令和7年9月11日(木)午前10時00分開会・開議 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 山口 裕昭 委員長  佐藤 和広 副委員長 出 欠 席 委 員 氏 名 ◎出席委員(15名)   1番 髙岡 遼多  委員  2番 大友 太朗 委員   3番 茂出木 純也 委員  4番 佐藤 和広 委員   5番 中村 孝律  委員  6番 外山 弘樹 委員   7番 佐藤 信行  委員  8番 小松 武美 委員   9番 濱田 藤兵衛 委員 10番 伊藤 英司 委員  11番 須藤 清市  委員 12番 山口 裕昭 委員  13番 島津 善衞門 委員 14番 高橋 一郎 委員  15番 板垣 致江子 委員 ◎欠席委員(0名)   ───────────────────────────────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 白岩 孝夫 市長    大沼 豊広 副市長 長沢 俊博 総務課長    穀野 純子 みらい戦略課長 小野 勝司 情報システム主幹    島貫 正行 財政課長 大沼 清隆 税務課長    川合 俊一 総合防災課長 竹田 啓子 市民課長    髙橋 直昭 福祉課長 佐藤 幸代 障がい支援主幹    嶋貫 憲仁 すこやか子育て課長 山口 広昭 農林課長    渡邊 正規 商工観光課長 嶋貫 幹子 観光振興主幹    加藤 善和 建設課長 遠藤 晃司 上下水道課長    髙橋 宏治 会計管理者 堀  裕一 教育長    鈴木 博明 管理課長 安達  心 学校教育課長    田中  聡 社会教育課長 角田 朋行 史跡文化主幹    吉田 茂樹 選挙管理委員会事務局長 佐野  毅 監査委員事務局長(併)DX普及主幹 山内 美穂 農業委員会事務局長 ──────────────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者 太田  徹 事務局長  江口 美和 局長補佐 小阪 郁子 庶務係長  楠  賢史 書記 ───────────────────   本日の会議に付した事件 議第50号 令和7年度南陽市一般会計補正予算(第3号) 議第51号 令和7年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議第52号 令和7年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号) 議第53号 令和7年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号) 議第54号 令和7年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開   会 ○委員長(山口裕昭委員)  御起立願います。   おはようございます。   御着席願います。   これより予算特別委員会を開会いたします。   ただいま出席されている委員は15名全員であります。   これより予算の審査に入ります。   本委員会に付託されました案件は、令和7年度補正予算5件であります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~   議第50号 令和7年度南陽市一般会計補正予算(第3号) ○委員長  初めに、議第50号 令和7年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。島貫正行財政課長。   〔財政課長 島貫正行 登壇〕 ○財政課長  〔令和7年9月定例会 予算に関する説明書により 議第50号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。   質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。   これより質疑に入ります。   補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。   最初に、歳入全般、10ページから14ページまでについて質疑ございませんか。   (発言する声なし) ○委員長  次に、歳出に入ります。   第1款議会費から第7款商工費までの15ページから26ページまでについて質疑ございませんか。   5番中村孝律委員。 ○中村孝律委員  おはようございます。5番、保守公明クラブの中村です。   ページで言いますと、16ページ、2款総務費、1項総務管理費、6目財産管理費の関連として質問させていただきます。   現在、普通財産扱いになっております旧中川中学校についてでございます。昨年も質問、要望させていただきましたけども、文部科学省では推進している廃校の再利用、有効活用の「みんなの廃校プロジェクト」というものがございます。それに登録してはどうかという要望を出させてもらいました。そして、避難所指定になっております体育館下の不要備品の撤去と校舎正面に置かれておりました大量の備品の撤去も依頼を要望させていただきました。   その後、不要な備品の撤去を行っていただき、見た目もすっきりして、地域の方々、利用者からは安どの声が聞こえたところでございます。また、体育館の水銀灯の切れた電球交換につきましても早急に対応していただき、夜間利用の方々からも感謝の言葉をいただきました。重ねて感謝を申し上げます。   今回の質問は、先日、会派数名の議員の方々にも立ち会っていただきまして、校舎、体育館、グラウンドの状況を管理課の立会いの下、現状を確認させていただきました。   体育館の構造は、すごくしっかりした鉄骨造りで、天井も高く、中は問題なく、これからも使用できるというように感じたところでございます。ただ、屋根のほうが、国道からも見えるんですが、錆が大変ひどくなっているような状態であります。国道からもはっきり見えるということで、早急な補修が必要であると、立ち会った議員の皆の意見が一致したところでございます。   校舎については、外観は建設から40年経過しておりまして、統合してから使用しなくなって15年経過しておるわけですが、思ったより外観に関してはきれいな状態かなと思ったところでしたが、校舎建物の中に入りますと一変しまして、まず異臭がしました。その現状に驚いたわけなんですけども、床や壁には1階ですけども、カビが発生しております。床の一部は浮いている箇所もありまして、今後、利活用するには相当な修繕、補修費がかかるのではないかと想像できる状態でした。   1階と違い2階と3階に関しましては、今でも使用できる状態に保たれており、問題がないように見えました。しかし、校舎は3階建てという大きさであること、駐車場が極端に狭く、建物施設へのアクセス道路は、車同士が擦れ違うのがほぼできないくらいの幅であります。そして急な坂道であること、様々問題が多いと、改めて実感したところでありました。   そこで、市長と担当課長に質問いたします。   