市長のコラムNo.39 チャットGPTと「体温」(R5.8.1発行)

 実はこのコラム、「チャットGPT」で作っていました…ってことだったら、大問題ですよね!

 もちろん、そんなことはなく、いつも原稿の締め切り間際、今回は何を書こうか、アレも書きたいコレも書きたいと試行錯誤しながら、夜中に一人ポチポチとキーボードを叩き、自分の頭でひねり出しています。

 最近のニュースでよく聞く「チャットGPT」は、インターネット上で質問すると、まるで人間が答えるような文章を作る人工知能(AI)です。
 
 いま学校は夏休み。小学生が読書感想文をチャットGPTに作らせて提出するのは、もちろんダメです。学習の機会が奪われてしまうからです。

 一方、多くの自治体で「チャットGPT」を業務効率化に活用しようとしています。なのになぜ、市長コラムに使うべきではないのか。
 
 それは、コラムでお伝えしたいのは、文章に込めた「体温」だから、です。

 とは言え、AIに過去のコラムを学習させたら、つたない所まで私そっくりの文章を生み出すのは、遠くない将来なんだろうな…とも想像しています。

【令和5年8月1日更新】