高温・少雨に対する緊急支援要望量調査の実施
市では、令和7年6月からの高温・少雨による農作物への影響に対応するため、山形県農林水産物等災害対策事業を活用した2つの緊急支援対策について要望量調査を実施します。事業活用を希望される方は、南陽市役所2階 農林課窓口にてご相談ください。要望量調査の締切は、令和7年8月29日(金)です。
申請手続きには以下の書類が必要となりますので、既にお持ちの書類があれば、ご相談の際に持参ください。あわせて、事業箇所もお聞きししますので、あらかじめ地名地番や面積等をご確認ください。
資機材の購入及び工事の場合 ・見積書・図面・契約書・工事中写真・請求書等 揚水機等の賃借の場合 ・見積書・契約書・請求書・領収書・型番・状況写真・運転日誌等 燃料費の場合 ・請求書・領収書・対策の事実を証明する写真・運転日誌等 |
1 農業用水確保対策事業
実施主体
農業協同組合、農業法人、3戸以上の農業者の組織する団体、農業者(販売農家)、土地改良区
対象経費
1.応急対策
令和7年6月1日からの高温・乾燥により発生した干害に対して実施する水路等の工事、揚水機等の賃借又は購入及び揚水機等の燃料の購入等に要する経費の2分の1に相当する額と、次の表の1箇所当たりの限度額の2分の1に相当する額のいずれか低い額※通年現地に設置されている揚水機の運転の掛かり増しに係る燃料費は対象としません。
項目 | 1箇所当たりの限度額(税込み金額) |
大規模対策 | 3,940千円 |
中規模対策 | 1,760千円 |
小規模対策 | 660千円 |

大規模対策とは?
基幹的な取水施設に対する揚水確保対策。例えば、河川水位の低下により取水困難となったため実施する仮設揚水機の設置、河川内の瀬替え工事(要:河川管理者の許可)
中規模対策とは?
幹線排水路等に設置した仮設揚水機等により幹線用水路等に取水し、一定面積の農地に用水を供給する対策
小規模対策とは?
小排水路等に設置した仮設揚水機等により個々のほ場に用水を供給する対策
2.恒久対策
1m当たり限度額(税込み金額) |
井戸灌水設備 120千円/m ※50メートルを限度とする |
対象期間
1.応急対策 6月1日から9月30日までに実施したもの2.恒久対策 6月1日から9月30日までに工事が完了するもの
お問合せ先
農林課農村整備係電話 0238‐40₋8319
2 園芸作物高温対策事業
実施主体
農業協同組合、農業法人、3戸以上の農業者の組織する団体、農業者(販売農家)対象要件
果樹、野菜、花き等の栽培において、6月1日からの高温に伴う収量及び品質の低下防止のため、新たに必要となった機械・資材であること対象経費
高温による収量及び品質の低下防止のための機器・資材等に要する経費の2分の1に相当する額と次の表の10a当たりの基準単価に対象面積を乗じて得た額のいずれか低い額項目 | 10a当たりの基準額(税込み金額) |
遮光資材 | 238,500円/10a |
換気扇または循環扇 | 166,500円/10a |
ミスト噴霧装置 | 741,000円/10a |
散水・灌水システム | 1,518,000円/10a |
対象期間
令和7年6月1日から9月30日までの間に納品されたものお問合せ先
農林課果樹6次化推進係電話 0238‐40-0904
(更新日 令和7年8月7日)