現在、避難所であり、地域のイベントや夜間などのスポーツ活動で利用している体育館の屋根の塗装補修工事は行う予定があるのか。約10年前に塗装工事を行っておりますが、当時の費用と現在の塗装費用は、どの程度かかるのかをお聞きいたします。   二つ目としまして、今後、3階建ての校舎と体育館、グラウンドの有効活用と売却も含め、考えていらっしゃるのかお聞きいたします。地区としましては、児童館、小学校も廃校となり、地元住民の不安が非常に高まっております。一向に先が見えないこと、また地元企業の移転、産業団地構想の白紙など、不満、不信感が広がっております。今後の本市の動向、市長の決断を注視している状況であります。   まずは、長年、一向に進展がない旧中川中学校について、市長にお聞きしたいと思っております。   予算や立地場所などから後回しにされたり、施設への思い入れなど、もったいないという思いから話がまとまりにくいことが予想されます。活用できるものは活用する、その考えは、現在の物価高騰面においてもとても重要だとは思っております。しかし、何も進展がなく、長年、毎年かかる100万円ほどを超える維持管理費、そのコストや今後の安全面へのリスク、景観への影響を考える上で、このまま放置しておくことは、本市、地域にとって大変な重荷となっていくと思っております。   再利用ができないのなら、解体する決断も必要ではないでしょうか。解体を未来への投資として捉え直すことで、本市、地域にとって新しい価値を見つけ出すこと、生み出すことができると考えます。解体は終わりではなく、本市、地域の新たな発展、収穫へのきっかけとなり、新たな再生へとつながると考えます。そう捉えることで見えてくる景色も大きく変わってくるはずだと私は思っております。   そこで、先ほどの二つ、体育館の屋根の補修、校舎の再利用、解体について質問させていただきます。 ○委員長  答弁を求めます。   その前に、できれば質問が複数にわたるときは、一つずつお願いします。   答弁を求めます。   市長。 ○市長  ただいまの委員の御質問にお答え申し上げます。   委員の御指摘はごもっともだというふうに思っております。そういったことも踏まえて、今回補正予算を提案させていただいているということでありまして、委員の皆さんの御意見も踏まえて、今後の方向性についてはしっかりと対応してまいりたいと思います。   個別のことにつきましては、管理課長から答弁していただくのが適切かと思います。 ○委員長  答弁を求めます。  鈴木博明管理課長。 ○管理課長  それでは、ただいまの御質問にお答えを申し上げます。   委員の御質問にあったとおり、現在の旧中川中学校につきましては、財産管理は財政課で行っておりますけども、通常の維持管理を管理課で行っておりますので、塗装工事の件に関しましては、管理課からお答えを申し上げます。   まず、初めに屋根の塗装についての対応についてでございますが、早急に対応するという考えは、現状では持ち合わせていない状況でございます。なお、昨年度、漆山小学校の体育館で、屋根の塗装工事を行っておりますけれども、ちょうど旧中川中学校の体育館の屋根の面積が漆山小学校の体育館とほぼ同程度でございましたので、その漆山小学校と同じ塗装工事を行うと仮定をした上ですので、参考値としてお答え申し上げますけれども、塗装工事を行うとすれば約600万円前後の費用が必要になるものと見込んでいるところでございます。   以上でございます。 ○委員長  5番中村孝律委員。 ○中村孝律委員  私が解体の話を出したというのは、市長のほうももちろん御存じだと思いますけれども、国のほうで公共施設等適正管理推進事業債というものの拡大を今図っている状況だと確認しております。除去事業への取組を推進しているわけですけれども、ぜひそういった予算があるうちに決断をしていただいて、再利用するのであれば、文部科学省が進めている廃校プロジェクトに登録するなり、または解体するという覚悟を決めていただきまして、それが新たな、売却も含め進むのかなと。   どうしてもやっぱり校舎が3階建てということで、非常に再利用するのは難しいからという現状を確認したところですけれども、アクセス道路に関しましても、やはり県道側から、国道じゃなくて県道、旧国道側からグラウンドのほうにスムーズにストレートに上がってこられるような道路を造って、校舎を解体して、駐車場を広げることによって、体育館も含め、あるグラウンド、敷地を利用できる価値が出てくるのかなと、国道も近いですし。   そういったことから、解体という方向もぜひ検討していただきたいという思いからの意見でした。これは、最後は要望です。 ○委員長  ほかに御質疑ございませんか。   14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  今の財産維持管理費の適正管理業務委託料についてお伺いをしたいと思います。1,510万円という予算額ですけれども、それの積算についてお伺いをしたいと思います。   まず、市有財産の財産を売却するためにというふうなことでの今回の予算計上です。   お聞きしたいのは、まずその対象となる財産については、件数は幾らなのか。地区ごとにはどうなのか。地目についてはほとんど宅地だと思うんですが、地目について、お伺いをしたいと思います。 ○委員長  答弁を求めます。   島貫正行財政課長。 ○財政課長  ただいまの高橋委員の御質問にお答えをさせていただきます。   この予算につきましては、市有施設1件の調査関係の費用というふうな形で計上をさせていただいてございます。地区につきましては中川地区の施設というふうに考えてございます。   あと、地目につきましては、様々原野等もございますが、学校用地等もございます。そういった状況でございます。   以上です。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  私が知らなかったということで分かりました。   それで、いわゆるこういった普通財産を売り払っていくというふうなことは、市の財政にとっても、これから特に必要だというふうに思っていますし、いわゆる適正管理計画の中にも随時出てくると思うんですよね。今回についてはこういう形で上がったんですが、例えば、こういったものを計上したこともあったなと思うんですけれども、前回はいつ頃だったのか。   そして、これは今回の中川地区のものだけ、1件だというふうなことで1,500万円を投じるわけですけれども、ほかにもやっぱりそういった市の財産として眠っている土地がいっぱいあると思うんです。そういったものについての今後のこういったいわゆる不動産鑑定をかけて売却に持っていく、そういった計画についてお伺いをしたいと思います。 ○委員長  答弁を求めます。   島貫正行財政課長。 ○財政課長  お答えをさせていただきます。   前回のこういった調査の部分につきましては当初予算の中で金額的にはそれほど多くは予定をしておりませんが、100万円弱ほどは毎年計上させていただきながら、そういった必要に応じて不動産鑑定等につきましては実施をさせていただいているところでございます。   