〔平成20年9月定例会 予算に関する説明書により 議第66号について説明〕省略 別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   収益的収支全般、130ページから135ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第66号 平成20年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)は、原案の とおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  異議なしと認めます。   よって、議第66号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議第67号 平成20年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号) ○委員長  次に、議第67号 平成20年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)について審査を 行います。   当局の説明を求めます。   羽山正一上下水道課長。 〔上下水道課長 羽山正一 登壇〕 ○上下水道課長  〔平成20年9月定例会 予算に関する説明書により 議第67号について説明〕省略 別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   収益的収支及び資本的収支全般、140ページから149ページまでについて質疑ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。 (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。議第67号 平成20年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)は、原案 のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり) ○委員長  異議なしと認めます。   よって、議第67号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上で本委員会に付託されました補正予算10件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜 り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 閉      会 ○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。   御起立願います。   どうも御苦労さまでした。 午前11時50分  閉  会 予算特別委員長 殿 岡 和 郎