今後のそういった不要財産の売払いの部分につきましては、委員の御質問のとおり、公共施設等総合管理計画の中で不要財産については適切に処分をしてまいりながら、財源として位置づけたいという部分につきましては同様に考えておりますので、そういった部分の中で今後も進めていきたいというふうに考えてございます。   以上です。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  本当に、このことについては大変重要なことだと思いますし、中川地区のみならず、市のほうとしても非常に大きな問題だなというふうに思っています。   それで、この委託する際の期限というのがあると思うんですが、それは、例えば発注をして、いつまでに成果品が出てくるのか、そこについてお伺いしたいと思います。 ○委員長  島貫正行財政課長。 ○財政課長  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。   今回の調査委託につきましては、複数の内容がございます。不動産鑑定をはじめ、施設の解体の部分での実施設計だったりという部分がございますので、一律にいつまでということにはなってございませんが、今年度なるべく早い時期にということで、これから現実的な工期等の設定をさせていただきますが、なるべく早い段階でというふうにこちらのほうとしても考えておりますので、そういった方向で発注をしてまいりたいというふうに考えてございます。   以上です。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  市長にお伺いします。   なるべく早くというのは当然当たり前の回答だと思うんですけれども、やっぱりこういった問題は旧ハイジアパークに関しても申し上げました。その期限がはっきりしないと分からないんですよ。やっぱりしっかりといつまでというようなことをしないと、少なくとも例えば年度末、当然7年度予算ですから年度末だとは思うんですが、そこは最低限いつだというふうなことは表明してもらわないと、なるべく早くという表現だと、かなりアバウトな話でして、これはしっかりとしてもらいたいと思うんですが、よろしくお願いします。 ○委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  今、財政課長に確認しましたところ、様々な調査がございますので、来年の年明けの2月か3月、要するに年度中に成果を得たいというふうに考えております。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  分かりました。それから結局市長の判断になってくるわけですので、先ほど中村委員も要望しましたけれども、ぜひいろんな意見を聞いて決断をしなければならないと思いますので、よろしくお願いします。   もう1件、赤湯地区の元温泉跡地については、これは両方とも不動産鑑定とか解体費用とか、そういったものは終わっているんでしたっけ。 ○委員長  答弁を求めます。   島貫正行財政課長。 ○財政課長  お答えを申し上げます。   どっちともと、委員のおっしゃっている部分は、とわの湯とあずま湯ということでよろしいでしょうか。とわの湯につきましては既に解体をいたしまして、防災避難地という形で昨年度も整備をいたしております。あずま湯につきましても、不動産鑑定につきましては終了をしております。   以上でございます。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  元とわの湯はそうですし、ただ、このままずっとそういうふうな形にするのかというふうなことをお聞きしたかったんですが、そのことと、それから旧あずま湯に関しては、やはりあそこはもったいないですよね。ただあのままでというのは、やっぱり温泉も入っていないですので、できない。したがって、解体をしていくというようなことが選択肢の中にあると思うんですね。   そういうようなことについて、現在、何か考えていることがあればお伺いしたいと思います。 ○委員長  答弁を求めます。   島貫正行財政課長。 ○財政課長  お答え申し上げます。   あずま湯につきましては、不動産鑑定のほうは終了しております。現状、あずま湯についても、先ほど中川地区の中村委員のほうからもお話があった公共施設等適正管理事業債、こちらにつきましては、解体できる部分につきましては交付税措置、あと起債が充当が可能なんですが、一定の必要な条件がございます。   学校統合があって、その中で学校統合された残った建物という部分で、そういった有利な起債が充当可能ということがございまして、あずま湯につきましては、今のところ、解体する部分での適当な財源がないという状況の中で、不動産鑑定をしたところ、いわゆる例えばアスベスト等が出た場合という場合には、その撤去費用を考えると、建物の価値がゼロになってしまうという部分があれば、有利な価格で購買等もできるのかなというふうに考えておりますが、ただ、まだ価値が残っているという状況も不動産鑑定をした結果、ございます。   そういった部分もございますので、場所的にも大変いい立地もあるということもございますので、その辺は適切に市の跡利用をどういうふうにしていくかという部分も踏まえながら、今後検討を進めてまいりたいというふうには、担当課としては考えてございます。   以上です。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  市長に同じことをお伺いしたいと思います。現時点で何か考えがあるでしょうか。売却するんだというようなことで考えてはいるとは思うんですけれども、そうでもないのかな。分からないですけど、市の利用としていくのか、現在の市長の考え方をお伺いします。 ○委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  とわの湯とあずま湯をどうするかというのは、一体的に両方とも考えてきたわけでありますけれども、まずは一つ一つやっていこうということで、とわの湯に手をつけたと。   そしてあずま湯については、必要な資料をそろえて今後どうするかということなんですけれども、売却の方向性もありますし、一方で湯こっとの駐車場として利用している部分もありますので、その辺、両面を踏まえながら今後の対応を考えてまいります。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  今申し上げたあずま湯だけでなくて、中川地区の旧中学校のことだけに限らず、ほかの地区にもやはりいっぱいあると思うんですね。そういったものをいわゆる適正化計画でしたっけ、そういったことでやっていくというふうなことなんですけれども、本当にこれは市の財政にとっても大事なことだと思いますので、あまり長期スパンじゃなくて、ぜひ短期のスパンで考えていっていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。最後は、要望になります。 ○委員長  ほかに御質疑ございませんか。   9番濱田藤兵衛委員。 ○濱田藤兵衛委員  15ページ、議会費についてですが、そこの中の1目議会費、そして8の旅費175万円、そして説明のところで費用弁償150万円、普通旅費25万円と書いてあります。   私、議員でありながらこういう質問をするのは大変不勉強で申し訳ないと思いますが、不慣れなもので御容赦いただきたいと思います。   一体何を想定しての旅費なのか、教えていただきたいと思います。 ○委員長  答弁を求めます。   島貫正行財政課長。 ○財政課長  委員の御質問にお答えさせていただきます。   議会運営一般事務費の今回の予算化につきましては、議会運営委員会の研修視察の費用について不足が見込まれるということで、所要額を予算化させていただいております。   以上です。 ○委員長  9番濱田藤兵衛委員。 ○濱田藤兵衛委員  研修視察ということでしたが、具体的にはどこを想定して、誰が行くのか。その辺りも私は会派に入っておりませんので、情報が足りません。もし分かっているんでしたら、具体的にお教えください。 ○委員長  答弁を求めます。   島貫正行財政課長。 ○財政課長  お答えさせていただきます。   大変恐縮なんですが、議会の内部の中でのお話というふうに存じております。改めて議会の内部のほうで御確認をいただければ大変幸いかというふうに考えてございます。   以上です。 ○委員長  9番濱田藤兵衛委員。 ○濱田藤兵衛委員  もっともな御回答だと思います。   まず、お手盛り旅費だと、予算だというふうに言われないような使い方というのが大事だと思っています。   私の所属しております文教厚生常任委員会でも発言いたしましたけれども、小中学校の完全給食無償化の問題、課題がいっぱいあります。そちらのほうをしっかりと、ある程度のめどをつけてから、こういった海外等の視察等が許されるのではないかというふうに思っております。   そういうようなお手盛り予算などという批判を受けないような使い方をするような要望しておいて質問を終わりたいと思います。 ○委員長  ほかに御質疑ございませんか。   7番佐藤信行委員。 ○佐藤信行委員  先ほどの高橋一郎委員の質問の関連なんですけれども、あずま湯の件なんですけれども、あずま湯の湯こっとの第二駐車場になっているところが、雨が降るたびに水がたまって、長靴がないと入れない状態になっておりますので、早急に対処していただければと思います。要望で終わります。ありがとうございました。 ○委員長  ほかに御質疑ございませんか。   14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  農林水産業費、25ページのさくらんぼ温暖化等の事業費、推進事業についてお伺いをしたいと思います。   これ、358万8,000円ということで県と市とで共同でやるんだというふうな説明がありました。昨今のやっぱり高温対策で、本当に大変なさくらんぼ農家。高温だけに限らず、いろんな諸条件で2年連続の減収とか、あるいは大変な思いをしているというようなことは、本当にお聞きします。   その中で、例えば設備的にエアコンだとかスプリンクラーとか、そういったいわゆる温度を下げていく、そういった効果のある機械・備品等々を購入する際に、2分の1補助になるというふうなことと理解をしております。   そうすると、それを設備しなければならないという切実な思いはもちろんありますけれども、お金はどこからも借入れようがないんだよな、大変なんだよなということもお聞きしています。つまり、補助金ですから、事業をやって補助をすることですから、当然補助率が2分の1とか、そういうのは分かります。ただ、経営状態が大変で、あるいはもうやめざるを得ないということも聞いています。   このいわゆる負担金補助及び交付金の18節になるわけですけれども、例えば営農の補助というか、給付みたいな形で、このさくらんぼ農家の減収だったところ、そういったものに給付をするというふうな考え方は市独自で持っているのかどうか、お伺いをしたいと思います。 ○委員長  答弁を求めます。   山口広昭農林課長。 ○農林課長  委員の御質問にお答えいたします。   さくらんぼ農家の皆様方、昨年、今年と本当に高温、今年はそれに少雨が重なっているわけでございますけれども、そういったことで経営に御苦労なさっている。こういったことについては、本当に農林課としても真摯に受け止めているところでございます。   大雪等もございました。そういったことから昨年から大雪、それから大雨、それからさくらんぼの高温被害、こういったことで立て続けに農業者の方が痛めつけられている。こういう状況については、特に被害の補助要件についても、できるだけ救ってやるような方向で農家に寄り添った形で対応をさせてきていただいたところであります。   一方、こういった補助事業については、やはり100%補助というのは当然倫理的にもあり得ない話でございまして、この県との協調の一つの目安がこういった補助率になるということも御理解いただけるものと思います。   一方、補助残につきましては、無利子融資等で補っていくという考え方でおりまして、そちら農協さんのほうとかも窓口になりながら、その自己資金が手当できない方については、そういった制度資金で対応するというようなことを我々の基本としながら、農家の方に寄り添った対応をしてございますので、ぜひ御理解をお願いしたいと考えてございます。   私からは以上です。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そういう答えだというふうには理解しておりますが、ちょっと市長にお伺いしたいんですが、いろんな災害、言ってみれば災害等に遭ったような場合というんですかね、災害の一種だと思うんです。   そういったときに、給付をしていくというふうな考え方は立てるとは思うんですが、なかなか難しさがあるというようなことも一方で理解しておりますが、例えばこういうふうな、いわゆる農林被害があったような場合に、市として何か手だてをしていくというふうなことは市長として考えられるのかどうか、お伺いをしたいと思います。 ○委員長  答弁を求めます。   市長。 ○市長  委員のおっしゃることを私もよく理解できるところでありますし、共感もできるところです。昨今の災害の激甚化頻発化を見ますと、やっぱりこれまでの対応ではなかなか対応できない状況に次第になっておりますし、それは深刻化しているという状況です。   そうしたことを鑑みますと、何ができるかということでありますけれども、所得補償的なものはなかなか難しいだろうというふうに思っています。   一方で、ただ、何かあったときに備える、例えば保険のようなものについて、一定の保険加入のための補助であるとか、そういったことについてはできるかなというふうに思っておりまして、たしか昨年も実施したところでございます。   難しい問題でありますけれども、できるところから対応していきたいなというふうに考えております。 ○委員長  14番高橋一郎委員。 ○高橋一郎委員  そんなところかなとは思うんですけれども、ぜひ本当に農家の切実な声というのは、やっぱり市長のところにも届いているとは思うんです。そういったことをやっぱりしっかりと聞いて、今みたいな形での保険に対する掛金に対する補助とか、そんな形だとすれば大した金額ではないわけですけれども、何か本当にそういったいろんな国の制度、それから他自治体のやっているようなことなんかの取り入れというか、研究しながら、ぜひ前向きに、さくらんぼ農家だけじゃなくて、農家の大変な災害等に遭ったときにサポートできるようなことを引き続き考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長  要望ですね。   ほかに御質疑ございませんか。   8番小松武美委員。 ○小松武美委員  8番、小松武美です。   86番の指定管理鳥獣対策事業ということで、国の法律が変わって市街地でも猟銃を使えるということなんですが、この点について、猟友会の意見なんかを聴取、聞き取りなんかはやったでしょうか。なかなか市街地で銃を使うのに、かなり抵抗があるようですので、その点、お願いします。 ○委員長  答弁を求めます。   山口広昭農林課長。 ○農林課長  ただいまの委員の御質問にお答えいたします。   南陽市といたしましても、この緊急銃猟については非常に重要な案件でもございますし、猟友会の方々の御協力なしにはこの危機管理面でも前に進まないということでございますので、農林課と、それから猟友会と常時意見交換もしておりますし、複数回にわたってこの問題だけの手順の確認とか、そういったことについては確認をさせていただいている状況でございます。 ○委員長  8番小松武美委員。 ○小松武美委員  もし事故等が発生した場合、責任の度合いはどこにあるのかということが問題になっていると思うんですけれども、その点についてお伺いします。 ○委員長  答弁を求めます。   山口広昭農林課長。 ○農林課長  委員の質問にお答えいたします。   こちら二つの論点があろうかなと思っております。   一つは例えば対人とか、対物とか、いわゆるそういう保障の面でありますね。保障の面につきましては、このたびハンターの方が撃ったことによって、万が一の事態が生じたというようなところについて、この緊急銃猟を市町村長、南陽市の場合ですと市長ですけれども、発出して緊急銃猟を行った場合については、こちらは市が責任を持つというようなところで、この鳥獣保護管理法が一部改正されまして、明確化になったところでございます。   ただ、一方におきましては、実は銃刀法の改正が行われておりません。最終的な射撃を行った場合に、安全管理の最終確認義務は今のところハンターにあるというような言われ方をしてございます。その点が、環境省、それから公安委員会の中から、具体的な事例等のお話がまだ正確にまとまっているような感じでもございませんので、そういった面においては、今後の課題は保障という点には進んだわけでありますけれども、制度的に、その法律の解釈の中で全国的に問題になっておりますが、駆除したときに危険性があったのではないかということで、例えば狩猟免許を剝奪されるとか、あるいはそういった刑事罰の訴追を受けるとか、こういった事例が散見されておりますので、そのところについては、我々も猟友会の不安払拭に向けて、国県のほうに情報収集に当たりたいと思いますし、先ほど申し上げたとおり、こちらは猟友会側に立って、その不安払拭に当たってまいりたいと考えてございます。   以上であります。 ○委員長  ほかに御質疑ございませんか。   (「なし」の声あり) ○委員長  次に、第8款土木費から第10款教育費までの27ページから34ページまでについて質疑ございませんか。   4番佐藤和広委員。 ○佐藤和広委員  4番、保守公明クラブ、佐藤和広です。   31ページ、10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費の関連として、漆山小学校プールの今後について質問をいたします。   漆山小学校のプールは築50年以上が経ち、施設の老朽化及び機械設備の不具合により、今年度は開設を見送ることとなりました。代替措置として、漆山小学校の児童を対象に、南陽市民プールへの送迎を実施していただきましたけれども、来年度以降はどのような対応をされるのか、お考えをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長  答弁を求めます。   鈴木博明管理課長。 ○管理課長  それでは、ただいまの御質問にお答え申し上げます。   市民プールのほうへの送迎というのは、プール授業でということでよろしいでしょうか。まだ来年の漆山小学校さんでのプール授業をどうするかということについては、これから恐らく学校の教育課程を決める中で判断されるものと思っております。その決定を受けて、来年度プール授業の送迎をどうするかということについては、今後、学校さんと協議をしてまいりたいと考えてございます。   以上でございます。 ○委員長  4番佐藤和広委員。 ○佐藤和広委員  ありがとうございます。   今の学校の授業ということでお話をお聞きしましたけれども、夏休み期間中というのはどのような形で送迎されたのか、ちょっとすみません、そこが私、勉強不足で申し訳ありませんけど、教えていただきたいと思います。 ○委員長  答弁を求めます。   鈴木博明管理課長。 ○管理課長  それではお答え申し上げます。   今年度、施設設備の老朽化もありまして、学校のプール授業は漆山小学校のプールを使わないということで御判断いただき、市民プールのほうへの送迎を実施いたしました。そのこともありまして、漆山小学校のプールにつきましては、夏休み期間中も開設をせずに市民プールへの送迎を行っておりますので、来年、小学校さんでのプール授業が同様の対応になるということになるとすれば、夏休みのプール開放についても、今年度と同様の対応になるものと考えてございます。   以上でございます。 ○委員長  4番佐藤和広委員。 ○佐藤和広委員  ありがとうございます。   今朝ちょっと散歩でプール付近まで歩いてきました。昨日、大雨が降ったせいもありますけれども、小プールのほうは破損している都合上、水はたまっていませんでしたけれども、大プールのほうにはかなりの水がたまった状態です。しかも濁っておりまして、かなり汚く見えました。   実際、漆山小学校プールの床に関しては、コンクリートの昔ながらのむき出しの状態で、継ぎ目から雑草がかなり生えていて、かなり危険な状態と思われます。やはり水質の汚れと、あとは害虫等と、そういったことも発生する原因となりますので、今後、市としてもその辺の対処のほうもお願いしたいなと思っておりますので、その辺、もし市のほうでお考えがあれば教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長  答弁を求めます。   鈴木博明管理課長。 ○管理課長  それではお答え申し上げます。   プールの常日頃の維持管理につきましては、当然、今御質問にありましたとおり、周辺の方々へ御迷惑をおかけすることのないように、なお今後も草刈り、あるいは清掃など環境の美化に努めてまいりたいと考えてございます。   以上でございます。 ○委員長  4番佐藤和広委員。 ○佐藤和広委員  それでは引き続き、そちらのほうをよろしくお願いしたいと思います。   最後になりますけれども、今回、市民プールのほうに送迎していただいた子どもたちの保護者の方から二、三人お聞きしたんですけれども、やはり今までの設備が老朽化したということで、トイレも更衣室もきれいなところで、子どもたちにはかなり評判が良かったという話は聞いたんですけれども、何か一度送迎のバスが遅れたという話を聞きまして、数十分という言い方を言われました。   子どもたちの感覚ですから何分かは分かりませんけれども、やはり炎天下の中、気持ちいい思いをして、プールから上がってきてバスがまだ来ていないという状況を考えると、やはり子どもたちにとってもどうなのかなという状況がありますので、その辺、来年度以降も同じ状況があるんであれば、再度時間の厳守のほうを徹底していただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。要望です。 ○委員長  ほかに御質疑ございませんか。   3番茂出木純也委員。 ○茂出木純也委員  32ページ、10款教育費、3項中学校費、1目学校管理費の中で節説明欄3番、中学校施設整備事業費について質問いたします。   中学校適正配置等基本計画に係る基礎資料作成業務委託料200万円とありますが、こちらは市民の関心も高いと思いますので、先ほど御説明では候補地の基礎資料の委託料と御説明がありましたが、詳しい内容、今後の流れも含め、どのような資料を作成するのかお伺いいたします。 ○委員長  答弁を求めます。   鈴木博明管理課長。 ○管理課長  それでは、ただいまの御質問にお答えを申し上げます。   教育委員会では市内の小中学校の適正規模、適正配置の方針につきまして、今年、小中学校の適正配置等検討委員会から、方針について答申を受けてございます。   今後、具体的な進め方を検討するに当たりまして、基本計画を策定する必要がございます。計画を策定するためには、現在の施設の活用を含めまして、将来的な方向性を判断する必要が出てくるわけですけれども、そのためには都市計画法や建築基準法、消防法やバリアフリー法、その他各種法令や国の指針など多角的な視点からの情報整理が必要となりまして、専門的な知見が求められることになります。   今回の予算は、初期段階でのそうした方向性を判断するための基礎資料を得ることを目的とするという内容のものでございます。   以上でございます。 ○委員長  ほかに御質疑ございませんか。   7番佐藤信行委員。 ○佐藤信行委員  7番、佐藤信行でございます。   赤小に関しての質問なんですけれども、今年度より私と中村委員と外山委員で、赤小の読み語りをやっておるんですけども、その中で私が読んでいる大谷翔平ものがたりということで、赤小のグローブが展示されてはいるんですけれども、それを使用しているかどうかお聞きしたいと。 ○委員長  佐藤委員、どこに対しての質問なのか最初に言っていただかないと、困るんですけれども。 ○佐藤信行委員  10款教育費、学校管理費に入っているかどうか分からないんですけども、グローブの使い道をお聞きしたいと。 ○委員長  答弁を求めます。   鈴木博明管理課長。 ○管理課長  それでは、ただいまの御質問にお答えを申し上げます。   赤湯小学校のみならず各市内の小学校につきましては、大谷選手からグローブが寄贈されて、そこで展示されている学校もあれば、実際に使っている学校もあるというふうに伺ってございます。   赤湯小学校のほうで、現在の児童のほうに何らかの形で使わせているかどうかということについては、大変申し訳ございませんが、把握をしてございません。   以上でございます。 ○委員長  7番佐藤信行委員。 ○佐藤信行委員  私といたしましては、せっかく頂いたグローブでありますので、例えば卒業記念に卒業生に使わせるとか、右グローブ2組と左グループ1組が贈呈されておりますので、その辺をぜひ検討していただきたいと思います。要望でございます。ありがとうございました。 ○委員長  今の佐藤委員の質問もありましたけれども、ページ数と款項目のほうを明示していただかないと答弁のほうができませんので、そこだけ御注意ください。   ほかに御質疑ございませんか。   13番島津善衞門委員。 ○島津善衞門委員  休憩はまだですか。 ○委員長  休憩は、一般会計が終わってからしたいと思っています。 ○島津善衞門委員  まだであれば質問させていただきます。 ○委員長  どうぞお願いします。 ○島津善衞門委員  小中学校の学校教育について質問いたします。   このたび、全国統一小中学生テストがありました。これは、7月15日の山新で全国正答率が前回より低下しているというふうな記事がございました。   当南陽市の教育委員会としては、どのように捉えているのか、まずお聞きしたいと思います。 ○委員長  答弁を求めます。   安達心学校教育課長。 ○学校教育課長  ただいまの島津委員の御質問にお答え申し上げます。   委員御指摘のとおり、県は全国に比べて、それぞれ国語、算数、数学、理科ともになかなか思うような結果が出なかったと発表いたしました。本市もそれと同様に検討、同じような状況にあると捉えております。 ○委員長  13番島津善衞門委員。 ○島津善衞門委員  8月1日の山新では、県の教育委員会もこれはしっかりと市町村の教育委員会と今後検討を重ねるというふうなことで記事が載っておりました。   私がこの質問したことと関連するのですが、高齢の学校教育の先生からちょっと意見をいただいたことがありまして、その内容と重なるのかなというふうなことなんですが、実は今、全国的に不登校の児童さんがいらっしゃる。それから、教員の採用倍率が下がっている。それから、志願者数も減っている。さらに若手教員の離職も増えている。ある子どもさんの言葉なのですが、今の学校には、しなければならない、してはいけない、これはあるが、やりたいことがない。これが非常に私の胸に刺さりました。学校の先生も離れる、子どもも離れる、どういうことなんだろうと。   先日、安達課長のとても大事な言葉がありました。基礎的な人間形成の場なんだよと。あっと、そうだよね、とても大事だよねと思いました。それなのに、なぜこのような現象が出ているのかということなのですが、しなければならないとしてはいけないことを守るだけで精いっぱいなんでないだろうか。さらにやりたいことをやりたいという余裕が子どもも大人もないんでないだろうか、そのように私は感じています。   これをなくすにはどうすればいいんだろうということなんですが、最近見ていますと、中教審で大分変化が見られるんですね。その学校ごと、教科ごと、自由裁量権を与えようというふうな審議がなされているようです。やっぱりそれは大事なことなんだろうなと。こっちの教科は進んでいるから、こっちをちょっと休んで、こっちが遅れているからこっちの教科をやろうと、そういう裁量が任せられる、そんな学校教育を進めていこうというふうな内容のようです。   私は教育長に質問したいのですが、それと同じことを南陽市でもやれないのかなと。教育委員会に一定程度の予算がついているわけですけれども、もっと学校の先生に自由に予算を使える裁量権を与えてはどうなんだろうと。全部、上が決めてこうしなさい、ああしなさいでなくて、もっと先生方がやりたいことをやれる裁量権を預けるべきなんでないだろうかと。そんな方向づけを南陽市の教育委員会は学校と協議をして、方向づけていくべきなのではないかなというふうに思うのですが、その辺のお考えはいかがでしょうか。 ○委員長  答弁を求めます。   堀裕一教育長。 ○教育長  ただいまの島津委員の質問にお答え申し上げます。   学校の先生方に、今よりももっとやりたいことをやらせてはどうかというような御質問でした。   私も委員がおっしゃるようなことを感じております。どうも学校が子どもたちにとっても、先生方にとっても窮屈だなという感じを私も感じております。様々な原因があるかというふうに思いますけれども、その原因は、昨今叫ばれている働き方改革、これも一つあるのじゃないかなというふうに思っております。   この働き方改革は当然、先生方にとって進めなければならないものでありますけれども、これを進めることによって、働きやすさばかりが先行をして、先生方の働きがい、これがどうも横に置かれている状況じゃないかと。ここについては、小中学校の校長会のときに私からも示達という形で校長先生方にお話しし、そうでなくて委員がおっしゃるように、先生方の働きがいをもっと大事にしてほしいというようなことは常々申し上げているところでございます。   そこの上で、やはり先生方が子どもたちと一緒に、学校教育の中ですから、ある程度の法的な制限は、それは当然守らなければならないわけなんですけれども、そこの中で子どもたちと一緒に自由にいろんなことを頑張れて、働きがいを感じられるような教育職場、学校の職場になるように学校のほうとも連携を取って、進めてまいりたいというふうに思っております。よろしくお願いします。   以上です。 ○委員長  13番島津善衞門委員。 ○島津善衞門委員  今のお言葉をいただいて大変安心しました。   それで、うちの孫も宮内小学校と赤湯小学校に通っておりまして、今朝も元気に「行ってきます」と通学していきました。だから、今のことじゃないんですね。ただ、やっぱり今後そういうふうな方向で行かないと、南陽市も大変なことになるんじゃないかというふうなことだと思うんです、道筋として。   ただ、昔の先生から聞いた話によりますと、昔の先生のときは親御さんから全てを任された。学校に来たら全ては俺のせいよと。自宅に帰るまでは私のせいで大変だったけど、非常にやりがいがあった。子どもも素直に聞いてくれた。一部反発するのもいたけど、その子どもの気持ちも分かったしというふうなことなんですが、今ある意味で、英語で言うとモンスターペアレント、何か自分の子どもはこう育てたいんです、こういう教育をしてください、こういうことをされては困ります、そのようなことをおっしゃる親御さんもいらっしゃる。非常にやりづらいだろうなとおっしゃっていました。   やっぱりその辺のことも、今教育長の答弁にあった、やりがいというものにも大きな影響が与えられているのではないのかなと。やっぱり教育は自由だ、どういうふうに育てていくかは各家庭の自由だ、いろんな自由があるとは思うんですが、やはり預かっている教師の先生方の立場、思い、そういうものをしっかり持っていくような市民の父兄の方へのお願いも今後出てくると思いますので、ぜひその辺は当局と教育委員会で連携を取って、そして先生と生徒、保護者の連携を密にして、今後の学校教育をお願いしたいと思います。終わります。 ○委員長  ほかに御質疑ございませんか。   次に、その他・附属資料、35ページから40ページについて、質疑ございませんか。   (発言する声なし) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより、討論に入ります。   討論の希望ございませんか。   (発言する声なし) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。   議第50号 令和7年度南陽市一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。   (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第50号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。   ただいま審査の途中でありますが、島津委員からもありましたので、ここで暫時休憩といたします。   再開は、11時20分といたします。     午前11時07分 休 憩 ───────────────────     午前11時20分 再 開 ○委員長  再開いたします。   休憩前に引き続き審査を行います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~   議第51号 令和7年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第51号 令和7年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。島貫正行財政課長。   〔財政課長 島貫正行 登壇〕 ○財政課長  〔令和7年9月定例会 予算に関する説明書により 議第51号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般及びその他・附属資料48ページから53ページまでについて、質疑ございませんか。   (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。   (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。   議第51号 令和7年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。   (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第51号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~   議第52号 令和7年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第52号 令和7年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。島貫財政課長。   〔財政課長 島貫正行 登壇〕 ○島貫財政課長  〔令和7年9月定例会 予算に関する説明書により 議第52号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般62ページから63ページまで について、質疑ございませんか。   6番外山弘樹委員。 ○外山弘樹委員  63ページの1款赤湯財産区費、3項の事業費に当たると思いますが、今年の3月の定例会の一般質問の中で、私のほうからの質問で、AEDの設置についてというふうな質問をさせていただいております。   その際、市内にあるAEDのボックスの中に、三角巾を配置してほしいというふうなお話をしたんですが、その後、早速、早急に対応していただいて、全箇所に三角巾を配備していただいたということに関して、まずは御礼を申し上げたいというふうに思います。   そのときにですけれども、AED本体についての設置場所についてお話ししたんですけれども、湯こっとには設置してあるんですけど、えぼし湯と元湯には設置されていないというお話をさせていただきました。この件について、それ以降の動向について、配置されないんであれば、今後計画があるのかどうかも含めてお聞きしたいので、よろしくお願いします。 ○委員長  答弁を求めます。   島貫正行財政課長。 ○財政課長  ただいまの御質問のほうにお答えをさせていただきます。   元湯とえぼし湯につきましては、赤湯財産区の施設というふうになってございます。委員の御質問の部分のAED設置につきましては、今のところまだ設置をいたしておりません。なかなか大変厳しい財政状況であるものの万が一の人命に関わる部分でございますので、早急に予算繰りも検討いたしまして、何とか対応してまいりたいというふうには考えてございます。   以上です。 ○委員長  6番外山弘樹委員。 ○外山弘樹委員  やはりこれからの時期、どんどんやっぱり寒くなっていくということで、脱衣所と浴場の中の温度差が激しくなる季節になると思うんです。そうなれば、当然心停止のリスクも高まってきますし、近くにAEDがないとなれば、誰の責任になるのかになるわけですけれども、あれば人命救助につながる可能性もあるわけですので、ぜひ前向きに検討していただいて、早急に対応していけるように要望して終わりたいと思います。 ○委員長  ほかに御質疑ございませんか。   島貫正行財政課長。 ○財政課長  申し訳ございません。1点補足をさせていただきます。   先ほど申し上げたとおり二つの施設につきましては赤湯財産区の施設という部分で、管理会のほうでもこちらのほうから御相談をさせていただきながら、前向きに検討してまいるという部分を付け加えさせていただきたいと思います。   以上です。 ○委員長  ほかに御質疑ございませんか。   (発言する声なし) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。   (発言する声なし) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。   議第52号 令和7年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。   (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第52号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~   議第53号 令和7年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号) ○委員長  次に、議第53号 令和7年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。島貫財政課長。   〔財政課長 島貫正行 登壇〕 ○財政課長  〔令和7年9月定例会 予算に関する説明書により 議第53号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般及びその他・附属資料72ページから77ページまでについて質疑ございませんか。   (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。   (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。   議第53号 令和7年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。   (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第53号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~   議第54号 令和7年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○委員長  次に、議第54号 令和7年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。   当局の説明を求めます。島貫財政課長。   〔財政課長 島貫正行 登壇〕 ○財政課長  〔令和7年9月定例会 予算に関する説明書により 議第54号について説明〕省略別冊参照。 ○委員長  これより質疑に入ります。   歳入歳出全般、86ページから87ページまでについて質疑ございませんか。   (「なし」の声あり) ○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。   これより討論に入ります。   討論の希望ございませんか。   (「なし」の声あり) ○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。   お諮りいたします。   議第54号 令和7年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。   (「異議なし」の声あり) ○委員長  御異議なしと認めます。   よって、議第54号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上で、本委員会に付託されました補正予算5件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、誠にありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。 ─────────────────── 閉   会 ○委員長  これをもちまして、予算特別委員会を閉会いたします。   御起立願います。   どうもお疲れさまでした。     午前11時37分 閉  会 予算特別委員長 山 口 裕 昭